JP6414730B2 - 見守り管理装置、見守り管理プログラム及び見守りシステム - Google Patents

見守り管理装置、見守り管理プログラム及び見守りシステム Download PDF

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Description

本発明は、徘徊癖のある高齢者や子供などを見守り、見守りの対象者の探索が必要になった場合に迅速に保護するための見守り管理装置及びプログラム並びに見守りシステムに関する。
近年では、高齢者の徘徊や子供等の連れ去りなどが社会問題化しており、彼らを見守り、いったん探索する必要が生じたら早急に発見、保護することが強く望まれている。
従来、探索対象者の所在を確認するため、GPS(Global Positioning System:グローバル・ポジショニング・システム)を利用して探索対象者の現在位置を特定し、関係先へ通知するシステムが知られている。例えば、徘徊高齢者を探索するために、徘徊高齢者が自宅の位置から一定の距離以上離れた場合に、高齢者が携帯している老人用端末の送信機が自動的に起動して、GPSを利用して得た位置情報を介護者(探索者)に送信する徘徊予防装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−357268号公報
しかし、上記の従来手法では、以下のような問題がある。
(1)GPSは、屋内での位置感知精度が低く、例えば高齢者が自宅や介護施設などの建物から外へ出た状態となって初めて位置を認識するのに有用となる。上記の従来手法では、徘徊中の高齢者が一定の距離を離れるまで徘徊を認識することができない。そのため、介護者は、高齢者が屋外へ出たことに気付きにくく、徘徊の発生から高齢者の位置情報が送信されるまでの間に、高齢者に対するリスクが大幅に増大してしまうという問題がある。
(2) 上記の従来手法では、徘徊の発生を即時に検出することができない。そのため、徘徊癖のある高齢者を見守る家族や訪問介護者などは、いつ発生するかわからない徘徊に対して四六時中注意していなければならず、肉体的にも精神的にも負担が大きいという問題がある。
(3) 上記の従来手法では、位置情報を送信された介護者が高齢者を探すことを前提としている。しかし、徘徊中の高齢者に対するリスクを増大させないように、発生からできる限り早急に高齢者を発見する必要がある。そのためには、高齢者の家族や介護者だけでなく、例えば近所の人達や有志の協力者の助けを借りて高齢者を探すことが望ましい。その一方で、高齢者をよく知らない人達に探索を依頼するには、高齢者を特定するための個人情報をある程度公開しなければならない。そこで、個人情報の保護に配慮しつつ高齢者を早期に発見できる探索を支援する仕組みが必要である。
本発明の目的は、高齢者や子供などの探索対象者を見守るために、探索対象者の不在を検出した直後から警報を発し、探索が必要になった場合には、許諾された範囲内の見守り対象者の個人情報を適切に利用して迅速に発見することを支援する見守り管理装置、プログラム、及び見守りシステムを提供することである。
本発明の一態様として開示する見守りシステムは、発信装置、見守り者端末、見守り者端末と接続する見守り管理装置、及び見守り管理装置と接続する協力者端末を有する。
発信装置は、見守り対象者に1つが装着され、見守り対象者の識別情報を示す無線信号を発信する。
見守り者端末は、発信装置の無線信号を受信する信号検出部、所定の間に受信しなかった無線信号が示す識別情報に係る見守り対象者を不在と判定する不在判定部、見守り対象者の不在が判定された場合に警報を出力する警報出力部、不在と判定された見守り対象者の識別情報を含む探索依頼を見守り管理装置へ送信する探索依頼通知部、見守り対象者の対象者登録情報の公開を許諾する範囲を複数段階で示すレベルから見守り者により選択された許諾レベルを見守り管理装置へ送信する許諾レベル通知部を備える。
見守り管理装置は、見守り対象者毎に見守り対象者の識別情報及び見守り対象者個人の特徴を示す対象者登録情報、見守り者毎に見守り者の連絡先及び見守り者端末が設定される位置情報を示す見守り者登録情報、並びに、見守り対象者の探索の協力者毎に協力者の住所情報及び協力者が携帯する協力者端末の連絡先を示す協力者登録情報を記憶するデータ記憶部を備える。
さらに、見守り管理装置は、見守り者端末から探索依頼を受信する探索依頼受信部、見守り者端末から許諾レベルを受信する許諾レベル取得部、見守り者登録情報をもとに探索依頼を送信した見守り者端末の位置情報から探索範囲を特定する探索範囲特定部、協力者登録情報をもとに探索範囲内に位置する協力者端末を抽出する協力者抽出部、探索依頼に係る見守り対象者の対象者登録情報から許諾レベルに対応する範囲の情報を抽出して対象者情報を生成する対象者情報取得部、抽出した協力者端末各々へ探索依頼に係る見守り対象者の識別情報及び対象者情報を送信する対象者情報送信部、抽出した協力者端末各々の現在位置情報を取得する協力者端末位置情報取得部、及び、抽出した協力者端末から探索依頼に係る見守り対象者の保護通知を受信し、保護通知及び前記保護通知を送信した協力者端末の現在位置情報を見守り者の連絡先へ送信する探索依頼解除送信部を備える。
協力者端末は、見守り管理装置から探索依頼に係る識別情報及び対象者情報を受信する対象者情報受信部、自端末の現在位置情報を見守り管理装置へ送信する端末位置情報送信部、発信装置の無線信号を受信する信号検出部、受信した無線信号が探索依頼に係る識別情報である場合に受信した無線信号の識別情報を見守り管理装置へ送信する検出情報送信部、及び、探索依頼に係る見守り対象者の保護通知を見守り管理装置へ送信する保護通知部を備える。
本発明によれば、高齢者や子供などの見守り対象者が屋内の居るべき場所で不在となった場合に直ちに警報を出して見守り者へ通知することができ、見守り者が見守り対象者を発見するまでの時間を短縮し、見守り対象者に対するリスクを大幅に軽減することができる。
さらに、高齢者の徘徊の発生や子供の連れ去りなどの発生が警報によって即時に認知できるため、常時見守り対象者を注意してなければならないという見守り者の負担を大幅に軽減させることができる。
さらに、見守り対象者の探索が必要となった場合に、予め登録されている協力者に対し、許諾された範囲内の見守り対象者の情報を公開して探索を依頼することできるため、見守り対象者を家族や介護者だけで探索する場合に比べて、見守り者を発見する機会も増加することが予想され、見守り対象者の早期発見が可能となる。
さらに、許諾された範囲内で見守り対象者の個人情報が公開されるので、見守り対象者の個人情報の保護を適切に図ることができる。
本発明の見守りシステムの一実施例におけるシステム構成例を示す図である。 見守りシステムを構成する各装置の処理ブロック構成例を示す図(1)である。 見守りシステムを構成する各装置の処理ブロック構成例を示す図(2)である。 見守りシステムで用いる情報のデータ例を示す図(1)である。 見守りシステムで用いる情報のデータ例を示す図(2)である。 見守り者端末における処理フローを示す図である。 見守り管理装置における探索依頼受信時の処理フローを示す図である。 見守り管理装置における協力者による探索時の処理フローを示す図である。 見守り管理装置における探索解除時の処理フローを示す図である。 協力者端末における処理フローを示す図である。 見守りシステムを構成する各装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、本発明の一形態として開示する見守りシステムを、徘徊癖のある高齢者の見守りに適用する場合の例で説明する。
図1は、本発明の見守りシステムの一実施例におけるシステム構成例を示す図である。
見守りシステムは、見守り管理装置(以下「サーバ」という)1、見守り者端末3、発信装置5、信号検出装置7及び協力者端末8を備える。
見守り管理装置(サーバ)1は、ネットワークNで接続する見守り者端末3から受信した見守り対象者の探索依頼をもとに、予め登録された協力者から抽出した協力者端末8へ、見守り者が許諾した範囲内で見守り対象者の情報を公開して探索を依頼し、協力者を含めた見守り対象者の探索を管理する処理装置である。
見守り者端末3は、所定の範囲(8〜10メートル程度)内の信号を検出する機能を有し、見守り対象者各々が装着している発信装置5から発信される見守り対象者の識別情報を示す無線信号を受信して見守り対象者を見守る。そして、所定の間に無線信号が未受信となった場合に該当する見守り対象者の不在と判定して警報を出力し、見守り者の操作により入力された探索依頼をサーバ1へ送信する。
見守り者端末3は、対応する見守り対象者が生活する空間を信号が受信できる範囲でカバーする場所に設置される。
なお、見守り者端末3は、発信装置5の無線信号を受信した場合に警報を出力するように設定することもできる。例えば、介護施設の出入り口や危険な箇所など見守り対象者を遠ざけたい場所に見守り者端末3を設置し、見守り対象者が近づいた際に信号を受信して警報を出力し、見守り者へ知らせることができる。
発信装置5は、見守り対象者をシステム1内で一意に特定する識別情報を示す無線信号を発信する装置である。見守り対象者は、紐付けられた識別情報が設定された1つの発信装置5を装着する。
信号検出装置7は、所定の範囲(8〜10メートル程度)内にある発信装置5が発信する無線信号を自動的に受信し、受信した無線信号が示す識別情報をネットワークNを介してサーバ1へ送信する処理装置である。信号検出装置7は、町中の任意の場所、例えば、店舗、自動販売機などに設置される。
協力者端末8は、見守り対象者を探索する協力者として予め登録された者が携帯する情報処理装置である。協力者端末8は、所定の範囲(8〜10メートル程度)内の信号を受信する機能を有し、サーバ1から送信された探索依頼されている見守り対象者の発信装置5の無線信号(識別情報)を受信してサーバ1へ送信し、サーバ1から送信された公開が許諾された範囲内の見守り対象者の情報を表示する処理装置である。
見守りシステムの見守り管理装置1は、ネットワークNに接続可能なコンピュータに、当該装置として機能させるためのアプリケーションプログラムをインストールすることにより実施することができる。
また、見守り者端末3及び協力者端末8は、例えばブルーツース(Bluetooth)(登録商標)のような近距離無線通信機能を有し、当該装置として機能するアプリケーションプログラムがインストールされたスマートフォン、携帯電話端末、携帯型コンピュータ等により実施することができる。
発信装置5は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)を利用するアイビーコン(iBeacon)と呼ばれる小型発信装置で実施することができる。
信号検出装置7は、発信装置5の無線信号に対応して、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)を利用するアイビーコン(iBeacon)の無線信号を受信する小型受信装置で実施することができる。
次に、見守りシステムの実施例における動作を概説する。
実施例において、サーバ1は、対象者登録情報、見守り者登録情報、信号検出装置登録情報、協力者登録情報、及びレベル定義情報を予め記憶している。
対象者登録情報は、各見守り対象者に関する情報であり、見守り対象者の識別情報(bID)、見守り対象者に対応する見守り者の情報(識別情報(gID)、連絡先)、見守り対象者の個人情報(名前、性別、外観的特徴など)を含む。
見守り者登録情報は、各見守り者について登録された情報であり、見守り者の識別情報(gID)、連絡先、見守り者端末の設置場所などを含む。
信号検出装置登録情報は、各信号検出装置に関する情報であり、信号検出装置の識別情報(aID)、管理者の情報(会社名、住所、担当者連絡先など)、装置の設置場所などを含む。
協力者登録情報は、各協力者に関する情報であり、協力者への連絡先、協力者が携帯する協力者端末8へのアクセス情報などを含む。
レベル定義情報は、対象者登録情報について公開の範囲を定義する情報であり、複数の区分(レベル)で公開する情報の範囲を定義する。例えば、公開の範囲として4つのレベル(L1〜L4)が設定され、以下のように範囲が定められる。
レベルL1:見守り対象者の名前(ニックネーム)、
レベルL2:見守り対象者の性別、身長などの外観的特徴についての情報、
レベルL3:見守り対象者の顔写真の情報、
レベルL4:見守り対象者の持病や服用薬に関する情報。
さらに、レベル定義情報は、設定したレベルに、情報公開の対象者を制約する定義を設けることができる。例えば、レベルがL3、L4に制約が設定されると、見守り者が選択した許諾レベルがL3又はL4であっても、協力者であっても、許諾された範囲までの情報が公開されない場合がある。
一例として、単に探索が依頼された協力者端末8に対しては、レベルL3又はL4より狭い範囲(制約のないL2の範囲)の情報が公開され、見守り対象者の識別情報を受信してサーバ1へ通知した協力者端末8に対してのみ、許諾されたL3又はL4の範囲の情報が公開される。
別の例として、協力者情報に、探索対象者の保護に関する知識や経験による区分(保護レベル)が設定されている場合に、協力者の保護レベルに応じて、その協力者端末8に対して、許諾された範囲より狭い範囲の情報が公開される。
[第1の実施例]
(1) 見守り者端末3は、無線信号の受信機能を起動して、各見守り対象者が装着している発信装置5a、…、5xから発信される識別情報bID(a)、…、bID(x)を一定の期間毎に受信する。所定の範囲を外れた見守り対象者がいると、その発信装置5xの識別情報bID(x)が受信できず、所定の期間を経過しても未受信であれば、その識別情報bID(x)に係る見守り対象者が不在であると判定し、識別情報bID(x)の見守り対象者の不在を知らせる警報を見守り者端末3の表示画面に表示又は音声で出力する。
これにより、見守り者は、見守り対象者が所定の部屋から不在となったことを発生直後に認知することができる。
(2) 見守り者が探索しても見守り対象者を発見できなかった場合に、見守り者端末3は、見守り者の操作によって入力された探索依頼、及び徘徊発生時の状況や緊急度などが考慮されて、見守り者によって選択した許諾レベル(例えばL2)をサーバ1へ送信する。探索依頼には、見守り者端末3で不在と判定されて探索が依頼された識別情報bID(x)が含まれる。
サーバ1は、見守り者端末3から探索依頼及び許諾レベルを受信する。サーバ1は、送信元の見守り者端末3へ、受信した許諾レベルの確認を送信してもよい。
(3) サーバ1は、見守り者登録情報を参照し、探索依頼を送信した見守り者端末3の位置情報をもとに探索範囲(地域)を特定し、協力者登録情報を参照して探索範囲内の協力者の協力者端末8a、8bを抽出する。
サーバ1は、協力者の保護に関するスキルを示す保護レベルが協力者登録情報に設定されている場合には、協力者を抽出する際に、探索範囲及び協力者登録情報の保護レベルを組み合わせて抽出してもよい。
これにより、見守り対象者の探索に協力者が参加することができ、見守り対象者の発見の機会を増やすことができる。
(4) サーバ1は、見守り対象者の対象者登録情報から許諾レベル(L2)の範囲で情報を抽出して対象者情報を生成する。そして、上記(3)で抽出した各協力者の協力者端末8へ、探索依頼の識別情報bID(x)及び対象者情報を送信する。なお、許諾レベルL2に対応する対象者情報は、見守り対象者の性別、身長や体格などの情報であるとする。
各協力者端末8は、発信装置5の無線信号の受信機能を自動的に起動し、上記情報の確認時刻及び自端末の現在位置情報をサーバ1へ送信し、さらに、協力者の操作により、受信した対象者情報を表示画面に表示させる。
これにより、協力者は、表示された対象者情報により、探索依頼に係る見守り対象者を確認しやすくなり、適切な保護に備えることができる。
(5) その後も、見守り対象者が徘徊を続けているとする。
町中の任意の箇所に設置された信号検出装置7は、所定の範囲内に見守り対象者が位置すると、装着されている発信装置5xの無線信号を受信する。そして、受信した無線信号が示す識別情報bID、検出時刻及び自装置の識別情報aIDを含む信号検出通知をサーバ1へ送信する。
サーバ1は、信号検出装置7から受信した識別情報bIDが探索依頼に係るものであるかを判定する。探索依頼に係る識別情報bID(x)であれば、信号検出装置登録情報を参照して、送信元の信号検出装置7の位置情報から探索範囲を追加的に設定し、上記(3)と同様の処理で、協力者端末8を特定する。
これにより、徘徊の状況に対応して探索範囲を拡大又は変更することができる。
(6) その後、協力者端末8aが、探索依頼に係る識別情報bID(x)の無線信号を受信したとする。協力者端末8aは、受信した識別情報bID(x)、信号の検出時刻及び自端末の現在位置情報を含む検出情報を自動的にサーバ1へ送信する。サーバ1は、協力者端末8aから受信した信号の検出時刻及び位置情報を、見守り者登録情報に登録されている見守り者の連絡先へ送信する。
これにより、見守り者は、見守り対象者の識別情報を受信した協力者の現在位置を直ちに知ることができ、見守り対象者の保護へ向かうことができる。
(7) 協力者が見守り対象者を保護した場合に、協力者端末8aは、協力者の操作により入力された保護通知と、保護した見守り対象者の識別情報bID(x)、保護時刻(保護通知の入力時刻)及び自端末の現在位置情報をサーバ1へ送信する。
サーバ1は、保護通知、保護時刻及び保護した協力者端末8の現在位置情報を、見守り者の連絡先に送信する。さらに、探索依頼に係る識別情報bID(x)を送信した他の協力者端末8へ探索依頼解除を送信する。探索依頼解除を受信した協力者端末8は、自端末に保持している識別情報bID(x)及び対象者情報を自動的に削除する。
[第2の実施例]
第2の実施例の処理は、上記の第1の実施例の処理とほぼ同様であるが、上記(4)、(6)の代わりに、以下の処理が行われる。
(4’) サーバ1が記憶するレベル定義情報のL3以上のレベルに、見守り対象者の識別情報bIDの検出者という制約が設定されているとする。
見守り者によって選択された許諾レベルがL3又はL4である場合に、サーバ1は、選択された許諾レベルの制約設定により、見守り対象者の対象者登録情報から制約のないレベルL2の範囲内の情報を抽出して小範囲対象者情報を生成し、抽出した協力者端末8へ小範囲対象者情報を送信する。
したがって、探索範囲から抽出された各協力者端末8では、公開が許諾された範囲の対象者情報より少ない情報が表示される。
(6’) サーバ1は、協力者端末8aから、探索依頼に係る識別情報bID(x)を受信した後に、送信元の協力者端末8aへ、許諾された範囲で抽出した対象者情報を送信する。協力者端末8aは、サーバ1から受信した対象者情報を表示させる。
したがって、協力者は、協力者端末8aに表示される許諾された範囲の対象者情報を見て、適切な保護を行うことができる。
第2の実施例では、第1の実施例と異なり、協力者に対して、公開が許諾されている範囲より狭い範囲の個人情報を公開するので、個人情報の保護をより高めることができる。
[第3の実施例]
第3の実施例の処理は、上記の第1の実施例の処理とほぼ同様であるが、上記(4)、(6)の代わりに、以下の処理が行われる。
(4”) サーバ1は、抽出した各協力者の協力者端末8へ、探索依頼に係る識別情報bID(x)のみを送信する。
探索範囲から抽出された各協力者端末8は、発信装置5の無線信号の受信機能を自動的に起動し、探索依頼の受信時による確認時刻、自端末の現在位置情報を含む確認通知をサーバ1へ自動的に送信する。したがって、協力者端末8が実行するこれらの動作を、協力者が認識している必要はない。
(6”) サーバ1は、協力者端末8aから、探索依頼に係る識別情報bID(x)の検出情報を受信した後に、検出情報を送信した協力者端末8aへ、許諾された範囲で抽出した対象者情報を送信する。協力者端末8aは、サーバ1から対象者情報を受信すると、自動的に受信した旨を通知して対象者情報を表示させる。
したがって、協力者は、協力者端末8aの表示から、探索依頼されている見守り対象者が自分の周辺にいることを認識し、対象者情報により、直ぐに適切な保護を行うことができる。
第3の実施例では、公開が許諾されている個人情報の拡散を最小限にすることができる。さらに、個人情報の拡散の心配が少ないので、探索範囲から協力者を抽出する要件を緩くして、協力者数を増やすことが可能となり、探索依頼に係る見守り対象者の信号検出の確率を高めることができる。
なお、第1〜第3の実施例に共通する上記(5)において、状況の遷移によっては、サーバ1が、見守り者に対して許諾レベルを再設定するように通知してもよい。
以上のように、サーバ1が、見守り対象者の個人情報を、見守り者が許諾した範囲内で協力者端末8へ送信することにより、協力者は、見守り対象者を発見しやすくなるだけでなく、見守り対象者を不安がらせることなく適切に保護することができる。
図2及び図3は、見守りシステムを構成する各装置の処理ブロック構成例を示す図である。
図2(A)は、見守り管理装置(サーバ)1の処理ブロック構成例を示す。サーバ1は、探索依頼/解除受信部10、探索範囲特定部11、協力者抽出部12、通知受信部13、許諾レベル取得部14、対象者情報取得部15、対象者情報送信部16、協力者端末位置情報取得部17、探索依頼解除送信部18、及びデータ記憶部19を備える。
探索依頼/解除受信部10は、見守り者端末3から、見守り対象者の探索依頼又は依頼した見守り対象者の発見による探索依頼解除を受信する処理手段である。探索依頼は、探索が依頼された見守り対象者の識別情報bID、不在を判定した判定時刻及び見守り者端末3の識別情報gIDを含む。探索依頼解除は、解除する探索依頼に係る識別情報bIDを含む。
探索範囲特定部11は、データ記憶部19の見守り者登録情報を参照し、探索依頼に係る見守り者端末3の識別情報gIDが一致する情報の位置情報をもとに探索範囲を設定する処理手段である。見守り者登録情報の位置情報は、見守り者端末3の設置場所に相等し、例えば郵便番号及び住所で示される。この位置情報に対応する範囲(例えば、○○市□□町○丁目)又は含むより広い範囲(例えば、○○市□□町)が探索範囲として設定される。
また、探索範囲特定部11は、信号検出装置7から信号検出通知を受信した場合にも、データ記憶部19の信号検出装置登録情報を参照し、信号検出装置7の識別情報aIDが一致する情報の位置情報をもとに上記と同様にして探索範囲を追加的に設定又は既設定の探索範囲の変更を行う。
協力者抽出部12は、データ記憶部19の協力者登録情報を探索範囲の住所情報で検索し、住所情報(郵便番号又は住所)が探索範囲に含まれる協力者を抽出する処理手段である。協力者登録情報に保護レベルが設定されている場合には、協力者抽出部12は、探索範囲の住所情報及び保護レベルに基づいて協力者を抽出してもよい。
通知受信部13は、信号検出装置7又は協力者端末8からの通知を受信する処理手段である。受信する通知は、探索依頼の確認通知、信号検出通知、検出情報、保護通知などである。
許諾レベル取得部14は、レベル定義情報のレベルから見守り者により選択された許諾レベルを見守り者端末3から取得する処理手段である。
対象者情報取得部15は、データ記憶部19の対象者登録情報を参照して、探索依頼に係る識別情報bIDに合致する情報のうち許諾レベルで定められた範囲までの情報を抽出して対象者情報を生成する処理手段である。対象者情報取得部15は、レベル定義情報のレベルに制約が設定されている場合には、許諾レベルの範囲より狭い範囲までの情報を抽出して小範囲対象者情報を生成する。
対象者情報送信部16は、協力者登録情報を参照して、探索範囲から抽出された各協力者の協力者端末8へ、探索依頼に係る識別情報bID、識別情報bID及び対象者情報、もしくは、識別情報bID及び小範囲対象者情報のいずれかを送信し、さらに、探索依頼に係る識別情報bIDを受信した協力者端末8へ対象者情報を送信する処理手段である。
協力者端末位置情報取得部17は、探索依頼を受信した協力者端末8から、協力者端末8の現在位置情報を取得する処理手段である。
探索依頼解除送信部18は、協力者端末8から保護通知を又は見守り者端末3から探索依頼解除を受信した場合に、探索依頼に係る識別情報bIDを送信した各協力者端末8に、その識別情報bIDを含む探索依頼解除を送信する処理手段である。
データ記憶部19は、対象者登録情報、見守り者登録情報、信号検出装置登録情報、協力者登録情報、レベル定義情報を記憶する記憶手段である。
図2(B)は、見守り者端末3の処理ブロック構成例を示す。見守り者端末3は、信号検出部31、不在判定部33、警報出力部35、探索依頼/解除通知部37、及び許諾レベル通知部39を備える。
信号検出部31は、所定の範囲内にいる、見守り対象者に装着された発信装置5から発信される無線信号を受信する処理手段である。
不在判定部33は、見守り者端末3に予め設定された見守り対象者の識別情報bIDを参照して、所定の期間(数分間)を経過しても受信しない識別情報bIDがあるかを検出し、未受信の無線信号(識別情報bID)に紐付けられた見守り対象者が不在であると判定する処理手段である。
警報出力部35は、不在と判定された識別情報bIDを含む警報を見守り者端末3の表示画面に表示し、アラーム又は音声を出力する処理手段である。
探索依頼/解除通知部37は、見守り者により入力された探索依頼又は探索依頼解除をサーバ1へ送信する処理手段である。
許諾レベル通知部39は、レベル定義情報で定義されたレベルから見守り者により選択された許諾レベルをサーバ1へ送信する処理手段である。
図3(A)は、発信装置5のブロック構成例を示す。発信装置5は、信号発信部51を備える。
信号発信部51は、装着する見守り対象者に紐付けられている識別情報bIDを示す無線信号を発信する処理手段である。識別情報bIDは、UUID(Universally Unique Identifier)を使用することが好適であるが、少なくとも見守りシステム内で見守り対象者を一意に特定できる値であればよい。
図3(B)は、信号検出装置7の処理ブロック構成例を示す。信号検出装置7は、信号検出部71及び検出通知送信部73を備える。
信号検出部71は、所定の範囲内に位置する発信装置5が発信する無線信号を受信する処理手段である。
検出通知送信部73は、発信装置5から受信した無線信号が示す識別情報bID、信号受信を検出した検出時刻及び自装置の識別情報aIDを含む信号検出通知をサーバ1へ送信する。
図3(C)は、協力者端末8の処理ブロック構成例を示す。協力者端末8は、対象者情報受信部81、端末位置情報送信部82、信号検出部83、検出情報送信部84、保護通知部85及び探索依頼解除受信部86を備える。
対象者情報受信部81は、サーバ1から、探索依頼に係る識別情報bID及び対象者情報(小範囲対象者情報)を受信する処理手段である。
端末位置情報送信部82は、サーバ1から探索依頼を受信した場合に、探索依頼の確認時刻及び自端末の現在位置情報をサーバ1へ送信する処理手段である。
信号検出部83は、発信装置5の無線信号を受信し、受信した無線信号が示す識別情報bIDが探索依頼されている識別情報であるかを検出する処理手段である。
検出情報送信部84は、受信した無線信号が示す識別情報bID、検出時刻及び自端末の現在位置情報を含む検出情報をサーバ1へ送信する処理手段である。
保護通知部85は、探索が依頼されている見守り対象者を保護した場合に、保護している旨を示す保護通知及び保護した見守り対象者の識別情報bIDをサーバ1へ送信する処理手段である。
探索依頼解除受信部86は、サーバ1から探索依頼解除を受信し、自端末で保持する探索依頼に係る識別情報bID及び見守り対象者の一切の情報を自動的に削除する処理手段である。
図4及び図5は、見守りシステムで用いる情報のデータ例を示す図である。
図4(A)〜(E)に示す情報は、データ記憶部19に記憶される情報である。
図4(A)は、対象者登録情報のデータ構造例を示す。対象者登録情報は、見守り対象者毎の、識別情報bID、1又は複数の見守り者の情報、及び見守り対象者の個人情報を含む。
識別情報bIDは、見守り対象者が装着する発信装置5に設定される識別情報である。
見守り者の情報は、担当する見守り者の識別情報gID、連絡先(メールアドレス、電話番号)などである。識別情報gIDは、見守り者をシステム内で一意に特定する情報であり、見守り者登録情報の識別情報gIDが設定される。連絡先は、1つの見守り者について複数設定されてもよい。なお、見守り者は、見守り対象者を日常的に見守る者を含み、見守り対象者の親族なども含まれる。
見守り対象者の個人情報の名前は、本名の他本人が認識しているニックネームでもよい。外観的特徴は、身長、体重、眼鏡の着用、杖や鞄等の常用する携帯物などを示す情報であり、顔写真は、見守り対象者の顔のイメージデータである。注意事項は、見守り対象者の保護時に注意するべき事項、例えば、持病、服薬についての情報である。
図4(B)は、見守り者登録情報のデータ構造例を示す。見守り者登録情報は、見守り者毎の、識別情報gID、見守り者に関する情報(名前、郵便番号、住所、連絡先(メールアドレス/電話番号)、及び端末アクセス情報の情報を含む。見守り者の情報の郵便番号及び住所は、見守り者端末3の設置場所に相当する。端末アクセス情報は、見守り管理装置1が見守り者端末3と通信するための情報であり、例えばメールアドレスである。
図4(C)は、信号検出装置登録情報のデータ構造例を示す。信号検出装置登録情報は、信号検出装置毎の、識別情報aID、信号検出装置の管理者の情報及び設置場所(郵便番号)を含む。
識別情報aIDは、信号検出装置7をシステム内で一意に特定する情報である。管理者の情報は、管理会社名、郵便番号、住所、担当者名、連絡先(メールアドレス/電話番号)、担当者連絡先(メールアドレス/電話番号)である。設定場所(郵便番号)は、信号検出装置7の実際の設置場所を示し、郵便番号以外の情報であってもよい。
図4(D)は、協力者登録情報のデータ構造例を示す。協力者登録情報は、協力者毎の、名前、郵便番号、住所、連絡先(メールアドレス/電話番号)、端末アクセス情報、保護レベルを含む。
協力者の住所情報(郵便番号、住所)及び連絡先(メールアドレス/電話番号)は、1協力者に複数が設定されていてもよい。保護レベルは、協力者の見守り対象者の保護に関する熟練度のレベルを示す情報であり、予め設定されている複数の区分、例えば、介護専門家(1)、認知症サポータ(2)、一般者(3)のような区分の1つが登録される。
端末アクセス情報は、見守り管理装置1が協力者端末8と通信するための情報であり、例えばメールアドレスである。
図4(E)は、レベル定義情報のデータ構造例を示す。レベル定義情報は、対象者登録情報の公開の範囲を定義する情報であり、レベル毎に、対象者登録情報の開示するデータ項目が設定される。例えば、レベルL1は対象者登録情報の「名前」、レベルL2は「性別、外観的特徴、その他特徴」、レベルL3は「顔写真」、レベルL4は「注意事項」が範囲として設定されている。したがって、許諾レベルがL1であれば、名前のみが公開され、レベル2であれば、名前、性別、外観的特徴、その他特徴が公開される。
図5(A)は、発信装置5が記憶するデータ例である。
発信装置5には、装置を装着する見守り対象者の識別情報bIDが記憶されている。
図5(B)は、見守り者端末3が記憶するデータ例である。
見守り者端末3には、自装置の識別情報gID、見守りの対象である1又は複数の見守り対象者毎に紐付けられた識別情報bID、及び通知先の情報が記憶されている。通知先は、データ送信先の見守り管理装置(サーバ)1へのアクセス情報である。
図5(C)は、信号検出装置7が記憶するデータ例である。
信号検出装置7には、識別情報aID及び通知先の情報が記憶されている。通知先は、データ送信先の見守り管理装置(サーバ)1へのアクセス情報である。
図6は、見守り者端末3における処理フローを示す図である。
信号検出部31は、発信装置5からの信号を受信する(ステップS1)。不在判定部33は、見守り者端末3が保持する見守り対象者の識別情報bIDをもとに、所定の時間が経過しても未受信である信号(識別情報bID)があるかを検出し(ステップS2)、未受信の信号がなければ(ステップS2のNO)、ステップS1の処理へ戻り、未受信の信号があれば(ステップS2のYES)、その信号が示す識別情報bIDに紐付けられた見守り対象者を不在と判定し、不在判定時刻を取得する(ステップS3)。警報出力部35は、不在と判定した識別情報bIDを含む警報を生成して、見守り者端末3に表示又はアラームによる出力をする(ステップS4)。
探索依頼/解除通知部37は、見守り者の操作によって探索依頼が入力されたかを判定し(ステップS5)、探索依頼が入力されなければ(ステップS5のNO)、見守り再開としてステップS1の処理へ戻り、探索依頼が入力されたら(ステップS5のYES)、ステップS6の処理へ進む。
許諾レベル通知部39は、見守り者の操作によって許諾レベルが選択されたかを判定し(ステップS6)、選択の操作があるまで待機して(ステップS6のNO)、許諾レベルが選択されたら(ステップS6のYES)、ステップS7の処理へ進む。
探索依頼/解除通知部37は、探索を依頼する見守り対象者の識別情報bID、不在判定時刻及び自端末の識別情報gIDを含む探索依頼を生成し、探索依頼及び許諾レベルをサーバ1へ送信する(ステップS7)。
その後、見守り者が見守り対象者を発見するなどして、見守り者の操作によって探索依頼解除が入力されたかを判断し(ステップS8)、探索依頼解除が入力されるまで待機し(ステップS8のNO)、探索依頼解除が入力されたら(ステップS8のYES)、探索の依頼を取りやめる識別情報bIDを含む探索依頼解除をサーバ1へ送信して(ステップS9)、処理を終了する。
図7は、見守り管理装置1における探索依頼受信時の処理フローを示す図である。
探索依頼/解除受信部10は、見守り者端末3から探索依頼を受信する(ステップS21)。探索範囲特定部11は、探索依頼に含まれている識別情報gIDで見守り者登録情報を検索し、該当する見守り者登録情報の「郵便番号」をもとに探索範囲を特定する(ステップS22)。協力者抽出部12は、協力者登録情報から「郵便番号」が探索範囲内に含まれる協力者(協力者登録情報)を抽出する(ステップS23)。
対象者情報取得部15は、識別情報bIDの対象者登録情報から許諾レベルの範囲までの個人情報を抽出して対象者情報を生成する(ステップS24)。ここで、第1の実施例の場合には、対象者登録情報から見守り者が通知した許諾レベルの範囲までの情報が抽出されて対象者情報が生成され、第2の実施例の場合には、許諾レベルの範囲より狭い範囲までの情報が抽出されて小範囲対象者情報が生成され、第3の実施例の場合には、個人情報の抽出は行われない。
対象者情報送信部16は、抽出した各協力者の協力者登録情報の「端末アクセス情報」宛に、探索依頼に係る識別情報bID及び対象者情報を送信して(ステップS25)、処理を終了する。ここで、協力者端末8に対し、第1の実施例の場合には、識別情報bID及び対象者情報が、第2の実施例の場合には、識別情報bID及び小範囲対象者情報が、第3の実施例の場合には、識別情報bIDのみが送信される。
サーバ1では、信号検出装置7が発信装置5の信号を受信して信号検出通知をサーバ1へ送信した場合にも、上記ステップS21〜S25とほぼ同様の処理が行われる。すなわち、探索範囲特定部11は、ステップS21の処理の代わりに、信号検出装置7から信号検出通知に含まれる検出した識別情報bID、検出時刻及び識別情報aIDを受信する。そして、ステップS22の処理の代わりに、信号検出通知の識別情報bIDが探索依頼に係る識別情報bIDであれば、信号検出通知の識別情報aIDに一致する信号検出装置登録情報の「郵便番号」をもとに探索範囲を特定する。なお、以降のステップS23〜S25については同じ処理であるので説明を省略する。
図8は、見守り管理装置1における協力者による探索時の処理フローを示す図である。
通知受信部13は、協力者端末8からの検出情報の受信を待機し(ステップS31)、検出情報を受信すると(ステップS31のYES)、検出情報に含まれる識別情報bID、信号受信を検出した検出時刻及び協力者端末8の現在位置情報を保存し(ステップS32)、探索を依頼している見守り者の見守り者登録情報から見守り者の連絡先を取り出し、受信した検出時刻及び協力者端末8の現在位置情報を送信する(ステップS33)。
対象者情報送信部16は、見守り対象者の許諾レベルの範囲までの情報が協力者端末8へ送信済みであるかを判定し(ステップS34)、送信済みでない場合のみ(ステップS34のNO)、検出情報を送信した協力者端末8へ許諾レベルまでの対象者情報(未送信分)を送信して(ステップS35)、処理を終了する。
ここで、第1の実施例では、ステップS24の処理で対象者情報が送信されるので、ステップS34の処理の判定は「YES」となり、ステップS35の処理はスキップされる。また、第2の実施例では、ステップS24の処理で、許諾レベルより狭い小範囲対象者情報が送信されるので、ステップS34の処理の判定は「NO」となり、ステップS35の処理において、対象者情報送信部16が、未送信分の対象者情報を送信する。また、第3の実施例では、ステップS24の処理で、識別情報bIDのみが送信されるので、ステップS34の処理の判定は「NO」となり、ステップS35の処理において、対象者情報送信部16が、対象者情報を送信する。
図9は、見守り管理装置1における探索解除時の処理フローを示す図である。
探索依頼/解除受信部10は、見守り者端末3から探索依頼解除を受信したかを判定し(ステップS41)、探索依頼解除を受信していなければ(ステップS41のNO)、ステップS42の処理へ進み、受信していれば(ステップS41のYES)、ステップS44の処理へ進む。
通知受信部13は、協力者端末8から保護通知を受信したかを判定し(ステップS42)、保護通知を受信していなければ(ステップS42のNO)、ステップS41の処理へ戻り、受信していれば(ステップS42のYES)、ステップS43の処理へ進む。
通知受信部13は、探索を依頼している見守り者の連絡先へ、保護通知と共に協力者端末8の現在位置、及び該当する協力者登録情報から取り出した協力者の連絡先を送信する(ステップS43)。
そして、探索依頼解除送信部18は、探索依頼に係る識別情報bIDが送信されている全ての協力者端末8へ探索依頼解除を送信して(ステップS44)、処理を終了する。
探索依頼解除を受信した協力者端末8は、その端末内に保持されている識別情報bID及び対象者情報を自動的に削除する。
図10は、協力者端末8における処理フローを示す図である。
対象者情報受信部81が、サーバ1から識別情報bIDを含む探索依頼を受信すると(ステップS51)、端末位置情報送信部82は、サーバ1へ、探索依頼の確認時刻、自端末のGPS機能を利用して得た現在位置情報を含む確認通知を送信する(ステップS52)。対象者情報受信部81は、サーバ1から受信した対象者情報を協力者端末8の表示画面に表示する(ステップS53)。ここで、第1の実施例では対象者情報が表示され、第2の実施例では小範囲対象者情報が表示される。第3の実施例では、何も表示されず、ステップS53に相当する処理が、ステップS55の処理とS56の処理の間で行われる。
信号検出部83が、発信装置5からの信号の受信を開始し、探索依頼に係る識別情報bIDを示す信号を受信したかを判定する(ステップS54)。該当する信号の受信を待機して(ステップS54のNO)、該当する信号を受信したら(ステップS54のYES)、検出情報送信部84は、サーバ1へ、検出した識別情報bID、検出時刻、自端末の現在位置情報を含む信号検出通知を送信する(ステップS55)。第3の実施例では、信号検出通知の送信後に、サーバ1から協力者端末8へ対象者情報が送信され、協力者端末8に受信した対象者情報が表示される。
見守り対象者を保護した後、協力者の操作によって保護通知が入力されたかを判定し(ステップS56)、保護通知が入力されたら(ステップS56のYES)、保護通知部85は、サーバ1へ、保護通知と、保護した見守り対象者の識別情報bID、現在時刻、自端末の現在位置情報を送信して(ステップS57)、処理を終了する。
図11は、見守りシステムを構成する各装置のハードウェア構成例を示す図である。
見守りシステムを構成する見守り管理装置(サーバ)1、見守り者端末3、協力者端末8は、それぞれ、プロセッサ(CPU)101、メモリ102、ストレージ103、表示装置104、入力装置105及び通信インタフェース106を備え、これらの各装置がバス107で接続されたコンピュータ100で実施することができる。
プロセッサ101は、コンピュータ100の全体を制御し、メモリ102やストレージ103と協働しつつ、ストレージ103に格納されたプログラムを実行する。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置であり、プロセッサ101で実行されるプログラムがロードされるとともに、プロセッサ101の処理に用いるデータが格納されるメインメモリである。
メモリ102は、プログラムの実行やデータ更新などの処理において、外部記憶装置や可搬型のデータ記録媒体に記憶されているプログラムやデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)などである。
ストレージ103は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムや各種データが格納される。
表示装置104は、ディスプレイ等であり、コンピュータ100による処理結果を出力する。入力装置105は、タッチパネル、キーボード、マウス等であり、利用者の操作によるデータ又は動作命令を受け付ける。通信インタフェース106は、他のコンピュータとのデータ通信のインタフェースである。
上述の実施例において説明した見守り管理装置1が備えるデータ記憶部19は、メモリ102、ストレージ103のいずれかである。
見守り管理装置1、見守り者端末3、協力者端末8がそれぞれ備える各処理部は、コンピュータ100が実行可能なプログラムによっても実施することができる。この場合に、上記の各処理部が実行する処理内容を記述したプログラムが提供され、提供されたプログラムをコンピュータ100が実行することによって、その動作及び機能がコンピュータ100上で実現される。
プロセッサ101が実行するプログラムや、アクセス対象となるデータは、コンピュータ100と通信可能な他の装置に格納されていてもよい。例えば、見守り管理装置1のデータ記憶部19に記憶されるデータは、見守り管理装置1と異なる他の記憶装置又はコンピュータに含まれる記憶部に格納されていてもよい。この場合に、見守り管理装置1と他の装置とが通信可能にネットワーク接続され、見守り管理装置1がネットワークを介して他の装置の記憶部にアクセスすることとなる。
以上説明してきたように、徘徊癖のある高齢者は、常時見守り、徘徊が発生したら可能な限り早く発見して保護する必要がある。本発明によれば、屋内においても見守り対象者が所定の場所にいるかどうかを見守ることができ、見守り者は、見守り対象者が所定の場所を外れたことを警報により直ちに知ることができる。
さらに、高齢者が、建物から外部へ出てしまった場合には、予め登録されている協力者に見守り対象者の探索を依頼することで、見守り対象者の発見の機会を増やすことができ、見守り対象者を早期に保護することができる。
また、見守り対象者を知らない協力者に探索を依頼する場合には、見守り対象者本人の特定のためにある程度の個人情報を公開する必要がある。その一方で、不必要な範囲まで公開されないように個人情報の保護にも配慮する必要がある。本発明によれば、見守り対象者の個人情報を見守り者が許諾した範囲内で公開して探索に活用させることができ、個人情報を活用した確実な探索を実現すると共に個人情報の保護を図ることができる。
上記の実施例では、本発明を、徘徊癖のある高齢者の見守りと徘徊発生時の探索を支援する見守りシステムに適用した場合について説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、その記述の主旨の範囲において種々の変形が可能であることは当然である。
本発明は、探索対象(例えば人物、物など)を知らない第三者を協力者として探索などの行動に参加してもらい、許諾されている範囲内で探索対象に関する個人情報を公開して使用するシステムに有用である。上記の徘徊癖のある高齢者の探索だけでなく、迷い犬や猫の探索、自転車やバイクなどの放置・盗難の防止の管理、災害時の位置確認、同じ趣味や嗜好の仲間の探索などにも好適である。
1 見守り管理装置(サーバ)
10 探索依頼/解除受信部
11 探索範囲特定部
12 協力者抽出部
13 通知受信部
14 許諾レベル取得部
15 対象者情報取得部
16 対象者情報送信部
17 協力者端末位置情報取得部
18 探索依頼解除送信部
19 データ記憶部
3 見守り者端末
31 信号検出部
33 不在判定部
35 警報出力部
37 探索依頼/解除通知部
39 許諾レベル通知部
5 発信装置
51 信号発信部
7 信号検出装置
71 信号検出部
73 検出通知部
8 協力者端末
81 対象者情報受信部
82 端末位置情報送信部
83 信号検出部
84 検出情報送信部
85 保護通知部
86 探索依頼解除受信部
N ネットワーク

Claims (5)

  1. 見守り対象者毎に当該見守り対象者の識別情報及び見守り対象者個人の特徴を示す対象者登録情報、見守り者毎に当該見守り者の連絡先及び見守り者端末が設定される位置情報を示す見守り者登録情報、並びに、見守り対象者の探索の協力者毎に当該協力者の住所情報及び協力者が携帯する協力者端末の連絡先を示す協力者登録情報を記憶するデータ記憶部と、
    識別情報を示す無線信号を発信する発信装置が装着された見守り対象者を見守る見守り者端末から、見守り対象者の識別情報を含む探索依頼を受信する探索依頼受信部と、
    前記見守り者端末から、前記見守り対象者の情報の公開を許諾する範囲を複数段階で示すレベルから前記見守り者により選択された許諾レベルを受信する許諾レベル取得部と、
    前記見守り者登録情報をもとに前記探索依頼を送信した見守り者端末の位置情報から探索範囲を特定する探索範囲特定部と、
    前記協力者登録情報をもとに前記探索範囲内に位置する協力者端末を抽出する協力者抽出部と、
    前記探索依頼に係る見守り対象者の前記対象者登録情報から前記許諾レベルに対応する範囲の情報を抽出して対象者情報を生成する対象者情報取得部と、
    抽出した前記協力者端末各々へ、前記探索依頼に係る識別情報及び前記対象者情報を送信する対象者情報送信部と、
    抽出した前記協力者端末各々の現在位置情報を取得する協力者端末位置情報取得部と、
    抽出した前記協力者端末から、前記探索依頼に係る見守り対象者の保護通知を受信し、前記保護通知及び前記保護通知を送信した協力者端末の現在位置情報を、前記見守り者の連絡先へ送信する探索依頼解除送信部とを備える
    ことを特徴とする見守り管理装置。
  2. 前記対象者情報取得部は、前記対象者登録情報から許諾レベルが示す範囲より狭い範囲の情報を抽出して小範囲対象者情報を生成し、
    前記対象者情報送信部は、抽出した前記協力者端末各々へ前記対象者情報の代わりに前記小範囲対象者情報を送信し、前記探索依頼に係る識別情報を送信した前記協力者端末に対してのみ前記対象者情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の見守り管理装置。
  3. 前記対象者情報送信部は、抽出した前記協力者端末各々へ前記探索依頼に係る識別情報及び前記対象者情報を送信する代わりに前記探索依頼に係る識別情報のみを送信し、前記探索依頼に係る識別情報を送信した前記協力者端末に対してのみ前記対象者情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の見守り管理装置。
  4. コンピュータに、
    見守り対象者毎に当該見守り対象者の識別情報及び見守り対象者個人の特徴を示す対象者登録情報、見守り者毎に当該見守り者の連絡先及び見守り者端末が設置される位置情報を示す見守り者登録情報、並びに、見守り対象者の探索の協力者毎に当該協力者の住所情報及び携帯する協力者端末の連絡先を示す協力者登録情報を記憶するデータ記憶部にアクセスし、
    識別情報を示す無線信号を発信する発信装置が装着された見守り対象者を見守る見守り者端末から、見守り対象者の識別情報を含む探索依頼を受信し、
    前記見守り者端末から、前記見守り対象者の情報の公開を許諾する範囲を複数段階で示すレベルから前記見守り者により選択された許諾レベルを受信し、
    前記見守り者登録情報をもとに前記探索依頼を送信した見守り者端末の位置情報から探索範囲を特定し、
    前記協力者登録情報をもとに前記探索範囲内に位置する協力者端末を抽出し、
    前記探索依頼に係る見守り対象者の前記対象者登録情報から前記許諾レベルに対応する範囲の情報を抽出して対象者情報を生成し、
    抽出した前記協力者端末各々へ、前記探索依頼に係る識別情報及び前記対象者情報を送信し、
    抽出した前記協力者端末各々の現在位置情報を取得し、
    抽出した前記協力者端末から、前記探索依頼に係る見守り対象者の保護通知を受信し、
    前記保護通知及び前記保護通知を送信した協力者端末の現在位置情報を前記見守り者の連絡先へ送信する、処理を実行させるための
    見守り管理プログラム。
  5. 発信装置、見守り者端末、前記見守り者端末と接続する見守り管理装置、及び前記見守り管理装置と接続する協力者端末を有する見守りシステムであって、
    前記発信装置は、
    見守り対象者に1つが装着され、当該見守り対象者の識別情報を示す無線信号を発信する信号発信部を備え、
    前記見守り者端末は、
    前記発信装置の無線信号を受信する信号検出部と、
    所定の間に受信しなかった無線信号が示す識別情報に係る見守り対象者を不在と判定する不在判定部と、
    前記不在が判定された場合に警報を出力する警報出力部と、
    前記不在と判定された見守り対象者の探索を依頼し当該見守り対象者の識別情報を含む探索依頼を前記見守り管理装置へ送信する探索依頼通知部と、
    前記見守り対象者の情の公開を許諾する範囲を複数段階で示すレベルから前記見守り者により選択された許諾レベルを前記見守り管理装置へ送信する許諾レベル通知部とを備え、
    前記見守り管理装置は、
    見守り対象者毎に当該見守り対象者の識別情報及び個人の特徴を示す対象者登録情報、見守り者毎に当該見守り者の連絡先及び見守り者端末が設置される位置情報を示す見守り者登録情報、並びに、見守り対象者の探索の協力者毎に当該協力者の住所情報及び携帯する協力者端末の連絡先を示す協力者登録情報を記憶するデータ記憶部と、
    前記見守り者端末から前記探索依頼を受信する探索依頼受信部と、
    前記見守り者端末から前記許諾レベルを受信する許諾レベル取得部と、
    前記見守り者登録情報をもとに前記探索依頼を送信した見守り者端末の位置情報から探索範囲を特定する探索範囲特定部と、
    前記協力者登録情報をもとに前記探索範囲内に位置する協力者端末を抽出する協力者抽出部と、
    前記探索依頼に係る見守り対象者の前記対象者登録情報から前記許諾レベルに対応する範囲の情報を抽出して対象者情報を生成する対象者情報取得部と、
    抽出した前記協力者端末各々へ、前記探索依頼に係る見守り対象者の識別情報及び前記対象者情報を送信する対象者情報送信部と、
    抽出した前記協力者端末各々の現在位置情報を取得する協力者端末位置情報取得部と、
    抽出した前記協力者端末から、前記探索依頼に係る見守り対象者の保護通知を受信し、前記保護通知及び前記保護通知を送信した協力者端末の現在位置情報を、前記見守り者の連絡先へ送信する探索依頼解除送信部とを備え、
    前記協力者端末は、
    前記見守り管理装置から前記探索依頼に係る識別情報及び前記対象者情報を受信する対象者情報受信部と、
    自端末の現在位置情報を前記見守り管理装置へ送信する端末位置情報送信部と、
    前記発信装置の無線信号を受信する信号検出部と、
    受信した前記無線信号が前記探索依頼に係る識別情報である場合に受信した無線信号の識別情報を前記見守り管理装置へ送信する検出情報送信部と、
    前記探索依頼に係る見守り対象者の保護通知を前記見守り管理装置へ送信する保護通知部とを備える
    ことを特徴とする見守りシステム。
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