JP7108425B2 - ドアベルシステム - Google Patents

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本発明は、ドアベルシステムに関する。
スピーカと、マイクと、カメラと、操作部を備え、遠隔配置されるコンピューティング・デバイスと無線通信可能なWIFIドアベルが知られている(特許文献1等参照)。
米国特許第9094584号明細書 米国特許第8872915号明細書 米国特許第9237318号明細書 米国特許第8144183号明細書 米国特許第9432638号明細書 米国特許第9485478号明細書 米国特許第9516284号明細書
近年は、核家族などが増え、地域の防犯力が弱まっていると言われている。一方で、不審者による犯罪は無くならないのが現状であり、地域の防犯力の向上が期待されている。
そこで、本発明は、地域の防犯力の向上に寄与可能な構成を備えたドアベルシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のドアベルシステムは、
各住居に取り付けられ、操作部とカメラとをそれぞれ有する複数のドアベルと、
前記複数のドアベルと通信可能な制御部と、
を備えたドアベルシステムであって、
前記制御部は、前記複数のドアベルのそれぞれの位置情報と、前記カメラによって撮像された画像とを取得し、前記位置情報と前記画像に基づいて対象物に関する対象物情報を生成し、前記対象物情報を特定のユーザに関連付けられた外部機器に送信するように構成されている。
上記構成によれば、例えば、対象物情報として不審者に関する不審者情報を生成して特定のユーザに知らせることにより、地域の防犯力の向上に寄与可能な構成を備えたドアベルシステムを提供することができる。
また、上記ドアベルシステムにおいて、
前記対象物情報は、前記対象物の現在位置、前記対象物の移動経路、前記移動経路を通過した時刻の少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によれば、対象物の現在位置や移動経路に関する情報をユーザが認識することができ、地域防犯力の向上に役立たせることができる。
また、上記ドアベルシステムにおいて、
前記外部機器は、前記対象物情報と地図情報とが組み合わされたデータを表示可能であってもよい。
この構成によれば、例えば、対象物の移動経路や時刻を、外部機器の表示部に表示された地図上に重畳させることで、ユーザが対象物情報を容易に把握することができる。
また、上記ドアベルシステムにおいて、
前記対象物は、来訪者、不審者、および前記ユーザに関連付けられた配達物の少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によれば、例えば、不審者や、盗難等された配達物を容易に追尾することができる。
また、上記ドアベルシステムにおいて、
前記特定のユーザは、前記対象物の現在位置から所定半径内に存在するドアベルに関連付けられたユーザであってもよい。
この構成によれば、対象物の存在を把握しておく必要があるユーザに対してのみ対象物情報を知らせることができるため、効果的な情報提供を行うことができる。
本発明によれば、地域の防犯力の向上に寄与可能な構成を備えたドアベルシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るドアベルシステムの構成を示す図である。 図1のドアベルシステムが備えるドアベルの構成を示す機能ブロック図である。 図1のドアベルシステムが備える情報端末の構成を示す図である。 図1のドアベルシステムにより実行される不審者追尾機能の動作を説明するためのフローチャートである。 サーバの記憶部に記憶される情報テーブルの一例を示す図である。 不審者追尾情報を表示するための情報端末の画面の例を示す図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るドアベルシステムの構成を示す図である。
図1に示すように、ドアベルシステム1は、複数のドアベル2-1~2-nと、複数の情報端末3-1~3-n(外部機器の一例)と、サーバ4とを含む。複数のドアベル2-1~2-nと、複数の情報端末3-1~3-nとは、ネットワークNを介して、外部ネットワーク上にあるサーバ4と通信可能である。各ドアベル2-1~2-nおよび各情報端末3-1~3-nとネットワークNを中継する通信機器としては、例えば、Wi-Fiルータが用いられ得る。以下では、複数のドアベル2-1~2-nのうちドアベル2-1(以下、ドアベル2と称する)について代表して説明する。また、複数の情報端末3-1~3-nのうち情報端末3-1(以下、情報端末3と称する)について代表して説明する。
図2は、ドアベル2の構成を示す機能ブロック図である。
ドアベル2は、来訪者が居住者を呼び出して通話するためなどに用いられるものであり、例えば各建物(戸建住戸など)の玄関等に設置されている。本例では、複数のドアベル2-1~2-nは、ある所定の範囲(所定の地域)内にある各建物の玄関に設置されているものとする。各ドアベル2は、取り付けられる建物の電力システムと所定の配線により電気的に接続されることで、当該電力システムから電力が供給される。なお、ドアベル2は、バックアップおよび/または一次電源用の電池を含んでも良い。
図2に示すように、ドアベル2は、制御部21と、操作部(呼出ボタン)22と、マイク23と、スピーカ24と、人感センサ25と、カメラ26と、画像処理部27と、位置情報取得部28と、インターフェース回路(以下、インターフェース回路を「I/F」と称す)29とを備えている。
制御部21は、ドアベル2の各部の動作を制御するための制御部であり、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)および/またはTPU(Tensor Processing Unit)である。CPUは、複数のCPUコアによって構成されてもよい。GPUは、複数のGPUコアによって構成されてもよい。メモリは、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)を含む。ROMには、ドアベル制御プログラムが記憶されてもよい。RAMには、ドアベル制御プログラムが一時的に記憶されてもよい。プロセッサは、記憶装置またはROMに記憶されたドアベル制御プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
また、制御部21は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programammable Gate Array)等の集積回路(ハードウェア資源)によって構成されてもよい。さらに、制御部21は、少なくとも一つのマイクロコントローラと集積回路との組み合わせによって構成されてもよい。
操作部22は、来訪者の各種入力操作を受け付ける。各種入力操作には、例えば、居住者の呼出等が含まれる。マイク23およびスピーカ24は、居住者(本例では、ドアベル2が設置された建物の居住者が所有する情報端末3)に向けて来訪者側のメッセージ等の音声データを送出したり、来訪者に向けて居住者側のメッセージ等の音声データを出力するための通話部を構成する。
人感センサ25は、ドアベル2の前方にいる人物を検知するためのセンサであり、例えば赤外線センサで構成されている。人感センサ25は、制御部21を介して、カメラ26に接続されている。人感センサ25は、人物を検知したことを知らせる検出信号をカメラ26へそれぞれ出力する。カメラ26は、来訪者等の人物を撮像するための撮像機器である。カメラ26は、ウェブカメラであるビデオカメラとして構成しても良い。例えば、カメラ26は、人感センサ25から出力される検出信号に基づいてそれぞれ起動する。カメラ26が撮像した画像は、画像処理部27へ出力される。画像処理部27は、例えば、プロセッサとメモリから構成されており、制御部21の制御信号に基づいて、カメラ26から取得した画像データを、I/F29を介してサーバ4へ送信する。
位置情報取得部28は、ドアベル2の位置情報を取得するように構成されている。位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて取得される。なお、ドアベル2を建物に設置する際の初期設定時に、居住者によって、ドアベル2の位置情報が位置情報取得部28に予め登録されてもよい。制御部21は、位置情報取得部28により取得された位置情報を、サーバ4へ送信するように構成されている。なお、ドアベル2の位置情報が更新された場合には、制御部21は、更新された位置情報をサーバ4へ送信し得る。
I/F29は、ネットワークNを介して、サーバ4と通信可能である。具体的には、I/F29は、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、ラジオ、セルラー、インターネット、Bluetooth(登録商標)、電磁波、赤外線光、音波、およびマイクロ波等のネットワーク通信手段により、サーバ4と通信可能である。このように、ドアベル2は、サーバ4に対して所定のデータ(例えば、音声データや画像データ)を送信し、来訪者と、情報端末3のユーザとの間での双方向音声通話等による通信を開始することができる。なお、ドアベル2のI/F29は、情報端末3と直接通信可能に構成されてもよい。
図3は、情報端末3の構成を示す図である。
情報端末3は、ドアベル2からの呼び出しに、ドアベル2が設置された住居の居住者(ユーザ)が応答するためなどに用いられる機器である。情報端末3は、例えば、居住者が所有するスマートフォン、タブレットコンピュータ、およびその他の携帯情報端末を含む。ドアベル2と情報端末3とは、サーバ4を介して通信可能である。
情報端末3は、図3に示すように、所定のユーザ・インターフェース32を表示可能な表示部30を有している。表示部30は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のタッチスクリーン型のディスプレイであって、画像(操作画像等)を表示するように構成されている。情報端末3は、ドアベル2から送信されたデータに基づいて、所定のコンピュータソフトウェア(例えば、音声通話および画像表示用のアプリケーションソフトウェア)を実行する。例えば、情報端末3は、表示部30上に表示されるユーザ・インターフェース32への入力に基づいて所定のアプリケーションソフトウェアを実行することができる。ユーザ・インターフェース32は、ドアベル2が備えるカメラ26により撮像された前方領域の画像データに基づいて、静止画または動画の表示画像が表示される画像表示部34を含む。また、ユーザ・インターフェース32は、来訪者の呼出に応答することをユーザに許可させるための応答許可受付部36を含む。ユーザが、応答許可受付部36をタッチすることで、来訪者の呼出に応答するために、双方向音声通信が開始される。また、ユーザ・インターフェース32は、画像表示部34に表示された表示画像の録画をユーザに選択させるための録画受付部38を含む。ユーザが、当該録画受付部38をタッチすることで、画像表示部34に表示される表示画像の録画が可能である。
図2に示すように、サーバ4は、記憶部40と、制御部42とを備えている。記憶部40は、例えば、ROMとRAMを含むメモリから構成されている。制御部42は、例えば、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路から構成されている。また、制御部42は、集積回路(ハードウェア資源)によって構成されてもよく、少なくとも一つのマイクロコントローラと集積回路との組み合わせによって構成されてもよい。
制御部42は、ドアベル2から送信されたデータ(画像データや音声データ)を記憶部40へ格納するとともに、当該データを情報端末3へ送信可能である。また、制御部42は、情報端末3から送信されたデータを記憶部40へ格納するとともに、当該データをドアベル2へ送信可能である。このように、サーバ4は、所定のデータ(例えば、音声データや画像データ)をドアベル2および情報端末3との間で送受信することにより、ドアベル2が設置された建物への来訪者と情報端末3のユーザとの間での双方向音声通話等による通信を開始することができる。なお、上述の通り、サーバ4を介さずに、ドアベル2と情報端末3との間でデータを直接送受信しても良い。
また、サーバ4の記憶部40には、来訪者が不審者(対象物の一例)に該当するか否かを判定するための不審者判定データが記憶されている。不審者判定データとしては、例えば、予め記憶部40に記憶された不審者の画像が含まれ得る。また、不審者判定データには、不審者を判定するための行動パターンが含まれてもよい。不審者を判定するための行動パターンとしては、正規の出入口からではない箇所から進入してきた場合が含まれる。また、記憶部40には、例えば、ドアベル2の識別情報、ドアベル2の位置情報、不審者判定時刻を含む情報テーブルが記憶されている(図5参照)。
制御部42は、ドアベル2から受信したデータと記憶部40に記憶されている不審者判定データを用いて、不審者判定処理を実行可能に構成されている。また、制御部42は、ドアベル2から受信したデータに基づいて、記憶部40に記憶されている情報テーブルを更新し、後述の不審者情報を生成可能に構成されている。
次に、図4~図6を参照して、ドアベルシステム1により実行される不審者追尾機能の動作について説明する。
まず、ドアベル2の制御部21は、人感センサ25により来訪者を感知したか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1において、人感センサ25により来訪者を感知したと判定した場合(ステップS1のYes)、制御部21は、カメラ26によりドアベル2の前方領域(具体的には、来訪者)の撮像を開始する(ステップS2)。次に、カメラ26は、撮像した画像データを画像処理部27へ送信する(ステップS3)。次に、制御部21は、画像処理部27が受信した画像データを、ドアベル2の識別情報および当該ドアベル2の位置情報取得部28により取得された位置情報とともに、I/F29を介してサーバ4に送信する(ステップS4)。
サーバ4の制御部42は、ドアベル2から受信した画像データを記憶部40に記憶された不審者判定データと比較し、画像データに含まれる来訪者が不審者に該当するか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5において、画像データに含まれる来訪者が不審者に該当すると判定された場合には(ステップS5のYes)、制御部42は、ドアベル2の識別情報、位置情報および画像データとに基づいて、記憶部40に記憶された情報テーブルを更新する(ステップS6)。具体的には、ドアベル識別情報、ドアベル位置情報および不審者該当時刻が図5に示す情報テーブルに書き込まれる。
次に、制御部42は、更新された情報テーブルに基づいて、該当の不審者に関する情報を示す不審者情報(対象物情報の一例)を生成する(ステップS7)。この不審者情報には、不審者の現在位置、不審者の移動経路、および不審者が移動経路上を通過した時刻等が含まれる。なお、不審者情報にはこれらの情報のうち少なくとも1つが含まれていればよい。
次に、サーバ4の制御部42は、不審者に該当すると判定された画像データを送信したドアベル2の位置情報に基づき、ネットワークNにより通信可能に接続された複数の情報端末3-1~3-nのうち、特定のユーザに関連付けられた情報端末3を特定する(ステップS8)。ステップS8において、制御部42は、例えば、ドアベル2が設置された場所から所定半径内の建物に関連付けられたユーザ(例えば、ドアベル2から半径500m以内の建物の居住者)が所有する情報端末3を特定することができる。次に、制御部42は、ステップS8で特定したユーザの情報端末3へステップS7で生成した不審者情報を送信する(ステップS9)。
次に、サーバ4の制御部42から不審者情報を受信した特定の情報端末3は、所定のアプリケーションソフトウェアを用いて、不審者情報と地図情報とを組み合わせることにより不審者追尾データを生成する(ステップS10)。そして、情報端末3は、当該不審者追尾データを表示部30に表示する(ステップS11)。図6に示すように、不審者追尾データは、地図データ上に不審者Lの現在位置CP、不審者Lの移動経路TP、および不審者Lが移動経路TP上の各地点を移動した時刻T1,T2等が重畳されたデータである。
以上説明したように、本実施形態に係るドアベルシステム1は、各住居に取り付けられ、操作部22とカメラ26とをそれぞれ有する複数のドアベル2-1~2-nと、複数のドアベル2-1~2-nと通信可能なサーバ4(制御部42)と、を備えている。そして、サーバ4は、複数のドアベル2-1~2-nのそれぞれの位置情報と、カメラ26によって撮像された画像とを取得し、位置情報と画像に基づいて不審者に関する不審者情報を生成し、不審者情報を特定のユーザに関連付けられた情報端末3に送信するように構成されている。このように、例えば、不審者に関する情報を生成して特定のユーザに知らせることにより、地域の防犯力の向上に寄与可能な構成を備えたドアベルシステム1を提供することができる。
また、不審者情報は、不審者Lの現在位置CP、不審者Lの移動経路TP、移動経路TP上の各地点を通過した時刻T1,T2の少なくとも1つを含んでいることが好ましい。これにより、不審者Lの現在位置CPや移動経路TPに関する情報を情報端末3のユーザが認識することができ、地域防犯力の向上に役立たせることができる。
また、情報端末3は、不審者情報と地図情報とが組み合わされた不審者追尾データを表示可能である。このように、不審者Lの移動経路TPや経路上の各地点における通過時刻T1,T2を情報端末3の表示部30に表示された地図上に重畳させることで、ユーザが不審者に関する情報を容易に把握することができる。
また、図4のステップS8で特定されるユーザは、不審者Lの現在位置Pから所定半径内に存在するドアベル2に関連付けられたユーザであることが好ましい。これにより、不審者Lの存在を把握しておく必要があるユーザに対してのみ不審者情報を知らせることができるため、効果的な情報提供を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記の実施形態では、人感センサ25により来訪者が検知された場合に、当該来訪者が不審者に該当するか否かを判定しているが、この例に限られない。例えば、来訪者によりドアベル2の操作部22が押下された場合に、当該来訪者が不審者に該当するか否かを判定してもよい。
また、上記の実施形態では、当該来訪者が不審者に該当すると判定された場合に、不審者情報および不審者追尾データを生成しているが、この例に限られない。特定の(不審者ではない)来訪者について、来訪者情報および来訪者追尾データを生成し、特定のユーザの情報端末3に当該来訪者追尾データを表示させる構成としてもよい。この来訪者追尾データは、例えば、子供や老人等の見守りに用いることができる。
また、追尾する対象物としては、来訪者(不審者)に限られず、配達物等が含まれてもよい。再配達の工数やコストを削減するために、顧客不在時には配達物を配達先の住宅等の玄関先に置いておくサービスが開始されている(いわゆる、「置き配」サービス)。しかしながら、この「置き配」サービスにおいては、配達物の盗難や紛失などのおそれがある。そこで、本例を、配達物を追尾するための配達物追尾データの生成に用いることで、例えば、盗難や紛失した配達物を容易に追尾することができる。
なお、上記の実施形態に係るドアベルシステム1においては、外部機器として、居住者に関連付けられた情報端末3を例示し、ドアベル2は、当該情報端末3と無線通信可能なWifiドアベルとして構成されているが、この例に限られない。例えば、外部機器として、ドアベル2が設置された住宅の居室内に設けられた居室親機を含んでもよい。すなわち、ドアベル2は、例えば、またはインターホン回線を介して居室親機と通信可能なドアベルとして構成されてもよい。
1:ドアベルシステム、2:ドアベル、3:情報端末(外部機器の一例)、4:サーバ、21:CPU、22:操作部、23:マイク、24:スピーカ、25:人感センサ、26:カメラ、27:画像処理部、28:位置情報取得部、29:インターフェース回路、30:表示部、32:ユーザ・インターフェース、34:画像表示部、36:応答許可受付部、38:録画受付部、40:記憶部、42:制御部、N:ネットワーク、L:不審者、CP:不審者の現在位置、TP:不審者の移動経路、T1,T2:移動経路の各地点の通過時刻

Claims (5)

  1. 各住居に取り付けられ、操作部とカメラとをそれぞれ有する複数のドアベルと、
    前記複数のドアベルと通信可能な制御部と、
    を備えたドアベルシステムであって、
    前記制御部は、前記複数のドアベルのそれぞれの位置情報と、前記カメラによって撮像された画像とを取得し、前記複数のドアベルのそれぞれから取得された前記位置情報と前記画像に基づいて対象物に関する対象物情報を生成し、前記対象物情報を特定のユーザに関連付けられた外部機器に送信するように構成され、
    前記対象物情報は、前記複数のドアベルのそれぞれから取得された前記位置情報と前記画像に基づいて決定された前記対象物の移動経路を含む、ドアベルシステム。
  2. 前記対象物情報は、前記対象物の現在位置、前記移動経路を通過した時刻の少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載のドアベルシステム。
  3. 前記外部機器は、前記対象物情報と地図情報とが組み合わされたデータを表示可能である、請求項1または2に記載のドアベルシステム。
  4. 前記対象物は、来訪者、不審者、および前記ユーザに関連付けられた配達物の少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のドアベルシステム。
  5. 前記特定のユーザは、前記対象物の現在位置から所定半径内に存在するドアベルに関連付けられたユーザである、請求項1から4のいずれか一項に記載のドアベルシステム。
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