JPH05104038A - 媒体用排出ノズル - Google Patents
媒体用排出ノズルInfo
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- JPH05104038A JPH05104038A JP4035818A JP3581892A JPH05104038A JP H05104038 A JPH05104038 A JP H05104038A JP 4035818 A JP4035818 A JP 4035818A JP 3581892 A JP3581892 A JP 3581892A JP H05104038 A JPH05104038 A JP H05104038A
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- inlet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/04—Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge
- B05B7/0416—Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge with arrangements for mixing one gas and one liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/10—Spray pistols; Apparatus for discharge producing a swirling discharge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/34—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl
- B05B1/3405—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl
- B05B1/341—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet
- B05B1/3421—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber
- B05B1/3431—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber the channels being formed at the interface of cooperating elements, e.g. by means of grooves
- B05B1/3436—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber the channels being formed at the interface of cooperating elements, e.g. by means of grooves the interface being a plane perpendicular to the outlet axis
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 均質で超微細な霧化が可能な媒体用排出ノズ
ルを提供すること。 【構成】 通路部分25,26,30,37,39,4
1,43を形成する少なくとも1つのノズル通路と、媒
体排出用のノズル出口38を有する特に手動操作可能な
排出装置のための流動媒体用排出ノズルにおいて、出口
38の上流に少なくとも1つのインパクトアトマイザ2
0を設け、これが出口38の上流に少なくとも1つの指
向性ノズル33を有する排出ノズル。
ルを提供すること。 【構成】 通路部分25,26,30,37,39,4
1,43を形成する少なくとも1つのノズル通路と、媒
体排出用のノズル出口38を有する特に手動操作可能な
排出装置のための流動媒体用排出ノズルにおいて、出口
38の上流に少なくとも1つのインパクトアトマイザ2
0を設け、これが出口38の上流に少なくとも1つの指
向性ノズル33を有する排出ノズル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に流動可能で霧化可
能な媒体、例えば水性や油性あるいは同様の液体から構
成される媒体又は他の物質等、のための排出ノズルに関
する。
能な媒体、例えば水性や油性あるいは同様の液体から構
成される媒体又は他の物質等、のための排出ノズルに関
する。
【0002】
【従来の技術】排出ノズルアレンジメント又はユニット
は、排出のためにポンプ動作及び/又はバルブ開放動作
が手動操作され幾服かのエアロゾルを得るような排出装
置に特に適している。こういった排出ノズルは通常非常
に小さく、幅や径が0.5から1mmより小さい開口又
は通路を備えている。
は、排出のためにポンプ動作及び/又はバルブ開放動作
が手動操作され幾服かのエアロゾルを得るような排出装
置に特に適している。こういった排出ノズルは通常非常
に小さく、幅や径が0.5から1mmより小さい開口又
は通路を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に小量の媒体の幾服
かを排出する場合には、これは比較的低圧又は一定でな
い圧力下でのみ搬送可能であり、非常に細かく分割され
た小滴又は細かいスプレーミストの形で準備するのは非
常に難かしく、多段ノズル霧化する場合でさえほぼ20
ミクロン以下のサイズの小滴を得るのはほとんど不可能
であった。
かを排出する場合には、これは比較的低圧又は一定でな
い圧力下でのみ搬送可能であり、非常に細かく分割され
た小滴又は細かいスプレーミストの形で準備するのは非
常に難かしく、多段ノズル霧化する場合でさえほぼ20
ミクロン以下のサイズの小滴を得るのはほとんど不可能
であった。
【0004】本発明の課題は、従来技術の問題点を解消
し、特にシンプルな方式で非常に正確に確定され、均質
で、及び/又は超微細な霧化が可能な媒体用排出ノズル
を提供することである。
し、特にシンプルな方式で非常に正確に確定され、均質
で、及び/又は超微細な霧化が可能な媒体用排出ノズル
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、通路部分2
5,26,30,37,39,41,43を形成する少
なくとも1つのノズル通路と、媒体排出用のノズル出口
38を設けた、特に手動操作可能な排出装置のための流
動媒体用排出ノズルにおいて、出口38の上流に少なく
とも1つのインパクトアトマイザ20を設け、これが出
口38の上流に少なくとも1つの指向性ノズル33を有
する排出ノズルを要旨としている。
5,26,30,37,39,41,43を形成する少
なくとも1つのノズル通路と、媒体排出用のノズル出口
38を設けた、特に手動操作可能な排出装置のための流
動媒体用排出ノズルにおいて、出口38の上流に少なく
とも1つのインパクトアトマイザ20を設け、これが出
口38の上流に少なくとも1つの指向性ノズル33を有
する排出ノズルを要旨としている。
【0006】
【実施例】本発明によれば前記課題は次のようにして解
決される。すなわち、同時に又は連続的に作動する2つ
又はそれ以上のアトマイザを設けるのである。これらの
アトマイザは、インパクト又はリバウンド霧化、渦巻き
霧化、流量加速を伴ったフロー霧化、圧縮ガス霧化及び
ノズル開口から発するブレークオフ又はスプレーコーン
霧化等からなるアトマイザ原理の少なくとも1つによっ
て作動する。霧化される媒体の霧化関連特性に応じて1
つ又は複数の霧化のタイプを採用することが可能であ
り、例えばインパクト霧化を用いずに排出ノズルを構成
することも可能である。
決される。すなわち、同時に又は連続的に作動する2つ
又はそれ以上のアトマイザを設けるのである。これらの
アトマイザは、インパクト又はリバウンド霧化、渦巻き
霧化、流量加速を伴ったフロー霧化、圧縮ガス霧化及び
ノズル開口から発するブレークオフ又はスプレーコーン
霧化等からなるアトマイザ原理の少なくとも1つによっ
て作動する。霧化される媒体の霧化関連特性に応じて1
つ又は複数の霧化のタイプを採用することが可能であ
り、例えばインパクト霧化を用いずに排出ノズルを構成
することも可能である。
【0007】しかしながら、ほとんどの媒体にとっては
インパクト又はリバウンド霧化を少なくとも一度行うこ
とが好ましくしかもそうすることが有利であって、これ
は開放されたノズル開口からの媒体排出の直前に行うの
が望ましい。このかわり又はこれに加えて、転向(ディ
フレクション、そらし)又はリバース霧化を採用でき、
流体流れを排出する前に100〜180度の間の角度で
少なくとも一度方向変換を行い、これによって大幅にゆ
がんだ流れを得ることができる。流体流れを、初めに排
出ノズルの主要流れ方向と反対向きにガイドなしで転向
させ、次いですぐにまた反対方向に転向させるようにで
きる。流体流れを大きな流量で液体クッションに衝突さ
せるかわりに、好ましくはインパクト面を設け指向性ノ
ズルをこのインパクト面に向けて、これが流体流れを転
向させるための丸みをおびた案内面を形成するように構
成する。
インパクト又はリバウンド霧化を少なくとも一度行うこ
とが好ましくしかもそうすることが有利であって、これ
は開放されたノズル開口からの媒体排出の直前に行うの
が望ましい。このかわり又はこれに加えて、転向(ディ
フレクション、そらし)又はリバース霧化を採用でき、
流体流れを排出する前に100〜180度の間の角度で
少なくとも一度方向変換を行い、これによって大幅にゆ
がんだ流れを得ることができる。流体流れを、初めに排
出ノズルの主要流れ方向と反対向きにガイドなしで転向
させ、次いですぐにまた反対方向に転向させるようにで
きる。流体流れを大きな流量で液体クッションに衝突さ
せるかわりに、好ましくはインパクト面を設け指向性ノ
ズルをこのインパクト面に向けて、これが流体流れを転
向させるための丸みをおびた案内面を形成するように構
成する。
【0008】このかわり又はこれに加えて、渦巻き室に
向いたスプレーコーン媒体ノズルを設けることも可能で
あり、これは傾斜した案内面に向って方向づけされてい
て、流体流れをそこでノズル軸回りの環状回転流れに変
換することが可能な構成になっている。乱流効果を増大
させるために、ノズル又は室の軸に直角向きの流れによ
って流れを乱すことができる。この流れはノズル前方の
出口を有するノズルを回ってその両サイド及び前部を流
れるので、ノズル突出部エッジにおいてもブレークオフ
霧化が行われる。
向いたスプレーコーン媒体ノズルを設けることも可能で
あり、これは傾斜した案内面に向って方向づけされてい
て、流体流れをそこでノズル軸回りの環状回転流れに変
換することが可能な構成になっている。乱流効果を増大
させるために、ノズル又は室の軸に直角向きの流れによ
って流れを乱すことができる。この流れはノズル前方の
出口を有するノズルを回ってその両サイド及び前部を流
れるので、ノズル突出部エッジにおいてもブレークオフ
霧化が行われる。
【0009】リメイン室の流れ状態に実質的に関係ない
集中したストランド状の長手方向流れがあって、これが
室の周辺の一部にそって流れ、これに対して好ましくは
横断する流れがないので、室内の軸方向の渦巻き流れと
長手方向流れの間で大きく違った流れを得ることができ
る。これらの2つの流れの境界では大きな霧化力が作用
する。さらに、長手方向流れを室のその断面にほぼ対応
する出口に向けることができ、リメイン室からの横断流
れによって霧化された媒体の助けによりそして圧縮又は
加速/減速を伴って室の出口から排出される。
集中したストランド状の長手方向流れがあって、これが
室の周辺の一部にそって流れ、これに対して好ましくは
横断する流れがないので、室内の軸方向の渦巻き流れと
長手方向流れの間で大きく違った流れを得ることができ
る。これらの2つの流れの境界では大きな霧化力が作用
する。さらに、長手方向流れを室のその断面にほぼ対応
する出口に向けることができ、リメイン室からの横断流
れによって霧化された媒体の助けによりそして圧縮又は
加速/減速を伴って室の出口から排出される。
【0010】室の断面は、室の端部付近に位置する少な
くとも1つ又は全ての入口から室の全長で実質的に均一
に及び/又は減少するようにでき、好ましくは室の全長
の半分以上の部分で又は横断流れをこえて伸びている長
さ部分においてほぼ均一であり、そして、これとほぼ同
じ長さをもつ室の他端又は出口までの残りの部分では減
少するのである。このため、室の出口に向ってリングじ
ょうご型の圧縮が得られるのである。
くとも1つ又は全ての入口から室の全長で実質的に均一
に及び/又は減少するようにでき、好ましくは室の全長
の半分以上の部分で又は横断流れをこえて伸びている長
さ部分においてほぼ均一であり、そして、これとほぼ同
じ長さをもつ室の他端又は出口までの残りの部分では減
少するのである。このため、室の出口に向ってリングじ
ょうご型の圧縮が得られるのである。
【0011】霧化特性を次のように向上することができ
る。すなわち、スプレーコーンを作る媒体ノズルが少な
くとも1つの傾斜案内面に向って室内に方向づけされる
のである。この案内面はスプレー方向で半径方向外側又
は後方に傾斜していて、スプレージェットは直角でなく
鋭角で衝突するようになっている。好ましくは室の内周
まで伸びているこの案内面は、コーン状又はとがった円
すいリング面によってシンプルな方式で形成することが
でき、その平均径はスプレーコーンの最大インパクト径
とほぼ同じにする。このコーンの頂点又は先端はほぼ9
0°のコーン角を有し、ノズル開口幅にくらべて相当大
きな距離をおいて媒体ノズルに対向していて、媒体ノズ
ルから室の内径のほぼ半分の距離をおいて設けることが
できる。コーンは平坦形状で広がり媒体ノズルに対面し
た室の端部壁を形成している。好ましくはコーン先端付
近でこの端壁が横断流れから最短距離をもち、この距離
は、横断流れの平行な断面の伸びすなわちその流れの入
口の幅とほぼ同じである。
る。すなわち、スプレーコーンを作る媒体ノズルが少な
くとも1つの傾斜案内面に向って室内に方向づけされる
のである。この案内面はスプレー方向で半径方向外側又
は後方に傾斜していて、スプレージェットは直角でなく
鋭角で衝突するようになっている。好ましくは室の内周
まで伸びているこの案内面は、コーン状又はとがった円
すいリング面によってシンプルな方式で形成することが
でき、その平均径はスプレーコーンの最大インパクト径
とほぼ同じにする。このコーンの頂点又は先端はほぼ9
0°のコーン角を有し、ノズル開口幅にくらべて相当大
きな距離をおいて媒体ノズルに対向していて、媒体ノズ
ルから室の内径のほぼ半分の距離をおいて設けることが
できる。コーンは平坦形状で広がり媒体ノズルに対面し
た室の端部壁を形成している。好ましくはコーン先端付
近でこの端壁が横断流れから最短距離をもち、この距離
は、横断流れの平行な断面の伸びすなわちその流れの入
口の幅とほぼ同じである。
【0012】特に好ましくは、当初はエアが時前に混合
されていない媒体が、予め室内で軸方向に旋回しつつ対
面する傾斜案内面にスプレーされ、スプレーノズルを出
てスプレーコーンに直角にエア流れが作用するように
し、そして室の主要部から長手方向エア流れ内に移動
し、そこから霧化媒体は2度方向変換されて室の出口を
通って排出される。つまり、初めにほぼ90°そらされ
てインパクト面に向って方向づけされさらにほぼ45°
そらされるのである。媒体は、開放された排出ノズル出
口を形成している最終通路部分を通ってインパクト面か
ら直接外側に排出される。媒体ノズルの出口で得られる
スプレー小滴のサイズがほぼ70から100ミクロンで
ある場合には、排出開口ではたったの8ミクロンの小滴
サイズが得られることがわかっている。インパクト面に
向って方向づけされる媒体流れは、衝突後に、インパク
ト面の外側エッジで案内されて後方にもどることがな
く、そのかわりこのインパクト面で実質的に反対方向に
反射され、この反射方向へと搬送されることが重要であ
る。このようにインパクト面は実質的に閉じられ、非常
に狭いレンズ形又はセミレンズ形の室を形成している。
この室の境界は少なくとも1つの入口と少なくとも1つ
の出口付近でのみ開放されている。
されていない媒体が、予め室内で軸方向に旋回しつつ対
面する傾斜案内面にスプレーされ、スプレーノズルを出
てスプレーコーンに直角にエア流れが作用するように
し、そして室の主要部から長手方向エア流れ内に移動
し、そこから霧化媒体は2度方向変換されて室の出口を
通って排出される。つまり、初めにほぼ90°そらされ
てインパクト面に向って方向づけされさらにほぼ45°
そらされるのである。媒体は、開放された排出ノズル出
口を形成している最終通路部分を通ってインパクト面か
ら直接外側に排出される。媒体ノズルの出口で得られる
スプレー小滴のサイズがほぼ70から100ミクロンで
ある場合には、排出開口ではたったの8ミクロンの小滴
サイズが得られることがわかっている。インパクト面に
向って方向づけされる媒体流れは、衝突後に、インパク
ト面の外側エッジで案内されて後方にもどることがな
く、そのかわりこのインパクト面で実質的に反対方向に
反射され、この反射方向へと搬送されることが重要であ
る。このようにインパクト面は実質的に閉じられ、非常
に狭いレンズ形又はセミレンズ形の室を形成している。
この室の境界は少なくとも1つの入口と少なくとも1つ
の出口付近でのみ開放されている。
【0013】排出ノズルはボディに挿入される2つのノ
ズルキャップによってきわめて容易に製造できる。ノズ
ルキャップの1つは内部にコアボディを収容する。コア
ボディの一面はインパクト面を形成し及び/又は他面は
傾斜した案内面を形成する。このノズルキャップの背部
は好ましくはより小さな外径をもつ他のノズルキャップ
によって次のようにして実質的に閉じられる。すなわ
ち、一方で横断及び/又は長手方向流れのために入口が
開放状態のまま設けられ、また他方でフロントノズルキ
ャップによって囲まれた室の後端部が閉じられるのであ
る。
ズルキャップによってきわめて容易に製造できる。ノズ
ルキャップの1つは内部にコアボディを収容する。コア
ボディの一面はインパクト面を形成し及び/又は他面は
傾斜した案内面を形成する。このノズルキャップの背部
は好ましくはより小さな外径をもつ他のノズルキャップ
によって次のようにして実質的に閉じられる。すなわ
ち、一方で横断及び/又は長手方向流れのために入口が
開放状態のまま設けられ、また他方でフロントノズルキ
ャップによって囲まれた室の後端部が閉じられるのであ
る。
【0014】本発明の排出ノズルは特に、単一ハンドル
で同時に操作される2つのポンプ、すなわち貯蔵容器か
ら吸い上げるスラストピストン液体ポンプと圧縮エアポ
ンプ、を有する排出装置に適していて、従って両媒体は
過圧下で排出ノズルに供給され、オプションとして搬送
開始と終了を遅らせるように制御できる。このような排
出装置はDE−OS2722469に開示されているの
でさらなる詳細と効果はこれを参照できる。
で同時に操作される2つのポンプ、すなわち貯蔵容器か
ら吸い上げるスラストピストン液体ポンプと圧縮エアポ
ンプ、を有する排出装置に適していて、従って両媒体は
過圧下で排出ノズルに供給され、オプションとして搬送
開始と終了を遅らせるように制御できる。このような排
出装置はDE−OS2722469に開示されているの
でさらなる詳細と効果はこれを参照できる。
【0015】この発明のこれらの特徴および好ましい利
点の別の特徴は特許請求の範囲、図面および詳細な説明
から明らかになる。各特徴はこの発明の実施例および他
の分野において単独でもサブコンビネーションの形でも
表現でき、保護のための有効な独立した保護可能な構成
は特許請求の範囲に記載されている。
点の別の特徴は特許請求の範囲、図面および詳細な説明
から明らかになる。各特徴はこの発明の実施例および他
の分野において単独でもサブコンビネーションの形でも
表現でき、保護のための有効な独立した保護可能な構成
は特許請求の範囲に記載されている。
【0016】図示例 全てがプラスチック射出成形によって形成された排出
ノズル1が、実質的に薄肉のケーシング状ボディ2に配
置されている。これは、少なくとも2つの平行な作動ポ
ンプを持つ排出装置からキャップ3と共に突出するよう
になっている。キャップ3のジャケット又ケーシング
は、エアポンプピストン用のシリンダ4を形成し、この
ピストンとキャップ端壁の間に圧力室5を画成してい
る。キャップ端壁内には、プラグフランジ6が設けてあ
る。プラグフランジ6は、媒体ポンプの操作又ピストン
プランジャとのプラグ接続のためにキャップ内に方向づ
けされていて、これは移動可能にかつシール方式でエア
ポンプピストンを横断している。媒体ポンプは少なくと
も1つのデリベリバルブを持つことが可能であり、この
場合に媒体ポンプ室が所定の圧力になってからのみプラ
グフランジ6への搬送が行われるようにすることができ
る。プラグフランジ6はキャップジャケット内に位置す
る別のプラグフランジ7によって囲まれていて、これは
圧力室5を前方で画成している端壁を受けまたエアポン
プの少なくとも1つのデリベリバルブを受け、従ってこ
れもまた所定の室圧に達した後でのみ排出ノズルにエア
を供給する。デリベリバルブは、例えば、エア搬送の開
始又は終了を媒体搬送のスタート又は終了に対して時差
をつけるように調整でき、エア搬送を媒体搬送開始より
先に始め及び/又はエア搬送を媒体搬送終了後に終える
ようにできる。
ノズル1が、実質的に薄肉のケーシング状ボディ2に配
置されている。これは、少なくとも2つの平行な作動ポ
ンプを持つ排出装置からキャップ3と共に突出するよう
になっている。キャップ3のジャケット又ケーシング
は、エアポンプピストン用のシリンダ4を形成し、この
ピストンとキャップ端壁の間に圧力室5を画成してい
る。キャップ端壁内には、プラグフランジ6が設けてあ
る。プラグフランジ6は、媒体ポンプの操作又ピストン
プランジャとのプラグ接続のためにキャップ内に方向づ
けされていて、これは移動可能にかつシール方式でエア
ポンプピストンを横断している。媒体ポンプは少なくと
も1つのデリベリバルブを持つことが可能であり、この
場合に媒体ポンプ室が所定の圧力になってからのみプラ
グフランジ6への搬送が行われるようにすることができ
る。プラグフランジ6はキャップジャケット内に位置す
る別のプラグフランジ7によって囲まれていて、これは
圧力室5を前方で画成している端壁を受けまたエアポン
プの少なくとも1つのデリベリバルブを受け、従ってこ
れもまた所定の室圧に達した後でのみ排出ノズルにエア
を供給する。デリベリバルブは、例えば、エア搬送の開
始又は終了を媒体搬送のスタート又は終了に対して時差
をつけるように調整でき、エア搬送を媒体搬送開始より
先に始め及び/又はエア搬送を媒体搬送終了後に終える
ようにできる。
【0017】ボディ2の排出装置と反対側の外側端部
は、少なくとも1つ又は全てのポンプの指圧による手動
操作用プレッシャハンドルを形成していて、これによっ
て全く手動のポンプドライブが得られる。ボディ2はハ
ンドル8と圧力室5の間でノズルフランジ9を形成して
いる。ノズルフランジ9は、3つの別々のノズル要素を
位置固定的に収容設置するように、キャップ軸を横切る
ように設けてある。ノズル要素は実質的に排出ノズル1
のノズルインサートを形成している。このようにノズル
軸2は半径方向すなわち操作方向に直角である。プラグ
フランジ6はほぼ直角に曲った媒体通路11を画成して
いる。媒体通路11によって、操作プランジャを横切る
出口通路が、排出ノズル1の内側つまり後方端に液体移
送方式で接続されている。
は、少なくとも1つ又は全てのポンプの指圧による手動
操作用プレッシャハンドルを形成していて、これによっ
て全く手動のポンプドライブが得られる。ボディ2はハ
ンドル8と圧力室5の間でノズルフランジ9を形成して
いる。ノズルフランジ9は、3つの別々のノズル要素を
位置固定的に収容設置するように、キャップ軸を横切る
ように設けてある。ノズル要素は実質的に排出ノズル1
のノズルインサートを形成している。このようにノズル
軸2は半径方向すなわち操作方向に直角である。プラグ
フランジ6はほぼ直角に曲った媒体通路11を画成して
いる。媒体通路11によって、操作プランジャを横切る
出口通路が、排出ノズル1の内側つまり後方端に液体移
送方式で接続されている。
【0018】媒体通路11の軸にほぼ平行に並んでエア
通路12が設けてある。エア通路12はその前後端の間
で圧力室5を排出ノズル1に接続している。ノズルフラ
ンジ9は前方で別の受けボア13を形成している。受け
ボア13はボディ2の外周まで伸びていて、その底部に
はほぼ同軸で狭く短かい環状の受けボア14が接続され
ている。コアフリー受けボア13内に前方ノズルボディ
15が固定式に挿入されている。前方ノズルボディ15
は、ボディ2の軸方向外周からわずかに突出可能であ
る。受けボア14内にはあらかじめ小さなノズルボディ
16が摩擦係合式でストップ部材のところまで挿入され
ていて、その前端に軸方向でノズルボディ15が当接し
ている。ノズルボディ15内に別のコアボディ17が挿
入され、一方コアボディ18がノズルボディ16内に接
触係合している。コアボディ18はボディ2と一体的に
構成されている。すなわち、環状受けボア14のボアコ
アによって形成されているのである。コアボディ15は
その周辺にあるスナップ接続19によってボディ2に対
して軸方向に固定されていて、従ってノズルボディ16
も間接的に軸方向に固定される。排出ノズル1はノズル
ボディ内に連続した様々な噴霧ステージと混合ステージ
を備えている。特にインパクトアトマイザ20が設けら
れる。媒体流れは、排出ノズルを通る流路の大部分をカ
バーした後でインパクトアトマイザ20を通過する。こ
のインパクトアトマイザ20はノズルボディ15のキャ
ップ端壁21の内側付近にある。この端壁21は排出ノ
ズル1の外端を形成し、その内側及び/又は外側は実質
的に平坦である。ノズルボディ15のキャップジャケッ
ト22は内側に突出していて、受けボア13内にシール
方式で挿入され、その両端間の外周にはスナップ接続1
9が設けてある。
通路12が設けてある。エア通路12はその前後端の間
で圧力室5を排出ノズル1に接続している。ノズルフラ
ンジ9は前方で別の受けボア13を形成している。受け
ボア13はボディ2の外周まで伸びていて、その底部に
はほぼ同軸で狭く短かい環状の受けボア14が接続され
ている。コアフリー受けボア13内に前方ノズルボディ
15が固定式に挿入されている。前方ノズルボディ15
は、ボディ2の軸方向外周からわずかに突出可能であ
る。受けボア14内にはあらかじめ小さなノズルボディ
16が摩擦係合式でストップ部材のところまで挿入され
ていて、その前端に軸方向でノズルボディ15が当接し
ている。ノズルボディ15内に別のコアボディ17が挿
入され、一方コアボディ18がノズルボディ16内に接
触係合している。コアボディ18はボディ2と一体的に
構成されている。すなわち、環状受けボア14のボアコ
アによって形成されているのである。コアボディ15は
その周辺にあるスナップ接続19によってボディ2に対
して軸方向に固定されていて、従ってノズルボディ16
も間接的に軸方向に固定される。排出ノズル1はノズル
ボディ内に連続した様々な噴霧ステージと混合ステージ
を備えている。特にインパクトアトマイザ20が設けら
れる。媒体流れは、排出ノズルを通る流路の大部分をカ
バーした後でインパクトアトマイザ20を通過する。こ
のインパクトアトマイザ20はノズルボディ15のキャ
ップ端壁21の内側付近にある。この端壁21は排出ノ
ズル1の外端を形成し、その内側及び/又は外側は実質
的に平坦である。ノズルボディ15のキャップジャケッ
ト22は内側に突出していて、受けボア13内にシール
方式で挿入され、その両端間の外周にはスナップ接続1
9が設けてある。
【0019】同様にノズルボディ16は前方キャップ端
壁23を有し、その実質上平坦な内側はコアボディ18
の前方端壁に接触している。その内側から突出している
キャップジャケット24は、受けボア14の内周と外周
に固定式で又は実質的にシール式で当接している。ノズ
ルボディ16の外径は、ノズルボディ15の外径より大
体1/3小さいが、その内径よりは大きい。
壁23を有し、その実質上平坦な内側はコアボディ18
の前方端壁に接触している。その内側から突出している
キャップジャケット24は、受けボア14の内周と外周
に固定式で又は実質的にシール式で当接している。ノズ
ルボディ16の外径は、ノズルボディ15の外径より大
体1/3小さいが、その内径よりは大きい。
【0020】ノズルボディ15と受けボア13の後端及
びノズルボディ16の前端外周は平坦で環状の通路部2
5を画成していて、通路部25はまた同者を囲んでい
る。通路部25には、エア通路12の広がった終端部分
が、狭く画成された周辺ゾーンで接線方向に連結されて
いる。後者の近くでキャップジャケット22の後端は半
径方向慣通スロットを備えている。このスロットはノズ
ルボディ15,16の共通ノズル軸10に対して半径方
向の通路部分26を有する。また、通路部分26におけ
るキャップジャケット22の内周の半径方向内端が横断
面27を形成している。
びノズルボディ16の前端外周は平坦で環状の通路部2
5を画成していて、通路部25はまた同者を囲んでい
る。通路部25には、エア通路12の広がった終端部分
が、狭く画成された周辺ゾーンで接線方向に連結されて
いる。後者の近くでキャップジャケット22の後端は半
径方向慣通スロットを備えている。このスロットはノズ
ルボディ15,16の共通ノズル軸10に対して半径方
向の通路部分26を有する。また、通路部分26におけ
るキャップジャケット22の内周の半径方向内端が横断
面27を形成している。
【0021】そこから周辺方向に隔って特に径方向でこ
れに対面し、キャップジャケット22後端の内周付近に
は、長手方向入口28が設けてある。入口28は横断入
口27よりも相当に狭いが、これは通路部分25にも実
質上その前方に位置する環状境界面を通して直接連結さ
れている。キャップジャケット22の内周は、その後端
とコアボディ17の間で、又は後者を取除いた時にはジ
ャケット全長にわたって、実質的に一様な断面を有す
る。コアボディ17とキャップジャケット22後端の間
には後者内に室29が画成されている。室29は大体ノ
ズル軸10上に配置され、その全長のほぼ半分及びその
全断面にわたってフィッティングや中断がない。実質的
に後方室端部に連結している横断入口27はこの室29
に通じている。
れに対面し、キャップジャケット22後端の内周付近に
は、長手方向入口28が設けてある。入口28は横断入
口27よりも相当に狭いが、これは通路部分25にも実
質上その前方に位置する環状境界面を通して直接連結さ
れている。キャップジャケット22の内周は、その後端
とコアボディ17の間で、又は後者を取除いた時にはジ
ャケット全長にわたって、実質的に一様な断面を有す
る。コアボディ17とキャップジャケット22後端の間
には後者内に室29が画成されている。室29は大体ノ
ズル軸10上に配置され、その全長のほぼ半分及びその
全断面にわたってフィッティングや中断がない。実質的
に後方室端部に連結している横断入口27はこの室29
に通じている。
【0022】キャップジャケット22の内周又は室29
内には、壁面がなめらかに掘下げられた少なくとも1つ
の直線的な通路部分30が設けてある。通路部分30は
室の軸にほぼ平行であって、横断入口27に径方向で対
面するように構成することが可能であり、その後端は長
手方向入口28に通じている。通路部分30はキャップ
ジャケット22の後端からキャップ端壁21の内側まで
伸びていて、キャップ端壁21のところでノズル軸にほ
ぼ直角方向に向いた通路足部に通じている。この通路足
部はノズル軸10までは伸びておらず、半径方向内端で
別の転向部31を形成している。この転向角はほぼ45
〜90度である。流れはこれを通って通路部分30内の
流れと反対方向にすなわち排出ノズル1からのエアロゾ
ル出口方向と反対方向に転向して、指向性ノズルによっ
て後方向きになりインパクトアトマイザ20の軸に対し
て鋭角に出て行く。指向性ノズル33は実質的に通路足
部の半径方向内端で形成され、キャップ端壁21のほぼ
内側面上に位置する。
内には、壁面がなめらかに掘下げられた少なくとも1つ
の直線的な通路部分30が設けてある。通路部分30は
室の軸にほぼ平行であって、横断入口27に径方向で対
面するように構成することが可能であり、その後端は長
手方向入口28に通じている。通路部分30はキャップ
ジャケット22の後端からキャップ端壁21の内側まで
伸びていて、キャップ端壁21のところでノズル軸にほ
ぼ直角方向に向いた通路足部に通じている。この通路足
部はノズル軸10までは伸びておらず、半径方向内端で
別の転向部31を形成している。この転向角はほぼ45
〜90度である。流れはこれを通って通路部分30内の
流れと反対方向にすなわち排出ノズル1からのエアロゾ
ル出口方向と反対方向に転向して、指向性ノズルによっ
て後方向きになりインパクトアトマイザ20の軸に対し
て鋭角に出て行く。指向性ノズル33は実質的に通路足
部の半径方向内端で形成され、キャップ端壁21のほぼ
内側面上に位置する。
【0023】インパクトアトマイザ20はさらに流れ転
向部32を形成し、これは反対方向すなわち再度排出ノ
ズル1からの排口方向に流れが向くように転向するので
ある。このためにインパクトアトマイザ20はトラフ形
状の平坦な又は球型カップ形状のインパクト面34を有
し、その曲率中心は排出ノズル前端より上流にあってそ
の軸上に位置する。インパクト凹所の外径はその深さよ
りもかなり大きく、周辺境界に通じる指向性ノズル33
はインパクト面34に対面していて、それはインパクト
面よりもかなり小さい。インパクト面34は転向室35
の底部を形成している。その対向壁は実質的に平坦であ
り中心が最も深くなっていて、軸方向断面は中心から外
周まで数ラジアンの角度で外側に傾斜している。
向部32を形成し、これは反対方向すなわち再度排出ノ
ズル1からの排口方向に流れが向くように転向するので
ある。このためにインパクトアトマイザ20はトラフ形
状の平坦な又は球型カップ形状のインパクト面34を有
し、その曲率中心は排出ノズル前端より上流にあってそ
の軸上に位置する。インパクト凹所の外径はその深さよ
りもかなり大きく、周辺境界に通じる指向性ノズル33
はインパクト面34に対面していて、それはインパクト
面よりもかなり小さい。インパクト面34は転向室35
の底部を形成している。その対向壁は実質的に平坦であ
り中心が最も深くなっていて、軸方向断面は中心から外
周まで数ラジアンの角度で外側に傾斜している。
【0024】反対側端壁には指向性ノズル33の側に実
質的に間隔をおかずに室出口36が設けてあり、出口3
6は通路部分37の後方端部で形成されている。通路部
分37の前端は排出ノズル1の出口38を形成してい
る。開放に至る出口38は、キャップ端壁21の前面の
ほぼ面状に位置している。実質的に全長にわたって通路
部分37は実質上一様な内側断面を有し、出口36はキ
ャップ端壁21の内側面の実質上全周辺にわたって画成
されている。指向性ノズル33は出口36の周辺境界を
例えば円弧角180°以上にわたって囲んでいて、ノズ
ル33と出口36は狭いバリによってのみ互いに別けら
れている。出口36の幅はインパクト面34の外径より
かなり小さく、その通路断面は指向性ノズルのそれとほ
ぼ等しい。周辺に均一に2つ又はそれ以上の長手方向通
路30を設け、これに関係づけて長手方向入口と指向性
ノズルを設けることも可能である。
質的に間隔をおかずに室出口36が設けてあり、出口3
6は通路部分37の後方端部で形成されている。通路部
分37の前端は排出ノズル1の出口38を形成してい
る。開放に至る出口38は、キャップ端壁21の前面の
ほぼ面状に位置している。実質的に全長にわたって通路
部分37は実質上一様な内側断面を有し、出口36はキ
ャップ端壁21の内側面の実質上全周辺にわたって画成
されている。指向性ノズル33は出口36の周辺境界を
例えば円弧角180°以上にわたって囲んでいて、ノズ
ル33と出口36は狭いバリによってのみ互いに別けら
れている。出口36の幅はインパクト面34の外径より
かなり小さく、その通路断面は指向性ノズルのそれとほ
ぼ等しい。周辺に均一に2つ又はそれ以上の長手方向通
路30を設け、これに関係づけて長手方向入口と指向性
ノズルを設けることも可能である。
【0025】キャップジャケット24後端と環状の受け
ボア14後端の間には、ノズル軸10を環状に囲むよう
に通路部分39が設けてある。通路部分39には画成さ
れた周辺ゾーンの近くで媒体通路が通じていて、これに
よってノズルボディ16で形成された媒体ノズル40に
圧力下で液媒体が供給される。キャップジャケット14
内周には少なくとも1つの溝状のほぼ軸方向通路部分4
1が設けられ、これはジャケット14の後端から発し、
半径方向通路部分によってキャップ端壁内側まで伸びて
いてこれがノズル軸上に位置する旋回デバイス42に通
じている。旋回デバイス42は例えばコアボディ18の
前端及び外周の環状溝及びキャップ端壁23内側の拡張
室で形成され、その中に通路足部が接線方向に通じ、流
入媒体がノズル軸まわりに回転するようになっている。
ボア14後端の間には、ノズル軸10を環状に囲むよう
に通路部分39が設けてある。通路部分39には画成さ
れた周辺ゾーンの近くで媒体通路が通じていて、これに
よってノズルボディ16で形成された媒体ノズル40に
圧力下で液媒体が供給される。キャップジャケット14
内周には少なくとも1つの溝状のほぼ軸方向通路部分4
1が設けられ、これはジャケット14の後端から発し、
半径方向通路部分によってキャップ端壁内側まで伸びて
いてこれがノズル軸上に位置する旋回デバイス42に通
じている。旋回デバイス42は例えばコアボディ18の
前端及び外周の環状溝及びキャップ端壁23内側の拡張
室で形成され、その中に通路足部が接線方向に通じ、流
入媒体がノズル軸まわりに回転するようになっている。
【0026】この室の出口に縮小通路部分43が通じて
いる。通路部分43はノズル軸上に位置し全長にわたっ
て均一な断面を有し、その前端で媒体ノズル40のノズ
ル開口44を形成している。媒体開口44は錐台型ノズ
ル突出部45の平坦な前方面に位置している。ノズル突
出部45はキャップ端壁23前方部の残りの部分から突
出していて、室29の内径よりもかなり小さな外径を有
する。ノズルボディ16の環状で平坦な前方面はノズル
突出部45と共に室29の後端壁46を形成していて、
室29内に突出部45部分が突出している。ノズルボデ
ィ16のこの面が、ノズルボディ15の実質的に平坦な
後端53に当接し、室29が後方では実質的にシールさ
れるけれども、長手方向入口つまり入口28はフリーに
保たれ、後端53面上の通路部分26の全周が少なくと
もその長さ部分の半径方向内側部にわたって画成される
にようになっている。このように、後方端壁46にそっ
て横断入口27がノズル突出部45に対して半径方向に
方向づけされていて、また横断入口27はノズル突出部
45よりもさらに前方に突出しているので、横断入口2
7からの流れの一部はじゃまされずにノズル開口44の
前方に流れ、一方後方部分はノズル突出部45のまわり
に流れる。
いる。通路部分43はノズル軸上に位置し全長にわたっ
て均一な断面を有し、その前端で媒体ノズル40のノズ
ル開口44を形成している。媒体開口44は錐台型ノズ
ル突出部45の平坦な前方面に位置している。ノズル突
出部45はキャップ端壁23前方部の残りの部分から突
出していて、室29の内径よりもかなり小さな外径を有
する。ノズルボディ16の環状で平坦な前方面はノズル
突出部45と共に室29の後端壁46を形成していて、
室29内に突出部45部分が突出している。ノズルボデ
ィ16のこの面が、ノズルボディ15の実質的に平坦な
後端53に当接し、室29が後方では実質的にシールさ
れるけれども、長手方向入口つまり入口28はフリーに
保たれ、後端53面上の通路部分26の全周が少なくと
もその長さ部分の半径方向内側部にわたって画成される
にようになっている。このように、後方端壁46にそっ
て横断入口27がノズル突出部45に対して半径方向に
方向づけされていて、また横断入口27はノズル突出部
45よりもさらに前方に突出しているので、横断入口2
7からの流れの一部はじゃまされずにノズル開口44の
前方に流れ、一方後方部分はノズル突出部45のまわり
に流れる。
【0027】室29の前端はとがったコーン型のガイド
面47によって画成され、その先端はノズル開口44に
向ってノズル軸方向に向いているが、横断入口27から
の直接の流れの外側に実質的に位置する。とがったコー
ン48はコーンボディの後端部と一体的に形成されてい
る。コーンボディの前方面49内には凹所としてインパ
クト面34が形成してある。コーンボディ17は、この
面49ととがったコーン48の間に、例えば実質的に均
一な外側断面の円柱部分を有する。コーンボディ17が
この円柱部分でキャップジャケット22の内周に固定さ
れ、その前方面49がキャップ端壁21内面にシール式
に当接している。
面47によって画成され、その先端はノズル開口44に
向ってノズル軸方向に向いているが、横断入口27から
の直接の流れの外側に実質的に位置する。とがったコー
ン48はコーンボディの後端部と一体的に形成されてい
る。コーンボディの前方面49内には凹所としてインパ
クト面34が形成してある。コーンボディ17は、この
面49ととがったコーン48の間に、例えば実質的に均
一な外側断面の円柱部分を有する。コーンボディ17が
この円柱部分でキャップジャケット22の内周に固定さ
れ、その前方面49がキャップ端壁21内面にシール式
に当接している。
【0028】長手方向通路30は長手方向スロット50
によって形成され、その長手方向開放スロット側部がキ
ャップジャケット22の内周に位置し、ノズル軸10方
向に方向づけられている。長手方向入口28はスロット
底部51に通じる長手方向スロット50の全深さの一部
分にのみ伸びている。なぜなら、後端部53における係
合部付近では、スロット底部51のノズル軸からの半径
方向距離がノズルボディ16外周のそれよりもわずかに
大きいからである。長手方向入口28の半径方向長さは
スロット深さの半分よりもかなり小さい。このように、
長手方向入口28は、一方の長手方向サイドがスロット
底部51で画成され他方の長手方向サイドがノズルボデ
ィ16外周で画成されたスロットを形成しており、その
長手方向はノズル軸のまわりに伸びている。
によって形成され、その長手方向開放スロット側部がキ
ャップジャケット22の内周に位置し、ノズル軸10方
向に方向づけられている。長手方向入口28はスロット
底部51に通じる長手方向スロット50の全深さの一部
分にのみ伸びている。なぜなら、後端部53における係
合部付近では、スロット底部51のノズル軸からの半径
方向距離がノズルボディ16外周のそれよりもわずかに
大きいからである。長手方向入口28の半径方向長さは
スロット深さの半分よりもかなり小さい。このように、
長手方向入口28は、一方の長手方向サイドがスロット
底部51で画成され他方の長手方向サイドがノズルボデ
ィ16外周で画成されたスロットを形成しており、その
長手方向はノズル軸のまわりに伸びている。
【0029】キャップ端壁21に連結する領域で、スロ
ット50の長手方向開口はコアボディ17の円柱部分に
よって閉じられていて、ここで通路部分30の断面はそ
の周辺で閉じられるが、その半径方向内側長手サイドは
室29の両端壁の間で実質的に全幅で開いている。通路
部分30の側面は互いにほぼ平行でもよく、また開放長
手サイドに向ってわずかに傾斜していてもよい。ガイド
面47は周辺にわたって閉じている通路部分30の一部
分の出発位置まで伸びていて、この地点で室の単一の出
口52を形成しているが、通路30に応じて2つ又は3
つの周辺に分配された出口を形成することも可能であ
る。指向性ノズル33又はインパクト面34の隣りで
は、半径方向通路足部の開放スロット長手方向サイド
は、コアボディ17の前方面49によって閉じられてい
る。
ット50の長手方向開口はコアボディ17の円柱部分に
よって閉じられていて、ここで通路部分30の断面はそ
の周辺で閉じられるが、その半径方向内側長手サイドは
室29の両端壁の間で実質的に全幅で開いている。通路
部分30の側面は互いにほぼ平行でもよく、また開放長
手サイドに向ってわずかに傾斜していてもよい。ガイド
面47は周辺にわたって閉じている通路部分30の一部
分の出発位置まで伸びていて、この地点で室の単一の出
口52を形成しているが、通路30に応じて2つ又は3
つの周辺に分配された出口を形成することも可能であ
る。指向性ノズル33又はインパクト面34の隣りで
は、半径方向通路足部の開放スロット長手方向サイド
は、コアボディ17の前方面49によって閉じられてい
る。
【0030】排出ノズルは以下に述べるプロセスに従っ
て動作する。ハンドル8を押圧するとエアが圧力室5か
ら強制的に排出され、エア通路12を通って通路部分2
5に入る。そこからエアは横断入口27を通り室29に
流れ、また長手方向入口28を通ってスロット底部51
に沿って通路部分30に流れ込む。これと同時に又はわ
ずかの後に媒体ポンプが液体を媒体通路11を経て強制
的に通路部分39に排出する。液体は通路部分41を通
って旋回デバイスに流れる。そして、エアロゾルスプレ
ーコーンがノズル開口44を出て室29内に流れ込む。
これはガイダンス面47の方向に向いている。ノズル開
口44を出てスプレーコーンは横断入口27からのエア
流れと交り、一方で乱流の度合が増大され、他方では少
なくとも部分的に通路部分30の開放スロットの長手方
向サイドに向かって流され、その通路底部51にそって
長手方向入口28から出口52まで比較的大きな流量で
エアフローが流れる。従って、形成されたエアロゾルは
通路部分30の内面に堆積することがない。このよう
に、排出ノズル1の少なくともノズル通路部分30にガ
ス流れ又はエアカバーが形成され、すでに形成されたエ
アロゾルが実質的に壁に接触しないで搬送されるのであ
る。
て動作する。ハンドル8を押圧するとエアが圧力室5か
ら強制的に排出され、エア通路12を通って通路部分2
5に入る。そこからエアは横断入口27を通り室29に
流れ、また長手方向入口28を通ってスロット底部51
に沿って通路部分30に流れ込む。これと同時に又はわ
ずかの後に媒体ポンプが液体を媒体通路11を経て強制
的に通路部分39に排出する。液体は通路部分41を通
って旋回デバイスに流れる。そして、エアロゾルスプレ
ーコーンがノズル開口44を出て室29内に流れ込む。
これはガイダンス面47の方向に向いている。ノズル開
口44を出てスプレーコーンは横断入口27からのエア
流れと交り、一方で乱流の度合が増大され、他方では少
なくとも部分的に通路部分30の開放スロットの長手方
向サイドに向かって流され、その通路底部51にそって
長手方向入口28から出口52まで比較的大きな流量で
エアフローが流れる。従って、形成されたエアロゾルは
通路部分30の内面に堆積することがない。このよう
に、排出ノズル1の少なくともノズル通路部分30にガ
ス流れ又はエアカバーが形成され、すでに形成されたエ
アロゾルが実質的に壁に接触しないで搬送されるのであ
る。
【0031】ノズル開口44を出たスプレーコーンの大
部分は同時にガイダンス面47に衝突し、そこから室2
9の内周に向って半径方向外側にそれる。この流れは同
時に旋回デバイス42によってノズル軸10回りに回っ
ている。このように、室29内ではとがったコーン48
によって内側断面が前端に向って減少していて、出口5
2付近で流量の相当な加速又は減速をともなった顕著な
乱流効果が得られ、これによって今や高率でエアを含む
エアロゾルが実質的に閉じた室29を出るのである。一
方流量をほぼ一定に保つためあるいはさらにスピードア
ップするため、このエアロゾルはその出口で形成された
指向性ノズル33の転向部31を経て直接送られ、イン
パクト面34に向って進むのである。エアロゾルはさら
に微細化されて、インパクト面で再び方向変換し通路部
分37を経て排出される。
部分は同時にガイダンス面47に衝突し、そこから室2
9の内周に向って半径方向外側にそれる。この流れは同
時に旋回デバイス42によってノズル軸10回りに回っ
ている。このように、室29内ではとがったコーン48
によって内側断面が前端に向って減少していて、出口5
2付近で流量の相当な加速又は減速をともなった顕著な
乱流効果が得られ、これによって今や高率でエアを含む
エアロゾルが実質的に閉じた室29を出るのである。一
方流量をほぼ一定に保つためあるいはさらにスピードア
ップするため、このエアロゾルはその出口で形成された
指向性ノズル33の転向部31を経て直接送られ、イン
パクト面34に向って進むのである。エアロゾルはさら
に微細化されて、インパクト面で再び方向変換し通路部
分37を経て排出される。
【0032】通路部分37の長さは内幅よりもかなり大
きく、一方この内幅は通路部分43の内幅よりも相当に
大きい。エア入口27,28の全通路断面は通路部分3
7の通路断面よりもかなり大きく、好ましくは長手方向
入口28の通路断面は横断入口27の通路断面よりもか
なり小さい。少なくとも1つ又は全ての入口又は出口の
境界エッジは適宜にシャープに構成でき、流れの好適な
ブレークオフを得ることができる。通路部分30の通路
断面は長手方向入口28の通路断面よりも適宜相当大き
くし、横断入口27の幅はノズル突出部45の外径とほ
ぼ同じか又はそれよりも大きめにすることができる。通
路部分30又は指向性ノズル33の通路断面は通路部分
37の通路断面とほぼ同じにすることができる。
きく、一方この内幅は通路部分43の内幅よりも相当に
大きい。エア入口27,28の全通路断面は通路部分3
7の通路断面よりもかなり大きく、好ましくは長手方向
入口28の通路断面は横断入口27の通路断面よりもか
なり小さい。少なくとも1つ又は全ての入口又は出口の
境界エッジは適宜にシャープに構成でき、流れの好適な
ブレークオフを得ることができる。通路部分30の通路
断面は長手方向入口28の通路断面よりも適宜相当大き
くし、横断入口27の幅はノズル突出部45の外径とほ
ぼ同じか又はそれよりも大きめにすることができる。通
路部分30又は指向性ノズル33の通路断面は通路部分
37の通路断面とほぼ同じにすることができる。
【0033】エアロゾル組成のためにさらに好ましい流
れ状態を創出するため、通路部分30に通じる1つ又は
複数の半径方向通路足部の通路断面を流れ方向に連続的
に縮小して、対面する通路側面が鋭角で収斂するように
してもよい。1つ又は複数の指向性ノズル33の全通路
断面は好ましくは通路部分37の通路断面よりも小さく
し、また、1つ又は複数の長手方向入口28の全通路断
面よりも小さい。この構成では、各指向性ノズル33は
出口36の周辺の比較的小さな円弧角にわたって設けて
あるだけなので、隣りの指向性ノズル33を互いに大き
く離して配置できる。横断入口27は好ましくは、通路
部分30とは直接対面させず、例えば3つの通路部分3
0が均等配置される場合には、そのうちの1つのすぐ隣
りにくるように配置する。
れ状態を創出するため、通路部分30に通じる1つ又は
複数の半径方向通路足部の通路断面を流れ方向に連続的
に縮小して、対面する通路側面が鋭角で収斂するように
してもよい。1つ又は複数の指向性ノズル33の全通路
断面は好ましくは通路部分37の通路断面よりも小さく
し、また、1つ又は複数の長手方向入口28の全通路断
面よりも小さい。この構成では、各指向性ノズル33は
出口36の周辺の比較的小さな円弧角にわたって設けて
あるだけなので、隣りの指向性ノズル33を互いに大き
く離して配置できる。横断入口27は好ましくは、通路
部分30とは直接対面させず、例えば3つの通路部分3
0が均等配置される場合には、そのうちの1つのすぐ隣
りにくるように配置する。
【0034】図3と4は入口に面した単一の通路部分3
0を備えた実施例を示していて、図5は通路部分を3つ
備えた実施例を示していてそれらは入口27に径方向で
直接対面していない。
0を備えた実施例を示していて、図5は通路部分を3つ
備えた実施例を示していてそれらは入口27に径方向で
直接対面していない。
【図1】操作位置にある本発明の排出ノズルと排出ヘッ
ドの軸方向断面図。
ドの軸方向断面図。
【図2】図1の装置の断面図。
【図3】図2の断面図の拡大図で排出ノズルも断面をと
った図。
った図。
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】図3のV−V線に沿った断面図。
25,26,30,37,39,41,43 通路部分 38 出口 20 インパク
トアトマイザ 33 指向性ノ
ズル 31,32 転向通路 34 インパク
ト面 36 後端 35 転向室 17,18 コアボデ
ィ 49 端面 50 スロット 51 スロット
底部 29 渦巻き室 40 媒体ノズ
ル 47 傾斜案内
面 48 コーン 52 室出口 44 液体入口 27,28 ガス入口 45 ノズル突
出部 21,23 キャップ
端壁 22,24 キャップ
ジャケット 15,16 ノズルボ
ディ 53 後方面 ◆
トアトマイザ 33 指向性ノ
ズル 31,32 転向通路 34 インパク
ト面 36 後端 35 転向室 17,18 コアボデ
ィ 49 端面 50 スロット 51 スロット
底部 29 渦巻き室 40 媒体ノズ
ル 47 傾斜案内
面 48 コーン 52 室出口 44 液体入口 27,28 ガス入口 45 ノズル突
出部 21,23 キャップ
端壁 22,24 キャップ
ジャケット 15,16 ノズルボ
ディ 53 後方面 ◆
Claims (13)
- 【請求項1】 通路部分(25,26,30,37,3
9,41,43)を形成する少なくとも1つのノズル通
路と、媒体排出用のノズル出口(38)を有する特に手
動操作可能な排出装置のための流動媒体用排出ノズルに
おいて、出口(38)の上流に少なくとも1つのインパ
クトアトマイザ(20)を設け、これが出口(38)の
上流に少なくとも1つの指向性ノズル(33)を有する
排出ノズル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の排出ノズルにおいて、
ノズル通路が少なくとも1つの転向通路(31,32)
を形成して、これが特に連続的に反対方向に方向づけさ
れた2つの転向手段(31,32)であって、好ましく
はその一方が100〜180度の転向角をもち、ほぼ3
60度の転向角をもつ他方の上流に接続されていて、上
流に位置する方の転向角が小さい排出ノズル。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の排出ノズルにお
いて、インパクトアトマイザ(20)がほぼ出口方向に
向いた別のインパクト面(34)を有し、これに向って
指向性ノズル(33)が方向づけされていて、これが好
ましくは通路部分(37)の後端(36)でギャップを
おいてインパクト面の直接隣りにあって、特に通路部分
(37)が、リニアな構造、断面均一構造、出口(3
8)としての構造、後端(36)での鋭利なエッジ構
造、幅よりも長さが大きく後端(36)が指向性ノズル
(33)のすぐ隣りに位置する構造、からなる少なくと
も1つの構造を実質的に有する排出ノズル。 - 【請求項4】 請求項3に記載の排出ノズルにおいて、
インパクト面(34)の表面がこれに通じる通路部分
(37)の通路断面よりも相当大きく広がっていて、特
に平坦でない構造、へこんだトラフ形の構造、球状キャ
ップ形構造、次につづく通路部分(37)とほぼ同軸の
配置からなる少なくとも一つの構造を有し、インパクト
面(34)の最大の深さが接続通路部分(37)の幅よ
り好ましくは小さく及び/又はインパクト面の最大幅が
通路部分(37)の幅より数倍大きな構成の排出ノズ
ル。 - 【請求項5】 前記請求項のいずれか1つに記載の排出
ノズルにおいて、指向性ノズル(33)と接続通路部分
(37)の後端(36)がインパクトアトマイザ(2
0)の同じ側に、特に実質上同一面上に配置され、望ま
しくは指向性ノズル(33)が、接続通路部分(37)
よりも小さな通路断面、接続通路部分(37)に偏心し
た配置、インパクト面の外側エッジの隣りの配置、接続
通路部分(37)の後端(36)境界の弧状部分の隣り
の配置、及びインパクト面(34)の中心に対して傾斜
した配置、によって形成される構造の少なくとも1つを
有する排出ノズル。 - 【請求項6】 請求項3〜5の1つに記載の排出ノズル
において、インパクト面(34)が平坦な転向室(3
5)の閉じた端面を形成し、これに対面する転向室(3
5)の大体平坦な面は実質的に接続通路部分(37)の
後端(36)及び指向性ノズル(33)によってのみ開
穴していて、好ましくはその断面が鋭角になるように画
成されている排出ノズル。 - 【請求項7】 前記請求項のいずれか1つに記載の排出
ノズルにおいて、インパクトアトマイザ(20)に通じ
ている通路部分(37)の後端(36)及び/又は指向
性ノズル(33)が実質的に平坦な面上に開口を形成し
ていて、それに対してコアボディ(17)が実質的にシ
ール式に適合されていて、コアボディ(17)がインパ
クトアトマイザ(20)のインパクト面(34)を形成
する端面(49)を有しており、好ましくは指向性ノズ
ル(33)に通じる通路部分(30)が、その面及び/
又はそこから突出した内周面に設けられたスロット(5
0)によって画成され、また、その指向性ノズル(3
3)に続く部分がスロット底部(51)に対面する長手
方向サイド開放スロット部分でコアボディ(17)によ
って閉じられていて、かつ、傾斜端壁によって画成され
た端部をもつ指向性ノズル(33)が形成されている排
出ノズル。 - 【請求項8】 前記請求項のいずれか1つに記載の排出
ノズルにおいて、インパクトアトマイザ(20)の上流
に少なくとも1つの渦巻き室(29)を設け、その中に
出口(38)とほぼ同じ方向に向けて少なくとも1つの
媒体ノズル(40)を設け、媒体ノズル(40)が好ま
しくは、インパクト面(34)と同軸の配置、長手方向
の外側断面が均一なこと、媒体ノズル(40)に対面す
る少なくとも1つの傾斜案内面(47)、媒体ノズル
(40)に対面しこれに向って方向づけられているとが
ったコーン(48)、その幅に大体等しい長手方向長
さ、コアボディ(17)と指向性ノズル(33)に通じ
る通路部分の後端で形成される室出口(52)によって
画成される端部境界、からなる構造の少なくとも1つを
有する排出ノズル。 - 【請求項9】 前記請求項のいずれか1つに記載の排出
ノズルにおいて、インパクトアトマイザ(20)の上流
に少なくとも1つの混合ゾーンを設け、圧力下で供給さ
れる少なくとも2つの媒体、特に液体入口(44)から
供給される液体媒体と少なくとも1つのガス入口(2
7,28)から供給されるガス状媒体又はエア、を混合
するように構成され、混合ゾーンが好ましくは、媒体の
交差入口、入口(27,28)と出口(52)の間に広
がっている中間室(29)としての構造、半径方向回り
に又は突出した流体入口(44)回りに流すためのガス
入口(27)、流体入口(44)から距離をおいて平行
に配置された軸方向ガス入口(28)、流体入口(4
4)の幅に関して離れているガス入口(27,28)、
一端に配置された媒体入口及び他端に配置された混合出
口(52)、全入口断面にくらべて全出口断面が狭いこ
と、からなる構造の実質的に少なくとも1つを有し、混
合ゾーンが渦巻き室(29)から形成される排出ノズ
ル。 - 【請求項10】 前記請求項のいずれか1つに記載の排
出ノズルにおいて、インパクトアトマイザ(20)の上
流の共通室(29)に、実質的に異なる流量で媒体流れ
を別けまた少なくとも1つの室出口(52)付近でこれ
をいっしょにするためのガイドを設け、好ましくは室
(29)の周辺に少なくとも1つのスロット形の長手方
向通路(30)を設け、この通路(30)が、一方のス
ロット端部に配置された媒体入口(28)、通路断面に
くらべて小さい入口(28)断面、他方のスロット端部
に配置された室出口(52)、出口(52)付近の円す
い状縮小案内面(47)、コアボディ(17)による出
口(52)の部分的な画成、横断入口(27)からの流
れゾーンとくらべてのスロット長手方向開口の周方向へ
のずれ、室(29)の全長をこえる伸び、軸方向媒体入
口(44)と平行な配置及びインパクトアトマイザ(2
0)に通じる通路部分への連続的な伸び、からなる構造
の少なくとも1つを実質的に有する排出ノズル。 - 【請求項11】 前記請求項のいずれか1つに記載の排
出ノズルにおいて、インパクトアトマイザ(20)の上
流に旋回デバイス(42)を設け、好ましくはこれが液
体入口(44)の上流に直接配置され、好ましくは液体
入口(44)がスプレーコーン媒体ノズル(40)で形
成され、また入口(44)がノズル突出部(45)に設
けてあってこの回りで横断方向に流れが存在する構成の
排出ノズル。 - 【請求項12】 前記請求項のいずれか1つに記載の排
出ノズルにおいて、少なくとも1つのキャップ端壁(2
1,23)とキャップジャケット(22,24)を有す
るキャップ状ノズルボディ(15,16)を設け、ノズ
ルボディが特に、キャップ端壁(21,23)を横断す
る少なくとも1つの通路部分(37,43)、キャップ
端壁(21,23)内側の少なくとも1つの通路部分
(30,41)及びキャップジャケット(22,24)
内に挿入される少なくとも1つのコアボディ(17,1
8)、からなる構造の少なくとも1つを有し、好ましく
は前方の幅広ノズルキャップと後方の幅狭ノズルキャッ
プが、室(29)、横断入口(27)及び長手方向入口
(28)から形成される少なくとも1つの開口を画成し
ている排出ノズル。 - 【請求項13】 請求項12に記載の排出ノズルにおい
て、後方ノズルボディ(16)の前方面(46)が前方
ノズルボディ(15)の後方面(53)上に実質的に配
置され、好ましくは後方ノズルボディ(16)が、前方
ノズルボディ(15)内のとがったコーン(48)と距
離をおいて設けられたノズル突出部(45)を有し、こ
のノズル突出部(45)が横断入口(27)の直接的な
流れ領域内に配置されまたとがったコーン(48)はこ
の領域外に配置されていて、コーン(48)と突出部
(45)の距離が両者が画成する室(29)の幅よりも
小さい排出ノズル。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4102632A DE4102632A1 (de) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | Austragduese fuer medien |
DE4102632.2 | 1991-01-30 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104038A true JPH05104038A (ja) | 1993-04-27 |
JP3401267B2 JP3401267B2 (ja) | 2003-04-28 |
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- 1992-01-30 US US07/828,775 patent/US5295628A/en not_active Expired - Lifetime
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