JP7217724B2 - 異常通知システム及び異常通知方法 - Google Patents
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Description
また、本発明は、上記の発明において、前記検出手段は、前記踏切に設置された警報機により警報を発する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記踏切内に所定の移動体が一定時間以上停止することにより、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する。
まず、本実施形態に係る異常通知システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係る異常通知システムの概要を説明するための説明図である。なお、以下に示す実施形態では、電車が通過する踏切に適用した場合について説明する。
次に、図1に示した情報処理装置30の構成について説明する。図2は、図1に示した情報処理装置30の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置30は、カメラ10及び無線通信装置20と接続され、記憶部31及び制御部32を有する。
次に、図1に示した監視センタ装置100の構成について説明する。図4は、図1に示した監視センタ装置100の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、監視センタ装置100は、表示部101、入力部102及び無線通信装置110と接続され、記憶部103及び制御部104を有する。
次に、情報処理装置30の処理手順について説明する。図6は、情報処理装置30の処理手順を示すフローチャートである。まず、カメラ10の映像から画像を切り出し(ステップS101)、切り出した画像を画像データ31aとして記憶部31に記憶する。その後、画像の画像解析により、踏切内に存在する自動車を検出する(ステップS102)。
次に、監視センタ装置100の処理手順について説明する。図7は、監視センタ装置100の処理手順を示すフローチャートである。まず、監視センタ装置100が電車から位置情報を受信する(ステップS201;Yes)。そして、電車位置データ103a内の該電車に係る直近の位置とから、該電車の進行方向を算出する(ステップS202)。
ところで、上記実施形態では、電車の現在位置が踏切から一定の距離内である場合に、映像と異常情報を表示することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、電車が踏切に近づけば近づくほど、緊急性が高い異常情報を電車の表示装置に表示するよう構成することもできる。監視センタ装置100は、複数の異なる判定閾値(例えば、400mと200m)を記憶しておき、電車と踏切の距離dが200~400m内である場合には、「踏切内自動車停車中」と表示し、電車と踏切の距離dが200m以内である場合には、「緊急停止せよ(踏切内自動車停車中)」と表示して、即座に運転手に対応を取らせることもできる。また、電車と踏切の距離dが200m以内である場合に、踏切内に停車する自動車の部分を拡大した映像を表示するよう構成することもできる。
上記実施形態では、主として踏切内の自動車が停車中である場合について説明したが、人、自転車、自動二輪車などの各種移動体が存在する場合に適用することもできる。また、踏切内に移動体は存在しないが、踏切周辺で火災などの異常が発生した場合に適用することもできる。
20 無線通信装置
30 情報処理装置
31 記憶部
31a 画像データ
31b 判定閾値データ
31c テンプレートデータ
32 制御部
32a 画像受付部
32b 自動車検出部
32c 判定部
32d 通知部
100 監視センタ装置
101 表示部
102 入力部
103 記憶部
103a 電車位置データ
103b 踏切位置データ
103c 判定閾値データ
103d 路線地図データ
104 制御部
104a 電車位置受信部
104b 異常情報受信部
104c 表示制御部
104d 接近電車検出部
104e 判定部
104f 異常情報転送部
110 無線通信装置
Claims (7)
- 線路又はそれに準じる軌道上を走行する鉄道車両が通過する踏切の監視領域若しくはその近傍に配設された情報処理装置と、前記鉄道車両を監視する監視センタ装置とを有し、前記監視領域における異常を検出して前記鉄道車両に通知する異常通知システムであって、
前記情報処理装置は、
前記踏切に設置された遮断機が降下する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに、前記踏切又はその周辺に侵入した車両又は人が一定時間以上停滞して異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された異常状態に対応する異常情報を前記監視センタ装置に対して通知する第1の通知手段とを有し、
前記監視センタ装置は、
前記情報処理装置から通知された異常情報と、前記鉄道車両から通知された位置情報とに基づいて、前記異常情報を通知する鉄道車両を判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された鉄道車両に対して前記異常情報を通知する第2の通知手段とを有する
異常通知システム。 - 前記監視センタ装置は、
前記鉄道車両から通知された位置と前記踏切との距離に応じて、前記鉄道車両に通知する異常情報の内容を変更する異常情報変更手段をさらに備えた請求項1に記載の異常通知システム。 - 前記監視領域を撮像する撮像手段をさらに備え、
前記情報処理装置及び前記監視センタ装置を介して、前記異常情報とともに前記撮像手段で撮像した映像を前記鉄道車両に通知する請求項1又は2に記載の異常通知システム。 - 前記鉄道車両は、
運転席に設けられた表示装置に、前記監視センタ装置から通知された前記異常情報及び前記映像を表示制御する請求項3に記載の異常通知システム。 - 前記鉄道車両は、
前記監視センタ装置から通知された前記異常情報に基づいて前記鉄道車両の走行を自動制御する請求項1~4のいずれか一つに記載の異常通知システム。 - 前記検出手段は、
前記踏切に設置された警報機により警報を発する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記踏切内に所定の移動体が一定時間以上停止することにより、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する請求項1~5のいずれか一つに記載の異常通知システム。 - 線路又はそれに準じる軌道上を走行する鉄道車両が通過する踏切の監視領域若しくはその近傍に配設された情報処理装置と、前記鉄道車両を監視する監視センタ装置とを有し、前記監視領域における異常を検出して前記鉄道車両に通知する異常通知システムにおける異常通知方法であって、
前記情報処理装置が、前記踏切に設置された遮断機が降下する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに、前記踏切又はその周辺に侵入した車両又は人が一定時間以上停滞して異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する検出工程と、
前記情報処理装置が、前記検出工程により検出された異常状態に対応する異常情報を前記監視センタ装置に対して通知する第1の通知工程と、
前記監視センタ装置が、前記情報処理装置から通知された異常情報と、前記鉄道車両から通知された位置情報とに基づいて、前記異常情報を通知する鉄道車両を判定する判定工程と、
前記監視センタ装置が、前記判定工程により判定された鉄道車両に対して前記異常情報を通知する第2の通知工程と
を含む異常通知方法。
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