JPH051649U - 踏切内監視装置 - Google Patents

踏切内監視装置

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Publication number
JPH051649U
JPH051649U JP5839091U JP5839091U JPH051649U JP H051649 U JPH051649 U JP H051649U JP 5839091 U JP5839091 U JP 5839091U JP 5839091 U JP5839091 U JP 5839091U JP H051649 U JPH051649 U JP H051649U
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JP
Japan
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railroad crossing
train
obstacle
railroad
detection sensor
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Pending
Application number
JP5839091U
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English (en)
Inventor
幸 伊東
Original Assignee
幸 伊東
伊東 由美
伊東 美智子
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Publication date
Application filed by 幸 伊東, 伊東 由美, 伊東 美智子 filed Critical 幸 伊東
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Publication of JPH051649U publication Critical patent/JPH051649U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏切内で自動車等の障害物が立ち往生した場
合に、その障害物を検知して自動的に信号機の停止灯を
点灯させ、列車に緊急事態の発生を知らせて列車の停止
を指示し、踏切内への列車の侵入による列車事故を防止
する。 【構成】 鉄道線路3の踏切4内に設置される障害物検
知センサ1と、この障害物検知センサ1からの検知信号
S1が所定時間継続して入力されたときに信号機5の停
止灯50に点灯指令S2を出力する制御装置2を備えて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、踏切内での列車事故を防止するための踏切内監視装置に関するもの である
【0002】
【従来の技術】
踏切内での列車事故は、踏切、特に遮断機のない無人踏切内で自動車等の障害 物が立ち往生し、これに列車の乗務員が気付かなかったり、通報が遅れるなどし て、この結果、踏切内に侵入してきた列車が障害物に衝突して重大な事故を引き 起してしまうのが、その原因のほとんどである。
【0003】 このような踏切内での列車事故を防止する手段として、従来、踏切内に発煙筒 を設置し、自動車等が立ち往生した場合に、この発煙筒を発火して列車に通報す るようになっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の発煙筒は、あくまでも自動車の運転手等による人的な措 置になるため、例えば、発煙筒の設置場所が見つからなかったり、発煙筒の発火 方法が分らなかったり、又、次の列車がどちらの方向から来るのかが分らず、特 に、このような場面では慌ててしまうために適切な作業ができず、列車への通報 ができないことが多いという問題があった。
【0005】 本考案は、上述のような従来の問題に着目し、踏切内で自動車等の障害物が立 ち往生した場合に、その障害物を検知して自動的に信号機の停止灯を点灯させ、 列車に緊急事態の発生を知らせて列車の停止を指示し、踏切内への列車の侵入に よる列車事故を防止できるようにした踏切内監視装置を提供することを課題とし ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の踏切内監視装置では、鉄道線路の踏切 内に設置される障害物検知センサと、この障害物検知センサからの検知信号が所 定時間継続して入力されたときに信号機の停止灯に点灯指令を出力する制御装置 を備えている構成とした。
【0007】
【作用】
本考案の踏切内監視装置では、踏切内に侵入した自動車等は障害物検知センサ により検知され、その検知信号は制御装置に入力する。そして、通常は自動車等 は踏切をそのまま通過して、障害物検知センサから短時間で外れるため、制御装 置へは検知信号が継続して入力されず、したがって、制御装置から信号機の停止 灯に点灯指令が出力されず、列車は正常に運行される。
【0008】 次に、踏切内に侵入した自動車等がトラブルによって立ち往生した場合、その 自動車等の存在が障害物検知センサによって継続して検知され、その検知信号が 継続して制御装置に入力する。そして、障害物検知センサからの検知信号が、制 御装置に設定した所定時間継続して入力すると、この制御装置から信号機の停止 灯に点灯指令が出力され、停止灯が点灯する。したがって、列車は停止灯に従っ て停止し、踏切内への列車の侵入による列車事故を防止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。図1は実施例の踏切内監視装置 を示す説明図で、この踏切内監視装置は、障害物検知センサ1と制御装置2を備 えている。
【0010】 前記障害物検知センサ1は、鉄道線路3,3の踏切4内に設置されており、実 施例では、赤外線発信機1aと、この赤外線発信機1aからの赤外線Sを受信す る赤外線受信機1bを1対とし、これが鉄道線路3,3に沿って4対設けられ、 赤外線発信機1aからの赤外線Sが障害物(図面上では自動車C)によって遮ら れると、自動車C等が踏切4内に存在するとの検知信号S1が赤外線受信機1b から制御装置2に出力される。
【0011】 前記制御装置2には、タイマー回路20が設けられており、前記障害物検知セ ンサ1からの検知信号S1が継続して、予めタイマー回路20に設定しておいた 時間(たとえば1分間)入力すると、信号機5の停止灯50に点灯指令S2を出 力する。尚、前記タイマー回路20の設定時間は、自在に設定できる。
【0012】 前記信号機5は、踏切4から所定の距離を置いた鉄道線路3,3に沿った位置 に設置され、通常は進行灯(青灯)51が点灯し、前記制御装置2から点灯指令 S2が出力されると、進行灯51が消灯して停止灯(赤灯)50が点灯するよう に切り替わる。尚、信号機5の踏切4から距離は、前記タイマー回路20の設定 時間や列車の進行速度等を勘案して設定するもので、信号機5の停止灯50を確 認したのち列車にブレーキをかけ、踏切4までに停止できるような距離に設定す ることになる。
【0013】 次に、実施例の作用を通常時と、緊急時とに分けて説明する。 (通常時) 本実施例の踏切内監視装置では、踏切4内に自動車C等が侵入すると、この自 動車C等が障害物検知センサ1を構成する赤外線発信機1aからの赤外線Sを遮 るため、自動車C等が踏切4内に存在するとの検知信号S1が赤外線受信機1b から制御装置2に出力される。そして、通常は自動車C等は踏切4をそのまま通 過し、赤外線発信機1aからの赤外線Sから短時間で外れるため、制御装置2へ は検知信号S1が断続的に入力する。
【0014】 従って、この通常時では、制御装置2から信号機5の停止灯50に点灯指令S 2が出力されるための条件、即ち、検知信号S1が所定時間継続して制御装置2 に入力するという条件が満たされないため、信号機5は進行灯51を点灯した状 態を維持し、踏切4内に自動車C等の障害物がないことを列車が判断できること から、列車は正常に運行される。
【0015】 (緊急時) 次に、踏切4内に侵入した自動車C等がトラブルによって立ち往生した場合、 その自動車C等によって赤外線発信機1aからの赤外線Sが継続して遮られ、そ の間、赤外線受信機1bからの検知信号S1が制御装置2に継続して入力される ことになる。
【0016】 そして、赤外線受信機1bからの検知信号S1が、制御装置2に設定した所定 時間継続して入力すると、この制御装置2から信号機5の停止灯50に点灯指令 S2が出力され、停止灯50が点灯する。したがって、列車は踏切4内に自動車 C等の障害物があると判断し、停止灯50に従って停止するため、踏切4内への 列車の侵入による列車事故を防止することができる。
【0017】 以上、本考案の実施例を図面により説明したが、具体的な構成は実施例に限定 されるものではなく、例えば、障害物検知センサは、赤外線を利用したもの以外 に、光、レーザ、電波、音波等を利用したセンサでもよいし、その設置個数や方 向等は踏切の大きさ等を勘案して適宜に設定できる。又、制御装置の設定時間や 信号機の踏切からの距離についても、適宜に設定することになる。又、本考案の 踏切内監視装置を列車自動停止装置(ATS)に接続させることもできる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の踏切内監視装置にあっては、踏切内で自動 車等の障害物が立ち往生した場合に、その障害物を検知して自動的に信号機の停 止灯を点灯させ、列車に緊急事態の発生を知らせて列車の停止を指示し、踏切内 への列車の侵入による列車事故を防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の踏切内監視装置を示す説明図である。
【符号の説明】 1:障害物検知センサ 2:制御装置 3:鉄道線路 4:踏切 5:信号機 50:停止灯 S1:検知信号 S2:点灯指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊東 幸 福岡県北九州市小倉北区下到津4丁目10番 7号

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 鉄道線路の踏切内に設置される障害物検
    知センサと、この障害物検知センサからの検知信号が所
    定時間継続して入力されたときに信号機の停止灯に点灯
    指令を出力する制御装置を備えていることを特徴とした
    踏切内監視装置。
JP5839091U 1991-06-29 1991-06-29 踏切内監視装置 Pending JPH051649U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5839091U JPH051649U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 踏切内監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5839091U JPH051649U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 踏切内監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051649U true JPH051649U (ja) 1993-01-14

Family

ID=13083021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5839091U Pending JPH051649U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 踏切内監視装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH051649U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180036A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Nippon Signal Co Ltd:The 保安装置
JP2021183429A (ja) * 2020-05-21 2021-12-02 株式会社トヨタシステムズ 異常通知システム及び異常通知方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180036A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Nippon Signal Co Ltd:The 保安装置
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