JP7126432B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Description
本発明の一態様によるトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体の前方側に配設され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、前記ノズル部材は、前方に向かって開口する前記噴出孔を有するノズル壁部と、前記ノズル壁部の前側面から前方側へ延びて前記噴出孔を囲むノズル筒部と、前記ノズル壁部の前側面において、前方側から見て前記噴出孔を中心とするノズル径方向に沿って配置される複数のリブと、を有し、前記複数のリブは、前記噴出孔からノズル径方向の外周側へ向かうに従って、前後方向の長さが大きくなる形状を有する。
また、複数のリブが、ノズル径方向の外周側に向かうに従って前後方向の長さが大きくなる形状を有することにより、噴出孔から円錐状に広がるように液体を噴霧する場合でも、噴霧された液体とリブとの接触が抑制される。したがって、上記構成のトリガー式液体噴出器によれば、液体の噴出状態に影響を与えることなく液垂れを抑制できる。
本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1は、液体が収容された容器体Aに装着される噴出器本体2と、噴出器本体2に配設され、容器体A内の液体を噴射する噴出孔6が前方に向けて開口するノズル部材5と、を備えている。
また、前後方向から見た正面視で、中心軸線Oと交差する方向をノズル径方向といい、中心軸線O周りに周回する方向をノズル周方向という。
また、噴出器本体2と容器体Aとが並ぶ方向を上下方向といい、上下方向に沿って容器体A側を下側、その反対側を上側という。
ポンプ部12は、ピストンおよびシリンダを備えている。ピストンは、シリンダ内に配設されているとともに、シリンダ内から前方に突出した前端部が、トリガー部11の上端部における後側に連結されている。シリンダは前方に向けて開口している。ピストンは、トリガー部11の前後動に伴って、シリンダ内を前後方向に摺動する。
ガイド軸部94は、前端部が閉塞され、かつ後方に開口した有頂筒状に形成されている。ガイド軸部94は第1装着筒部92よりも前方に突出することなく、第1装着筒部92の内側に収まるように形成されている。
なお、ガイド軸部94の形状はこの場合に限定されるものではなく、例えば中実の円柱状に形成しても構わない。
ガイド軸部94における前端部側の外周面に、前後方向に延びるとともに前方に向けて開口する第1切換溝97が形成されている。第1切換溝97は周方向に等間隔をあけて2つ形成されている。ただし、第1切換溝97の数は2つに限定されるものではなく、例えば1つ或いは3つ以上形成されていても良い。
ノズル部材5および噴出器本体2のノズル周方向の相対位置を変えることで、第1切換溝97と第2切換溝103との連通、およびその遮断が切替えられるようになっている。
ノズル壁部100の後面のうち、第2嵌合筒部102の内側に位置する部分に、噴出孔6が開口し、かつ液体を内部でノズル周方向に旋回させる凹状のスピン室110と、スピン室110と第1切換溝97とを連通する不図示のスピン溝と、が形成されている。
第1切換溝97からの液体を、スピン溝およびスピン室110をこの順に通過させることで、液体を噴出孔6からスピンをかけた状態で噴出する。
トリガー部11を後方に引くと、ポンプ部12内の液体が加圧された状態で射出筒部10内に供給される。射出筒部10内に供給された液体は、連通孔95、環状空間96、第2切換溝103および第1切換溝97を通じてスピン溝内に供給される。これにより、液体が、スピン溝およびスピン室110をこの順に通過することで、噴出孔6からスピンがかけられた状態で噴出される。液体の噴出後、トリガー部11を解放すると、ポンプ部12の作用によって容器体A内の液体が、ポンプ部12内に引き上げられる。
また、長リブ111が、ノズル径方向の外周側に向かうに従って前後方向の長さが大きくなる形状を有することにより、噴出孔6から円錐状に広がるように液体を噴霧する場合でも、噴霧された液体と長リブ111との接触が抑制される。したがって、本実施形態のトリガー式液体噴出器1によれば、液体の噴出状態に影響を与えることなく液垂れを抑制できる。
2…噴出器本体
5…ノズル部材
6…噴出孔
100…ノズル壁部
100a…前側面
104…ノズル筒部
104a…内周面
111…長リブ
112…短リブ
A…容器体
G1,G2…間隔
L1…第1の長さ
L2…第2の長さ
Lq…液体
Claims (3)
- 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体の前方側に配設され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記ノズル部材は、
前方に向かって開口する前記噴出孔を有するノズル壁部と、
前記ノズル壁部の前側面から前方側へ延びて前記噴出孔を囲むノズル筒部と、
前記ノズル壁部の前側面において、前方側から見て前記噴出孔を中心とするノズル径方向に沿って配置される複数のリブと、
を有し、
前記複数のリブは、前記噴出孔からノズル径方向の外周側へ向かうに従って、前後方向の長さが大きくなる形状を有する、トリガー式液体噴出器。 - 前記複数のリブは、前方側から見て前記噴出孔を中心とするノズル周方向に等間隔に配置される、
請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。 - 前記ノズル部材は、前記複数のリブとして、前記ノズル径方向において第1の長さを有する長リブと、前記ノズル径方向において前記長リブよりも短い第2の長さを有する短リブとを有し、
前記短リブは、前記ノズル周方向に隣り合う前記長リブの間に配置される、
請求項1または2に記載のトリガー式液体噴出器。
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JP2018225952A JP7126432B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | トリガー式液体噴出器 |
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-
2018
- 2018-11-30 JP JP2018225952A patent/JP7126432B2/ja active Active
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