JP7223697B2 - 車両用センサシステム、当該車両用センサシステムを備えた車両、および車両 - Google Patents

車両用センサシステム、当該車両用センサシステムを備えた車両、および車両 Download PDF

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Description

本発明は、車両用センサシステムおよび当該車両用センサシステムを備えた車両に関する。
また、本発明は、車両に関する。
車両用のヘッドランプクリーナが特許文献1などに知られている。
日本国特開2016-187990号公報
ところで、近年は自動運転可能な車両の開発が試みられている。自動運転を実現するにあたっては、例えば、LiDARの感度を良好に維持することが求められる。そこで、このLiDARを洗浄するためのセンサクリーナが求められている。
本発明は、車両に配置された車載センサに洗浄媒体を効率的に噴射可能な車両用センサシステムおよび当該車両用センサシステムを備えた車両を提供することを目的とする。
また、本発明は、車載センサに洗浄媒体を噴射して洗浄する際に、洗浄媒体により車両の意匠部品を汚す虞がなく、また洗浄媒体の滞留による車載センサの誤検出を防止可能な車両用センサシステムおよび当該車両用センサシステムを備えた車両を提供することを目的とする。
また、本発明は、LiDARに対するクリーナノズルのレイアウトが容易であり、LiDARを効果的に洗浄することができるとともに、クリーナの故障を防止可能な車両を提供することを目的とする。
また、本発明は、車両側部に配置されたLiDARに洗浄媒体を効率的に噴射可能な車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車両用センサシステムは、
車両に対してエイミング機構を介して取り付け可能な車載センサと、
前記車載センサに洗浄媒体を噴射するノズルを有するクリーナと、を備え、
前記車載センサのエイミングに応じて変位する部品に前記ノズルが取り付けられている。
上記構成によれば、エイミングによって車載センサの位置が変位しても、ノズルからの洗浄媒体の噴射方向が車載センサ位置に追従可能であり、洗浄効果を維持することができる。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記エイミング機構に取り付けられている支持部品に、前記ノズルが取り付けられていてもよい。
車載センサに対するノズルの噴射方向の追従性を高めるには、例えばノズルの支持部品をエイミング機構に取り付けることが好ましい。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記車載センサの本体に取り付けられている支持部品に、前記ノズルが取り付けられていてもよい。
車載センサに対するノズルの噴射方向の追従性を高めるには、例えばノズルの支持部品を車載センサの本体に取り付けることが好ましい。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記クリーナは、チェックバルブをさらに有し、
前記支持部品に、前記チェックバルブが取り付けられていてもよい。
ノズルからクリーナへの液体(洗浄媒体あるいは、ノズル外部から侵入した水等)の逆流を防止するため、チェックバルブが取り付けられていることが好ましい。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記支持部品に、前記クリーナの本体から前記ノズルへ前記洗浄媒体を供給するための配管を拘束する部品が取り付けられていてもよい。
この構成によれば、車載センサのエイミングの際に、配管がずれてしまうことによる影響を防止することができる。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記支持部品と前記ノズルとが一体的に構成されていてもよい。
この構成によれば、ノズルからの洗浄媒体の噴射方向を車載センサ位置に容易に追従可能とすることができる。
また、本発明の車両は、上記に記載の車両用センサシステムを備えている。
この構成によれば、車両に配置された車載センサに洗浄媒体を効率的に噴射することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の車両用センサシステムは、
車両の外観をなす意匠部品に設けられた凹部において、車外へ臨むように配置された洗浄対象面を有する車載センサと、
前記洗浄対象面に洗浄媒体を噴射して洗浄するノズルを有するクリーナと、
前記洗浄媒体を前記洗浄対象面から逃がす排出孔と、を備え、
前記排出孔の少なくとも一部が、前記意匠部品の前記凹部をなす部分の一部に設けられている。
上記構成によれば、洗浄媒体を逃す排出孔が設けられているため、洗浄媒体により意匠部品が汚れる虞が無い。また、洗浄対象面が意匠部品の凹部に設けられているため、洗浄媒体がこの凹部に溜まりやすくなり、車載センサの誤検出等につながる虞があるが、排出孔から洗浄媒体を逃すことで誤検出を防止することができる。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記意匠部品に、前記ノズルが取り付けられていてもよい。
この構成によれば、意匠部品の凹部に配置された車載センサに対して、洗浄媒体を容易に噴射することができる。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記意匠部品は、前記車両の車体に取り付けられていてもよい。
ノズルから噴出された洗浄媒体は意匠部品の排出孔から排出されるので、意匠部品だけでなく意匠部品が取り付けられた車体も汚すことなく、車載センサを洗浄することができる。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記排出孔は、前記意匠部品と前記車体との間の隙間として形成されていてもよい。
この構成によれば、排出孔を容易に形成することができる。
また、本発明の車両用センサシステムにおいて、
前記排出孔は、前記洗浄対象面に対して前記ノズルとは反対側に設けられていてもよい。
この構成によれば、車載センサに噴射された後の洗浄媒体を容易に逃がすことができる。
また、本発明の車両は、上記に記載の車両用センサシステムを備えている。
この構成によれば、車載センサに洗浄媒体を噴射して洗浄する際に、洗浄媒体により車両の意匠部品を汚す虞がなく、また洗浄媒体の滞留による車載センサの誤検出を防止可能な車両用センサシステムを備えた車両を提供することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の車両は、
LiDARと、
前記LiDARの洗浄対象面を洗浄可能なクリーナと、を備え、
前記クリーナは、
前記LiDARよりも上方に設けられ、
前記クリーナの作動状態において、前記LiDARの洗浄対象面よりも車両外側に突出し、前記洗浄対象面に鋭角に前記洗浄媒体を噴射させるノズルを有している。
上記構成によれば、クリーナのノズルがLiDARよりも上方に設けられているため、ノズル詰まり等に起因するクリーナの故障を防止することができ、且つ、ノズルのレイアウトが容易である。また、LiDARの洗浄対象面より外側に突出したノズルから鋭角に洗浄媒体を洗浄対象面に噴射させることで、LiDARの洗浄対象面を効果的に洗浄することができる。
また、本発明の車両において、
前記ノズルから噴射される前記洗浄媒体の前記洗浄対象面に対する入射角は、45°以下であってもよい。
LiDARの洗浄対象面を効率的に洗浄するために、入射角は上記の範囲としておくことが好ましい。
また、本発明の車両において、
前記入射角は、5°以上30°以下であってもよい。
LiDARの洗浄対象面を効率的に洗浄するために、入射角は上記の範囲としておくことがさらに好ましい。
また、本発明の車両において、
前記洗浄対象面が、前記車両の外装表面よりも車両内側に配置されていてもよい。
上記の位置に配置されたLiDARに対して、上記構成のノズルを用いることが、より好ましい。
また、本発明の車両において、
前記LiDARは、前記車両に装着されたタイヤの上端面よりも下側に配置されていてもよい。
上記の位置に配置されたLiDARに対して、上記構成のノズルを用いることが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明の車両は、
法線が車両の側方に延びる洗浄対象面を有するLiDARと、
前記洗浄対象面を洗浄可能なクリーナと、を備え、
前記クリーナは、
前記LiDARの車両前方に設けられ、
前記クリーナの作動状態において、前記LiDARの洗浄対象面よりも車両外側に突出し、前記洗浄対象面に鋭角に前記洗浄媒体を噴射させるノズルを有している。
上記構成によれば、走行風に逆らわずに洗浄媒体を噴射させることができるため、車両側部に設けられたLiDARの洗浄対象面を効率的に洗浄することができる。
また、本発明の車両において、
前記LiDARは、前記車両に装着された前輪の上端面よりも下側の位置、前記前輪の中心部よりも車両後方の位置の少なくとも一方に配置されていてもよい。
上記の位置に配置されたLiDARに対して、上記構成のノズルを用いることが好ましい。
また、本発明の車両において、
前記ノズルは、前記車両のフェンダーモール、またはエンブレムと一体化されていてもよい。
この構成によれば、ノズルを車両外装の目立たない位置に取り付けることができる。
また、本発明の車両において、
前記車両に取り付けられたサイドターンシグナルランプと前記ノズルとの距離が、前記車両の前輪と前記ノズルとの距離よりも短くてもよい。
この構成によれば、ノズルを前輪から出来るだけ離すことでノズル詰まりを防ぐことができるとともに、ノズルをサイドターンシグナルランプ(STSL)に近づけることでSTSLからの出射光への影響を低減させることができる。
本発明の車両用センサシステムおよび当該車両用センサシステムを備えた車両によれば、車両に配置された車載センサに洗浄媒体を効率的に噴射することができる。
また、本発明の車両用センサシステムおよび当該車両用センサシステムを備えた車両によれば、車載センサに洗浄媒体を噴射して洗浄する際に、洗浄媒体により車両の意匠部品を汚す虞がなく、また洗浄媒体の滞留による車載センサの誤検出を防止することができる。
また、本発明の車両によれば、LiDARに対するクリーナノズルのレイアウトが容易であり、LiDARを効果的に洗浄することができるとともに、クリーナの故障を防止することができる。
また、本発明の車両によれば、車両側部に配置されたLiDARに洗浄媒体を効率的に噴射することができる。
車両用センサシステムを搭載した車両の上面図である。 車両システムのブロック図である。 車両用センサシステムのブロック図である。 車両用センサシステムの第一実施形態に係る車載センサおよびクリーナを示す図である。 車載センサおよびクリーナの一例を示す正面図である。 図5のA-A線における断面図である。 洗浄媒体を排出させる排出孔の第一変形例を示す図である。 洗浄媒体を排出させる排出孔の第二変形例を示す図である。 洗浄媒体を排出させる排出孔の第三変形例を示す図である。 車両用センサシステムの第二実施形態に係る車載センサおよびクリーナを示す図である。 車載センサおよびクリーナの一例を示す正面図である。 図11のB-B線における断面図である。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、説明の便宜上、「左右方向」、「前後方向」、「上下方向」について適宜言及する。これらの方向は、図1に示す車両1について設定された相対的な方向である。「前後方向」とは、「前方向」および「後方向」を含む方向である。「左右方向」とは、「左方向」および「右方向」を含む方向である。「上下方向」とは、「上方向」および「下方向」を含む方向である。
図1は、本実施形態に係る車両用センサシステム100(以下、センサシステム100と称する。)が搭載された車両1の上面図である。車両1は、車の走行制御が自動的に行われる自動運転モードで走行することが可能な自動車である。車両1は、車室の外に設けられた洗浄対象物(例えば車載センサ等)を洗浄するためのセンサシステム100を備えている。
まず、ここで、図2を参照して、センサシステム100が搭載されている車両1の車両システム2について説明する。図2は、車両システム2のブロック図を示す。図2に示すように、車両システム2は、車両1の走行を制御する車両制御部3を備えている。車両制御部3には、内部センサ5と、外部センサ6(車載センサの一例)と、ランプ7と、HMI8(Human Machine Interface)と、GPS9(Global
Positioning System)と、無線通信部10と、地図情報記憶部11とが接続されている。また、車両制御部3には、ステアリングアクチュエータ12と、ステアリング装置13と、ブレーキアクチュエータ14と、ブレーキ装置15と、アクセルアクチュエータ16と、アクセル装置17とが接続されている。さらに、車両制御部3には、センサシステム100が接続されている。
車両制御部3は、車両1の走行を制御するように構成されている。車両制御部3は、例えば、少なくとも一つの電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)により構成されている。電子制御ユニットは、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)および/またはTPU(Tensor Processing Unit)である。CPUは、複数のCPUコアによって構成されてもよい。GPUは、複数のGPUコアによって構成されてもよい。メモリは、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)を含む。ROMには、車両制御プログラムが記憶されてもよい。例えば、車両制御プログラムは、自動運転用の人工知能(AI)プログラムを含んでもよい。AIプログラムは、ディープランニング等のニューラルネットワークを用いた教師有りまたは教師なし機械学習によって構築されたプログラムである。RAMには、車両制御プログラム、車両制御データおよび/または車両の周辺環境を示す周辺環境情報が一時的に記憶されてもよい。プロセッサは、記憶装置またはROMに記憶された車両制御プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
また、電子制御ユニット(ECU)は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programammable Gate Array)等の集積回路(ハードウェア資源)によって構成されてもよい。さらに、電子制御ユニットは、少なくとも一つのマイクロコントローラと集積回路との組み合わせによって構成されてもよい。
内部センサ5は、自車両の情報を取得可能なセンサである。内部センサ5は、例えば、加速度センサ、速度センサ、車輪速センサおよびジャイロセンサ等の少なくとも一つである。内部センサ5は、車両1の走行状態を含む自車両の情報を取得し、取得した情報を車両制御部3に出力する。内部センサ5は、運転者が運転席に座っているかどうかを検出する着座センサ、運転者の顔が向いている方向を検出する顔向きセンサ等をさらに備えてもよい。また、内部センサ5は、外部天候状態を検出する外部天候センサ、車両1の周辺環境の照度を検出する照度センサおよび車内に人がいるかどうかを検出する人感センサ等を備えていてもよい。
外部センサ6は、自車両の外部の情報を取得可能なセンサである。外部センサ6は、例えば、LiDAR、カメラ、レーダ等の少なくとも一つである。外部センサ6は、車両1の周辺環境(他車、歩行者、道路形状、交通標識、障害物等)を含む自車両の外部の情報を取得し、取得した情報を車両制御部3に出力する。
LiDARとは、Light Detection and RangingまたはLaser Imaging Detection and Rangingの略語である。LiDARは、一般に受発光面からその前方に非可視光を出射し、出射光と戻り光とに基づいて、物体までの距離、物体の形状、物体の材質、物体の色などの情報を取得するセンサである。カメラは、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(相補型MOS)等の撮像素子を含むカメラである。カメラは、可視光を検出するカメラや、赤外線を検出する赤外線カメラである。レーダは、ミリ波レーダ、マイクロ波レーダまたはレーザーレーダ等である。
ランプ7は、車両1の前部に設けられるヘッドランプやポジションランプ、車両1の後部に設けられるリヤコンビネーションランプ、車両の前部または側部に設けられるターンシグナルランプ、歩行者や他車両のドライバーに自車両の状況を知らせる各種ランプなどの少なくとも一つである。
HMI8は、運転者からの入力操作を受付ける入力部と、走行情報等を運転者に向けて出力する出力部とで構成される。入力部は、ステアリングホイール、アクセルペダル、ブレーキペダル、車両1の運転モードを切替える運転モード切替スイッチ等を含む。出力部は、各種走行情報を表示するディスプレイである。
GPS9は、車両1の現在位置情報を取得し、取得された現在位置情報を車両制御部3に出力する。無線通信部10は、車両1の周囲に存在する他車の走行情報を他車から受信したり、車両1の走行情報を他車に送信したりする(車車間通信)。また、無線通信部10は、信号機や標識灯等のインフラ設備からインフラ情報を受信したり、車両1の走行情報をインフラ設備に送信したりする(路車間通信)。地図情報記憶部11は、地図情報が記憶されたハードディスクドライブ等の外部記憶装置であって、地図情報を車両制御部3に出力する。
ステアリングアクチュエータ12は、車両制御部3から送信されてくるステアリング制御信号に基づいてステアリング装置13を制御する。ブレーキアクチュエータ14は、車両制御部3から送信されてくるブレーキ制御信号に基づいてブレーキ装置15を制御する。アクセルアクチュエータ16は、車両制御部3から送信されてくるアクセル制御信号に基づいてアクセル装置17を制御する。
車両1は、自動運転モードと、運転者の手動操作で車の走行制御が行われる手動運転モードとを切り替えて走行することが可能である。自動運転モードには、完全自動運転モードと、高度運転支援モードと、運転支援モードとが含まれている。完全自動運転モードは、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御およびアクセル制御等の全ての走行制御を自動的に行い、運転者は車両1を運転できる状態にない運転モードである。高度運転支援モードは、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御およびアクセル制御等の全ての走行制御を自動的に行い、運転者は車両1を運転できる状態にあるものの車両1を運転しない運転モードである。運転支援モードは、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御およびアクセル制御等のうち一部の走行制御を自動的に行い、車両システム2の運転支援の下で運転者が車両1を運転する運転モードである。一方、手動運転モードは、車両システム2が走行制御を自動的には行わず、車両システム2の運転支援なしに運転者が車両1を運転する運転モードである。
車両1の運転モードは、例えば運転モード切替スイッチを運転者が操作することで切り替えることができる。車両制御部3は、運転モード切替スイッチの操作に応じて、車両1の運転モードを4つの運転モード(完全自動運転モード、高度運転支援モード、運転支援モード、手動運転モード)の間で切り替える。また、車両1の運転モードは、自動運転車の走行が可能とされている走行可能区間や自動運転車の走行が禁止されている走行禁止区間についての情報または外部天候状態についての情報に基づいて、自動的に切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、取得されたこれらの情報に基づいて車両1の運転モードを切り替える。さらに、車両1の運転モードは、着座センサや顔向きセンサ等を用いることで自動的に切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、着座センサや顔向きセンサからの出力信号に基づいて、車両1の運転モードを切り替える。
車両1が自動運転モードで走行する場合、車両制御部3は、走行状態情報、周辺環境情報、現在位置情報、地図情報等に基づいて、ステアリング制御信号、アクセル制御信号およびブレーキ制御信号のうち少なくとも一つを自動的に生成する。一方、車両1が手動運転モードで走行する場合、車両制御部3は、アクセルペダル、ブレーキペダルおよびステアリングホイールに対する運転者の手動操作に従って、ステアリング制御信号、アクセル制御信号およびブレーキ制御信号を生成する。このように、自動運転モードでは、車両1の走行は車両システム2により自動制御され、手動運転モードでは、車両1の走行は運転者により制御される。
図1に戻り、車両1に搭載されたセンサシステム100は、外部センサ6(洗浄対象物の一例)として、前LiDAR6fと、後LiDAR6bと、左LiDAR6lと、右LiDAR6rとを有している。前LiDAR6fは車両1の前方の情報を取得するように構成されている。後LiDAR6bは車両1の後方の情報を取得するように構成されている。左LiDAR6lは車両1の左方の情報を取得するように構成されている。右LiDAR6rは車両1の右方の情報を取得するように構成されている。
なお、図1に示す例では、前LiDAR6fは車両1の前部に設けられ、後LiDAR6bは車両1の後部に設けられ、左LiDAR6lは車両1の左部に設けられ、右LiDAR6rは車両1の右部に設けられた例を示しているが、本発明はこの例に限られない。例えば車両1の天井部に前LiDAR、後LiDAR、左LiDAR、右LiDARがまとめて配置されていてもよい。
また、センサシステム100は、ランプ7(洗浄対象物の一例)として、車両1の前部における左部に設けられた左ヘッドランプ7lと、同様の右部に設けられた右ヘッドランプ7rとを有している。同じくセンサシステム100は、ウィンドウシールド(洗浄対象物の一例)として、フロントウィンドウ1fと、リヤウィンドウ1bとを有している。
また、センサシステム100は、洗浄対象物に洗浄媒体を噴射するノズル101~108を有している。前ウィンドウウォッシャノズル(以降、前WWノズルと称す)101は、フロントウィンドウ1fに対して洗浄媒体を噴射する。後ウィンドウウォッシャノズル(以降、後WWノズルと称す)102は、リヤウィンドウ1bに対して洗浄媒体を噴射する。前LiDARクリーナノズル(以降、前LCノズルと称す)103は、前LiDAR6fに対して洗浄媒体を噴射する。後LiDARクリーナノズル(以降、後LCノズルと称す)104は、後LiDAR6bに対して洗浄媒体を噴射する。右LiDARクリーナノズル(以降、右LCノズルと称す)105は、右LiDAR6rに対して洗浄媒体を噴射する。左LiDARクリーナノズル(以降、左LCノズルと称す)106は、左LiDAR6lに対して洗浄媒体を噴射する。右ヘッドランプクリーナノズル(以降、右HCノズルと称す)107は、右ヘッドランプ7rに対して洗浄媒体を噴射する。左ヘッドランプクリーナノズル(以降、左HCノズルと称す)108は、左ヘッドランプ7lに対して洗浄媒体を噴射する。
図3は、センサシステム100のブロック図である。図3に示すように、センサシステム100は、ノズル101~108の他に、タンク111、ポンプ112、操作部115、制御部116を有している。センサシステム100は、タンク111に貯留されている洗浄媒体を各々のノズル101~108から洗浄対象物に向かって噴射することにより、洗浄対象物に付着する水滴や泥や塵埃等の異物を除去する。
ノズル101~108は、ポンプ112を介してタンク111に接続されている。ポンプ112は、タンク111に貯留されている洗浄媒体を、ノズル101~108にそれぞれ送り出す。各々のノズル101~108には、ノズルを開状態にさせて洗浄媒体を洗浄対象物に噴射させるアクチュエータが設けられている。操作部115は、車両1の運転者が操作可能な装置であり、例えば車室内部に設けられたスイッチなどで構成されている。操作部115は、運転者の操作に伴って操作信号を出力する。操作部115から出力された操作信号は、制御部116に入力される。
ノズル101~108の各アクチュエータ、ポンプ112、操作部115および車両制御部3は、制御部116に電気的に接続されている。制御部116は、操作部115および車両制御部3から入力される信号に基づいて、ポンプ112の動作と、ノズル101~108の各アクチュエータの動作を制御する。例えば制御部116に前LiDAR6fを洗浄させる信号が入力された場合、制御部116は、ポンプ112を作動させてタンク111から前LCノズル103に洗浄媒体を送り出すとともに、前LCノズル103のアクチュエータを作動させて前LCノズル103から洗浄媒体を噴射させる。
なお、上記形態では、ノズル101~108がポンプ112を介してタンク111に接続されている構成を例示したが、これに限られない。例えば前WWノズル101、前LCノズル103、右LCノズル105、左LCノズル106、右HCノズル107、左HCノズル108は、前ポンプを介して前タンクに接続され、後WWノズル102と後LCノズル104は、後ポンプを介して後タンクに接続される構成としてもよい。
(第一実施形態)
図4~図9を参照して、車両1の前部に設けられている前LiDAR6fおよび前LCノズル103(クリーナの一部)について説明する。
図4に示すように、前LiDAR6fおよび前LCノズル103は、例えば車両1の車体に取り付けられたフロントグリル21(外観をなす意匠部品の一例)内に設けられている。なお、前LiDAR6fおよび前LCノズル103が設けられる位置は、図4に図示された位置に限られず、例えばフロントバンパ22等(外観をなす意匠部品の一例)であってもよい。前LiDAR6fおよび前LCノズル103は、車両1の前部に配置されている外装部品(意匠部品)に設けられることが好ましい。また、前LiDAR6fは、例えば、車両1に装着されたタイヤ23r,23lの上端面24の位置よりも下側に配置されている。
図5は、図4に示される前LiDAR6fおよび前LCノズル103を拡大して示した正面図である。また、図6は、図5のA-A線における一部断面図である。図5および図6に示すように、前LiDAR6fは、フロントグリル21に形成された凹部25内に設けられている。前LiDAR6fは、エイミング機構40を介して車両1の車体20(フレーム)に取り付けられている。エイミング機構40は、車両1に対する前LiDAR6fの取付角度を調整することが可能な機構であり、角度調整用のネジ41a,41bと、これらのネジ41a,41bに取り付けられたエイミングプレート42とで構成されている。なお、図6では二本のネジ41a,41bのみ図示しているが、エイミング機構40は、矩形状のエイミングプレート42の各四隅を貫通する四本のネジにより構成されている。
前LiDAR6fは、前LiDAR6fの筐体部32(本体の一例)がエイミングプレート42に固定されている。エイミングプレート42に固定された前LiDAR6fは、凹部25に形成されている挿通孔25aに前LiDAR6fの一部を挿通させて、挿通された一部が凹部25内に位置するように配置されている。凹部25内に配置された前LiDAR6fの部分には、車外(本例では車両1の前方外部)へ臨むように配置された受発光面31(洗浄対象面の一例)が設けられている。受発光面31は、フロントグリル21の前表面21a(凹部25の表面は除く)よりも車両内側(車両1に対する後方向)に配置されている。
また、車両1には、前LiDAR6fの受発光面31を洗浄するためのクリーナ50が設けられている。クリーナ50は、受発光面31に洗浄媒体を噴射する前LCノズル103と、洗浄媒体を供給する本体部51(タンク111およびポンプ112)と、前LCノズル103と本体部51とを接続するホース52(配管の一例)とを有している。
前LCノズル103は、支持部品43に取り付けられ、前LiDAR6fの斜め前上方に配置されている。支持部品43は、エイミング機構40のエイミングプレート42に取り付けられている。支持部品43は、エイミング機構40による前LiDAR6fの取付角度の調整(エイミング)に伴い、エイミングプレート42と共にエイミングプレート42と同じ方向へ傾動(変位)する。
前LCノズル103は、クリーナ50の作動時、すなわち前LiDAR6fの受発光面31を洗浄している状態において、受発光面31よりも車両外側(車両1に対する前方向)に突出した位置に配置されている。そして、前LCノズル103の噴射口から噴射される洗浄媒体が受発光面31に対して鋭角で入射されるように前LCノズル103の方向が角度調整されている。前LCノズル103から噴射される洗浄媒体の受発光面31に対する入射角θは、例えば、45°以下である。好ましくは、入射角θは5°以上30°以下である。
前LCノズル103は、凹部25の凹部上壁25cに形成されている挿通孔25bに前LCノズル103の一部を挿通させるようにして取り付けられている。なお、前LCノズル103は、前LiDAR6fの受発光面31に対して位置が固定された(伸び縮みしない)固定式のノズルであっても、作動時に伸びて非作動時に縮むポップアップ式のノズルであってもよい。
ホース52は、本体部51から供給された洗浄媒体が通過する配管部材であり、本体部51のポンプ112と前LCノズル103との間に接続されている。ホース52には前LCノズル103からの洗浄媒体の逆流、あるいは前LCノズル103を介して外部から侵入する水等を防止するためのチェックバルブ53が設けられている。チェックバルブ53は、前LCノズル103と同様に支持部品43に取り付けられている。また、ホース52は、バンド、クリップ等の拘束部品54によって支持部品43に取り付けられている。
前LiDAR6fが設けられているフロントグリル21の凹部25には、前LCノズル103から噴射され受発光面31を洗浄し終えた洗浄媒体を受発光面31から逃がすための排出孔26が設けられている。排出孔26は、受発光面31に対して前LCノズル103が設けられている位置とは反対側の位置に設けられている。例えば排出孔26は、前LCノズル103が受発光面31の上方の凹部上壁25cに設けられているのに対して、受発光面31の下方の凹部下壁25dに設けられている。
図7は、フロントグリル21の凹部25に形成される排出孔の第一変形例を示す図である。図7に示すように、排出孔26Aは、フロントグリル21とそのフロントグリル21が取り付けられている車体20との間の隙間として形成されている。排出孔26Aは、例えば凹部25における凹部下壁25dの後端と車体20との間に形成される隙間として設けられている。
図8は、フロントグリル21の凹部25に形成される排出孔の第二変形例を示す図である。図8に示すように、排出孔26Bは、前LiDAR6fの外周に設けられたベゼル27(車体の一部であって、フロントグリル21の凹部25の挿通孔25aを覆い隠す役割を担う)とフロントグリル21との間の隙間として形成されている。排出孔26Bは、例えば凹部25における凹部下壁25dの後端とベゼル27の下端部との間に形成される隙間として設けられている。
図9は、フロントグリル21の凹部25に形成される排出孔の第三変形例を示す図である。図9に示すように、ベゼル27Aは、凹部25の形状の一部を構成するような形状として形成されている。排出孔26Cは、凹部25の形状の一部を構成するベゼル27Aの下壁27a(凹部25をなす部分の一部)に設けられている。
なお、上記形態において、前LCノズル103は、支持部品43と一体的に構成されていてもよい。
また、前LCノズル103が取り付けられている支持部品43は、前LiDAR6fの筐体部32に取り付けられる構成、例えば前LiDAR6fの筐体部32と一体化された構成であってもよい。
また、支持部品43を設けずに、長い前LCノズル103をエイミングプレート42に直接取り付けて、その前LCノズル103がエイミングプレート42から前LiDAR6fの斜め前上方へ延びている構成であってもよい。
また、上記形態では車両1の前部に設けられている前LiDAR6fおよび前LCノズル103について説明したが、車両1の後部に設けられている後LiDAR6bおよび後LCノズル104も、前LiDAR6fおよび前LCノズル103と同様の構成を有している。
第一実施形態の構成を有するセンサシステム100によれば、前LiDAR6fの受発光面31に向けて洗浄媒体を噴射する前LCノズル103が、エイミング機構40による前LiDAR6fの角度調整に応じて変位する支持部品43に取り付けられている。このため、上記角度調整によって前LiDAR6fの位置が変位しても、その前LiDAR6fの変位に追従して前LCノズル103も変位する。したがって、受発光面31に対する前LCノズル103の方向を常に適切な同じ方向に維持することが可能であり、受発光面31に向けて洗浄媒体を効率的に噴射することができる。例えば支持部品43をエイミングプレート42あるいは前LiDAR6fの筐体部32に取り付けることで、前LiDAR6fに対する前LCノズル103からの洗浄媒体の噴射方向の追従性を高めることができる。
また、ポンプ112と前LCノズル103とを接続するホース52にはチェックバルブ53が設けられている。このため、前LCノズル103からポンプ112への洗浄媒体等の逆流を防止することができる。
また、ホース52は、バンド、クリップ等の拘束部品54によって支持部品43に取り付けられている。このため、前LiDAR6fの角度調整に伴う前LCノズル103への影響、例えば前LCノズル103へ延びるホース52の位置がずれてしまうことによる前LCノズル103への干渉等を防止することができる。
また、前LCノズル103を支持部品43と一体的に構成することにより、前LCノズル103からの洗浄媒体の噴射方向を前LiDAR6fの変位に容易に追従させることができる。
また、前LCノズル103が前LiDAR6fよりも上方に設けられているため、例えば車両1の下方から巻き上げられる異物(水滴や泥や塵埃等)が前LCノズル103に詰まること等に起因するクリーナ50の故障を防止することができる。また、前LiDAR6fに対する前LCノズル103のレイアウトが容易である。
また、クリーナ50の作動状態において受発光面31よりも車両外側に突出した前LCノズル103から受発光面31に向けて鋭角に洗浄媒体を噴射させているので、受発光面31を効果的に洗浄することができる。さらに、受発光面31がフロントグリル21の前表面21aよりも車両内側の凹部25内に配置されているので、洗浄媒体を噴射させやすく効果的に洗浄することができる。
ところで、前LiDAR6fは、タイヤ23r,23lの上端面24よりも下側に配置されているので異物(水滴や泥や塵埃等)が付着しやすい。したがって、このような位置に配置されている前LiDAR6fに対して、前LiDAR6fの上方に設けられている前LCノズル103を用いることが好ましい。
また、前LiDAR6fが配置されている凹部25内には洗浄媒体を逃す排出孔26(26A,26B,26C)が設けられているため、洗浄した際に洗浄媒体や付着物が凹部25内に残留せず、フロントグリル21が汚れる虞がない。また、洗浄媒体等が凹部25内に残留する虞がないので、残留物を要因とする前LiDAR6fの誤検出を防止することができる。
また、前LCノズル103は、凹部25に形成された挿通孔25bに挿通され、噴射口を凹部25内に向けた状態で取り付けられている。このため、凹部25内に配置された前LiDAR6fに対して、洗浄媒体を容易に噴射することができる。
また、フロントグリル21は車両1の車体20に取り付けられており、前LCノズル103から噴射された洗浄媒体はフロントグリル21の排出孔26から排出される。このため、前LiDAR6fを洗浄する際、フロントグリル21だけでなくフロントグリル21が取り付けられた車体20も汚すことなく洗浄することができる。
また、排出孔26Bは、例えば前LiDAR6fの外周に設けられたベゼル27とフロントグリル21との間の隙間として設けることが可能である。このため、ベゼル27を排出孔26Bの一部分として利用し、排出孔26Bを容易に形成することができる。
また、排出孔26(26A,26B,26C)は、受発光面31に対して前LCノズル103とは反対側、すなわち前LCノズル103から噴射される洗浄媒体の噴射方向の延長方向に設けられている。このため、受発光面31に噴射された後の洗浄媒体を、排出孔26を介して凹部25の外へ容易に排出することができる。
(第二実施形態)
図10~図12を参照して、車両1の側部に設けられている左LiDAR6lおよび左LCノズル106について説明する。なお、第一実施形態と同様の構成については、同じ符号を付しその説明を省略する。
図10に示すように、左LiDAR6lおよび左LCノズル106は、車両1に装着された前輪(タイヤ23l)の中心部28の位置よりも車両後方の位置に配置されていることが好ましい。また、左LiDAR6lおよび左LCノズル106は、上記タイヤ23lの上端面24の位置よりも下側の位置に配置されていることが好ましい。すなわち、左LiDAR6lおよび左LCノズル106は、図10に示す基準線L1よりも下側の位置に配置されていることが好ましい。さらに、左LiDAR6lおよび左LCノズル106は、タイヤ23lの中心部28(基準線L2)の位置よりも車両後方の位置に配置されていることが好ましい。
例えば、左LiDAR6lおよび左LCノズル106は、車両1のタイヤ23lの上側に取り付けられたフェンダーモール61(外観をなす意匠部品の一例)に設けられている。なお、左LiDAR6lおよび左LCノズル106が設けられる位置は、この他、例えばサイドエンブレム62、サイドモール63等(外観をなす意匠部品の一例)の位置(あるいはその近傍)であってもよい。左LiDAR6lおよび左LCノズル106は、車両1の側部に配置されている外装部品(意匠部品)に設けられることが好ましい。
また、例えば左LCノズル106は、フェンダーモール61、サイドエンブレム62、またはサイドモール63等と一体化されていることが好ましい。ここで、「一体化されている」とは、左LCノズル106が、フェンダーモール61、サイドエンブレム62、またはサイドモール63等と一体成形されていること、あるいは左LCノズル106が、フェンダーモール61、サイドエンブレム62、またはサイドモール63等に固定的に取り付けられていることを含む。
さに、図10に示すように、例えば左LCノズル106は、車両1に取り付けられているサイドターンシグナルランプ64と左LCノズル106との距離が、タイヤ23lと左LCノズル106との距離よりも短い位置に設けられていることが好ましい。
図11は、図10に示される左LiDAR6lおよび左LCノズル106を拡大して示した図である。また、図12は、図11のB-B線における一部断面図である。図11,図12に示すように、左LiDAR6lは、フェンダーモール61に形成された凹部25A内に設けられている。左LiDAR6lは、第一実施形態と同様にエイミング機構40Aを介して車体20に取り付けられている。
凹部25A内に設けられた左LiDAR6lは、法線71が車両1の側方(本例では車両1の左側方)へ延びる受発光面31A(洗浄対象面の一例)を有している。すなわち、受発光面31Aは、車外を臨むように設けられている。受発光面31Aは、フェンダーモール61の表面61aよりも車両内側に配置されている。
第一実施形態と同様に、車両1には、左LiDAR6lの受発光面31Aを洗浄するためのクリーナ50Aが設けられている。なお、図12では、クリーナ50Aの、左LCノズル106およびホース52以外の部材は図示を省略している。
左LCノズル106は、支持部品43Aに取り付けられ、左LiDAR6lよりも車両前方に配置されている。支持部品43Aは、第一実施形態と同様に、エイミング機構40Aのエイミングプレート42Aに取り付けられている。
左LCノズル106は、クリーナ50Aの作動時、すなわち左LiDAR6lの受発光面31Aを洗浄している状態において、受発光面31Aよりも車両外側(車両1に対する左方向)に突出した位置に配置されている。そして、左LCノズル106の噴射口から噴射される洗浄媒体が受発光面31Aに対して鋭角で入射されるように左LCノズル106の方向が角度調整されている。左LCノズル106から噴射される洗浄媒体の受発光面31Aに対する入射角θは、例えば、45°以下である。好ましくは、入射角θは5°以上30°以下である。
また、左LCノズル106は、左LiDAR6lの外周に設けられたベゼル27Bに形成されている挿通孔72に、左LCノズル106の一部を挿通させるようにして取り付けられている。左LCノズル106は、第一実施形態と同様に、固定式であっても、ポップアップ式であってもよい。なお、ベゼル27Bは、左LiDAR6lの外周において、フェンダーモール61との間の隙間を覆い隠すように設けられている。
上記の第二実施形態では、車両1の左側部に設けられている左LiDAR6lおよび左LCノズル106について説明したが、車両1の右側部に設けられている右LiDAR6rおよび右LCノズル105も左LiDAR6lおよび左LCノズル106と同様の構成を有している。
第二実施形態の構成を有するセンサシステム100によれば、左LCノズル106が左LiDAR6lよりも車両前方に設けられているため、例えば走行風に逆らわずに洗浄媒体を噴射させることができる。このため、車両1の側部に設けられた左LiDAR6lの受発光面31Aに向けて洗浄媒体を効率的に噴射させて洗浄することができる。
また、受発光面31Aより車両外側に突出した左LCノズル106から受発光面31Aに向けて鋭角に洗浄媒体を噴射させているので、受発光面31Aを効果的に洗浄することができる。
ところで、左LiDAR6lは、タイヤ23lの上端面24よりも下側の位置、およびタイヤ23lの中心部28よりも車両後方の位置の少なくとも一方に配置されているので異物(水滴や泥や塵埃等)が付着しやすい。したがって、このような位置に配置されている左LiDAR6lに対して、左LiDAR6lの車両前方に設けられている左LCノズル106を用いることで、左LiDAR6lに付着した異物を効率的に除去することができる。
また、左LCノズル106は、フェンダーモール61、サイドエンブレム62、またはサイドモール63等と一体化されている。このため、これらの部材の意匠の一部となって、左LCノズル106の存在を外部から目立たなくすることができる。
また、左LCノズル106は、サイドターンシグナルランプ64までの距離が、タイヤ23lまでの距離よりも短い位置に設けられている。このように、左LCノズル106をタイヤ23lから出来るだけ離すことで、タイヤ23lにより巻き上げられた異物(水滴や泥や塵埃等)が左LCノズル106に詰まるのを防ぐことができる。また、左LCノズル106をサイドターンシグナルランプ64に近づけることでサイドターンシグナルランプ64からの出射光への影響を低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本発明の技術的範囲は請求の範囲に記載された発明の範囲およびその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
本出願は、2017年9月20日出願の日本特許出願2017-180320号、2017年9月20日出願の日本特許出願2017-180321号、2017年9月20日出願の日本特許出願2017-180322号および2017年9月20日出願の日本特許出願2017-180323号に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

Claims (7)

  1. 車両に対してエイミング機構を介して取り付け可能な、光を用いる車載センサと、
    前記車載センサに洗浄媒体を噴射するノズルを有するクリーナと、を備え、
    前記車載センサのエイミングに応じて変位する部品に前記ノズルが取り付けられている、車両用センサシステム。
  2. 前記エイミング機構に取り付けられている支持部品に、前記ノズルが取り付けられている、請求項1に記載の車両用センサシステム。
  3. 前記車載センサの本体に取り付けられている支持部品に、前記ノズルが取り付けられている、請求項1に記載の車両用センサシステム。
  4. 前記クリーナは、チェックバルブをさらに有し、
    前記支持部品に、前記チェックバルブが取り付けられている、請求項2または請求項3に記載の車両用センサシステム。
  5. 前記支持部品に、前記クリーナの本体から前記ノズルへ前記洗浄媒体を供給するための配管を拘束する部品が取り付けられている、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の車両用センサシステム。
  6. 前記支持部品と前記ノズルとが一体的に構成されている、請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の車両用センサシステム。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の車両用センサシステムを備えている、車両。
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