JPH1110032A - 噴霧器 - Google Patents

噴霧器

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JPH1110032A
JPH1110032A JP9127833A JP12783397A JPH1110032A JP H1110032 A JPH1110032 A JP H1110032A JP 9127833 A JP9127833 A JP 9127833A JP 12783397 A JP12783397 A JP 12783397A JP H1110032 A JPH1110032 A JP H1110032A
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passage
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隆史 奥野
Shin Akasaka
神 赤坂
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泡立たない液状物を目的物に確実に到達させ
付着させるように噴霧すること。 【解決手段】 泡立たない液状物を吐出して噴霧する噴
霧器10において、ノズル孔28Aからの吐出液状物を
ガイドする筒状のガイド通路52を備えたガイド筒51
をノズル孔28Aの出側に備え、そのガイド通路面52
Aに溝53、54を付してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワックス、塗料等
のための噴霧器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭62-59635号公報に記載の如
く、液状物を吐出ノズルのノズル孔から吐出して噴霧す
る噴霧器が用いられている。
【0003】この噴霧器では、内容物を遠方の目的物に
到達させる場合は霧状に噴霧するとともに、目的物に確
実に付着させたい場合には障壁をノズル孔の前面に配置
することで泡立たせるようにし、この障壁の位置をノズ
ル孔の前面と、それ以外の位置とに切りかえることで 2
つの場合を満足する構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の噴霧器を用
いて、泡立たない液状物を噴霧しようとする場合には、
以下の問題点がある。 泡立たない液状物は、ノズル孔から霧状に吐出する粒
子径が小粒子になり易い。このため、液状物を屋外で噴
霧するとき、風に飛ばされて目的物に到達しにくい。
【0005】泡立たない液状物は、障壁を配置しても
泡立たないので、泡立つ液状物に比して、ノズル孔から
吐出する粒子の粒子速度が高速になり易い。このため、
目的物に到達後の液状物のはね返りが過大になり、目的
物に付着しなかったり、他のものにまで飛散してしまう
ことがあある。
【0006】本発明の課題は、泡立たない液状物を目的
物に確実に到達させ付着させるように噴霧することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、泡立たない液状物を吐出ノズルのノズル孔から吐出
して噴霧する噴霧器において、前記吐出ノズルが、ノズ
ル孔からの吐出液状物をガイドする筒状のガイド通路を
備えてなるガイド筒を該ノズル孔の出側に備えてなり、
上記ガイド筒のガイド通路面に、該ガイド筒の周方向も
しくは軸方向に延びる溝を付してなるようにしたもので
ある。
【0008】請求項2に記載の本発明は、泡立たない液
状物を吐出ノズルのノズル孔から吐出して噴霧する噴霧
器において、前記吐出ノズルが、ノズル孔からの吐出液
状物をガイドする筒状のガイド通路を備えてなるガイド
筒を該ノズル孔の出側に備えてなり、上記ガイド筒のガ
イド通路面に、該ガイド筒の周方向に延びる溝と軸方向
に延びる溝とを付してなるようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記ガイド筒が、ガイ
ド通路回りに該ガイド通路の前面外周側から該ガイド通
路のノズル孔寄り内周部に導通する外気巻き込み通路を
備えてなるようにしたものである。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記泡立たな
い液状物が水に溶けない溶剤又は水に溶けないシリコー
ンオイルの少なくとも 1つ以上を 0.1%以上含むように
したものである。
【0011】ここで、水に溶けないとは、水と同量をビ
ーカーの中に攪拌させ1日保存させた後、境界面が目視
で確認でき、且つ体積変化が 5%以下のものをいうもの
とする。
【0012】請求項1、4に記載の本発明によれば下記
〜の作用がある。 ガイド筒のガイド通路面に溝を設けた。従って、泡立
たない液状物粒子を溝にてはね返してその粒子速度を低
減し、ガイド筒内で互いに混和して大粒子に成長させ、
或いは溝に留まらせて大粒子に成長させた後、後続吐出
粒子に巻き込んで噴霧せしめる。
【0013】上記により、泡立たない液状物の吐出
粒子径を大きくできる。従って、泡立たない液状物を屋
外で噴霧するとき、液状物を風に飛ばされることなく目
的物に到達させることができる。
【0014】上記により、泡立たない液状物の吐出
粒子速度を低速にできる。従って、目的物に到達後の液
状物のはね返りを防ぎ、吐出液を目的物に確実に付着さ
せ、他のものにまで飛散させてしまうことを回避でき
る。
【0015】尚、ガイド筒のガイド通路面に設けた周方
向の溝は、吐出液を半径方向外方に拡散させるように働
き、吐出液の吐出パターン角度を広角化する。
【0016】また、ガイド筒のガイド通路面に設けた軸
方向の溝は、液状物粒子をはね返すに際し、吐出液の周
方向分布を乱す程度を少なくするものであり、吐出液の
吐出パターンをよりよく円形にできる。
【0017】ガイド筒のガイド通路面に設ける溝の形態
は、液状物の物性に応じて選定できる。
【0018】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 ガイド筒のガイド通路面に、周方向の溝と軸方向の溝
の両者を設けることにより、泡立たない液状物の吐出粒
子径をより大きく、吐出粒子速度をより低速にできる。
従って、泡立たない液状物を屋外で噴霧するとき、液状
物を風に飛ばされることなく目的物に到達させることの
作用をより確実化できる。また、目的物に到達後の液状
物のはね返りを防ぎ、吐出液を目的物に確実に付着さ
せ、他のものにまで飛散させてしまうことを回避できる
ことの作用をより確実化できる。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 ガイド筒が、ガイド通路回りに外気巻き込み通路を備
えたから、ガイド通路により大粒子に成長せしめられた
液状物に外気を混和させて粒子を細分化することによ
り、液状物の吐出粒子を適度な大きさに調整できたり、
ガイド筒内での液粒子の流れを良くし、吐出パターン形
状や勢いを安定化することができる。この外気巻き込み
通路の有無、その通路面積の大小等は、液状物の物性に
応じて選定できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の噴霧器を示
す断面図、図2は図1の吐出ノズルを示す断面図、図3
は図2のIII-III 線に沿う矢視図、図4はガイド筒を示
す正面図、図5はガイド筒を示す模式図、図6は第2実
施形態のガイド筒を示す模式図、図7は第3実施形態の
ガイド筒を示す模式図、図8は第4実施形態のガイド筒
を示す模式図、図9は第5実施形態のガイド筒を示す模
式図である。
【0021】(第1実施形態)(図1〜図5) トリガー式噴霧器10は、図1に示す如く、容器11の
開口部11Aに螺着されるキャップ12によりトリガー
組立体13を固定している。そして、噴霧器10は、糊
剤、コーティング剤等を後述する吐出ノズル28のノズ
ル孔28Aから噴霧状に吐出せしめる。
【0022】トリガー組立体13は、トリガーハウジン
グ15に通液体17を嵌入し、通液体17の下部フラン
ジ部17Aを上述のキャップ12により上記容器11の
開口部11Aに固定的に保持している。通液体17に
は、通液路18に連なる通液チューブ19が嵌合せしめ
られ、通液チューブ19は容器11の容器内空間11B
を底部にまで延在せしめられている。
【0023】トリガー組立体13は、トリガーハウジン
グ15の前面側下部にトリガー21(操作部)を有し、
トリガーハウジング15内における通液体17の前部で
あるポンプシリンダ15Aにポンプ室22を形成し、ポ
ンプシリンダ15Aに液密に摺動可能にポンプ室22に
挿入されるピストン23をトリガー21によって加圧操
作可能としている。ポンプシリンダ15Aのピストン摺
動方向に相対する端面に立設されるばね支持筒15Bの
内部には圧縮ばね24の一端が支持され、圧縮ばね24
の他端はピストン23に衝合されるようになっている。
ポンプ室22は、ポンプシリンダ15Aのピストン摺動
方向に相対する端面のばね支持筒15Bの外側に設けた
通液口25を経由して、通液体17の通液路18に連通
している。トリガー21の加圧操作によりピストン23
はポンプシリンダ15A内で圧縮ばね24のばね力に抗
して、原位置からポンプ室22内に押し込まれてポンプ
シリンダ15A内の液状物を圧縮し、ポンプ室22に吐
出圧を生成する。また、トリガー21の加圧操作解除に
よりピストン23は圧縮ばね24のばね力により原位置
に戻されてポンプ室22を拡張することにてポンプシリ
ンダ15A内に液状物を吸引するように、ポンプ室22
に吸引圧を生成する。
【0024】トリガー組立体13は、トリガーハウジン
グ15の上部に吐出路26を有している。吐出路26
は、連通路27を介して、通液体17の通液路18に連
通している。
【0025】噴霧器10は、トリガー組立体13の前面
部に前述の吐出ノズル28を装着されている。吐出ノズ
ル28は上述の吐出路26に連なるノズル孔28Aを備
える。
【0026】このとき、吐出ノズル28は、吐出路26
から供給される加圧液状物をスピン流としてノズル孔2
8Aに導くスピン通液溝29Aを備えてなるスピン部2
9を設けている(図2、図3)。液状物は、スピン部2
9のスピン通液溝29Aを通ってスピンを付与されるこ
とにより砕かれて小粒子化される。
【0027】噴霧器10は、ポンプ室22と容器内空間
11Bとの連絡通路である通液路18にボール状入側逆
止弁31を設けている。これにより、入側逆止弁31
は、(a) 自由状態において入側弁座33に着座して通液
路18を閉じ、(b) ポンプ室22の吸引圧によって通液
路18を開き容器内空間11Bからポンプ室22への液
の流れを許容する。
【0028】また、噴霧器10は、ポンプ室22と吐出
口28Aとの連絡通路である通液路18に、2連空洞部
34Bを備えた弾性体(プラスチック)からなる伸縮自
在の出側逆止弁34を設けている。出側逆止弁34は、
2連空洞部34Bの上部を通液体17の上部に固定され
ており、(a) 自由状態において、2連空洞部34Bの弾
発力により弁体34Aを出側弁座35に着座させて通液
路18を閉じ、(b) ポンプ室22の吐出圧によって通液
路18を開きポンプ室22から吐出口28Aへの液の流
れを許容する。
【0029】尚、図1において、30はトリガー21を
引き切ったピストン23の押し込みストローク端で、容
器11の内部に外気を導入する空気置換路である。
【0030】しかるに、噴霧器10にあっては、液状物
として泡立たないものを用いる。泡立たない液状物と
は、「水に溶けない溶剤(例:パラフィン、イソパラフ
ィン。但し、水に溶けないものであればこの限りではな
い。)、又は水に溶けないシリコーンオイル(例:ジメ
チルシロキサン、アミノ変性シリコーン、メチルフェニ
ルシリコーン。但し、水に溶けないものであればこの限
りではない。)の少なくとも 1つ以上を 0.1%以上含む
もの」として定義できる。また、水に溶けないとは、水
と同量をビーカーの中に攪拌させ 1日保存させた後、境
界面が目視で確認でき、且つ体積変化が 5%以下のもの
をいうものとする。
【0031】具体的には、例えば表1記載の液状物を用
いる。尚、この液状物において水に溶けない溶剤はイソ
パラフィンである。
【0032】
【表1】
【0033】そして、噴霧器10にあっては、吐出ノズ
ル28が、ノズル孔28Aの出側にガイド筒51を設け
ている。ガイド筒51は、ノズル孔28Aからの吐出液
状物をガイドする筒状のガイド通路52を備える。この
とき、ガイド通路52のガイド通路面52Aは、ガイド
筒51の軸方向外方に向けてテーパ状に拡径し、ガイド
筒51の軸方向に延びる溝53を付されている(図4、
図5)。
【0034】また、ガイド筒51は、ガイド通路52を
備えるとともに、外気巻き込み通路55を備えている。
外気巻き込み通路55は、ガイド通路52回りに該ガイ
ド通路52の前面外周側から該ガイド通路52のノズル
孔28A寄り内周部に導通するものである。
【0035】尚、ガイド筒51のガイド通路面52Aに
付される溝53の溝断面形状は、例えば図4(A)〜
(D)の如くに変形できる。この溝53の溝断面形状
は、液状物の物性に応じて選定できる。
【0036】具体的には、上記溝53の円周上の溝の個
数、溝53の深さ、溝53の軸方向の長さ、溝53の幅
等を液状物の物性に応じて選定すればよい。
【0037】更に上記ガイド通路52については、口
径、ガイド通路52の軸方向の長さ等も液状物の物性に
応じて選定すればよい。
【0038】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 ガイド筒51のガイド通路面52Aに溝53を設け
た。従って、泡立たない液状物粒子を溝53にてはね返
してその粒子速度を低減し、ガイド筒51内で互いに混
和して大粒子に成長させ、或いは溝53に留まらせて大
粒子に成長させた後、後続吐出粒子に巻き込んで噴霧せ
しめる。
【0039】例えば、液状物として泡立たないもので、
粘度40cpのものを用いたとき、吐出液の平均粒子径は 5
00〜1000μm (本実施形態のガイド筒51を用いない従
来装置では 100μm )に大きくなり、吐出液の平均粒子
速度は 1.5〜 3m/sec (本実施形態のガイド筒51を用
いない従来装置では 4〜 5m/sec )に減速できる。
【0040】上記により、泡立たない液状物の吐出
粒子径を大きくできる。従って、泡立たない液状物を屋
外で噴霧するとき、液状物を風に飛ばされることなく目
的物に到達させることができる。
【0041】上記により、泡立たない液状物の吐出
粒子速度を低速にできる。従って、目的物に到達後の液
状物のはね返りを防ぎ、吐出液を目的物に確実に付着さ
せ、他のものにまで飛散させてしまうことを回避でき
る。
【0042】ガイド筒51のガイド通路面52Aに軸
方向の溝53を設けたから、液状物粒子をはね返すに際
し、吐出液の周方向分布を乱す程度を少なくするものと
なり、吐出液の吐出パターンをよりよく円形にできる。
【0043】ガイド筒51が、ガイド通路52回りに
外気巻き込み通路55を備えたから、ガイド通路52に
より大粒子に成長せしめられた液状物に外気を混和させ
て粒子を細分化することにより、液状物の吐出粒子を適
度な大きさに調整できる。この外気巻き込み通路55の
有無、その通路面積の大小等は、液状物の物性に応じて
選定できる。
【0044】(第2実施形態)(図6) 第2実施形態の噴霧器10が第1実施形態の噴霧器10
と異なる点は、ガイド筒51のガイド通路面52Aが、
ガイド通路52の軸方向外方に向けて非テーパのストレ
ート状をなし、ガイド筒51の軸方向に延びる溝53
と、周方向に延びる溝54とを併せ付されたことにある
(図6)。
【0045】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。ガイド筒51のガイド通路面52Aに、周方向の
溝54と軸方向の溝53の両者を設けることにより、泡
立たない液状物の吐出粒子径をより大きく、吐出粒子速
度をより低速にできる。従って、泡立たない液状物を屋
外で噴霧するとき、液状物を風に飛ばされることなく目
的物に到達させることの作用をより確実化できる。ま
た、目的物に到達後の液状物のはね返りを防ぎ、吐出液
を目的物に確実に付着させ、他のものにまで飛散させて
しまうことを回避できることの作用をより確実化でき
る。
【0046】(第3実施形態)(図7) 第3実施形態の噴霧器10が第1実施形態の噴霧器10
と異なる点は、ガイド筒51のガイド通路面52Aが、
ガイド筒51の周方向に延びる溝54を付されたことに
ある(図7)。
【0047】ここで、ガイド通路面52Aの内径は約
4.0mmであり、その軸方向長さは 5.2mmである。ガイド
通路52の端面とノズル孔28Aとの間は約 1.5mm離れ
ており、外気巻き込み通路を経由した外気がガイド通路
内に流入するように構成している。
【0048】溝はノズル側より 0.7mmピッチで 6本形成
してあり、その深さは約0.25mmである。尚、ガイド通路
面52Aのノズル側とは反対側の約 1mmの範囲には溝5
4を付していない。
【0049】上記のように構成した容器に表1記載の液
状物を入れた。尚、上記の寸法や溝の本数等は、液状物
や使用目的に応じて適宜変更することができる。
【0050】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。ガイド筒51のガイド通路面52Aに周方向の
溝54を設けたから、吐出液を半径方向外方に拡散させ
るようにはね返し、吐出液の吐出パターン角度を広角化
できる。
【0051】(第4実施形態)(図8) 第4実施形態の噴霧器10が第1実施形態の噴霧器10
と異なる点は、ガイド筒51のガイド通路面52Aを、
ガイド筒51の軸方向外方に向けてテーパ状に拡径し、
しかる後に非テーパのストレート状をなすようにしたこ
とにある。
【0052】(第5実施形態)(図9) 第5実施形態の噴霧器10が第1実施形態の噴霧器10
と異なる点は、ガイド筒51のガイド通路面52Aを、
ガイド筒51の軸方向外方に向けてテーパ状に縮径し、
しかる後に逆テーパ状に拡径するようにしたことにあ
る。
【0053】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の溝は、ガイド筒の軸方向と同方向のそれぞれに対
して斜めに交差する溝、或いはらせん状の溝であっても
良い。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、泡立たな
い液状物を目的物に確実に到達させ付着させるように噴
霧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の噴霧器を示す断面図であ
る。
【図2】図2は図1の吐出ノズルを示す断面図である。
【図3】図3は図2のIII-III 線に沿う矢視図である。
【図4】図4はガイド筒を示す正面図である。
【図5】図5はガイド筒を示す模式図である。
【図6】図6は第2実施形態のガイド筒を示す模式図で
ある。
【図7】図7は第3実施形態のガイド筒を示す模式図で
ある。
【図8】図8は第4実施形態のガイド筒を示す模式図で
ある。
【図9】図9は第5実施形態のガイド筒を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
10 噴霧器 28 吐出ノズル 28A ノズル孔 51 ガイド筒 52 ガイド通路 52A ガイド通路面 53、54 溝 55 外気巻き込み通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 泡立たない液状物を吐出ノズルのノズル
    孔から吐出して噴霧する噴霧器において、 前記吐出ノズルが、ノズル孔からの吐出液状物をガイド
    する筒状のガイド通路を備えてなるガイド筒を該ノズル
    孔の出側に備えてなり、 上記ガイド筒のガイド通路面に、該ガイド筒の周方向も
    しくは軸方向に延びる溝を付してなることを特徴とする
    噴霧器。
  2. 【請求項2】 泡立たない液状物を吐出ノズルのノズル
    孔から吐出して噴霧する噴霧器において、 前記吐出ノズルが、ノズル孔からの吐出液状物をガイド
    する筒状のガイド通路を備えてなるガイド筒を該ノズル
    孔の出側に備えてなり、 上記ガイド筒のガイド通路面に、該ガイド筒の周方向に
    延びる溝と軸方向に延びる溝とを付してなることを特徴
    とする噴霧器。
  3. 【請求項3】 前記ガイド筒が、ガイド通路回りに該ガ
    イド通路の前面外周側から該ガイド通路のノズル孔寄り
    内周部に導通する外気巻き込み通路を備えてなる請求項
    1又は2記載の噴霧器。
  4. 【請求項4】 前記泡立たない液状物が水に溶けない溶
    剤又は水に溶けないシリコーンオイルの少なくとも 1つ
    以上を 0.1%以上含むものである請求項1〜3のいずれ
    かに記載の噴霧器。
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