JP2007249633A - 携帯端末および存在確認通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグに代表されるID保持装置の適用範囲を広げる。
【解決手段】携帯端末100は、近距離通信部34と、存在通知部44と、ID記憶部46とを備える。ID記憶部46は、対応テーブル47を含む。対応テーブル47は、ユーザが指定した登録番号と、RFIDタグの識別情報と、RFIDタグを取り付けた携行品に関する情報とを対応づけて記憶する。近距離通信部34は、RFIDタグが近傍に存在するか否かを確認するための要求信号を発信する。存在通知部44は、近距離通信部34が要求信号の発信から所定の期間内に対応テーブル47に記憶された識別情報を格納するRFIDタグから応答信号を受信したか否かにもとづいて、RFIDタグの存在確認を通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、固有の識別情報が格納されたID保持装置との間で近距離無線通信方式による通信を確立する携帯端末および存在確認通知方法に関する。
近年、ユビキタス社会を牽引する物としてRFID(Radio Frequency IDentification)タグが注目されている。RFIDタグは、固有の識別情報を格納しており、電波を使って管理システムと情報を送受信可能である。RFIDタグは、たとえば、人や商品を識別・管理するシステムに用いられている。
特開2001−243569号公報
RFIDタグに代表されるID保持装置は、今後さらなる普及が予想され、その用途の拡大が望まれる。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、RFIDタグに代表されるID保持装置の適用範囲を広げることにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の携帯端末は、固有の識別情報が格納されたID保持装置との間で近距離無線通信方式による通信を確立する近距離通信部と、あらかじめ登録されたID保持装置の識別情報を記憶するID記憶部と、ID保持装置との近距離無線通信方式による通信の結果に応じてID保持装置の存在確認を利用者に通知する存在通知部とを備える。近距離通信部は、ID保持装置との間で記憶する識別情報を格納しているか否かを確認するための要求信号を発信し、その発信に対する応答信号をID保持装置から受信し、存在通知部は、要求信号の発信から一定期間内に記憶する識別情報を格納しているID保持装置から応答信号を受信したか否かに基づいて識別情報を格納しているID保持装置の存在確認を通知する。
近距離通信部は、外部からの確認開始指示があったこと、あるいは、あらかじめ定められたスケジュールにもとづく確認開始のタイミングになったことを契機として要求信号を発信してもよい。要求信号は、ID記憶部に記憶された識別情報を含んでもよい。
この態様によると、携帯端末のユーザは、ID保持装置を取り付けた対象が携帯端末の近傍にあるか否かを容易に知ることができる。これにより、たとえば、ID保持装置を外出時に持ち出すべき物品に取り付けた場合、外出時の忘れ物を防止できる。また、ID保持装置を子供に持たせた場合には、子供が近くにいるか否かを知ることができ、子供の安全確保に有効である。
ID記憶部は、ID保持装置の識別情報を複数の種別のうちの少なくともいずれかに分類して記憶し、存在通知部は、識別情報が属する種別に応じて存在確認を通知するか否かを切り換えてもよい。
これによれば、ID保持装置を取り付けた対象に応じてID保持装置の存在確認の通知に柔軟性を持たせることができる。たとえば、ID保持装置を取り付けた対象が携帯端末のユーザの近傍にあるべき時間帯や曜日に規則性がある場合、その規則性に合致する種別に当該ID保持装置の識別情報を分類して記憶することで、不要な存在確認の通知を防止できる。
ID記憶部は、機能が重複する複数の物品に取り付けられる複数のID保持装置のそれぞれの識別情報を同じ種別に分類して記憶し、存在通知部は、複数のID保持装置のうちの2つ以上のID保持装置が近傍に存在すると判断するための重複存在通知条件が満たされた場合に、ID保持装置の存在確認を通知してもよい。
これによれば、機能が重複する複数の物品を同時に持ち出してしまう無駄を防止できる。
ID記憶部は、非持出し用のID保持装置の識別情報を記憶し、存在通知部は、非持出し用のID保持装置が近傍に存在しないと判断するための確認開始条件が満たされた場合に、重複存在通知条件が満たされたか否かを確認してもよい。
ID記憶部は、同時に近傍にあるべき複数の対象に取り付けられる複数のID保持装置のそれぞれの識別情報を同じ種別に分類して記憶し、存在通知部は、複数のID保持装置のいずれかが近傍に存在しないと判断するための不存在通知条件が満たされた場合に、ID保持装置の存在確認を通知してもよい。
これによれば、たとえば、ID保持装置を外出時に同時に持ち出すべき複数の物品のいずれかを忘れてしまうことを防止できる。
ID記憶部は、ID保持装置が近傍に存在しないと判断するための存在確認通知条件を識別情報と対応づけて記憶し、存在通知部は、存在確認通知条件が満たされたときに識別情報を格納しているID保持装置の存在確認を通知してもよい。
この場合、ID保持装置ごとにどの程度離れたときに存在確認を通知するかを設定できる。これにより、たとえば、貴重品や子供などのあまり遠くに離れて欲しくないものと、傘などの少々離れても問題ないものとを区別でき、携帯端末の利便性が高まる。
ID保持装置が取り付けられた存在確認の対象物の外観を撮影する撮影部をさらに備えてもよい。ID記憶部は、存在確認の対象物の外観の画像をID保持装置の識別情報と対応づけて記憶し、存在通知部は、ID保持装置の存在確認を通知する際に、対象物の外観の画像を表示してもよい。
これによれば、携帯端末のユーザは、携帯端末の近傍にないID保持装置が取り付けられた存在確認の対象が何であるのかを容易に認識できる。
携帯端末ネットワークを介して他の携帯端末との間で通信するとともに、他の携帯端末からID保持装置の存在確認要求を受信する携帯通信部をさらに備えてもよい。近距離通信部は、他の携帯端末から存在確認要求を受信した場合に要求信号を発信し、存在通知部は、存在確認を携帯通信部を介して携帯端末へ通知してもよい。
これによれば、他の携帯端末のユーザは、携帯端末ネットワークの範囲内においてID保持装置が取り付けられた対象が携帯端末の近傍にあるか否かを知ることができる。したがって、たとえば、ID保持装置を携帯端末のユーザおよび他の携帯端末のユーザの共有物品に取り付けた場合、当該共有物品の管理に好都合である。
本発明の別の態様は、存在確認通知方法である。この方法は、近距離無線通信方式により、固有の識別情報が格納されたID保持装置との間で対象となる識別情報を格納しているか否かを確認するための要求信号を発信するステップと、要求信号に対するID保持装置からの応答信号の受信待機状態に切り換えるステップと、対象となる識別情報が属する種別に応じて対象となる識別情報を格納するID保持装置の存在確認を通知するか否かを切り換えるステップと、存在確認を通知すべき状態にされている場合、受信待機状態に切り換えてから所定期間内にID保持装置から応答信号を受信したか否かに基づいてID保持装置の存在確認を通知するステップと、を含む。
この態様によると、確認の対象となる識別情報を格納するID保持装置が近傍に存在するか否かを容易に知ることができる。また、ID保持装置を取り付けた対象に応じてID保持装置の存在確認の通知に柔軟性を持たせることができる。
本発明のさらに別の態様もまた、存在確認通知方法である。この方法は、第1の携帯端末が、携帯端末ネットワークを介して固有の識別情報が格納されたID保持装置の存在確認要求を送信するステップと、第1の携帯端末とは別の第2の携帯端末が、存在確認要求を受信するステップと、第2の携帯端末が、近距離無線通信方式によりID保持装置との間で識別情報を格納するか否かを確認するための要求信号を発信するステップと、第2の携帯端末が、要求信号に対するID保持装置からの応答信号の受信待機状態に切り換えるステップと、第2の携帯端末が、受信待機状態に切り換えてから所定期間内に応答信号を受信したか否かに基づいてID保持装置の存在確認を第1の携帯端末に通知するステップと、を含む。
この態様によると、第1の携帯端末のユーザは、携帯端末ネットワークの範囲内においてID保持装置が取り付けられた対象が第2の携帯端末の近傍にあるか否かを知ることができる。したがって、たとえば、ID保持装置を第1の携帯端末のユーザおよび第2の携帯端末のユーザの共有物品に取り付けた場合、当該共有物品の管理に好都合である。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、RFIDタグに代表されるID保持装置の適用範囲を広げることができる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態は、固有の識別情報が格納されたID保持装置およびID保持装置と近距離無線通信方式による通信を確立できる携帯端末を利用した忘れ物通知システムに関する。本実施の形態では、ID保持装置としてRFIDタグを用いる。近距離無線通信方式としては、たとえば、Zigbee(商標)、Bluetooth(商標)、NFC(Near Field Communication and protocol)あるいは特定省電力無線などが挙げられるが、ここでは特に限定しない。
図1は、第1の実施の形態にかかる忘れ物通知システム200の構成を概念的に示す。
忘れ物通知システム200は、携帯端末100と、第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9とを備える。図1では、RFIDタグの数を9つとしているが、RFIDタグの数は任意でよい。
携帯端末100および第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9は、近距離無線通信方式による通信(以下、「近距離通信」という。)の機能を有する。携帯端末100としては、携帯電話に近距離通信の機能を付加したものを用いてもよいし、近距離通信専用の端末を使用してもよい。
携帯端末100は、近距離通信が可能な領域として、近距離通信エリア22を有する。携帯端末100における近距離通信の電力を調節することにより、近距離通信エリア22の範囲を、携帯端末100からの距離にして至近距離から10m程度の範囲で適宜設定できる。
第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれは、後述するように、財布やノートパソコンなどの携行品に取り付けられる。第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれには、固有の識別情報が格納されている。各識別情報は、後述するRFIDタグ登録処理において携帯端末100のユーザが指定した登録番号および第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれが取り付けられる携行品に関する情報と対応づけられて携帯端末100の内部に記憶されている。
携帯端末100のユーザは、携帯端末100が第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9との間で近距離通信を確立できるか否かにより、第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9を取り付けた携行品が近傍にあるか否かを認識できる。このことを利用して、後述するように、携帯端末100のユーザが外出する際に携行品を忘れてしまうことを防止できる。
図2は、図1の携帯端末100の構成を示す。図2において、様々な処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされた予約管理機能のあるプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
携帯端末100は、近距離通信部34と、入力部36と、撮影部38と、制御部42と、存在通知部44と、ID記憶部46とを備える。ID記憶部46は、対応テーブル47および種別分類テーブル48とを含む。
対応テーブル47は、後述するRFIDタグ登録処理にて携帯端末100のユーザが指定した登録番号と、図1の第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれの識別情報と、各RFIDタグが取り付けられた携行品に関する情報とを対応づけて記憶する。
種別分類テーブル48は、各識別情報を後述する種別分類処理により複数の種別の少なくともいずれかに分類して記憶する。
近距離通信部34は、不特定のRFIDタグに識別情報の送信を要求する要求信号(以下、「第1要求信号」という。)を近距離通信により発信し、RFIDタグから識別情報を含む応答信号(以下、「第1応答信号」という。)を受信する。あるいは、近距離通信部34は、対応テーブル47に記憶された識別情報を特定して当該識別情報を格納するRFIDタグに応答信号を要求する要求信号(以下、「第2要求信号」という。)を近距離通信により発信し、当該識別情報を格納するRFIDタグから応答信号を受信する。以下、第2要求信号に対する応答信号を、「第2応答信号」という。近距離通信部34は、携帯端末100のユーザによるボタン操作により後述する忘れ物通知処理の開始が指示されたこと、あるいは、あらかじめ定められたスケジュールにもとづく忘れ物通知処理の開始タイミングになったことを契機として第1要求信号あるいは第2要求信号を発信することができる。
存在通知部44は、近距離通信部34が第1要求信号あるいは第2要求信号の発信から所定の期間内に対応テーブル47に記憶された識別情報を格納するRFIDタグ(以下、「対象RFIDタグ」という。)から応答信号を受信したか否かにもとづいて、対象RFIDタグの存在確認を通知する。たとえば、所定期間内に応答信号を受信しなかった場合に、音や光、振動などにより携帯端末100のユーザに注意を促すとともに対象RFIDタグを取り付けた携行品に関する情報を表示してその携行品が近傍に存在しない旨を表示する。なお、近距離通信部34が第1要求信号を発信して第1応答信号を受信した場合、第1応答信号に含まれる識別情報が対応テーブル47に記憶されたものか否かを照合することで対象RFIDタグから応答信号を受信したか否かが判断される。また、近距離通信部34が第2要求信号を発信した場合、第2応答信号を受信したことを以て対象RFIDタグから応答信号を受信したと判断される。
第1要求信号および第2要求信号のいずれも、RFIDタグとの間で対応テーブル47に記憶された識別情報を格納するか否かを確認するための要求信号、あるいは、対象RFIDタグが近傍に存在するか否かを確認するための要求信号であるといえる。
図3は、図2の対応テーブル47に記憶された内容を概念的に示す。図3では、第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれが、財布、折りたたみ傘、デジタルカメラ、ノートパソコン、傘、電池、ノートパソコン用ケーブル、ポータブルプレーヤ1、ポータブルプレーヤ2に取り付けられる場合を示す。対応テーブル47において、図1の第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれには登録番号1〜9が割り振られ、各RFIDタグを取り付ける携行品に関する文字情報および画像も対応づけて記憶される。対応テーブル47に図3に示されるような内容を記憶させるRFIDタグ登録処理については後述する。
図4は、図2の対応テーブル47に記憶された内容の別の例を示す。図4では、第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれに、後述する判定閾値の情報がさらに対応づけられて記憶されている。
図5は、図2の種別分類テーブル48に記憶された内容を概念的に示す。図5では、図2のID記憶部46に含まれる種別分類テーブル48は、種別の名称と、各種別に属する識別情報の登録番号と、種別の性質とを対応づけて記憶している。図3および図5における登録番号は、互いに対応する。「全部持ち出し」および「どれか持ち出し」は、種別の性質を示す。種別の性質とは、その種別に属する携行品の全てを持ち出すべきか、あるいは、いずれか1つだけを持ち出すべきかを示す。たとえば、「出張」の種別においては、登録番号3,4,6,7に対応するデジタルカメラ、ノートパソコン、電池、およびACケーブルの全てが持ち出すべき携行品である。また、「悪天候」の種別においては、登録番号2,5に対応する折りたたみ傘および通常の傘のいずれか一方だけが持ち出すべき携行品である。なお、「常時確認」の種別に属する識別情報は1つしかないので、「常時確認」の種別の性質は特定されない。
図6は、図1の第1RFIDタグTg1の構成を示す。図6に示される各機能ブロックも、図2と同様に、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。なお、図1の第2RFIDタグTg2〜第9RFIDタグTg9は、第1RFIDタグTg1と同様に構成である。
第1RFIDタグTg1は、近距離通信部52と、制御部54と、ID記憶部56とを備える。
近距離通信部52は、携帯端末100から第1要求信号を受信した場合、第1応答信号を送信する。近距離通信部52は、携帯端末100から第2要求信号を受信した場合、第2要求信号に含まれた識別情報と第1RFIDタグTg1の識別情報とを照合し、一致した場合に第2応答信号を送信する。第2応答信号には、第1RFIDタグTg1の識別情報が含まれてもよいし、含まれなくてもよい。制御部54は、第1RFIDタグTg1の各構成要素の動作を包括的に制御する。ID記憶部56は、第1RFIDタグTg1の固有の識別情報を記憶する。
図7は、図2の携帯端末100が対応テーブル47にRFIDタグを登録するRFIDタグ登録処理の流れを示すフローチャートである。
携帯端末100は、ディスプレイにまだ識別情報の登録番号として使用されていない番号(以下、「未登録番号」という。)を表示し、携帯端末100のユーザに番号の入力を促す(S102)。制御部42は、番号が入力されると、対応テーブル47を参照して入力された番号が未登録番号であるか否かを確認する(S104)。
入力された番号が未登録番号である場合(S106:Yes)、携帯端末100は、入力された番号を登録番号とし、その登録番号にRFIDタグの識別情報を対応づけるID対応づけ処理を実行する(S108)。なお、入力された番号が未登録番号でない場合(S106:No)、携帯端末100は、ディスプレイにエラー表示をして再度未登録番号を表示する(S112、S102)。
図8は、図7のID対応づけ処理(S108)の流れを示すフローチャートである。
近距離通信部34は、第1要求信号を発信する(S114)。RFIDタグから第1応答信号を受信すると(S116:Yes)、制御部42は、対応テーブル47を参照して第1応答信号に含まれた識別情報がまだ登録されていない識別情報(以下、「未登録識別情報」という。)であるか否かを判断する(S118)。第1応答信号に含まれた識別情報が未登録識別情報であれば(S122:Yes)、携帯端末100は、対応テーブル47を更新する(S124)。すなわち、対応テーブル47において、登録番号に第1応答信号に含まれた識別情報が対応づけられて記憶される。
なお、RFIDタグから第1応答信号を受信しなかった場合(S116:No)、ディスプレイはエラー表示をして携帯端末100のユーザに対して再トライをするか否かの決定を促す(S126)。再トライする場合(S128:Yes)、再度、近距離通信部34からID要求信号を発信される(S114)。再トライしない場合(S128:No)、対応づけ処理は終了される。この場合、RFIDタグ登録処理は中止となる。第1応答信号に含まれた識別情報が未登録識別情報でない場合(S122:No)も同様である(S132)。
ID対応づけ処理の開始に際し、携帯端末100は、近距離通信部34から発信される第1要求信号の強度を小さくして図1の近距離通信エリア22が狭くなるようにするとともに、ディスプレイ表示などによりユーザに対し登録すべきRFIDタグを携帯端末100に近づけるように促してもよい。これにより、他のRFIDタグを間違えて登録してしまうミスを減らすことができる。図7にもどる。
ID対応づけ処理(S108)により登録番号に識別情報を対応づけた後、携帯端末100は、当該識別情報を格納するRFIDタグを取り付ける携行品に関する情報をさらに対応づける携行品対応づけ処理を実行する(S152)。
図9は、図7の携行品対応づけ処理(S152)の流れを示すフローチャートである。
携帯端末100は、ディスプレイ表示などによりユーザに対してRFIDタグを取り付ける携行品に関する文字情報の入力を促す(S154)。文字情報の入力後、携帯端末100は、対応テーブル47を更新する(S156)。すなわち、対応テーブル47において、登録番号および識別情報に入力された文字情報が対応づけられて記憶される。
文字情報に加えて写真撮影による画像をさらに対応づける場合(S158:Yes)、携帯端末100の撮影部38は、RFIDタグを取り付ける携行品の外観を撮影する(S162)。撮影された画像を対応づける場合(S164:Yes)、対応テーブル47の内容が更新される(S166)。すなわち、対応テーブル47において、撮影部38で撮影した携行品の外観の画像がさらに対応づけられて記憶される。なお、撮影した画像を対応づけない場合(S164:No)、携帯端末100は、再撮影をする(S168:Yes)、あるいは、携行品の画像の対応づけを中止する(S168:No)。
文字情報に加えて、あらかじめライブラリに登録された画像を対応づける場合(S158:No、S172:Yes)、携帯端末100は、ディスプレイにライブラリに登録された画像のリストを表示してユーザに選択を促す(S174)。画像が選択されると、携帯端末100は、対応テーブル47を更新する(S166)。すなわち、対応テーブル47において、ライブラリに登録された画像のリストの中から選択された画像がさらに対応づけられて記憶される。
画像の対応づけの終了後、あるいは、画像の対応づけをしない旨の選択の後(S158:No、S172:No)、RFIDタグごとに近傍に存在すると判定するための応答信号の強度の閾値(以下、「判定閾値」という。)を設定する場合(S176:Yes)、携帯端末100は、ユーザからの判定閾値の入力を受け付ける(S178)。携帯端末100は、判定閾値の入力を受けると、対応テーブル47を更新する(S180)。すなわち、対応テーブル47において、入力された判定閾値がさらに対応づけられて記憶される。これによれば、携行品ごとに、どの程度離れたときに近傍に存在しない旨を通知するかを定められるので、ユーザにおける利便性を向上できる。図7にもどる。
携行品対応づけ処理(S152)の終了後、RFIDタグ登録処理を続行する場合、携帯端末100は、次のRFIDタグ登録処理に進む(S182:Yes)。RFIDタグ登録処理を続行しない場合、RFIDタグ登録処理は終了される(S182:No)。
図10は、図2の携帯端末100が種別分類テーブル48にRFIDタグを登録する種別分類処理の流れを示すフローチャートである。
携帯端末100は、ディスプレイにあらかじめ登録された種別のリストを表示し、ユーザに対して種別の選択を促す(S202)。種別が選択されると、携帯端末100は、ディスプレイに対応テーブル47に登録済みの携行品のリストを表示し、ユーザに対して携行品の選択を促す(S204)。携行品が選択されると、携帯端末100は、ディスプレイに選択された携行品の画像を強調して表示する(S206)。その後、制御部42は、選択された種別および選択された携行品の登録番号を一時記憶領域に記憶させる(S208)。一時記憶領域は、制御部42の内部のキャッシュメモリであってもよいし、制御部42とは別に設けられたメインメモリ(図示せず)であってもよい。
同じ種別に登録すべきRFIDタグがあれば(S212:Yes)、携帯端末100は、ディスプレイに対応テーブル47に登録済みの携行品の情報を表示する(S204)。同じ種別に登録すべきRFIDタグがない場合(S212:No)、携帯端末100は、ディスプレイ表示などにより、ユーザに対して選択した携行品を選択した種別に登録してよいかの最終確認を促す(S214)。登録してよければ(S214:Yes)、携帯端末100は、種別分類テーブル48を更新する(S216)。すなわち、一次記憶領域に記憶された種別および携行品の登録番号は、図2の種別分類テーブル48に記憶される。なお、選択した携行品を選択した種別に登録しない場合(S214:No)、再トライするのであれば(S218:Yes)、制御部42は、一時記憶領域のデータを削除して(S222)、携帯端末100は、種別分類処理を最初からやり直す。再トライしない場合(S218:No)、種別分類処理は中止される。
図11は、図1の忘れ物通知システム200における忘れ物通知処理の流れのひとつの例を示すフローチャートである。以下、必要に応じて、第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9のそれぞれの識別情報を、第1識別情報ID1〜第9識別情報ID9と表記する。
携帯端末100のユーザのボタン操作などにより、忘れ物通知処理が開始される。携帯端末100は、ディスプレイに種別分類テーブル48に記憶された種別のリストを表示し、ユーザに対して種別の選択を促す(S302)。ここでは、図5に示される「常時確認」および「出張」の種別が選択されたものとする。「常時確認」および「出張」の種別が選択されると、近距離通信部34は、第2要求信号として、第1識別情報ID1を含む要求信号、第3識別情報ID3を含む要求信号、第4識別情報ID4を含む要求信号、第6識別情報ID6を含む要求信号、および第7識別情報ID7を含む要求信号を発信する(S304)。近距離通信部34は、第2要求信号を発信後の一定時間、第1RFIDタグTg1、第3RFIDタグTg3、第4RFIDタグTg4、第6RFIDタグTg6、および第7RFIDタグTg7からの第2応答信号の受信待機状態に移行する(S306)。ここでは、第2応答信号には識別情報が含まれるものとする。受信待機状態の終了後(S308:Yes)、制御部42は、受信された第2応答信号に含まれた識別情報を抽出するとともにID記憶部46を参照し、第1識別情報ID1、第3識別情報ID3、第4識別情報ID4、第6識別情報ID6、および第7識別情報ID7の中で受信しなかった識別情報(以下、「未受信識別情報」という。)があるか否かを確認する(S312)。なお、第2応答信号の強度が既述の判定閾値を下回っている場合、その第2応答信号に含まれる識別情報は未受信識別情報であるとしてもよい。
図1では、第1RFIDタグTg1、第3RFIDタグTg3、第4RFIDタグTg4、第6RFIDタグTg6、および第7RFIDタグTg7は、いずれも近距離通信エリア22内に存在するので、未受信識別情報はない(S318:No)。したがって、存在通知部44は、音や光、振動、ディスプレイ表示などにより忘れ物がない旨をユーザに通知する(S322)。なお、制御部42は、第2応答信号が受信される都度、受信された第2応答信号に含まれた識別情報を抽出してID記憶部46を参照してもよい。そして、受信待機状態が終了する前に第1識別情報ID1、第3識別情報ID3、第4識別情報ID4、第6識別情報ID6、および第7識別情報ID7のすべてを受信したことが確認されたときは、存在通知部44は、受信待機状態の終了を待たずに、忘れ物がない旨をユーザに通知してもよい。
一方、図1において、たとえば、第7RFIDタグTg7が近距離通信エリア22の外にある場合、第7識別情報ID7は未受信識別情報となる(S318:Yes)。したがって、存在通知部44は、音や光、振動などによりユーザに注意を促すとともに、第7RFIDタグTg7を取り付けたノートパソコン用ケーブルに関する文字情報および画像を表示して、ノートパソコン用ケーブルを忘れている旨をユーザに通知する(S324)。
図11では、携帯端末100のユーザが自発的に忘れ物通知処理を開始する場合を説明したが、忘れ物通知処理は、あらかじめ設定されたスケジュールにもとづく開始タイミングになったときに自動的に開始されてもよい。この場合、選択される種別は、曜日や時間帯などに応じてあらかじめ定められていてもよい。たとえば、休日に上記の開始タイミングになった際には図5の「常時確認」および「プライベート外出」の種別が選択されるように設定されていてもよい。また、自動的に忘れ物通知処理が開始された場合は、忘れ物がなかった場合の通知処理(S322)は不要である。すなわち、忘れ物があった場合にだけ通知処理がされればよい。
また、図11では、近距離通信部34が第2要求信号を発信する場合を説明したが、近距離通信部34は、第1要求信号を発信してもよい。この場合、近距離通信部34は、識別情報の属する種別の如何にかかわらず近距離通信エリア22内にあるRFIDタグから第1応答信号を受信する。この場合も、制御部42による、識別情報の抽出およびID記憶部46の参照により、未受信識別情報があるか否かが判断される。
また、図11では、第2応答信号に識別情報が含まれる場合を説明したが、第2応答信号には識別情報が含まれなくてもよい。この場合、近距離通信部34は、第1識別情報ID1を含む要求信号、第3識別情報ID3を含む要求信号、第4識別情報ID4を含む要求信号、第6識別情報ID6を含む要求信号、および第7識別情報ID7を含む要求信号のそれぞれを、時間を隔てて別々に発信すればよい。すなわち、第1識別情報ID1を含む要求信号を発信してから一定時間待機した後、第3識別情報ID3を含む要求信号に切り換えて発信し、第4識別情報ID4を含む要求信号、第6識別情報ID6を含む要求信号および第7識別情報ID7を含む要求信号についても同様にする。
本実施の形態によれば、携帯端末100のユーザは、RFIDタグを取り付けた携行品が自分の近くにあるか否かを容易に知ることができる。これにより、携帯端末100のユーザの外出時の忘れ物を防止することができる。
また、種別分類テーブル48は、登録されたRFIDタグを、複数の種別の少なくともいずれかに分類して記憶し、存在通知部44は、選択された種別に属するRFIDタグの中で近距離通信エリア22内に存在しないRFIDタグがあるときに、そのRFIDタグを取り付けた携行品を忘れている旨を通知する。これにより、不要な携行品が近傍にないことにより忘れ物をしたとする通知がされる不都合を解消できる。
図12は、図11の忘れ物通知処理に、機能が重複する携行品を持ち出した場合の重複通知処理を加えた場合の処理の流れを示すフローチャートである。図12において、図11と同一または同様のステップには同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。
重複通知処理は、図5の「どれか持ち出し」の性質の種別が選択された場合に実行される。ここでは、図5の「常時確認」および「悪天候」の種別が選択された場合を例に説明する。
受信待機状態(S306)の終了後、制御部42は、未受信識別情報があるか否かを確認するとともに、第2識別情報ID2および第5識別情報ID5の両方を受信したか否かを確認する(S312)。
第2識別情報ID2および第5識別情報ID5の両方を受信した場合(S314:Yes)、存在通知部44は、音や光、振動などによりユーザに注意を促すとともに、第2RFIDタグTg2を取り付けた折りたたみ傘および第5RFIDタグTg5を取り付けた傘に関する文字情報および画像を表示して、機能が重複する折りたたみ傘および通常の傘の双方を持ち出している旨をユーザに通知する(S316)。
第2識別情報ID2および第5識別情報ID5の両方が未受信識別情報である場合、あるいは第1識別情報ID1が未受信識別情報である場合(S318:Yes)、存在通知部44は、図11に示される場合と同様に忘れ物がある旨を通知する(S324)。
第2識別情報ID2および第5識別情報ID5のいずれか一方を受信し、第1識別情報ID1も受信した場合(S318:No)、存在通知部44は、図11に示される場合と同様に忘れ物がない旨を通知する(S322)。
重複通知処理を加えた場合、機能が重複するものを複数持ち出してしまうことにより不都合が生じることを防止できる。
なお、重複通知処理を加える場合、携帯端末100がユーザの外出を確認する手段を設けるとよい。ユーザの自宅に固定的に設置された物品、たとえばテレビや大きな家具などに非持出し用のRFIDタグを取り付けておけば、その非持出し用のRFIDタグとの間で近距離通信を確立できるか否かによりユーザが外出中であるか否かを確認できる。なお、非持出し用のRFIDタグは、物品に取り付けられる必要はなく、自宅に存在していればよい。これにより、ユーザが外出中のときにだけ重複通知処理が実行されるようにすることができ、無駄な通知を防止できる。すなわち、ユーザが外出中のときにだけ重複通知処理が実行されるようにすることで、ユーザが外出中でないときに機能が重複する携行品の複数が近傍に存在することにより重複通知処理がなされる無駄を防止できる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、携帯端末ネットワークにより結ばれた2つの携帯端末の間で、一方の携帯端末における近距離通信により得られる存在確認の情報を共有可能に構成した存在確認通知システムについて説明する。
図13は、第2の実施の形態にかかる存在確認通知システム300の構成を概念的に示す。
存在確認通知システム300は、第1携帯端末100aと、携帯端末ネットワーク122と、第2携帯端末100bと、RFIDタグTgとを備える。図13ではRFIDタグTgの数を1つとしているが、RFIDタグの数は任意でよい。
第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bは、携帯端末ネットワーク122を介する通信(以下、「ネットワーク通信」という。)の機能を有する。第2携帯端末100bおよびRFIDタグTgは、近距離通信による通信の機能を有する。近距離通信エリア22は、第2携帯端末100bが近距離通信を確立できる領域である。
第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bは、第1の実施の形態の携帯端末100と同様の構成を含む。RFIDタグTgは、第1の実施の形態の第1RFIDタグTg1〜第9RFIDタグTg9と同様の構成である。
第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bとしては、携帯電話を用いることができる。この場合、携帯端末ネットワーク122としては、携帯電話による通信のネットワークを用いることができる。RFIDタグTgは、子供やペットなどの対象物に取り付けられる。RFIDタグTgの識別情報は、図7に示されるRFIDタグ登録処理により登録番号およびRFIDタグTgを取り付ける対象物に関する情報と対応づけられて第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bの内部に記憶されている。
第2携帯端末100bのユーザは、第2携帯端末100bがRFIDタグTgとの間で近距離通信を確立できるか否かにより、RFIDタグTgを取り付けた対象物が近傍に存在するか否かを認識できる。第1携帯端末100aのユーザは、ネットワーク通信により、RFIDタグTgを取り付けた対象物が第2携帯端末100bのユーザの近傍に存在するか否かを認識できる。たとえば、第1携帯端末100aのユーザが母親であり、第2携帯端末100bのユーザが父親であり、RFIDタグTgを子供が持っている場合を仮定する。このとき、母親は、子供が自分の近くにいなくても父親の近くにいるか否かを知ることができる。これにより、母親における子供の安全確認が容易となる。
図14は、図13に示される第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bの構成を示す。なお、第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bは同様の構成であるので、第2携帯端末100bの構成を説明のみにとどめる。図14に示される各機能ブロックも、図2と同様に、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。図14において、図2と同一または同様の構成要素には同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。
第2携帯端末100bは、図2に示される携帯端末100の構成に加えて、ネットワークアクセス部32bおよびメンバー記憶部49bをさらに備える。ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122にアクセスしてネットワーク通信を実行する。メンバー記憶部49bは、第2携帯端末100bにおける近距離通信の結果にもとづく存在確認の通知を受信する権限を有する携帯端末(以下、「マスタ端末」という。)に関する情報を記憶する。メンバー記憶部49bは、また、第2携帯端末100bに対して近距離通信の結果にもとづく存在確認の通知を与えることを許可している携帯端末(以下、「スレーブ端末」という。)に関する情報を記憶する。
図15は、図14に示される第2携帯端末100bのメンバー記憶部49bに記憶された内容を概念的に示す。第2携帯端末100bは、マスタ端末として第1携帯端末100aを記憶しており、第1携帯端末100aに対し、第2携帯端末100bにおけるRFIDタグTgとの近距離通信の結果にもとづく存在確認の通知を受信する権限を与えている。なお、第1携帯端末100aは、携帯電話用に割り当てられた局番の番号「090−××××−××××」により特定される。また、RFIDタグTgは、識別情報「1234」により特定される。また、メンバー記憶部49bにはスレーブ端末は記憶されていない。
図16は、図14に示される第1携帯端末100aのメンバー記憶部49aに記憶された内容を概念的に示す。第1携帯端末100aは、スレーブ端末として第2携帯端末100bを記憶しており、第2携帯端末100bからRFIDタグTgとの近距離通信の結果にもとづく存在確認の通知を受けることができる。なお、第2携帯端末100bは、携帯電話用に割り当てられた局番の番号「090−△△△△−△△△△」により特定される。また、RFIDタグTgは、識別情報「1234」により特定される。また、メンバー記憶部49aにはマスタ端末は記憶されていない。
図17は、図14の第2携帯端末100bがメンバー記憶部49bにマスタ端末を登録するマスタ端末登録処理の流れを示すフローチャートである。
ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して、第1携帯端末100aから権限登録要求を受信する(S502)。この権限登録要求には第1携帯端末100aの携帯電話用に割り当てられた局番の番号「090−××××−××××」と、RFIDタグTgの識別情報「1234」が含まれる。また、権限登録要求にはRFIDタグTgを取り付けた物品や人の画像またはイラストがさらに含まれてもよい。第2携帯端末100bは、ディスプレイに権限登録要求に含まれた電話番号および識別情報を表示し、第2携帯端末100bのユーザに登録可否の決定を促す(S504)。
登録を許可する場合(S506:Yes)、第2携帯端末100bは、メンバー記憶部49bに第1携帯端末100aをマスタ端末として登録し(S508)、第1携帯端末100aの電話番号およびRFIDタグTgの識別情報を(画像またはイラストを含んでもよい)対応づけて記憶する(S512)。これにより、第1携帯端末100aは、第2携帯端末100bからの要求に応じて第2携帯端末100bに対して近距離通信の結果にもとづくRFIDタグTgの存在確認の通知を与える状態となる。ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して第1携帯端末100aに対し、マスタ端末として登録を許可する旨を通知する(S514)。
一方、登録を許可しない場合(S506:No)、ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して第1携帯端末100aに対し、マスタ端末として登録を拒否する旨を通知する(S516)。
図18は、図14の第1携帯端末100aがメンバー記憶部49aにスレーブ端末を登録するスレーブ端末登録処理の流れを示すフローチャートである。
第1携帯端末100aは、あらかじめ登録されている電話番号のリストを表示し、ユーザに対して権限登録要求の送信先の選択を促す(S602)。権限登録要求の送信先が選択されると、第1携帯端末100aは、ID記憶部46に記憶されたRFIDタグの取付先の対象物のリストを表示し、ユーザに対して第2携帯端末100bを経由して存在確認の通知を受信すべき対象物を選択するよう促す(S604)。ここでは、RFIDタグTgの取付先である子供が選択されたものとする。対象物が選択されると、ネットワークアクセス部32aは、携帯端末ネットワーク122を介して第2携帯端末100bに対し、権限登録要求を送信する(S606)。権限登録要求の送信時に、選択された対象物に対応づけられている名称、画像またはイラストを同時に送信してもよい。権限登録要求の送信後、ネットワークアクセス部32aは、第2携帯端末100bから登録可否の通知を受信するための受信待機状態となる(S608)。
一定時間内に第2携帯端末100bから登録許可の通知を受信した場合、(S612:No、S614:Yes)、第1携帯端末100aは、メンバー記憶部49aに、第2携帯端末100bの携帯電話用に割り当てられた局番の番号「090−△△△△−△△△△」およびRFIDタグTgの識別情報「1234」を対応づけて記憶する(S616)。ここで、選択された対象物の名称、画像またはイラストが同時に送信された場合は、それらを併せて記憶してもよい。
一定時間内に第2携帯端末100bから登録拒否の通知を受信した場合、(S612:No、S614:No)、第1携帯端末100aは、ディスプレイに登録失敗の旨を表示する(S618)。
一定時間内に第2携帯端末100bから登録可否の通知を受信しなかった場合(S612:Yes)、第1携帯端末100aは、ディスプレイにタイムアウトの旨を表示する(S622)。
図19は、図13の第1携帯端末100aが第2携帯端末100bを経由してRFIDタグTgの存在確認を実行するマスタ端末側確認処理の流れを示すフローチャートである。
第1携帯端末100aは、メンバー記憶部49aを参照してスレーブ端末が登録されているか否かを確認する(S702)。第1携帯端末100aは、メンバー記憶部49aにスレーブ端末が登録されていれば(S704:Yes)、ディスプレイに、どのスレーブ端末を経由してRFIDタグTgの存在確認を実行しているかを表示する(S706)。ここでは、第2携帯端末100bを経由して存在確認を実行しているものとする。ネットワークアクセス部32aは、携帯端末ネットワーク122を介して第2携帯端末100bに対し、RFIDタグTgの存在確認を問い合わせる問合せ信号を送信する(S708)。ネットワークアクセス部32aは、問合せ信号を送信後、第2携帯端末100bから存在確認結果の通知を受信するための受信待機状態となる(S712)。
一定時間内に第2携帯端末100bから存在確認成功の通知を受信した場合(S714:No、S716:Yes)、第1携帯端末100aは、ディスプレイに存在確認の成功を通知する(S718)。
一定時間内に第2携帯端末100bから存在確認失敗の通知を受信した場合(S714:No、S716:No)、第2携帯端末100bの他にスレーブ端末を登録していなければ(S722:No)、第1携帯端末100aは、ディスプレイに存在確認の失敗を通知する(S724)。第2携帯端末100bの他にスレーブ端末を登録していれば(S722:Yes)、第1携帯端末100aは、他のスレーブ端末の選択をユーザに促す(S706)。
一定時間内に第2携帯端末100bから存在確認結果の通知を受信しなかった場合(S714:Yes)、第1携帯端末100aは、ディスプレイにタイムアウトの旨を表示する(S726)。
なお、第1携帯端末100aは、スレーブ端末が1つも登録されていない場合(S704:No)、スレーブ端末が未登録である旨をディスプレイに表示する(S728)。
図20は、図13の第2携帯端末100bが第1携帯端末100aからの問合せを受けてRFIDタグTgの存在確認を実行するスレーブ端末側確認処理の流れを示すフローチャートである。
ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して第1携帯端末100aからRFIDタグTgの存在確認を問い合わせる問合せ信号を受信する(S802)。第1携帯端末100aがマスタ端末として登録されている場合(S804:Yes)、近距離通信部34bは、近距離通信によりRFIDタグTgの存在確認を実行する(S806)。存在確認の処理には、図11に示される忘れ物通知処理を準用できる。
近距離通信部34bおよびRFIDタグTgの間で近距離通信を確立できた場合(S808:Yes)、ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して第1携帯端末100aに対し、存在確認成功の通知を送信する(S812)。
近距離通信部34bおよびRFIDタグTgの間で近距離通信を確立できなかった場合(S808:No)、ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して第1携帯端末100aに対し、存在確認失敗の通知を送信する(S814)。
なお、第1携帯端末100aがマスタ端末として登録されていない場合(S804:No)、ネットワークアクセス部32bは、携帯端末ネットワーク122を介して第1携帯端末100aに対し、確認拒否を通知する(S816)。
本実施の形態によれば、第1携帯端末100aは、携帯端末ネットワーク122を介して第2携帯端末100bにおける近距離通信の結果にもとづいてRFIDタグTgの存在確認の通知を受ける。これにより、第1携帯端末100aのユーザは、RFIDタグTgの近くにいない場合であってもRFIDタグTgが第2携帯端末100bの近傍に存在するか否かを知ることができる。したがって、RFIDタグTgを子供やペット、共有物品などの対象物に取り付けることで、第1携帯端末100aのユーザにおける対象物の存在確認が容易となる。
また、携帯端末ネットワーク122として既存の携帯電話のネットワークを用いることで、存在確認通知システム300の導入が容易となる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1の実施の形態では、RFIDタグを取り付ける対象を外出時に持ち歩くべき携行品とする場合を説明したが、RFIDタグの取付対象はこれに限定されない。RFIDタグは、子供に持たせてもよいし、ペットに取り付けてもよい。すなわち、RFIDタグは、携帯端末の近傍に存在すべき対象物一般に取り付けることができる。これによれば、携帯端末の適用範囲が広がる。
第2の実施の形態では、2つの携帯端末の間で一方の携帯端末における近距離通信の結果にもとづく存在確認の結果を共有する場合を説明したが、存在確認の結果を共有する携帯端末の数は2つに限られず、3つ以上であってもよい。これによれば、存在確認通知システム300の設計の柔軟性が増す。
また、第2の実施の形態では、第1携帯端末100aおよび第2携帯端末100bの双方が近距離通信の機能を有する場合を説明したが、マスタ端末である第1携帯端末100aは、近距離通信の機能を有さなくてもよい。この場合、第2携帯端末100bのID記憶部46bに記憶された内容を第1携帯端末100aが共有すればよい。この場合であっても、第1携帯端末100aのユーザは、RFIDタグを取り付けた対象物が第2携帯端末100bの近傍に存在するか否かを知ることができる。これによれば、存在確認通知システム300の適用範囲が広がる。
第1の実施の形態にかかる忘れ物通知システムの構成を概念的に示す。 図1の携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 図2の対応テーブルに記憶された内容を概念的に示す。 図2の対応テーブルに記憶された内容の別の例を示す図である。 図2の種別分類テーブルに記憶された内容を概念的に示す。 図1の第1RFIDタグTgの構成を示す機能ブロック図である。 図2の携帯端末が対応テーブルにRFIDタグを登録するRFIDタグ登録処理の流れを示すフローチャートである。 図7のID対応づけ処理(S108)の流れを示すフローチャートである。 図7の携行品対応づけ処理(S152)の流れを示すフローチャートである。 図2の携帯端末が種別分類テーブルにRFIDタグを登録する種別分類処理の流れを示すフローチャートである。 図1の忘れ物通知システムにおける忘れ物通知処理の流れのひとつの例を示すフローチャートである。 図11の忘れ物通知処理に、機能が重複する携行品を持ち出した場合の重複通知処理を加えた場合の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる存在確認通知システムの構成を概念的に示す。 図13に示される第1携帯端末および第2携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 図14に示される第2携帯端末のメンバー記憶部に記憶された内容を概念的に示す。 図14に示される第1携帯端末のメンバー記憶部に記憶された内容を概念的に示す。 図14の第2携帯端末がメンバー記憶部にマスタ端末を登録するマスタ端末登録処理の流れを示すフローチャートである。 図14の第1携帯端末がメンバー記憶部にスレーブ端末を登録するスレーブ端末登録処理の流れを示すフローチャートである。 図13の第1携帯端末が第2携帯端末を経由してRFIDタグTgの存在確認を実行するマスタ端末側確認処理の流れを示すフローチャートである。 図13の第2携帯端末が第1携帯端末からの問合せを受けてRFIDタグTgの存在確認を実行するスレーブ端末側確認処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
Tg1 第1RFIDタグ、 22 近距離通信エリア、 34 近距離通信部、 36 入力部、 38 撮影部、 42 制御部、 44 存在通知部、 46 ID記憶部、 47 対応テーブル、 48 種別分類テーブル、 100 携帯端末、 200 忘れ物通知システム。

Claims (10)

  1. 固有の識別情報が格納されたID保持装置との間で近距離無線通信方式による通信を確立する近距離通信部と、
    あらかじめ登録されたID保持装置の識別情報を記憶するID記憶部と、
    ID保持装置との前記近距離無線通信方式による通信の結果に応じて前記ID保持装置の存在確認を利用者に通知する存在通知部と、を備え、
    前記近距離通信部は、ID保持装置との間で前記記憶する識別情報を格納しているか否かを確認するための要求信号を発信し、その発信に対する応答信号を前記ID保持装置から受信し、
    前記存在通知部は、前記要求信号の発信から一定期間内に前記記憶する識別情報を格納しているID保持装置から前記応答信号を受信したか否かに基づいて前記識別情報を格納している前記ID保持装置の存在確認を通知することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記ID記憶部は、前記ID保持装置の識別情報を複数の種別のうちの少なくともいずれかに分類して記憶し、
    前記存在通知部は、前記識別情報が属する種別に応じて前記存在確認を通知するか否かを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記ID記憶部は、機能が重複する複数の物品に取り付けられる複数のID保持装置のそれぞれの識別情報を同じ種別に分類して記憶し、
    前記存在通知部は、前記複数のID保持装置のうちの2つ以上のID保持装置が近傍に存在すると判断するための重複存在通知条件が満たされた場合に、前記ID保持装置の存在確認を通知することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記ID記憶部は、非持出し用のID保持装置の識別情報を記憶し、
    前記存在通知部は、前記非持出し用のID保持装置が近傍に存在しないと判断するための確認開始条件が満たされた場合に、前記重複存在通知条件が満たされたか否かを確認することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記ID記憶部は、同時に近傍にあるべき複数の対象に取り付けられる複数のID保持装置のそれぞれの識別情報を同じ種別に分類して記憶し、
    前記存在通知部は、前記複数のID保持装置のいずれかが近傍に存在しないと判断するための不存在通知条件が満たされた場合に、前記ID保持装置の存在確認を通知することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記ID記憶部は、前記ID保持装置が近傍に存在しないと判断するための存在確認通知条件を前記識別情報と対応づけて記憶し、
    前記存在通知部は、前記存在確認通知条件が満たされたときに前記識別情報を格納している前記ID保持装置の存在確認を通知することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 前記ID保持装置が取り付けられた存在確認の対象物の外観を撮影する撮影部をさらに備え、
    前記ID記憶部は、前記存在確認の対象物の外観の画像を前記ID保持装置の識別情報と対応づけて記憶し、
    前記存在通知部は、前記ID保持装置の存在確認を通知する際に、前記対象物の外観の画像を表示することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の携帯端末。
  8. 携帯端末ネットワークを介して他の携帯端末との間で通信するとともに、他の携帯端末からID保持装置の存在確認要求を受信する携帯通信部をさらに備え、
    前記近距離通信部は、他の携帯端末から前記存在確認要求を受信した場合に前記要求信号を発信し、
    前記存在通知部は、前記存在確認を前記携帯通信部を介して前記携帯端末へ通知することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の携帯端末。
  9. 近距離無線通信方式により、固有の識別情報が格納されたID保持装置との間で対象となる識別情報が格納されているか否かを確認するための要求信号を発信するステップと、
    前記要求信号に対するID保持装置からの応答信号の受信待機状態に切り換えるステップと、
    前記対象となる識別情報が属する種別に応じて前記対象となる識別情報を格納しているID保持装置の存在確認を通知するか否かを切り換えるステップと、
    前記存在確認を通知すべき状態にされている場合、前記受信待機状態に切り換えてから所定期間内に前記ID保持装置から前記応答信号を受信したか否かに基づいて前記ID保持装置の存在確認を通知するステップと、
    を含むことを特徴とする存在確認通知方法。
  10. 第1の携帯端末が、携帯端末ネットワークを介して固有の識別情報が格納されたID保持装置の存在確認要求を送信するステップと、
    前記第1の携帯端末とは別の第2の携帯端末が、前記存在確認要求を受信するステップと、
    前記第2の携帯端末が、近距離無線通信方式によりID保持装置との間で前記識別情報を格納するか否かを確認するための要求信号を発信するステップと、
    前記第2の携帯端末が、前記要求信号に対する前記ID保持装置からの応答信号の受信待機状態に切り換えるステップと、
    前記第2の携帯端末が、前記受信待機状態に切り換えてから所定期間内に前記応答信号を受信したか否かに基づいて前記ID保持装置の存在確認を前記第1の携帯端末に通知するステップと、
    を含むことを特徴とする存在確認通知方法。
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