JP2007167719A - 発泡吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容液が吐出された被吐出面の広い範囲に泡を付着させて、吐出器による吐出毎の付着面積を目視によって精度良く確認できるようにする発泡吐出容器を提供する
【解決手段】噴出ノズル17に発泡筒18を装着し、トリガー式スプレイヤー14の吐出操作によって噴出孔20から噴出する液体洗剤を、発泡筒18の内壁面18aに衝突させて発泡した状態で吐出させるトリガー式スプレイヤー11であって、発泡筒18の内壁面18aが、吐出方向Xの前方に向かって発泡筒18の開口面積を拡大させるテーパー面となっている。また発泡筒18の内壁面18aには、凹凸面を形成する複数のリブ21が並んで設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、発泡吐出容器に関し、特に噴出ノズルに発泡筒を装着し、噴出孔から噴出する内容液を発泡した状態で吐出させる発泡吐出容器に関する。
例えばトリガー式スプレイヤー容器等の吐出容器では、トリガー等を介した吐出操作によって噴出ノズルの噴出孔から内容液を噴出させる。噴出孔から内容液を噴出させる吐出容器では、噴出ノズルに発泡筒を装着して、噴出孔から噴出する内容液を発泡させた状態で吐出させるようにした容器も知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、噴出ノズルに発泡筒を装着した吐出容器では、内容液が吐出される被吐出面の形態や、内容液の用途等に応じて、発泡状態での吐出と噴霧状態での吐出とを切り替えたり、吐出面積の大きさの大小を切り替えることができるようにしたものも開発されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
特開昭52−116919号公報 実開平7−9451号公報 特開平9−285746号公報 特開2004−255327号公報
近年、内容液を発泡した状態で吐出させる容器の用途も多様化しており、例えば浴室の洗浄に用いる浴室用洗剤においては、速乾性のものを用いて液体洗剤を被洗浄面に吐出した後に、拭き取り作業を行うことなく、水で洗い流すことのみによって洗浄を行うものが好ましく用いられる場合がある。このような洗剤では、被洗浄面の洗浄領域に液体洗剤が吐出された範囲を目視によって確認できるようにすることが望ましい。このため、被洗浄面に向けて吐出された液体洗剤が、被洗浄面に吐出された後も、吐出毎の液体洗剤の付着面積を目視可能なように、例えば泡の状態で被洗浄面に付着していることが望ましい。また、液体洗剤を吐出した後に拭き取りを行う清掃作業や、その他の液体を吐出して行う作業においても、吐出容器から内容液が吐出された際の付着面積を、吐出毎に泡によって精度良く確認することができれば便利である。
内容液を発泡した状態で吐出させる吐出容器では、噴出ノズルに発泡筒を装着した発泡ノズルを備えていることにより、発泡した内溶液と、発泡しないで霧状態のまま吐出される内溶液とが混在して被吐出面に付着することになる。従来の発泡ノズルでは、目視可能な発泡した状態で被吐出面に付着した部分は、吐出毎の付着面積の一部に集中しやすくなって全体に現れず、発泡していない部分(発泡した泡以外の部分)は、目視が困難な略透明な状態で被吐出面に付着するので、吐出毎の付着面積を目視によって精度良く確認することは困難である。
本発明は、内容液が吐出された被吐出面の広い範囲に泡を付着させて、吐出器による吐出毎の付着面積を目視によって精度良く確認できるようにする発泡吐出容器を提供することを目的とする。
本発明は、噴出ノズルに発泡筒を装着し、吐出器の吐出操作によって噴出孔から噴出する内容液を、前記発泡筒の内壁面に衝突させて発泡した状態で吐出させる発泡吐出容器であって、前記発泡筒の内壁面が、吐出方向前方に向かって前記発泡筒の断面積を拡大させるテーパー面となっている発泡吐出容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の発泡吐出容器によれば、吐出された内容液を被吐出面に広い範囲に泡状に付着させることを可能にし、吐出器による吐出毎の内容液の付着面積を目視によって精度良く確認することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る発泡吐出容器は、例えば図1に示す吐出容器であるトリガー式スプレイヤー容器11の先端に、発泡ノズル10がノズル部として取り付けられている。ここで、トリガー式スプレイヤー容器11は、容器本体12の口首部13に吐出器としてのトリガースプレイヤー14が装着固定され、トリガースプレイヤー14の先端ノズル部から容器本体12に収容された内容液を対象物に向けて吐出する吐出容器として用いられるものである。トリガースプレイヤー14は、例えば液体洗剤等を噴霧状又は泡状にして吐出させるスプレイヤーとして公知のものであり、スプレイヤー本体15に回動可能にピン結合されたトリガー15aを操作部として、例えばスプレイヤー本体15の内部に設けたシリンダー部の付勢力に抗して、口首部13側に繰り返し引き寄せる操作を行うことにより、容器本体11から吸引パイプを介して内容液をスプレイヤー本体15に汲み上げると共に、汲み上げた内容液を噴霧状又は泡状にして先端ノズル部から吐出させる機能を備えるものである。
また、本実施形態では、発泡吐出容器としてのトリガー式スプレイヤー容器11に取り付けられる発泡ノズル10は、図2に示すように、スプレイヤー本体15の液体噴出筒16の先端に嵌合固着される噴出ノズル17に、発泡筒18を装着して構成されるものであり、噴出ノズル17は、液体噴出筒16の先端に形成されるスピン機構19を通過して圧送されてくる内容液を、微小な水滴状若しくは霧状にして所定の噴出角度θで噴出孔20から噴出させる。
そして、本実施形態では、発泡ノズル10は、噴出ノズル17に発泡筒18を装着し、トリガー式スプレイヤー容器11の吐出操作によって噴出孔20から噴出する内容液を、発泡筒18の内壁面18aに衝突させて発泡した状態で吐出させるノズル部材であって、図3にも示すように、発泡筒18の内壁面18aが、吐出方向Xの前方に向かって発泡筒18の断面積(開孔面積)を拡大させるテーパー面となっている。
また、本実施形態では、発泡筒18の内壁面18aに、凹凸面を形成する複数のリブ21が、周方向に並んで設けられている。
本実施形態では、発泡ノズル10を構成する噴出ノズル17は、例えば合成樹脂成形品であって、上述のように、スプレイヤー本体15の液体噴出筒16の先端に嵌合固着される。また噴出ノズル17には、液体噴出筒16の外周の溝(又は、噴出ノズル17の内周の溝)により形成されたスピン機構19のスピン通路19aと連通して、前端面17aの中心に噴出孔20が形成されている。さらに、発泡ノズル10における発泡筒18は、噴出ノズル17の前端面17aの外周部分から吐出方向Xの前方に向かって筒状に突出している嵌着筒状壁22に嵌め込むことにより、噴出ノズル17に装着固定される。尚、発泡ノズル10(噴出ノズル17)と発泡筒18を一体成形することも可能であり、一体成形されたノズルがスプレイヤー本体15の液体噴出筒16の先端に嵌合固着される。
発泡筒18は、例えば合成樹脂成形品であって、嵌着筒状壁22の内周面に沿った形状の外周面を備える円環状の外側筒状壁23と、外側筒状壁23との間にスペース部を設けて同心円環状に配置される内側筒状壁24と、外側筒状壁23と内側筒状壁24とを吐出方向Xの前方部分で連結一体化する環状端面壁25とからなる。環状端面壁25には、これの周方向に間隔をおいて空気導入孔26の開口部が形成されており、その開口部から取入れられた外気は、外側筒状壁23と内側筒状壁24との間のスペース部を経由して噴出孔20まで流入され、噴出孔20から噴出する内容液を発泡させる空気として発泡ノズル10の内部に流入される。尚、空気導入孔26は、その開口部を環状端面壁25でなくノズル10の側壁に形成することも可能であり、前述の発泡ノズル10と発泡筒18を一体成形した場合には、ノズル10の側壁に空気導入孔26の開口部を形成することが好ましい。
内側筒状壁24は、外側筒状壁23よりも短く形成され、噴出ノズル17の前端面17aとの間にスペース部を保持して、噴出孔20から噴出する噴霧状の内容液に空気を供給できるようになっている。また発泡筒18の内壁面18aを構成する内側筒状壁24の内壁面は、吐出方向Xの前方に向かって断面積(開孔面積)を拡大させるテーパー面となっている。
ここで、テーパー面のより具体的な形状を図4(a)〜(c)に例示する。例えば内側筒状壁24の高さhを3.7mmとして、図4(a)の例では吐出方向Xの後端の内径d(リブ21よる凹凸の凹部間の内径、図3参照)は6mm、吐出方向Xの前端の内径D(リブ21よる凹凸の凹部間の内径、図3参照)は8mmとなっている。図4(b)の例では吐出方向Xの噴出孔20側である後端の内径dは5mm、吐出方向Xの前端の内径Dは8mmとなっている。図4(c)の例では吐出方向Xの後端の内径dは4mm、吐出方向Xの前端の内径Dは8mmとなっている。
これらの例によれば、噴出孔20の内径d’を0.8mmとし、噴出孔20から内側筒状壁24の吐出方向Xの後端までの長さLを1.0mmとして、噴出孔20からの噴出角度θを90度とした場合に、図4(a)の例では、内側筒状壁24の後端から吐出方向Xに2.23mmの高さ位置h1よりも前方部分の領域において、噴出孔20から噴出する内容液が、発泡筒18の内壁面18a(リブ21よる凹凸の凹部)に衝突することになる。図4(b)の例では、内側筒状壁24の後端から吐出方向Xに1.87mmの高さ位置h1よりも前方部分の領域において、噴出孔20から噴出する内容液が、発泡筒18の内壁面18aに衝突することになる。図4(c)の例では、内側筒状壁24の後端から吐出方向Xに1.27mmの高さ位置h1よりも前方部分の領域において、噴出孔20から噴出する内容液が、発泡筒18の内壁面18aに衝突することになる。
また、本実施形態では、発泡筒18の内壁面18aには、例えば図3に示すように、吐出方向Xに延びる複数の帯状のリブ21が、周方向に並んで設けられて凹凸面を形成している。周方向に並んだ複数のリブ21の形状としては、発泡筒18の内壁面18aの周方向に11.25度の角度幅を有する、高さが0.3mmの帯状のリブ21を、隣接するリブ21の間に11.25度の角度幅の間隔をおいて並べて配置した形状を好ましく採用することができる。
これによって、噴出孔20の内径d’を0.8mmとし、噴出孔20から内側筒状壁24の吐出方向Xの後端までの長さLを1.0mmとして、噴出孔20からの噴出角度θを90度とした場合に、図4(a)の例では、内側筒状壁24の後端から吐出方向Xに1.81mmの高さ位置h2よりも前方部分の領域において、噴出孔20から噴出する内容液が、発泡筒18のリブ21による凸部に衝突することになる。図4(b)の例では、内側筒状壁24の後端から吐出方向Xに1.39mmの高さ位置h2よりも前方部分の領域において、噴出孔20から噴出する内容液が、発泡筒18の内壁面18aに衝突することになる。図4(c)の例では、内側筒状壁24の後端から吐出方向Xに0.61mmの位置h2よりも前方部分の領域において、噴出孔20から噴出する内容液が、発泡筒18の内壁面18aに衝突することになる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の発泡ノズル10を備えるトリガー式スプレイヤー容器11によれば、内容液が吐出された被吐出面の広い範囲に泡を付着させて、トリガー式スプレイヤー容器11による吐出毎の付着面積を目視によって精度良く確認することが可能になる。すなわち、本実施形態によれば、噴出孔20から噴出する内容液を衝突させる発泡筒18の内壁面18aが、吐出方向X前方に向かって発泡筒18の開口面積を拡大させるテーパー面となっているので、概テーパー面に沿って、発泡した液が流れてゆき、発泡筒18の先端部に到達したときに、その方向(直進方向からテーパー面の角度をもった方向)を保持した状態で吐出される作用によって、発泡させた内容液を被吐出面にの広い範囲に付着させることが可能になる。
また、本実施形態の発泡ノズル10によれば、発泡筒18の内壁面18aには、凹凸面を形成する複数のリブ21が並んで設けられているので、このようなリブ21による凹凸面により、噴出孔20から噴出する内容液が発泡筒18の内壁面18aに衝突する回数、量が増加するため、発泡性を良好なものとするから、吐出されて被吐出面に付着した内容液の泡となっている範囲を広くすることを可能にし、目視によって広い範囲に内容液を付着させたことを確認することができる。
なお、本発明者は、図3に示す発泡筒18と同様の形状を有し、発泡筒18の内壁面18aが図4(a)〜(c)と同様の形態である各発泡ノズル10を装着した、上記実施形態のトリガー式スプレイヤー容器11と同様の構成のトリガー式スプレイヤー容器11に、内容液として商品名「バスマジックリン」(花王(株)製)を収容し、発泡ノズル10から15cm離れた位置に垂直
に設けた被吐出面と、発泡ノズル10から20cm離れた位置に垂直に設けた被吐出面に対して、各トリガー式スプレイヤー容器11から内容液を吐出する実験を行った。かかる実験の結果、いずれの場合においても、透明な状態で付着した部分を含む全付着面積に対して、容易に目視可能な泡の状態で付着した面積の割合が、70%を超える広い範囲となっていることが確認された。これらの結果によって、本実施形態の発泡ノズル10を用いることにより、上述の優れた作用効果が得られることが判明する。
さらに、本実施形態では、発泡ノズル10は、トリガー式スプレイヤー容器11に、例えば浴室の洗浄に用いる液状の浴室用洗剤を内容液として収用して、収容した浴室用洗剤を被洗浄面に塗布する際に、先端ノズル部に取り付けて用いることが好ましい。浴室用洗剤は、当該浴室用洗剤を被洗浄面に塗布した後に、拭き取り作業を行うことなく、水で洗い流すことのみによって洗浄を行う洗剤として用いられる場合があり、特に垂直面等に対して塗布された際に液だれが生じないように、単位面積あたりの液量は少ないが発泡性の良いものが求められる。さらに、このような浴室用洗剤を用いた洗浄形態では、被洗浄面の洗浄領域の全体に洗剤が塗布されたか否かを目視によって容易に確認できるようにすることが好ましいことから、本実施形態の発泡ノズル10を用いて浴室用洗剤の吐出毎の塗布面積を目視によって精度良く確認することにより、効率良く被洗浄面の洗浄を行うことが可能になる。
このような浴室用洗剤としては、住居用の液体洗浄剤として用いられる、(a)界面活性剤:0.5〜10質量%、好ましくは2〜8質量%、(b)水溶性有機溶剤:1〜20質量%、好ましくは2〜15質量%、(c)金属イオン封鎖剤:0.2〜10質量%、好ましくは0.5〜8質量%、及び水を含有する液体洗浄剤組成物を用いることができる。
ここで、(a)成分は、液体洗浄剤組成物を噴霧により起泡させるために配合されるものである。好適な界面活性剤としては、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
(b)成分は、液体洗浄剤組成物の洗浄効果及び貯蔵安定性の点から配合されるものである。水溶性有機溶剤は、沸点が100℃以上、特に100〜300℃の水溶性有機溶剤が好適である。ここでいう水溶性有機溶剤とは、20℃において水に任意の割合で溶解する有機性の溶剤とする。
(c)成分は、液体洗浄剤組成物の洗浄力をさらに向上させる目的から配合されるものである。金属封鎖剤としては具体的には下記の化合物を挙げることができる。
(1)フィチン酸などのリン酸系化合物またはこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩。
(2)エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸などのホスホン酸またはこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩。
(3)2-ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1-ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハク酸などのホスホノカルボン酸またはこれのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩。
(4)アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシンなどのアミノ酸またはこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩。
(5)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸。ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエンコル酸、アルキルグリシン−N,N−ジ酢酸、アスパラギン酸−N,N−ジ酢酸、セリン−N,N−ジ酢酸、グルタミン酸二酢酸、エチレンジアミンコハク酸などのアミノポリ酢酸またはこれらの塩、好ましくはアルカリ金属塩、もしくはアルカノールアミン塩。
(6)ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキメチル酒石酸などの有機酸またはこれらのアルカリ金属塩、もしくはアルカノールアミン塩。
(7)アミノポリ(メチレンホスホン酸)もしくはそのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩、またはポリエチレンポリアミンポリ(メチレンホスホン酸)もしくはアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩を挙げることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、発泡筒の内壁面の吐出方向前方に向かって開口面積を拡大させるテーパー面は、直線状に傾斜するテーパー面である必要は必ずしもなく、湾曲するテーパー面や、階段状に開口面積を拡大させるテーパー面等であっても良い。また、発泡筒の内壁面に凹凸面を形成する複数のリブは、吐出方向Xに延設する帯状のリブを、周方向に並べて設けたものである必要は必ずしもなく、周方向に延設するリブを吐出方向Xに並べて配置したり、スパイラル状に配置して設けることもできる。さらに、リブは、吐出方向Xの全長に亘って連続して設けられている必要は必ずしもなく、吐出方向Xに断続させて設けたり、噴出孔から噴出する内容液が衝突する部分のみに設けても良い。吐出方向Xの先端部近傍部分を切り欠いて設けても良い。スピン通路と連通する噴出孔から噴出する噴霧状の内容液は、スピンによって斜めに噴出することになるが、これらのリブは、このような斜めの噴出方向と交差する方向に延設していることが好ましい。さらにまた、噴出ノズルに発泡筒を装着してなる発泡ノズルを、トリガー式スプレイヤー容器以外の、内容液を泡状にして吐出させるその他の種々の吐出容器のノズル部分に取り付けて、本発明の発泡吐出容器を構成することもできる。
本発明の好ましい一実施形態に係る発泡吐出容器としてのトリガー式スプレイヤー容器を示す要部側面図である。 噴出ノズルに発泡筒を装着してなる発泡ノズルの構成を説明する断面図である。 発泡ノズルの発泡筒の拡大斜視図である。 (a)〜(c)は、発泡筒の内壁面のテーパー形状を具体的に例示する説明図である。
符号の説明
10 発泡ノズル
11 トリガー式スプレイヤー容器(発泡吐出容器)
12 容器本体
13 口首部
14 トリガースプレイヤー(吐出器)
15 スプレイヤー本体
15a トリガー
16 液体噴出筒
17 噴出ノズル
17a 噴出ノズルの前端面
18 発泡筒
18a 発泡筒の内壁面
19 スピン機構
19a スピン通路
20 噴出孔
21 リブ
22 嵌着筒状壁
23 外側筒状壁
24 内側筒状壁
25 環状端面壁
26 空気導入孔
X 吐出方向
θ 噴出角度

Claims (3)

  1. 噴出ノズルに発泡筒を装着し、吐出器の吐出操作によって噴出孔から噴出する内容液を、前記発泡筒の内壁面に衝突させて発泡した状態で吐出させる発泡吐出容器であって、
    前記発泡筒の内壁面が、吐出方向前方に向かって前記発泡筒の断面積を拡大させるテーパー面となっている発泡吐出容器。
  2. 前記発泡筒の内壁面には、凹凸面を形成する複数のリブが並んで設けられている請求項1記載の発泡吐出容器。
  3. 前記吐出器がトリガー式スプレイヤーである請求項1又は2に記載の発泡吐出容器。
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