JP2015187642A - 地図表示システム及び地図表示プログラム - Google Patents

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宣宏 小野寺
Nobuhiro Onodera
宣宏 小野寺
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Abstract

【課題】POIの密集エリアにおいて、POIアイコンの選択を容易にすることができる地図表示システム及び地図表示プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】地図を表示させる地図表示システムであって、前記地図に表示される表示部品を、該表示部品の表示領域上を選択することにより選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記表示領域上の座標において、前記表示部品が1以上の他の表示部品と重畳しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記座標において前記表示部品と前記1以上の他の表示部品が重畳していると判定された場合、前記表示部品と前記1以上の他の表示部品とのいずれかを選択させる画面を表示させる表示手段と、を有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、地図表示システム及び地図表示プログラムに関する。
従来より、地図表示システムが知られている。このような地図表示システムにおいて、地図上に表示される山、河川、建物、施設等の名称を示す地図注記の重なりが生じる場合に、予め定めた優先順位に従って、優先順位が高い地図注記を表示させる一方で、優先順位が低い地図注記を削除する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−63575号公報
しかしながら、上記の従来技術においては、山、河川、建物、施設等の名称を示す地図注記に限られる。したがって、例えば駅や駅の出入口、コンビニ、デパートなどの施設等を示すアイコンが数多く密集して表示されるような場合には、ユーザが目的とする施設等を選択しにくいという問題がある。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、POI(Point of Interest)の密集エリアにおいて、POIアイコンの選択を容易にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、地図を表示させる地図表示システムであって、前記地図に表示される表示部品を、該表示部品の表示領域上を選択することにより選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記表示領域上の座標において、前記表示部品が1以上の他の表示部品と重畳しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記位置において前記表示部品と前記1以上の他の表示部品が重畳していると判定された場合、前記表示部品と前記1以上の他の表示部品とのいずれかを選択させる画面を表示させる表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、POIの密集エリアにおいて、POIアイコンの選択を容易にすることができる。
本実施形態に係る地図表示システムの一例の構成図である。 本実施形態に係る地図表示システムの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る地図表示システムの一例のソフトウェア構成図である。 本実施形態に係る地図表示処理の一例のフローチャートである。 地図表示画面に表示される地図情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る目的地選択から経路探索結果表示までの処理の一例のフローチャートである。 表示部品の重なり判定の一例を説明するための図である。 目的地選択画面の一例のイメージ図である。 経路設定画面の一例のイメージ図である。 経路探索結果の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
<システム構成>
まず、本実施形態に係る地図表示システムのシステム構成について説明する。図1は、本実施形態に係る地図表示システムの一例の構成図である。図1の地図表示システム100は、地図表示サーバ1と、地図表示端末2とがネットワーク3を介して接続されている。
地図表示サーバ1は、地図表示端末2からの要求に応じて、地図表示端末2に対して地図情報を提供する情報処理装置である。なお、図1において地図表示サーバ1は、1台の情報処理装置で構成されているが、これに限られず、複数台の情報処理装置で構成されていてもよい。また、地図表示システム100は、地図表示サーバ1のみを有する構成であってもよい。すなわち、本実施形態に係る地図表示システム100の各種処理をすべて地図表示サーバ1のみで実現する構成であってもよい。
地図表示端末2は、ユーザが利用する地図表示端末である。地図表示端末2は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、携帯電話、ナビゲーション端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC、ゲーム機器、ウェアラブル端末などの各種の情報処理装置である。ユーザは、地図表示端末2を操作して、地図表示サーバ1に対して地図の表示要求を行い、地図表示サーバ1から地図情報を受け取ることで地図を表示させることができる。なお、図1においては、一例として、地図表示システム100が1台の地図表示端末2を有する構成が示されているが、これに限られず、地図表示システム100は、複数台の地図表示端末2を有する構成であってもよい。
また、地図表示システム100は、地図表示端末2のみを有する構成であってもよい。すなわち、本実施形態に係る地図表示システム100の各種処理をすべて地図表示端末2のみで実現する構成であってもよい。
ネットワーク3は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク3は、例えば、電話回線網、WiFi、インターネットなどを含む。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る地図表示システムのハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る地図表示システムの一例のハードウェア構成図である。
地図表示サーバ1は、ハードウェア構成として、図2に示されるように、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、入力装置15、表示装置16、通信装置17を有する。
また、地図表示端末2は、ハードウェア構成として、図2に示されるように、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、入力装置15、表示装置16、通信装置17、音声入出力装置18、GPS(Global Positioning System)受信装置19を有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。入力装置15は、例えばキーボードやマウスなどの各種入力装置である。表示装置16は、ディスプレイなどであり、地図等が表示される。通信装置17は、ネットワーク3を介し、地図表示サーバ1などの他装置との通信を行う。音声入出力装置18は、例えばマイク装置やスピーカ装置などから構成される、音声の入出力を行う装置である。GPS受信装置19は、地図表示端末2の現在位置する位置情報をGPS衛星より受信する。
なお、地図表示サーバ1は、入力装置15及び/又は表示装置16を必ずしも有していなくてもよい。
また、本実施形態に係る地図表示端末2は、一例として、例えばスマートフォンやタブレット端末でもあるとする。したがって、入力装置15は、キーボードやマウスに代え、画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現される。またこの場合、入力操作は、画面上のタッチパネルと、プログラムにより制御されるソフトウェアキー等とにより実現される。このようなタッチパネルは、入力装置15及び表示装置16を構成する。
本実施形態に係る地図表示サーバ1及び地図表示端末2は、例えば上記のハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
次に、本実施形態に係る地図表示システム100のソフトウェア構成について説明する。図3は、本実施形態に係る地図表示システムの一例のソフトウェア構成図である。地図表示システム100は、主な機能部として、記憶部101と、入力部102と、地図情報取得部103と、重なり判定部104と、経路設定表示部105と、経路探索部106と、表示部107とを有する。
記憶部101は、地図情報やこの地図情報に表示される各種アイコン等の表示部品、各種施設に関する情報などの各種情報を記憶する。記憶部101は、例えばHDD14、又は地図表示サーバ1とネットワークを介して接続される記憶装置等により実現される。
入力部102は、ユーザにより入力される各種情報を受け付ける。入力部102は、例えば入力装置15や音声入出力装置18等により実現される。ユーザにより入力される各種情報は、例えば、経路探索を行うための現在地、出発地、目的地、経由地などの各種条件の情報である。また、ユーザが、例えば、地図表示端末2の入力装置15及び表示装置16で構成されるタッチパネルをタップすると、タップした位置に対応するタップ座標が入力部102に入力される。なお、入力部102には、例えば不図示のGPS情報取得部から取得された地図表示端末2の位置情報を現在地として入力してもよい。
地図情報取得部103は、入力部102から入力された各種情報に基づいて、記憶部101から地図情報を取得する。地図情報取得部103は、例えばCPU11等により実現される。地図情報取得部103は、例えば、入力部102から受け取った地図表示要求に対して、この地図表示要求に係る地図情報を記憶部101から取得する。
重なり判定部104は、入力部102から受け取ったタップ座標などの座標に基づき、この座標において複数のアイコン(表示部品)が重なって表示されているか否かを判定する。重なり判定部104は、例えばCPU11等により実現される。
経路設定表示部105は、経路探索の目的を設定するための目的地選択画面や経路探索を行うための経路設定画面などを表示させる。経路設定表示部105は、例えば、CPU11や表示装置16等により実現される。
経路探索部106は、経路設定表示部105により表示された経路設定画面において設定された出発地や目的地などの情報から最適な経路を探索する。経路探索部106は、例えば、CPU11等により実現される。
表示部107は、地図情報取得部103により取得された地図情報を表示装置16に表示させる。また、表示部107は、経路探索部106から受け取った経路探索の結果(出発地から目的までのルート)を設定した地図情報を表示装置16に表示させる。表示部107は、例えば、表示装置16等により実現される。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る地図表示システムの処理の詳細について説明する。まず、本実施形態に係る表示システム100が地図情報を表示する処理について説明する。本実施形態においては、ユーザが地図表示端末2を操作して、この地図表示端末2の表示画面に地図情報が表示されるものとする。
《地図表示処理》
図4は、本実施形態に係る地図表示処理の一例のフローチャートである。
ステップS11において、ユーザは、例えば地図表示端末2に搭載されているWebブラウザ(不図示)や地図表示アプリケーション(不図示)を介して、地図表示操作を行う。ユーザが行った地図表示操作は、地図表示端末2の入力部102で受け付けられ、ネットワーク3を介して、地図表示要求が地図表示サーバ1の地図情報取得部103に送信される。なお、地図表示要求には、例えば、地図表示端末2の現在地の情報や、目的地の情報などが含まれる。なお、地図表示端末2の入力部102は、例えば不図示のGPS情報取得部を介して地図表示端末2の位置情報を取得し、この取得した位置情報を現在地として入力してもよい。以降では、ユーザは、現在地と、目的地を示す駅の駅名を入力して、地図の表示操作を行ったものとして説明をする。したがって、地図表示サーバ1に送信される地図表示要求には、少なくとも現在地の情報と目的地の情報とが含まれる。
なお、上記では、ユーザが地図表示端末2を操作して各種情報を入力したが、ユーザは地図表示サーバ1を操作してもよい。この場合、地図表示サーバ1の入力部102で受け付けられた現在地や目的地などの各種情報等は、後述のステップS12において、ネットワーク3を介さずに地図情報取得部103に渡され、ステップS13において、地図表示サーバ1の表示装置16に地図情報が表示される。
ステップS12において、地図表示サーバ1の地図情報取得部103は、ネットワーク3を介して、地図表示要求を受け付けると、記憶部101から地図情報を取得する。例えば、地図情報取得部103は、受け付けた地図表示要求に含まれる現在地の情報や目的地の情報などに応じた地図情報を取得する。すなわち、地図情報取得部103は、例えば目的地を中心に、現在地を含む周辺の地図情報を取得する。また、地図情報取得部103は、現在地や目的地などを示すアイコン、目的地(例えば駅)の出入口や周辺施設を示すアイコン等の各種表示部品も取得し、これらのアイコンを地図情報にマッピングする。地図情報取得部103は、取得した地図情報等を地図表示端末2に送信する。
ステップS13において、地図表示端末2の表示部107は、地図表示サーバ1から受け取った地図情報を表示装置16に表示させる。ここで、表示部107により表示装置16に表示される地図情報の一例を図5で示す。図5は、地図表示画面に表示される地図情報の一例を示す図である。
図5(a)に示される地図情報1000は、ユーザ(地図表示端末2)の現在地1100と、目的である駅を示す目的地1200と、目的地である駅の出入口1201〜1203とが表示されている。このように、地図表示端末2の表示装置16には、目的地1200を中心に、現在地1100を含む周辺の地図情報が表示される。さらに、目的地1200に関連する施設(すなわち、目的地1200である駅の出入口1201〜1203)が表示される。
ここで、ユーザは、地図表示端末2に搭載されているWebブラウザ(不図示)や地図表示アプリケーション(不図示)を操作することにより、表示装置16に表示された地図情報1000の縮尺を変更することができる。これにより、ユーザは、表示装置16に表示されている地図に対して、これを拡大した地図あるいは縮小した地図を表示させることができる。図5(b)は、図5(a)に示される地図情報1000の縮尺を所定の割合だけ小さくしたものである。このように、地図情報1000の縮尺を小さくすることで、目的地の周辺の地図をより広い範囲で確認することができるようになる。他方、縮尺を大きくすれば、目的地の周辺の地図をより狭い範囲で詳細に確認することができるようになる。なお、縮尺の変更は、目的地の周辺のみならず、ユーザが指定した任意の地点を中心として行うことができる。
地図情報1000より縮尺が小さい、図5(b)に示される地図情報2000において、現在地2100、目的地2200、出入口2201〜2203は、それぞれ地図情報1000の現在地1100、目的地1200、出入口1201〜1203と同じ地点を指している。ただし、縮尺を小さくしたために、地図情報2000の出入口2201〜2203は、各々の一部が重なり合って表示されている。
以上のように、本実施形態に係る地図表示システム100では、ユーザは、地図表示端末2の表示装置16に所望の地図情報を表示させることができる。
《目的地選択から経路探索結果表示までの処理》
次に、上記の図5に示された地図情報1000又は地図情報2000において、現在地から目的地までの経路を探索し、この経路が表示された地図情報を表示装置16に表示させる処理について説明する。すなわち、ユーザが現在地から例えば出入口Cを示す出入口1203(出入口2203)までの経路(ルート)を表示させたい場合の処理である。図6は、本実施形態に係る目的地選択から経路探索結果表示までの処理の一例のフローチャートである。
ステップS21において、ユーザは、経路探索の目的地を、表示されている地図情報からアイコン(表示部品)を選択することで選択する。例えば、ユーザは、経路探索の目的地として、地図情報1000において目的地1200の出入口1201〜出入口1203のいずれか又は地図情報2000において目的地2200の出入口2201〜出入口2203のいずれかを選択する。以降では、ユーザは、地図表示端末2の表示装置16に表示されている地図情報2000から、経路探索の目的地として出入り口Cを示す出入口2203を選択するものとして説明する。
ユーザが地図表示端末2の例えばタッチパネルを介して出入口2203を選択すると、ユーザが表示画面をタップした位置を示すタップ座標が入力部102に送信される。そして、地図表示端末2の入力部102は、タップ座標を受け取ると、重なり判定部104にタップ座標を送信する。
なお、上記においては、ユーザは地図表示端末2のタッチパネルを介して出入口2203を選択したが、これに代えて例えばタッチパッド、マウスなどのポインティングデバイスを用いて選択してもよい。この場合においても、各ポインティングデバイスを用いてユーザが選択した位置の座標が入力部102に送信される。以降、ユーザがポインティングデバイスを用いて選択した位置の座標やタッチパネルでタップした位置を示すタップ座標などを単に「座標」と表す。
ステップS22において、地図表示端末2の重なり判定部104は、入力部102から受け取った座標に基づいて、この座標において複数のアイコン(表示部品)が重なり合っているか否かを判定する。そして、重なり判定部104は、判定結果を経路設定表示部105に送信する。重なり判定部104による判定結果が、複数のアイコンが重なり合っていることを示すものである場合、ステップS23に進む。他方、重なり判定部104による判定結果が、アイコンが重なり合っていないことを示すものである場合、ステップS24に進む。
ここで、重なり判定部104の判定方法について、図7を用いて説明する。図7は、表示部品の重なり判定の一例を説明するための図である。
図7では、出入口A、出入口B、及び出入口Cのそれぞれを示すアイコン(表示部品)が、各々一部重なりあって表示されている。このとき、ユーザが、地図表示端末2のタッチパネルを用いて、出入口Cを選択する場合についての重なり判定部104の判定方法について説明する。なお、図7において領域3001〜領域3003は、各表示部品が表示される表示領域の一部である。また、以降の説明は、ユーザが例えばポインティングデバイスなどを用いた場合にも同様である。
例えばユーザが、出入口Cを示すアイコンの領域3001をタップした場合、重なり判定部104は、出入口Cを示すアイコンは他のアイコンとは重なり合っていないと判定する。つまり、重なり判定部104は、領域3001における任意の座標では、複数のアイコンが重なり合っていないと判定する。
例えばユーザが、出入口Cを示すアイコンの領域3002をタップした場合、重なり判定部104は、出入口Cを示すアイコンは出入口Aを示すアイコンと重なり合っていると判定する。つまり、重なり判定部104は、領域3002における任意の座標では、2つのアイコン(出入口Aを示すアイコンと出入口Cを示すアイコン)が重なり合っていると判定する。
例えばユーザが、出入口Cを示すアイコンの領域3003をタップした場合、重なり判定部104は、出入口Cを示すアイコンは出入口Aを示すアイコン及び出入口Bを示すアイコンと重なり合っていると判定する。つまり、重なり判定部104は、領域3003における任意の座標では、3つのアイコン(出入口A、出入口B、出入口Cそれぞれを示すアイコン)が重なり合っていると判定する。
以上のように、重なり判定部104は、ユーザが地図表示端末2の表示画面をタップした位置の座標に基づいて、この座標においてアイコン(表示部品)が重なり合っているか否かを判定する。
図6の説明に戻る。ステップS23において、経路設定表示部105は、重なり合っているアイコン(表示部品)について、いずれのアイコンを選択するかをユーザに選択させるための一覧(リスト)を表示させる。ここでは、上記のステップS21において、出入口A、出入口B、及び出入口Cの3つのアイコンが重なり合っている領域をタップしたものとして説明する。すなわち、ユーザが、例えば図7に示されている領域3003の任意の位置(座標)をタップしたものとする。このとき、経路設定表示部105は、例えば図8に示されるような目的地選択画面4000を表示装置16上に表示させる。図8は、目的地選択画面の一例のイメージ図である。
図8に示されている目的地選択画面4000では、ユーザがタップした位置(座標)において重なり合っているアイコンが示す情報が一覧表示4100に表示される。したがって、ユーザは、この一覧表示4100から所望のアイコンが示す情報(例えば「出入口C」)を選択することができる。したがって、例えば、表示された地図情報の縮尺が小さい等により、複数のアイコン(表示部品)が重なり合って表示されているような場合(すなわち、所望のアイコンのみ選択することが難しいような場合)においても、ユーザは一覧表示4100から所望のアイコンが示す情報を容易に選択することができる。
なお、上記において、例えばユーザが図7において領域3001の任意の位置(座標)をタップした場合、図8の一覧表示4100には「出入口C」のみが表示される。また、例えばユーザが図7において領域3002の任意の位置(座標)をタップした場合、図8の一覧表示4100には「出入口A」及び「出入口C」が表示される。このように、図8の一覧表示4100には、ユーザがタップした座標において重なり合っているすべてのアイコンを示す情報が表示される。以降では、ユーザが、図8の一覧表示4100から「出入口C」を選択した場合について説明する。
図6の説明に戻る。ステップS24において、経路設定表示部105は、出発地と目的地とを設定した経路設定画面を表示させる。このとき経路設定画面に設定される出発地は、例えば現在地である。また、設定される目的地は、ステップS22における重なり判定部104の判定結果がアイコンが重なり合っていることを示すものである場合、例えば図8の一覧表示4100からユーザが選択したアイコンが示す情報である。他方、ステップ22における重なり判定部104の判定結果がアイコンが重なり合っていないことを示すものである場合、ステップS21においてユーザがタップした位置(座標)を含むアイコン(このようなアイコンは一意に定まる)を示す情報である。
ここで、地図表示端末2の表示装置16に表示される経路設定画面について説明する。図9は、経路設定画面の一例のイメージ図である。図9に示される経路設定画面5000では、出発地5001と、目的地5002と、経路探索ボタン5003とが表示されており、出発地5001には「現在地」が、目的地には「出入口C」が設定されている。このように、出発地5001と目的地5002とが設定された状態で、ユーザが経路探索ボタン5003を押下すると、経路探索が行われる。そして、出発地から目的地までの最適な経路が表示装置16に表示されている地図上に表示される。すなわち、ユーザが経路探索ボタン5003を押下すると、地図表示端末2は、出発地と目的地とを示す情報を地図表示サーバ1の経路探索部106に送信する。
なお、上記の経路設定画面5000において、例えば、出発地から目的地に向かうまでの間にユーザが立ち寄りたい場所として経由地を設定できるようにしてもよい。経由地が設定された場合、ユーザが経路探索ボタン5003を押下すると、経路設定表示部105は、地図表示サーバ1の経路探索部106に対して、出発地と目的地とを示す情報に加えて経由地を示す情報を送信する。したがって、この場合、後述するステップS25において経路探索部106は、出発地から経由地を経由して目的地に向かう最適な経路を探索する。
図6の説明に戻る。ステップS25において、経路探索部106は、経路設定表示部105から受け取った出発地と目的地とを示す情報に基づいて、最適な経路を探索する。そして、表示部107は、経路探索部106が探索した経路を地図情報に表示させる。表示部107は、例えば図10に示されるような経路情報が表示された地図情報を地図表示端末2の表示装置16に表示させる。図10は、経路探索結果の一例のイメージ図である。
図10に示される経路探索結果6000では、ユーザの現在地6100から出入口Cを示す出入口6203までの経路6300が表示されている。このように、経路探索部106は、経路設定表示部105から受け取った出発地と目的地とを示す情報に基づいて、最適な経路を探索し、表示部107は、この経路を地図情報に表示させる。これにより、ユーザは、現在地から目的地までの最適な経路(例えば、最短距離や最小時間経路)を取得することができる。
なお、上記では、目的地(駅)の出入口を示すアイコンについて、各々一部が重なっているか否かを判定する場合について説明したが、アイコンは出入口を示すものに限られない。すなわち、例えばコンビニやデパート、ガソリンスタンド、観光名所などを示すアイコン(表示部品)であってもよい。なお、表示部品はいわゆるPOIであってもよい。したがって、本発明は、地図情報に表示される種々の表示部品の全部又は一部が重なり合っている場合において、この重なり合っている部分をユーザが選択したときに、重なり合っている表示部品が示す情報を一覧表示することで、ユーザの選択を容易にするものである。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る地図表示システムは、ユーザからの地図表示要求に応じて表示装置16に地図情報を表示させることができる。そして、この地図情報において表示される各種表示部品の全部又は一部が重なり合うような場合に、この重なり合っている部分をユーザが選択したとき、重なり合っている表示部品が示す情報を一覧表示させる。したがって、ユーザは、複数の表示部品が重なり合っているために所望の表示部品を選択することが困難な場合においても、一覧表示された情報から所望の表示部品が示す情報を容易に選択することができる。
なお、入力部102は、選択手段の一例である。重なり判定部104は、判定手段の一例である。表示部107は、表示手段の一例である。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 地図表示サーバ
2 地図表示端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 入力装置
16 表示装置
17 通信装置
18 音声入出力装置
19 GPS受信装置
100 地図表示システム
101 記憶部
102 入力部
103 地図情報取得部
104 重なり判定部
105 経路設定表示部
106 経路探索部
107 表示部

Claims (4)

  1. 地図を表示させる地図表示システムであって、
    前記地図に表示される表示部品を、該表示部品の表示領域上を選択することにより選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記表示領域上の座標において、前記表示部品が1以上の他の表示部品と重畳しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記座標において前記表示部品と前記1以上の他の表示部品が重畳していると判定された場合、前記表示部品と前記1以上の他の表示部品とのいずれかを選択させる画面を表示させる表示手段と、
    を有する地図表示システム。
  2. 前記表示手段は、前記表示部品と前記1以上の他の表示部品とのいずれかを選択させるためのリストを表示させる、請求項1記載の地図表示システム。
  3. 前記表示部品は、POIアイコンである、請求項1又は2記載の地図表示システム。
  4. 地図を表示させるコンピュータを、
    前記地図に表示される表示部品を、該表示部品の表示領域上を選択することにより選択する選択手段、
    前記選択手段により選択された前記表示領域上の座標において、前記表示部品が1以上の他の表示部品と重畳しているか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段により前記座標において前記表示部品と前記1以上の他の表示部品が重畳していると判定された場合、前記表示部品と前記1以上の他の表示部品とのいずれかを選択させる画面を表示させる表示手段、
    として機能させるための地図表示プログラム。
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