JP7210113B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Description

本開示は、トリガー式液体噴出器に関するものである。
黴取り剤や洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤等の内容液を入れた容器においては、容器の口部に装着され、トリガー部を牽曳することによって本体部に設けたポンプを駆動して容器内の液体を直線状、霧状あるいは泡状にして噴射させるトリガー式液体噴出器が多用されており(例えば特許文献1参照)、これにより内容液の効率的な供給を可能にしている。
特開平11-290731号公報
ところで、従来のトリガー式液体噴出器では、トリガー部に左右方向の力が加わると、トリガー部を保持している部材が捩れて左右方向に変位し、トリガー部に連結されたピストンが傾くことで内容物が漏れてしまうおそれがあった。
本開示の目的は、内容物の漏れを抑制したトリガー式液体噴出器を提案するところにある。
本開示のトリガー式液体噴出器は、
容器体内の内容物を上方に導く縦供給筒部と、該縦供給筒部の上部に連結され、該縦供給筒部により導かれた内容物をノズルに導く射出筒部とを有する噴出器本体と、
該噴出器本体に装着され、容器体内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプと、
前後方向に揺動可能に保持され、前記ポンプを駆動するトリガー部と、
前記縦供給筒部側からノズル側に向けて延びると共に、前記トリガー部に復元力を付与する弾性部材を有する上板部材と
を備えるトリガー式液体噴出器であって、
前記噴出器本体は、該噴出器本体に一体形成され、前記上板部材を係合固定するとともに前記上板部材の少なくとも一部を左右両側及び上方から覆う移動規制部を有していることを特徴とする。
また、本開示のトリガー式液体噴出器は、上記構成において、前記上板部材は、前記トリガー部の回転軸部を支持する軸受け部を更に有し、前記移動規制部は、前記軸受け部よりも後方における前記上板部材の少なくとも一部を覆うことが好ましい。
また、本開示のトリガー式液体噴出器は、上記構成において、前記移動規制部は、前記上板部材を上方から覆う頂壁と左右両側から覆う側壁とを有し、該側壁は、少なくとも前端部において前記頂壁と連結されていることが好ましい。
本開示によれば、内容物の漏れを抑制したトリガー式液体噴出器を提案することができる。
本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器の側面断面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる上板部材の平面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる上板部材の側面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる噴出器本体の平面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる噴出器本体の側面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる噴出器本体の正面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる噴出器本体の側面断面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる噴出器本体と上板部材とを組み合わせた状態の平面図である。 本開示の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器に用いられる噴出器本体と上板部材とを組み合わせた状態の側面図である。
以下、本発明に係るトリガー式液体噴出器の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本願明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面では、後述するカバー体55の頂壁が位置する側を上方(図1における上側)とし、装着キャップ14が設けられる側を下方(図1における下側)とする。また、ノズル112が設けられる側を前方(図1における左側)とし、その反対側を後方(図1における右側)とする。また、上下方向及び前後方向に対して直交する方向(図1における紙面に垂直な方向)を左右方向とする。
図1に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体である内容物を収容する容器体Aに装着され、容器体A内の内容物を吸上げて上方に導く縦供給筒部10と、縦供給筒部10の上部に連結され、縦供給筒部10により導かれた内容物をノズル112に導く射出筒部11とを有する噴出器本体2と、噴出器本体2に装着され、容器体A内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプ58と、前後方向に揺動可能に保持され、ポンプ58を駆動するトリガー部51と、縦供給筒部10側からノズル112側に向けて延びると共に、トリガー部51に復元力を付与する弾性部材54を有する上板部材84と、内容物を噴出する噴出孔112cが形成されたノズル112と、を備えている。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成は、特に記載がなければ合成樹脂を用いた成型品とされている。
噴出器本体2は、上下方向に延在する縦供給筒部10と、縦供給筒部10の前方に配設され、内側が縦供給筒部10の内部に連通した射出筒部11と、を備えている。噴出器本体2の縦供給筒部10には、容器体Aに装着するための装着キャップ14が取り付けられている。
図1に示すように、縦供給筒部10は、有頂筒状の外筒12と、外筒12内に嵌合される内筒13と、を備えている。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、且つ大径部12aよりも径が小さい小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結する環状連結部12cと、を備え、下方から上方に向けて縮径した二段筒状に形成されている。なお、小径部12bは頂壁部12dによって上部が塞がれている。
内筒13は、大径部13aと、大径部13aの上方に配置され、且つ大径部13aよりも径が小さい小径部13bと、大径部13aの上端部と小径部13bの下端部とを連結するフランジ部13cと、を備え、下方から上方に向けて縮径した二段筒状に形成されている。小径部13bの上端部は、外筒12の小径部12bの内周面に嵌合している。
小径部13b内には、容器体A内に配置され、且つ容器体Aの図示しない底部に下端開口が位置するパイプ15の上部が嵌合されている。内筒13のフランジ部13cは、外筒12の環状連結部12cとの間に隙間S1を確保した状態で、外筒12の環状連結部12cよりも下方に位置している。
外筒12の大径部12aの下方において、内筒13の大径部13aから径方向外側に向けて突出する環状の鍔部13dが形成されている。鍔部13dは、容器体Aの口部A1に装着(例えば螺着)される装着キャップ14の上端部内に配設され、装着キャップ14の上端部をその軸線回りに回転可能に係止する。
なお、外筒12及び内筒13で構成される縦供給筒部10の中心軸線O1は、容器体Aの容器軸O2に対して後方に偏心している。
内筒13の内周面のうち、ポンプ58からの流入孔38よりも下方に位置し、且つパイプ15の上端よりも上方に位置する部分には、ボール弁36を下方から支持する弁座35が配設されている。弁座35は中心軸線O1と同軸に配設され、ボール弁36の着座面が、径方向内側に向かって下方に傾斜する傾斜面として形成されている。
ボール弁36は、弁座35の着座面に離反可能に着座した状態で内筒13の内側に配設されている。ボール弁36は、内筒13内において、弁座35よりも上方に位置する空間と、弁座35よりも下方に位置する空間と、を連通及び遮断する。
図1に示すように、シリンダ用筒部40は、外筒12において、後述する射出筒部11よりも下方に位置する部分に一体に形成されている。シリンダ用筒部40は、射出筒部11とフランジ部13cとの間に配置され、外筒12から前方に向けて突出すると共に前方に向けて開口している。
図1に示すように、弁座35の上方には、弁体37が配置されている。弁体37は、フランジ37aが内筒13の内周面に設けられた段部37bの上面に当接することによって縦供給筒部10内の流路を連通及び遮断する。
射出筒部11は、弁体37のフランジ37aより上方における外筒12(小径部12b)から前方に向けて突出しており、縦供給筒部10内の内容物を噴出孔112cに導いている。なお、本実施形態において、射出筒部11の中心軸線O3は、縦供給筒部10の中心軸線O1に概ね直交している。また、射出筒部11内は、連通孔104を通じて縦供給筒部10内に連通している。
図1に示すように、射出筒部11の下方には、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に揺動可能(移動可能)に配置されたトリガー部51が配置されている。また、トリガー部51の後方には、トリガー部51の揺動に連動して前後方向に移動するピストン52と、ピストン52の移動に伴って内部が加圧及び減圧するシリンダ53とが設けられている。トリガー部51は、その基板部84aが射出筒部11の上方に配置された上板部材84に一体に設けられた弾性部材54により前方に付勢されている。縦供給筒部10、及び射出筒部11は、、上方及び左右方向からカバー体55によって覆われている。なお、本実施形態では、ピストン52及びシリンダ53によりポンプ58を構成している。図1の例ではシリンダ53がシリンダ用筒部40内に収容されているが、シリンダ用筒部40を設けずにシリンダ53の役割を有する部位が噴出器本体2に一体形成されていてもよい。
上述したボール弁36、弁体37、トリガー部51、ポンプ58(ピストン52、シリンダ53)、及び弾性部材54によって、トリガー部51の後方への揺動によって、内容物を縦供給筒部10内から射出筒部11内を通じて噴出孔112c側に流通させるポンプ機能を実現している。
シリンダ53内は、縦供給筒部10内に連通している。シリンダ53は、前方に向けて開口する外筒部60と、外筒部60の後方開口部を塞ぐ後壁部61と、後壁部61の中央部分から前方に向けて突設されると共に前端が閉塞された有頂筒状のピストンガイド62と、を備えている。
ピストンガイド62は、内側が後方に開口しており、この開口内にシリンダ用筒部40における後壁(外筒12の小径部12b)から前方に向けて突設された嵌合突部41が嵌合している。
外筒部60は、シリンダ用筒部40の内側に嵌合している。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面とは、前後方向の両端部において密接している。その一方、シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部には、環状の隙間S2が確保されている。
外筒部60には、外筒部60の内側と上記隙間S2とを連通させる第1通気孔63が形成されている。外筒12の環状連結部12cには、上記隙間S2と、外筒12の環状連結部12cと内筒13のフランジ部13cとの間に画成された隙間S1と、を連通させる第2通気孔64が形成されている。
さらに、内筒13のフランジ部13cには、上記隙間S1と、内筒13の大径部13a及び装着キャップ14の内側と、を連通させる第3通気孔65が形成されている。
シリンダ53には、後方に向けて突出した連通筒部68が設けられている。連通筒部68は、シリンダ53の後壁部61においてピストンガイド62の上方に位置する部分に配置され、外筒12の貫通孔66に挿通されている。これによって、シリンダ53内を流入孔38経由で縦供給筒部10の内側に連通させている。
連通筒部68内は、内筒13内のうち弁体37とボール弁36との間に位置する空間に連通している。これにより、シリンダ53の内側は、連通筒部68内を通じて、内筒13内のうち弁体37とボール弁36との間に位置する空間に連通している。従って、ボール弁36は、容器体A内とシリンダ53内との連通及びその遮断を切替え可能とされている。
具体的には、ボール弁36はシリンダ53内が加圧されたときに閉弁して、縦供給筒部10内を通じた容器体A内とシリンダ53内との連通を遮断すると共に、シリンダ53内が減圧したときに上方に向けて変位することで開弁して、縦供給筒部10内を通じた容器体A内とシリンダ53内とを連通する。
なお、図1に示すように、弁体37はボール弁36側に突出している。この弁体37の下方への突出部分は弁押さえ部37cとして機能する。弁押さえ部37cは、ボール弁36が開弁したときにボール弁36に当接し、ボール弁36の上方への更なる変位を規制している。
ピストン52は、トリガー部51に連結される円柱状の連結部70と、連結部70よりも後方に位置し、連結部70よりも大径とされたピストン筒71と、を備え、全体として後方に開口した筒状に形成されている。
なお、シリンダ53及びピストン52は、前後方向に沿って延びる共通の軸線上に配置されている。
ピストン筒71は、後方に向けて開口し、且つ内部にピストンガイド62が挿入されるピストン本体部72と、ピストン本体部72の後端部からその径方向の外側に向けて突出し、且つ外筒部60の内周面に例えば密に摺接する摺動筒部73と、を備えている。
ピストン本体部72は、内径がピストンガイド62の外径よりも大きく形成されている。図示の例では、ピストン本体部72の内周面とピストンガイド62の外周面との間には若干の隙間があいている。
摺動筒部73は、前後方向の中央部から前方及び後方に向かうに従って漸次拡径するテーパ状に形成され、後部、及び前端から折り返して中央部よりやや前方に位置するリップ部73aが外筒部60の内周面に対して摺接している。
ピストン52の連結部70は、後述する連結軸86を介してトリガー部51に連結されている。これにより、ピストン52は、トリガー部51と共に弾性部材54の付勢力によって前方に付勢されると共に、トリガー部51の後方への揺動に伴って後方に移動してシリンダ53内に押し込まれる。
なお、トリガー部51が最前方揺動位置(最前方移動位置)にあるときに、ピストン52の摺動筒部73は第1通気孔63を閉塞している。そして、トリガー部51の後方への揺動によってピストン52が所定量だけ後方移動したときに、摺動筒部73が第1通気孔63を開放する。これにより、容器体Aの内部は、第3通気孔65、第2通気孔64及び第1通気孔63を通じて外部に連通する。
トリガー部51は、図1に示すように、左右方向から見た側面視で後方に向けて凹状に湾曲する前面を有する主板部材80と、主板部材80の左右の側縁部から後方に向けて起立する一対の側板部材81と、を備えている。
一対の側板部材81の上端部には、射出筒部11の側方に至るまで上方に延出し、射出筒部11を左右方向から挟み込む一対の連結板82が形成されている。一対の連結板82には、左右方向の外側に向けて回転軸部83が突設されている。これら回転軸部83は、上板部材84に設けられた軸受け部84bに回動可能に支持されている。これにより、トリガー部51は、回転軸部83を中心に前後方向に揺動可能とされている。
トリガー部51には、主板部材80を前後方向に貫通する開口部51aが形成されていると共に、開口部51aの周縁部から後方に向けて延びるように連結筒85が形成されている。
連結筒85の内周面のうち後方側に位置する部分には、連結筒85の内側に向けて左右方向に沿って突出した一対の連結軸86が形成されている。これら連結軸86は、ピストン52の連結部70に形成された連結孔70a内に挿入されている。これにより、トリガー部51とピストン52とは、互いに連結されている。
なお、ピストン52の連結部70は、連結軸86に対してその軸線回りに回動可能とされ、且つ上下方向で所定量だけ移動可能に連結されている。これにより、トリガー部51の前後方向への揺動に伴って、ピストン52は前後移動可能とされている。
射出筒部11の上方には、水平板状の上記上板部材84が取り付けられている。上板部材84は、図2A及び図2Bに示すように、基板部84aと、トリガー部51の回転軸部83を支持する軸受け部84bと、トリガー部51を付勢する弾性部材54とを備えている。また、上板部材84の後部上面には、後述する移動規制部19に係合固定するための爪部84nが設けられている。弾性部材54は、上板部材84の左右両側において、左右方向から見た側面視で前方に凸の円弧状に形成され且つ射出筒部11の下方まで延びており(図1参照)、上板部材84に一体的に形成されている(図2A、図2B参照)。
弾性部材54は、左右方向から見た側面視で互いに同心の円弧状に形成され、前後に並ぶ一対の板ばねを備えている。
一対の板ばねのうち、前側に位置する板ばねが主板ばね54aとされ、後側に位置する板ばねが副板ばね54bとされている。
これら主板ばね54a及び副板ばね54bの下端部は、円弧状の折返し部54cを介して一体的に接続されている。また、折返し部54cの前方寄りには係止片54dが突設されており、この係止片54dがトリガー部51に係合している(図1参照)。これにより、弾性部材54は、係止片54dを介してトリガー部51を前方に向けて付勢している。
トリガー部51の主板部材80の上端部は、弾性部材54による付勢によって後述する連結体160の下部に対して後方から当接している。これにより、トリガー部51は最前方揺動位置に位置決めされている。
なお、最前方揺動位置からトリガー部51が後方に引かれると、弾性部材54が係止片54dを介して折返し部54cを後方に移動させるように弾性変形する。このとき、弾性部材54は、主板ばね54aよりも副板ばね54bが大きく弾性変形する。
図3A及び図3B、並びに図4A及び図4Bに示すように、射出筒部11の上方には、上板部材84の基板部84aの一部を左右両側及び上方から覆う移動規制部19が設けられている。本実施形態において移動規制部19は、射出筒部11の側部に一体に設けられ左右方向に延びる支持基板12k(図3B及び図3C参照)上に設けられている。移動規制部19は、基板部84aを上方から覆う第1頂壁12e及び第2頂壁12f(頂壁)と、基板部84aを左右両側から覆う側壁12sとを備えている。図示の例では、第2頂壁12fは側端部において側壁12sと一体に接続され、側壁12sの下端部は支持基板12kの側端部と一体に接続されている。これによって、図3C等に示すように、移動規制部19及び支持基板12kは、上板部材84を受け入れるための箱状の空間を形成している。また、図3A等に示すように、第1頂壁12e及び第2頂壁12fは、縦供給筒部10の上部の頂壁部12dとも一体化されている。なお、第1頂壁12eは、スリット12jにより第2頂壁12fとは領域分割されており側壁12sとは接続されていない。
支持基板12kの上面には、図3C及び図3Dに示すように、上板部材84の高さ位置を決める2本のガイド部12gが設けられている。上板部材84を前方(図3Dの左方)から上記箱状の空間内に挿入し、ガイド部12gの上面を滑らせながら爪部84nを第1頂壁12eに形成された係合孔12hに係合させることで、上板部材84は、上記箱状の空間内で左右方向及び上下方向への移動を規制された状態で固定される。
第1頂壁12e及び第2頂壁12fは、図2Bに示す上板部材84の基板部84aの上面の段差84kに合わせて異なる高さ位置に配置され、図3Aに示すように逆コの字形状(略C字形状)のスリット12jにより領域分割されている。これによって、基板部84aの段差84kの前後に第2頂壁12f及び第1頂壁12eをそれぞれ近接して配置することができる。
側壁12sは、図4A及び図4Bに示すように、上板部材84の基板部84aを左右両側(図4Aにおける上下両側)から覆っている。これによって、基板部84aが左右方向に変位しようとするのを規制することができる。
特に本実施形態では、2つの側壁12sの上端部が第2頂壁12fによって連結され、下端部も支持基板12kの側端部と連結されているため、側壁12sの左右方向の距離が変化しにくい。従って、間隔が精度良く位置決めされた一対の側壁12sにより基板部84aの左右方向の移動を規制することによって、左右方向の移動を確実に抑制することができる。なお、側壁12sの下端部は、必ずしも支持基板12kと連結していなくてもよい。また、側壁12sの上端部についても、必ずしも前後方向の全ての領域で第2頂壁12fと連結されていなくてもよい。
本実施形態では、移動規制部19は、容器体Aに装着キャップ14を介して強固に固定された噴出器本体2に一体形成されている。従って、トリガー部51に左右方向の力が加わり、弾性部材54を介して上板部材84の基板部84aに左右方向の力が加わった場合でも、移動規制部19の一対の側壁12sが噴出器本体2に対する基板部84aの左右方向の移動を効果的に規制することができる。従って、噴出器本体2に対する上板部材84の、ひいてはトリガー部51の左右方向の移動を抑制することができるので、トリガー部51に連結されたピストン52がシリンダ53内で傾くことを抑制して、ピストン52とシリンダ53との隙間から内容物が漏れるのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、移動規制部19が、軸受け部84bよりも後方(図4Bにおける右方)における上板部材84の一部を覆うように構成した。これによって、移動規制部19が回転軸部83と機構的に干渉して、トリガー部51の作動が妨げられるのを回避することができる。
図1に示すように、ノズル112は、連結体160を介して射出筒部11に装着されている。
ノズル112は、連結体160の前側に突設された第1嵌合筒160bに取り付けられている。ノズル112の内側には、第1嵌合筒160bに外嵌する第2嵌合筒112aと、第2嵌合筒112aの前端を閉塞するとともに中央に噴出孔112cが穿設された前壁112bと、を有する。第2嵌合筒112aの内周面には外係止爪112fが突設され、第1嵌合筒160bの外周面には内係止爪160fが突設される。これら内係止爪160f及び外係止爪112f同士の係合により、第2嵌合筒112aひいてはノズル112は、第1嵌合筒160bひいては連結体160から離脱することが制限される。この状態で、第2嵌合筒112aひいてはノズル112は、第1嵌合筒160bひいては連結体160に対して、第2及び第1嵌合筒112a,160bに共通の中心軸線O4回りに回動可能とされる。
ノズル112における第2嵌合筒112aの内側には、連結体160前側の中央軸部160dの外周に液密かつ回動可能に外嵌する中心筒112dが突設される。中心筒112dの内面には、前後方向に延びる凹溝168aが形成される。凹溝168aは、中央軸部160dの外面に形成された凹溝168bに対し、ノズル112の所定回動位置では連通状態となり、それ以外の回動位置では非連通状態となる。中心筒112d及び中央軸部160dは、第2及び第1嵌合筒112a,160bと同軸に配置される。ノズル112は、中央軸部160d回りに回動することで、液体噴出の可否や噴出パターンを切り替える。
ノズル112の前壁112bの後面において、中心筒112dの内側には旋回路112eが凹設され、中心筒112d及び第2嵌合筒112aの間には第1嵌合筒160bの前部内周に接するシール筒部112gが突設される。
連結体160は、射出筒部11の前方において外嵌する第3嵌合筒160aと、第3嵌合筒160aの前端を閉塞する前壁160cと、前壁160cから前方に突出する第1嵌合筒160bと、第1嵌合筒160bの内側で前壁160cから前方に突出する中央軸部160dと、を有する。
中央軸部160d及びこれに外嵌するノズル112の中心筒112dと第1嵌合筒160bとの間には、筒状の通過空間161が形成される。通過空間161は、中央軸部160d及び中心筒112dの各凹溝168a,168bが互いに連通したとき、各凹溝168a,68b並びに旋回路112eを介して噴出孔112cに連通する。
前壁160cにおける中央軸部160dの上方に位置する部位には、通過空間161と射出筒部11の内部とを連通する第2連通孔162が形成される。これにより、縦供給筒部10の内部空間は、連通孔104、射出筒部11内部、第2連通孔162、通過空間161、凹溝168a及び168bを通じて噴出孔112cに連通している。
(トリガー式液体噴出器の作用)
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に内容物が充填され、縦供給筒部10から内容物を吸い上げることができる状態になっているものとする。
図1に示される状態で、トリガー部51を弾性部材54の付勢力に抗して後方に引くと、トリガー部51の後方移動に伴ってピストン52が後退するので、シリンダ53内の内容物を、連通筒部68内及び流入孔38を通じて縦供給筒部10の内筒13に導入することができる。圧力が高められ内筒13に導入された内容物は、ボール弁36を押し下げて閉弁させると共に、弁体37を押し上げて開弁させる。
これにより、シリンダ53内から送出された内容物は、連通孔104、射出筒部11内、及び通過空間161を通じて噴出孔112cに導くことができる。噴出孔112cから吐出された内容物は、前方に噴射される。
このように、トリガー部51を後方に引く操作を行う毎に、内容物をノズル112から噴射させることができる。
その後、トリガー部51を引く操作を止めて該トリガー部51を解放すると、弾性部材54の弾性復元力によってトリガー部51が前方に付勢されて元の位置に復帰するので、これに伴ってピストン52が前方移動する。そのため、シリンダ53内に負圧が生じ、この負圧によってパイプ15を通じて容器体A内の内容物を縦供給筒部10に吸い上げることができる。
このとき、ボール弁36が弁座から上方に離間し、新たに吸い上げられた内容物はシリンダ53内に導入される。これにより、次の噴射に備えることができる。なお、このとき弁体37は、弁体37自身の自重及びばね部37dからの弾性力によりフランジ37aが段部37bの上面に当接することにより閉弁している。また、シリンダ53内の負圧も、弁体37が閉弁する方向に作用する。なお、ボール弁36の上方への移動は弁押さえ部37cによって規制される。
以上説明したように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、容器体A内の内容物を上方に導く縦供給筒部10と、縦供給筒部10の上部に連結され、縦供給筒部10により導かれた内容物をノズル112に導く射出筒部11とを有する噴出器本体2と、噴出器本体2に装着され、容器体A内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプ58と、前後方向に揺動可能に保持され、ポンプ58を駆動するトリガー部51と、縦供給筒部10側からノズル112側に向けて延びると共に、トリガー部51に復元力を付与する弾性部材54を有する上板部材84とを備えるトリガー式液体噴出器1であって、噴出器本体2は、噴出器本体2に一体形成され、上板部材84の少なくとも一部を左右両側及び上方から覆う移動規制部19を有するように構成した。このような構成の採用によって、トリガー部51に左右方向の力が加わった場合でも、移動規制部19により、トリガー部51と弾性部材54を介して連結された基板部84aの左右方向の移動を効果的に規制することができる。従って、縦供給筒部10に対するトリガー部51の左右方向の移動を抑制することができるので、トリガー部51に連結されたピストン52が傾くことを抑制して、ピストン52とシリンダ53との隙間から内容物が漏れるのを抑制することができる。これによって、トリガー式液体噴出器1を装着した容器体Aをレジ袋等に横向きに置き、その上に重いものを載せた場合でも内容物の漏れを抑制することができる。
また、本実施形態では、上板部材84は、トリガー部51の回転軸部83を支持する軸受け部84bを更に有し、移動規制部19は、軸受け部84bよりも後方における上板部材84の少なくとも一部を覆うように構成した。このような構成の採用によって、回転軸部83と移動規制部19とが機構的に干渉するのを抑制することができるため、トリガー部51の作動が妨げられるのを回避することができる。
また、本実施形態では、移動規制部19は、上板部材84を上方から覆う第1頂壁12e及び第2頂壁12f(頂壁)と左右両側から覆う側壁12sとを有し、側壁12sは、前端部(図4A及び図4Bの左端部)において第2頂壁12fと連結されるように構成した。このような構成の採用によって、一対の側壁12sは、開放端(前端部)において第2頂壁12fと連結されることで左右方向の間隔が一層精度良く位置決めされるので、上板部材84の左右方向の移動をより確実に抑制することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば上記実施形態では、噴出孔112cが前方に向けて内容物を噴射するが、この場合に限定されるものではなく、前方とは異なる方向に内容物を噴出してもよい。
また、トリガー部51が後方に揺動(回転軸部83周りに回動)可能とされていたが、トリガー部51が後方に移動する他の形態を適宜採用することが可能である。例えば、トリガー部51が後方に向けてスライド移動可能とされていても良い。さらに、トリガー部51の操作をロックする機構を設けてもよい。
また、本実施形態では移動規制部19が、軸受け部84bよりも後方における上板部材84の一部を覆うように構成したが、この態様には限定されない。移動規制部19が軸受け部84bの側方領域のみを覆わないようにしてもよい。また、移動規制部19が軸受け部84bの側方を覆っていてもよい。
1 トリガー式液体噴出器
2 噴出器本体
10 縦供給筒部
11 射出筒部
12 外筒
12a 大径部
12b 小径部
12c 環状連結部
12d 頂壁部
12e 第1頂壁(頂壁)
12f 第2頂壁(頂壁)
12g ガイド部
12h 係合孔
12j スリット
12k 支持基板
12s 側壁
13 内筒
13a 大径部
13b 小径部
13c フランジ部
13d 鍔部
14 装着キャップ
15 パイプ
19 移動規制部
35 弁座
36 ボール弁
37 弁体
37a フランジ
37b 段部
37c 弁押さえ部
37d ばね部
38 流入孔
40 シリンダ用筒部
41 嵌合突部
51 トリガー部
51a 開口部
52 ピストン
53 シリンダ
54 弾性部材
54a 主板ばね
54b 副板ばね
54c 折返し部
54d 係止片
55 カバー体
58 ポンプ
60 外筒部
61 後壁部
62 ピストンガイド
63 第1通気孔
64 第2通気孔
65 第3通気孔
66 貫通孔
68 連通筒部
70 連結部
71 ピストン筒
72 ピストン本体部
73 摺動筒部
73a リップ部
80 主板部材
81 側板部材
82 連結板
83 回転軸部
84 上板部材
84a 基板部
84b 軸受け部
84k 段部
84n 爪部
85 連結筒
86 連結軸
104 連通孔
112 ノズル
112a 第2嵌合筒
112b 前壁
112c 噴出孔
112d 中心筒
112e 旋回路
112f 外係止爪
112g シール筒部
160 連結体
160a 第3嵌合筒
160b 第1嵌合筒
160c 前壁
160d 中央軸部
160f 内係止爪
161 通過空間
162 第2連通孔
168a,168b 凹溝
A 容器体
A1 口部
O1,O3,O4 中心軸線
O2 容器軸
S1,S2 隙間

Claims (3)

  1. 容器体内の内容物を上方に導く縦供給筒部と、該縦供給筒部の上部に連結され、該縦供給筒部により導かれた内容物をノズルに導く射出筒部とを有する噴出器本体と、
    該噴出器本体に装着され、容器体内の内容液を吸引、加圧、圧送するポンプと、
    前後方向に揺動可能に保持され、前記ポンプを駆動するトリガー部と、
    前記縦供給筒部側からノズル側に向けて延びると共に、前記トリガー部に復元力を付与する弾性部材を有する上板部材と
    を備えるトリガー式液体噴出器であって、
    前記噴出器本体は、該噴出器本体に一体形成され、前記上板部材を係合固定するとともに前記上板部材の少なくとも一部を左右両側及び上方から覆う移動規制部を有していることを特徴とするトリガー式液体噴出器。
  2. 前記上板部材は、前記トリガー部の回転軸部を支持する軸受け部を更に有し、前記移動規制部は、前記軸受け部よりも後方における前記上板部材の少なくとも一部を覆う、請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記移動規制部は、前記上板部材を上方から覆う頂壁と左右両側から覆う側壁とを有し、該側壁は、少なくとも前端部において前記頂壁と連結されている、請求項1又は2に記載のトリガー式液体噴出器。
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