JP2004336267A - 呼び出し応対装置、インターホン装置および電話装置 - Google Patents

呼び出し応対装置、インターホン装置および電話装置 Download PDF

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慎介 佐武
Hiroshi Yazaki
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Abstract

【課題】使用者が単に呼び出し操作を行うだけで、目当ての応対者が自動的に呼び出され、応対が可能な呼び出し応対装置、インターホン装置および電話装置を提供すること。
【解決手段】来訪者が被訪問者を呼び出す呼び出しボタン31と、来訪者の特徴情報として来訪者の映像を撮像する撮像部33と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の被訪問者の情報を関連付けて予め格納する人物情報データベース43と、来訪者の映像に基づいて、来訪者の特徴情報を取得し、得られた来訪者の特徴情報に基づいて、人物情報データベース43に格納された複数の人物の特徴情報の中から来訪者に該当する人物を認識するとともに、認識された人物の情報に基づいて、人物情報データベース43により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定する認識部45と、認識部45により特定された被訪問者に呼び出しを通知する制御部47とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、呼び出し応対装置、インターホン装置および電話装置に関し、特に、呼び出し時に応対者を自動的に特定し、その特定された応対者に呼び出しを通知可能な呼び出し応対装置、インターホン装置および電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の呼び出し応対装置には、図16に示されるインターホンシステムがあり、複数の呼び出しボタン2a〜2fが設けられたインターホン子機1と、インターホン子機1の呼び出しボタン2a〜2fの少なくとも一つが押下されたことを検出するインターホン親機3と、インターホン子機1の複数の呼び出しボタン2a〜2fに対応して呼び出される複数の携帯無線端末4と、インターホン子機1の呼び出しボタン2a〜2fの中から何れが押下された時、押下された呼び出しボタン2a〜2fに対応した携帯無線端末4を、インターホン親機3からの指示に従って無線通信にて呼び出す無線親機5と、インターホン子機1の呼び出しボタン2a〜2fの中から何れが押下された時、押下された呼び出しボタン2a〜2fに対応した携帯無線端末4を、公衆電話回線網6を介して、加入者番号を送信して呼び出す無線基地局7とを備え、来訪者がインターホン子機1の呼び出しボタン2a〜2fを押下した時、来訪者の目当ての在居者が直接応対可能なものであった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、他の従来の呼び出し応対装置には、図17に示される宅内システムがあり、住宅または事業所10内に設置された、図示されないインターホン装置を含む来訪者応対システム11と、宅内管理システム12と、来訪者応対システム11および宅内管理システム12に接続され、情報処理部13、通信制御部14、およびデータベース15を有するホームコンピュータ16と、携帯通信端末17と、モニタテレビ18とを備え、来訪者が来訪者応対システム11の図示されない呼び出しボタンを押下すると、ホームコンピュータ16の情報処理部13は、データベース15に基づいて、携帯通信端末17がホームコンピュータ16と同一宅内にあるかどうかを判定し、ホームコンピュータ16の通信制御部14は、同一宅内であった場合は携帯通信端末17と無線で接続を行い、同一宅外であった場合は公衆網19および基地局20を経由して外出先の携帯通信端末17との接続を行うものであった(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
さらに、他の従来の呼び出し応対装置として、親機と複数の子機を有する一般的な電話装置(図示無し)があり、着信があった場合には、親機およびすべての子機が同時に呼び出され、送信者の期待しない受信者が電話に出た場合には、送信者の期待する受信者へ電話を取次ぐ構成になっていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−341421号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平11−177568号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の呼び出し応対装置では、例えば、図16のインターホンシステムでは、来訪者が目当ての在居者を呼び出す際には、複数の個別呼び出しボタンの中から目当ての在居者に対応した個別呼び出しボタンを押す必要があるために、操作が面倒であり、また来訪者が個別呼び出しボタンを押し間違えて、目当ての在居者を呼び出すことができない可能性があるという問題点があった。
【0008】
さらに、従来の呼び出し応対装置では、携帯無線端末としてはPHS(Personal Handyphone System)が想定されており、PHSは帯域が狭いために、映像を伝送する際には高圧縮が必要となり、またフレームレートも低くなるために、携帯無線端末側できれいな映像が見られない可能性があるという問題点があった。
【0009】
さらに、来訪者があった際に、常に一度に一台の携帯無線端末しか呼び出すことができないために、最初に呼び出された携帯無線端末をもつ在居者が応答しない場合には、それから別の在居者の携帯無線端末を呼び出すことになるため、来訪者を長く待たせてしまう可能性があるという問題点があった。
【0010】
さらに、図17の宅内システムでは、携帯通信端末がホームコンピュータと同一宅内にあった場合にのみ無線通話が可能であったために、宅外においては無線通話が不可能であるという問題点があった。
【0011】
また、送信者の期待しない受信者が電話に出た場合には、送信者の期待する受信者へ電話を取次がなければならないという問題点があった。
【0012】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、使用者に単一の呼び出しボタンを押すだけで目当ての応対者と通信させ、さらに、使用者による呼び出し操作があった時、同時に複数の携帯無線端末を呼び出すことにより、使用者の操作が簡単で、かつ、目当ての呼び出しを迅速に行うことができる呼び出し応対装置を提供するものである。
【0013】
また、本発明は、来訪者に単一の呼び出しボタンを押すだけで目当ての被訪問者と通信させ、さらに、来訪者があった時、同時に複数の携帯無線端末を呼び出せ、来訪者の操作が簡単で、かつ、目当ての呼び出しを迅速に行うことができるインターホン装置を提供するものである。
【0014】
また、本発明は、第三者による取次ぎ無しで送信者と受信者とが直接通話できる電話装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の呼び出し応対装置は、使用者が応対者の呼び出しを行う呼び出し手段と、前記使用者が、前記呼び出し手段により呼び出しを行った時、前記使用者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の応対者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、前記特徴情報取得手段により得られた使用者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記使用者に該当する人物を認識する認識手段と、前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の応対者を特定する応対者特定手段と、前記応対者特定手段により特定された応対者に呼び出しを通知する通知手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0016】
ここで、使用者が応対者を呼び出す呼び出し手段は、例えば、単一の呼び出しボタンの押下やタッチスイッチへの接触など単純な操作による呼び出し信号、赤外線センサ、温度差センサなどによる不審者などの進入を含む来訪者の検出信号、通信により受信される呼び出し信号などの検出を行うものである。
【0017】
この構成により、使用者が応対者を呼び出す時、複数の応対可能な人物の中から目当ての応対者を指定する必要が無く、単に呼び出し操作を行うだけで、目当ての応対者が自動的に特定されて、呼び出しが行われるので、使用者にとって、操作が簡単であり、操作ミスなどにより誤った応対者を呼び出すことも防止でき、応対者が取次ぐ必要も無くなることとなる。
【0018】
また、本発明の呼び出し応対装置は、応対者が携行する携帯無線端末を備え、前記通知手段が、前記応対者特定手段により特定された応対者の携帯無線端末に接続を切り替える接続切替部を有しても良い。
【0019】
この構成により、応対者が携行する無線通信機能を備えた端末に、自動的に接続を切り替えることができ、呼び出し応対装置から離れた場所や外出先でも使用者に対応した応対者の応対が可能となる。
【0020】
また、本発明のインターホン装置は、来訪者が被訪問者を呼び出す呼び出し手段と、前記来訪者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の被訪問者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、前記特徴情報取得手段により得られた来訪者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記来訪者に該当する人物を認識する認識手段と、前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定する被訪問者特定手段と、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者に呼び出しを通知する通知手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0021】
この構成により、来訪者は、呼び出し手段として、単一の呼び出しボタンなどを押すだけで目当ての被訪問者との直接対話が可能であるため、複数の被訪問者に対応した複数の個別呼び出しボタンが不要であり、そのため、来訪者が呼び出しボタンを押し間違えて誤った被訪問者を呼び出すことを防止できることとなる。
【0022】
さらに、本発明のインターホン装置は、被訪問者が携行する携帯無線端末を備え、前記通知手段が、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者の携帯無線端末に接続を切り替える接続切替部を有しても良い。
【0023】
この構成により、被訪問者が携行する無線通信機能を備えた端末に、自動的にインターホン子機を接続可能であり、インターホン親機から離れた場所や外出先でも来訪者に対応した被訪問者の応対が可能となる。
【0024】
さらに、本発明のインターホン装置は、前記特徴情報取得手段により得られた来訪者の特徴情報を、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者に送信する情報送信手段を備え、前記通知手段は、前記携帯無線端末と無線通信する無線通信部と、前記携帯無線端末と公衆電話回線を介して通信する公衆電話回線通信部と、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者の携帯無線端末の現在位置が、前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内か否かを判定するエリア判定部とを有し、前記接続切替部は、前記エリア判定部により前記被訪問者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内と判定された場合は、前記無線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、前記エリア判定部により前記被訪問者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲外と判定された場合は、前記公衆電話回線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、前記情報送信手段は、前記来訪者の特徴情報を前記接続切替部により接続された前記被訪問者の携帯無線端末に送信しても良い。
【0025】
ここで、無線通信は、無線LANやBluetoothなどである。
【0026】
この構成により、無線LANなどの無線通信部を介して携帯無線端末と通信が可能なため、このような帯域の広い無線通信網を使用した場合において、圧縮率を抑え、かつ、高いフレームレートの映像を送信することが可能となり、被訪問者がどこに居ても、携帯無線端末で、きれいな映像を見ることが可能となる。
【0027】
また、本発明のインターホン装置は、前記人物情報格納手段が、前記予め格納された人物以外の来訪者に対応する少なくとも一人の被訪問者を関連付けて予め格納し、前記認識手段が、前記来訪者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断した時、前記被訪問者特定手段が、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定し、前記通知手段が、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者に呼び出しを通知しても良い。
【0028】
この構成により、予め登録されていない人物が来訪した場合であっても、自動的に応対すべき被訪問者を呼び出し、来訪者に対して素早い応対を行うことができることとなる。
【0029】
さらに、本発明のインターホン装置は、前記通知手段が、前記被訪問者特定手段により特定された複数の人物に同時に呼び出しを通知しても良い。
【0030】
この構成により、来訪者があった時、同時に複数の携帯無線端末を呼び出すことができ、来訪者に対して素早い応対を行うことができる。
【0031】
さらに、本発明の電話装置は、電話回線から送信者の通信を受信する受信手段と、この受信手段で着信した通信情報から送信者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の受信者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、前記特徴情報取得手段により得られた送信者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記送信者に該当する人物を認識する認識手段と、前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の受信者を特定する受信者特定手段と、前記受信者特定手段により特定された受信者に呼び出しを通知する通知手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0032】
この構成により、送信者は、電話をした時、自動的に目当ての受信者に接続できるので、第三者による取次ぎ無しで送信者と受信者とが直接通話することができることとなる。
【0033】
さらに、本発明の電話装置は、受信者が携行する携帯無線端末を備え、前記通知手段が、前記受信者特定手段により特定された受信者の携帯無線端末に接続を切り替える接続切替部を有することを特徴とした構成を有している。
【0034】
この構成により、受信者が携行する無線通信機能を備えた端末に、自動的に接続可能であり、電話装置親機から離れた場所や外出先でも送信者に対応した受信者の応対が可能となる。
【0035】
さらに、本発明の電話装置は、前記特徴情報取得手段により得られた送信者の特徴情報を、前記受信者特定手段により特定された受信者に送信する情報送信手段を備え、前記通知手段は、前記携帯無線端末と無線通信する無線通信部と、前記受信者特定手段により特定された受信者の携帯無線端末の現在位置が、前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内か否かを判定するエリア判定部とを有し、前記接続切替部は、前記エリア判定部により前記受信者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内と判定された場合は、前記無線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、前記エリア判定部により前記受信者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲外と判定された場合は、前記公衆電話回線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、前記情報送信手段は、前記送信者の特徴情報を前記接続切替部により接続された前記受信者の携帯無線端末に送信しても良い。
【0036】
ここで、無線通信は、無線LANやBluetoothなどである。
【0037】
この構成により、無線LANなどの無線通信部を介して携帯無線端末と通信が可能なため、このような帯域の広い無線通信網を使用した場合において、圧縮率を抑え、かつ、高いフレームレートの映像を送信することが可能となり、受信者がどこに居ても、携帯無線端末で、きれいな映像を見ることが可能となる。
【0038】
さらに、本発明の電話装置は、前記人物情報格納手段が、前記予め格納された人物以外の送信者に対応する少なくとも一人の受信者を関連付けて予め格納し、前記認識手段が、前記送信者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断した時、前記受信者特定手段が、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の受信者を特定し、前記通知手段が、前記受信者特定手段により特定された受信者に呼び出しを通知しても良い。
【0039】
この構成により、未知の送信者から電話があった場合や送信者が特定の少なくとも一人の受信者が対応可能な者であった場合において、対応に適した受信者が素早く応対することができることとなる。
【0040】
また、本発明の電話装置は、前記通知手段が、前記受信者特定手段により特定された複数の人物に同時に呼び出しを通知しても良い。
【0041】
この構成により、着信があった時、同時に複数の携帯無線端末を呼び出すことができ、送信者に対して素早い応対を行うことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素は同じ参照記号および符号を用いて示してある。
【0043】
(第1の実施の形態)
【0044】
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置は、来訪者が操作するインターホン子機21と、インターホン子機21に接続され、来訪者の訪問を被訪問者に通知するインターホン親機23と、インターホン親機23との間で無線通信または公衆電話回線による通信を行う複数の携帯無線端末27と、公衆電話回線網25を介してインターホン親機23に接続される無線基地局29とを備えたインターホンシステムである。
【0045】
インターホン親機23および携帯無線端末27は、無線LAN機能を有する。これにより、インターホン親機23は、住居内などで各携帯無線端末27と無線通信を行い、または、公衆電話回線網25を介して無線基地局29に接続し、外出先の各携帯無線端末27と通信を行うものである。
【0046】
図2は、本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置の要部構成ブロック図を示す。
【0047】
図2に示すように、インターホン子機21は、来訪者が押下して被訪問者を呼び出す呼び出しボタン31と、来訪者の映像を撮像する撮像部33と、撮像部33からの出力信号を処理して映像信号を得る画像処理部34と、音声を入力するマイク35と、音声を出力するスピーカ36と、音声の入出力処理を行う音声処理部37と、インターホン子機21の各ブロック間の信号の処理や制御を行う制御部38と、インターホン親機23と通信を行うインターホン送受信部39とを有する。
【0048】
インターホン子機21の呼び出しボタン31は、居室の外に設けられ、来訪者が操作して被訪問者を呼び出すものであり、例えば、押しボタンスイッチ、シートキー、タッチセンサなどである。インターホン子機21の呼び出しボタン31が来訪者によって操作されると、呼び出し信号がインターホン子機21の制御部38に出力される。あるいは、他の実施の形態において、インターホン子機21の呼び出しボタン31は、不審者などの進入を含む来訪者を検知し、検知信号を出力する赤外線センサ、温度差センサなどであっても良い。
【0049】
インターホン子機21の撮像部33は、居室の外に設けられ、来訪者の映像を撮像するものであり、例えば、監視カメラである。本実施の形態において、インターホン子機21の撮像部33は、来訪者の顔の画像を撮影し、インターホン子機21の画像処理部34にて処理された画像をインターホン子機21の制御部38およびインターホン子機21のインターホン送受信部39を介してインターホン親機23に来訪者の画像を送信するものである。これらの画像は、インターホン親機23において、後述するように、モニタ画面に表示されるとともに、来訪者の特徴情報として来訪者の認識処理に使用される。尚、インターホン子機21の撮像部33によって撮影される画像は、静止画でも、動画であっても良い。
【0050】
インターホン子機21のマイク35は、来訪者の会話音声などを集音するものである。インターホン子機21のスピーカ36は、被訪問者の会話音声を出力するものである。
【0051】
インターホン子機21の音声処理部37は、インターホン子機21のマイク35、インターホン子機21のスピーカ36およびインターホン子機21の制御部38に電気的に接続され、インターホン子機21のマイク35で集音された来訪者の会話音声を処理して、インターホン子機21の制御部38およびインターホン子機21のインターホン送受信部39を介してインターホン親機23に音声信号を送信するとともに、インターホン親機23からインターホン子機21のインターホン送受信部39を介して送信された被訪問者の会話音声などの音声信号をインターホン子機21の制御部38を介して受信して処理し、インターホン子機21のスピーカ36から出力するものである。これにより、インターホン子機21とインターホン親機23間で、来訪者と応対者が会話できることとなる。
【0052】
インターホン子機21の制御部38は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびMPU(Micro Processing Unit)などからなり、予めプログラムされた処理手順で動作し、各ブロックを制御するものである。
【0053】
インターホン子機21のインターホン送受信部39は、インターホン子機21の制御部38およびインターホン親機23に電気的に接続され、インターホン子機21の制御部38の指示に従って、インターホン親機23と映像信号、音声信号および制御信号を送受信するものである。本実施の形態において、インターホン子機21のインターホン送受信部39とインターホン親機23は、有線通信であるが、これに限定されるものではなく、無線通信であっても良い。
【0054】
また、図2において、インターホン親機23は、インターホン子機21と電気的に接続され、インターホン子機21と通信を行うインターホン送受信部41と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の被訪問者の情報を関連付けて予め格納する人物情報データベース43(図中、「データベース」と示される。)と、インターホン子機21から送信された来訪者の特徴情報を示す顔の画像をインターホン送受信部41を介して入力し、この来訪者の特徴情報に基づいて、人物情報データベース43に格納された複数の人物の特徴情報の中から来訪者に該当する人物を認識するとともに、認識された人物の情報に基づいて、人物情報データベース43により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定する認識部45と、認識部45によって特定された被訪問者に呼び出しを通知する処理を行うとともに、インターホン親機23の各ブロック間の信号の処理や制御を行う制御部47とを備えている。
【0055】
さらに、インターホン親機23は、各種操作ボタンを有する操作部51と、インターホン子機21からインターホン送受信部41および制御部47を介して入力された映像信号を処理する画像処理部53と、画像処理部53から出力された映像を表示する表示部54と、来訪者との会話音声や呼び出し音などの音声信号を処理する音声処理部57と、音声処理部57で処理された呼び出し音や会話音声などを出力するスピーカ56と、会話音声などを集音するマイク55と、無線LAN機能を有し、受信者が携行する携帯無線端末27との通信を行う無線送受信部58と、公衆電話回線網25を通じて携帯無線端末27との通信を行う公衆電話回線送受信部59(図中、「公衆電話線送受信部」と示される。)とをさらに備えている。
【0056】
インターホン親機23のインターホン送受信部41は、インターホン子機21のインターホン送受信部39とインターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、インターホン子機21から来訪者の顔の画像を含む特徴情報、来訪者との会話音声信号、各種制御信号などが送受信される。
【0057】
尚、本実施の形態において、インターホン子機21のインターホン送受信部39およびインターホン親機23のインターホン送受信部41は、有線通信であるが、これに限らず無線通信であっても良い。
【0058】
インターホン親機23の人物情報データベース43は、読取り書換え可能な不揮発性記憶装置であり、インターホン親機23の認識部45に電気的に接続される。インターホン親機23の人物情報データベース43には、複数の人物の特徴情報と、各人物に対応する被訪問者の情報とが関連付けられて予め格納されている。
【0059】
インターホン親機23の認識部45は、インターホン親機23の人物情報データベース43およびインターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、インターホン子機21から送信された来訪者の顔の画像と、インターホン親機23の人物情報データベース43に予め格納されている来訪者の情報との照合認識を行い、来訪者と関連付けられている被訪問者の特定を行うものである。
【0060】
インターホン親機23の制御部47は、例えば、CPUおよびMPUなどからなり、予めプログラムされた処理手順で動作し、各ブロックを制御するものである。
【0061】
インターホン親機23の操作部51は、インターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、図示されない操作スイッチ、操作ボタン、操作レバーを含み、使用者にインターホン親機23の操作を行わせるものである。
【0062】
インターホン親機23の画像処理部53は、インターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、インターホン親機23の制御部47の指示に従って、インターホン子機21からインターホン親機23のインターホン送受信部41を介して入力された映像信号を処理して来訪者の画像をインターホン親機23の表示部54に表示させるものである。
【0063】
インターホン親機23の表示部54は、インターホン親機23の画像処理部53に電気的に接続され、少なくとも一つの表示画面を有し、インターホン親機23の画像処理部53にて処理された画像、例えば、インターホン子機21の撮像部33で撮影された映像などをモニタ画面に表示するものである。インターホン親機23の表示部54は、例えば、液晶表示パネル、プラズマ表示パネルなどである。
【0064】
インターホン親機23の音声処理部57は、インターホン親機23のスピーカ56、インターホン親機23のマイク55およびインターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、インターホン親機23の制御部47の指示に従って、インターホン親機23のスピーカ56に出力する呼び出し音や通話などの音声データを処理するとともに、インターホン親機23のマイク55から集音された会話音声などの音声データを処理するものである。
【0065】
インターホン親機23の公衆電話回線送受信部59は、インターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、インターホン親機23の制御部47の指示に従って、公衆電話回線網25を介して無線基地局29に接続し、外出先の携帯無線端末27と通信を行うものである。
【0066】
インターホン親機23の無線送受信部58は、インターホン親機23の制御部47に電気的に接続され、インターホン親機23の制御部47の指示に従って、居室内の携帯無線端末27と通信を行うものである。本実施の形態において、インターホン親機23の無線送受信部58は、無線LANであるが、これに限定されるものではなく、Bluetoothなど無線伝送方式を用いたものであっても良い。また、無線LANによる音声および映像の通信方法については、公知の技術を使用するものとする。
【0067】
図3は、本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置のインターホン親機23の認識部45における認識方法を説明するための図である。図3に示すように、インターホン子機21で撮影された来訪者の映像の映像信号61がインターホン親機23の制御部47からインターホン親機23の認識部45に入力される。インターホン親機23の認識部45において、映像信号61から来訪者の顔の画像を切り出して、得られた来訪者の顔の画像から、さらに、目、鼻、口などの顔部品を検出し、その顔部品間の間隔や、顔部品の配置などの幾何学的な関係情報から特徴量63を抽出する。
【0068】
一方、インターホン親機23の人物情報データベース43では、来訪者情報65として、来訪者の特徴量67と来訪者に対応する少なくとも一人の被訪問者の連絡先である携帯無線端末の電話番号やIPアドレスなどの被訪問者情報69が関連付けて予め格納されている。
【0069】
インターホン親機23の認識部45において、抽出された特徴量63と、インターホン親機23の人物情報データベース43に予め格納されている来訪者情報65の特徴量67とが照合認識されることにより、来訪者が特定される。特定された来訪者の来訪者情報65に登録されている被訪問者情報69が、インターホン親機23の認識部45からインターホン親機23の制御部47に受け渡される。
【0070】
尚、上記の画像認識方法は一例であり、顔全体の濃淡のパターンから認識を行う顔認識技術や虹彩認識技術など公知の認識方法であっても良い。
【0071】
図4は、本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置の携帯無線端末の概略構成ブロック図を示す。図4に示すように、携帯無線端末27は、無線LAN機能を有し、インターホン親機23の無線送受信部58および無線基地局29との間で無線信号の送受信を行う無線送受信部71と、各種操作ボタンを有する操作部72と、インターホン親機23から無線送受信部71を介して入力された映像信号を処理する画像処理部73と、画像処理部73から出力された映像を表示する表示部74と、会話音声や呼び出し音などの音声信号を処理する音声処理部77と、会話音声などを集音するマイク75と、呼び出し音や会話音声などを出力するスピーカ76と、携帯無線端末27の各ブロック間の信号の処理や制御を行う制御部79とをさらに備えている。
【0072】
携帯無線端末27の無線送受信部71は、携帯無線端末27の制御部79に電気的に接続され、携帯無線端末27の制御部79の指示に従って、居室内のインターホン親機23と、または外出先で無線基地局29に公衆電話回線網25を介して接続されたインターホン親機23と通信を行うものである。本実施の形態において、携帯無線端末27の無線送受信部71は、無線LANであるが、これに限定されるものではなく、Bluetoothなど無線伝送方式を用いたものであっても良い。また、無線LANによる音声および映像の通信方法については、公知の技術を使用するものとする。
【0073】
携帯無線端末27の操作部72は、携帯無線端末27の制御部79に電気的に接続され、図示されない操作スイッチ、操作ボタンを含み、使用者に携帯無線端末27の操作を行わせるものである。
【0074】
携帯無線端末27の画像処理部73は、携帯無線端末27の制御部79に電気的に接続され、インターホン子機21からインターホン親機23を介して入力された映像信号を処理して来訪者の映像などを含む画像を携帯無線端末27の表示部74に表示されるものである。
【0075】
携帯無線端末27の表示部74は、携帯無線端末27の画像処理部73に電気的に接続され、少なくとも一つの表示画面を有し、携帯無線端末27の画像処理部73にて処理された画像、例えば、インターホン子機21の撮像部33で撮影された来訪者の映像などをモニタ画面に表示するものである。携帯無線端末27の表示部74は、例えば、液晶表示パネル、プラズマ表示パネルなどである。
【0076】
携帯無線端末27の音声処理部77は、携帯無線端末27のスピーカ76、携帯無線端末27のマイク75および携帯無線端末27の制御部79に電気的に接続され、携帯無線端末27の制御部79の指示に従って、携帯無線端末27のスピーカ76に出力する呼び出し音や通話などの音声データを処理するとともに、携帯無線端末27のマイク75から集音された会話音声などの音声データを処理するものである。
【0077】
携帯無線端末27の制御部79は、例えば、CPUおよびMPUなどからなり、予めプログラムされた処理手順で動作し、各ブロックを制御するものである。
【0078】
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置の動作について、以下に図5および図6の動作フロー図を用いて説明する。
【0079】
はじめに、来訪者が訪れ、インターホン子機21の呼び出しボタン31を押下すると、インターホン子機21の呼び出しボタン31からインターホン子機21の制御部38に呼び出し信号が出力され、インターホン子機21の制御部38で呼び出し信号が検出される(ステップS11)。呼び出し信号の検出に呼応して、インターホン子機21の撮像部33で撮影された来訪者の画像がインターホン子機21の画像処理部34を介して映像信号としてインターホン子機21の制御部38に入力されるとともに、インターホン子機21のマイク35で集音された来訪者の会話音声がインターホン子機21の音声処理部37を介して音声信号としてインターホン子機21の制御部38に入力される。インターホン子機21の制御部38に入力された映像信号と音声信号が、インターホン子機21のインターホン送受信部39を介してインターホン親機23に送信される(ステップS12)。
【0080】
インターホン親機23では、インターホン送受信部41を介して、インターホン子機21から映像信号および音声信号が受信され、インターホン親機23の制御部47に入力される(ステップS13)。インターホン親機23の制御部47に入力された映像信号は、インターホン親機23の画像処理部53を介して表示部54に送信され、来訪者の映像が表示され、インターホン親機23の制御部47に入力された音声信号は、インターホン親機23の音声処理部57を介してスピーカ56から出力される(ステップS14)。同時に、インターホン親機23の制御部47から入力された映像信号が、インターホン親機23の認識部45に送信される。
【0081】
インターホン親機23の認識部45では、入力された映像信号に基づいて、来訪者の顔の画像を取得し、来訪者の認識処理が行われる(ステップS15)。インターホン親機23の認識部45において、得られた来訪者の特徴量63と、インターホン親機23の人物情報データベース43に予め登録されている来訪者情報65の特徴量67とが照合され、一致するか否かの判定が行われる(ステップS16)。
【0082】
ここで、インターホン親機23の認識部45で得られた来訪者の特徴量63と一致する来訪者情報65が認識された場合(ステップS16:YES)は、インターホン親機23の制御部47に来訪者に対応する被訪問者情報69を受け渡し、インターホン親機23の制御部47では、被訪問者情報69に基づいて、特定された被訪問者に呼び出しを通知し(ステップS20)、本処理を終了する。インターホン親機23の制御部47における、被訪問者の呼び出し通知処理の詳細については、図6を用いて後述する。
【0083】
一方、インターホン親機23の認識部45で得られた来訪者の特徴量63と一致する来訪者情報65が認識できなかった場合(ステップS16:NO)は、そのまま本処理を終了する。
【0084】
図6は、図5に示された本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置における呼び出し通知処理の詳細を示す動作フロー図である。
【0085】
図6に示すように、インターホン親機23の制御部47において、被訪問者が携行する携帯無線端末27の位置を検出する処理が行われ(ステップS21)、被訪問者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内かエリア外かが判定される(ステップS22)。
【0086】
具体的には、例えば、インターホン親機23の制御部47により、インターホン親機23の無線送受信部58を介して、先に特定された被訪問者の携行する携帯無線端末27の電話番号に対して、ICMP(Internet Control Message Protocol)パケットを送信し、応答を待つ。被訪問者の携帯無線端末27からの応答が正常であれば、被訪問者の携帯無線端末27は、インターホン親機23との無線LANの通信可能エリア内であると判断される。一方、被訪問者の携帯無線端末27から応答がエラーであった場合、被訪問者の携帯無線端末27との無線LANの通信可能エリア外であると判断される。応答のエラーは、例えば、所定の応答待ち時間を予め設定しておき、応答待ち時間以上応答が無かった場合、応答エラーとする。
【0087】
このようにして、被訪問者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内であると判断された場合(ステップS22:YES)、インターホン親機23の制御部47により、伝送路が無線LAN通信に決定され、インターホン親機23の無線送受信部58を介して、携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS23)。一方、被訪問者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア外であると判断された場合(ステップS22:NO)、インターホン親機23の制御部47により、伝送路が公衆電話回線に決定され、インターホン親機23の公衆電話回線送受信部59を介して携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS24)。
【0088】
以上のように、本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置は、来訪者が被訪問者を呼び出す呼び出しボタン31と、来訪者の特徴情報として来訪者の映像を撮像する撮像部33と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の被訪問者の情報を関連付けて予め格納する人物情報データベース43と、来訪者の映像に基づいて、来訪者の特徴情報を取得し、得られた来訪者の特徴情報に基づいて、人物情報データベース43に格納された複数の人物の特徴情報の中から来訪者に該当する人物を認識するとともに、認識された人物の情報に基づいて、人物情報データベース43により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定する認識部45と、認識部45により特定された被訪問者に呼び出しを通知する制御部47とを備えているので、来訪者は、単一の呼び出しボタンを押すだけで目当ての被訪問者との直接対話が可能であるため、複数の被訪問者に対応した複数の個別呼び出しボタンが不要であり、そのため、来訪者が呼び出しボタンを押し間違えて誤った被訪問者を呼び出すことを防止できる。
【0089】
また、本実施の形態において、被訪問者が携行する携帯無線端末27を備えるとともに、インターホン親機23の制御部47が、インターホン親機23の認識部45により特定された被訪問者の携帯無線端末27に接続を切り替えるので、被訪問者が携行する無線通信機能を備えた携帯無線端末27に、自動的にインターホン子機21を接続可能であり、インターホン親機23から離れた場所や外出先でも来訪者に対応した被訪問者の応対が可能となる。
【0090】
また、本実施の形態において、インターホン親機23は、携帯無線端末27と無線通信する無線送受信部58と、携帯無線端末27と公衆電話回線網25を介して通信する公衆電話回線送受信部59とを有し、インターホン親機23の制御部47は、インターホン親機23の認識部45により特定された被訪問者の携帯無線端末27の現在位置が、インターホン親機23の無線送受信部58の無線通信可能エリアの範囲内か否かを判定し、判定により被訪問者の携帯無線端末27の現在位置がインターホン親機23の無線送受信部58の無線通信可能エリアの範囲内と判定された場合は、インターホン親機23の無線送受信部58を介して携帯無線端末27に接続し、判定により被訪問者の携帯無線端末27の現在位置がインターホン親機23の無線送受信部58の無線通信可能エリアの範囲外と判定された場合は、インターホン親機23の公衆電話回線送受信部59を介して携帯無線端末27に接続し、インターホン子機21の撮像部33により得られた来訪者の顔の画像を接続された被訪問者の携帯無線端末27に送信するので、インターホン親機23においては、無線LANなどの無線送受信部58を介して携帯無線端末27と通信が可能なため、このような帯域の広い無線通信網を使用した場合において、圧縮率を抑え、かつ、高いフレームレートの映像を送信することが可能となり、被訪問者がどこに居ても、携帯無線端末27で、きれいな映像を見ることが可能となる。
【0091】
尚、上記実施の形態では、インターホン親機23に認識部45を設け、インターホン親機23の制御部47において、携帯無線端末27との伝送路の決定を行う場合について説明したが、インターホン子機21に認識部を設け、インターホン子機21の制御部38において、携帯無線端末27との伝送路の決定を行っても良い。
【0092】
(第2の実施の形態)
【0093】
図7は、本発明の第2の実施の形態の呼び出し応対装置の動作フロー図を示す。これは上記第1の実施の形態とは、ステップS16における来訪者の認識処理において、一致する人物が特定されなかった場合の処理ステップS30をさらに設けた点が相違している。
【0094】
本実施の形態において、インターホン親機23の人物情報データベース43は、インターホン親機23の人物情報データベース43に予め格納されている人物以外の来訪者、例えば、宅配業者、郵便配達人、勧誘セールスマン、あるいは不審者などに対応する少なくとも一人の応対者が関連付けて予め格納される。
【0095】
図7に示すように、ステップS16において、インターホン親機23の認識部45で得られた来訪者の特徴量63と一致する来訪者情報65が認識できなかった場合、すなわち、来訪者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断された場合、インターホン親機23の認識部45が、インターホン親機23の人物情報データベース43により関連付けられている少なくとも一人の応対者として被訪問者を特定し、特定された被訪問者の被訪問者情報がインターホン親機23の制御部47に受け渡され、インターホン親機23の制御部47では、被訪問者情報に基づいて、特定された被訪問者に呼び出しを通知し(ステップS30)、本処理を終了する。
【0096】
図8は、図7に示された本発明の第2の実施の形態の呼び出し応対装置における呼び出し通知処理の詳細を示す動作フロー図である。
【0097】
図8に示すように、インターホン親機23の制御部47において、被訪問者が携行する携帯無線端末27の位置を検出する処理が行われ(ステップS31)、被訪問者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内かエリア外かが判定される(ステップS32)。
【0098】
具体的には、例えば、インターホン親機23の制御部47により、インターホン親機23の無線送受信部58を介して、先に特定された被訪問者の携行する携帯無線端末27の電話番号に対して、ICMPパケットを送信し、応答を待つ。被訪問者の携帯無線端末27からの応答が正常であれば、被訪問者の携帯無線端末27は、インターホン親機23との無線LANの通信可能エリア内であると判断される。一方、被訪問者の携帯無線端末27から応答がエラーであった場合、被訪問者の携帯無線端末27との無線LANの通信可能エリア外であると判断される。応答のエラーは、例えば、所定の応答待ち時間を予め設定しておき、応答待ち時間以上応答が無かった場合、応答エラーとする。
【0099】
このようにして、被訪問者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内であると判断された場合(ステップS32:YES)、インターホン親機23の制御部47により、伝送路が無線LAN通信に決定され、インターホン親機23の無線送受信部58を介して、携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS33)。一方、被訪問者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア外であると判断された場合(ステップS32:NO)、インターホン親機23の制御部47により、伝送路が公衆電話回線に決定され、インターホン親機23の公衆電話回線送受信部59を介して携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS34)。
【0100】
以上のように、本発明の第2の実施の形態の呼び出し応対装置は、インターホン親機23の人物情報データベース43が、予め格納された人物以外の来訪者に対応する少なくとも一人の応対者を関連付けて予め格納し、インターホン親機23の認識部45が、来訪者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断した時、インターホン親機23の人物情報データベース43により関連付けられている少なくとも一人の応対者を特定し、インターホン親機23の制御部47が、インターホン親機23の認識部45により特定された応対者に呼び出しを通知するので、予め登録されていない人物が来訪した場合であっても、自動的に応対すべき応対者を呼び出し、来訪者に対して素早い応対を行うことができることとなる。さらに、応対者は複数設定可能なため、より素早い応対が可能となる。
【0101】
(第3の実施の形態)
【0102】
図9は、本発明の第3の実施の形態の呼び出し応対装置のインターホン子機の概略ブロック図である。これは、上記第1の実施の形態とは、インターホン子機に、特徴情報取得部81を設けた点が相違している。
【0103】
図9に示すように、本発明の第3の実施の形態の呼び出し応対装置のインターホン子機80は、来訪者の特徴情報を取得する特徴情報取得部81をさらに備えている。
【0104】
インターホン子機80の特徴情報取得部81は、インターホン子機80の制御部38に電気的に接続され、例えば、来訪者の指紋を読取り指紋画像を出力する指紋センサや、虹彩画像を撮影する虹彩カメラ、匂い情報を出力する匂いセンサ、IDカードリーダである。あるいは、来訪者の会話音声から声紋の特徴を抽出する声紋情報、来訪者の名刺などの所持品に関する情報など来訪者を特定可能な情報を取得するものであっても良い。
【0105】
インターホン子機80の特徴情報取得部81において得られた来訪者の特徴情報は、インターホン子機80の制御部38に受け渡され、インターホン子機80のインターホン送受信部39を介してインターホン親機23に送信される。インターホン親機23では、上記第1の実施の形態と同様に、この来訪者の特徴情報に基づいて、来訪者の認識処理を行い、来訪者を特定する。
【0106】
本発明の第3の実施の形態の呼び出し応対装置においても、上記実施の形態の呼び出し応対装置と同様の効果が得られるものである。
【0107】
(第4の実施の形態)
【0108】
図10は、本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置の概略構成ブロック図を示す。図10に示すように、本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置は、公衆電話回線網25を介して送信者からの通信を受信する電話装置親機85と、電話装置親機85との間で無線通信または公衆電話回線による通信を行う複数の携帯無線端末27と、公衆電話回線網25を介してインターホン親機23に接続される無線基地局29とを備えた電話装置である。
【0109】
電話装置親機85および携帯無線端末27は、無線LAN機能を有する。これにより、電話装置親機85は、住居内などで、各携帯無線端末27と無線通信を行い、または、公衆電話回線網25を介して無線基地局29に接続し、外出先の各携帯無線端末27と通信を行うものである。
【0110】
図11は、本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置の電話装置親機85の概略構成ブロック図を示す。図11に示すように、電話装置親機85は、公衆電話回線網25を介して送信者との通信を行う公衆電話回線送受信部86(図中、「公衆電話線送受信部」と示される。)と、公衆電話回線送受信部86で着信した通信情報から送信者の特徴情報を取得する特徴情報取得部88と、複数の人物の特徴情報と、対応する複数の受信者の情報とが関連付けられて予め格納される人物情報データベース89(図中、「データベース」と示される。)と、特徴情報取得部88により得られた送信者の特徴情報に基づいて、人物情報データベース89に格納された複数の人物の特徴情報の中から送信者に該当する人物を認識し、認識された人物の情報に基づいて、人物情報データベース89により関連付けられている少なくとも一人の受信者を特定する認識部90と、認識部90によって特定された受信者に呼び出しを通知する処理を行うとともに、電話装置親機85の各ブロック間の信号の処理および制御を行う制御部91とを備えている。
【0111】
さらに、本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置の電話装置親機85は、各種操作ボタンを有する操作部92と、少なくとも一つの表示画面を有する表示部94と、表示部94に表示する画像を処理する画像処理部93と、送信者との会話音声、留守番電話メッセージ、および呼び出し音などの音声信号を処理する音声処理部97と、音声処理部97で処理された呼び出し音、会話音声および留守番電話メッセージなどを出力するスピーカ96と、会話音声などを集音するマイク95と、無線LAN機能を有し、受信者が携行する携帯無線端末27との通信を行う無線送受信部99とをさらに備えている。
【0112】
尚、本実施の形態の携帯無線端末27は、上記第1の実施の形態の呼び出し応対装置の携帯無線端末27と同じ構成であるので、詳細な説明は省略する。
【0113】
電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86は、公衆電話回線網25と電話装置親機85の制御部91に電気的に接続され、電話装置親機85の制御部91の指示に従って、公衆電話回線網25を介して無線基地局29に接続し、外出先の携帯無線端末27と通信を行うものである。
【0114】
電話装置親機85の特徴情報取得部88は、電話装置親機85の制御部91に電気的に接続され、送信者から着信があった時、送信者の特徴情報を取得するものである。本実施の形態において、電話装置親機85の特徴情報取得部88は、例えば、送信者から名前を得るためのメッセージを予め録音しておき、着信があった時、そのメッセージを再生するとともに、送信者からの応答を待ち、応答を録音するものである。再生されるメッセージは、例えば、「お客様のお名前をおっしゃって下さい。」などである。
【0115】
さらに、電話装置親機85の特徴情報取得部88は、公衆電話回線送受信部86を介して入力された送信者の応答メッセージを含む音声信号を電話装置親機85の制御部91から受け取り、音声信号に含まれる応答メッセージから送信者情報を取得するとともに、取得した送信者情報を、電話装置親機85の制御部91を介して電話装置親機85の認識部90に受け渡すものである。
【0116】
送信者情報の取得方法は、公知の音声認識技術を用いる。また、他の実施の形態において、入力された音声信号の声紋を識別し、送信者情報としても良い。
【0117】
また、他の実施の形態において、電話装置親機85の特徴情報取得部88は、送信者からの映像信号を電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して入力し、映像信号に基づいて、送信者情報を取得しても良い。あるいは、送信者の電話番号情報や、暗証番号入力や、その他の送信者からの各種通信情報を用いても良い。
【0118】
電話装置親機85の人物情報データベース89は、読取り書換え可能な不揮発性記憶装置であり、電話装置親機85の認識部90に電気的に接続される。電話装置親機85の人物情報データベース89には、複数の人物の特徴情報と、各人物に対応する受信者の情報とが関連付けられて予め格納されている。
【0119】
電話装置親機85の認識部90は、電話装置親機85の人物情報データベース89および電話装置親機85の制御部91に電気的に接続され、電話装置親機85の制御部91を介して電話装置親機85の特徴情報取得部88から送信者情報を受け取り、受け取った送信者情報と、電話装置親機85の人物情報データベース89に予め格納されている送信者情報との照合認識を行い、送信者と関連付けられている受信者の特定を行うものである。
【0120】
電話装置親機85の制御部91は、例えば、CPUおよびMPUなどからなり、予めプログラムされた処理手順で動作し、各ブロックを制御するものである。
【0121】
電話装置親機85の操作部92は、電話装置親機85の制御部91に電気的に接続され、図示されない操作スイッチ、操作ボタン、操作レバーを含み、使用者に電話装置親機85の操作を行わせるものである。
【0122】
電話装置親機85の画像処理部93は、電話装置親機85の制御部91に電気的に接続され、電話装置親機85の制御部91の指示に従って、電話装置親機85の表示部94に映像を表示させるものである。例えば、電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して、送信者から送信された映像信号を処理して電話装置親機85の表示部94の表示画面に表示しても良い。
【0123】
電話装置親機85の表示部94は、電話装置親機85の画像処理部93に電気的に接続され、少なくとも一つの表示画面を有し、電話装置親機85の画像処理部93にて処理された画像を表示するものである。電話装置親機85の表示部94は、例えば、液晶表示パネル、プラズマ表示パネルなどである。
【0124】
電話装置親機85の音声処理部97は、電話装置親機85のスピーカ96、マイク95および制御部91に電気的に接続され、電話装置親機85の制御部91の指示に従って、電話装置親機85のスピーカ96に出力する呼び出し音や通話などの音声データを処理するとともに、電話装置親機85のマイク95から集音された会話音声などの音声データを処理するものである。
【0125】
電話装置親機85の無線送受信部99は、電話装置親機85の制御部91に電気的に接続され、電話装置親機85の制御部91の指示に従って、居室内の携帯無線端末27と通信を行うものである。本実施の形態において、電話装置親機85の無線送受信部99は、無線LANであるが、これに限定されるものではなく、Bluetoothなど無線伝送方式を用いたものであっても良い。また、無線LANによる音声および映像の通信方法については、公知の技術を使用するものとする。
【0126】
以上のように構成された本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置の動作について、以下に図12および図13の動作フロー図を用いて説明する。
【0127】
はじめに、電話装置親機85の制御部91において、送信者からの着信を待機し、公衆電話回線網25を通じて電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して、送信者からの着信が検出される(ステップS41)。送信者からの着信により、電話装置親機85が公衆電話回線網25を介して送信側と接続され、電話装置親機85の特徴情報取得部88により、「お客様のお名前をおっしゃって下さい。」などのメッセージが再生され、電話装置親機85の制御部91から電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して、送信者に送信される(ステップS42)。
【0128】
送信者がメッセージに応答し、送信者からの音声信号が電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して電話装置親機85の制御部91に入力され、音声信号に含まれる送信者の名前が送信者情報として取得される(ステップS43)。
【0129】
取得した送信者情報が、電話装置親機85の認識部90に受け渡され、電話装置親機85の認識部90では、入力された送信者情報に基づいて、送信者の認識処理が行われる(ステップS44)。電話装置親機85の認識部90では、入力された送信者情報と、電話装置親機85の人物情報データベース89に予め登録されている人物情報とが照合され、一致するか否かの判定が行われる(ステップS45)。
【0130】
電話装置親機85の認識部90で、人物情報データベース89に格納された人物情報の中から得られた送信者情報と一致する人物情報が認識された場合(ステップS45:YES)、電話装置親機85の制御部91に送信者に対応する受信者の携帯電話番号やIPアドレスなどの受信者情報を受け渡し、電話装置親機85の制御部91では、受信者情報に基づいて、特定された受信者に呼び出しの通知し(ステップS50)、本処理を終了する。電話装置親機85の制御部91における、受信者の呼び出し通知処理の詳細については、図13を用いて後述する。
【0131】
一方、電話装置親機85の認識部90で、電話装置親機85の人物情報データベース89に格納された人物情報の中から得られた送信者情報と一致する情報が得られなかった場合(ステップS45:NO)、そのまま本処理を終了する。
【0132】
図13は、図12に示された本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置における呼び出し通知処理の詳細を示す動作フロー図である。
【0133】
図13に示すように、電話装置親機85の制御部91において、受信者が携行する携帯無線端末27の位置を検出する処理が行われ(ステップS51)、受信者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内かエリア外かが判定される(ステップS52)。
【0134】
具体的には、例えば、電話装置親機85の制御部91により、電話装置親機85の無線送受信部99を介して、先に特定された受信者の携行する携帯無線端末27の電話番号に対して、ICMPパケットを送信し、応答を待つ。受信者の携帯無線端末27からの応答が正常であれば、受信者の携帯無線端末27は、電話装置親機85との無線LANの通信可能エリア内であると判断される。一方、受信者の携帯無線端末27から応答がエラーであった場合、受信者の携帯無線端末27との無線LANの通信可能エリア外であると判断される。応答のエラーは、例えば、所定の応答待ち時間を予め設定しておき、応答待ち時間以上応答が無かった場合、応答エラーとする。
【0135】
このようにして、受信者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内であると判断された場合(ステップS52:YES)、電話装置親機85の制御部91により、伝送路が無線LAN通信に決定され、電話装置親機85の無線送受信部99を介して、携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS53)。一方、受信者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア外であると判断された場合(ステップS52:NO)、電話装置親機85の制御部91により、伝送路が公衆電話回線に決定され、電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS54)。
【0136】
以上のように、本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置は、電話回線から送信者の通信を受信する公衆電話回線送受信部86と、この公衆電話回線送受信部86で着信した通信情報から送信者の特徴情報を取得する特徴情報取得部88と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の受信者の情報を関連付けて予め格納する人物情報データベース89と、特徴情報取得部88により得られた送信者の特徴情報に基づいて、人物情報データベース89に格納された複数の人物の特徴情報の中から送信者に該当する人物を認識するとともに、認識された人物の情報に基づいて、人物情報データベース89により関連付けられている少なくとも一人の受信者を特定する認識部90と、認識部90により特定された受信者に呼び出しを通知する制御部91とを備えているので、送信者は、電話をした時、自動的に目当ての受信者に接続できるので、第三者による取次ぎ無しで送信者と受信者とが直接通話することができることとなる。
【0137】
さらに、上記実施の形態において、受信者が携行する携帯無線端末27を備え、電話装置親機85の制御部91が、電話装置親機85の認識部90により特定された受信者の携帯無線端末27に接続を切り替えるので、受信者が携行する無線通信機能を備えた端末に、自動的に接続可能であり、電話装置親機85から離れた場所や外出先でも送信者に対応した受信者の応対が可能となる。
【0138】
また、本実施の形態において、電話装置親機85は、携帯無線端末27と無線通信する無線送受信部99を有し、電話装置親機85の制御部91は、電話装置親機85の認識部90により特定された受信者の携帯無線端末27の現在位置が、電話装置親機85の無線送受信部99の無線通信可能エリアの範囲内か否かを判定し、判定により受信者の携帯無線端末27の現在位置が電話装置親機85の無線送受信部99の無線通信可能エリアの範囲内と判定された場合は、電話装置親機85の無線送受信部99を介して携帯無線端末27に接続し、判定により受信者の携帯無線端末27の現在位置が電話装置親機85の無線送受信部99の無線通信可能エリアの範囲外と判定された場合は、電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して携帯無線端末27に接続し、送信者の特徴情報を接続された受信者の携帯無線端末27に送信するので、電話装置親機85においては、無線LANなどの無線送受信部99を介して携帯無線端末27と通信が可能なため、このような帯域の広い無線通信網を使用した場合において、圧縮率を抑え、かつ、高いフレームレートの映像を送信することが可能となり、受信者がどこに居ても、携帯無線端末27で、きれいな映像を見ることが可能となる。
【0139】
(第5の実施の形態)
【0140】
図14は、本発明の第5の実施の形態の呼び出し応対装置の動作フロー図を示す。これは上記第4の実施の形態とは、ステップS45における送信者の認識処理において、一致する人物が特定されなかった場合の処理ステップS60をさらに設けた点が相違している。
【0141】
本実施の形態において、電話装置親機85の人物情報データベース89は、電話装置親機85の人物情報データベース89に予め格納されている人物以外の送信者、例えば、勧誘セールスや間違い電話送信者などに対応する少なくとも一人の応対者が関連付けて予め格納される。
【0142】
図14に示すように、ステップS45において、電話装置親機85の認識部90で得られた送信者の特徴量と一致する送信者情報が認識できなかった場合、すなわち、送信者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断された場合、電話装置親機85の認識部90が、電話装置親機85の人物情報データベース89により関連付けられている少なくとも一人の応対者として受信者を特定し、特定された受信者の受信者情報が電話装置親機85の制御部91に受け渡され、電話装置親機85の制御部91では、受信者情報に基づいて、特定された受信者に呼び出しを通知し(ステップS60)、本処理を終了する。
【0143】
図15は、図14に示された本発明の第5の実施の形態の呼び出し応対装置における呼び出し通知処理の詳細を示す動作フロー図である。
【0144】
図15に示すように、電話装置親機85の制御部91において、受信者が携行する携帯無線端末27の位置を検出する処理が行われ(ステップS61)、受信者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内かエリア外かが判定される(ステップS62)。
【0145】
具体的には、例えば、電話装置親機85の制御部91により、電話装置親機85の無線送受信部99を介して、先に特定された受信者の携行する携帯無線端末27の電話番号に対して、ICMPパケットを送信し、応答を待つ。受信者の携帯無線端末27からの応答が正常であれば、受信者の携帯無線端末27は、電話装置親機85との無線LANの通信可能エリア内であると判断される。一方、受信者の携帯無線端末27から応答がエラーであった場合、受信者の携帯無線端末27との無線LANの通信可能エリア外であると判断される。応答のエラーは、例えば、所定の応答待ち時間を予め設定しておき、応答待ち時間以上応答が無かった場合、応答エラーとする。
【0146】
このようにして、受信者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア内であると判断された場合(ステップS62:YES)、電話装置親機85の制御部91により、伝送路が無線LAN通信に決定され、電話装置親機85の無線送受信部99を介して、携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS63)。一方、受信者が携行する携帯無線端末27が、無線LANの通信可能エリア外であると判断された場合(ステップS62:NO)、電話装置親機85の制御部91により、伝送路が公衆電話回線に決定され、電話装置親機85の公衆電話回線送受信部86を介して携帯無線端末27の呼び出しが行われる(ステップS64)。
【0147】
以上のように、本発明の第5の実施の形態の呼び出し応対装置は、電話装置親機85の人物情報データベース89が、予め格納された人物以外の送信者に対応する少なくとも一人の応対者を関連付けて予め格納し、電話装置親機85の認識部90が、送信者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断した時、電話装置親機85の人物情報データベース89により関連付けられている少なくとも一人の応対者を特定し、電話装置親機85の制御部91が、電話装置親機85の認識部90により特定された応対者に呼び出しを通知するので、未知の送信者から電話があった場合や送信者が特定の少なくとも一人の受信者が対応可能な者であった場合において、対応に適した受信者が素早く応対することができることとなる。さらに、応対者は複数設定可能なため、より素早い応対が可能となる。
【0148】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、使用者が応対者の呼び出しを行う呼び出し手段と、前記使用者が、前記呼び出し手段により呼び出しを行った時、前記使用者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、複数の人物の特徴情報および、対応する複数の応対者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、前記特徴情報取得手段により得られた使用者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記使用者に該当する人物を認識する認識手段と、前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の応対者を特定する応対者特定手段と、前記応対者特定手段により特定された応対者に呼び出しを通知する通知手段とを備えることにより、使用者が応対者を呼び出す時、複数の応対可能な人物の中から目当ての応対者を指定する必要が無く、単に呼び出し操作を行うだけで、目当ての応対者が自動的に特定されて、呼び出しが行われるので、使用者にとって、操作が簡単であり、操作ミスなどにより誤った応対者を呼び出すことも防止でき、応対者が取次ぐ必要も無くなるという優れた効果を有する呼び出し応対装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の呼び出し応対装置を示す概略構成図
【図2】図1に示された呼び出し応対装置の要部構成ブロック図
【図3】図1に示された呼び出し応対装置における認識方法を説明するための図
【図4】図1に示された呼び出し応対装置の携帯無線端末の概略構成ブロック図
【図5】図1に示された呼び出し応対装置の動作フロー図
【図6】図5に示された呼び出し応対装置の呼び出し通知処理の詳細動作フロー図
【図7】本発明の第2の実施の形態の呼び出し応対装置の動作フロー図
【図8】図7に示された呼び出し応対装置の呼び出し通知処理の詳細動作フロー図
【図9】本発明の第3の実施の形態の呼び出し応対装置のインターホン子機の概略ブロック図
【図10】本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置の概略構成ブロック図
【図11】本発明の第4の実施の形態の呼び出し応対装置の電話装置親機の概略構成図
【図12】図11に示された呼び出し応対装置の動作フロー図
【図13】図12に示された呼び出し応対装置の呼び出し通知処理の詳細動作フロー図
【図14】本発明の第5の実施の形態の呼び出し応対装置の動作フロー図
【図15】図14に示された呼び出し応対装置の呼び出し通知処理の詳細動作フロー図
【図16】従来のインターホンシステムを示す構成図
【図17】従来の宅内システムを示す構成図
【符号の説明】
21 インターホン子機
23 インターホン親機
25 公衆電話回線網
27 携帯無線端末
29 無線基地局
31 呼び出しボタン(呼び出し手段、呼び出しボタン)
33 撮像部(特徴情報取得手段)
34 画像処理部
35 マイク
36 スピーカ
37 音声処理部
38 制御部
39 インターホン送受信部
41 インターホン送受信部
43 人物情報データベース(人物情報格納手段)
45 認識部(認識手段、応対者特定手段、被訪問者特定手段)
47 制御部(通知手段、接続切替部、情報送信手段、エリア判定部)
51 操作部
53 画像処理部
54 表示部
55 マイク
56 スピーカ
57 音声処理部
58 無線送受信部(情報送信手段、無線通信部)
59 公衆電話回線送受信部(情報送信手段、公衆電話回線通信部)
71 無線送受信部
72 操作部
73 画像処理部
74 表示部
75 マイク
76 スピーカ
77 音声処理部
79 制御部(呼び出し手段、通知手段、情報送信手段)
80 インターホン子機
81 特徴情報取得部(特徴情報取得手段)
85 電話装置親機
86 公衆電話回線送受信部(呼び出し手段、受信手段、情報送信手段、公衆電話回線通信部)
88 特徴情報取得部(特徴情報取得手段)
89 人物情報データベース(人物情報格納手段)
90 認識部(認識手段、応対者特定手段、受信者特定手段)
91 制御部(通知手段、接続切替部、情報送信手段、エリア判定部)
92 操作部
93 画像処理部
94 表示部
95 マイク
96 スピーカ
97 音声処理部
99 無線送受信部(情報送信手段、無線通信部)

Claims (12)

  1. 使用者が応対者の呼び出しを行う呼び出し手段と、
    前記使用者が、前記呼び出し手段により呼び出しを行った時、前記使用者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、
    複数の人物の特徴情報および、対応する複数の応対者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、
    前記特徴情報取得手段により得られた使用者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記使用者に該当する人物を認識する認識手段と、
    前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の応対者を特定する応対者特定手段と、
    前記応対者特定手段により特定された応対者に呼び出しを通知する通知手段とを備えたことを特徴とする呼び出し応対装置。
  2. 応対者が携行する携帯無線端末を備え、
    前記通知手段が、前記応対者特定手段により特定された応対者の携帯無線端末に接続を切り替える接続切替部を有することを特徴とする請求項1に記載の呼び出し応対装置。
  3. 来訪者が被訪問者を呼び出す呼び出し手段と、
    前記来訪者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、
    複数の人物の特徴情報および、対応する複数の被訪問者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、
    前記特徴情報取得手段により得られた来訪者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記来訪者に該当する人物を認識する認識手段と、
    前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定する被訪問者特定手段と、
    前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者に呼び出しを通知する通知手段とを備えたことを特徴とするインターホン装置。
  4. 被訪問者が携行する携帯無線端末を備え、
    前記通知手段が、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者の携帯無線端末に接続を切り替える接続切替部を有することを特徴とする請求項3に記載のインターホン装置。
  5. 前記特徴情報取得手段により得られた来訪者の特徴情報を、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者に送信する情報送信手段を備え、
    前記通知手段は、
    前記携帯無線端末と無線通信する無線通信部と、
    前記携帯無線端末と公衆電話回線を介して通信する公衆電話回線通信部と、
    前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者の携帯無線端末の現在位置が、前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内か否かを判定するエリア判定部とを有し、
    前記接続切替部は、前記エリア判定部により前記被訪問者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内と判定された場合は、前記無線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、前記エリア判定部により前記被訪問者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲外と判定された場合は、前記公衆電話回線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、
    前記情報送信手段は、前記来訪者の特徴情報を前記接続切替部により接続された前記被訪問者の携帯無線端末に送信することを特徴とする請求項4に記載のインターホン装置。
  6. 前記人物情報格納手段が、前記予め格納された人物以外の来訪者に対応する少なくとも一人の被訪問者を関連付けて予め格納し、
    前記認識手段が、前記来訪者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断した時、前記被訪問者特定手段が、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の被訪問者を特定し、
    前記通知手段が、前記被訪問者特定手段により特定された被訪問者に呼び出しを通知することを特徴とする請求項3に記載のインターホン装置。
  7. 前記通知手段が、前記被訪問者特定手段により特定された複数の人物に同時に呼び出しを通知することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のインターホン装置。
  8. 電話回線から送信者の通信を受信する受信手段と、
    この受信手段で着信した通信情報から送信者の特徴情報を取得する特徴情報取得手段と、
    複数の人物の特徴情報および、対応する複数の受信者の情報を関連付けて予め格納する人物情報格納手段と、
    前記特徴情報取得手段により得られた送信者の特徴情報に基づいて、前記人物情報格納手段に格納された複数の人物の特徴情報の中から前記送信者に該当する人物を認識する認識手段と、
    前記認識手段によって認識された人物の情報に基づいて、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の受信者を特定する受信者特定手段と、
    前記受信者特定手段により特定された受信者に呼び出しを通知する通知手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
  9. 受信者が携行する携帯無線端末を備え、
    前記通知手段が、前記受信者特定手段により特定された受信者の携帯無線端末に接続を切り替える接続切替部を有することを特徴とする請求項8に記載の電話装置。
  10. 前記特徴情報取得手段により得られた送信者の特徴情報を、前記受信者特定手段により特定された受信者に送信する情報送信手段を備え、
    前記通知手段は、
    前記携帯無線端末と無線通信する無線通信部と、
    前記受信者特定手段により特定された受信者の携帯無線端末の現在位置が、前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内か否かを判定するエリア判定部とを有し、
    前記接続切替部は、前記エリア判定部により前記受信者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲内と判定された場合は、前記無線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、前記エリア判定部により前記受信者の携帯無線端末の現在位置が前記無線通信部の無線通信可能エリアの範囲外と判定された場合は、前記公衆電話回線通信部を介して前記携帯無線端末に接続し、
    前記情報送信手段は、前記送信者の特徴情報を前記接続切替部により接続された前記受信者の携帯無線端末に送信することを特徴とする請求項9に記載の電話装置。
  11. 前記人物情報格納手段が、前記予め格納された人物以外の送信者に対応する少なくとも一人の受信者を関連付けて予め格納し、
    前記認識手段が、前記送信者に該当する人物の認識において、該当者無しと判断した時、前記受信者特定手段が、前記人物情報格納手段により関連付けられている少なくとも一人の受信者を特定し、
    前記通知手段が、前記受信者特定手段により特定された受信者に呼び出しを通知することを特徴とする請求項8に記載の電話装置。
  12. 前記通知手段が、前記受信者特定手段により特定された複数の人物に同時に呼び出しを通知することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の電話装置。
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