JP7346811B2 - 搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送する搬送装置、及び当該搬送装置を備えておりシートに画像を記録可能な画像記録装置に関する。
従来より、シートを支持するトレイを備え、トレイに支持されたシートを搬送する搬送装置が知られている。搬送装置を備える装置として、例えばシートに画像を記録する画像記録装置が知られている。
トレイには、種々のサイズのシートが支持される。近年、搬送装置は、装置の大型化を抑制しつつ、より大きなサイズのシートの搬送が可能に構成されることが求められている。
特許文献1には、トレイの前端部に設けられたカバーを回動させて開くことが可能な記録装置が開示されている。特許文献1に開示された記録装置では、カバーを開くことによって、前後の長さがトレイより長いシートを、トレイに支持させることができる。
特開2015-123606号公報
しかしながら、特許文献1に開示された記録装置では、トレイのカバーが開いた状態で、トレイにシートが支持されている場合、カバーの上にシートが載置される。そのため、ユーザがカバーに手を掛けて、トレイを記録装置に対して挿入したり脱抜したりすることが困難となってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、トレイより前後に長いシートがトレイに支持された状態であっても、トレイのカバーに手を掛けることが容易な搬送装置を提供することにある。
本発明の搬送装置は、シートの搬送路を有する筐体と、上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備える。上記トレイは、シートを支持する底板と、上記底板の上記第2向きの端部において回動可能な前板と、を備える。上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものである。上記前板は、上記第1位置の上記前板における上記第2向き及び下方を向く面に、上記前板を把持するための把持部を備えている。
本構成によれば、底板よりも第1向きに沿った長さが長いシートを底板に支持させる場合、前板が第1位置に回動される。これにより、前板の上端が第2位置のときよりも下方に位置するため、筐体(詳細には開口を区画する面)と前板の上端との間の隙間を大きくすることができる。そして、当該隙間を介して、底板よりも第1向きに沿った長さが長いシートを底板に支持させることができる。
また、本構成によれば、第1位置の前板は、底板から斜め上方へ延びている。よって、前板が第1位置のとき、前板に形成された把持部は、搬送装置の外部に露出している。したがって、把持部を把持して、トレイを移動させることが容易である。
本発明の搬送装置は、シートの搬送路を有する筐体と、上記筐体に対して第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備える。上記トレイは、シートを支持する底板と、上記底板の上記第2向きの端部において回動可能な前板と、上記底板における上記前板よりも上記第1向きの部分から上方へ突出した凸部と、を備える。上記前板は、上記底板から上記第2向きに沿った成分を有する向きへ延びた第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上方に位置する第2位置との間で回動可能である。上記前板は、上記第1位置の上記前板における上方を向く面に、上記前板を把持するための把持部を備えている。上記前板が上記第1位置に位置する状態において、上記凸部の上端は、上記把持部の上端よりも上方に位置する。
本構成によれば、底板よりも第1向きに沿った長さが長いシートを底板に支持させる場合、前板が第1位置に回動される。これにより、前板の上端が第2位置のときよりも下方に位置するため、筐体(詳細には開口を区画する面)と前板の上端との間の隙間を大きくすることができる。そして、当該隙間を介して、底板よりも第1向きに沿った長さが長いシートを底板に支持させることができる。
また、本構成によれば、前板が第1位置に回動されて、底板よりも第1向きに沿った長さが長いシートが底板に支持された状態において、シートの第2向きの端部は、凸部に支持されることよって、把持部よりも上方に位置する。よって、把持部を把持して、トレイを移動させることが容易である。
本発明によれば、底板よりも第1向きに沿った長さが長いシートがトレイに支持された状態であっても、トレイの把持部に手を掛けることが容易である。
図1は、複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、給送トレイ20の斜視図である。 図4は、図3のA-A断面を模式的に示す断面図であり、(A)は前板74が起立位置の状態を示し、(B)は前板74が倒伏位置の状態を示す。 図5は、給送トレイ20の正面図である。 図6は、変形例における図3のA-A断面に対応する部分のうち前部を模式的に示す断面図に排出トレイ21を加えた図であり、(A)は前板74が倒伏位置の状態を示し、(B)は前板74が中間位置の状態を示し、(C)は前板74が起立位置の状態を示す。 図7は、実施形態2における給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、(A)は前板74が起立位置の状態を示し、(B)は前板74が倒伏位置の状態を示す。 図8は、実施形態2の給送トレイ20の正面図である。 図9は、実施形態1の変形例における前板74を除いた給送トレイ20の正面図である。 図10(A)は、凹部85を有し且つ前板74が起立位置の給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、図10(B)は、貫通孔86を有し且つ前板74が起立位置の給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図である。 図11(A)は、凹部185を有し且つ前板74が起立位置の給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す断面図であり、図10(B)は、貫通孔186を有し且つ前板74が起立位置の給送トレイ20及び排出トレイ21の図3のA-A断面に対応する部分を模式的に示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている面を前面22として前後方向8が定義され、複合機10を前方から視て左右方向9(幅方向の一例)が定義される。上下方向7、前後方向8、及び左右方向9は互いに直交している。
[実施形態1]
以下、図1~図5が参照されつつ、実施形態1が説明される。
[複合機10の全体構造]
図1に示されるように、複合機10(画像記録装置の一例)は、概ね薄型の直方体に構成されている。
複合機10は、その下部にプリンタ部11を備えている。プリンタ部11は、用紙15(シートの一例、図2参照)に画像を記録する。プリンタ部11は、搬送装置と記録部24とを備えている。
搬送装置は、図1に示される筐体14、並びに、図2に示される給送トレイ20(トレイの一例)、排出トレイ21、給送ローラ25、搬送ローラ対63、及び排出ローラ対66を備えている。
筐体14は、概ね直方体の箱形状である。筐体14は、内部空間を備えている。図2に示されるように、筐体14の内部空間には、搬送路23が形成されている。また、筐体14の内部空間には、給送ローラ25、搬送ローラ対63、排出ローラ対66、及び記録部24などが配置されている。
搬送路23は、用紙15が通過する経路である。給送ローラ25は、給送トレイ20の底板71の上面76(シート支持面の一例)に支持された用紙15を搬送路23へ給送する。給送ローラ25は、給送モータ(不図示)の駆動力が伝達されることによって駆動される。搬送ローラ対63及び排出ローラ対66は、搬送路23に配置されている。搬送ローラ対63及び排出ローラ対66は、給送ローラ25によって搬送路23に給送された用紙15を搬送する。記録部24は、インクジェット方式にて用紙15に画像を記録する。
図1に示されるように、筐体14の前面22に、開口13が形成されている。給送トレイ20は、筐体14に対して開口13を通じて後方へ挿入された筐体14に装着可能である。給送トレイ20は、筐体14に対して開口13を通じて前方へ引出可能である。後向きは第1向きの一例であり、前向きは第2向きの一例である。
実施形態1において、給送トレイ20は、筐体14に対して脱抜可能に構成されている。なお、給送トレイ20は、筐体14に対して脱抜不可能(具体的には、所定位置まで引出可能であるが、それ以上は引き出すことができない。)に構成されていてもよい。
図2に示されるように、給送トレイ20には、所望のサイズの用紙15が支持される。なお、図1及び図2には、給送トレイ20が筐体14に装着された状態が示されている。給送トレイ20の構成の詳細は後述される。
排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に位置している。排出トレイ21には、画像を記録されて筐体14から排出された用紙15が支持される。排出トレイ21は、筐体14によって支持されている。なお、排出トレイ21は、給送トレイ20によって支持されて給送トレイ20と一体に移動可能であってもよい。
[搬送路23]
図2に示されるように、搬送路23は、筐体14に装着された状態の給送トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前方へ延びて記録部24の下方を通って排出トレイ21に至る通路である。搬送路23は、所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32、搬送ローラ対63、所定間隔を隔てて互いに対向する記録部24及びプラテン67、並びに排出ローラ対66によって構成される空間である。給送ローラ25によって給送された用紙15は、搬送路23を、図2に破線の矢印で示される向きである搬送向きに搬送される。
[搬送ローラ対63及び排出ローラ対66]
図2に示されるように、搬送路23に、搬送ローラ対63が配置されている。搬送ローラ対63は、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61に圧接されている。これにより、搬送ローラ対63は、用紙15を挟持可能である。
搬送路23における搬送ローラ対63よりも搬送向きの下流に、排出ローラ対66が配置されている。排出ローラ対66は、排出ローラ64及び拍車65よりなる。拍車65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64に圧接されている。これにより、排出ローラ対66は、用紙15を挟持可能である。
搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送モータ(不図示)の駆動力が伝達されることによって駆動される。駆動力が伝達された搬送ローラ61は、ピンチローラ62との間に用紙15を挟持しつつ搬送向きへ搬送する。駆動力が伝達された排出ローラ64は、拍車65との間に用紙15を挟持しつつ搬送向きへ搬送する。
[記録部24]
図2に示されるように、搬送路23における搬送ローラ対63及び排出ローラ対66の間に、記録部24が配置されている。記録部24は、記録ヘッド37と、キャリッジ38とを備えている。記録ヘッド37は、インクジェット方式でインク滴を吐出する。キャリッジ38は、記録ヘッド37を搭載している。キャリッジ38は、用紙15の搬送向きと直交する左右方向9に沿って移動可能に、ガイドレール45、46によって支持されている。ガイドレール45、46は、筐体14に支持されている。キャリッジ38は、キャリッジ駆動用モータ(不図示)の駆動力が伝達されることによって移動する。
記録ヘッド37は、キャリッジ38の下部に配置されている。記録ヘッド37の下面には、複数のノズル(不図示)が形成されている。ノズルは、キャリッジ38の下面に露出されている。ノズルから下方のプラテン67へ向けてインク滴が吐出される。プラテン67は、記録ヘッド37の下方に記録ヘッド37と対向して配置されている。プラテン67は、概ね平板形状であり、その上面に用紙15を支持可能である。
筐体14には、各色(例えばブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)のインクタンク(不図示)が配置されている。なお、インクタンクは、キャリッジ38に搭載されていてもよい。各色のインクがインクタンクから記録ヘッド37へ供給される。キャリッジ38が左右方向9に沿って移動している間に、各ノズルから各色のインクが微小なインク滴として選択的に吐出される。これにより、プラテン67上に位置する用紙15に画像が記録される。
[給送トレイ20]
図3に示されるように、給送トレイ20は、概ね直方体の箱形状である。給送トレイ20は、上方が開放されている。給送トレイ20の上下方向7の長さは、給送トレイ20の左右方向9及び前後方向8の長さよりも短い。給送トレイ20は、底板71と、側板(右板72、左板73、及び前板74)と、ストッパ75とを備えている。
底板71は、用紙15が支持される上面76を有する。上面76は、前後方向8及び左右方向9に沿って拡がる面である。
右板72は、底板71の右端部に立設されている。右板72は、前後方向8に延びている。左板73は、底板71の左端部に立設されている。左板73は、前後方向8に延びている。右板72及び左板73は、左右方向9に対向している。右板72及び左板73は、一対の側板の一例である。
前板74は、底板71の前端部に位置している。前板74は、左右方向9に延びている。前板74は、右板72の前端部及び左板73の前端部によって、回動可能に支持されている。前板74の構成については、後に詳細に説明される。
ストッパ75は、底板71の後端部から斜め後方へ立設されている。ストッパ75は、左右方向9において相互に間隔を空けて少なくとも1つ(実施形態1では2つ)配置されている。ストッパ75の少なくとも1つは、複合機10において上面76に支持可能に設定されているサイズの用紙15の後端と当接可能である。これにより、給送トレイ20が開口13から脱抜された状態において、ストッパ75は、上面76に支持された用紙15の後方への移動を制止する。その結果、当該用紙15の給送トレイ20の後端からの落下を防止することができる。
底板71の上面76に、一対のサイドガイド80が左右方向9に移動可能に支持されている。一対のサイドガイド80は、上面76から上方へ突出している。一対のサイドガイド80は、上面76に形成された溝68に沿って移動可能である。一対のサイドガイド80は、左右方向9に対向して配置されている。各サイドガイド80の側面の各々に、上面76に支持された用紙15の左右両端が当接する。一対のサイドガイド80のうちの一方が右方または左方の一方へ移動すると、他方が連動して右方または左方の他方へ移動する。これにより、用紙15は、上面76の左右方向9の中央を基準として位置決めされる。
なお、一対のサイドガイド80が移動可能に底板71に支持される構成は、公知の構成が採用可能である。また、サイドガイド80は、一対ではなく一つのみ設けられていてもよい。この場合、サイドガイド80は、上面76に支持された用紙15の右端または左端と当接して、用紙15を左端または右端を基準として位置決めする。
底板71の上面76に、リヤガイド90(凸部の一例)が前後方向8に移動可能に支持されている。リヤガイド90は、上面76から上方へ突出している。リヤガイド90は、前板74よりも後方に位置している。実施形態1において、リヤガイド90は、上面76における左右方向9の中央部に位置しているが、当該中央部以外に位置していてもよい。リヤガイド90は、上面76に形成された溝69に沿って移動可能である。リヤガイド90には、上面76に支持された用紙15の前端が当接する。これにより、用紙15の前端が位置決めされる。なお、リヤガイド90が移動可能に底板71に支持される構成は、公知の構成が採用可能である。
前板74は、その前面74Aに把持部77を備えている。把持部77は、前板74が回動されるとき、及び給送トレイ20が筐体14に対して挿抜されるときに、前方から前板74にアクセスして把持されるものである。実施形態1において、把持部77は、前面74Aから突出した突起である。また、実施形態1において、把持部77は、前面74Aの左右方向9の中央部に位置しているが、当該中央部以外に位置していてもよい。なお、図10(A)に示されるように、突起の代わりに、後方へ凹んだ凹部85が、前面74Aに形成されていてもよい。この場合、凹部85を構成する各面85Aが把持部に相当する。また、突起の代わりに、前板74を前後に貫通する貫通孔86が、前板74に形成されていてもよい。
図5に示されるように、前板74は、その上面74Bの左右方向9の中央部74Eに、凹部81を備えている。これにより、上面74Bの左右方向9の中央部74Eは、上面74Bの左右方向9の両端部74Fよりも下方に位置している。なお、上面74Bの左右方向9の中央部74Eを、上面74Bの左右方向9の両端部74Fよりも下方に位置させる構成は、凹部81に限らない。例えば、前板74は、凹部81を備える代わりに、上面74Bの左右方向9の両端部74Fから上方へ突出した突起を備えていてもよい。
前板74は、その右面及び左面の下端部から左右方向9に突出した突起74Cを備えている。突起74Cは、右板72及び左板73に形成された穴(不図示)に挿入されている。これにより、上述したように、前板74は、右板72の前端部及び左板73の前端部によって、回動可能に支持されている。
前板74は、図1、図3、及び図4(A)に示される起立位置(第2位置の一例)と、図4(B)に示される倒伏位置(第1位置の一例)との間で回動可能である。
図4(A)に示されるように、前板74は、起立位置に位置する状態において、底板71の前端部から上方へ延びている。前板74が起立位置に位置する状態において、前面74Aは、上下方向7及び左右方向9に拡がっており、前方を向く面となっている。
図4(B)に示されるように、前板74は、倒伏位置に位置する状態において、底板71の前端部から前方斜め上方へ延びており、底板71に対して傾斜している。前板74が倒伏位置に位置する状態において、前面74Aは、前方且つ下方を向く面となっている。また、前面74Aと、給送トレイ20が載置される載置面との間には、隙間がある。そのため、前板74が倒伏位置に位置する状態において、把持部77を容易に把持することができる。また、起立位置の前板74の先端部74D(図4(A)参照)は、倒伏位置の前板74の先端部74D(図4(B)参照)よりも後方且つ上方に位置している。
右板72の左面及び左板73の右面に、左右方向9へ突出した突起78、79が形成されている。図4(A)に示されるように、突起78は、起立位置の前板74に当接して、起立位置の前板74が図4(A)において時計回りに回動すること(換言すると、起立位置の前板74が倒伏位置から遠ざかる向きに回動すること)を規制する。図4(B)に示されるように、突起79は、倒伏位置の前板74に当接して、倒伏位置の前板74が図4(B)において反時計回りに回動すること(換言すると、倒伏位置の前板74が起立位置から遠ざかる向きに回動すること)を規制する。
なお、前板74が回動可能に支持される構成、前板74の回動が起立位置及び倒伏位置において規制された構成は、上述の構成に限らず、公知の構成が採用可能である。例えば、前板74を回動可能に支持するのは、給送トレイ20を構成するものであればよく、右板72及び左板73に限らず、底板71であってもよい。
図2に示されるように、給送トレイ20が開口13を通じて筐体14に挿入されて筐体14に装着された状態においては、給送トレイ20に支持された用紙15が搬送路23へ給送可能である。
給送トレイ20が開口13を通じて筐体14から一部または全部が引き出された状態(例えば、図3に示されるように、給送トレイ20の全部が引き出された状態)においては、給送トレイ20への用紙15の補充が可能である。また、給送トレイ20を筐体14から引き出されていない場合であっても、図4(B)に示されるように、前板74が倒伏位置に回動されることによって、給送トレイ20への用紙15の補充が可能である。
図4(A)に示されるように、上面76よりも前後方向8に短い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15はリヤガイド90によって位置決めされる。このとき、前板74は起立位置に位置される。これにより、外部から給送トレイ20の内部への異物の進入が低減される。
図4(B)に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、前板74は倒伏位置に位置される。このとき、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が前板74の上面74B及びリヤガイド90に支持される。このとき、用紙15の前部は、前板74の上面74Bの凹部81に沿って支持されることにより、左右方向9において下に凸の状態となる。これにより、用紙15の前板74よりも前に位置する部分が下方へ垂れ下がることが低減される。
[実施形態1の効果]
実施形態1によれば、底板71よりも前後に長い用紙15を底板71に支持させる場合、前板74が倒伏位置に回動される。これにより、前板74の先端部74Dが起立位置のときよりも下方に位置するため、先端部74Dの上方の隙間(実施形態1では、排出トレイ21と先端部74Dとの間の隙間)を大きくすることができる。そして、当該隙間を介して、底板71よりも前後に長い用紙15を底板71に支持させることができる。
また、実施形態1によれば、倒伏位置の前板74は、底板71から斜め上方へ延びている。よって、前板74が倒伏位置のとき、前板74に形成された把持部77は、搬送装置の外部に露出している。したがって、把持部77を把持して、給送トレイ20を移動させることが容易である。
また、前板74が倒伏位置に回動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15は、前板74の上面74Bに支持される。実施形態1によれば、左右方向9において、前板74の上面74Bの両端部74Fは中央部74Eよりも上方に位置する。そのため、前板74の上面74Bに支持された用紙15は、下に凸となるように湾曲した状態となる。これにより、用紙15を下方へ垂れにくくすることができる。その結果、把持部77が垂れた用紙15によって覆われる可能性を低くすることができる。
また、実施形態1によれば、底板71よりも前後に長い用紙15をリヤガイド90によって支持することにより、底板71に支持された用紙15を上方に位置させることができる。そのため、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、当該用紙15が垂れ下がった場合に、当該用紙15によって把持部77が覆われる可能性を低くすることができる。
[実施形態1の変形例]
前板74は、起立位置及び倒伏位置に加えて、起立位置及び倒伏位置の間の中間位置(第3位置の一例)で停止可能に構成されていてもよい。例えば、給送トレイ20は、図6に示されるように構成されていてもよい。以下に詳述する。
右板72及び左板73は、第1溝91、第2溝92、第3溝93、及び第4溝94を備える。
第1溝91は、図6(A)及び図6(B)に示される位置の突起74Cを中心とした円弧状に延びている。第1溝91の一端91Aは、第1溝91の他端91Bよりも上方に位置する。第2溝92は、図6(C)に示される位置の突起74Cを中心とした円弧状に延びている。第2溝92の一端92Aは、第2溝92の他端92Bよりも下方に位置する。第3溝93は、第1溝91及び第2溝92を繋ぐ溝である。第3溝93の一端は、第1溝91の一端91A及び他端91Bの間と繋がっている。第3溝93の他端は、第2溝92の他端92Bと繋がっている。
第4溝94は、第1溝91、第2溝92、及び第3溝93よりも前方に位置している。第4溝94は、後方へ向かうにしたがって上方へ向かって延びている。前板74の突起74Cは、第4溝94に挿入されており、第4溝94に沿って案内される。
前板74の左右方向9の両端部から側板82が後方へ延びている。各側板82は、突起83を備えている。前板74の右端部から延びた側板82は、右板72と左右方向9に対向しており、前板74の左端部から延びた側板82は左板73と左右方向9に対向している。前板74の右端部から延びた側板82の突起83は、右板72へ向けて右方へ突出している。前板74の左端部から延びた側板82の突起83は、左板73へ向けて左方へ突出している。突起83は、第1溝91、第2溝92、及び第3溝93へ挿入されており、第1溝91、第2溝92、及び第3溝93に沿って案内される。
以下、図6に示された前板74の回動が説明される。図6(A)に示されるように、前板74が倒伏位置に位置するとき、突起74Cは第4溝94の一端94Aに位置し、突起83は、第1溝91の一端91Aに位置する。突起83が第1溝91の一端91Aに位置することにより、倒伏位置の前板74が図6(A)において反時計回りに回動すること(換言すると、倒伏位置の前板74が中間位置から遠ざかる向きに回動すること)が規制されている。
把持部77を把持したユーザが前板74を後方へ押すことによって、突起83は、第1溝91の一端91Aから他端91Bへ向けて案内される。これにより、前板74は、突起74Cを中心として、図6(A)に示される時計回りに回動する。
図6(B)に示されるように、突起83が第1溝91の他端91Bに位置するときの前板74は、中間位置である。前板74が中間位置に位置するとき、突起74Cは第4溝94の一端94Aに位置する。突起83が第1溝91の他端91Bに位置することにより、中間位置の前板74が図6(B)において時計回りに回動すること(換言すると、中間位置の前板74が倒伏位置から遠ざかる向きに回動すること)が規制されている。
以上のように、倒伏位置の前板74が後方へ押されたとき、前板74は中間位置で止まるため、前板74と排出トレイ21との間の隙間84が大きく維持される。これにより、当該隙間84を通じて、大きなサイズの用紙15を、図4(B)の場合と同様に支持可能である。
なお、前板74の中間位置から倒伏位置への移動は、前述した倒伏位置から中間位置への移動と逆の動作によって行われる。
倒伏位置の前板74が起立位置へ移動されるには、最初に、上記と同様にして、把持部77を把持したユーザが倒伏位置の前板74を後方へ押すことによって、前板74は、突起74Cを中心として、図6(A)に示される時計回りに回動する。当該回動の中途において(突起83が第1溝91の一端91A及び他端91Bの間に位置する状態において)、ユーザは前板74を後方へ押しつつ前板74を上方へ持ち上げる。これにより、突起74Cは、第4溝94の一端94Aから他端94Bへ案内される。また、突起83は、第3溝93に沿って後方且つ上方へ案内され、第2溝92の他端92Bへ至る。その後、前板74が後方へ押される力により、突起83は、第2溝92の他端92Bから一端92Aへ案内される。これにより、前板74は、第4溝94の他端94Bに位置する突起74Cを中心に図6の時計回りに回動する。その結果、図6(C)に示されるように、前板74は、起立位置へ回動する。
図6(C)に示されるように、前板74が起立位置に位置するとき、突起74Cは第4溝94の他端94Bに位置し、突起83は、第2溝92の一端92Aに位置する。
なお、前板74の起立位置から倒伏位置への移動は、前述した前板74の倒伏位置から起立位置への移動と逆の動作によって行われる。
また、前板74の中間位置から起立位置への移動は、最初に、把持部77を把持したユーザが中間位置の前板74を前方へ引くことによって、前板74を、図6(B)における反時計回りに回動させることにより、突起83を第1溝91の一端91A及び他端91Bの間に位置させる。その後の動作は、前板74の倒伏位置から起立位置への移動と同様である。前板74の起立位置から中間位置への移動は、前述した前板74の中間位置から起立位置への移動と逆の動作によって行われる。
仮に、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態で、把持部77が把持されて給送トレイ20が筐体14へ挿入されるときに、前板74に後向きの力が作用することによって、前板74が倒伏位置から起立位置へ回動すると、前板74の上方の隙間(図6に示される構成では、排出トレイ21と前板74との間の隙間)が狭くなり、用紙15が排出トレイ21と前板74に挟まれてしまう。図6に示される構成によれば、給送トレイ20を筐体14へ挿入するとき、前板74が起立位置へ向けて回動したとしても、突起83が第1溝91の他端91Bに当接することによって、前板74を中間位置で止めることができる。これにより、用紙15が排出トレイ21と前板74に挟まれる可能性を低くすることができる。
また、図6に示される構成によれば、突起83を第1溝91から第3溝93を介して第2溝92へ移動させることによって、前板74を起立位置へ回動させることができる。
また、図6に示される構成によれば、上記のような前板74の回動を中間位置で止める動作を、前板74を中間位置で保持させるための複雑な機構を設けることなく、溝及び突起83のみの簡易な構成で実現することができる。
図6に示される構成とは逆に、第1溝91、第2溝92、及び第3溝93が側板82に設けられ、突起83が右板72及び左板73に設けられていてもよい。また、第4溝94が前板74に設けられ、突起74Cが右板72及び左板73に設けられていてもよい。
また、前板74が起立位置及び倒伏位置に加えて中間位置で停止可能にされる構成は、図6に示される構成に限らず、公知の構成が採用可能である。例えば、図4に示された構成において、右板72及び左板73における中間位置に対応する位置にゴム部材が取り付けられ、当該ゴム部材が前板74に圧接されることにより、前板74が中間位置で停止可能に構成されてもよい。
実施形態1では、リヤガイド90が、底板71に支持された用紙15を支持していた(図4(B)参照)。しかし、底板71は、リヤガイド90の他に、図4(B)に破線で示されるように、上面76から上方へ突出した凸部102を備えていてもよい。この場合、凸部102は、リヤガイド90の代わりに、または、リヤガイド90と協働して、底板71に支持された用紙15を支持する。なお、図4(B)には、凸部102及びリヤガイド90は、協働して用紙15を支持している。
上記構成によれば、底板71よりも前後に長い用紙15を凸部102によって支持することにより、底板71に支持された用紙15を上方に位置させることができる。そのため、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、当該用紙15が垂れ下がった場合に、当該用紙15によって把持部77が覆われる可能性を低くすることができる。
凸部102及びリヤガイド90が協働して用紙15を支持する構成において、図4(B)に示されるように、凸部102がリヤガイド90よりも前方に位置しており、且つ、凸部102の上端がリヤガイド90の上端よりも上方に位置していてもよい。
上記構成によれば、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、当該用紙15は、前方へ向かうにしたがって、底板71、リヤガイド90、及び凸部の順序で支持される。そのため、用紙15を、前方へ向かうにしたがって徐々に上方へ向かうような無理のない姿勢で支持することができる。
図9(A)に示されるように、リヤガイド90は、リヤガイド90A(第1凸部の一例)及びリヤガイド90B(第2凸部の一例)の2つで構成されていてもよい。リヤガイド90Aは、左右方向9における底板71の中央の位置CPより右方に位置している。リヤガイド90Bは、位置CPより左方に位置している。なお、リヤガイド90Aは複数設けられていてもよいし、リヤガイド90Bは複数設けられていてもよい。なお、図9(A)において、前板74の図示は省略されている。
図9(A)に示される構成によれば、前板74が倒伏位置に回動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15は、リヤガイド90A、90Bに支持されて、下に凸となるように湾曲した状態となる。これにより、用紙15を下方へ垂れにくくすることができる。その結果、把持部77が垂れた用紙15によって覆われる可能性を低くすることができる。
凸部102及びリヤガイド90が協働して用紙15を支持する構成において、図9(B)に示されるように、凸部102は、第1凸部102A及び第2凸部102Bの2つで構成されていてもよい。第1凸部102Aは、位置CPより右方に位置している。第2凸部102Bは、位置CPより左方に位置している。左右方向9における第1凸部102A及び第2凸部102Bの間に、リヤガイド90が位置している。なお、第1凸部102Aは複数設けられていてもよいし、第2凸部102Bは複数設けられていてもよい。なお、図9(B)において、前板74の図示は省略されている。
図9(B)に示される構成によれば、前板74が倒伏位置に回動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15は、第1凸部102A、第2凸部102B、及びリヤガイド90に支持されて、下に凸となるように湾曲した状態となる。これにより、用紙15を下方へ垂れにくくすることができる。その結果、把持部77が垂れた用紙15によって覆われる可能性を低くすることができる。
[実施形態2]
以下、図7及び図8が参照されつつ、実施形態2が説明される。なお、実施形態2において、実施形態1と同構成の部分については、その説明が省略される。
前板74は、その後面74Gに把持部177を備えている。実施形態2において、把持部177は、後面74Gから突出した突起である。また、実施形態2において、把持部177は、前面74Aの左右方向9の中央部に位置しているが、当該中央部以外に位置していてもよい。なお、図11(A)に示されるように、突起の代わりに、後方へ凹んだ凹部185が、後面74Gに形成されていてもよい。この場合、凹部185を構成する各面185Aが把持部に相当する。また、突起の代わりに、前板74を前後に貫通する貫通孔186が、前板74に形成されていてもよい。
前板74は、図7(A)に示される起立位置(第2位置の一例)と、図7(B)に示される倒伏位置(第1位置の一例)との間で回動可能である。
実施形態2の前板74の起立位置は、実施形態1の前板74の起立位置と同様の位置である。前板74が起立位置に位置する状態において、後面74Gは、上下方向7及び左右方向9に拡がっており、後方を向く面となっている。
実施形態2では、前板74は、倒伏位置に位置する状態において、底板71の前端部から前方へ延びている。実施形態2では、前板74が倒伏位置に位置する状態において、後面74Gは、前後方向8及び左右方向9に拡がっており、上方を向く面となっている。なお、実施形態2における倒伏位置は、図7(B)に示された位置に限らず、例えば実施形態1と同様の位置(前板74が底板71に対して傾斜した位置)であってもよい。
実施形態2において、起立位置の前板74は、ユーザによって前板74の右端部または左端部が把持されることにより、倒伏位置へ回動される。また、倒伏位置の前板74は、上方から前板74にアクセスしたユーザによって把持部177が把持されることにより、起立位置へ回動される。
図7に示されるように、底板71は、上面76から上方へ突出した凸部101を備えている。凸部101は、リヤガイド90よりも前方に位置しており、前板74よりも後方に位置している。凸部101の上端は、リヤガイド90の上端よりも上方に位置している。
図8に示されるように、凸部101は、第1凸部101A及び第2凸部101Bの2つで構成されている。第1凸部101Aは、左右方向9における底板71の中央の位置CPより右方に位置している。第2凸部101Bは、位置CPより左方に位置している。左右方向9における第1凸部101A及び第2凸部101Bの間に、リヤガイド90が位置している。なお、第1凸部101Aは複数設けられていてもよいし、第2凸部101Bは複数設けられていてもよい。
図7(A)に示されるように、上面76よりも前後方向8に短い用紙15が上面76に支持される場合、用紙15はリヤガイド90によって位置決めされる。このとき、前板74は起立位置に位置される。
図7(B)に示されるように、上面76よりも前後方向8に長い用紙15が上面76に支持される場合、前板74は倒伏位置に位置される。このとき、用紙15は、その後部が上面76に支持され、その前部が凸部101及びリヤガイド90に支持される。
このとき、左右両端部に位置する凸部101の上端が左右中央部に位置するリヤガイド90の上端よりも上方に位置するため、用紙15の前部は、左右方向9において下に凸の状態となる。これにより、用紙15の凸部101よりも前に位置する部分が下方へ垂れ下がることが低減される。
また、このとき、凸部101の上端は、把持部177の上端よりも上方に位置している。これにより、凸部101に支持された用紙15と、把持部177との間には、上下方向7に隙間が生じる。そのため、前板74が倒伏位置に位置する状態において、把持部177を容易に把持することができる。
実施形態2によれば、底板71よりも前後に長い用紙15を底板71に支持させる場合、前板74が倒伏位置に回動される。これにより、前板74の上端が起立位置のときよりも下方に位置するため、前板74の上方の隙間(実施形態2では前板74と排出トレイ21の間の隙間)を大きくすることができる。そして、当該隙間を介して、底板71よりも前後に長い用紙15を底板71に支持させることができる。
また、実施形態2によれば、前板74が倒伏位置に回動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15の前部は、凸部101に支持されることよって、把持部177よりも上方に位置する。よって、把持部177を把持して、給送トレイ20を移動させることが容易である。
また、実施形態2によれば、前板74が倒伏位置に回動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15は、第1凸部101A及び第2凸部101Bに支持されて、下に凸となるように湾曲した状態となる。これにより、用紙15を下方へ垂れにくくすることができる。その結果、把持部177が垂れた用紙15によって覆われる可能性を低くすることができる。
また、実施形態2によれば、前板74が倒伏位置に回動されて、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、用紙15は、第1凸部101A、第2凸部101B、及びリヤガイド90に支持されて、下に凸となるように湾曲した状態となる。これにより、用紙15を下方へ垂れにくくすることができる。その結果、把持部177が垂れた用紙15によって覆われる可能性を低くすることができる。
また、実施形態2によれば、底板71よりも前後に長い用紙15が底板71に支持された状態において、当該用紙15は、前方へ向かうにしたがって、底板71、リヤガイド90、及び凸部101の順序で支持される。ここで、凸部101の上端はリヤガイド90の上端より上方に位置し、リヤガイド90の上端は底板71より上方に位置している。そのため、用紙15を、前方へ向かうにしたがって徐々に上方へ向かうような無理のない姿勢で支持することができる。
また、実施形態1によれば、底板71よりも前後に長い用紙15を、リヤガイド90によって支持することができる。
[実施形態2の変形例]
凸部101は、リヤガイド90と前後方向8に同位置であってもよいし、リヤガイド90より後方に位置していてもよい。
凸部101の上端は、上下方向7において、リヤガイド90の上端以下の位置であってもよい。
凸部101の数は2つに限らず、1つまたは3つ以上であってもよい。
実施形態2では、左右方向9における2つの凸部101(第1凸部101A及び第2凸部101B)の間にリヤガイド90が位置していたが、このように位置関係に限らない。例えば、第1凸部101A及び第2凸部101Bの双方がリヤガイド90より左方に位置していてもよい。また、例えば、凸部101が1つのみ設けられた構成において、凸部101及びリヤガイド90が左右方向9に同位置に位置していてもよい。また、例えば、凸部101が3つ設けられた構成において、1つの凸部101のリヤガイド90より右方に位置しており、1つの凸部101がリヤガイド90より左方に位置しており、1つの凸部101がリヤガイド90と左右方向9に同位置に位置していてもよい。
実施形態2における給送トレイ20は、凸部101を備えていなくてもよい。
[実施形態1、2の変形例]
実施形態1、2では、記録部24は、インクジェット方式にて用紙15に画像を記録するものであったが、インクジェット方式以外、例えば電子写真方式にて用紙15に画像を記録するものであってもよい。
実施形態1、2では、搬送装置は、複合機10に備えられていた。しかし、搬送装置を備える装置は、複合機10に限らない。例えば、搬送装置は、プリンタやファクシミリやスキャナなどに備えられていてもよい。
10・・・複合機(画像記録装置)
13・・・開口
14・・・筐体
15・・・用紙(シート)
20・・・給送トレイ(トレイ)
23・・・搬送路
71・・・底板
74・・・前板
77・・・把持部

Claims (17)

  1. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備え、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能な前板と、を備え、
    上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものであり、
    上記前板は、上記第1位置の上記前板における上記第2向き及び下方を向く面に、上記前板を把持するための把持部を備えており、
    上記前板が上記第1位置であるとき、上記底板よりも上記第2向きへ延びるシートが上記前板の先端部の上方の隙間から上記第2向きへ延びた状態で、上記トレイは上記把持部を把持して上記第2向きへ移動可能である搬送装置。
  2. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備え、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能であり、貫通孔が形成された前板と、を備え、
    上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものであり、
    上記前板が上記第1位置であるとき、上記底板よりも上記第2向きへ延びるシートが上記前板の先端部の上方の隙間から上記第2向きへ延びた状態で、上記トレイは上記前板の下方から上記貫通孔に手掛けして上記第2向きへ移動可能である搬送装置。
  3. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備える搬送装置であって、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能な前板と、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の両端部から上方へ突出した一対の側板と、を備え、
    上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものであり、
    上記前板は、上記第1位置の上記前板における上記第2向き及び下方を向く面に、上記前板を把持するための把持部を備えており、
    当該搬送装置は、
    上記前板または上記一対の側板の一方に設けられており、上記前板または上記一対の側板の他方へ向けて上記幅方向に突出した突起と、
    上記前板または上記一対の側板の他方に設けられており、上記突起が挿入されて案内される第1溝、第2溝、及び第3溝と、を備え、
    上記突起が上記第1溝の一端に位置するとき、上記トレイは上記第1位置に位置しており、
    上記突起が上記第1溝の他端に位置するとき、上記トレイは上記第1位置及び上記第2位置の間の第3位置に位置しており、
    上記突起が上記第2溝の一端に位置するとき、上記トレイは上記第2位置に位置しており、
    上記第3溝の一端は、上記第1溝における一端及び他端の間と繋がっており、
    上記第3溝の他端は、上記第2溝の他端に繋がっている搬送装置。
  4. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備える搬送装置であって、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能であり、貫通孔が形成された前板と、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の両端部から上方へ突出した一対の側板と、を備え、
    上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものであり、
    当該搬送装置は、
    上記前板または上記一対の側板の一方に設けられており、上記前板または上記一対の側板の他方へ向けて上記幅方向に突出した突起と、
    上記前板または上記一対の側板の他方に設けられており、上記突起が挿入されて案内される第1溝、第2溝、及び第3溝と、を備え、
    上記突起が上記第1溝の一端に位置するとき、上記トレイは上記第1位置に位置しており、
    上記突起が上記第1溝の他端に位置するとき、上記トレイは上記第1位置及び上記第2位置の間の第3位置に位置しており、
    上記突起が上記第2溝の一端に位置するとき、上記トレイは上記第2位置に位置しており、
    上記第3溝の一端は、上記第1溝における一端及び他端の間と繋がっており、
    上記第3溝の他端は、上記第2溝の他端に繋がっている搬送装置。
  5. 上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向において、上記前板の上面の両端部は、上記前板の中央部よりも上方に位置する請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 上記底板における上記前板よりも上記第1向きの部分から上方へ突出した凸部を備える請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 上記凸部は、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の中央より一方側に配置された第1凸部と、
    上記中央より他方側に配置された第2凸部と、を備える請求項6に記載の搬送装置。
  8. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備え、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能な前板と、
    上記底板に設けられており、上記底板に支持されたシートの上記第2向きの端と当接するリヤガイドと、を備え、
    上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものであり、
    上記前板は、上記第1位置の上記前板における上記第2向き及び下方を向く面に、上記前板を把持するための把持部を備えており、
    上記底板は、上記前板よりも上記第1向きの部分から上方へ突出した凸部を備えており、
    上記凸部は、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の中央より一方側に配置された第1凸部と、
    上記中央より他方側に配置された第2凸部と、を備えており、
    上記リヤガイドは、上記幅方向において上記第1凸部及び上記第2凸部の間に位置し、
    上記第1凸部及び上記第2凸部の上端は、上記リヤガイドの上端より上方に位置する搬送装置。
  9. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備え、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能であり、貫通孔が形成された前板と、を備え、
    上記前板は、上記底板の上記第2向きの端部から上記第2向きへ向かうにしたがって上方へ向かって上記底板に対して傾斜した第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上記第1向き且つ上方に位置する第2位置との間で回動するものである搬送装置。
    上記底板における上記前板よりも上記第1向きの部分から上方へ突出した凸部を備え、
    上記凸部は、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の中央より一方側に配置された第1凸部と、
    上記中央より他方側に配置された第2凸部と、を備え、
    上記底板に設けられており、上記底板に支持されたシートの上記第2向きの端と当接するリヤガイドを備え、
    上記リヤガイドは、上記幅方向において上記第1凸部及び上記第2凸部の間に位置し、
    上記第1凸部及び上記第2凸部の上端は、上記リヤガイドの上端より上方に位置する搬送装置。
  10. 上記凸部は、上記リヤガイドよりも上記第2向きに位置しており、
    上記凸部の上端は、上記リヤガイドの上端よりも上方に位置している請求項8または9に記載の搬送装置。
  11. 上記凸部は、上記底板に支持されたシートの上記第2向きの端と当接するリヤガイドである請求項6または7に記載の搬送装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の搬送装置と、
    上記搬送路を搬送されるシートに画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置。
  13. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備え、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能な前板と、
    上記底板に設けられており、上記底板に支持されたシートの上記第2向きの端と当接するリヤガイドと、
    上記底板における上記前板よりも上記第1向きの部分から上方へ突出した凸部と、を備え、
    上記前板は、上記底板から上記第2向きに沿った成分を有する向きへ延びた第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上方に位置する第2位置との間で回動可能であり、上記第1位置の上記前板における上方を向く面に、上記前板を把持するための把持部を備えており、
    上記前板が上記第1位置に位置する状態において、上記凸部の上端は、上記把持部の上端よりも上方に位置しており、
    上記凸部は、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の中央より一方側に配置された第1凸部と、
    上記中央より他方側に配置された第2凸部と、を備えており、
    上記リヤガイドは、上記幅方向において上記第1凸部及び上記第2凸部の間に位置し、
    上記第1凸部及び上記第2凸部の上端は、上記リヤガイドの上端より上方に位置する搬送装置。
  14. 開口及びシートの搬送路を有する筐体と、
    上記筐体に対して上記開口を通じて第1向きに挿入可能且つ上記第1向きと逆向きの第2向きに引出可能であり、上記搬送路へ送られるシートを支持するトレイと、を備え、
    上記トレイは、
    シートを支持する底板と、
    上記底板の上記第2向きの端部において回動可能であり、貫通孔が形成された前板と、
    上記底板に設けられており、上記底板に支持されたシートの上記第2向きの端と当接するリヤガイドと、
    上記底板における上記前板よりも上記第1向きの部分から上方へ突出した凸部と、を備え、
    上記前板は、上記底板から上記第2向きに沿った成分を有する向きへ延びた第1位置と、上記前板の先端部が上記第1位置よりも上方に位置する第2位置との間で回動可能であり、
    上記前板が上記第1位置に位置する状態において、上記凸部の上端は上記貫通孔よりも上方に位置しており、
    上記凸部は、
    上記第1向きと直交し且つ上記底板のシート支持面に沿った幅方向における上記底板の中央より一方側に配置された第1凸部と、
    上記中央より他方側に配置された第2凸部と、を備えており、
    上記リヤガイドは、上記幅方向において上記第1凸部及び上記第2凸部の間に位置し、
    上記第1凸部及び上記第2凸部の上端は、上記リヤガイドの上端より上方に位置する搬送装置。
  15. 上記凸部は、上記リヤガイドよりも上記第2向きに位置しており、
    上記凸部の上端は、上記リヤガイドの上端よりも上方に位置している請求項13または14に記載の搬送装置。
  16. 上記凸部は、上記底板に支持されたシートの上記第2向きの端と当接するリヤガイドである請求項6または7に記載の搬送装置。
  17. 請求項13から16のいずれかに記載の搬送装置と、
    上記搬送路を搬送されるシートに画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置。

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