JP2004062616A - 探索システムおよびカメラ付き無線端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像部13と画像を表示する表示部18とを有する多数のカメラ付き無線端末10A、10と、カメラ付き無線端末10A、10とデータの送受信を行う探索管理サーバ100とを有し、探索管理サーバ100が、一のカメラ付き無線端末10Aから送信される子供の姿、顔等の探索対象者の画像を含む探索依頼データを受信して、その探索依頼データを他のカメラ付き無線端末10に送信する。探索対象者を発見した人が持っているカメラ付き無線端末10からは発見場所等の画像を含む発見連絡データが探索管理サーバ100に送信され、さらに探索を依頼した人の持っているカメラ付き無線端末10Aに送信される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばデパート、遊園地、テーマパーク等において迷子の探索を行う探索システムおよびカメラ付き無線端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やPDA端末等にはGPS機能が付されたものが普及しており、携帯電話等を所持している者の場所を容易に特定することができるようになっている。この機能を利用して、子供や徘徊老人等に携帯電話を所持させて、子供等が迷子になった場合であっても、携帯電話のGPS機能により迷子になっている子供の場所を特定することができる。
【0003】
たとえば、特開2002−101444号公報に開示されているように、子供や徘徊老人等が携帯端末を所持するようにして、子供等が迷子になったときには携帯端末から着信音メロディを発生させ、同時に、迷子になった子供が所持している携帯端末の位置情報を取得して、位置情報から携帯端末の周りにある携帯端末に迷子の氏名や年齢等の迷子を特定する探索情報と迷子探索依頼とを発信し、迷子探索依頼を受けた人が探索情報と着信音メロディとを頼りに迷子を探索し、より多くの人により探索が行われるようにして、短時間に迷子を発見することができるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特開2002−101444号公報の探索システムにおいては子供や徘徊老人等に無線端末を所持させなければならない。幼児や老人等に無線端末を所持させると紛失する危険性があり、紛失した場合には迷子等の位置が特定できず迷子の探索ができないという問題がある。
【0005】
また、テーマパーク、遊園地、動物園等では迷子を特定する際に迷子の所持している無線端末から着信音メロディを発生させたとしても、周りの雑音により着信音メロディが聞こえにくいという問題がある。さらに、迷子を特定する探索情報として氏名、年齢、洋服の特徴等のテキスト情報を送信したとしても、テキスト情報から迷子を特定するのは困難であるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、短時間で効率よく迷子等の探索を行うことができる探索システムおよびカメラ付き無線端末を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の探索システムは、撮像部と画像を表示する表示部とを有する多数のカメラ付き無線端末と、該カメラ付き無線端末とデータの送受信を行う探索管理サーバとを有し、探索対象者の探索を支援する探索システムであって、前記探索管理サーバが、前記カメラ付き無線端末から送信される前記探索対象者の画像を含む探索依頼データを管理する探索依頼管理手段と、該探索依頼データを他の前記カメラ付き無線端末に送信する探索依頼送信手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
ここで、「カメラ付き無線端末」は、探索システムと無線によるデータの送受信可能な状態にある端末であればよく、カメラ付き無線端末が所定の通信可能範囲を有するアクセスポイントと無線によるデータの送受信可能な状態にある端末であって、アクセスポイントを介して探索システムとデータの送受信を行うものである場合も含む。
【0009】
また、「探索依頼送信手段」は、送信された探索依頼データを通信可能なすべての他のカメラ付き無線端末に送信するものであってもよいし、カメラ付き無線端末に近くにある他のカメラ付き無線端末から順次探索依頼データを送信するものであってもよい。
【0010】
なお、「探索管理サーバ」は、探索対象者を発見したときに前記他のカメラ付き無線端末から送信される発見連絡データをカメラ付き無線端末に送信する発見連絡送信手段を備えていてもよい。
【0011】
また、「発見連絡データ」は、他のカメラ付き無線端末から探索管理サーバに送信されるときに使用されたアクセスポイントの情報を含むものであってもよい。
【0012】
本発明のカメラ付き無線端末は、撮像部と、画像を記憶する記憶媒体と、画像を表示する表示部とを有し、探索対象者の探索を管理する探索管理サーバと無線によりデータの送受信を行うカメラ付き無線端末において、前記記憶媒体に記憶された前記探索対象者の画像を含む探索依頼データを前記探索管理サーバに送信する探索依頼手段を有することを特徴とするものである。
【0013】
ここで、「カメラ付き無線端末」は、探索管理サーバから発見連絡データを受信して表示部に表示させる発見連絡出力手段をさらに備えていてもよい。この「発見連絡データ」に探索対象者の発見場所と発見場所を撮影した発見場所画像とを含ませてもよい。
【0014】
また、「カメラ付き無線端末」は、探索管理サーバから探索依頼データを受信すると、探索対象者の画像を表示部に表示させて探索の協力を依頼する探索協力依頼手段と、探索対象者を発見したときに発見連絡データを探索管理サーバに送信する発見連絡手段とをさらに備えるものであってもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明の探索システムによれば、探索対象者の画像を含む探索依頼データがカメラ付き無線端末から検索管理サーバを介して他のカメラ付き無線端末に送信されることにより、他のカメラ付き無線端末の使用者により探索対象者の探索が探索対象者の画像を用いて行われるため、文字情報から探索対象者の特徴を把握して探索対象者を探す場合に比べて的確に探索対象者の特徴をして効率よく迷子等の探索を行うことができる。
【0016】
また、探索対象者にカメラ付き無線端末を所持させるのではなく、探索を依頼する者がカメラ付き無線端末を所持して探索対象者の探索を行うようにすることにより、子供や老人等が無線端末の紛失することによる探索不能な状態に陥ることがなく、確実に迷子等の探索を行うことができる。
【0017】
なお、探索対象者を発見したときに他のカメラ付き無線端末から送信される発見連絡データをカメラ付き無線端末に送信する発見連絡送信手段を備えることにより、探索対象者の発見をカメラ付き無線端末を用いて知ることができるため、探索を依頼した者の負担を軽減することができる。
【0018】
さらに、探索依頼送信手段が、カメラ付き無線端末に近くにある他のカメラ付き無線端末から順次探索依頼データを送信していくことにより、探索対象者の足取りにそった探索を行うことができるため、無駄な探索依頼データの送信を避けて効率よく短時間で探索を行うことができる。
【0019】
また、カメラ付き無線端末が探索管理サーバから発見連絡データを受信して表示部に表示させる発見連絡出力手段を備えることにより、探索対象者の発見をカメラ付き無線端末により知ることができ、探索を依頼した者の負担を軽減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の探索システムの好ましい実施の形態を示す模式図であり、図1を参照して探索システム1について説明する。探索システム1は、たとえばデパート、遊園地、テーマパークにおいて迷子や徘徊老人等の探索対象者を探索するシステムである。探索システム1は、多数のカメラ付き無線端末10A、10、複数のアクセスポイント50A、50、探索管理サーバ100等を備えている。
【0021】
カメラ付き無線端末10A、10とアクセスポイント50A、50とは、たとえば無線LAN等により無線でデータの送受信を行うようになっている。ここで、1つのアクセスポイント50A、50の最大伝送距離はたとえば屋外で約300mというように限られているため、遊園地やテーマパーク等の場合には各アトラクション毎にアクセスポイントを設けるようにしてもよい。この場合、カメラ付き無線端末10A、10は、複数のアクセスポイント50A、50のうち最も距離の近いアクセスポイント50A、50を介して探索管理サーバ100とデータの送受信を行うことになる。また、複数のアクセスポイント50A、50と探索管理サーバ100とは、LANケーブルもしくは電話回線等の伝送線2を用いてデータの送受信が可能な状態になっている。
【0022】
ここで、上述した探索システム1内のデータの送受信がLANネットワークにより行われる場合、各カメラ付き無線端末10A、10はIPアドレスやMACアドレス等の各カメラ付き無線端末10A、10固有の端末識別情報を有する。そして、各カメラ付き無線端末10A、10から送信されるデータにはこの端末識別情報が含まれており、探索管理サーバ100は端末識別情報により各カメラ付き無線端末10A、10を特定することができる。
【0023】
また、各アクセスポイント50A、50は、たとえばゲートウェイアドレス等の各アクセスポイント50A、50固有のポイント識別情報を有する。そして、各アクセスポイント50A、50から送信されるデータにはポイント識別情報が含まれており、探索管理サーバ100はポイント識別情報により各アクセスポイント50A、50を特定することができる。
【0024】
図2は探索システム1の使用例を示す図であり、図1と図2を参照して探索管理サーバ100の概要について説明する。たとえば、図1のカメラ付き無線端末10Aの使用者の子供が迷子になったと仮定する。使用者がカメラ付き無線端末10Aを用いて迷子の探索の依頼を行うとき、カメラ付き無線端末10Aから探索依頼通知がアクセスポイント50Aを介して探索管理サーバ100に送られる。
【0025】
すると、探索管理サーバ100から他のカメラ付き無線端末10に対して迷子の探索依頼通知がなされる。そして、他のカメラ付き無線端末10の使用者は、自分の居る場所の近くに送られた写真と同じ子供が居るかどうかを探索する。探索した結果、他のカメラ付き無線端末10の使用者が迷子を発見すると、所有者は他のカメラ付き無線端末10を用いて迷子発見通知を行う。すると、迷子発見通知がカメラ付き無線端末10からアクセスポイント50を介して探索管理サーバ100に送られる。
【0026】
その後、探索管理サーバ100からカメラ付き無線端末10Aに対して迷子の発見報告通知が送られる。カメラ付き無線端末10Aの使用者は発見場所に迷子を迎えに行く。
【0027】
以下に、図3から図10を参照してカメラ付き無線端末10と探索管理サーバ100についてそれぞれ説明する。まず、図3と図4は本発明のカメラ付き無線端末の好ましい実施の形態を示すブロック図であり、図3と図4を参照してカメラ付き無線端末10について説明する。カメラ付き無線端末10はたとえば無線LAN等の無線通信機能を有するデジタルカメラやPDAもしくはカメラ付き携帯電話等からなっており、被写体を撮像する撮像部13と、撮像した画像を処理してフレームメモリ15および圧縮伸長手段16を介してスマートメディア(登録商標)等の記憶媒体30に記憶する信号処理部14とを有する。
【0028】
また、カメラ付き無線端末10は表示部18、操作部19等を有する。表示部18は撮像した画像や記憶媒体30に記憶した画像等を表示するとともに、キャラクタジェネレータ15aによりメニュー等を表示するものである。操作部19は使用者により操作されるものであって、操作部19の操作にしたがいカメラ付き無線端末10は所定の動作を行う。
【0029】
図4のカメラ付き無線端末10の構成は、システムメモリ12や記憶媒体30等に記憶されたプログラムがCPUにより実行されることにより構成される。図4のカメラ付き無線端末10は、送受信手段11、探索依頼手段41、探索協力依頼手段42、発見連絡手段43、発見連絡出力手段44等を有する。送受信手段11は、たとえば無線LAN等の無線通信機能を有するものであって、アンテナ11aを用いて外部と無線によりデータの送受信を行うものである。また、送受信手段11はIPアドレス等の端末識別情報を有しており、送受信手段11から送られるデータには端末識別情報が付されるようになっている。
【0030】
なお、送受信手段11から送られたデータをアクセスポイント50が探索管理サーバ100に送信する際、アクセスポイント50はデータにポイント識別情報を付加する。よって、探索管理サーバ100に送信される探索依頼データSDには、探索対象者の画像と端末識別情報とポイント識別情報を含むものとなっている。
【0031】
探索依頼手段41は、探索管理サーバ100に探索依頼データSDを出力して探索依頼通知を行うものである。具体的には、使用者が迷子や徘徊老人等の探索対象者の探索を依頼するとき、図5に示すような表示部18に表示されたメニュー画面の中から「迷子探索依頼」ボタンが選択される。すると、図6に示すように、探索依頼手段41が探索対象者の画像を表示部18を表示させる。同時に、探索依頼手段41は使用者に探索依頼者の画像であることを確認する旨を迷子探索依頼画面として表示部18に表示させる。
【0032】
表示部18に表示された画像が異なる場合には使用者により「表示」ボタンが選択されて、使用者により正しい探索対象者の画像が選択される。そして、使用者により表示部18の「依頼」ボタンが選択されると、探索依頼手段41は探索対象者の画像を含む探索依頼データSDを送受信手段11を介して最寄りのアクセスポイント50に送る。したがって、探索依頼データSDには予め撮像部13により撮影されて記憶媒体30に記憶された探索対象者の画像が含まれることになる。
【0033】
探索協力依頼手段42は、探索管理サーバ100から送信された探索依頼データSDを表示させて、カメラ付き無線端末10の使用者に探索対象者の探索を依頼するものである。すなわち、探索協力依頼手段42は、他人のカメラ付き無線端末10から送信された探索依頼データSDを表示部18に表示させるものである。具体的には、送受信手段11が探索依頼データSDを受信すると、探索協力依頼手段42は、図7に示す探索を依頼する旨の表示とともに探索対象者の画像を探索依頼通知画面として表示部18に表示させる。
【0034】
このように、他のカメラ付き無線端末10Aに探索依頼を行う際に、探索対象者の画像により探索を行うことにより、探索対象者の特徴と的確に伝達することができ、効率よく探索対象者の探索を行うことができる。なお、図7において、探索対象者の情報として探索対象者の画像のみを表示するようにしているが、探索対象者の画像とともに年齢等の探索対象者の特徴をテキスト情報として表示するようにしてもよい。
【0035】
発見連絡手段43は、カメラ付き無線端末10の使用者が表示部18に表示された探索対象者を発見したときに、探索管理サーバ100に発見報告通知としての発見連絡データDDを送信するものである。具体的には、図5に示すメニュー画面の中から「迷子発見連絡」ボタンが選択されると、発見連絡手段43は図8に示すような迷子発見連絡画面を表示させる。そして、発見連絡手段43は探索対象者の画像を表示するとともにアトラクション等の発見場所を示す発見場所画像の撮影を要求する。
【0036】
その結果、発見場所画像の撮影が行われて発見場所画像が取得されると、迷子発見連絡画面に発見場所画像が表示される。そして、「報告」ボタンが選択されると、発見連絡手段43は発見場所画像を含む発見連絡データDDを送受信手段11から最寄りのアクセスポイント50に送るようになっている。
【0037】
発見連絡出力手段44は、探索管理サーバ100から発見連絡データDDを受け取ったときに、表示部18に発見された旨を表示させる機能を有する。具体的には、発見連絡出力手段44は、図9に示すような発見した発見場所情報(アクセスポイント50のエリア情報)と発見場所画像と探索対象者の画像とを発見連絡画面に表示する。これにより、カメラ付き無線端末10の使用者は発見場所に探索対象者を迎えに行くことができる。このように、発見報告する際に、発見場所情報だけでなく発見場所画像を表示することにより、すぐに発見場所を特定して短時間で正確に探索対象者を迎えに行くことができる。
【0038】
図10と図11はカメラ付き無線端末10の動作例を示すフローチャート図であり、図1から図11を参照してカメラ付き無線端末10の動作例について説明する。なお、図10はカメラ付き無線端末10から探索依頼をする際のフローチャート図であり、図11はカメラ付き無線端末10から探索対象者の発見報告を行う際のフローチャート図である。
【0039】
まず、図10を参照してカメラ付き無線端末10から探索依頼をする場合について説明する。カメラ付き無線端末10の使用者が、たとえば子供を見失って迷子の探索をしたい場合、図5に示す表示部18の表示から操作部を用いて迷子探索依頼メニューを選択する(ステップST1)。すると、探索依頼手段41により図6に示す迷子探索依頼画面が表示部18に表示される(ステップST2)。
【0040】
カメラ付き無線端末10の使用者は、予め記憶媒体30に記憶された迷子になった子供の画像を選択する(ステップST3、ステップST4)。その後、探索対象者の画像を含む探索依頼データSDが送受信手段11から探索管理サーバ100に送られる(ステップST5)。
【0041】
次に、図11を参照してカメラ付き無線端末10から発見報告を行う場合について説明する。探索協力依頼手段42から使用者に捜査依頼がなされたときに、使用者が自分の周りに探索対象者がいるか否かを探索する。その結果、使用者が探索対象者の画像と同じ人を発見した場合、図5のメニュー画面から迷子発見連絡メニューを選択する(ステップST10)。すると、発見連絡手段43により、図8に示す迷子発見連絡画面が表示されて発見場所での探索対象者の撮影が要求される。
【0042】
発見場所において探索対象者を撮影して発見場所画像が取得されると(ステップST12、ステップST13)、発見場所画像を含む発見連絡データDDが作成される。そして、発見連絡データDDがカメラ付き無線端末10からアクセスポイント50を介して探索管理サーバ100に送信される(ステップST14)。
【0043】
上記実施の形態によれば、子供や徘徊老人等の探索対象者に携帯端末を所持させていなくても迷子を捜し出すことができるため、子供等が携帯端末を紛失することによる探索不可能な状態を引き起こすことがなくなる。
【0044】
また、迷子を探索する際の手がかりとして迷子の画像を用いることにより、探索対象者の特徴を正確に探索協力者に伝達することができるため、正確かつ短時間で探索対象者の探索を行うことが可能となる。
【0045】
図12と図13は探索管理サーバの好ましい実施の形態を示すブロック図であり、図12と図13を参照して探索管理サーバ100について説明する。図12の探索管理サーバ100は、たとえばパーソナルコンピュータ等により構成されており、CPU101、メモリ102、ハードディスク等からなる記憶手段103、CRTや液晶表示装置からなる表示部104、キーボードやマウス等の入力部105、たとえばLANにより複数のアクセスポイント50を介してカメラ付き無線端末10とデータの送受信送受信手段110等を有する。また、記憶手段103には探索管理プログラム104が記憶されており、CPU101が探索管理プログラム104を実行することにより、図13に示す探索管理サーバ100が構築される。
【0046】
図13の探索管理サーバ100は、探索依頼管理手段111、探索依頼送信手段112、発見連絡送信手段113等を有する。探索依頼管理手段111は、カメラ付き無線端末10から送信された探索依頼データSDを管理するものであって探索依頼データSDを記憶した探索データベース111aを有する。この探索データベース111aには、探索依頼データSDを送信したカメラ付き無線端末10の端末識別情報およびポイント識別情報、発見報告の有無等が記憶される。ここで、ポイント識別情報はそのアクセスポイント50の通信可能範囲にカメラ付き無線端末10にあることを示すものであり、探索依頼データSDを送信したカメラ付き無線端末10の位置情報を示すものである。
【0047】
また、探索依頼管理手段111は探索依頼データSDを探索依頼送信手段112に探索依頼データSDを送るものである。探索依頼送信手段112は、探索依頼管理手段111から探索依頼データSDを受け取ると、送受信手段110から探索依頼データSDを他のカメラ付き無線端末10に送信する機能を有する。ここで、探索依頼送信手段112は、探索依頼データSDに含まれるポイント識別情報に当たるアクセスポイント50に探索依頼データSDを送信するようになっている。
【0048】
一方、探索依頼管理手段111は発見連絡データDDを受信されると、探索データベース111aに発見報告がなされた旨を記憶する。また、探索依頼管理手段111は、発見連絡データDDを発見連絡送信手段113に送る。このとき、探索依頼管理手段111は、発見連絡データDDとともに、探索依頼データSDを送信したカメラ付き無線端末10の端末識別情報を発見連絡送信手段113に送るようになっている。
【0049】
発見連絡送信手段113は、探索依頼管理手段111から送られた発見連絡データDDを探索依頼を行った一のカメラ付き無線端末10Aに送信するものである。ここで、発見連絡送信手段113は、端末識別情報に基づいて一のカメラ付き無線端末10Aを検索した後に発見連絡データDDを送信するようにしている。
【0050】
さらに、探索依頼管理手段111には探索時間測定手段114と探索範囲決定手段115とが接続されている。探索時間測定手段114は探索データベース111aに記録された探索依頼データSDが出力されてから、発見連絡データDDを受信するまでの時間を測定する機能を有する。探索時間測定手段114にはたとえば10分という探索リミット時間が設定されており、探索時間が探索リミット時間を超えると、探索依頼管理手段111に探索依頼データSDを探索依頼送信手段112に送るように要求するようになっている。そして、要求のなされた探索依頼管理手段111は探索範囲決定手段115に探索依頼データSDをいずれのアクセスポイント50に送信するかを要求する。なお、探索時間測定手段114は、発見報告があった場合にはその探索依頼データSDに対する探索時間の測定を停止するようになっている。
【0051】
探索範囲決定手段115は、探索依頼データSDを送信する範囲を決定する機能を有し、探索依頼管理手段111は決定したポイント識別情報と探索対象者の画像を含む探索依頼データSDを探索依頼送信手段112に送る。また、探索範囲決定手段115は、決定したアクセスポイント50を探索データベース111aに記憶する機能を有しており、探索データベース111aには探索を行ったアクセスポイント50の情報が記録される。
【0052】
探索範囲を決定するとき、探索範囲決定手段115は未だ探索依頼データSDを送信していないアクセスポイント50を検索する。そして、探索範囲決定手段115は検索したアクセスポイント50の中から、探索依頼データSDを送信したカメラ付き無線端末10に近いアクセスポイント50を選択する。そして、探索範囲決定手段115は選択したアクセスポイント50のポイント識別情報を探索依頼管理手段111に送る。
【0053】
よって、最初に探索依頼データSDが送信されたときには、探索依頼管理手段111は送信されたままの探索依頼データSDを探索依頼送信手段112に送る。したがって、探索依頼送信手段112は一のカメラ付き無線端末10Aを通信可能範囲に含むアクセスポイント50に探索依頼データSDを送信する。一方、探索範囲決定手段115により決定されたポイント識別情報を含む探索依頼データSDが送られると、探索依頼送信手段112は決定されたポイント識別情報のアクセスポイント50に探索依頼データSDを送信する。すなわち、探索依頼送信手段115は、未だ探索依頼データSDを送信していない最も一のカメラ付き無線端末10Aの位置に近いエリアにある他のカメラ付き無線端末10に探索依頼データSDを送るようになっている。
【0054】
たとえば、図13に示すように、それぞれ隣接した各アクセスポイント50の通信可能範囲(エリア)A〜Gがあると仮定する。ここで、最初に、エリアCにあるカメラ付き無線端末10から探索依頼データSDが送信された場合、まずエリアCにある他のカメラ付き無線端末10に探索依頼データSDが送信される。そして、探索リミット時間を経過しても発見連絡データDDの送信がなかった場合、未だ探索依頼データSDを送信していない、エリアCに最も近いエリアB(エリアD)の他のカメラ付き無線端末10に探索依頼データSDが送信される。それでも、発見報告がなされない場合、探索依頼データSDがエリアA(エリアE)に送信される。
【0055】
このように、すべてのエリア(アクセスポイント50)に同時に探索依頼データSDを転送するのではなく、探索依頼を行ったカメラ付き無線端末10に近い範囲から探索を行うようにすることにより、迷子の足取りに沿った探索が可能となり効率的に探索対象者の探索を行うことができる。すなわち、子供が迷子になった直後はまだ親の近くにいる可能性が高い。このため、探索依頼を行ったカメラ付き無線端末10に近い範囲から順次探索を行うようにすれば、効率よく短時間で迷子を発見できる。
【0056】
図14は探索管理サーバ100の動作例を示すフローチャート図であり、図1から図14を参照して探索管理サーバ100の動作例について説明する。始めに探索管理サーバ100が一のカメラ付き無線端末10Aからの探索依頼データSDを待っている状態にある(ステップST20、ステップST21)。そして、一のカメラ付き無線端末10Aから探索依頼データSDが送信されると、(ステップST22)。探索依頼データSDが探索依頼管理手段111から探索依頼送信手段112に送られる。
【0057】
すると、探索依頼送信手段112において、探索依頼データSDに含まれるポイント識別情報の示すアクセスポイント50の通信可能範囲内が探索範囲に特定されて(ステップST23)、探索依頼データSDが送信される。これにより、アクセスポイント50の通信可能範囲内にあるすべての他のカメラ付き無線端末10に探索依頼データSDが送信される(ステップST24)。
【0058】
探索依頼データSDの送信と同時に、探索時間測定手段114により捜査時間の測定が開始する(ステップST25)。そして、探索管理サーバ100は他のカメラ付き無線端末10からの発見連絡データDDの送信があるか否かが判断される(ステップST26)。発見連絡データDDの送信がない場合(ステップST27)、探索依頼データSDの送信から探索リミット時間を経過しているか否かが判断される(ステップST28)。探索リミット時間を経過していない場合、そのまま発見連絡データDDの送信を待つ(ステップST25〜ステップST28)。
【0059】
一方、探索依頼データSDの送信から捜査リミット時間が経過した場合(ステップST28)、探索範囲決定手段115において既にすべての探索エリアに探索依頼データSDを送信しているか否かが判断される(ステップST29)。すべての探索エリアに探索依頼データSDを送信している場合、発見連絡データDDが送信されるまで待つ(ステップST25〜ステップST28)。
【0060】
一方、探索依頼データSDを送信していないアクセスポイント50がある場合、探索範囲決定手段115において、未だ探索依頼データSDを送信していないアクセスポイント50の中から、最もアクセスポイント50Aに近いアクセスポイント50が選択される(ステップST30)。そして、探索依頼管理手段111において、決定したアクセスポイント50のポイント識別情報と探索対象者の画像とを有する探索依頼データSDが作成されて探索依頼送信手段112に送られる。その後、探索依頼送信手段112から決定したアクセスポイント50内の他のカメラ付き無線端末10に探索依頼データSDが送られる(ステップST31)。
【0061】
送受信手段110に発見連絡データDDが受信された場合(ステップST27)、探索依頼管理手段111から発見連絡送信手段113へ発見連絡データDDが送られる。すると、発見連絡送信手段113により一のカメラ付き無線端末10Aの検索が行われる(ステップST32〜ステップST38)。具体的には、一のカメラ付き無線端末10Aが探索依頼データSDを送信したアクセスポイント50A内において検索される(ステップST32)。その結果、一のカメラ付き無線端末10Aが発見された場合(ステップST33)、発見連絡データDDが発見連絡送信手段113からアクセスポイント50Aを介して一のカメラ付き無線端末10Aに送信される(ステップST34)。
【0062】
一方、一のカメラ付き無線端末10Aが発見できなかった場合(ステップST33)、すべてのアクセスポイント50内について一のカメラ付き無線端末10Aの検索を行った否かが判断される(ステップST35)。すべてのアクセスポイント50について検索が行われていない場合、未だ検索を行っていない最もアクセスポイント50Aに近いアクセスポイント50が抽出される(ステップST36)。
【0063】
そして、抽出したアクセスポイント50内において一のカメラ付き無線端末10Aの検索が行われる(ステップST37)。また、すべてのアクセスポイント50について検索を行っている場合(ステップST35)、再度、探索依頼があった最初のアクセスポイント50から検索が行われる(ステップST32〜ステップST37)。そして、一のカメラ付き無線端末10Aを発見すると、一のカメラ付き無線端末10Aに発見連絡データDDが送信される(ステップST34)。
【0064】
上記実施の形態によれば、探索対象者の探索が探索対象者の画像を用いて行われることにより、文字情報から探索対象者の特徴を把握して探索対象者を探す場合に比べて的確に探索対象者の特徴をして効率よく迷子等の探索を行うことができる。また、探索対象者に一のカメラ付き無線端末を所持させるのではなく、探索を依頼する者がカメラ付き無線端末を所持して探索対象者の探索を行うことにより、子供や老人等が無線端末の紛失することによる探索不能な状態に陥ることがなく、確実に迷子等の探索を行うことができる。
【0065】
さらに、発見連絡送信手段113において、探索対象者を発見したときに他のカメラ付き無線端末10から送信される発見連絡データDDが一のカメラ付き無線端末10Aに送信されるため、探索対象者の発見を一のカメラ付き無線端末を用いて知ることができ、探索を依頼した者の負担を軽減することができる。また、発見連絡データDDに発見場所を撮影した発見場所画像が含まれているため、探索を依頼した者は画像から発見場所を特定することができるようになり、確実に発見場所に探索対象者を迎えに行くことができる。
【0066】
さらに、探索依頼送信手段111が、一のカメラ付き無線端末10Aに近くにある他のカメラ付き無線端末10から順次探索依頼データSDを送信していくことにより、探索対象者の足取りにそった探索を行うことができるため、無駄な探索依頼データの送信を避けて効率よく短時間で探索を行うことができる。
【0067】
また、カメラ付き無線端末10において、探索依頼手段41により記憶媒体に記憶された探索対象者の画像を含む探索依頼データが探索管理サーバに送信されることにより、探索対象者の画像により探索を行うことができるようになり、文字情報から探索対象者の特徴を把握して探索対象者を探す場合に比べて、的確に探索対象者の特徴を捜査依頼者に伝達することより効率よく迷子等の探索を行うことができる。
【0068】
さらに、探索管理サーバ100から探索依頼データSDを出力した一のカメラ付き無線端末10Aに発見連絡データDDを送信可能にすることにより、探索対象者の発見を一のカメラ付き無線端末10Aを用いて連絡することができるため、効率よく探索を依頼した者に発見した旨を連絡することができる。また、発見連絡データDDに発見場所を撮影した発見場所画像が含まれているため、探索を依頼した者は画像から発見場所を特定することができるようになり、確実に発見場所に探索対象者を迎えに行くことができる。
【0069】
さらに、探索協力依頼手段42により探索対象者の画像を表示部に表示させて探索の協力を依頼し、発見連絡手段43により探索対象者を発見したときに発見連絡データDDを探索管理サーバ100に送信することにより、カメラ付き無線端末10の使用者が探索対象者の探索に参加できるようになり、効率よく短時間で探索対象者を発見することができる。
【0070】
なお、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。たとえば図1において、探索管理サーバ100が探索依頼データSDをアクセスポイント50にあるすべてのカメラ付き無線端末10に送信するようにしているが、たとえばテーマパーク、遊園地、動物園等の場合、アトラクション毎に(各エリア毎)に配置された係員が所持している他のカメラ付き無線端末10にのみ探索依頼データSDが送信されるようにしてもよい。
【0071】
この場合、使用者が所持しているカメラ付き無線端末10には、探索協力依頼手段42と発見連絡手段43は不要である。したがって、使用者のカメラ付き無線端末10は、撮像部13、表示部18、探索依頼手段41、発見連絡出力手段44とを有していればよい。一方、係員が所持するカメラ付き無線端末10には、探索依頼手段41と発見連絡出力手段44は不要である。したがって、係員のカメラ付き無線端末10は、撮像部13、表示部18、記憶媒体30および探索協力依頼手段42と発見連絡手段43を有していればよい。
【0072】
さらに、図4のカメラ付き無線端末10には探索依頼手段41のみを有しており、探索依頼データSDにたとえば使用者の携帯電話やテーマパークの案内所の電話番号等の連絡先を含めるようにして、他のカメラ付き無線端末10の使用者が迷子を発見したときには、連絡先に連絡するようにしてもよい。この場合であっても、子供等に無線端末を所持させることなく探索を行うことともに、他のカメラ付き無線端末10には探索対象者の画像が送られることによる効率的な探索を行うことができる。
【0073】
また、図1の探索システムにおいて無線LANを用いてデータの送受信を行う場合について例示しているが、たとえば携帯電話やPDAに付されているEメールの送受信機能を用いてもよい。この場合、アクセスポイント50の通信可能範囲内にあるカメラ付き無線端末10に迷子等の探索対象者の画像を添付したEメールが送信されることになる。
【0074】
さらに、図13の探索管理サーバ100において、探索依頼をしたカメラ付き無線端末10があるエリアから順に探索依頼データSDを送信するようにしているが、すべてのアクセスポイント50に一斉に探索依頼データSDを送信するようにしてもよい。同様に、発見連絡データDDを一のカメラ付き無線端末10Aに送信する際にも、すべてのアクセスポイント50から一斉に送信するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探索システムの好ましい実施の形態を示す模式図
【図2】図1の探索システムの動作例を示す図
【図3】本発明のカメラ付き無線端末の好ましい実施の形態を示すブロック図
【図4】本発明のカメラ付き無線端末の好ましい実施の形態を示すブロック図
【図5】本発明のカメラ付き無線端末における表示部に表示されるメニュー画面を示す平面図
【図6】本発明のカメラ付き無線端末における表示部に表示される迷子探索依頼画面を示す平面図
【図7】本発明のカメラ付き無線端末における表示部に表示される捜査依頼通知画面を示す平面図
【図8】本発明のカメラ付き無線端末における表示部に表示される発見報告画面を示す平面図
【図9】本発明のカメラ付き無線端末における表示部に表示される発見連絡画面を示す平面図
【図10】図4のカメラ付き無線端末における探索依頼を行うときの動作例を示すフローチャート図
【図11】図4のカメラ付き無線端末の発見報告を行うときの動作例を示すフローチャート図
【図12】本発明の探索システムの好ましい実施の形態を示すブロック図
【図13】本発明の探索システムの好ましい実施の形態を示すブロック図
【図14】図13の探索システムの動作例を示すフローチャート図
【符号の説明】
1 探索システム
10 カメラ付き無線端末(他のカメラ付き無線端末)
10A 一のカメラ付き無線端末
13 撮像部
18 表示部
30 記憶媒体
41 探索依頼手段
42 探索協力依頼手段
43 発見連絡手段
44 発見連絡出力手段
50 アクセスポイント
100 探索管理サーバ
111 探索依頼管理手段
112 探索依頼送信手段
113 発見連絡送信手段
114 探索時間測定手段
115 探索範囲決定手段
DD 発見連絡データ
SD 探索依頼データ
Claims (8)
- 撮像部と画像を表示する表示部とを有する多数のカメラ付き無線端末と、該カメラ付き無線端末とデータの送受信を行う探索管理サーバとを有し、探索対象者の探索を支援する探索システムであって、
前記探索管理サーバが、
前記カメラ付き無線端末から送信される前記探索対象者の画像を含む探索依頼データを管理する探索依頼管理手段と、
該探索依頼データを他の前記カメラ付き無線端末に送信する探索依頼送信手段と
を有することを特徴とする探索システム。 - 前記探索管理サーバが、前記探索対象者を発見したときに前記他のカメラ付き無線端末から送信される発見連絡データを前記カメラ付き無線端末に送信する発見連絡送信手段を備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の探索システム。
- 前記カメラ付き無線端末が、所定の通信可能範囲を有するアクセスポイントを介して前記探索管理サーバに前記発見連絡データを送信するものであって、該発見連絡データが、前記他のカメラ付き無線端末から前記発見連絡データの送信を受けた前記アクセスポイントの情報を含むものであることを特徴とする請求項2に記載の探索システム。
- 前記探索依頼送信手段が、前記カメラ付き無線端末に近くにある前記他のカメラ付き無線端末から順次前記探索依頼データを送信していくものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の探索システム。
- 撮像部と、画像を記憶する記憶媒体と、画像を表示する表示部とを有し、探索対象者の探索を管理する探索管理サーバと無線によりデータの送受信を行うカメラ付き無線端末において、
前記記憶媒体に記憶された前記探索対象者の画像を含む探索依頼データを前記探索管理サーバに送信する探索依頼手段を有することを特徴とするカメラ付き無線端末。 - 前記探索管理サーバから発見連絡データを受信して前記表示部に表示させる発見連絡出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載のカメラ付き無線端末。
- 前記探索管理サーバから前記探索依頼データを受信して、前記探索対象者の画像を前記表示部に表示させて探索の協力を依頼する探索協力依頼手段と、
前記探索対象者を発見したときに前記発見連絡データを前記探索管理サーバに送信する発見連絡手段と
をさらに備えたものであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のカメラ付き無線端末。 - 前記発見連絡データが、所定の通信可能範囲を有するアクセスポイントを介して前記探索管理サーバに送信されるものであって、前記カメラ付き無線端末から前記発見連絡データの送信を受けた前記アクセスポイントの情報を含むものであることを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
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