JP7163036B2 - ロケーション通知システム - Google Patents

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本発明は、ロケーション通知システムに関する。
スピーカと、マイクと、カメラと、操作部を備え、遠隔配置されるコンピューティング・デバイスと無線通信可能なWIFIドアベルが知られている(特許文献1等参照)。
米国特許第9094584号明細書 米国特許第8872915号明細書 米国特許第9237318号明細書 米国特許第8144183号明細書 米国特許第9432638号明細書 米国特許第9485478号明細書 米国特許第9516284号明細書
近年は、核家族などが増え、地域の防犯力が弱まっていると言われているため、子供や高齢者などを保護者が見守るためのサービスが求められている。
そこで、本発明は、簡便な構成で、対象物の位置情報を取得可能なロケーション通知システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のロケーション通知システムは、
対象物が所定距離内に近づいた場合に、前記対象物に関連付けられた送信器からの識別信号を読み取り可能な読取装置と、
前記読取装置と通信可能な制御部と、
を備えたロケーション通知システムであって、
前記制御部は、前記読取装置の位置情報と、前記読取装置によって読み取られた前記識別信号とを取得し、前記位置情報と前記識別信号に基づいて前記対象物に関する対象物情報を生成し、前記対象物情報を前記対象物に関連付けられた特定のユーザに関連付けられた第一外部機器に送信するように構成されている。
上記構成によれば、簡便な構成で、対象物情報として例えば子供や高齢者の現在位置や移動経路に関する位置情報を生成して保護者に知らせることができる。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記読取装置は、住居に取り付けられたドアベル、地域の各所に設置された自動販売機およびセキュリティポール、および人々が携帯する携帯情報端末の少なくとも一つに搭載されていてもよい。
上記構成によれば、自らの位置情報を取得可能な機能を備えた機器(ドアベル、自動販売機、セキュリティポール、スマートフォンなど)に読取装置を搭載することで、対象物情報を容易に生成することができる。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記送信器は、前記識別信号を有する携帯タグ、または前記携帯タグが組み込まれた情報端末を含んでもよい。
上記構成によれば、対象物に携帯タグを所持させることで、対象物情報を容易に生成することができる。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記携帯タグは、Bluetoothタグ、RFIDタグ、WiFiタグ、ZigBeeタグ、およびセルラデータタグのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
対象物に所持させる携帯タグとしては、上記のものを用いることが好ましい。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記対象物情報は、前記対象物の現在位置、前記対象物の移動経路、前記対象物が前記移動経路を通過した時刻の少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によれば、対象物の現在位置や移動経路に関する情報を特定のユーザが認識することができるため、対象物の見守りを支援することができる。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記第一外部機器は、前記対象物情報と地図情報とが組み合わされたデータを表示可能であってもよい。
この構成によれば、例えば、対象物の移動経路や時刻を情報機器に表示された地図上に表示することで、ユーザが対象物に関する情報を容易に把握することができる。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記対象物は、前記ユーザに関連付けられた人、動物および配達物の少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によれば、例えば、子供、高齢者、ペット等の見守りや、盗難等された配達物の追尾を容易に行うことができる。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記読取装置は、各住居に取り付けられた複数のドアベルに搭載されており、
前記制御部は、前記対象物情報が所定条件を満たした場合に、前記複数のドアベルのうち前記対象物から所定範囲内に位置するドアベルの所有者に関連付けられた第二外部機器に、前記対象物情報を送信するように構成されていてもよい。
また、上記ロケーション通知システムにおいて、
前記所定条件は、前記対象物が予め設定された経路を通過していない場合を含んでもよい。
これらの構成によれば、例えば、対象物が決められた道順通りに移動していない場合に、ドアベルの所有者に対して注意喚起を行うことで、防犯力の向上に寄与することができる。
本発明によれば、簡便な構成で、対象物の位置情報を取得可能なロケーション通知システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るロケーション通知システムの構成を示す図である。 図1のロケーション通知システムが備えるドアベルおよびサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1のロケーション通知システムが備える情報端末の構成を示す図である。 図1のロケーション通知システムにより実行されるロケーション通知機能の動作を説明するためのフローチャートである。 サーバの記憶部に記憶される情報テーブルの一例を示す図である。 ロケーション通知情報を表示するための情報端末の画面の例を示す図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るロケーション通知システムの構成を示す図である。
図1に示すように、ロケーション通知システム1は、複数のドアベル2-1~2-nと、複数の情報端末3-1~3-nと、サーバ4と、ICタグ5(送信器、携帯タグの一例)と、を含む。複数のドアベル2-1~2-nと、複数の情報端末3-1~3-nとは、ネットワークNを介して、外部ネットワーク上にあるサーバ4と通信可能である。各ドアベル2-1~2-nおよび各情報端末3-1~3-nとネットワークNを中継する通信機器としては、例えば、Wi-Fiルータが用いられ得る。以下では、複数のドアベル2-1~2-nのうちドアベル2-1(以下、ドアベル2と称す場合もある。)について代表して説明する。また、複数の情報端末3-1~3-nのうち情報端末3-1(以下、情報端末3と称す場合もある。)について代表して説明する。
ICタグ5は、ドアベル2の近傍を通行する通行人のうち特定の通行人が携帯する電子タグである。特定の通行人とは、見守りが必要な対象者(以下、対象通行人Lと称す)を指し、例えば子供や老人である。ICタグ5は、例えば、対象通行人Lが携帯するICカードや衣服、携帯電話等に組み込まれている。ICタグ5は、例えば、Bluetooth(登録商標)タグ、RFIDタグ、WiFiタグ、ZigBeeタグ、およびセルラデータタグ等のいずれかから構成される。ICタグ5には、固有の識別情報(以下、タグID情報と称す。)が埋め込まれており、電磁界や電波などを用いて近距離無線通信(数cm~数m程度)で当該タグID情報をリーダ(本例では、ドアベル2)に送信可能である。
図2は、ドアベル2およびサーバ4の構成を示す機能ブロック図である。
ドアベル2は、来訪者が居住者を呼び出して通話するためなどに用いられるものであり、例えば各建物(戸建住戸など)の玄関等に設置されている。本例では、複数のドアベル2-1~2-nは、ある所定の範囲(所定の地域)内にある各建物の玄関に設置されているものとする。各ドアベル2は、取り付けられる建物の電力システムと所定の配線により電気的に接続されることで、当該電力システムから電力が供給される。なお、ドアベル2は、バックアップおよび/または一次電源用の電池を含んでも良い。
図2に示すように、ドアベル2は、制御部21と、操作部22と、マイク23と、スピーカ24と、人感センサ25と、カメラ26と、画像処理部27と、位置情報取得部28と、タグ情報読取部29と、インターフェース回路(以下、インターフェース回路を「I/F」と称す)30とを備えている。
制御部21は、ドアベル2の各部の動作を制御するための制御部であり、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、メモリに記憶されたドアベル制御プログラムから指定されたプログラムを読出し、メモリとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
操作部22は、例えば来訪者の各種入力操作を受け付けるための呼出ボタンである。各種入力操作には、例えば、居住者の呼出等が含まれる。マイク23およびスピーカ24は、居住者が所有する端末、例えば、ドアベル2が設置された建物の居住者が所有する情報端末3-1に向けて来訪者側のメッセージ等の音声データを送出したり、来訪者に向けて居住者側のメッセージ等の音声データを出力するための通話部を構成する。
人感センサ25は、ドアベル2の前方にいる人物を検知するためのセンサであり、例えば赤外線センサで構成されている。人感センサ25は、制御部21を介して、カメラ26に接続されている。人感センサ25は、人物を検知したことを知らせる検出信号をカメラ26へそれぞれ出力する。カメラ26は、来訪者等の人物を撮像するための撮像機器である。カメラ26は、ウェブカメラであるビデオカメラとして構成しても良い。例えば、カメラ26は、人感センサ25から出力される検出信号に基づいてそれぞれ起動する。カメラ26が撮像した画像は、画像処理部27へ出力される。画像処理部27は、例えば、プロセッサとメモリから構成されており、制御部21の制御信号に基づいて、カメラ26から取得した画像データを、I/F30を介してサーバ4へ送信する。
位置情報取得部28は、ドアベル2の位置情報を取得するように構成されている。位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて取得される。なお、ドアベル2を建物に設置する際の初期設定時に、居住者によって、ドアベル2の位置情報が位置情報取得部28に予め登録されてもよい。制御部21は、位置情報取得部28により取得された位置情報を、サーバ4へ送信するように構成されている。なお、ドアベル2の位置情報が更新された場合には、制御部21は、更新された位置情報をサーバ4へ送信し得る。
タグ情報読取部29は、ドアベル2から所定の範囲内に位置しているICタグ5のタグID情報を読み取り可能に構成されている。タグ情報読取部29は、例えば、Bluetooth、RFID、WiFi、ZigBee、セルラデータ等の近距離無線通信用のアンテナを備えている。制御部21は、タグ情報読取部29により読み取られたタグID情報を、サーバ4へ送信するように構成されている。
I/F30は、ネットワークNを介して、サーバ4と通信可能である。具体的には、I/F30は、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、ラジオ、セルラー、インターネット、Bluetooth、電磁波、赤外線光、音波、およびマイクロ波等のネットワーク通信手段により、サーバ4と通信可能である。このように、ドアベル2は、サーバ4に対して所定のデータ(例えば、音声データや画像データ)を送信し、来訪者と、情報端末3-1のユーザ(ドアベル2が設置された住居の居住者)との間での双方向音声通話等による通信を開始することができる。なお、ドアベル2のI/F30は、情報端末3-1~3-nと直接通信可能に構成されてもよい。
図3は、複数の情報端末3-1~3-nのうち、ドアベル2が設置された住居の居住者が所有する端末である情報端末3-1の概略構成を示す図である。
情報端末3-1は、例えば、ドアベル2からの呼び出しに、ドアベル2が設置された住居の居住者が応答するために用いられる機器である。情報端末3-1は、例えば、居住者が所有するスマートフォン、タブレットコンピュータ、およびその他の携帯情報端末を含む。ドアベル2と情報端末3-1とは、サーバ4を介して通信可能である。
情報端末3-1は、図3に示すように、所定のユーザ・インターフェース32を表示可能な表示部31を有している。表示部31は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のタッチスクリーン型のディスプレイであって、画像(操作画像等)を表示するように構成されている。情報端末3-1は、ドアベル2から送信されたデータに基づいて、所定のコンピュータソフトウェア(例えば、音声通話および画像表示用のアプリケーションソフトウェア)を実行する。例えば、情報端末3-1は、表示部31上に表示されるユーザ・インターフェース32への入力に基づいて所定のアプリケーションソフトウェアを実行することができる。ユーザ・インターフェース32は、ドアベル2が備えるカメラ26により撮像された前方領域の画像データに基づいて、静止画または動画の表示画像が表示される画像表示部34を含む。また、ユーザ・インターフェース32は、来訪者の呼出に応答することをユーザに許可させるための応答許可受付部36を含む。ユーザが、応答許可受付部36をタッチすることで、来訪者の呼出に応答するために、双方向音声通信が開始される。また、ユーザ・インターフェース32は、画像表示部34に表示された表示画像の録画をユーザに選択させるための録画受付部38を含む。ユーザが、当該録画受付部38をタッチすることで、画像表示部34に表示される表示画像の録画が可能である。
図2に示すように、サーバ4は、記憶部40と、制御部42とを備えている。記憶部40は、例えば、ROMとRAMを含むメモリから構成されている。制御部42は、例えば、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路から構成されている。また、制御部42は、集積回路(ハードウェア資源)によって構成されてもよく、少なくとも一つのマイクロコントローラと集積回路との組み合わせによって構成されてもよい。
制御部42は、ドアベル2から送信されたデータ(画像データや音声データ)を記憶部40へ格納するとともに、当該データを情報端末3-1へ送信可能である。また、制御部42は、情報端末3-1から送信されたデータを記憶部40へ格納するとともに、当該データをドアベル2へ送信可能である。このように、サーバ4は、所定のデータ(例えば、音声データや画像データ)をドアベル2および情報端末3-1との間で送受信することにより、ドアベル2が設置された建物への来訪者と情報端末3-1のユーザとの間での双方向音声通話等による通信を開始することができる。なお、上述の通り、サーバ4を介さずに、ドアベル2と情報端末3-1との間でデータを直接送受信しても良い。
なお、制御部42は、ドアベル2から送信されたデータ(画像データや音声データ)を、情報端末3-2へも送信可能である。本例において、情報端末3-2は、ICタグ5を携帯する対象通行人Lに関連付けられたユーザ(例えば、ICタグ5を携帯している子供や老人の保護者)が所有する端末機器である。
また、サーバ4の記憶部40には、ICタグ5のタグID情報、当該タグID情報を読み取ったドアベル2のドアベルID情報、当該ドアベル2の位置情報、およびドアベル2によるタグID情報の読取時刻に関する情報を有する情報テーブル(図5参照)が記憶されている。制御部42は、ドアベル2から受信したデータに基づいて、記憶部40に記憶されている情報テーブルを更新し、後述のロケーション通知情報を生成可能に構成されている。
次に、図4~図6を参照して、ロケーション通知システム1により実行されるロケーション通知機能の動作について説明する。
まず、ステップS1において、ドアベル2の制御部21は、タグ情報読取部29によりドアベル2から所定距離内にいる対象通行人Lが携帯しているICタグ5のタグID情報を読み取ったか否かを判定する。タグ情報読取部29によりタグID情報を読み取ったと判定した場合(ステップS1のYes)、ステップS2において、制御部21は、タグID情報を読み取った時刻を記憶する。
ステップS3において、制御部21は、読み取ったタグID情報を、タグID情報の読取時刻、ドアベル2の識別情報(以下、ドアベルID情報と称す。)および当該ドアベル2の位置情報取得部28により取得された位置情報とともに、I/F30を介してサーバ4に送信する。
ステップS4において、サーバ4の制御部42は、ドアベル2から受信したタグID情報、タグ読取時刻、ドアベルID情報、およびドアベル位置情報に基づいて、記憶部40に記憶された情報テーブルを更新する。具体的には、ドアベルID情報、ドアベル位置情報、タグID情報およびタグ読取時刻が図5に示す情報テーブルに書き込まれる。
ステップS5において、制御部42は、更新された情報テーブルに基づいて、タグID情報に関連付けられた対象通行人Lのロケーションに関する情報を示すロケーション通知情報(対象物情報の一例)を生成する。このロケーション通知情報には、対象通行人Lの現在位置、対象通行人Lの移動経路、および対象通行人Lが移動経路上を通過した時刻等が含まれる。なお、ロケーション通知情報にはこれらの情報のうち少なくとも1つが含まれていればよい。
ステップS6において、サーバ4の制御部42は、タグID情報に基づき、ネットワークNにより通信可能に接続された複数の情報端末3-1~3-nのうち、対象通行人Lに関連付けられたユーザ(特定のユーザ)が所有する情報端末3(第一外部機器の一例)として、例えば、情報端末3-2を特定する。上述の通り、対象通行人Lに関連付けられたユーザとは、例えば、対象通行人Lの保護者である。制御部42は、ドアベル2から受信したタグID情報を記憶部40に予め記憶されている複数の情報端末3-1~3-nに関する情報と照合することで、特定のユーザ(タグID情報に関連付けられた対象通行人Lの保護者など)が所有する情報端末3-2を特定することができる。
ステップS7において、制御部42は、ステップS6で特定したユーザの情報端末3-2へステップS5で生成したロケーション通知情報を送信する。
ステップS8において、サーバ4の制御部42からロケーション通知情報を受信した情報端末3-2は、所定のアプリケーションソフトウェアを用いて、ロケーション通知情報と地図情報とを組み合わせることにより対象通行人Lのロケーションに関するデータ(以下、ロケーションデータと称す。)を生成する。
ステップS9において、情報端末3-2は、当該ロケーションデータを表示部31に表示する。図6に示すように、ロケーションデータは、地図データ上に対象通行人Lの現在位置CP、対象通行人Lの移動経路TP、および対象通行人Lが移動経路TP上の各地点を移動した時刻T1,T2等が重畳されたデータである。当該ロケーションデータを見ることで、情報端末3-2の所有者である、対象者通行人Lの保護者は、対象通行人Lの位置情報を把握することができる。
サーバ4の処理に戻り、ステップS10において、サーバ4の制御部42は、ロケーション通知情報に基づき、対象通行人Lが予め設定された経路(以下、設定経路と称す)を通過しているか否かを判定する。対象通行人Lが設定経路を通過していると判定された場合には(ステップS10のYes)、制御部42は、対象通行人Lが設定経路を通過していないと判定されるまでステップS10の処理を繰り返す。
一方、対象通行人Lが設定経路を通過していない、すなわち、設定経路以外の経路を移動していると判定された場合には(ステップS10のNo)、ステップS11において、制御部42は、アラート情報を生成する。アラート情報には、対象通行人Lが設定経路を通過していない旨の情報が含まれる。アラート情報には対象通行人LのタグID情報が含まれてもよい。
ステップS12において、制御部42は、複数の情報端末3-1~3-nのうち対象通行人Lの現在位置から所定範囲内に位置するドアベル2の所有者(以下、近隣ドアベル所有者と称す。)に関連付けられた情報端末(第二外部機器の一例)を特定する。本例では、図1に示す複数の情報端末3-1~3-nのうち情報端末3-1、3-3が、対象通行人Lの現在位置から所定範囲内に位置するものとする。
ステップS13において、制御部42は、ステップS12で特定した情報端末3-1、3-3に、アラート情報を送信する。
ステップS14において、情報端末3-1、3-3は、サーバ4の制御部42から受信したアラート情報を表示部31に表示する。情報端末3-1,3-3の表示部31に表示されるアラート情報は、図6に示すような情報端末3-2の表示部31に表示されるロケーションデータと同一であってもよい。表示部31に表示された当該ロケーションデータを見ることで、情報端末3-1,3-3の所有者である近隣住民は、対象通行人Lの位置情報を把握することができる。なお、情報端末3-1,3-3の表示部31に表示されるアラート情報は、図6に示すロケーションデータとは異なり、対象通行人Lが設定経路を通過していない旨の注意喚起情報(例えば、「対象通行人Lが、設定経路を通過していません。見かけた方は下記の連絡先までご連絡下さい。」といったメッセージ)を含むものであってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るロケーション通知システム1は、対象通行人Lが所定距離内に近づいた場合に、対象通行人Lに関連付けられたICタグ5(送信器の一例)からのタグID情報に関連する識別信号を読み取り可能なタグ情報読取部29を備えたドアベル2と、ドアベル2と通信可能なサーバ4と、を備えている。サーバ4は、ドアベル2の位置情報と、タグ情報読取部29によって読み取られたタグID情報とを取得し、ドアベル位置情報とタグID情報に基づいて対象通行人Lに関するロケーション通知情報を生成し、ロケーション通知情報を対象通行人Lの保護者である特定ユーザに関連付けられた情報端末3-2に送信するように構成されている。これにより、簡便な構成で、対象通行人Lのロケーション通知情報に基づいて、例えば子供や高齢者の現在位置や移動経路に関するロケーションデータを生成して保護者に知らせることができ、防犯力の向上に寄与することができる。
また、本実施形態においては、ICタグ5を対象通行人Lに所持させて、このICタグ5のタグID情報をドアベル2のタグ情報読取部29により読み取ることで、ロケーション通知情報を容易に生成することができる。
また、ロケーション通知情報は、対象通行人Lの現在位置、対象通行人L移動経路、対象通行人Lが移動経路を通過した時刻の少なくとも1つを含んでもよい。これにより、対象通行人Lの現在位置や移動経路に関する情報を保護者が認識することができるため、対象通行人Lの見守りを支援することができる。
また、保護者が所持する情報端末3(例えば情報端末3-2)は、ロケーション通知情報と地図情報とが組み合わされたデータを表示可能であってもよい。例えば、対象通行人Lの移動経路や通過時刻を情報端末3-2の表示部31に表示された地図上に表示することで、保護者が対象通行人Lに関する情報を容易に把握することができる。
また、上記ロケーション通知システム1において、タグ情報読取部(読み取り装置の一例)は、各住居に取り付けられた各ドアベル2に搭載されており、サーバ4の制御部42は、ロケーション通知情報が所定条件を満たした場合に、複数のドアベル2のうち対象通行人Lから所定範囲内に位置するドアベル2の所有者に関連付けられた情報端末3-1,3-3(第二外部機器の一例)に、アラート情報(対象物情報の一例)を送信するように構成されていてもよい。この構成によれば、ドアベル2のような自らの位置情報を取得可能な機能を備えた機器にICタグ5のタグID情報を読取可能な読取装置を搭載することで、ロケーション通知情報を容易に生成することができる。また、対象通行人Lが設定経路に沿って移動していない場合に、近隣のドアベル2の所有者に対して注意喚起を行うことで、防犯力の向上に寄与することができる。
なお、タグID情報の読取装置は、自らの位置情報を取得可能な機能を備えた機器に搭載されていればよく、ドアベル2の他に、自動販売機、セキュリティポール、スマートフォンなどに搭載されてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記の実施形態では、ドアベル2の制御部21は、ステップS1においてタグID情報を読み取ったと判定された場合に、ステップS2でタグID情報の読取時刻を記憶して、ステップS3でタグID情報を読取時刻、ドアベルID情報、位置情報とともにサーバ4へ送信するというフローになっているがこの例に限られない。例えば、タグID情報を読み取ったと判定された場合に、ドアベル2の制御部21は、カメラ26によりドアベル2の前方領域(具体的には、対象通行人L)の撮像を開始し、撮像された画像データを、タグID情報やドアベルID情報とともに、I/F30を介してサーバ4に送信してもよい。これにより、サーバ4は、より高度なロケーションデータを生成して、特定の情報端末3に当該ロケーションデータを送信することができる。
また、ロケーションデータの対象物としては、子供や老人などの対象通行人Lに限られず、配達物等が含まれてもよい。再配達の工数やコストを削減するために、顧客不在時には配達物を配達先の住宅等の玄関先に置いておくサービスが開始されている(いわゆる、「置き配」サービス)。しかしながら、この「置き配」サービスにおいては、配達物の盗難や紛失などのおそれがある。そこで、本例を、配達物のロケーションを把握するための配達物ロケーションデータの生成に用いることで、例えば、盗難や紛失した配達物を容易に追尾することができる。また、ロケーションの対象物として動物(ペットなど)が含まれてもよい。
なお、上記の実施形態に係るロケーション通知システム1においては、外部機器として、対象通行人Lの保護者やドアベルが設置された住居の居住者に関連付けられた情報端末3を例示し、ドアベル2は、当該情報端末3と無線通信可能なWifiドアベルとして構成されているが、この例に限られない。例えば、外部機器として、ドアベル2が設置された住宅の居室内に設けられた居室親機を含んでもよい。すなわち、ドアベル2は、例えば、またはインターホン回線を介して居室親機と通信可能なドアベルとして構成されてもよい。
1:ロケーション通知システム、2:ドアベル、3:情報端末(第一外部機器、第二外部機器の一例)、4:サーバ、5:ICタグ(送信器の一例)、21:制御部、22:操作部、23:マイク、24:スピーカ、25:人感センサ、26:カメラ、27:画像処理部、28:位置情報取得部、29:タグ情報読取部(読取装置の一例)、30:インターフェース回路、31:表示部、32:ユーザ・インターフェース、34:画像表示部、36:応答許可受付部、38:録画受付部、40:記憶部、42:制御部、N:ネットワーク、L:対象通行人(対象者の一例)、CP:対象通行人の現在位置、TP:対象通行人の移動経路、T1,T2:移動経路の各地点の通過時刻

Claims (8)

  1. 対象物が所定距離内に近づいた場合に、前記対象物に関連付けられた送信器からの識別信号を読み取り可能な複数の読取装置と、
    前記複数の読取装置と通信可能な制御部と、
    を備えたロケーション通知システムであって、
    前記制御部は、前記複数の読取装置のそれぞれから取得された位置情報と、前記読取装置によって読み取られた前記識別信号とを取得し、前記位置情報と前記識別信号に基づいて前記対象物に関する対象物情報を生成し、前記対象物情報を前記対象物に関連付けられた特定のユーザに関連付けられた第一外部機器に送信するように構成され、
    前記対象物情報は、前記複数の読取装置のそれぞれから取得された前記位置情報と前記識別信号に基づいて決定された前記対象物の移動経路を含み、
    前記第一外部機器は、前記移動経路と地図情報とが組み合わされたデータを表示可能である、ロケーション通知システム。
  2. 前記複数の読取装置のそれぞれは、住居に取り付けられたドアベル、地域の各所に設置された自動販売機およびセキュリティポール、および人々が携帯する携帯情報端末の少なくとも一つに搭載されている、請求項1に記載のロケーション通知システム。
  3. 前記送信器は、前記識別信号を有する携帯タグ、または前記携帯タグが組み込まれた情報端末を含む、請求項1または2に記載のロケーション通知システム。
  4. 前記携帯タグは、Bluetoothタグ、RFIDタグ、WiFiタグ、ZigBeeタグ、およびセルラデータタグのうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載のロケーション通知システム。
  5. 前記対象物情報は、前記対象物の現在位置、前記対象物が前記移動経路を通過した時刻の少なくとも1つをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のロケーション通知システム。
  6. 前記対象物は、前記ユーザに関連付けられた人、動物および配達物の少なくとも1つを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のロケーション通知システム。
  7. 対象物が所定距離内に近づいた場合に、前記対象物に関連付けられた送信器からの識別信号を読み取り可能な読取装置と、
    前記読取装置と通信可能な制御部と、
    を備えたロケーション通知システムであって、
    前記制御部は、前記読取装置の位置情報と、前記読取装置によって読み取られた前記識別信号とを取得し、前記位置情報と前記識別信号に基づいて前記対象物に関する対象物情報を生成し、前記対象物情報を前記対象物に関連付けられた特定のユーザに関連付けられた第一外部機器に送信するように構成され、
    前記読取装置は、各住居に取り付けられた複数のドアベルに搭載されており、
    前記制御部は、前記対象物情報が所定条件を満たした場合に、前記複数のドアベルのうち前記対象物から所定範囲内に位置するドアベルの所有者に関連付けられた第二外部機器に、前記対象物情報を送信するように構成されている、ロケーション通知システム。
  8. 前記所定条件は、前記対象物が予め設定された経路を通過していない場合を含む、請求項7に記載のロケーション通知システム。
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