JPS6212149B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212149B2 JPS6212149B2 JP54067941A JP6794179A JPS6212149B2 JP S6212149 B2 JPS6212149 B2 JP S6212149B2 JP 54067941 A JP54067941 A JP 54067941A JP 6794179 A JP6794179 A JP 6794179A JP S6212149 B2 JPS6212149 B2 JP S6212149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- elevator
- microphone
- relay
- acoustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 12
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 10
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエレベータの防犯装置の改良に関す
るものである。
るものである。
近来、エレベータのかご室が密室になることを
悪用して、乗客（特に女性）に乱暴を働く犯罪が
発生している。その対策として種々の提案がされ
ている。例えば、かご内に設けられた特定のボタ
ンを押せば、ベル等が鳴動して最寄り階に停止す
る等がある。
悪用して、乗客（特に女性）に乱暴を働く犯罪が
発生している。その対策として種々の提案がされ
ている。例えば、かご内に設けられた特定のボタ
ンを押せば、ベル等が鳴動して最寄り階に停止す
る等がある。
すなわち、これらの対策は、乗客が暴漢に襲わ
れたとき、何らかの動作をして救助を求めるもの
である。しかし、暴漢に襲われた場合、恐怖に陥
つた乗客に果たして所要の動作が行えるかは疑問
であり、それを乗客に強いることは酷であると言
える。
れたとき、何らかの動作をして救助を求めるもの
である。しかし、暴漢に襲われた場合、恐怖に陥
つた乗客に果たして所要の動作が行えるかは疑問
であり、それを乗客に強いることは酷であると言
える。
この発明は上記不具合を改良するもので、乗客
が暴漢に襲われた場合、特別な動作をしなくても
犯罪を防止できるようにしたエレベータの防犯装
置を提供することを目的とする。
が暴漢に襲われた場合、特別な動作をしなくても
犯罪を防止できるようにしたエレベータの防犯装
置を提供することを目的とする。
以下、第１図及び第２図によりこの発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
図中、（＋），（−）は直流電源、１はかご内に
設置されたマイクロホン、２は音圧が一定値に達
すると付勢される音響検出器で、２ａはその常開
接点、３は音響検出器用電源、４は異常音検出リ
レーで、４ａはその常閉接点、４ｂは同じく常開
接点、５は付勢されると直ちに動作し消勢される
と一定時間（数秒）後に復帰する時限リレーで、
５ａはその常閉接点、６は異常検出リレーで、６
ａ〜６ｃはその常開接点、７は手動閉放するリセ
ツトスイツチ、８はかご内に設けられたインタホ
ン呼出ボタン、９は付勢されると係員室のインタ
ホンを呼出すインタホン呼出リレー、１０１〜１
０６はそれぞれかご内で１階〜６階のかご呼びが
登録されると閉成するかご呼び登録リレー接点、
１１１〜１１６はそれぞれかごが１階〜６階に接
近すると閉成するかご位置接点、１２はかごの走
行中閉成する走行リレー接点、１３は付勢される
とかごに停止指令を発する停止指令リレーであ
る。
設置されたマイクロホン、２は音圧が一定値に達
すると付勢される音響検出器で、２ａはその常開
接点、３は音響検出器用電源、４は異常音検出リ
レーで、４ａはその常閉接点、４ｂは同じく常開
接点、５は付勢されると直ちに動作し消勢される
と一定時間（数秒）後に復帰する時限リレーで、
５ａはその常閉接点、６は異常検出リレーで、６
ａ〜６ｃはその常開接点、７は手動閉放するリセ
ツトスイツチ、８はかご内に設けられたインタホ
ン呼出ボタン、９は付勢されると係員室のインタ
ホンを呼出すインタホン呼出リレー、１０１〜１
０６はそれぞれかご内で１階〜６階のかご呼びが
登録されると閉成するかご呼び登録リレー接点、
１１１〜１１６はそれぞれかごが１階〜６階に接
近すると閉成するかご位置接点、１２はかごの走
行中閉成する走行リレー接点、１３は付勢される
とかごに停止指令を発する停止指令リレーであ
る。
次に、この実施例の動作を説明する。
平常時、かご内で例えば６階のかご呼びが登録
されるとかご呼び登録リレー接点１０６は閉成す
る。かごが走行すれば走行リレー接点１２は閉成
する。かごが６階に接近すると、かご位置接点１
１６は閉成し、（＋）−１０６−１１６−１２−１
３−（−）の回路により、停止指令リレー１３は
付勢され、停止指令が発せられてかご６階に停止
する。
されるとかご呼び登録リレー接点１０６は閉成す
る。かごが走行すれば走行リレー接点１２は閉成
する。かごが６階に接近すると、かご位置接点１
１６は閉成し、（＋）−１０６−１１６−１２−１
３−（−）の回路により、停止指令リレー１３は
付勢され、停止指令が発せられてかご６階に停止
する。
今、かご内に暴漢が乗り込み、同乗の乗客に乱
暴を働いたとする。被害者が悲鳴を発するか、物
音を発すると、これはマイクロホン１により音響
信号に変換される。そして、それが一定以上に達
すると音響検出器２は動作し、接点２ａは閉成す
る。これで、異常音検出リレー４は付勢され、接
点４ａは開放し、接点４ｂは閉成する。この状態
が数秒間継続すると、時限リレー５は復帰し、接
点５ａは閉成する。これで、（＋）−５ａ−４ｂ−
６−（−）の回路により、異状検出リレー６は付
勢され、接点６ａの閉成により自己保持する。同
時に、接点６ｂ，６ｃも閉成する。接点６ｂの閉
成により、インタホン呼出リレー９は付勢され、
係員室のインタホンが呼び出される。これによ
り、係員はかご内に異常が発生したことを知るこ
とができ、直ちに救助の処置をとることができ
る。また、接点６ｃの閉成により、（＋）−６ｃ−
１３−（−）の回路が形成され、停止指令リレー
１３は付勢されるので、かごは最寄り階に停止す
る。かごが停止すれば戸は開くから、かご内の乗
客は脱出の機会が与えられる。
暴を働いたとする。被害者が悲鳴を発するか、物
音を発すると、これはマイクロホン１により音響
信号に変換される。そして、それが一定以上に達
すると音響検出器２は動作し、接点２ａは閉成す
る。これで、異常音検出リレー４は付勢され、接
点４ａは開放し、接点４ｂは閉成する。この状態
が数秒間継続すると、時限リレー５は復帰し、接
点５ａは閉成する。これで、（＋）−５ａ−４ｂ−
６−（−）の回路により、異状検出リレー６は付
勢され、接点６ａの閉成により自己保持する。同
時に、接点６ｂ，６ｃも閉成する。接点６ｂの閉
成により、インタホン呼出リレー９は付勢され、
係員室のインタホンが呼び出される。これによ
り、係員はかご内に異常が発生したことを知るこ
とができ、直ちに救助の処置をとることができ
る。また、接点６ｃの閉成により、（＋）−６ｃ−
１３−（−）の回路が形成され、停止指令リレー
１３は付勢されるので、かごは最寄り階に停止す
る。かごが停止すれば戸は開くから、かご内の乗
客は脱出の機会が与えられる。
なお、事後にリセツトスイツチ７を開放すれ
ば、異常検出リレー６は消勢される（接点５ａ，
４ｂはそのとき開放している。）。
ば、異常検出リレー６は消勢される（接点５ａ，
４ｂはそのとき開放している。）。
また、かごにベル、ブザー等の警報器を設置
し、異常検出リレー６の接点で鳴動するようにす
れば、異常検出と同時に警報器が鳴動し、暴漢に
警告を発し、かつかご内に異常事態が発生してい
ることを付近の階に知らせることが可能となる。
し、異常検出リレー６の接点で鳴動するようにす
れば、異常検出と同時に警報器が鳴動し、暴漢に
警告を発し、かつかご内に異常事態が発生してい
ることを付近の階に知らせることが可能となる。
上記実施例によれば、かご内音響信号の大きさ
が所定値以上で、かつ所定時間以上継続する設定
許容範囲を越える場合を異常と見做し、平常時の
扉開閉機械音等他のノイズを区別除外して異常時
の物音及び悲鳴を確実に識別することができる。
が所定値以上で、かつ所定時間以上継続する設定
許容範囲を越える場合を異常と見做し、平常時の
扉開閉機械音等他のノイズを区別除外して異常時
の物音及び悲鳴を確実に識別することができる。
ここで、一般的なエレベータかご室内で生じる
音を考えると、音圧が大きくて短時間の衝撃
音、音圧が小さくて長時間続く音、音圧が大
きくて一定時間続く音に大別することができ、
はエレベータかご室内の一般的な平常時の機械
音、及び一時的な人の発声等があり、異常とは言
い難い。そして、は正常時であると言うことが
でき、は明らかに異常と判断されるため、異常
時の物音として、暴漢時の悲鳴に相当するエレベ
ータ装置の異常故障時における連続機械音をも、
通報できる。すなわち、上記実施例では許容範囲
内の平常時の扉開閉機械音と、暴漢時悲鳴に相当
する上述した許容範囲を越えるエレベータ異常時
機械音との識別をもできる。なお、機械音及び悲
鳴を異常として検知するための許容範囲を越える
音量及び継続時間の設定は、例えば平常時の扉開
閉機械音を区別除外する値以上とするのが好まし
い。
音を考えると、音圧が大きくて短時間の衝撃
音、音圧が小さくて長時間続く音、音圧が大
きくて一定時間続く音に大別することができ、
はエレベータかご室内の一般的な平常時の機械
音、及び一時的な人の発声等があり、異常とは言
い難い。そして、は正常時であると言うことが
でき、は明らかに異常と判断されるため、異常
時の物音として、暴漢時の悲鳴に相当するエレベ
ータ装置の異常故障時における連続機械音をも、
通報できる。すなわち、上記実施例では許容範囲
内の平常時の扉開閉機械音と、暴漢時悲鳴に相当
する上述した許容範囲を越えるエレベータ異常時
機械音との識別をもできる。なお、機械音及び悲
鳴を異常として検知するための許容範囲を越える
音量及び継続時間の設定は、例えば平常時の扉開
閉機械音を区別除外する値以上とするのが好まし
い。
以上説明したとおりこの発明では、かご内にマ
イクロホンを設置し、このマイクロホンからの音
響信号の大きさが所定値以上で、かつ所定時間継
続すると、これをかごの外部に通報する、いわゆ
る音量とその継続時間の２つの検出因子の論理積
による検出パターンによつてかご内異常を外部に
通報するようにしたので、平常時の機械音等他の
ノイズを区別除外して異常時の物音及び悲鳴を確
実に識別して通報することができ、乗客がかご内
で暴漢に襲われた場合、大声を上げるだけで救助
を求めることができる。
イクロホンを設置し、このマイクロホンからの音
響信号の大きさが所定値以上で、かつ所定時間継
続すると、これをかごの外部に通報する、いわゆ
る音量とその継続時間の２つの検出因子の論理積
による検出パターンによつてかご内異常を外部に
通報するようにしたので、平常時の機械音等他の
ノイズを区別除外して異常時の物音及び悲鳴を確
実に識別して通報することができ、乗客がかご内
で暴漢に襲われた場合、大声を上げるだけで救助
を求めることができる。
また、かごを最寄り階に停止させるようにした
ので、乗客に対し暴漢の手から逃げる機会を与え
ることができる。
ので、乗客に対し暴漢の手から逃げる機会を与え
ることができる。
第１図はこの発明によるエレベータの防犯装置
の一実施例を示す音響検出ブロツク回路図、第２
図は同じく制御回路図である。 １……マイクロホン、２……音響検出器、４…
…異常音検出リレー、５……限時復帰形時限リレ
ー、６……異常検出リレー、９……インタホン呼
出リレー、１３……停止指令リレー。
の一実施例を示す音響検出ブロツク回路図、第２
図は同じく制御回路図である。 １……マイクロホン、２……音響検出器、４…
…異常音検出リレー、５……限時復帰形時限リレ
ー、６……異常検出リレー、９……インタホン呼
出リレー、１３……停止指令リレー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ かご内に設けられたマイクロホン、このマイ
クロホンからの音響信号の大きさが所定値以上
で、かつ所定時間継続した時これら２つの検出因
子の論理積による検出信号を送出する音響検出
器、この音響検出器が動作するとこれを上記かご
の外部に通報する通報装置を備えてなるエレベー
タの防犯装置。 ２ 通報装置として係員室のインタホンを用いた
特許請求の範囲第１項記載のエレベータの防犯装
置。 ３ 通報装置として警報器を用いた特許請求の範
囲第１項記載のエレベータの防犯装置。 ４ かご内に設けられたマイクロホン、このマイ
クロホンからの音響信号の大きさが所定値以上
で、かつ所定時間継続した時これら２つの検出因
子の論理積による検出信号を送出する音響検出
器、この音響検出器が動作すると上記かごを最寄
り階に停止させる停止回路を備えてなるエレベー
タの防犯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6794179A JPS55161764A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Crime prevention device for elevator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6794179A JPS55161764A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Crime prevention device for elevator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55161764A JPS55161764A (en) | 1980-12-16 |
| JPS6212149B2 true JPS6212149B2 (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=13359455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6794179A Granted JPS55161764A (en) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | Crime prevention device for elevator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55161764A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009102150A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Nippon Lifts Engineering Inc | エレベータの管理システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5943779A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-10 | 三精輸送機株式会社 | エレベ−タ内の防犯装置 |
| JPS5969382A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-19 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの防犯装置 |
| JPH0340853Y2 (ja) * | 1985-09-24 | 1991-08-28 | ||
| JP5619529B2 (ja) * | 2010-08-30 | 2014-11-05 | セコム株式会社 | 悲鳴検知装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50671B2 (ja) * | 1972-03-14 | 1975-01-10 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50671U (ja) * | 1973-04-25 | 1975-01-07 | ||
| JPS5463372U (ja) * | 1977-10-13 | 1979-05-04 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP6794179A patent/JPS55161764A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50671B2 (ja) * | 1972-03-14 | 1975-01-10 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009102150A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Nippon Lifts Engineering Inc | エレベータの管理システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55161764A (en) | 1980-12-16 |
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