JP7217080B2 - 自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップ - Google Patents

自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップ Download PDF

Info

Publication number
JP7217080B2
JP7217080B2 JP2021500093A JP2021500093A JP7217080B2 JP 7217080 B2 JP7217080 B2 JP 7217080B2 JP 2021500093 A JP2021500093 A JP 2021500093A JP 2021500093 A JP2021500093 A JP 2021500093A JP 7217080 B2 JP7217080 B2 JP 7217080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarns
belt
fabric layers
belt strap
edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021500093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021530391A (ja
Inventor
ワン、トミー
チョン、ボブ
タオ、ラファエル
ウェルツ、ウィリー
ガン、フランク
ミュラー、カイシュテファン
ヴァンヘルヴート、クリス
ドルーズ、ヴィクトリア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Autoliv Development AB
Original Assignee
Autoliv Development AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Autoliv Development AB filed Critical Autoliv Development AB
Publication of JP2021530391A publication Critical patent/JP2021530391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7217080B2 publication Critical patent/JP7217080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/12Construction of belts or harnesses
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • D03D1/04Sack- or bag-like articles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D11/00Double or multi-ply fabrics not otherwise provided for
    • D03D11/02Fabrics formed with pockets, tubes, loops, folds, tucks or flaps
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2401/00Physical properties
    • D10B2401/18Physical properties including electronic components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

本発明は、請求項1に記載のプリアンブルの特徴を有する、自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップに関する。
自動車両の安全ベルト装置内のベルトストラップは、一般に、より深刻な傷害を可能な限り回避するために、事故時に自動車両内の乗員を拘束する役割を果たす。安全ベルト装置は、とりわけ、車両に固定され、ベルトストラップの一端が巻き取られ得るベルトリールを有するベルトリトラクタを含む。ベルトストラップの他端は、車両に固定されたベルトバックル内のベルト舌部を介してロックされてもよく、又は同様に、端部取付具を介して車両に恒久的に取り付けられてもよい。他端が端部取付具を介して車両に固定される限り、安全ベルト装置は、ベルトストラップ上で変位可能に案内されるベルト舌部を更に有し、このベルト舌部は、例えば、ベルトストラップの3点形状を形成するために、車両に固定されたベルトバックル内でロックされ得る。
乗員を拘束するタスクのために、ベルトストラップ自体が、引張強度、表面条件、縁部の性質などに関する様々な要件を満たさなければならない。
更に、現代の自動車両には、センサ、アクチュエータ、スクリーン、音響ユニット、加熱及び冷却装置などの複数の電子部品が提供され、これらの部品の数は、自動車両の駆動装置、制御装置、及び快適性装置を用いたそれらの自動化の増加とともに、なお一層増加することが予想される。更に、これらの装置は、電気線を介して互いに接続され、対応する電源及び制御装置に接続されなければならない。これらの電子部品及び線が安全ベルト装置の一部である限り、これらは、安全ベルト装置の使用又は機能を損なうことなく、安全ベルト装置上に相応に配置されなければならない。
ドイツ特許第10 2011 009 318(A1)号から、ベルトストラップの長手方向に延在するホースセグメントをベルトストラップに提供することが既に知られており、このホースセグメント内に電子部品が導入され得る。
ホースセグメントがベルトストラップ内でどのように製造されるかについての更なる詳細は、この公報から知ることができない。
また、欧州特許公開第1 141 455(B1)号からは、中心部及び2つの縁部を有する膨張可能な多層折り畳み式安全ベルトであって、事故時に、ガス発生器から放出されるガス流によって膨張されて、直径が増加したホースを形成して、拘束された際の乗員に対する負荷を低減することができる、安全ベルトが知られている。この安全ベルトは、これらの部の移行領域内で、かつ外側縁の領域内で一緒に織られた2つの層に織られる。製織後、安全ベルトの縁部は、Z字形状に中央部上に折り畳まれる。その後、シートベルトが反転され、左側に折り畳まれ、それにより、中央部の内側が外側になり、縁部が中央部の2つの層の間の空洞内に位置するようになる。安全ベルトは、これにより同時に、約46又は47mmの従来の安全ベルトの幅に低減される。更に、中央部の2つの層の間の接続は、折り畳まれた安全ベルトの縁部をそれぞれ形成し、これらは、第1の工程において、引き裂かれて開いて安全ベルトを展開し、その後、侵入するガス流に起因して縁部が展開することが可能である。膨張可能な安全ベルトは、空洞内への電子部品の導入を意図されていない。更に、拡大された空洞は、安全ベルトの展開のみを介して作り出され、乗員に対する負荷の可能な限り大きい低減の意味で、電子部品を収容するのにそれ自体であまりに大きすぎるようになり得るボリュームで、可能な限り大きく寸法決定される。シートベルトが膨張される前に、空洞は、その内部に配置された縁部で完全に充填されているため、この理由によっても、追加の電気部品又は線を配置することは提供されず、また実現することも困難であろう。
この背景に対して、本発明は、電子部品及び線を受容するための空洞を有する、自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップを提供するという目的に基づき、この安全ベルトは、可能な限り単純に構築されるべきであり、また製造するのが安価であるべきである。
本発明によれば、この目的を達成するために、請求項1に記載の特徴を有するベルトストラップが提案される。本発明の更なる好ましい発展は、従属請求項、図面、及び関連する説明から知られ得る。
本発明の基本概念によれば、空洞が、ベルトストラップの長手方向に平行に走る1つ以上の織り糸によって外側縁部内で互いに接続された2つの布地層によって形成されることが提案される。
本発明による解決策によって、空洞は、ベルトストラップの製織中に既に製造されていてもよい。これにより、ベルトストラップは、その基本構造において、織り糸によって縁部のみにおいて互いに接続された2つの相互に独立した布地層に織られる。それにより、縁部における2つの布地層を接続するために提供される織り糸は、製織中に同時に製織されてもよく、したがって、製織中の布地層の接続が直接実現され、布地層を接続するための更なる別個の作業工程が不要になる。織り糸は、2つの布地層を接続するためにのみ機能するが、拘束の場合に作用する引張力は、前述のように、経糸によって吸収されるので、織り糸は、2つの布地層の信頼性のある接続の観点からのみ設計及び配置されれば十分である。織り糸のヤーン厚、織り糸の材料、また織り糸の数は、それによって、布地層の接続のための設計パラメータとして使用され得る。
ベルトストラップは、40~50mm、好ましくは46又は47mmの幅を有し、織り糸によって布地層が互いに接続される縁部はそれぞれ、少なくとも2mm、好ましくは少なくとも4mmの幅を有することが更に提案される。ベルトストラップの提案される幅は、標準的なベルトストラップ幅に対応する。提案される縁部の寸法決定を用いれば、ベルトストラップが剪断力の作用下でその平面形成を失うこと、及びそれによってベルトストラップ内に折り畳みが形成されることを防止することができる。具体的には、それにより、2つの布地層を持つベルトストラップが、長手方向の縁部の横方向の展開下で捻れるか又は反りを生じることを防止することができる。縁部の幅、及び縁部における布地層の関連する平面接続は、それによって、特に、織り糸の数及び配置の対応する選択を介して達成され得る。
布地層は、複数の経糸及び緯糸によって形成されることが更に提案される。経糸は、ベルトストラップの長手方向の方向に走り、緯糸によって互いに接続されて、平織りを形成する。完成した織布では、経糸は、それによって布地層の表面を形成し、一方、緯糸は、経糸間を走り、対応する高密度の布地の場合では外部から検出可能でない。経糸は、対応する引張強度を有するように設計され、ベルトストラップの長手方向における引張力を吸収するように機能し、一方、緯糸は、より微細であり、経糸を一緒に保持するように機能する。
それにより、織り糸は、好ましくは2つの布地層の緯糸との2/2織りで織られ、それによって、可能な限り均質な平滑表面構造への布地層の均一な接続を達成することができる。それにより、2/2織りは、製織中の2つの布地層の2つのシェッドに対する側面の切り替えにより、織り糸が、周期的に、ベルトストラップの一方の側上の2つの連続する緯糸上に、及び後続の2つの緯糸上では、他方の側上に、常に配置される織りとして理解できる。それにより、それぞれのすぐに隣接する織り糸、又はいくつかの隣接して配置された織り糸の群もまた、それらがそれぞれ、製織中にシェッドの両側に、したがって緯糸の両側に配置されるような方法で配向され得ることが好ましい。既に上述したように、緯糸は、経糸を布地層に接合するように機能する。したがって、織り糸によって達成される異なる布地層の緯糸の接続により、経糸はまた、織り糸によって間接的に接合され、その結果、2つの、通常ならば互いに独立している布地層の堅固な結合が、縁部をもたらす。
更に、経糸は、5/1/1織りで緯糸に接続されることが提案される。織り糸の製織の上記の定義に基づいて、5/1/1織りによって理解されるものは、緯糸との経糸の製織であり、これは、周期的な順序で、経糸が、5つの連続する緯糸の間に布地層のシェッドの一方の側に配置され、次に、1つの後続の緯糸のためにシェッドの側面を切り替え、その後、更なる緯糸のためにシェッドの側面を再び切り替えてから、それらが、次の5つの緯糸のためのワークフローの繰り返しのために、シェッドの他方の側に再び配置されることによって与えられる。経糸及び緯糸の提案される製織を介して、ハプティック最適化及び摩擦最適化された表面が達成され得る。それによって、提案される織りを持つ織り糸によって特に良好に互いに接続され、空洞を形成することができる、それぞれの布地層も達成され得る。
2つの布地層は、更に、縁部の間に配置された1つ以上の接続部において互いに接続されて、互いに分離された2つ以上の空洞を形成し得る。一方、布地層の接続は、提案される追加の接続部を介して更に改善されてもよく、他の場合には、例えば、線の意図的に分離した案内又は電子部品の別個の配置の目的で、いくつかの別個の空洞が達成されてもよい。
添付の図面を参照しながら、本発明を好ましい実施形態を使用して以下に説明する。
平面図及び断面図における本発明によるベルトストラップを示す。 拡大分解図におけるベルトストラップの縁部を通る長手方向部分を示す。 剪断力の作用下でのベルトストラップの断面図を示す。
図1に示されているのは、平面図における、及び描写の右側では、断面図における、本発明によるベルトストラップ1である。ベルトストラップ1は、中央部2では互いに接続されず、2つの外側縁部3及び4では互いに接続されている、2つの布地層6及び7を有する。ベルトストラップ1は、46又は47mmの幅Aを有し、縁部3及び4はそれぞれ、2mm、好ましくは4mmの幅Bを有する。
ベルトストラップ1は、ベルトストラップ1の長手方向に走る複数の経糸11を有し、この経糸11は、それに対して垂直に走る緯糸10と織られて、布地層6及び7を形成する。それによって、布地層6及び7の各々は、独立した布地層6及び7を形成するように、互いに分離した経糸11及び緯糸10を有する。布地層6及び7は、以下に記載するように、縁部3及び4において互いに接続されているため、縁部3及び4における接続によって縁側に向かって区切られた布地層6と布地層7との間に空洞5が形成されている。3つの電気線13は、空洞5内に配置され、これらの電気線13は、例えば、センサの電気的接続として、又は安全ベルト装置のアクチュエータの信号線として、若しくは安全ベルト装置の近傍にある他の装置のための信号線としても機能し得る。更に、空洞5内には、より小さい制御又は記憶ユニット、単純なスイッチ、音響再生装置、加熱装置などの更なる電子部品を配置してもよい。
2つの布地層6及び7は、縁部3及び4において提供される織り糸12によって互いに織られており、それにより、端部3及び4において、布地層6及び7の接続部8及び9が形成されている。織り糸12は、縁部3及び4の全幅にわたって提供される必要はない。例えば、可能な限りソフトな縁の実現のためにベルトストラップ1の縁領域において特定の織りが提供される限り、縁部3及び4の最も外側の縁領域における織り糸12は、布地層6及び7の接続にとって不利でない限り、省略されてもよい。
縁部3及び4の幅Bは、縁部3及び4における接続がベルトストラップ1全体に対して平面形態を課すように、2mmであるように意図的に選択される。これにより、この影響は、例えば、幅Bが4mm又は更により大きくなるように、縁部3及び4の幅が更により大きくなるように選択されるという点で、更により増大され得る。これにより、ベルトストラップ1は、縁部セクション3及び4の縁が展開されたとき、横方向の力の作用時に、その長手方向軸を中心に捻れるか又は反りを生じるのを防止される。合理的である限り、縁部3及び4はまた、幅Bが更により大きく寸法決定され得るが、それにより、空洞5のサイズは小さくなる。例えば、これは、空洞5がチャネルの形態でより狭くなるように意図的に実現されるべき場合に合理的であり得、それにより、ベルトストラップ1内の線の配置及び過程は事前決定又は画定されてもよい。
図3では、ベルトストラップ1は、断面図において、矢印の方向に作用する剪断力の影響下で明らかである。剪断力の作用により、布地層6及び7は、それらの長手方向範囲を横断して互いに対向して変位され、その結果、圧縮力が、布地層6及び7のうちの1つの縁部3及び4又は接続部8及び9にそれぞれ加えられ、一方、引張力は、それぞれの他の布地層6及び7によって加えられる。これらの力の関係は、図3において明らかなように、縁部3及び4が横方向に偏向されることにつながる。縁部3及び4が本発明に従って接続されなければ、それによって布地層6及び7の縁側接続点は周方向に展開するはずであり、ベルトストラップ1は、その長手方向軸を中心に捻れるか又は反りを生じるはずであり、それにより、今度はベルトストラップの平坦な形成が失われ得、着用快適性が悪影響を受けるであろう。少なくとも2mm、好ましくは少なくとも4mmの幅Bにわたる、端部3及び4における布地層6及び7の本発明による接続により、接続が周方向に展開することが防止される。実際には、縁部3及び4におけるベルトストラップ1に対して平面形成が課される。逆に、縁部3及び4の展開の防止はまた、剪断力の停止を与えられると、これらがベルトストラップ1並びに布地層6及び7に復元力を及ぼし、それによってベルトストラップ1並びに布地層6及び7を平坦な配向に戻すように自動的に強制するという影響を及ぼし、これは図1の右側の描写に示されている。
ベルトストラップ1は、図2では、縁部3を通る部分において明らかである。2つの布地層6及び7は、5/1/1織りで織られている。布地層6又は7の織機内のシェッドの一方の側から他方の側への経糸11の切り替えは、周期的な順序で、それらが最初にシェッドの一方の側上に配置され、一方、5つの緯糸10がシェッドを通過されるように選択される。その後、経糸11は、次の緯糸10の通過のために、シェッドの他方の側に切り替えられる。更なる通過のために、経糸11はその後、シェッドの他方の側に戻され、その後、それらは、次の周期の後続の5つの緯糸10の製織リズムの繰り返しのために、シェッドの他方の側に切り替え復帰される。これにより、経糸11を一方の側に向けてカバーする5つのそれぞれの緯糸10と、経糸11を他方の側にカバーする1つの後続の緯糸10と、その後に再び、経糸11を他方の側に向けてカバーする1つの緯糸10とのリズムが生じ、その後、このリズムが繰り返され、次の周期は、5つのそれぞれの緯糸10で始まり、これは前のリズムと比較して、経糸11を経糸11の他方の側の上でカバーする。布地層6又は7の経糸11は、束(マルチフィラメント)に織り込まれるか、又はモノフィラメントとして個別に織られる。それによって、経糸11の第1の束は、記載されたリズムで織られ、一方、経糸11の隣接する第2の束は、同一であるがオフセットされたリズムで織られる。しかしながら、2つの異なる布地層6及び7の経糸11もまた、図2に見られるように、同じ記載の製織リズムにおいて互いに対してオフセットして織られている。
記載された5/1/1織りの代わりに、3/1織り又は5/1/1/1織りも考えられ得、原理的には、100~1,100dtexのヤーン厚の緯糸10をモノフィラメント又はマルチフィラメントとして使用してもよい。
このように互いに分離して織られた2つの布地層6及び7は、図示される縁部3内の少なくとも1つの織り糸12によって互いに接続される。織り糸12は、2つの布地層6及び7の緯糸10を用いて2/2織りで織られ、すなわち、織り糸12は、2つの布地層6及び7の2つの緯糸10のために布地層6又は7のうちの1つのシェッドの一方の側上で案内され、次いで、他方の布地層6又は7のシェッドの反対側に切り替わる。
完成した織られたベルトストラップ1では、織り糸12は、このようにして、図中の下側布地層6の下側の2つの緯糸10に対して、及び図に示されている上側布地層7の上側の次の2つの緯糸10に対して周期的に走る。これにより、それは、布地層6及び7の2つの自由表面上で交互に周期的に走り、それによって、布地層6と布地層7の両方の緯糸10を通過する側を他方の自由表面に切り替える。織り糸12は同様に、マルチフィラメントとして束に織られてもよく、更に、それぞれ互いに対してオフセットして織られてもよいいくつかの束又は個々の織り糸12が提供されてもよい。これは、特に、縁部3及び4の幅Bを実現して、幅Bを考慮して縁部3及び4の対応する平坦な設計を同時に実現するために合理的である。
原理的には、織り糸12は、織り糸11と材料、ヤーン厚、色、伸び、及び様々な他の特性が異なる場合があるが、これは、接続を実現するために、それらが経糸11とは異なる機能を基本的に有するためである。例えば、織り糸12は、負荷の場合にどんな引張力も吸収する必要がなく、それにより、経糸11よりも低いヤーン厚を持つヤーンから形成され得る。
図2の図では、布地層6及び7は、経糸11、緯糸10、及び織り糸12の過程で、引き離されており、図示の2つの布地層6及び7の緯糸10は、1つの平面内にそれぞれ配置されていることにより、織りパターンがより明らかとなる。しかしながら、完成した織られたベルトストラップ1では、経糸11、緯糸10、及び織り糸12は、平織りで一緒に著しくより高密度になるように提供され、ベルトストラップ1の長さの1cm当たり約10~15個の緯糸10が提供されてもよい。

Claims (4)

  1. 自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップ(1)であって、
    電子部品及び/又は線(13)を受容するための少なくとも1つの空洞(5)を備え、
    前記空洞(5)が、前記ベルトストラップの長手方向に平行に走る1つ以上の織り糸(12)によって外側縁部(3、4)内で互いに接続された2つの布地層(6、7)によって形成され
    前記ベルトストラップ(1)が、40~50mm、好ましくは46又は47mmの幅(A)を有し、前記布地層(6、7)が前記織り糸(12)によって互いに接続された前記縁部(3、4)がそれぞれ、少なくとも2mm、好ましくは少なくとも4mmの幅(B)を有し、
    前記布地層(6、7)が、複数の経糸(11)及び緯糸(10)によって形成され、
    前記経糸(11)が、5/1/1織りで前記緯糸(10)に接続されていることを特徴とする、ベルトストラップ(1)。
  2. 前記織り糸(12)が、前記2つの布地層(6、7)の前記緯糸(10)を用いて2/2織りで織られていることを特徴とする、請求項に記載のベルトストラップ(1)。
  3. 前記2つの布地層(6、7)が、前記縁部(3、4)の間に配置された1つ以上の接続部において互いに接続されて、互いに分離された2つ以上の空洞(5)を形成することを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトストラップ(1)。
  4. 少なくとも1つの電気線(13)及び/又は電子部品が、前記空洞(5)内に配置されていることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載のベルトストラップ(1)。
JP2021500093A 2018-07-03 2019-07-03 自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップ Active JP7217080B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102018210890.0A DE102018210890B4 (de) 2018-07-03 2018-07-03 Gurtband für eine Sicherheitsgurteinrichtung eines Kraftfahrzeuges
DE102018210890.0 2018-07-03
PCT/EP2019/067848 WO2020007912A1 (de) 2018-07-03 2019-07-03 Gurtband für eine sicherheitsgurteinrichtung eines kraftfahrzeuges

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021530391A JP2021530391A (ja) 2021-11-11
JP7217080B2 true JP7217080B2 (ja) 2023-02-02

Family

ID=67253862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021500093A Active JP7217080B2 (ja) 2018-07-03 2019-07-03 自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11535189B2 (ja)
EP (1) EP3817952B1 (ja)
JP (1) JP7217080B2 (ja)
KR (1) KR102495128B1 (ja)
CN (1) CN112601681B (ja)
DE (1) DE102018210890B4 (ja)
WO (1) WO2020007912A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020206517B3 (de) * 2020-05-26 2021-04-22 Autoliv Development Ab Gurtband für eine Sicherheitsgurteinrichtung eines Kraftfahrzeuges

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003524710A (ja) 1999-12-16 2003-08-19 テクスティルマ・アクチェンゲゼルシャフト 折返可能の筒状のベルト帯の製造装置
WO2010073937A1 (ja) 2008-12-22 2010-07-01 タカタ株式会社 シートベルト装置
US20130193727A1 (en) 2011-01-25 2013-08-01 Klaus Rodemer Motor-vehicle seat belt with built-in electronics
JP2014133468A (ja) 2013-01-09 2014-07-24 Toyota Boshoku Corp シートベルト用ウェビング
JP2015030963A (ja) 2013-07-31 2015-02-16 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 伸縮性織物、及びその製造方法
JP2015067036A (ja) 2013-09-27 2015-04-13 トヨタ紡織株式会社 シートベルトのウェビングおよびその製造方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2508732A1 (de) * 1975-02-28 1976-09-09 Berger Ohg Elastic Gurtband fuer sicherheitsgurte
US5376440A (en) * 1993-03-31 1994-12-27 Ikeda Bussan Co., Ltd. Woven fabric for seat belt
JP3825256B2 (ja) 1998-12-14 2006-09-27 ベルガー、ヨハン 帯状物、および帯状物の製造方法
DE19932940C2 (de) * 1999-07-14 2001-05-10 Johann Berger Gurtband
JP3945100B2 (ja) * 1999-11-05 2007-07-18 タカタ株式会社 エアベルト及びエアベルト装置
US8434527B2 (en) * 2011-02-01 2013-05-07 Autoliv Development Ab Seat belt webbing and method for manufacturing the same
JP5914167B2 (ja) * 2012-05-25 2016-05-11 タカタ株式会社 乗員保護装置
US9492268B2 (en) * 2012-11-13 2016-11-15 The Secant Group, Llc Tapered tubular implant formed from woven fabric
JP6126969B2 (ja) * 2013-10-18 2017-05-10 株式会社東海理化電機製作所 シートベルト装置
JP6619807B2 (ja) * 2014-10-12 2019-12-11 キー セーフティー システムズ、 インコーポレイテッドKey Safety Systems, Inc. 高圧消火器
DE102014222654B4 (de) * 2014-11-06 2022-08-25 Autoliv Development Ab Gurtband für eine Sicherheitsgurteinrichtung und Sicherheitsgurteinrichtung
US9962528B2 (en) * 2015-07-22 2018-05-08 Cook Medical Technologies Llc Variable diameter woven medical tube textiles and method of making same
EP3204543B1 (de) 2015-11-09 2019-07-17 Autoliv Development AB Gurtband für eine sicherheitsgurteinrichtung und sicherheitsgurteinrichtung
US10391965B2 (en) * 2017-07-19 2019-08-27 Ford Global Technologies, Llc Tubular seat belt system having air delivery
DE202017105538U1 (de) 2017-09-13 2017-09-28 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Sicherheitsgurt sowie Rückhaltesystem
US10442392B2 (en) * 2017-12-07 2019-10-15 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seat belt system having air distribution manifold
US10471800B2 (en) * 2017-12-07 2019-11-12 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seat belt system having electrical connector
US10479162B2 (en) * 2017-12-07 2019-11-19 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seat belt having tubes for air delivery
US10569735B2 (en) * 2017-12-07 2020-02-25 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seat belt system having uniform air delivery
US20190344743A1 (en) * 2018-05-14 2019-11-14 Ford Global Technologies, Llc Seatbelt assembly
DE102018124241A1 (de) * 2018-10-01 2020-04-02 Trw Automotive Gmbh Sicherheitsgurt und Verfahren zur Herstellung eines Sicherheitsgurts
US11021346B2 (en) * 2019-04-02 2021-06-01 Lift-All Company, Inc. Woven webbing combining edge and body weave design features for improved overall durability in lifting and restraint applications
US11220765B2 (en) * 2019-10-04 2022-01-11 Ford Global Technologies, Llc Seatbelt webbing including auxetic portion
WO2021115008A1 (zh) * 2019-12-09 2021-06-17 廊坊市金色时光科技发展有限公司 座椅安全带加热组件和座椅

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003524710A (ja) 1999-12-16 2003-08-19 テクスティルマ・アクチェンゲゼルシャフト 折返可能の筒状のベルト帯の製造装置
WO2010073937A1 (ja) 2008-12-22 2010-07-01 タカタ株式会社 シートベルト装置
US20130193727A1 (en) 2011-01-25 2013-08-01 Klaus Rodemer Motor-vehicle seat belt with built-in electronics
JP2014133468A (ja) 2013-01-09 2014-07-24 Toyota Boshoku Corp シートベルト用ウェビング
JP2015030963A (ja) 2013-07-31 2015-02-16 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 伸縮性織物、及びその製造方法
JP2015067036A (ja) 2013-09-27 2015-04-13 トヨタ紡織株式会社 シートベルトのウェビングおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020007912A8 (de) 2020-12-30
US11535189B2 (en) 2022-12-27
DE102018210890B4 (de) 2022-10-13
DE102018210890A1 (de) 2020-01-09
KR20210021040A (ko) 2021-02-24
EP3817952A1 (de) 2021-05-12
CN112601681B (zh) 2023-04-28
WO2020007912A1 (de) 2020-01-09
KR102495128B1 (ko) 2023-02-06
JP2021530391A (ja) 2021-11-11
EP3817952B1 (de) 2022-06-29
US20210268988A1 (en) 2021-09-02
CN112601681A (zh) 2021-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101989539B1 (ko) 안전벨트 장치용 벨트 스트랩 및 안전벨트 장치
JP2562285B2 (ja) 引き裂き可能な縫い目を備えた安全ベルト
WO2007100377A1 (en) Woven airbag with integrally woven tethers
US6641165B2 (en) Air belt apparatus
US7954847B2 (en) Stretchable webbing, inflatable belt, and inflatable belt apparatus
US9283922B2 (en) Airbag for a vehicle occupant restraint system
US7845676B2 (en) Stretchable webbing, inflatable belt, and inflatable belt apparatus
JP4927821B2 (ja) 帯紐ベルト
CA2723253C (en) Seat belt webbing and method for manufacturing the same
JP7217080B2 (ja) 自動車両の安全ベルト装置のためのベルトストラップ
JP2017193319A (ja) エアバッグ
JP5913299B2 (ja) 膨張可能な織製されたチューブ形状の帯ベルト
US20230235489A1 (en) Belt strap for a safety belt device of a motor vehicle
US8434527B2 (en) Seat belt webbing and method for manufacturing the same
JP4135273B2 (ja) エアベルトカバー用たて編み物及びエアベルト装置
JP3757656B2 (ja) エアベルトカバー用たて編み物、エアベルトカバー及びエアベルト装置
JP6575277B2 (ja) シートベルトエアバッグ用織物
JP2014133468A (ja) シートベルト用ウェビング
JP5384539B2 (ja) シートベルトウェビング及びその製造方法
JPH05124480A (ja) ストラツプを具備したエアーバツグ用二層織地
JP3849306B2 (ja) エアベルトカバー用たて編み物、エアベルト及びエアベルト装置
JP2003182513A (ja) シートベルト
JP2009143441A (ja) 製織ベルト及びシートベルト装置
JP2013067294A (ja) シートベルト用ウェビング及びシートベルト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210104

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210114

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220330

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220628

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7217080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02