JP2020070075A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴出孔に付着した液体が固化するのを抑制する。【解決手段】カバー部材7は、噴出孔6を開放可能に塞ぐ閉塞部21と、閉塞部21から下方に延び、トリガー部51の前方に配置される垂下部22と、垂下部22の左右方向の両側にそれぞれ配置されて垂下部22と連結され、前後方向に延びる一対のストッパー部23と、を備え、ストッパー部23は、垂下部22と連結する弾性変形可能な連結部23aと、連結部23aよりも前方に配置される操作部23bと、連結部23aよりも後方に配置され、噴出器本体2の当接部56とトリガー部51との間に挿入され、前後方向において当接部56とトリガー部51とに当接する規制部23dと、を備え、一対のストッパー部23の各操作部23b同士が左右方向に接近移動したときに、各連結部23aを支点として各規制部23d同士が左右方向に離間移動し、規制部23dが当接部56とトリガー部51との間から離脱する。【選択図】図3

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
従来、例えば特許文献1に記載のトリガー式液体噴出器が知られている。トリガー式液体噴出器は、内容液が収容された容器体に装着され、内容液が流通する射出筒部を有する噴出器本体と、ノズル孔が形成され、噴出器本体の前方に配設されるノズル部材と、を備える。
トリガー式液体噴出器は、内容液を霧状や泡状にしてノズル孔から噴出する。
特開2018−108553号公報
従来のトリガー式液体噴出器では、ノズル孔(噴出孔)の内面などに付着した液体が、乾燥して固化することがあった。この場合、噴出孔が塞がれたり、液体の噴出方向が変わったり、噴出する液体の霧質や泡質に変化が生じたりするおそれがある。
上記事情に鑑み、本発明は、噴出孔の内面などに付着した液体が固化するのを抑制することができるトリガー式液体噴出器を提供することを目的の一つとする。
本発明のトリガー式液体噴射器の一つの態様は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体の前方に設けられ、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、前記噴出孔を開放可能に塞ぐカバー部材と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延び、前記容器体内の液体を吸い上げる縦供給筒部と、前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、前記カバー部材は、前記噴出孔を開放可能に塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部から下方に延び、前記トリガー部の前方に配置され、前方から見て前記トリガー部と重なる垂下部と、前記垂下部の左右方向の両側にそれぞれ配置されて前記垂下部と連結され、前後方向に延びる一対のストッパー部と、を備え、前記ストッパー部は、前記垂下部と連結する弾性変形可能な連結部と、前記連結部よりも前方に配置される操作部と、前記連結部よりも後方に配置され、前記噴出器本体のうち前記縦供給筒部の前方に位置する当接部と前記トリガー部との間に挿入され、前後方向において前記当接部と前記トリガー部とに当接する規制部と、を備え、前記一対のストッパー部の各前記操作部同士が左右方向に接近移動したときに、各前記連結部を支点として各前記規制部同士が左右方向に離間移動し、前記規制部が前記当接部と前記トリガー部との間から離脱する。
このトリガー式液体噴出器では、カバー部材による噴出孔の閉塞状態を解除して噴出孔を開放し、トリガー部を後方へ移動させると、液体が縦供給筒部内から噴出孔側に向けて流通し、噴出孔から噴出される。液体の噴出後には、カバー部材の閉塞部によって、再び噴出孔を塞ぐ。これにより、液体を噴出孔から噴出したときに液体が噴出孔の内面などに付着して残存したり、ノズル部材の前端部に付着したりしても、トリガー式液体噴出器を保管している間に、この液体が乾燥して固化することを抑えることができる。このため、噴出孔が塞がれたり、液体の噴出方向が変わったり、噴出する液体の霧質や泡質に変化が生じたりすることを抑制できる。
カバー部材が垂下部およびストッパー部を備えるため、トリガー部の誤操作による意図しない液体の噴出を抑制できる。詳しくは、垂下部がトリガー部の前方に位置するので、トリガー部に対して前方から例えば操作者の指や他の部材等が接触することを抑えることができ、トリガー部の後方移動が抑制される。
ストッパー部の規制部が、前後方向において当接部とトリガー部との間に挿入され、トリガー部に対して後方から当接するので、トリガー部の後方移動が安定して抑えられる。規制部は、前後方向において当接部とトリガー部との間に挟持されるため、規制部が意図せず当接部とトリガー部との間から離脱することが抑えられる。
液体の噴出時には、一対のストッパー部の各操作部をつまんで近づける簡単な操作によって、規制部によるトリガー部の後方移動の規制状態を解除することができる。
また、上記トリガー式液体噴出器において、前記カバー部材は、前記ノズル部材と連結される回動部を備え、前記噴出孔は、前方に向けて開口し、前記閉塞部は、前記噴出孔を前方から開放可能に塞ぎ、前記カバー部材が前記回動部を中心に回動したときに、前記閉塞部が前記噴出孔を開放し、かつ、前記トリガー部の後方移動が許容されることが好ましい。
この場合、カバー部材を回動部回りに回動させる簡単な操作によって、トリガー部の後方移動が許容され、液体を噴出孔から噴出可能となる。また、液体の噴出後には、閉塞部により噴出孔を前方から塞ぐことができるので、噴出孔の閉塞がより確実に行える。上記構成によれば、液体を噴出する前後で、カバー部材をトリガー式液体噴出器に着脱する面倒な操作が不要であり、使用時の操作性がよい。特に、噴出孔に対して閉塞部が前後方向に接近離間するため、より操作性に優れる。
また、上記トリガー式液体噴出器において、前記ノズル部材は、内部に前記噴出孔が形成された噴出筒部を備え、前記閉塞部は、前記噴出筒部の開口を塞ぐ閉塞板と、前記閉塞板の板面から突出し、前記噴出筒部の外側に嵌合する閉塞筒と、を備えることが好ましい。
この場合、閉塞部の閉塞板および閉塞筒によって、噴出孔の液体の乾燥および固化がより抑制される。
また、上記トリガー式液体噴出器において、前記トリガー部は、前記トリガー部の左右方向の両端部に、前方に向かうに従い左右方向の内側に向けて延びる一対の乗り越え部を備え、前記規制部は、前記連結部が弾性変形することで、前記乗り越え部を前方から後方へ向けて乗り越え可能であることが好ましい。
この場合、カバー部材が、噴出孔を開放した状態から閉塞する状態へと戻されるときに、一対のストッパー部の各規制部が、トリガー部の各乗り越え部を後方へ向けて乗り越える。すなわち、液体の噴出後に、カバー部材を元の位置(噴出孔を閉塞する位置)に戻す際に、一対のストッパー部の各操作部を操作する手間が生じないので、操作性がよい。
また、上記トリガー式液体噴出器において、前記トリガー機構は、前記トリガー部に連動して前後方向に移動するピストンと、前記ピストンが挿入され、かつ内部が前記縦供給筒部内に連通したシリンダと、を備え、前記当接部が、前記シリンダの前端部であることが好ましい。
この場合、トリガー部の後方に位置するシリンダと、トリガー部との間に、規制部が離脱可能に挿入される。上記構成によれば、トリガー式液体噴出器の構成部材の増大を抑えつつ、ストッパー部を安定して機能させることができる。
本発明の一つの態様のトリガー式液体噴出器によれば、噴出孔の内面などに付着した液体が固化するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態のトリガー式液体噴出器を示す前面図である。 図1のII-II断面図である。 カバー部材の閉塞位置と開放位置とを説明する断面図である。 カバー部材の前面図である。 図4のV-V断面図である。 カバー部材の下面図である。 図1のVII-VII断面図であり、ストッパー部の機能を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態のトリガー式液体噴出器1について、図面を参照して説明する。
本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、容器体A内の液体を吸い上げる縦供給筒部10を有し、かつ液体が収容された容器体Aに装着される噴出器本体2と、液体を噴出する噴出孔6が形成されたノズル部材5と、噴出器本体2とノズル部材5とを連結する中継部材4と、噴出孔6を開放可能に塞ぐカバー部材7と、を備える。なお、トリガー式液体噴出器1の各構成部品は、特に記載がなければ合成樹脂を用いた成形品とされている。
図1および図2において、本実施形態では、縦供給筒部10の中心軸線O1が延びる方向、つまり中心軸線O1に沿う方向を上下方向と呼ぶ。上下方向のうち、噴出器本体2から容器体Aへ向かう方向を下方(下側)と呼び、容器体Aから噴出器本体2へ向かう方向を上方(上側)と呼ぶ。
上下方向から見て、中心軸線O1に直交する方向のうち、縦供給筒部10とノズル部材5とを繋ぐ方向を前後方向と呼ぶ。前後方向のうち、縦供給筒部10からノズル部材5へ向かう方向を前方(前側)と呼び、ノズル部材5から縦供給筒部10へ向かう方向を後方(後側)と呼ぶ。
上下方向から見て、中心軸線O1に直交する方向のうち、前後方向に直交する方向を左右方向と呼ぶ。左右方向のうち、中心軸線O1に接近する方向を左右方向の内側(中央側)と呼び、中心軸線O1から離間する方向を左右方向の外側(端側)と呼ぶ。
噴出器本体2は、上下方向に延びる縦供給筒部10と、縦供給筒部10の前方に配設され、縦供給筒部10内の液体を噴出孔6側に向けて流通させる射出筒部11と、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部51を有するトリガー機構Tと、縦供給筒部10、射出筒部11および後述するシリンダ53を上方、後方および左右方向から一体に覆うカバー体55と、噴出器本体2のうち縦供給筒部10の前方に位置する当接部56と、を備える。
縦供給筒部10は、有頂筒状の外筒12と、外筒12内に嵌合された内筒13と、を備える。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、かつ大径部12aより内径および外径が小さい小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結するフランジ部12cと、を備える。小径部12bの上端開口は、頂壁部12dに塞がれている。
内筒13は、大径部13aと、大径部13aの上方に配置され、かつ大径部13aより内径および外径が小さい小径部13bと、大径部13aの上端部と小径部13bの下端部とを連結するフランジ部13cと、を備える。
内筒13の小径部13b内に、容器体A内に配置され、かつ容器体Aの図示しない底部に下端開口が位置するパイプ15の上部が嵌合されている。内筒13のフランジ部13cは、外筒12のフランジ部12cよりも下方に位置している。内筒13のフランジ部13cと、外筒12のフランジ部12cとの間に、隙間S1が設けられている。
内筒13の大径部13aにおいて、外筒12の大径部12aから下方に突出した部分に、その径方向の外側に向けて突出する環状の鍔部13dが形成されている。鍔部13dは、容器体Aの口部A1に装着(例えば螺着)される装着キャップ3の上端部内に配設され、装着キャップ3の上端部をその軸線回りに回転可能に係止する。鍔部13dは、装着キャップ3と容器体Aの口部A1における上端開口縁とにより上下方向に挟まれる。
外筒12および内筒13で構成される縦供給筒部10の中心軸線O1は、口部A1の中心軸と同軸とされる容器体Aの容器軸に対して、後方に位置している。
内筒13の上端部内に、上下方向に弾性変形可能に形成された吐出弁30が配設されている。
吐出弁30は、内筒13内に嵌合され、外筒12における頂壁部12dの下面に当接するベース部31と、ベース部31の下方に配置され、内筒13の内周面に段差状に形成された弁座32に対して上方から当接する弁体33と、ベース部31および弁体33を上下に連結する中空ばね部34と、を備える。
弁体33は、中空ばね部34によって上方から押圧されており、弁座32に対して密に当接している。弁体33は、内筒13内において、弁座32よりも上方に位置する空間と、弁座32よりも下方に位置する空間と、の連通を遮断する。弁体33は、中空ばね部34の付勢力に抗して上昇し、弁座32から離間することで、内筒13内において、弁座32よりも上方に位置する空間と、弁座32よりも下方に位置する空間と、を連通する。
内筒13の内周面のうち、弁座32よりも下方に位置し、かつパイプ15の上端よりも上方に位置する部分に、内側に向けて突出する環状のテーパ筒部35が形成されている。テーパ筒部35は、下方に向かうに従い縮径している。テーパ筒部35の内側に、テーパ筒部35の内周面に離間可能に着座するボール弁36が配置されている。
ボール弁36は、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、の連通を遮断する。ボール弁36は、上昇してテーパ筒部35の内周面から離間することで、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、を連通する。
射出筒部11は、前後方向に延び、後端部が縦供給筒部10における上端部の前側部分に接続されている。射出筒部11の内部は、外筒12に形成された外側吐出孔16、および内筒13に形成された内側吐出孔17を通して縦供給筒部10の内部に連通している。内側吐出孔17は、内筒13内において、弁座32よりも上方に位置する空間に開口している。
外筒12において、射出筒部11よりも下方に位置する部分に、外筒12の外周面から前方に向けて突出するシリンダ装着筒40が形成されている。つまり縦供給筒部10は、シリンダ装着筒40を備える。シリンダ装着筒40は、前後方向に延びる。シリンダ装着筒40は、前方に向けて開口し、後端部が閉塞された有底筒状である。シリンダ装着筒40の内側に、後述するシリンダ53が嵌合する。シリンダ装着筒40の下端部は、外筒12におけるフランジ部12cと一体に形成されている。
トリガー機構Tは、トリガー部51の後方への移動によって、液体を縦供給筒部10内から射出筒部11内を通して噴出孔6側に向けて流通させる。トリガー機構Tは、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部51と、トリガー部51に連動して前後方向に移動するピストン52と、ピストン52が挿入され、かつ内部が縦供給筒部10内に連通したシリンダ53と、を備える。
シリンダ53は、シリンダ装着筒40内に嵌合され、かつ前方に向けて開口した外筒部60と、外筒部60の後端開口を塞ぐ後壁部61と、後壁部61の中央部から前方に向けて突出するとともに前端が閉塞された有頂筒状のピストンガイド62と、を備える。
外筒部60、ピストンガイド62、およびシリンダ装着筒40は、前後方向に延びるシリンダ軸O2と同軸に配置されている。
ピストンガイド62は内側が後方に開口しており、この開口内に、シリンダ装着筒40の後壁(外筒12の小径部12b)から前方に向けて突出した突部が嵌合されている。
外筒部60の外周面とシリンダ装着筒40の内周面とは、前後方向の両端部において密接している。外筒部60の外周面とシリンダ装着筒40の内周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部に、環状の隙間S2が設けられている。
外筒部60に、外筒部60の内側と隙間S2とを連通する第1通気孔63が形成されている。外筒12のフランジ部12cに、隙間S2と、外筒12のフランジ部12cと内筒13のフランジ部13cとの間の隙間S1と、を連通する第2通気孔64が形成されている。内筒13のフランジ部13cに、隙間S1と、内筒13の大径部13aおよび装着キャップ3の内側と、を連通する第3通気孔65が形成されている。
シリンダ53の後壁部61に、後方に向けて突出し、前後方向に開口する筒部66が形成されている。筒部66は、後壁部61において、ピストンガイド62より上方に位置する部分に形成されている。筒部66は、シリンダ装着筒40の後壁(外筒12の小径部12b)に形成された貫通孔に嵌合されている。
内筒13の小径部13bに、筒部66内に連通する第2貫通孔67が形成されている。第2貫通孔67は、内筒13内において、弁座32よりも下方に位置し、かつテーパ筒部35よりも上方に位置する空間に開口している。
シリンダ53内と縦供給筒部10内とは、筒部66の内側、および第2貫通孔67を通して連通している。また、吐出弁30は、射出筒部11内とシリンダ53内との連通およびその遮断を切り換え、ボール弁36は、容器体A内とシリンダ53内との連通およびその遮断を切り換える。
シリンダ53の前端部は、シリンダ装着筒40の前端開口から前方に突出する。シリンダ53の前端部の外周部は、シリンダ装着筒40の周壁の前端に対して、前方から当接する。シリンダ53は、シリンダ53の前端部の外周部のうち上端部が、上端部以外の部分よりも上方に突出している。シリンダ53は、この上端部から後方に向けて延びる装着突部53aを備える。装着突部53aと外筒部60の外周面との間に、隙間が設けられている。装着突部53aは、一対の板面(表裏面)が上下方向を向く板状に形成されている。装着突部53aにおける左右方向の中央部に、装着突部53aを上下方向に貫通して前後方向に延び、後方に向けて開口するスリットが形成されている。このスリットには、シリンダ装着筒40の上端部と、射出筒部11の後部における下端部とを連結し、かつ一対の板面が左右方向を向く差込板115が差し込まれている。
ピストン52は、トリガー部51に連結された円柱状のトリガー連結部70と、トリガー連結部70より後方に位置し、トリガー連結部70よりも大径とされたピストン筒71と、を備え、全体として後方に開口した筒状に形成されている。ピストン52は、シリンダ軸O2と同軸に配置されている。
ピストン筒71は、後方に向けて開口し、かつ内部にピストンガイド62が挿入されるピストン本体部72と、ピストン本体部72の後端部からその径方向の外側に向けて突出し、かつ外筒部60の内周面に密に摺接する摺動筒部73と、を備える。
ピストン本体部72の内径は、ピストンガイド62の外径よりも大きい。ピストン本体部72の内周面とピストンガイド62の外周面との間に、隙間が設けられている。
摺動筒部73は、摺動筒部73の前後方向の中央部から前方および後方に向かうに従い拡径している。摺動筒部73の前後方向の両端部に位置する一対のリップ部が、外筒部60の内周面に対して摺動する。
ピストン52のトリガー連結部70は、後述する連結軸86を介してトリガー部51に連結されている。これにより、ピストン52は、トリガー部51とともに後述する弾性板部54により前方に付勢され、かつトリガー部51の後方への移動に伴って後方に移動してシリンダ53内に押し込まれる。
トリガー部51が最前方移動位置(最前端位置)に位置しているときに、ピストン52の摺動筒部73は第1通気孔63を閉塞している。そして、トリガー部51の後方への移動によってピストン52が所定量だけ後方移動したときに、摺動筒部73が第1通気孔63を開放する。これにより、容器体Aの内部は、第3通気孔65、隙間S1、第2通気孔64、隙間S2および第1通気孔63を通して、外部に連通する。
トリガー部51は、一対の板面が前後方向を向く主板部80と、主板部80の左右方向の両端部から後方に向けて突出する一対の側板部81と、主板部80の下端部および一対の側板部81の下端部に接続する下板部87と、を備える。
主板部80は、主板部80の一対の板面のうち前面が、左右方向から見た側面視で後方に向けて凹状に湾曲する。主板部80は、主板部80の一対の板面のうち後面が、左右方向から見た側面視で後方に向けて凸状に湾曲する。
一対の側板部81の上端部には、上方に延び、射出筒部11を左右方向に挟み込む一対の連結板82が形成されている。一対の連結板82には、左右方向の外側に向けて突出する回転軸部83が各別に設けられている。回転軸部83は、射出筒部11の上方を覆う上板部材84に設けられた軸受け部に回動可能に支持されている。これにより、トリガー部51は、回転軸部83を中心に回動することで前後方向に揺動可能である。
主板部80の上端部に、後方に向けて延びる連結筒85が形成されている。連結筒85の内周面の後部に、連結筒85の内側に向けて左右方向に突出した一対の連結軸86が形成されている。連結軸86は、ピストン52のトリガー連結部70に形成された連結孔内に挿入されている。これにより、トリガー部51とピストン52とが、互いに連結されている。
ピストン52のトリガー連結部70は、連結軸86に対してその軸線回りに回動可能とされ、かつ上下方向に所定量だけ移動可能に連結されている。
射出筒部11の上面には、縦供給筒部10における外筒12の頂壁部12dに連結された水平板状の前記上板部材84が取付けられている。
上板部材84は、上板部材84における左右方向の両端部に、左右方向から見た側面視で前方に凸となる円弧状をなし、射出筒部11の下方まで延びる弾性変形可能な弾性板部54を有する。弾性板部54は、左右方向から見た側面視で互いに同心とされた円弧状をなし、前後に並ぶ一対の板ばねを備える。一対の板ばねは、左右方向から見た側面視で、それぞれ前方に凸となる円弧状に湾曲して形成されている。
弾性板部54は、一対の板ばねの各下端部同士を接続し、左右方向から見た側面視で下方に向けて凸となる円弧状をなす折返し部を有する。弾性板部54は、折返し部から下方に向けて突出する係止片54dを有する。係止片54dは、トリガー部51の側板部81に形成されたポケット部81aに上方から差し込まれる。
これにより、弾性板部54は、係止片54dおよびポケット部81aを介してトリガー部51を前方に付勢している。
本実施形態では、ポケット部81aが、トリガー部51の左右方向の両端部に一対設けられる。ポケット部81aは、側板部81から左右方向の外側に突出して形成される。ポケット部81aは、側板部81の上側部分、つまりトリガー部51の回転軸部83側(根元側)の部分に配置される。
トリガー部51の主板部80の上端部は、弾性板部54による付勢によって後述する中継部材4における隔壁90の下端部に対して下方かつ後方から当接している。これにより、トリガー部51は最前方移動位置に位置決めされている。
トリガー部51が後方に引かれて最前方移動位置から移動すると、係止片54dが後方に移動し、弾性板部54が弾性変形する。このとき、係止片54dは、ポケット部81aに対して上昇しつつも、ポケット部81aへの係合状態が維持される。
図7に示すように、トリガー部51は、トリガー部51の左右方向の両端部に、前方に向かうに従い左右方向の内側に向けて延びる一対の乗り越え部81bを備える。本実施形態では、一対の乗り越え部81bが、トリガー部51の一対のポケット部81aにそれぞれ配置される。乗り越え部81bは、ポケット部81aの前端部に位置しており、本実施形態の例では、左右方向の外側かつ前方に向けて凸となる曲面状である。具体的に、図7に示される中心軸線O1に垂直な断面視で、乗り越え部81bは、前方に向かうに従い左右方向の内側に向けて延びる凸曲線状である。
図2に示すように、本実施形態の例では、当接部56は、シリンダ53の前端部である。当接部56は、シリンダ53の前端部において前方を向く前面である。本実施形態の例では、当接部56が、シリンダ軸O2回りに延びる環状である。当接部56は、シリンダ軸O2に垂直な平面状である。当接部56とトリガー部51との間には、前後方向において所定の間隔が設けられる。
中継部材4は、噴出器本体2の前方に配設されている。中継部材4は、射出筒部11に装着されて、噴出器本体2から前方に突出している。中継部材4は、射出筒部11の前端開口を前方から覆う隔壁90と、隔壁90から後方に向けて延び、射出筒部11に外嵌された外嵌筒部91と、隔壁90から前方に向けて延び、ノズル部材5が装着された第1装着筒部92と、隔壁90のうち、第1装着筒部92の内側に位置する部分から前方に向けて延びるガイド軸部94と、を備える。
隔壁90の前面の前後方向の位置と、カバー体55の前端縁の前後方向の位置とは、互いに同じである。第1装着筒部92およびガイド軸部94は、前後方向に延びるノズル軸O3と同軸に配設されている。ノズル軸O3は、射出筒部11の中心軸線より下方に位置している。
本実施形態では、前後方向から見て、ノズル軸O3に直交する方向をノズル径方向と呼ぶ。ノズル径方向のうち、ノズル軸O3に接近する方向をノズル径方向の内側と呼び、ノズル軸O3から離間する方向をノズル径方向の外側と呼ぶ。ノズル軸O3回りに周回する方向をノズル周方向と呼ぶ。
ガイド軸部94は、前端部が閉塞され、かつ後方に開口した有頂筒状に形成されている。ガイド軸部94は、第1装着筒部92よりも前方に突出することなく、第1装着筒部92の内側に収まるように形成されている。
なお、ガイド軸部94の形状は本実施形態の例に限定されるものではなく、例えば中実の円柱状に形成しても構わない。
隔壁90のうち、ガイド軸部94の上方に位置し、かつ第1装着筒部92の内側に位置する部分に、射出筒部11内に連通する連通孔95が形成されている。これにより、ガイド軸部94と第1装着筒部92との間に画成された環状空間96は、連通孔95を通して射出筒部11内に連通している。
ノズル部材5は、噴出器本体2の前方に設けられる。ノズル部材5は、第1装着筒部92に装着されて、中継部材4から前方に突出している。ノズル部材5は、中継部材4を介して噴出器本体2に接続される。
ノズル部材5は、第1装着筒部92の前端開口を前方から覆うノズル壁部100と、ノズル壁部100から後方に向けて延び、第1装着筒部92に対して前方に抜け止めされた状態で外嵌された第2装着筒部101と、ノズル壁部100から後方に向けて延び、第2装着筒部101のノズル径方向の内側に配置され、内部にガイド軸部94が挿入されたガイド筒部102と、第2装着筒部101のノズル径方向の外側に配置され、第2装着筒部101をノズル周方向の全周にわたって外側から囲う外装筒部103と、ノズル壁部100から後方に向けて延び、第2装着筒部101のノズル径方向の内側かつガイド筒部102のノズル径方向の外側に配置され、第1装着筒部92の内側に嵌合したサポート筒部105と、ノズル壁部100から前方に突出し、内部に噴出孔6が形成された噴出筒部108と、噴出筒部108内に嵌合したノズル栓部109と、ノズル部材5の前端部に配置され、噴出筒部108の上方に位置する回動支持部110と、回動支持部110の後方に位置し、後方に向かうに従い上方に向けて延び、前方かつ上方を向くカバー支持面111と、を備える。
ノズル壁部100は、一対の板面が前後方向を向く板状である。ノズル壁部100の一対の板面のうち後方を向く後面には、第1装着筒部92の前端が当接している。本実施形態の例では、ノズル壁部100の後面の前後方向の位置が、ガイド軸部94の前端面の前後方向の位置よりも前方である。ノズル壁部100においてノズル軸O3上に位置する部分には、ノズル壁部100を前後方向に貫通する貫通孔が形成されている。ノズル壁部100に貫通孔が形成されることにより、ガイド筒部102内と噴出筒部108内とが連通している。
第2装着筒部101の後端開口縁は、隔壁90の前面と隙間をあけて対向している。
ガイド筒部102は、環状空間96に配置される。ガイド筒部102は、第1装着筒部92のノズル径方向の内側に、第1装着筒部92との間に隙間をあけて配置される。ガイド筒部102は、ガイド軸部94のノズル径方向の外側に、ガイド軸部94との間に隙間をあけて配置される。
外装筒部103は、前後方向に延びる。本実施形態の例では、外装筒部103が、略三角形筒状である。外装筒部103は、後方に向かうに従い僅かに拡径する。
噴出筒部108は、前後方向に延びる。噴出筒部108の内部は、前方に向けて開口する。噴出筒部108は、複数の係止突部108aを有する。複数の係止突部108aは、噴出筒部108の内周面からノズル径方向の内側に突出し、互いにノズル周方向に間隔をあけて配置される。噴出筒部108の内周面のうち、係止突部108aよりも前方に位置する部分は、前方に向かうに従いノズル径方向の外側に向けて延びる。つまり噴出筒部108は、係止突部108aよりも前方に位置する部分において、前方に向かうに従い内径が拡径する。噴出筒部108の内周面のうち、係止突部108aよりも後方に位置する部分は、ガイド筒部102の内周面の前端と接続する部分から、前方に向かうに従いノズル径方向の内側に向けて延びる。つまり噴出筒部108は、係止突部108aよりも後方に位置する部分において、前方に向かうに従い内径が縮径する。
本実施形態の例では、噴出筒部108は、前後方向に沿って外径が略一定である。
ノズル栓部109は、係止溝109aと、複数の噴出溝109bと、を有する。
係止溝109aは、ノズル栓部109の外周面に配置される。係止溝109aは、ノズル栓部109の外周面においてノズル径方向の内側に窪み、ノズル周方向の全周にわたって延びる。係止溝109a内には、複数の係止突部108aのノズル径方向の内端部が挿入される。すなわち係止溝109aには複数の係止突部108aが係止されており、これにより、噴出筒部108に対してノズル栓部109が、前後方向に抜け止め(前後への移動が規制)されている。
ノズル栓部109のうち係止溝109aよりも前方に位置する部分は、噴出筒部108内に嵌合している。ノズル栓部109のうち係止溝109aよりも前方に位置する部分は、前方に向かうに従い外径が拡径する。ノズル栓部109の前方を向く前端面は、ノズル軸O3に垂直な平面状である。本実施形態の例では、ノズル栓部109の前端面の前後方向の位置が、噴出筒部108の前端開口縁の前後方向の位置と同じ(つまり面一)である。
複数の噴出溝109bは、ノズル栓部109のうち係止溝109aよりも前方に位置する部分の外周面に配置される。複数の噴出溝109bは、それぞれ前後方向に延び、ノズル周方向に互いに間隔をあけて配置される。噴出溝109bの後端部は、係止溝109a内に開口する。噴出溝109bの前端部は、ノズル栓部109の前端面に開口する。噴出溝109bのノズル径方向の外側の開口は、噴出筒部108の内周面により塞がれている。
噴出溝109bと、噴出筒部108の内周面とにより画成される空間が、噴出孔6とされている。噴出孔6は、前方に向けて開口する。噴出孔6は、噴出筒部108内に、ノズル周方向に互いに間隔をあけて複数形成される。噴出孔6は、前方に向かうに従いノズル径方向の外側に向けて延びている。
噴出孔6は、ノズル周方向に隣り合う係止突部108a同士の間、環状空間96および連通孔95を通して、射出筒部11内に連通する。
回動支持部110は、カバー部材7の後述する回動部24と連結される。回動支持部110は、左右方向に延びる一対の回動支持孔を有する。一対の回動支持孔は、左右方向に互いに離間して配置され、左右方向の内側に向けてそれぞれ開口する。
カバー支持面111は、カバー部材7の後述する閉塞部21を支持する。カバー支持面111には、開放位置とされたカバー部材7の閉塞部21の前面が当接する。カバー支持面111は、例えば平面状である。
図3に示すように、カバー部材7は、噴出孔6を閉塞し、かつトリガー部51の後方移動を規制する閉塞位置と、噴出孔6を開放し、かつトリガー部51の後方移動を許容する開放位置と、の間で移動可能である。図3においては、閉塞位置に配置されるカバー部材7を実線および破線で示し、開放位置に配置されるカバー部材7を2点鎖線で示す。カバー部材7は、回動部24回りに回動することにより、閉塞位置と開放位置との間を移動する。
本実施形態の例では、カバー部材7が、単一の部材により一体に形成される。
図1〜図7に示すように、カバー部材7は、閉塞部21と、垂下部22と、一対のストッパー部23と、回動部24と、を備える。
閉塞部21は、噴出孔6を開放可能に塞ぐ。本実施形態では、閉塞部21が、噴出孔6を前方から開放可能に塞ぐ。閉塞部21は、閉塞板21aと、閉塞筒21bと、下部板21cと、を備える。
閉塞板21aは、一対の板面が前後方向を向く板状である。閉塞板21aは、噴出筒部108の開口を塞ぐ。閉塞板21aの一対の板面のうち後方を向く後面が、噴出筒部108の前端開口部に対して前方から当接し、または隙間をあけて対向する。閉塞板21aの後面は、ノズル栓部109の前端面に対して前方から当接し、または隙間をあけて対向する。
閉塞筒21bは、閉塞板21aの板面から突出し、噴出筒部108の外側に嵌合する。具体的に、閉塞筒21bは、閉塞板21aの後面から後方に向けて突出し、噴出筒部108のノズル径方向の外側に外嵌される。
下部板21cは、閉塞板21aの下部から後方に向けて突出する。ノズル軸O3に垂直な断面視で、下部板21cは略V字状である。下部板21cは、下部板21cの左右方向の中央部が最も下方に位置し、この中央部から左右方向の外側に向かうに従い上方に向けて延びる。下部板21cは、外装筒部103の下部を下方から覆う。
垂下部22は、閉塞部21から下方に延び、トリガー部51の前方に配置され、前方から見てトリガー部51と重なる。垂下部22は、下部板21cの後端部から下方に垂下設される。垂下部22は、閉塞板21aよりも後方に位置する。本実施形態では、垂下部22が、トリガー部51の主板部80を前方から覆う。垂下部22は、前カバー板22aと、一対の側カバー板22bと、を備える。
前カバー板22aは、前方から見てトリガー部51と重なり、一対の板面が前後方向を向く。前カバー板22aは、前カバー板22aの一対の板面のうち前面が、左右方向から見た側面視で後方に向けて凹状に湾曲する。前カバー板22aは、前カバー板22aの一対の板面のうち後面が、左右方向から見た側面視で後方に向けて凸状に湾曲する。前カバー板22aの後面と、主板部80の前面とは、互いに略一定の隙間をあけて対向配置される。前カバー板22aは、主板部80を前方から覆う。
一対の側カバー板22bは、前カバー板22aの左右方向の両端部から後方に向けて突出する。一対の側カバー板22bは、トリガー部51の左右方向の両側に配置され、左右方向から見てトリガー部51と重なる。側カバー板22bは、左右方向から見て、主板部80および側板部81の前端部と重なって配置される。図示の例では、側カバー板22bの前後方向の長さが、側カバー板22bの下端部から上方に向かうに従い大きくなる。
一対のストッパー部23は、垂下部22の左右方向の両側にそれぞれ配置されて垂下部22と連結され、前後方向に延びる。ストッパー部23は、垂下部22の上側部分と連結される。ストッパー部23は、縦供給筒部10およびシリンダ53の前方に位置し、かつ、射出筒部11、中継部材4およびノズル部材5の下方に位置する。ストッパー部23は、前方から見て、当接部56(シリンダ53の前端部)と重なる。本実施形態では、ストッパー部23が、左右方向においてカバー体55の内側に配置される(図1参照)。
ストッパー部23は、連結部23aと、操作部23bと、ストッパーアーム23cと、規制部23dと、を備える。
連結部23aは、垂下部22と連結し、弾性変形可能である。本実施形態では、連結部23aが、操作部23bの後端部に位置して、垂下部22の側カバー板22bと連結する。連結部23aは、ストッパー部23に複数設けられる。複数の連結部23aは、上下方向に互いに離間して配置される。本実施形態では、連結部23aが、操作部23bの左右方向の内側を向く面に、上下方向に互いに間隔をあけて一対設けられる。
操作部23bは、連結部23aよりも前方に配置される。操作部23bの上下方向の長さは、ストッパーアーム23cの上下方向の長さ、および規制部23dの上下方向の長さよりも長い。操作部23bは、ストッパー部23において最も上下方向の長さが大きい。操作部23bの前端部は、閉塞板21aよりも後方に位置する。本実施形態では、操作部23bの前端部の前後方向の位置が、ノズル部材5の前端部の前後方向の位置よりも後方である。具体的に、操作部23bの前端部は、噴出筒部108の前端およびノズル栓部109の前端よりも、後方に位置する。
操作部23bは、操作板部23eと、突起部23fと、を備える。
操作板部23eは、連結部23aの前方に配置され、一対の板面が左右方向を向く板状である。本実施形態では、操作板部23eが略四角形板状である。
突起部23fは、操作板部23eの前端部から左右方向の外側に突出する。本実施形態の例では、突起部23fがリブ状であり、操作板部23eの前端部に配置されて上下方向に延びる。
ストッパーアーム23cは、一対の板面が左右方向を向く板状であり、前後方向に延びる。ストッパーアーム23cは、操作部23bの後端部から後方に向けて延びる。ストッパーアーム23cは、操作板部23eの後端部のうち、上下方向において一対の連結部23a同士の間に位置する部分から、後方に向けて突出する。本実施形態の例では、ストッパーアーム23cが、シリンダ軸O2の下方かつシリンダ53の下端部よりも上方に位置する。
規制部23dは、連結部23aよりも後方に配置される。規制部23dは、ストッパーアーム23cの後方部分に配置され、ストッパーアーム23cから左右方向の内側に向けて突出する。規制部23dは、前後方向に延びる。規制部23dは、左右方向から見て略四角形状である。規制部23dの上端面の上下方向の位置は、ストッパーアーム23cの上端面の上下方向の位置と同じである。規制部23dの下端面の上下方向の位置は、ストッパーアーム23cの下端面の上下方向の位置と同じである。したがって本実施形態では、規制部23dも、シリンダ軸O2の下方かつシリンダ53の下端部よりも上方に位置する。
規制部23dの後端面の前後方向の位置は、ストッパーアーム23cの後端面の前後方向の位置と同じである。図7に示すように、規制部23dの後端部のうち左右方向の内端部は、左右方向の内側かつ後方に向けて凸となる曲面状である。具体的に、図7に示される中心軸線O1に垂直な断面視で、規制部23dの後端部における左右方向の内端部は、左右方向の内側に向かうに従い前方に向けて延びる凸曲線状である。規制部23dの後端面のうち左右方向の内端部以外の部分は、シリンダ軸O2に垂直な平面状である。規制部23dの前端面は、上方に向かうに従い後方に向けて傾斜して延びる平面状である。規制部23dは、前後方向から見て、トリガー部51および当接部56と重なって配置される。具体的に、規制部23dは、前後方向から見て、側板部81のポケット部81aおよびシリンダ53の前端部と重なって配置される。
図2および図7に示すように、規制部23dは、当接部56とトリガー部51との間に挿入され、前後方向において当接部56とトリガー部51とに当接する。規制部23dは、当接部56とトリガー部51とにより前後方向から挟持される。本実施形態では、規制部23dの後端部が、シリンダ53の前端部において前方を向く当接部56に対して、前方から当接する。規制部23dの前端部は、トリガー部51の側板部81のポケット部81aに対して、後方から当接する。
カバー部材7が閉塞位置に配置された状態から、図7に示すように、一対のストッパー部23の各操作部23b同士が左右方向に接近移動したときに、各連結部23aを支点として各規制部23d同士は左右方向に離間移動し、規制部23dは、当接部56とトリガー部51との間から離脱する。これにより、カバー部材7を開放位置へと移動させることが可能になる。
図1〜図5に示すように、回動部24は、カバー部材7の上端部に配置される。回動部24は、閉塞部21の上端部に左右方向に互いに間隔をあけて一対設けられる。回動部24は、閉塞部21の上端部から左右方向に突出する軸状である。一対の回動部24は、閉塞板21aの上端部において、左右方向の外側に向けてそれぞれ突出する。一対の回動部24は、回動支持部110の一対の回動支持孔にそれぞれ挿入される。これにより回動部24は、ノズル部材5と連結される。回動部24がノズル部材5に連結されることにより、カバー部材7は、回動部24を中心に閉塞位置と開放位置との間で回動可能である。
カバー部材7が閉塞位置に配置された状態から、図3に示すように、カバー部材7が回動部24を中心に回動したときに、閉塞部21が噴出孔6を開放し、かつ、トリガー部51の後方移動が許容される。すなわち、カバー部材7が開放位置に配置された状態において、トリガー部51は後方へ移動可能であり、噴出孔6から液体を噴出できる。
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1の作用について説明する。
なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填されているものとする。
まず、カバー部材7を閉塞位置から開放位置へと移動させて、カバー部材7の閉塞板21aの前面を、ノズル部材5のカバー支持面111に当接させる。カバー部材7を開放位置に配置することで、噴出孔6の前方開口が露出される。
そして、トリガー部51を弾性板部54の付勢力に抗して後方に引くと、トリガー部51の後方移動に伴ってピストン52が後退し、シリンダ53内の液体が、筒部66の内側および第2貫通孔67を通して縦供給筒部10の内筒13に導入される。内筒13に導入された液体は、ボール弁36を押し下げて閉弁させるとともに、吐出弁30を押し上げて開弁させ、液体が、加圧された状態で内側吐出孔17および外側吐出孔16を通して射出筒部11内に供給される。
射出筒部11内に供給された液体は、連通孔95、環状空間96、およびノズル周方向に隣り合う係止突部108a同士の間を通して噴出孔6に到達し、噴出孔6の前端開口から噴出される。なお、液体は、霧状または泡状とされて噴出孔6から噴出される。
液体の噴出後、トリガー部51を解放すると、弾性板部54の復元力によってトリガー部51が前方に付勢されて元の位置に復帰し、これに伴ってピストン52が前方移動する。この際、シリンダ53内に負圧が生じ、この負圧によって、吐出弁30が閉弁した状態で、ボール弁36が上昇して開弁し、容器体A内の液体が、パイプ15を通して縦供給筒部10に吸い上げられ、第2貫通孔67および筒部66の内側を通してシリンダ53内に導入される。
そして、カバー部材7を、回動部24回りに回動させて、図3に示すように、開放位置から閉塞位置へと移動させる。本実施形態において、規制部23dは、連結部23aが弾性変形することで、乗り越え部81bを前方から後方へ向けて乗り越え可能である。すなわち、カバー部材7が、開放位置から閉塞位置へと戻されるときに、一対のストッパー部23の各規制部23dは、トリガー部51の各乗り越え部81bを後方へ向けて自然に乗り越える。このため、カバー部材7を閉塞位置に戻す際に、一対のストッパー部23の操作部23bの操作は不要である。
これにより、閉塞部21が噴出孔6を閉塞し、かつ、規制部23dがトリガー部51と当接部56との間に挿入されて、トリガー部51の後方移動が規制される。
以上説明した本実施形態のトリガー式液体噴出器1では、カバー部材7による噴出孔6の閉塞状態を解除して噴出孔6を開放し、トリガー部51を後方へ移動させると、液体が縦供給筒部10内から噴出孔6側に向けて流通し、噴出孔6から噴出される。液体の噴出後には、カバー部材7の閉塞部21によって、再び噴出孔6を塞ぐ。これにより、液体を噴出孔6から噴出したときに液体が噴出孔6の内面などに付着して残存したり、ノズル部材5の前端部に付着したりしても、トリガー式液体噴出器1を保管している間に、この液体が乾燥して固化することを抑えることができる。このため、噴出孔6が塞がれたり、液体の噴出方向が変わったり、噴出する液体の霧質や泡質に変化が生じたりすることを抑制できる。
カバー部材7が垂下部22およびストッパー部23を備えるため、トリガー部51の誤操作による意図しない液体の噴出を抑制できる。詳しくは、垂下部22がトリガー部51の前方に位置するので、トリガー部51に対して前方から例えば操作者の指や他の部材等が接触することを抑えることができ、トリガー部51の後方移動が抑制される。
ストッパー部23の規制部23dが、前後方向において当接部56とトリガー部51との間に挿入され、トリガー部51に対して後方から当接するので、トリガー部51の後方移動が安定して抑えられる。規制部23dは、前後方向において当接部56とトリガー部51との間に挟持されるため、規制部23dが意図せず当接部56とトリガー部51との間から離脱することが抑えられる。
液体の噴出時には、一対のストッパー部23の各操作部23bをつまんで近づける簡単な操作によって、規制部23dによるトリガー部51の後方移動の規制状態を解除することができる。
また本実施形態では、閉塞部21が、前方に向けて開口する噴出孔6を、前方から開放可能に塞ぎ、カバー部材7が回動部24を中心に回動したときに、閉塞部21が噴出孔6を開放し、かつ、トリガー部51の後方移動が許容される。
この場合、カバー部材7を回動部24回りに回動させる簡単な操作によって、トリガー部51の後方移動が許容され、液体を噴出孔6から噴出可能となる。また、液体の噴出後には、閉塞部21により噴出孔6を前方から塞ぐことができるので、噴出孔6の閉塞がより確実に行える。上記構成によれば、液体を噴出する前後で、カバー部材7をトリガー式液体噴出器1に着脱する面倒な操作が不要であり、使用時の操作性がよい。特に、噴出孔6に対して閉塞部21が前後方向に接近離間するため、より操作性に優れる。
また本実施形態では、閉塞部21が、噴出筒部108の開口を塞ぐ閉塞板21aと、噴出筒部108の外側に嵌合する閉塞筒21bと、を備える。
この場合、閉塞部21の閉塞板21aおよび閉塞筒21bによって、噴出孔6の液体の乾燥および固化がより抑制される。
また本実施形態では、カバー部材7が、噴出孔6を開放した状態から閉塞する状態へと戻されるときに、一対のストッパー部23の各規制部23dが、トリガー部51の各乗り越え部81bを後方へ向けて乗り越える。すなわち、液体の噴出後に、カバー部材7を元の位置(噴出孔6を閉塞する位置)に戻す際に、一対のストッパー部23の各操作部23bを操作する手間が生じないので、操作性がよい。
また本実施形態では、規制部23dの後端部における左右方向の内端部が、凸曲面状に形成されている。また、乗り越え部81bが形成されるポケット部81aが、トリガー部51の上側部分(根元側の部分)に配置されている。
このため、規制部23dが、乗り越え部81bをより安定して後方に乗り越えやすく、規制部23dが乗り越え部81bを乗り越えるときに、トリガー部51が意図せず後方移動することが抑制される。
また本実施形態では、当接部56がシリンダ53の前端部であり、規制部23dは、トリガー部51の後方に位置するシリンダ53と、トリガー部51との間に離脱可能に挿入される。上記構成によれば、トリガー式液体噴出器1の構成部材の増大を抑えつつ、ストッパー部23を安定して機能させることができる。
また本実施形態では、垂下部22が、主板部80を前方から覆うので、主板部80に対して前方から例えば操作者の指や他の部材等が接触することを、垂下部22によって安定して抑制できる。
また本実施形態では、垂下部22が、前カバー板22aと、一対の側カバー板22bと、を備える。上記構成により、垂下部22の剛性が高められ、垂下部22によってトリガー部51の後方移動を抑える機能がより安定する。
また本実施形態では、操作部23bの上下方向の長さが、規制部23dの上下方向の長さよりも長い。また操作部23bは、操作板部23eと、操作板部23eの前端部から左右方向の外側に突出する突起部23fと、を備える。上記構成によって、操作部23bの操作性がより向上する。
また本実施形態では、操作部23bの前端部の前後方向の位置が、ノズル部材5の前端部の前後方向の位置よりも後方である。操作部23bがノズル部材5よりも後方に配置されるので、トリガー式液体噴出器1の外形が、操作部23bを設けたことによって前後方向に大きくなることを抑えられる。
また本実施形態では、連結部23aがストッパー部23に複数設けられ、複数の連結部23aが上下方向に互いに離間して配置される。このため、操作部23bを操作したときに、ストッパー部23が連結部23aを支点として所定の向き(左右方向)に安定して回動し、意図しない上下方向などに回動することを抑制できる。
また本実施形態では、カバー部材7が、単一の部材により一体に形成されるので、トリガー式液体噴出器1を構成する部材の数を少なく抑えられ、組み立てが容易となる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されず、例えば下記に説明するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の変更等が可能である。
前述の実施形態では、当接部56がシリンダ53の前端部であるとしたが、これに限らない。当接部56は、噴出器本体2のうち縦供給筒部10の前方に位置する構成部材の部分であればよい。
また、規制部23dがトリガー部51のポケット部81aに当接するとしたが、これに限らない。規制部23dは、トリガー部51のポケット部81a以外の部分に対して当接してもよい。
また、ストッパー部23の各構成要素は、前述の実施形態で説明した形状に限定されない。
乗り越え部81bが、トリガー部51のポケット部81aに配置される例を挙げたが、これに限らない。乗り越え部81bは、トリガー部51のポケット部81a以外の部分(例えば側板部81等)に配置されてもよい。
また、乗り越え部81bは、前述の実施形態で説明した凸曲面状に限らず、例えば、前方に向かうに従い左右方向の内側に向けて延びる傾斜平面状等であってもよい。
カバー部材7が開放位置に配置された状態で、カバー部材7とノズル部材5とを着脱可能に固定する固定部を備えてもよい。この場合、液体を噴出する際にカバー部材7が意図せず閉塞位置に戻されることが抑えられて、操作性がより向上する。
前述の実施形態では、ノズル部材5が、ノズル周方向に配列する複数の噴出孔6を備える例を挙げたが、これに限らない。噴出孔6は、ノズル部材5に1つのみ形成されてもよい。
また、ノズル部材5は、噴出孔6を囲い、かつ内側に外気を導入する外気導入孔が形成された造泡部を備えてもよい。
また、ノズル部材5は、内部空間の圧力が所定値を超えたときに、開閉弁が開いて噴出孔6から液体が噴出される、蓄圧機構を備えてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…トリガー式液体噴出器、2…噴出器本体、5…ノズル部材、6…噴出孔、7…カバー部材、10…縦供給筒部、21…閉塞部、21a…閉塞板、21b…閉塞筒、22…垂下部、23…ストッパー部、23a…連結部、23b…操作部、23d…規制部、24…回動部、51…トリガー部、52…ピストン、53…シリンダ、56…当接部、81b…乗り越え部、108…噴出筒部、A…容器体、T…トリガー機構

Claims (5)

  1. 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体の前方に設けられ、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、
    前記噴出孔を開放可能に塞ぐカバー部材と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    上下方向に延び、前記容器体内の液体を吸い上げる縦供給筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、
    前記カバー部材は、
    前記噴出孔を開放可能に塞ぐ閉塞部と、
    前記閉塞部から下方に延び、前記トリガー部の前方に配置され、前方から見て前記トリガー部と重なる垂下部と、
    前記垂下部の左右方向の両側にそれぞれ配置されて前記垂下部と連結され、前後方向に延びる一対のストッパー部と、を備え、
    前記ストッパー部は、
    前記垂下部と連結する弾性変形可能な連結部と、
    前記連結部よりも前方に配置される操作部と、
    前記連結部よりも後方に配置され、前記噴出器本体のうち前記縦供給筒部の前方に位置する当接部と前記トリガー部との間に挿入され、前後方向において前記当接部と前記トリガー部とに当接する規制部と、を備え、
    前記一対のストッパー部の各前記操作部同士が左右方向に接近移動したときに、各前記連結部を支点として各前記規制部同士が左右方向に離間移動し、前記規制部が前記当接部と前記トリガー部との間から離脱する、トリガー式液体噴出器。
  2. 請求項1に記載のトリガー式液体噴出器であって、
    前記カバー部材は、前記ノズル部材と連結される回動部を備え、
    前記噴出孔は、前方に向けて開口し、
    前記閉塞部は、前記噴出孔を前方から開放可能に塞ぎ、
    前記カバー部材が前記回動部を中心に回動したときに、前記閉塞部が前記噴出孔を開放し、かつ、前記トリガー部の後方移動が許容される、トリガー式液体噴出器。
  3. 請求項1または2に記載のトリガー式液体噴出器であって、
    前記ノズル部材は、内部に前記噴出孔が形成された噴出筒部を備え、
    前記閉塞部は、
    前記噴出筒部の開口を塞ぐ閉塞板と、
    前記閉塞板の板面から突出し、前記噴出筒部の外側に嵌合する閉塞筒と、を備える、トリガー式液体噴出器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のトリガー式液体噴出器であって、
    前記トリガー部は、前記トリガー部の左右方向の両端部に、前方に向かうに従い左右方向の内側に向けて延びる一対の乗り越え部を備え、
    前記規制部は、前記連結部が弾性変形することで、前記乗り越え部を前方から後方へ向けて乗り越え可能である、トリガー式液体噴出器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のトリガー式液体噴出器であって、
    前記トリガー機構は、
    前記トリガー部に連動して前後方向に移動するピストンと、
    前記ピストンが挿入され、かつ内部が前記縦供給筒部内に連通したシリンダと、を備え、
    前記当接部が、前記シリンダの前端部である、トリガー式液体噴出器。
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