JP7217724B2 - 異常通知システム及び異常通知方法 - Google Patents

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Description

この発明は、踏切での異常の発生を検知し、該踏切に接近する電車に対して迅速に通知することができる異常通知システム及び異常通知方法に関する。
従来、鉄道線路と道路が平面交差する踏切は、歩行者又は自動車等の移動体と電車とが衝突して重大の事故を起こす可能性がある危険領域である。このため、かかる踏切には、警報機と遮断機を設置し、踏切の一定距離内に電車が近づくと、警報機に設けられた2個以上の赤色閃光灯を交互に点滅するとともに、警報機からカンカンという音を発し、その後に自動遮断機の遮断棒を降下させ、踏切内への移動体の侵入を抑制している。
このように遮断棒による踏切内への移動体の侵入を抑制したとしても、電車が踏切を通過するときに踏切内の移動体と接触し、重大事故に至るケースがある。このため、固定カメラにより踏切を撮像し、電車の運転席に搭載された表示装置に該踏切の映像を表示する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017-087978号公報
しかしながら、この特許文献1のものは、電車が踏切手前の所定位置に到達した時点で、該電車の運転席に搭載された表示装置に踏切内の映像を表示するよう構成したものであり、踏切内の異常情報を表示するものではないため、電車の運転手が、これから通過する踏切の異常の実態を正確に把握するまでに時間を要する場合がある。
したがって、この特許文献1を用いて電車の表示装置に映像を表示したとしても、電車の運転手が踏切内の状況に適正に対処できず、その結果として重大事故が発生する可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、踏切に接近する電車の運転手が踏切内での異常状況をいち早く把握することができる異常通知システム及び異常通知方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、線路又はそれに準じる軌道上を走行する鉄道車両が通過する踏切の監視領域若しくはその近傍に配設された情報処理装置と、前記鉄道車両を監視する監視センタ装置とを有し、前記監視領域における異常を検出して前記鉄道車両に通知する異常通知システムであって、前記情報処理装置は、前記踏切に設置された遮断機が降下する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに、前記踏切又はその周辺に侵入した車両又は人が一定時間以上停滞して異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された異常状態に対応する異常情報を前記監視センタ装置に対して通知する第1の通知手段とを有し、前記監視センタ装置は、前記情報処理装置から通知された異常情報と、前記鉄道車両から通知された位置情報とに基づいて、前記異常情報を通知する鉄道車両を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された鉄道車両に対して前記異常情報を通知する第2の通知手段とを有する。
また、本発明は、上記の発明において、前記検出手段は、前記踏切における画像において、所定の移動体が前記踏切内に所定の時間以上存在するか否かに基づいて前記異常状態を検出する。
また、本発明は、上記の発明において、前記検出手段は、前記踏切における画像において、前記踏切の周囲に異常が存在するか否かに基づいて前記異常状態を検出する。
また、本発明は、上記の発明において、前記監視センタ装置は、前記鉄道車両から通知された位置と前記踏切との距離に応じて、前記鉄道車両に通知する異常情報の内容を変更する異常情報変更手段をさらに備える。
また、本発明は、上記の発明において、前記監視領域を撮像する撮像手段をさらに備え、前記情報処理装置及び前記監視センタ装置を介して、前記異常情報とともに前記撮像手段で撮像した映像を前記鉄道車両に通知する。
また、本発明は、上記の発明において、前記鉄道車両は、運転席に設けられた表示装置に、前記監視センタ装置から通知された前記異常情報及び前記映像を表示制御する。
また、本発明は、上記の発明において、前記鉄道車両は、前記監視センタ装置から通知された前記異常情報に基づいて前記鉄道車両の走行を自動制御する。
また、本発明は、上記の発明において、前記検出手段は、前記踏切に設置された警報機により警報を発する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記踏切内に所定の移動体が一定時間以上停止することにより、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する。
また、本発明は、線路又はそれに準じる軌道上を走行する鉄道車両が通過する踏切の監視領域若しくはその近傍に配設された情報処理装置と、前記鉄道車両を監視する監視センタ装置とを有し、前記監視領域における異常を検出して前記鉄道車両に通知する異常通知システムにおける異常通知方法であって、前記情報処理装置が、前記踏切に設置された遮断機が降下する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに、前記踏切又はその周辺に侵入した車両又は人が一定時間以上停滞して異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する検出工程と、前記情報処理装置が、前記検出工程により検出された異常状態に対応する異常情報を前記監視センタ装置に対して通知する第1の通知工程と、前記監視センタ装置が、前記情報処理装置から通知された異常情報と、前記鉄道車両から通知された位置情報とに基づいて、前記異常情報を通知する鉄道車両を判定する判定工程と、前記監視センタ装置が、前記判定工程により判定された鉄道車両に対して前記異常情報を通知する第2の通知工程とを含む。
本発明によれば、踏切に接近する電車の運転手が踏切内での異常状況をいち早く把握することができる。
図1は、実施形態に係る異常通知システムの概要の説明図である。 図2は、図1に示した情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、図2に示した画像データ及び判定閾値データの一例を示す図である。 図4は、図1に示した監視センタ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、図4に示した電車位置データ、踏切位置データ及び判定閾値データの一例を示す図である。 図6は、図2に示した情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、図4に示した監視センタ装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る異常通知システム及び異常通知方法の好適な実施形態を詳細に説明する。
<異常通知システムの概要>
まず、本実施形態に係る異常通知システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係る異常通知システムの概要を説明するための説明図である。なお、以下に示す実施形態では、電車が通過する踏切に適用した場合について説明する。
従来、鉄道線路と道路が平面交差する踏切は、歩行者、自転車、カート、自動二輪車又は自動車等の移動体と電車とが衝突して重大の事故を起こす可能性がある危険領域である。このため、かかる踏切には、警報機と遮断機を設置し、踏切の一定距離内に電車が近づくと、警報機に設けられた2個以上の赤色閃光灯を交互に点滅させるとともに、警報機からカンカンという警告音を発報し、移動体に対して電車の到来を告げる。その後、自動遮断機の遮断棒を降下させ、踏切内への移動体の侵入を抑制している。
しかしながら、1両あたり30~40tと重い車両からなる電車は、緊急ブレーキ操作によって至短時間で停止することができず、電車が緊急ブレーキを掛けてから電車が停車するまでには、数百mの距離、数十秒の時間を要する。このため、電車の運転手は、いち早く踏切内の異常状況を把握する必要がある。
このため、電車が踏切手前の所定位置に到達したならば、該踏切に設置された固定カメラによる映像を該電車の運転席に搭載された表示装置に表示する技術が知られてる(特開2017-087978号公報を参照)。この先行技術によれば、例えば踏切内に自動車が立ち往生している場合に、運転手がその状況を察知して緊急ブレーキ操作を行うことができる。
しかしながら、この先行技術において、電車の運転手が表示装置上で視認することができる映像は、同じ時点での踏切内のリアルタイムな映像そのものであるため、運転手が踏切内での異常の兆候を見過ごしてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、監視センタ装置100が、電車の位置情報(GPS情報)を取得する。一方、踏切における異常状態を検出したならば、踏切内の映像と異常状態を示す異常情報とを該踏切に接近する電車に対して通知する。
この「異常状態」とは、電車が該踏切を通過するときに危険の要因すなわち異常をもたらす可能性がある異常状態を意味する。現時点では踏切において異常が発生しているか否かが問題なのではなく、電車が踏切を通過するときに事故を引き起こす可能性があるか否かが問題だからである。本実施形態における「異常状態」は、上記の異常状態を示すものとする。
例えば、踏切内に進入した自動車が一定時間(例えば3秒)以上踏切内に停車している場合には異常状態(異常となる可能性がある状態)であると検出し、「踏切内自動車停車中」との異常情報がカメラ10の映像とともに監視センタ装置100に通知される。なお、検出対象となる異常と異常情報を対応づけてあらかじめ記憶するよう構成することもできる。
監視センタ装置100は、電車の現在位置が踏切から一定距離内であれば、該電車の運転席に搭載された表示装置に踏切の映像と異常情報を通知し、電車の表示装置に踏切の映像と異常情報を表示する。これにより、電車の運転手が異常情報から踏切の異常の可能性を察知し、踏切における異常を見逃す可能性を低減することができる。
具体的には、図1に示すように、踏切の異常状態を検出するため、踏切にはカメラ10と情報処理装置30とが設置される。カメラ10と情報処理装置30は、相互に無線通信が可能である。なお、カメラ10と情報処理装置30とを有線LAN等で接続することもできる。カメラ10は、例えば踏切近傍の架線柱の上部などに固定的に設置される。また、踏切付近に陸橋などが存在する場合には、この陸橋の所定の位置にカメラを固定的に設置することもできる。
情報処理装置30は、例えば踏切近傍又は陸橋の架線柱の地上部分などに設置され、カメラ10及び監視センタ装置100と無線通信を行うことができる。監視センタは、路線上に所在する複数の踏切の状況を監視するセンタであり、この監視センタには監視センタ装置100が設置される。監視センタ装置100は、電車の運転席に搭載された表示装置及び情報処理装置30と無線通信が可能である。電車の運転席付近には、GPS信号受信装置が搭載されており、電車の運転席の位置情報を取得することができる。
電車に搭載されたGPS信号受信装置は、自装置の位置情報を一定時間毎に取得し、取得した位置情報を監視センタ装置100に通知する(S1)。情報処理装置30は、カメラ10により撮像された映像から一定時間毎に画像を切り出し(S2)、切り出した画像を画像解析することにより異常状態を検出する(S3)。例えば、踏切内に進入した自動車が一定時間(例えば3秒)以上踏切内に停車している場合には異常状態であると判定し、「踏切内自動車停車中」との異常情報を監視センタ装置100に通知する。なお、かかる異常情報の他の例についての説明は後述する。
情報処理装置30は、監視センタ装置100に対して異常情報を通知するとともに、カメラの映像を配信する(S4)。監視センタ装置100は、電車の位置情報と踏切の位置情報から、踏切から一定距離内にある電車を特定し、特定した電車の運転席に搭載されている表示装置に対して、異常情報とカメラの映像を転送する(S5)。
このように、本実施形態に係る異常通知システムは、踏切での異常情報を特定し、踏切に接近する電車に対して異常情報と映像を通知するよう構成することにより、電車の運転手が踏切での異常を見過ごす事態を防ぎ、大事故の発生を未然に防止することができる。
<情報処理装置30の構成>
次に、図1に示した情報処理装置30の構成について説明する。図2は、図1に示した情報処理装置30の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置30は、カメラ10及び無線通信装置20と接続され、記憶部31及び制御部32を有する。
カメラ10は、例えばCCD(Charge Coupled Device)からなる撮像装置であり、踏切周辺の映像を撮像する。無線通信装置20は、監視センタ装置100との間で無線通信を行う通信装置である。
記憶部31は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、画像データ31a、判定閾値データ31b及びテンプレートデータ31cを記憶する。画像データ31aは、カメラの映像から一定時間毎に画像を抽出したデータである。判定閾値データ31bは、踏切内の移動体の移動速度が一定値以上であるか否かを判定するための閾値データである。テンプレートデータ31cは、画像に含まれる自動車の比較対象となるデータである。
制御部32は、情報処理装置30の全体制御を行う制御部であり、画像受付部32a、自動車検出部32b、判定部32c及び通知部32dを有する。実際には、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、画像受付部32a、自動車検出部32b、判定部32c及び通知部32dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
画像受付部32aは、カメラ10から送信された画像を受け付ける処理部である。なお、カメラ10からMPEG等で圧縮された動画像(映像)を受け付けた場合には、この動画像から一定時間毎に画像を切り出し、画像データ31aとして記憶部31に記憶する。
自動車検出部32bは、踏切内に進入した自動車を検出する処理部である。具体的には、記憶部31に記憶した自動車のテンプレートデータ31cを用いて、公知技術である画像のテンプレートマッチング処理を行うことにより、画像内の自動車を検出する。かかるテンプレートデータ31cには、大型トラック、乗用車などの複数のテンプレートを含めることもできる。なお、自動車検出部32bは、複数の画像に含まれる自動車の位置により、踏切における自動車の停車時間を算出する。
なお、本実施形態では、「テンプレートマッチング技術を用いて自動車を検出する」場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば深層学習を用いて自動車を検出することもできる。具体的には、停車中の自動車を示す複数の画像、移動中の自動車を示す複数の画像を学習データとし、この学習データを用いて多層ニューラルネットワークに教師有り学習をさせ、学習済モデルを生成する。この学習済モデルに踏切内の画像を入力することにより、学習済モデルから自動車が含まれる確率と、踏切内での停止時間とを出力することができる。
判定部32cは、踏切が異常状態であるか否かを判定する処理部である。具体的には、踏切内での自動車の停車時間tが判定閾値データ31b(例えば、3秒)以上であるならば、異常状態であると判定する。
ここで、「踏切内に自動車が3秒以上停車した場合」を異常状態であると判定することとしたが、警報機が警報音を発して遮断機を降下させた後である必要はなく、警報機が警報音を発する前であっても構わない。電車の位置によっては、異常状態となったときには警報機が警報音を発していないものの、その後に警報機が警報音を発する場合もあるためである。
なお、本実施形態では、「踏切内に自動車が3秒以上停車した状態」を異常状態であると判定する場合について説明するが、他の状態を異常状態であると判定することもできる。例えば、「踏切内に同一人物が所定の時間(例えば、15分)以上存在する場合」を異常状態であると判定することもできる。一般的に、電車の利用客及び通行人は、踏切内に長時間留まる可能性は低い。一方、認知症者又は怪我人は踏切内に長時間留まる可能性があり、その後の事故に繋がる可能性がある。このため、かかる場合を異常状態であると判定することができる。なお、同一人であるか否かを識別する場合には、顔画像など個人特徴情報を用いた公知の認証処理を行うことが望ましい。
異常情報通知部32dは、判定部32cにより異常状態であると判定された場合に、無線通信装置20を介して監視センタ装置100に異常情報を通知するとともに、監視センタ装置100にカメラ10の映像を配信する。なお、ここでは図示省略したが、検出対象となる異常と異常情報を対応づけてあらかじめ記憶部31に記憶することになる。
次に、図2に示した画像データ31a及び判定閾値データ31bの一例について説明する。図3は、図2に示した画像データ31a及び判定閾値データ31bの一例を示す図である。図3(a)に示す画像データ31aは、カメラ10の映像から切り出した画像データである。具体的には、この画像データ31aは、撮像日時「2020/04/01 10:25:10」、画像「20200401102510.jpg」が対応付けられている。
また、画像データ31aは、撮像日時「2020/04/01 10:25:12」、画像「20200401102512.jpg」が対応付けられている。図3(b)に示す判定閾値データ31bは、判定閾値が「3秒」であることを示している。
<監視センタ装置100の構成>
次に、図1に示した監視センタ装置100の構成について説明する。図4は、図1に示した監視センタ装置100の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、監視センタ装置100は、表示部101、入力部102及び無線通信装置110と接続され、記憶部103及び制御部104を有する。
表示部101は、液晶パネルやディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部102は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。無線通信装置110は、情報処理装置30及び電車に搭載された表示装置と無線通信を行う装置である。
記憶部103は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、電車位置データ103a、踏切位置データ103b、判定閾値データ103c及び路線地図データ103dを記憶する。
電車位置データ103aは、電車番号、表示装置番号、位置及び進行方向を記憶したデータである。踏切位置データ103bは、踏切の踏切番号及び位置を記憶したデータである。判定閾値データ103cは、踏切と電車との距離が一定の範囲内にあるか否かを判定するためのデータである。路線地図データ103dは、電車の路線を地図上に表したデータである。
制御部104は、監視センタ装置100の全体制御を行う制御部であり、電車位置受信部104a、異常情報受信部104b、表示制御部104c、接近電車検出部104d、判定部104e及び異常情報転送部104fを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、電車位置受信部104a、異常情報受信部104b、表示制御部104c、接近電車検出部104d、判定部104e及び異常情報転送部104fにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
電車位置受信部104aは、電車から受信した位置情報から電車の進行方向を算出し、電車位置データ103aに記憶する処理部である。電車位置受信部104aは、電車から受信した位置情報を電車位置データ103aに記憶するとともに、該電車の直近の電車位置データ103aの位置とから進行方向を算出し、電車位置データ103aに記憶する。
異常情報受信部104bは、無線通信装置110を介して、情報処理装置30から異常情報を受信する処理部である。表示制御部104cは、異常情報受信部104bが受信した異常情報を表示部101に表示する処理部である。
接近電車検出部104dは、踏切位置データ103b及び電車位置データ103aから踏切と電車との距離dを算出する。判定部104eは、距離dが判定閾値データ103c以下ならば、路線地図データ103d上において、電車が踏切方向に接近しているか否かを判定する。具体的には、判定部104eは、電車位置データ103aの位置及び進行方向を路線地図データ103dと比較し、踏切方向に進行していたならば、電車が接近していると判定する。
異常情報転送部104fは、判定部104eにより踏切から所定の距離内に電車が接近していると判定された場合には、電車位置データ103aから該電車の表示装置の番号を特定し、無線通信装置110を介して該表示装置に対して異常情報及びカメラ10の映像を転送する。
次に、図4に示した電車位置データ103a、踏切位置データ103b及び判定閾値データ103cの一例について説明する。図5は、図4に示した電車位置データ103a、踏切位置データ103b及び判定閾値データ103cの一例を示す図である。
図5(a)に示す電車位置データ103aは、電車番号、表示装置番号、位置及び進行方向を含む。具体的には、電車位置データ103aは、電車番号「AB1234」に対して、表示装置番号「XYZ567」、位置「35.2705,139.6761」、進行方向「130°」を対応付けている。
図5(b)に示す踏切位置データ103bは、踏切番号「H023」に対して、位置「35.2786,139.6702」を対応付けている。図5(c)に示す判定閾値データ103cは、判定閾値が「300m」である場合を示している。
<情報処理装置30の処理手順>
次に、情報処理装置30の処理手順について説明する。図6は、情報処理装置30の処理手順を示すフローチャートである。まず、カメラ10の映像から画像を切り出し(ステップS101)、切り出した画像を画像データ31aとして記憶部31に記憶する。その後、画像の画像解析により、踏切内に存在する自動車を検出する(ステップS102)。
画像データ31aの複数の画像を用いて、踏切内における自動車の停車時間tを算出し(ステップS103)、判定閾値データ31bと比較する(ステップS104)。停車時間tが判定閾値未満であるならば(ステップS104;No)、そのまま処理を終了する。
これに対して、停車時間tが判定閾値以上であるならば、(ステップS104;Yes)、監視センタ装置100に対して異常情報を通知するとともにカメラ10の映像を配信し(ステップS105)、処理を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、踏切内の異常状態を検出することができるため、踏切における重大な事故の発生を防止することができる。
<監視センタ装置100の処理手順>
次に、監視センタ装置100の処理手順について説明する。図7は、監視センタ装置100の処理手順を示すフローチャートである。まず、監視センタ装置100が電車から位置情報を受信する(ステップS201;Yes)。そして、電車位置データ103a内の該電車に係る直近の位置とから、該電車の進行方向を算出する(ステップS202)。
情報処理装置30から異常情報の受信がない場合には(ステップ203;No)、ステップS201に移行する。これに対して、情報処理装置30から異常情報を受信したならば(ステップ203;Yes)、異常情報及びカメラ10の映像を表示部101に表示する(ステップS204)。
そして、踏切位置データ103b及び電車位置データ103aから踏切と電車との距離dを算出し(ステップS205)、距離dが判定閾値データ103cを超えていたならば(ステップ206;No)、処理を終了する。
これに対して、距離dが判定閾値データ103c以下ならば(ステップS206;Yes)、路線地図データ103dに基づいて、電車が踏切方向に接近しているか否かを判定する(ステップS207)。電車が踏切方向に接近していない場合には(ステップ207;No)、処理を終了する。一方、電車が踏切方向に接近している場合には(ステップ207Yes)、無線通信装置110を介して、電車の表示装置に対して異常情報及びカメラ10の映像を転送する。
このように、本実施形態に係る異常通知システムは、踏切での異常の発生を検知し、該踏切に接近する電車に対して迅速に通知することができる。
上述してきたように、本実施形態では、監視センタ装置100が、電車の位置情報(GPS情報)を取得する。一方、踏切における異常状態を検出したならば、踏切内の映像と異常状態を示す異常情報とを監視センタ装置100に対して通知する。監視センタ装置100は、電車の現在位置が踏切から一定距離内であれば、該電車の運転席に搭載された表示装置に踏切の映像と異常情報を通知し、電車の表示装置に踏切の映像と異常情報を表示する。これにより、電車の運転手が異常情報から踏切の異常の可能性を察知し、踏切における異常を見逃す可能性を低減することができる。
<変形例1>
ところで、上記実施形態では、電車の現在位置が踏切から一定の距離内である場合に、映像と異常情報を表示することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、電車が踏切に近づけば近づくほど、緊急性が高い異常情報を電車の表示装置に表示するよう構成することもできる。監視センタ装置100は、複数の異なる判定閾値(例えば、400mと200m)を記憶しておき、電車と踏切の距離dが200~400m内である場合には、「踏切内自動車停車中」と表示し、電車と踏切の距離dが200m以内である場合には、「緊急停止せよ(踏切内自動車停車中)」と表示して、即座に運転手に対応を取らせることもできる。また、電車と踏切の距離dが200m以内である場合に、踏切内に停車する自動車の部分を拡大した映像を表示するよう構成することもできる。
<変形例2>
上記実施形態では、主として踏切内の自動車が停車中である場合について説明したが、人、自転車、自動二輪車などの各種移動体が存在する場合に適用することもできる。また、踏切内に移動体は存在しないが、踏切周辺で火災などの異常が発生した場合に適用することもできる。
なお、上記実施形態及び変形例では、判定閾値を固定値(例えば、300m)とする場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電車から速度情報を取得し、電車の走行速度に応じて自動的に設定閾値を変動させるよう構成することもできる。例えば、電車が時速120kmで走行していた場合には設定閾値を350mとし、電車が時速70kmで走行していた場合には設定閾値を250mとするよう構成することができる。
また、上記実施形態及び変形例では、電車の表示装置に映像と異常情報を表示する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電車の自動制御システムと連動させ、電車の速度の減速又は停車を自動的に制御するよう構成することもできる。
また、上記実施形態及び変形例では、本発明を電車に適用した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、線路又はそれに準じる軌道上を走行する各種の鉄道車両に適用することもできる。
また、上記実施形態及び変形例では、一種のサーバ装置を意味する監視センタ装置を用いる場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、この監視センタ装置の機能をクラウド上で実装することもできる。したがって、特許請求の範囲の「監視センタ装置」との文言には、クラウド上で実装する場合を含めて解釈することができる。
なお、監視センタ装置の機能をクラウド上で実装する場合に、監視センタ装置の機能だけではなく、情報処理装置の機能の一部(自動車検出部32b、判定部32c、異常情報通知部32d)についても、クラウド上で実装することもできる。この場合には、エッジコンピューティングを用いて情報処理装置の機能の一部を実現することが望ましい。
また、上記の各実施形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係る異常通知システム及び異常通知方法は、踏切での異常の発生を検知し、該踏切に接近する電車に対して迅速に通知する場合に適している。
10 カメラ
20 無線通信装置
30 情報処理装置
31 記憶部
31a 画像データ
31b 判定閾値データ
31c テンプレートデータ
32 制御部
32a 画像受付部
32b 自動車検出部
32c 判定部
32d 通知部
100 監視センタ装置
101 表示部
102 入力部
103 記憶部
103a 電車位置データ
103b 踏切位置データ
103c 判定閾値データ
103d 路線地図データ
104 制御部
104a 電車位置受信部
104b 異常情報受信部
104c 表示制御部
104d 接近電車検出部
104e 判定部
104f 異常情報転送部
110 無線通信装置

Claims (7)

  1. 線路又はそれに準じる軌道上を走行する鉄道車両が通過する踏切の監視領域若しくはその近傍に配設された情報処理装置と、前記鉄道車両を監視する監視センタ装置とを有し、前記監視領域における異常を検出して前記鉄道車両に通知する異常通知システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記踏切に設置された遮断機が降下する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに、前記踏切又はその周辺に侵入した車両又は人が一定時間以上停滞して異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された異常状態に対応する異常情報を前記監視センタ装置に対して通知する第1の通知手段とを有し、
    前記監視センタ装置は、
    前記情報処理装置から通知された異常情報と、前記鉄道車両から通知された位置情報とに基づいて、前記異常情報を通知する鉄道車両を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された鉄道車両に対して前記異常情報を通知する第2の通知手段とを有する
    異常通知システム。
  2. 前記監視センタ装置は、
    前記鉄道車両から通知された位置と前記踏切との距離に応じて、前記鉄道車両に通知する異常情報の内容を変更する異常情報変更手段をさらに備えた請求項に記載の異常通知システム。
  3. 前記監視領域を撮像する撮像手段をさらに備え、
    前記情報処理装置及び前記監視センタ装置を介して、前記異常情報とともに前記撮像手段で撮像した映像を前記鉄道車両に通知する請求項1又は2に記載の異常通知システム。
  4. 前記鉄道車両は、
    運転席に設けられた表示装置に、前記監視センタ装置から通知された前記異常情報及び前記映像を表示制御する請求項に記載の異常通知システム。
  5. 前記鉄道車両は、
    前記監視センタ装置から通知された前記異常情報に基づいて前記鉄道車両の走行を自動制御する請求項1~のいずれか一つに記載の異常通知システム。
  6. 前記検出手段は、
    前記踏切に設置された警報機により警報を発する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記踏切内に所定の移動体が一定時間以上停止することにより、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する請求項1~のいずれか一つに記載の異常通知システム。
  7. 線路又はそれに準じる軌道上を走行する鉄道車両が通過する踏切の監視領域若しくはその近傍に配設された情報処理装置と、前記鉄道車両を監視する監視センタ装置とを有し、前記監視領域における異常を検出して前記鉄道車両に通知する異常通知システムにおける異常通知方法であって、
    前記情報処理装置が、前記踏切に設置された遮断機が降下する前に撮像された前記踏切における画像に基づいて、前記鉄道車両が所定時間後に該踏切を通過するときに、前記踏切又はその周辺に侵入した車両又は人が一定時間以上停滞して異常をもたらす可能性がある異常状態を検出する検出工程と、
    前記情報処理装置が、前記検出工程により検出された異常状態に対応する異常情報を前記監視センタ装置に対して通知する第1の通知工程と、
    前記監視センタ装置が、前記情報処理装置から通知された異常情報と、前記鉄道車両から通知された位置情報とに基づいて、前記異常情報を通知する鉄道車両を判定する判定工程と、
    前記監視センタ装置が、前記判定工程により判定された鉄道車両に対して前記異常情報を通知する第2の通知工程と
    を含む異常通知方法。
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