JPH05270407A - 踏切内事故防止装置 - Google Patents
踏切内事故防止装置Info
- Publication number
- JPH05270407A JPH05270407A JP6882492A JP6882492A JPH05270407A JP H05270407 A JPH05270407 A JP H05270407A JP 6882492 A JP6882492 A JP 6882492A JP 6882492 A JP6882492 A JP 6882492A JP H05270407 A JPH05270407 A JP H05270407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- railroad crossing
- alarm
- receiver
- alarm signal
- transmitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄道の踏切事故を未然に防止する。
【構成】 踏切Aに設置する存在検知器1と、存在検知
器に接続され検知出力が所定時間以上継続すると警報信
号を送出する送信機2と、警報信号を受信すると踏切に
障害物Cの有ることを報知する受信機4,5とを設け、
踏切に障害物の有ることを自動的に通報できるようにし
た。
器に接続され検知出力が所定時間以上継続すると警報信
号を送出する送信機2と、警報信号を受信すると踏切に
障害物Cの有ることを報知する受信機4,5とを設け、
踏切に障害物の有ることを自動的に通報できるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道の踏切内の障害物
の存在を検出し通報して踏切事故を未然に防止する踏切
内事故防止装置に関するものである。
の存在を検出し通報して踏切事故を未然に防止する踏切
内事故防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】何らかのトラブルによって踏切を渡ろう
とした自動車が踏切内で停止し列車運行障害を生じた場
合に、この非常事態を通報し踏切事故を未然に防止する
ため、踏切内には非常通報用押釦を備えた踏切内事故防
止装置が設置されている。
とした自動車が踏切内で停止し列車運行障害を生じた場
合に、この非常事態を通報し踏切事故を未然に防止する
ため、踏切内には非常通報用押釦を備えた踏切内事故防
止装置が設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
トラブルが生じると当事者や周囲の人々が動揺してしま
い、せっかく設置されている非常通報用押釦を早めに押
すことができず、現実に踏切事故が発生し貴重な人命が
失われていると言う問題点があった。
トラブルが生じると当事者や周囲の人々が動揺してしま
い、せっかく設置されている非常通報用押釦を早めに押
すことができず、現実に踏切事故が発生し貴重な人命が
失われていると言う問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、踏切内で自
動車等が立ち往生してしまい列車運行障害を生じた場
合、踏切内で列車運行障害が発生していることを人手を
介さずに自動的に通報し、踏切事故を未然に防止できる
踏切内事故防止装置を提供することにある。
成されたもので、その目的とするところは、踏切内で自
動車等が立ち往生してしまい列車運行障害を生じた場
合、踏切内で列車運行障害が発生していることを人手を
介さずに自動的に通報し、踏切事故を未然に防止できる
踏切内事故防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、踏切に設置する存在検知器と、該存在検
知器に接続され検知出力が所定時間以上継続すると警報
信号を送出する送信機と、前記警報信号を受信すると前
記踏切に障害物の有ることを報知する受信機とを設けた
ことを特徴とする。
解決するため、踏切に設置する存在検知器と、該存在検
知器に接続され検知出力が所定時間以上継続すると警報
信号を送出する送信機と、前記警報信号を受信すると前
記踏切に障害物の有ることを報知する受信機とを設けた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記のように構成したことにより、障害物が踏
切内に存在しているときには存在検知器は検知出力をす
る。送信機は、前記存在検知器の検知出力が所定時間以
上継続すると警報信号を自動的に送出する。受信機は、
前記警報信号を受信すると前記踏切に障害物の有ること
を報知する。
切内に存在しているときには存在検知器は検知出力をす
る。送信機は、前記存在検知器の検知出力が所定時間以
上継続すると警報信号を自動的に送出する。受信機は、
前記警報信号を受信すると前記踏切に障害物の有ること
を報知する。
【0007】
【実施例】本発明に係る踏切内事故防止装置の一実施例
を図1を用いて詳細に説明する。図1は踏切内事故防止
装置を示す説明図である。この踏切内事故防止装置は、
存在検知器1と送信機2と警報器3と第1受信機4と第
2受信機5とを備えている。
を図1を用いて詳細に説明する。図1は踏切内事故防止
装置を示す説明図である。この踏切内事故防止装置は、
存在検知器1と送信機2と警報器3と第1受信機4と第
2受信機5とを備えている。
【0008】存在検知器1は踏切Aの近傍に設置される
と共に超音波或いは赤外線を用いて警戒範囲B内の自動
車や人体等の障害物Cの有無を検出するものであり、障
害物Cを検出しているときは無電圧出力接点(図示せ
ず)をオフするようにされている。警戒範囲Bは踏切A
内になるように設定されている。
と共に超音波或いは赤外線を用いて警戒範囲B内の自動
車や人体等の障害物Cの有無を検出するものであり、障
害物Cを検出しているときは無電圧出力接点(図示せ
ず)をオフするようにされている。警戒範囲Bは踏切A
内になるように設定されている。
【0009】送信機2は存在検知器1の無電圧出力接点
に接続されると共に踏切Aの近傍に設置されるもので、
前記無電圧出力接点が第1所定時間(30秒間以上)オ
フを継続しいてると第1警報信号を自動的に送出し、前
記無電圧出力接点が第2所定時間(5分間以上)オフを
継続しいてると第2警報信号を自動的に送出するように
されている。なお、第1警報信号と第2警報信号とはそ
れぞれ識別可能な変調信号を含む電波とされている。
に接続されると共に踏切Aの近傍に設置されるもので、
前記無電圧出力接点が第1所定時間(30秒間以上)オ
フを継続しいてると第1警報信号を自動的に送出し、前
記無電圧出力接点が第2所定時間(5分間以上)オフを
継続しいてると第2警報信号を自動的に送出するように
されている。なお、第1警報信号と第2警報信号とはそ
れぞれ識別可能な変調信号を含む電波とされている。
【0010】警報器3は、運転手が気付いてブレーキ操
作をした場合に加速した電車が踏切Aに達する以前に停
止できる遠方の線路の傍らに設置されるもので、第1受
信機4の無電圧出力接点(図示せず)に接続されてお
り、第1受信機4の無電圧出力接点がオフするとライト
を点灯して警報報知するようにされている。
作をした場合に加速した電車が踏切Aに達する以前に停
止できる遠方の線路の傍らに設置されるもので、第1受
信機4の無電圧出力接点(図示せず)に接続されてお
り、第1受信機4の無電圧出力接点がオフするとライト
を点灯して警報報知するようにされている。
【0011】第1受信機4は、送信機2からの第1警報
信号を受信すると警報器3と接続している無電圧出力接
点をオフするようにされている。
信号を受信すると警報器3と接続している無電圧出力接
点をオフするようにされている。
【0012】第2受信機5は踏切Aの最寄り駅Dに設置
されるもので、送信機2からの第2警報信号を受信する
と踏切Aに障害物Cの有ることを報知するようにされて
いる。
されるもので、送信機2からの第2警報信号を受信する
と踏切Aに障害物Cの有ることを報知するようにされて
いる。
【0013】上述のように構成された踏切内事故防止装
置は次のように動作する。すなわち、踏切A内で自動車
等の列車運行障害物Cが何らかのトラブルで立ち往生す
ると、存在検知器1は障害物Cを検出して存在検知器1
の無電圧出力接点のオフ状態を継続する。そして、存在
検知器1の無電圧出力接点が30秒間以上オフを継続し
いてると、送信機2は第1警報信号を自動的に送出す
る。すると、第1受信機4は送信機2の第1警報信号を
受信し第1受信機4の無電圧出力接点をオフする。する
と、警報器3はライトを点灯して警報報知する。
置は次のように動作する。すなわち、踏切A内で自動車
等の列車運行障害物Cが何らかのトラブルで立ち往生す
ると、存在検知器1は障害物Cを検出して存在検知器1
の無電圧出力接点のオフ状態を継続する。そして、存在
検知器1の無電圧出力接点が30秒間以上オフを継続し
いてると、送信機2は第1警報信号を自動的に送出す
る。すると、第1受信機4は送信機2の第1警報信号を
受信し第1受信機4の無電圧出力接点をオフする。する
と、警報器3はライトを点灯して警報報知する。
【0014】従って、踏切Aに向かう電車が警報器3を
通過するとすれば、この電車の運転手は警報器3のライ
トが点灯していることに気付き電車のブレーキ操作をす
ることができる。すると、電車は慣性でかなり踏切Aに
接近するものの、踏切Aに達する以前に停止することが
でき、踏切A内で立ち往生した障害物Cと衝突すること
なく踏切事故が未然に防止できるのである。
通過するとすれば、この電車の運転手は警報器3のライ
トが点灯していることに気付き電車のブレーキ操作をす
ることができる。すると、電車は慣性でかなり踏切Aに
接近するものの、踏切Aに達する以前に停止することが
でき、踏切A内で立ち往生した障害物Cと衝突すること
なく踏切事故が未然に防止できるのである。
【0015】また、存在検知器1の無電圧出力接点が5
分間以上オフを継続しいてると、送信機2は第2警報信
号を自動的に送出する。すると、最寄り駅Dに設置され
た第2受信機5は送信機2の第2警報信号を受信し、第
2受信機5は踏切Aに障害物Cの有ることを報知する。
従って、踏切Aに障害物Cの有ることを知った駅員は、
然るべき事態を各電車に通報すると共に踏切Aに出向い
て障害物Cを排除する等の処置をとることができ、踏切
事故を未然に防止できるのである。
分間以上オフを継続しいてると、送信機2は第2警報信
号を自動的に送出する。すると、最寄り駅Dに設置され
た第2受信機5は送信機2の第2警報信号を受信し、第
2受信機5は踏切Aに障害物Cの有ることを報知する。
従って、踏切Aに障害物Cの有ることを知った駅員は、
然るべき事態を各電車に通報すると共に踏切Aに出向い
て障害物Cを排除する等の処置をとることができ、踏切
事故を未然に防止できるのである。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、警報信号は無線信号ではなく有線信号であ
っても良い。また、第1所定時間及び第2所定時間はそ
の踏切毎に適宜設定される時間であって、ひっきりなし
に自動車や人が行き交う踏切にあっては第1所定時間及
び第2所定時間はそれぞれ適宜延長しても良い。また、
第1所定時間と第2所定時間とを等しくしても良い。
のではなく、警報信号は無線信号ではなく有線信号であ
っても良い。また、第1所定時間及び第2所定時間はそ
の踏切毎に適宜設定される時間であって、ひっきりなし
に自動車や人が行き交う踏切にあっては第1所定時間及
び第2所定時間はそれぞれ適宜延長しても良い。また、
第1所定時間と第2所定時間とを等しくしても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明の踏切内事故防止装置は、上記の
ように構成されたものであるから、踏切で自動車等が立
ち往生してしまい当事者や周囲の人々が動揺して適切な
行動がとれない状態に陥っても、踏切内で列車運行障害
物の有ることを人手を介さずに自動的に通報することが
でき、踏切事故を未然に防止できる踏切内事故防止装置
を提供できると言う効果を奏する。
ように構成されたものであるから、踏切で自動車等が立
ち往生してしまい当事者や周囲の人々が動揺して適切な
行動がとれない状態に陥っても、踏切内で列車運行障害
物の有ることを人手を介さずに自動的に通報することが
でき、踏切事故を未然に防止できる踏切内事故防止装置
を提供できると言う効果を奏する。
【図1】本発明に係る一実施例の踏切内事故防止装置を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 存在検知器 2 送信機 4 受信機 5 受信機 A 踏切 C 障害物
Claims (1)
- 【請求項1】 踏切に設置する存在検知器と、該存在検
知器に接続され検知出力が所定時間以上継続すると警報
信号を送出する送信機と、前記警報信号を受信すると前
記踏切に障害物の有ることを報知する受信機とを設けた
ことを特徴とする踏切内事故防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6882492A JPH05270407A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 踏切内事故防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6882492A JPH05270407A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 踏切内事故防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05270407A true JPH05270407A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13384848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6882492A Pending JPH05270407A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 踏切内事故防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05270407A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7715276B2 (en) * | 2006-05-09 | 2010-05-11 | Sensotech Inc. | Presence detection system for path crossing |
JP2021183429A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社トヨタシステムズ | 異常通知システム及び異常通知方法 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6882492A patent/JPH05270407A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7715276B2 (en) * | 2006-05-09 | 2010-05-11 | Sensotech Inc. | Presence detection system for path crossing |
JP2021183429A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社トヨタシステムズ | 異常通知システム及び異常通知方法 |
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