JP7390810B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
従来から、下記特許文献1に記載のトリガー式液体噴出器が知られている。
特開2017-47350号公報
この種のトリガー式液体噴出器には、容器体内の液体を多様な形態で吐出し、利便性を高めることが求められている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、利便性を高めることができるトリガー式液体噴出器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るトリガー式液体噴出器は、容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体の前方側に位置し、前記容器体内の液体を噴射する複数の噴出孔を有するノズル機構と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸い上げる縦供給筒部と、前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に揺動自在に配設されるトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への揺動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を有し、前記ノズル機構は、前記噴出器本体に固定された中継部材と、前記中継部材の前方に装着されるとともに前記複数の噴出孔を有し、前記中継部材に対して、前後方向に延びる軸線回りに回転することで、前記縦供給筒部内と前記複数の噴出孔との連通およびその遮断を切り替えるノズル部材と、前記ノズル部材に回動可能に設けられ、前記複数の噴出孔に前方から対向するとともに回動することで前記複数の噴出孔を前方に向けて露出させ、液体を直線的に噴射する第1孔部を有する第1切替部と、前記第1切替部に回動可能に設けられ、前記第1孔部に前方から対向するとともに回動することで前記第1孔部を前方に向けて露出させ、液体を、スピンをかけながら噴射する第2孔部を有する第2切替部と、を備え、前記第2切替部には、ノズル周方向に旋回するようなスピンのかかった液体を前記第1孔部から前記第2孔部に導く流路が設けられている
容器体に取り付けられたトリガー式液体噴出器から液体を噴射するためには、まず、ノズル部材を中継部材に対して回転させ、縦供給筒部内と噴出孔とを連通させておく。この状態でトリガー部を後方へ揺動させると、液体が縦供給筒部内を通して噴出孔に供給される。
このとき、ノズル部材に対して第1切替部が回動していて、複数の噴出孔が前方に向けて露出していると、液体が複数の噴出孔から各別に噴射する。
また、第1切替部に対して第2切替部が回動していて、噴出孔に第1切替部が対向するとともに第1孔部が前方に向けて露出していると、液体が第1孔部から直線的に噴射する。
また、噴出孔に第1切替部が対向するとともに第1孔部に第2切替部が対向していると、液体が第2孔部からスピンをかけられながら噴射する。
以上のように、このトリガー式液体噴出器によれば、液体の噴射の態様を切り替えることができる。結果として、1つのトリガー式液体噴出器を多様な用途に合わせて使用することが可能になり、トリガー式液体噴出器の利便性を高めることができる。
複数の噴出孔に第1切替部を対向させ、第1孔部から液体を直線的に噴射する。かつ、液体を直線的に噴射する第1孔部に第2切替部を対向させ、第2孔部から液体を、スピンをかけながら噴射する。言い換えると、このトリガー式液体噴出器では、流通抵抗が徐々に大きくなるように、複数の噴出孔、第1孔部および第2孔部が配置されている。よって、液体を直線的に噴射するときやスピンをかけながら噴射するときにおいても、ノズル機構内を流通する液体の流通抵抗(圧力損失)が過度に高まることを抑えることができる。すなわち、仮に、噴出孔と第2孔部との機能を入れ替え、噴出孔から液体がスピンをかけながら噴射される構成とした場合、例えば、第1孔部から直線的に液体を噴射するとき等であっても、一度、液体が噴出孔を通過する。ここで、液体にスピンをかけるためには液体の流速を高める必要があるため、液体が噴出孔を通過する前に、液体に細い流路を通過させて流速を高める必要があり、その結果、過度に圧力損失が生じているおそれがある。
このように、ノズル機構内を流通する液体の流通抵抗(圧力損失)が過度に高まることを抑えることで、トリガー部の操作が負担になり難くなるとともに液体を所望の態様に精度良く噴射することが可能になる。その結果、トリガー式液体噴出器の利便性を一層高めることができる。
前記第1切替部は、前記ノズル部材に着脱可能に嵌合されて前記複数の噴出孔と前記第1孔部とを連通する第1シール筒を備え、前記第2切替部は、前記第1切替部に着脱可能に嵌合されて前記第1孔部と前記第2孔部とを連通する第2シール筒を備えてもよい。
第1シール筒が、ノズル部材に着脱可能に嵌合されて複数の噴出孔と第1孔部とを連通する。また第2シール筒が、第1切替部に着脱可能に嵌合されて第1孔部と第2孔部とを連通する。したがって、第1孔部から液体を噴射するとき、第2孔部から液体を噴射するときのいずれの場合においても、液体がノズル機構から漏出することを抑制することができる。
前記第2切替部は、前記第1切替部に対してヒンジ部を介して一体に形成されていてもよい。
第2切替部が、第1切替部に対してヒンジ部を介して一体に形成されている。したがって、例えば、部品点数の増加を抑制すること等ができる。
前記第1切替部は、前記第1切替部を回動操作可能な第1操作片を有し、前記ノズル機構を前方から見た前面視で、前記第1操作片が前記第2切替部から突出してもよい。
ノズル機構を前方から見た前面視で、第1操作片が第2切替部から突出する。このため、第1操作片を操作して第1切替部を回動させることにより、第1切替部とともに第2切替部が回動させられる。よって、単一の操作(1アクション)で第1切替部および第2切替部の両方を回動させることができる。これにより、トリガー式液体噴出器の利便性を更に高めることができる。
本発明によれば、利便性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器を示す縦断面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器のノズル機構の拡大断面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器のノズル機構の正面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器のノズル機構を構成する第1切替部および第2切替部を示す縦断面図である。 図4に示す第1切替部および第2切替部の平面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器のノズル機構の拡大断面図であって、縦供給筒部内と噴出孔との連通が遮断された状態を示す図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器のノズル機構の拡大断面図であって、第1状態を示す図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器のノズル機構の拡大断面図であって、第2状態を示す図である。
以下、図1から図8を参照し、発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、実施形態に係るトリガー式液体噴出器1は、液体が収容された容器体に装着されるとともに、容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部12を有する噴出器本体11と、液体を噴出する噴出孔26aが形成されたノズル機構20と、を備える。
ここで、本実施形態では、縦供給筒部12の中心軸線O1に沿う方向を上下方向といい、上下方向に沿って容器体側を下側、その反対側を上側という。上下方向から見て、縦供給筒部12に対してノズル機構20が位置している側を前側、その逆側を後側という。上下方向から見て、前後方向に直交する方向を左右方向という。
噴出器本体11は、上下方向に延びる縦供給筒部12と、縦供給筒部12の前方に配設され、縦供給筒部12内の液体を噴出孔26aに導く射出筒部13と、縦供給筒部12の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部15を有するトリガー機構Tと、縦供給筒部12、射出筒部13および後述するシリンダ14aを上方、後方および左右方向から一体に覆うカバー体Cと、を備える。
縦供給筒部12は、多段の筒状に形成されている。縦供給筒部12は、大径部12aと、大径部12aから上方に延びる小径部12bと、を備える。大径部12aには、容器体の口部に装着される装着筒部16が取り付けられている。小径部12b内には、パイプ17が嵌合されている。パイプ17の下端開口部は、装着筒部16が口部に取り付けられたときに容器体内の底部に位置する。
小径部12b内には、吸い上げ弁18aおよび吐出弁18bが配設されている。吸い上げ弁18aは、吐出弁18bよりも下方に位置している。吸い上げ弁18aは、後述するシリンダ14a内が加圧されたときに閉弁してパイプ17内とシリンダ14a内との連通を遮断させ、減圧されたときに開弁してパイプ17内とシリンダ14a内とを縦供給筒部内12を通して連通させる。吐出弁18bは、後述するシリンダ14a内が加圧されたときに開弁してシリンダ14a内と射出筒部13内とを縦供給筒部内12を通して連通させ、減圧されたときに開弁してシリンダ14a内と射出筒部13内との連通を遮断させる。
射出筒部13は、縦供給筒部12から前方に向けて延設されている。射出筒部13の内側は、縦供給筒部12の内部に連通している。
トリガー部15は、射出筒部13から下方に向けて延設されている。トリガー部15は、前方付勢状態で後方に移動可能に配設されている。トリガー部15は、上方から下方に向かうに従い漸次、前方に向けて延びている。
トリガー機構Tは、トリガー部15の後方への移動によって、液体を縦供給筒部12内から射出筒部13内に導入させるとともに、射出筒部13内から噴出孔26a側に向けて流通させる。トリガー機構Tは、トリガー部15に連動して前後方向に移動するピストン14bと、ピストン14bが挿入され、かつ内部が縦供給筒部12内に連通したシリンダ14aと、トリガー部15を前方に付勢する弾性部材19と、を備える。
シリンダ14aは、前後方向に延設され前方に向けて開口している。シリンダ14aは、縦供給筒部12とは別体に形成されている。シリンダ14aは、縦供給筒部12の前面に組み付けられている。シリンダ14a内には、その前端開口から後方に向けてピストン14bが前後摺動可能に嵌合されている。ピストン14bの前端にはトリガー部15が連結されている。トリガー部15の前後動に伴ってピストン14bがシリンダ14aに対して前後動させられることにより、シリンダ14aの内圧が加圧および減圧される。シリンダ14a、ピストン14b、およびトリガー部15それぞれの左右方向の中央部の位置は互いに一致している。
弾性部材19は、射出筒部13を左右方向に挟み込むように一対配置されている。各々の弾性部材19の上端部は、射出筒部13側に固定されている。各々の弾性部材19の下端部は、トリガー部15に固定されている。
ノズル機構20は、噴出器本体11の前方側に配設されている。噴出孔26aは、前方に向けて開口している。噴出孔26aは、ノズル機構20に複数設けられている。
ノズル機構20は、中継部材21と、ノズル部材22と、第1切替部23と、第2切替部24と、を備えている。
図2に示すように、中継部材21は、噴出器本体11の前方に配設されている。中継部材21は、射出筒部13に装着されて、噴出器本体11から前方に突出している。中継部材21は、射出筒部13の前端開口を前方から覆う隔壁90と、隔壁90から後方に向けて延び、射出筒部13に外嵌された外嵌筒部91と、隔壁90から前方に向けて延び、ノズル本体22aが装着された第1装着筒部92と、隔壁90のうち、第1装着筒部92の内側に位置する部分から前方に向けて延びるガイド軸部94と、を備える。
第1装着筒部92およびガイド軸部94は、前後方向に延びるノズル軸O2と同軸に配設されている。ノズル軸O2は、射出筒部13の中心軸線より下方に位置している。
本実施形態では、前後方向から見て、ノズル軸O2に直交する方向をノズル径方向と呼ぶ。ノズル径方向のうち、ノズル軸O2に接近する方向をノズル径方向の内側と呼び、ノズル軸O2から離間する方向をノズル径方向の外側と呼ぶ。ノズル軸O2回りに周回する方向をノズル周方向と呼ぶ。
ガイド軸部94は、前端部が閉塞され、かつ後方に開口した有頂筒状に形成されている。ガイド軸部94は、第1装着筒部92よりも前方に突出することなく、第1装着筒部92の内側に収まるように形成されている。
なお、ガイド軸部94の形状は本実施形態の例に限定されるものではなく、例えば中実の円柱状に形成しても構わない。
隔壁90のうち、ガイド軸部94の上方に位置し、かつ第1装着筒部92の内側に位置する部分に、射出筒部13内に連通する連通孔95が形成されている。これにより、ガイド軸部94と第1装着筒部92との間に画成された環状空間96は、連通孔95を通して射出筒部13内に連通している。
ノズル部材22は、ノズル本体22aと、ノズル栓部109と、を備えている。ノズル本体22aとノズル栓部109とは、別部材であり、互いに組付けられている。ノズル本体22aは、ノズル壁部100と、第2装着筒部101と、ガイド筒部102と、外装筒部103と、シール筒部105と、噴出筒部108と、回動支持部110と、カバー支持面111と、を備える。
ノズル壁部100は、第1装着筒部92の前端開口を前方から覆う。ノズル壁部100は、前後方向を向く板状である。本実施形態の例では、ノズル壁部100の後面の前後方向の位置が、ガイド軸部94の前端面の前後方向の位置よりも前方である。ノズル壁部100においてノズル軸O2上に位置する部分には、ノズル壁部100を前後方向に貫通する貫通孔が形成されている。ノズル壁部100に貫通孔が形成されることにより、ガイド筒部102内と噴出筒部108内とが連通している。
第2装着筒部101は、ノズル壁部100から後方に向けて延びている。第2装着筒部101は、第1装着筒部92に対して前方に抜け止めされた状態で外嵌されている。
ガイド筒部102は、ノズル壁部100から後方に向けて延びている。ガイド筒部102は、第2装着筒部101のノズル径方向の内側に配置されている。ガイド筒部102の内部には、ガイド軸部94が挿入されている。ガイド筒部102は、環状空間96に配置される。ガイド筒部102は、第1装着筒部92のノズル径方向の内側に、第1装着筒部92との間に隙間をあけて配置される。ガイド筒部102は、ガイド軸部94のノズル径方向の外側に、回転可能に嵌合される。ガイド筒部102およびガイド軸部94の各軸線は、ノズル軸O2上に位置している。ガイド筒部102およびガイド軸部94は、ノズル軸O2回りに相対的に回転可能である。
外装筒部103は、ノズル壁部100から後方に向けて延びている。外装筒部103は、第2装着筒部101のノズル径方向の外側に配置されている。外装筒部103は、第2装着筒部101をノズル周方向の全周にわたって外側から囲っている。本実施形態の例では、外装筒部103が、略三角形筒状である。
シール筒部105は、ノズル壁部100から後方に向けて延びている。シール筒部105は、第2装着筒部101のノズル径方向の内側かつガイド筒部102のノズル径方向の外側に配置されている。シール筒部105は、第1装着筒部92の内側に嵌合している。
噴出筒部108は、ノズル壁部100から前方に突出している。噴出筒部108の内部は、前方に向けて開口する。噴出筒部108は、複数の係止突部108aを有する。複数の係止突部108aは、噴出筒部108の内周面からノズル径方向の内側に突出し、互いにノズル周方向に間隔をあけて配置される。
回動支持部110は、ノズル部材22の前端部に配置されている。回動支持部110は、噴出筒部108の上方に位置している。回動支持部110は、左右方向に延びる一対の回動支持孔(不図示)を有する。一対の回動支持孔は、左右方向に互いに離間して配置され、左右方向の内側に向けてそれぞれ開口する。
カバー支持面111は、回動支持部110の後方に位置している。カバー支持面111は、外装筒部103の上面に設けられている。カバー支持面111は、後方に向かうに従い上方に向けて延びている。カバー支持面111は、前方を向く段部111bを有している。カバー支持面111は、例えば平面状である。
図3に示すように、カバー支持面111には、左右方向に間隔をあけて配置された2つの突起部111aが設けられている。突起部111aは、段部111bよりも前側に位置している。
図2に示すように、ノズル栓部109は、噴出筒部108内に嵌合している。ノズル栓部109は、係止溝109aと、複数の噴出溝109bと、を有する。
係止溝109aは、ノズル栓部109の外周面に配置される。係止溝109aは、ノズル栓部109の外周面においてノズル径方向の内側に窪み、ノズル周方向の全周にわたって延びる。係止溝109a内には、複数の係止突部108aのノズル径方向の内端部が挿入される。すなわち係止溝109aには複数の係止突部108aが係止されており、これにより、噴出筒部108に対してノズル栓部109が、前後方向に抜け止め(前後への移動が規制)されている。
ノズル栓部109のうち係止溝109aよりも前方に位置する部分は、噴出筒部108内に嵌合している。ノズル栓部109のうち係止溝109aよりも前方に位置する部分は、前方に向かうに従い外径が拡径する。ノズル栓部109の前方を向く前端面は、ノズル軸O2に垂直な平面状である。本実施形態の例では、ノズル栓部109の前端面の前後方向の位置が、噴出筒部108の前端開口縁の前後方向の位置と同じ(つまり面一)である。なお、ノズル栓部109の後端面は、ガイド軸部94に当接している。
複数の噴出溝109bは、ノズル栓部109のうち係止溝109aよりも前方に位置する部分の外周面に配置される。複数の噴出溝109bは、それぞれ前後方向に延び、ノズル周方向に互いに間隔をあけて配置される。噴出溝109bの前端部は、ノズル栓部109の前端面に開口する。噴出溝109bのノズル径方向の外側の開口は、噴出筒部108の内周面により塞がれている。
噴出溝109bと噴出筒部108の内周面とにより画成される空間が、噴出孔26aとされている。噴出孔26aは、前方に向けて開口する。噴出孔26aは、噴出筒部108内に、ノズル周方向に互いに間隔をあけて複数形成される。噴出孔26aは、前方に向かうに従いノズル径方向の外側に向けて延びている。
噴出孔26aは、ノズル周方向に隣り合う係止突部108a同士の間、第1溝94a、第2溝102a、環状空間96および連通孔95を通して、射出筒部13内に連通する。
ガイド軸部94には第1溝94aが形成されている。ガイド筒部102には、第1溝94aに連通可能な第2溝102aが形成されている。第1溝94aは、ガイド軸部94の外周面に形成されている。第2溝102aは、ガイド筒部102の内周面に形成されている。第1溝94aおよび第2溝102aは、いずれも前後方向に延びている。第1溝94aは、ガイド軸部94の前端面から後方に延びている。第2溝102aは、ガイド筒部102の後端面から前方に延びている。
第1溝94aの後端部と、第2溝102aの前端部と、は前後方向に重複している。よって、第1溝94aと第2溝102aとの周方向の位置が合わせられたときに、第1溝94aと第2溝102aとが連通する。その結果、前述したように噴出孔26aと射出筒部13内とが連通する。
一方、図6に示すように、第1溝94aと第2溝102aとの周方向の位置がずらされたときに、第1溝94aと第2溝102aとの連通が遮断される。その結果、噴出孔26aと射出筒部13内との連通も遮断される。
図2に示すように、第1切替部23は、ノズル部材22に回動可能に設けられている。第1切替部23は、回動支持部110に支持される回動部120を備え、回動部120回りに回動する。第2切替部24は、第1切替部23に対してヒンジ部130を介して一体に形成され、ヒンジ部130回りに回動する。回動部120およびヒンジ部130は、互いに平行に延びている。図示の例では、回動部120およびヒンジ部130は、いずれも左右方向に延びている。
第1切替部23は、噴出孔26aに前方から対向する。第1切替部23は、液体を直線的に噴射する第1孔部121を有する。
第1切替部23は、図2に示すような装着位置と、図7に示すような退避位置と、の間を移動可能である。図2に示すように、装着位置の第1切替部23は、噴出孔26aに前方から対向する。図7に示すように、退避位置の第1切替部23は、噴出孔26aを前方に向けて開放する。第1切替部23は、回動部120回りに回動することにより、装着位置と退避位置との間を移動する。第1切替部23が退避位置に移動したときには、第2切替部24も第1切替部23と一体に移動する。
図2に示すように、第1切替部23は、第1シール筒122と、第1噴出板123と、第1立ち上がり部124と、回動部120と、第1操作片125と、を備えている。
第1シール筒122は、ノズル部材22に着脱可能に嵌合されている。第1シール筒122は、噴出筒部108に外側から嵌合されている。第1シール筒122は、噴出孔26aと第1孔部121とを連通する。
第1噴出板123は、第1シール筒122内を閉塞する。第1噴出板123は、第1シール筒122における前後方向の中央に配置されている。第1噴出板123には、第1孔部121が形成されている。第1孔部121は、第1噴出板123を前後方向に貫通する。第1孔部121は、ノズル軸O2と同軸上に配置されている。第1孔部121は、第1噴出板123に1つのみ形成されている。
第1立ち上がり部124は、第1シール筒122から上方に向けて突出している。
回動部120は、第1シール筒122の上方に配置されている。回動部120は、左右方向に間隔をあけて一対設けられる。回動部120は、第1立ち上がり部124から左右方向に突出する軸状である。一対の回動部120は、第1立ち上がり部124から、左右方向の外側に向けてそれぞれ突出する。一対の回動部120は、回動支持部110の一対の前記回動支持孔にそれぞれ挿入される。これにより、回動部120は、ノズル部材22と連結される。回動部120がノズル部材22に連結されることにより、第1切替部23は、回動部120を中心に装着位置と退避位置との間で回動可能である。
第1操作片125は、第1切替部23を回動操作可能である。第1操作片125は、第1シール筒122から下方に向けて突出している。
第2切替部24は、第1孔部121に前方から対向する。第2切替部24は、液体を、スピンをかけながら噴射する第2孔部131を有する。
第1切替部23が装着位置にいるときに、第2切替部24は、図2に示すような装着位置と、図8に示すような退避位置と、の間を移動可能である。図2に示すように、装着位置の第2切替部24は、第1孔部121に前方から対向する。図8に示すように、退避位置の第2切替部24は、第1孔部121を前方に向けて開放する。第2切替部24は、ヒンジ部130回りに回動することにより、装着位置と退避位置との間を移動する。
図8に示すように、第2切替部24は、退避位置に位置するときに、カバー支持面111に支持される。このとき第2切替部24は、カバー支持面111のうち、段部111bよりも前側に位置する部分に支持される。
なお第2切替部24は、図7に示すように、第1切替部23が退避位置に位置するときにもカバー支持面111に支持される。このとき第2切替部24は、カバー支持面111のうち、段部111bに支持される。
図2に示すように、第2切替部24は、第2シール筒132と、第2噴出板133と、第2立ち上がり部134と、係止部135と、第2操作片136と、を備えている。
第2シール筒132は、第1切替部23に着脱可能に嵌合されている。第2シール筒132は、第1シール筒122に内側から嵌合されている。第2シール筒132は、第1孔部121と第2孔部131とを連通する。
第2噴出板133は、第2シール筒132内を閉塞する。第2噴出板133は、第2シール筒132における前後方向の中央に配置されている。第2噴出板133には、第2孔部131が形成されている。第2孔部131は、第2噴出板133を前後方向に貫通する。第2孔部131は、ノズル軸O2と同軸上に配置されている。第2孔部131は、第2噴出板133に1つのみ形成されている。
第2立ち上がり部134は、第2シール筒132から上方に向けて突出している。第2立ち上がり部134は、ヒンジ部130を介して第1立ち上がり部124と連結されている。
係止部135は、第2シール筒132から上方に向けて突出している。係止部135は、前後方向に延びる突条に形成されている。図7および図8に示すように、第1切替部23や第2切替部24が退避位置に位置するときに、係止部135は、カバー支持面111に支持されながら2つの突起部111aの間に差し込まれる。
第2操作片136は、第2切替部24を回動操作可能である。第2操作片136は、第2シール筒132から下方に向けて突出している。第2操作片136は、基部136aと、弾性部136bと、つまみ部136cと、を備える。
基部136aは、上下方向に延びている。基部136aの上端部は、第2シール筒132に連結されている。基部136aの下端部は、第1操作片125よりも下方に位置している。図3に示すように、基部136aの左右方向の幅は、第1操作片125の左右方向の幅よりも狭い。その結果、ノズル機構を前方から見た前面視で、第1操作片125が第2切替部24から左右方向に突出している。
図2に示すように、弾性部136bは、基部136aの下端部から後方に向けて延びている。弾性部136bの後端部には、上方に向けて突出する突起が設けられている。突起は、第1操作片125に対して後方から着脱自在に係止している。つまみ部136cは、弾性部136bの後端部から下方に延びている。
第2切替部24を退避位置に移動させるときには、例えば、つまみ部136cを把持し、下方に向けて引き下げながら前方に移動させる。このとき、弾性部136bが弾性変形(たわむように変形)することで、前記突起を第1操作片125(第1切替部23)との係止が解除される。よって、第1切替部23を装着位置に位置させたまま、第2切替部24を退避位置に容易に移動させることができる。
第2シール筒132内には、チップ137が嵌合されている。チップ137には、第2孔部131に連通するスピン室137aと、スピン室137aに連通するスピン溝137bと、スピン溝137bに連通する連絡溝137cと、が形成されている。
スピン室137aは、チップ137の前端面から後方に向けて窪んでいる。スピン室137aは、ノズル軸O2と同軸に配置されている。スピン室137aは、ノズル軸O2方向から見た平面視で円形状に形成されている。スピン室137aは、第2噴出板133によって前方から閉塞されている。
スピン溝137bおよび連絡溝137cは、スピン室137aに液体を送り込む。スピン溝137bは、チップ137の前端面に形成されている。スピン溝137bは、例えばスピン室137aにおける内周壁の接線方向に延びるように形成されている。連絡溝137cは、チップ137の外周面に形成されている。連絡溝137cは、スピン溝137bから後方に向けて延びている。連絡溝137cは、第2シール筒132内を通して第1孔部121に連通している。スピン溝137bは、連絡溝137cからの液体をスピン室137a内に送り込む。これにより、スピン室137aでノズル周方向に旋回するようなスピンを液体に作用させることができ、スピンのかかった液体を第2孔部131に導くことができる。
なお図示の例では、スピン溝137bは周方向に間隔をあけて2つ形成されている。しかしながら、スピン溝137bの数は2つに限定されるものではなく、例えば3つ以上形成されていてもよい。
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1の作用について説明する。
このトリガー式液体噴出器1では、噴射態様を切り替えることができる。第1切替部23および第2切替部24を適宜、回動させることで、トリガー式液体噴出器1は、図7に示すような第1状態と、図8に示すような第2状態と、図2に示すような第3状態と、に切り替えられる。
図7に示すような第1状態では、第1切替部23が退避位置に位置して噴出孔26aが前方に露出している。
図8に示すような第2状態では、第1切替部23が装着位置に位置しつつ、第2切替部24が退避位置に位置して第1孔部121が前方に露出している。このとき噴出孔26aと第1孔部121とは、ノズル機構20に形成された第1流路R1を通して連通している。図示の例では、第1流路R1は、第1シール筒122内において、第1噴出板123とノズル栓部109との間に位置する空間を含む。
図2に示すような第3状態では、第1切替部23および第2切替部24がいずれも装着位置に位置し、第2孔部131が前方を向いている。このとき第1孔部121と第2孔部131とは、ノズル機構20に形成された第2流路R2を通して連通している。図示の例では、第2流路R2は、連絡溝137c、スピン溝137bおよびスピン室137aを含む。
なお第2流路R2の流通抵抗は、第1流路R1の流通抵抗よりも低い。各流路の流通抵抗は、各流路において最も流路断面積が狭い部分の流路断面積に依存する。各流路の流路断面積は、各流路についての流路軸方向に直交する断面の面積である。各流路の一部または全部で分岐されている場合、各流路の分岐部分での流路断面積は、分岐されている各流路の流路断面積の合計を意味する。例えば第2流路R2のうち、スピン溝137bでの流路断面積は、各スピン溝137bの流路断面積の合計を意味する。
トリガー式液体噴出器1において、トリガー式液体噴出器1から液体を噴射するためには、第1状態から第3状態のいずれの状態であるかに関わらず、まず、ノズル部材22を中継部材21に対して回転させ、縦供給筒部12内と噴出孔26aとを連通させておく。このとき図6に示すように、縦供給筒部12内と噴出孔26aとの連通が遮断されていると、噴射が規制される。
その後、弾性部材19を弾性変形させながら、トリガー部15を後方に移動させ、ピストン14bをシリンダ14aに対して後退移動させる。すると、シリンダ14a内が加圧されてシリンダ14a内の液体が縦供給筒部12内を上昇しようとする。これにより、吸い上げ弁18aが閉弁されパイプ17内と射出筒部13内との連通が遮断されるとともに、吐出弁18bが開弁して射出筒部13内が加圧され、液体が噴出孔26aに供給される。
このとき、図7に示すような第1状態では、噴出孔26aが前方に露出しており、液体が噴出孔26aから噴出される。液体は、例えば各噴出孔26aから直線的に噴射し、全体的にシャワー状に噴射される。
図8に示すような第2状態では、噴出孔26aに第1切替部23が前方から対向し、かつ第1孔部121が前方に露出している。そのため、液体が噴出孔26aおよび第1流路R1(第1シール筒122内)を通して第1孔部121から噴出される。液体は、例えば第1孔部121から直線的に一本、噴射する。
図2に示すような第3状態では、第1孔部121に第2切替部24が前方から対向し、かつ第2孔部131が前方に露出(開口)している。そのため、液体が噴出孔26a、第1流路R1、第1孔部121、第2流路R2(第2シール筒132内、連絡溝137c、スピン溝137bおよびスピン室137a)を通して第2孔部131から噴出される。このとき液体は、例えば第2孔部131からスピンがかかった状態で噴射し、例えば霧状となる。
なお、第2噴出板133から前方に向けて、内部が第2孔部131内に連通する造泡筒を突出させてもよい。この場合、例えば造泡筒に、造泡筒を径方向に貫通する外気導入孔を形成し、第2孔部131から噴射する液体と、外気導入孔から導入される空気と、を造泡筒内で混合させることで、液体をきめ細かな泡状にして噴射させることもできる。
以上説明したように、本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1によれば、液体の噴射の態様を切り替えることができる。結果として、1つのトリガー式液体噴出器1を多様な用途に合わせて使用することが可能になり、トリガー式液体噴出器1の利便性を高めることができる。
複数の噴出孔26aに第1切替部23を対向させ、第1孔部121から液体を直線的に噴射する。かつ、液体を直線的に噴射する第1孔部121に第2切替部24を対向させ、第2孔部131から液体を、スピンをかけながら噴射する。言い換えると、このトリガー式液体噴出器1では、流通抵抗が徐々に大きくなるように、複数の噴出孔26a、第1孔部121および第2孔部131が配置されている。よって、液体を直線的に噴射するときやスピンをかけながら噴射するときにおいても、ノズル機構20内を流通する液体の流通抵抗(圧力損失)が過度に高まることを抑えることができる。すなわち、仮に、噴出孔26aと第2孔部131との機能を入れ替え、噴出孔26aから液体がスピンをかけながら噴射される構成とした場合、例えば、第1孔部121から直線的に液体を噴射するとき等であっても、一度、液体が噴出孔26aを通過する。ここで、液体にスピンをかけるためには液体の流速を高める必要があるため、液体が噴出孔26aを通過する前に、液体に細い流路を通過させて流速を高める必要があり、その結果、過度に圧力損失が生じているおそれがある。
このように、ノズル機構20内を流通する液体の流通抵抗(圧力損失)が過度に高まることを抑えることで、トリガー部15の操作が負担になり難くなるとともに液体を所望の態様に精度良く噴射することが可能になり、トリガー式液体噴出器1の利便性を一層高めることができる。
第1シール筒122が、ノズル部材22に着脱可能に嵌合されて複数の噴出孔26aと第1孔部121とを連通する。また第2シール筒132が、第1切替部23に着脱可能に嵌合されて第1孔部121と第2孔部131とを連通する。したがって、第1孔部121から液体を噴射するとき、第2孔部131から液体を噴射するときのいずれの場合においても、液体がノズル機構から漏出することを抑制することができる。
第2切替部24が、第1切替部23に対してヒンジ部130を介して一体に形成されている。したがって、例えば、部品点数の増加を抑制すること等ができる。
ノズル機構20を前方から見た前面視で、第1操作片125が第2切替部24から突出する。このため、第1操作片125を操作して第1切替部23を回動させることにより、第1切替部23とともに第2切替部24が回動させられる。よって、単一の操作(1アクション)で第1切替部23および第2切替部24の両方を回動させることができる。これにより、トリガー式液体噴出器1の利便性を更に高めることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
ノズル機構20が蓄圧弁を備えていてもよい。この場合、蓄圧弁内の残圧を容器体内に回収する回収路がトリガー式液体噴出器1に設けられていてもよい。回収路は、例えば、シリンダを貫通する貫通孔を一部としてもよい。回収路を設けることにより、例えば、プライミング回数を少なくすることができる。
第1操作片125および第2操作片136がなくてもよい。
第1切替部23と第2切替部24とが別部材によって形成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 トリガー式液体噴出器
11 噴出器本体
12 縦供給筒部
15 トリガー部
20 ノズル機構
21 中継部材
22 ノズル部材
23 第1切替部
24 第2切替部
26a 噴出孔
121 第1孔部
122 第1シール筒
125 第1操作片
130 ヒンジ部
131 第2孔部
132 第2シール筒
A 容器体
T トリガー機構

Claims (4)

  1. 容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体の前方側に位置し、前記容器体内の液体を噴射する複数の噴出孔を有するノズル機構と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸い上げる縦供給筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に揺動自在に配設されるトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への揺動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、
    を有し、
    前記ノズル機構は、
    前記噴出器本体に固定された中継部材と、
    前記中継部材の前方に装着されるとともに前記複数の噴出孔を有し、前記中継部材に対して、前後方向に延びる軸線回りに回転することで、前記縦供給筒部内と前記複数の噴出孔との連通およびその遮断を切り替えるノズル部材と、
    前記ノズル部材に回動可能に設けられ、前記複数の噴出孔に前方から対向するとともに回動することで前記複数の噴出孔を前方に向けて露出させ、液体を直線的に噴射する第1孔部を有する第1切替部と、
    前記第1切替部に回動可能に設けられ、前記第1孔部に前方から対向するとともに回動することで前記第1孔部を前方に向けて露出させ、液体を、スピンをかけながら噴射する第2孔部を有する第2切替部と、を備え
    前記第2切替部には、ノズル周方向に旋回するようなスピンのかかった液体を前記第1孔部から前記第2孔部に導く流路が設けられているトリガー式液体噴出器。
  2. 前記第1切替部は、前記ノズル部材に着脱可能に嵌合されて前記複数の噴出孔と前記第1孔部とを連通する第1シール筒を備え、
    前記第2切替部は、前記第1切替部に着脱可能に嵌合されて前記第1孔部と前記第2孔部とを連通する第2シール筒を備える請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記第2切替部は、前記第1切替部に対してヒンジ部を介して一体に形成されている請求項1または2に記載のトリガー式液体噴出器。
  4. 前記第1切替部は、前記第1切替部を回動操作可能な第1操作片を有し、
    前記ノズル機構を前方から見た前面視で、前記第1操作片が前記第2切替部から突出する請求項1から3のいずれか1項に記載のトリガー式液体噴出器。
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