JP2021057828A - インターホンシステム、情報端末の制御方法及びプログラム - Google Patents

インターホンシステム、情報端末の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設内に設けられた収納装置の利便性を向上させる。【解決手段】インターホンシステムは、玄関装置と情報端末4との間で通話可能なインターホンシステムである。インターホンシステムは、取得部1831と、出力部1832と、を備える。取得部1831は、玄関装置からの呼出信号に応じて情報端末4に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得する。出力部1832は、取得部1831が取得した第1情報に基づいて、収納装置の扉を解錠するための第2情報を出力する。【選択図】図2

Description

本開示は、一般にインターホンシステム、情報端末の制御方法及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、収納装置が設けられた施設に適用されるインターホンシステム、インターホンシステムに用いられる情報端末の制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、集合住宅用のインターホンシステムが記載されている。特許文献1に記載のインターホンシステムは、集合住宅の各住戸に設置されるインターホン親機と、集合住宅の共用スペースに設置されるインターホン子機と、制御装置と、を備える。インターホン親機とインターホン子機とは、制御装置を介して互いに通信可能に構成されている。
特開2019−140580号公報
特許文献1に記載のようなインターホンシステムでは、各住戸への荷物を収納するための収納装置が施設(集合住宅)内に設けられている場合に、この収納装置の利便性を向上させることが望まれている。
本開示の目的は、施設内に設けられた収納装置の利便性を向上させることができるインターホンシステム、情報端末の制御方法及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係るインターホンシステムは、取得部と、出力部と、を備える。前記取得部は、玄関装置からの呼出信号に応じて情報端末に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得する。前記出力部は、前記取得部が取得した前記第1情報に基づいて、施設内に設けられた収納装置の扉を解錠するための第2情報を出力する。
本開示の一態様に係る情報端末の制御方法は、取得ステップと、出力ステップと、を含む。前記取得ステップは、玄関装置からの呼出信号に応じて情報端末に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得するステップである。前記出力ステップは、前記取得ステップにて取得した前記第1情報に基づいて、施設内に設けられた収納装置の扉を解錠するための第2情報を出力するステップである。
本開示の一態様に係るプログラムは、前記情報端末の制御方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、施設内に設けられた収納装置の利便性を向上させることができる、という効果がある。
図1は、実施形態1に係るインターホンシステムの全体構成を示す概略図である。 図2は、同上のインターホンシステムに用いられる情報端末の構成を示す概略ブロック図である。 図3は、同上のインターホンシステムに用いられる情報端末の概略正面図である。 図4は、同上のインターホンシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図5は、実施形態1の変形例1に係るインターホンシステムに用いられる情報端末の構成を示す概略ブロック図である。 図6は、同上のインターホンシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図7は、実施形態2に係るインターホンシステムの全体構成を示す概略図である。 図8は、同上のインターホンシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
以下、実施形態1,2に係るインターホンシステムについて説明する。ただし、以下に説明する実施形態1,2及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、下記の実施形態1,2及び変形例に限定されない。下記の実施形態1,2及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
また、下記の実施形態1,2において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態1)
実施形態1に係るインターホンシステム10について、図1〜図6を参照して説明する。
(1)概要
まず、実施形態1に係るインターホンシステム10の概要について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係るインターホンシステム10は、施設に適用されるインターホンシステムである。施設は、例えば、集合施設2である。集合施設2は、例えば、マンション等の集合住宅である。なお、施設は、戸建て住宅であってもよいし、住宅に限らず、非住宅の施設であってもよい。
本実施形態に係るインターホンシステム10は、図2に示すように、取得部1831と、出力部1832と、を備えている。取得部1831は、玄関装置3からの呼出信号に応じて情報端末4に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得する。玄関装置3は、例えば、居室子機17である。情報端末4は、例えば、スマートフォンのような携帯端末18である。本開示でいう「特定操作」とは、玄関装置3からの呼出信号に応じて情報端末4に対して行われる操作をいい、例えば、後述する収納装置15の扉151を解錠するための解錠操作である。また、本開示でいう「第1情報」とは、情報端末4に対して特定操作を行うことで生成される情報をいい、例えば、上記解錠操作が行われたことを示す解錠情報である。出力部1832は、取得部1831が取得した第1情報に基づいて、施設(集合施設2)内に設けられた収納装置15の扉151を解錠するための第2情報を出力する。本開示でいう「第2情報」は、第1情報と対応する情報であり、例えば、収納装置15の扉151の解錠を指示する指示情報である。
本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、玄関装置3から情報端末4を呼び出したときに、情報端末4に対して特定操作を行うだけで収納装置15の扉151を解錠することができ、利便性を向上させることができる。
(2)詳細
次に、実施形態1に係るインターホンシステム10の詳細について、図1〜図3を参照して説明する。
(2.1)前提
本開示でいう「集合施設」は、複数の施設の集合体であって、1つの建物内に複数の施設が含まれているような建造物を意味する。本開示でいう「施設」は、居住用途で用いられる住宅施設、並びに店舗(テナント)、オフィス、福祉施設、教育施設、病院及び工場等の非住宅施設を含む。非住宅施設には、飲食店、遊技場、ホテル、旅館、幼稚園、保育所及び公民館等も含む。つまり、集合施設2は、マンション等の集合住宅であってもよいし、オフィスビル等の非住宅の施設であってもよい。さらに、集合施設2は、例えば、低層階が店舗で高層階が住戸というように、住宅施設と非住宅施設とが混在する態様の施設も含む。本実施形態では一例として、集合施設2が、複数の住戸を含む集合住宅(マンション等)である場合を想定する。集合住宅においては、ロビー、駐車場、キッズルーム、又は、ごみ収集場等が共用部22となり、複数の住戸のそれぞれが専有部23となる。
また、本実施形態では、1つの集合施設2が複数の棟を含む場合を想定する。具体的には、集合住宅としての集合施設2には、1棟、2棟、3棟…というように複数の棟(建物)が含まれていることとする。
本実施形態では、1つの集合施設2、又は1以上の棟に、少なくとも1つの管理室21と、少なくとも1つの共用部22と、複数の専有部23と、が含まれていることとする。ここでいう管理室21には、集合施設2、又は1以上の棟を管理するための設備(例えば管理室親機11)が設置されており、管理人が、入居者の不在時における訪問者の受け付け等の管理業務を行うための場所である。管理室21は、管理事務所及び管理人室等を含む。
(2.2)インターホンシステムの構成
まず、インターホンシステム10の構成について、図1を参照して説明する。
図1では、集合施設2に含まれる複数の棟のうち、1つの棟に構築されたインターホンシステム10のみを図示している。また、それぞれ住戸からなる複数の専有部23については同様の装置(居室親機12等)が導入されるが、図1では、1つの専有部23(住戸)についてのみ導入される装置を示し、それ以外の専有部23については導入される装置の図示を省略している。
インターホンシステム10は、図1に示すように、管理室親機11と、居室親機12と、ロビーインターホン13と、制御装置14と、を備えている。また、本実施形態では、インターホンシステム10は、収納装置15と、通信アダプタ16と、居室子機17と、を更に備えている。本実施形態では、インターホンシステム10は、集合施設2の各住戸の住人であるユーザ20が所有する携帯端末18と通信可能である。そして、本実施形態では、携帯端末18が情報端末4であって、居室子機17が玄関装置3である。
管理室親機11は、管理室21に設置されている。ロビーインターホン13及び制御装置14は、共用部22に設置されている。居室親機12、収納装置15、通信アダプタ16及び居室子機17は、各専有部23に設置されている。つまり、複数の専有部23を有する集合施設2においては、インターホンシステム10は、居室親機12、収納装置15、通信アダプタ16及び居室子機17を複数台ずつ備えることになる。
さらに、ロビー(共用部22)の扉221(又は扉221に設けられた電気錠)は、ロビーインターホン13と電気的に接続されており、ロビーインターホン13にて制御可能であるので、インターホンシステム10の構成要素に含まれる。これにより、インターホンシステム10では、ロビーインターホン13にて、ロビー(共用部22)の扉221の開閉又は施解錠を制御することが可能である。つまり、扉221が自動扉である場合には、ロビーインターホン13は、デフォルトで閉じた状態にある扉221を開放するように扉221を制御できる。
管理室親機11は、管理室21の室内空間に設置されている。インターホンシステム10は、管理室21に設置される装置として、管理室親機11と互いに通信(通話を含む)可能な管理室子機等を更に備えていてもよい。管理室子機は、管理室親機11と電気的に接続されており、例えば、管理室21の玄関の外に設置される玄関子機である。
ロビーインターホン13は、例えば、集合施設2のロビー等の共用部22において、扉221の外側(集合施設2の外部と通じる側)に設置されている。
居室親機12は、各専有部23(住戸)の室内空間に設置されている。居室子機17は、居室親機12と電気的に接続されており、例えば、各専有部23の玄関の外に設置される玄関子機である。つまり、居室親機12と居室子機17とは、互いに通信(通話を含む)可能に構成されている。さらに、本実施形態では、居室子機17は撮影部(カメラ)を有しており、居室子機17の撮影部で撮影された訪問者の画像を居室親機12にて表示することができる。
管理室親機11、複数台の居室親機12、及びロビーインターホン13は、いずれも制御装置14に対して電気的に接続されている。そのため、管理室親機11と各居室親機12とロビーインターホン13とは、制御装置14を介して互いに通信(通話を含む)可能である。すなわち、管理室親機11と各居室親機12とは互いに通信可能である。さらに、管理室親機11とロビーインターホン13とは互いに通信可能であって、各居室親機12とロビーインターホン13とは互いに通信可能である。
ロビーインターホン13は、管理室親機11又は居室親機12を呼び出すための呼出信号を、管理室親機11又は居室親機12に送信する。さらに、ロビーインターホン13は、撮影部(カメラ)を有しており、ロビーインターホン13の撮影部で撮影された訪問者の画像は、管理室親機11又は居室親機12に送信される。これにより、ロビーインターホン13の撮影部で撮影された訪問者の画像は、管理室親機11又は居室親機12にて表示可能となる。
収納装置15は、各専有部23(住戸)の玄関の外に設置されている。言い換えると、収納装置15は、施設(集合施設2)内に設けられている。収納装置15は、例えば、宅配業者等が持ってきた各住戸向けの荷物を、各住戸の住人が不在時等に収納するための宅配ボックスである。収納装置15は、扉151を有している。収納装置15は、居室親機12と電気的に接続されており、居室親機12から出力される解錠信号及び施錠信号にて扉151の施解錠を制御可能である。本実施形態では、収納装置15が各専有部23に設けられているが、例えば、複数の住戸に対応する複数の収納装置15がフロアごとにまとめて設けられていてもよい。
通信アダプタ16は、居室親機12に対して電気的に接続されている。通信アダプタ16は、居室親機12を、インターネット等の集合施設2の外部のネットワークNT1に接続するための装置である。すなわち、インターホンシステム10は、集合施設2内でローカルネットワークを構成するのみならず、通信アダプタ16を介して、インターネット等の外部のネットワークNT1にも接続される。
具体的には、通信アダプタ16は、インターネット設備202に接続されている。インターネット設備202は、ゲートウェイ203を介して、集合施設2の外部のネットワークNT1に接続されている。インターネット設備202及びゲートウェイ203は、例えば、集合施設2内のMDF(Main Distribution Frame)室24に設置されている。
このように、インターホンシステム10では、居室親機12が通信アダプタ16経由で、集合施設2の外部のネットワークNT1に接続可能である。そのため、インターホンシステム10は、例えば、ネットワークNT1を介して外部のサーバ5等と通信を行い、外部のサーバ5から情報を取得したり外部のサーバ5へ情報を出力したりすることが可能である。サーバ5は、例えば、1又は複数の集合施設2を管理する管理会社が運用する1又は複数のサーバ装置により構成される。
ここで、図1に示すように、ネットワークNT1には、ユーザ20が所有する携帯端末18が接続される。具体的には、携帯端末18は、例えば、通信事業者が提供する携帯電話網204(キャリア網)又は公衆無線LAN(Local Area Network)等を介してネットワークNT1に接続されてもよい。携帯電話網204には、例えば、3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線、4G(第4世代)回線又は5G(第5世代)回線等がある。これにより、携帯端末18は、集合施設2の外部であっても、携帯電話網204に接続可能な環境であれば、携帯電話網204を介してネットワークNT1に接続可能となる。
その結果、ネットワークNT1には、インターホンシステム10及び携帯端末18が接続可能となる。したがって、インターホンシステム10と携帯端末18とは、ネットワークNT1を介して互いに通信(通話を含む)可能である。すなわち、インターホンシステム10と携帯端末18とは互いに通信可能である。
(2.3)情報端末の構成
次に、情報端末4としての携帯端末18の構成について、図2及び図3を参照して説明する。
携帯端末18は、例えば、集合施設2の各住戸の住人であるユーザ20が所有するスマートフォン又はタブレット端末等である。本実施形態では一例として、携帯端末18は、ユーザ20が所有するスマートフォンである。携帯端末18は、少なくとも通信機能を有しており、上述したように、携帯電話網204等を介してネットワークNT1に接続されることで、インターホンシステム10と通信可能となる。
携帯端末18は、図2に示すように、表示部181と、操作部182と、制御部183と、を有している。本実施形態では、上述したように、携帯端末18は汎用のスマートフォンである。この携帯端末18は、専用のアプリケーションソフト(プログラム)をインストールし、このアプリケーションソフトを起動することにより、携帯端末18として機能する。
表示部181は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を含んでいる。表示部181は、少なくとも第1画面1810を表示する。第1画面1810は、図3に示すように、第1領域R1と、第2領域R2と、第3領域R3と、を含んでいる。第1領域R1は、通信アダプタ16を介して居室親機12から送られてくる、居室子機17の撮影部で撮影された映像1811を表示する領域である。第2領域R2は、応答中の通信相手の名称を表示する領域であって、本実施形態では一例として、「ドアホン:応答中」との文字列が表示されている。したがって、ユーザ20は、第2領域R2の表示内容を確認することで、通信相手の所在(ここでは住戸の玄関前)を把握することができる。言い換えると、ユーザ20は、訪問者(ここでは宅配業者)の所在を把握することができる。第3領域R3は、操作部182を構成する複数のボタンを表示する領域である。
本実施形態では、第3領域R3には、複数のボタンとして、通話ボタン1821、解錠ボタン1822、終了ボタン1823、通常モード選択ボタン1824、プレストークモード選択ボタン1825及び送信ボタン1826が表示されている。通話ボタン1821は、居室子機17からの呼び出しに対して、居室子機17との通話を開始するためのボタンである。解錠ボタン1822は、収納装置15の扉151の解錠を行うためのボタンである。終了ボタン1823は、居室子機17との通話を終了するためのボタンである。通常モード選択ボタン1824は、通常モードを選択するためのボタンである。プレストークモード選択ボタン1825は、プレストークモードを選択するためのボタンである。送信ボタン1826は、プレストークモードにおいて発話を行う際に押されるボタンである。つまり、プレストークモードでは、ユーザ20は、送信ボタン1826を押している間だけ発話音声を送信することができる。一方、通常モードでは、ユーザ20は、送信ボタン1826を押さなくても発話音声を送信することができる。
操作部182は、人(ユーザ20)の操作を受け付けて、人(ユーザ20)の操作に応じた信号を出力する。本実施形態では、携帯端末18は汎用のスマートフォンであるので、操作部182は表示部181と一体化され、タッチパネルディスプレイを構成する。タッチパネルディスプレイにおいては、携帯端末18は、表示部181に表示される画面上のボタン(例えば通話ボタン1821)の操作(例えばタップ)が操作部182で検出されることをもって、ボタンが操作されたことと判断する。つまり、表示部181及び操作部182は、各種の表示に加えて、人(ユーザ20)からの操作入力を受け付けるユーザインタフェースとして機能する。
制御部183は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。携帯端末18では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、制御部183の機能が実現される。プログラムはメモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部183は、少なくとも表示部181を制御するように構成されている。
制御部183は、図2に示すように、取得部1831と、出力部1832と、通知部1833と、を含んでいる。
取得部1831は、第1情報を取得するように構成されている。第1情報は、居室子機17(玄関装置3)からの呼び出し(呼出信号)に応じて、携帯端末18(情報端末4)に対して行われる特定操作に基づく情報である。本実施形態では、第1情報は、情報端末4としての携帯端末18の表示部181に表示された解錠ボタン1822を押すことで生成される情報であり、収納装置15に対する解錠操作が行われたことを示す解錠情報である。なお、第1情報は、解錠情報に限らず、例えば、携帯端末18の表示部181に表示された通話ボタン1821が押されたことを示す通話開始情報であってもよいし、終了ボタン1823が押されたことを示す通話終了情報であってもよい。
出力部1832は、第2情報を出力するように構成されている。第2情報は、収納装置15の扉151を解錠するための情報である。出力部1832は、取得部1831が取得した第1情報に基づいて第2情報を作成し、作成した第2情報を出力する。本実施形態では、第2情報は、収納装置15の扉151の解錠を指示する指示情報であり、収納装置15に対して出力する解錠信号を含む。収納装置15は、出力部1832からの解錠信号に従って扉151を解錠する。ここで、出力部1832は、解錠信号を収納装置15に出力してから解錠期間(例えば5分)が経過すると、収納装置15の扉151を施錠するための施錠信号を出力するように構成されていることが好ましい。つまり、解錠期間は、扉151を解錠してから施錠するまでの期間である。これにより、収納装置15の扉151が解錠されたままになることを抑制することができる。
なお、収納装置15がマイクロコンピュータを備えている場合には、第2情報は期間情報であってもよい。ここでいう期間情報は、収納装置15の扉151を解錠させる期間(例えば5分)を示す情報である。この場合、収納装置15は、出力部1832からの期間情報を取得すると扉151を解錠し、期間情報に含まれる解錠期間が経過すると扉151を施錠する。これにより、宅配業者等は、収納装置15の扉151の解錠期間において荷物を収納することができる。
通知部1833は、通知情報を通知するように構成されている。通知情報は、収納装置15に荷物が収納されたことを示す情報である。通知部1833は、例えば、出力部1832が収納装置15に対して第2情報を出力した場合に、携帯端末18(情報端末4)に対して通知情報を通知する。具体的には、通知部1833は、例えば、表示部181に通知情報を表示させたり、携帯端末18が備えるスピーカから通知情報を音声にて出力させたりする。なお、通知部1833は、出力部1832が収納装置15に対して第2情報を出力した後に収納装置15の扉151が施錠された場合に、通知情報を通知してもよい。このように、通知部1833が通知情報を通知することにより、ユーザ20は、収納装置15に荷物が収納されたことを知ることができる。
(3)インターホンシステムの動作
次に、インターホンシステム10の動作について、図4を参照して説明する。ここでは、玄関装置3としての居室子機17からの呼び出しに応じて、情報端末4としての携帯端末18からの操作にて収納装置15の扉151の解錠を行う場合を例として説明する。またここでは、ユーザ20が外出している場合を想定するが、ユーザ20が在宅中の場合も同様である。ただし、ユーザ20が在宅中の場合には、居室親機12と携帯端末18とは、例えば、Wi−Fi(登録商標)に接続可能な環境にあれば、Wi−Fiにて通信してもよい。
集合施設2のいずれかの住戸への荷物を持ってきた訪問者(宅配業者)は、住戸前に設置されている居室子機17(玄関装置3)に設けられた呼出ボタンを押すことで、ユーザ20(住戸の住人)を呼び出す(ステップS101)。このとき、居室子機17は、居室子機17に対する呼出操作に従って、居室親機12に対して呼出信号を送信する(ステップS102)。居室親機12は、居室子機17からの呼出信号を受信すると、通信アダプタ16を介して呼出信号を携帯端末18に転送(送信)する(ステップS103)。
情報端末4としての携帯端末18は、居室親機12から呼出信号を受信すると、表示部181に第1画面1810(図3参照)を表示させる(ステップS104)。このとき、携帯端末18は、居室子機17からの呼び出しがあったことをユーザ20に知らせるために、携帯端末18が備えるスピーカから音声メッセージ(例えば「訪問者からの呼び出しです」等)を出力することが好ましい。
ユーザ20は、携帯端末18の表示部181に表示されている第1画面1810に対して、訪問者との通話を開始するために通話ボタン1821を押す(ステップS105)。これにより、居室子機17と携帯端末18との通信が確立されて、居室子機17と携帯端末18との間で通話が開始される(ステップS106)。
ユーザ20は、訪問者との通話中に、訪問者が持ってきた荷物を収納装置15に入れてもらうために、収納装置15の扉151を解錠する操作を行う(ステップS107)。具体的には、ユーザ20は、携帯端末18の表示部181に表示されている第1画面1810中の解錠ボタン1822を押す。これにより、携帯端末18では、取得部1831が解錠情報を取得する(ステップS108)。つまり、本実施形態では、解錠ボタン1822を押す操作が特定操作であって、解錠情報が第1情報である。そして、携帯端末18では、出力部1832が収納装置15の扉151を解錠するための解錠信号を作成し、作成した解錠信号を出力する。これにより、解錠信号が携帯端末18から居室親機12に送信(出力)される(ステップS109)。つまり、本実施形態では、解錠信号が第2情報である。このとき、通知部1833は、通知情報を通知する(ステップS110)。具体的には、通知部1833は、表示部181に通知情報を表示させたり、携帯端末18が備えるスピーカから通知情報を音声にて出力させたりする。
居室親機12は、携帯端末18から解錠信号を受信すると、収納装置15に対して解錠信号を送信する(ステップS111)。そして、収納装置15は、居室親機12からの解錠信号に従って扉151を解錠する(ステップS112)。
ユーザ20は、解錠ボタン1822を押した後、訪問者との通話を終了するために、携帯端末18の表示部181に表示されている第1画面1810中の終了ボタン1823を押す(ステップS113)。これにより、携帯端末18から居室親機12に向けて通話終了信号が送信され、居室親機12が通話終了信号を受け取ることで、携帯端末18と居室子機17との通話が終了する(ステップS114)。
本実施形態では、ステップS108が取得ステップであって、ステップS109が出力ステップである。
(4)効果
本実施形態に係るインターホンシステム10では、例えば、訪問先の住戸の住人であるユーザ20が外出中であっても、居室子機17からの呼び出しに応じて、ユーザ20が所有する携帯端末18を用いて、収納装置15の扉151を解錠可能である。すなわち、本実施形態に係るインターホンシステム10によれば、施設(集合施設2)内に設けられた収納装置15の利便性を向上させることができる。
(5)変形例
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、実施形態1に係る情報端末4と同様の機能は、情報端末4の制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る情報端末4の制御方法は、取得ステップ(ステップS108)と、出力ステップ(ステップS109)と、を含む。取得ステップは、玄関装置3からの呼出信号に応じて情報端末4に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得するステップである。出力ステップは、取得ステップにて取得した第1情報に基づいて、収納装置15の扉151を解錠するための第2情報を出力するステップである。一態様に係るプログラムは、上述の情報端末4の制御方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
以下、実施形態1の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示におけるインターホンシステム10は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示におけるインターホンシステム10としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。更に、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、情報端末4における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは、情報端末4に必須の構成ではない。つまり、情報端末4の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、情報端末4の少なくとも一部の機能、例えば、制御部183の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
(5.1)変形例1
実施形態1では、情報端末4が携帯端末18であるが、情報端末4は携帯端末18に限らず、例えば、居室親機12Aであってもよい。以下、変形例1に係るインターホンシステム10について、図5及び図6を参照して説明する。
(5.1.1)インターホンシステムの構成
変形例1に係るインターホンシステム10は、管理室親機11と、居室親機12Aと、ロビーインターホン13と、制御装置14と、を備えている。また、変形例1では、インターホンシステム10は、収納装置15と、通信アダプタ16と、居室子機17と、を更に備えている。そして、変形例1では、居室親機12Aが情報端末4であって、居室子機17が玄関装置3である。なお、居室親機12A以外の構成については実施形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。
情報端末4としての居室親機12Aは、図5に示すように、表示部121と、操作部122と、制御部123と、を有している。
表示部121は、例えば、液晶ディスプレイを含んでいる。表示部121は、少なくともロビーインターホン13及び居室子機17からの映像を表示するように構成されている。なお、居室親機12Aがタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイが表示部121と操作部122とを兼ねてもよい。
操作部122は、人(例えば各住戸の住人)の操作を受け付けるように構成されている。操作部122は、図5に示すように、通話ボタン1221と、解錠ボタン1222と、を含む。通話ボタン1221は、管理室親機11、ロビーインターホン13又は居室子機17との間で通話を開始するためのボタンである。つまり、居室親機12Aでは、管理室親機11、ロビーインターホン13又は居室子機17からの呼び出しに対して通話ボタン1221を押すことで、管理室親機11、ロビーインターホン13又は居室子機17との間で通話を開始することができる。また、居室親機12Aでは、管理室親機11、ロビーインターホン13又は居室子機17との通話中に通話ボタン1221を押すことで、管理室親機11、ロビーインターホン13又は居室子機17との通話を終了することができる。なお、操作部122は、通話を終了するための終了ボタンを含んでいてもよい。この場合、管理室親機11、ロビーインターホン13又は居室子機17との通話中において、通話ボタン1221ではなく、終了ボタンを押すことで通話を終了する。
解錠ボタン1222は、共用部22に設けられた扉221を解錠するためのボタンである。例えば、居室親機12Aとロビーインターホン13との通話中に解錠ボタン1222を押すことで、扉221を解錠することができる。扉221が解錠された状態では、訪問者(例えば宅配業者等)は、扉221を通って訪問先の住戸へ行くことができる。また、解錠ボタン1222は、収納装置15の扉151を解錠するためのボタンでもある。例えば、居室親機12Aと居室子機17との通話中に解錠ボタン1222を押すことで、収納装置15の扉151を解錠することができる。扉151が解錠された状態では、宅配業者等は、対応する住戸への荷物を収納装置15に収納することができる。なお、収納装置15の扉151を解錠するためのボタンが、解錠ボタン1222とは別に設けられていてもよい。
制御部123は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。居室親機12Aでは、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、制御部123の機能が実現される。プログラムはメモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部123は、少なくとも表示部121を制御するように構成されている。
制御部123は、取得部1231と、出力部1232と、通知部1233と、を含んでいる。
取得部1231は、第1情報を取得するように構成されている。第1情報は、居室子機17(玄関装置3)からの呼び出し(呼出信号)に応じて、居室親機12A(情報端末4)に対して行われる特定操作に基づく情報である。変形例1では、第1情報は、情報端末4としての居室親機12Aが備える解錠ボタン1222を押すことで生成される情報であり、収納装置15に対する解錠操作が行われたことを示す解錠情報である。なお、第1情報は、解錠情報に限らず、例えば、呼出中に通話ボタン1221が押されたことを示す通話開始情報であってもよいし、通話中に通話ボタン1221が押されたことを示す通話終了情報であってもよい。
出力部1232は、第2情報を出力するように構成されている。第2情報は、収納装置15の扉151を解錠するための情報である。出力部1232は、取得部1231が取得した第1情報に基づいて第2情報を作成し、作成した第2情報を出力する。変形例1では、第2情報は、収納装置15の扉151の解錠を指示する指示情報であり、収納装置15に対して出力する解錠信号を含む。収納装置15は、出力部1232からの解錠信号に従って扉151を解錠する。なお、収納装置15がマイクロコンピュータを備えている場合には、第2情報は期間情報であってもよい。ここでいう期間情報は、収納装置15の扉151を解錠させる期間(例えば5分)を示す情報である。この場合、収納装置15は、出力部1232からの期間情報を取得すると扉151を解錠し、期間情報に含まれる解錠期間が経過すると扉151を施錠する。これにより、宅配業者は、収納装置15の扉151の解錠期間において荷物を収納することができる。
通知部1233は、通知情報を通知するように構成されている。通知情報は、収納装置15に荷物が収納されたことを示す情報である。通知部1233は、例えば、出力部1232が収納装置15に対して第2情報を出力した場合に、居室親機12A(情報端末4)に対して通知情報を通知する。具体的には、通知部1233は、例えば、表示部121に通知情報を表示させたり、居室親機12Aが備えるスピーカから通知情報を音声にて出力させたりする。なお、通知部1233は、出力部1232が収納装置15に対して第2情報を出力した後に収納装置15の扉151が施錠された場合に、通知情報を通知してもよい。このように、通知部1233が通知情報を通知することにより、ユーザ20は、収納装置15に荷物が収納されたことを知ることができる。
(5.1.2)インターホンシステムの動作
次に、インターホンシステム10の動作について、図6を参照して説明する。ここでは、玄関装置3としての居室子機17からの呼び出しに応じて、情報端末4としての居室親機12Aからの操作にて収納装置15の扉151の解錠を行う場合を例として説明する。
集合施設2のいずれかの住戸への荷物を持ってきた訪問者(宅配業者)は、住戸前に設置されている居室子機17(玄関装置3)に設けられた呼出ボタンを押すことで、ユーザ20(住戸の住人)を呼び出す(ステップS201)。このとき、居室子機17は、居室子機17に対する呼出操作に従って、居室親機12Aに対して呼出信号を送信する(ステップS202)。居室親機12Aは、居室子機17からの呼出信号を受信すると、住戸の住人であるユーザ20を呼び出す(ステップS203)。具体的には、居室親機12Aは、居室子機17からの映像を表示部121に表示させたり、居室親機12Aが備えるスピーカから音声メッセージ(例えば「訪問者からの呼び出しです」等)を出力させたりする。
ユーザ20は、居室親機12Aからの呼び出しに対して、訪問者との通話を開始するために通話ボタン1221を押す(ステップS204)。これにより、居室親機12Aと居室子機17との通信が確立されて、居室親機12Aと居室子機17との間で通話が開始される(ステップS205)。
ユーザ20は、訪問者との通話中に、訪問者が持ってきた荷物を収納装置15に入れてもらうために、収納装置15の扉151を解錠する操作を行う(ステップS206)。具体的には、ユーザ20は、居室親機12Aが備える解錠ボタン1222を押す。これにより、居室親機12Aでは、取得部1231が解錠情報を取得する(ステップS207)。つまり、変形例1では、解錠ボタン1222を押す操作が特定操作であって、解錠情報が第1情報である。そして、居室親機12Aでは、出力部1232が収納装置15の扉151を解錠するための解錠信号を作成し、作成した解錠信号を収納装置15に出力する(ステップS208)。つまり、変形例1では、解錠信号が第2情報である。このとき、通知部1233は、通知情報を通知する(ステップS209)。具体的には、通知部1233は、表示部121に通知情報を表示させたり、居室親機12Aが備えるスピーカから通知情報を音声にて出力させたりする。
収納装置15は、居室親機12Aからの解錠信号に従って扉151を解錠する(ステップS210)
ユーザ20は、解錠ボタン1222を押した後、訪問者との通話を終了するために、居室親機12Aが備える通話ボタン1221を押す(ステップS211)。これにより、居室親機12Aと居室子機17との通話が終了する(ステップS212)。
変形例1では、ステップS207が取得ステップであって、ステップS208が出力ステップである。
(5.1.3)効果
変形例1に係るインターホンシステム10では、例えば、居室子機17からの呼び出しに応じて居室親機12Aに対して特定操作を行うことで、収納装置15の扉151を解錠可能である。すなわち、変形例1に係るインターホンシステム10によれば、施設(集合施設2)内に設けられた収納装置15の利便性を向上させることができる。
(5.2)変形例2
実施形態1及び変形例1では、出力部1232,1832は、情報端末4に対して特定操作を行うことで第2情報を出力しているが、例えば、情報端末4に対して特定操作を行い、かつ玄関装置3に対して所定操作を行うことで第2情報を出力してもよい。玄関装置3に対する所定操作は、例えば、呼出ボタンを長押し(例えば2秒以上)することである。すなわち、変形例2では、情報端末4に対する特定操作が第1操作であって、玄関装置3に対する所定操作が第2操作である。これにより、玄関装置3に対して第2操作が行われることをもって、出力部1232,1832から第2情報を出力することができる。なお、玄関装置3がロビーインターホン13の場合には、例えば、ロビーインターホン13が備えるテンキー等を用いてパスワードを入力することをもって第2操作としてもよい。
(5.3)変形例3
変形例2では、出力部1232,1832は、情報端末4に対して第1操作を行い、かつ玄関装置3に対して第2操作を行うことで第2情報を出力している。これに対して、出力部1232,1832は、情報端末4が携帯端末18であって、居室親機12が留守モード(特定モード)に設定されている場合に、情報端末4に対して第1操作を行い、かつ玄関装置3に対して第2操作を行うことで第2情報を出力してもよい。これにより、居室親機12が留守モードで、かつ玄関装置3に対して第2操作が行われることをもって、出力部1232,1832から第2情報を出力することができる。
(5.4)変形例4
実施形態1及び変形例1では、取得部1231,1831は、玄関装置3と情報端末4との通話中に第1情報(解錠情報)を取得しているが、例えば、玄関装置3からの呼出中に第1情報を取得してもよい。この場合、玄関装置3からの呼び出しに対して通話ボタン1221,1821を押すことになるため、第1情報は、通話を開始するための情報である。これにより、取得部1231,1831は、玄関装置3からの呼出中に第1情報を取得することができる。
また、取得部1231,1831は、玄関装置3と情報端末4との通話終了後に第1情報を取得してもよい。この場合、玄関装置3との通話を終了させるために、通話ボタン1221又は終了ボタン1823を押すことになるため、第1情報は、通話を終了するための情報である。これにより、取得部1231,1831は、玄関装置3と情報端末4との通話終了後に第1情報を取得することができる。また、この構成によれば、玄関装置3と情報端末4との通話終了後において、訪問者(例えば宅配業者)が収納装置15に荷物を入れられるように、収納装置15の扉151を解錠することができる。
(5.5)変形例5
実施形態1及び変形例1では、玄関装置3が居室子機17であるが、玄関装置3は居室子機17に限らず、例えば、共用部22に設けられたロビーインターホン13又はドアベルであってもよい。この場合においても、ロビーインターホン13からの呼び出しに応じて、情報端末4(居室親機12,12A又は携帯端末18)に対して特定操作を行うことで、収納装置15の扉151を解錠可能である。また、この場合には、例えば、ロビーインターホン13又はドアベルにて応答した後に、各専有部23に設けられた収納装置15に荷物を入れてもらえばよい。
(5.6)変形例6
実施形態1では、携帯端末18の表示部181は、図3に示すように、通話ボタン1821、解錠ボタン1822及び終了ボタン1823を並べて表示している。これに対して、例えば、表示部181は、玄関装置3からの呼出時には通話ボタン1821及び終了ボタン1823のみを表示し、通話ボタン1821又は終了ボタン1823を押した後に解錠ボタン1822を表示してもよい。
(5.7)変形例7
実施形態1では、取得部1831、出力部1832及び通知部1833が携帯端末18に設けられ、変形例1では、取得部1231、出力部1232及び通知部1233が居室親機12に設けられている。これに対して、取得部、出力部及び通知部の少なくとも1つは、携帯端末18及び居室親機12以外に設けられていてもよい。例えば、取得部、出力部及び通知部の少なくとも1つが、管理室親機11、ロビーインターホン13、制御装置14又は居室子機17に設けられていてもよい。
(5.8)変形例8
実施形態1では、収納装置15が居室親機12に接続されており、居室親機12からの解錠信号に従って解錠するように構成されている。これに対して、収納装置15が居室親機12と制御装置14とを接続する幹線に接続されている場合には、居室親機12又は制御装置14からの解錠信号によって解錠するように構成されていてもよい。
(5.9)変形例9
実施形態1では、玄関装置3からの呼び出しに応じて情報端末4に対して行われる特定操作(例えば解錠操作)にて収納装置15の扉151を解錠させている。これに対して、例えば、玄関装置3からの呼び出しがない状態であっても、情報端末4に対する所定操作にて収納装置15の扉151を解錠させてもよい。
例えば、ユーザ(住人)20が留守の間に、収納装置15に荷物を入れてもらった場合を想定する。この場合、ユーザ20は、帰宅後において情報端末4としての居室親機12に対して所定操作を行う。所定操作は、例えば、居室親機12に設けられた解錠ボタンを押す操作である。これにより、収納装置15の扉151を解錠することができ、ユーザ20は、収納装置15内の荷物を取り出すことができる。また、この構成によれば、収納装置15に対して暗証番号等を入力して扉151を解錠する手間を省くことができる。なお、所定操作は、解錠ボタンを押す操作に限らず、居室親機12に設けられた他の押ボタンを押す操作であってもよい。
(実施形態2)
実施形態2に係るインターホンシステム10Aについて、図7及び図8を参照して説明する。実施形態2に係るインターホンシステム10Aでは、居室親機12と携帯端末18との間で通信を行うための通信アダプタ16が省略されており、制御装置14を介して通信を行う点で実施形態1に係るインターホンシステム10と異なっている。以下の説明において、実施形態1に係るインターホンシステム10と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
(1)インターホンシステムの構成
まず、インターホンシステム10Aの構成について、図7を参照して説明する。
インターホンシステム10Aは、図7に示すように、管理室親機11と、情報端末4としての居室親機12と、ロビーインターホン13と、制御装置14と、を備えている。また、本実施形態では、インターホンシステム10Aは、収納装置15と、玄関装置3としての居室子機17と、を更に備えている。
制御装置14は、インターネット設備202に接続されている。インターネット設備202は、ゲートウェイ203を介して、集合施設2の外部のネットワークNT1に接続されている。インターネット設備202及びゲートウェイ203は、例えば、集合施設2内のMDF室24に設置されている。これにより、居室親機12は、制御装置14経由で、集合施設2の外部のネットワークNT1に接続可能である。
(2)インターホンシステムの動作
次に、インターホンシステム10Aの動作について、図8を参照して説明する。ここでは、玄関装置3としての居室子機17からの呼び出しに応じて、情報端末4としての携帯端末18からの操作にて収納装置15の扉151の解錠を行う場合を例として説明する。またここでは、ユーザ20が外出している場合を想定するが、ユーザ20が在宅中の場合も同様である。ただし、ユーザ20が在宅中の場合には、居室親機12と携帯端末18とは、例えば、Wi−Fiに接続可能な環境にあれば、Wi−Fiにて通信してもよい。
集合施設2のいずれかの住戸への荷物を持ってきた訪問者(例えば宅配業者)は、玄関前に設置されている居室子機17に設けられた呼出ボタンを押すことで、住戸の住人であるユーザ20を呼び出す(ステップS301)。このとき、居室子機17は、居室子機17に対する呼出操作に従って、居室親機12に対して呼出信号を送信する(ステップS302)。居室親機12は、居室子機17からの呼出信号を受信すると、居室親機12と制御装置14とを接続する幹線経由で呼出信号を出力する(ステップS303)。制御装置14は、居室親機12からの呼出信号を受信すると、居室親機12と対応関係にある携帯端末18に向けて呼出信号を出力する(ステップS304)。
携帯端末18は、制御装置14からの呼出信号を受信すると、表示部181に第1画面1810(図3参照)を表示させる(ステップS305)。このとき、携帯端末18は、居室子機17からの呼び出しがあったことをユーザ20に知らせるために、携帯端末18が備えるスピーカから音声メッセージ(例えば「訪問者からの呼び出しです」等)を出力することが好ましい。
ユーザ20は、携帯端末18の表示部181に表示されている第1画面1810に対して、訪問者との通話を開始するために通話ボタン1821を押す(ステップS306)。これにより、居室子機17と携帯端末18との通信が確立されて、居室子機17と携帯端末18との間で通話が開始される(ステップS307)。
ユーザ20は、訪問者との通話中に、訪問者が持ってきた荷物を収納装置15に入れてもらうために、収納装置15の扉151を解錠する操作を行う(ステップS308)。具体的には、ユーザ20は、携帯端末18の表示部181に表示されている第1画面1810中の解錠ボタン1822を押す。これにより、携帯端末18では、取得部1831が解錠情報を取得する(ステップS309)。つまり、本実施形態では、解錠ボタン1822を押す操作が特定操作であって、解錠情報が第1情報である。そして、携帯端末18では、出力部1832が収納装置15の扉151を解錠するための解錠信号を作成し、作成した解錠信号を出力する。これにより、解錠信号が携帯端末18から居室親機12に向けて送信(出力)される(ステップS310)。つまり、本実施形態では、解錠信号が第2情報である。このとき、通知部1833は、通知情報を通知する(ステップS311)。具体的には、通知部1833は、表示部181に通知情報を表示させたり、携帯端末18が備えるスピーカから通知情報を音声にて出力させたりする。
制御装置14は、携帯端末18からの解錠信号を受信すると、携帯端末18と対応関係にある居室親機12に向けて解錠信号を送信する(ステップS312)。
居室親機12は、制御装置14から解錠信号を受信すると、収納装置15に対して解錠信号を送信する(ステップS313)。そして、収納装置15は、居室親機12からの解錠信号に従って扉151を解錠する(ステップS314)。
ユーザ20は、解錠ボタン1822を押した後、訪問者との通話を終了するために、携帯端末18の表示部181に表示されている第1画面1810中の終了ボタン1823を押す(ステップS315)。これにより、携帯端末18から居室親機12に向けて通話終了信号が送信され、居室親機12が通話終了信号を受け取ることで、携帯端末18と居室子機17との通話が終了する(ステップS316)。
本実施形態では、ステップS309が取得ステップであって、ステップS310が出力ステップである。
(3)効果
本実施形態に係るインターホンシステム10Aでは、例えば、訪問先の住戸の住人であるユーザ20が外出中であっても、居室子機17からの呼び出しに応じて、ユーザ20が所有する携帯端末18を用いて、収納装置15の扉151を解錠可能である。すなわち、本実施形態に係るインターホンシステム10Aによれば、施設(集合施設2)内に設けられた収納装置15の利便性を向上させることができる。
(4)変形例
実施形態2で説明した構成は、実施形態1で説明した構成(変形例を含む)と適宜組み合わせて適用可能である。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係るインターホンシステム(10;10A)は、取得部(1231;1831)と、出力部(1232;1832)と、を備える。取得部(1231;1831)は、玄関装置(3)からの呼出信号に応じて情報端末(4)に対して行われる特定操作(例えば解錠操作)に基づく第1情報を取得する。出力部(1232;1832)は、取得部(1231;1831)が取得した第1情報に基づいて、施設(2)内に設けられた収納装置(15)の扉(151)を解錠するための第2情報を出力する。
この態様によれば、玄関装置(3)からの呼び出しに応じて収納装置(15)の扉(151)を解錠することができ、これにより収納装置(15)の利便性を向上させることができる。
第2の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1の態様において、第2情報は、収納装置(15)の扉(151)の解錠を指示する指示情報、及び収納装置(15)の扉(151)を解錠させる期間を示す期間情報の少なくとも一方を含む。
この態様によれば、玄関装置(3)からの呼び出しに応じて収納装置(15)の扉(151)を解錠することができ、これにより収納装置(15)の利便性を向上させることができる。
第3の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第2の態様において、出力部(1232;1832)は、上記指示情報として収納装置(15)の扉(151)を解錠するための解錠信号を収納装置(15)に出力してから解錠期間が経過すると、収納装置(15)の扉(151)を施錠するための施錠信号を収納装置(15)に出力する。
この態様によれば、出力部(1232;1832)から出力される解錠信号及び施錠信号によって、収納装置(15)の扉(151)を解錠及び施錠することができる。
第4の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1〜3のいずれかの態様において、取得部(1231;1831)は、玄関装置(3)からの呼出中に第1情報を取得する。
この態様によれば、玄関装置(3)からの呼出中に第1情報を取得することができる。
第5の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1〜3のいずれかの態様において、取得部(1231;1831)は、玄関装置(3)と情報端末(4)との通話中に第1情報を取得する。
この態様によれば、玄関装置(3)と情報端末(4)との通話中に第1情報を取得することができる。
第6の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1〜3のいずれかの態様において、取得部(1231;1831)は、玄関装置(3)と情報端末(4)との通話終了後に第1情報を取得する。
この態様によれば、玄関装置(3)と情報端末(4)との通話終了後に第1情報を取得することができる。
第7の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1〜6のいずれかの態様において、出力部(1232;1832)は、玄関装置(3)からの呼び出しがない状態で情報端末(4)に対して行われる所定操作に基づいて第2情報を出力する。
この態様によれば、収納装置(15)に対して暗証番号等を入力して扉(151)を解錠する手間を省くことができる。
第8の態様に係るインターホンシステム(10;10A)は、第1〜7のいずれかの態様において、通知部(1233,1833)を更に備える。通知部(1233,1833)は、出力部(1232;1832)が第2情報を出力した場合に、収納装置(15)に荷物が収納されたことを通知する。
この態様によれば、収納装置(15)の扉(151)が解錠されたことをもって収納装置(15)に荷物が収納されたことを通知することができる。
第9の態様に係るインターホンシステム(10;10A)は、第1〜7のいずれかの態様において、通知部(1233,1833)を更に備える。通知部(1233,1833)は、出力部(1232;1832)が第2情報を出力した後に収納装置(15)の扉が施錠された場合に、収納装置(15)に荷物が収納されたことを通知する。
この態様によれば、収納装置(15)の扉(151)が施錠されたことをもって収納装置(15)に荷物が収納されたことを通知することができる。
第10の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1〜9のいずれかの態様において、出力部(1232;1832)は、玄関装置(3)に対して第2操作が行われると第2情報を出力する。第2操作は、特定操作としての第1操作とは異なる操作である。
この態様によれば、玄関装置(3)に対して第2操作が行われた場合に収納装置(15)の扉(151)を解錠することができる。
第11の態様に係るインターホンシステム(10;10A)では、第1〜9のいずれかの態様において、出力部(1232;1832)は、玄関装置(3)に対して第2操作が行われ、かつ情報端末(4)が特定モードで動作している場合に、第2情報を出力する。第2操作は、特定操作としての第1操作とは異なる操作である。
この態様によれば、玄関装置(3)に対して第2操作が行われ、かつ情報端末(4)が特定モードで動作している場合に収納装置(15)の扉(151)を解錠することができる。
第12の態様に係るインターホンシステム(10;10A)は、第1〜11のいずれかの態様において、情報端末(4)は、玄関装置(3)と通信する居室親機(12)、又は携帯端末(18)である。
この態様によれば、居室親機(12)又は携帯端末(18)に対して特定操作を行うだけで収納装置(15)を解錠することができ、これにより収納装置(15)の利便性を向上させることができる。
第13の態様に係る情報端末(4)の制御方法は、取得ステップと、出力ステップと、を含む。取得ステップは、玄関装置(3)からの呼出信号に応じて情報端末(4)に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得するステップである。出力ステップは、取得ステップにて取得した第1情報に基づいて、施設(2)内に設けられた収納装置(15)の扉(151)を解錠するための第2情報を出力するステップである。
この態様によれば、玄関装置(3)からの呼び出しに応じて収納装置(15)の扉(151)を解錠することができ、これにより収納装置(15)の利便性を向上させることができる。
第14の態様に係るプログラムは、第13の態様に係る情報端末(4)の制御方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、玄関装置(3)からの呼び出しに応じて収納装置(15)の扉(151)を解錠することができ、これにより収納装置(15)の利便性を向上させることができる。
第2〜12の態様に係る構成については、インターホンシステム(10;10A)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
3 玄関装置
4 情報端末
10,10A インターホンシステム
12 居室親機(情報端末)
15 収納装置
18 携帯端末(情報端末)
151 扉
1231,1831 取得部
1232,1832 出力部
1233,1833 通知部

Claims (14)

  1. 玄関装置からの呼出信号に応じて情報端末に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記第1情報に基づいて、施設内に設けられた収納装置の扉を解錠するための第2情報を出力する出力部と、を備える、
    インターホンシステム。
  2. 前記第2情報は、前記収納装置の前記扉の解錠を指示する指示情報、及び前記収納装置の前記扉を解錠させる期間を示す期間情報の少なくとも一方を含む、
    請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記出力部は、前記指示情報として前記収納装置の前記扉を解錠するための解錠信号を前記収納装置に出力してから解錠期間が経過すると、前記収納装置の前記扉を施錠するための施錠信号を前記収納装置に出力する、
    請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記取得部は、前記玄関装置からの呼出中に前記第1情報を取得する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 前記取得部は、前記玄関装置と前記情報端末との通話中に前記第1情報を取得する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  6. 前記取得部は、前記玄関装置と前記情報端末との通話終了後に前記第1情報を取得する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  7. 前記出力部は、前記玄関装置からの呼び出しがない状態で前記情報端末に対して行われる所定操作に基づいて前記第2情報を出力する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  8. 前記出力部が前記第2情報を出力した場合に、前記収納装置に荷物が収納されたことを通知する通知部を更に備える、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  9. 前記出力部が前記第2情報を出力した後に前記収納装置の前記扉が施錠された場合に、前記収納装置に荷物が収納されたことを通知する通知部を更に備える、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  10. 前記出力部は、前記玄関装置に対して前記特定操作としての第1操作とは異なる第2操作が行われると前記第2情報を出力する、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  11. 前記出力部は、前記玄関装置に対して前記特定操作としての第1操作とは異なる第2操作が行われ、かつ前記情報端末が特定モードで動作している場合に、前記第2情報を出力する、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  12. 前記情報端末は、前記玄関装置と通信する居室親機、又は携帯端末である、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  13. 玄関装置からの呼出信号に応じて情報端末に対して行われる特定操作に基づく第1情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得した前記第1情報に基づいて、施設内に設けられた収納装置の扉を解錠するための第2情報を出力する出力ステップと、を含む、
    情報端末の制御方法。
  14. 請求項13に記載の情報端末の制御方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。
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