WO2005016797A1

WO2005016797A1 - 無線ｉｄタグ検索方法

Info

Publication number: WO2005016797A1
Application number: PCT/JP2003/010296
Authority: WO
Inventors: Mayumi Tomikawa; Masanobu Yuhara
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2003-08-13
Filing date: 2003-08-13
Publication date: 2005-02-24

Abstract

検索依頼端末が検索依頼エントリを作成して制御サーバに送信し、制御サーバは配布ポリシに基づいて検索エントリを検索実行端末に送信し、検索実行端末は配布された検索依頼エントリに基づいて無線ＩＤタグからの情報を取得し、この無線ＩＤタグからの情報に検索依頼エントリに示される情報があった場合に検索結果を検索依頼端末に送信する。

Description

明細書

無線 I Dタグ検索方法技 WT分野

本発明は、検索対象に、例えば R F I D (R a d i o F r e q u e n c y I d e n t i f i c a t i o n) などによる無線通信機能をもった無線 I Dタグを搭載し、その無線 I Dタグからの情報を検索実行端末によって読みとることにより、検索対象の所在位置、属性、個数などの情報を検索管理する、例えば在庫管理などに適用される、無線 I Dタグ検索方法及ぴシステムに関する。

また、本発明は、このような無線 I Dタグ検索方法及ぴシステムに適用されて好適な、無線 I Dタグ依頼通信装置、無線 I D検索装置、無線 I Dタグ検索支援装置、無線 I Dタグ依頼通信方法、無線 I D検索方法、無線 I Dタグ検索支援方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。背景技術

従来、物品に I D情報を付加して管理する方法として、主にバーコードが用いられてきた。

しかし、バーコードは光学方式で情報を検出するため、物品に貼付されたバーコードを、ひとつずつ、直接、読みとり装置に接触させる（またはごく近い位置に近づける）ことが必要であった。

このため、管理する物品数に比例した作業時間が必要であり、管理者（人）が、個々の物品の物理的な位置を認識していない（どこにあるか分からない）場合には、その物品に関する情報を得ることができないなどの問題点があった。近年、 RF I D 、 R a d i o f r e q u e n c y I d e n t i f i c a t i o n) による非接触タグ（ I Cチップ）、次世代のパーコード技術として開発され、注目されるようになってきた。

RF I Dは、電波を利用した個体識別技術であり、 I Cチップとアンテナから構成される無線 I Dタグを物品に貼付することで、 I Cチップ上の物品に関する情報を、無線通信によって、外部から読み書きすることができる。無線 I Dタグの形状は、ラベル型、カード型、ボタン型などがあり、物品の識別や履歴保持のメディアとして、製造や物流の段階を含む商品管理、決算処理や入退出処理における利用者識別やセキュリティ管理などの他、多様な領域への応用が期待されている。

また、今年になって、国内外でオート I Dセンタやュビキタス I Dセンタといつた機関が設立され、すべてのものに R F I Dによる無線 I Dタグを付加し自動的に認識、管理するための基盤整備が本格的に始まった。

R F I Dは、前述のように無線通信により、外部から無線 I Dタグの情報を検出できる技術である。そのため、無線 I Dタグと読みとり装置との間に、ある程度の距離（無線 I Dタグの種類によって数ミリから数十センチ）があっても、無線 I Dタグからの情報を認識することができる。無線 I Dタグからの情報には、例えば I D情報、無線 I Dタグの被搭載対象の個数や種類等の属性情報がある。また、読みとり端末上で読みとりプログラムを動作させることにより、人が明示的に、個々の無線 I Dタグに対する読みとり指示を出すことなく、複数の無線 I Dタグを連続的に、自動的に読みとることが可能である。

つまり、読みとり端末を中心として、通信が可能な範囲にある無線 I Dタグの情報を、まとめて収集することができる。

このように、無線 I Dタグを利用することにより、従来使われてきたバ一コ一ドよりも、より広い範囲を、短時間に管理することが可能になった。実際、無線 I Dタグを利用した物流管理や商品管理が行われている。

例えば、下記の特許文献 6では、タグ読みとり装置により無線到達範囲内にあるタグを認識し、対象となる物品の存在を確認するものである。これは、従来のバーコードシステムと比較し、読みとり装置とタグを付加された物品が離れている場合にも、検知できるという利点がある。しかし、読みとり装置とタグの距離が、無線到達範囲を超えると検知することができない。

その他の特許文献 1から特許文献 5の例は、物品に搭載された I Dタグの情報を、サーバやデータベースなどで集中管理している。サーバやデータベースの情報に対して検索を行うことで物品の位置情報などを得る。

または、特許文献 1から特許文献 5の例は、読みとり装置により近傍にある I Dタグを読みとり、そのタグ情報をもとにサーバやデータベースに問い合せを行つて、さらなる情報を得るというものである。

サーバやデータベースの情報に対して検索を行い物品の情報（位置情報を含む

) を得る場合には、読みとり装置と I Dタグの距離関係は問題にならない（離れていても情報を得ることができる）が、まず、物品に関する情報をサーバゃデータベースに登録しておく処理が必要となる。

また、物品を移動するなど物品に関する情報が変わった場合には、その都度、登録情報を更新しなければならない。この更新処理を怠った場合には、物品に関する情報は得られない。

特許文献 1

特開平 1 1— 34 3 0 1 0号公報

特許文献 2

特開 2 0 00— 24 28 6 1号公報

特許文献 3

特開 20 0 1— 1 1 440 5号公報

特許文献 4

特開 2 0 0 2— 1 248 9 1号公報

特許文献 5

特開 2 0 0 2— 1 1 6 9 8 7 9号公報

特許文献 6

特開 2 0 0 2— 2 7 1 2 2 9号公報

バーコ一ドを RF I Dによる無線 I Dタグに置き換え、バーコ一ド読みとり端末を RF I D読みとり端末に置き換えた場合、作業効率は改善されるものの、複数の倉庫の棚に分散して格納されている物品の中から、ある特定の物品を探し出すような場合、 R F I Dの通信距離には限界があるため、作業者は目的の物品を見つけるまで、最悪の場合すベての食庫を、読みとり端末とともに歩き回らなければならない。

この問題を解決する方法のひとつとして、物品を格納する棚や倉庫の壁に、 R F I D読みとり機能を埋め込み、それらから得られるすべての情報を集中的に管理することで、物品の検索を効率的に行うことが考えられる。

しかし、すべての棚、すべての倉庫の壁に、複数の R F I D読みとり装置を埋め込むとなると、倉庫設備の改修や工事が必要となり、コスト的に大きな負担となる。

そこで本発明は、複数の端末どうしが連携して、検索対象となる無線 I Dタグや検索結果に関する情報を交換することにより、ひとつの端末の検索可能範囲（無線 I Dタグとの通信可能範囲）を越えた広範囲にある無線 I Dタグを、効率的に検索する無線 I Dタグ検索方法及ぴシステムを提供することを目的とする。さらに、本発明は、このような無線 I Dタグ検索方法及ぴシステムに適用されて好適な、無線 I Dタグ依頼通信装置、無線 I D検索装置、無線 I Dタグ検索支援装置、無線 I Dタグ依頼通信方法、無線 I D検索方法、無線 I Dタグ検索支援方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。発明の開示

本発明に係る無線 I Dタグ依頼通信装置は、

無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成部と、

前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信部と、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセージ受信部と、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得部とを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I D検索装置は、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置において、

前記無線 IDタグの検索依頼を受信するメッセージ受信部と、

前記無線 IDタグを検索し、検索した前記無線 IDタグの情報を取得する無線 ID 情報取得部と、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依頼照合部と無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセ一ジ送信部とを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索支援装置は、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依賴受信部と、

前記検索依頼に応じて、前記無線 IDタグの検索を行う無線 ID検索装置を決定する検索決定部と、

前記検索決定部が決定した前記無線 ID検索装置に前記無線 IDタグの検索を指示する検索指示送信部と、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信部とを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I Dタグ依頼通信方法は、

無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成ステップと、前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信ステップと、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセージ受信ステツプと、

前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得ステップとを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I D検索方法は、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

前記無線 IDタグの検索依頼を受信するメッセージ受信ステップと、前記無線 IDタグを検索し、検索した前記無線 IDタグの情報を取得する無線 ID 情報取得ステップと、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依頼照合ステップと、

無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 ID情報取得ステップにおいて検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 ID タグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信ステップとを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索支援方法は、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信ステツプと、

前記検索依頼に応じて、前記無線 IDタグの検索を行う無線 ID検索装置を決定する検索決定ステップと、

前記検索決定ステップにおいて決定した前記無線 ID検索装置に前記無線 IDタグの検索を指示する検索指示送信ステップと、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とする。また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、

コンピュータを、

無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成手段、前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信手段、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセージ受信手段、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得手段として機能させるためのプログラムを記録した。

また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、

無線 IDタグを検索するコンピュータを、

前記無線 IDタグの検索依頼を受信するメッセージ受信手段、

前記無線 IDタグを検索し、検索した前記無線 IDタグの情報を取得する無線 ID 情報取得手段、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依頼照合手段無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得手段、

検索依頼照合手段によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得手段が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信手段として機能させるためのプロダラムを記録した。

コンピュータを、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信手段、

前記検索依頼に応じて、前記無線 IDタグの検索を行う無線 ID検索装置を決定する検索決定手段、

前記検索決定手段が決定した前記無線 ID検索装置に前記無線 IDタグの検索を指示する検索指示送信手段、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信手段として機能させるためのプログラムを記録した。

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索システムは、

無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成部と、前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信部と、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセージ受信部と、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得部とを有する無線 IDタグ依頼通信装置と、

無線 I Dタグを検索する無線 I D検索装置において、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依頼照合部と無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、

検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを有する無線 ID検索装置と、無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信部と、前記検索依頼に応じて、前記無線 IDタグの検索を行う無線 ID検索装置を決定する検索決定部と、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信部とを有する無線 ID タグ検索支援装置と、を備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法は、

無線 I Dタグ依頼通信装置が、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセ一ジ受信ステツプと、

前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得ステップと、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得ステツプと、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 I D情報取得ステップにおいて検索した前記無線 I Dタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセ一ジ送信ステップと、無線 I Dタグ検索支援装置が、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信ステップと、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とする。また、本発明に係る無線 I Dタグ検索システムは、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセ一ジ受信部と、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得部とを有する無線 IDタグ依頼通信装置と、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置において、

検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを有する無線 ID 検索装置とを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法は、

無線 I Dタグ依頼通信装置が、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索システムは、

無線 I Dタグを検索する無線 I D検索装置において、

無線 IDタグの検索依頼を受信するメッセージ受信部と、

検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを有する無線 ID検索装置と、無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信部と、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信部とを有する無線 ID タグ検索支援装置とを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法は、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依賴照合ステップと、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 ID情報取得ステップにおいて検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信ステップと、無線 I Dタグ検索支援装置が、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とする。本発明により、ひとつの端末が検索可能な範囲（無線 I Dタグとの通信可能範囲）を超えた広範囲からの無線 I Dタグの検索が可能となる。

複数の検索実行端末が連携して検索処理を行うことにより、効率的な検索が可能となる。

本発明では、複数の端末どうしが、検索対象となる無線 I Dタグや検索結果に関する情報を交換することにより、連携して検索を行う。例えば、複数の倉庫の棚に格納された物品の中から、ある特定の物品を探し出す場合、作業者 Aが物品 aを探して倉庫 1にいる時に、他の作業者が別の場所で検索作業をしている状況が考えられる。例えば、作業者 Bが物品 bを探して倉庫 2にいるとする。

物品 aが倉庫 2にあるとすれば、作業者 Bが倉庫 2にある物品の中から、物品 bを探すついでに、物品 aを見つけだすことも可能である。

そして、その情報を作業者 Aに伝えれば、作業者 Aは倉庫 2に行くことなく、目的の情報（物品 aの情報）を得ることができる。この場合、作業者 A , Bが用いる読みとり端末機能の拡張は必要だが、倉庫設備全体の改修工事や棚の置き換えといつた、大きなコストはかからない。

つまり、作業者 Aの使用する端末を読とり端末 A、作業者 Bの使用する端末を読とり端末 Bとし、無線 I Dタグの読みとり端末 Aが物品 aを探していることを、読みとり端末 Bに伝えておく。

読みとり端末 Bは、読みとり端末 Aと異なる場所での検索処理の途中に aを見つけて、その結果を読みとり端末 Aに伝える。これにより、読みとり端末 Aの無線到達範囲にない物品 aの情報を得ることができる。

また、この方法においては、物品 aの位置情報などをあらかじめサーバゃデータベースに登録しておく処理や、物品 aを移動した際の登録更新といった処理は必要ない。

このように、本発明では、複数の端末が連携して検索を行うことにより、ひとつの端末の検索可能範囲（無線 I Dタグとの通信可能範囲）を超えた広範囲にある無線 I Dタグを、効率的に検索することが可能となる。

ここで、検索依頼に関する情報である検索依頼エントリとは、後述の発明を実施するための最良の形態で説明するように、検索依頼端末が作成する検索依頼ェントリのことをレヽう。図面の簡単な説明

図 1は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の一実施形態に適用される無線 I Dタグ検索システムの概要と処理の流れを示す概略図であり；図 2は、図 1に示される検索依頼端末の構成のブロック図であり；

図 3は、図 1に示される検索実行端末の構成のブロック図であり；

図 4は、図 3に示される検索依頼リスト照合部の動作のフローチヤ一トであり図 5は、図 3に示される無線 I Dタグ情報取得部の動作のフローチヤ一トであり S

図 6は、図 1に示される制御サーバの構成のブロック図であり；

図 7は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 1の処理の流れを示す概念図であり；

図 8は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 2の処理の流れを示す概念図であり；

図 9は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 3の処理の流れを示す概念図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の一実施形態について図面を参照して説明する。

<無線 I Dタグ検索方法の処理の概要〉

本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の一実施形態の概要と処理の流れを図 1を参照して説明する。図 1は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の一実施形態に適用される無線 I Dタグ検索システムの概要と処理の流れを示す概略図である。図 1に示される無線 I Dタグ検索システムは、検索依頼端末 1 0 1 と、検索実行端末 1 0 2と、制御サーバ 1 0 3と、検索対象 1 0 4とから構成される。なお、図 1では、検索依頼端末 1 0 1 と、検索実行端末 1 0 2と、制御サーバ 1 0 3 と、検索対象 1 0 4とはそれぞれ 1つしか示されていないが、これらの数は 1つに限定されるものではなく、 1以上の任意の数であって良い。

ただし、後述するように、検索依頼端末と検索実行端未との間で検索依頼情報を交換しあう場合は、制御サーバはシステムに不要となる場合がある。

図 1に示される無線 I Dタグ検索システムにおける処理の概要は以下のとおりである。

まず、検索依頼端末 1 0 1は、検索を依頼する無線 I Dタグに関する I Dゃ属性のキーワードなどを含む検索キー情報や、検索依頼元情報や、検索結果受信方法（受信先）等からなる検索依頼エントリからなる検索依頼リストを、制御サーバ 1 0 3に送信する（処理 1 )。検索依頼リストには、少なくとも 1以上の検索依頼エントリが含まれる。なお、検索依頼エントリのことを、以下単に、エントリともいう場合がある。

検索依頼リストを受信した制御サーバ 1 0 3は、検索依頼リストを検索依頼マスタリス卜に登録する。検索依頼マスタリストとは検索依頼リストが格納されたリストであり、制御サーバが格納する検索依頼リストのことを特に、検索依頼マスタリストという。

検索対象 1 0 4には、無線 I Dタグが貼付されている。本実施形態で使用する無線 I Dタグは前述の R F I D技術による非接触タグを用いるとする。もちろん、本発明には、ほかの種類の技術による無線 I Dタグを使用することもできる。検索依頼エントリにおける無線 I Dタグの情報としては、 I D、その他の属性情報など、検索のキーとなる情報がある。

検索依頼エントリにおける検索依頼元情報としては、依頼側端末 I D、メールアドレス、 U R Lなどの情報がある。

検索依頼ェントリにおける検索結果受信方法としては、メールになどによる直接通知、データベースへの格納などがある。

なお、検索依頼エントリの登録方法としては、上記のように、制御サーバ 1 0 3が管理する検索依頼マスタリストへ登録する場合の他に、直接、検索実行端末 1 0 2の検索依頼リストに登録する場合もある（後述の実施例 1参照）。

次に、制御サーバ 1 0 3は、検索実行端末 1 0 2に、検索依頼リストを配布する（処理 2 )。この制御サーバ 1 0 3から検索実行端末 1 0 2に送信される検索依頼リストは、制御サーバ 1 0 3が後述する運用ポリシに基づいて、検索実行端末 1 0 2毎に検索依頼ェントリを選択して構成されたリストである。

次に、検索実行端末 1 0 2は、検索を実行する場所へ移動し、検索処理を開始する（処理 3 )。検索実行端末 1 0 2は、検索対象 1 0 4の無線 I Dタグからの無線タグ情報を読みとり、検索依頼リスト中の検索依頼ェントリとの照合を行い、該当する無線タグ情報があれば、その I D、属性情報を取得する（処理 4 )。

検索実行端末 1 0 2は、端末の自身の現在位置を、後述する方法で取得し、上記検索対象 1 0 4の発見位置として、取得した I D、属性情報とともに記録する (処理 5 )。 '

次に、検索実行端末 1 0 2は、検索処理中、処理 4、処理 5を繰り返す。検索実行端末 1 0 2は、検索終了後、必要に応じて検索開始位置に戻るなど移動する（処理 6 )。

検索実行端末 1 0 2は、検索結果を、検索依頼エントリに記載された検索結果の受信方法に従って、直接、検索依頼端末 1 0 1へ通知、または検索結果を格納するデータベースなどに登録する（処理 7 )。

ぐ検索依頼端末 >

次に、図 1に示される検索依頼端末の構成と各部機能について図 2を参照して説明する。図 2は、図 1に示される検索依頼端末の構成のブロック図である。検索依頼端末の機能は、検索実行端末の機能と同一端末上に実装することも可能である。

図 2に示されるように、検索依頼端末は、メッセージ送受信部 2 0 1 と、検索依頼ェントリ作成部 2 0 2と、検索結果取得部 2 0 3と、格納部 2 0 4とから構成される。

メッセージ送受信部 2 0 1は、検索実行端末又は制御サーバとの間で交換される各種制御メッセージの送受信を行う。

検索依頼ェントリ作成部 2 0 2では、検索依頼対象に関する検索依頼ェントリを作成し、作成した検索依頼ェントリの制御サーバまたは検索実行端末への登録要求を行う。

ここで、検索依頼エントリは、以下の項目から構成される。

(検索キー情報）

I D , 属性など検索のキーとなる情報を指定する。正規表現、範囲指定も可能である。 (検索依頼元情報）

端末 I Dなど検索依頼元に関する情報を指定する。

(検索結果受信方法（オプション））

以下から選択し、その方法を実行するのに必要な通知先、格納先情報を指定する。

•直接通知（通知先端末 I Dやアドレス）

•制御サーバに格納（制御サーバ名ゃァドレス）

•指定場所に格納（格納先サーバ名やアドレス）

(有効期限（オプション））

検索依頼ェントリの有効期限を指定するものである。

(緊急度（ォプション））

検索依頼の緊急性を指定するものである。緊急性を示す段階（例えば、高/低の 2段階など）は、システムごとに任意に設定する。

次に、検索依頼端末における、検索依頼エントリの作成と登録について説明する。

検索依頼端末の検索依頼ェン ·トリ作成部 2 0 2は、まず、検索依頼対象に関する検索依賴ェントリを作成する。

次に、検索依頼端末は、制御サーバまたは検索実行端末に、上記の検索依頼ェントリまたは複数の検索依頼ェントリから構成される検索依頼リストを含む検索依頼登録要求を送る。

次に、図 2に示される検索結果取得部 2 0 3について説明する。

検索結果取得部 2 0 3では、検索結果リストを管理しているサーバ、その他、指定の格納先等に対して、検索結果リストの取得や取得済の検索結果の削除を要求する。

この検索結果取得部 2 0 3の、検索結果リストの取得動作について説明する。検索結果取得部 2 0 3は、制御サーバ、その他、指定の格納先等の検索結果リストの管理元に対して、検索依頼元情報を含む検索結果取得要求を送り、その回答を受け取る。

次に、検索結果取得部 2 0 3の、検索結果リストの削除動作について説明する検索結果取得部 2 0 3は、制御サーバ、その他、指定の格納先等の検索結果リストの管理元に対して、検索依頼元情報を含む検索結果の削除要求を送り、検索結果を削除する。

また、図 2に示される格納部 2 0 4は、検索結果取得部 2 0 3で取得された情報など検索依頼端末が取得した情報を格納する。

<検索実行端末 >

次に、図 1に示される検索実行端末の構成と各部機能について図 3を参照して説日月する。図 3は、図 1に示される検索実行端末の構成のブロック図である。なお、検索実行端末の機能は、検索依頼端末の機能とともに実装することも、別々に実装することも可能である。

図 3に示されるように、検索実行端末は、メッセージ送受信部 3 0 1 と、検索依頼リスト管理部 3 0 2と、検索依頼リスト照合部 3 0 3と、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4と、位置情報取得部 3 0 5と、検索結果管理部 3 0 6 と、格納部 3 0 9とを備える。

検索実行端末のメッセージ送受信部 3 0 1は、検索依頼端末、制御サーバ及び無線 I Dタグとの間で交換される各種メッセージの送受信を行う。

例えば、メッセージ送受信部 3 0 1は、制御サーバから、検索依頼リスト登録要求を受信する。ここで、検索実行端末が、検索依頼端末と直接検索依頼リストや検索結果リストを送受信する場合は、メッセージ送受信部 3 0 1は、検索依頼端末と情報の送受信を行う。

検索依頼リスト管理部 3 0 2では、検索依頼端末または制御サーバから受信した検索依頼リスト 3 0 7の管理を行う。ここで、検索依頼リスト管理部 3 0 2における検索依頼リスト 3 0 7の管理とは、例えば検索依頼リスト 3 0 7を格納部 3 0 9に登録したり、格納部 3 0 9から削除したりする処理をいう。

検索依頼リスト 3 0 7は、少なくとも 1以上の検索依賴ェントリから構成される。

まず、検索依頼リスト管理部 3 0 2による、検索依頼ェントリの検索依頼リストへの登録処理について説明する。検索依頼リスト管理部 3 0 2は、検索依頼端末または制御サーバからの検索依頼登録要求を受信し、その内容である検索依頼ェントリを検索依頼リスト 3 0 7 に登録する。

次に、検索依頼リスト管理部 3 0 2による検索依頼ェントリの検索依頼リスト 3 0 7からの削除処理について説明する。

検索依頼リスト管理部 3 0 2は、検索依頼端末または制御サーバからの検索依賴削除要求を受信し、削除が要求された検索依頼ェントリを検索依頼リストから削除する。また、任意のタイミングで、検索依頼リスト中の各検索依頼エントリの有効期限を確認し、期限切れの検索依頼ェントリについては削除する。

検索依頼リスト照合部 3 0 3は、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4からの照合要求を受け、図 4に示される処理を行う。図 4は、図 3に示される検索依頼リスト照合部の動作のフローチャートである。以下、図 3に示される検索依頼リスト照合部の動作について図 4に示されるフローチヤ一トを参照して説明する。

検索依頼リスト照合部 3 0 3は、まず、検索依頼リストから、検索依頼ェントリを取り出す（S 4 0 1 )。

次に、検索依頼リスト照合部 3 0 3は、照合要求された I D , 属性などの情報と、検索依頼エントリの検索キー情報とを比較する（S 4 0 2 )。

次に、検索依頼リスト照合部 3 0 3は、照合要求された I D , 属性情報と、検索依頼ェントリの検索キー情報とが一致したか否かを判断する（S 4 0 3 )。検索依頼リスト照合部 3 0 3は、照合要求された I D , 属性情報と一致した検索キー情報があれば、この照合要求された I D , 属性情報と、検索キー情報を有する検索依頼エントリの情報とを含む回答（一致有り）を、無線 I Dタグ情報取得部に送信する（S 4 0 4 )。 .

次に、検索依頼リスト照合部 3 0 3は、検索依頼リストの最後の検索依頼ェントリまで処理を行なったか否かを判断し（S 4 0 5 )、リストの最後まで比較を行つた時点で、一致する検索依頼エントリがない場合には、回答（一致なし）を無線 I Dタグ情報取得部に返す。

次に、図 3に示される無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4の動作について説明する無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、検索実行中に図 5に示される処理を行う。図 5は、図 3に示される無線 I Dタグ情報取得部の動作のフローチヤ一トである図 5に示されるように、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、まず、無線 I Dタグの情報を取得する（S 5 0 1 )。

次に、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、取得した無線 I Dタグが、検索を依頼対象であるかどうかを、検索依頼リスト照合部 3 0 3に問い合わせるために、取得した無線 I Dタグの I Dや属性などの情報を含む照合要求を、検索依賴リスト照合部に送り、回答を得る（S 5 0 2 )。

次に、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、回答が一致ありであるか否かを判断する（ S 5 0 3 )。

そして、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、一致ありの場合、取得した無線 I Dタグの I Dや属性などの情報と、検索依頼リスト照合部 3 0 3より送られてきた回答中の検索依頼ェントリ情報を含む、結果登録要求を検索結果管理部 3 0 6 に送信する。

そして、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、一致なしの場合、次の無線 I Dタグの情報の取得に移行する。

次に、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4は、 S 5 0 5において、無線到達範囲に取得可能な無線 I Dタグがあるか否かを判断し（S 5 0 5 )、検索実行端末の無線到達範囲内に、取得すべき無線 I Dタグがなくなるまで、 S 5 0 1から S 5 0 5 までの処理を繰り返す。

次に、図 3に示される検索結果管理部 3 0 6の動作について説明する。

検索結果管理部 3 0 6は、自端末で収集した検索結果の検索結果リスト 3 0 8 への登録、削除を行う。

次に、検索結果管理部 3 0 6が作成する検索結果ェントリの構成について説明する。

検索結果エントリは、無線 I Dタグの情報と、検索依頼エントリと、発見位置情報とにより構成される。

無線 I Dタグの情報は、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4から送信された、 I D や属性などの実際に得られた無線 I Dタグからの情報である。

検索依頼ェントリは、この無線 I Dタグに関連する検索依賴ェントリである。発見位置情報は、この無線 I Dタグを発見した位置である。

なお、本発明における検索結果エントリには、少なくとも無線 I Dタグの情報の一部と、発見位置情報とが含まれていれば良い。

次に、検索結果管理部 3 0 6による検索結果ェントリの作成と検索結果リスト 3 0 8への登録について説明する。

まず、検索結果エントリの作成について説明する。

検索結果管理部 3 0 6は、現在の端末の位置情報を得るために、位置情報取得部 3 0 5に対して、位置情報要求を送り、得られた回答をもとに、以下の要領で検索結果ェントリを作成する。

(位置情報ありの回答の場合）

検索結果管理部 3 0 6は、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4が取得した無線 I D タグの情報を、検索結果ェントリの無線 I Dタグの情報として設定する。

次に、検索結果管理部 3 0 6は、登録を要求する検索依頼エントリを、検索結果ェントリに設定する。

検索結果管理部 3 0 6は、位置情報取得部 3 0 5から得られた位置情報を検索結果ェントリの発見位置情報に設定する。

また、検索結果管理部 3 0 6は、検索結果リスト 3 0 8に登録済みの検索結果エントリのうち、発見位置情報が未入力なものについても、位置情報取得部 3 0 5から得られた位置情報を発見位置情報として設定する。

(位置情報なしの回答の場合）

検索結果管理部 3 0 6は、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 4が取得した無線 I D タグの情報を、検索結果エントリの無線 I Dタグの情報として設定する。，検索結果管理部 3 0 6は、登録が要求されている検索依頼エントリを、検索結果ェントリに設定する。

この際、発見位置情報は未入力である。

そして、検索結果管理部 3 0 6は、上記のように作成した検索結果エントリを、検索結果リスト 3 0 8に追加する。次に、検索結果管理部 3 0 6による、発見位置情報の再入力について説明する検索結果管理部 3 0 6は、管理する検索結果リストに発見位置情報が未入力な検索結果ェントリがある場合、上記の新規の検索結果ェントリ作成時以外にも、任意のタイミングで、位置情報取得部 3 0 5に対して、位置情報要求を送る。この任意のタイミングの一例として、例えば、無線 I Dタグ情報取得部 3 0 3 が照合された I D、属性と一致する無線 I Dタグの情報を取得した後であって、最初に位置情報が取得可能になったタイミングを挙げることができる。

回答（位置情報）が得られた場合には、検索結果管理部 3 0 6は、それを発見位置情報が未入力な検索結果ェントリの発見位置情報として設定する。

次に、検索結果管理部 3 0 6による検索結果の通知、登録処理について説明する。

検索結果管理部 3 0 6は、任意のタイミングで、以下の処理を行う。

検索結果管理部 3 0 6は、検索結果リスト 3 0 8の最初の検索結果ェントリから順に、それぞれの検索結果の受信方法（受信先）に応じて、検索結果エントリの内容を通知または登録する。

検索結果管理部 3 0 6は、検索結果の受信方法が指定されていない'場合には、検索依頼リストの配布元（検索依頼端末または制御サーバ）に、検索結果リスト 3 0 8中の所定の検索結果ェントリを通知または登録する。

また、検索結果管理部 3 0 6は、通知または登録が完了し、必要がなくなった検索結果ェントリを、検索結果リスト 3 0 8から削除する。

次に、図 3に示される位置情報取得部 3 0 5の動作について説明する。

位置情報取得部 3 0 5は、検索結果管理部 3 0 6からの位置情報要求を受け、検索実行端末の現在位置を取得する。

この場合、位置情報取得部 3 0 5は、 G P S、無線 L A Nのアクセスボイント、また、独自に用意された位置情報サーバなど、その時点で利用可能な方法で、検索実行端末の現在位置を取得し、検索結果管理部 3 0 6に回答（位置情報）を返す。

その時点で、位置情報が取得できなかった場合には、回答（位置情報なし）を返す。

また、格納部 3 0 9は、検索依頼リスト 3 0 7や、検索結果リスト 3 0 8などの情報を格納する。

ぐ制御サーバ >

次に、図 1に示される制御サーバについて図 6を参照して説明する。図 6は、図 1に示される制御サーバの構成のプロック図である。

図 6に示されるように、制御サーバは、メッセージ送受信部 6 0 1 と、検索依賴マスタリスト管理部 6 0 2 と、検索依頼リスト配布部 6 0 3と、検索結果マスタリスト管理部 6 0 4と、格納部 6 1 0とを備える。

まず、図 6に示される制御サーバの運用ポリシについて説明する。

制御サーバの運用ポリシは、必要に応じて、システム管理者が設定する（設定はォプション）。

運用ポリシには、制御サーバを効率的に安全に動作させる上で、必要なパラメータを設定する。

この運用ポリシとして、例えば、検索依頼リストゃ検索結果リストの保管期限、検索依頼リストの配布に関するポリシなどがある。

次に、図 6に示される各部の機能について説明する。

メッセージ送受信部 6 0 1は、検索依頼端末と検索実行端末との間で交換されるメッセージの送受信を行う。

検索依頼マスタリスト管理部 6 0 2では、検索依頼端末からの検索依賴ェントリの登録、削除を行う。

検索依頼マスタリスト管理部 6 0 2が管理する検索依頼マスタリスト 6 0 5は、複数の検索依頼エントリから構成される。

ここで、検索依頼マスタリスト管理部 6 0 2による検索依頼マスタリスト 6 0 5への検索依賴ェントリの登録処理について説明する。

検索依頼マスタリスト管理部 6 0 2は、検索依頼端末からの検索依頼登録要求を受信し、その内容を構成する検索依頼ェントリを検索依頼マスタリスト 6 0 5 に追加する。

次に、検索依頼マスタリスト管理部 6 0 2による検索依頼マスタリスト 6 0 5 からの、検索依頼ェントリの削除処理について説明する。

検索依賴マスタリスト管理部 6 0 2は、検索依頼端末からの検索依頼削除要求を受信し、この要求に含まれる削除要求された検索依頼ェントリを検索依頼マスタリスト 6 0 5から削除する。

検索依頼マスタリスト管理部 6 0 2は、任意のタイミングで、検索依頼マスタリスト 6 0 5の各検索依頼ェントリの有効期限を確認し、期限切れの検索依頼ェントリについては削除する。

次に、図 6に示される検索依頼リスト配布部 6 0 3の動作について説明する。検索依頼リスト配布部 6 0 3では、依頼リスト配布ポリシ 6 0 8に基づいて、検索依頼マスタリスト 6 0 5から配布用の検索依頼リストを作成する。

この、依頼リスト配布ポリシ 6 0 8について説明する。

依頼リスト配布ポリシ 6 0 8は、システム管理者が作成する。この依頼リスト配布ポリシ 6 0 8は、運用ポリシ 6 0 6のひとつ（設定はォプション）である。依頼リスト配布ポリシ 6 0 8として、例えば、すべての検索実行端末に、管理している検索依頼ェントリ全体からなる検索依頼リストを配布するポリシゃ、検索実行端末に応じて検索依頼ェントリを選択し、検索依頼リストを作成するポリシを挙げることができる。

また、検索依頼エントリの緊急性に応じて、配布先となる検索実行端末の数をかえるポリシを挙げることができる。

このようなポリシとして、例えば、緊急性の高い検索依頼エントリは、すべての検索実行端末に配布し、緊急性の低い検索依頼エントリは、性能に余裕のある検索実行端末にのみ配布するポリシを設定することが考えられる。

次に、検索依頼リスト配布部 6 0 3による配布用の検索依頼リストの作成と配布について説明する。

検索依賴リスト配布部 6 0 3は、依頼リスト配布ポリシ 6 0 8に基づいて、検索依頼マスタリスト 6 0 5の中の検索依頼ェントリを選択し、各検索実行端末毎に配布用の検索依頼リストを作成する。

検索依頼リスト配布部 6 0 3は、配布先となる検索実行端末に、上記の配布用の検索依頼リストを含む検索依頼リスト登録要求を送る。次に、図 6に示される検索結果マスタリスト管理部 6 0 4の動作について説明する。

検索結果マスタリスト管理部 6 0 4では、検索結果マスタリスト 6 0 7に対する、検索実行端末からの検索結果の登録処理や、検索依頼端末からの検索結果の参照および削除要求などの管理を行う。なお、制御サーバが、検索結果の受信先となっていなかった場合、検索結果マスタリスト管理部が不要になる場合がある検索結果マスタリスト 6 0 7は、複数の検索結果ェントリと登録 B時とから構成される。

次に、検索結果マスタリスト管理部 6 0 4による検索結果リストへの検索結果の登録処理について説明する。

検索結果マスタリスト管理部 6 0 4は、検索実行端末からの検索結果の登録要求を受信し、その内容を、登録日時とともに、検索結果マスタリスト 6 0 7に追加する。

次に、検索結果マスタリスト管理部 6 0 4による検索結果の検索処理について説明する。

検索結果マスタリスト管理部 6 0 4は、検索依頼端末からの検索結果の取得要求を受信し、検索結果マスタリスト 6 0 7の中から、要求元の検索依頼端末に関する検索結果を選択し、要求元の検索依頼端末にメッセージ送受信部 6 0 1を介して送信する。

次に、検索結果マスタリスト管理部 6 0 4による検索結果マスタリスト 6 0 7 からの検索結果の削除処理について説明する。

検索結果マスタリスト管理部 6 0 4は、検索依頼端末からの検索結果の削除要求を受信し、検索結果マスタリスト 6 0 7の中から、要求元の検索依頼端末に関する検索結果を選択し削除する。

また、検索結果マスタリスト管理部 6 0 4は、運用ポリシ 6 0 6の 1つである保管期限ポリシ 6 0 9として、検索結果の保管日数が設定されている場合には、任意のタイミングで、検索結果マスタリスト 6 0 7中の各検索結果の登録日時と保管日数から保管期限を算出し、保管切れの検索結果については削除する。 (実施例 1 )

次に、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 1について説明する。本実施例の無線 I Dタグ検索方法に適用される無線 I Dタグ検索システムでは

、検索依頼端末と検索実行端末が、検索依頼リスト、検索結果リストを直接交換する。

この本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 1の処理の流れについて図 7 を参照して説明する。図 7は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 1の処理の流れを示す概念図である。

まず、実施例 1における検索依頼の登録処理について説明する。

検索依頼端末 t e r m 0 1は、検索依賴ェントリ作成部において以下の検索依頼ェントリを作成し検索依頼リストに含める。

そして、検索依頼端末 t e r m 0 1 ί.ま検索実行端末 t e r m 0 2に、メッセージ送受信部を介して検索依頼リストを含む検索依頼の登録要求を送る（処理 1 )

(検索依頼ェントリ）

検索キー I D : 0 0 0 1 *

依頼端末情報 I D : t e r m 0 1

次に、検索実行端末 t e r m O 2は、メッセージ送受信部より、上記の検索依賴登録要求を受信する。そして、検索実行端末 t e r m O 2では、検索依頼リスト管理部が、当該要求に含まれる検索依頼ェントリを検索依頼リストに登録する次に、検索実行端末 t e r m O 2が、在庫管理を行う場所に移動する（処理 2 次に、検索実行端末 t e r m O 2による検索処理について説明する。

検索実行端末 t e r m 0 2の無線 I Dタグ情報取得部は、検索対象の無線 I D タグ情報（ I D 0 0 0 1 A ) を取得し、検索依頼リスト照合部に、検索対象の I Dであるか否かを問い合わせ、検索対象の I Dであった場合、検索結果管理部に送る（処理 3 )。

次に、検索実行端末 t e r m O 2による端末の現在位置の取得処理について説明する（処理 4 )。

検索実行端末 t e r m O 2の検索結果管理部は、位置情報取得部に、検索実行端末 t e r m 0 2の現在位置を問い合わせる。

そして、検索実行端末 t e r m O 2の位置情報取得部は、利用可能な手段により端末の現在位置を取得し、その結果を検索結果管理部に返す。

本実施例の場合には、位置情報として倉庫番号（倉庫 1 ) を返す位置情報サーバを利用した例を示す。すなわち、本実施例では、位置情報サーバから、無線で位置情報が検索実行端末に送信される。

そして、検索実行端末 t e r m 0 2の検索結果管理部は、位置情報を無線 I D タグの発見位置として、取得した無線 I Dタグの情報とともに検索結果に登録する。

位置情報取得部より、位置情報が得られなかった場合、検索結果管理部は、検索結果登録後の任意のタイミングで位置情報取得部に現在位置を問い合わせ、得られた位置情報を、発見位置情報として登録する。この任意のタイミングとしては、例えば、無線 I Dタグを発見した後で最初に位置情報が取得可能となったときを挙げることができる

位置情報取得部は、その時点で取得可能な位置情報を返すため、この場合の位置情報は倉庫番号ではなく、移動後に最初にアクセスした無線 L A Nのアクセスボイントの情報であっても良い。

次に、検索実行端末 t e r m O 2の検索結果管理部は、上記の検索結果を、メッセージ送受信部より、検索依頼端末 t e r m O 1に送る（処理 5 )。

この検索結果には、例えば、検索キー、検索依頼端末の情報、取得 I D、発見位置を含めることがでぎる。

(実施例 2 )

次に、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 2について図 8を参照して説明する。図 8は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 2の処理の流れを示す概念図である。

本実施例の無線 I Dタグ検索方法に適用される無線 I Dタグ検索システムでは、検索依頼端末と検索実行端末が、検索依頼リスト、検索結果リストを、制御サーバを介して交換する。

まず、本実施例における検索依頼の登録処理について説明する（処理 1 )。検索依頼端末 t e r m O 1は、検索依頼ェントリ作成部において以下の検索依頼エントリを作成し、検索依頼リストを作成する。

そして、検索依頼端末 t e r m 0 1は、メッセージ送受信部より、制御サーバに、検索依頼リストを検索依頼登録要求として送信する。

(検索依頼ェントリ）

検索キー I D : 0 0 0 1 *

依頼端末情報 I D : t e r m O 1

緊急度 h i g h

次に、制御サーバは、メッセ一ジ送受信部より、上記の検索依頼登録要求を受信する。検索依頼マスタリスト管理部が上記要求に含まれる検索依頼リスト中の検索依頼ェントリを検索依頼マスタリストに登録する。

次に、図 8に示される制御サーバにおける検索依頼リストの配布処理について説明する（処理 2 )。

制御サーバの検索依頼リスト配布部は、依頼リスト配布ポリシに基づいて、配布用の検索依頼リストを作成し、制御下にある検索実行端末に配布する。

図 8に示される場合、「緊急度が h i g hの場合には、すべその検索実行端末に配布」という依頼リスト配布ポリシに基づき、すべての検索実行端末に、検索依賴リストを含む検索依頼リスト登録要求を送る。

次に、検索実行端末 t e r m O 2を含む各検索実行端末は、メッセージ送受信部より、上記の検索依頼登録要求を受信する。各検索実行端末では、検索依頼リスト管理部が、制御サーバからの検索依頼リスト登録要求に基づいて、検索依頼エントリを検索依頼リストに登録する。

次に、検索実行端末は、在庫管理を行う場所に移動する（処理 3 )。

次に、検索実行端末 t e r m O 2の検索実行端末の無線 I Dタグ情報取得部は、無線 I Dタグ情報（ I D 0 0 0 1 A ) を取得し、検索依頼リスト照合部に、検索対象の I Dであるか否かを問い合わせる。

そして無線 I Dタグ情報取得部は、検索対象の I Dであった場合、検索結果管理部に結果 ¾録の要求を送る（処理 4 )。

次に、検索実行端末 t e r m O 2の検索結果管理部は、位置情報取得部に、検索実行端末の現在位置を問い合わせる（処理 5 )。

次に、検索実行端末 t e r m O 2の位置情報取得部は、利用可能な手段により端末の現在位置を取得し、その結果を検索結果管理部に返す。

本実施例の場合には、位置情報として倉庫番号（倉庫 1 ) を返す位置情報サーバを利用した例を示す。本実施例の位置情報サーバは、無線により、位置情報を検索実行端末に送信する。

検索実行端末 t _e r m 0 2の検索結果管理部は、位置情報を I Dの発見位置として、取得 I D情報とともに検索結果に登録する。

次に、検索実行端末 t e r m 0 2の検索結果管理部は、上記の検索結果を含む検索結果登録要求を、メッセージ送受信部より制御サーバに送る（処理 6 )。この検索実行端末から制御サーバに送信される検索結果には、例えば、取得した無線 I Dタグの情報である取得 I Dや、発見位置情報、発見した無線 I Dタグを検索している検索依頼ェントリの情報である検索キ一、検索依頼端末の情報などが含まれる。

検索実行端末から検索結果リストを受信した制御サーバは、受信した検索結果リストを検索結果マスタリストに登録する。

次に、検索依頼端末 t e r m O 1の検索結果取得都は、検索結果参照要求を、メッセージ送受信部から制御サーバに送り、検索結果を得る（処理 7 )。

次に、制御サーバの検索結果マスタリスト管理部は、任意のタイミングで、検索結果リストの各検索結果の登録日時と運用ポリシの検索結果リスト保管日数から保管期限を算出し、保管期限切れの検索結果については削除する（処理 8)。 (実施例 3 )

次に、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 3について図 9を参照して説明する。図 9は、本発明に係る無線 I Dタグ検索方法の実施例 3の処理の流れを示す概念図である。

本実施例の無線 I Dタグ検索方法が適用される無線 I Dタグ検索システムでは、検索実行端末が検索依頼端末の設定に基づいた方法で、検索結果リストを送信する。

「検索依頼の登録」、「対象の発見」、「位置情報の取得」までの処理は、実施例 1または実施例 2の場合と同様である（実施例 1の処理 1から 4、実施例 2の処理 1から 5)。 '

図 9では、上記位置情報の取得処理の終了時点からを示す。

本実施例では、「検索依頼の登録」、「対象の発見」、「位置情報の取得」までの処理を、実施例 1の処理 1から 4または実施例 2の処理 1から 5の方法で行った後、以下の処理を行う。

まず、検索実行端末 t e r m 0 2による検索結果の通知又は格納先の確認について説明する（処理 1)。

検索実行端末 t e r mO 2の検索結果管理部は、検索依頼エントリの検索結果受信方法の項目を参照し、検索結果の通知または格納先（DB 1) を確認する。次に、検索実行端末 t e r m0 2による、検索結果の通知又は格納処理について説明する（処理 2)。

検索実行端末 t e r mO 2の検索結果管理部は、上記の格納先（DB 1 ) に、検索結果からなる検索結果リストを含む検索結果登録要求を送る。

上記の検索結果登録要求を受信した格納先（DB 1 ) では、検索結果リストを格納する。

次に、検索依頼端末 t e r mO 1の検索結果の取得処理について説明する（処理 3 )。

検索依頼端末 t e r mO 1の検索結果取得部は、検索依頼元情報を含む検索結果取得要求を、自端末が設定した格納先（DB 1) に送り、検索結果を得る。ここで、検索依頼端末 t e r mO 1が、検索結果の受信方法として「制御サーバに格納 J を設定した場合、 DB 1は「制御サーバ」に、また「直接通知」を設定した場合は、 DB 1は「検索依頼端末」となる。

以上説明したように、検索処理を行う複数の検索実行端末が、検索対象となる無線 I Dタグの情報および検索結果を共有し、連携して検索処理を行うことにより、一検索端末の検索範囲（電波到達範囲）を越えた広範囲かつ効率的な無線 I

Dタグの検索が可能となる。産業上の利用可能性

本発明は、例えば、物品の所在位置、属性、個数などの情報を検索して管理する在庫管理システムに適用して好適である。

Claims

請求の範囲

1 . 無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成部と、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセージ受信部と、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得部とを備えることを特徴とする無線 IDタグ依頼通信装置。

2. 無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置において、

検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを備えることを特徴とする無線 ID 検索装置。

3. 無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信部と、

前記検索決定部が決定した前記無線 I D検索装置に前記無線 I Dタグの検索を指示する検索指示送信部と、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信部とを備えることを特徴とする無線 ID タグ検索支援装置。

4 . 無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成ステップと、前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信ステップと、

前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得ステップとを備えることを特徴とする無線 IDタグ依賴通信方法。

5 . 無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 ID情報取得ステップにおいて検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 ID タグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信ステップとを備えることを特徴とする無線 ID検索方法。

6 . 無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信ステップと、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とする無線 IDタグ検索支援方法。

7 . コンピュータを、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセ一ジ受信手段、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

8 . 無線 IDタグを検索するコンピュータを、

検索依頼照合手段によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得手段が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信手段として機能させるためのプロダラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

9 . コンピュータを、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信手段、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

1 0 . 無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成部と、前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信部と、

前記検索依頼に対する応答を前記通信機器から受信するメッセージ受信部と、前記応答から、特定無線 ID タグの検索結果を取得する検索結果取得部とを有する無線 IDタグ依頼通信装置と、 ' 無線 I Dタグを検索する無線 I D検索装置において、

検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを有する無線 ID検索装置と、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信部と、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信部とを有する無線 ID タグ検索支援装置とを備えることを特徴とする無線 I Dタグ検索システム。

1 1 . 無線 I Dタグ依頼通信装置が、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 ID情報取得ステップにおいて検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信ステップと、

無線 I Dタグ検索支援装置が、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とする無線 IDタグ検索方法。

1 2 . 無線 IDタグの検索依頼に関する情報を作成する検索依頼作成部と、前記検索依頼を無線 ID タグの検索に関わる通信機器に送信するメッセージ送信部と、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置において、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依頼照合部と無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを有する無線 ID 検索装置とを備えることを特徴とする無線 I Dタグ検索システム。

1 3 . 無線 I Dタグ依頼通信装置が、

無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 I D情報取得ステップにおいて検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 ID タグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信ステップとを備えることを特徴とする無線 I Dタグ検索方法。

1 4 . 無線 I Dタグを検索する無線 I D検索装置において、

無線 IDタグの検索依頼を受信するメッセージ受信部と、

前記検索した無線 ID タグの情報と前記検索依頼を照合する検索依頼照合部と無線 ID検索装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、検索依頼照合部によって、前記検索依頼が示す前記無線 IDタグと無線 ID情報取得部が検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセージ送信部とを有する無線 ID検索装置と、

無線 IDタグの検索依頼を受信する検索依頼受信部と、

前記無線 ID検索装置から、前記無線 IDタグの検索結果と前記無線 ID検索装置の位置情報を受信する検索結果受信部とを有する無線 ID タグ検索支援装置とを備える'ことを特徴とする無線 I Dタグ検索システム。

1 5 . 無線 IDタグを検索する無線 ID検索装置が、

検索依頼照合ステップにおいて、前記検索依頼が示す前記無線 ID タグと無線 ID情報取得ステップにおいて検索した前記無線 IDタグが一致した場合、前記無線 IDタグの情報と前記位置情報を送信するメッセ一ジ送信ステップと、

無線 I Dタグ検索支援装置が、