JP6917277B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、集合住宅或いは戸建住宅に設置されて来訪者が居住者を呼び出すためのインターホンシステムに関する。
玄関等に設置された玄関子機の近くに人物が現れたら、その情報が居室親機に通知され、玄関子機が呼出操作されなくても居室親機から玄関子機近くに人物がいることを認識できるインターホンシステムがある。
例えば、特許文献1では玄関子機に人感センサを設けて玄関子機に人物が近づいてきたらそれを検知して、居室親機を介して居住者に通知する構成が記載されている。
特開平11−225327号公報
しかしながら、玄関子機に人感センサを設けた構成は、集合住宅のように頻繁に玄関子機近くを人が通過するような環境では、誤動作が発生し易かった。また、無人の搬送ロボット等の移動物体に対して人感センサは対応できないため、それらが接近しても検知できなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、玄関子機を呼出操作しなくても、また人感センサを使用しなくても、訪問者或いは移動物体の到着を通知できるインターホンシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、集合住宅の個々の住戸玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、各住戸内に設置されて居住者が呼び出しに応答するための居室親機と、集合玄関に設置されて住戸を選択して居住者を呼び出すための集合玄関機と、集合玄関機と居室親機との間の通信を制御する制御機とを備えたインターホンシステムにおいて、居室親機には、住戸IDと居室親機との関連付けを記憶する居室親機テーブル記憶部を有すると共に、玄関子機と同様の呼出信号を送信する呼出通知装置が、制御機を介して接続されている一方、訪問者が携行或いは移動物体が具備して、玄関子機を操作すること無く居室親機を呼出動作させる到着通知装置と、通信ネットワークを介して到着通知装置及び呼出通知装置と通信を実施する外部サーバと、を有し、到着通知装置は、訪問先の住戸を識別する住戸識別情報を記憶する識別情報記憶部と、訪問先の住戸の玄関または出入可能エリアに到着したら、居住者に到着を通知するために住戸識別情報を含む到着通知を外部サーバに対して無線送信する送信制御部とを備える一方、外部サーバは、住戸識別情報と住戸IDとの関係を記憶する住戸IDテーブル記憶部と、受信した到着通知から到着した住戸を特定し、特定した住戸IDを含む到着情報を呼出通知装置に送信する住戸ID通知制御部とを有し、到着情報を受信した呼出通知装置は、到着情報に含まれる住戸IDから特定した居室親機に対して呼出信号を送信し、当該居室親機において呼出音を報音させることを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機を操作しなくても呼び出しできるため、呼出ボタンを押せない状況の訪問者や搬送用ロボット或いはドローン等の移動物体であっても、到着したことを居室親機を介して居住者に通知できる。また、居室親機には玄関子機からの呼出信号と同様の信号が送信されて動作するため、従来の居室親機であっても一部の動作プログラムを変更する程度で使用でき、低コストでの実現が可能である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、呼出通知装置はメッセージ記憶部を有し、到着情報を受けた呼出通知装置は、呼出信号を送信した後、所定の条件を満たしたらメッセージ記憶部から特定のメッセージを取り出して居室親機に送信し、居室親機が特定のメッセージを表示或いは報音して居住者に対して開扉を促すことを特徴とする。
この構成によれば、居室親機において、例えば「荷物が届きました」等の開扉を促すメッセージを報音させることで、居住者は到着した人物或いは移動物体が何のために来たか認識でき、待たせることなく開扉して対応することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、玄関子機はカメラを備えると共に、居室親機はカメラの撮像映像を表示する表示部を有し、居室親機は、呼出通知装置から受信した呼出信号をトリガとして、カメラの撮像映像を表示部に表示する表示制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、到着通知を発信した人物または移動物体が、玄関に到着していれば表示されたカメラ撮像映像からそれを認識できるし、玄関にいなければ他の出入口に居ると判断でき、対応しやすい。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、到着通知装置は、到着時刻を算出する到着時刻算出部と、事前通知制御部とを有し、事前通知制御部は、到着時刻算出部が算出した到着時刻の一定時間前になったら、住戸識別情報を含む到着予告通知を外部サーバに送信する一方、外部サーバは、到着予告通知を受信したら到着予告通知から特定した住戸IDを含む到着予告情報を呼出通知装置に送信し、到着予告情報を受信した呼出通知装置は、特定された住戸の居室親機に対して到着予告情報を送信し、到着予告情報を受信した居室親機は、予告通知動作することを特徴とする。
この構成によれば、訪問者或いは移動物体が到着する前に居室親機において事前通知がなされるため、居住者は準備でき慌てないで済む。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、居室親機の予告通知動作は、所定の条件を満たすまで継続して実施されることを特徴とする。
この構成によれば、居室親機の予告通知動作は所定の条件を満たすまで継続して実施されるため、呼出信号のように一定時間が経過したら終了することがない。よって、居住者はまもなく訪問者或いは移動物体が到着することを認識し易い。尚、予告通知動作が終了する所定の条件とは、到着通知を受信するまで或いは玄関子機や居室親機が操作されるまでである。
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載の構成において、住戸に到着する訪問者或いは移動物体がドローンであると共に、住戸識別情報がGPS位置情報であり、呼出通知装置は、ドローンが到着する住戸に複数の出入口がある場合は、居室親機テーブル記憶部に到着場所の画像情報が住戸IDに紐づけされて記憶されており、呼出通知装置は、画像情報が紐づけされている住戸IDの居室親機に到着予告情報及び呼出信号が送信される際には、画像情報も合わせて送信し、居室親機は画像情報を表示する画像表示部を有することを特徴とする。
この構成によれば、居室親機に到着場所が画像で表示されるため、居住者は到着場所を一目で認識できる。そして、ドローンに配達する荷物を具備させれば、玄関子機を操作することなく居住者を呼び出して荷物を居住者に届けることができる。
請求項7の発明は、玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、住戸内に設置されて玄関子機からの呼び出しに居住者が応答する居室親機とを有するインターホンシステムにおいて、居室親機は、玄関子機と同様の呼出信号を送信するサーバと通信ネットワークを介して接続されると共に、訪問者が携行或いは移動物体が具備して、玄関子機を操作すること無く到着したことを居住者に通知するための到着通知装置を有し、到着通知装置は、訪問先の住戸を識別する住戸識別情報を記憶する識別情報記憶部と、訪問先の住戸の玄関または出入可能エリアに到着したら、居住者に開扉を依頼するために住戸識別情報を含む到着通知をサーバに無線送信する送信制御部とを備える一方、サーバは、住戸識別情報と住戸IDとを関連付けた住戸IDテーブル、及び住戸IDと居室親機とを関連付けた居室親機テーブルを記憶するメモリと、通信ネットワークを介して到着通知装置及び到着通知装置と通信する通信部とを有し、到着通知を受信したら、受信した到着通知から特定した住戸IDの居室親機に対して呼出信号を送信し、当該居室親機において呼出音を報音させることを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機を操作しなくても呼び出しできるため、呼出ボタンを押せない状況の訪問者や搬送用ロボット或いはドローン等の移動物体であっても、到着したことを居室親機を介して居住者に通知でき、居住者は訪問者或いは移動物体が来たことを認識できる。
請求項8の発明は、集合住宅の個々の住戸玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、各住戸内に設置されて居住者が呼び出しに応答するための居室親機と、集合玄関に設置されて住戸を選択して居住者を呼び出すための集合玄関機と、集合玄関機と居室親機との間の通信を制御する制御機とを備えたインターホンシステムにおいて、居室親機は、集合住宅に設置されて玄関子機と同様の呼出信号を送信する内部サーバと制御機を介して接続されていると共に、内部サーバは、訪問者が携行或いは移動物体が具備して、玄関子機を操作すること無く到着を居住者に通知するための到着通知装置と、集合住宅内に設置された基地局を介して通信を実施し、到着通知装置は、訪問先の住戸を識別する住戸識別情報を記憶する識別情報記憶部と、訪問先の住戸の玄関または出入可能エリアに到着した際に、居住者に開扉を依頼するために住戸識別情報を含む到着通知を内部サーバに無線送信する送信制御部とを備え、内部サーバは、住戸識別情報と住戸IDとを関連付けた住戸IDテーブル、及び住戸IDと居室親機とを関連付けた居室親機テーブルを記憶するメモリと、通信ネットワークを介して到着通知装置及び到着通知装置と通信する通信部とを有し、受信した到着通知に含まれる住戸識別情報から居室親機を特定し、特定した居室親機に対して呼出信号を送信し、当該居室親機において呼出音を報音させることを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機を操作しなくても呼び出しできるため、呼出ボタンを押せない状況の訪問者や搬送用ロボット或いはドローン等の移動物体であっても、到着したことを居室親機を介して居住者に通知でき、居住者は訪問者或いは移動物体が来たことを認識できる。
本発明によれば、玄関子機を操作しなくても呼び出しできるため、呼出ボタンを押せない状況の訪問者や搬送用ロボット或いはドローン等の移動物体であっても、到着したことを居室親機を介して居住者に通知できる。また、居室親機には玄関子機からの呼出信号と同様の信号が送信されて動作するため、従来の居室親機であっても一部の動作プログラムを変更する程度で使用でき、低コストでの実現が可能である。
本発明に係るインターホンシステムの一例を示し、集合住宅に適用した構成を示している。 集合玄関機のブロック図である。 居室親機のブロック図である。 玄関子機のブロック図である。 到着通知装置のブロック図である。 外部サーバの機能ブロック図である。 呼出通知装置の機能ブロック図である。 集合住宅に適用したインターホンシステムの他の例を示す構成図である。 内部サーバのブロック図である。 インターホンシステムの他の例を示し、戸建住宅に適用した構成を示しいる。 サーバのブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るインターホンシステムの一例を示し、集合住宅に適用した構成を示している。
1はエントランス等の集合玄関に設置されて来訪者が居室を選択して居住者を呼び出すための集合玄関機、2は個々の住戸内に設置されて呼び出しに居住者が応答するための居室親機、3は各住戸玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機、4は集合玄関機1と居室親機2の間の通信をはじめ機器間の通信を制御する制御機、5はエントランス(集合玄関)と居住エリアを仕切る集合玄関ドア、6は管理人室に設置されて居住者と通話するための管理室親機である。
また、Dは到着通知装置7を搭載した移動物体としてのドローン、8はドローンDと通信する外部サーバ、9は居室親機2に対して呼出信号を送信する呼出通知装置である。
集合玄関機1、集合玄関ドア5(の電気錠)、管理室親機6は、それぞれ伝送線L1〜L3により制御機4に接続され、居室親機2は親機幹線L4により制御機4に接続され、玄関子機3は伝送線L5により個々の住戸の居室親機2に接続されている。また、外部サーバ8と呼出通知装置9とは通信ネットワークNを介して接続され、呼出通知装置9は伝送線?6により制御機4に接続され、ドローンDの到着通知装置7は携帯電話通信網等の通信ネットワークNを介して外部サーバ8と無線通信を実施する。
尚、ここではドローンDにより荷物を届ける場合を説明する。
図2は、集合玄関機1のブロック図を示している。集合玄関機1は、図2に示すように来訪者を撮像するためのカメラ101、カメラ101が撮像した映像信号を処理する映像処理部102、映像を住戸を選択して呼出操作する操作部103、マイク104a及びスピーカ104bを備えた通話部104、居住エリアに入るための集合玄関ドア5を解錠する信号を受信する解錠受信部106、集合玄関機1を制御する集合玄関機CPU107、制御機4と通信する集合玄関機通信IF108等を備えている。
図3は居室親機2のブロック図を示している。居室親機2は図3に示すように、映像/画像を表示する表示部201、表示部201に表示する映像/画像を生成する映像処理部202、応答操作等各種操作を行う操作部203、マイク204a及びスピーカ204bを備えた通話部204、居室親機2を制御する親機CPU205、制御機4及び玄関子機3と通信する親機通信IF206等を備えている。
図4は、玄関子機3のブロック図を示している。玄関子機3は図4に示すように、来訪者を撮像するための子機カメラ301、子機カメラ301が撮像した映像信号を処理する映像処理部302、居住者を呼び出すための呼出ボタン303、通話するためのマイク304a及びスピーカ304bを備えた通話部304、玄関子機3を制御する子機CPU305、居室親機2と通信する子機通信IF306等を備えている。
図5はドローンDが搭載する到着通知装置7のブロック図を示している。到着通知装置7は図5に示すように、GPS信号を受信するGPS信号受信部701、外部サーバ8と通信する無線通信部702、GPS位置情報から成る目的地(配達先の着地点)の情報を具備する住戸識別情報を記憶するメモリ703、受信したGPS信号を基に自身の現在地を把握するとともに目的地に到着したら無線通信部702から外部サーバ8に住戸識別情報を含む到着通知を送信する到着通知装置CPU704、電源としてのバッテリ705等を備えている。
尚、住戸識別情報は、ドローンDが着地するGPS位置情報に加えて、住戸の玄関位置のGPS位置情報、更に住戸の住所情報等で構成されている。
また、ドローンDは、目的地まで飛行するための機能、例えばプロペラやジャイロ、水平制御等を行うためのセンサ部、飛行を制御する飛行制御部等を備え、到着通知装置7に設定されている配達先情報に基づいて飛行する。そして、この到着通知装置7を搭載したドローンDは宅配物の配達等に使用され、住戸玄関や住戸のベランダに直接運ぶのに使用され、目的とする住戸の玄関或いは他の出入口の前(入出可能エリア)まで飛んで行くことができる。
図6は外部サーバ8のブロック図を示している。外部サーバ8は図6に示すように、到着通知装置7及び呼出通知装置9と通信ネットワークNを介して通信する外部サーバ通信IF801、ドローンDから受信した到着通知や到着予告通知を呼出通知装置9が解読可能な情報に変換する外部サーバCPU802、GPS位置情報と住戸IDとの関係を記憶する住戸IDテーブル記憶部803等を備えている。尚、住戸IDとは、集合住宅の個々の住戸に設定されているID情報であり、例えば集合住宅に設定された集合住宅番号と住戸番号とで構成されている。
図7は呼出通知装置9のブロック図を示している。呼出通知装置9は図7に示すように、居室親機2に表示或いは報音させるメッセージ、及び住戸IDと居室親機とを関連付けた居室親機テーブルを記憶するメモリ901、居室親機2に送信する呼出信号やメッセージを制御する呼出通知装置CPU902、制御機4と通信する内部通信IF903、外部サーバ8と通信する外部通信IF904等を備えている。呼出通知装置CPU902は、メモリ901に記憶されているメッセージを文字情報、音声情報のどちらでも送信可能としている。
上記のように構成されたインターホンシステムは以下のように動作する。ただし、集合玄関機1の操作による呼び出し、玄関子機3の操作による呼び出し、更に呼び出しを受けた居室親機2からの応答操作は従来と同様であるため説明を省略し、ここではドローンDが配達先の住戸に到着した際に玄関子機3を操作しなくても居室親機2に呼出信号が送信されて呼出動作する制御の流れを説明する。
尚、ここでは、ドローンDは集合玄関を通過せず、直接住戸まで飛行する場合を説明する。また、予め届け先に通知がなされ、留守でないことが確認されているとする。
到着通知装置7を搭載したドローンDが配達先の住戸玄関に近づいたら、まず到着予告通知が外部サーバ8に送信され、その後住戸に到着したら到着通知が外部サーバ8に送信される。
具体的に、到着通知装置CPU704はGPS信号を受信して自身の位置を把握しており、目的地までの距離、自身の移動速度を算出し、これらの情報から更に目的地への到着時刻を定期的に算出している。そして、この算出結果を基に目的とする住戸に接近したらまず到着予告通知を外部サーバ8に送信する。
到着予告通知は、算出した到着時刻の一定時間前(例えば、2分前)になったら外部サーバ8に送信され、その後配達先住戸に到着したら到着通知を外部サーバ8に送信する。
こうして外部サーバ8に通知された、到着予告通知、到着通知は、呼出通知装置9が解読可能な状態に変換されて送信され、呼出通知装置9から更に居室親機2に通知される。
具体的に、到着通知装置7から送信された到着予告通知には、ドローンDのID情報に加えて配達先のGPS位置情報(住戸識別情報)が添付されており、これを受信した外部サーバ8は受信した情報からまず送信元がドローンDであることを認識する。引き続き、受信した住戸識別情報から、住戸IDテーブルを参照して住戸IDを特定し、住戸ID情報を有する到着予告情報を呼出通知装置9に送信する。
この到着予告情報を受信した呼出通知装置9では、到着予告情報から住戸IDを読みより、その住戸IDに関連付けられている居室親機2をメモリ703の居室親機テーブルから読み取って、予告情報を通知する。予告情報は、メモリ901に保存されているメッセージと共に制御機4を介して居室親機2に送信される。
予告情報を受信した居室親機2では、受信したメッセージ情報、例えば「まもなくドローンにより荷物が届きます」が親機CPU205の制御により表示部201に表示される。そして、この表示部201での表示は継続して実施され、その後例えば到着通知を受信するまで表示される。また、到着通知を受信しなくても、玄関子機3や居室親機2の操作部203が操作されるまで表示される。
尚、この時表示されるメッセージは、音声メッセージとしてスピーカ204bから報音させても良い。また、呼出音とは異なる通知音をスピーカ204bから報音させても良い。更に、移動物体がドローンDでなく、地上を走行するロボット(搬送用ロボット)により配達される場合は、到着予告通知に含まれる送信元のID情報からそれを認識し、「まもなく宅配ロボにより荷物が届きます」等がメモリ901から選択されて居室親機2において表示等される。
その後、外部サーバ8が到着通知装置7から到着通知を受信したら、到着予告通知と同様に、受信した住戸識別情報を基に住戸IDテーブルを参照して住戸IDを特定し、住戸ID情報を添付した到着情報を呼出通知装置9に送信する。そして、呼出通知装置9は、到着通知に添付された住戸IDから居室親機2を特定し、特定した居室親機2に到着情報が送信される。
ただし、到着情報の送信は2段階に実施され、まず玄関子機3から出力される呼出信号と同様の信号が送信され、その後音声メッセージ等が送信される。
具体的に、到着通知を受信した呼出通知装置CPU902は、通知先の居室親機2に対してまず呼出信号を送信する。呼出信号は制御機4を介して居室親機2に送信される。
この呼出信号を受信した居室親機2では、呼出信号をトリガとし親機CPU205の制御により玄関子機3からの呼び出しと同様に呼出音が鳴動すると共に、玄関子機3の子機カメラ301が起動してその撮像映像が表示部201に表示される。
この居室親機2の呼出動作を受けて居住者が応答操作すると、制御機4の制御により呼出通知装置9と居室親機2との間で通話路が形成される。すると、この通話路形成を受けて2段階目として呼出通知装置9から「荷物が届きました」の音声メッセージが送信され、居室親機2のスピーカ204bから報音される。
こうして、応答操作した居住者は、表示部201に表示されている玄関の映像と、報音されたメッセージから、ドローンD等により荷物が届いたことを認識する。尚、音声メッセージに加えて表示部201に荷物が届いた旨を表示させても良い。
ただし、ドローンDの着地点が玄関でない場合は、子機カメラ301の撮像映像には映らないため、居住者はドローンDの存在を認識できないが、映像にドローンDが映らないことで、玄関以外の例えばベランダ等の他の入出可能エリアに着地していると認識でき、居住者はそちらに向かい易い。
尚、応答操作しなくても、一定時間(1分等)が経過したら「荷物が届きました」が報音されるよう制御しても良い。
このように、玄関子機3を操作しなくても呼び出しできるため、呼出ボタン303を押せないドローンDが到着したら居室親機2を介して居住者を呼び出すことができ、居住者はドローンDを待たせることなく対応することができる。
また、居室親機2において、例えば「荷物が届きました」等の開扉を促すメッセージを報音させることで、居住者は到着した人物或いは移動物体が何のために来たか認識でき、待たせることなく開扉して対応することができる。
更に、ドローンDが到着する前に居室親機2において事前通知がなされるため、居住者は準備でき慌てないで済むし、居室親機2の予告通知動作は所定の条件を満たすまで継続して実施されるため、呼出信号のように一定時間が経過したら終了することがない。よって、居住者はまもなくドローンDが到着することを認識し易い。
また、居室親機2には玄関子機3からの呼出信号と同様の信号が送信されて到着の通知が成されるため、従来の居室親機2であっても一部の動作プログラムを変更する程度で使用でき、低コストで実現できる。特に、到着予告通知を行わず、到着通知のみ実施しても良く、そうすれば呼出信号を居室親機2に送信して居室親機2が応答操作されて通話路が形成されたら、その通話路を使用してメッセージ音声が送信されるため、従来の構成の居室親機2に新たな機能を追加する必要が無く、従来のものが使用できる。
ここで、玄関以外の場所にドローンが着地する場合、居室親機2に以下のような表示を実施させても良く、変形実施例を説明する。
配達先の住戸の着陸場所は、予め設定されてドローンD(到着通知装置7)及び呼出通知装置に登録されているが、玄関以外の出入口にドローンDが着地する場合は、呼出通知装置9に到着場所を撮影した画像を住戸IDテーブルの住戸IDに紐づけしてメモリ901に保存し、呼出通知装置9が予告通知及び呼出信号を居室親機2に送信する際に、この画像を併せて居室親機2に送信し、居室親機2に表示させても良い。
こうして送信された画像が居室親機2において、到着予告情報の表示と共に到着場所の画像が表示されたり、また到着情報を受けて玄関の映像と共に或いは玄関の映像に替えて、到着場所の画像が表示されることで、居室親機2の表示部201には到着する場所の画像が表示されるため、居住者は到着場所を一目で認識することができ、到着場所が一目で把握でき好ましい。
図8は集合住宅に適用したインターホンシステムの他の例を示している。上記形態とは、ドローンDは通信ネットワークを介して外部サーバ8と通信しない点が相違し、ドローンDは集合住宅の適宜部位に設置された基地局12と通信して到着を通知するよう構成されている。基地局12は、集合住宅に設置された内部サーバ11と個々に接続され、内部サーバ11は制御機4に伝送線L8により接続されている。
以下、上記形態との相違点を中心に説明する。上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付与し説明を省略する。
図9は内部サーバ11のブロック図を示している。内部サーバ11は図9に示すように、メッセージを記憶すると共に、住戸識別情報と住戸IDとの関係を記憶する住戸IDテーブル、更に住戸IDと居室親機とを関連づけた居室親機テーブルを記憶するメモリ111、到着通知装置7から到着通知を受信したら通知先の居室親機2に呼出信号(到着情報)を送信する制御を行うと共に、内部サーバ11を制御する内部サーバCPU112、基地局12と通信する基地局通信部113、制御機4と通信する内部サーバ通信IF114等を備えている。
このように構成されたインターホンシステムの動作は以下のようである。尚、ドローンの到着動作に関して説明する。
ドローンDの到着通知装置7は、配達先住戸に到着したら基地局12と通信を実施し、住戸識別情報を含む到着通知を内部サーバ11に対して送信する。到着通知を受信した内部サーバ11は、内部サーバCPU112が受信した情報からまず送信元がドローンDであることを認識する。引き続き、受信した住戸識別情報を基に、住戸IDテーブルを参照して住戸IDを特定し、更に特定した住戸の居室親機2を居室親機テーブルを参照して特定し、特定した居室親機2に対して到着情報を送信する。
到着情報は上記実施形態と同様に2段階で送信され、まず呼出信号が送信される。呼出信号は制御機4を介して送信され、これを受信した居室親機2では呼出音が鳴動し、玄関子機3の子機カメラ301が起動してその撮像映像が表示部201に表示される。この呼出音を受けて居住者が応答操作すると、制御機4が居室親機2と内部サーバ11との間で通話路を形成する。この通話路形成を受けて、内部サーバCPU112は2段階目を実施し、メモリ111に保存されているメッセージ情報から「荷物が届きました」の音声メッセージを送信して居室親機2に報音させる。
このように、通信ネットワークNを使用しなくても、上記実施形態と同様に玄関子機3を操作することなく居室親機2を呼出動作させることがき、呼出ボタン303を押せない状況のドローンDであっても、到着したことを居室親機2を介して居住者に通知できる。
また、応答操作した居住者は、「荷物が届きました」のメッセージが報音されることで、状況を把握できる。更に、玄関にドローンDが着陸した場合は表示部201に表示された映像からそれを認識できる。
尚、ここでは集合玄関を通過せず直接住戸玄関まで荷物を運ぶことができるドローンDに到着通知装置を搭載した場合を説明したが、到着通知装置7を携行させれば配達する者が人物であっても良い。また、集合玄関機1や玄関子機3,3aを操作できない状況の人物であっても到着通知装置7を携行させることで、目的とする住戸に到着したら到着通知装置7が到着通知を外部サーバ8或いは内部サーバ11に送信するため、訪問先の居住者に訪問者が来たことを通知できる。
更に、移動物体が例えば床上を移動する搬送用ロボットのように、集合玄関から入って行く必要がある場合は、集合玄関機1に設けられている解錠受信部106に、搬送用ロボットから、例えばRFIDによる解錠信号を送信することで、集合玄関ドア5を開けて居住エリアに進むことができ、到着通知装置7を搭載することで、目的とする住戸に到着すれば、到着を居住者に通知できる。
図10は、戸建住戸に適用したインターホンシステムの構成図を示している。図10において、3aは玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機、2aは住戸内に設置されて呼び出しを受けて居住者が応答するための居室親機、13は通信ネットワークNを介して到着通知装置7と通信するサーバである。玄関子機3aは伝送線L9を介して居室親機2aに接続されている。
玄関子機3a、到着通知装置7の構成は上記実施形態の構成と同様であるが、居室親機2aは上記図3に示す居室親機2の構成に加えて通信ネットワークNに接続するルータの機能を備えており、外部に設置されているサーバ13と通信が可能となっている。すなわちサーバ13に接続されている点が相違している。
図11はサーバ13のブロック図を示している。サーバ13は図11に示すように、居室親機2aに表示或いは報音させるメッセージ、及び住戸識別情報と住戸IDとの関係を記憶する住戸IDテーブル、更に住戸IDと居室親機とを関連づけた居室親機テーブルを記憶するメモリ131、到着通知装置7から到着通知を受信したら通知先の居室親機2aに呼出信号(到着情報)を送信する制御を行うと共に、サーバ13を制御するサーバCPU132、通信ネットワークNを介してドローンDの到着通知装置7及び居室親機2aと通信するサーバ通信IF133等を備えている。
このように構成されたインターホンシステムの動作は以下のようである。尚、ドローンDの到着動作に関して説明する。
ドローンDが配達先の住戸に到着したら、到着通知装置7が通信ネットワークNを介してサーバ13に住戸識別情報を含む到着通知を送信する。この到着通知を受信したサーバ13は、サーバCPU132の制御により到着通知を基にメモリ131の住戸IDテーブルを参照して住戸IDが読み取られ、把握した住戸IDから居室親機2aをメモリ131の居室親機テーブルから把握し、把握した居室親機2aに到着情報が送信される。
この到着情報の送信は上記実施形態と同様に2段階で実施され、まず玄関子機3aから出力される呼出信号が送信され、その後音声メッセージ等が送信される。
具体的に、サーバCPU132は通知先の居室親機2aに対して、まず呼出信号を送信する。この呼出信号を受信した居室親機2aは、親機CPU205の制御により玄関子機3aからの呼び出しと同様に呼出音が鳴動すると共に、玄関子機3aの子機カメラ301が起動してその撮像映像が表示部201に表示される。
この居室親機2aの呼出動作を受けて居住者が応答操作すると、サーバ13と居室親機2aとの間で通話路が形成される。この通話路形成を受けて、2段階目としてサーバ13から「荷物が届きました」の音声メッセージが送信され、居室親機2aのスピーカ204bから報音される。
こうして、応答操作した居住者は、表示部201に表示されている玄関の映像と、報音されたメッセージから、ドローンD等により荷物が届いたことを認識する。
このように、玄関子機3aを操作しなくても呼び出しできるため、呼出ボタン303を押せない状況のドローンDであっても、到着したことを居室親機2aを介して居住者に通知でき、居住者はドローンDが来たことを認識できる。
1・・集合玄関機、2,2a・・居室親機、3,3a・・玄関子機、4・・制御機、7・・到着通知装置、8・・外部サーバ、9・・呼出通知装置、11・・内部サーバ、12・・基地局、13・・サーバ、106・・解錠受信部、201・・表示部(画像表示部)、205・・親機CPU(表示制御部)、204b・・スピーカ、301・・子機カメラ(カメラ)、303・・呼出ボタン、701・・GPS信号受信部、703・・メモリ(識別情報記憶部)、704・・到着通知装置CPU(送信制御部、到着時刻算出部、事前通知制御部)、801・・外部サーバ通信IF(住戸ID通知部)、802・・外部サーバCPU(住戸ID通知制御部)、804・・住戸IDテーブル記憶部、901・・メモリ(メッセージ記憶部、居室親機テーブル記憶部)、902・・呼出通知装置CPU、111・・メモリ、112・・内部サーバCPU、114・・内部サーバ通信IF(通信部)、131・・メモリ、132・・サーバCPU、133・・サーバ通信IF(通信部)、D・・ドローン(移動物体)、N・・通信ネットワーク。

Claims (8)

  1. 集合住宅の個々の住戸玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、各住戸内に設置されて居住者が呼び出しに応答するための居室親機と、集合玄関に設置されて住戸を選択して居住者を呼び出すための集合玄関機と、前記集合玄関機と前記居室親機との間の通信を制御する制御機とを備えたインターホンシステムにおいて、
    前記居室親機には、住戸IDと前記居室親機との関連付けを記憶する居室親機テーブル記憶部を有すると共に、前記玄関子機と同様の呼出信号を送信する呼出通知装置が、前記制御機を介して接続されている一方、
    訪問者が携行或いは移動物体が具備して、前記玄関子機を操作すること無く前記居室親機を呼出動作させる到着通知装置と、
    通信ネットワークを介して前記到着通知装置及び前記呼出通知装置と通信を実施する外部サーバと、を有し、
    前記到着通知装置は、訪問先の住戸を識別する住戸識別情報を記憶する識別情報記憶部と、訪問先の住戸の玄関または出入可能エリアに到着したら、居住者に到着を通知するために前記住戸識別情報を含む到着通知を前記外部サーバに対して無線送信する送信制御部とを備える一方、
    前記外部サーバは、前記住戸識別情報と住戸IDとの関係を記憶する住戸IDテーブル記憶部と、受信した前記到着通知から到着した住戸を特定し、特定した住戸IDを含む到着情報を前記呼出通知装置に送信する住戸ID通知制御部とを有し、
    前記到着情報を受信した前記呼出通知装置は、前記到着情報に含まれる住戸IDから特定した前記居室親機に対して呼出信号を送信し、当該居室親機において呼出音を報音させることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記呼出通知装置はメッセージ記憶部を有し、
    前記到着情報を受けた前記呼出通知装置は、呼出信号を送信した後、所定の条件を満たしたら前記メッセージ記憶部から特定のメッセージを取り出して前記居室親機に送信し、前記居室親機が前記特定のメッセージを表示或いは報音して居住者に対して開扉を促すことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記玄関子機はカメラを備えると共に、前記居室親機は前記カメラの撮像映像を表示する表示部を有し、
    前記居室親機は、前記呼出通知装置から受信した前記呼出信号をトリガとして、前記カメラの撮像映像を前記表示部に表示する表示制御部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンシステム。
  4. 前記到着通知装置は、到着時刻を算出する到着時刻算出部と、事前通知制御部とを有し、
    前記事前通知制御部は、前記到着時刻算出部が算出した到着時刻の一定時間前になったら、前記住戸識別情報を含む到着予告通知を前記外部サーバに送信する一方、
    前記外部サーバは、前記到着予告通知を受信したら前記到着予告通知から特定した住戸IDを含む到着予告情報を前記呼出通知装置に送信し、
    前記到着予告情報を受信した前記呼出通知装置は、特定された住戸の前記居室親機に対して前記到着予告情報を送信し、
    前記到着予告情報を受信した前記居室親機は、予告通知動作することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のインターホンシステム。
  5. 前記居室親機の前記予告通知動作は、所定の条件を満たすまで継続して実施されることを特徴とする請求項4記載のインターホンシステム。
  6. 住戸に到着する訪問者或いは移動物体がドローンであると共に、前記住戸識別情報がGPS位置情報であり、
    前記呼出通知装置は、前記ドローンが到着する住戸に複数の出入口がある場合は、前記居室親機テーブル記憶部に到着場所の画像情報が前記住戸IDに紐づけされて記憶されており、
    前記呼出通知装置は、前記画像情報が紐づけされている住戸IDの前記居室親機に前記到着予告情報及び前記呼出信号が送信される際には、前記画像情報も合わせて送信し、
    前記居室親機は前記画像情報を表示する画像表示部を有することを特徴とする請求項4または5記載のインターホンシステム。
  7. 玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、住戸内に設置されて前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答する居室親機とを有するインターホンシステムにおいて、
    前記居室親機は、前記玄関子機と同様の呼出信号を送信するサーバと通信ネットワークを介して接続されると共に、
    訪問者が携行或いは移動物体が具備して、前記玄関子機を操作すること無く到着したことを居住者に通知するための到着通知装置を有し、
    前記到着通知装置は、訪問先の住戸を識別する住戸識別情報を記憶する識別情報記憶部と、訪問先の前記住戸の玄関または出入可能エリアに到着したら、居住者に開扉を依頼するために前記住戸識別情報を含む到着通知を前記サーバに無線送信する送信制御部とを備える一方、
    前記サーバは、前記住戸識別情報と住戸IDとを関連付けた住戸IDテーブル、及び住戸IDと前記居室親機とを関連付けた居室親機テーブルを記憶するメモリと、前記通信ネットワークを介して前記到着通知装置及び前記到着通知装置と通信する通信部とを有し、
    前記到着通知を受信したら、受信した前記到着通知から特定した住戸IDの前記居室親機に対して呼出信号を送信し、当該居室親機において呼出音を報音させることを特徴とするインターホンシステム。
  8. 集合住宅の個々の住戸玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と、各住戸内に設置されて居住者が呼び出しに応答するための居室親機と、集合玄関に設置されて住戸を選択して居住者を呼び出すための集合玄関機と、前記集合玄関機と前記居室親機との間の通信を制御する制御機とを備えたインターホンシステムにおいて、
    前記居室親機は、集合住宅に設置されて前記玄関子機と同様の呼出信号を送信する内部サーバと前記制御機を介して接続されていると共に、
    前記内部サーバは、訪問者が携行或いは移動物体が具備して、前記玄関子機を操作すること無く到着を居住者に通知するための到着通知装置と、集合住宅内に設置された基地局を介して通信を実施し、
    前記到着通知装置は、訪問先の住戸を識別する住戸識別情報を記憶する識別情報記憶部と、訪問先の前記住戸の玄関または出入可能エリアに到着した際に、居住者に開扉を依頼するために前記住戸識別情報を含む到着通知を前記内部サーバに無線送信する送信制御部とを備え、
    前記内部サーバは、前記住戸識別情報と住戸IDとを関連付けた住戸IDテーブル、及び住戸IDと前記居室親機とを関連付けた居室親機テーブルを記憶するメモリと、通信ネットワークを介して前記到着通知装置及び前記到着通知装置と通信する通信部とを有し、
    受信した前記到着通知に含まれる前記住戸識別情報から前記居室親機を特定し、特定した前記居室親機に対して呼出信号を送信し、当該居室親機において呼出音を報音させることを特徴とするインターホンシステム。
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