JP6145844B2 - 住宅情報盤、インターホンシステム及び携帯無線端末機用プログラム - Google Patents

住宅情報盤、インターホンシステム及び携帯無線端末機用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ドアホン子器等の呼出機器からの呼出通話や来客映像を携帯無線端末機に転送する機能を有した住宅情報盤及びインターホンシステムの改良に関する。
従来、上記のような住宅情報盤は、誤った携帯無線端末機に呼出通話や来客映像を転送しないように、事前に「携帯無線端末機の住宅情報盤への認証」を行っている。そして、呼出通話や来客映像の転送時には、認証された携帯無線端末機のみで復号できるように情報を暗号化して転送を行う。機器登録においては、認証データとして、例えば製造業者が住宅情報盤に割り当てたMACアドレス等を利用していた。この場合、居住者は住宅情報盤の説明書に記載されている、あるいはそのモニタ画面に表示される12桁のMACアドレスを携帯無線端末機に手入力する必要があった。携帯無線端末機は、そのようにして入力された認証データを含ませた機器登録要求信号を住宅情報盤に送信し、住宅情報盤は、その機器登録要求信号に含まれている認証データを検証して、正しい認証データであれば、その携帯無線端末機の機器登録を許可する。このような手順を実行することにより、意図しない無関係の第3者の携帯無線端末機が住宅情報盤に機器登録されてしまう可能性等が排除できる。
なお次の特許文献には、住宅情報盤が表示する2次元コードを携帯無線端末機で撮影して、その2次元コードに含められたURLによってサーバ装置をアクセスして、住宅情報盤に接続するための携帯無線端末機用プログラムをダウンロードするシステムが記載されている。
特開2012-029242号公報
上記のように、認証データとして居住者が住宅情報盤のMACアドレスを手入力する構成では、桁数が多いため入力ミスが生じ易く、機器登録に非常に手間がかかっていた。また上記特許文献1に記載されている構成では、携帯無線端末機用プログラム自身が、特定の住宅情報盤及び携帯無線端末機用にカスタマイズされたものとなるため、MACアドレスのような識別データを携帯無線端末機に手入力する必要はなくなるが、そのプログラムを提供する仕組みが複雑になる。
そこで本発明は、携帯無線端末機の機種登録を簡単かつ安全に行うことができる住宅情報盤、インターホンシステム及び携帯無線端末機用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による住宅情報盤は、インターホンシステムを構成する呼出機器からの呼出通話や来客映像を、ネットワーク通信装置を介して、機器登録済みの携帯無線端末機に転送する機能を有した住宅情報盤において、所定操作を受け付けると、携帯無線端末機を住宅情報盤に機器登録するための認証データを準備してモニタ画面又はスピーカから出力させる認証データ出力部と、携帯無線端末機の送信した機器登録要求信号を、前記ネットワーク通信装置を介して受け付け、該機器登録要求信号に含まれている認証データと、前記認証データ出力部の出力した認証データとを比較して両者が同一であると判断したときに、住宅情報盤に対する該携帯無線端末機の機器登録を許可する認証データ検証部とを備える。ここに呼出機器は、インターホンシステムにおいて住宅情報盤を呼び出すドアホン子器あるいは共同玄関機等である。
前記認証データはモニタ画面から出力される画データであって、前記機器登録要求信号には、該画データを表示している住宅情報盤を被写体とした撮影データが含まれているようにしてもよい。
あるいは、前記認証データはスピーカから出力される音声データであって、前記認証データ検証部は、前記機器登録要求信号に含まれている認証データと、前記認証データ出力部の出力した認証データとを重畳させてエコーが生ずれば、両者が同一であると判断するようにしてもよい。
前記認証データ出力部は、一定時間毎に、モニタ画面又はスピーカから出力する認証データを変更するようにしてもよい。
本発明によるインターホンシステムは、前記住宅情報盤を含めて構成される。
本発明による携帯無線端末機用プログラムは、ドアホン子器からの呼出通話や来客映像を、住宅情報盤に接続されたネットワーク通信装置を介して携帯無線端末機に転送する機能を有したインターホンシステムに対応した携帯無線端末機用プログラムにおいて、内蔵カメラで撮影した画データ又は、内蔵マイクで録音した音声データを含ませた機器登録要求信号を前記住宅情報盤宛てに無線送信させる手順を、携帯無線端末機に実行させることを特徴とする。
本発明では、住宅情報盤が携帯無線端末機を機器登録するための認証データを準備してモニタ画面又はスピーカから出力させ、携帯無線端末機はその認証データを撮影、又は録音して機器登録要求信号に含ませるようにしている。このときの撮影又は録音は、住宅情報盤のすぐそばに携帯無線端末機を持ち寄って行わなければならないが、その操作は極めて簡単である。また無線LANが不正アクセスされたとしても、住宅情報盤は認証データを無線LANには出力しないため、第3者がその認証データを取得することはできないから、セキュリティにも優れる。
本発明の一実施形態を示す住宅情報盤の基本構成図である。 図1に示した住宅情報盤を用いたシステムの一例を示すインターホンシステムの構成図である。 携帯無線端末機の機器登録、及び呼出通話の基本手順の例を示すフロー図である。 (a)は認証情報とされる画データの一例、(b)はその画データを表示している住宅情報盤を被写体とした撮影データの一例、(c)は住宅情報盤がその登録要求信号から抽出した画データの一例である。
図1は、本発明を適用した住宅情報盤の基本構成の一例を示している。また図2は、図1に示した住宅情報盤を用いたインターホンシステムの一例を、携帯無線端末機を含めて示している。なお、ここでインターホンシステムは、住宅情報盤10とドアホン子器11とで構成される一般住宅用インターホンシステムを想定しているが、本発明は、集合住宅用インターホンシステムにも適用できる。
住宅情報盤10は、その住宅情報盤を呼び出す呼出機器からの呼出通話や来客映像等を、ネットワーク通信装置20を介して、機器登録済みの携帯無線端末機30に転送する機能を有する。すなわち住宅情報盤10を含めて構成されたインターホンシステムでは、携帯無線端末機30によって来客対応が可能である。なお、呼出機器は、ここではドアホン子器11であるが、集合住宅用インターホンシステムであれば、ドアホン子器の場合も、共同玄関機の場合もある。また携帯無線端末機30は、通信サービス会社が運営している携帯無線端末機用ネットワーク(以下キャリアネットワークと呼ぶ)50と、無線LAN21との両方に対応したスマートフォンを想定しているが、タブレット等であってもよい。
携帯無線端末機30による来客対応の仕組み、より正確には携帯無線端末機30への発呼と、通話信号や映像信号の伝送の仕組みは、例えばIP電話と同様のものでもよいが、これに限定されない。なお携帯無線端末機30による来客対応の事前準備として、来客対応を行う携帯無線端末機30は住宅情報盤10に予め機器登録されている必要がある。
この機種登録は、住宅情報盤10が呼び出すべき携帯無線端末機30を特定するための識別情報である。つまり機種登録は、IP電話システムでたとえるならば、呼び出すべき相手方の電話番号の登録に相当する。
なお携帯無線端末機30における来客対応の処理動作は、これを行うために準備された携帯無線端末機用プログラム(以下携帯アプリと呼ぶ)によって提供される。以後の説明は、このような携帯アプリが所定の手順によって携帯無線端末機30にインストールされていることを前提とする。
本発明は、住宅情報盤10における携帯無線端末機30の機種登録を簡単かつ安全に行う仕組みを提供するものであり、住宅情報盤10は、そのための重要な要素として、認証データ出力部10aと、認証データ検証部10bとを備える。
認証データ出力部10aは、操作部10cで所定操作を受け付けると、携帯無線端末機30を住宅情報盤10に機器登録するための認証データを準備してモニタ画面10d又はスピーカ10eから出力させる機能ブロックである。
一方、認証データ検証部10bは、携帯無線端末機30の送信した機器登録要求信号を、ネットワーク通信装置20を介して受け付けて、その信号に含まれている認証データと、認証データ出力部10aの出力した認証データとを比較する機能ブロックである。その比較によって両者が同一であると判断されたときには、認証成功として、住宅情報盤10における携帯無線端末機30の機器登録が許可される。認証失敗の場合は、機器登録は当然許可されない。
なお、操作部10cは、通話キー、終了キー及びファンクションキー等からなる(図2参照)。音声画像入出力回路10fは、音声用アンプ、エコーキャンセル回路、ビデオ回路(いずれも図示なし)等からなり、モニタ画面10d、スピーカ10e、マイク10g等を制御する。
また住宅情報盤10は、ドアホン子器11を接続するための接続端子T1と、副親機12を接続するための接続端子T2と、ネットワーク通信装置20を接続するための接続端子T3とを備える。
選択回路10hは、ドアホン子器11の通話相手となる機器を選択して、その両者の間に伝送路を形成する回路である。すなわち、通話相手が住宅情報盤10自身であれば、選択回路10hによって、接続端子T1と音声画像入出力回路10fとが電気的に接続される。
また通話相手が副親機12であれば、接続端子T1と接続端子T2とが電気的に接続され、通話相手が携帯無線端末機30であれば、接続端子T1と接続端子T3とが電気的に接続される。なお住宅情報盤10は、図1に示した構成要素のみからなるわけではないが、図1で省略されている構成要素は基本的に従来のものと同等なので、その説明は割愛する。
住宅情報盤10には、ドアホン子器11と、副親機12とが接続されており、更に、ネットワーク通信装置20として、アダプタ20Aと、無線ルータ20Bとが接続されている。すなわち図2の形態では、ネットワーク通信装置20は、アダプタ20Aと無線ルータ20Bとで構成されているが、これらは一体とされていてもよい。
アダプタ20Aは、住宅情報盤10と携帯無線端末機30との間で交換機として機能する一種のサーバ装置である。アダプタ20Aは、通話信号や映像信号をネットワーク通信に適した形式に変換する機能等を更に備えてもよい。無線ルータ20Bは、一般家庭等で用いられる従来型のものであって、住戸内に無線LAN21を構成し、その無線LAN21に収容された機器をインターネット40に接続する機能を有する。
インターネット40には、住宅情報盤10と携帯無線端末機30との間で交換機として機能するサーバ装置41が設けられている。キャリアネットワーク50には、複数の基地局51が設けられており、図示しないルータによって、インターネット40に接続されている。
本発明は、住宅情報盤10における携帯無線端末機30の機器登録を簡単かつ安全に行う仕組みを提供するものである。その基本的な仕組みは、要するに、住宅情報盤10が準備した認証情報を無線によらない経路で携帯無線端末機30に通知し、携帯無線端末機30はその認証情報を含めた機器登録要求信号を住宅情報盤10に送信することを要点とする。
そのため、携帯アプリは、内蔵カメラ30aで撮影した画データ又は、内蔵マイク30bで録音した音声データを含ませた機器登録要求信号を住宅情報盤10宛てに無線送信させる手順を、携帯無線端末機30に実行させる構成とされる。
認証情報は、具体的には、住宅情報盤10のモニタ画面10dから出力される画データとしてもよい。住宅情報盤10の認証データ出力部10aは、操作部10cで所定操作を受け付けると、ランダムに画データを生成、準備してモニタ画面10dから出力させる。画データの内容は特に制限されない。例えば、画データは所定の図案、あるいは文字等の組合わせとしてもよい(例えば図4(a)等)。あるいは画データは2次元コード又はバーコードであってもよい。
あるいは認証情報は、住宅情報盤10のスピーカ10eから出力される音声データとしてもよい。住宅情報盤10の認証データ出力部10aは、操作部10cで所定操作を受け付けると、ランダムに音声データを生成、準備してスピーカ10eから出力させる。音声データの内容は特に制限されない。例えば、音声データは音階、音量の異なる複数のトーン信号の任意の組合わせとしてもよいし、それまでに録音した通話音声の一部を切り出したものとしてもよい。
携帯無線端末機30での来客対応に係る処理動作は、基本的に全て携帯アプリに基づいている。その処理動作の一部として、携帯無線端末機30は、撮影操作を受け付けて、その画データを表示している住宅情報盤10を被写体とした撮影し、その撮影データを含めた機器登録要求信号を住宅情報盤10に送信する。
機器登録要求信号の伝送は、ネットワーク通信装置20を介して行われるが、そのための準備として、住宅情報盤10は、自身の識別情報をアドレスに組み付けて、ネットワーク通信装置20、具体的にはアダプタ20Aに登録しておくとよい。すなわち住宅情報盤10は、アダプタ20Aがサーバとして管理する呼出通話用のネットワークに予め収容されている。
携帯無線端末機30は、機器登録要求信号の送信の際に、無線LAN21内でアダプタ20Aを検索し、発見したアダプタ20Aに住宅情報盤10の有無を問い合わせる。これに対して、アダプタ20Aは、自身に登録されている住宅情報盤10の識別情報を返信する。複数の住宅情報盤10があれば、携帯無線端末機30は、そのいずれかを選択する選択画面を表示し、操作選択された住宅情報盤10の識別情報を含めた発呼信号をアダプタ20Aに送信する。アダプタ20Aはその発呼信号を住宅情報盤10に転送し、住宅情報盤10からの応答信号を受けると、その応答信号を携帯無線端末機30に転送する。このような発呼信号と応答信号との交換によって、住宅情報盤10及び携帯無線端末機30はそれぞれ相手方のアドレスを知り、両者間に一対一の通信経路が確立される。
機器登録要求信号は、上記のようにして確立された通信経路によって住宅情報盤10に送信される。住宅情報盤10の認証データ検証部10bは、その機器登録要求信号を受け付けると、この信号に含まれている認証データと、認証データ出力部10aの出力した認証データとを比較して両者が同一であると判断したときに、認証成功として、その携帯無線端末機30の機器登録を許可する。
機器登録では、来客対応のために呼び出すべき携帯無線端末機30として、その携帯無線端末機30に固有の識別情報が住宅情報盤10の図示しないメモリに記憶される。携帯無線端末機30への発呼はインターネット40を介して行われる場合もあるので、携帯無線端末機30の識別情報は、住戸内のみならずインターネット40中で一意でなければならない。そのような意味から、製造業者が携帯無線端末機30毎に割り当てるMACアドレス、あるいは通信サービス会社が携帯無線端末機30毎に割り当てる電話番号等は、この識別情報とするのに適している。なお当然であるが、住宅情報盤10に複数の携帯無線端末機30を機器登録することも可能である。その場合、住宅情報盤10は、登録されている携帯無線端末機30を区別して呼出通話を行わせる。
このように本発明では、住宅情報盤10が携帯無線端末機30を機器登録するための認証データを準備してモニタ画面10d又はスピーカ10eから出力させ、携帯無線端末機30はその認証データを撮影、又は録音して機器登録要求信号に含ませるようにしている。このときの撮影又は録音は、住宅情報盤10のすぐそばに携帯無線端末機30を持ち寄って行わなければならないが、その操作は極めて簡単である。また無線LAN21が不正アクセスされたとしても、住宅情報盤10は認証データを無線LAN21には出力しないため、第3者がその認証データを取得することはできないから、本発明による携帯無線端末機30の機器登録はセキュリティにも優れている。
変形例として、認証データ出力部10aは、一定時間毎に、モニタ画面10d又はスピーカ10eから出力させるべき認証データを変更する構成としてもよい。あるいは認証データ出力部10aは、操作部10cで機器登録のための操作がなされる毎に、認証データを新たに生成し、かつその認証データに有効期限を設定する構成としてもよい。これらの構成では、セキュリティが更に向上する。
図3は、上記のような携帯無線端末機の機器登録及びそれ以降の呼出通話の基本手順の例を示すフロー図である。時刻T1−T4の手順は機器登録に関する。
時刻T1では、住宅情報盤10で機器登録操作がなされ、画データあるいは音声データからなる認証データが準備、出力されている。また携帯無線端末機30では、携帯アプリが起動されている。
時刻T2では、携帯無線端末機30で認証データの種別に応じて撮影操作あるいは録音操作がなされて、住宅情報盤10の出力している認証情報が取得され、その認証データを含めた機器登録要求信号がネットワーク装置を介して住宅情報盤10に送信されている。
時刻T3では、住宅情報盤10で認証情報の検証、すなわちその登録要求信号に含まれている認証データと、時刻T1で住宅情報盤10の出力した認証データとの比較が行われ、その成功によって、携帯無線端末機30の機器登録が行われている。
時刻T4では、住宅情報盤10からネットワーク通信装置20を介して機器登録完了信号が携帯無線端末機30に送信されている。これを受けた携帯無線端末機30は、機器登録完了を画面表示する。
時刻T5の手順は呼出通話に関する。すなわち時刻T5では、ドアホン子器11で呼出操作がなされ、それを検知した住宅情報盤10は、機器登録されている携帯無線端末機30を指定した発呼信号をアダプタ20Aに送信している。この時点で、アダプタ20Aには携帯無線端末機30が登録されていることを想定している。つまり携帯無線端末機30は、これを携帯している居住者が帰宅した際に、無線LAN21を検出して、自身をアダプタ20Aに登録する。
アダプタ20Aは住宅情報盤10からの発呼信号を受け付けると、その信号で指定された携帯無線端末機30が自身に登録されていることを確認してから、その信号を携帯無線端末機30に転送している。携帯無線端末機30はその発呼信号を受けると、呼出音を鳴動させる等を行う。
時刻T6では、携帯無線端末機30で応答操作がなされて、携帯無線端末機30から応答信号が送信され、その応答信号はアダプタ20Aによって住宅情報盤10に転送されている。時刻T5で住宅情報盤10から送信された発呼信号と、この応答信号との交換によって、住宅情報盤10及び携帯無線端末機30はそれぞれ相手方のアドレスを知り、両者間に一対一の通信経路が確立される。これ以後は、その通信経路によって、住宅情報盤10と携帯無線端末機30との間で、ドアホン子器11からの通話信号、映像信号等が伝送され、携帯無線端末機30による来客対応が可能になる。これらの通話信号や映像信号の伝送は、第3者に盗聴されないように暗号化するとよい。このとき携帯無線端末機30が通話信号、映像信号の復号及び暗号化に用いる鍵情報は、住宅情報盤10が、携帯無線端末機30の機器登録の際に、その携帯無線端末機30に通知しておけばよい。
なお携帯無線端末機30を携帯している居住者が遠隔地にいる場合の手順は上記と一部異なるので、その場合の手順を以下に簡単に説明する。
携帯無線端末機30は、無線LAN21を検出できないとき、つまり居住者が遠隔地にいるときには、自身をインターネット40上のサーバ装置41に自身を登録し、以後、定期的にその登録を更新する。アダプタ20Aは住宅情報盤10からの発呼信号を受け付けて、指定された携帯無線端末機30が自身に登録されていないことを確認した場合、その発呼信号をインターネット40上のサーバ装置41に転送する。そのためアダプタ20Aにはサーバ装置41のアドレス等が予め登録されている必要がある。発呼信号は、サーバ装置41によってキャリアネットワーク50に転送されて、最終的に最寄りの基地局51を通じて、携帯無線端末機30まで伝送される。
携帯無線端末機30で応答操作がなされると、携帯無線端末機30から応答信号が返信され、その信号は上記とは逆の経路を辿って住宅情報盤10まで伝送される。このような発呼信号と応答信号との交換によって、住宅情報盤10と携帯無線端末機30との間に一対一の通信経路が確立される。そしてその通信経路によって通話信号や映像信号が伝送され、携帯無線端末機30での来客対応が可能になる。
次いで機器登録要求信号に含ませる識別情報を具体的に説明する。
図4(a)は認証情報とされる画データの一例である。この画データは、丸図形と、十字図形との組合わせとされており、住宅情報盤のモニタ画面10dに表示される。図4(b)は、その画データを表示している住宅情報盤を被写体とした携帯無線端末機30による撮影データの一例である。携帯無線端末機30は、このような撮影データを含めた登録要求信号を住宅情報盤10に無線送信する。住宅情報盤10の認証データ検証部10bは、その登録要求信号からその画データ部分を抽出して、認証データ出力部10aが出力した画データと比較する。図4(c)は、住宅情報盤が登録要求信号から抽出した画データを示している。認証データ検証部10bは、図4(c)に示した画データの広がり、輝度、コントラスト等を調節しながら、図4(a)に示した画データとの差分を算出して、その差分が規定範囲に収まれば、両者が同一であると判断してもよい。
あるいは識別情報とされる画データが文字の組合せであれば、認証データ検証部10bは、登録要求信号から抽出した画データに含まれる文字をOCR(Optical Character Recognition)によって認識して、識別情報とした文字と文字列レベルで比較するようにしてもよい。
認証情報が音声データである場合、携帯無線端末機30は、住宅情報盤10のスピーカ10eから出力されているその音声データを録音し、その音声データを含めた登録要求信号を住宅情報盤10に無線送信する。住宅情報盤10の認証データ検証部10bは、登録要求信号からその音声データを抽出して、認証データ出力部10aが出力した音声データと比較する。この比較は、例えば、両者の音声データを重畳して内部的に再生し、エコーが生じるか否かを、音声画像入出力回路10fに含まれるエコーキャンセル回路によって判別し、エコーが生ずれば両者が同一であると判断してもよい。
10 住宅情報盤
10a 認証データ出力部
10b 認証データ検証部
10d モニタ画面
10e スピーカ
11 ドアホン子器(呼出機器)
20 ネットワーク通信装置
30 携帯無線端末機
30a 内蔵カメラ
30b 内蔵マイク

Claims (6)

  1. インターホンシステムを構成する呼出機器からの呼出通話や来客映像を、ネットワーク通信装置を介して、機器登録済みの携帯無線端末機に転送する機能を有した住宅情報盤において、
    所定操作を受け付けると、携帯無線端末機を住宅情報盤に機器登録するための認証データを準備してモニタ画面又はスピーカから出力させる認証データ出力部と、
    携帯無線端末機の送信した機器登録要求信号を、前記ネットワーク通信装置を介して受け付け、該機器登録要求信号に含まれている認証データと、前記認証データ出力部の出力した認証データとを比較して両者が同一であると判断したときに、住宅情報盤に対する該携帯無線端末機の機器登録を許可する認証データ検証部とを備えた、住宅情報盤。
  2. 請求項1に記載の住宅情報盤において、
    前記認証データはモニタ画面から出力される画データであって、
    前記機器登録要求信号には、該画データを表示している住宅情報盤を被写体とした撮影データが含まれている、住宅情報盤。
  3. 請求項1に記載の住宅情報盤において、
    前記認証データはスピーカから出力される音声データであって、
    前記認証データ検証部は、前記機器登録要求信号に含まれている認証データと、前記認証データ出力部の出力した認証データとを重畳させてエコーが生ずれば、両者が同一であると判断する、住宅情報盤。
  4. 請求項1−3のいずれかに記載の住宅情報盤において、
    前記認証データ出力部は、一定時間毎に、モニタ画面又はスピーカから出力する認証データを変更する、住宅情報盤。
  5. 請求項1−4のいずれかに記載の住宅情報盤を含めて構成されたインターホンシステム。
  6. 呼出機器からの呼出通話や来客映像を、住宅情報盤に接続されたネットワーク通信装置を介して携帯無線端末機に転送する機能を有したインターホンシステムに対応した携帯無線端末機用プログラムにおいて、
    内蔵カメラで撮影した画データ又は、内蔵マイクで録音した音声データを含ませた機器登録要求信号を前記住宅情報盤宛てに無線送信させる手順を、携帯無線端末機に実行させる、携帯無線端末機用プログラム。
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