JP7221532B2 - 産業用シート材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明を下記の実施例及び比較例を挙げて更に説明するが、本発明の態様はこれらの例の範囲に限定されるものではない。
耐折畳み性(チョークマーク試験)
20cm(タテ)×20cm(ヨコ)に切り出した正方形の試料をタテ半分、ヨコ半分
の四つ折りとした10cm(タテ)×10cm(ヨコ)の折り畳み物をガラス板に挟み、
5kgの重りを乗せ、25℃×10分間静置した後、折り畳み物を展開し、正方形中央
の折跡を観察し、チョークマーク痕の有無、及びチョークマーク痕の程度を評価した。
1:チョークマーク痕が無い
2:軽度のチョークマーク痕
3:著しいチョークマーク痕
シート材断面からの水の浸透抑止効果(初期)
20cm(タテ)×3cm(ヨコ)、及び3cm(タテ)×20cm(ヨコ)に切り出
した短冊形の試料の先端5mmを、3%赤インク水溶液浴中に72時間浸し、これを取
り出し乾燥した試料から熱可塑性樹脂被覆層を高周波溶着により剥離除去し、布帛(織
物)を露出させ、赤インクの最大吸い上げ部を測長し、吸い上げ10mm以内を浸透抑
止効果ありと判定した。熱可塑性樹脂被覆層の除去は、試料と同じシート材を高周波溶
着機で溶着し一体化させたものを強制的に分離することで実施可能である。
※赤インク:(株)パイロットコーポレーション インク赤350R
※(社)日本膜構造協会試験法標準「膜材料の品質及び性能試験方法」(MSAJ/M
-3-2003)13項「耐吸水性A法」準拠
※三軸織物を布帛に用いたシートの場合は、タテ方向、左上及び右上バイアス方向に試
料採取、四軸織物を布帛に用いたシートの場合は、タテ方向及びヨコ方向の2方向の試
料採取
シート材断面からの水の浸透抑止効果(手揉み屈曲ダメージ後)
20cm(タテ)×20cm(ヨコ)に切り出したシート材の中央部を強く擦り付ける
ようにタテ方向及びヨコ方向に各50回手揉みし、次いでシート材のタテとヨコの方向
を持ち換えて、さらに50回手揉みを加え、合計100回の揉み扱きダメージを負荷し
た。
この手揉み試験片の中央部を端部とする10cm(タテ)×3cm(ヨコ)、及び3c
m(タテ)×10cm(ヨコ)に切り出した短冊形の試料の先端5mmを、3%赤イン
ク水溶液浴中に72時間浸し、これを取り出し乾燥した試料から熱可塑性樹脂被覆層を
高周波溶着により剥離除去し、布帛(織物)を露出させ、赤インクの最大吸い上げ部を
測長し、吸い上げ10mm以内を浸透抑止効果ありと判定した。熱可塑性樹脂被覆層の
除去、赤インク、試験方法は上述の通りである。
※三軸織物を布帛に用いたシートの場合は手揉み後、タテ方向、左上及び右上バイアス
方向に試料採取、四軸織物を布帛に用いたシートの場合は手揉み後、タテ方向及びヨコ
方向の2方向の試料採取
シート材断面からの水の浸透抑止効果(機械式屈曲ダメージ後)
12cm(タテ)×2.5cm(ヨコ)、及び2.5cm(タテ)×12cm(ヨコ)
に切り出したシート材をスコット耐揉み摩擦試験機(株式会社東洋精機製作所製)に装
着し、JIS L1096摩耗強さB法(スコット形法)に準拠し、押圧1.0kgf
×1000回の揉み屈曲のダメージを負荷した。
この試験片を3%赤インク水溶液浴中に72時間浸し、これを取り出し乾燥した試料か
ら熱可塑性樹脂被覆層を高周波溶着により剥離除去し、布帛(織物)を露出させ、赤イン
クの最大吸い上げ部を測長し、吸い上げ10mm以内を浸透抑止効果ありと判定した。
熱可塑性樹脂被覆層の除去、赤インク、試験方法は上述の通りである。
※三軸織物を布帛に用いたシートの場合は機械揉み屈曲後、タテ方向、左上及び右上バ
イアス方向に試料採取、四軸織物を布帛に用いたシートの場合は機械揉み屈曲後、タテ
方向及びヨコ方向の2方向の試料採取
〈布帛(1)〉
1000デニール(1111dtex)のポリエステル繊維(フィラメント数192本)からなり、S撚50T/mを施したPETマルチフィラメント糸条を経糸群及び緯糸群に用い、経糸群は1インチ間16本の織組織とし、また緯糸群は1インチ間16本の織組織とする平織物を布帛(1)に用いた。この布帛(1)の質量は150g/m2、空隙率(目抜け部総和)は14%であった。この布帛(1)を、下記〔配合1〕の溶液組成物(1)を充填した液浴中に浸漬し、布帛(1)全体に溶液組成物(1)を含浸させ、織物の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にも溶液組成物(1)を隅々含浸させた。この含浸布帛(1)を引き上げると同時に1対のゴムロール間で圧搾(ピックアップ率65%)し、直後電気炉内120℃の熱風乾燥を行い、織物の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に潤滑補助物質が介在し、付帯してなる質量152.4g/m2の布帛(1A)を得た。配合及びピックアップ率から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.3g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.17g/m2であった。
〔配合1〕溶液組成物(1)
TEMPO酸化セルロースナノファイバー(2質量%水溶液) 100質量部
※セルロース分子中の1級水酸基(6位)のみをカルボキシ基に変換:
繊維幅約3~10nm:繊維長約30~100μm:COOH基量1.3~1.6mmol/g
パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂エマルジョン(固形分18質量%の撥水剤)
10質量部
※C6パーフルオロアルキル基を有するアクリレートと塩化ビニリデンとの共重合体
樹脂
<産業用シート材(1):ターポリン>
布帛(1A)を基材として、その両面に下記〔配合2〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.2mmのカレンダー成型フィルムを表裏の被覆層として、ラミネーターでの熱圧着による溶融ラミネートを施し「被覆層/布帛(1A)/被覆層」断面構造の、厚さ0.7mm、質量830g/m2の産業用シート材(1)のターポリンを得た。産業用シート材(1)が含む布帛(1A)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバーが1.3g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.17g/m2と共存するものである。
〔配合2〕:軟質塩化ビニル樹脂組成物(コンパウンド)
塩化ビニル樹脂(重合度1300) 100質量部
4-シクロヘキセン-1,2-ジカルボン酸ビス(2-エチルヘキシル)(可塑剤)
55質量部
リン酸トリクレジル(防炎可塑剤) 10質量部
エポキシ化大豆油(安定剤兼可塑剤) 5質量部
バリウム/亜鉛複合安定剤 2質量部
三酸化アンチモン(難燃剤) 10質量部
ルチル型酸化チタン(白顔料) 5質量部
ベンゾトリアゾール骨格化合物(紫外線吸収剤) 0.3質量部
〈布帛(2)〉
経糸として20番手双糸のポリエステル短繊維紡績糸条(約5cm長のPETステープルファイバー:S撚り300T/m)2本引揃単位を、27単位/インチの打込密度、及び緯糸として10番手単糸のポリエステル短繊維紡績糸条(約5cm長のPETステープルファイバー:S撚り400T/m)2本引揃単位を、23単位/インチの打込密度で平織製織した空隙率が外観上0、質量240g/m2、の織物を布帛(2)に用いた。この布帛(2)を、〔配合1〕の溶液組成物(1)を充填した液浴中に浸漬し、布帛(2)全体に溶液組成物(1)を含浸させ、織物の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にも溶液組成物(1)を隅々含浸させた。この含浸布帛(2)を引き上げると同時に1対のゴムロール間で圧搾(ピックアップ率77%)し、直後電気炉内120℃の熱風乾燥を行い、織物の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に潤滑補助物質が介在し、付帯してなる質量243g/m2の布帛(2A)を得た。配合及びピックアップ率から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.54g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.38g/m2であった。
<産業用シート材(2):帆布>
布帛(2A)を基材として、その両面に下記〔配合3〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる被覆層をディッピング法で形成し「被覆層/布帛(2A)/被覆層」断面構造の、厚さ0.47mm、質量580g/m2の産業用シート材(2)の帆布を得た。産業用シート材(2)が含む布帛(2A)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバーが1.54g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.38g/m2と共存するものである。
〈配合3〉軟質塩化ビニル樹脂組成物(ペースト)
ペースト塩化ビニル樹脂(重合度1700) 100質量部
4-シクロヘキセン-1,2-ジカルボン酸ビス(2-エチルヘキシル)(可塑剤)
60質量部
塩素化パラフィン(防炎剤兼可塑剤) 5質量部
エポキシ化大豆油 4質量部
三酸化アンチモン(難燃剤) 20質量部
錫系安定剤 2質量部
紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 0.5質量部
酸化チタン(白顔料) 5質量部
希釈溶剤(トリクロロエチレン) 20質量部
※デッピィング:布帛(2)を〔配合3〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物(ペースト)が充填された液浴中にディッピング(浸漬)し、布帛(2)に〔配合3〕の加工液を常圧で含浸させた後、布帛(2)を液浴から引き上げると同時に、ゴム製マングルロールで圧搾し、余分な加工液を除去した後、180℃の熱風炉で3分間ゲル化処理を行うことで被覆層を布帛(2)の全体に含浸被覆形成し、質量580g/m2の帆布を得た
実施例2の布帛(2)を布帛(3)に変更した以外は実施例2と同様とした。
〈布帛(3)〉
経糸条にポリエステル(PET)短繊維紡績糸40番手の双糸(S撚り250T/m)を配置し、緯糸条に20番手のポリエステル(PET)芯鞘紡績糸条を配置し、経糸条打込密度が76本/インチ、緯糸条打込密度が70本/インチの平織物(空隙率が外観上0、質量195g/m2)を布帛(3)に用いた。ポリエステル芯鞘紡績糸条の芯部分は無撚ステープル束で構成され、鞘部分は捲回ステープル束でS方向に螺旋状に被覆されたものである。この布帛(3)を、〔配合1〕の溶液組成物(1)を充填した液浴中に浸漬し、布帛(3)全体に溶液組成物(1)を含浸させ、織物の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にも溶液組成物(1)を隅々含浸させた。この含浸布帛(3)を引き上げると同時に1対のゴムロール間で圧搾(ピックアップ率70%)し、直後電気炉内120℃の熱風乾燥を行い、織物の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に潤滑補助物質が介在し、付帯してなる質量198g/m2の布帛(3A)を得た。配合及びピックアップ率から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.4g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.26g/m2であった。
<産業用シート材(3):帆布>
布帛(3A)を基材として、その両面に〔配合3〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる被覆層をディッピング法で形成し「被覆層/布帛(3A)/被覆層」断面構造の、厚さ0.44mm、質量525g/m2の産業用シート材(3)の帆布を得た。産業用シート材(3)が含む布帛(3A)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバーが1.4g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.26g/m2と共存するものである。
実施例1の産業用シート材(1)のターポリンにおいて、用いる布帛(1)の処理に用いた〔配合1〕の溶液組成物(1)を、〔配合4〕の溶液組成物(2)に変更した以外は実施例1と同様にして、質量152.7g/m2の布帛(1B)を得た。配合及びピックアップ率(72%)から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.44g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.3g/m2であった。
〔配合4〕溶液組成物(2)
カルボキシメチル化セルロースナノファイバー(2質量%水溶液) 100質量部
※セルロースの1級、2級水酸基(2,3,6位)をカルボキシメチル化:
繊維幅約3nm~300nm:繊維長約30~100μm
パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂エマルジョン(固形分18質量%の撥水剤)
10質量部
※C6パーフルオロアルキル基を有するアクリレートと塩化ビニリデンとの共重合体
樹脂
合成スメクタイト 0.05質量部
※シリカ/アルミが2:1の比率で、シリカ四面体(四配位)とアルミ八面体(六配位)
が交互に層状となる構造
布帛(1B)を基材として、その両面に〔配合2〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.2mmのカレンダー成型フィルムを表裏の被覆層として、ラミネーターでの熱圧着による溶融ラミネートを施し「被覆層/布帛(1B)/被覆層」断面構造の、厚さ0.7mm、質量830g/m2の産業用シート材(4)のターポリンを得た。産業用シート材(4)が含む布帛(1B)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にカルボキシメチル化ナノセルロースナノファイバーが1.44g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.3g/m2、及び合成スメクタイト0.036g/m2と共存するものである。
実施例1の産業用シート材(1)のターポリンにおいて、用いる布帛(1)の処理に用いた〔配合1〕の溶液組成物(1)を、〔配合5〕の溶液組成物(3)に変更した以外は実施例1と同様にして、質量152.6g/m2の布帛(1C)を得た。配合及びピックアップ率(70%)から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.4g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.26g/m2であった。
〔配合5〕溶液組成物(3)
アミノシラン変性セルロースナノクリスタル(2質量%水溶液) 100質量部
※平均アスペクト比(平均繊維長/平均繊維径)50以下、
平均繊維径10nm~50nm、平均繊維長300nm~500nmの短繊維
パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂エマルジョン(固形分18質量%の撥水剤)
10質量部
※C6パーフルオロアルキル基を有するアクリレートと塩化ビニリデンとの共重合体
樹脂
ポリアクリル酸ナトリウム 0.05質量部
布帛(1C)を基材として、その両面に〔配合2〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.2mmのカレンダー成型フィルムを表裏の被覆層として、ラミネーターでの熱圧着による溶融ラミネートを施し「被覆層/布帛(1C)/被覆層」断面構造の、厚さ0.7mm、質量830g/m2の産業用シート材(5)のターポリンを得た。産業用シート材(5)が含む布帛(1C)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にアミノシラン変性セルロースナノクリスタルが1.4g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.26g/m2、及び吸水性ポリマー0.035g/m2と共存するものである。
実施例2の産業用シート材(2)の帆布において、用いる布帛(2)の処理に用いた〔配合1〕の溶液組成物(1)を、〔配合4〕の溶液組成物(2)に変更した以外は実施例2と同様にして、質量243.2g/m2の布帛(2B)を得た。配合及びピックアップ率(84%)から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.68g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.5g/m2であった。布帛(2B)を基材として、その両面に〔配合3〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる被覆層をディッピング法で形成し「被覆層/布帛(2B)/被覆層」断面構造の、厚さ0.47mm、質量580g/m2の産業用シート材(6)の帆布を得た。産業用シート材(6)が含む布帛(2B)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にカルボキシメチル化ナノセルロースナノファイバーが1.68g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.5g/m2、及び合成スメクタイト0.042g/m2と共存するものである。
実施例2の産業用シート材(2)の帆布において、用いる布帛(2)の処理に用いた〔配合1〕の溶液組成物(1)を、〔配合5〕の溶液組成物(3)に変更した以外は実施例2と同様にして、質量243.3g/m2の布帛(2C)を得た。配合及びピックアップ率(86%)から算出した潤滑補助物質の介在、付帯量は1.72g/m2、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂の付着量は1.55g/m2であった。布帛(2C)を基材として、その両面に〔配合3〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる被覆層をディッピング法で形成し「被覆層/布帛(2C)/被覆層」断面構造の、厚さ0.47mm、質量580g/m2の産業用シート材(7)の帆布を得た。産業用シート材(7)が含む布帛(2C)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にアミノシラン変性セルロースナノクリスタルが1.72g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.55g/m2、及び合成スメクタイト0.043g/m2と共存するものである。
実施例1の産業用シート材(1)のターポリンにおいて、用いる布帛(1)を、布帛(4)の三軸織物に変更した以外は実施例1と同様にして、質量182.6g/m2の〔配合1〕処理布帛(4A)を得た。(ピックアップ率69%)
〈布帛(4)〉
1000デニール(1111dtex)のポリエステル繊維(フィラメント数192本)からなり、S撚50T/mを施したマルチフィラメント糸条を経糸群及び左上/右上バイアス糸群に用い、経糸群は1インチ間13本の織組織とし、また左上/右上バイアス糸群は各々1インチ間13本の織組織とする三軸平織物を布帛(4)に用いた。この布帛(4)の質量は180g/m2、空隙率(目抜け部総和)は11%であった。
布帛(4A)を基材として、その両面に〔配合2〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.2mmのカレンダー成型フィルムを表裏の被覆層として、ラミネーターでの熱圧着による溶融ラミネートを施し「被覆層/布帛(4A)/被覆層」断面構造の、厚さ0.7mm、質量860g/m2の産業用シート材(8)のターポリンを得た。産業用シート材(8)が含む布帛(4A)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバーが1.38g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.24g/m2と共存するものである。
実施例1の産業用シート材(1)のターポリンにおいて、用いる布帛(1)を、布帛(5)の四軸織物に変更した以外は実施例1と同様にして、質量205g/m2の〔配合1〕処理布帛(5A)を得た。(ピックアップ率78%)
〈布帛(5)〉
750デニール(833dtex)のポリエステル繊維(フィラメント数145本)からなり、S撚50T/mを施したマルチフィラメント糸条を経糸群、緯糸群及び左上/右上バイアス糸群に用い、経糸群及び緯糸群は1インチ間14本の織組織とし、また左上/右上バイアス糸群は各々1インチ間14本の織組織とする四軸平織物を布帛(5)に用いた。この布帛(5)の質量は202g/m2、空隙率(目抜け部総和)は9%であった。
布帛(5A)を基材として、その両面に〔配合2〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.2mmのカレンダー成型フィルムを表裏の被覆層として、ラミネーターでの熱圧着による溶融ラミネートを施し「被覆層/布帛(5A)/被覆層」断面構造の、厚さ0.66mm、質量912g/m2の産業用シート材(9)のターポリンを得た。産業用シート材(9)が含む布帛(5A)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバーが1.56g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.4g/m2と共存するものである。
実施例1の産業用シート材(1)のターポリンにおいて、用いる布帛(1)を、布帛(6)の織物に変更した以外は実施例1と同様にして、質量167.4g/m2の〔配合1〕処理布帛(6A)を得た。(ピックアップ率63%)
〈布帛(6)〉
1000デニール(1111dtex)のポリエステル繊維(フィラメント数192本)からなり、S撚50T/mを施したマルチフィラメント糸条を経糸群、及び緯糸群に用い、経糸群及び緯糸群は1インチ間16本の織組織とし、但し経糸群及び緯糸群の糸条配列1,2,3,4,5・・・n(nは整数)において、10の倍数(10,20,30・・・)本目毎に、4,6-ジアミノレゾルシノールとテレフタル酸との重縮合物から乾式紡糸されたポリベンゾオキサゾールの延伸マルチフィラメント糸条(1100dtex:フィラメント本数664、S撚50T/m)が格子状に置換挿入し、ポリベンゾオキサゾール(PBO)の延伸マルチフィラメント糸条の糸本数による含有率を10%本とするリップストップ織物を布帛(6)に用いた。この布帛(6)の質量は165g/m2、空隙率(目抜け部総和)は14%であった。
布帛(6A)を基材として、その両面に〔配合2〕の軟質塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.2mmのカレンダー成型フィルムを表裏の被覆層として、ラミネーターでの熱圧着による溶融ラミネートを施し「被覆層/布帛(6A)/被覆層」断面構造の、厚さ0.70mm、質量845g/m2の産業用シート材(10)のターポリンを得た。産業用シート材(10)が含む布帛(6A)は、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバーが1.26g/m2介在、付帯し、パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂1.13g/m2と共存するものである。
実施例1~10の産業用シート材(1)~(10)の両面に下記〔配合6〕のアクリル系樹脂塗料を100メッシュのグラビアロールにより塗工し、120℃の熱風炉で2分間加熱乾燥し、アクリル系樹脂塗膜層(5g/m2/片面)を表裏に形成し中間体a(1~10)とした。
〔配合6〕アクリル系樹脂塗料
メタアクリル酸アルキルエステル・アクリル酸アルキルエステル共重合体
100質量部
メチルエチルケトン(MEK希釈剤) 250質量部
トルエン(希釈剤) 250質量部
次にこの中間体a(1~10)の片表面に下記〔配合7〕のアミノエチル化アクリル樹脂エポキシ組成物の溶液を100メッシュのグラビアロールにより塗工し、120℃の熱風炉で2分間加熱乾燥し、アクリル系樹脂塗膜層(5g/m2/片面)を表面側に半硬化の状態で付帯する中間体b(1~10)を得た。
〔配合7〕アミノエチル化アクリル樹脂エポキシ組成物
メタクリル酸アルキルエステル・アクリル酸アルキルエステル・メタクリル酸共重合
物のカルボキシル基にポリエチレンイミンをグラフトし、
側鎖が、-COO(CH2CH2NH)nHの化学式で示されるアミン価(固形分1g
に含むアミンmmol数)0.7~1.3mmol/gの一級アミノ基含有アクリル系樹脂
100質量部
エポキシ樹脂(エポキシ当量260g/eqのビスフェノールA骨格含有3官能
エポキシ樹脂) 20質量部
メチルエチルケトン(MEK希釈剤) 150質量部
トルエン(希釈剤) 150質量部
次に、この中間体b(1~10)のアミノエチル化アクリル樹脂エポキシ半硬化物層面側に、厚さ25μm、53g/m2のポリビニリデンフルオライド(PVdF)フィルムのコロナ処理面側を対向し、150℃の熱ロール条件でラミネーターを通過させ、熱圧着してフッ素系樹脂フィルムを積層し、これを防汚層とした。各々実施例1~10の産業用シート材を基材に、フッ素系樹脂フィルムを防汚層とする産業用シート材(11)~(20)を得た。
実施例1の産業用シート材(1)の設計から、布帛(1)への〔配合1〕による溶液組成物(1)の処理を省略した以外は実施例1と同様として、厚さ0.7mm、質量827.6g/m2の産業用シート材(ターポリン)を得た。この産業用シート材が含む布帛(1)は実施例1とは異なり、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点にも、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にも酸化ナノセルロースナノファイバー(潤滑補助物質)は介在せず、またパーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂も存在するものではない。従って、このシート材の耐折畳み性(チョークマーク試験)は、特に織物(布帛)の糸条間及び糸条交点にナノセルロースナノファイバーが介在しないことでチョークマーク痕が著しく、また糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にも酸化ナノセルロースナノファイバー(潤滑補助物質)が存在していないことで、シート材断面からの水の浸透抑止効果(初期/手揉み屈曲ダメージ後/機械式屈曲ダメージ後)は、各々実施例1~10のどのシート材の性能よりも大きく劣り、25~74mmの吸い上げ長を示した。比較例1のシート材では水の浸透抑止効果が全く認められないため、屋外使用でシート材内部に黴発生の問題を生じるレベルと判断した。
実施例1の産業用シート材(1)の設計において、布帛(1)への〔配合1〕を下記〔配合8〕に変更した以外は実施例1と同様として、厚さ0.7mm、質量828.7g/m2の産業用シート材(ターポリン)を得た。この産業用シート材が含む布帛は実施例1とは異なり、織物(布帛)の糸条間及び糸条交点と、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に酸化ナノセルロースナノファイバー(潤滑補助物質)は介在していない。このシート材の耐折畳み性(チョークマーク試験)は、特に織物(布帛)の糸条間及び糸条交点に酸化ナノセルロースナノファイバー(潤滑補助物質)が介在しないことでチョークマーク痕が認められた。一方、シート材断面からの水の浸透抑止効果(初期/手揉み屈曲ダメージ後/機械式屈曲ダメージ後)は、初期的には10mm以下の基準内の水の吸い上げ長さを示したが、手揉み屈曲ダメージ後/機械式屈曲ダメージ後のシート材では、糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)にも酸化ナノセルロースナノファイバー(潤滑補助物質)が存在していないため、各々実施例1~10のどのシート材の性能よりも劣る17~22mmの基準値を外れる吸い上げ長を示した。比較例2のシート材では水の浸透抑止効果が不十分であるため、屋外使用でシート材内部に侵入する黴の問題を生じかねないレベルと判断される。
〔配合8〕溶液組成物(4)
パーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂エマルジョン(固形分18質量%の撥水剤)
10質量部
※C6パーフルオロアルキル基を有するアクリレートと塩化ビニリデンとの共重合体
樹脂
希釈水 100質量部
2:被覆層
3:布帛(織物)
3-1:経糸条
3-2:緯糸条
3-3:フィラメント
4:潤滑補助物質
Claims (11)
- 布帛の表裏に熱可塑性樹脂組成物による被覆層が設けられた可撓性積層体による産業用シート材であって、前記布帛が、マルチフィラメント糸条、短繊維紡績糸条、及びカバリング糸条、から選ばれた1種以上の糸条を含む織物であって、かつ、少なくともこの織物の糸条間及び糸条交点に、セルロースナノファイバー、変性セルロースナノファイバー、セルロースナノクリスタル、及び変性セルロースナノクリスタル、から選ばれた1種以上の潤滑補助物質が介在していることを特徴とする産業用シート材。
- 1)前記変性セルロースナノファイバー、及び2)前記変性セルロースナノクリスタルが共に、カルボキシメチル化、酸化変性、エステル化(ホウ酸エステル化、リン酸エステル化、ケイ酸エステル化、から選ばれた1種以上)、イソシアネート化、シランカップリング剤処理(アミノシラン変性、ビニルシラン変性、エポキシシラン変性、メタクリルシラン変性、アクリルシラン変性、クロルシラン変性、メルカプトシラン変性、イソシアヌレートシラン変性、イソシアネートシラン変性、から選ばれた1種以上)、から選ばれた1種以上の変性がなされたセルロース物質である請求項1に記載の産業用シート材。
- 前記糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に、前記潤滑補助物質を付帯する請求項1または2に記載の産業用シート材。
- 前記潤滑補助物質がパーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂と混用される請求項1~3の何れか1項に記載の産業用シート材。
- 前記潤滑補助物質がパーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂及び合成スメクタイトまたは吸水性ポリマーと混用される請求項1~3の何れか1項に記載の産業用シート材。
- 前記織物が、1)経糸及び緯糸とする織物、または2)経糸及び左上/右上バイアス糸とする三軸織物、または3)経糸、緯糸及び左上/右上バイアス糸とする四軸織物、の何れかである請求項1~5の何れかに記載の産業用シート材。
- 前記織物が、ポリベンゾイミダゾール系、ポリベンゾオキサゾール系、ポリベンゾチアゾール系、及びこれらの共重合高分子(ベンゾイミダゾール-ベンゾオキサゾール共重合系、ベンゾイミダゾール-ベンゾチアゾール共重合系、ベンゾオキサゾール-ベンゾチアゾール共重合系、ベンゾイミダゾール-ベンゾオキサゾール-ベンゾチアゾール共重合系、芳香族ポリアミド成分を含む上記共重合系)、の群から選ばれた1種以上の芳香族複素環高分子繊維からなる糸条を含んでいる請求項1~6の何れか1項に記載の産業用シート材。
- セルロースナノファイバー、変性セルロースナノファイバー、セルロースナノクリスタル、及び変性セルロースナノクリスタル、から選ばれた1種以上の潤滑補助物質、及びパーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂、を混用して含む液状組成物を用い、a)布帛に塗布、乾燥させる工程、またはb)布帛を前記液状組成物中に浸漬、引上げて乾燥させる工程、の何れかの工程、及びこの工程により得られた下処理布帛の表裏に熱可塑性樹脂組成物による被覆層を設ける工程、を含み、少なくともこの下処理布帛の糸条間及び糸条交点に、前記潤滑補助物質を介在させることを特徴とする産業用シート材の製造方法。
- 前記布帛が、マルチフィラメント糸条、短繊維紡績糸条、及びカバリング糸条、から選ばれた1種以上の糸条を含む織物で、1)経糸及び緯糸とする織物、または2)経糸及び左上/右上バイアス糸とする三軸織物、または3)経糸、緯糸及び左上/右上バイアス糸とする四軸織物、の何れかで、しかも前記糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に、前記潤滑補助物質を付帯させる請求項8に記載の産業用シート材の製造方法。
- セルロースナノファイバー、変性セルロースナノファイバー、セルロースナノクリスタル、及び変性セルロースナノクリスタル、から選ばれた1種以上の潤滑補助物質、及びパーフルオロアルキル基含有共重合体樹脂、を混用して含む液状組成物を用い、a)糸条に塗布、乾燥させる工程、またはb)糸条を前記液状組成物中に浸漬、引上げて乾燥させる工程、の何れかの工程、により得られた下処理糸条を、1)経糸及び緯糸とする織物、または2)経糸及び左上/右上バイアス糸とする三軸織物、または3)経糸、緯糸及び左上/右上バイアス糸とする四軸織物、の何れかの布帛とする工程、この布帛の表裏に熱可塑性樹脂組成物による被覆層を設ける工程、を含み、少なくともこの布帛の糸条間及び糸条交点に、前記潤滑補助物質を介在させることを特徴とする産業用シート材の製造方法。
- 前記糸条が、マルチフィラメント糸条、短繊維紡績糸条、及びカバリング糸条、から選ばれた1種以上で、しかも前記糸条の表面及び内部(フィラメント同士の隙間)に、前記潤滑補助物質を付帯させる請求項10に記載の産業用シート材の製造方法。
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