JP2018174407A - 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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【課題】外出時でも在宅時でも取り扱いが変わることなく来訪者と応対できるようにする。【解決手段】無線LAN機能及びインターネット機能を有する通信制御装置に、玄関ドアホン子機から呼び出しがあったとき、登録した携帯電話端末が無線LANで認識できる場合には、上記無線LAN経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを転送し、そうでない場合には、インターネット経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを行う。【選択図】図1

Description

この発明は、来客時に応対するためのドアホンとの通信制御に関する。
ほとんどの家庭において玄関口と屋内を繋いで通話するドアホンが設置されている。来客の際には、玄関口に設置されたドアホン子機のスピーカー及びマイクと、屋内に設置されたドアホン親機のスピーカー及びマイクとを繋いで会話し、来客者の素性や用事を尋ねることができる。当初はドアホンと固定電話とが別個に設けられていたが、現在はドアホンの機能を固定電話に搭載させて、室内における応答用端末を電話及びドアホン兼用とすることが増えてきている。また、固定電話用内線子機でドアホンの応答が出来るものもある。さらに、ドアホン子機がカメラを搭載し、ドアホン親機などに映像を送信するものも提案されている。
一方で、居住者が屋内に不在である際には、来客が来てもそれに気づくことが出来ず、また、応答もできなかった。これに対して特許文献1では、ドアホン親機が来客者の写真を撮影し、携帯電話回線を通じて居住者が所有する携帯電話機へメールにて送信した後、メールに設定したURLへのアクセスを確認したら、その携帯電話機を発呼してドアホン子機との間で通話できるシステムが提案されている。
特開2002-300295号公報
しかしながら、特許文献1のように来客時に恒常的に携帯電話回線経由での発呼を行っていると、ユーザには通信料がかかり、インフラとしては帯域を圧迫することになるため好ましくない。少なくとも居住者が屋内にいる場合には、携帯電話回線を使わずにドアホン親機や固定電話用内線子機で来客者と応答する方が通信インフラ上は望ましい。
だが、一般ユーザの生活はスマートフォン型携帯電話を常に携帯して操作することが前提になっている。来客時にも、固定電話用内線子機まで立ち上がって手を伸ばすよりも、手元のスマートフォンで応対できる方が便利である環境となっている。これは屋内に居住者が不在になりやすい一人暮らしの若者世代ほど、スマートフォンの普及率が高いこともあって顕著に表れる傾向である。
そこでこの発明は、現在のライフスタイルに合わせて来客時における携帯電話機を使ったドアホンへの応答を可能にしながら、通信インフラの使用量の削減を狙うことを目的とする。
この発明は、ドアホンによる呼び出しを受け付ける装置が、
登録した携帯電話端末を無線LANで認識できる場合には、上記無線LAN経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを転送し、そうでない場合には、インターネット経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを行うように処理することで、上記の課題を解決した。
すなわち、スマートフォンのように無線LAN機能を有する携帯電話端末の普及率が極めて高くなっており、在宅中は固定回線に通じる宅内無線LANを通じて携帯電話端末を使用する環境を効果的に利用する。在宅中は、無線LANを通じて固定回線を利用することが一般化しているため、在宅中は居住者が使用する携帯電話端末は、無線LAN親機によるDHCPサーバ機能によってIPアドレスの払い出しなどを受け、宅内無線LANで認識されている。従って、宅内無線LANに居住者が常用する携帯電話端末が認識されている場合は、無線LAN経由でドアホンからの呼び出しを中継すればよいことになる。一方で、宅内無線LANで認識されていない場合は、固定回線を経由してインターネット経由でドアホンからの呼び出しを携帯電話端末に中継すればよい。
上記の処理を実現する実装としては、
玄関用ドアホン子機と接続して音声を相互通信するドアホンインターフェースと、
無線LANの親機として動作する無線LAN通信部と、
固定回線を通じて発呼可能な固定発呼部と、
上記無線LANを介して接続される携帯電話端末の識別情報、上記携帯電話端末に払い出す自己指定IPアドレス、及び、上記携帯電話端末から通知された移動体通信網に接続している際のIPアドレス、を記録する端末管理データベースと、
を有し、
上記ドアホンインターフェースから呼び出しがあったとき、
上記携帯電話端末を上記無線LANで認識している場合には、上記無線LAN経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを転送し、
上記携帯電話端末を上記無線LANで認識していない場合には、上記固定回線を通じて上記携帯電話端末を発呼して上記呼び出しを転送する
通信制御装置とする。
また、上記通信制御装置が、固定電話として通話できる固定受話器部を有し、
上記携帯電話端末を発呼することができない場合、上記固定受話器部に上記呼び出しを転送すると、携帯電話端末の電池切れや電源オフ時にも適切に対応できるようになる。
さらに、上記携帯電話端末の呼び出しは、電話回線としての発呼に限定されない。データ通信としてSIPサーバを介して呼び出すと、高額になりやすい携帯電話通話料の負担がなく、データ通信料だけで利用できる。これにより帯域への負荷も低減させることができる。
この発明の構成とすることで、居住者が自宅にいるときと外出しているときとのどちらであっても、居住者は手元のスマートフォンでドアホンの応対ができる。なおかつ、余分な携帯電話通話料が発生せず、利用する際のコストを低廉に提供することが出来る。
この発明の一実施形態にかかる通信制御装置と周辺装置の機能ブロック図 同実施形態例の通信制御装置と携帯電話端末との関係を示す概念図 携帯電話端末の状態により変わる処理フローの例図
以下、この発明について具体的な実施形態とともに詳細に説明する。この発明は、ドアホン子機と接続して、玄関に設置したドアホン子機1による呼び出しを携帯電話端末21に中継できる通信制御装置11である。この発明にかかる通信制御装置11とその周辺装置の機能ブロック図を図1に示す。また、この発明を利用する際の概念図を図2に示す。
この発明で利用することができる玄関用のドアホン子機1は一般的なドアホン子機が利用できる。具体的には、次のような構成を有するものであればよい。まず、所謂呼び出しボタンに対応する操作入力受付部2を有する。また、通信制御装置11と主に有線接続される子機通信部3を有する。操作入力受付部2からの入力がされると、子機通信部3から通信制御装置11のドアホンインターフェース13へ呼び出しを送信する。ここで呼び出しとは、呼び出しのための信号であり、来客音を再生させる命令へのトリガーであり、かつ一時的なドアホン子機1との通話のためのトリガーでもあってよい。また、マイク及びスピーカーを有する音声入出力部4を有する。後述する応答があった後、音声入出力部4により、携帯電話端末21又は通信制御装置11の固定受話器部18との間で音声による会話を行う。
なお、他の実施形態としては図示しないが、ドアホン子機1は来客者の映像を撮影するカメラ部を有していてもよい。上記カメラ部は、子機通信部3を通じて映像を携帯電話端末21に送信する。
この発明に係る通信制御装置11は、主として屋内に設置する。後述するように光ファイバーなどの固定回線と直接に又は間接的に繋がる。このため、インターネットゲートウェイ装置を兼ねていてもよい。また、無線LANの親機としての機能も有する。
通信制御装置11は、玄関に設置されたドアホン子機1と接続して音声を相互通信するドアホンインターフェース13を有する。ドアホン子機1の子機通信部3との間は、通常のドアホンに用いられる一般的な通信ケーブルを用いてよい。ドアホンインターフェース13は、上記のドアホン子機1からの呼び出しを受けて端末制御部15に送るとともに、ドアホン子機1との間で音声信号の入出力を行う。また、ドアホン子機1が上記カメラ部を有している場合には映像も中継する。
通信制御装置11は、無線LANの親機として動作する無線LAN通信部16を有する。具体的にはIEEE802.11シリーズに対応する無線LANとして通信するためのアンテナをはじめとするハードウェアと、携帯電話端末21にIPアドレスを払い出すDHCPサーバ機能をはじめとするソフトウェアとからなる。すなわち、一般的な無線ルータとしての機能を有する。なお、この無線LAN通信部16のうち、アンテナなどのハードウェア部分及びその通信は、接続された別の筐体に格納される無線ブリッジが担っていてもよい。
通信制御装置11は、光ファイバー、ケーブルテレビ、電話回線その他の固定回線と接続される固定回線インターフェース19を有する。これらの固定回線を通じてインターネットと接続されていることが好ましい。固定回線インターフェース19が固定電話であり、公衆電話回線を通じての通話の発呼による本発明の実施も可能である。しかし、後述するようにインターネットを介してデータ通信によりSIPプロトコルによる発呼ができる方が、回線を占拠することがないため好ましい。
通信制御装置11は、固定回線インターフェース19を通じて発呼可能な固定発呼部17を有する。この固定発呼部17は、固定回線インターフェース19を介して繋がる先(上位網)が、固定電話である場合には、通常の固定電話としての発呼を行う。一方、固定回線インターフェース19を介して繋がる先の上記上位網が事業者ネットワーク又はインターネットである場合には、SIPクライアントとしてSIPサーバ31を経由して同じくSIPクライアントである携帯電話端末21に対する発呼を行う。いずれの方式であっても、ドアホン子機1の音声入出力部4との間で通話を行えるようにすればよい。また、両方の回線に通じるインターフェースを有していても良い。
通信制御装置11は、上記の無線LAN通信部16を介して接続される携帯電話端末21の識別情報、上記携帯電話端末に払い出す自己指定IPアドレス、及び、上記携帯電話端末に移動体通信網からアクセスするための識別符号、を記録する端末管理データベース14を有する。
上記の識別情報は、携帯電話端末21のMACアドレスや携帯電話番号など、端末を一意に識別できる情報である。すなわち、その識別情報を有する携帯電話端末21が無線LAN通信部16との間で通信できるか否かによって、後述する処理を変更する。端末制御部15はwebサーバ機能を有して、無線LAN接続された携帯電話端末21のブラウザや専用アプリケーションを介してその識別情報を登録するための入力を受け付けるとよい。基本的にはこの識別情報は、一旦登録した後は、携帯電話端末21を買い替えたりしない限り不変でよい。
また、この端末管理データベース14は、それぞれの携帯電話端末21からの信号を受けて、携帯電話端末21との接続状態を示すフラグを記録しておくと好ましい。フラグの例としては、無線LAN通信部16を介して接続されている「無線LAN接続状態」か、移動体通信網を介して接続されている「携帯回線接続状態」か、それらのいずれでもない「非確認状態」か、といったフラグ分けが挙げられる。このフラグ分けの値を管理する方式としては、携帯電話端末21からの定期的な連絡信号を受信した受信経路に従って端末制御部15が「無線LAN接続状態」か「携帯回線接続状態」かを書き換え、また、定期的な連絡信号が途絶した場合には「非確認状態」にするという方式が挙げられる。この端末管理データベース14の値を確認することで、瞬時に適切な呼び出し先を呼び出すことができるようになる。
上記の自己指定IPアドレスは、通信制御装置11の無線LAN通信部16が携帯電話端末21に対してDHCPサーバ機能により払い出したIPアドレスである。このIPアドレスは携帯電話端末21が無線LANの圏内に入ってきてIPアドレスを払い出すたびに変更され得るため、端末制御部15は適宜、このレコードを修正する。
上記の識別符号は、上記上位網及び移動体通信網を介して携帯電話端末21に発呼する際に指定するものである。具体的には、上記上位網が固定電話回線であり、移動体通信網の携帯電話としての通話機能によって携帯電話端末21を呼び出す場合には、この識別符号は携帯電話端末21の移動体通信網における携帯電話番号を用いる。一方、上記上位網が事業者ネットワークやインターネットである場合には、SIPサーバ31に登録されるIDを用いる。なお、これらの両方を登録してもよい。
通信制御装置11は、固定電話機の機能を兼ねていてもよい。その場合、固定回線インターフェース19との間で固定電話として働く受話器や子機となる固定受話器部18を有していると好ましい。また、ドアホン子機1が上記カメラ部を有する場合には、通信制御装置11又は固定受話器部18が撮影された映像を映し出すモニタを有していると好ましい。
この発明で利用する携帯電話端末21は、移動体通信網41を通じて通話、データ通信、又はその両方ができる携帯回線インターフェース23を有する。具体的には、SIMカードスロットを備え、装着されたSIMカードに由来する固有の携帯電話番号を有する。また、携帯電話端末21として搭載するスピーカーに対して音声を出力し、マイクから音声を入力される音声入出力部24を有する。さらに、テンキーやキーボード、タッチパネルなどからなり、操作入力を受け付ける操作入力受付部22を有する。
携帯電話端末21は、無線LANの子機として通信制御装置11の無線LAN通信部16との間で無線通信できる無線LAN通信部26を有する。通信制御装置11の無線LANの圏内に入ると、規定のパスワードを入力して通信した上で認証され、無線LAN通信部16からIPアドレスを払い出されて、データ通信を可能にする。すなわち、携帯電話端末21の所有者である居住者が在宅している際には、携帯電話端末21の無線LAN通信部26が、通信制御装置11の無線LAN通信部16と通信できている状態となる。
携帯電話端末21は、上記事業者ネットワーク42又はインターネットに設けられたSIPサーバ31に対して、SIPクライアントとして動作する携帯発呼部27を有する。具体的には、SIPクライアントとしての上記識別符号と、上記移動体通信網経由でデータ通信する場合に適用されるIPアドレスとをSIPサーバ31に通知する。また、SIPサーバ31を介して通信制御装置11からの発呼を受け取ったら、SIPクライアント同士での通話を実現する。
携帯電話端末21は、液晶ディスプレイや有機ELなどからなる表示部28を有する。一般的なスマートフォンで用いられるモニタでよい。通信制御装置11からの呼び出しを受けたら、その旨を表示部28に表示し、応答するか否かの判断を所有者にさせる。また、ドアホン子機1が上記カメラ部を有し、映像を送信されている場合は表示部28に表示させた上で応答してもよい。
また、携帯電話端末21は、通信制御装置11に対して、接続状態を判別するための連絡信号を送信する定期連絡手段を定期的に実行することが好ましい。通信制御装置11はこの連絡信号を受信して、上記の端末管理データベース14の接続状態の値を書き換える。
さらに、携帯電話端末21は、後述する手順を実行するためのアプリケーションをインストールされ、端末制御部25によって実行される。
この発明に係る通信制御装置11の実行手順例を説明する。まず、居住者は携帯電話端末21を通信制御装置11の無線LAN圏内に持ち込み、上記識別情報を通信制御装置11に登録する。次に、携帯電話端末21には事前にSIPクライアントとして動作するためのアプリケーションを導入する。その上で、電話番号及びSIPクライアントとしてのIDである上記識別符号を登録する。携帯電話端末21は、通信制御装置11の無線LAN圏内では、適宜データ通信が可能である状態となる。また、携帯電話端末21は、少なくとも無線LAN圏外にあるときには、移動体通信網41のデータ通信を使い、SIPサーバ31に移動体通信網41におけるIPアドレスを上記識別情報のIDとともに送信しておく。さらに、携帯電話端末21は定期的に接続状態を通知する連絡信号を通信制御装置11に送信し、通信制御装置11はこの連絡信号に従って端末管理データベース14の接続状態の値を更新している。
次に、ドアホン子機1に来客からの呼び出しがあった際の手順について、図3に示すフローとともに説明する。まず(S101)、ドアホン子機の操作入力受付部2から呼び出しが入力され、子機通信部3からドアホンインターフェース13を通じて端末制御部15に入力される。ここで、端末制御部15は、携帯電話端末21についての端末管理データベース14の接続状態の値を確認する接続状態確認手段を実行する(S102)。ここで接続状態の値が「無線LAN接続状態」であれば(S102→無線LAN接続状態)、通信制御装置11は、無線LANを通じて携帯電話端末21に払い出した自己指定IPアドレス宛に呼び出しを転送する(S103)。
上記の無線LAN経由で呼び出しを受けた携帯電話端末21では、表示部28に呼び出しがあった旨を表示するとともに、呼び出しに応じるか否かのボタン又はダイアログを表示する。居住者が呼び出しに応じる旨の入力を操作入力受付部22から入力したら、呼び出しに応じる旨の返答を通信制御装置11に返す。通信制御装置11は、呼び出しに応答する旨の通知を受けたら(S104→Yes)、ドアホンインターフェース13からの音声入力を無線LAN通信部16経由で携帯電話端末21に伝達し、携帯電話端末21からの音声入力をドアホンインターフェース13へと伝達する(S105)。最終的に、携帯電話端末21からの通話終了の入力を受けたら、中継を切断する(S106)。一方、一定時間にわたって呼び出しに応答する旨の通知を受けなかった場合(S104→No)、そのまま切断する(S106)。
一方、接続状態の値が「携帯回線接続状態」である場合(S102→携帯回線接続状態)、基本的には居住者は外出しているものと考えられる。そこで、固定発呼部17は、SIPサーバ31に対して、端末管理データベース14に登録された上記識別符号であるSIPクライアントとしての携帯電話端末21のID宛に発呼する(S111)。
移動体通信網41経由で呼び出しを受けた携帯電話端末21では、基本的には無線LAN経由での呼び出しを受けた場合と同様に処理を行う。すなわち、呼び出しに応じるか否かのボタン又はダイアログを表示する。居住者が呼び出しに応じる旨の入力を操作入力受付部22から入力したら、呼び出しに応じる旨の返答を通信制御装置11に返し、通信制御装置11との間で通話を中継する。これに対する通信制御装置11の動作S112〜S114は、基本的にはS104〜S106と同一である。
さらに、接続状態の値が「非確認状態」であるか(S102→非確認状態)、またはSIPサーバ経由で携帯電話端末21の応答が無かった場合(S112→No)、携帯電話端末21の電源が入っていないか、電波の届かないところにある可能性がある。また、携帯電話端末21の所有者である居住者が気づかない場所に置いてある可能性もある。いずれにしても、携帯電話端末21経由で呼び出しを取ることができないため、通信制御装置11は固定受話器部18に、呼び出しを中継する(S121)。呼び出しがあったことを告げるように設定されている音声を鳴らし、固定受話器部18の受話器が取られたら、その場で呼び出しに応答できるようにする。在宅しており、携帯電話端末21の電源が切れていたり気づいていなかったりした場合には、居住者は速やかに呼び出しに気づくことができる。
また別の実施形態としては、S111においてSIPサーバ31へ発呼するのではなく、移動体通信網を介して、携帯電話端末21のSIMカードに対応した携帯電話番号への発呼を行い、電話として上記の呼び出しを中継してもよい。通話料はかかるが、居住者の実用上は同様の効果が得られる。
1 ドアホン子機
2 操作入力受付部
3 子機通信部
4 音声入出力部
5 子機制御部
11 通信制御装置
13 ドアホンインターフェース
14 端末管理データベース
15 端末制御部
16 無線LAN通信部
17 固定発呼部
18 固定受話器部
19 固定回線インターフェース
21 携帯電話端末
22 操作入力受付部
23 携帯回線インターフェース
24 音声入出力部
25 端末制御部
26 無線LAN通信部
27 携帯発呼部
28 表示部
31 SIPサーバ
41 移動体通信網
42 事業者ネットワーク

Claims (8)

  1. 玄関用ドアホン子機と接続して音声を相互通信するドアホンインターフェースと、
    無線LANの親機として動作する無線LAN通信部と、
    固定回線を通じて発呼可能な固定発呼部と、
    上記無線LANを介して接続される携帯電話端末の識別情報、上記携帯電話端末に払い出す自己指定IPアドレス、及び、上記携帯電話端末に移動体通信網からアクセスするための識別符号を記録する端末管理データベースと、
    を有し、
    上記ドアホンインターフェースから呼び出しがあったとき、
    上記携帯電話端末を上記無線LANで認識している場合には、上記無線LAN経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを転送し、
    上記携帯電話端末を上記無線LANで認識していない場合には、上記固定回線を通じて上記携帯電話端末を発呼して上記呼び出しを転送する
    通信制御装置。
  2. 上記通信制御装置は、固定電話として通話できる固定受話器部を有し、
    上記携帯電話端末を発呼することができない場合、上記固定受話器部に上記呼び出しを転送する、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 上記通信制御装置は、上記携帯電話端末からの連絡信号を定期的に受信し、
    上記端末管理データベースは、上記連絡信号の受信経路に従った接続状態を示す値を有し、
    上記の携帯電話端末を上記無線LANで認識しているか否かの判断を、上記接続状態を示す値に従って行う、請求項1又は2に記載の通信制御装置。
  4. 無線LAN機能及びインターネット機能を有する通信制御装置に、玄関ドアホン子機から呼び出しがあったとき、
    登録した携帯電話端末が無線LANで認識できる場合には、上記無線LAN経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを転送し、そうでない場合には、インターネット経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを行う、通信制御方法。
  5. 上記通信制御装置は、上記携帯電話端末からの連絡信号を定期的に受信し、
    上記端末管理データベースは、上記連絡信号の受信経路に従った接続状態を示す値を有し、
    上記の携帯電話端末を上記無線LANで認識しているか否かの判断を、上記接続状態を示す値に従って行う、請求項4に記載の通信制御方法。
  6. 玄関用ドアホン子機と接続して音声を相互通信するドアホンインターフェースと、
    無線LANの親機として動作する無線LAN通信部と、
    固定回線を通じて発呼可能な固定発呼部と、
    上記無線LANを介して接続される携帯電話端末の識別情報、上記携帯電話端末に払い出す自己指定IPアドレス、及び、上記携帯電話端末に移動体通信網からアクセスするための識別符号を記録する端末管理データベースと、
    を有する通信制御装置に、
    上記ドアホンインターフェースから呼び出しがあったとき、
    上記携帯電話端末を上記無線LANで認識している場合には、上記無線LAN経由で上記携帯電話端末へ上記呼び出しを転送するステップ、
    上記携帯電話端末を上記無線LANで認識していない場合には、上記固定回線を通じて上記携帯電話端末を発呼して上記呼び出しを転送するステップ、
    を実行させるためのプログラム。
  7. 固定電話として通話できる固定受話器部を有する上記通信制御装置に、
    上記携帯電話端末を発呼することができない場合、上記固定受話器部に上記呼び出しを転送するステップ、
    を実行させるための、請求項6に記載のプログラム。
  8. 上記携帯電話端末からの連絡信号を定期的に受信する上記通信制御装置に、
    上記連絡信号の受信経路に従った接続状態を示す値を、上記端末管理データベースで更新登録するステップを実行させ、
    かつ、
    上記の携帯電話端末を上記無線LANで認識しているか否かの判断を、上記接続状態を示す値に従って行った上で、上記の転送するステップを実行させるための請求項6又は7に記載のプログラム。
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