JP2005003627A - 遺失物探索システム - Google Patents

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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】忘れ物等の遺失物を探索するとき効率よく探索でき、発見される確率を向上させた遺失物探索システムを提供する。
【解決手段】タグ識別情報を含む無線タグ情報を記憶する無線タグ11と、無線タグ情報と依頼探索エリア情報とを依頼探索情報として登録し、依頼探索情報に基づき遺失物情報を発行する遺失物管理サーバ装置30と、無線タグ情報を受信する機能、および自己の位置を測位する機能を有し、遺失物情報に基づき無線タグ11の位置探索を行なう複数の携帯端末装置50とを備え、遺失物管理サーバ装置30は、遺失物情報を、登録された依頼探索エリア情報に基づいて発行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、忘れ物などの遺失物を探索するシステムに関し、特に、無線タグと移動体通信装置を利用して、無線タグを取り付けた遺失物を探索する遺失物探索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、ICタグ、電子タグ、あるいは無線タグなどと呼ばれる電子回路が組み込まれたタグを物品等に取り付けて、無線タグ検出器により無線タグに埋め込まれた情報を読み取り、その物品のID(Identification)コード、所有者、身元などが判別できるしくみができつつある。さらに、このような無線タグ、無線タグ検出器の小型化も急速に進んでいる。一方、携帯電話など移動体通信装置の分野においては、自己の位置を計測するGPS(Global Positioning System)が組み込まれた携帯電話なども実用化され、GPSのような測位機能が携帯電話等に標準で装備されるであろうと考えられる。
【0003】
このような技術動向を踏まえ、無線タグを取り付けた物品を忘れたり、あるいは盗難に遭ったとき、複数の移動体通信装置を利用して上記物品を探索し、発見に寄与するようなシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
図13は、従来の盗難品探索システムの構成図である。図13に示す従来の盗難品探索システムは、盗難品を探索する場合、複数の携帯端末に探索を依頼し、盗難品の位置を特定するようなシステムである。図13において、物品10は盗難品であり、この物品10には無線タグ11が貼り付けてある。まず、物品10の所有者は、無線タグ11の内容を位置管理サーバ40に登録にしておく。この位置管理サーバ40は、以下で述べる探索依頼ができる通信機能を備えている。位置管理サーバ40は、探索依頼手段45を備えており、探索依頼人P、すなわち物品10の所有者より探索依頼の要望があったとき、1次探索依頼として、探索依頼手段45を起動する。探索依頼手段45は、2次探索依頼として、携帯端末70a、70b…に、上記登録された内容の探索を依頼する。この依頼を受けた携帯端末70a、70b…は、チェックスイッチ73a、73b…により、チェック手段71a、71b…を起動し、無線タグ11と通信を行なうため、所定の周期でチェック信号を出力する。一方、携帯端末70a、70b…は測位手段72a、72b…も備えている。携帯端末70a、70b…が、登録された情報と同じ情報を持つ無線タグ11からその情報を検出したとき、チェック手段71a、71b…は、位置管理サーバ40に対して、測位手段72a、72b…より得られる物品10の位置を転送する。図13では、携帯端末70aが物品10を発見した場合を示している。このように、盗難品である物品10を比較的簡単に発見することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−46821号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の盗難品探索システムは、盗難品のみでなく忘れ物等にも適用可能であるが、単に無線タグの内容のみを移動体通信装置としての携帯端末に通知するのみであったため、携帯端末を所有する探索者は、例えば、忘れ物等を探索する場合でも、忘れた場所などによる絞り込みができず、忘れ物であっても盗難品と同様に探索が難しく、発見される確率も低下するという課題を有していた。
【0007】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、忘れ物等の遺失物を探索するとき効率よく探索でき、発見される確率を向上させた遺失物探索システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の遺失物探索システムは、タグ識別情報を含む無線タグ情報を記憶するとともに、読み出し信号に応じて、無線タグ情報を含む応答信号を送信する無線タグと、無線タグが存在する位置の探索を依頼する端末装置と、端末装置からの探索依頼を受け付け、受け付けた探索依頼に関する情報を依頼探索情報として登録し、登録した依頼探索情報に基づき、遺失物に関する情報として遺失物情報を発行する遺失物管理サーバ装置と、無線タグからの無線タグ情報を含む応答信号を受信する機能、および自己の位置を測位する機能を有し、遺失物情報に基づき、依頼された無線タグが存在する位置の探索を行なう複数の移動体通信装置とを備え、移動体通信装置は、依頼された無線タグの存在を検知したとき、遺失物管理サーバ装置に対して、少なくとも依頼された無線タグの存在を検知した位置の情報である検知位置情報を通知し、遺失物管理サーバ装置は、端末装置に対して、検知位置情報を通知する遺失物探索システムである。さらに、遺失物管理サーバ装置は、依頼探索情報として、探索依頼された無線タグの持つ無線タグ情報と探索依頼された領域を示す依頼探索エリア情報とを少なくとも登録し、登録した依頼探索情報に基づく遺失物情報を、登録された依頼探索エリア情報に基づいて発行する構成である。
【0009】
このような構成により、移動体通信装置を所持した探索者は、忘れ物等の遺失物を探索するとき、探索依頼者からの依頼探索エリア情報に対応した範囲を探索できるため、探索範囲の絞り込みなどにより効率よく探索ができ、その結果、無線タグを取り付けた遺失物の発見される確率を向上させることができる。
【0010】
また、本発明の遺失物探索システムは、上記無線タグ情報が、少なくとも、無線タグ個々を識別するためのタグ識別情報と、無線タグを所有する所有者を識別するための個人識別情報と、無線タグを発行し管理する管理者を識別するための管理センタ識別情報と、無線タグの利用状況を示す利用フラグとにより構成される。さらに、上記無線タグは、無線タグを取り付けた物品がその物品の利用者により利用されたことを認識し、利用されたことを認識したとき、利用フラグをセット状態にする利用認識手段と、利用フラグがセット状態になったときから、所定の経過時間を計測し、所定の経過時間を経過したとき、利用フラグをリセット状態にするタイマ手段とを備えた構成である。
【0011】
このような構成により、移動体通信装置は、無線タグの利用フラグの状態を検出し、利用フラグがセット状態のときは、無線タグを取り付けた物品が利用者により利用中、すなわち遺失物ではないであろうと判断できる。よって、移動体通信装置は、無線タグの利用フラグを参照することにより、利用フラグがセット状態の無線タグを無視し、利用フラグがリセット状態の無線タグを対象に探索すればよいため、効率よく遺失物を探索でき、その結果、無線タグを取り付けた遺失物の発見される確率を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における遺失物探索システムの全体の構成図である。
【0014】
図1では、ある物品を所有する所有者Pが、エリアAで示す地域において、その物品12を紛失した場合を示している。また、この物品12には、あらかじめタグID(Identification)が記録された無線タグ11Pを取り付けてある。このような状況を想定し、まず、物品12の探索を可能とした本実施の形態1における遺失物探索システムの全体構成の概要について説明する。なお、タグIDは、無線タグ個々を識別するための番号等で示されるタグ識別情報である。また、無線タグは、タグIDを含む無線タグ情報を記憶するとともに、無線を利用した読み出し信号に応じて、無線タグ情報を含む応答信号を、無線を利用して送信する。無線タグ情報は、タグIDに加えて、この無線タグを所有する所有者を識別するための個人識別情報(以下、適宜、個人IDと呼ぶ)や、この無線タグを発行し管理する管理者を識別するための管理センタ識別情報(以下、適宜、管理センタIDと呼ぶ)などをさらに含む。
【0015】
図1において、端末装置20は、後述する遺失物管理サーバ装置30に対して、タグIDの取得要求や、物品等を紛失した場合に、その物品に取り付けた無線タグが存在する位置の探索を依頼する探索依頼、などを行なう端末装置である。端末装置20は、インターネットなどのネットワークを介して、遺失物管理サーバ装置30に接続され、両者間での情報通信が可能である。端末装置20は、遺失物管理サーバ装置30と専用に接続された端末装置でもよく、また、遺失物管理サーバ装置30に対して、例えば、それぞれ個人が所有する複数の端末装置20から接続可能なように構成された端末装置であってもよい。
【0016】
端末装置20において、書込手段22は、無線タグ11に対して、遺失物管理サーバ装置30から付与されたタグIDを含む無線タグ情報を書き込む手段である。書込手段22は、遺失物管理サーバ装置30に対して、管理したい無線タグ11の数だけタグIDを要求する。この要求に対して、遺失物管理サーバ装置30は、各々の無線タグ11を識別するために割り振るタグIDを、端末装置20に通知する。書込手段22は、通知された各々のタグIDを管理するとともに、無線タグ11を利用するとき、管理するタグIDから1つを選択し、その無線タグ11に選択したタグIDを含む無線タグ情報を書き込む。また、登録手段21は、書込手段22で書き込んだタグIDを含む無線タグ情報を読み取り、端末装置20に登録する手段である。登録手段21により、物品とその物品に取り付けた無線タグ11のタグIDを関連づけて端末装置20に登録、記憶しておくことで、例えば物品を紛失したときなど、端末装置20に登録したタグIDを用いて即座に探索依頼を行なうことができる。
【0017】
また、端末装置20において、依頼手段23は、無線タグ11を取り付けた物品を例えば紛失したとき、その無線タグ11を含めて紛失した物品が存在する位置の探索を遺失物管理サーバ装置30に依頼する手段である。依頼手段23は、紛失した物品に取り付けたタグIDを含む無線タグ情報、およびその物品の紛失推定場所に関する情報としての依頼探索エリア情報を遺失物管理サーバ装置30に登録し、その物品の探索依頼を行なう。
【0018】
遺失物管理サーバ装置30は、例えば、無線タグ11、さらにはそのタグIDを発行するとともに、発行した無線タグ11の紛失などをも管理する管理センタが所有するサーバ装置である。遺失物管理サーバ装置30は、端末装置20からの探索依頼を受け付け、受け付けた探索依頼に関する情報を依頼探索情報として登録し、登録した依頼探索情報に基づき、遺失物に関する情報としての遺失物情報を、後述する携帯端末装置50に対して発行する。また、遺失物管理サーバ装置30は、携帯端末装置50から探索結果を受け取り、その探索結果を探索依頼した端末装置20に対して通知する。
【0019】
遺失物管理サーバ装置30において、探索依頼受付手段31は、端末装置20からの遺失物の探索依頼に対して、その探索依頼を受け付ける。また、探索依頼受付手段31は、端末装置20からのタグIDの取得要求などをもさらに受け付ける受付手段であってもよい。特に、探索依頼受付手段31は、遺失物の探索依頼を受け付ける場合、遺失物に取り付けられた無線タグ11のタグIDを含む無線タグ情報に加えて、その遺失物の紛失推定場所や地区など、依頼者が探索依頼しようとする場所に関する情報を依頼探索エリア情報(以下、適宜、依頼エリア情報と呼ぶ)として受け付ける。さらに、探索依頼受付手段31は、これら探索依頼に関する情報を、受け付け毎に依頼探索情報として依頼探索情報データベース(以下、適宜、依頼探索情報DBと呼ぶ)32に登録する。依頼探索情報DB32は、探索依頼受付手段31から登録される依頼探索情報の無線タグ情報と依頼エリア情報とを関連づけて記憶する。依頼エリア情報としては、例えば、その遺失物の紛失推定場所として、ある位置を中心とした半径長で示されるような領域、あるいは範囲を示すような情報として登録される。依頼エリア情報のより具体的な例としては、例えば、「名古屋駅構内、および名古屋駅周辺の半径5キロメートル以内」のような情報でよい。
【0020】
また、遺失物管理サーバ装置30は、依頼探索情報DB32に登録した依頼探索情報に基づき、遺失物に関する情報としての遺失物情報を、後述する携帯端末装置50に対して発行する。さらに、遺失物管理サーバ装置30は、この遺失物情報を、登録した依頼エリア情報に基づいて発行することを特徴とする。
【0021】
このような特徴を有した機能を実現するため、まず、図1に示す遺失物通知手段33は、携帯端末装置50から通信部39を介して、携帯端末装置50の所持者が探索を希望する旨の探索希望要求とともに探索を希望する領域を示した希望探索エリア情報(以下、適宜、希望エリア情報と呼ぶ)を受け付ける。なお、通信部39は、遺失物管理サーバ装置30と後述する携帯端末装置50との間で通信するための通信手段である。また、図1に示すエリア選択手段35は、携帯端末装置50からの希望エリア情報と依頼探索情報DB32からの依頼エリア情報とを受け取る。さらに、エリア選択手段35は、受け取った希望エリア情報と依頼エリア情報とが示す領域が全部または一部で合致するエリア指定された依頼探索情報を、依頼探索情報DB32から抽出する。さらに、遺失物通知手段33は、エリア選択手段35により抽出されたエリア指定の依頼探索情報に基づき、遺失物情報を生成する。通信部39は、この生成した遺失物情報を受け取り、探索希望要求した携帯端末装置に対し、この遺失物情報、すなわちエリア指定された依頼探索情報を通知する。
【0022】
さらに、遺失物管理サーバ装置30は、携帯端末装置50から、物品、あるいは無線タグ11を発見したとの発見報告を受け付け、端末装置20に通知することで、その物品の所有者に物品の発見場所を知らせる。すなわち、携帯端末装置50は、依頼された無線タグ11の存在を検知したとき、遺失物管理サーバ装置30に対して、少なくとも依頼された無線タグ11の存在を検知した位置の情報である検知位置情報を通知する。さらに、遺失物管理サーバ装置30は、探索結果通知手段34により依頼探索情報DB32に記憶した無線タグ情報の個人ID等を参照し、端末装置20に対して、発見通知とともに検知位置情報を通知する。
【0023】
携帯端末装置50は、遺失物管理サーバ装置30と通信可能な移動体通信装置であり、さらに、自己の位置を検知することが可能なGPS(Global Positioning System)などの測位手段を有している。さらに、携帯端末装置50は、無線タグ11と通信を行なうことが可能な通信機能を有している。また、本発明の遺失物探索システムは、このような携帯端末装置50を複数有し、移動が可能な複数の携帯端末装置50により、遺失物の探索を行なうシステムである。携帯端末装置50は、無線タグ11との通信、すなわち無線タグ11からの無線タグ情報を含む応答信号を受信する機能を有するため、無線タグ11に近接することで、無線タグ11に設定されたタグIDを読み取ることが可能であり、遺失物管理サーバ装置30からの遺失物情報に基づき、依頼された無線タグ11が存在する位置の探索ができる。さらに、携帯端末装置50は、無線タグ11からの応答信号に含まれるタグIDを読み取ることで、依頼された無線タグ11が存在することを検知することができる。また、携帯端末装置50は、依頼された無線タグ11の存在とともに、測位手段により、依頼された無線タグ11が存在する位置の情報である検知位置情報を、遺失物管理サーバ装置30に対して通知できる。なお、携帯端末装置50は測位手段を有しているため、上述した希望エリア情報として測位手段で測位した位置を遺失物管理サーバ装置30に通知し、遺失物管理サーバ装置30が通知された位置を中心に所定の半径を定めて希望エリア情報としてもよい。
【0024】
以上のような本発明の遺失物探索システムの構成により、例えば、所有者Pが所有する物品12をエリアAにおいて紛失しても、端末装置20から遺失物管理サーバ装置30に依頼することで、エリアAに位置する複数の携帯端末装置50により無線タグ11を利用して探索できる。さらに、物品12に取り付けられた無線タグ11Pが存在する位置、あるいは近辺の位置を検知した携帯端末装置50から、遺失物管理サーバ装置30を経由しての検知位置情報の通知により、所有者Pは、紛失した物品12の位置、あるいは近辺の位置を知ることができる。
【0025】
図2は、端末装置20の詳細を示すブロック図である。上述したように、端末装置20は、書込手段22、登録手段21、および依頼手段23を有している。さらに、図2に示すように、端末装置20は、端末装置20全体を制御する制御部200、利用者と端末装置20とのユーザインタフェースとして、利用者からの指示を受け付ける入力部202、および利用者に対して情報を表示する表示部201を有している。
【0026】
図2に示すように、書込手段22は、ID要求部221、ID管理部222、およびID書込部223により構成される。ID要求部221は、遺失物管理サーバ装置30に対して、管理したい無線タグ11の数だけタグIDを要求する。また、ID要求部221は、遺失物管理サーバ装置30から割り振られたタグIDを受け付ける。ID管理部222は、ID要求部221で受け付けたタグIDを管理する。ID書込部223は、無線タグ11を利用するとき、ID管理部222で管理するタグIDから1つを選択し、その無線タグ11にタグIDを含む無線タグ情報を書き込む。
【0027】
また、登録手段21は、ID登録部211、およびID検出部212により構成される。ID検出部212は、無線タグ11に対して読み出し信号を送信し、その応答信号に含まれる無線タグ情報を検出する。すなわち、ID検出部212は、端末装置20に登録する物品の無線タグ11のタグIDを含めて無線タグ情報を検出し、そのタグID等を読み取る。ID登録部211は、ID検出部212で読み取ったタグIDを含む無線タグ情報を端末装置20に登録する。
【0028】
また、依頼手段23は、ID・エリア送信部230により構成される。無線タグ11を取り付けた物品を例えば紛失したとき、ID・エリア送信部230は、ID登録部211に登録したタグIDのなかで、紛失した物品に付けた無線タグ11のタグIDを含む無線タグ情報と、探索を依頼したい依頼エリア情報を遺失物管理サーバ装置30に送信する。
【0029】
図3は、無線タグ11の詳細を示すブロック図である。図3に示すように、無線タグ11は、タグIDを含む無線タグ情報を記憶するID記憶部111、外部からの信号に対し応答し、情報の送受信を行なうID送受信部112、および無線タグ11全体を制御する制御部110により構成される。ID送受信部112は、端末装置20のID書込部223からの書き込み信号を受信し、端末装置20のID検出部212からの読み出し信号に対してはそれに応じた情報を出力する。無線タグ11は、ID送受信部112から書き込み信号を受信すると、制御部110の制御により、書き込み信号とともに送信された無線タグ情報をID記憶部111に記録する。このようにして、端末装置20から無線タグ11へのタグIDを含む無線タグ情報の書き込みが行なわれる。また、無線タグ11は、ID送受信部112により読み出し信号を受信すると、制御部110の制御により、ID記憶部111に記録された無線タグ情報を含む応答信号を送信する。
【0030】
図4は、遺失物管理サーバ装置30から割り振られた無線タグ情報の構成例を示した図である。図4では、無線タグ情報が、管理センタID、個人ID、およびタグIDにより構成された一例を示している。管理センタIDは、遺失物管理サーバ装置30を所有し、タグIDを発行し、さらに遺失物に関する管理も行なう遺失物管理センタのID、個人IDは各個人を区分し判別するためのID、またタグIDは管理センタから各々の無線タグ11に割り振られ、発行されたその無線タグ11固有のIDである。
【0031】
図5は、携帯端末装置50の詳細を示すブロック図である。図5において、ID要求部501は、遺失物管理サーバ装置30に対して、希望探索エリア情報とともに探索を希望する旨の探索希望要求する。また、ID要求部501は、探索希望要求に対し遺失物管理サーバ装置30からの遺失物情報を取得する。ID管理部504は、ID要求部501で取得した遺失物情報に含まれるタグID等の一覧を管理する。ID検出部505は、無線タグ11と通信を行なうことが可能な通信機能を有しており、無線タグ11からの無線タグ情報を含む応答信号を受信することでタグIDを検出する。ID検索部503は、検出したタグIDでID管理部504のID一覧を検索する。測位部507は、測位手段であり、例えばGPSにより携帯端末装置50の現在位置情報を検出する。通報部506は、ID検索部503の検索の結果、該当するタグIDがある場合、位置情報とともに、そのタグIDを遺失物管理サーバ装置30に通報する。また、通信部508は、遺失物管理サーバ装置30と通信を行なう。制御部500は、携帯端末装置50の各部の制御を行なう。なお、携帯端末装置50において、さらに、希望探索エリア情報と測位部507による現在位置情報とを利用し、例えば、携帯端末装置50が希望探索エリア情報によるエリアから外れた場合、ID検出部505による無線タグ11の探索を停止、あるいは携帯端末装置50の所持者に対してエリアから外れた旨を通知する機能を設けてもよい。
【0032】
以下、図1から図5までを参照し、以上のように構成された本発明の実施の形態1における遺失物探索システムにより、遺失物を発見するための、各装置における動作について説明する。
【0033】
まず、物品12を所有する所有者Pは、端末装置20の書込手段22により、遺失物管理サーバ装置30から割り振られたタグIDを含む無線タグ情報を取得する。また、所有者Pは、割り振られたタグIDの1つを選択し、書込手段22により、選択したタグIDを含む無線タグ情報を無線タグ11に書き込む。これにより、無線タグ11は、図4に示したようなタグIDを無線タグ情報として記憶する。さらに、所有者Pは、このようなタグIDが書き込まれた無線タグ11を物品12に貼り付けるなどしておく。また、所有者Pは、タグIDを書き込んだ後、端末装置20の登録手段21により、書き込んだ無線タグ情報をID検出部212から読み取り、ID登録部211に登録する。所有者Pは、物品12の紛失等に備えて以上のような準備をしておく。
【0034】
次に、所有者Pが物品12をエリアAの地域で紛失した場合について説明する。所有者Pは、物品12を紛失したため、端末装置20の依頼手段23により、紛失した物品12に関する情報を遺失物管理サーバ装置30の探索依頼受付手段31に報告し、物品12の探索を依頼する。このとき、所有者Pは、少なくとも、物品12に付けていた無線タグ11のタグID、および紛失した場所に関する情報、すなわち依頼エリア情報を遺失物管理サーバ装置30に報告する。これにより、依頼探索情報DB32には、所有者Pの探索依頼とともに、依頼する無線タグ11のタグIDを含む無線タグ情報、および紛失した場所に関する情報、すなわち図1の例ではエリアAを示す依頼エリア情報が登録される。なお、場所に関する情報としては、GPSのトラッキング機能を用いて、紛失した時間帯に所有者Pが移動した軌跡情報を通知してもよい。依頼探索情報DB32に登録される依頼エリア情報のより具体的な例としては、例えば、「名古屋駅構内」、「名古屋駅周辺、半径2キロメートル以内」、「名古屋城周辺」などのような情報である。このような、各依頼者からの紛失したと思われる場所の情報が無線タグ情報とともに依頼探索情報DB32に登録され、各依頼に伴なって順次記憶されていく。
【0035】
一方、エリアA、エリアB、エリアCの領域に位置する携帯端末装置50からは、その領域に対応した希望エリア情報を含む探索希望要求が、遺失物管理サーバ装置30に対して通知される。例えば、エリアAの探索者Sが所持する携帯端末装置50からは、エリアAを示す希望エリア情報が、遺失物管理サーバ装置30の遺失物通知手段33、およびエリア選択手段35に通知される。希望エリア情報としては、探索者Sが現在いる位置情報、および自分が探索してみようとする範囲の半径などの情報である。希望エリア情報のより具体的な例としては、例えば、「名古屋駅周辺、半径2キロメートル以内」の遺失物探索を希望、というような情報である。
【0036】
遺失物管理サーバ装置30のエリア選択手段35は、携帯端末装置50からの探索希望要求、およびエリアAを示す希望エリア情報に基づき、依頼探索情報DB32から、依頼エリア情報が示す領域がエリアAである依頼探索情報を順次抽出する。これにより、エリア選択手段35からは、エリアAでエリア指定された依頼探索情報のみが選択、抽出される。遺失物通知手段33は、エリアAでエリア指定された依頼探索情報を遺失物情報として、エリアA内から探索希望した携帯端末装置50に対して発行する。探索者Sは、発行された遺失物情報として、例えば遺失物ID一覧表を取得し、携帯端末装置50のID管理部504により記憶、管理する。これにより、遺失物を探索する準備が完了する。
【0037】
エリア選択手段35の動作について、より具体的な一例を挙げる。例えば、依頼探索情報DB32には、依頼1「名古屋駅構内」、依頼2「名古屋駅周辺、半径2キロメートル以内」、依頼3「名古屋城周辺」という依頼エリア情報が登録されており、探索者Sから希望エリア情報として「名古屋駅周辺、半径2キロメートル以内」の探索希望要求があったときを用いて説明する。このとき、エリア選択手段35は、希望エリア情報と依頼エリア情報とが示す領域が全部で合致する「名古屋駅周辺、半径2キロメートル以内」と、希望エリア情報と依頼エリア情報とが示す領域が一部で合致する「名古屋駅構内」とを抽出し、希望エリア情報と依頼エリア情報とが示す領域が合致しない「名古屋城周辺」は抽出しない。よって、このとき探索者Sの携帯端末装置50には、遺失物情報として、依頼1、および依頼2に関するタグIDが少なくとも通知される。さらに、探索者Sが携帯端末装置50を所持しながら、「名古屋駅構内や周辺」を移動することにより、通知された遺失物の探索が行なわれることとなる。
【0038】
携帯端末装置50は、探索者Sの移動に伴なって、周辺に無線タグ11がある場合には、ID検出部505によりタグIDを自動取得する。また、ID検索部503は、ID検出部505により取得したタグIDを基に、ID管理部504に記憶した遺失物ID一覧表から同一のタグIDを検索する。探索者Sが、所有者Pの物品12の近くを通りかかると、携帯端末装置50は、ID検出部505により無線タグ11PのタグIDを自動取得し、ID検索部503により遺失物ID一覧表から同一のタグIDを検索する。このとき、所有者Pの物品12に付けた無線タグ11PのタグIDは、遺失物ID一覧情報に含まれているため、ID検索部503は、遺失物発見を通報部506、および測位部507に通知する。測位部507は、発見場所付近の位置情報を獲得し、検知位置情報として通報部506に通知する。通報部506は、発見したタグID、および検知位置情報とともに遺失物発見の事実を遺失物管理サーバ装置30に通知する。
【0039】
遺失物管理サーバ装置30は、この通知を受け付け、探索結果通知手段34から、検知位置情報を含む発見した旨の報告を、発見通知として所有者Pの端末装置20に通知する。所有者Pは、発見場所付近の位置情報である検知位置情報に基づき、例えば、表示部201に検知位置情報を表示することで紛失した位置を特定することができる。発見通知の具体的な一例として、例えば、所有者Pの端末装置20の表示部201に発見場所近辺の地図「名古屋駅構内」を表示し、矢印等でより詳細な場所を指し示すようにすればよい。
【0040】
以上説明したように、本発明の遺失物探索システムによれば、例えばエリアAの領域での探索を希望した携帯端末装置50は、エリアAに関する依頼探索情報に基づく遺失物情報を利用して探索できるため、探索範囲を絞り込め、例えば、エリアAで紛失した物品12をより発見しやすくなる。
【0041】
なお、以上の説明では、携帯端末装置50から遺失物管理サーバ装置30に対して探索の希望要求を行なう例を挙げて説明したが、遺失物管理サーバ装置30から携帯端末装置50に対して探索の希望要求を行なうような構成も可能である。
【0042】
図6は、遺失物管理サーバ装置30から携帯端末装置50に対して探索希望要求を行なう構成例を示した図である。図1と比較して、図6の構成では、遺失物管理サーバ装置30が、エリア選択手段35を備えず、また遺失物通知手段33に代えて遺失物探索依頼手段36を備えた構成である。すなわち、図6に示す遺失物管理サーバ装置30は、遺失物探索依頼手段36により、複数の携帯端末装置50に対して、探索の依頼を行なう探索依頼要求とともに、依頼探索情報DB32に記憶した依頼探索情報に基づく遺失物情報を発行する。このとき、遺失物探索依頼手段36は、少なくとも無線タグ情報と依頼エリア情報とを含む遺失物情報を複数の携帯端末装置50に対して発行する。一方、携帯端末装置50は、無線タグ情報と依頼エリア情報とを含む遺失物情報を受け取るとともに、測位手段により測位した自己の位置に基づき、依頼エリア情報を参照して、遺失物情報を選択的に受け取る。このような構成による遺失物探索システムであっても、探索者は、依頼エリア情報に対応した範囲を探索できるため、探索範囲の絞り込みができ、効率よく探索ができることで、遺失物の発見される確率が向上する。
【0043】
また、図6で説明した構成例とも異なる他の構成例も可能である。図6で説明した構成の遺失物探索システムに代えて、次のような機能を有する遺失物管理サーバ装置30、および携帯端末装置50としてもよい。すなわち、遺失物管理サーバ装置30は、複数の携帯端末装置50に対して探索依頼要求とともに、携帯端末装置50から測位した位置情報を受け取る。また、遺失物管理サーバ装置30は、依頼探索情報DB32から、受け取った位置情報の示す位置が依頼エリア情報の示す領域に含まれる依頼探索情報を抽出する。さらに、遺失物管理サーバ装置30は、抽出した依頼探索情報に基づいて遺失物情報を生成し、生成した遺失物情報を発行する。このような構成の遺失物探索システムであっても、探索者は、依頼エリア情報に対応した範囲を探索できるため、探索範囲の絞り込みができ、効率よく探索できることで、遺失物の発見される確率が向上する。
【0044】
(実施の形態2)
図7は、本実施の形態2における遺失物探索システムの全体の構成図である。図7で示す実施の形態2における遺失物探索システムの構成は、実施の形態1との比較において、無線タグ19、端末装置29、および携帯端末装置59が異なっている。なお、以下で説明する図面において、実施の形態1と同一の構成要素については同一の符号を付しており、これらの説明は省略する。
【0045】
本実施の形態2の遺失物探索システムでは、無線タグ19が、無線タグ情報としてのタグID、個人ID、および管理センタIDを記憶するID記憶部111に加えて、さらに無線タグ19の利用状況を示す利用フラグ190を有する。本実施の形態2の遺失物探索システムは、このような利用フラグ190を有した無線タグ19を備えたシステムであることを特徴とする。また、端末装置29は、書込手段22、登録手段21、および依頼手段23に加えて、無線タグ19に設けた利用フラグ190の設定が可能な利用フラグ設定手段290をさらに有している。また、携帯端末装置59は、無線タグ19に設けられた利用フラグの設定状況をも利用して遺失物の探索を行なう。
【0046】
図8は、本実施の形態2における遺失物探索システムにおいて利用される無線タグ19の詳細を示すブロック図である。図8に示すように、無線タグ19は、図3で示した無線タグ11と同様のID記憶部111、ID送受信部112、および制御部110に加えて、利用者の利用状況を示す利用フラグ190、利用フラグ190の設定を行なう利用フラグ設定部191、および時間を計測するタイマ部192により構成される。また、本実施の形態2では、ID送受信部112は、タグIDや個人IDなどの送受信に加えて、利用フラグ190を設定する信号の受信や利用フラグ190の設定状態を示す情報の送信なども行なう。
【0047】
利用フラグ190は、利用者が無線タグ19を取り付けた物品を利用していることを示すために設けたフラグである。ここでは、利用フラグ190がセット状態のとき物品が利用されていることを示し、利用フラグ190がリセット状態のとき物品が利用されていないことを示す、として説明する。無線タグ19は、ID送受信部112から利用フラグ190をセット状態に設定する利用フラグ設定信号を受信すると、利用フラグ設定部191により、利用フラグ190をセット状態に設定する。このように、無線タグ19は、外部から利用フラグ190をセット状態に設定されることで、利用者により無線タグ19を取り付けた物品が利用されていると認識する。すなわち、利用フラグ設定部191は、利用者により利用されたことを認識し、利用フラグ190をセット状態にする利用認識手段として機能する。
【0048】
タイマ部192は、利用フラグ190がセット状態になったときから、所定の経過時間を計測し、所定の経過時間を経過したとき、利用フラグ190をリセット状態にするタイマ手段として機能する。すなわち、利用フラグ190は、所定の経過時間だけ経過しても利用フラグ設定部191によりセット状態に設定されない場合は、タイマ部192によりリセット状態に設定される。
【0049】
以上のような利用フラグ設定部191、およびタイマ部192の機能により、利用フラグ190がセット状態のときは、無線タグ19を取り付けた物品が利用されている、また利用フラグ190がリセット状態のときは、無線タグ19を取り付けた物品が利用されていない、との判断に利用できる。さらに、無線タグ19を取り付けた物品が利用されているときは、利用者がこの物品を所持し、無線タグ19を取り付けた物品が利用されていないときは、利用者がこの物品を所持していない、との判断が可能であるため、利用フラグ190の状態を検出することにより、この物品が遺失物であるかどうかの判断に利用することができる。
【0050】
図9は、無線タグ19に設定される無線タグ情報の構成例を示した図である。図9で示す無線タグ情報は、管理センタID、個人ID、およびタグIDに加えて、上述の利用フラグ190の状態情報も有している。
【0051】
図10は、端末装置29の詳細を示すブロック図である。図10に示すように、本実施の形態2の端末装置29は、図2で示した端末装置20との比較において、利用フラグ設定手段290としての利用フラグ書込部291をさらに有している。利用フラグ書込部291は、入力部202から入力される利用者の指示に基づき、無線タグ19に対して利用フラグ190を設定する利用フラグ設定信号を送信する。これにより、利用者は、端末装置29を利用して、無線タグ19の利用フラグ190をセット状態、あるいはリセット状態に設定できる。利用者は、端末装置29のこのような機能を利用して、無線タグ19を取り付けた物品を利用するとき、無線タグ19の利用フラグ190をセット状態にする。
【0052】
図11は、携帯端末装置59の詳細を示すブロック図である。図11に示すように、本実施の形態2の携帯端末装置59は、図5で示した携帯端末装置50との比較において、利用フラグ検出部509をさらに有している。利用フラグ検出部509は、無線タグ19と通信を行なうことが可能であり、読み出し信号に応じて送信される無線タグ情報を含む応答信号から利用フラグの設定状態を検出する。また、ID検索部503は、利用フラグ検出部509で検出した利用フラグがリセット状態であるとき、ID検出部505で検出したタグIDでID管理部504のID一覧を検索する。
【0053】
以下、図7から図11までを参照し、以上のように構成された本発明の実施の形態2における遺失物探索システムにより、遺失物を発見するための、各装置における動作について説明する。
【0054】
まず、物品12を所有する所有者Pは、物品12に対し、すでに無線タグ情報を書き込んだ無線タグ19Pを取り付けておく。さらに、所有者Pは、物品12を利用するとき、端末装置29の利用フラグ設定手段290を利用して、無線タグ19Pの利用フラグ190をセット状態にする。所有者Pは、物品12を利用するたびにこのような操作を行なう。
【0055】
次に、所有者Pが物品12をエリアAの地域で紛失した場合について説明する。このとき、所有者Pは、実施の形態1と同様に、端末装置29から遺失物管理サーバ装置30に対して、無線タグ19Pを取り付けた物品12の探索を依頼する。遺失物管理サーバ装置30は、実施の形態1と同様に、物品12を紛失したエリアAの携帯端末装置59に対して無線タグ19PのタグIDを含めた遺失物情報を発行する。この遺失物情報を取得した携帯端末装置59の所持者、すなわち探索者Sは、遺失物情報に基づく無線タグ19の探索を行なう。このとき、無線タグ19の利用フラグ190に注目すると、探索範囲であるエリアAにはセット状態とリセット状態の無線タグ19が混在している。さらに、探索者Sが所持する携帯端末装置59は、上述したように、利用フラグ検出部509で検出した利用フラグがリセット状態であるときのみ、ID検出部505で検出したタグIDでID管理部504のID一覧を検索する。すなわち、探索者Sが所持する携帯端末装置59は、利用フラグがセット状態である無線タグ19は無視し、利用フラグがリセット状態の無線タグ19のみを探索することとなる。言い換えれば、携帯端末装置59は、利用フラグ190がリセット状態の無線タグ19が取り付けられている物品を遺失物として検出するため、探索者Sが遺失物を探索する効率を向上させることとなる。また、利用フラグがセット状態での無線タグ19を取り付けた遺失物であっても、タイマ部192によりリセット状態に変わるため、時間の経過とともに探索されることとなる。
【0056】
なお、以上説明した実施の形態2では、図8で示したように、無線タグ19が、利用者により利用されたことを認識したとき利用フラグ190をセット状態にする利用フラグ設定部191と、利用フラグ190がセット状態になったときから所定の経過時間を経過したとき利用フラグ190をリセット状態にするタイマ部192とを備えた構成例を挙げて説明したが、他の構成も可能である。
【0057】
図12は、本実施の形態2における、他の構成による無線タグの構成例である。図12に示す無線タグ18は、図8で示した無線タグ19との比較において、利用時間帯設定部193をさらに有したことを特徴とする。利用時間帯設定部193は、無線タグ18を取り付けた物品の、例えば利用時間帯を設定する利用時間帯設定手段である。また、無線タグ18は、ID送受信部112により、タグIDや利用フラグ設定信号などの送受信に加えて、利用時間帯を設定する信号の送信も行なう。このような機能により、無線タグ18には、利用者からの指示に基づく時間帯情報が利用時間帯設定部193に設定される。また、図12に示す無線タグ18に設けられた利用フラグ190は、利用者が無線タグ18を取り付けた物品を、利用時間帯設定部193に設定された時間帯に利用していることを示すために設けたフラグである。すなわち、無線タグ18は、ID送受信部112から利用フラグ190をセット状態に設定する利用フラグ設定信号を受信すると、利用フラグ設定部191は、利用時間帯設定部193に設定された時間帯であるかどうかを判断し、利用時間帯設定部193に設定された時間帯であるとき、利用フラグ190をセット状態に設定する。このように、無線タグ18は、外部から利用フラグ190をセット状態に設定されることで、利用者により無線タグ18を取り付けた物品が、利用者によりあらかじめ設定された時間帯に利用されていると認識する。さらに、タイマ部192は、利用フラグ190がセット状態になったときから、所定の経過時間を計測し、所定の経過時間を経過したとき、利用フラグ190をリセット状態にするタイマ手段として機能する。無線タグ18は、このような機能を有しているため、例えば、無線タグ18を取り付けた物品を所有者は習慣的に利用していた時間帯にもかかわらず、その時間帯に利用されない期間が長期に及んだ場合には、利用フラグ190がリセット状態となる。すなわち、図7で説明した遺失物探索システムと同様に、探索者Sが所持する携帯端末装置59は、利用フラグ190がセット状態である無線タグ18は無視し、利用フラグ190がリセット状態の無線タグ18のみを探索すればよく、探索者Sが遺失物を探索する効率を向上させることとなる。また、無線タグ18は、所有者の利用習慣に基づいた動作を行なうため、無線タグ18を取り付けた物品が盗難にあった場合でも、発見される確率を向上させることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遺失物探索システムは、不特定多数の移動体通信装置により遺失物を探索することにより、無線タグに接近した移動体通信装置が、無線タグの位置、すなわち遺失物の位置を検出することを利用している。特に、本発明の遺失物探索システムは、探索エリアが指定できるため、移動体通信装置と遺失物管理サーバ装置との通信量を低減でき、無意味な探索を避けつつ、例えば徐々にそのエリアを広げて探索するなどの手段を講じることができ、効果的な発見戦略がとれるとともに、遺失物が発見される確率を格段に向上させることが可能となる。さらに、本発明の遺失物探索システムは、利用フラグがリセット状態の無線タグを対象に探索すればよいため、効率よく遺失物を探索でき、無線タグを取り付けた遺失物の発見される確率をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における遺失物探索システムの全体の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における遺失物探索システムの端末装置の詳細を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における遺失物探索システムの無線タグの詳細を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1における遺失物探索システムの無線タグ情報の構成例を示す図
【図5】本発明の実施の形態1における遺失物探索システムにおける携帯端末装置の詳細を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態1における遺失物探索システムの他の構成による全体の構成図
【図7】本発明の実施の形態2における遺失物探索システムの全体の構成図
【図8】本発明の実施の形態2における遺失物探索システムの無線タグの詳細を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態2における遺失物探索システムの無線タグ情報の構成例を示す図
【図10】本発明の実施の形態2における遺失物探索システムの端末装置の詳細を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態2における遺失物探索システムの携帯端末装置の詳細を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態2における遺失物探索システムの無線タグの他の構成の詳細を示すブロック図
【図13】従来の盗難品探索システムの構成図
【符号の説明】
10,12 物品
11,11P,18,19,19P 無線タグ
20,29 端末装置
21 登録手段
22 書込手段
23 依頼手段
30 遺失物管理サーバ装置
31 探索依頼受付手段
32 依頼探索情報データベース(依頼探索情報DB)
33 遺失物通知手段
34 探索結果通知手段
35 エリア選択手段
36 遺失物探索依頼手段
39,508 通信部
40 位置管理サーバ
45 探索依頼手段
50,59 携帯端末装置
70a,70b,70c 携帯端末
71a,71b,71c チェック手段
72a,72b,72c 測位手段
73a,73b,73c チェックスイッチ
110,200,500 制御部
111 ID記憶部
112 ID送受信部
190 利用フラグ
191 利用フラグ設定部
192 タイマ部
193 利用時間帯設定部
201 表示部
202 入力部
211 ID登録部
212,505 ID検出部
221,501 ID要求部
222,504 ID管理部
223 ID書込部
230 ID・エリア送信部
290 利用フラグ設定手段
291 利用フラグ書込部
503 ID検索部
506 通報部
507 測位部
509 利用フラグ検出部

Claims (15)

  1. タグ識別情報を含む無線タグ情報を記憶するとともに、読み出し信号に応じて、前記無線タグ情報を含む応答信号を送信する無線タグと、
    前記無線タグが存在する位置の探索を依頼する端末装置と、
    前記端末装置からの探索依頼を受け付け、前記受け付けた探索依頼に関する情報を依頼探索情報として登録し、前記登録した依頼探索情報に基づき、遺失物に関する情報として遺失物情報を発行する遺失物管理サーバ装置と、
    前記無線タグからの前記無線タグ情報を含む応答信号を受信する機能、および自己の位置を測位する機能を有し、前記遺失物情報に基づき、前記依頼された無線タグが存在する位置の探索を行なう複数の移動体通信装置とを備え、
    前記移動体通信装置は、前記依頼された無線タグの存在を検知したとき、前記遺失物管理サーバ装置に対して、少なくとも前記依頼された無線タグの存在を検知した位置の情報である検知位置情報を通知し、
    前記遺失物管理サーバ装置は、前記端末装置に対して、前記検知位置情報を通知する遺失物探索システムであって、
    前記遺失物管理サーバ装置は、前記依頼探索情報として、探索依頼された無線タグの持つ無線タグ情報と探索依頼された領域を示す依頼探索エリア情報とを少なくとも登録し、前記登録した依頼探索情報に基づく遺失物情報を、前記登録された依頼探索エリア情報に基づいて発行することを特徴とする遺失物探索システム。
  2. 前記遺失物情報は、前記登録した無線タグ情報に含まれるタグ識別情報を少なくとも含めた遺失物情報であることを特徴とする請求項1記載の遺失物探索システム。
  3. 前記遺失物情報は、前記登録した無線タグ情報に含まれるタグ識別情報および前記登録した依頼探索エリア情報を、少なくとも含めた遺失物情報であることを特徴とする請求項1記載の遺失物探索システム。
  4. 前記遺失物管理サーバ装置は、
    前記依頼探索情報に含まれる無線タグ情報と依頼探索エリア情報とを関連づけて記憶する依頼探索情報データベースと、
    前記移動体通信装置から、探索を希望する探索希望要求とともに探索を希望する領域を示した希望探索エリア情報を受け付け、前記依頼探索情報データベースに記憶した依頼探索情報に基づく前記遺失物情報を、前記探索希望要求した移動体通信装置に通知する遺失物通知手段と、
    前記依頼探索情報データベースから、前記希望探索エリア情報と前記依頼探索エリア情報とが示す領域が全部または一部で合致するエリア指定された依頼探索情報を、抽出するエリア選択手段とを備え、
    前記遺失物通知手段は、前記エリア選択手段により抽出されたエリア指定の依頼探索情報に基づき前記遺失物情報を生成し、前記生成した遺失物情報を、前記探索希望要求した移動体通信装置に通知することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遺失物探索システム。
  5. 前記移動体通信装置は、前記遺失物管理サーバ装置に対し、探索を希望する前記探索希望要求とともに探索を希望する領域を示した前記希望探索エリア情報を通知し、前記遺失物管理サーバ装置から、前記依頼探索情報データベースに記憶した依頼探索情報に基づく前記遺失物情報を受け取ることを特徴とする請求項4記載の遺失物探索システム。
  6. 前記移動体通信装置は、測位した自己の位置に基づく現在位置情報と前記希望探索エリア情報とを参照して、前記現在位置情報が示す位置が、前記希望探索エリア情報が示す領域から外れたとき、前記依頼された無線タグの存在する位置の探索を停止することを特徴とする請求項5記載の遺失物探索システム。
  7. 前記移動体通信装置は、測位した自己の位置に基づく現在位置情報と前記希望探索エリア情報とを参照して、前記現在位置情報が示す位置が、前記希望探索エリア情報が示す領域から外れたとき、前記希望探索エリア情報が示す領域から外れたことを、前記移動体通信装置の利用者に通報する機能を有したことを特徴とする請求項5記載の遺失物探索システム。
  8. 前記遺失物管理サーバ装置は、
    前記依頼探索情報に含まれる無線タグ情報と依頼探索エリア情報とを関連づけて記憶する依頼探索情報データベースと、
    複数の移動体通信装置に対して、探索の依頼を行なう探索依頼要求とともに、前記依頼探索情報データベースに記憶した依頼探索情報に基づく遺失物情報を、発行する遺失物探索依頼手段とを備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遺失物探索システム。
  9. 前記移動体通信装置は、測位した自己の位置に基づき、前記遺失物情報に含まれる依頼探索エリア情報を参照して、前記遺失物情報を選択的に受け取ることを特徴とする請求項8記載の遺失物探索システム。
  10. 前記遺失物管理サーバ装置は、
    前記依頼探索情報に含まれる無線タグ情報と依頼探索エリア情報とを関連づけて記憶する依頼探索情報データベースと、
    複数の移動体通信装置に対して、探索の依頼を行なう探索依頼要求とともに、前記移動体通信装置から、前記移動体通信装置が測位した位置情報を受け取り、前記依頼探索情報データベースから、前記受け取った位置情報の示す位置が前記依頼探索エリア情報の示す領域に含まれる依頼探索情報を抽出し、前記抽出した依頼探索情報に基づいて前記遺失物情報を生成し、前記生成した遺失物情報を、発行する遺失物探索依頼手段とを備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遺失物探索システム。
  11. 前記無線タグ情報は、少なくとも、前記無線タグ個々を識別するための前記タグ識別情報と、前記無線タグを所有する所有者を識別するための個人識別情報と、前記無線タグを発行し管理する管理者を識別するための管理センタ識別情報とにより構成されることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の遺失物探索システム。
  12. 前記無線タグ情報は、少なくとも、前記無線タグ個々を識別するための前記タグ識別情報と、前記無線タグを所有する所有者を識別するための個人識別情報と、前記無線タグを発行し管理する管理者を識別するための管理センタ識別情報と、前記無線タグの利用状況を示す利用フラグと、により構成され、
    前記無線タグは、
    前記無線タグを取り付けた物品が前記物品の利用者により利用されたことを認識し、利用されたことを認識したとき、前記利用フラグをセット状態にする利用認識手段と、
    前記利用フラグがセット状態になったときから、所定の経過時間を計測し、前記所定の経過時間を経過したとき、前記利用フラグをリセット状態にするタイマ手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の遺失物探索システム。
  13. 前記無線タグ情報は、少なくとも、前記無線タグ個々を識別するための前記タグ識別情報と、前記無線タグを所有する所有者を識別するための個人識別情報と、前記無線タグを発行し管理する管理者を識別するための管理センタ識別情報と、前記無線タグの利用状況を示す利用フラグと、により構成され、
    前記無線タグは、
    前記無線タグを取り付けた物品の利用時間帯を設定する利用時間帯設定手段と、
    前記無線タグを取り付けた物品が前記物品の利用者により利用されたことを認識し、前記利用時間帯設定手段により設定された利用時間帯に利用されたことを認識したとき、前記利用フラグをセット状態にする利用認識手段と、
    前記利用フラグがセット状態になったときから、所定の経過時間を計測し、前記所定の経過時間を経過したとき、前記利用フラグをリセット状態にするタイマ手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の遺失物探索システム。
  14. 前記利用認識手段は、外部から利用フラグを設定する利用フラグ設定信号に応じて、前記利用フラグをセット状態にすることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の遺失物探索システム。
  15. 前記移動体通信装置は、前記依頼された無線タグの存在を検知し、さらに前記利用フラグがリセット状態であることを確認したとき、前記遺失物管理サーバ装置に対して、少なくとも前記依頼された無線タグの存在を検知した位置の情報である検知位置情報を通知することを特徴とする請求項12から請求項14までのいずれか一項に記載の遺失物探索システム。
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