JP7149825B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
従来から、下記特許文献1に記載のトリガー式液体噴出器が知られている。このトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、噴出器本体から前方に突出した中継部材と、中継部材に対して前方から組み合わされ、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備える。また、このトリガー式液体噴出器において、中継部材は、ノズル部材の外嵌筒部に嵌合される装着筒部においてノズル部材を支持する。
特開2018-108553号公報
従来構造において、装着筒部は、前後方向に延びて外嵌筒部に嵌合される。装着筒部の長さが長くなる場合には、外力が加わった際に装着筒部の変形により外嵌筒部が離脱する虞があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、中継部材からのノズル部材の離脱を抑制できるトリガー式液体噴出器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様のトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体から前方に突出した中継部材と、前記中継部材に対して前方から組み合わされ、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延び、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔側に向けて流動させる射出筒部と、前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通じて前記噴出孔側に向けて流動させるトリガー機構と、を備え、前記中継部材は、前後方向に延び、前記ノズル部材が装着される装着筒部を備え、前記ノズル部材は、前記装着筒部の外周面に嵌合する第1外嵌筒部を備え、前記第1外嵌筒部の後端は、前記射出筒部の前端より後方に位置する。さらに、この構成において、前記中継部材は、前記装着筒部の後端に位置し前後方向において前記射出筒部の前端と対向する隔壁と、前記隔壁から後方に延び前記射出筒部の外周面に嵌合する第2外嵌筒部と、前記第2外嵌筒部の外周面から径方向外側に延びる中継フランジ部と、を有し、前記中継フランジ部は、前記隔壁の後方、かつ前記射出筒部の前端より後方に位置し、前記第1外嵌筒部の後端と前後方向に対向する、ことが好ましい。
上述の構成によれば、ノズル部材の第1外嵌筒部の後端が、噴出器本体の射出筒部の前端より後方に位置する。すなわち、第1外嵌筒部は、射出筒部に対し前後方向に重なった状態で、中継部材の装着筒部に嵌合される。したがって、中継部材の装着筒部は、射出筒部によって内側から支えられて変形が抑制される。結果的に、装着筒部に対する第1外嵌筒部の外力に対する嵌合強度が高まり、外力が加わった場合であってもノズル部材が中継部材から離脱することを抑制できる。
また、上述の構成によれば、ノズル部材が射出筒部の前端より後方まで延びるため、ノズル部材の前後方向の全長を大きくできる。すなわち、上述の構成によれば、ノズル部材を噴出器本体から前方に向けて大きく突出させて設けることができる。
一般的に、ノズル部材の前端は、トリガー部の前端より前方に配置される。これは、保管や流動過程でトリガー部に不意に外力が加わることを抑制し、噴出孔から液体が漏れ出ることを防ぐためである。一方で、トリガー部の前端をノズル部材の前端より後方に配置するという構成は、トリガー部の前後方向の引き代を大きくするという観点において制約となっていた。
上述の構成によれば、中継部材に対するノズル部材の離脱を抑制しつつノズル部材を噴出器本体から前方に突出させることが可能となる。これに伴い、従来と比較して、トリガー部の前端を前方に配置することができ、トリガー部の前後方向の引き代を大きく確保できる。結果的に、1度のトリガー部の操作によって噴出できる液体の量を増加させる構造を採用することができる。
本発明の一態様のトリガー式液体噴出器において、前記中継部材は、前記装着筒部の後端に位置し前後方向において前記射出筒部の前端と対向する隔壁と、前記隔壁から後方に延び前記射出筒部の外周面に嵌合する第2外嵌筒部と、を備える、構成であってもよい。
上述の構成によれば、第1外嵌筒部の後端が、中継部材の隔壁より後方に位置する。すなわち、第1外嵌筒部は、前後方向において隔壁と重なる。このため、隔壁によって、装着筒部を補強することができ、装着筒部と第1外嵌筒部との嵌合強度を高めることができる。
また、上述の構成によれば、従来構造と比較して、隔壁が前方側に設けられることで、成形時の装着筒部のヒケが抑制され、装着筒部の前端の寸法精度を高めることできる。結果的に、装着筒部と第1外嵌筒部との嵌合強度を高めることができる。
また、上述の構成によれば、従来構造と比較して、隔壁が前方側に設けられるため、隔壁の前方でノズル部材と中継部材との間に設けられる空間(後述する環状空間)の容量を小さくできる。この空間は、射出筒部と噴出孔とを繋ぐため、この空間の容量が大きくなると液体の圧力損失が大きくなる。上述の構成によれば、この空間の容量を小さくすることで、液体の流動経路における圧力損失を小さくすることができ、小さな操作力で液体を噴出孔から噴出できる。
また、上述の構成によれば、第2外嵌筒部が射出筒部の外周面に嵌合するため、中継部材が射出筒部に対してより確実に保持される。結果的に、射出筒部によって中継部材がより効果的に補強され、第1外嵌筒部と装着筒部との嵌合強度を高めることができる。
本発明の一態様のトリガー式液体噴出器において、前記中継部材は、前記第2外嵌筒部の外周面に設けられる中継フランジ部と、前後方向に延びて前記隔壁と前記中継フランジ部とを繋ぐ補強リブ部と、を有する、構成であってもよい。
上述の構成によれば、中継部材が補強リブ部および中継フランジ部によって補強される。これによって、装着筒部の変形が抑制され第1外嵌筒部との嵌合強度が高まる。
本発明の一態様のトリガー式液体噴出器において、前記トリガー部は、下側に向かうに従い前方に傾斜し、上端部の回転軸部を中心に後方に向けて揺動可能に配設される、構成であってもよい。
上述の構成によれば、トリガー部の操作が回転運動となる。このため、トリガー部の全長を長くすることでトリガー部の先端部を操作する場合にトリガー部の操作トルクを大きくすることができる。言い換えると、トリガー部の全長を長くすることで、トリガー部の先端部を操作する場合にトリガー部の操作力を小さくすることができる。
上述したように、本発明の一態様のトリガー式液体噴出器は、ノズル部材の前後方向の全長を大きくすることが可能であるため、従来と比較して、トリガー部の前端を前方に配置できる。すなわち、上述の構成によれば、トリガー部の全長を長くすることができ、トリガー部の先端部を操作することでトリガー部の操作力を小さくできる。
本発明によれば、ノズル部材が中継部材から離脱し難いトリガー式液体噴出器を提供できる。
一実施態様のトリガー式液体噴出器の縦断面図である。
以下、図1を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、容器体A内の液体を吸上げる縦供給筒部10を有し、かつ液体が収容された容器体Aに装着される噴出器本体2と、液体を噴出する噴出孔6が形成されたノズル部材5と、噴出器本体2とノズル部材5とを連結する中継部材4と、を備える。なお、トリガー式液体噴出器1の各構成部品は、特に記載がなければ合成樹脂を用いた成形品とされている。
以下、縦供給筒部10の中心軸線O1に沿う方向を上下方向といい、上下方向に沿って容器体A側を下側、その反対側を上側という。上下方向から見て、縦供給筒部10に対してノズル部材5が位置している側を前側、その逆側を後側という。上下方向から見て、前後方向に直交する方向を左右方向という。
噴出器本体2は、上下方向に延びる縦供給筒部10と、縦供給筒部10の前方に配設され、縦供給筒部10内の液体を噴出孔6側に向けて流動させる射出筒部11と、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部51を有するトリガー機構Tと、縦供給筒部10、射出筒部11および後述するシリンダ53を上方、後方および左右方向から一体に覆うカバー体55と、を備える。
縦供給筒部10は、有頂筒状の外筒12と、外筒12内に嵌合された内筒13と、を備える。
外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配置され、かつ大径部12aより内径および外径が小さい小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結するフランジ部12cと、を備える。小径部12bの上端開口は、頂壁部12dに塞がれている。
内筒13は、大径部13aと、大径部13aの上方に配置され、かつ大径部13aより内径および外径が小さい小径部13bと、大径部13aの上端部と小径部13bの下端部とを連結するフランジ部13cと、を備える。
内筒13の小径部13b内に、容器体A内に配置され、かつ容器体Aの図示しない底部に下端開口が位置するパイプ15の上部が嵌合されている。内筒13のフランジ部13cは、外筒12のフランジ部12cよりも下方に位置している。内筒13のフランジ部13cと、外筒12のフランジ部12cと、の間に隙間S1が設けられている。
内筒13の大径部13aにおいて、外筒12の大径部12aから下方に突出した部分に、その径方向の外側に向けて突出する環状の鍔部13dが形成されている。鍔部13dは、容器体Aの口部A1に装着(例えば螺着)される装着キャップ3の上端部内に配設され、装着キャップ3の上端部をその軸線周りに回転可能に係止する。鍔部13dは、装着キャップ3と容器体Aの口部A1における上端開口縁とにより上下方向に挟まれる。
外筒12および内筒13で構成される縦供給筒部10の中心軸線O1は、容器体Aの容器軸に対して後方に偏心している。
内筒13の上端部内に、上下方向に弾性変形可能に形成された吐出弁30が配設されている。
吐出弁30は、内筒13内に嵌合され、外筒12における頂壁部12dの下面に当接するベース部31と、ベース部31の下方に配置され、内筒13の内周面に段差状に形成された弁座32に対して上方から当接する弁体33と、ベース部31および弁体33を上下に連結する中空ばね部34と、を備える。
弁体33は、中空ばね部34によって上方から押圧されており、弁座32に対して密に当接している。弁体33は、内筒13内において、弁座32よりも上方に位置する空間と、弁座32よりも下方に位置する空間と、の連通を遮断する。弁体33は、中空ばね部34の付勢力に抗して上昇し、弁座32から離間することで、内筒13内において、弁座32よりも上方に位置する空間と、弁座32よりも下方に位置する空間と、を連通する。
内筒13の内周面のうち、弁座32よりも下方に位置し、かつパイプ15の上端よりも上方に位置する部分に、内側に向けて突出する環状のテーパ筒部35が形成されている。テーパ筒部35は、下方に向かうに従って漸次、縮径している。テーパ筒部35の内側に、テーパ筒部35の内周面に離反可能に着座するボール弁36が配置されている。
ボール弁36は、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、の連通を遮断する。ボール弁36は、上昇してテーパ筒部35の内周面から離間することで、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、を連通する。
射出筒部11は、中心軸線O4を中心として前後方向に延びる。射出筒部11は、後端部が縦供給筒部10における上端部の前側に接続されている。射出筒部11の内部は、外筒12に形成された外側吐出孔16、および内筒13に形成された内側吐出孔17を通じて縦供給筒部10の内部に連通している。内側吐出孔17は、内筒13内において、弁座32よりも上方に位置する空間に開口している。
外筒12において、射出筒部11よりも下方に位置する部分に、前方に向けて突出するシリンダ装着筒40が形成されている。シリンダ装着筒40は、前方に向けて開口している。シリンダ装着筒40の下端部は、外筒12におけるフランジ部12cと一体に形成されている。
トリガー機構Tは、トリガー部51の後方への移動によって、液体を縦供給筒部10内から射出筒部11内を通じて噴出孔6側に向けて流動させる。トリガー機構Tは、縦供給筒部10の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部51と、トリガー部51に連動して前後方向に移動するピストン52と、ピストン52が挿入され、かつ内部が縦供給筒部10内に連通したシリンダ53と、を備える。
シリンダ53は、シリンダ装着筒40内に嵌合され、かつ前方に向けて開口した外筒部60と、外筒部60の後端開口を塞ぐ後壁部61と、後壁部61の中央部から前方に向けて突出するとともに前端が閉塞された有頂筒状のピストンガイド62と、を備える。
外筒部60、ピストンガイド62、およびシリンダ装着筒40は、前後方向に延びるシリンダ軸O2と同軸に配置されている。
ピストンガイド62は内側が後方に開口しており、この開口内に、シリンダ装着筒40の後壁(外筒12の小径部12b)から前方に向けて突出した突部が嵌合されている。
外筒部60の外周面とシリンダ装着筒40の内周面とは、前後方向の両端部において密接している。外筒部60の外周面とシリンダ装着筒40の内周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部に、環状の隙間S2が設けられている。
外筒部60に、外筒部60の内側と前記隙間S2とを連通する第1通気孔63が形成されている。外筒12のフランジ部12cに、前記隙間S2と、外筒12のフランジ部12cと内筒13のフランジ部13cとの間の隙間S1と、を連通する第2通気孔64が形成されている。内筒13のフランジ部13cに、前記隙間S1と、内筒13の大径部13aおよび装着キャップ3の内側と、を連通する第3通気孔65が形成されている。
シリンダ53の後壁部61に、後方に向けて突出し、前後方向に開口する筒部66が形成されている。筒部66は、後壁部61において、ピストンガイド62より上方に位置する部分に形成されている。筒部66は、シリンダ装着筒40の後壁(外筒12の小径部12b)に形成された貫通孔に嵌合されている。
ここで、内筒13の小径部13bに、筒部66内に連通する第2貫通孔67が形成されている。第2貫通孔67は、内筒13内において、弁座32よりも下方に位置し、かつテーパ筒部35よりも上方に位置する空間に開口している。
以上より、シリンダ53内と縦供給筒部10内とが、筒部66の内側、および第2貫通孔67を通して連通している。また、吐出弁30は、射出筒部11内とシリンダ53内との連通およびその遮断を切換え、ボール弁36は、容器体A内とシリンダ53内との連通およびその遮断を切換える。
シリンダ53の上端部に、上方に向けて突出し、かつ後方に向けて延びる装着突部53aが配設されている。装着突部53aと外筒部60の外周面との間に隙間が設けられている。装着突部53aは、表裏面が上下方向を向く板状に形成されている。装着突部53aにおける左右方向の中央部に、後方に向けて開口し、かつ上下方向に貫き、前後方向に延びる細孔が形成されている。この細孔には、シリンダ装着筒40の上端部と、射出筒部11の後部における下端部と、を連結し、かつ表裏面が左右方向を向く差込板115が差し込まれている。
ピストン52は、トリガー部51に連結された円柱状の連結部70と、連結部70より後方に位置し、連結部70よりも大径とされたピストン筒71と、を備え、全体として後方に開口した筒状に形成されている。ピストン52は、シリンダ軸O2と同軸に配置されている。
ピストン筒71は、後方に向けて開口し、かつ内部にピストンガイド62が挿入されるピストン本体部72と、ピストン本体部72の後端部からその径方向の外側に向けて突出し、かつ外筒部60の内周面に密に摺接する摺動筒部73と、を備える。
ピストン本体部72の内径は、ピストンガイド62の外径より大きい。ピストン本体部72の内周面とピストンガイド62の外周面との間に隙間が設けられている。
摺動筒部73は、前後方向の中央部から前方および後方に向かうに従って漸次、拡径しており、前後方向の両端部に位置するリップ部が外筒部60の内周面に対して摺動する。
ピストン52の連結部70は、後述する連結軸86を介してトリガー部51に連結されている。これにより、ピストン52は、トリガー部51とともに後述する弾性板部54により前方に付勢され、かつトリガー部51の後方への移動に伴って後方に移動してシリンダ53内に押し込まれる。
トリガー部51が最前方移動位置に位置しているときに、ピストン52の摺動筒部73は第1通気孔63を閉塞している。そして、トリガー部51の後方への移動によってピストン52が所定量だけ後方移動したときに、摺動筒部73が第1通気孔63を開放する。これにより、容器体Aの内部は、第3通気孔65、前記隙間S1、第2通気孔64、前記隙間S2および第1通気孔63を通じて外部に連通する。
トリガー部51は、下側に向かうに従い前方に傾斜する。トリガー部51は、左右方向から見た側面視で後方に向けて凹状に湾曲する前面を有する主板部80と、主板部80の左右方向の両端部から後方に向けて突出する一対の側板部81と、を備える。
一対の側板部81の上端部には、上方に延び、射出筒部11を左右方向に挟み込む一対の連結板82が形成されている。一対の連結板82には、左右方向の外側に向けて突出する回転軸部83が各別に設けられている。回転軸部83は、トリガー部51の上端部に位置する。回転軸部83は、射出筒部11の上方を覆う上板部材84に設けられた軸受け部に回動可能に支持されている。これにより、トリガー部51は、上端部の回転軸部83を中心に後方に向けて揺動可能に配設される。
主板部80の上端部に、後方に向けて延びる連結筒85が形成されている。連結筒85の内周面の後部に、連結筒85の内側に向けて左右方向に突出した一対の連結軸86が形成されている。連結軸86は、ピストン52の連結部70に形成された連結孔内に挿入されている。これにより、トリガー部51とピストン52とが、互いに連結されている。
ピストン52の連結部70は、連結軸86に対してその軸線周りに回動可能とされ、かつ上下方向に所定量だけ移動可能に連結されている。
射出筒部11の上面には、縦供給筒部10における外筒12の頂壁部12dに連結された水平板状の前記上板部材84が取付けられている。
上板部材84における左右方向の両端部に、左右方向から見た側面視で前方に突の円弧状を呈し、射出筒部11の下方まで延びる弾性板部54が形成されている。弾性板部54は、左右方向から見た側面視で同心の円弧状を呈し、前後に並ぶ一対の板ばねを備える。
一対の板ばねの各下端部は、左右方向から見た側面視で下方に向けて突の円弧状を呈する折返し部を介して接続されている。折返し部に、下方に向けて突出する係止片54dが形成されており、この係止片54dがトリガー部51の側板部81に形成されたポケット部(図示略)に上方から差し込まれている。
これにより、弾性板部54は、係止片54dおよびポケット部を介してトリガー部51を前方に付勢している。
トリガー部51の主板部80の上端部は、弾性板部54による付勢によって後述する中継部材4の中継フランジ部98の下端部に対して後方から当接している。これにより、トリガー部51は最前方移動位置に位置決めされている。
トリガー部51が後方に引かれて最前方移動位置から移動すると、係止片54dが後方に移動し、弾性板部54が弾性変形する。
中継部材4は、噴出器本体2に対して前方から組み合わされている。中継部材4は、射出筒部11に対して前方から組み合わされ、噴出器本体2から前方に突出している。
中継部材4は、射出筒部11の前端開口を前方から覆う隔壁90と、隔壁90から後方に延びる第2外嵌筒部91と、第2外嵌筒部91の外周面に設けられる中継フランジ部98と、隔壁90から前方に延びる装着筒部92と、装着筒部92の内側において隔壁90から前方に延びるガイド軸部94と、補強リブ部99と、を備える。
隔壁90は、前後方向と直交する方向に沿って延びる板状である。隔壁90は、前後方向において射出筒部11の前端と対向する。隔壁90は、装着筒部92の後端に位置する。隔壁90には、前後方向に貫通する連通孔95が設けられる。連通孔95は、ガイド軸部94の上方に位置する。連通孔95は、前後方向から見て装着筒部92の内側に配置される。ガイド軸部94と装着筒部92との間には、環状空間96が画成される。環状空間96は、連通孔95を通じて射出筒部11内に連通している。
第2外嵌筒部91は、中心軸線O4を中心とする筒状である。すなわち、第2外嵌筒部91は、射出筒部11の中心軸線O4と同軸上に配置される。第2外嵌筒部91は、射出筒部11の外周面に嵌合する。
中継フランジ部98は、第2外嵌筒部91の前後方向の中間部に設けられる。中継フランジ部98は、第2外嵌筒部91の外周面から中心軸線O4の径方向外側に向かって延びる。中継フランジ部98の前後方向の位置は、カバー体55の前端縁の前後方向の位置と略同等である。
装着筒部92は、前後方向に延びる中心軸線O3を中心とする筒状である。装着筒部92には、ノズル部材5が装着される。中心軸線O3は、射出筒部11および第2外嵌筒部91の中心軸線O4より下方に位置している。すなわち、装着筒部92は、射出筒部11および第2外嵌筒部91に対して下方に偏心して配置される。
なお、本明細書において、前後方向から見た正面視で中心軸線O3に直交する方向をノズル径方向といい、中心軸線O3周りに沿う方向をノズル周方向という。
ガイド軸部94は、隔壁90のうち装着筒部92の内側に位置する部分から前方に向けて延びる。ガイド軸部94は装着筒部92と同軸上に配置される。すなわち、ガイド軸部94は、前後方向に延びる中心軸線O3を中心とする。ガイド軸部94は、前端部が閉塞され、且つ後方に開口した有頂円筒状に形成されている。ただし、ガイド軸部94の形状はこの場合に限定されるものではなく、例えば中実の円柱状に形成してもよい。ガイド軸部94は装着筒部92よりも前方に突出することなく、装着筒部92の内側に収まるように形成されている。
ガイド軸部94における前端部側の外周面には、前後方向に沿って直線状に延びるとともに前方に向けて開口する第1切換溝97が形成されている。本実施形態において、第1切換溝97は、ノズル周方向に等間隔をあけて2つ形成されている。
ガイド軸部94の前端面には、ノズル周方向に液体を内部で旋回させる凹状のスピン室110と、スピン室110と第1切換溝97とを繋ぐスピン溝111が設けられる。スピン室110は、噴出孔6に連通する。スピン室110は、後方に向かって窪むように形成される。スピン室110は、前後方向から見た正面視で円形状に形成されている。スピン溝111は、例えばスピン室110における内周壁の接線方向に延びるように形成される。スピン溝111は、第1切換溝97から供給された液体をスピン室110内に送り込む。これにより、スピン室110内でノズル周方向に旋回するようなスピンを液体に作用させることができ、スピンのかかった液体を噴出孔6に導くことができる。
補強リブ部99は、前後方向において隔壁90と中継フランジ部98との間に位置し前後方向に延びて隔壁90と中継フランジ部98とを繋ぐ。補強リブ部99は、左右方向と直交する板状の第1リブ99aと、上下方向と直交する板状の第2リブ99bとを有する。第1リブ99aは、第2外嵌筒部91の外周面から中心軸線O4の径方向外側に延び。第1リブ99aおよび第2リブ99bは、前後方向から見て十字状に交差する。第1リブ99aおよび第2リブ99bは、隔壁90と中継フランジ部98とを互いにつなぐ。これにより、補強リブ部99は、隔壁90、中継フランジ部98、装着筒部92および第2外嵌筒部91を補強する。
ノズル部材5は、装着筒部92を介して中継部材4に装着されることで、中継部材4に対して前方から一体に組み合わされている。本実施形態では、ノズル部材5は中継部材4に対して中心軸線O3周りに沿う上記ノズル周方向に回転可能に組み合わされている。
ノズル部材5は、中継部材4に対し中心軸線O3周りに回転して噴出可能位置または噴出規制位置に位置合わせされる。使用者がノズル部材5を噴出可能位置に位置させることで、トリガー式液体噴出器1は液体の噴出が可能となる噴出可能状態となる。また、使用者がノズル部材5を噴出規制位置に位置させることで、トリガー式液体噴出器1は液体の噴出が規制される噴出規制状態となる。
ノズル部材5は、前後方向と直交する板状のノズル壁部100と、中心軸線O3周りに設けられる筒状の外郭筒部104、第1外嵌筒部101およびノズル筒部102と、を有する。
ノズル壁部100は、ガイド軸部94の前端面に対して対向配置される。ノズル壁部100は、ガイド軸部94の前端面に位置するスピン室110およびスピン溝111を覆う。ノズル壁部100には、中心軸線O3を中心として前後方向に貫通する噴出孔6が設けられる。噴出孔6は、スピン室110の一部を前方に露出させる。
外郭筒部104は、ノズル壁部100に対して前方および後方に向かって延びる筒状である。外郭筒部104は、第1外嵌筒部101およびノズル筒部102を中心軸線O3の径方向外側から囲む。これにより、外郭筒部104は、第1外嵌筒部101およびノズル筒部102を保護する。
第1外嵌筒部101は、ノズル壁部100から後方に向かって延びる。第1外嵌筒部101は、中心軸線O3の径方向において外郭筒部104とノズル筒部102との間に配置される。
第1外嵌筒部101は、装着筒部92の外周面に中心軸線O3周りに回転可能に嵌合する。第1外嵌筒部101の内周面および装着筒部92の外周面には、ノズル周方向に延びて互いに係合する突起が設けられる。
第1外嵌筒部101の前後方向の全長は、装着筒部92の前後方向の全長より大きい。このため、第1外嵌筒部101の後端101aは、中継部材4の隔壁90より後方まで延びる。第1外嵌筒部101の後端101aの前後方向の位置は、中継部材4の第2外嵌筒部91および第2外嵌筒部91と嵌合する射出筒部11の前後方向位置と重なる。すなわち、第1外嵌筒部101の後端101aは、射出筒部11の前端より後方に位置する。
ノズル筒部102は、第1外嵌筒部101の内側においてノズル壁部100から後方に向かって延びる。ノズル筒部102の内周面は、中継部材4のガイド軸部94の外周面に対し中心軸線O3周りに回転可能かつ密に接触している。ノズル筒部102の後端は、ガイド軸部94の外周面に形成された第1切換溝97よりも後方に位置する。ノズル筒部102の後端は、前後方向において隔壁90と隙間をあけて対向する。
ノズル筒部102の内周面には、前後方向に直線状に延びるとともに、後方に開口する第2切換溝103が形成されている。本実施形態において、第2切換溝103はノズル周方向に等間隔をあけて2つ形成されている。第2切換溝103は、常に環状空間96と連通する。また、第2切換溝103は、ノズル部材5が噴出可能位置に位置する状態で第1切換溝97に対して連通する。一方で、第2切換溝103は、ノズル部材5が噴出規制位置に位置する状態で第1切換溝97との連通が遮断される。
本実施形態において、ノズル部材5は、第1外嵌筒部101とノズル筒部102との間に位置するとともにノズル壁部100から後方に向けて延び、装着筒部92の内側に中心軸線O3周りに回転可能に嵌合するシール筒部105をさらに備えている。シール筒部105の外周面は、装着筒部92の内周面に密着する。これにより、シール筒部105と装着筒部92との間に液体が侵入することが抑制され、環状空間96内の液体が外部に漏洩することを抑制することができる。また、シール筒部105と第1外嵌筒部101とは、径方向において装着筒部92を挟み込む。これにより、装着筒部92に対して第1外嵌筒部101をより安定した状態で嵌合させることができる。
本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1によれば、ノズル部材5の第1外嵌筒部101の後端101aが、射出筒部11の前端より後方に位置する。すなわち、第1外嵌筒部101は、射出筒部11に対し前後方向に重なった状態で、中継部材4の装着筒部92に嵌合される。したがって、装着筒部92は、射出筒部11によって内側から支えられ変形が抑制される。結果的に、装着筒部92に対する第1外嵌筒部101の外力に対する嵌合強度が高まる。装着筒部92と第1外嵌筒部101との嵌合強度が高まることで、外力が加わった場合であってもノズル部材5が中継部材4から離脱することを抑制できる。
本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1によれば、ノズル部材5が射出筒部11の前端より後方まで延びるため、ノズル部材5の前後方向の全長を大きくできる。すなわち、本実施形態によれば、ノズル部材5を噴出器本体2から前方に向けて大きく突出させて設けることができる。
一般的に、ノズル部材5の前端は、トリガー部51の前端より前方に配置される。これは、保管や流動過程でトリガー部51に不意に外力が加わることを抑制し、噴出孔6から液体が漏れ出ることを防ぐためである。一方で、トリガー部51の前端をノズル部材5の前端より後方に配置するという構成は、トリガー部51の前後方向の引き代を大きくするという観点において制約となっていた。
本実施形態によれば、中継部材4に対するノズル部材5の離脱を抑制しつつ、従来構造と比較してノズル部材5を噴出器本体2から前方に突出させることが可能となる。これに伴い、従来と比較して、トリガー部51の前端を前方に配置することができ、トリガー部51の前後方向の引き代を大きく確保できる。結果的に、ピストン52のストロークを大きく確保する構造を採用することが可能となり、このような構造を採用した場合において、1度のトリガー部51の操作によって噴出できる液体の量を増加させることができる。
また、本実施形態のトリガー部51は、下側に向かうに従い前方に傾斜し、上端部の回転軸部83を中心に後方に向けて揺動可能に配設される。本実施形態によれば、従来と比較して、トリガー部51の前端を前方に配置することができるため、従来比較して、トリガー部51の全長を長くすることができる。これにより、トリガー部51の先端部を操作する場合にトリガー部51の操作力を小さくすることができる。
本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1によれば、第1外嵌筒部101の後端101aが、中継部材4の隔壁90より後方に位置する。すなわち、第1外嵌筒部101は、前後方向において隔壁90と重なる。このため、隔壁90によって、装着筒部92が補強され、装着筒部92と第1外嵌筒部101との嵌合強度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、第2外嵌筒部91が射出筒部11の外周面に嵌合する。このため、中継部材4が射出筒部11に対してより確実に保持され、結果的に、射出筒部11によって中継部材4がより効果的に補強され、装着筒部92と第1外嵌筒部101との嵌合強度を高めることができる。
従来構造の中継部材では、隔壁の前後方向位置は、中継フランジ部の前後方向位置と一致していた。これに対し、本実施形態の中継部材4において、隔壁90は、中継フランジ部98より前方に配置される。隔壁90が前方に設けられることで、装着筒部92の全長を短くすることができる。これにより、成形時の装着筒部92のヒケが抑制され、装着筒部92の前端の寸法精度を高めることできる。結果的に、装着筒部92と第1外嵌筒部101との嵌合強度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、従来構造と比較して、隔壁90がより前方側に設けられるため、隔壁90の前方に設けられる環状空間96の容量を小さくできる。環状空間96は、射出筒部11と噴出孔6とを繋ぐ液体の流動経路である。このため、環状空間96の容量が大きくなると液体の圧力損失が大きくなる。上述の構成によれば、環状空間96の容量を小さくすることで、液体の圧力損失を小さくすることができ、小さな操作力で液体を噴出孔6から噴出できる。
なお、隔壁を前方に設けることに伴い、従来構造と比較して、射出筒部11の全長が大きくなり、射出筒部11内を通過する液体の圧力損失が大きくなる。しかしながら、射出筒部11は一方向に延びる管路であるため、全長が大きくなることに伴う圧力損失の増加は、環状空間96の容量の減少に伴う圧力損失の減少と比較して十分に小さい。このため、上述のように、液体の流動経路全体における圧力損失低減の効果を得ることができる。
本実施形態の中継部材4には、隔壁90と中継フランジ部98とを繋ぐ補強リブ部99が設けられる。すなわち、中継部材4は、補強リブ部99によって補強され装着筒部92の変形が抑制される。結果的に、装着筒部92と第1外嵌筒部101との嵌合強度を高めることができる。
(トリガー式液体噴出器の作用)
次に、上述のように構成されたトリガー式液体噴出器1を使用する場合について説明する。なお、トリガー部51の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部10から液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。また、ノズル部材5が噴出可能位置に位置決めされているものとする。
トリガー部51を弾性板部54の付勢力に抗して後方に引くと、トリガー部51の後方移動に伴ってピストン52が後退する。これに伴い、シリンダ53内の液体は、筒部66および第2貫通孔67を通じて縦供給筒部10の内筒13に導入される。内筒13に導入された液体は、ボール弁36を押し下げて閉弁させるとともに、吐出弁30を押し上げて開弁させ、内側吐出孔17および外側吐出孔16を通じて射出筒部11内に加圧された状態で供給される。
射出筒部11内に供給された液体は、連通孔95、環状空間96、第2切換溝103および第1切換溝97を通じてスピン溝111およびスピン室110を介して噴出孔6に供給され前方に向けて噴出される。液体は、スピン室110内で中心軸線O3周りに旋回した状態で噴出孔6から噴出されるため、噴出孔6から霧状に噴出される。
なお、液体の噴出後、トリガー部51を解放すると、弾性板部54の弾性復元力によってトリガー部51が前方に付勢されて元の位置に復帰する。これに伴ってピストン52が前方移動するため、シリンダ53内に負圧が生じる。この負圧によって、吐出弁30が閉弁するとともにボール弁36が押し上げられて開弁し、パイプ15を通じて容器体A内の液体が縦供給筒部10に吸い上げられてシリンダ53内に導入される。これにより、次の噴出に備えることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
1 トリガー式液体噴出器
2 噴出器本体
4 中継部材
5 ノズル部材
6 噴出孔
10 縦供給筒部
11 射出筒部
51 トリガー部
83 回転軸部
90 隔壁
91 第2外嵌筒部
92 装着筒部
98 中継フランジ部
99 補強リブ部
101 第1外嵌筒部
A 容器体
T トリガー機構

Claims (2)

  1. 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体から前方に突出した中継部材と、
    前記中継部材に対して前方から組み合わされ、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    上下方向に延び、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔側に向けて流動させる射出筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通じて前記噴出孔側に向けて流動させるトリガー機構と、を備え、
    前記中継部材は、前後方向に延び、前記ノズル部材が装着される装着筒部を備え、
    前記ノズル部材は、前記装着筒部の外周面に嵌合する第1外嵌筒部を備え、
    前記第1外嵌筒部の後端は、前記射出筒部の前端より後方に位置し、
    前記中継部材は、
    前記装着筒部の後端に位置し前後方向において前記射出筒部の前端と対向する隔壁と、
    前記隔壁から後方に延び前記射出筒部の外周面に嵌合する第2外嵌筒部と、
    前記第2外嵌筒部の外周面から径方向外側に延びる中継フランジ部と、を有し、
    前記中継フランジ部は、前記隔壁の後方、かつ前記射出筒部の前端より後方に位置し、前記第1外嵌筒部の後端と前後方向に対向する、
    トリガー式液体噴出器。
  2. 前記トリガー部は、下側に向かうに従い前方に傾斜し、上端部の回転軸部を中心に後方に向けて揺動可能に配設される、
    請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
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