JP2002215848A - 物品検索システム及びその検索方法、並びにコード構造 - Google Patents

物品検索システム及びその検索方法、並びにコード構造

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JP2002215848A
JP2002215848A JP2001014935A JP2001014935A JP2002215848A JP 2002215848 A JP2002215848 A JP 2002215848A JP 2001014935 A JP2001014935 A JP 2001014935A JP 2001014935 A JP2001014935 A JP 2001014935A JP 2002215848 A JP2002215848 A JP 2002215848A
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JP2001014935A
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Seita Otsuji
清太 大辻
Motohiro Machida
基宏 町田
Masaru Ota
賢 太田
Hironori Suzuki
裕紀 鈴木
Toshiaki Sugimura
利明 杉村
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第三者による他人の物品の捜索を防ぐことに
よって紛失者のプライバシー保護を図りつつ、紛失物の
検索することのできる物品検索方法及びその検索システ
ムを提供すること。 【解決手段】 物品を識別するための物品属性情報とメ
ールアドレスとを含む識別コードを予め該物品に登録
し、通信端末から物品検索依頼と共に送られてくる上記
識別コードを取得し、上記通信端末から取得した上記識
別コードに対応する識別コードが登録された物品を探査
し、得られた探査結果を、上記通信端末から取得した上
記識別コードに含まれるメールアドレス宛に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の検索方法及
びそのための検索システムに係り、特に紛失物の捜索に
おいて、持ち主のプライバシーを確保しつつ紛失物の検
索を行う物品検索方法及びその検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、我々が忘れ物や落し物をした場
合、警察や各施設の落し物センター等へ問い合わせ、捜
索を依頼するのが通常である。又、鉄道での忘れ物は、
紛失者が鉄道会社に連絡を取り、状況を説明することに
よって、その情報に基づき鉄道会社の職員によって人為
的に捜索される。
【0003】一方、物品の管理を電子化する方法として
は、各物品に物品情報を記録したバーコードやRFID
(Radio Frequency Identifi
cation)等の物品IDを例えばタグの形で装着
し、物品情報を別の装置で格納・管理し、タグをリーダ
ー(読み取り器)で読み取り、物品情報と照合すること
により、検索を含めた物品管理を行うというシステムが
既に在庫管理など用途において用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の紛失物の捜索
は、捜索を誰に依頼するにしろ紛失者の提供する情報
(いつ、どのあたりで落としたか、など)が重要且つ唯
一の手掛かりであり、紛失者が紛失(忘れた、落とし
た)場所を狭い範囲に限定できない場合、即ち紛失場所
を一施設や一つの乗り物内などに限定できない場合、捜
索が著しく困難となるという問題がある。
【0005】又、紛失物と思われる物品が見つかった場
合であっても、該物品が紛失者の持ち物であるか否か
は、記名などによる識別ができない場合、外見などの総
合的判断に頼るほかない。仮に記名などにより同種物品
との識別が可能な場合であっても、右識別情報が紛失過
程において破損・汚濁等を受けた場合、確認が困難とな
り得る。
【0006】一方、物品管理につき、上記物品IDを用
いた在庫管理システムをそのまま社会全体に拡大させ適
用することができれば、社会全体を範囲として物品検索
が可能となるため、問題は解決する。しかし、安易に物
品検索ができるならば、紛失物捜索だけでなく、第三者
が特定の人の物品を追跡できることとなり、結果として
個人の行動パターンや物品使用状況が知られてしまうお
それが生じ得る、というプライバシー保護上の問題があ
る。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
に提案されたものであり、第三者による他人の物品の捜
索を防ぐことによって紛失者のプライバシー保護を図り
つつ、紛失物の検索することのできる物品検索方法及び
その検索システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る物品検索システムは、通信端末から物品検索依頼と共
に送られてくる、該物品を識別するための物品属性情報
とメールアドレスとを含む識別コードを取得する検索受
付手段と、上記通信端末から取得した上記識別コードに
対応する識別コードが予め装着された物品を探査する調
査手段と、前記調査手段にて得られた探査結果を、上記
通信端末から取得した上記識別コードに含まれるメール
アドレス宛に送信する結果通知手段とを有する構成を採
る。
【0009】この構成によれば、物品を特定するための
識別コードに物品の属性情報を含ませることによって、
検索時に物品の区別・指定が容易になる。又、物品を特
定するための識別コードに持ち主によって任意に設定さ
れるメールアドレス(通常は、持ち主のメールアドレ
ス)を含ませることによって、該メールアドレスが一種
のパスワードのような機能を有し、第三者が持ち主に無
断で物品の検索を行うことができない。又、検索結果を
上記メールアドレス宛に送信することによって、仮に識
別コードに含ませたメールアドレスが第三者の知るとこ
ろとなり、無断で検索が実行されても、第三者は検索結
果を入手することはできない。よって、持ち主のプライ
バシーを保護しつつ、紛失物などの検索を実行すること
ができる。
【0010】又、検索受付手段と結果通知手段とはシス
テム上のどこに配置されるかについて制限がないため、
ソフトウェアで実現されてもよい。
【0011】本発明の第2の態様に係る物品検索システ
ムは、第1の態様において、前記調査手段は、所定の探
査エリアを有し、該探査エリア内に存在し、識別コード
が予め記録された通信・記録手段を有する物品の該識別
コードを上記通信・記録手段と無線通信することによっ
て収集する複数のコード検出部と、上記収集された識別
コード群の中から前記通信端末から取得した前記識別コ
ードに一致する識別コードを抽出するコード抽出部とを
有し、該抽出された識別コードを検出したコード検出部
の探査エリアを探査結果とする構成を採る。
【0012】この構成によれば、例えば数十メートル毎
に上記コード検出部を配置することによって、個々の装
置のサイズ・性能を大規模化することなく、広い範囲の
物品検索が可能となる。
【0013】本発明の第3の態様に係る物品検索システ
ムは、第2の態様において、前記検索受付手段は、前記
通信端末から前記識別コードと共に検索範囲情報を取得
し、前記コード抽出部は、上記検索範囲情報の示すエリ
アを探査エリアに含むコード検出部によって検出された
識別コードを抽出処理の対象とする構成を採る。
【0014】この構成によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失場所がおおよそ特定できている場合に探査エリ
アを絞ることができるため、検索処理を迅速に行うこと
ができる。
【0015】本発明の第4の態様に係る物品検索システ
ムは、第2又は第3の態様において、前記調査手段は、
データ記録部を更に有し、前記コード検出部は、所定時
間毎に前記探査エリア内に存在する物品の識別コードを
収集して前記データ記録部に記録し、前記コード抽出部
は、前記通信端末からの識別コード取得時に収集された
識別コード群、及び既に前記データ記録部に記録されて
いる識別コード群の中からに上記通信端末から取得した
上記識別コードに一致する識別コードを抽出する構成を
採る。
【0016】この構成によれば、各探査エリア内に存在
する物品を常に監視し、履歴を取っておくことによって
検索できる時間範囲を現在から過去へ拡張させることが
でき、検索対象物品が現在該エリアに存在するか否かだ
けでなく、過去の時点におけるの存否も検索することが
できるようになる。
【0017】本発明の第5の態様に係る物品検索システ
ムは、第4の態様において、前記検索受付手段は、前記
通信端末から前記識別コードと共に検索時間情報を取得
し、前記コード抽出部は、既に前記データ記録部に記録
されている識別コードのうち、上記検索時間情報の示す
時間中に検出された識別コードを抽出処理の対象とする
構成を採る。
【0018】この構成によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失時刻がおおよそ特定できている場合に探査対象
とする履歴の範囲を絞ることができるため、検索処理を
迅速に行うことができる。
【0019】本発明の第6の態様に係る物品検索システ
ムは、第2乃至第5の態様のいずれか一態様において、
前記検索受付手段は、前記通信端末から前記識別コード
と共に検索物品追跡指示を取得し、前記調査手段は、上
記通信端末から取得した上記識別コードと一致する識別
コードが検知されると該識別コードが検知されたエリア
から所定の範囲内のエリアを探査エリアとするコード検
出部に該探査エリア内に存在する物品の識別コードを再
び収集させる構成を採る。
【0020】この構成によれば、持ち主から追跡依頼が
ある場合、検索の結果、検索対象物品(紛失物)が発見
されても更に検索を続け、即ち現在位置を更新し続け、
該物品の移動経路を追跡する。又、2回目以降の検索に
おいては、最も新しく該物品が発見されたエリアから移
動可能と考えられるエリア(該発見されたエリアも含
む)を検索範囲とすることによって、範囲を絞った効率
のよい検索が可能となる。
【0021】本発明の第7の態様に係る物品検索システ
ムは、第1乃至第6の態様のいずれか一態様において、
前記識別コードは、前記通信端末に備えられた書き込み
手段によって、物品に装着された通信・記録手段に記録
される構成を採る。
【0022】この構成によれば、一つの端末で識別コー
ドの登録と、識別コードを登録した物品の検索とを行う
ことができる。
【0023】本発明の第8の態様に係る物品検索システ
ムは、第7の態様において、前記書き込み手段は、前記
通信端末に入力されたメールアドレスに対して所定の暗
号化処理を施してから前記通信・記録手段に書き込み、
前記調査手段は、探査処理前に、前記通信端末から取得
した前記識別コード中のメールアドレス部分に対して上
記暗号化処理と同一の暗号化処理を施す構成を採る。
【0024】この構成によれば、例えば一方向性を持っ
た不可逆な暗号化処理を行うことによって、紛失物を入
手した第三者が該物品に付せられた識別コードから持ち
主を知ることができず、持ち主のプライバシーが保護さ
れる。
【0025】本発明の第9の態様に係る物品検索システ
ムは、少なくとも1つのサーバを有する検索制御システ
ムと、少なくとも1つのサーバを有する探査システムと
を有し、前記検索制御システムは、通信端末から物品検
索依頼と共に送られてくる、該物品を識別するための物
品属性情報とメールアドレスとを含む識別コードを取得
する検索受付手段と、上記通信端末から取得した上記識
別コードを前記探査システムへ送信する送信手段とを有
し、前記探査システムは、前記検索制御システムから受
信した上記識別コードに対応する識別コードが予め装着
された物品を探査する調査手段と、上記調査手段によっ
て得られた上記探査結果を、前記検索制御システムから
受信した上記識別コードに含まれるメールアドレス宛に
送信する結果通知手段とを有する構成を採る。
【0026】この構成によれば、物品を特定するための
識別コードに物品の属性情報を含ませることによって、
検索時に物品の区別・指定が容易になる。又、物品を特
定するための識別コードに持ち主によって任意に設定さ
れるメールアドレス(通常は、持ち主のメールアドレ
ス)を含ませることによって、該メールアドレスが一種
のパスワードのような機能を有し、第三者が持ち主に無
断で物品の検索を行うことができない。又、検索結果を
上記メールアドレス宛に送信することによって、仮に識
別コードに含ませたメールアドレスが第三者の知るとこ
ろとなり、無断で検索が実行されても、第三者は検索結
果を入手することはできない。よって、持ち主のプライ
バシーを保護しつつ、紛失物などの検索を実行すること
ができる。
【0027】本発明の第10の態様に係る物品検索シス
テムは、第9の態様において、前記調査手段は、所定の
探査エリアを有し、該探査エリア内に存在し、識別コー
ドが予め記録された通信・記録手段を有する物品の該識
別コードを上記通信・記録手段と無線通信することによ
って収集する複数のコード検出部と、上記収集された識
別コード群の中から前記検索制御システムから受信した
上記識別コードに一致する識別コードを抽出するコード
抽出部とを有し、前記結果通知手段は、該抽出された識
別コードを検出したコード検出部の探査エリアを探査結
果として前記メールアドレスへ送信する構成を採る。
【0028】この構成によれば、例えば数十メートル毎
に上記コード検出部を配置することによって、個々の装
置のサイズ・性能を大規模化することなく、広い範囲の
物品検索が可能となる。
【0029】本発明の第11の態様に係る物品検索シス
テムは、第10の態様において、前記検索制御システム
において、前記検索受付手段は、前記通信端末から前記
識別コードと共に検索範囲情報を取得し、前記送信手段
は、上記通信端末から取得した上記識別コードと共に上
記検索範囲情報も前記探査システムへ送信し、前記探査
システムにおいて、前記コード抽出部は、前記調査手段
が前記検索制御システムから上記検索範囲情報を受信す
ると、該検索範囲情報の示すエリアを探査エリアに含む
コード検出部によって検出された識別コードを抽出処理
対象とする構成を採る。
【0030】この構成によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失場所がおおよそ特定できている場合に探査エリ
アを絞ることができるため、検索処理を迅速に行うこと
ができる。
【0031】本発明の第12の態様に係る物品検索シス
テムは、第10又は第11の態様において、前記探査シ
ステムは、データ記録部を更に有し、前記コード検出部
は、所定時間毎に前記探査エリア内に存在する物品の識
別コードを収集して前記データ記録部に記録し、前記コ
ード抽出部は、前記検索制御システムから前記識別コー
ドを受信した際、該受信時に前記コード検出部によって
収集された識別コード群、及び既に前記データ記録部に
記録されている識別コード群の中から前記検索制御シス
テムから受信した上記識別コードに一致する識別コード
を抽出する構成を採る。
【0032】この構成によれば、各探査エリア内に存在
する物品を常に監視し、履歴を取っておくことによって
検索できる時間範囲を現在から過去へ拡張させることが
でき、検索対象物品が現在該エリアに存在するか否かだ
けでなく、過去の時点におけるの存否も検索することが
できるようになる。
【0033】本発明の第13の態様に係る物品検索シス
テムは、第12の態様において、前記検索制御システム
において、前記検索受付手段は、前記通信端末から前記
識別コードと共に検索時間情報を取得し、前記送信手段
は、上記通信端末から取得した上記識別コードと共に上
記検索時間情報を前記探査システムへ送信し、前記探査
システムにおいて、前記コード抽出部は、前記調査手段
が前記検索制御システムから上記検索時間情報を受信す
ると、既に前記データ記録部に記録されている識別コー
ドのうち、上記検索時間情報の示す時間中に検出された
識別コードを抽出処理の対象とする構成を採る。
【0034】この構成によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失時刻がおおよそ特定できている場合に探査対象
とする履歴の範囲を絞ることができるため、検索処理を
迅速に行うことができる。
【0035】本発明の第14の態様に係る物品検索シス
テムは、第10乃至第13の態様のいずれか一態様にお
いて、前記検索制御システムは探査結果取得手段を更に
有し、前記探査結果取得手段は、前記検索受付手段が前
記通信端末から前記識別コードと共に検索物品追跡指示
を取得すると、上記識別コードに含まれるメールアドレ
スにアクセスし、前記探査システムから上記メールアド
レスに送信された前記探査システムにおける探査結果を
取得し、前記送信手段は、上記探査結果の示すエリアか
ら所定の範囲内のエリアを探査エリアとするコード検出
部に上記通信端末から取得した上記識別コードを再び送
信する構成を採る。
【0036】この構成によれば、持ち主から追跡依頼が
ある場合、検索の結果、検索対象物品(紛失物)が発見
されても更に検索を続け、即ち現在位置を更新し続け、
該物品の移動経路を追跡する。又、2回目以降の検索に
おいては、最も新しく該物品が発見されたエリアから移
動可能と考えられるエリア(該発見されたエリアも含
む)を検索範囲とすることによって、範囲を絞った効率
のよい検索が可能となる。
【0037】本発明の第15の態様に係る物品検索シス
テムは、第9乃至第14の態様のいずれか一態様におい
て、前記識別コードは、前記通信端末に備えられた書き
込み手段によって物品に装着された通信・記録手段に記
録される構成を採る。
【0038】この構成によれば、一つの端末で識別コー
ドの登録と、識別コードを登録した物品の検索とを行う
ことができる。
【0039】本発明の第16の態様に係る物品検索シス
テムは、第15の態様において、前記書き込み手段は、
前記通信端末に入力されたメールアドレスに対して所定
の暗号化処理を施してから物品上の前記通信・記録手段
に書き込み、前記探査システムは、前記検索制御システ
ムから受信した上記識別コード中のメールアドレス部分
に対して上記暗号化処理と同一の暗号化処理を施す構成
を採る。
【0040】この構成によれば、例えば一方向性を持っ
た不可逆な暗号化処理を行うことによって、紛失物を入
手した第三者が該物品に付せられた識別コードから持ち
主を知ることができず、持ち主のプライバシーが保護さ
れる。
【0041】本発明の第17の態様に係る物品検索シス
テムは、第1乃至第16の態様のいずれか一態様におい
て、前記調査手段は少なくとも一つのサーバを有し、該
サーバは、少なくとも一つの前記コード検出部と、少な
くとも一つの前記コード抽出部とを有する構成を採る。
【0042】この構成によれば、コード検出部を数十メ
ートル毎に配置し、複数のコード検出部を統括するサー
バを所定エリア毎に設けることによって、処理を分散で
き、大規模なシステムが不要となり、又、持ち主からの
指定などにより稼動させるサーバを絞ることによって効
率の良い検索が実現できる。
【0043】本発明の第18の態様に係る物品検索シス
テムは、第1乃至第17の態様のいずれか一態様におい
て、前記検索受付手段は、無線通信端末から送信された
前記識別コードを所定の通信網を介して受信する構成を
採る。
【0044】この構成によれば、無線通信端末によって
場所を選ばず物品検索及び/若しくは識別コードの登録
を実行することができるため、利便性が向上する。
【0045】本発明の第19の態様に係るコード構造
は、物品に付し、該物品を特定するコードの構造であっ
て、物品に関する属性情報を含む第一部分と、所定のメ
ールアドレス情報を含む第二部分とを有する構成を採
る。
【0046】この構成によれば、物品を特定するための
コードに持ち主が該物品を他物品と区別するための属性
情報のみならず、持ち主のメールアドレスをも含ませる
構造を採用することによって、容易に他人が知り得ない
コードを簡易に作成することができる。即ち、パスワー
ドの役割を果たす。又、上記のような利点を有するコー
ドに含ませられたメールアドレスを、更に検知されたこ
とを知らせる結果連絡先として用いることによって、該
コードを登録した真の持ち主のみに該結果を知らせるこ
とが可能なシステムを構築することが可能となる。この
ように、メールアドレスをパスワード及び結果連絡先と
して用いることによって、メールアドレスを含む構造の
コードは該コードが検索されるシステムにおいてプライ
バシー保護に長ける。
【0047】本発明の第20の態様に係る物品検索方法
は、通信端末から物品検索依頼と共に送られてくる、該
物品を識別するための物品属性情報とメールアドレスと
を含む識別コードを取得する検索受付工程と、上記通信
端末から取得した上記識別コードに対応する識別コード
が予め装着された物品を探査する調査工程と、前記調査
工程にて得られた探査結果を、上記通信端末から取得し
た上記識別コードに含まれるメールアドレス宛に送信す
る結果通知工程とを有する方法を採る。
【0048】この方法によれば、物品を特定するための
識別コードに物品の属性情報を含ませることによって、
検索時に物品の区別・指定が容易になる。又、物品を特
定するための識別コードに持ち主によって任意に設定さ
れるメールアドレス(通常は、持ち主のメールアドレ
ス)を含ませることによって、該メールアドレスが一種
のパスワードのような機能を有し、第三者が持ち主に無
断で物品の検索を行うことができない。又、検索結果を
上記メールアドレス宛に送信することによって、仮に識
別コードに含ませたメールアドレスが第三者の知るとこ
ろとなり、無断で検索が実行されても、第三者は検索結
果を入手することはできない。よって、持ち主のプライ
バシーを保護しつつ、紛失物などの検索を実行すること
ができる。
【0049】又、検索受付手段と結果通知手段とはシス
テム上のどこに配置されるかについて制限がないため、
ソフトウェアで実現されてもよい。
【0050】本発明の第21の態様に係る物品検索方法
は、第20の態様において、前記調査工程は、所定の探
査エリア毎に、該探査エリア内に存在し、識別コードが
予め記録された通信・記録手段を有する物品の該識別コ
ードを上記通信・記録手段から無線通信によって収集
し、上記収集された識別コード群の中から前記通信端末
から取得した前記識別コードに一致する識別コードを抽
出し、該抽出された識別コードが検出された探査エリア
を探査結果とする方法を採る。
【0051】この方法によれば、例えば数十メートル毎
に上記コード検出部を配置することによって、個々の装
置のサイズ・性能を大規模化することなく、広い範囲の
物品検索が可能となる。
【0052】本発明の第22の態様に係る物品検索方法
は、第21の態様において、前記検索受付工程は、前記
通信端末から前記識別コードと共に検索範囲情報を取得
し、前記調査工程は、上記検索範囲情報の示すエリアを
探査する方法を採る。
【0053】この方法によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失場所がおおよそ特定できている場合に探査エリ
アを絞ることができるため、検索処理を迅速に行うこと
ができる。
【0054】本発明の第23の態様に係る物品検索方法
は、第21又は第22の態様において、前記調査工程
は、所定時間毎に前記探査エリア内に存在する物品の識
別コードを収集してデータ記録部に記録し、前記通信端
末からの前記識別コード取得時に収集された識別コード
群、及び既に前記データ記録部に記録されている識別コ
ード群の中から上記通信端末から取得した上記識別コー
ドに一致する識別コードを抽出する方法を採る。
【0055】この方法によれば、各探査エリア内に存在
する物品を常に監視し、履歴を取っておくことによって
検索できる時間範囲を現在から過去へ拡張させることが
でき、検索対象物品が現在該エリアに存在するか否かだ
けでなく、過去の時点におけるの存否も検索することが
できるようになる。
【0056】本発明の第24の態様に係る物品検索方法
は、第23の態様において、前記検索受付工程は、前記
通信端末から前記識別コードと共に検索時間情報を取得
し、前記調査工程は、既に前記データ記録部に記録され
ている前記識別コードのうち、上記検索時間情報の示す
時間中に検出された識別コードを抽出処理の対象とする
方法を採る。
【0057】この方法によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失時刻がおおよそ特定できている場合に探査対象
とする履歴の範囲を絞ることができるため、検索処理を
迅速に行うことができる。
【0058】本発明の第25の態様に係る物品検索方法
は、第21乃至第24の態様のいずれか一態様におい
て、前記検索受付工程は、前記通信端末から前記識別コ
ードと共に検索物品追跡指示を取得し、前記調査工程
は、上記通信端末から取得した上記識別コードと一致す
る識別コードが検知されると該識別コードが検知された
エリアから所定の範囲内のエリアを探査エリアとして再
び探査する方法を採る。
【0059】この方法によれば、持ち主から追跡依頼が
ある場合、検索の結果、検索対象物品(紛失物)が発見
されても更に検索を続け、即ち現在位置を更新し続け、
該物品の移動経路を追跡する。又、2回目以降の検索に
おいては、最も新しく該物品が発見されたエリアから移
動可能と考えられるエリア(該発見されたエリアも含
む)を検索範囲とすることによって、範囲を絞った効率
のよい検索が可能となる。
【0060】本発明の第26の態様に係る物品検索方法
は、第25の態様において、前記調査工程は、前記通信
端末から取得した前記識別コードと一致する識別コード
が検知されなかった場合、同じ探査エリアに対して再び
探査処理を行う方法を採る。
【0061】この方法によれば、1回目の検索で検索に
失敗した場合でも、引き続き検索が繰り返されるため、
検索対象物品が発見され次第追跡を開始することができ
る。
【0062】本発明の第27の態様に係る物品検索方法
は、第20乃至第26の態様のいずれか一態様におい
て、前記識別コードは、前記通信端末によって、物品に
装着された通信・記録手段に記録される方法を採る。
【0063】この方法によれば、一つの端末で識別コー
ドの登録と、識別コードを登録した物品の検索とを行う
ことができる。
【0064】本発明の第28の態様に係る物品検索方法
は、第27の態様において、前記通信端末は、前記識別
コードのメールアドレス部分に対して所定の暗号化処理
を施してから前記通信・記録手段に書き込み、前記調査
工程は、探査処理前に、前記通信端末から取得した前記
識別コード中のメールアドレス部分に対して上記暗号化
処理と同一の暗号化処理を施す方法を採る。
【0065】この方法によれば、例えば一方向性を持っ
た不可逆な暗号化処理を行うことによって、紛失物を入
手した第三者が該物品に付せられた識別コードから持ち
主を知ることができず、持ち主のプライバシーが保護さ
れる。
【0066】本発明の第29の態様に係る物品検索方法
は、少なくとも1つのサーバを有する検索制御システム
と、少なくとも1つのサーバを有する探査システムとを
有する物品検索システムにおける物品検索方法であっ
て、前記検索制御システムにおいて、通信端末から物品
検索依頼と共に送られてくる、該物品を識別するための
物品属性情報とメールアドレスとを含む識別コードを取
得し、上記通信端末から取得した上記識別コードを前記
探査システムへ送信し、前記探査システムにおいて、前
記検索制御システムから受信した上記識別コードに対応
する識別コードが予め装着された物品を探査し、該探査
結果を、前記検索制御システムから受信した上記識別コ
ードに含まれるメールアドレス宛に送信する方法を採
る。
【0067】この方法によれば、物品を特定するための
識別コードに物品の属性情報を含ませることによって、
検索時に物品の区別・指定が容易になる。又、物品を特
定するための識別コードに持ち主によって任意に設定さ
れるメールアドレス(通常は、持ち主のメールアドレ
ス)を含ませることによって、該メールアドレスが一種
のパスワードのような機能を有し、第三者が持ち主に無
断で物品の検索を行うことができない。又、検索結果を
上記メールアドレス宛に送信することによって、仮に識
別コードに含ませたメールアドレスが第三者の知るとこ
ろとなり、無断で検索が実行されても、第三者は検索結
果を入手することはできない。よって、持ち主のプライ
バシーを保護しつつ、紛失物などの検索を実行すること
ができる。
【0068】本発明の第30の態様に係る物品検索方法
は、第29の態様において、前記探査システムは、所定
の探査エリア毎に、該探査エリア内に存在し、識別コー
ドが予め記録された通信・記録手段を有する物品の該識
別コードを前記通信・記録手段から無線通信によって収
集し、上記収集された識別コード群の中から前記検索制
御システムから受信した識別コードに一致する識別コー
ドを抽出し、該抽出された識別コードが検出された探査
エリアを探査結果として前記メールアドレスへ送信する
方法を採る。
【0069】この方法によれば、例えば数十メートル毎
に上記コード検出部を配置することによって、個々の装
置のサイズ・性能を大規模化することなく、広い範囲の
物品検索が可能となる。
【0070】本発明の第31の態様に係る物品検索方法
は、第30の態様において、前記検索制御システムは、
前記通信端末から前記識別コードと共に取得した検索範
囲情報を上記識別コードと共に前記探査システムへ送信
し、前記探査システムは、前記検索制御システムから受
信した上記検索範囲情報の示すエリアを探査エリアとす
る方法を採る。
【0071】この方法によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失場所がおおよそ特定できている場合に探査エリ
アを絞ることができるため、検索処理を迅速に行うこと
ができる。
【0072】本発明の第32の態様に係る物品検索方法
は、第30又は第31の態様において、前記探査システ
ムは、所定時間毎に、前記探査エリア内に存在する物品
の識別コードを収集してデータ記録部に記録し、前記検
索制御システムから識別コードを受信した際、該受信時
に収集された識別コード群、及び既にデータ記録部に記
録されている識別コード群の中から前記検索制御システ
ムから受信した上記識別コードに一致する識別コードを
抽出する方法を採る。
【0073】この方法によれば、各探査エリア内に存在
する物品を常に監視し、履歴を取っておくことによって
検索できる時間範囲を現在から過去へ拡張させることが
でき、検索対象物品が現在該エリアに存在するか否かだ
けでなく、過去の時点におけるの存否も検索することが
できるようになる。
【0074】本発明の第33の態様に係る物品検索方法
は、第32の態様において、前記検索制御システムは、
前記通信端末から前記識別コードと共に取得した検索時
間情報を前記探査システムへ送信し、前記探査システム
は、前記検索制御システムから上記検索時間情報を受信
すると、既にデータ記録部に記録されている識別コード
のうち、上記検索時間情報の示す時間中に検出された識
別コードを抽出処理の対象とする方法を採る。
【0075】この方法によれば、紛失物を検索する持ち
主に紛失時刻がおおよそ特定できている場合に探査対象
とする履歴の範囲を絞ることができるため、検索処理を
迅速に行うことができる。
【0076】本発明の第34の態様に係る物品検索方法
は、第30乃至第33の態様のいずれか一態様におい
て、前記検索制御システムは、前記通信端末から前記識
別コードと共に検索物品追跡指示を取得すると、上記識
別コードに含まれるメールアドレスにアクセスし、前記
探査システムから上記メールアドレスに送信された前記
探査システムにおける探査結果を取得し、該探査結果の
示すエリアから所定の範囲内のエリアを探査エリアとし
て探査を継続するように前記探査システムに指示する方
法を採る。
【0077】この方法によれば、持ち主から追跡依頼が
ある場合、検索の結果、検索対象物品(紛失物)が発見
されても更に検索を続け、即ち現在位置を更新し続け、
該物品の移動経路を追跡する。又、2回目以降の検索に
おいては、最も新しく該物品が発見されたエリアから移
動可能と考えられるエリア(該発見されたエリアも含
む)を検索範囲とすることによって、範囲を絞った効率
のよい検索が可能となる。
【0078】本発明の第35の態様に係る物品検索方法
は、第34の態様において、前記検索制御システムは、
前記通信端末から取得した前記識別コードと一致する識
別コードが検知されなかった場合、同じ探査エリアに対
して再び探査処理を行うように前記探査システムに指示
する方法を採る。
【0079】この方法によれば、1回目の検索で検索に
失敗した場合でも、引き続き検索が繰り返されるため、
検索対象物品が発見され次第追跡を開始することができ
る。
【0080】本発明の第36の態様に係る物品検索方法
は、第30乃至第35の態様のいずれか一態様におい
て、前記識別コードは、前記通信端末によって、物品に
装着された通信・記録手段に記録される方法を採る。
【0081】この方法によれば、一つの端末で識別コー
ドの登録と、識別コードを登録した物品の検索とを行う
ことができる。
【0082】本発明の第37の態様に係る物品検索方法
は、第36の態様において、前記通信端末は、前記識別
コードのメールアドレス部分に対して所定の暗号化処理
を施しから物品上の前記通信・記録手段に書き込み、前
記探査システムは、前記検索制御システムから受信した
上記識別コード中のメールアドレス部分に対して上記暗
号化処理と同一の暗号化処理を施す方法を採る。
【0083】この方法によれば、例えば一方向性を持っ
た不可逆な暗号化処理を行うことによって、紛失物を入
手した第三者が該物品に付せられた識別コードから持ち
主を知ることができず、持ち主のプライバシーが保護さ
れる。
【0084】本発明の第38の態様に係る物品検索方法
は、第20乃至第37の態様のいずれか一態様におい
て、前記検索制御システムは、無線通信端末から送信さ
れた前記識別コードを所定の通信網を介して受信する方
法を採る。
【0085】この方法によれば、無線通信端末によって
場所を選ばず物品検索及び/若しくは識別コードの登録
を実行することができるため、利便性が向上する。
【0086】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、図1〜1
2を用いて本発明の実施の形態1に係る物品検索方法及
びその検索システムについて説明する。
【0087】まず、システムの構成について説明する。
本発明に係る検索システムは、図1に示すように、イン
ターネットなどの公衆網に接続された検索システムサー
バ101、メールホストサーバ102、及び複数の調査
サーバ103を有し、又、基地局107及び移動体通信
網を通じてインターネットに接続可能な携帯通信端末1
04、及び各調査サーバ103に接続された探査機10
5を有し、更に登録物品上にIDタグ106を有する。
【0088】メールホストサーバ102は、後述する結
果通知用アドレスを保持する。
【0089】IDタグ106は、図2(a)に示すよう
に、アンテナ201を介して外部と無線通信する通信部
202と、制御部203と、メモリ204とを有する。
メモリ204は、装置外部からの制御により最低一回は
書き込み可能なメモリである。又、メモリ204内の情
報は、数メートル先から読み出し可能であることが好ま
しく、例えばRFIDで用いられる無線通信機器・方法
が用いられ得る。
【0090】探査機105は、図2(b)に示すよう
に、アンテナ205を介して外部と無線通信し、更に有
線接続された調査サーバ103と通信する通信部206
と、制御部207とを有する。
【0091】調査サーバ103は、本システムにおいて
は、一定のエリア毎に設けられ、複数の探査機105を
管轄し、図3に示すように、外部ネットワーク(若しく
は公衆網、ここでは一例としてインターネット)と通信
する通信部301と、制御部302とを有する。ここで
は、一例として、複数の劇場が入っている建物に調査サ
ーバ103を設け、該建物内の各劇場A〜Cにそれぞれ
探査機105を設ける場合について図示する。
【0092】次いで、本実施形態に係る検索システムに
よる物品検索方法について説明する。
【0093】まず、物品に物品コードを登録する処理に
ついて説明する。後述する物品検索は、該物品コードに
基づいて行われる。
【0094】物品の製造者(若しくは販売者)は、該物
品を流通に置く前に、該物品にIDタグ106を装着さ
せる。この装着の態様は、例えば貼り付け、埋め込みな
ど任意でよい。そして、IDタグ106に物品属性情報
を書き込む。上記物品属性情報は、該物品に関する識別
情報であり、少なくとも該物品の物品種類を区別できる
だけの属性情報を含む。例えば、製造者、商品種別をコ
ード化したものである。該物品自体を特定できるだけの
例えばシリアル番号などの固有の情報を含んでもよい。
【0095】物品を購入し使用する者(以下、単に「持
ち主」という)は、入手した各物品に例えば携帯通信端
末104を用いて物品コード登録処理を行う。該処理に
つき、図4を用いて説明する。
【0096】まず、物品コードを登録したい物品のID
タグ106から物品属性情報を読み出す(S401)。
【0097】次いで、持ち主は、該物品についての検索
結果を受ける結果通知用アドレスを設定する。結果通知
用アドレスは、持ち主が該物品を検索した際に検索結果
を受け取るメールアドレスである。
【0098】設定された結果通知用アドレスは、暗号化
処理され(S402)、上記物品属性情報と組み合わさ
れて物品コードが形成され(S403)、IDタグ10
6に書き込まれ、メモリ204に記録される(S40
4)。記録された物品コードを図5(a)に示す。
【0099】又、物品コードは、IDタグ106外の記
録手段(図示せず)にも登録される(S405)。該記
録手段は、例えば携帯電話及び、PDAなどの携帯端末
内のメモリなどであり、ICカード、パソコン、ネット
ワーク上のサーバなどもよい。持ち主は、上記登録の
際、該物品コードに名前を付けておくことによって、後
で該名前を入力することによって該物品コードを抽出で
きる。
【0100】上記メールアドレスは、一般の任意のメー
ルサーバーに設定することができる。持ち主が複数のメ
ールアドレスを有する場合、物品毎に異なるアドレスを
設定することも可能である。又、上記暗号化処理は、例
えばUNIX(登録商標)のパスワード暗号化のような
一方向性暗号(ハッシュ関数)変換である。該暗号化処
理は、メールアドレスが同じなら必ず同じ符号列を生成
し、メールアドレスが異なれば必ず異なる符号列を生成
し、不可逆変換である。又、符号列からメールアドレス
を復元できない。
【0101】次いで、図6〜12を用いて、物品検索処
理について説明する。持ち主は、携帯通信端末104を
用いて、携帯する物品Aに物品コードを既に登録してい
るものとする(図6)。このように物品コードが登録し
てあれば、持ち主が物品Aをどこかで落としたり(図7
(a))、どこかに置き忘れたり(図7(b))した場
合、本発明に係る検索システムによって物品Aを検索す
ることができる。
【0102】まず、持ち主は、携帯通信端末104に検
索する物品名及び調査範囲を入力する(図8のS80
1)。携帯通信端末104は、入力された物品名から該
物品名と関連付けられた記録された物品コードを前述の
記録手段から抽出する(S802)。
【0103】次いで、持ち主は該物品に設定した結果通
知用アドレスを入力する。このメールアドレスの入力
は、本人確認の役割を果たす。抽出された物品コードか
ら取得された物品属性情報と上記入力されたアドレスか
ら検索コードが作成され(S803)、調査範囲情報と
共にインターネット経由して検索システムサーバ101
に送信される。この様子を図9に示す。上記検索コード
は、図5(b)に示すように、物品属性情報と暗号化さ
れていない結果通知用アドレスとを組み合わせて成る。
【0104】検索コード及び調査範囲情報を取得した検
索システムサーバ101は(S804)、該調査範囲に
該当するエリアを走査対象とする調査サーバ103(1
つに限らない)に検索コードを送信する(S805)。
この様子を図10に示す。ここでは、場所Aが調査範囲
であるものとする。
【0105】次いで、検索コードを受信した調査サーバ
103は(図11のS1101)、検索コードに含まれ
る結果通知用アドレスに対して暗号化処理を行う(S1
102)。この暗号化処理は、物品コードを登録する際
に携帯通信端末内で行われる処理と同一の方式によるも
のとする。
【0106】次いで、暗号化処理された結果通知用アド
レスと物品属性情報とを合わせて照合コードが作成され
る(S1103)。図5(c)に示すように、照合コー
ドは、物品コードと同一となる。換言すると、送信され
てきた検索コードに含まれるメールアドレスと持ち主が
物品に登録したメールアドレスとが同一であれば、検索
したい物品の有する物品コードに一致する照合コードが
調査サーバ103において作成されるはずである。
【0107】次いで、調査サーバ103は、管轄下の探
査機105に、各探査機の走査エリア内に存在するすべ
てのIDタグ106から物品コードを収集し(S110
4)、収集された中から上記照合コードと一致するコー
ドを検索する。
【0108】照合コードと一致する物品コードが存在し
た場合、調査サーバ103は、該物品コードを検知した
探査機105の担当するエリア及び検知時刻を受信した
検索コードに含まれる結果通知用アドレスに送信する
(S1106)。この様子を図12に示す。
【0109】照合コードと一致する物品コードが存在し
ない場合、調査サーバ103は、探査機が走査したエリ
ア及び検索時刻を受信した検索コードに含まれる結果通
知用アドレスに送信する(S1107)。
【0110】前述のように、検索を依頼する際に検索し
たい物品に登録されているメールアドレスの入力を要求
することによって、持ち主本人からの正規の検索依頼か
否かを確認することができる。検索したい物品に登録さ
れているのとは異なるメールアドレスを入力して検索を
依頼しても該物品は検索されないからである。
【0111】この場合、どの物品にどのメールアドレス
が登録されているかは本人しか知り得ない情報であるた
め、上記のように該メールアドレスを一種のパスワード
として機能させることによって本人確認を行い、第三者
による勝手な物品検索を防止することができる。
【0112】しかし、多くのメールアドレスを持たず、
保有するメールアドレスを友人・知人に対して公開して
いる人の場合、メールアドレスを知り得る者が勝手に検
索を実行してしまうおそれがある。しかしながら、本シ
ステムによれば、検索結果は調査サーバ103から直接
物品に登録された持ち主のメールアドレスへ送信される
ため、第三者は仮に検索処理を依頼し実行できたとして
も検索結果を入手することができない。よって、第三者
が、紛失物を持ち主より先回りして拾得したり、落とし
た場所・時刻などから持ち主の行動(訪れた場所など)
を知り得たりすることが防止できる。
【0113】なお、本実施形態で検索システムサーバ1
01を省く構成とすることも可能である。その場合、持
ち主は各調査サーバ103に直接検索依頼を送信するこ
ととなり、数が多い場合は煩雑となる。換言すれば、検
索システムサーバ101は、持ち主に代わり複数の調査
サーバ103に同時に検索依頼を送信する役割を果た
す。
【0114】又、該メールアドレスへのメールは検索シ
ステムサーバ101へ転送できるか、検索システムサー
バ101は該メールアドレスにアクセスできるように
し、検索結果を検索システムサーバ101が見やすくま
とめ、整理した形で持ち主にメールを送信するか若しく
はアクセス制限されたWWW上に表示することも可能で
ある。この場合、持ち主は各調査サーバ103からの結
果通知メールをいちいち読む手間が省けるが、仮に検索
システムサーバ101を悪用されると、調査サーバ10
3にて得られる検索結果が直接持ち主のメールアドレス
に送信されプライバシーが保護されるという本発明の効
果が没却されてしまうため、検索システムサーバ101
の運用者と持ち主との信頼関係が必要である。
【0115】このように、本実施の形態によれば、持ち
主のプライバシーを保護しつつ、紛失物の検索をするこ
とができる。
【0116】(実施の形態2)次いで、本発明の実施の
形態2に係る物品検索方法及びそのシステムについて説
明する。本実施の形態に係る調査サーバは、例えばメモ
リである記録部を有し(図示せず)、所定時刻に管轄下
の全探査機へ走査を指示し、検知された物品コードを収
集し、時系列順に該記録部へ記録しておく。上記所定時
刻とは、所定のタイムスケジュールに従ってもよいし、
一定の時間間隔で行われてもよい。又、記録部に蓄積さ
れる収集された物品コードのレコードは、所定期間経過
後に消去されてもよい。
【0117】図13を用いて、本実施形態に係る物品検
索方法における調査サーバでの検索処理を説明する。こ
こで、S1301〜1303は実施の形態1と同様であ
るため、説明は省略する。又、本実施形態では、持ち主
は物品名及びメールアドレスに加え、検索時間範囲も携
帯通信端末104に入力するものとする。
【0118】調査サーバ103は、検索コードと一緒に
受信した時間範囲に該当するレコードを記録部から抽出
し(S1304)、この抽出されたレコードの中に照合
コードと一致する物品コードがあるか検索する(S13
05)。
【0119】照合コードと一致する物品コードが存在し
た場合、調査サーバ103は、該物品コードを検知した
探査機105の担当するエリア及び検知時刻を検索コー
ドに含まれていた結果通知用アドレスに送信する(S1
306)。
【0120】照合コードと一致する物品コードが存在し
ない場合、調査サーバ103は、探査機が走査したエリ
ア及び走査した時間範囲を検索コードに含まれていた結
果通知用アドレスに送信する(S1307)。
【0121】このように、本実施形態によれば、調査サ
ーバが過去の探査履歴を保持しているため、時間的な検
索可能範囲を広げることができる。
【0122】(実施の形態3)次いで、本発明の実施の
形態3に係る物品検索方法及びそのシステムについて説
明する。例えば、紛失物が移動している場合(電車内へ
の置き忘れ、置き引き、他人による間違った持ち帰り、
など)、検索対象物品を検索できても、持ち主、施設管
理者、若しくは持ち主から依頼を受けた回収代行者(代
行業者)が実際の回収に訪れた際には該物品は既に検知
された場所には存在しない、という場合が考えられる。
【0123】そこで、本実施形態では、持ち主からの追
跡依頼に応じて、検索対象物品の移動を追尾し、該物品
の現在位置を常に監視するようにする。なお、本実施形
態では、該メールアドレスへのメールは検索システムサ
ーバ101へ転送できるか、検索システムサーバ101
は該メールアドレスにアクセスできることが必要であ
る。
【0124】以下、図14を用いて説明する。本実施形
態では、持ち主は物品名及びメールアドレスに加え、追
跡依頼も入力するものとする。まず、検索システムサー
バ101が携帯通信端末104から検索コード、調査範
囲、及び持ち主からの追跡依頼を受信する(S140
1)。
【0125】次いで、検索システムサーバ101は、上
記調査範囲から調査サーバ103(1つとは限らない)
を選択し(S1402)、該調査サーバ103に検索コ
ードを送信する(S1403)。
【0126】次いで、選択された調査サーバ103にお
いて上記検索コードに基づいた探査が行われ、探査結果
が上記検索コードに含まれるメールアドレスへ送信され
る。検索システムサーバ101は、上記メールアドレス
へアクセスして上記探査結果を取得し、該当物品の存否
を判定する(S1404)。該調査サーバ103の担当
エリア内で検索対象物品が見つからなければ、追尾を開
始することができないため、処理は終了する。検索対象
物品が発見されなかった場合に、発見されるまで若しく
は所定期間、自動的に検索を繰り返すようにしてもよ
い。
【0127】検索対象物品が発見された場合、検索シス
テムサーバ101において、所定の追跡間隔時間Ttが
経過しているか判定される(S1405)。時間Tt
は、追跡処理を実施する時間間隔である。
【0128】追跡間隔時間Ttが経過していた場合、検
索システムサーバ101において、追跡上限時間Ttl
が経過しているか判定される(S1406)。時間Tt
lは、追跡処理を継続する時間的上限値であり、経過し
ていれば処理は終了する。
【0129】時間Ttlが経過していなければ、上記選
択された調査サーバ103の中の該当物品を検知した調
査サーバ103の担当するエリア及びそのエリアから移
動可能性のあるエリアを探査対象とする複数の調査サー
バ103が再選択され(S1407)、検索システムサ
ーバ101によって該再選択調査サーバ103に検索コ
ードが送信され、追跡検索が開始される。このように間
隔時間Tt及び上限時間Ttlを用いることによって、
頻繁且つ長期間に渡り追跡処理が実行されることによる
サーバへの負荷を低減できる。
【0130】このように追跡可能な実施形態は、実施の
形態2のように調査サーバが記録手段を有する場合でも
実施可能である。その場合、1回目の検索で過去の検索
履歴まで検索をし、2回目以降は検索対象物品の現在の
位置について検索する。
【0131】又、追跡の主導権を検索システムサーバ1
01ではなく調査サーバが持ってもよい。即ち、各調査
サーバ103は、定期的に検索・追尾結果を検索システ
ムサーバ101へ報告しながら主体的に追跡処理を主導
し、検索対象物品が自分の検索対象エリアから消えた場
合、自分の周辺に配置された調査サーバに当該検索コー
ド及び追跡の主導権を委譲する、という態様も考え得
る。
【0132】又、本実施の形態における追跡有りの検索
において、検索結果は毎回各調査サーバ103からメー
ルアドレスへ送信されるが、検索システムサーバ101
は、見やすくまとめられた追跡過程・結果を所定のタイ
ムスケジュール若しくは所定の時間間隔で、又は上記上
限時間経過後にまとめて、持ち主に対してメールを送信
するか又はアクセス制限のあるWWW上に表示して行
う。
【0133】以上説明した実施の形態1〜3において
は、物品に予めIDタグが装着されている場合について
述べたが、持ち主が自ら装着してもよい。又、予め装着
されているIDタグに製造者(若しくは販売者)が結果
通知用アドレスを書き込み、持ち主は該製造者(若しく
は販売者)にユーザー登録などの手続をしないと該物品
の検索ができないようにしてもよい。上記手続は、例え
ばユーザー登録をしたユーザーのみに上記結果通知用ア
ドレスへのアクセス権を設定するなどの方法により実施
可能である。
【0134】又、上記実施形態では、IDタグと探査機
との通信、及びIDタグと携帯通信端末との通信は無線
通信による場合について述べたが、赤外線通信を用いて
もよい。
【0135】又、上記実施形態においては、物品コード
の書き込み及び検索条件の入力は携帯通信端末104を
通じて行うもの場合について述べたが、本発明はこの態
様に限られず、所定の通信網を通じて検索システムサー
バ及びメールサーバと通信する通信端末であれば任意の
端末でよい。
【0136】更に、検索システムサーバにおける処理
は、ソフトウェア(若しくはコンピュータ・プログラ
ム)で実現されてもよく、その場合、該ソフトウェアは
携帯通信端末内、調査サーバ内、などシステム上のどこ
で実行されてもよい。
【0137】又、発見された紛失物を持ち主から委託を
受けた回収代行者(代行業者)が回収し、持ち主指定の
場所まで届けるような付加サービスを提供することも考
えられる。上記サービスを本発明に係る検索システムを
サービスとして提供する業者が同時に提供することも考
えられる。
【0138】又、検索結果は、上記実施の形態のように
電子メールで知らせる態様だけでなく、例えばアクセス
制限されたWWW上に表示されるなどの他の態様も考え
られる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
及び9に係る物品検索システムによれば、第三者が持ち
主に無断で物品の検索を行うことができない。又、第三
者によって無断で検索が実行されても、第三者は検索結
果を入手することはできない。よって、持ち主のプライ
バシーを保護しつつ、紛失物などの検索を実行すること
ができる。
【0140】又、本発明の請求項2及び10に係る物品
検索システムによれば、個々の装置のサイズ・性能を大
規模化することなく、広い範囲の物品検索が可能とな
る。
【0141】又、本発明の請求項3、5、11及び13
に係る物品検索システムによれば、検索処理を迅速に行
うことができる。
【0142】又、本発明の請求項4及び12に係る物品
検索システムによれば、検索対象物品が現在該エリアに
存在するか否かだけでなく、過去の時点におけるの存否
も検索することができるようになる。
【0143】又、本発明の請求項6及び14に係る物品
検索システムによれば、検索対象物品の移動経路を追跡
することができる。
【0144】又、本発明の請求項7及び15に係る物品
検索システムによれば、一つの端末で識別コードの登録
と、識別コードを登録した物品の検索とを行うことがで
きる。
【0145】又、本発明の請求項8及び16に係る物品
検索システムによれば、紛失物を入手した第三者が該物
品に付せられた識別コードから持ち主を知ることができ
ず、持ち主のプライバシーが保護される。
【0146】又、本発明の請求項17に係る物品検索シ
ステムによれば、処理を分散でき、大規模なシステムが
不要となり、又、持ち主からの指定などにより稼動させ
るサーバを絞ることによって効率の良い検索が実現でき
る。
【0147】又、本発明の請求項18に係る物品検索シ
ステムによれば、無線通信端末によって場所を選ばず物
品検索及び/若しくは識別コードの登録を実行すること
ができるため、利便性が向上する。
【0148】又、本発明の請求項19に係るコード構造
によれば、物品を特定するためのコードに持ち主が該物
品を他物品と区別するための属性情報のみならず、持ち
主のメールアドレスをも含ませる構造を採用することに
よって、容易に他人が知り得ないコードを簡易に作成す
ることができる。又、上記のような利点を有するコード
に含ませられたメールアドレスを、更に検知されたこと
を知らせる結果連絡先として用いることによって、該コ
ードを登録した真の持ち主のみに該結果を知らせること
が可能なシステムを構築することが可能となる。
【0149】又、本発明の請求項20及び29に係る物
品検索方法によれば、第三者が持ち主に無断で物品の検
索を行うことができない。又、第三者によって無断で検
索が実行されても、第三者は検索結果を入手することは
できない。よって、持ち主のプライバシーを保護しつ
つ、紛失物などの検索を実行することができる。
【0150】又、本発明の請求項21及び30に係る物
品検索方法によれば、個々の装置のサイズ・性能を大規
模化することなく、広い範囲の物品検索が可能となる。
【0151】又、本発明の請求項22、24、31及び
33に係る物品検索方法によれば、検索処理を迅速に行
うことができる。
【0152】又、本発明の請求項23及び32に係る物
品検索方法によれば、検索対象物品が現在該エリアに存
在するか否かだけでなく、過去の時点におけるの存否も
検索することができるようになる。
【0153】又、本発明の請求項25及び34に係る物
品検索方法によれば、検索対象物品の移動経路を追跡す
ることができる。
【0154】又、本発明の請求項26及び35に係る物
品検索方法によれば、検索対象物品が発見され次第追跡
を開始することができる。
【0155】又、本発明の請求項27及び36に係る物
品検索方法によれば、一つの端末で識別コードの登録
と、識別コードを登録した物品の検索とを行うことがで
きる。
【0156】又、本発明の請求項28及び37に係る物
品検索方法によれば、紛失物を入手した第三者が該物品
に付せられた識別コードから持ち主を知ることができ
ず、持ち主のプライバシーが保護される。
【0157】更に、本発明の請求項38に係る物品検索
方法によれば、無線通信端末によって場所を選ばず物品
検索及び/若しくは識別コードの登録を実行することが
できるため、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品検索システムの全体構成を概
略的に示す構成図である。
【図2】(a) 本発明に係るIDタグ106の概略構
成図である。 (b) 本発明に係る探査機105の概略構成図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1に係る調査サーバ103
の概略構成及び探査機105との接続の一例を示す模式
図である。
【図4】本発明に係る物品コード登録処理の流れを示す
フロー図である。
【図5】本発明に係る3つのコードの構成を示す模式図
である。
【図6】持ち主が携帯する物品に既に物品コードを登録
済みであることを示す模式図である。
【図7】(a) 持ち主が携帯する物品を落とした場合
を示す模式図である。 (b) 持ち主が携帯する物品をどこかに置き忘れた場
合を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る物品検索処理の流
れを示すフロー図である。
【図9】持ち主が物品検索を依頼する様子を示す模式図
である。
【図10】検索システムサーバ101が選択された調査
サーバ103に検索コードを送信する様子を示す模式図
である。
【図11】本発明の実施の形態1に係る調査サーバ10
3での探査処理の流れを示す模式図である。
【図12】物品が発見された場合を示す模式図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係る調査サーバ10
3での探査処理の流れを示すフロー図である。
【図14】本発明の実施の形態3に係る検索システムサ
ーバ101の追跡検索処理の流れを示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
101 検索システムサーバ 102 メールホストサーバ 103 調査サーバ 107 基地局 104 携帯通信端末 105 探査機 106 IDタグ 201 アンテナ 202 通信部 203 制御部 204 メモリ 205 アンテナ 206 通信部 207 制御部 301 通信部 302 制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 Q // G01S 13/75 G01S 13/80 13/76 13/79 (72)発明者 太田 賢 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 鈴木 裕紀 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 杉村 利明 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC00 CA11 5B075 ND20 NK21 NK46 PQ05 UU24 5J070 AA04 AE20 AK13 BC06 BC25

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末から物品検索依頼と共に送られ
    てくる、該物品を識別するための物品属性情報とメール
    アドレスとを含む識別コードを取得する検索受付手段
    と、 上記通信端末から取得した上記識別コードに対応する識
    別コードが予め装着された物品を探査する調査手段と、 前記調査手段にて得られた探査結果を、上記通信端末か
    ら取得した上記識別コードに含まれるメールアドレス宛
    に送信する結果通知手段とを有することを特徴とする物
    品検索システム。
  2. 【請求項2】 前記調査手段は、所定の探査エリアを有
    し、該探査エリア内に存在し、識別コードが予め記録さ
    れた通信・記録手段を有する物品の該識別コードを上記
    通信・記録手段と無線通信することによって収集する複
    数のコード検出部と、 上記収集された識別コード群の中から前記通信端末から
    取得した前記識別コードに一致する識別コードを抽出す
    るコード抽出部とを有し、 該抽出された識別コードを検出したコード検出部の探査
    エリアを探査結果とすることを特徴とする請求項1記載
    の物品検索システム。
  3. 【請求項3】 前記検索受付手段は、前記通信端末から
    前記識別コードと共に検索範囲情報を取得し、 前記コード抽出部は、上記検索範囲情報の示すエリアを
    探査エリアに含むコード検出部によって検出された識別
    コードを抽出処理の対象とすることを特徴とする請求項
    2記載の物品検索システム。
  4. 【請求項4】 前記調査手段は、データ記録部を更に有
    し、 前記コード検出部は、所定時間毎に前記探査エリア内に
    存在する物品の識別コードを収集して前記データ記録部
    に記録し、 前記コード抽出部は、前記通信端末からの識別コード取
    得時に収集された識別コード群、及び既に前記データ記
    録部に記録されている識別コード群の中からに上記通信
    端末から取得した上記識別コードに一致する識別コード
    を抽出することを特徴とする請求項2又は3記載の物品
    検索システム。
  5. 【請求項5】 前記検索受付手段は、前記通信端末から
    前記識別コードと共に検索時間情報を取得し、 前記コード抽出部は、既に前記データ記録部に記録され
    ている識別コードのうち、上記検索時間情報の示す時間
    中に検出された識別コードを抽出処理の対象とすること
    を特徴とする請求項4記載の物品検索システム。
  6. 【請求項6】 前記検索受付手段は、前記通信端末から
    前記識別コードと共に検索物品追跡指示を取得し、 前記調査手段は、上記通信端末から取得した上記識別コ
    ードと一致する識別コードが検知されると該識別コード
    が検知されたエリアから所定の範囲内のエリアを探査エ
    リアとするコード検出部に該探査エリア内に存在する物
    品の識別コードを再び収集させることを特徴とする請求
    項2乃至5のいずれか一記載の物品検索システム。
  7. 【請求項7】 前記識別コードは、前記通信端末に備え
    られた書き込み手段によって、物品に装着された通信・
    記録手段に記録されることを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか一記載の物品検索システム。
  8. 【請求項8】 前記書き込み手段は、前記通信端末に入
    力されたメールアドレスに対して所定の暗号化処理を施
    してから前記通信・記録手段に書き込み、前記調査手段
    は、探査処理前に、前記通信端末から取得した前記識別
    コード中のメールアドレス部分に対して上記暗号化処理
    と同一の暗号化処理を施すことを特徴とする請求項7記
    載の物品検索システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのサーバを有する検索制
    御システムと、少なくとも1つのサーバを有する探査シ
    ステムとを有し、 前記検索制御システムは、 通信端末から物品検索依頼と共に送られてくる、該物品
    を識別するための物品属性情報とメールアドレスとを含
    む識別コードを取得する検索受付手段と、 上記通信端末から取得した上記識別コードを前記探査シ
    ステムへ送信する送信手段とを有し、 前記探査システムは、 前記検索制御システムから受信した上記識別コードに対
    応する識別コードが予め装着された物品を探査する調査
    手段と、 上記調査手段によって得られた上記探査結果を、前記検
    索制御システムから受信した上記識別コードに含まれる
    メールアドレス宛に送信する結果通知手段とを有するこ
    とを特徴とする物品検索システム。
  10. 【請求項10】 前記調査手段は、所定の探査エリアを
    有し、該探査エリア内に存在し、識別コードが予め記録
    された通信・記録手段を有する物品の該識別コードを上
    記通信・記録手段と無線通信することによって収集する
    複数のコード検出部と、 上記収集された識別コード群の中から前記検索制御シス
    テムから受信した上記識別コードに一致する識別コード
    を抽出するコード抽出部とを有し、 前記結果通知手段は、該抽出された識別コードを検出し
    たコード検出部の探査エリアを探査結果として前記メー
    ルアドレスへ送信することを特徴とする請求項9記載の
    物品検索システム。
  11. 【請求項11】 前記検索制御システムにおいて、 前記検索受付手段は、前記通信端末から前記識別コード
    と共に検索範囲情報を取得し、 前記送信手段は、上記通信端末から取得した上記識別コ
    ードと共に上記検索範囲情報も前記探査システムへ送信
    し、 前記探査システムにおいて、 前記コード抽出部は、前記調査手段が前記検索制御シス
    テムから上記検索範囲情報を受信すると、該検索範囲情
    報の示すエリアを探査エリアに含むコード検出部によっ
    て検出された識別コードを抽出処理対象とすることを特
    徴とする請求項10記載の物品検索システム。
  12. 【請求項12】 前記探査システムは、データ記録部を
    更に有し、 前記コード検出部は、所定時間毎に前記探査エリア内に
    存在する物品の識別コードを収集して前記データ記録部
    に記録し、 前記コード抽出部は、前記検索制御システムから前記識
    別コードを受信した際、該受信時に前記コード検出部に
    よって収集された識別コード群、及び既に前記データ記
    録部に記録されている識別コード群の中から前記検索制
    御システムから受信した上記識別コードに一致する識別
    コードを抽出することを特徴とする請求項10又は11
    記載の物品検索システム。
  13. 【請求項13】 前記検索制御システムにおいて、 前記検索受付手段は、前記通信端末から前記識別コード
    と共に検索時間情報を取得し、 前記送信手段は、上記通信端末から取得した上記識別コ
    ードと共に上記検索時間情報を前記探査システムへ送信
    し、 前記探査システムにおいて、 前記コード抽出部は、前記調査手段が前記検索制御シス
    テムから上記検索時間情報を受信すると、既に前記デー
    タ記録部に記録されている識別コードのうち、上記検索
    時間情報の示す時間中に検出された識別コードを抽出処
    理の対象とすることを特徴とする請求項12記載の物品
    検索システム。
  14. 【請求項14】 前記検索制御システムは探査結果取得
    手段を更に有し、 前記探査結果取得手段は、前記検索受付手段が前記通信
    端末から前記識別コードと共に検索物品追跡指示を取得
    すると、上記識別コードに含まれるメールアドレスにア
    クセスし、前記探査システムから上記メールアドレスに
    送信された前記探査システムにおける探査結果を取得
    し、 前記送信手段は、上記探査結果の示すエリアから所定の
    範囲内のエリアを探査エリアとするコード検出部に上記
    通信端末から取得した上記識別コードを再び送信するこ
    とを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一記載の
    物品検索システム。
  15. 【請求項15】 前記識別コードは、前記通信端末に備
    えられた書き込み手段によって物品に装着された通信・
    記録手段に記録されることを特徴とする請求項9乃至1
    4のいずれか一記載の物品検索システム。
  16. 【請求項16】 前記書き込み手段は、前記通信端末に
    入力されたメールアドレスに対して所定の暗号化処理を
    施してから物品上の前記通信・記録手段に書き込み、 前記探査システムは、前記検索制御システムから受信し
    た上記識別コード中のメールアドレス部分に対して上記
    暗号化処理と同一の暗号化処理を施すことを特徴とする
    請求項15記載の物品検索システム。
  17. 【請求項17】 前記調査手段は少なくとも一つのサー
    バを有し、 該サーバは、少なくとも一つの前記コード検出部と、少
    なくとも一つの前記コード抽出部とを有することを特徴
    とする請求項1乃至16のいずれか一記載の物品検索シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 前記検索受付手段は、無線通信端末か
    ら送信された前記識別コードを所定の通信網を介して受
    信することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一
    記載の物品検索システム。
  19. 【請求項19】 物品に付し、該物品を特定するコード
    の構造であって、 物品に関する属性情報を含む第一部分と、 所定のメールアドレス情報を含む第二部分とを有するコ
    ード構造。
  20. 【請求項20】 通信端末から物品検索依頼と共に送ら
    れてくる、該物品を識別するための物品属性情報とメー
    ルアドレスとを含む識別コードを取得する検索受付工程
    と、 上記通信端末から取得した上記識別コードに対応する識
    別コードが予め装着された物品を探査する調査工程と、 前記調査工程にて得られた探査結果を、上記通信端末か
    ら取得した上記識別コードに含まれるメールアドレス宛
    に送信する結果通知工程とを有することを特徴とする物
    品検索方法。
  21. 【請求項21】 前記調査工程は、所定の探査エリア毎
    に、該探査エリア内に存在し、識別コードが予め記録さ
    れた通信・記録手段を有する物品の該識別コードを上記
    通信・記録手段から無線通信によって収集し、 上記収集された識別コード群の中から前記通信端末から
    取得した前記識別コードに一致する識別コードを抽出
    し、 該抽出された識別コードが検出された探査エリアを探査
    結果とすることを特徴とする請求項20記載の物品検索
    方法。
  22. 【請求項22】 前記検索受付工程は、前記通信端末か
    ら前記識別コードと共に検索範囲情報を取得し、 前記調査工程は、上記検索範囲情報の示すエリアを探査
    することを特徴とする請求項21記載の物品検索方法。
  23. 【請求項23】 前記調査工程は、 所定時間毎に前記探査エリア内に存在する物品の識別コ
    ードを収集してデータ記録部に記録し、 前記通信端末からの前記識別コード取得時に収集された
    識別コード群、及び既に前記データ記録部に記録されて
    いる識別コード群の中から上記通信端末から取得した上
    記識別コードに一致する識別コードを抽出することを特
    徴とする請求項21又は22記載の物品検索方法。
  24. 【請求項24】 前記検索受付工程は、前記通信端末か
    ら前記識別コードと共に検索時間情報を取得し、 前記調査工程は、既に前記データ記録部に記録されてい
    る前記識別コードのうち、上記検索時間情報の示す時間
    中に検出された識別コードを抽出処理の対象とすること
    を特徴とする請求項23記載の物品検索方法。
  25. 【請求項25】 前記検索受付工程は、前記通信端末か
    ら前記識別コードと共に検索物品追跡指示を取得し、 前記調査工程は、上記通信端末から取得した上記識別コ
    ードと一致する識別コードが検知されると該識別コード
    が検知されたエリアから所定の範囲内のエリアを探査エ
    リアとして再び探査することを特徴とする請求項21乃
    至24のいずれか一記載の物品検索方法。
  26. 【請求項26】 前記調査工程は、前記通信端末から取
    得した前記識別コードと一致する識別コードが検知され
    なかった場合、同じ探査エリアに対して再び探査処理を
    行うことを特徴とする請求項25記載の物品検索方法。
  27. 【請求項27】 前記識別コードは、前記通信端末によ
    って、物品に装着された通信・記録手段に記録されるこ
    とを特徴とする請求項20乃至26のいずれか一記載の
    物品検索方法。
  28. 【請求項28】 前記通信端末は、前記識別コードのメ
    ールアドレス部分に対して所定の暗号化処理を施してか
    ら前記通信・記録手段に書き込み、 前記調査工程は、探査処理前に、前記通信端末から取得
    した前記識別コード中のメールアドレス部分に対して上
    記暗号化処理と同一の暗号化処理を施すことを特徴とす
    る請求項27記載の物品検索方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つのサーバを有する検索
    制御システムと、少なくとも1つのサーバを有する探査
    システムとを有する物品検索システムにおける物品検索
    方法であって、 前記検索制御システムにおいて、 通信端末から物品検索依頼と共に送られてくる、該物品
    を識別するための物品属性情報とメールアドレスとを含
    む識別コードを取得し、 上記通信端末から取得した上記識別コードを前記探査シ
    ステムへ送信し、 前記探査システムにおいて、 前記検索制御システムから受信した上記識別コードに対
    応する識別コードが予め装着された物品を探査し、 該探査結果を、前記検索制御システムから受信した上記
    識別コードに含まれるメールアドレス宛に送信すること
    を特徴とする物品検索方法。
  30. 【請求項30】 前記探査システムは、所定の探査エリ
    ア毎に、該探査エリア内に存在し、識別コードが予め記
    録された通信・記録手段を有する物品の該識別コードを
    前記通信・記録手段から無線通信によって収集し、 上記収集された識別コード群の中から前記検索制御シス
    テムから受信した識別コードに一致する識別コードを抽
    出し、 該抽出された識別コードが検出された探査エリアを探査
    結果として前記メールアドレスへ送信することを特徴と
    する請求項29記載の物品検索方法。
  31. 【請求項31】 前記検索制御システムは、前記通信端
    末から前記識別コードと共に取得した検索範囲情報を上
    記識別コードと共に前記探査システムへ送信し、 前記探査システムは、前記検索制御システムから受信し
    た上記検索範囲情報の示すエリアを探査エリアとするこ
    とを特徴とする請求項30記載の物品検索方法。
  32. 【請求項32】 前記探査システムは、所定時間毎に、
    前記探査エリア内に存在する物品の識別コードを収集し
    てデータ記録部に記録し、 前記検索制御システムから識別コードを受信した際、該
    受信時に収集された識別コード群、及び既にデータ記録
    部に記録されている識別コード群の中から前記検索制御
    システムから受信した上記識別コードに一致する識別コ
    ードを抽出することを特徴とする請求項30又は31記
    載の物品検索方法。
  33. 【請求項33】 前記検索制御システムは、前記通信端
    末から前記識別コードと共に取得した検索時間情報を前
    記探査システムへ送信し、 前記探査システムは、前記検索制御システムから上記検
    索時間情報を受信すると、既にデータ記録部に記録され
    ている識別コードのうち、上記検索時間情報の示す時間
    中に検出された識別コードを抽出処理の対象とすること
    を特徴とする請求項32記載の物品検索方法。
  34. 【請求項34】 前記検索制御システムは、前記通信端
    末から前記識別コードと共に検索物品追跡指示を取得す
    ると、上記識別コードに含まれるメールアドレスにアク
    セスし、前記探査システムから上記メールアドレスに送
    信された前記探査システムにおける探査結果を取得し、 該探査結果の示すエリアから所定の範囲内のエリアを探
    査エリアとして探査を継続するように前記探査システム
    に指示することを特徴とする請求項30乃至33のいず
    れか一記載の物品検索方法。
  35. 【請求項35】 前記検索制御システムは、前記通信端
    末から取得した前記識別コードと一致する識別コードが
    検知されなかった場合、同じ探査エリアに対して再び探
    査処理を行うように前記探査システムに指示することを
    特徴とする請求項34記載の物品検索方法。
  36. 【請求項36】 前記識別コードは、前記通信端末によ
    って、物品に装着された通信・記録手段に記録されるこ
    とを特徴とする請求項30乃至35のいずれか一記載の
    物品検索方法。
  37. 【請求項37】 前記通信端末は、前記識別コードのメ
    ールアドレス部分に対して所定の暗号化処理を施しから
    物品上の前記通信・記録手段に書き込み、 前記探査システムは、前記検索制御システムから受信し
    た上記識別コード中のメールアドレス部分に対して上記
    暗号化処理と同一の暗号化処理を施すことを特徴とする
    請求項36記載の物品検索方法。
  38. 【請求項38】 前記検索制御システムは、無線通信端
    末から送信された前記識別コードを所定の通信網を介し
    て受信することを特徴とする請求項20乃至37のいず
    れか一記載の物品検索方法。
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