JP7214716B2 - メカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、回転軸を密封するメカニカルシールに関する。
従来、自動車用ウォータポンプやモータの減速機等のハウジングの内部に密封された被密封流体が大気側に漏れ出すことを防止するために、例えば、ハウジングと回転軸との間の空間を密封するメカニカルシールが知られている。
例えば、特許文献1に示される自動車用ウォータポンプの回転軸に設けられるメカニカルシールは、回転軸に固定されるメイティングリングに対して、ハウジングに固定されるシールリングを付勢手段によって付勢し、メイティングリングとシールリングの摺動面を互いに摺接させることにより、ハウジングと回転軸との間の空間を密封するものである。尚、回転軸は、金属製であり、ハウジングの内部に挿通された状態で、回転軸の外周に外嵌されるボールベアリングを介してハウジングの内周に対して回転自在に支持されている。
また、特許文献1の自動車用ウォータポンプは、回転軸に伝達される回転力を断接する電磁クラッチを構成する電磁コイルのプラス端子から引き出されたハーネスがバッテリの正極に接続されるとともに、マイナス端子から引き出されたハーネスがハウジングに接地されている。
特開2010-242623号公報(第4頁、第2図)
ところで、高効率化されたモータにおいては、ボールベアリング部分の摩擦、メカニカルシール部分の摩擦、被密封流体との接触等により回転軸に帯電が生じやすくなる傾向がある。特許文献1においては、回転軸とボールベアリングとの間が非接触状態となりやすく、ハウジングに対して回転軸が電気的に浮いた状態となるため、回転軸に電荷が蓄積されていき、ボールベアリングを電気が通るための最小電気抵抗の閾値を回転軸に蓄積された電荷が越えたときに、電気エネルギの瞬間的バーストである放電が発生し、ボールベアリングに損傷を与えてしまう虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、回転軸における電荷の蓄積を防止することができるメカニカルシールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシールは、
被取付機器のハウジングの内周に保持され少なくとも固定密封環を有する固定密封要素と、
前記ハウジングに回転自在に支持される回転軸の外周に保持され少なくとも回転密封環を有する回転密封要素と、を備えるメカニカルシールにおいて、
前記固定密封要素と前記回転軸または該回転軸に固定された回転軸部材との間には、通電要素が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、固定密封要素と回転軸または回転軸部材との間に設けられる通電要素により、回転軸に帯電した電荷をハウジングに逃がすことができるため、回転軸における電荷の蓄積を防止することができる。
好適には、前記通電要素は、前記固定密封要素に固定され、前記回転軸に対して通電可能である。
これによれば、回転軸と共に回転しない固定密封要素に通電要素が設けられているため、通電要素の構造安定性が高く、回転軸に対する通電状態が維持されやすい。
前記通電要素は、前記固定密封要素に固定され、前記回転軸部材に対して通電可能である。
これによれば、回転軸部材の素材や表面形状を通電要素に適するように選定・設計できるため通電状態が維持されやすい。
好適には、前記回転軸部材は、前記回転密封環を保持する保持部を有することを特徴としている。
これによれば、通電要素をメカニカルシールに組み込みユニット化することができ、かつ通電要素が設けられる固定密封要素と回転軸部材との間の距離が一定に保持されるため、確実に通電することができる。
好適には、前記固定密封要素は、前記ハウジングの内周に取り付けられ前記固定密封環を保持し、導電性を有する環状のホルダである。
これによれば、ハウジングの内周にホルダを取り付けるだけで通電要素の位置決めができ、かつ通電要素およびホルダを通して回転軸に帯電した電荷をハウジングに逃がすことができる。
好適には、前記固定密封環は、導電性を有する。
これによれば、固定密封環に電荷が帯電し難くなるため、通電要素および固定密封要素を通して回転軸に帯電した電荷をハウジングに逃がしやすい。
好適には、前記通電要素は、周方向において複数配置されている。
これによれば、回転軸の傾きに対していずれかの通電要素を通して回転軸に帯電した電荷をハウジングに逃がすことができ、かつ低トルクのメカニカルシールが得られる。
好適には、前記通電要素は、自由端部をしならせた状態で前記回転軸または前記回転軸部材の軸方向に沿って接触する。
これによれば、回転軸が両方向に回転するものに対しても、通電要素の自由端部の接触状態を維持しやすい。
好適には、前記通電要素は、導電体が導電性を有する付勢手段により前記回転軸側に付勢されているものである。
これによれば、外乱等による振動に対して、通電要素の接触状態を維持しやすい。
好適には、前記通電要素は、周方向にそれらの板面が沿って並設された薄板から構成されている。
これによれば、薄板と回転軸または回転軸部材との接触領域を広く確保することができる。
好適には、前記通電要素は、磁石と磁性流体とから構成されている。
これによれば、接触抵抗を小さくすることができる。
好適には、前記通電要素は、自由端部が非接触の放電針である。
これによれば、通電要素の自由端部が常に非接触状態であるため、通電要素の物理的な接触による摩耗が生じない。
本発明の実施例1におけるメカニカルシールが適用されるモータおよび減速機を示す図である。 実施例1におけるメカニカルシールの構造を示す拡大断面図である。 実施例1のメカニカルシールにおける通電要素の設置位置を示す図である。 本発明の実施例2におけるメカニカルシールの構造を示す拡大断面図である。 実施例2のメカニカルシールにおける通電要素の設置位置を示す図である。 本発明の実施例3におけるメカニカルシールの構造を示す拡大断面図である。 実施例3のメカニカルシールにおける通電要素の設置位置を示す図である。 本発明の実施例4におけるメカニカルシールの構造を示す拡大断面図である。 実施例4のメカニカルシールにおける通電要素の設置位置を示す図である。 本発明の実施例5におけるメカニカルシールの構造を示す拡大断面図である。 実施例5のメカニカルシールにおける通電要素の設置位置を示す図である。
本発明に係るメカニカルシールを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るメカニカルシールとして、電気自動車の走行駆動用の被取付機器としてのモータMの回転軸とハウジングとの間を密封するものにつき、図1から図3を参照して説明する。尚、メカニカルシールを挟んでモータのハウジング内を大気側、減速機のハウジング内を被密封流体としてのオイル側として説明する。
図1に示されるように、モータMは、ステンレス鋼等の導電性を有する素材から成る回転軸2と、回転軸2に固定されるロータ30と、ロータ30の外周に径方向に離間して配置される環状のステータ40と、回転軸2を軸支するとともにロータ30およびステータ40を内部に収容するハウジング50と、を備えている。ハウジング50の内周面には、固定手段60によりステータ40が固定され、ステータ40の内径側には一対のボールベアリング70を介してロータ30が軸支されている。尚、ロータ30は、コイルを巻いて構成される電磁石であり、ステータ40は永久磁石であり、図示しない電源からロータ30を構成するコイルに通電することにより磁力が発生し、ロータ30と、ロータ30に固定された回転軸2とが一体に回転するようになっている。また、モータMのハウジング50は、電気自動車の車体に接地されている。
また、モータMの回転軸2の一端部は、隣接して設けられる減速機R(被取付機器)のハウジング80内まで延びており、ギアユニットGが取り付けられている。ギアユニットGは、回転軸2における回転速度を減じて連結駆動される車軸90に出力することにより、減速比に比例したトルクが得られるようになっている。尚、減速機Rのハウジング80内には、ギアユニットGの潤滑のための図示しないオイル(被密封流体)が貯留されている。
モータMのハウジング50と減速機Rのハウジング80は、鉄等の導電性を有する素材から成り、回転軸2が挿通された状態でハウジング50の開口部50aとハウジング80の開口部80aとを対向させて突き合わせ一体に溶接固定されることにより、内部が密閉状態とされている。尚、モータMのハウジング50と接続される減速機Rのハウジング80が電気自動車の車体に接地されていてもよい。
本実施例のメカニカルシール1は、回転軸2の外周に取り付けられ、オイルが密封される減速機Rのハウジング80内の空間S2とモータMのハウジング50内の空間S1とを密閉状態に区画するものであり、空間S1内に収容されるオイルに対して脆弱な電子機器、例えばロータ30やステータ40等を保護している。尚、回転軸2は、減速機Rのハウジング80の内側においてメカニカルシール1と隣接して設けられるボールベアリング71とステータ40に配置される一対のボールベアリング70,70により軸支され、モータMのハウジング50と減速機Rのハウジング80に対する回転軸2の傾きが抑えられている。
図2に示されるように、メカニカルシール1は、固定密封要素10を構成する固定密封環としてのシールリング11の摺接面11aと、回転密封要素20を構成する回転密封環としてのメイティングリング21の摺接面21aとを突き合わせた状態で相対回転させることにより摺接面11a,21a間にシール部が形成され、減速機Rのハウジング80内の空間S2から、大気側に位置するモータMのハウジング50内の空間S1へ向かって漏れようとするオイルを密封している。
本実施例のシールリング11は、導電性を有するカーボンにより形成され、メイティングリング21は、SiCにより形成されている。尚、シールリング11およびメイティングリング21を形成する摺動材料はメカニカルシール用摺動材料として使用されているものであれば適用可能である。さらに尚、SiCとしては、ボロン、アルミニウム、カーボン等を焼結助剤とした焼結体をはじめ、成分、組成の異なる2種類以上の相からなる材料、例えば、黒鉛粒子の分散したSiC、SiCとSiからなる反応焼結SiC、SiC-TiC、SiC-TiN等があり、カーボンとしては、炭素質と黒鉛質の混合したカーボンをはじめ、樹脂成形カーボン、焼結カーボン等が利用できる。また、上記摺動材料以外では、金属材料、樹脂材料、表面改質材料(コーティング材料)、複合材料等も適用可能である。
図2に示されるように、回転密封要素20は、回転軸2の外周に液密に取り付けられる回転軸部材としてのスリーブ部22aを有するホルダとしての円環状の回転密封環ホルダ22と、回転密封環ホルダ22の断面視角部が直交するU字状の保持部22bに固定される断面略L字状のカップガスケット23を介して回転軸2と一体的に回転可能な状態で設けられた円環状のメイティングリング21と、とから構成され、カップガスケット23が回転密封環ホルダ22の保持部22bとメイティングリング21との間で挟圧されることにより、回転密封環ホルダ22の保持部22bとメイティングリング21との間におけるオイルの漏れが防止されている。尚、カップガスケット23は、弾性体からなるものであれば、素材はゴムに限らず樹脂等であってもよい。また、本実施例において、回転密封環ホルダ22は、スリーブ部22aと保持部22bが一体形成されているが、回転密封環ホルダ22は、スリーブ部22aと保持部22bの機能を兼ねている必要はなく、別体に構成されていてもよい。
メイティングリング21は、外周側に切り欠き状の挿入部21bが形成され、この挿入部21bに回転密封環ホルダ22の保持部22bの外径部を構成し大気側へ軸方向に延びるドライブプレート22cが挿入されることにより、回転軸2と一体的に回転可能となっている。
図2に示されるように、固定密封要素10は、円環状のシールリング11と、モータMのハウジング50および減速機Rのハウジング80の内周に液密に取り付けられるホルダとしての円環状の固定密封環ホルダ12と、から主に構成され、シールリング11は、固定密封環ホルダ12内に保持される円環状の押しバネである付勢手段13によって円環状のリテーナ14を介してメイティングリング21に対して軸方向に付勢されている。尚、後述する第1円筒部12bの内周から内径方向に突出する規制凸部12dがシールリング11の外周側に形成される切り欠き状の挿入部11bに挿入されることにより、固定密封環ホルダ12に対するシールリング11の回転が防止されている。
固定密封環ホルダ12は、導電性を有する金属板のプレス加工により、径方向に延びる環状の基部12aと、基部12aの外径部からオイル側へ軸方向に延びる第1円筒部12bと、基部12aの内径部からオイル側へ軸方向に延びる段付きの第2円筒部12cと、を有する断面視角部が直交するU字状の円環状に形成されている。
また、第1円筒部12bは、モータMのハウジング50の開口部50aおよび減速機Rのハウジング80の開口部80aに形成される凹部にそれぞれ挿嵌された状態で軸方向に挟まれるため、固定密封環ホルダ12はモータMのハウジング50および減速機Rのハウジング80に対して確実に接触している。
また、第2円筒部12cは、基部12aに直交して連なり軸方向に延びる基部側円筒部12eと、基部側円筒部12eに直交して連なり内径方向に延びる側板部12fと、側板部12fに直交して連なり軸方向に延びる端板側円筒部12gと、端板側円筒部12gに傾斜して連なり外径方向に延びる端板部12hとから形成されている。
また、第2円筒部12cには、側板部12f、端板側円筒部12g、端板部12hによって内径側に凹む環状凹溝12kが形成されており、この環状凹溝12kに外嵌されるOリング15を介してシールリング11が取り付けられることにより、シールリング11と固定密封環ホルダ12との間におけるオイルの漏れが防止されている。尚、Oリング15は、弾性体からなるものであれば、素材はゴムに限らず樹脂等であってもよい。
さらに、第2円筒部12cの内周側(すなわち回転軸2側)には、大気側に露出する環状段部12mが形成されており、この環状段部12mは、回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aと軸方向に重畳する位置関係になっている。
また、固定密封環ホルダ12の大気側には、基部12aの内径部に導電性を有する通電要素としてのブラシ部材16の固定端部16aが固定され、ブラシ部材16は、自由端部16bを回転軸2の軸方向に沿ってしならせた状態で接触させている。尚、ブラシ部材16は、低剛性の金属ワイヤから構成されている。また、図3に示されるように、ブラシ部材16は、周方向(すなわち幅方向)に寸法が小さく構成され、回転軸2の周方向に4等配されている。
これによれば、固定密封要素10を構成する固定密封環ホルダ12と回転軸2との間にブラシ部材16が設けられることにより、回転軸2に帯電した電荷をブラシ部材16、固定密封環ホルダ12、モータMのハウジング50の順に接地経路を通して逃がすことができるため、回転軸2における電荷の蓄積を防止することができる。また、ブラシ部材16は、回転軸2と共に回転しない固定密封環ホルダ12に固定されることにより、ブラシ部材16が遠心力の影響等を受け難く、構造安定性を高めることができるため、回転軸2に対する通電状態が維持されやすい。
また、モータMのハウジング50および減速機Rのハウジング80の内周に固定密封環ホルダ12を取り付けるだけで回転軸2に対するブラシ部材16の位置決めができるとともに、接地経路を確立できる。さらに、固定密封環ホルダ12が通電性を有することにより、回転軸2に帯電する電荷がブラシ部材16を通った後、固定密封環ホルダ12を通してモータMのハウジング50に安定して逃がすことができる。
さらに、固定密封環ホルダ12に保持されるシールリング11は、導電性を有するため、シールリング11に電荷が帯電し難くなり、回転軸2に帯電した電荷を接地経路を通して逃がしやすく、かつ回転軸2に電荷が蓄積し難くなる。
また、ブラシ部材16は、回転軸2の周方向に複数点在して設けられているため、回転軸2の傾きに対していずれかのブラシ部材16と繋がる接地経路を通して回転軸2に帯電した電荷を逃がすことができ、かつ回転軸2との接触面積を少なくすることにより、低トルクのメカニカルシールが得られる。さらに、ブラシ部材16は、低剛性の金属ワイヤから構成され、周方向(すなわち幅方向)に寸法が小さく構成されるため、回転軸2に対する押し付け力が小さくすることができ、低トルクのメカニカルシールが得られる。
また、ブラシ部材16は、自由端部16bをしならせた状態で回転軸2の軸方向に沿って接触するため、回転軸2の両方向の回転(すなわち順回転・逆回転)に対しても、ブラシ部材16の自由端部16bの接触状態を維持しやすい。さらに、回転軸2の軸方向の動きや傾きに対しても追従しやすくなるため、回転軸2に対する通電状態が維持されやすい。
また、ブラシ部材16は、メカニカルシール1の固定密封要素10を構成する固定密封環ホルダ12に固定されることにより通電機能を付与することができるため、従来の電気自動車のモータおよび減速機のように、例えば別途アース室を設けて車軸90にカーボンブラシ等の通電要素を接触させる必要がなく、省スペース、低コストとすることができる。
また、ボールベアリング(特にオイル側のボールベアリング71)に隣接するメカニカルシール1にブラシ部材16が設けられることにより、ブラシ部材16の近くにボールベアリング71が存在するため、ボールベアリング71における電気エネルギの瞬間的バーストの発生を抑制しやすい。さらに、ボールベアリング71が近くに配置されているため、回転軸2に対するブラシ部材16の位置決め精度がよい。
尚、ブラシ部材16の固定端部16aは、固定密封環ホルダ12の基部12aに固定されるものに限らず、例えば固定密封環ホルダ12の内周側に形成される環状段部12m(基部側円筒部12e)に固定されていてもよく、この場合、自由端部16bは、回転軸2または回転軸部材としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aに接触させてもよい。
また、固定密封環ホルダ12の基部12aの内径部および第2円筒部12cの環状段部12mは、ハウジング50,80の回転軸2が挿通される貫通孔よりも内径側に位置する、すなわち貫通孔の内周よりも回転軸2の近傍に位置する。そのため、これらの部分にブラシ部材16を配置することにより、ブラシ部材16を径方向に小さく構成することができる。
次に、実施例2に係るメカニカルシールにつき、図4および図5を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例2におけるメカニカルシール101について説明する。図4に示されるように、本実施例において、固定密封環ホルダ12の環状段部12mの基部側円筒部12eには、導電体,通電要素としての導電性を有するカーボンブラシ116が通電要素としての導電性を有する押しバネである付勢手段117により内径方向に付勢された状態で設けられることにより、回転軸部材としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aにカーボンブラシ116が押し付けられている。
これによれば、固定密封要素10を構成する固定密封環ホルダ12と回転軸部材としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間にカーボンブラシ116および付勢手段117が設けられることにより、回転軸2に帯電した電荷を回転密封環ホルダ22のスリーブ部22a、カーボンブラシ116、付勢手段117、固定密封環ホルダ12、モータMのハウジング50の順に接地経路を通して逃がすことができるため、回転軸2における電荷の蓄積を防止することができる。
また、カーボンブラシ116が付勢手段117により内径方向に付勢されているため、回転軸2の軸方向の動きや傾きだけでなく、外乱等による振動に対しても、回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aに対するカーボンブラシ116の接触状態を維持しやすい。そのため、図5に示されるように、カーボンブラシ116および付勢手段117をスリーブ部22a(回転軸2)の周方向に一つ設ければよい。尚、カーボンブラシ116および付勢手段117は、スリーブ部22aの周方向に複数点在させて設置してもよい。
また、通電要素としてのカーボンブラシ116は、回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aと接触して通電することにより、スリーブ部22aの素材や表面形状を通電要素に適するように選定・設計できるため通電状態が維持されやすい。さらに、カーボンブラシ116および付勢手段117をメカニカルシール101に組み込みユニット化することができ、かつカーボンブラシ116および付勢手段117が設けられる固定密封環ホルダ12とスリーブ部22aとの間の距離が一定に保持されるため、確実に通電することができる。
次に、実施例3に係るメカニカルシールにつき、図6および図7を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例3におけるメカニカルシール201について説明する。図6に示されるように、本実施例において、固定密封環ホルダ12の環状段部12mの基部側円筒部12eには、導電性を有する断面視角部が直交するU字状の保持部材217により保持され、周方向にそれらの板面が沿って並設された導電性を有する薄板から構成されるリーフ部材216(通電要素)が設けられている。また、図7に示されるように、リーフ部材216は、周方向(幅方向)に寸法が小さく構成され、回転密封環ホルダ22(回転軸2)の周方向に4等配されている。
これによれば、固定密封要素10を構成する固定密封環ホルダ12と回転軸部材としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間にリーフ部材216が設けられることにより、回転軸2に帯電した電荷を回転密封環ホルダ22のスリーブ部22a、リーフ部材216、固定密封環ホルダ12、モータMのハウジング50の順に接地経路を通して逃がすことができるため、回転軸2における電荷の蓄積を防止することができる。
また、通電要素としてリーフ部材216を使用することにより、リーフ部材216を構成する薄板の先端を回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aの軸方向に沿って接触させ、接触領域を広く確保することができる。
また、リーフ部材216を構成する薄板は、周方向にたわみやすいため、回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aに対して軸方向に沿って接触した状態を維持しやすい。
次に、実施例4に係るメカニカルシールにつき、図8および図9を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例4におけるメカニカルシール301について説明する。図8および図9に示されるように、本実施例において、固定密封環ホルダ12の環状段部12mの基部側円筒部12eには、空気導入用の貫通孔317a(図9参照)が設けられる通電要素としての円環状の磁石317が固定され、回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間に周方向に亘って通電要素としての磁性流体316から構成される流体膜が保持されている。
これによれば、固定密封要素10を構成する固定密封環ホルダ12と回転軸部材としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間に磁性流体316および磁石317が設けられることにより、回転軸2に帯電した電荷を回転密封環ホルダ22のスリーブ部22a、磁性流体316、磁石317、固定密封環ホルダ12、モータMのハウジング50の順に接地経路を通して逃がすことができるため、回転軸2における電荷の蓄積を防止することができる。
また、磁性流体316から構成される流体膜と回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間における摩擦抵抗を小さくすることができるため、低トルクのメカニカルシールが得られる。
次に、実施例5に係るメカニカルシールにつき、図10および図11を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例5におけるメカニカルシール401について説明する。図10および図11に示されるように、本実施例において、固定密封環ホルダ12の大気側には、基部12aの内径部に通電要素としての導電性を有する放電針416の固定端部416aが固定され、針状の自由端部416bが回転軸2に対して非接触の状態で保持されている。尚、放電針416は、低剛性の金属ワイヤから構成されている。
これによれば、固定密封要素10を構成する固定密封環ホルダ12と回転軸2との間に放電針416が設けられることにより、回転軸2に帯電した電荷を放電針416、固定密封環ホルダ12、モータMのハウジング50の順に接地経路を通して逃がすことができるため、回転軸2における電荷の蓄積を防止することができる。
また、回転軸2に帯電する電荷とはと逆の電荷のイオンが放電針416の自由端部416bに引き寄せられることにより電気的に中和することができるため、回転軸2に電荷が蓄積し難く、電気エネルギの瞬間的バーストを防止することができる。また、放電針416の自由端部416bが回転軸2に対して常に非接触状態であるため、放電針416の摩耗を抑えることができる。
尚、放電針416の固定端部416aは、固定密封環ホルダ12の基部12aに固定されるものに限らず、例えば固定密封環ホルダ12の内周側に形成される環状段部12mの基部側円筒部12eや環状凹溝12kを構成する側板部12fに固定されていてもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではない。
例えば、前記実施例では、通電要素が設けられるメカニカルシールとして、シールリング11とメイティングリング21の摺接面11a,21a間に形成されるシール部が、外周側の減速機Rのハウジング80内の空間S2から、内周側のモータMのハウジング50内の空間S1へ向かって漏れようとするオイルを密封する、いわゆるインサイド型、かつ付勢手段13によりシールリング11がメイティングリング21側へ軸方向に付勢される、いわゆる静止型のメカニカルシールとして説明したが、通電要素は、アウトサイド型もしくは回転型のメカニカルシールに設けられてもよい。
また、前記実施例では、メカニカルシールに対する通電要素の設置例として、モータMと減速機Rの間でハウジング50,80と回転軸2との間を密封するメカニカルシールへの設置を例に説明したが、これに限らず、通電要素は、例えばウォータポンプ等の回転軸に設けられるメカニカルシールに設置されてよい。
また、前記実施例では、通電要素は、メカニカルシールを構成する固定密封要素10(固定密封環ホルダ12)に固定されるものとして説明したが、これに限らず、通電要素は、固定密封要素10と回転軸2または回転軸部材としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間に設けられるものであれば、回転軸2または回転密封環ホルダ22(スリーブ部22a)に固定されてもよく、例えば回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aに固定された通電部材が第2円筒部12cの端板部12h等に接触していてもよい。さらに、通電要素は、自由端部側が相手に対して接触・非接触のどちらであってもよい。
また、通電要素は、固定密封要素10と回転軸2または回転軸要素としての回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの間に一部が設けられるものであれば、一端が直接ハウジングと接触していてもよい。この場合、固定密封要素は、導電性を有していなくてもよい。
また、前記実施例1~3および実施例5における通電要素は、周方向に少なくとも1箇所設けられていればよい。
また、前記実施例1~3における通電要素は、回転軸2または回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aの少なくともいずれかに接触するものであればよい。
また、通電要素は、導電性を有する素材から構成されるものであれば、素材は自由に選択されてよいが、回転軸2または回転密封環ホルダ22のスリーブ部22aとの摩擦に対する耐摩耗性の高い素材から構成されることが好ましい。
また、回転軸2または回転密封環ホルダ22(スリーブ部22a)、モータMのハウジング50、減速機Rのハウジング80、固定密封環ホルダ12等は、導電性を有する素材から構成されるものであれば、素材は自由に選択されてよい。尚、回転密封環ホルダ22は、少なくとも通電要素と接触するスリーブ部22aが導電性を有する素材から構成されていればよい。
1~401 メカニカルシール
2 回転軸
10 固定密封要素
11 シールリング(固定密封環)
11a 摺接面
12 固定密封環ホルダ(ホルダ)
12a 基部
12b 第1円筒部
12c 第2円筒部
12d 規制凸部
12e 基部側円筒部
12f 側板部
12g 端板側円筒部
12h 端板部
12k 環状凹溝
12m 環状段部
16 ブラシ部材(通電要素)
16a 固定端部
16b 自由端部
20 回転密封要素
21 メイティングリング(回転密封環)
21a 摺接面
22 回転密封環ホルダ
22a スリーブ部(回転軸部材)
22b 保持部
50,80 ハウジング
70,71 ボールベアリング
116 カーボンブラシ(導電体,通電要素)
117 付勢手段(通電要素)
216 リーフ部材(通電要素)
316 磁性流体(通電要素)
317 磁石(通電要素)
416 放電針(通電要素)
416a 固定端部
416b 自由端部
G ギアユニット
M モータ(被取付機器)
R 減速機(被取付機器)
S1,S2 空間

Claims (10)

  1. 被取付機器のハウジングの内周に保持され少なくとも固定密封環を有する固定密封要素と、
    前記ハウジングに回転自在に支持される回転軸の外周に保持され少なくとも回転密封環を有する回転密封要素と、を備えるメカニカルシールにおいて、
    前記固定密封要素には通電要素が固定されており、
    前記通電要素は、前記回転軸または前記回転軸部材に対して通電可能であることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 前記回転軸部材は、前記回転密封環を保持する保持部を有する請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記固定密封要素は、前記ハウジングの内周に取り付けられ前記固定密封環を保持し、導電性を有する環状のホルダである請求項1または2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記固定密封環は、導電性を有する請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
  5. 前記通電要素は、周方向において複数配置されている請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
  6. 前記通電要素は、自由端部をしならせた状態で前記回転軸または前記回転軸部材の軸方向に沿って接触する請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
  7. 前記通電要素は、導電体が導電性を有する付勢手段により前記回転軸側に付勢されているものである請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
  8. 前記通電要素は、周方向にそれらの板面が沿って並設された薄板から構成されている請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
  9. 前記通電要素は、磁石と磁性流体とから構成されている請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
  10. 前記通電要素は、自由端部が非接触の放電針である請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
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