JP7247697B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7247697B2
JP7247697B2 JP2019058571A JP2019058571A JP7247697B2 JP 7247697 B2 JP7247697 B2 JP 7247697B2 JP 2019058571 A JP2019058571 A JP 2019058571A JP 2019058571 A JP2019058571 A JP 2019058571A JP 7247697 B2 JP7247697 B2 JP 7247697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
discharge tray
release
roller
conveying device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019058571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020158247A (ja
Inventor
真豪 佐藤
敬介 若草
毅 伊藤
翔平 市川
慶充 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2019058571A priority Critical patent/JP7247697B2/ja
Publication of JP2020158247A publication Critical patent/JP2020158247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7247697B2 publication Critical patent/JP7247697B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置に関する。
従来、シート搬送装置の一例として、インクジェットプリンタ等の画像形成装置がある。画像形成装置には、装置の前面に開口が形成され、この開口内に給紙トレイ及び排紙トレイが収容されるものがある。このような画像形成装置において、給紙トレイに収容された用紙は、搬送経路に沿って搬送され、所定の位置で画像が形成された後、排紙トレイへ排出される。また、用紙を搬送経路に沿って搬送するため、一対のローラから成る搬送ローラ対が備えられている。そして、画像形成装置の使用中に、搬送経路にて用紙が詰まる不具合(ジャム)が生じる場合がある。
ジャムが発生した場合は、給紙トレイを引き抜いて装置の開口からジャム発生箇所にアクセスし、詰まった用紙を取り除く作業(ジャム処理)が行われる。また、ジャム処理を容易にするため、搬送ローラ対による用紙のニップを手動で解除する機構を備えるものがある。これに対し、ジャム処理の更なる容易化のため、給紙トレイを引き抜くことに連動してローラのニップを解除させる技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2016-193547号公報
しかしながら、ジャムを生じさせた用紙の一部がまだ給紙トレイ上に位置している場合には、給紙トレイを引き抜くことでジャム状態が変化する場合がある。この場合、却ってジャム処理が煩瑣になってしまう可能性がある。
一方、装置の開口をより広く確保してジャム処理をしやすくするため、排紙トレイを着脱式に構成したもの、あるいは、装置の開口が広くなるように排紙トレイを変位可能に構成したものもある。しかしながら、排紙トレイを着脱可能や変位可能にすると、例えば給紙トレイを動かしたときの振動により、あるいは、給紙トレイを引き抜くときに収容されている用紙が干渉することにより、意図せず排紙トレイの姿勢が変化することや、排紙トレイが装置から脱離してしまうことがある。
そこで本発明は、ジャム処理を容易に行えると共に、排紙トレイの意図せぬ姿勢変化及び脱離を回避することができるシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明に係るシート搬送装置は、筐体内に設けられた一対のローラを有し、前記一対のローラ間にシートを挟んで搬送する搬送ローラ対と、前記一対のローラを支持し、前記一対のローラのうち一方のローラが他方のローラに近接する近接位置と、前記一方のローラが前記他方のローラから離間する離間位置との間で変位可能なローラ支持部と、前記ローラ支持部に係合し、前記ローラ支持部の前記近接位置に対応する第1位置と、前記ローラ支持部の前記離間位置に対応する第2位置との間で変位可能なリリース部と、前記リリース部に係合し、前記リリース部の前記第1位置に対応すると共に前記搬送ローラ対により搬送されて前記筐体の排出口から排出されたシートを受け取る受取位置と、前記リリース部の前記第2位置に対応すると共に前記排出口を開放可能とする開放位置との間で変位可能な排出トレイと、前記ローラ支持部を前記離間位置から前記近接位置へ付勢する付勢部と、を備える。
このような構成により、ジャム処理においては、排出トレイを受取位置から開放位置へ移動させることで、筐体の開口を広く確保できると共に、リリース部及びローラ支持部を介して搬送ローラ対のニップを解除することもできる。また、付勢部が、搬送ローラ対にシートをニップさせるだけでなく、排出トレイを開放位置から受取位置へ向かわせる付勢手段も兼ねているため、排出トレイの意図しない離脱等を抑制することができる。
本発明によれば、ジャム処理を容易に行えると共に、排紙トレイの意図せぬ姿勢変化及び脱離を回避することができるシート搬送装置を提供することができる。
図1は、本発明に係るシート搬送装置を適用した実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、画像形成装置が有するリリース機構の模式図である。 図3は、図2に示すリリース機構の動作を示す図面である。 図4は、実施の形態2の画像形成装置が備えるリリース機構の模式図である。 図5は、図4に示すリリース機構の動作を示す図面である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態に係るシート搬送装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下ではシート搬送装置として、インクを被記録シートへ吐出して画像を形成する画像形成装置を例として説明する。ただし、本発明に係るシート搬送装置は、このような画像形成装置への適用に限られない。
[画像形成装置の構成]
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図である。画像形成装置1は、ボックス状の筐体2内に、給紙トレイ(供給トレイ)10、プラテン11及びキャリッジ12を下から順に収容している。このうち給紙トレイ10は、複数の被記録シートSを収容し、筐体2の前部の開口2aを通じて筐体2内への装着及び筐体2外への取り出しが可能になっている。給紙トレイ10の上方のプラテン11は、左右方向に長寸の平板部材であり、前後方向に搬送される被記録シートSを下から支える。プラテン11の上方のキャリッジ12は、液体吐出ヘッド13を搭載しており、液体吐出ヘッド13と共に左右方向に往復移動可能である。
また、プラテン11の前方には、画像形成を終えた被記録シートSを受け取る排紙トレイ(排出トレイ)14が設けられている。排紙トレイ14上に排出された被記録シートSは、筐体2の開口2aを通じてユーザがアクセスして取り出すことができる。なお、本実施の形態に係る画像形成装置1の場合、排紙トレイ14は、給紙トレイ10の上方にて開口2aの内外にわたるようにして配置されている。また、本実施の形態に係る排紙トレイ14は、筐体2から取り外し可能になっている(詳しくは後述)。
なお、本実施の形態に係る各構成の配置と、上述した前後方向、左右方向、及び、上下の方向との関係は一例であり、これに限られない。
給紙トレイ10の後方からは、図1における一点鎖線の矢印で示すように、排紙トレイ14へ至るシート搬送路20が延設されている。シート搬送路20は、一例として、湾曲パス21、ストレートパス22、及びエンドパス23の3つのパスが順次接続された1つの経路として構成されている。このうち湾曲パス21は、給紙トレイ10から上方へ湾曲してプラテン11の後方近傍まで至っている。ストレートパス22は、湾曲パス21の終点からプラテン11の直上を通ってプラテン11の前方近傍まで至っている。エンドパス23は、ストレートパス22の終点から排紙トレイ14まで至っている。
画像形成装置1は、給紙トレイ10の被記録シートSを、シート搬送路20に沿って排紙トレイ14まで搬送するシート搬送機構を備えている。このシート搬送機構は、給送ローラ30、搬送ローラ31、及び排出ローラ34を有している。
給送ローラ30は、給紙トレイ10の直上に設けられ、給紙トレイ10に収容されている最上の被記録シートSに上から当接している。搬送ローラ31は、下方のピンチローラ32と組んで搬送ローラ対33を構成している。つまり、搬送ローラ31とピンチローラ32とは対を成し、この一対のローラ31,32は、その間に被記録シートSを挟んで搬送する搬送ローラ対33を成している。この搬送ローラ対33は、湾曲パス21の下流端近傍に配置され、湾曲パス21とストレートパス22とを接続している。排出ローラ34は、上方の拍車ローラ35と組んで排出ローラ対36を構成し、ストレートパス22の下流端近傍に配置されている。この排出ローラ対36は、ストレートパス22とエンドパス23とを接続している。
このような画像形成装置1において、被記録シートSは、給送ローラ30により湾曲パス21を介して搬送ローラ対33へ供給される。さらに被記録シートSは、搬送ローラ対33によりストレートパス22を介して排出ローラ対36へ送られる。また、被記録シートSがストレートパス22にてプラテン11上に位置するとき、被記録シートSに対して液体吐出ヘッド13からインクが吐出され、被記録シートSに画像が記録される。このようにして画像が記録された被記録シートSは、排出ローラ対36によって排紙トレイ14まで搬送される。
ところで、画像形成装置1は、ジャム処理を容易に行えると共に排紙トレイ14の意図せぬ姿勢変位又は離脱を抑制できるようになっている。画像形成装置1は、そのための構成としてリリース機構100を備えている。以下ではこのリリース機構100について具体的に説明する。
[リリース機構]
図2は、図1に示す画像形成装置1のうちリリース機構100付近の模式的な拡大図である。図2に示すように、リリース機構100は、上述した排紙トレイ14及び搬送ローラ対33を備え、更にローラ支持部40、付勢部50、リリース部60、及び規制部70を備えている。なお、図2では、長寸のリリース部60を一部省略することで短縮化して示している。
ローラ支持部40は、搬送ローラ対33を支持しており、より具体的には、搬送ローラ対33を成す一対のローラ31,32のうち下方のピンチローラ32を回転自在に支持している。そしてローラ支持部40は、ピンチローラ32が搬送ローラ32に近接する近接位置Pa1と、ピンチローラ32が搬送ローラ31から離間する離間位置Pa2(図3(a)参照)と、の間で変位可能になっている。
一例として、ローラ支持部40は、上下方向に延びる支持軸部材41を有し、その上端42にてピンチローラ32を枢支している。また、支持軸部材41の長手方向の途中には、外方へ突出したフランジ43が設けられている。一方、フランジ43の下方には、筐体2に固定的に設けられたフレーム2bがあり、フレーム2bには上下方向の貫通孔2cが形成されている。支持軸部材41においてフランジ43より下側の部分は、この貫通孔2c内を通ってフレーム2bの下方へ突出しており、その下端44には側方へ突出する第1係合突起45が設けられている。
フランジ43とフレーム2bとの間には、付勢部50が介装されている。この付勢部50は、本実施の形態ではコイルスプリングから成り、圧縮された状態で介装されている。従って、付勢部50は、ローラ支持部40を上述した離間位置Pa2から近接位置Pa1へ、換言すれば、ローラ支持部40を介してピンチローラ32を搬送ローラ31に近接する上方へと付勢している。
リリース部60は、ローラ支持部40と排紙トレイ14とを連結する部材であり、前後方向に延びる棒状のリンク部材61、カム部62、及び凹部65を有している。このリンク部材61は、筐体2に適宜設けられたガイド(不図示)により支持され、前後方向にスライドするように変位可能になっている。リリース部60は、リンク部材61の前後方向のスライドによって、後方の第1位置Pb1と前方の第2位置Pb2(図3(A)参照)との間を変位可能である。
リンク部材61の後部には、下面が下方へ突出した輪郭形状を有するカム部62が形成されている。そして、リンク部材61におけるカム部62の前方近傍の下面部分(以下、第1係合面63)、及び、カム部62の下面部分(以下、第2係合面64)には、ローラ支持部40の第1係合突起45が下方から係合している。なお、カム部62の下面の第2係合面64は、一例として前側の傾斜面と後側の水平面とを有している。
リリース部60が後方の第1位置Pb1にあるとき(図2の状態)、第1係合突起45は第1係合面63と係合する。このとき、ローラ支持部40は付勢部50により上方へ付勢されて近接位置Pa1にあり、ピンチローラ32は搬送ローラ31に下方から接している。一方、リリース部60が前方の第2位置Pb2にあるとき(図3(A)の状態)、第1係合突起45は第2係合面64と係合する。リリース部60が第1位置Pb1から第2位置Pb2へと変位する際、第1係合突起45は第2係合面64の前側の傾斜面に沿って下方に押し下げられる。これにより、ローラ支持部40は付勢部50の付勢力に反して相対的に下方の位置、すなわち、離間位置Pa2となる。ローラ支持部40が離間位置Pa2にあるとき、ピンチローラ32は搬送ローラ31から下方に離間している。
リンク部材61の前部には、上方に開口した凹部(被係合部)65が形成されている。この凹部65は、上方への突出部が前後に間隔を空けて設けられて構成されている。排紙トレイ14の後部の側面部分には、側方へ突出した第2係合突起(係合部)80が設けられており、この第2係合突起80が凹部65に篏合するようにして係合する。つまり、凹部65と第2係合突起80とは、前後方向への移動時には互いに係合する。従って、ユーザが排紙トレイ14を前後に移動させると、これに伴ってリリース部60も前後にスライド(変位)する。一方、凹部65に対して第2係合突起80が上方へ移動する際は、凹部65及び第2係合突起80は互いに係合しない。また、排紙トレイ14の前後方向の中央部あるいは前部の側面部分にも、側方へ突出した第3係合突起81が設けられている。
規制部70は、上述した被係合部を成す凹部65、及び、係合部を成す第2係合突起80に加え、溝状又は凹状を成すガイド部70aを備えている。ガイド部70aは、典型的には筐体2の内側面に設けられており、排紙トレイ14の第2係合突起80が篏合して排紙トレイ14の移動範囲を規制すると共に、排紙トレイ14とリリース部60との係合状態を規制する。このガイド部70aは、第1ガイド部71、第2ガイド部72、第3ガイド部73、及び第4ガイド部74を有している。
このうち第1ガイド部71は、前後方向に延びる溝状を成しており、その上下方向の幅寸法は排紙トレイ14の第2係合突起80の径寸法より若干大きく形成されている。従って、排紙トレイ14の第2係合突起80は、この第1ガイド部71に篏合している間は、当該第1ガイド部71に沿って前後方向にのみ移動可能に案内される。
第2係合突起80が第1ガイド部71の後端部分に位置するとき、排紙トレイ14は、シート搬送路20に沿って搬送されて画像形成を終えた被記録シートSを受け取る位置である受取位置Pc1(図2参照)にある。また、排紙トレイ14がこの受取位置Pc1にあるとき、第2係合突起80及び凹部65を介して排紙トレイ14と係合しているリリース部60は上述した第1位置Pb1にあり、更に、ローラ支持部40はピンチローラ32が搬送ローラ31に近接する近接位置Pa1にある。
一方、第2係合突起80が第1ガイド部71の前端部分に位置するとき、排紙トレイ14は、筐体2の開口2a(図1参照)をより広く開放可能な位置である開放位置Pc2にある(図3(A)参照)。また、排紙トレイ14がこの開放位置Pc2にあるとき、第2係合突起80及び凹部65を介して排紙トレイ14と係合しているリリース部60は上述した第2位置Pb2にあり、更に、ローラ支持部40はピンチローラ32が搬送ローラ31から離間する離間位置Pa2にある。
つまり、排紙トレイ14の受取位置Pc1は、リリース部60の第1位置Pb1に対応し、かつ、ローラ支持部40の近接位置Pa1に対応している。また、排紙トレイ14の開放位置Pc2は、リリース部60の第2位置Pb2に対応し、かつ、ローラ支持部40の離間位置Pa2に対応している。
第2ガイド部72は、第1ガイド部71の前端部分から上方へ延びる溝状を成しており、その前後方向の幅寸法は、排紙トレイ14の第2係合突起80の径寸法より若干大きく形成されている。ここで、排紙トレイ14が受取位置Pc1から開放位置Pc2へ向かう方向を「開放方向」と称し、第2係合突起80が第2ガイド部72に沿って第1ガイド部71から離間するように向かう方向を「解除方向」と称する。この場合、解除方向は開放方向とは異なる方向になるように設定されており、上記の通り本実施の形態では、開放方向が前後方向であるのに対し、解除方向は上下方向に設定されている。そして、第1ガイド部71は、第2係合突起80の開放方向への移動を案内し、第2ガイド部72は、第2係合突起80の解除方向への移動を案内する。
第3ガイド部73は、第2ガイド部72の上端部分から前方斜め上方へ延びる溝状を成している。第4ガイド部74は、第3ガイド部73の前端部分から前方へ延びており、前方へ向かうに従って上下方向の幅寸法が大きくなるように側面視で三角形状の開口を有する凹部状に形成されている。また、第4ガイド部74の前端部分は前方へ向かって開放された開放部79を成している。なお、排紙トレイ14が有する第3係合突起81は、排紙トレイ14が受取位置Pc1にあるとき第4ガイド部74内に位置し、排紙トレイ14の自重により第4ガイド部74の下部の壁面に上方から当接している。
[リリース動作]
次に、図2及び図3(A)~(C)を参照しつつ、ユーザが排紙トレイ14を操作したときのリリース機構100の動作について説明する。
はじめに、図2のリリース機構100は、上述したように排紙トレイ14が受取位置Pc1にあり、リリース部60は第1位置Pb1にある。また、このときローラ支持部40は、第1係合突起45がリリース部60の第1係合面63に接しており、相対的に上方の近接位置Pa1にある。従って、ピンチローラ32は搬送ローラ33に近接しており、両ローラ間のニップ距離は最小となっている。
この状態から、ユーザが排紙トレイ14の前端の適所を把持し、前方へ(つまり、筐体2の開口2aから外方へ)引き出す。すると、図3(A)に示すように、排紙トレイ14に対して第2係合突起80及び凹部65を介して係合するリリース部60も、排紙トレイ14と一体になって前方の第2位置Pb2へ移動する。このとき、排紙トレイ14の第2係合突起80の変位は、第1ガイド部71によって前後方向のみに規制される。つまり、第1ガイド部71は、排紙トレイ14とリリース部60との係合状態を規制しており、排紙トレイ14が開放位置Pc2に至るまでは排紙トレイ14とリリース部60との係合状態を維持し、排紙トレイ14を前後方向へのみ移動可能とする。
また、リリース部60が前方へ移動すると、ローラ支持部40の第1係合突起45とリリース部60との相対位置が変化する。つまり、第1係合突起45との係合位置が、第1係合面63から下方の第2係合面64へと移る。これにより、ローラ支持部40は、付勢部50による付勢力に抗って下方の離間位置Pa2へ変位し、上端42で枢支するピンチローラ32も下方へ変位し、ニップ距離が大きくなる。その結果、搬送ローラ対33に挟持されている被記録シートSにジャムが発生した場合でも、この被記録シートSを搬送ローラ対33から解放できる。
一方、図3(A)に示すように、排紙トレイ14を第1ガイド部71に沿って前方へ移動させると、所定位置(ここでは前端)で排紙トレイ14は開放位置Pc2に至る。排紙トレイ14は、開放位置Pc2に位置することで、筐体2の開口2aをより広く開放可能な状態となる。つまり、本実施の形態に係る画像形成装置1においては、排紙トレイ14が開放位置Pc2にあると、受取位置Pc1から開放位置Pc2へ向かう開放方向とは異なる解除方向へ排紙トレイ14を変位させることで、排紙トレイ14とリリース部60との係合状態が解除可能となる。そして、排紙トレイ14を取り外すことで、開口2aの開口面積を最大化できる。
具体的には、ユーザは、開放位置Pc2にある排紙トレイ14を、図3(B)に示すように第2係合突起80が第2ガイド部72に沿って上方(解除方向)へ移動するように操作する。更に、第2係合突起80が第2ガイド部72の上端に到達すると、ユーザは、図3(C)に示すように排紙トレイ14を、第3ガイド部73に沿って前方斜め上方へ移動するように操作する。これにより排紙トレイ14は、第2係合突起80が第4ガイド部74及び開放部79を介し、筐体2から取り外される。
なお、図3(B)及び図3(C)では、排紙トレイ14全体を前上がりの姿勢としているが、これは必須ではない。ユーザは、少なくとも第2係合突起80が位置する後端部分がガイド部70aに沿って移動するように排紙トレイ14を操作すればよい。
以上のような構成の画像形成装置(シート搬送装置)1によれば、シート搬送路20でジャムが発生した場合、排紙トレイ14を前方へ移動させるだけで、搬送ローラ対33のニップを開放でき、かつ、排紙トレイ14をそのまま取り外すことで筐体2の開口2aを広げることができ、ジャム処理を容易に行える。また、排紙トレイ14が受取位置Pc1にあるとき、ローラ支持部40の第1係合突起45はリリース部60の第1係合面63と係合しており、かつ、付勢部50によってその状態を維持する作用が働く。従って、画像形成装置1に外力が付与して振動が生じるなどしても、排紙トレイ14が意図せず変位したり脱離したりするのを抑制することができる。
ところで、図3(B)に示すように、リリース部60が第2位置Pb2にあるとき、第1係合突起45は第2係合面64に当接し、その押圧方向は第2係合面64に垂直な方向となっている。そのため、リリース部60は、第1係合突起45によって第2位置Pb2から第1位置Pb1へ向かうように付勢されることはなく、第2位置Pb2にある状態が維持される。従って、ジャム処理が終了した場合には、上述した説明の逆順に沿って操作することで排紙トレイ14を図2に示す受取位置Pc1に戻すことができる。
なお、本実施の形態では、排紙トレイ14を筐体2から完全に取り外し可能とした構成を例示したが、これに限られない。例えば、ジャム処理のために筐体2内にアクセスする開口面積を広く確保できれば、排紙トレイ14の位置又は姿勢を変化させるだけに止めてもよく、必ずしも取り外せることまでを要しない。また、上述したローラ支持部40、付勢部50、リリース部60、規制部70、及び排紙トレイ14等の各構成は一例であり、適宜必要に応じて他の構成を採用することができる。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係る画像形成装置1が備えるリリース機構101の概略構成を示す模式図である。このリリース機構101は、おおむね、図2に示したリリース機構100と同じであるが、一部において異なる構成を備えている。以下では、この異なる部分について詳述する。
図4に示すリリース機構101は、規制部70のうち第4ガイド部74の下部に係止部75を有している。係止部75は、排紙トレイ14が受取位置Pc1にあるときに、所定の第1姿勢である排紙トレイ14については開放方向への移動を制限し、第1姿勢とは異なる第2姿勢である排紙トレイ14については開放方向への移動を許容する。
具体的に説明すると、本実施の形態では、開放部79の下部が壁部によって部分的に閉ざされており、この壁部が係止部75を成している。そして、第3係合突起81が係止部75の上端より下方にあるときが、排紙トレイ14の「第1姿勢」である。また、排紙トレイ14の前端を持ち上げて第3係合突起81が係止部75の上端を超えたところにあるときが、排紙トレイ14の「第2姿勢」である。換言すれば、排紙トレイ14は、第1姿勢のときよりも第2姿勢のときの方が、前端部が上方に位置する。従って、排紙トレイ14は、排紙トレイ14の前部を持ち上げて第1姿勢から第2姿勢に変更されなければ、受取位置Pc1から変位しないようになっている。
これにより、振動などによる排紙トレイ14の意図せぬ姿勢変化や脱離を、より効果的に抑制することができる。
また、図4に示すリリース機構101は、排紙トレイ14が受取位置Pc1にあるときに、排紙トレイ14の前部を上方に持ち上げた姿勢を維持するため、トレイ支持部76を有している。トレイ支持部76は、第4ガイド部74の内壁に突設されており、その上面は下方に窪んでいて第3係合突起81を載置できるようになっている。
従って、ユーザは、排紙トレイ14の前端部を、第3係合突起81が開口2aから露出する程度に持ち上げ、少し手前に引いて持ち上げた後に後方へ戻すことで、トレイ支持部76の上面に第3係合突起81を載置できる。このとき、排紙トレイ14は、図5に示すように、前端部が給紙トレイ10から離反する上方に位置する姿勢で保持される。
これにより、給紙トレイ10に対して被記録シートSを補給する場合に、排紙トレイ14を取り外したり、ユーザが手で支え続けたりせずとも、給紙トレイ10を臨む開口面積を広く確保することができる。
また、図4に示すリリース機構101では、リリース部60に係合方向制限部66が設けられている。この係合方向制限部66は、凹部65及び第2係合突起80が互いに係合状態にあるときに、互いに開放方向へ離反するように変位して非係合状態となるのを制限する一方、非係合状態から開放方向とは反対方向へ互いに近接するように変位して係合状態となるのを許容する。
より具体的には、上述したように、凹部65は、上方への突出部が前後に間隔を空けて設けられて構成されており、そのうち前側の突出部に、係合方向制限部66が設けられている。この係合方向制限部66は、合成樹脂等の弾性部材やラッチボルト及びバネ等で構成されており、係合方向制限部66に対して第2係合突起80が、後方から前方へ通過するのを制限すると共に、前方から後方へ通過するのを許容する。
これにより、仮に排紙トレイ14が取り外されている間にリリース部60が第2位置Pb2から第1位置Pb1へ戻ってしまった場合であっても、その状態で、排紙トレイ14をリリース部60の凹部65に係合させることができる。なお、係合方向制限部66は、凹部65に設けるのに替えて、第2係合突起80に設けてもよい。
本発明は、シート搬送装置に適用することができる。
1 画像形成装置(シート搬送装置)
2 筐体
10 給紙トレイ
14 排紙トレイ
33 搬送ローラ対
40 ローラ支持部
50 付勢部
60 リリース部
65 凹部(被係合部)
66 係合方向制限部
70 規制部
70a ガイド部
75 係止部
76 トレイ支持部(支持部)
80 第2係合突起(係合部)

Claims (9)

  1. 筐体内に設けられた一対のローラを有し、前記一対のローラ間にシートを挟んで搬送する搬送ローラ対と、
    前記一対のローラを支持し、前記一対のローラのうち一方のローラが他方のローラに近接する近接位置と、前記一方のローラが前記他方のローラから離間する離間位置との間で変位可能なローラ支持部と、
    前記ローラ支持部に係合し、前記ローラ支持部の前記近接位置に対応する第1位置と、前記ローラ支持部の前記離間位置に対応する第2位置との間で変位可能なリリース部と、
    前記リリース部に係合し、前記リリース部の前記第1位置に対応すると共に前記搬送ローラ対により搬送されて前記筐体の排出口から排出されたシートを受け取る受取位置と、前記リリース部の前記第2位置に対応すると共に前記排出口を開放可能とする開放位置との間で変位可能な排出トレイと、
    前記ローラ支持部を前記離間位置から前記近接位置へ付勢する付勢部と、
    を備える、シート搬送装置。
  2. 前記排出トレイと前記リリース部との係合状態を規制する規制部を更に備え、
    前記規制部は、前記排出トレイが前記開放位置にないときは、前記排出トレイと前記リリース部との係合状態を維持し、前記排出トレイが前記開放位置にあるときは、前記受取位置から前記開放位置へ向かう開放方向とは異なる解除方向へ前記排出トレイを変位させることで前記係合状態を解除可能とする、
    請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記排出トレイは、前記リリース部との係合状態が解除されることで、前記筐体から分離して取り外し可能である、
    請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記規制部は、
    前記排出トレイに設けられた係合部と、
    前記リリース部に設けられ、前記開放方向には前記係合部と係合し、前記解除方向には前記係合部と係合しない被係合部と、
    前記排出トレイの前記受取位置から前記開放位置への移動及び前記開放位置から前記解除方向への移動において、前記係合部を案内するガイド部と、を有する、
    請求項2又は3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記係合部及び前記被係合部のうち何れか一方は、前記係合部及び前記被係合部が係合
    状態から前記開放方向へ互いに離反するように変位して非係合状態となるのを制限し、かつ、非係合状態から前記開放方向とは反対方向へ互いに近接するように変位して係合状態となるのを許容する、係合方向制限部を有する、
    請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記排出トレイの前記受取位置から前記開放位置への変位を、前記排出トレイが所定の第1姿勢であるときは制限し、前記第1姿勢とは異なる第2姿勢のときは許容する、係止部を更に備える、
    請求項1~5の何れかに記載のシート搬送装置。
  7. 前記第2姿勢では、前記排出トレイの前記受取位置から前記開放位置へ向かう開放方向における下流側の端部が、前記第1姿勢よりも前記開放方向と直交する上下方向における上方に位置する、
    請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記搬送ローラ対へ供給されるシートが載置される供給トレイを更に備え、
    前記排出トレイは、前記受取位置にあるときに前記供給トレイから離反する方向へ変位可能である、
    請求項1~7の何れかに記載のシート搬送装置。
  9. 前記排出トレイを、前記供給トレイから離反する位置にて支持する支持部を更に備える、
    請求項8に記載のシート搬送装置。
JP2019058571A 2019-03-26 2019-03-26 シート搬送装置 Active JP7247697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019058571A JP7247697B2 (ja) 2019-03-26 2019-03-26 シート搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019058571A JP7247697B2 (ja) 2019-03-26 2019-03-26 シート搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020158247A JP2020158247A (ja) 2020-10-01
JP7247697B2 true JP7247697B2 (ja) 2023-03-29

Family

ID=72641632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019058571A Active JP7247697B2 (ja) 2019-03-26 2019-03-26 シート搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7247697B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031816A (ja) 2008-10-14 2009-02-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012001315A (ja) 2010-06-17 2012-01-05 Brother Industries Ltd トレイ及び画像記録装置
JP2016193547A (ja) 2015-03-31 2016-11-17 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置
JP2017007837A (ja) 2015-06-24 2017-01-12 キヤノン株式会社 プリント装置およびシートカセット
JP2018172182A (ja) 2017-03-31 2018-11-08 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031816A (ja) 2008-10-14 2009-02-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012001315A (ja) 2010-06-17 2012-01-05 Brother Industries Ltd トレイ及び画像記録装置
JP2016193547A (ja) 2015-03-31 2016-11-17 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置
JP2017007837A (ja) 2015-06-24 2017-01-12 キヤノン株式会社 プリント装置およびシートカセット
JP2018172182A (ja) 2017-03-31 2018-11-08 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020158247A (ja) 2020-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4998600B2 (ja) 画像記録装置
JP4935831B2 (ja) 給紙カセット
US9994411B2 (en) Sheet tray, conveyance unit and image recording apparatus
US8919531B2 (en) Image recording apparatus
US8523465B2 (en) Printer with multi-curved intermediate transportation path
JP7247697B2 (ja) シート搬送装置
JP5924160B2 (ja) 給送装置及び画像記録装置
US9731519B2 (en) Conveying device and image recording apparatus
US8714539B2 (en) Recording medium cassette and recording apparatus
US8317187B2 (en) Recording apparatus
US10513405B2 (en) Conveyor device and image recording apparatus
JP7222230B2 (ja) 搬送装置及び画像記録装置
US11155108B2 (en) Image recording apparatus
US11518635B2 (en) Transport device including a cover having a frame engagement feature
JP6372281B2 (ja) 搬送装置及び画像記録装置
US9493318B2 (en) Conveying device
JP7543665B2 (ja) 搬送装置
JP5081756B2 (ja) 画像形成装置
JP5482649B2 (ja) シート給送装置
JP7392257B2 (ja) シート搬送装置及び画像記録装置
CN111830802B (zh) 图像形成装置
JP2006117339A (ja) 給紙装置
JP6528459B2 (ja) 搬送装置
JP2018167986A (ja) 搬送装置
JP2020083647A (ja) 給送装置及び画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7247697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150