JP2003002206A - 踏切障害物報知装置、及び踏切障害物報知方法 - Google Patents

踏切障害物報知装置、及び踏切障害物報知方法

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JP2003002206A
JP2003002206A JP2001189999A JP2001189999A JP2003002206A JP 2003002206 A JP2003002206 A JP 2003002206A JP 2001189999 A JP2001189999 A JP 2001189999A JP 2001189999 A JP2001189999 A JP 2001189999A JP 2003002206 A JP2003002206 A JP 2003002206A
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railroad crossing
crossing
train
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obstacle
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JP2001189999A
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Masashi Miura
正士 三浦
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、踏切内における障害物の有
無を運転士に報知する踏切障害物報知装置において、踏
切内の状況を運転士に正確に報知し、踏切通過時におけ
るスムースで安全な列車運行を運転士に促すことが可能
な踏切障害物報知装置、及び踏切障害物報知方法を提供
することである。 【解決手段】 踏切制御装置120及びカメラ111が
設置され、図中符号B1,B2に示す列車警報開始地点
に地上アンテナ131、132が設置される。踏切制御
装置120は、列車1a、1bが上記踏切警報開始地点
に到達し、警報機110から踏切警報が発せられた後、
カメラ111により撮影された上記踏切内の画像データ
を送信波に変調して地上アンテナ131、132に出力
する。列車1a、1bは、地上アンテナ131、132
を介して上記画像データを受信すると、その画像データ
を復調して運転室内の表示画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏切内における障
害物の有無を運転士に報知する踏切障害物報知装置、及
び踏切障害物報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、踏切を通過する列車と、踏切内で
停止中の故障車等の障害物との間に生じる不測の事態を
回避する為に、種々の踏切障害物検知装置を備えた踏切
障害物報知装置が実用化されている。
【0003】ここで、上記踏切障害物報知装置とは、上
記踏切障害物検知装置により検知された踏切内の障害物
の存在を、当該踏切を通過する列車の運転士に報知する
ものである。この踏切障害物報知装置によって踏切内の
障害物の存在を確認した運転士は、踏切進入前に列車を
緊急停止するので、踏切通過時における不測の事態が回
避可能となる。
【0004】図4を参照して、上記従来の踏切障害物報
知装置について説明する。図4は、従来の踏切障害物報
知装置200の概略構成を示す図である。
【0005】図4に示すように、従来の踏切障害物報知
装置200は、警報機211、212を備えた図中符号
Cに示す踏切に対して設置され、踏切制御装置220、
特殊信号発光機231a、231b、信号炎管232
a、232b、及び、踏切障害物検知装置(図5、図6
参照)等を備えて構成される。
【0006】また、踏切障害物報知装置200は、図示
しない列車検知装置から送信される各種信号等(例え
ば、踏切に接近した列車の現在位置情報)に基づいて、
踏切の安全管理を集中制御する。
【0007】ここで、上記踏切障害物検知装置として
は、図5に示す光式踏切障害物検知装置250、及び図
6に示すループコイル式踏切障害物検知装置260等が
実用化されている。
【0008】踏切制御装置220は、列車10a(或い
は列車10b)が図中符号Cに示す踏切から所定距離
(以下、踏切警報開始地点と称する)に到達し、列車1
0a(或いは列車10b)が上記踏切警報開始地点に到
達した旨を示す信号を上記列車検知装置から受信する
と、警報機211、212に踏切警報を出力させ、この
踏切周辺の安全を確保する。
【0009】更に、踏切制御装置220は、上記踏切警
報の出力後、図中符号Cに示す踏切内における障害物
(例えば、自動車や通行人等)が上記踏切障害物検知装
置により検知された場合、特殊信号発光機231a(或
いは特殊信号発光機231b)に発光信号を出力させた
り、信号炎管232a(或いは信号炎管232b)に燃
焼信号を出力させる等して、当該踏切内に障害物が存在
することを列車10a(或いは列車10b)の運転士に
報知する。それら発光信号や燃焼信号等を目視で確認し
た運転士は、直ちに列車の非常停止措置をとる。
【0010】図5、図6を参照して、従来の踏切障害物
報知装置200が備える上記踏切障害物検知装置につい
て説明する。図5は、上記踏切障害物検知装置として、
踏切障害物報知装置200が備える光式踏切障害物検知
装置250の概略構成を示す図であり、図6は、踏切障
害物報知装置200が備えるループコイル式踏切障害物
検知装置260の概略構成を示す図である。
【0011】まず、図5に示す光式踏切障害物検知装置
250について説明する。図5に示すように、光式踏切
障害物検知装置250は、図中符号Cに示す踏切周辺に
配設された発光器251a〜251dと受光器252a
〜252d、及び光式障害物検知部253等を備えて構
成される。
【0012】光式障害物検知部253は、図中符号Cに
示す踏切内に障害物が存在する場合、発光器251a〜
251dと受光器252a〜252dとの間で踏切内に
張り巡らされた赤外線やレーザ光等の光ビームが上記踏
切内の障害物により遮断されることを利用して、これら
遮断された光ビームを検知することにより、当該踏切内
における障害物の有無を検知する。
【0013】ここで、発光器251aから発せられた図
中符号D1に示す光ビームは、主に発光器251bによ
って検知され、発光器251bから発せられた図中符号
D2、D3に示す光ビームは、主に受光器252b、2
52dによってそれぞれ検知される。
【0014】発光器251cから発せられた図中符号D
4、D5に示す光ビームは、主に受光器252b、25
2dによってそれぞれ検知され、発光器251dから発
せられた図中符号D6に示す光ビームは、主に受光器2
52cによって検知される。
【0015】次に、図6に示すループコイル式踏切障害
物検知装置260について説明する。図6に示すよう
に、ループコイル式踏切障害物検知装置260は、図中
符号Cに示す踏切内に埋設されたループコイル261a
〜261e、及びループコイル式障害物検知部262等
を備えて構成される。
【0016】ループコイル式障害物検知部262は、図
中符号Cに示す踏切内に自動車等の伝導体が存在する場
合、この伝導体の存在によりループコイル261a〜2
61eのインダクタンスが変化することを利用して、こ
れらループコイル261a〜261eのインダクタンス
の変化を検知することにより、当該踏切内における障害
物の有無を検知する。
【0017】また、従来の踏切障害物報知装置200が
備える踏切障害物検知装置は、上述した光式踏切障害物
検知装置250、ループコイル式踏切障害物検知装置2
60の他に、既に実用化されているものとして超音波式
踏切障害物検知装置、或いは、実用化が検討されている
ものとして画像式踏切障害物検知装置等が考案されてい
る。
【0018】上記超音波式踏切障害物検知装置は、超音
波の発信源、及びその超音波の反射波を受信する受信部
を踏切の上部に備え、上記受信部により受信された上記
反射波の遅延時間の長短を検知することにより、当該踏
切内における障害物の有無を検知するものである。
【0019】また、上記画像式踏切障害物検知装置は、
踏切の現場を撮影するカメラと、障害物が存在しない踏
切の現場を示す画像データが予め記憶された記憶部とを
備え、上記カメラによって現時に撮影された踏切の現場
を示す画像データと、上記記憶部に予め記憶された踏切
の現場を示す画像データ(障害物が存在しない踏切の現
場を示す画像データ)とを比較することにより、この踏
切内における障害物の有無を検知するものである。
【0020】上記各種の踏切障害物検知装置、すなわ
ち、光式踏切障害物検知装置250やループコイル式踏
切障害物検知装置260、及び、図示しない上記超音波
式踏切障害物検知装置や画像式踏切障害物検知装置に基
づく各踏切障害物報知装置は、何れの場合においても、
これら踏切障害物検知装置により踏切内の障害物が自動
的に検知され、その検知結果に基づいて特殊信号発光機
231a、231bの発光信号や、信号炎管232a、
232bの燃焼信号の出力を制御して、踏切内における
障害物の存在を運転士に報知するものである。上記発光
信号や燃焼信号を目視で確認した運転士は、これら信号
が発せられた踏切の手前で列車を緊急停止させていた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の踏切障害物報知装置においては、以下に示す問題点
があった。上記従来の踏切障害物報知装置は、上記踏切
障害物検知装置の何れにおいても、これら踏切障害物検
知装置により踏切内の障害物が自動的に検知され、その
検知結果に基づいて上記発光信号や燃焼信号を発する
が、これら発光信号や燃焼信号を目視で確認した運転士
は、これら信号が発せられた踏切周辺の様子を確認でき
ない為、踏切に到達するまでに自列車を必ず停止させな
ければならなかった。
【0022】この為、踏切障害物検知装置の一時的な誤
動作や、上記発光信号や燃焼信号が発せられた後に踏切
内から障害物が取り除かれた等、列車を踏切の手前で停
止させずに通常の列車運行を継続できる場合でも、運転
士は、上記発光信号や燃焼信号を確認すると、踏切周辺
の様子を確認できない為、自列車を緊急停止させなけれ
ばならなかった。
【0023】更に、太陽光や自動車のヘッドライト、特
に近年のキセノン電球やハロゲン電球などに代表される
高輝度電球が発する光によって引き起こされる上記光式
踏切障害物検知装置における誤検知、或いは、小型自動
車や大型トレーラ等の高床車によって引き起こされる上
記ループコイル式踏切障害物検知装置における誤検知、
及び、路面地盤沈下によるループコイル断線故障等が懸
念されている。
【0024】更に、周囲の騒音音響の干渉、或いは降雪
時や積雪時の吸音等によって引き起こされる上記超音波
式踏切障害物検知装置における誤検知、或いは、天候の
急激な変化や、日の出・日没時の日照条件の変化等によ
って引き起こされる上記画像式踏切障害物検知装置にお
ける誤検知等が懸念されている。
【0025】本発明の課題は、踏切内における障害物の
有無を運転士に報知する踏切障害物報知装置において、
踏切内の状況を運転士に正確に報知し、踏切通過時にお
けるスムースで安全な列車運行を運転士に促すことが可
能な踏切障害物報知装置、及び踏切障害物報知方法を提
供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0027】請求項1記載の発明は、車上装置と地上装
置とを備え、列車(例えば、図1に示す列車1a、1
b)が走行する軌道上に設けられた踏切内(例えば、図
1の図中符号A2に示す踏切内の撮影領域)における障
害物の有無を運転士に報知する踏切障害物報知装置(例
えば、図1に示す踏切障害物報知装置100)におい
て、前記地上装置は、前記踏切近傍に設置され、当該踏
切を撮影する撮影手段(例えば、図1に示すカメラ11
1及び画像撮影装置122)と、前記踏切から所定範囲
内(例えば、図1の図中符号B1、B2に示す列車警報
開始地点によって挟まれた範囲内)の軌道上に在線中の
前記列車に対し、前記撮影手段により撮影された当該踏
切の画像データを送信する送信手段(例えば、図1に示
す送信装置123)とを備え、前記車上装置は、前記軌
道を走行する前記列車(例えば、図2に示す車両15
0)に搭載され、前記送信手段により送信された前記踏
切の画像データを受信する受信手段(例えば、図2に示
す受信装置152)と、前記列車の運転室に設置され、
前記受信手段により受信された前記踏切の画像データを
表示する表示手段(例えば、図2に示す表示装置15
3)とを備えたことを特徴とする。
【0028】請求項1記載の発明によれば、車上装置と
地上装置とを備え、列車が走行する軌道上に設けられた
踏切内における障害物の有無を運転士に報知する踏切障
害物報知装置において、前記地上装置では、撮影手段
は、前記踏切近傍に設置され、当該踏切を撮影し、送信
手段は、前記踏切から所定範囲内の軌道上に在線中の前
記列車に対し、前記撮影手段により撮影された当該踏切
の画像データを送信し、前記車上装置では、受信手段
は、前記軌道を走行する前記列車に搭載され、前記送信
手段により送信された前記踏切の画像データを受信し、
表示手段は、前記列車の運転室に設置され、前記受信手
段により受信された前記踏切の画像データを表示する。
【0029】請求項6記載の発明は、車上装置と地上装
置とを備え、列車(例えば、図1に示す列車1a、1
b)が走行する軌道上に設けられた踏切内(例えば、図
1の図中符号A2に示す踏切内の撮影領域)における障
害物の有無を運転士に報知する踏切障害物報知装置(例
えば、図1に示す踏切障害物報知装置100)を制御す
る為の踏切障害物報知方法において、前記地上装置で
は、前記踏切を撮影する工程と、前記踏切から所定範囲
内(例えば、図1の図中符号B1、B2に示す列車警報
開始地点によって挟まれた範囲内)の軌道上に在線中の
前記列車に対し、撮影された当該踏切の画像データを送
信する工程とを含み、前記車上装置では、前記送信され
た前記踏切の画像データを受信する工程と、前記受信さ
れた前記踏切の画像データを運転室内で表示する工程と
を含むことを特徴とする。
【0030】請求項6記載の発明によれば、車上装置と
地上装置とを備え、列車が走行する軌道上に設けられた
踏切内における障害物の有無を運転士に報知する踏切障
害物報知装置を制御する為の踏切障害物報知方法におい
て、前記地上装置では、前記踏切を撮影し、前記踏切か
ら所定範囲内の軌道上に在線中の前記列車に対して撮影
された当該踏切の画像データを送信し、前記車上装置で
は、前記送信された前記踏切の画像データを受信して前
記受信された前記踏切の画像データを運転室内で表示す
る。
【0031】従って、請求項1、6に記載の発明によれ
ば、列車が踏切に接近する際、運転士は、表示手段によ
り表示された当該踏切の現場を示す正確な映像を目視で
確認できるので、踏切通過時おける列車運行に対し、運
転士の判断に基づいた手動制御が可能となり、柔軟、適
切、かつスムースな列車運行が行える。
【0032】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記地上装置は、前記列車が前記踏切に接
近する際、当該踏切周辺に対して警戒信号を出力する警
戒信号出力手段(例えば、図1に示す警報機110)
と、前記警戒信号の出力後に前記撮影手段により撮影さ
れた前記踏切の画像データを、前記送信手段に送信させ
るように制御する制御手段(例えば、図1に示す踏切制
御回路121)と、を更に備えたことを特徴とする。
【0033】請求項2記載の発明によれば、前記地上装
置では、警戒信号出力手段は、前記列車が前記踏切に接
近する際、当該踏切周辺に対して警戒信号を出力し、制
御手段は、前記警戒信号の出力後に前記撮影手段により
撮影された前記踏切の画像データを、前記送信手段に送
信させるように制御する。
【0034】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記地上装置では、前記列車が前記踏切に
接近する際、当該踏切周辺に対して警戒信号を出力する
工程と、前記所定範囲内の軌道上に在線中の前記列車に
対し、前記警戒信号出力後に撮影された前記踏切の画像
データを送信する工程と、を更に含むことを特徴とす
る。
【0035】請求項7記載の発明によれば、前記地上装
置では、前記列車が前記踏切に接近する際、当該踏切周
辺に対して警戒信号を出力し、前記所定範囲内の軌道上
に在線中の前記列車に対し、前記警戒信号出力後に撮影
された前記踏切の画像データを送信する。
【0036】従って、請求項2、7記載の発明によれ
ば、警報手段により警戒信号の後に撮影された踏切の画
像データに基づいて、運転士が踏切通過時における列車
運行を制御するので、警戒信号出力前の踏切の映像を、
警戒信号出力後の踏切の映像と誤認識することがなくな
ると共に、警戒信号出力前の踏切の映像と、警戒信号出
力後の踏切の映像とを識別するのに要する手間や労力を
省くことが可能となる。更に、警戒信号出力前の踏切の
現場を撮影して送受信する際の電力消費が削減できるの
で、経済性の向上が図られる。
【0037】請求項3記載の発明は、請求項1乃至2の
何れかに記載の発明において、前記撮影手段は、前記踏
切内、及び当該踏切周辺の現場を撮影することを特徴と
する。
【0038】請求項8記載の発明は、請求項6乃至7の
何れかに記載の発明において、前記撮影する工程は、前
記踏切内、及び当該踏切周辺の現場を撮影することを特
徴とする。
【0039】従って、請求項3、8記載の発明によれ
ば、運転士は、踏切内及びその周辺の現状を目視により
確認できるので、より一層、安全かつスムースに踏切通
過時における列車運行を制御できる。
【0040】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
何れかに記載の発明において、前記送信手段は、前記所
定範囲内の軌道に沿って設置された1或いは2以上の無
線通信用の地上アンテナ(例えば、図1に示す地上アン
テナ131、132)を備え、これら地上アンテナを介
して当該軌道上に在線中の前記列車に前記画像データを
無線送信し、前記受信手段は、無線通信用の車上アンテ
ナ(例えば、図2に示す車上アンテナ151)を備え、
この車上アンテナを介して前記地上アンテナから無線送
信された前記画像データを受信することを特徴とする。
【0041】請求項9記載の発明は、請求項6乃至8の
何れかに記載の発明において、前記送信する工程は、前
記所定範囲内の軌道に沿って設置された1或いは2以上
の無線通信用の地上アンテナ(例えば、図1に示す地上
アンテナ131、132)を介して、当該軌道上に在線
中の前記列車に前記画像データを無線送信し、前記受信
する工程は、無線通信用の車上アンテナ(例えば、図2
に示す車上アンテナ151)を介して、前記地上アンテ
ナから無線送信された前記画像データを受信することを
特徴とする。
【0042】従って、請求項4、9記載の発明によれ
ば、踏切から所定範囲内に上記地上アンテナを複数設け
た場合、運転士は、踏切の現場を示す多数の画像データ
に基づいて踏切通過時における列車運行を制御できるの
で、更に安全かつスムースな踏切通過が可能となる。
【0043】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記地上アンテナは、前記所定範囲内の軌
道に敷設された無線通信用のケーブルであることを特徴
とする。
【0044】従って、請求項5記載の発明によれば、踏
切から所定範囲内に無線通信用のケーブルを敷設し、こ
のケーブルを介して踏切の現場を示す画像データを連続
して取得するようにした場合、運転士は、踏切に到るま
での間に連続画像データに基づいた列車運行が行えるの
で、より一層、安全かつスムースな踏切通過が可能とな
る。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明を適用した踏切障害物報知装置100について詳細に
説明する。
【0046】まず構成を説明する。図1は、踏切障害物
報知装置100の概略構成を示す図であり、図2は、踏
切障害物報知装置100における列車1a、1bを構成
する車両150の内部構成を説明する概略図である。
【0047】図1に示すように、踏切障害物報知装置1
00は、図中符号A1に示す踏切に設置された警報機1
10、カメラ111、及び踏切制御装置120、地上ア
ンテナ131、132等を備えて構成される。
【0048】踏切制御装置120は、踏切制御回路12
1、画像撮影装置122、送信装置123等を備え、図
示しない列車検知装置から送信される各種信号等に基づ
いて、図中符号A1に示す踏切等の安全管理を集中制御
する。
【0049】踏切制御回路121は、列車1a(或いは
列車1b)が図中符号A1に示す踏切から所定距離にあ
る踏切警報開始地点に到達し、列車1a(或いは列車1
b)が上記踏切警報開始地点に到達した旨を報知する信
号を上記列車検知装置から受信すると、警報機110に
踏切警報を出力させ、この踏切周辺の安全を確保する。
【0050】踏切制御回路121は、列車1a(或いは
列車1b)が上記踏切警報開始地点に到達したことを報
知する信号を上記列車検知装置から受信すると、カメラ
111を介して画像撮影装置122によって撮影された
踏切警報出力後の踏切の状況を示す画像データを送信装
置123に出力する。
【0051】踏切制御回路121は、送信装置123に
おいて送信波に変調された上記画像データ(図中符号A
1に示す踏切の状況を示す画像データ)を、図中符号B
1、B2に示す列車警報開始地点に設置された地上アン
テナ131、132を介して列車1a、1bに送信す
る。
【0052】なお、図中符号B1、B2に示す列車警報
開始地点は、上記踏切警報開始地点と図中符号A1に示
す踏切とに挟まれた領域内に設けられているとする。
【0053】すなわち、図中符号B1、B2に示す列車
警報開始地点に到達した列車1a、1bが地上アンテナ
131、132を介して受信する画像データは、列車1
a、1bが上記踏切警報開始地点を通過し、警報機11
0から踏切警報が発せられた後の上記踏切の状況を示す
画像データである。
【0054】また、カメラ111の撮影可能領域は、図
中符号A2に示す領域であり、図中符号A1に示す踏切
内における列車1a、1bの通過領域をカバーしてい
る。
【0055】なお、画像データを列車1a、1bに送信
する地上アンテナ131、132は、図中符号B1,B
2に示す列車警報開始地点だけに設置してあるが、図中
符号A1に示す踏切と上記警報開始地点との間にこれら
地上アンテナを複数設けるような構成であっても良い。
【0056】更に、列車1a、1bは、図中符号B1,
B2に示す列車警報開始地点と図中符号A1に示す踏切
との間に離散的に設置された地上アンテナ131、13
2等を介して、当該踏切の現場を示す画像データを取得
するとしているが、この踏切と列車警報開始地点との間
に連続したケーブルを敷設し、この連続したケーブルを
介して上記画像データを取得するようにしても良い。
【0057】次いで、列車1a、1bを構成する車両に
ついて説明する。図2に示すように、車両150は、車
上アンテナ151、受信装置152、表示装置153等
を備える。
【0058】車上アンテナ151は、車両150が図中
符号B1,B2に示す列車警報開始地点に到達した際、
地上アンテナ131、132を介して踏切制御装置12
0から送信された図中符号A1に示す踏切の現場を示す
画像データを受信する。
【0059】受信装置152は、車上アンテナ151を
介して受信した図中符号A1に示す踏切の現場を示す画
像データを復調すると共に、運転室内に設置された表示
装置153の表示画面上に上記踏切の現場の映像を表示
する。
【0060】次いで、動作を説明する。図3(a)は、
踏切障害物報知装置100における踏切障害物報知処理
を説明するフローチャートであり、図3(b)は、踏切
障害物報知装置100における車両150の踏切障害物
報知処理を説明するフローチャートである。
【0061】まず、踏切障害物報知装置100における
踏切障害物報知処理を説明する。
【0062】列車1a、1bが図中符号A1に示す踏切
から所定距離にある踏切警報開始地点に到達し、列車1
a、1bが上記踏切警報開始地点に到達したことを報知
する信号を上記列車検知装置から受信すると、踏切制御
回路121は、警報機110に踏切警報を出力させると
共に(ステップS11)、画像撮影装置122に上記踏
切警報が発せられた後の踏切の撮影を開始させる(ステ
ップS12)。
【0063】踏切制御回路121は、ステップS12に
おいて撮影された上記踏切警報が発せられた後の画像デ
ータを送信装置123において送信波に変調すると共
に、この送信波を地上アンテナ131、132に出力す
る(ステップS13)。
【0064】次に、列車1a、1bを構成する車両15
0の踏切障害物報知処理を説明する。列車1a、1bが
図中符号A1に示す踏切に接近し、図中符号B1、B2
に示す列車警報開始地点(地上アンテナ131、132
からの伝送範囲)に到達すると(ステップS21)、受
信装置152は、地上アンテナ131、132と車上ア
ンテナ151とを介して、上記踏切警報が発せられた後
の踏切の現場を示す画像データを受信する(ステップS
22)。
【0065】ステップS22の後、受信装置152は、
上記受信した踏切の現場を示す画像データを表示装置1
53に出力し、踏切警報が発せられた後の踏切の現場の
映像を表示装置153の表示画面上に表示する(ステッ
プS23)。
【0066】ステップS23の後、運転士は、表示装置
153の表示画面上に表示された上記踏切(図1の図中
符号A2に示す領域)の正確な状況を目視により確認
し、当該踏切通過時における自列車の運行を手動により
制御する。
【0067】例えば、運転士は、表示装置153の表示
画面上に表示された踏切警報が発せられた後の踏切の映
像を目視することにより、当該踏切を安全に通過できる
と判断した場合、予め取り決められた適正速度(踏切通
過時の速度)に自列車の速度を保持し、更に前方の安全
を確認しながら、自列車をこの踏切に進入させる。
【0068】また、運転士は、表示装置153の表示画
面上に表示された踏切警報が発せられた後の踏切の映像
を目視することにより、当該踏切を安全に通過できない
と判断した場合、この踏切に進入する前に自列車を緊急
停止させる。
【0069】また、運転士は、表示装置153の表示画
面上に表示された踏切警報が発せられた後の踏切の映像
を目視することにより、当該踏切を安全に通過できない
可能性があると判断した場合、例えば、踏切を横断中の
自動車が確認された場合、自列車が踏切に到達するまで
にこの自動車の踏切横断が完了しているか否か、判断で
きない為、予め取り決められた徐行速度まで減速し、更
に前方の安全を確認しながら、自列車をこの踏切に接近
させる。
【0070】以上説明したように、本発明を適用した踏
切障害物報知装置100は、図中符号A1に示す踏切に
対して踏切制御装置120及びカメラ111が設置され
ると共に、図中符号B1,B2に示す列車警報開始地点
に地上アンテナ131、132が設置される。
【0071】踏切制御装置120は、列車1a、1bが
上記踏切警報開始地点に到達し、警報機110から踏切
警報が発せられた後、カメラ111により撮影された上
記踏切の現場を示す画像データを送信波に変調して地上
アンテナ131、132に出力する。
【0072】受信装置152は、列車1a、1bを構成
する車両150が上記列車警報開始地点に到達し、地上
アンテナ131、132と車上アンテナ151とを介し
て上記画像データを受信すると、その受信した画像デー
タを復調して表示装置153の表示画面上に表示する。
【0073】従って、列車1a、1bが踏切に接近する
際、列車1a、1bの各運転士は、表示装置153の表
示装置上に表示された当該踏切の現場を示す正確な映像
を目視で確認できるので、踏切通過時おける列車運行に
対し、運転士の判断に基づいた手動制御が可能となり、
踏切警報が発せられた後の踏切の現状に応じて、柔軟、
適切、かつスムースな列車運行が行える。
【0074】更に、警報機110により踏切警報が発せ
られた後に撮影された踏切の現場を示す画像データに基
づいて、運転士が踏切通過時における列車運行を制御す
るので、踏切警報出力前の踏切の映像を、踏切警報出力
後の踏切の映像と誤認識することがなくなると共に、踏
切警報出力前の踏切の映像と、踏切警報出力後の踏切の
映像とを識別するのに要する手間や労力を省くことが可
能となる。更に、踏切警報出力前の踏切の現場を撮影し
て送受信する際の電力消費が削減できるので、経済性の
向上が図られる。
【0075】更に、従来実施されている光式踏切障害物
検知装置において、太陽光や自動車のヘッドライト、特
に近年のキセノン電球やハロゲン電球などに代表される
高輝度電球が発する光によって引き起こされる踏切内障
害物に対する誤検知や、従来実施されているループコイ
ル式踏切障害物検知装置において、小型自動車や大型ト
レーラ等の高床車によって引き起こされる踏切内障害物
に対する誤検知を回避できる。
【0076】更に、従来実施されている超音波式踏切障
害物検知装置において、周囲の騒音音響からの干渉、或
いは降雪時や積雪時における吸音等によって引き起こさ
れる踏切内障害物に対する誤検知や、従来検討されてい
る画像式踏切障害物検知装置において、天候の急激な変
化や、日の出・日没時の日照条件の変化等によって引き
起こされる踏切内障害物に対する誤検知を回避できる。
【0077】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。例えば、踏切に設置するカメ
ラは1台とする必要はなく、複数台設置可能である。こ
の場合、踏切の現場を撮影するカメラと、踏切周辺の現
場を撮影するカメラとを併設し、運転士は、これら複数
のカメラによって撮影された踏切及びその周辺の現状を
目視により確認できるので、より一層、安全かつスムー
スに踏切通過時における列車運行を制御できる。
【0078】更に、画像データを列車1a、1bに送信
する地上アンテナ131、132は、図中符号B1,B
2に示す列車警報開始地点だけに設置しているが、図中
符号A1に示す踏切と上記警報開始地点との間に上記地
上アンテナを複数設けるような構成であっても良い。こ
の場合、運転士は、踏切の現場を示す多数の画像データ
に基づいて踏切通過時における列車運行を制御できるの
で、更に安全かつスムースな踏切通過が可能となる。
【0079】更に、列車1a、1bは、図中符号B1,
B2に示す列車警報開始地点と図中符号A1に示す踏切
との間に離散的に設置された地上アンテナ131、13
2等を介して、当該踏切の現場を示す画像データを取得
するとしているが、この踏切と列車警報開始地点との間
に無線通信用の連続ケーブルを敷設し、この連続ケーブ
ルを介して上記画像データを連続して取得するようにし
ても良い。この場合、運転士は、踏切までの連続画像デ
ータに基づいた列車運行が行えるので、より一層、安全
かつスムースな踏切通過が可能となる。
【0080】
【発明の効果】
【0081】請求項1、6に記載の発明によれば、列車
が踏切に接近する際、運転士は、表示手段により表示さ
れた当該踏切の現場を示す正確な映像を目視で確認でき
るので、踏切通過時おける列車運行に対し、運転士の判
断に基づいた手動制御が可能となり、柔軟、適切、かつ
スムースな列車運行が行える。
【0082】請求項2、7記載の発明によれば、警報手
段により警戒信号の後に撮影された踏切の現場を示す画
像データに基づいて、運転士が踏切通過時における列車
運行を制御するので、警戒信号出力前の踏切の映像を、
警戒信号出力後の踏切の映像と誤認識することがなくな
ると共に、警戒信号出力前の踏切の映像と、警戒信号出
力後の踏切の映像とを識別するのに要する手間や労力を
省くことが可能となる。更に、警戒信号出力前の踏切の
現場を撮影して送受信する際の電力消費が削減できるの
で、経済性の向上が図られる。
【0083】請求項3、8記載の発明によれば、運転士
は、踏切内及びその周辺の現状を目視により確認できる
ので、より一層、安全かつスムースに踏切通過時におけ
る列車運行を制御できる。
【0084】請求項4、9記載の発明によれば、踏切か
ら所定範囲内に上記地上アンテナを複数設けた場合、運
転士は、踏切の現場を示す多数の画像データに基づいて
踏切通過時における列車運行を制御できるので、更に安
全かつスムースな踏切通過が可能となる。
【0085】請求項5記載の発明によれば、踏切から所
定範囲内に無線通信用のケーブルを敷設し、このケーブ
ルを介して踏切の現場を示す画像データを連続して取得
するようにした場合、運転士は、踏切に到るまでの間に
連続画像データに基づいた列車運行が行えるので、より
一層、安全かつスムースな踏切通過が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した踏切障害物報知装置100の
概略構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した踏切障害物報知装置100に
おいて、列車1a、1bを構成する車両150の内部構
成を説明する概略図である。
【図3】(a)は、本発明を適用した踏切障害物報知装
置100における踏切障害物報知処理を説明するフロー
チャートであり、(b)は、本発明を適用した踏切障害
物報知装置100における車両150の踏切障害物報知
処理を説明するフローチャートである。
【図4】従来の踏切障害物報知装置200の概略構成を
示す図である。
【図5】従来の踏切障害物報知装置200が備える光式
踏切障害物検知装置250の概略構成を示す図である。
【図6】従来の踏切障害物報知装置200が備えるルー
プコイル式踏切障害物検知装置260の概略構成を示す
図である。
【符号の説明】
100踏切障害物報知装置 1a、1b 列車 110 警報機 111 カメラ 120 踏切制御装置 121 踏切制御回路 122 画像撮影装置 123 送信装置 131、132 地上アンテナ 150 車両 151 車上アンテナ 152 受信装置 153 表示装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車上装置と地上装置とを備え、列車が走行
    する軌道上に設けられた踏切内における障害物の有無を
    運転士に報知する踏切障害物報知装置において、 前記地上装置は、 前記踏切近傍に設置され、当該踏切を撮影する撮影手段
    と、 前記踏切から所定範囲内の軌道上に在線中の前記列車に
    対し、前記撮影手段により撮影された当該踏切の画像デ
    ータを送信する送信手段とを備え、 前記車上装置は、 前記軌道を走行する前記列車に搭載され、前記送信手段
    により送信された前記踏切の画像データを受信する受信
    手段と、 前記列車の運転室に設置され、前記受信手段により受信
    された前記踏切の画像データを表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする踏切障害物報知装置。
  2. 【請求項2】前記地上装置は、 前記列車が前記踏切に接近する際、当該踏切周辺に対し
    て警戒信号を出力する警戒信号出力手段と、 前記警戒信号の出力後に前記撮影手段により撮影された
    前記踏切の画像データを、前記送信手段に送信させるよ
    うに制御する制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の踏切障害
    物報知装置。
  3. 【請求項3】前記撮影手段は、前記踏切内、及び当該踏
    切周辺の現場を撮影することを特徴とする請求項1乃至
    2の何れかに記載の踏切障害物報知装置。
  4. 【請求項4】前記送信手段は、 前記所定範囲内の軌道に沿って設置された1或いは2以
    上の無線通信用の地上アンテナを備え、これら地上アン
    テナを介して当該軌道上に在線中の前記列車に前記画像
    データを無線送信し、 前記受信手段は、 無線通信用の車上アンテナを備え、この車上アンテナを
    介して前記地上アンテナから無線送信された前記画像デ
    ータを受信することを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の踏切障害物報知装置。
  5. 【請求項5】前記地上アンテナは、前記所定範囲内の軌
    道に敷設された無線通信用のケーブルであることを特徴
    とする請求項4記載の踏切障害物報知装置。
  6. 【請求項6】車上装置と地上装置とを備え、列車が走行
    する軌道上に設けられた踏切内における障害物の有無を
    運転士に報知する踏切障害物報知装置を制御する為の踏
    切障害物報知方法において、 前記地上装置では、 前記踏切を撮影する工程と、 前記踏切から所定範囲内の軌道上に在線中の前記列車に
    対し、撮影された当該踏切の画像データを送信する工程
    とを含み、 前記車上装置では、 前記送信された前記踏切の画像データを受信する工程
    と、 前記受信された前記踏切の画像データを運転室内で表示
    する工程とを含むことを特徴とする踏切障害物報知装
    置。
  7. 【請求項7】前記地上装置では、 前記列車が前記踏切に接近する際、当該踏切周辺に対し
    て警戒信号を出力する工程と、 前記所定範囲内の軌道上に在線中の前記列車に対し、前
    記警戒信号出力後に撮影された前記踏切の画像データを
    送信する工程と、 を更に含むことを特徴とする請求項6記載の踏切障害物
    報知方法。
  8. 【請求項8】前記撮影する工程は、前記踏切内、及び当
    該踏切周辺の現場を撮影することを特徴とする請求項6
    乃至7の何れかに記載の踏切障害物報知方法。
  9. 【請求項9】前記送信する工程は、 前記所定範囲内の軌道に沿って設置された1或いは2以
    上の無線通信用の地上アンテナを介して、当該軌道上に
    在線中の前記列車に前記画像データを無線送信し、 前記受信する工程は、 無線通信用の車上アンテナを介して、前記地上アンテナ
    から無線送信された前記画像データを受信することを特
    徴とする請求項6乃至8の何れかに記載の踏切障害物報
    知方法。
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