JP2003150692A - 捜索システム、捜索方法及びプログラム - Google Patents

捜索システム、捜索方法及びプログラム

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JP2003150692A
JP2003150692A JP2001344704A JP2001344704A JP2003150692A JP 2003150692 A JP2003150692 A JP 2003150692A JP 2001344704 A JP2001344704 A JP 2001344704A JP 2001344704 A JP2001344704 A JP 2001344704A JP 2003150692 A JP2003150692 A JP 2003150692A
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Tetsuya Itabashi
哲也 板橋
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Casio Computer Co Ltd
Casio Soft Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Soft Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、盗難又は紛失にあった対象を
捜索し、依頼者に発見した対象の情報を提供することで
ある。 【解決手段】商品販売センタサーバ1と、商品顧客端末
2A,2Bと、捜索協力者端末3A,3B,3Cとを通
信ネットワーク4で通信接続した捜索システムαにおい
て、商品顧客端末のユーザである依頼者から対象である
商品の捜索依頼がある場合、商品販売センタサーバ1
は、捜索依頼のあった商品の商品個別IDを捜索協力者
端末3A,3B,3Cへ送信し、捜索協力者端末3A,
3B,3Cは、商品のタグIDを検出して、検出したタ
グIDと前記送信された商品個別IDとが一致する場
合、当該商品個別ID及び自端末IDを商品販売センタ
サーバ1へ送信し、商品販売センタサーバ1は、送信さ
れた情報に対応する商品名、発見位置及び協力者メール
アドレスを記載した電子メールを作成し依頼者の商品顧
客端末へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品等の物品の捜
索を行う捜索システム、捜索方法及びプログラムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカードの付帯サービス
事業として、小売商品等の物品の保証サービスが存在し
ていた。顧客が購入した物品が破損、盗難、紛失等にあ
った場合に代金を支払うサービスである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の破損保
証サービスでは、代金の保証であって、購入した物品が
顧客の手元に戻ることは100パーセントありえないと
いう問題があった。また、商品が販売される前に盗難、
紛失等にあった場合、物品が販売者の手元に戻ることも
ありえなかった。
【0004】本発明の課題は、盗難又は紛失にあった対
象を捜索し、依頼者に発見した対象の情報を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、捜索依頼のあった対象に付与される対象識別媒体の
対象識別情報を管理する捜索管理装置と、当該捜索管理
装置とネットワークを介して通信接続する複数の捜索端
末装置とからなる捜索システムであって、前記捜索管理
装置は、依頼者から捜索依頼があった対象に付与される
対象識別媒体の対象識別情報を前記捜索端末装置へ送信
する管理装置送信手段と、前記捜索端末装置から対象識
別情報を受信する管理装置受信手段と、当該管理装置受
信手段で受信した前記対象識別情報に対応する対象が発
見された旨を、前記依頼者の依頼者端末装置へ通知する
通知手段とを具備し、前記捜索端末装置は、前記捜索管
理装置から前記対象識別情報を受信する端末装置受信手
段と、当該端末装置受信手段で受信した前記対象識別情
報を記憶する対象端末記憶手段と、近隣に対して対象識
別情報の検出を行う対象識別情報検出手段と、当該対象
識別情報検出手段で検出した対象識別情報と、前記対象
端末記憶手段上の対象識別情報とが一致するかを判別す
る端末装置判別手段と、当該端末装置判別手段で対象識
別情報が一致すると判別した場合、当該一致した対象識
別情報を前記捜索管理装置へ送信する端末装置送信手段
とを具備する捜索システムであることを特徴とする。
【0006】従って、請求項1の発明によれば、捜索依
頼のあった対象をその対象に付与される対象識別媒体の
対象識別情報で探すため、その対象識別情報を各所に所
在する捜索端末装置に対して送信して、その各所の捜索
端末装置においてその対象識別情報が近隣に存在するか
否かを定期的に捜索検出させることで、対象の捜索を複
数の捜索端末装置で自動的に行わせるようにし、その定
期的な捜索検出で何れかの捜索端末装置がその対象識別
情報を検出した際、その捜索依頼のあった対象を発見し
たものとして、その依頼者に対して直ちにその発見通知
をするようにしたので、捜索依頼のあった対象の捜索を
自動化することができ、捜索端末装置の数を増やせば、
捜索依頼のあった対象をより迅速に、しかも人間が意識
することなく自動的に捜索し、発見確保された対象を依
頼者に返還することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、捜索依頼のあっ
た対象に付与される対象識別媒体の対象識別情報を管理
する捜索管理装置と、当該捜索管理装置とネットワーク
を介して通信接続する複数の捜索端末装置とからなる捜
索システムであって、前記捜索管理装置は、依頼者から
捜索依頼があった対象に付与される対象識別媒体の対象
識別情報を記憶する対象管理記憶手段と、前記捜索端末
装置から対象識別情報を受信する管理装置受信手段と、
当該管理装置受信手段で受信した対象識別情報と、前記
対象管理記憶手段上の対象識別情報とが一致するかを判
別する管理装置判別手段と、当該管理装置判別手段で対
象識別情報が一致すると判別した場合、当該対象識別情
報に対応する対象が発見された旨を、前記依頼者の依頼
者端末装置へ通知する通知手段とを具備し、前記捜索端
末装置は、近隣に対して対象識別情報の検出を行う対象
識別情報検出手段と、当該対象識別情報検出手段で検出
した対象識別情報を前記捜索管理装置へ送信する端末装
置送信手段とを具備する捜索システムであることを特徴
とする。
【0008】従って、請求項2の発明によれば、捜索端
末装置に対象識別情報の検出及び送信の機能を持たせ、
対象識別情報の判別機能を捜索管理装置に持たせたの
で、捜索端末装置をシンプル且つ安価に生産でき、より
多くの捜索端末装置を設置して、捜索依頼のあった対象
の発見確立を高めることができ、より多く発見確保され
た対象を依頼者に返還することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態を順に説明
する。
【0010】(第1の実施の形態)本実施の形態を図1
〜図11を参照して説明する。先ず、本実施の形態の装
置的特長を図1〜図3を参照して説明する。図1は、本
実施の形態の捜索システムαの構成を示すブロック図で
あり、図2は、商品販売センタサーバ1の内部構成を示
すブロック図であり、図3は、捜索協力者端末3A,3
B,3Cの内部構成を示すブロック図である。
【0011】図1に示すように、捜索システムαは、商
品の販売及びサポートを行う商品販売センタサーバ1
と、商品を購入した顧客の端末である商品顧客端末2
A,2Bと、商品の捜索に協力する協力者の端末である
捜索協力者端末3A,3B,3Cと、商品販売センタサ
ーバ1、商品購入ユーザ端末2A,2B、捜索協力者端
末3A,3B,3Cを通信接続する通信ネットワーク4
からなる。なお、商品販売センタサーバ1は、請求項に
記載の捜索管理装置としての機能を有し、商品顧客端末
2A,2Bは、請求項に記載の依頼者端末装置としての
機能を有し、捜索協力者端末3A,3B,3Cは、請求
項に記載の捜索端末装置としての機能を有する。
【0012】商品顧客端末2A,2B、及び捜索協力者
端末3A,3B,3Cは、それぞれ代表的に示したもの
であり、この設置台数に限定されるものではなく、その
他の台数でもよい。
【0013】商品販売センタサーバ1は、サーバ装置で
あり、図2に示すように、各部の中央制御を行うCPU
(Central Processing Unit)1aと、管理者の入力を
介する入力部1bと、情報を一時的に格納するRAM
(Random Access Memory)1cと、管理者への情報を表
示する表示部1dと、情報を記憶する記憶部1eと、通
信ネットワーク4との情報の伝送を制御する通信部1f
と、CPU1a、入力部1b、RAM1c、表示部1
d、記憶部1e、通信部1fを接続するバス1gとを有
する。
【0014】CPU1aは、捜索協力者募集処理、商品
捜索依頼受付処理及び商品発見通知処理を実行する。C
PU1aは、捜索協力者募集処理の実行により、協力申
込ページを捜索協力者端末に送信し、入力された協力者
の協力者名、協力者メールアドレス、端末ID及び住所
を捜索協力者端末から受信し、協力者IDを生成し、協
力者データベースCに協力者のレコードとして新規登録
し、前記受信した端末IDの捜索協力者端末へタグ探索
フラグ設定要求を送信する(図8参照)。
【0015】また、CPU1aは、商品捜索依頼受付処
理の実行により、商品捜索申込ページを商品顧客端末2
A,2Bへ送信し、顧客ID、商品名、紛失エリアを商
品顧客端末2A,2Bから受信し、当該受信した顧客I
D及び商品名をキーとして商品販売データベースAのレ
コードを検索し、レコードがある場合、当該検索したレ
コードから商品個別IDを取得し、当該取得した商品個
別ID、前記受信した顧客ID、商品名、紛失エリアを
捜索依頼データベースDのレコードとして登録し、紛失
エリア内に居住する協力者のレコードを協力者レコード
Cから抽出し、当該抽出した全協力者のレコードの端末
IDの捜索協力者端末に、商品個別ID配信要求及び商
品個別IDを送信する(図9参照)。
【0016】また、CPU1aは、商品発見通知処理の
実行により、商品個別ID及び端末IDを捜索協力者端
末から受信し、捜索依頼データベースDから商品個別I
Dの一致するレコードを抽出し、当該抽出したレコード
に発見済フラッグをセットし、当該レコードの依頼者I
Dを取得し、当該取得した依頼者IDに対応する依頼者
メールアドレスを顧客データベースBから取得し、前記
受信した端末IDの一致する協力者のレコードを協力者
データベースCから抽出し、当該抽出した協力者のレコ
ードの還元ポイントを更新し、当該協力者のレコードか
ら協力者メールアドレスを取得する。
【0017】また、CPU1aは、前記受信した端末I
Dの捜索協力者端末の現在位置を位置検索システムを介
して取得し、前記受信した商品個別IDに対応した商品
名、前記取得した発見位置(現在位置)、協力者メール
アドレスを記載した電子メールを作成して、前記取得し
た依頼者メールアドレスへ送信し、前記抽出した捜索依
頼データベースDのレコードの紛失エリア内に居住する
協力者のレコードを協力者データベースDから抽出し、
当該抽出した協力者のレコードの端末IDに対応する捜
索協力者端末に、発見した商品の商品個別ID削除要求
を送信する(図11参照)。なお、CPU1aは、請求
項に記載の通知手段としての機能を有する。
【0018】入力部1bは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びポインテ
ィングデバイスとしてマウスを含み、キーボードで押下
された押下信号やマウスの位置信号をCPU1aに出力
する。
【0019】RAM1cは、各種プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、CPU
1aでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。
【0020】表示部1dは、CRT(Cathode Ray Tub
e)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等により
構成され、CPU1aから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
【0021】記憶部1eは、プログラムやデータなどが
予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体(図示せず)
を有し、当該記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体、若
しくは半導体等の不揮発性メモリ等のCPU1a読取り
可能な記録媒体で構成されている。記録媒体は、ハード
ディスク等の固定的に設けたもの、若しくはCD−RO
M、メモリカード等の着脱自在に装着する可搬型のもの
を含む。
【0022】記憶部1eには各種処理プログラム、及び
これらのプログラムで処理する又は処理されたデータ等
の各種データを格納する。RAM1c及び記憶部1e
は、CPU1aの制御により内部データの書換が可能な
構成である。
【0023】また、記憶部1eに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
LAN、WAN等の通信ネットワーク4を介して通信部
1fから受信して格納する構成にしてもよく、また、記
憶部1eは通信ネットワーク4上に構築された外部機器
の記憶装置であってもよい。更に、前記各種プログラム
を通信ネットワーク4を介して外部機器へ送信及びイン
ストールする構成にしてもよい。なお、記憶部1eは、
請求項に記載の協力者記憶手段としての機能を有する。
【0024】通信部1fは、通信ネットワーク4を介し
て、外部機器との通信を行うためのネットワークカー
ド、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ等によ
って構成される。なお、通信部1fは、請求項に記載の
管理装置送信手段、管理装置受信手段としての機能を有
する。
【0025】なお、商品販売センタサーバ1は、ここで
は、1台のサーバ装置で表現しているが、通信ネットワ
ーク4を介した複数の情報処理装置を設置して、各種処
理を各情報処理装置で分散して実行する構成でもよい。
この場合、各種処理を実行する負荷が分散される。この
説明は、第2の実施の形態の捜索センタサーバ6でも同
様である。
【0026】商品顧客端末2A,2Bは、端末装置であ
り、商品販売センタサーバ1のCPU1a、入力部1
b、RAM1c、表示部1d、記憶部1e、通信部1
f、バス1gと同様の、CPU2a、入力部2b、RA
M2c、表示部2d、記憶部2e、通信部2f、バス2
gからなる。
【0027】商品顧客端末2A,2Bは、例えば、デス
クトップPC、ノートPC、PDA(Personal Digital
Assistants)等であるが、携帯電話、PHS(Persona
l Handyphone System)等でもよい。
【0028】捜索協力者端末3A,3B,3Cは、携帯
端末装置であり、図3に示すように、CPU3a、入力
部3b、RAM3c、表示部3d、記憶部3e、通信部
3f、バス3g、音出力部3h、タグ探索発信部3i及
びタイマ3jを有する。CPU3a、入力部3b、RA
M3c、表示部3d、記憶部3e、通信部3f、バス3
gは、商品販売センタサーバ1のCPU1a、入力部1
b、RAM1c、表示部1d、記憶部1e、通信部1
f、バス1gと同様であり、異なる部分について説明す
る。
【0029】CPU3aは、商品捜索処理を実行する。
CPU3aは、商品捜索処理の実行により、端末処理実
行中でなく、タグ探索フラグE1があり、商品販売セン
タサーバ1から要求があり、当該要求が商品個別ID要
求である場合、商品個別IDを商品販売センタサーバ1
から受信し、当該受信した商品個別IDをタグ探索ファ
イルEの商品個別IDE2に登録し、前記要求が商品個
別ID削除要求である場合、削除対象の商品個別IDを
商品販売センタサーバ1から受信し、当該受信した削除
対象の商品個別IDをタグ探索ファイルEの商品個別I
DE2から削除する。
【0030】また、CPU3aは、端末処理実行中でな
く、タグ探索フラグE1があり、商品販売センタサーバ
1から要求がない場合、タイマ3jを用いて10分間隔
毎に、近隣に対してチャージ波をタグ探索発信部3iか
ら発信し、タグIDの応答がある場合に当該タグIDを
受信し、当該受信したタグIDと一致する商品個別ID
E2の商品個別IDがある場合、音出力部3iから発見
アラームを出力し、一致した商品個別IDと自端末ID
を商品販売センタサーバ1へ送信する(図10参照)。
なお、CPU3aは、請求項に記載の端末装置判別手段
としての機能を有する。
【0031】入力部3bは、捜索協力者端末3A,3
B,3Cのユーザである協力者に対して入力をさせる構
成をとり、表示部2dは、同じく協力者に対して表示を
行う。通信部3fは、通信ネットワーク4との無線通信
を制御するアンテナ、無線送受信回路等からなる。音出
力部3hは、ユーザである協力者にアラーム音等を報知
する。なお、記憶部3eは、請求項に記載の対象端末記
憶手段としての機能を有し、通信部3fは、請求項に記
載の端末装置送信手段、端末装置受信手段としての機能
を有する。
【0032】タグ探索発信部3iは、商品5を捜索する
ためのチャージ波を発信する機能を有する。捜索中の商
品5のIDタグ5aは、当該チャージ波を受信した場
合、商品5のタグID信号を発信し、タグ探索発信部3
iは、当該タグID信号を受信してCPU3aへ送信す
る機能を有する。商品5には各商品を個別に識別するた
めの商品個別IDが割当てられており、IDタグ5a
は、当該商品個別IDに対応したタグIDの信号である
タグID信号を発信する。タグ探索発信部3iは、例え
ば、RFID(Radio Frequency Identification)等の
非接触型の識別システムを用いる。タイマ3jは、時間
間隔を出力するタイマである。なお、タグ探索発信部3
iは、請求項に記載の対象識別情報検出手段としての機
能を有する。
【0033】商品購入ユーザ端末3A,3B,3Cは、
例えば、タグ探索発信部3iを有する、ノートPC、P
DA(Personal Digital Assistants)、携帯電話、P
HS(Personal Handyphone System)等の携帯端末であ
る。
【0034】通信ネットワーク4は、例えばインターネ
ット等の通信ネットワークであり、LAN(Local Area
Network)又はWAN(Wide Area Network)を含めて
もよく、電話回線網、ISDN回線網、広域帯通信回線
網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回
線、光通信回線、無線通信回線と、それらを接続するイ
ンターネットサービスプロバイダ等を含む構成でもよ
い。
【0035】次に、図4及び図5を参照して、商品販売
センタサーバ1の記憶部1eに記憶するデータベース
(DB)を説明する。図4は、記憶部1eに記憶するデ
ータベースを示す図であり、(I)は商品販売データベ
ースAの構成を示す図であり、(II)は顧客データベー
スBの構成を示す図である。図5は、同じく、記憶部1
eに記憶するデータベースを示す図であり、(I)は協
力者データベースCの構成を示す図であり、(II)は捜
索依頼データベースDの構成を示す図である。
【0036】商品販売センタサーバ1の記憶部1eは、
商品販売データベースAと、顧客データベースBと、協
力者データベースCと、捜索依頼データベースDとを記
憶する。
【0037】商品販売データベースAには、販売店等の
販売者及び当該販売者が販売した商品に関する情報を格
納する。商品販売データベースAには、具体的には、販
売した商品を個別に識別する商品個別IDA1と、商品
個別IDA1に対応する商品の種別コードである商品コ
ードA2と、商品コードA1に対応する商品の商品名A
3と、商品個別IDA1に対応する商品を販売した販売
者のIDである販売者IDA4と、商品個別IDA1に
対応する商品が販売された日付である販売日A5と、商
品個別IDA1に対応する商品の販売額A6とを格納す
る。商品販売データベースAは、商品個別IDA1をキ
ーとして、各レコードを形成する。
【0038】顧客データベースBには、商品を購入した
顧客に関する情報を格納する。顧客データベースBに
は、具体的には、顧客のIDである顧客IDB1と、顧
客IDB1に対応する顧客の顧客名B2と、顧客IDB
1に対応する顧客の電子メールアドレスである顧客メー
ルアドレスB3と、顧客IDB1に対応する顧客の住所
B4と、顧客IDB1に対応する顧客の商品の購入額B
5とを格納する。顧客データベースBは、顧客IDB1
をキーとして、各レコードを形成する。
【0039】協力者データベースCには、商品の捜索に
協力する協力者に関する情報を格納する。協力者データ
ベースCには、具体的には、協力者のIDである協力者
IDC1と、協力者IDC1に対応する協力者の協力者
名C2と、協力者IDC1に対応する協力者の電子メー
ルアドレスである協力者メールアドレスC3と、協力者
IDC1に対応する協力者が所有する捜索協力者端末の
IDである端末IDC4と、協力者IDC1に対応する
協力者の住所C5と、協力者IDC1に対応する協力者
への特典である還元ポイントの量を示す還元ポイントC
6とを格納する。協力者データベースCは、協力者ID
C1をキーとして、各レコードを形成する。
【0040】捜索依頼データベースDには、商品の捜索
に関する情報を格納する。捜索依頼データベースDに
は、具体的には、捜索する商品を個別に識別する商品個
別IDD1と、商品個別IDD1に対応する商品の捜索
の依頼者のIDである依頼者IDD2と、商品個別ID
D1に対応する商品の商品名D3と、商品個別IDD2
に対応する商品の紛失エリアD4と、商品個別IDD2
に対応する商品が発見されたか否かを示す発見済フラグ
D5とを格納する。捜索依頼データベースDは、商品個
別IDD1をキーとして、各レコードを形成する。
【0041】次に、図6を参照して、捜索協力者端末3
A,3B,3Cの記憶部3eに記憶するタグ探索ファイ
ルEを説明する。図6は、タグ探索ファイルEの構成を
示す図である。タグ探索ファイルEには、捜索協力者端
末のユーザが協力者として登録されたことを示すフラグ
であるタグ探索フラグE1と、捜索依頼のあった商品の
商品個別IDE2とを記憶する。
【0042】次に、捜索システムαの動作を図7〜図1
1を参照して説明する。図7は、商品販売センタサーバ
1が配信するページ例を示す図であり、(I)はトップ
ページ例を示す図であり、(II)は商品捜索例を示す図
であり、(III)は協力申込ページ例を示す図である。
図8は、商品販売センタサーバ1で実行する捜索協力者
募集処理のフローチャートであり、図9は、商品販売セ
ンタサーバ1で実行する商品捜索依頼受付処理のフロー
チャートであり、図10は、捜索協力者端末3A,3
B,3Cで実行する商品捜索処理のフローチャートであ
り、図11は、商品販売センタサーバ1で実行する発見
通知処理のフローチャートである。
【0043】商品販売センタサーバ1は、商品の販売及
びサポートを行うサーバである。ここで、商品販売セン
タサーバ1のCPU1aが、通信部1f及び通信ネット
ワーク4を介して、商品顧客端末2A,2B、捜索協力
者端末3A,3B,3C等の通信ネットワーク4接続さ
れる端末に公開配信するホームページのトップページを
説明する。トップページには、選択入力待ちの、の商
品販売の項目、並びに、サポートの項目である、の顧
客登録の項目、の販売済商品捜索の項目及びの捜索
協力者募集の項目とを設ける。
【0044】最初に、商品販売センタサーバ1で実行す
る、商品を販売する商品販売処理、及び商品を販売した
顧客をユーザ登録する顧客登録処理を簡単に説明する。
商品顧客端末2A,2BのCPU2aは、通信ネットワ
ーク4及び通信部2fを介して、商品販売センタサーバ
1からトップページのデータを受信し、当該トップペー
ジのデータを用いて、トップページを表示部2dに表示
する。商品顧客端末2A,2Bのユーザは、トップペー
ジのの商品販売の項目を入力部2bから選択入力す
る。CPU2aは、の商品販売の項目の選択の旨を通
信部2f及び通信ネットワーク4を介して商品販売セン
タサーバ1へ送信する。
【0045】その後、商品販売センタサーバ1のCPU
1aは、の商品販売の項目の選択の旨を通信ネットワ
ーク4及び通信部2fを介して商品顧客端末2A,2B
から受信し、インターネットのホームページを用いるネ
ットショッピング形式の商品販売処理を実行し、商品顧
客端末2A,2Bのユーザに対して商品の販売を行う。
そして、CPU1aは、商品顧客端末2A,2Bのユー
ザに販売した商品における商品個別IDと、商品コード
と、商品名と、販売者IDと、販売日と、販売額とを、
記憶部1e上の商品販売データベースAの商品個別ID
A1、商品コードA2、商品名A3、販売者IDA4、
販売日A5、販売額A6に、商品個別ID毎のレコード
として、それぞれ格納する。
【0046】そして、商品販売センタサーバ1から再び
トップページのデータを通信部1f及び通信ネットワー
ク4を介して商品顧客端末2A,2Bに送信する。商品
顧客端末2A,2BのCPU2aは、同様に通信ネット
ワーク4及び通信部2fを介して、商品販売センタサー
バ1からトップページのデータを受信し、当該トップペ
ージのデータを用いて、トップページを表示部2dに表
示する。商品顧客端末2A,2Bのユーザは、トップペ
ージのの顧客登録の項目を入力部2bから選択入力す
る。CPU2aは、の顧客登録の項目の選択の旨を通
信部2f及び通信ネットワーク4を介して商品販売セン
タサーバ1へ送信する。
【0047】その後、商品販売センタサーバ1のCPU
1aは、の顧客登録の項目の選択の旨を通信ネットワ
ーク4及び通信部2fを介して商品顧客端末2A,2B
から受信し、顧客登録処理を実行する。そして、商品顧
客端末2A,2Bのユーザ(顧客)は、入力部2bから
で入力した顧客IDと、顧客名と、顧客メールアドレス
と、住所と、還元ポイントとを入力し、CPU2aは、
入力された顧客ID、顧客名、顧客メールアドレス、住
所及び還元ポイントを、通信部2f及び通信ネットワー
ク4を介して商品販売センタサーバ1へ送信する。
【0048】CPU1aは、顧客ID、顧客名、顧客メ
ールアドレス、住所及び還元ポイントを商品顧客端末2
A,2Bから受信し、記憶部1e上の顧客データベース
Bの顧客IDB1、顧客名B2、顧客メールアドレスB
3、住所B4、還元ポイントB5に、顧客ID毎のレコ
ードとして、それぞれ格納する。
【0049】ここで、図8を参照して、商品販売センタ
サーバ1で実行する捜索協力者募集処理を説明する。捜
索協力者募集処理は、紛失又は盗難にあった商品の捜索
に協力してくれる協力者を募集し登録する処理である。
予め、捜索協力者端末3A,3B,3Cのユーザは協力
者として登録していないものとし、以下、捜索協力者端
末3Aについて代表して説明する。捜索協力者端末3A
のCPU3aは、通信ネットワーク4及び通信部3fを
介して、商品販売センタサーバ1から前記トップページ
のデータを受信し、当該トップページのデータを用い
て、表示部3dにトップページを表示する。
【0050】捜索協力者端末3Aのユーザは入力部3b
への捜索協力者募集の項目を入力部3bから選択入力
する。CPU3aは、の捜索協力者募集の項目の選択
の旨を、通信部3f及び通信ネットワーク4を介して商
品販売センタサーバ1へ送信し、商品販売センタサーバ
1のCPU1aが、の捜索協力者募集の項目の選択の
旨を通信ネットワーク4及び通信部1fを介して受信
し、当該の捜索協力者募集の項目の選択の旨の受信を
トリガとして、CPU1aは、記憶部1eに予め記憶さ
れている捜索協力者募集処理のプログラムデータをRA
M1cに展開して、捜索協力者募集処理の実行を開始す
る。
【0051】図8のフローチャートは、商品販売センタ
サーバ1を構成するコンピュータに各機能を実現させる
ための処理を説明する為のものである。この処理は、C
PU1aが読取可能なプログラムコードの形態で記憶部
1eに格納されている例で説明するが、全ての機能を記
憶部1eに格納する必要は無く、必要に応じてその一部
若しくは全部を通信ネットワーク4を介して通信部1f
から受信して実現するようにしてもよい。この説明は、
以下、本実施の形態及び第2の実施の形態で述べる、各
装置で実行する各処理においても同様である。
【0052】先ず、CPU1aは、記憶部1eに予め記
憶していた、HTML(Hyper TextMarkup Languag
e)、XML(eXtensive Markup Language)等の形式の
協力申込ページのデータを、通信部1f及び通信ネット
ワーク4を介して捜索協力者端末3Aへ送信する(ステ
ップS1)。
【0053】ここで、図7(III)を参照してステップ
S1における協力申込ページ例を説明する。協力申込ペ
ージは、図7(I)に示すトップページでの捜索協力
者募集の項目を選択入力した場合のページであり、商品
捜索に協力する協力者の協力者名と、協力者の電子メー
ルアドレスであるメールアドレスと、協力者の住所と、
協力者がユーザである捜索協力者端末の端末IDとの入
力欄を設けている。但し、捜索協力者端末が、タグ探索
発信部3iを設け、タグ探索機能を有することが商品捜
索の協力申込の入力を行うことができる条件である。端
末IDは、捜索協力者端末が携帯電話、PHSの場合、
電話番号となる。
【0054】捜索協力者端末3AのCPU3aは、通信
ネットワーク4及び通信部3fを介して、協力申込者ペ
ージのデータを受信し、協力申込者ページのデータを用
いて、協力申込者ページを表示部3dに表示し、ユーザ
に入力部3bから、ユーザの協力者名、協力者メールア
ドレス、住所及び捜索協力者端末3Aの端末IDを入力
させて、入力された協力者名、協力者メールアドレス、
住所及び端末IDを通信部3f及び通信ネットワーク4
を介して商品販売センタサーバ1へ送信する。
【0055】そして、CPU1aは、捜索協力者端末か
ら、通信ネットワーク4及び通信部1fを介して、入力
された協力者名、協力者メールアドレス、住所及び端末
IDを捜索協力者端末3Aから受信する(ステップS
2)。そして、CPU1aは、捜索協力者端末3Aのユ
ーザを協力者として識別する協力者IDを生成する(ス
テップS3)。
【0056】そして、CPU1aは、ステップS2で受
信した協力者名、協力者メールアドレス、住所及び端末
ID、並びに、ステップS3で生成した協力者IDを、
協力者レコードとして、記憶部1e上の協力者データベ
ースCの協力者名C2、協力者メールアドレスC3、端
末IDC4、住所C5、協力者IDC1にそれぞれ新規
に登録する(ステップS4)。
【0057】そして、CPU1aは、タグ探索フラグ設
定要求を、ステップS4で登録した端末IDの協力者端
末に対して、通信部1f及び通信ネットワーク4を介し
て送信し(ステップS5)、捜索協力者募集処理を終了
する。ここでは、捜索協力者端末3Aに送信するものと
する。
【0058】捜索協力者端末3AのCPU3aは、通信
ネットワーク4及び通信部3fを介して、タグ探索フラ
グ設定要求を受信し、記憶部3e上のタグ探索ファイル
Eにタグ探索フラグE1を設定し記憶する。
【0059】捜索協力者募集処理により、捜索協力者端
末3Aのユーザと同様に、捜索協力者端末3B,3Cの
ユーザも捜索の協力者として登録されたものとする。
【0060】次に、図9を参照して、商品販売センタサ
ーバ1で実行する商品捜索依頼受付処理を説明する。商
品捜索依頼受付処理は、紛失又は盗難にあった商品の捜
索依頼を登録する処理である。予め、商品顧客端末2
A,2Bのユーザである顧客は捜索依頼を登録していな
いものとし、以下、商品顧客端末2Aのユーザである顧
客から捜索依頼がある場合を説明する。
【0061】今、商品顧客端末2Aのユーザがの販売
済商品捜索の項目を選択入力部2bから入力する。CP
U2aは、の販売済商品捜索の項目の選択の旨を、通
信部2f及び通信ネットワーク4を介して商品販売セン
タサーバ1へ送信し、商品販売センタサーバ1のCPU
1aが、の捜索協力者募集の項目の選択の旨を通信ネ
ットワーク4及び通信部1fを介して受信し、当該の
捜索協力者募集の項目の選択の旨の受信をトリガとし
て、CPU1aは、記憶部1eに予め記憶されている商
品捜索依頼受付処理のプログラムデータをRAM1cに
展開して、商品捜索依頼受付処理の実行を開始する。
【0062】先ず、CPU1aは、記憶部1eに予め記
憶していた、HTML、XML等の形式の商品捜索ペー
ジのデータを、通信部1f及び通信ネットワーク4を介
して商品顧客端末2Aへ送信する(ステップT1)。
【0063】ここで、図7(II)を参照してステップT
1における商品捜索ページ例を説明する。商品捜索ペー
ジは、図7(I)に示すトップページでの販売済商品
捜索の項目を選択入力した場合のページであり、商品の
捜索を依頼する顧客の顧客IDと、紛失又は盗難にあっ
た商品の商品名と、商品を紛失又は盗難にあった地域で
ある紛失エリアとの入力欄を設けている。
【0064】商品顧客端末2AのCPU2aは、通信ネ
ットワーク4及び通信部2fを介して、商品捜索ページ
のデータを受信し、商品捜索ページのデータを用いて、
商品捜索ページを表示部2dに表示し、ユーザである顧
客に入力部2bから、ユーザの顧客ID、商品名及び紛
失エリアを入力させて、入力された顧客ID、商品名及
び紛失エリアを、通信部2f及び通信ネットワーク4を
介して商品販売センタサーバ1へ送信する。
【0065】そして、CPU1aは、商品顧客端末2A
から、入力された顧客ID、商品名及び紛失エリアを、
通信ネットワーク4及び通信部1fを介して受信する
(ステップT2)。そして、CPU1aは、ステップT
2で受信した顧客ID及び商品名をキーとして、記憶部
1e上の商品販売データベースAのレコードを検索する
(ステップT3)。
【0066】そして、CPU1aは、商品販売データベ
ースAに、顧客ID及び商品名が該当するレコードがあ
るかを判別する(ステップT4)。顧客ID及び商品名
が該当するレコードがない場合(ステップT4;N
O)、商品捜索依頼受付処理を終了する。
【0067】顧客ID及び商品名が該当するレコードが
ある場合(ステップT4;YES)、CPU1aは、検
索した該当するレコードから商品個別IDを取得する
(ステップT5)。そして、CPU1aは、ステップT
3で取得した商品個別ID、並びに、ステップT2で受
信した顧客ID、商品名及び紛失エリアを、それぞれ、
記憶部1e上の捜索依頼データベースDの商品個別ID
D1、依頼者IDD2、商品名D3、紛失エリアD4に
レコードとして登録する(ステップT6)。
【0068】そして、CPU1aは、記憶部1e上の協
力者データベースCの住所C5を参照して、ステップT
2で受信した紛失エリアに対応する住所に居住する協力
者のレコードを、協力者データベースCから抽出する
(ステップT7)。具体的には、CPU1aは、捜索依
頼データベースDの住所C5を参照し、紛失エリアに対
応する住所をキーとしてレコードを抽出する。
【0069】そして、CPU1aは、ステップT7で抽
出した各協力者のレコードの端末IDを取得して、当該
端末IDに対応する捜索協力者端末に対して、商品個別
ID配信要求及びステップT5で取得した商品個別ID
を、通信部1f及び通信ネットワーク4を介して送信す
る(ステップT8)。
【0070】そして、CPU1aは、ステップT8で取
得した端末IDに対応する全ての捜索協力者端末に対し
て、商品個別IDの配信要求及び商品個別IDを送信し
たかを判別する(ステップT9)。取得した端末IDに
対応する全ての捜索協力者端末に送信していない場合
(ステップT9;NO)、ステップT8へ戻る。取得し
た端末IDに対応する全ての捜索協力者端末に送信した
場合(ステップT9;YES)、商品捜索依頼受付処理
を終了する。
【0071】次に、図10を参照して、捜索協力者端末
3A,3B,3Cで実行する商品捜索処理を説明する。
商品捜索処理は、紛失又は盗難にあった商品の捜索を自
動的に行う処理であり、通常の端末処理を含める処理と
して行う。捜索協力者端末3A,3B,3Cの記憶部3
eに予め記憶されている商品捜索処理のプログラムデー
タをRAM3cに展開して、商品捜索処理の実行を開始
する。ここでは、捜索協力者端末3Aを代表して説明す
る。
【0072】先ず、捜索協力者端末3AのCPU3a
は、捜索協力者端末3A上で端末処理要求があるかを判
別する(ステップU1)。端末処理とは、商品の捜索の
処理を除く、捜索協力者端末3A上で実行する各種処理
である。端末処理要求がある場合(ステップU1;YE
S)、CPU3aは、端末処理要求に対応する端末処理
を実行する(ステップU2)。そして、ステップU1へ
戻る。
【0073】端末処理要求がない場合(ステップU1;
NO)、CPU3aは、記憶部3e上のタグ探索ファイ
ルEにタグ探索フラグE1が設定されているかを判別す
る(ステップU3)。タグ探索フラグE1が設定されて
いない場合(ステップU3;NO)、ステップU1へ戻
る。ステップU3により、ユーザが協力者として登録さ
れた捜索協力者端末のみに、商品捜索の処理を行う構成
である。
【0074】タグ探索フラグE1が設定されている場合
(ステップU3;YES)、CPU3aは、商品販売セ
ンタサーバ1から要求があるかを判別する(ステップU
4)。商品販売センタサーバ1から要求がある場合(ス
テップU4;YES)、CPU3aは、当該要求が商品
個別IDの配信要求であるかを判別する(ステップU
5)。具体的には、商品捜索依頼受付処理のステップT
8に対応して、CPU3aは、商品販売センタサーバ1
から、商品個別ID配信要求を、通信ネットワーク4及
び通信部3fを介して受信したかで判別する。
【0075】商品個別ID配信要求である場合(ステッ
プU5;YES)、CPU3aは、商品個別IDを、通
信ネットワーク4及び通信部3fを介して受信する(ス
テップU6)。そして、CPU3aは、ステップU6で
受信した商品個別IDを、記憶部3e上のタグ探索ファ
イルEの商品個別IDE2に登録する(ステップU
7)。そして、ステップU1へ戻る。
【0076】商品個別ID配信要求でない場合(ステッ
プU5;NO)、CPU3aは、ステップU4における
要求が商品個別ID削除要求であるかを判別する(ステ
ップU8)。具体的には、CPU3aは、商品販売セン
タサーバ1から商品個別ID削除要求を、通信ネットワ
ーク4及び通信部3fを介して受信したかにより判別す
る。
【0077】商品個別ID削除要求でない場合(ステッ
プU8;NO)、ステップU1へ戻る。商品個別ID削
除要求である場合(ステップU8;YES)、CPU3
aは、商品販売センタサーバ1から、削除対象の商品個
別IDを、通信ネットワーク4及び通信部3fを介して
受信する(ステップU9)。そして、CPU3aは、ス
テップU9で受信した削除対象の商品個別IDを、記憶
部3e上のタグ探索ファイルEの商品個別IDE2から
削除する(ステップU10)。そして、ステップU1へ
戻る。
【0078】商品販売センタサーバ1から要求がない場
合(ステップU4;NO)、CPU3aは、タイマ3j
を用いて10分間隔であるかを判別する(ステップU1
1)。具体的には、タイマ3jでタイマスタートしてか
ら10分が経過したかにより判別する。なお、ステップ
U11では、10分に限定されるものではなく、他の時
間間隔でもよい。10分間隔でない場合(ステップU1
1;NO)、ステップU1へ戻る。
【0079】10分間隔である場合(ステップU11;
YES)、CPU3aは、タイマ3jのタイマをタイマ
スタートし、記憶部3e上のタグ探索ファイルEに商品
個別IDE2が記憶されているかを判別する(ステップ
U12)。なお、最初にステップU11を実行する場合
ステップU12へ進む。商品個別IDE2が記憶されて
いない場合(ステップU12;NO)、ステップU1へ
戻る。
【0080】商品個別IDE2が記憶されている場合
(ステップU12;YES)、CPU3aは、商品5の
IDタグ5aを探索するためのチャージ波をタグ探索発
信部3iから近隣に発信させる(ステップU13)。そ
して、CPU3aは、商品5のIDタグ5aから、チャ
ージ波に応答したタグID信号をタグ探索発信部3iで
受信するかを判別する(ステップU14)。タグID信
号の応答がない場合(ステップU14;NO)、ステッ
プU1へ戻る。
【0081】タグID信号の応答がある場合(ステップ
U14;YES)、CPU3aは、タグ探索発信部3i
からタグID信号を受信し、RAM3cにタグIDを格
納する(ステップU15)。そして、CPU3aは、ス
テップU15で格納したRAM3c上のタグIDと、記
憶部3e上のタグ探索フラグファイルEの商品個別ID
E2のうちのどれかとが一致するかを判別する(ステッ
プU16)。タグIDと商品個別IDとが一致しない場
合(ステップU16;NO)、ステップU1へ戻る。
【0082】タグIDと商品個別IDとが一致した場合
(ステップU16;YES)、CPU3aは、音出力部
3hから、捜索中の商品を発見した旨の発見アラームを
出力する(ステップU17)。捜索協力者端末3Aのユ
ーザである協力者は、捜索中の商品を発見した旨を発見
アラームで知ることができ、発見アラームは発見した商
品の確保要求も表現するので、場合により、更にその商
品を協力者自身で取得する。
【0083】そして、CPU3aは、発見した商品の商
品個別IDと自分の捜索協力者端末の端末IDとを商品
販売センタサーバ1へ、通信部3f及び通信ネットワー
ク4を介して送信する(ステップU18)。そして、ス
テップU1へ戻る。
【0084】次に、図11を参照して、商品販売センタ
サーバ1で実行する商品発見通知処理を説明する。商品
発見通知処理は、商品販売センタサーバ1上で、捜索協
力者端末3A,3B,3Cで発見された商品の情報を、
捜索を依頼した商品顧客端末2A,2Bへ通知する処理
である。今、捜索協力者端末3Aで商品を発見したもの
とし、商品販売センタサーバ1のCPU1aは、商品捜
索処理のステップU18で捜索協力者端末3Aから、商
品個別ID及び端末IDを通信ネットワーク4及び通信
部1fを介して受信開始したことをトリガとして、記憶
部1eに予め記憶されている商品発見通知処理のプログ
ラムデータをRAM1cに展開して、商品発見通知処理
の実行を開始する。
【0085】先ず、商品販売センタサーバ1のCPU1
aは、捜索協力者端末3Aから、発見した商品の商品個
別IDと、発見した捜索協力者端末の端末IDとを、通
信ネットワーク4及び通信部1fを介して受信する(ス
テップV1)。ステップV1は、捜索協力者端末3A,
3B,3Cにおける商品捜索処理のステップU18に対
応する。
【0086】そして、CPU1aは、ステップV1で受
信した商品個別IDが、記憶部1e上の捜索依頼データ
ベースDの商品個別IDD1と一致するレコードを抽出
する(ステップV2)。そして、CPU1aは、捜索依
頼データベースDの発見済フラグD5において、ステッ
プV2で抽出したレコードに発見済フラグをセットする
(ステップV3)。
【0087】そして、CPU1aは、捜索依頼データベ
ースDの依頼者IDD2から、ステップV2で抽出した
レコードの依頼者IDを取得する(ステップV4)。そ
して、CPU1aは、記憶部1e上の顧客データベース
Bの顧客IDB1を参照し、ステップV4で取得した依
頼者IDに対応する顧客メールアドレスを依頼者メール
アドレスとして、顧客データベースBの顧客メールアド
レスB3から取得する(ステップV5)。
【0088】そして、CPU1aは、ステップV1で受
信した端末IDが、記憶部1e上の協力者データベース
Cの端末IDC4と一致するレコードを抽出する(ステ
ップV6)。そして、CPU1aは、協力者データベー
スCの還元ポイントC6において、ステップV6で抽出
した協力者のレコードの還元ポイントを更新する(ステ
ップV7)。そして、CPU1aは、協力者データベー
スCの協力者メールアドレスC3から、ステップV6で
抽出した協力者のレコードの協力者メールアドレスを取
得する(ステップV8)。
【0089】そして、CPU1aは、ステップV1で受
信した端末IDの捜索協力者端末の現在位置を位置検索
システムを介して取得する(ステップV9)。位置検索
システムは、例えば、PHS等の位置検索システム等で
あり、CPU1aは、図示しない位置検索サーバに捜索
協力者端末の現在位置の通知要求を、通信部1f及び通
信ネットワーク4を介して送信し、位置検索サーバから
捜索協力者端末の現在位置のデータを、通信ネットワー
ク4及び通信部1fから受信することにより取得する。
【0090】そして、CPU1aは、捜索依頼データベ
ースDの商品名D3において、ステップV2で抽出した
レコードの商品名を取得し、ステップV9で取得した捜
索協力者端末の現在位置を発見位置として、取得した商
品名と、発見位置と、ステップV8で取得した協力者メ
ールアドレスとを記載した電子メールを作成する(ステ
ップV10)。
【0091】そして、CPU1aは、ステップV10で
作成した電子メールを、ステップV5で取得した依頼者
メールアドレスへ、通信部1f及び通信ネットワーク4
を介して送信する(ステップV11)。そして、CPU
1aは、記憶部1e上の捜索依頼データベースDの紛失
エリアD4から、ステップV2で抽出したレコードの紛
失エリアを取得し、記憶部1e上の協力者データベース
Cの住所C5を参照して、取得した紛失エリアに対応す
る住所に居住する協力者のレコードを、協力者データベ
ースCから抽出する(ステップV12)。
【0092】そして、CPU1aは、記憶部1e上の協
力者データベースCの端末IDC4を参照して、ステッ
プV12で抽出した協力者のレコードの端末IDを取得
し、取得した端末IDに対応する捜索協力者端末へ、発
見した商品の商品個別ID削除要求を、通信部1f及び
通信ネットワーク4を介して送信し(ステップV1
3)、商品発見通知処理を終了する。ステップV13
は、捜索協力者端末3A,3B,3Cにおける商品捜索
処理のステップU8に対応する。
【0093】よって、本実施の形態によれば、捜索依頼
のあった商品をその商品に付与されるIDタグの商品個
別ID(タグID)で探すため、その商品個別IDを各
所に所在する捜索協力者端末に対して送信して、その各
所の捜索協力者端末においてそのタグIDの商品個別I
D(タグID)が近隣に存在するか否かを定期的に捜索
検出させることで、商品の捜索を複数の捜索協力者端末
で自動的に行わせるようにし、その定期的な捜索検出で
何れかの捜索協力者端末がその商品個別ID(タグI
D)を検出した際、その捜索依頼のあった商品を発見し
たものとして、その依頼者の商品顧客端末に対して直ち
にその発見通知をするようにしたので、捜索依頼のあっ
た商品の捜索を自動化することができ、捜索協力者端末
の数を増やせば、捜索依頼のあった商品をより迅速に、
しかも人間が意識することなく自動的に捜索し、発見確
保された商品を依頼者に返還することができる。
【0094】また、商品販売センタサーバ1は、タグI
Dの商品個別IDに対応する商品が発見された旨に加え
て、端末IDに対応する捜索協力者端末の情報として、
端末IDに対応する捜索協力者端末の商品の発見位置、
連絡先である協力者メールアドレスを依頼者の商品顧客
端末へ通知するので、前記発見位置によれば捜索協力者
端末での商品の発見位置を特定でき、前記協力者メール
アドレスによれば依頼者から容易に捜索協力者端末の協
力者へ連絡を行うことができる。
【0095】また、協力者の捜索協力者端末によって捜
索依頼のあった商品が発見された場合、当該協力者に捜
索協力の特典である還元ポイント更新を行うので、捜索
協力に対するメリットをアピールして協力者を増やすこ
とができ、より多くの協力者の捜索協力者端末によっ
て、捜索依頼のあった商品の発見確立を高めることがで
きる。
【0096】また、捜索する商品は、IDタグに商品個
別ID(タグID)を付与されている商品であり、顧客
は購入後の商品の紛失又は盗難時の負担を軽減できるの
で、商品の付加価値を高めることができ、販売者も販売
前の商品の紛失又は盗難の負担を軽減できる。
【0097】なお、捜索協力者端末3A,3B,3C
は、マルチタスクの実行が可能である装置とし、商品捜
索処理において、ステップU1〜U2の端末処理と並行
して、ステップU3〜U18の商品捜索のステップを実
行する構成でもよく、この場合、端末処理実行中の商品
の検出の漏れをなくすことができる。
【0098】また、捜索する商品は、販売する商品に限
定されず、レンタルビデオ等のレンタル商品等も含め
る。
【0099】(第2の実施の形態)本実施の形態を、図
12〜図18を参照して説明する。先ず、図12及び図
13を参照して装置的特長を説明する。図12は、本実
施の形態の捜索システムβの構成を示すブロック図であ
り、図13は、発信装置8A,8Bの内部構成を示すブ
ロック図である。
【0100】捜索システムβは、物品の捜索を管理する
捜索センタサーバ6と、物品の捜索を依頼する依頼者の
端末である捜索依頼者端末7A,7Bと、特定の場所に
設置されて物品の発見を発信する発信装置8A,8B
と、捜索センタサーバ6、捜索依頼者端末7A,7B及
び発信装置8A,8Bを通信接続するインターネット等
の通信ネットワーク4からなる。なお、捜索センタサー
バ6は、請求項に記載の捜索管理装置としての機能を有
し、捜索依頼者端末7A,7Bは、請求項に記載の依頼
者端末装置としての機能を有し、発信装置8A,8B
は、請求項に記載の捜索端末装置としての機能を有す
る。
【0101】捜索依頼者端末7A,7B、発信装置8
A,8Bはそれぞれ、代表的に示したものであり、捜索
依頼者端末、発信装置の台数はこれに限定されるもので
はない。
【0102】捜索センタサーバ6は、サーバ装置であ
り、第1の実施の形態の商品販売センタサーバ1のCP
U1a、入力部1b、RAM1c、表示部1d、記憶部
1e、通信部1f、バス1gと同様に、それぞれ、CP
U6a、入力部6b、RAM6c、表示部6d、記憶部
6e、通信部6f、バス6gを有し、更に現在時刻を出
力する時計部6hを有する。
【0103】CPU6aは、物品捜索依頼受付処理を実
行する。CPU6aは、物品捜索依頼受付処理の実行に
より、物品捜索ページを捜索依頼者端末7A,7Bへ送
信し、入力された捜索依頼対象の物品のタグID、依頼
者メールアドレスを捜索依頼者端末7A,7Bから受信
し、当該受信したタグID、依頼者メールアドレスを捜
索データベースFに登録する(図15参照)。
【0104】CPU6aは、物品発見通知処理を実行す
る。CPU6aは、物品発見通知処理の実行により、タ
グID及び発信装置IDを捜索依頼者端末から受信し、
受信したタグIDを捜索データベース内で検索し、タグ
IDがある場合、時計部6hから発見時刻(現在時刻)
を取得し、前記受信した発信装置IDの発信装置へID
タグの発見した旨を通知し、前記受信した発信装置ID
の発信装置を発信装置データベースGで検索し、発信装
置データベースGに発信位置がある場合、これを発信位
置として取得し、発信位置がない場合、前記受信した発
信装置IDの発信装置の発見位置(現在位置)を位置検
索システムを介して取得し、前記受信したタグID対応
の依頼者メールアドレスを取得し、前記受信したタグI
D、前記取得した発見時刻及び発見位置を記載した電子
メールを作成し、前記取得した依頼者メールアドレスへ
送信する(図18参照)。
【0105】なお、CPU6aは、請求項に記載の管理
装置判別手段、通知手段としての機能を有し、記憶部6
eは、請求項に記載の対象管理記憶手段、記憶手段とし
ての機能を有し、通信部6fは、請求項に記載の管理装
置受信手段としての機能を有する。
【0106】捜索依頼者端末7A,7Bは、端末装置で
あり、第1の実施の形態の商品顧客端末2A,2BのC
PU2a、入力部2b、RAM2c、表示部2d、記憶
部2e、通信部2f、バス2gと同様に、それぞれ、C
PU7a、入力部7b、RAM7c、表示部7d、記憶
部7e、通信部7f、バス7gを有する。捜索依頼者端
末7A,7Bは、例えば、デスクトップPC、ノートP
C、PDA、携帯電話、PHS等である。
【0107】次に、図13を参照して、発信装置8A,
8Bの内部構成を説明する。発信装置8A,8Bは、第
1の実施の形態の捜索協力者端末3A,3B,3CのC
PU3a、RAM3c、記憶部3e、通信部3f、バス
3g、タグ探索発信部3i、タイマ3jと同様に、それ
ぞれ、CPU8a、RAM8c、記憶部8e、通信部8
f、バス8g、タグ探索発信部8i、タイマ8jを有
し、更に、音出力部3hに代えて、捜索対象の物品9が
発見された旨を発光により周囲の人に報知するタグID
発見ランプ8hを備える。
【0108】発信装置8A,8Bは、全国各所に多数設
置され、例えば、人が多くいる、デパート、駅等の施設
や、車の多く通る道路等に固定設置、又は、電車、船、
自動車等の移動施設に設置する。また、物品9は、第1
の実施の形態の商品5のIDタグ5aと同様に、タグ探
索発信部8iからのチャージ波を受信し、タグID信号
を発信するIDタグ9aを有する。
【0109】CPU8aは、物品捜索処理を実行する。
CPU8aは、物品捜索処理の実行により、10分間隔
毎に、近隣に対してチャージ波をタグ探索発信部8iか
ら発信し、タグID応答がある場合に、当該タグIDを
受信し、当該受信したタグIDと自発信装置IDを捜索
センタサーバ6へ送信し、IDタグ発見通知を捜索セン
タサーバ6から受信した場合、IDタグ発見ランプ8h
を点滅させる(図17参照)。
【0110】なお、通信部8fは、請求項に記載の端末
装置送信手段としての機能を有し、タグ探索発信部8i
は、請求項に記載の対象識別情報検出手段としての機能
を有する。
【0111】次に、図14を参照して、捜索センタサー
バ6の記憶部6fに記憶するデータベースを説明する。
図14は、捜索センタサーバ6の記憶部6fに記憶する
データベースを示す図であり、(I)は捜索データベー
スFの構成を示す図であり、(II)は発信装置データベ
ースGの構成を示す図である。
【0112】捜索データベースFは、物品の捜索に用い
る情報を格納するデータベースであり、捜索対象の物品
9に付与されたIDタグ9aのタグIDF1と、物品捜
索の依頼者の電子メールアドレスである依頼者メールア
ドレスF2とを格納する。
【0113】発信装置データベースGは、発信装置8
A,8Bに関する情報のデータベースであり、発信装置
を識別する発信装置IDG1と、発信装置IDG1に対
応する発信装置の位置である発信位置G2とを格納す
る。発信位置G2は、発信装置8A,8Bが固定して設
置されている場合の位置データである。
【0114】次に、捜索システムβの動作を図15〜図
18を参照して説明する。図15は、捜索センタサーバ
6で実行する物品捜索依頼受付処理のフローチャートで
あり、図16は、物品捜索依頼受付処理で捜索依頼者端
末に送信する物品捜索ページ例を示す図であり、図17
は、発信装置8A,8Bで実行する物品捜索処理のフロ
ーチャートであり、図18は、捜索センタサーバ6で実
行する物品発見通知処理のフローチャートである。
【0115】先ず、図15を参照して、捜索センタサー
バ6で実行する物品捜索依頼受付処理を説明する。物品
捜索依頼受付処理は、捜索センタサーバ6において、紛
失又は盗難にあった物品の依頼を捜索依頼者端末7A,
7Bから受付け登録する処理である。ここでは、捜索依
頼者端末のうち捜索依頼者端末7Aを代表して説明す
る。
【0116】今、捜索依頼者端末7Aのユーザの入力部
7bへの入力により、CPU7aは、捜索依頼要求を、
通信部7f及び通信ネットワーク4を介して捜索センタ
サーバ6へ送信し、捜索センタサーバ6のCPU6a
が、捜索依頼要求を通信ネットワーク4及び通信部6f
を介して受信し、当該捜索依頼要求の受信をトリガとし
て、CPU6aは、記憶部6eに予め記憶されている物
品捜索依頼受付処理のプログラムデータをRAM6cに
展開して、物品捜索依頼受付処理の実行を開始する。
【0117】先ず、捜索センタサーバ6のCPU6a
は、記憶部6eに予め記憶していた、HTML、XML
等の形式の物品捜索ページのデータを、通信部6f及び
通信ネットワーク4を介して捜索依頼者端末7Aへ送信
する(ステップW1)。
【0118】ここで、図16を参照してステップW1に
おける物品捜索ページ例を説明する。物品捜索ページ
は、捜索対象の物品のタグIDと、捜索依頼者の電子メ
ールアドレスとの入力欄を設けている。
【0119】そして、捜索依頼者端末7AのCPU7a
は、通信ネットワーク4及び通信部7fを介して、物品
捜索ページのデータを受信し、物品捜索ページのデータ
を用いて、物品捜索ページを表示部7dに表示し、ユー
ザである依頼者に入力部7bから、捜索依頼対象の物品
のタグID及び依頼者メールアドレスを入力させて、入
力されたタグID及び依頼者メールアドレスを、通信部
7f及び通信ネットワーク4を介して捜索センタサーバ
6へ送信する。
【0120】そして、捜索センタサーバ6のCPU6a
は、捜索依頼者端末7Aから、入力された捜索依頼対象
の物品のタグID及び依頼者メールアドレスを、通信ネ
ットワーク4及び通信部6fを介して受信する(ステッ
プW2)。そして、CPU6aは、ステップW2で受信
したタグID及び依頼者メールアドレスを、記憶部6e
上の捜索データベースFのタグIDF1、依頼者メール
アドレスF2、それぞれに登録し(ステップW3)、物
品捜索依頼受付処理を終了する。
【0121】そして、捜索依頼者端末7Aと同様に捜索
依頼者端末7Bからの物品捜索依頼も受付登録されたも
のとする。
【0122】次に、図17を参照して、発信装置8A,
8Bで実行する物品捜索処理を説明する。物品捜索処理
は、発信装置8A,8Bにおいて常時実行され、紛失又
は盗難にあった物品を捜索する処理である。発信装置8
A,8BのCPU8aは、記憶部8eに予め記憶されて
いる物品捜索処理のプログラムデータをRAM8cに展
開して、物品捜索処理の実行を開始する。
【0123】先ず、発信装置8A,8BのCPU8a
は、タイマ8jを用いて10分間隔であるかを判別する
(ステップX1)。具体的には、タイマ8jでタイマス
タートしてから10分が経過したかにより判別する。な
お、ステップX1では、10分に限定されるものではな
く、他の時間間隔でもよい。10分間隔でない場合(ス
テップX1;NO)、ステップX1へ戻る。
【0124】10分間隔である場合(ステップX1;Y
ES)、CPU8aは、タイマ8jのタイマをタイマス
タートし、物品9のIDタグ9aを探索するためのチャ
ージ波をタグ探索発信部8iから近隣に発信させる(ス
テップX2)。なお、最初にステップX1を実行する場
合ステップX2へ進む。そして、CPU8aは、物品9
のIDタグ9aから、チャージ波に応答したタグID信
号をタグ探索発信部8iで受信するかを判別する(ステ
ップX3)。タグID信号の応答がない場合(ステップ
X3;NO)、ステップX1へ戻る。
【0125】タグID信号の応答がある場合(ステップ
X3;YES)、CPU8aは、タグ探索発信部8iか
らタグID信号を受信し、RAM8cにタグIDを格納
する(ステップX4)。そして、CPU8aは、ステッ
プX4で受信したタグIDと、自身の発信装置の発信装
置IDとを、通信部8f及び通信ネットワーク4を介し
て捜索センタサーバ6へ送信する(ステップX5)。
【0126】そして、CPU8aは、捜索センタサーバ
6から、ステップX5で送信したタグIDが捜索中であ
った旨を示すIDタグ発見通知を、通信ネットワーク4
及び通信部8fを介して受信するかを判別する(ステッ
プX6)。IDタグ発見通知がない場合(ステップX
6;NO)、ステップX1へ戻る。IDタグ発見通知が
ある場合(ステップX6;YES)、CPU8aは、I
Dタグ発見ランプ8hを点滅させ(ステップX7)、ス
テップX1へ戻る。ステップX7により、IDタグ発見
ランプ8hが点滅している発信装置の周囲の人々に、捜
索中の物品が近くにある旨を報知し、当該周囲の人々に
タグIDを有する物品の確保を要求するものである。
【0127】次に、図18を参照して、捜索センタサー
バ6で実行する物品発見通知処理を説明する。物品発見
通知処理は、捜索センタサーバ6において、捜索中の物
品が発見された旨を捜索依頼者端末のユーザである依頼
者に通知する処理である。捜索センタサーバ6のCPU
6aは、物品捜索処理のステップX5で発信装置8A,
8Bから、タグID及び端末IDを通信ネットワーク4
及び通信部6fを介して受信開始したことをトリガとし
て、記憶部6eに予め記憶されている物品発見通知処理
のプログラムデータをRAM6cに展開して、物品発見
通知処理の実行を開始する。
【0128】先ず、CPU6aは、物品を発見した発信
装置8A,8Bから、タグIDと、発信装置IDとを、
通信ネットワーク4及び通信部6fを介して受信する
(ステップY1)。ステップY1は、発信装置8A,8
Bにおける物品捜索処理のステップX5に対応するもの
である。
【0129】そして、CPU6aは、ステップY1で受
信したタグIDを、記憶部6f上の捜索データベースF
のタグIDF1中で検索する(ステップY2)。そし
て、CPU6aは、ステップY1で受信したタグID
が、捜索データベースFのタグIDF1中にあるかを判
別する(ステップY3)。タグIDがない場合(ステッ
プY3;NO)、物品発見通知処理を終了する。
【0130】タグIDがある場合(ステップY3;YE
S)、CPU6aは、捜索センタサーバ6の時計部6h
から現在時刻を、物品の発見時刻として取得する(ステ
ップY4)。そして、CPU6aは、ステップY1で受
信した発信装置IDの発信装置へ、IDタグ発見通知
を、通信部6f及び通信ネットワーク4を介して送信す
る(ステップY5)。ステップY5は、発信装置8A,
8Bにおける物品捜索処理のステップX6に対応するも
のである。
【0131】そして、CPU6aは、ステップY1で受
信した発信装置IDに対応する発信位置を、記憶部6f
上の発信装置データベースGの発信位置G2中で検索す
る(ステップY6)。発信装置データベースGの発信位
置G2は、固定設置された発信装置の発信位置を記憶し
ている。
【0132】そして、CPU6aは、ステップY1で受
信した発信装置IDに対応する発信位置が、発信装置デ
ータベースGの発信位置G2にあるかを判別する(ステ
ップY7)。発信位置がある場合(ステップY7;YE
S)、CPU6aは、発信装置データベースGの発信位
置G2から当該発信位置を取得する(ステップY8)。
【0133】発信位置がない場合(ステップY7;N
O)、CPU6aは、ステップY1で受信した発信装置
IDに対応する発信装置の現在位置を位置検索システム
を介して取得する(ステップY9)。位置検索システム
は、第1の実施の形態の商品販売センタサーバ1で実行
する商品発見通知処理のステップV9で述べた位置検索
システムと同様である。
【0134】そして、CPU6aは、記憶部6f上の捜
索データベースFのタグIDF1を参照して、ステップ
Y1で受信したタグIDに対応する依頼者メールアドレ
スを、依頼者メールアドレスF2から取得する(ステッ
プY10)。そして、CPU6aは、ステップY8で取
得した発信位置又はステップY9で取得した現在位置を
発見位置とし、ステップY1で取得したタグIDと、前
記発見位置と、ステップY4で取得した発見時刻とを記
載した電子メールを作成する(ステップY11)。
【0135】そして、CPU6aは、ステップY11で
作成した電子メールを、ステップY10で取得した依頼
者メールアドレスへ、通信部6f及び通信ネットワーク
4を介して送信し(ステップY12)、物品発見通知処
理を終了する。
【0136】よって、本実施の形態によれば、発信装置
8A,8BにタグIDの検出及び送信の機能を持たせ、
タグIDの判別機能を捜索センタサーバ6に持たせたの
で、発信装置8A,8Bをシンプル且つ安価に生産で
き、より多くの発信装置を設置して、捜索依頼のあった
物品の発見確立を高めることができ、より多く発見確保
された物品を依頼者に返還することができる。
【0137】なお、第1実施の形態では、販売した商
品、第2の実施の形態においては、物品を捜索する構成
であったが、ペット等の動物や、迷子、お年寄り等の人
間等を捜索する構成としてもよい。また、第1実施の形
態及び第2の実施の形態を組合せる構成でもよい。
【0138】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0139】
【発明の効果】請求項1、5又は7記載の発明によれ
ば、捜索依頼のあった対象をその対象に付与される対象
識別媒体の対象識別情報で探すため、その対象識別情報
を各所に所在する捜索端末装置に対して送信して、その
各所の捜索端末装置においてその対象識別情報が近隣に
存在するか否かを定期的に捜索検出させることで、対象
の捜索を複数の捜索端末装置で自動的に行わせるように
し、その定期的な捜索検出で何れかの捜索端末装置がそ
の対象識別情報を検出した際、その捜索依頼のあった対
象を発見したものとして、その依頼者に対して直ちにそ
の発見通知をするようにしたので、捜索依頼のあった対
象の捜索を自動化することができ、捜索端末装置の数を
増やせば、捜索依頼のあった対象をより迅速に、しかも
人間が意識することなく自動的に捜索し、発見確保され
た対象を依頼者に返還することができる。
【0140】請求項2、6又は8記載の発明によれば、
捜索端末装置に対象識別情報の検出及び送信の機能を持
たせ、対象識別情報の判別機能を捜索管理装置に持たせ
たので、捜索端末装置をシンプル且つ安価に生産でき、
より多くの捜索端末装置を設置して、捜索依頼のあった
対象の発見確立を高めることができ、より多く発見確保
された対象を依頼者に返還することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の捜索システムαの
構成を示すブロック図である。
【図2】商品販売センタサーバ1の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】捜索協力者端末3A,3B,3Cの内部構成を
示すブロック図である。
【図4】記憶部1eに記憶するデータベースを示す図で
あり、(I)は商品販売データベースAの構成を示す図
であり、(II)は顧客データベースBの構成を示す図で
ある。
【図5】記憶部1eに記憶するデータベースを示す図で
あり、(I)は協力者データベースCの構成を示す図で
あり、(II)は捜索依頼データベースDの構成を示す図
である。
【図6】記憶部3eに記憶するタグ探索ファイルEの構
成を示す図である。
【図7】商品販売センタサーバ1が配信するページ例を
示す図であり、(I)はトップページ例を示す図であ
り、(II)は商品捜索ページ例を示す図であり、(II
I)は協力申込ページ例を示す図である。
【図8】商品販売センタサーバ1で実行する捜索協力者
募集処理のフローチャートである。
【図9】商品販売センタサーバ1で実行する商品捜索依
頼受付処理のフローチャートである。
【図10】捜索協力者端末3A,3B,3Cで実行する
商品捜索処理のフローチャートである。
【図11】商品販売センタサーバ1で実行する発見通知
処理のフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態の捜索システムβ
の構成を示すブロック図である。
【図13】発信装置8A,8Bの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】記憶部6fに記憶するデータベースを示す図
であり、(I)は捜索データベースFの構成を示す図で
あり、(II)は発信装置データベースGの構成を示す図
である。
【図15】捜索センタサーバ6で実行する物品捜索依頼
受付処理のフローチャートである。
【図16】物品捜索依頼受付処理で捜索依頼者端末に送
信する物品捜索ページ例を示す図である。
【図17】発信装置8A,8Bで実行する物品捜索処理
のフローチャートである。
【図18】捜索センタサーバ6で実行する物品発見通知
処理のフローチャートである。
【符号の説明】
α,β…捜索システム 1…商品販売センタサーバ 1a,2a,3a,6a,7a,8a…CPU 1b,2b,3b,6b,7b…入力部 1c,2c,3c,6c,7c,8c…RAM 1d,2d,3d,6d,7d…表示部 1e,2e,3e,6e,7e,8e…記憶部 1f,2f,3f,6f,7f,8f…通信部 1g,2g,3g,6g,7g,8g…バス 2A,2B…商品顧客端末 3A,3B…捜索協力者端末 3h…音出力部 3i,8i…タグ探索発信部 3j,8j…タイマ 4…通信ネットワーク 5…商品 5a,9a…IDタグ 6…捜索センタサーバ 6h…時計部 7A,7B…捜索依頼者端末 8A,8B…発信装置 8h…IDタグ発見ランプ 9…物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B65G 61/00 510 B65G 61/00 510

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】捜索依頼のあった対象に付与される対象識
    別媒体の対象識別情報を管理する捜索管理装置と、当該
    捜索管理装置とネットワークを介して通信接続する複数
    の捜索端末装置とからなる捜索システムであって、 前記捜索管理装置は、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を前記捜索端末装置へ送信する管理
    装置送信手段と、 前記捜索端末装置から対象識別情報を受信する管理装置
    受信手段と、 当該管理装置受信手段で受信した前記対象識別情報に対
    応する対象が発見された旨を、前記依頼者の依頼者端末
    装置へ通知する通知手段とを具備し、 前記捜索端末装置は、 前記捜索管理装置から前記対象識別情報を受信する端末
    装置受信手段と、 当該端末装置受信手段で受信した前記対象識別情報を記
    憶する対象端末記憶手段と、 近隣に対して対象識別情報の検出を行う対象識別情報検
    出手段と、 当該対象識別情報検出手段で検出した対象識別情報と、
    前記対象端末記憶手段上の対象識別情報とが一致するか
    を判別する端末装置判別手段と、 当該端末装置判別手段で対象識別情報が一致すると判別
    した場合、当該一致した対象識別情報を前記捜索管理装
    置へ送信する端末装置送信手段とを具備する、 ことを特徴とする捜索システム。
  2. 【請求項2】捜索依頼のあった対象に付与される対象識
    別媒体の対象識別情報を管理する捜索管理装置と、当該
    捜索管理装置とネットワークを介して通信接続する複数
    の捜索端末装置とからなる捜索システムであって、 前記捜索管理装置は、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を記憶する対象管理記憶手段と、 前記捜索端末装置から対象識別情報を受信する管理装置
    受信手段と、 当該管理装置受信手段で受信した対象識別情報と、前記
    対象管理記憶手段上の対象識別情報とが一致するかを判
    別する管理装置判別手段と、 当該管理装置判別手段で対象識別情報が一致すると判別
    した場合、当該対象識別情報に対応する対象が発見され
    た旨を、前記依頼者の依頼者端末装置へ通知する通知手
    段とを具備し、 前記捜索端末装置は、 近隣に対して対象識別情報の検出を行う対象識別情報検
    出手段と、 当該対象識別情報検出手段で検出した対象識別情報を前
    記捜索管理装置へ送信する端末装置送信手段とを具備す
    る、 ことを特徴とする捜索システム。
  3. 【請求項3】前記捜索端末装置の前記端末装置送信手段
    は、前記対象識別情報に加えて、自捜索端末装置の端末
    識別情報を前記捜索管理装置へ送信し、 前記捜索管理装置の前記管理装置受信手段は、前記捜索
    端末装置から対象識別情報に加えて、前記端末識別情報
    を受信し、 前記捜索管理装置の前記通知手段は、前記対象識別情報
    に対応する対象が発見された旨に加えて、受信した前記
    端末識別情報に対応する捜索端末装置の端末情報を、前
    記依頼者の依頼者端末装置へ通知し、 前記端末情報は、前記端末識別情報に対応する捜索端末
    装置の対象の発見位置情報、当該捜索端末装置の連絡先
    情報、のうちの少なくとも1つを有する、ことを特徴と
    する請求項1又は2の何れか記載の捜索システム。
  4. 【請求項4】前記捜索端末装置は、捜索依頼のあった対
    象の捜索に協力する協力者の端末であり、 前記捜索管理装置は、 前記協力者の情報を記憶するとともに、前記管理装置受
    信手段で受信した前記端末識別情報に対応する捜索端末
    装置の対象発見に対する前記協力者への還元を記憶する
    協力者記憶手段を更に具備し、 前記通知手段は、更に、前記協力者への還元を前記捜索
    端末装置へ通知する、ことを特徴とする請求項1、2又
    は3の何れか記載の捜索システム。
  5. 【請求項5】捜索依頼のあった対象に付与される対象識
    別媒体の対象識別情報を管理する捜索管理装置と、当該
    捜索管理装置とネットワークを介して通信接続する複数
    の捜索端末装置とにおける対象の捜索方法であって、 前記捜索管理装置は、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を前記捜索端末装置へ送信し、 前記捜索端末装置は、 前記捜索管理装置から前記対象識別情報を受信し、 受信した前記対象識別情報を対象端末記憶手段に記憶
    し、 近隣に対して対象識別情報の検出を行い、 当該検出した対象識別情報と、前記対象端末記憶手段上
    の対象識別情報とが一致するかを判別し、 対象識別情報が一致すると判別した場合、当該一致した
    対象識別情報を前記捜索管理装置へ送信し、 前記捜索管理装置は、 前記捜索端末装置から対象識別情報を受信し、 受信した前記対象識別情報に対応する対象が発見された
    旨を、前記依頼者の依頼者端末装置へ通知する、 ことを特徴とする捜索方法。
  6. 【請求項6】捜索依頼のあった対象に付与される対象識
    別媒体の対象識別情報を管理する捜索管理装置と、当該
    捜索管理装置とネットワークを介して通信接続する複数
    の捜索端末装置とにおける対象の捜索方法であって、 前記捜索管理装置は、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を対象管理記憶手段に記憶し、 前記捜索端末装置は、 近隣に対して対象識別情報の検出を行い、 当該検出した対象識別情報を前記捜索管理装置へ送信
    し、 前記捜索管理装置は、 前記捜索端末装置から対象識別情報を受信し、 当該受信した対象識別情報と、前記対象管理記憶手段上
    の対象識別情報とが一致するかを判別し、 当該対象識別情報が一致すると判別した場合、当該対象
    識別情報に対応する対象が発見された旨を、前記依頼者
    の依頼者端末装置へ通知する、 ことを特徴とする捜索方法。
  7. 【請求項7】捜索依頼のあった対象に付与される対象識
    別媒体の対象識別情報を管理する捜索管理装置と、当該
    捜索管理装置とネットワークを介して通信接続する複数
    の捜索端末装置とに機能を実現させるプログラムであっ
    て、 前記捜索管理装置に、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を前記捜索端末装置へ送信する機能
    と、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を前記捜索端末装置へ送信する機能
    と、 前記捜索端末装置から対象識別情報を受信する機能と、 受信した前記対象識別情報に対応する対象が発見された
    旨を、前記依頼者の依頼者端末装置へ通知する機能と、
    を実現させ、 前記捜索端末装置に、 前記捜索管理装置から前記対象識別情報を受信する機能
    と、 受信した前記対象識別情報を対象端末記憶手段に記憶す
    る機能と、 近隣に対して対象識別情報の検出する機能と、 検出した対象識別情報と、前記対象端末記憶手段上の対
    象識別情報とが一致するかを判別する機能と、 対象識別情報が一致すると判別した場合、当該一致した
    対象識別情報を前記捜索管理装置へ送信する機能と、 を実現させるためのプログラム。
  8. 【請求項8】捜索依頼のあった対象に付与される対象識
    別媒体の対象識別情報を記憶して管理する捜索管理装置
    と、当該捜索管理装置とネットワークを介して通信接続
    する複数の捜索端末装置とに機能を実現させるプログラ
    ムであって、 前記捜索管理装置に、 前記捜索端末装置から検出した対象識別媒体の対象識別
    情報を対象識別情報を受信する機能と、 当該受信した対象識別情報と、依頼者から捜索依頼があ
    った対象に付与される対象識別媒体の対象識別情報を記
    憶する対象管理記憶手段上の対象識別情報とが一致する
    かを判別する機能と、 当該対象識別情報が一致すると判別した場合、当該対象
    識別情報に対応する対象が発見された旨を、前記依頼者
    の依頼者端末装置へ通知する機能と、を実現させ、 前記捜索端末装置に、 近隣に対して対象識別情報の検出を行う機能と、 当該検出した対象識別情報を前記捜索管理装置へ送信す
    る機能と、 を実現させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】コンピュータに、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を、当該対象識別情報を検出する捜
    索端末装置へ送信する機能と、 当該送信した対象識別情報のうち、前記捜索端末装置の
    近隣で検出された対象識別情報を前記捜索端末装置から
    受信する機能と、 当該受信した対象識別情報に対応する対象が発見された
    旨を、前記依頼者の依頼者端末装置へ通知する機能と、 を実現するためのプログラム。
  10. 【請求項10】コンピュータに、 依頼者から捜索依頼があった対象に付与される対象識別
    媒体の対象識別情報を記憶手段に記憶する機能と、 前記対象識別情報を検出する捜索端末装置の近隣で検出
    された対象識別情報を、前記捜索端末装置から受信する
    機能と、 当該受信した対象識別情報と、前記記憶手段上の対象識
    別情報とが一致するかを判別する機能と、 前記対象識別情報が一致すると判別した場合、当該対象
    識別情報に対応する対象が発見された旨を、前記依頼者
    の依頼者端末装置へ通知する機能と、 を実現するためのプログラム。
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