JP7222230B2 - 搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送する搬送装置、及び当該搬送装置を備えておりシートに画像を記録可能な画像記録装置に関する。
従来より、シートを支持する給送トレイ及び排出トレイと、搬送路とを備えた搬送装置が知られている。搬送装置において、給送トレイに支持されたシートは搬送路へ給送される。搬送路を搬送されたシートは、排出トレイへ排出されて排出トレイに支持される。搬送装置を備える装置として、例えばシートに画像を記録する画像記録装置が知られている。
トレイには、種々のサイズのシートが支持される。近年、搬送装置は、装置の大型化を抑制しつつ、より大きなサイズのシートの搬送が可能に構成されることが求められている。
特許文献1には、給送トレイの前端部に設けられたスライド部材が引き出されたときに、スライド部材が給送トレイの上方に位置する排出トレイを持ち上げる機構を備えた画像記録装置が開示されている。当該画像記録装置では、スライド部材が引き出されることによって、給送トレイに大きなサイズのシートを支持することができる。
特開2015-123606号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像記録装置では、排出トレイが持ち上げられることによって、排出トレイの上方の空間が小さくなる。つまり、排出トレイに支持されるシートを収容可能な空間が小さくなる。これにより、排出トレイに多数のシートが支持された場合に、シートが排出トレイの上方の空間に収まりきらなくなるおそれがある。その結果、シートの排出が阻害されてシートが詰まるおそれがある。
また、画像記録装置に外力が加わり振動した場合や、ユーザが誤った操作をする場合などに起因して、持ち上げられた排出トレイの保持が解除されて排出トレイが下方へ移動した場合、給送トレイに支持された大きなサイズのシートが給送トレイ及び排出トレイの間に挟まれた状態となる。このとき、排出トレイ全体の荷重が、給送トレイに支持されたシートに作用する。そのため、給送トレイに支持されたシートの搬送路への給送が排出トレイによって阻害されて、給送できないおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、排出トレイが移動することに起因するシートの給送不良の発生を低減することができる搬送装置を提供することにある。
(1) 本発明の搬送装置は、シートの搬送路を有する筐体と、上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能な給送トレイと、上記給送トレイの上方に位置する排出トレイと、を備える。上記排出トレイは、上記筐体または上記給送トレイに支持された第1トレイと、上記第1トレイの上記第2向き側に位置する第2トレイと、を備える。上記第2トレイは、上方から視た平面視において上記第1トレイと上記給送トレイの上記第2向きの端部との間に形成される隙間を塞ぐ第1位置と、上記隙間を開放する第2位置と、に移動可能である。
本構成によれば、第2トレイが第2位置に移動することによって、第1トレイ及び給送トレイの間の隙間が開放される。これにより、給送トレイより第1向きに沿った長さが長いシートを、給送トレイから当該隙間を経て給送トレイよりも第2向きの位置まで延びた状態で、給送トレイに支持することができる。
また、本構成によれば、排出トレイの一部である第2トレイのみが移動する。そのため、排出トレイの全体が移動する構成よりも、排出トレイの上方の空間が狭くなることを抑制することができる。その結果、排出トレイに多数のシートが支持された場合にシートの排出が阻害される可能性を低くすることができる。
また、本構成によれば、第2トレイが第2位置から第1位置へ移動して、給送トレイに支持された大きなサイズのシートが第1トレイ及び給送トレイの間の隙間において第2トレイ及び給送トレイの間に挟まれた状態となった場合であっても、排出トレイの一部である第2トレイの荷重のみが、給送トレイに支持されたシートに作用する。そのため、排出トレイの全体が持ち上げられる構成よりも、給送トレイに支持されたシートの搬送路への給送不良の発生を低くすることができる。
本発明によれば、排出トレイが移動することに起因するシートの給送不良の発生を低減することができる。
図1は、複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、給送トレイ20及び排出トレイ21の斜視図である。 図4は、図3のA-A断面を模式的に示す断面図であり、(A)は第2トレイ52が第1位置の状態を示し、(B)は第2トレイ52が第2位置の状態を示す。 図5は、給送トレイ20及び排出トレイ21の正面図であり、(A)は前板74が凹部81を備えた構成であり、(B)は前板74が突起82を備えた構成である。 図6は、変形例1における給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図である。 図7は、第2トレイ52がコロ58を備えた変形例1の構成を示し、(A)は給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、(B)は給送ローラ25及び排出トレイ21を模式的に示す底面図である。 図8は、第2トレイ52がリブ59を備えた変形例1の構成を示し、(A)は給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、(B)は給送ローラ25及び排出トレイ21を模式的に示す底面図である。 図9は、変形例2における給送トレイ20及び排出トレイ21の図10のB-B断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、(A)は第2トレイ52が第1位置且つ移動部材60が下位置の状態を示し、(B)は第2トレイ52が第2位置且つ移動部材60が上位置の状態を示す。 図10は、変形例2における給送トレイ20及び排出トレイ21を模式的に示す斜視図であり、移動部材60が下位置の状態を示す。 図11は、変形例における給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、(A)は第2トレイ52が突出位置の状態を示し、(B)は第2トレイ52が収容位置の状態を示す。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている面を前面22として前後方向8が定義され、複合機10を前方から視て左右方向9(幅方向の一例)が定義される。上下方向7、前後方向8、及び左右方向9は互いに直交している。
[複合機10の全体構造]
図1に示されるように、複合機10(画像記録装置の一例)は、概ね薄型の直方体に構成されている。
複合機10は、その下部にプリンタ部11を備えている。プリンタ部11は、用紙15(シートの一例、図2参照)に画像を記録する。プリンタ部11は、搬送装置と記録部24とを備えている。
搬送装置は、図1に示される筐体14、並びに、図2に示される給送トレイ20、排出トレイ21、給送ローラ25、搬送ローラ対63、及び排出ローラ対66を備えている。
筐体14は、概ね直方体の箱形状である。筐体14は、内部空間を備えている。図2に示されるように、筐体14の内部空間には、搬送路23が形成されている。また、筐体14の内部空間には、給送ローラ25(ローラの一例)、搬送ローラ対63、排出ローラ対66、及び記録部24などが配置されている。
搬送路23は、用紙15が通過する経路である。給送ローラ25は、給送トレイ20の底板71の上面76に支持された用紙15を搬送路23へ給送する。給送ローラ25は、給送モータ(不図示)の駆動力が伝達されることによって駆動される。搬送ローラ対63及び排出ローラ対66は、搬送路23に配置されている。搬送ローラ対63及び排出ローラ対66は、給送ローラ25によって搬送路23に給送された用紙15を搬送する。記録部24は、インクジェット方式にて用紙15に画像を記録する。
図1に示されるように、筐体14の前面22に、開口13が形成されている。給送トレイ20は、筐体14に対して開口13を通じて後方へ挿入された筐体14に装着可能である。給送トレイ20は、筐体14に対して開口13を通じて前方へ引出可能である。後向きは第1向きの一例であり、前向きは第2向きの一例である。
本実施形態において、給送トレイ20は、筐体14に対して脱抜可能に構成されている。なお、給送トレイ20は、筐体14に対して脱抜不可能(具体的には、所定位置まで引出可能であるが、それ以上は引き出すことができない。)に構成されていてもよい。
図2に示されるように、給送トレイ20には、所望のサイズの用紙15が支持される。なお、図1及び図2には、給送トレイ20が筐体14に装着された状態が示されている。給送トレイ20の構成の詳細は後述される。
排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に位置している。排出トレイ21には、画像を記録されて筐体14から排出された用紙15が支持される。排出トレイ21の構成の詳細は後述される。
[搬送路23]
図2に示されるように、搬送路23は、筐体14に装着された状態の給送トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前方へ延びて記録部24の下方を通って排出トレイ21に至る通路である。搬送路23は、所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32、搬送ローラ対63、所定間隔を隔てて互いに対向する記録部24及びプラテン67、並びに排出ローラ対66によって構成される空間である。給送ローラ25によって給送された用紙15は、搬送路23を、図2に破線の矢印で示される向きである搬送向きに搬送される。
[搬送ローラ対63及び排出ローラ対66]
図2に示されるように、搬送路23に、搬送ローラ対63が配置されている。搬送ローラ対63は、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61に圧接されている。これにより、搬送ローラ対63は、用紙15を挟持可能である。
搬送路23における搬送ローラ対63よりも搬送向きの下流に、排出ローラ対66が配置されている。排出ローラ対66は、排出ローラ64及び拍車65よりなる。拍車65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64に圧接されている。これにより、排出ローラ対66は、用紙15を挟持可能である。
搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送モータ(不図示)の駆動力が伝達されることによって駆動される。駆動力が伝達された搬送ローラ61は、ピンチローラ62との間に用紙15を挟持しつつ搬送向きへ搬送する。駆動力が伝達された排出ローラ64は、拍車65との間に用紙15を挟持しつつ搬送向きへ搬送する。
[記録部24]
図2に示されるように、搬送路23における搬送ローラ対63及び排出ローラ対66の間に、記録部24が配置されている。記録部24は、記録ヘッド37と、キャリッジ38とを備えている。記録ヘッド37は、インクジェット方式でインク滴を吐出する。キャリッジ38は、記録ヘッド37を搭載している。キャリッジ38は、用紙15の搬送向きと直交する左右方向9に沿って移動可能に、ガイドレール45、46によって支持されている。ガイドレール45、46は、筐体14に支持されている。キャリッジ38は、キャリッジ駆動用モータ(不図示)の駆動力が伝達されることによって移動する。
記録ヘッド37は、キャリッジ38の下部に配置されている。記録ヘッド37の下面には、複数のノズル(不図示)が形成されている。ノズルは、キャリッジ38の下面に露出されている。ノズルから下方のプラテン67へ向けてインク滴が吐出される。プラテン67は、記録ヘッド37の下方に記録ヘッド37と対向して配置されている。プラテン67は、概ね平板形状であり、その上面に用紙15を支持可能である。
筐体14には、各色(例えばブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)のインクタンク(不図示)が配置されている。なお、インクタンクは、キャリッジ38に搭載されていてもよい。各色のインクがインクタンクから記録ヘッド37へ供給される。キャリッジ38が左右方向9に沿って移動している間に、各ノズルから各色のインクが微小なインク滴として選択的に吐出される。これにより、プラテン67上に位置する用紙15に画像が記録される。
[給送トレイ20]
図3に示されるように、給送トレイ20は、概ね直方体の箱形状である。給送トレイ20は、上方が開放されている。給送トレイ20の上下方向7の長さは、給送トレイ20の左右方向9及び前後方向8の長さよりも短い。給送トレイ20は、底板71と、側板(右板72、左板73、及び前板74)と、ストッパ75とを備えている。
底板71は、用紙15が支持される上面76を有する。上面76は、前後方向8及び左右方向9に沿って拡がる面である。
右板72は、底板71の右端部に立設されている。右板72は、前後方向8に延びている。左板73は、底板71の左端部に立設されている。左板73は、前後方向8に延びている。右板72及び左板73は、左右方向9に対向している。前板74は、底板71の前端部に位置している。前板74は、左右方向9に延びている。
ストッパ75は、底板71の後端部から斜め後方へ立設されている。ストッパ75は、左右方向9において相互に間隔を空けて少なくとも1つ(本実施形態では2つ)配置されている。ストッパ75の少なくとも1つは、複合機10において上面76に支持可能に設定されているサイズの用紙15の後端と当接可能である。これにより、給送トレイ20が開口13から脱抜された状態において、ストッパ75は、上面76に支持された用紙15の後方への移動を制止する。その結果、当該用紙15の給送トレイ20の後端からの落下を防止することができる。
底板71の上面76に、一対のサイドガイド80が左右方向9に移動可能に支持されている。一対のサイドガイド80は、上面76から上方へ突出している。一対のサイドガイド80は、上面76に形成された溝68に沿って移動可能である。一対のサイドガイド80は、左右方向9に対向して配置されている。各サイドガイド80の側面の各々に、上面76に支持された用紙15の左右両端が当接する。一対のサイドガイド80のうちの一方が右方または左方の一方へ移動すると、他方が連動して右方または左方の他方へ移動する。これにより、用紙15は、上面76の左右方向9の中央を基準として位置決めされる。
なお、一対のサイドガイド80が移動可能に底板71に支持される構成は、公知の構成が採用可能である。また、サイドガイド80は、一対ではなく一つのみ設けられていてもよい。この場合、サイドガイド80は、上面76に支持された用紙15の右端または左端と当接して、用紙15を左端または右端を基準として位置決めする。
底板71の上面76に、リヤガイド90が前後方向8に移動可能に支持されている。リヤガイド90は、上面76から上方へ突出している。リヤガイド90は、前板74よりも後方に位置している。本実施形態において、リヤガイド90は、上面76における左右方向9の中央部に位置しているが、当該中央部以外に位置していてもよい。リヤガイド90は、上面76に形成された溝69に沿って移動可能である。リヤガイド90には、上面76に支持された用紙15の前端が当接する。これにより、用紙15の前端が位置決めされる。なお、リヤガイド90が移動可能に底板71に支持される構成は、公知の構成が採用可能である。
前板74は、その前面74Aに把持部77を備えている。把持部77は、給送トレイ20が筐体14に対して挿抜されるときに把持されるものである。本実施形態において、把持部77は、前面74Aから突出した突起である。また、本実施形態において、把持部77は、前面74Aの左右方向9の中央部に位置しているが、当該中央部以外に位置していてもよい。なお、突起の代わりに、例えば、前面74Aに形成されており前面74Aから後方へ凹んだ凹みが設けられていてもよいし、前板74に形成されており前板74を前後に貫通する貫通孔が設けられていてもよい。凹部が設けられている場合、凹部を構成する各面が把持部に相当する。貫通孔が設けられている場合、貫通孔を構成する各面が把持部に相当する。
図5(A)に示されるように、前板74は、その上面74Bの左右方向9の中央部74Eに、凹部81を備えている。これにより、上面74Bの左右方向9の中央部74Eは、上面74Bの左右方向9の両端部74Fよりも下方に位置している。なお、上面74Bの左右方向9の中央部74Eを、上面74Bの左右方向9の両端部74Fよりも下方に位置させる構成は、凹部81に限らない。例えば、図5(B)に示されるように、前板74は、凹部81を備える代わりに、上面74Bの左右方向9の両端部74Fから上方へ突出した突起82を備えていてもよい。なお、この場合、排出トレイ21は、突起82に支持される。
[排出トレイ21]
図3に示されるように、排出トレイ21は、概ね板形状である。排出トレイ21は、第1トレイ51及び第2トレイ52を備えている。
第1トレイ51は、筐体14によって支持されている。なお、第1トレイ51は、給送トレイ20によって支持されて給送トレイ20と一体に移動可能であってもよい。第1トレイ51の上面51A(シート支持面の一例)に、画像を記録されて筐体14から排出された用紙15が支持される。上面51Aは、前後方向8及び左右方向9に沿って拡がる面である。
図4に示されるように、第1トレイ51は、給送トレイ20の前板74より後方に位置している。これにより、図4(B)に示されるように、第1トレイ51と前板74との間に、隙間54が形成され得る。つまり、給送トレイ20及び排出トレイ21を上方から視た平面視において、前後方向8における第1トレイ51と給送トレイ20との間に、隙間54が形成され得る。詳細には、前後方向8における第1トレイ51の面51Cと給送トレイ20の前板74との間に、隙間54が形成され得る。面51Cは、図3に示されるように、前方を向く面であって、左右方向9における後述する凸部50の間に位置する面である。前板74は、給送トレイ20の前端部に位置している。
図3に示されるように、第2トレイ52は、第1トレイ51の前側に位置している。つまり、第1トレイ51及び第2トレイ52は、第1トレイ51を後側とし、第2トレイ52を前側として、前後に並んで配置されている。第2トレイ52の上面52Aに、画像を記録されて筐体14から排出された用紙15が支持される。つまり、上面52Aは、第1トレイ51の上面51Aと協働して、用紙15を支持する。
第2トレイ52は、その右面及び下面の後端部から左右方向9に突出した突起53(図4参照)を備えている。第1トレイ51は、その前面の左右両端部から前方に突出した凸部50を備えている。突起53は、凸部50に形成された穴(不図示)に挿入されている。これにより、第2トレイ52は、第1トレイ51によって回動可能に支持されている。
第2トレイ52は、図1、図3、及び図4(A)に示される第1位置と、図4(B)に示される第2位置との間で、軸55周りに回動可能である。軸55は、図3に一点鎖線で示されるように、突起53の中心を通って左右方向9に延びる線である。本実施形態において、第2トレイ52は、ユーザに把持されることによって回動される。なお、第2トレイ52は、ユーザが把持するための凸部や凹部を備えていてもよい。
図4(A)に示されるように、第2トレイ52は、第1位置に位置する状態において、第1トレイ51の前端部から前方へ延びている。第1位置の第2トレイ52は、隙間54を塞いでいる。第2トレイ52が第1位置に位置する状態において、第2トレイ52の上面51Aは、前後方向8及び左右方向9に拡がっており、上方を向いている。第1位置の第2トレイ52は、先端52Bが上方へ移動するように回動することによって(換言すると、図4(A)における時計回りに回動することによって)、第2位置へ向けて移動する。
第1位置の第2トレイ52は、給送トレイ20の前板74に支持されている。これにより、図4(A)において反時計回りに回動すること(換言すると、第1位置の第2トレイ52が第2位置から遠ざかる向きに回動すること)が規制されている。
図4(B)に示されるように、第2トレイ52は、第2位置に位置する状態において、第1トレイ51の前端部から前方且つ上方へ延びている。つまり、第2位置の第2トレイ52の先端52Bは、第1位置の第2トレイ52の先端52Bよりも上方且つ後方に位置する。第2位置の第2トレイ52は、隙間54を開放している。第2トレイ52が第2位置に位置する状態において、第2トレイ52の上面52Aは、上方且つ後方を向いている。第2位置の第2トレイ52は、先端52Bが下方へ移動するように回動することによって(換言すると、図4(B)における反時計回りに回動することによって)、第1位置へ向けて移動する。
なお、排出トレイ21、給送トレイ20、または筐体14は、第2トレイ52を第2位置に保持する保持部83を備えている。保持部83は、公知の構成が採用される。
本実施形態において、図3に示されるように、保持部83は、凸部50の側面に形成された穴84から突出した突出位置と、穴84に収容された収容位置とに移動可能に構成されている。保持部83は、穴84に配置されたコイルバネなどの付勢部材によって突出位置へ付勢されている。なお、図3には、突出位置の保持部83が破線で示されており、収容位置の保持部83の図示は省略されている。
保持部83は、第2トレイ52が第2位置のとき、付勢部材に付勢されて突出位置に位置しており、下方から第2トレイ52を支持している。これにより、第2トレイ52は、第2位置に保持される。第2トレイ52がユーザによって第2位置から第1位置へ回動されるとき、保持部83は、第2トレイ52に押されることによって、付勢部材の付勢力に抗して突出位置から収容位置へ移動する。これにより、第2トレイ52の第1位置への回動が可能となる。
第2トレイ52が回動可能に支持される構成は、上述の構成に限らず、公知の構成が採用可能である。例えば、第2トレイ52を回動可能に支持するのは、第1トレイ51以外、例えば筐体14や給送トレイ20であってもよい。
図2に示されるように、給送トレイ20が開口13を通じて筐体14に挿入されて筐体14に装着された状態においては、給送トレイ20に支持された用紙15が搬送路23へ給送可能である。
給送トレイ20が開口13を通じて筐体14から一部または全部が引き出された状態(例えば、図3に示されるように、給送トレイ20の全部が引き出された状態)においては、給送トレイ20への用紙15の補充が可能である。また、給送トレイ20を筐体14から引き出されていない場合であっても、図4(B)に示されるように、排出トレイ21の第2トレイ52が第2位置に回動されることによって、給送トレイ20への用紙15の補充が可能である。
図4(A)に示されるように、上面76よりも前後方向8に短い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15はリヤガイド90によって位置決めされる。このとき、第2トレイ52は、第1位置に位置される。これにより、外部から給送トレイ20の内部への異物の進入が低減される。
図4(B)に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、第2トレイ52は第2位置に位置される。このとき、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が前板74の上面74B及びリヤガイド90に支持される。また、このとき、用紙15の前部は、前板74の上面74Bの凹部81に沿って支持されることにより、左右方向9において下に凸の状態となる。これにより、用紙15の前板74よりも前に位置する部分が下方へ垂れ下がることが低減される。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、第2トレイ52が第2位置に移動することによって、第1トレイ51及び給送トレイ20の間の隙間54が開放される。これにより、給送トレイ20より前後に長い用紙15を、給送トレイ20から隙間54を経て給送トレイ20よりも前方の位置まで延びた状態で、給送トレイ20に支持することができる。
また、本実施形態によれば、排出トレイ21の一部である第2トレイ52のみが移動する。そのため、排出トレイ21の全体が移動する構成よりも、排出トレイ21の上方の空間が狭くなることを抑制することができる。その結果、排出トレイ21に多数の用紙15が支持された場合に用紙15の排出が阻害される可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第2トレイ52が第2位置から第1位置へ移動して、給送トレイ20に支持された大きなサイズの用紙15が第1トレイ51及び給送トレイ20の間の隙間54において第2トレイ52及び給送トレイ20の間に挟まれた状態となった場合であっても、排出トレイ21の一部である第2トレイ52の荷重のみが、給送トレイ20に支持された用紙15に作用する。そのため、排出トレイ21の全体が持ち上げられる構成よりも、給送トレイ20に支持された用紙15の搬送路23への給送不良の発生を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第2トレイ52が第2位置に移動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15は、前板74の上面74Bに支持される。本実施形態によれば、左右方向9において、前板74の上面74Bの両端部74Fは中央部74Eよりも上方に位置する。そのため、前板74の上面74Bに支持された用紙15は、下に凸となるように湾曲した状態となる。これにより、用紙15を下方へ垂れにくくすることができる。
[変形例1]
上記実施形態では、排出トレイ21、給送トレイ20、または筐体14が、第2トレイ52を第2位置に保持する保持部83を備えていた。しかし、排出トレイ21、給送トレイ20、または筐体14は、保持部83を備えていなくてもよい。この場合、第1位置よりも上方(第2位置側)に位置する第2トレイ52は、外部から力が作用していない状態において、自重によって第1位置へ向けて移動する。
図6に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が前板74の上面74B及びリヤガイド90に支持される。用紙15が隙間54を通じて給送トレイ20へ補充されるとき、第2トレイ52はユーザに把持されて第1位置から第2位置へ向けて持ち上げられる。用紙15の補充後に、ユーザが第2トレイ52から手を離すと、第2トレイ52は自重によって第1位置へ向けて移動し、上方から用紙15に当接する。これにより、用紙15は、前板74及び第2トレイ52によって挟まれた状態となる。
図6に示された構成によれば、給送トレイ20から第1トレイ51及び給送トレイ20の間の隙間54を経て給送トレイ20よりも前方の位置まで延びた状態で給送トレイ20に支持された用紙15(給送トレイ20より前後に長い用紙15)は、隙間54において給送トレイ20と第2トレイ52との間に挟まれた状態となる。
しかし、図6に示された構成によれば、第2トレイ52の荷重のみが、給送トレイ20に支持された用紙15に作用する。つまり、図6に示された構成によれば、排出トレイ21の全体の荷重が用紙15に作用する構成よりも、用紙15に作用する荷重が小さくなる。これにより、給送トレイ20に支持された用紙15の搬送路23への給送が、用紙15に当接した排出トレイ21によって阻害される可能性を低くすることができる。
また、図6に示された構成によれば、給送トレイ20に支持された用紙15の枚数が減るにしたがって、第2トレイ52が自重によって下方へ移動するため、排出トレイ21の上方の空間が広くなる。これにより、排出トレイ21への用紙15の排出が阻害される可能性を低くすることができる。
図6に示された構成の第2トレイ52は、図7に示されるように、コロ58(回転体の一例)を備えていてもよい。なお、回転体は、コロに限らず、例えば球体であってもよい。
図7(B)に示されるように、コロ58は、第2トレイ52によって、左右方向9に延びた軸58A周りに回動可能に支持されている。コロ58は、第2トレイ52に形成された貫通孔52Cに配置されている。本実施形態において、コロ58は、左右方向9に間隔を空けて2つ配置されている。左右方向9において、各コロ58の位置と給送ローラ25の位置とは重複している。図7(A)に示されるように、コロ58の一部は、第2トレイ52の下面52Dから突出している。つまり、コロ58の下端は、下面52Dより下方に位置している。
なお、コロ58の数は、2つ以外であってもよい。また、図7に示された構成では、左右方向9において、各コロ58の全てが給送ローラ25と重複しているが、各コロ58の一部のみが給送ローラ25と重複していてもよい。また、左右方向9において、各コロ58は、給送ローラ25と重複していなくてもよい。
図7(A)に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が前板74の上面74B及びリヤガイド90に支持される。用紙15が隙間54を通じて給送トレイ20へ補充されるとき、第2トレイ52はユーザに把持されて第1位置から第2位置へ向けて持ち上げられる。用紙15の補充後に、ユーザが第2トレイ52から手を離すと、第2トレイ52は自重によって第1位置へ向けて移動し、コロ58が上方から用紙15に当接する。これにより、用紙15は、前板74及びコロ58によって挟まれた状態となる。
図7に示されたようにコロ58を備えた構成によれば、給送トレイ20に支持された用紙15の一部が、第1トレイ51及び給送トレイ20の間の隙間54に位置する場合に、コロ58が当該用紙15と当接する。コロ58は回転可能であるため、当該用紙15が搬送路23へ送られる際に、コロ58と当該用紙15との間に作用する摩擦力は、第2トレイ52が当該用紙15に当接している場合に第2トレイ52と当該用紙15との間に作用する摩擦力より小さい。そのため、図7に示されたコロ58を備えた構成によれば、当該用紙15の搬送路23への給送が当該用紙15に作用する摩擦力によって阻害される可能性を、コロ58を備えていない構成よりも低くすることができる。
また、仮に、左右方向9において、コロ58の位置と給送ローラ25の位置とが異なっている場合、給送トレイ20に支持された用紙15が給送ローラ25によって搬送路23へ給送される際に、当該用紙15とコロ58との当接位置を中心として、当該用紙15が斜行するおそれがある。図7に示されたようにコロ58を備えた構成によれば、当該用紙15の斜行が生じる可能性を低くすることができる。
図6に示された構成の第2トレイ52は、図8に示されるように、リブ59を備えていてもよい。
図8(B)に示されるように、リブ59は、第2トレイ52の下面52Dから突出しており、前後方向8に延びている。本実施形態において、リブ59は、左右方向9に間隔を空けて2本配置されている。左右方向9において、各リブ59の位置と給送ローラ25の位置とは重複している。
なお、リブ59の数は、2本以外であってもよい。また、図8に示された構成では、左右方向9において、各リブ59の全てが給送ローラ25と重複していたが、各リブ59の一部のみが給送ローラ25と重複していてもよい。また、左右方向9において、各リブ59は、給送ローラ25と重複していなくてもよい。
図8(A)に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が前板74の上面74B及びリヤガイド90に支持される。用紙15が隙間54を通じて給送トレイ20へ補充されるとき、第2トレイ52はユーザに把持されて第1位置から第2位置へ向けて持ち上げられる。用紙15の補充後に、ユーザが第2トレイ52から手を離すと、第2トレイ52は自重によって第1位置へ向けて移動し、リブ59が上方から用紙15に当接する。これにより、用紙15は、前板74及びリブ59によって挟まれた状態となる。
図8に示されたようにリブ59を備えた構成によれば、給送トレイ20に支持された用紙15の一部が、第1トレイ51と給送トレイ20との間の隙間54に位置する場合に、リブ59が当該用紙15と当接する。リブ59が当該用紙15と当接する面積は、第2トレイ52が当該用紙15に面接触する場合の第2トレイ52と当該用紙15との当接面積よりも小さい。そのため、当該用紙15が搬送路23へ送られる際に、リブ59と当該用紙15との間に作用する摩擦力は、第2トレイ52が当該用紙15に面接触している場合に第2トレイ52と当該用紙15との間に作用する摩擦力より小さい。そのため、図8に示されたようにリブ59を備えた構成によれば、当該用紙15の搬送路23への給送が当該用紙15に作用する摩擦力によって阻害される可能性を、リブ59を備えていない構成よりも低くすることができる。
また、仮に、左右方向9において、リブ59の位置と給送ローラ25の位置とが異なっている場合、給送トレイ20に支持された用紙15が給送ローラ25によって搬送路23へ給送される際に、当該用紙15とリブ59との当接位置を中心として、当該用紙15が斜行するおそれがある。図8に示されたようにリブ59を備えた構成によれば、当該用紙15の斜行が生じる可能性を低くすることができる。
[変形例2]
上記実施形態では、第2トレイ52はユーザに把持されて回動されるものであったが、第2トレイ52は、他の部材の移動に連動して回動するものであってもよい。
例えば、図9及び図10に示されるように、複合機10は、移動可能な移動部材60を備えており、第2トレイ52は、移動部材60の移動に連動して回動してもよい。
移動部材60は、前板74によって、左右方向9に延びる軸60A周りに回動可能に支持されている。移動部材60は、上下方向7における前板74及び第2トレイ52の間に位置している。図10に示されるように、移動部材60は、給送トレイ20の右端部及び左端部に位置している。
移動部材60は、図9(A)に示される下位置(第3位置の一例)と、図9(B)に示される上位置(第4位置の一例)とに回動可能である。下位置の移動部材60は、前板74から後方へ延びている。上位置の移動部材60は、前板74から後方且つ上方へ延びている。なお、図示されていないが、給送トレイ20は、移動部材60を下位置及び上位置の各々に保持する保持部を備えている。
移動部材60は、軸60Aから前方へ延びた把持部60Bを備えている。把持部60Bは、移動部材60が下位置のときの移動部材60の前端部を指す。把持部60Bは、移動部材60が下位置のときに給送トレイ60の前板74よりも前方に位置している(図10参照)。図9(A)に示される状態において、把持部60Bが把持されて下方へ押されることにより、移動部材60は、図9(A)における反時計回りに回動される。
移動部材60が下位置から上位置へ回動される過程において、移動部材60は下方から第1位置の第2トレイ52を押す。これにより、第2トレイ52は第1位置から第2位置へ向けて回動する。図9(B)に示されるように、移動部材60が上位置のとき、第2トレイ52は第2位置に位置している。第2位置の第2トレイ52は、上位置の移動部材60の面60Cに支持されることによって、第2位置に保持される。
移動部材60が上位置から下位置へ向けて回動されると、第2トレイ52は自重によって第2位置から第1位置へ向けて回動する。図9(A)に示されるように、移動部材60が下位置のとき、第2トレイ52は第1位置に位置している。第1位置の第2トレイ52は、下位置の移動部材60の面60Dに支持されることによって、第1位置に保持される。
以上のように、第2トレイ52は、移動部材60の移動に連動して回動する。
なお、第2トレイ52が他の部材の移動に連動して回動する構成は、図9に示された構成に限らない。例えば、移動部材60を支持するのは、前板74に限らず、給送トレイ20の前板74以外の部分や、筐体14や、第1トレイ51が移動部材60を支持していてもよい。また、移動部材60は、回動以外、例えばスライドによって下位置及び上位置に移動するものであってもよい。
変形例2によれば、移動部材60を移動させることによって、第2トレイ52を移動させることができる。また、移動部材60によって、第2トレイ52を第2位置に保持することができる。
[その他の変形例]
上記実施形態及び変形例1、2では、第2トレイ52は、回動することによって第1位置及び第2位置に移動した。しかし、第2トレイ52は、回動以外によって第1位置及び第2位置に移動してもよい。
例えば、図11に示されるように、第2トレイ52は、前後方向8に沿ったスライドによって、図11(A)に示される突出位置(第1位置の一例)、及び図11(B)に示される収容位置(第2位置の一例)に移動してもよい。突出位置の第2トレイ52は、第1トレイ51から前方へ突出している。このとき、第2トレイ52は、隙間54を塞いでいる。収容位置の第2トレイ52は、第1トレイ51 に形成された空間51B(図11(A)参照)に位置しており、第1トレイ51に収容されている。このとき、第2トレイ52は、隙間54を開放している。
図11(A)に示されるように、上面76よりも前後方向8に短い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15はリヤガイド90によって位置決めされる。このとき、第2トレイ52は、突出位置に位置される。これにより、外部から給送トレイ20の内部への異物の進入が低減される。
図11(B)に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、第2トレイ52は収容位置に位置される。このとき、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が前板74の上面74B及びリヤガイド90に支持される。
上記実施形態では、記録部24は、インクジェット方式にて用紙15に画像を記録するものであったが、インクジェット方式以外、例えば電子写真方式にて用紙15に画像を記録するものであってもよい。
上記実施形態では、搬送装置は、複合機10に備えられていた。しかし、搬送装置を備える装置は、複合機10に限らない。例えば、搬送装置は、プリンタやファクシミリやスキャナなどに備えられていてもよい。
10・・・複合機(画像記録装置)
13・・・開口
14・・・筐体
15・・・用紙(シート)
20・・・給送トレイ
21・・・排出トレイ
23・・・搬送路
51・・・第1トレイ
52・・・第2トレイ
54・・・隙間

Claims (11)

  1. シートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能な給送トレイと、
    上記給送トレイの上方に位置する排出トレイと、
    上記給送トレイによって第3位置及び上記第3位置と異なる第4位置に移動可能に支持された移動部材と、を備え、
    上記排出トレイは、
    上記筐体または上記給送トレイに支持された第1トレイと、
    上記第1トレイの上記第2向き側に位置する第2トレイと、を備え、
    上記第2トレイは、上方から視た平面視において上記第1トレイと上記給送トレイの上記第2向きの端部との間に形成される隙間を塞ぐ第1位置と、上記隙間を開放する第2位置と、に上記移動部材の移動に連動して移動するものであり、
    上記移動部材が上記第3位置に位置している状態において上記第2トレイは上記第1位置に位置しており、
    上記移動部材が上記第4位置に位置している状態において上記第2トレイは上記第2位置に位置しており、
    上記第4位置の上記移動部材は、上記第2位置の上記第2トレイを支持している搬送装置。
  2. シートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能な給送トレイと、
    上記給送トレイの上方に位置する排出トレイと、を備え、
    上記排出トレイは、
    上記筐体または上記給送トレイに支持された第1トレイと、
    上記第1トレイの上記第2向き側に位置する第2トレイと、を備え、
    上記第2トレイは、上方から視た平面視において上記第1トレイと上記給送トレイの上記第2向きの端部との間に形成される隙間を塞ぐ第1位置と、上記隙間を開放する第2位置と、に移動可能であり、
    上記給送トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部から上方へ突出した前板と、を備え、
    上記隙間は、上記前板と上記第1トレイとの間に形成されており、
    上記第1向きと直交し且つ上記第1トレイのシート支持面に沿った幅方向において、上記前板の上面の両端部は、上記前板の上面の中央部よりも上方に位置する搬送装置。
  3. 上記第2トレイは、上記第1向きと直交し且つ上記第1トレイのシート支持面に沿った幅方向に延びた軸周りに回動することによって、上記第1位置及び上記第2位置に移動する請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 上記第2トレイは、外部から力が作用していない状態において、自重によって上記第1位置へ向けて移動するものである請求項1から3のいずれかに記載の搬送装置。
  5. 上記給送トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部から上方へ突出した前板と、を備え、
    上記第2位置の上記第2トレイは、上記第1位置の上記第2トレイより上方に位置しており、
    上記第2トレイは、上記前板によって上記第1位置に支持されるものであり、且つ、他の部材によって上記第2位置に保持されないものである請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. シートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能な給送トレイと、
    上記給送トレイの上方に位置しており、上記筐体または上記給送トレイに支持された第1トレイと上記第1トレイの上記第2向き側に位置する第2トレイとを有する排出トレイと、
    上記第2トレイによって上記第1向きと直交し且つ上記第1トレイのシート支持面に沿った幅方向に延びた軸周りに回転可能に支持された回転体と、を備え、
    上記第2トレイは、上方から視た平面視において上記第1トレイと上記給送トレイの上記第2向きの端部との間に形成される隙間を塞ぐ第1位置と、上記隙間を開放する第2位置と、に移動可能であり、外部から力が作用していない状態において、自重によって上記第1位置へ向けて移動するものであり、
    上記回転体の下端は、上記第2トレイの下面より下方に位置している搬送装置。
  7. シートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能な給送トレイと、
    上記給送トレイの上方に位置しており、上記筐体または上記給送トレイに支持された第1トレイと上記第1トレイの上記第2向き側に位置する第2トレイとを有する排出トレイと、
    上記第2トレイによって上記第1向きと直交し且つ上記第1トレイのシート支持面に沿った幅方向に延びた軸周りに回転可能に支持された回転体と、を備え、
    上記給送トレイは、 シートを支持する底板と上記底板の上記第2向きの端部から上方へ突出した前板とを有し、
    上記第2トレイは、上方から視た平面視において上記第1トレイと上記給送トレイの上記第2向きの端部との間に形成される隙間を塞ぐ第1位置と、上記隙間を開放する第2位置と、に移動可能であり、上記前板によって上記第1位置に支持されるものであり、且つ、他の部材によって上記第2位置に保持されないものであり、
    上記第2位置の上記第2トレイは、上記第1位置の上記第2トレイより上方に位置しており、
    上記回転体の下端は、上記第2トレイの下面より下方に位置している搬送装置。
  8. 上記給送トレイに支持されたシートを上記搬送路へ送るローラを備え、
    上記幅方向において、上記回転体の位置と上記ローラの位置との少なくとも一部が重複している請求項6または7に記載の搬送装置。
  9. 上記第2トレイの下面から下方へ突出しており且つ上記第1向きへ延びたリブを備える請求項からのいずれかに記載の搬送装置。
  10. 上記給送トレイに支持されたシートを上記搬送路へ送るローラを備え、
    上記第1向きと直交し且つ上記第1トレイのシート支持面に沿った幅方向において、上記リブの位置と上記ローラの位置との少なくとも一部が重複している請求項に記載の搬送装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の搬送装置と、
    上記搬送路を搬送されるシートに画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置。

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