JP3128382B2 - 鉄道車両運行支援表示装置 - Google Patents

鉄道車両運行支援表示装置

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JP3128382B2
JP3128382B2 JP5074693A JP5074693A JP3128382B2 JP 3128382 B2 JP3128382 B2 JP 3128382B2 JP 5074693 A JP5074693 A JP 5074693A JP 5074693 A JP5074693 A JP 5074693A JP 3128382 B2 JP3128382 B2 JP 3128382B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車両の運転に必要な
各種運行情報を運転士に提供する鉄道車両運行支援表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の運用を滑らかに行なわせる手
段としては、各種の信号による速度制御や、曲線の条件
により決る速度制限、更には車両運用により決る停車駅
などの情報が多量にある。
【0003】各種の信号のうち、地上に現示された信号
の場合は或る程度の距離があっても、その信号の位置か
らとれる運行条件を目で確認して予め心づもりができる
ので、特に信号にひっかかってあわてることは無かっ
た。
【0004】ところが、信号が地上現示方法でなく車上
現示方式のATC信号などになると急に速度制限が現わ
れ、車両は自動的に減速するが事前にその速度制限区間
がどこにあるかは不明であった。しかしATC信号の場
合は或る制限速度が与えられ、その制限速度以下になれ
ば良いのでそれほど運転士があわてる必要はなかった。
【0005】一方、近時鉄道車両で採用されたATS−
P装置は、ATC装置の如く単に最高速度を階段的に表
示するのではなく、地上からの信号を受けると車上で地
上からの指示に従って必要に応じて各種車両の減速能力
を考慮した減速パターンを作り出し、その減速パターン
を設定した地点とその地点での自車の速度がその減速パ
ターンにひっかかると自動的にブレーキがかかる様にな
る。
【0006】図11は、従来ATS−P装置により与え
られる減速パターンの表示方法の一例を示すもので、縦
軸は自車速度38を示し、横軸は距離41を示し、39
は注意最高速度、40は最高速度(絶対速度)を示して
いる。この図は、通常一般的に画かれる距離に対する最
高速度を結んだ二次曲線で、自車がどの様にこの減速パ
ターンに近付いているかは自車の距離と速度をこの図中
にプロットすることで示されたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様な減速パターン
が運転士に提示されても、運転士から見た前方視野とは
全く関係が無いので、図11の様な図を運転士に提示す
るには、運転台上又はすぐ横に配置される表示器に限ら
れ、従って常時運転士に確認を要求することは困難であ
る。
【0008】また、図11では、最高速度40が車両の
位置毎(地点毎)に変ってくるので、ATC装置の様に
特定の速度を速度計上に示すことが困難であり、又事前
に減速パターンに接近しているか、又は、何秒後に減速
パターンに接触してブレーキがかかるということを予測
することは極めて困難である。この為、運転士は車両を
運転していると、突然減速パターンにひっかかり、急ブ
レーキがかかって停止してしまうことが発生する。
【0009】このことは、特に、ATS−P装置の如く
走っている車両が予測できない状況で突然に減速パター
ンにぶつかりブレーキが作用するということは、運転士
にとって心の準備ができていない時に発生することがあ
り、非常に好ましくない。このため、これをいかに予測
できる様にし、事前に車両の速度制御を行える様にした
技術の開発が望まれている。
【0010】本発明は、鉄道車両を運用する場合路線の
定点に対し、車両が運用すべき制限速度、又は、車両の
運用上車両に要求される条件などを車両側で判断し、運
転士に明確に表示伝達することが可能な鉄道車両運行支
援表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、鉄道車両の路線条件、
ダイヤデータ等を入力する入力手段または鉄道車両の路
線条件、ダイヤデータ等を記憶するメモリと、前記路線
条件、ダイヤデータを入力し、自車の現在位置を検出す
る検出手段と、前記車両を運転するのに必要な運行情報
を表示する表示手段と、この表示手段に停車場をほぼ矩
形状の図形で表示すると共に、前記検出手段で検出され
た現在の自車の位置と停車場までの距離を演算し、この
演算距離に応じて前記図形の幅寸法を変化させ、遠近法
により距離が長い場合は前記幅寸法を狭くし、かつ距離
が短い場合は前記幅寸法を広くするように前記表示手段
に表示させ、この表示手段に前記停車場以外の運行情報
を前記図形に近接または重ねて表示させる制御手段とを
具備した鉄道車両運行支援表示装置である。
【0012】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、現在車両が走
行している位置を判断し、次の停車場位置と停車場名を
路線条件から求め、車両の運行情報から次の停車場が停
止か通過かを判断する判断機能と、この判断機能で停止
と判断された時は前記表示手段に停止を示す図形を表示
し、該判断機能で通過と判断された時は通過を示す図形
を作成する機能を有した鉄道車両運行支援表示装置であ
る。
【0013】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、現在車両が走
行している位置を判断し、次の停車場位置と停車場名を
路線条件から求め、車両の運行情報から次の停車場が停
止か通過かを判断する判断機能と、この判断機能で停止
と判断された時は前記表示手段に停止を示す図形を表示
し、該判断機能で通過と判断された時は通過を示す図形
としてほぼ矩形状であって中央部分が空白な図形を作成
する機能を有した鉄道車両運行支援表示装置である。
【0014】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、車両の線路に
曲線が存在し、運行速度に制限がある場合、自車の速度
を示す下から上に向って伸びる速度計表示を速度とリニ
アに関係を持つ矢印長さで作成し、曲線による速度制限
を速度計表示と同じスケールにより上側に所定形状の図
形を作成する機能を有し、これにより現行の速度が曲線
による速度制限に対し高いか低いかが判断できるように
した鉄道車両運行支援表示装置である。
【0015】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、踏切が存在す
る場合速度表示の下側に踏切を示す矢印等の図形を作成
し、この踏切の表示図形の水平軸の長さが現在の車両位
置からの距離を示す機能を有した鉄道車両運行支援表示
装置である。
【0016】前記目的を達成するため、請求項6に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、踏切が複数存
在する場合速度表示の下側に踏切を示す矢印等の図形を
踏切の数だけ作成し、この各踏切の表示図形の水平軸の
長さが現在の車両位置からの距離を示す機能を有した鉄
道車両運行支援表示装置である。
【0017】前記目的を達成するため、請求項7に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、踏切上にて自
動車の車輪脱落などの不都合により自動車運転士などの
踏切非常警報の発報や踏切上においての異物検知装置に
より異物が検知された時に発する非常発報を検知した場
合、踏切を表示する表示図形の位置に車両停止を要求す
る表示機能を有した鉄道車両運行支援表示装置である。
【0018】前記目的を達成するため、請求項8に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、停車場を表示
する図形の近くに停車場名を表示する機能を有した鉄道
車両運行支援表示装置である。
【0019】前記目的を達成するため、請求項9に対応
する発明は、請求項1記載の制御手段は、車両の現在位
置と現在時間と車両の運行予定ダイアとを比較し、車両
の予定ダイアと自車の位置、時間差を検出し、位置又は
時間差を早着又は遅れを合せて表示手段に表示する機能
を有した鉄道車両運行支援表示装置である。
【0020】前記目的を達成するため、請求項10に対
応する発明は、請求項1記載の制御手段は、車両の停止
又は減速を要求する表示を、車両の減速パターンを考
え、減速パターンを遠近法により表示し、進行方向に向
って表示する機能を有し、自車が適切なる減速により停
止点又は速度制限点を通過できるかを考えやすく表示し
た鉄道車両運行支援表示装置である。
【0021】前記目的を達成するため、請求項11に対
応する発明は、請求項1記載の表示手段は、コンピュー
タグラフィックディスプレイ、又はヘッドアップディス
プレイのいずれかであって、コンピュータグラフィック
ディスプレイは運転士前方の表示で示し、ヘッドアップ
ディスプレイにより路線前方の風景中に投影表示するよ
うにした鉄道車両運行支援表示装置である。
【0022】前記目的を達成するため、請求項12に対
応する発明は、請求項1記載の制御手段は、車両運転操
作を必要とする時又は若干事前に表示だけでなく、音声
表示により車両制御操作を促す機能を有した鉄道車両運
行支援表示装置である。
【0023】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、鉄道車両を
運用する場合路線の定点に対し、車両が運用すべき制限
速度、又は、車両の運用上車両に要求される条件などを
車両側で判断し、運転士に明確に表示伝達することが可
能となる。
【0024】請求項2〜請求項12に対応する発明によ
れば、車両が路線上のどの点を走行しているかを判断す
る機能を有しており、該車両の位置信号と車両が走行す
るであろう路線の各種条件を入力することにより、路線
上の曲線の位置、停車場位置、停車場の名称などを割合
容易に知ることが可能となる。この路線の情報と車両の
運用上の急行、各停などの条件が重なればその車両が次
の停車場に停車すべきか否かを判断することが可能とな
る。
【0025】曲線がどの位の速度で通過可能かを知るこ
とも可能となる。この様に走行する路線条件が車上に記
憶させてあるので、車両の走行している位置が連続的に
入力されれば間もなく停車場が近付いて来る、曲線が近
付いて来るなどの条件が判断できる。
【0026】車両側に車両の運用条件が入力されている
ので、次の停車場は停車か通過かなどの条件が明らかに
なる。この情報を表示手段で遠近法を用いて表示するよ
うにしたので、運転士はその定点に到達するかなり前の
時点から車両を減速すべきか増速してもさしつかえない
かを判断することが可能となる。この様に車上で加減速
の判断ができる様になれば、地上に設けられた標識が見
えない又見えづらい夜間や降雪中などの悪条件の中でも
安全にしかも明確に車上の運転士に伝えることが可能と
なる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
てせつめいする。図1は、本発明の概略構成を示すブロ
ックであり、これは位置検出手段P、入力手段I、メモ
リM、制御手段C、駆動手段DR、表示手段DYから構
成されている。
【0028】入力手段Iは、鉄道車両の路線条件、ダイ
ヤデータの運用条件を入力し、メモリMは鉄道車両の路
線条件、ダイヤデータ等を記憶する。位置検出手段P
は、路線条件、ダイヤデータ等の運行条件を入力し、自
車の現在位置を検出する。表示手段DYは、車両を運転
するのに必要な運行情報を表示するものであり、ヘッド
アップディスプレイまたはグラフィックデイスプレイを
使用する。駆動手段DRは、表示手段DYを駆動させる
ための信号を出力する。
【0029】制御手段Cは、表示手段DYに停車場をほ
ぼ矩形状の図形で表示すると共に、位置検出手段Pで検
出された現在の自車の位置と停車場までの距離を演算
し、この演算距離に応じて図形の幅寸法を変化させ、遠
近法により距離が長い場合は幅寸法を狭くし、かつ距離
が短い場合は前記幅寸法を広くするように表示手段DY
に表示させ、この表示手段DYに停車場以外の運行情報
を前記図形に近接または重ねて表示させる。
【0030】図2は本発明による運行支援情報表示装置
の概念を示す図面であり、以下この構図について説明す
る。1は車両、2は運行支援表示器本体、3がその判断
結果による情報の運転士に対する表示器を示している。
4は車両の運行情報の入力装置で、例えばその車両の運
行が各駅停車か又は急行か、そしてダイヤがどの様にな
っているかなどの情報をICカードなどに収納したもの
を用いる。5は運転情報で制御器の力行状況、ブレーキ
状況などを検出する作用を有している。6は車上側に設
けられた定点の検出装置であり、7は知らせる地上側に
設けられた特定の位置情報を検出する検出装置、8は車
輪であり、9は車輪8の回転から走行距離を判断する走
行距離計を示している。10はドアの開閉情報の検知装
置で、11は運転士を示している。
【0031】次に図3は表示装置3に提示される運転情
報の一例を示している。この表示装置3は、路線の前方
無限遠の位置に投影されるべくヘッドアップディスプレ
イ、またはコンピュータグラフィックディスプレイを用
いる。図3(a)は車上にて持つ距離と位置との情報か
らあと速度との関係で3min(3分)で停車場例えば
大宮駅に到達できることを示している。
【0032】図3(b)は大宮迄2.30min(2.
3分)で到達できることを示しており、図3(a)に比
して図3(b)は停車場により近付いたこと(停車場ま
での距離が短くなったこと)を示している。図中12は
停車場表示を表し、これは越えることのできない壁と考
え、近くなった分だけ幅が拡がって見えている。停車場
表示12の中にその時の車両の速度表示13が表わされ
ていて、14は停車場に到達する到達時間に対し、現在
の速度15を示している。25は停車場名を示してい
る。
【0033】次に図4(a)及び図4(b)について説
明すると、図4(a)は例えば高崎駅に時速80km/
hで接近しているが、12bに示す停車場表示は壁の中
に孔が開いている。これは停車場はあるが、この停車場
は通り抜けができるという表示であると約束をしてお
く。ここで、右上の示した到達迄の時間の表示14とし
ているが、これを停車場迄の距離で表示しても良い。
【0034】しかし到達迄の時間で表示すべきか、又は
距離で表示すべきかについては議論のある所で、距離で
知っても自分の車速の関係であっと言う間に到着してし
まったりするので、あくまでも車速の関数であるので、
使う側の判断でどちらが良いか判断を必要とする。この
本発明による車両運用上の運転士に対する情報の出し方
について説明する。
【0035】車両が運行する路線における距離と駅の配
置、曲線の配置などの情報は、運転支援表示器2の中に
あらかじめ入力しておくか、又は運転士11が持参して
入力するICカード中にメモリーしておく。この車両1
がある定点で例えば駅停車時点などで何線のどの位置か
を設定してやれば、車輪8に付いた走行距離計9になっ
ているパルスカウンタなどの情報により、路線上のどの
位置にいるはずであるということが運転支援表示器2の
中で知ることができる。
【0036】しかし、走行距離計9は、車輪8の径と回
転数との掛け算にて判断されるので、車輪径はその車両
1が保守を終った時と或る程度走った時では車輪径自体
が変化すること、ならびに車輪は空転、滑走が発生する
可能性が高いので正確な距離の算出はできない。
【0037】この問題を解決する為に、定点検出装置7
(地上子)が適当な間隙毎に配され、定点検出装置6に
より定点を補正し、車輪8の回転数から算出される距離
の積算誤差を補正する。ここで定点が車輪回転数の関係
で狂っていた時、車輪径がいくらであったら良いのかが
逆算できるので、逆算して、この逆算値が何回か繰り返
された時車輪径の補正を行なうこともできる。
【0038】ここで、車両1が停車場に一定の距離迄近
付いた時、車両1に入力された駅などの距離情報と車両
1側でカウントし、かつ定点通過毎に正確に補正された
距離データを用いて停車場に接近したことをコンピュー
タグラフィック表示により示す。この時はこの駅の停車
場名は距離情報と同時にとり出して表示する。この停車
場迄あと何分かかるか又は何キロあるかを表示すると同
時に現在の速度も表示する。ここで停車場が表示された
時車両の運用情報が運転士の持参したICカードで車両
に入力されることからこの停車場では停車すべきか通過
すべきかが判断される。ここで停車すべき停車場であれ
ば図3(a)又は(b)の如く、ここは通過できない壁
が存在するとして遠い時は幅が狹く、近付くにつれて巾
の広い壁が表示される。車両1が更に接近してブレーキ
をかけねばならない点に来た時は警報ベル等により運転
士に情報の表示が出ていることを耳から知らせるように
する。
【0039】現在実際に運用されている停車場表示装置
としては、例えば埼京線や京葉線に採用された方法が知
られており、運転台選択速度条件、ドア条件、ブレーキ
扱いの条件に応じて表示灯の点灯と警報音の鳴動がなさ
れる様に考慮されたものがあるが、表示灯の点灯と警報
音の鳴動は、駅から一定距離の点を通過した時にだけ作
動するものであり、定点に達する前には作動するか否か
は運転士は全く知ることができない。
【0040】ここで接近している停車場が通過停車場で
ある場合は停車場の表示は停車場である壁は図3(a)
又は図3(b)と同じ様に表示するが、図4(a)又は
図4(b)に示した様に壁の中に孔があいており、停車
場であるがこの停車場は通過できることを示している。
【0041】この停車場の表示では上下方向の寸法は一
定の高さとし、その中は停車場迄の距離が遠い時は狹
く、近い時には広い巾で表示し、運転士にコンピュータ
グラフィックスの表示の幅を見るだけでどの位の距離に
あるかの判断ができる様に表示されている。
【0042】ここで、停車場より一定の距離で一般に使
われている常用ブレーキをかけて停車場の定点に停車し
得る位置より若干距離手前の位置に来た時にコンピュー
タグラフィックス表示の他に音声又はチャイム・ブザー
等でこの停車場は停車駅であるとの注意をすることによ
り運転士11がグラフィックス表示を見てなかった時の
注意を与える。以上述べたように本実施例によれば、グ
ラフィックス表示を行うことにより次の意味が運転士に
伝えることが可能になる。 (1)停車場からかなり離れた位置からも間もなく停車
場に近付いていることが判断できる。 (2)次の停車場の名は何であるかを知ることが可能と
なる。 (3)次の停車場が停車か通過かがかなりの距離で判断
できる。
【0043】(4)停車場名とその地点に到達できる時
間が判断できれば運転士がICカードなどで入力した運
用上のダイアと比して早過ぎるのか遅れているかの判断
が自動的に行うことが可能となる。
【0044】以上の如く各種の効果を得ることができれ
ば、従来の停車場に停車する車両は一定の距離接近した
時にブザー等で知らせていた内容を連続的にどの位迄接
近したかを確認することが可能となる。ここで、本発明
の他の実施例として曲線の速度制限に対する表示を行う
場合について説明する。
【0045】図5(a),(b),(c)は本発明の第
2の実施例を示したもので、これは距離がわかり、地上
の情報がわかっていれば、停車場を発見するのと同じ要
領で曲線があることを知ることが可能である。曲線は一
般的に車両に対し速度制限を要求するから一種の速度指
令信号として与ええられる。
【0046】ここで、自車の速度は中央に矢印13で表
示されているのに対し、26の曲線半径例えばR400
での速度制限(例えば70km/h)27の値がもっと
速度を下げないと、速度制限27の壁にぶつかることを
示している。又、今の速度例えば80km/hを保ちな
がら何分走れば、この速度制限16,161,162に
引っかかるかの表示14が右側に表されているので運転
士11はどの程度のブレーキをいつかければ良いかが判
断できる。
【0047】ここで、曲線が2つも3つも続いて出て来
ても、制限速度27が一番手前のものより高ければ一番
手前のものの後にかくれていて見えない。しかし、手前
のものよりもっときびしい時には、遠いので壁の幅が狭
く表示されているが、手前の曲線速度制限よりもっとき
びしい速度制限27があることを示している。162に
示した曲線の速度制限は通過し終ると消えて次の速度制
限が表われるので、その時点で次の速度制限27がはな
れていれば列車を加速させるのは自由である。
【0048】この様に曲線による速度制限がコンピュー
タグラフィック表示で示される様になると夜間又は雪の
日など曲線とその曲線に対応する速度制限が地上の標識
で表されているものは視認することが極めて困難になる
が極めて容易にどの位の位置に曲線があり、制限速度は
何km/hであるかを知ることが可能になる。
【0049】図3(a),(b)の図柄や図4(a),
(b)とこの曲線の速度制限と重ねて表示することは問
題無い。つまり、図3(a),(b)に対しては、停車
場より手前に曲線による速度制限があれば、停車場の壁
に対しもっと近いから壁の巾が大きい速度制限の壁が表
われる。速度制限の壁が停車場より遠い所にあるのであ
れば、停車場でこの車は止るのであるから、見えない状
態で問題にならない。停車場に止って、出発する時には
停車場を示す壁が無くなっているので曲線による速度制
限を見ることが可能になる。
【0050】図4(a),(b)の如く通過駅の場合に
は停車場の壁の向う側の曲線の速度制限がどんなものか
を壁にあいた窓を通して次の速度制限がどの位の位置に
あるのかを通過する前に知ることが可能となる。
【0051】次に図6について説明を行う。この自車の
速度状態を示す13の矢印と曲線による速度制限16を
示しているのは、図5にて説明をしたものと同じである
が下方に18にて示した開いた矢印が示された時に矢印
の中央の棒の長さが踏切迄の距離を示している。この踏
切表示18が接近してくると開いた矢印の棒の長さが大
きくなり、踏切迄の距離が近付いて来ることを示してい
る。踏切が問題無い時にはこの矢印が段々大きくなり通
過してゆくだけであるが、踏切で自動車が不都合な状態
になった場合は車両を至急に停止させる必要が出てく
る。この様な非常事態になった時には踏切に取付けられ
ている非常発報を自動車の運転士が操作する。
【0052】又は踏切に取付けられた異物の検出機構が
踏切内部に自動車などの異物が停止したことを検出して
非常発報が出される。この場合は車をそのまま走らせる
と踏切でこの自動車等に接触する可能性があるのでこの
踏切の手前で停止する必要がある。
【0053】この踏切での停止は開いた矢印の軸の上か
ら軸の長さに等しい巾の壁を上方に拡げる。この壁の出
現とその壁の巾で非常発報の出た踏切の位置を知ること
が可能になる。しかし踏切に非常発報が出たことを知ら
せるブザー又はチャイムなどで音声的に至急停止を要求
する事項が出現したことを知らせる必要がある。この関
係は図7の19に示された通りである。
【0054】次に図8の踏切表示20は開いた矢印が複
数個重なって表示された時の表示を示しており、それぞ
れAの距離、Bの距離、Cの距離に3つの踏切があるこ
とを示している。もし、ここに表示された3つの踏切の
内、仮にBなる距離の踏切で非常発報があったのであれ
ばBの幅の壁がたち上る様にして表示される。
【0055】以上の実施例は止らねばならない点に対応
する位置に壁が存在し、その壁にぶつからない様に停止
するとして説明してあるが、壁の前で停止するには一定
の減速度で停止することが要求され、その減速パターン
がどの位の位置にあるのかを考えると運転士に対しむつ
かしい判断を要求していることになる。
【0056】ここで、特願平3−259472号明細書
で提案した様に停車場、曲線における制限速度、踏切に
おける非常発報があった時にしかるべき速度迄減速する
又は停止する迄の速度距離パターンを考え、その減速パ
ターンがどの様に見えるかを考え、表示する。この表示
によれば、どの時点でどの様な減速をすれば良いかが自
動的に表示されるので早く減速しすぎたり、ブレーキを
かけるのが遅れて車両が停止点をオーバーランしてしま
うのを防止することができる。
【0057】図9が減速パターンを考えて停車場で停車
する場合を示した壁の形状を示したもので、曲線に対応
する減速パターン、踏切の減速パターンなども全く同様
に表示することが可能である。
【0058】図10は本発明の第3の実施例を示してお
り正確な時間、正確な位置、予定運用ダイヤの3つがそ
ろっていれば、この車両は予定運用ダイヤから何分ずれ
ているかが極めて容易に判断することが可能になる。仮
に、遅れや早着に関係なく運用ダイヤ通りに運転がなさ
れるとすれば停車場への到着時間は現在の位置と時間と
のずれがそのまま表われると考えられるので遅れや早着
の時間は停車場での遅れや早着として表示できる。
【0059】一般的にダイヤ上における時間ずれは停車
場を何時何分に通過又は発着すべきという形であたえら
れるので、何分狂っているという表示を停車場名の横に
早着であれば、上向の三角形遅れであれば下向の三角形
と何分ずれているかの表示で十分に表現可能である。
【0060】これ等の表示はコンピュータグラフィック
ディスプレイとして画面表示で運転士に表示するのも一
方法であるが、ヘッドアップディスプレイの様に前方路
線上に表示投影して運転士に知らせる様に出来れば見落
しなどは生じる可能性が少く、信頼性の高いディスプレ
イ表示とすることが可能である。
【0061】以上述べた実施例によれば、停車場、曲線
速度制限、踏切表示などが全て同じ表現方法で停止点表
示、制限速度表示ができることから運転士として見落し
間違いなどを生じる可能性が極めて低い信号を運転士に
提供することが可能となる。合せて自分の位置と正確な
時間が知ることが基礎となる為にICカード等で入力さ
れる自分の車の運行ダイヤ等と比較すれば、自分の車が
運行ダイヤに対してどの程度ずれているかを駅の表示と
合せて表示できるので、運転士が一番頭を使い判断を必
要とする自車のダイヤに対する早着か遅れかということ
も極めて容易に判断できるので、運転士に対するナビゲ
ータ作用を期待することが可能となる。
【0062】走行路の横にLCX等の配置があり、各車
両が自車の位置情報を流し、他車でその情報をキャッチ
できれば、現在の自車の位置から先行車がどの様になっ
ているかを知ることが可能になる。この先行車は追突が
あってはならないのでその位置は赤信号が出ていると考
え、本発明における壁が存在することになる。しかし一
般的にこの様な先行車の情報はATC,ATS,ATS
−Pの各種信号により翻訳して伝えられるのであえて先
行車の情報として伝える必要が無いことがほとんどであ
る。この為、移動閉塞方式の信号を使う場合以外は先行
車情報は必要としない。
【0063】各停車場で場内信号は青であっても何本も
の路線がある場合、何番線に入るのかは自車のダイヤ等
でも決められているので進入可能な番線を画面の中に表
示することは容易に行うことができる。しかしダイヤが
乱れたりして特別の運行を行っている時は駅での指示を
無線やLCXなどの情報伝達手段で各列車に伝える必要
があるがその伝える手段は本発明外の事項であるので、
可能であるとし、その一番新しい情報を車両運転台に表
示するものとする。
【0064】その他に自車の情報として事故情報など運
転継続可能か否かの判断を要する事項があるが、これは
運転士などによる判断事項として本発明に直接は関係な
いものと考えて良い。
【0065】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、鉄道車両を
運用する場合路線の定点に対し、車両が運用すべき制限
速度、又は、車両の運用上車両に要求される条件などを
車両側で判断し、運転士に明確に表示伝達することが可
能な鉄道車両運行支援表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄道車両運行支援表示装置の概略構成
を示すブロック図。
【図2】図1の鉄道車両運行支援表示装置の概念図。
【図3】停車場で停車を要する場合の停車表示と停車迄
の時間又は距離の表示と自車の速度との関連を示す説明
図。
【図4】次の停車場が通過の時の表示方法の例を表わし
た図。
【図5】(a),(b)は路線にある曲線と、曲線によ
る走行速度制限を示す説明図であり、(c)は手前側の
制限速度よりきびしい制限速度の曲線が向うに存在する
時の表示状態を示す図。
【図6】踏切の存在を示す表示図。
【図7】踏切上で異常事態が発生し非常発報が出た時の
例を示す図。
【図8】いくつもの踏切が存在した時の表示図。
【図9】停止点迄の減速パターンを表わした図形。
【図10】次の停車場において運行予定ダイヤに対し早
着か遅れかを表わした時間狂いの表示例。
【図11】従来一般的に用いられる減速パターンの表示
例を示す図。
【符号の説明】
1…車両、2…運転支援表示器、3…表示装置、4…運
行条件入力装置、5…運転情報、6…定点地上子、7…
車輪、9…走行距離計、10…ドア開閉情報、11…運
転士、12a…停車場表示、13…速度表示、14…到
達迄の時間、15…車両速度、16,161,162…
曲線による制限速度、17…後にかくれた曲線速度制
限、18…踏切表示、19…踏切事故による停止信号、
20…踏切表示(複数)、21…減速パターン、22…
早着表示、23…遅れ表示、24…時間狂い表示、25
…停車場名、26…曲線半径、27…制限速度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 致知 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (56)参考文献 特開 昭60−5701(JP,A) 特開 平4−163275(JP,A) 特開 平1−215665(JP,A) 特開 平5−38965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 1/00 - 29/32

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両の路線条件、ダイヤデータ等の
    運用条件を入力する入力手段または鉄道車両の路線条
    件、ダイヤデータ等の運用条件を記憶するメモリと、 前記路線条件、運用条件を入力し、自車の現在位置を検
    出する検出手段と、 前記車両を運転するのに必要な運行情報を表示する表示
    手段と、 この表示手段に停車場をほぼ矩形状の図形で表示すると
    共に、前記検出手段で検出された現在の自車の位置と停
    車場までの距離を演算し、この演算距離に応じて前記図
    形の幅寸法を変化させ、遠近法により距離が長い場合は
    前記幅寸法を狭くし、かつ距離が短い場合は前記幅寸法
    を広くするように前記表示手段に表示させ、この表示手
    段に前記停車場以外の運行情報を前記図形に近接または
    重ねて表示させる制御手段と、 を具備した鉄道車両運行支援表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御手段は、現在車両が
    走行している位置を判断し、次の停車場位置と停車場名
    を路線条件から求め、車両の運行情報から次の停車場が
    停止か通過かを判断する判断機能と、この判断機能で停
    止と判断された時は前記表示手段に停止を示す図形を表
    示し、該判断機能で通過と判断された時は通過を示す図
    形を作成する機能を有した鉄道車両運行支援表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の制御手段は、現在車両が
    走行している位置を判断し、次の停車場位置と停車場名
    を路線条件から求め、車両の運行情報から次の停車場が
    停止か通過かを判断する判断機能と、この判断機能で停
    止と判断された時は前記表示手段に停止を示す図形を表
    示し、該判断機能で通過と判断された時は通過を示す図
    形としてほぼ矩形状であって中央部分が空白な図形を作
    成する機能を有した鉄道車両運行支援表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の制御手段は、車両の線路
    に曲線が存在し、運行速度に制限がある場合、自車の速
    度を示す下から上に向って伸びる速度計表示を速度とリ
    ニアに関係を持つ矢印長さで作成し、曲線による速度制
    限を速度計表示と同じスケールにより上側に所定形状の
    図形を作成する機能を有し、これにより現行の速度が曲
    線による速度制限に対し高いか低いかが判断できるよう
    にした鉄道車両運行支援表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の制御手段は、踏切が存在
    する場合速度表示の下側に踏切を示す矢印等の図形を作
    成し、この踏切の表示図形の水平軸の長さが現在の車両
    位置からの距離を示す機能を有した鉄道車両運行支援表
    示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の制御手段は、踏切が複数
    存在する場合速度表示の下側に踏切を示す矢印等の図形
    を踏切の数だけ作成し、この各踏切の表示図形の水平軸
    の長さが現在の車両位置からの距離を示す機能を有した
    鉄道車両運行支援表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の制御手段は、踏切上にて
    自動車の車輪脱落などの不都合により自動車運転士など
    の踏切非常警報の発報や踏切上においての異物検知装置
    により異物が検知された時に発する非常発報を検知した
    場合、踏切を表示する表示図形の位置に車両停止を要求
    する表示機能を有した鉄道車両運行支援表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の制御手段は、停車場を表
    示する図形の近くに停車場名を表示する機能を有した鉄
    道車両運行支援表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の制御手段は、車両の現在
    位置と現在時間と車両の運行予定ダイアとを比較し、車
    両の予定ダイアと自車の位置、時間差を検出し、位置又
    は時間差を早着又は遅れを合せて表示手段に表示する機
    能を有した鉄道車両運行支援表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の制御手段は、車両の停
    止又は減速を要求する表示を、車両の減速パターンを考
    え、減速パターンを遠近法により表示し、進行方向に向
    って表示する機能を有し、自車が適切なる減速により停
    止点又は速度制限点を通過できるかを考えやすく表示し
    た鉄道車両運行支援表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の表示手段は、コンピュ
    ータグラフィックディスプレイ、又はヘッドアップディ
    スプレイのいずれかであって、コンピュータグラフィッ
    クディスプレイは運転士前方の表示で示し、ヘッドアッ
    プディスプレイにより路線前方の風景中に投影表示する
    ようにした鉄道車両運行支援表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の制御手段は、車両運転
    操作を必要とする時又は若干事前に表示だけでなく、音
    声表示により車両制御操作を促す機能を有した鉄道車両
    運行支援表示装置。
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