JP6246969B1 - プログラム、情報処理装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】リソースを節約しかつ発信機を適切に探索する情報処理装置を提供する。【解決手段】複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出する処理部と、移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信する送信部と、抽出された携帯装置が、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し、受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるときに、受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、ネットワークを介し受信する受信部と、を有する。受信部が対象発信機の識別情報を受信したとき、探索範囲を第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、受信部が所定期間内に対象発信機の識別情報を受信しないとき、探索範囲を拡大する。【選択図】図5

Description

本発明は、プログラム情報処理装置およびシステムに関する。
スマートフォン等の携帯装置が特定の発信機から発信機情報を受信することにより、特定の処理を行なうシステムが知られている(例えば特許文献1から5)。例えば、iBeacon(登録商標)では、携帯装置が特定のビーコン発信機のビーコン情報を受信すると、携帯装置は特定の処理を行なう。
携帯装置が探索物に設けられた発信機から識別情報を受信すると、携帯装置は発信機の識別情報をサーバ等の情報処理装置に送信する。情報処理装置は、発信機の識別情報が探索条件に一致すると、探索物に関する情報を通知することが知られている(特許文献1)。
特開2015−184873号公報 特許第5991793号公報 特開2016−72778号公報 国際公開第2009/057745号 特表2004−520787号公報
移動する発信機を携帯装置で探索するときに、大きい範囲で複数の発信機を探索すると、多くの携帯装置が多くの発信機を探索することになり多くのリソースが消費される。一方、探索する範囲を小さくすると発信機を適切に探索できない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、リソースを節約しかつ発信機を適切に探索することを目的とする。
本発明は、コンピュータを、記憶部に記憶された複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から前記探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出する処理部と、移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信する送信部と、前記抽出された携帯装置が、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるとき送信する、前記受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、ネットワークを介し受信する受信部と、として機能させ、前記処理部は、前記受信部が前記対象発信機の識別情報を受信したとき、前記探索範囲を前記第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、前記受信部が所定期間内に前記対象発信機の識別情報を受信しないとき、前記探索範囲を拡大することを特徴とするプログラムである。
上記構成において、前記処理部は、前記探索範囲を縮小するとき、縮小した後の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率を、縮小する前の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率より大きくなるように、携帯装置を抽出し、前記探索範囲を拡大するとき、拡大した後の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率を、拡大する前の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率より小さくなるように、携帯装置を抽出する
構成とすることができる。
上記構成において、前記処理部は、前記第2位置情報に基づき前記対象発信機の位置に関連する第3位置情報を生成する構成とすることができる。
上記構成において、前記発信機は前記自発信機を示す識別情報を近距離無線通信方式を用い送信する構成とすることができる。
上記構成において、前記受信部は、前記複数の携帯装置の少なくとも一部の携帯装置から前記少なくとも一部の携帯装置のそれぞれの位置に関連した第4位置情報を受信し、前記処理部は、前記第4位置情報に基づき、前記記憶部に記憶された前記少なくとも一部の携帯装置の第1位置情報を更新する構成とすることができる。
上記構成において、前記処理部は、前記記憶部に記憶された複数の発信機のうち前記対象発信機と前記対象発信機以外の発信機を含む一部の発信機の識別情報を抽出し、前記送信部は、前記一部の発信機の識別情報を含む前記対象情報を前記抽出された携帯装置にネットワークを介し送信し、前記処理部は、前記受信部が受信した自識別情報が前記対象発信機の識別情報のとき前記対象発信機の識別情報を受信したと判定し、前記受信部が受信した自識別情報が前記対象発信機の識別情報以外のとき前記対象発信機の識別情報を受信していないと判定する構成とすることができる。
本発明は記憶部に記憶された複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から前記探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出する処理部と、移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信する送信部と、前記抽出された携帯装置が、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるとき送信する、前記受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、ネットワークを介し受信する受信部と、を具備し、前記処理部は、前記受信部が前記対象発信機の識別情報を受信したとき、前記探索範囲を前記第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、前記受信部が所定期間内に前記対象発信機の識別情報を受信しないとき、前記探索範囲を拡大することを特徴とする情報処理装置である。
本発明は、携帯装置と情報処理装置とを具備し、前記情報処理装置は、記憶部に記憶された複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から前記探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出し、移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信し、前記抽出された携帯装置は、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるとき、前記受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、前記情報処理装置にネットワークを介し送信し、前記情報処理装置は、前記対象発信機の識別情報を受信したとき、前記探索範囲を前記第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、所定期間内に前記対象発信機の識別情報を受信しないとき、前記探索範囲を拡大することを特徴とするシステムである。
本発明によれば、リソースを節約しかつ発信機を適切に探索することができる。
図1は、実施例1に係るシステムのブロック図である。 図2は、実施例1に係るシステムのシーケンス図である。 図3(a)は、実施例1に係る携帯装置のブロック図であり、図3(b)は、実施例1に係る情報処理装置のブロック図である。 図4は、実施例1に係る情報処理装置の機能ブロック図である。 図5は、実施例1に係る情報処理装置が行なう処理を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係る携帯装置の機能ブロック図である。 図7は、実施例1係る携帯装置が行なう処理を示すフローチャートである。 図8(a)から図8(c)は、実施例1における携帯装置の地理的な位置を示す図である。 図9(a)は、データベースが記憶する携帯装置のリストの例、図9(b)および図9(c)は、図8(a)におけるリストAおよびリストBの例を示す図である。 図10(a)から図10(d)は、リストAおよびリストBの例を示す図である。 図11(a)から図11(d)は、実施例1における携帯装置および発信機の地理的な位置を示す図である。 図12(a)から図12(i)は、リストA、リストBおよび位置情報の例を示す図である。 図13は、実施例2に係るシステムのシーケンス図である。 図14(a)から図14(d)は、実施例2における携帯装置および発信機の地理的な位置を示す図である。 図15(a)は、データベースが記憶する発信機のリストの例、図15(b)から図15(i)は,リストCおよび位置情報の例を示す図である。
以下、図面を参照し本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るシステムのブロック図である。システム100は、携帯装置10、情報処理装置12、データベース14、端末装置15および発信機16を有する。携帯装置10は、例えばスマートフォンまたは携帯電話である。情報処理装置12は、例えばパーソナルコンピュータまたはサーバ等のコンピュータである。データベース14は、情報処理装置12が登録する複数の携帯装置10および複数の発信機16の情報を記憶する。データベース14は、情報処理装置12内のハードディスクユニット等の記憶装置でもよい。端末装置15は、例えば、スマートフォン、携帯電話またはパーソナルコンピュータであり、発信機16を探索するユーザの端末である。発信機16は、発信機16の識別情報(ID:Identification)を含む発信機情報を無線にて発信する。発信機16は、例えばiBeacon(登録商標)方式のビーコン発信機である。携帯装置10と情報処理装置12とは、例えばインターネット等のネットワーク18を介し接続されている。ネットワーク18には、無線回線および/または有線回線が含まれる。
[システムのシーケンス]
図2は、実施例1に係るシステムのシーケンス図である。図2に示すように、端末装置15は、探索する発信機16のIDを対象となる発信機16のID(対象ID)として情報処理装置12に出力する(ステップS10)。情報処理装置12は、対象IDを取得すると、発信機16を探索する探索範囲Rを設定する。データベース14は複数の携帯装置のIDを携帯装置10の位置と対応付けて記憶している。情報処理装置12は、データベース14から探索範囲R内に位置する複数の携帯装置10のIDをリストAとして取得する(ステップS12)。情報処理装置12は、リストA内の複数の携帯装置10から一部の携帯装置10を抽出しリストBとする(ステップS14)。情報処理装置12は、リストB内の抽出した携帯装置10にリストCを送信する(ステップS16)。リストCは、対象IDを含む発信機のIDのリストである。
携帯装置10は、発信機16に近づくと、発信機16から発信機IDを含む情報を受信する(ステップS18)。携帯装置10は、発信機16から受信した発信機IDがリストCに含まれているか判定する(ステップS20)。発信機IDがリストCに含まれていると、携帯装置10は、受信した発信機IDと現在の携帯装置10の位置に関連する位置情報P1とを含む発信機情報を情報処理装置12に送信する(ステップS22)。情報処理装置12は、受信した発信機情報内の発信機IDが対象IDか判定する(ステップS23)。発信機IDが対象IDのとき、情報処理装置12は、位置情報P1に基づき対象となる発信機16に関連する位置情報P2を生成し、位置情報P2を端末装置15に送信する(ステップS24)。
情報処理装置12は、受信した携帯装置10の位置情報P1に基づき探索範囲Rを設定する(ステップS26)。情報処理装置12は、例えば探索範囲Rを拡大または縮小する。その後、ステップS12以降の処理を行う。
このように、情報処理装置12は、探索範囲R内の複数の携帯装置10のうち一部の携帯装置10に対象IDを送信する。携帯装置10が対象IDを受信すると、携帯装置10の位置に関連する位置情報P1を情報処理装置12に送信する。情報処理装置12は受信した位置情報P1から対象となる発信機16の位置に関連する位置情報P2を生成し、位置情報P2を端末装置15に送信する。これにより、端末装置15のユーザは探索する発信機16のおおよその位置を知ることができる。
さらに、情報処理装置12は、携帯装置10から受信した位置情報P1に基づき探索範囲Rを縮小または拡大する。これにより、発信機16の適切な探索が可能となる。以下、実施例1の詳細を説明する。
まず、携帯装置10および情報処理装置12のハードウエア構成を説明する。図3(a)は、実施例1に係る携帯装置のブロック図であり、図3(b)は、実施例1に係る情報処理装置のブロック図である。
図3(a)に示すように、携帯装置10は、プロセッサ20、表示装置21、入力装置22、記憶装置23、通信インターフェース(I/F:Interface)24、近距離無線インターフェース(I/F)25、位置検出器26および内部バス29を有する。プロセッサ20は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ20は、例えばアプリ(アプリケーションプログラム)等のプログラムを実行する。表示装置21は、例えば液晶パネルまたは有機エレクトロルミネッセンスパネルである。入力装置22は、例えばタッチパネルまたはボタンである。記憶装置23は、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリまたはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶装置23は、例えばプログラムおよびデータを記憶する。
通信インターフェース24は、例えば基地局との通信を行なう通信ユニットである。通信インターフェース24は、ネットワーク18を介し情報処理装置12に情報を送信および情報を受信する。近距離無線インターフェース25は、例えばBluetooth(登録商標) Low Energy方式等の近距離無線方式の受信ユニットである。近距離無線インターフェース25は、発信機16から送信された発信機情報を受信する。位置検出器26は、例えばGPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムを用い携帯装置10の緯度および経度の情報を取得する。内部バス29は、各ユニット間を接続する。
図3(b)に示すように、情報処理装置12は、プロセッサ40、表示装置41、入力装置42、記憶装置43、通信インターフェース44、データベース(DB:Data Base)インターフェース45および内部バス49を有する。プロセッサ40は、例えばCPUである。プロセッサ40は、プログラムを実行する。表示装置41は、例えば液晶パネルまたは有機エレクトロルミネッセンスパネルである。入力装置42は、例えばキーボードまたはマウスである。記憶装置43は、例えばRAM等の揮発性メモリまたはフラッシュメモリもしくはハードディスクユニット等の不揮発性メモリである。記憶装置43は、例えばプログラムおよびデータを記憶する。通信インターフェース44は、例えばネットワーク18との通信を行なう通信ユニットである。通信インターフェース44は、ネットワーク18を介し携帯装置10および端末装置15に情報を送信および情報を受信する。DBインターフェース45は、データベース14と情報の送信および受信を行なうユニットである。内部バス49は、各ユニット間を接続する。
[情報処理装置の処理]
情報処理装置12が行なう処理を説明する。図4は、実施例1に係る情報処理装置の機能ブロック図である。図5は、実施例1に係る情報処理装置が行なう処理を示すフローチャートである。図4に示すように、情報処理装置12のプロセッサ40は、プログラムとの協働により、処理部30、送信部32、受信部34、入力部36および出力部38として機能する。
図4および図5に示すように、図2のステップS10において、入力部36には、ユーザの端末装置15から探索する対象となる発信機16の対象IDが入力する(ステップS30)。例えば、入力部36は、対象IDを通信インターフェース44を介し端末装置15から取得する。入力部36は、対象IDをネットワーク18を介さず直接取得してもよい。
処理部30は、対象となる発信機16を探索する探索範囲Rを設定する(ステップS32)。例えば、端末装置15からユーザが探索範囲Rを指定してもよい。処理部30は、探索範囲Rをデータベース14が予め記憶する範囲としてもよい。処理部30は、対象となる発信機16が含まれると推定できる広い範囲を探索範囲Rとしてもよい。探索範囲Rは、例えば緯度経度等のX座標およびY座標で指定した範囲である。
処理部30はデータベース14に探索範囲Rを出力する(ステップS33)。データベース14は、探索範囲R内に位置する携帯装置10のIDをリストAとして処理部30に出力する。処理部30は、データベース14から携帯装置10のリストAを取得する(ステップS34)。ステップS33およびS34は、図2のステップS12に相当する。
処理部30はリストA内の携帯装置10から一部の携帯装置10をリストBとして抽出する(ステップS36)。処理部30は、例えばランダムに携帯装置10を抽出する。例えば、抽出する携帯装置10の個数はリストA内の携帯装置10の個数にかかわらず一定としてもよい。ステップS36は、図2のステップS14に相当する。
処理部30は、抽出された携帯装置10のIDのリストであるリストBと対象IDを送信部32に出力する。送信部32は、リストBに記載された携帯装置10にリストCを送信する(ステップS38)。リストCには、対象IDを含む発信機のIDが含まれる。例えば、送信部32は、リストCを通信インターフェース44を介し携帯装置10に送信する。ステップS38は図2のステップS16に相当する。
図2のステップS22において、携帯装置10は情報処理装置12に発信機IDおよび位置情報P1を含む発信機情報を送信する。受信部34は、携帯装置10から発信機情報を受信する(ステップS39)。処理部30は受信部34が受信した発信機IDが対象IDか否か判定する(ステップS40)。
Yesのとき、処理部30は、携帯装置10の位置情報P1に基づき対象となる発信機16の位置に関連する位置情報P2を生成する(ステップS41)。例えば、位置情報P1が緯度経度情報等のX座標およびY座標情報の場合、処理部30は位置情報P1を位置情報P2としてもよい。位置情報P1が座標情報でない場合、処理部30は、位置情報P1に基づき座標情報を生成し位置情報P2とする。
出力部38は、位置情報P2を端末装置15に出力する(ステップS42)。例えば、出力部38は、位置情報P2を通信インターフェース44を介し端末装置15に出力する。ステップS42は図2のステップS24に相当する。処理部30は、位置情報P1の位置を含むように探索範囲Rを縮小する(ステップS44)。ステップS44は図2のステップS26に相当する。
ステップS40においてNoのとき、処理部30は、所定期間内か否か判定する(ステップS45)。処理部30は、例えばある探索範囲Rで対象となる発信機16の探索を開始してからの期間が、所定期間内の場合はYesと判定し、所定期間を越えた場合はNoと判定する。所定期間は長さが一定の期間でなくてもよく、状況に応じて長さが変化する期間でもよい。Yesのとき、ステップS39に戻る。
ステップS45においてNoのとき、処理部30は位置情報P1の位置を含むように探索範囲を拡大する(ステップS46)。ステップS46は図2のステップS26に相当する。
ステップS44およびS46の後、処理部30は終了か否か判定する(ステップS48)。例えば、端末装置15が対象となる発信機16の探索の終了を指示したとき、処理部30はYesと判定する。Yesのとき終了する。Noのとき、ステップS33に戻る。
[携帯装置の処理]
次に、携帯装置10が行なう処理を説明する。図6は、実施例1に係る携帯装置の機能ブロック図である。図7は、実施例1に係る携帯装置が行なう処理を示すフローチャートである。図6に示すように、携帯装置10のプロセッサ20は、プログラムとの協働により、処理部50、受信部52、送信部54および受信部56として機能する。
図6および図7に示すように、受信部52は、情報処理装置12から対象IDを含むリストCを受信する(ステップS50)。例えば、受信部52はリストCを通信インターフェース24を介して受信する。ステップS50は、図2のステップS16に相当する。処理部50は、受信部52からリストCを取得する。ステップS50の処理は、プロセッサ20が実行する他の処理と並行して行なってもよい。その後、プロセッサ20は待機または他の処理を行なう。
プロセッサ20が待機または他の処理を実行しているときに、受信部56は、発信機16が送信した発信機IDを含む情報を受信する(ステップS52)。例えば、受信部56は、発信機IDを含む情報を近距離無線インターフェース25を介し受信する。ステップS52は、図2のステップS18に相当する。
処理部50は、発信機IDがリストCに含まれるか否か判定する(ステップS54)。ステップS54は、図2のステップS20に相当する。NoのときステップS52に戻る。
ステップS54において、Yesのとき、処理部50は、位置検出器26から現在の携帯装置10の位置に関連する位置情報P1を取得する。処理部50は、送信部54に発信機IDおよび位置情報P1を含む発信機情報を情報処理装置12に送信させる(ステップS56)。例えば、送信部54は、通信インターフェース24を介し発信機情報を情報処理装置12に送信する。ステップS56は、図2のステップS22に相当する。送信部54は、複数の発信機情報をまとめて情報処理装置12に送信してもよい。例えば、送信部54が情報処理装置12に発信機情報を送信できない場合、送信可能となったときに複数の発信機情報をまとめて情報処理装置12に送信してもよい。
位置情報P1は、例えば位置検出器26が取得した緯度および経度情報でもよい。また、位置情報P1は、例えば受信部56が受信した固定された発信機の発信機IDでもよい。さらに、位置情報P1は、例えば通信インターフェース24が通信を行なっている基地局に関連する情報(例えば基地局のID)でもよい。位置情報P1が発信機IDまたは基地局IDの場合、図5のステップS41において、処理部50は、発信機IDまたは基地局IDに基づき位置情報P2を生成する。
[動作の例1]
次に、実施例1における動作の例を説明する。なお、実際の携帯装置10の個数は例えば1万個以上または10万個以上と非常に多い場合もあるが理解しやすいように20個を例に説明する。図8(a)から図8(c)は、実施例1における携帯装置の地理的な位置を示す図である。抽出された(リストBに含まれる)携帯装置を太線楕円で示す。図9(a)は、データベースが記憶する携帯装置のテーブルの例、図9(b)および図9(c)は、図8(a)におけるリストAおよびリストBの例を示す図である。図10(a)および図10(b)は、図8(b)におけるリストAおよびリストBの例を示す図、10(c)および図10(d)は、図8(c)におけるリストAおよびリストBの例を示す図である。
図8(a)に示すように、X座標およびY座標に携帯装置M1からM20が位置している。X座標およびY座標は例えば緯度および経度である。図9(a)に示すように、データベース14には、携帯装置M1からM20のX座標XM1からXM20およびY座標YM1からYM20が記憶されている。携帯装置M1からM20は移動可能である。移動後の携帯装置M1からM20の位置は定期的にまたは不定期に携帯装置M1からM20から情報処理装置12にネットワーク18を介し送信されている。情報処理装置12は、定期的または不定期に各携帯装置M1からM20のX座標およびY座標を更新する。
図5のステップS33において、情報処理装置12の処理部30はX座標がX1からX2の範囲かつY座標がY1からY2の範囲を探索範囲R1としてデータベース14に出力する。図5のステップS34において、データベース14は、図9(a)のテーブルからX座標がX1からX2の範囲内かつY座標がY1からY2の範囲内の携帯装置の携帯装置のIDおよびX座標およびY座標をリストAとして情報処理装置12に出力する。この例では、リストAには9個の携帯装置のIDが含まれる。リストAには、X座標およびY座標は含まれていなくてもよい。
図5のステップS36において、情報処理装置12の処理部30は、リストAから一部の携帯装置をランダムに抽出する。例えば処理部30は、リストAの携帯装置IDに基づきランダムに携帯装置を抽出してもよい。また、処理部30は、X座標および/またはY座標に基づき携帯装置を抽出してもよい。図9(c)に示すように、処理部30は3個の携帯装置M9、M12およびM13を抽出する。リストBには、抽出された携帯装置IDとしてM9、M12およびM13が記載されている。
図8(a)のように、リストB内の携帯装置M9、M12およびM13を太線で示している。図5のステップS38において、送信部32は、リストBの携帯装置M9、M12およびM13に対象IDを送信する。
図5のステップS40においてYesのとき、ステップS44において、処理部30は、図8(b)のように探索範囲R1をR2に縮小する。図5のステップS32において、処理部30は縮小した探索範囲R2のX座標の範囲X1からX2およびY座標の範囲Y1からY2をデータベース14に出力する。
図5のステップS34において、データベース14は、探索範囲R2のリストAを処理部30に出力する。図10(a)に示すように、リストAには4個の携帯装置が含まれている。図10(b)に示すように、図5のステップS36において、処理部30は4個の携帯装置から3つの携帯装置M5、M8およびM9を抽出しリストBとする。
図8(b)のように、図8(a)に比べ、探索範囲R2が縮小する。探索範囲R2内のリストBの携帯装置(太線で図示)の密度は、図8(a)より高くなる。処理部30は、探索範囲R2の中心座標を探索範囲R1の中心座標と同じとしてもよい。また、処理部30は、最後に発信機16の対象IDを受信したときの位置情報および/または移動速度に基づき探索範囲R1の中心座標を決めてもよい。処理部30は、探索範囲の縮小は一定の比率で行ってもよく、発信機16の移動速度等に基づき探索範囲の縮小比率を決めてもよい。
図5のステップS45において所定期間経過すると、ステップS46において、処理部30は、図8(c)のように探索範囲R1をR3に拡大する。図5のステップS33において、処理部30は拡大した探索範囲R3のX座標の範囲X1からX2およびY座標の範囲Y1からY2をデータベース14に出力する。
図5のステップS34において、データベース14は、探索範囲R3のリストAを処理部30に出力する。図10(c)に示すように、リストAには19個の携帯装置が含まれている。図10(d)に示すように、図5のステップS36において、処理部30は19個の携帯装置から3つの携帯装置M6、M9およびM19を抽出しリストBとする。
図8(c)のように、図8(a)に比べ、探索範囲R3は拡大する。探索範囲R3内のリストBの携帯装置(太線で図示)の密度は、図8(a)より低くなる。処理部30は、最後に発信機16の対象IDを受信したときの位置情報および/または移動速度に基づき探索範囲R1の中心座標を決めてもよい。処理部30は、探索範囲の拡大は一定の比率で行ってもよく、発信機16の移動速度等に基づき探索範囲の拡大比率を決めてもよい。
図8(a)から図8(c)のように、発信機16を探索する範囲を適切に拡大および縮小することができる。探索範囲Rに含まれる携帯装置10の個数は、例えば10個程度から数1000個程度とすることができる。リストBに含まれる携帯装置10の個数は例えば数個から数100個とすることができる。
[動作の例2]
次に、発信機の移動にともなう動作を説明する。図11(a)から図11(d)は、実施例1における携帯装置および発信機の地理的な位置を示す図である。抽出された(リストBに含まれる)携帯装置を太線楕円で示す。図12(a)から図12(c)は、図11(a)におけるリストA、リストBおよび位置情報の例を示す図、図12(d)から図12(f)は、図11(c)におけるリストA、リストBおよび位置情報の例を示す図である。図12(g)から図12(i)は、図11(d)におけるリストA、リストBおよび位置情報の例を示す図である。
図11(a)および図12(a)のリストAに示すように、探索範囲R4内の携帯装置はM4、M5、M8およびM9である。図12(b)に示すように、情報処理装置12が対象IDを送信する携帯装置は、M5、M8およびM9である。図11(a)の点線矢印のように探索対象の発信機B1が移動している。発信機B1は実線矢印のように携帯装置M9に発信機IDを送信する。図12(c)に示すように、携帯装置M9は情報処理装置12に対象IDとして「B1」および現在の位置情報P1としてX座標「XM9a」およびY座標「YM9a」を送信する。携帯装置M9も移動しているため、X座標およびY座標は図12(a)とは異なることもある。
図11(b)に示すように、発信機B1が探索範囲R4の外に出ると、発信機B1の近傍にリストBに記載された携帯装置M5、M8およびM9が位置しなくなる。
図11(c)に示すように、所定期間経過しても発信機B1が発見できないとき、情報処理装置12は探索範囲を拡大する。図12(d)のリストAに示すように、探索範囲R5内の携帯装置はM3−M5、M7−M10およびM12−M14である。図12(e)に示すように、情報処理装置12が対象IDを送信する携帯装置は、M5、M7およびM14である。図11(c)の実線矢印のように発信機B1は携帯装置M7に発信機IDを送信する。図12(f)に示すように、携帯装置M13は情報処理装置12に対象IDおよび現在の位置情報P1としてX座標「XM7a」およびY座標「YM7a」を送信する。
図11(d)に示すように、情報処理装置12は、探索範囲を縮小する。図12(g)のリストAに示すように、探索範囲R6内の携帯装置はM2、M3、M6およびM7である。図12(h)に示すように、情報処理装置12が対象IDを送信する携帯装置は、M2、M6およびM7である。図11(d)の実線矢印のように発信機B1は携帯装置M6に発信機IDを送信する。図12(i)に示すように、携帯装置M6は情報処理装置12に対象IDおよび現在の位置情報P1としてX座標「XM6a」およびY座標「YM6a」を送信する。
以上のように、情報処理装置12は、探索範囲を拡大および縮小を繰り返しながら発信機16を追跡する。端末装置15には、発信機16の位置に関する位置情報P2として、座標(XM9a、YM9a)、(XM7a、YM7a)、(XM6a、YM6a)が順次送信される。これにより、ユーザは探索する発信機16の位置が確認できる。
実施例1によれば、図5のステップS34のように、処理部30は、データベース14(記憶部)に記憶された複数の携帯装置10(図9(a)のM1からM20)のそれぞれの位置に関連した複数の位置情報(図9(a)X座標およびY座標:第1位置情報)に基づき、探索範囲(図8(a)のR1)内に位置する携帯装置10(図9(b)のM7−M9、M12−M14、M17およびM19)から探索範囲R1内に位置する携帯装置10より少ない数の携帯装置10(図9(c)のM9、M12およびM13)を抽出する。ステップS38のように、送信部32は、移動可能である対象となる発信機16(対象発信機)の識別情報(対象ID)を含むリストC(対象情報)を、抽出された携帯装置10(M9、M12およびM13)にネットワーク18を介し送信する。
図7のステップS50のように、抽出された携帯装置10(M9、M12およびM13)の受信部52(第1受信部)は、リストCを受信する。ステップS52のように、受信部56(第2受信部)は、発信機16から送信された発信機16を示す発信機ID(自発信機の自識別情報)を受信する。ステップS54のように、処理部50は、受信した発信機IDがリストCに含まれるか否かを判定する。ステップS56のように、処理部50が含まれると判定したとき、送信部54は、受信した発信機IDと携帯装置10(自携帯装置)の位置に関連する位置情報P1(第2位置情報)とを、ネットワーク18を介し情報処理装置12に送信する。
図5のステップS39のように、受信部34は、携帯装置10から発信機IDと位置情報P1を受信する。図5のステップS40からS44のように、処理部30は、受信部34が対象IDを受信したとき、探索範囲Rを位置情報P1に関連した位置を含む範囲に縮小する(図8(b)の探索範囲R2)。図5のステップS40、S45およびS46のように、受信部34が所定期間内に対象IDを受信しないとき、探索範囲を拡大する(図8(c)の探索範囲R3)。
例えば、全ての範囲の全ての携帯装置M1からM20に対象IDを送信し、発信機16を探索させる場合、リソースの負荷が大きくなる。また、例えばiBeacon(登録商標)等の方式では、携帯装置10が登録できる発信機16の個数が制限されている(例えば20個)。よって、同時に複数の発信機16を探索しようとすると、携帯装置10に登録できる発信機16の個数を越えてしまう。
そこで、ステップS32のように、処理部30は探索範囲Rを設定する。ステップS36のように、処理部30は探索範囲R内に位置する携帯装置10から抽出する。ステップS38のように送信部32は抽出した携帯装置10に対象IDを送信する。これにより、リソースの節約が可能となる。ステップS44およびS46のように、処理部30が探索範囲Rを縮小および拡大することで、移動する発信機16を適切に探索できる。
図8(a)および図8(b)のように、処理部30は、探索範囲R1を縮小するとき、縮小した後の探索範囲R2内に位置する携帯装置10の個数に対する抽出された携帯装置10の個数の比率を、縮小する前の探索範囲R1内に位置する携帯装置の個数に対する抽出された携帯装置の個数の比率より大きくなるように、携帯装置10を抽出する。例えば、図10(a)のリストAの携帯装置の個数に対する図10(b)のリストBの携帯装置の個数の比率3個/4個を、図9(b)のリストAの携帯装置の個数に対する図9(c)のリストBの携帯装置の個数の比率3個/8個より大きくする。
図8(a)および図8(c)のように、処理部30は、探索範囲R1を拡大したとき、拡大した後の探索範囲R3内に位置する携帯装置10の個数に対する抽出された携帯装置10の個数の比率を、拡大する前の探索範囲R1内に位置する携帯装置10の個数に対する抽出された携帯装置10の個数の比率より小さくなるように、携帯装置10を抽出する。例えば、図10(c)のリストAの携帯装置の個数に対する図10(d)のリストBの携帯装置の個数の比率3個/19個を、図9(b)のリストAの携帯装置の個数に対する図9(c)のリストBの携帯装置の個数の比率3個/8個より小さくする。
これにより、探索範囲Rを拡大してもリソースの増加を抑制できる。探索範囲Rを縮小すると、発信機16をより細かく探索できる。
図5のステップS41のように、処理部30は、位置情報P1に基づき対象となる発信機16の位置に関連する位置情報P2(第3位置情報)を生成する。これにより、端末装置15において発信機16の追跡が可能となる。
発信機16は、自発信機を示す発信機IDを近距離無線通信方式を用い送信する。この場合、発信機IDを受信する携帯装置10は発信機16の近傍に位置している。よって、より正確に発信機16の位置を探索できる。
実施例2は、実施例1の機能に加え、携帯装置が登録された発信機の発信機IDを受信すると、特定の処理を行う機能を有する例である。携帯装置10および情報処理装置12のブロック図は図3(a)および図3(b)と同じであり説明を省略する。携帯装置10および情報処理装置12の機能ブロックは図4および図6と同じであり説明を省略する。
図13は、実施例2に係るシステムのシーケンス図である。図13に示すように、携帯装置10の送信部54は、通信インターフェース24を介し情報処理装置12に、携帯装置10の現在の位置に関連する位置情報P3を送信する(ステップS60)。位置情報P3は、例えば位置検出器26が取得した緯度および経度情報、受信部56が受信した発信機の発信機ID、または通信インターフェース24が通信を行なっている基地局IDである。情報処理装置12の処理部30は、データベース14内の携帯装置10の位置情報を更新する(ステップS61)。例えば、図9(a)内の対応する携帯装置のX座標およびY座標を位置情報P3に対応する座標に更新する。
情報処理装置12の処理部30は、携帯装置10の位置情報P3に基づき、データベース14から登録された発信機の位置に関連する位置情報および発信機の識別情報IDを取得する(ステップS62)。取得する発信機のIDは、携帯装置10の近傍に位置する発信機のIDである。情報処理装置12の処理部30は、取得した複数の発信機から少なくとも一部の発信機を抽出する(ステップS64)。抽出した発信機のIDをリストCとする。リストCには、対象IDも含ませる。発信機16の抽出方法は特許文献2に記載された方法を用いてもよい。
情報処理装置12の送信部32は、通信インターフェース44を介し携帯装置10にリストC送信する(ステップS66)。携帯装置10の受信部56は、発信機16に近づくと、近距離無線インターフェース25を介し発信機16から発信機IDを含む発信機情報を受信する(ステップS68)。
携帯装置10の処理部50は、発信機16から受信した発信機IDがリストCに含まれか否か判定する(ステップS70)。処理部50は、発信機IDがリストCに含まれていると判定すると、特定の処理を行なう(ステップS72)。処理部50は、発信機IDがリストCに含まれていないと判定すると、特定の処理を行なわない。
特定の処理として、例えば携帯装置10は、ネットワーク18に接続されたサーバから発信機情報を発信した発信機16の位置を取得する。これにより、GPS信号および/または基地局の信号を受信できない場合でも携帯装置10の位置を確認できる。また、携帯装置10は、登録された特定の店舗に近づくと、来店ポイントを店舗のサーバに要求することもできる。さらに、携帯装置10は、特定の店舗に近づくと、店舗に関する情報をユーザに提供することもできる。このように、特定の処理は、発信機16から受信した発信機IDが発信機リストに含まれるときにのみ実行される処理であり、その他の場合には実行されない処理である。
その後、ステップS60からS66を繰り返す。その後のステップS60はステップS72の前に行なってもよい。以上により、携帯装置10が移動すると、携帯装置10の位置に応じたリストCを更新できる。
[動作の例3]
次に、携帯装置および発信機の移動にともなう動作を説明する。図14(a)から図14(d)は、実施例2における携帯装置および発信機の地理的な位置を示す図である。抽出された(リストCに含まれる)発信機を太線四角で示し、移動可能な発信機を二重線四角で示す。図15(a)は、データベースが記憶する発信機のリストの例、図15(b)および図15(c)は図14(a)おけるリストCおよび位置情報P3の例を示す図、図15(d)および図15(e)は図14(b)おけるリストCおよび位置情報P3の例を示す図、図15(f)および図15(g)は図14(c)おけるリストCおよび位置情報P3の例を示す図、図15(h)および図15(i)は図14(d)おけるリストCおよび位置情報P3の例を示す図である。
図14(a)に示すように、発信機B1からB9が地上に位置している。携帯装置M1、発信機B1およびB2は、移動可能であり点線矢印方向に移動している。発信機B3からB9は固定された発信機である。図15(a)に示すように、データベース14には、発信機B1からB9とそのX座標XB1からXB9およびY座標YB1からYB9が記憶されている。発信機B1およびB2のX座標およびY座標は現在の発信機B1からB2の位置とは限らない。
図15(b)に示すように、図13のステップS66において情報処理装置12が携帯装置10に送信するリストCには、発信機B1−B3、B5、B6、B8およびB9が含まれる。ここで、発信機B5、B6、B8およびB9は、図13のステップS64において、携帯装置M1の近傍に位置する発信機から発信機として抽出された発信機であり、例えば携帯装置M1との距離が近い発信機から所定個数の発信機である。発信機B1よびB2は、図2のステップS12において、探索の対象である発信機として抽出された発信機である。
図14(a)の実線矢印のように、携帯装置M1が発信機B9の発信機IDを受信する(図13のステップS68)。発信機B9はリストCに含まれるため、携帯装置M1の処理部50は特定の処理を行う(図13のステップS70)。図15(c)のように、送信部54は、情報処理装置12に発信機ID「B9」および携帯装置M1の現在の位置としてX座標「XM1a」およびY座標「YM1a」を送信する(ステップS60)。情報処理装置12の処理部30は、データベース14の携帯装置M1のX座標およびY座標を「XM1a」および「YM1a」に更新する(ステップS61)。
図14(b)に示すように、携帯装置M1、発信機B1およびB2が移動する。図15(d)に示すように、情報処理装置12が携帯装置10に送信するリストCは図15(b)と同じである。図14(b)の実線矢印のように、携帯装置M1が発信機B1の発信機IDを受信する。発信機B1はリストCに含まれるため、図15(e)のように、送信部54は、情報処理装置12に発信機ID「B1」および携帯装置M1の現在の位置としてX座標「XM1b」およびY座標「YM1b」を送信する(ステップS60)。発信機B1は対象IDである。よって、ステップS70およびS60は、図2のステップS20およびS22も兼ねる。情報処理装置12の処理部30は、X座標「XM1b」およびY座標「YM1b」を発信機B1の位置情報P2として端末装置15に出力する(図2のステップS24)。処理部30は、データベース14の携帯装置M1のX座標およびY座標を「XM1b」および「YM1b」に更新する(ステップS61)。
図14(c)に示すように、携帯装置M1、発信機B1およびB2がさらに移動する。図15(f)に示すように、情報処理装置12が携帯装置10に送信するリストCには、発信機B1−B5、B7およびB8が含まれる。図14(c)の実線矢印のように、携帯装置M1が発信機B8の発信機IDを受信する。発信機B8はリストCに含まれるため、図15(g)のように、送信部54は、情報処理装置12に発信機ID「B8」および携帯装置M1の現在の位置としてX座標「XM1c」およびY座標「YM1c」を送信する(ステップS60)。処理部30は、データベース14の携帯装置M1のX座標およびY座標を「XM1c」および「YM1c」に更新する(ステップS61)。
図14(d)に示すように、携帯装置M1、発信機B1およびB2がさらに移動する。図15(h)に示すように、情報処理装置12が携帯装置10に送信するリストCは図15(f)と同じである。図14(d)の実線矢印のように、携帯装置M1が発信機B2の発信機IDを受信する。発信機B2はリストCに含まれるため、図15(i)のように、送信部54は、情報処理装置12に発信機ID「B2」および携帯装置M1の現在の位置としてX座標「XM1d」およびY座標「YM1d」を送信する(ステップS60)。情報処理装置12の処理部30は、X座標「XM1d」およびY座標「YM1d」を発信機B2の位置情報P3として端末装置15に出力する(図13のステップS60)。処理部30は、データベース14の携帯装置M1のX座標およびY座標を「XM1d」および「YM1d」に更新する(ステップS61)。
実施例2によれば、図13のステップS60のように、情報処理装置12の受信部34は、複数の携帯装置M1からM20の少なくとも一部の携帯装置M1か携帯装置M1のそれぞれの位置を示す位置情報P3(第4位置情報)を受信する。ステップS61のように、処理部30は、位置情報P3に基づき、データベース14に記憶された携帯装置M1の位置情報を更新する。これにより、データベース14は移動する携帯装置M1の位置情報を更新できる。
図13のステップS64のように、処理部30、データベース14に記憶された複数の発信機(図15(a)のB1からB9)のうち対象発信機(B1、B2)と対象発信機以外の発信機(B3、B5、B6、B8およびB9)を含む一部の発信機の識別情報を抽出する。ステップS66のように、送信部32は、一部の識別情報を含むリストCを抽出された携帯装置(リストB)にネットワークを介し送信する。図5のステップS40のように、処理部30は、受信部34が受信した発信機IDが対象IDのとき対象IDを受信したと判定し、受信した発信機IDが対象ID以外のときを含まないとき対象IDを受信していないと判定する。
これにより、探索する発信機B1およびB2の対象IDをリストCに含ませることで、携帯装置M1は、発信機B1およびB2を探索する特別なアプリケーションをダウンロードしなくとも、発信機B1およびB2の探索に寄与することができる。
発信機16は、例えば発信機を示す発信機IDを含むビーコン情報を発信するビーコン発信機である。発信機16は、例えば送信機能と受信機能を備えてもよい。また、発信機16は、例えば近距離無線通信を用い発信機IDを送信するが、受信機能を有さなくともよい。例えば、iBeacon(登録商標)等のビーコン発信機である。iBeacon(登録商標)では、発信機IDはUU(Universally Unique)ID、メジャー値およびマイナー値を含む。発信機リスト内の発信機IDはUUID、メジャー値およびマイナー値を含んでもよいが、UUIDのみ、UUIDとメジャー値のみでもよい。このように、発信機リスト内の発信機IDは、発信機単位でなく、発信機のグループでもよい。携帯装置10のプロセッサ20を処理部50、受信部52、56および送信部54として機能させるプログラムは、携帯装置10にインストールされるアプリケーションプログラムでもよいし、アプリケーションプログラムの一部の部品でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 携帯装置
12 情報処理装置
14 データベース
15 端末装置
16 発信機
20、40 プロセッサ
30、50 処理部
32、54 送信部
34、52、56 受信部
36 入力部
38 出力部

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    記憶部に記憶された複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から前記探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出する処理部と、
    移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信する送信部と、
    前記抽出された携帯装置が、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるとき送信する、前記受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、ネットワークを介し受信する受信部と、
    として機能させ、
    前記処理部は、
    前記受信部が前記対象発信機の識別情報を受信したとき、前記探索範囲を前記第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、
    前記受信部が所定期間内に前記対象発信機の識別情報を受信しないとき、前記探索範囲を拡大することを特徴とするプログラム。
  2. 前記処理部は、
    前記探索範囲を縮小するとき、縮小した後の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率を、縮小する前の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率より大きくなるように、携帯装置を抽出し、
    前記探索範囲を拡大するとき、拡大した後の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率を、拡大する前の探索範囲内に位置する携帯装置の個数に対する前記抽出された携帯装置の個数の比率より小さくなるように、携帯装置を抽出することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記処理部は、前記第2位置情報に基づき前記対象発信機の位置に関連する第3位置情報を生成することを特徴とする請求項1または2記載のプログラム。
  4. 前記発信機は前記自発信機を示す識別情報を近距離無線通信方式を用い送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のプログラム。
  5. 前記受信部は、前記複数の携帯装置の少なくとも一部の携帯装置から前記少なくとも一部の携帯装置のそれぞれの位置に関連した第4位置情報を受信し、
    前記処理部は、前記第4位置情報に基づき、前記記憶部に記憶された前記少なくとも一部の携帯装置の第1位置情報を更新することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のプログラム。
  6. 前記処理部は、前記記憶部に記憶された複数の発信機のうち前記対象発信機と前記対象発信機以外の発信機を含む一部の発信機の識別情報を抽出し、
    前記送信部は、前記一部の発信機の識別情報を含む前記対象情報を前記抽出された携帯装置にネットワークを介し送信し、
    前記処理部は、前記受信部が受信した自識別情報が前記対象発信機の識別情報のとき前記対象発信機の識別情報を受信したと判定し、
    前記受信部が受信した自識別情報が前記対象発信機の識別情報以外のとき前記対象発信機の識別情報を受信していないと判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のプログラム。
  7. 記憶部に記憶された複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から前記探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出する処理部と、
    移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信する送信部と、
    前記抽出された携帯装置が、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるとき送信する、前記受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、ネットワークを介し受信する受信部と、
    を具備し、
    前記処理部は、
    前記受信部が前記対象発信機の識別情報を受信したとき、前記探索範囲を前記第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、
    前記受信部が所定期間内に前記対象発信機の識別情報を受信しないとき、前記探索範囲を拡大することを特徴とする情報処理装置。
  8. 携帯装置と情報処理装置とを具備し、
    前記情報処理装置は、記憶部に記憶された複数の携帯装置のそれぞれの位置に関連した複数の第1位置情報に基づき、探索範囲内に位置する携帯装置から前記探索範囲内に位置する携帯装置より少ない数の携帯装置を抽出し、移動可能である対象発信機の識別情報を含む対象情報を、抽出された携帯装置にネットワークを介し送信し、
    前記抽出された携帯装置は、発信機から送信された自発信機を示す自識別情報を受信し受信した自識別情報が前記対象情報に含まれるとき、前記受信した自識別情報および自携帯装置の位置に関連する第2位置情報を、前記情報処理装置にネットワークを介し送信し、
    前記情報処理装置は、前記対象発信機の識別情報を受信したとき、前記探索範囲を前記第2位置情報に関連した位置を含む範囲に縮小し、所定期間内に前記対象発信機の識別情報を受信しないとき、前記探索範囲を拡大することを特徴とするシステム。
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