JP4845547B2 - 液体吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出孔から液体を吐出する液体吐出器に関する。
例えばトリガー式スプレイヤー等の液体吐出器を取り付けた吐出容器では、トリガー等を介した吐出操作によって吐出ノズルの噴出孔から噴出する内容液を、噴出方向前方に配置される吐出筒によって吐出範囲を規制しつつ噴出させる。また、噴出孔から内容液を噴出させる液体吐出器では、噴出孔の前方に空気を供給することにより、吐出筒を発泡筒として機能させて内容液を発泡状態で吐出させることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、例えば内容液を吐出する箇所によっては、扁平で幅の広いスプレーパターンで吐出させた方が、被吐出面に対して効率良く内容液を吐出できる場合もあることから、扁平な長楕円形状や長円形状のスプレーパターンと、幅の狭いスポット的なスプレーパターンとを切り換えることを可能にした液体吐出器も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭60−222161号公報 特開2004−255327号公報
特許文献2に記載の液体吐出器では、内容液を発泡状態で吐出させる発泡ノズルは、幅の広いスプレーパターンと幅の狭いスプレーパターンとの切り換えを、発泡ノズルにヒンジ連結されたノズルカバーの開閉操作によって行うようになっている。このため、ノズルカバーを閉じた状態の幅の狭いスプレーパターンでは、ノズルカバーに設けた吐出開口から内容液が吐出されることから、ノズルカバーに内容液が付着して、付着した内容液がノズルカバーの開閉時に周囲にこぼれ易くなると共に、開閉操作を行う際に手や指を汚しやすい。
また、特許文献2に記載の液体吐出器では、ノズルカバーの開閉操作によるスプレーパターンの切り換えを行いにくい。さらに、ノズルカバーを開いた状態の幅の広いスプレーパターンでは、幅の狭いスプレーパターンの場合と異なり、ノズルカバーによって吐出開口が遮られないように、ノズルカバーを上方に回転させて持ち上げた状態を保持しておく必要があると共に、液体吐出器の向きによっては、ノズルカバーがかえって邪魔になる場合がある。
本発明は、手や指を汚すことなくスプレーパターンの切り換えを簡単な操作で容易に行うことができると共に、吐出開孔の断面積の異なる複数種類のスプレーパターンによる内容液の吐出を、同じ操作でスムーズに行うことのできる液体吐出器を提供することを目的とする。
本発明は、吐出器本体から圧送された液体を噴出する噴出孔と、該噴出孔の噴出方向前方に配置される吐出筒とを備える液体吐出器であって、前記吐出筒の吐出開孔は、外筒部の内壁と外筒部の内側に配置された内部材の内壁とによって形成され、内部材に対して外筒部を回転させることにより吐出開孔の断面積が異なる第1吐出開孔と第2吐出開孔とに切り換え可能となっており、前記内部材は吐出開孔を構成する壁部と前記外筒部に連続する間欠部を備え、該間欠部が前記外筒部の内周面に形成された溝部と重なったときに第1吐出開孔を形成し、前記内部材に形成された間欠部を前記外筒部の溝部が形成されていない内周面で閉塞したときに第2吐出開孔を形成する液体吐出器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、上記液体吐出器を、容器本体の口首部に装着してなる液体吐出容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の液体吐出器によれば、手や指を汚すことなくスプレーパターンの切り換えを外筒の回転という簡単な操作で容易に行うことができると共に、広範囲のスプレーパターンによる内容液の吐出と範囲の狭いスプレーパターンによる内容液の吐出を、同じ操作でスムーズに行うことができる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る液体吐出器は、図1に示すように、例えばトリガースプレイヤー10であって、液体吐出容器であるトリガー式スプレイヤー容器11の容器本体12の口首部13に装着固定されて用いられる。トリガースプレイヤー10の基本的な構造は、例えば液体洗剤等の液体を霧状又は泡状にして吐出させるスプレイヤーとして公知のものであり、スプレイヤー本体(吐出器本体)15に回動可能にピン結合されたトリガー15bを操作部として、例えばスプレイヤー本体15の内部に設けたシリンダー部の付勢力に抗して、口首部13側に繰り返し引き寄せる操作を行うことにより、容器本体12から吸引パイプを介して内容液(液体)をスプレイヤー本体15に汲み上げると共に、汲み上げた内容液を霧状又は泡状にして先端の吐出ノズル14から吐出させる機能を備えるものである。
また、本第1実施形態では、トリガースプレイヤー10に取り付けられる吐出ノズル14は、図2(b)に示すように、例えばスプレイヤー本体15に設けられた液流路15aを経て、吐出ノズル14を構成する外側ノズル部24の内側ノズル部23との密着内側面に設けられた内周溝17b、及び液体噴出筒16の芯部16aの外周面に設けられた外周溝17aを通過した後、液体噴出筒16の芯部16aの先端部に設けた旋回流路18を介して旋回流として圧送されてくる内容液を、噴出孔19の前方で空気と混合することにより発泡させた状態で吐出することが可能な、発泡ノズルとして用いられる。なお、外側ノズル部24の内側面の内周溝17bと、液体噴出筒16の芯部16aの外周面の外周溝17aと、旋回流路18とは、内容液を旋回流として噴出させる、いわゆるスピンエレメント(スピン機構)を構成するものである。
そして、本第1実施形態では、液体吐出器としてのトリガースプレイヤー10は、内容液を吐出する吐出ノズル14が、図2(a),(b)に示すように、スプレイヤー本体15から旋回流路18を介して圧送されてくる内容液を噴出する噴出孔19と、この噴出孔19の噴出方向Xの前方に配置される吐出筒20とを備えており、この吐出筒20は、内部材21と外筒部22とからなり、吐出開孔25,26(図3(a)〜(c)参照)は外筒部22の内壁22aと外筒部22の内側に配置された内部材21の内壁21aとによって形成されている。そして、吐出ノズル14の内部材21の外周面が形成する仮想円周面に沿って、内部材21に対して外筒部22を周方向に回転させることにより、吐出開孔の断面積が異なる第1吐出開孔25と第2吐出開孔26とに切り換え可能となっている。
また、本第1実施形態では、内部材21の断面形状は、径方向に対向する一対の壁部としての弓形部分21b,21bをなし、弓形部分21b,21bの間の切り欠かれた間欠部21cが外筒部22まで連続して帯状に切り欠かれ、弓形部分21aの弦に沿った方向が長軸を成す断面形状となっている。外筒部22の内周面の断面形状は、内部材21の外周面に沿って回転する仮想円状であって、外筒部22の軸方向に沿って延在する溝部としてのU字状切欠き部32によって切欠き口が形成されている。内部材21の間欠部21cと外筒部22のU字状切欠き部32が重なったときに(好ましくは、間欠部21cの幅とU字状切欠き部32の内周面における幅が一致したときに)、長軸方向の長さLの長い略長円形状の第1吐出開孔25が形成される(図3(a)参照)。図3(a)の状態から、内部材21に対して外筒部22を右方向に120度回転させて、外筒部22の切欠き口を弓形部分21b,21bの孤の部分に該当する外周面で閉塞すると共に、内部材21の切欠き口を外筒部22の内壁22aの内周面で閉塞することにより、内部材21の間欠部21cのみによって長軸方向の長さLの短い略長円形状の第2吐出開口26が形成される(図3(b)参照)。
さらに、本第1実施形態では、吐出ノズル14を構成する外側ノズル部24の内側ノズル部23との密着内側面に設けられた内周溝17bは、例えば周方向に120度の間隔をおいて、外側ノズル部24の密着円筒部27に複数切り欠き形成されている。外側ノズル部24を内側ノズル部23に対して回転させ、この内周溝17bを、液体噴出筒16の芯部16aの外周面に設けられた外周溝17aと連通する液室39に合致させた時にのみ、外側ノズル部24の内側面の内周溝17bと、液体噴出筒16の芯部16aの外周面の外周溝17aと、旋回流路18とを連通させて、第1吐出開孔25(図3(a)参照)或いは第2吐出開孔26(図3(b)参照)から内容液を吐出できるようになっている。一方、外側ノズル部24の密着円筒部27に設けられた内周溝17bが液室39と合致していない所定角度では、密着円筒部27の内側面が、内側ノズル部23の円筒状嵌着部29の基端部分29aの外周面と密着することにより、内周溝17bを経てスプレイヤー本体15の液流路15aから液室39、外周溝17a、旋回流路18、及び噴出孔19に向かう流路を閉塞する。したがって、図3(b)の状態から、内側ノズル部23に対して外側ノズル部25を例えば右方向にさらに120度回転することにより(図3(c)参照)、スプレイヤー本体15から噴出孔19に向かう流路を閉塞して、トリガー15bを口首部13側に引き寄せる操作を誤って行った場合でも、このような誤動作によって噴出孔19から内容液が噴出されず、吐出筒20から内容液が吐出されないようにすることが可能になる。
本第1実施形態では、吐出ノズル14は、例えば合成樹脂成形品であって、上述のように、内側ノズル部23と外側ノズル部24とからなる。内側ノズル部23は、中央に円形の噴出孔19が開口形成された円盤部28と、この円盤部28を挟んだ噴出方向Xの前方部分を構成する、第2吐出開孔26を形成する間欠部21cの両側に弓形部分21b,21bを配置してなる内部材21と、円盤部28を挟んだ噴出方向Xの後方部分を構成する円筒状嵌着部29とからなる。円筒状嵌着部29を、液体噴出筒16の芯部16aに前方から嵌着することにより、噴出孔19の後方に旋回流路18を配置した状態で、内側ノズル部23が液体噴出筒16に装着固定される。
外側ノズル部24は、内側ノズル部23及び液体噴出筒16の外側に回転可能に装着されて、内側ノズル部23と共に2重構造の吐出ノズル14を形成する。外側ノズル部24は、その前方部分を構成する外筒部22と、後方部分を構成する回転装着部30とからなる。
外筒部22は、内部材21の中心を回転軸として内部材21の外周面に沿って周方向にスライド回転可能に設けられる。本第1実施形態では、外筒部22は、内部材21が装着される装着穴31が環状壁40によって囲まれて中央部分に設けられた、3辺が外側に湾曲する略正三角形の外周形状を備えている。また、外筒部22には、装着穴31の直径方向に対向する位置に、当該装着穴31の環状壁40による内壁面を外側に略U字形状に窪ませるようにして形成された、一対のU字状切欠き部32が設けられている。これらのU字状切欠き部32を繋ぐ直径方向の軸を内部材21の第2吐出開孔26の長軸と一致させる位置まで、外筒部22を内部材21に対して周方向にスライド回転することにより、第2吐出開孔26と両側のU字状切欠き部32とが連続して、長軸方向の長さLの長い略長円形状の第1吐出開口25が形成されることになる(図3(a)参照)。
さらに、本第1実施形態では、外筒部22の装着穴31を囲む環状壁40の外側部分は、陥没凹部33となっている。この陥没凹部33の底部には、図3(a),(b)示す内容液の吐出時において、内部材21に設けた貫通孔(図示せず。)と合致して噴出孔19の前方部分に向けて空気を供給する外気導入孔(図示せず。)か穿孔形成されている。なお、本第1実施形態では、外筒部22は、3辺が外側に湾曲する略正三角形の外周形状を備えていることにより、例えば120度毎のスライド回転によるスプレーパターンの切り換え操作を、さらにスムーズに行えるようになっている。
回転装着部30は、回転スカート部34と密着円筒部27とからなる。回転スカート部34は、スプレイヤー本体15と吐出ノズル14との接合部分を覆って配設され、当該接合部分の美観を整えると共に、好ましくは外周面にローレット加工34a(図1参照)等が施されていて、外側ノズル部24の内側ノズル部23に対する回転操作を行い易くしている。また回転スカート部34は、その内側面に係合用の内側凹凸面35を備えている。この内側凹凸面35を液体噴出筒16の装着筒部16bの外周面に形成した係合用の外側凹凸面36に係止しつつ、軸方向への変位を伴わない状態で、外側ノズル部24が装着筒部16bの外周面に沿って周方向にスライド回転可能に装着される。
密着円筒部27は、内側ノズル部23の円筒状嵌着部29の基端部分29aの外周面に沿って周方向に摺動可能に密着する内周面を備えている。また、密着円筒部27の内周面には、当該円筒部27の軸方向に延設して、スプレイヤー本体15の液流路15aと液室39とを連通可能にする内周溝17bが、例えば周方向に120度の間隔をおいて2箇所に設けられている。
上述の構成を備える吐出ノズル14が設けられた本第1実施形態のトリガースプレイヤー10では、外側ノズル部24を内側ノズル部23に対して120度づつスライド回転させて、図3(a)に示す長軸方向の長さLの長い略長円形状の第1吐出開孔25から内容液を吐出可能な状態と、図3(b)に示す長軸方向の長さLの短い略長円形状の第2吐出開孔26から内容液を吐出可能な状態と、図3(c)に示すスプレイヤー本体15から噴出孔19に向かう流路を閉塞して吐出ノズル14から内容液が吐出されない「止め」の状態とを切り換えながら、当該トリガースプレイヤー10が容器本体12の口首部13に装着されたトリガー式スプレイヤー容器11を使用する。
すなわち、図3(a)に示す状態では、トリガースプレイヤー10のトリガー15bを操作して、長軸方向の長さLの長い第1吐出開孔25から、被吐出面に対して扁平で幅の広いスプレーパターンで発泡させつつ内容液を吐出させることが可能になる。また図3(b)に示す状態では、トリガースプレイヤー10のトリガー15bを操作して、長軸方向の長さLの短い第2吐出開孔26から、被吐出面に対して幅の狭いスポット的なスプレーパターンで発泡させつつ内容液を吐出させることが可能になる。さらに、図3(c)に示す状態では、スプレイヤー本体15から噴出孔19に向かう流路を閉塞して、トリガー15bを口首部13側に引き寄せる操作を誤って行った場合でも、このような誤動作によって吐出ノズル14から内容液が吐出されないようにすることが可能になる。
そして、本第1実施形態のトリガースプレイヤー10によれば、手や指を汚すことなくスプレーパターンの切り換えを簡単な操作で容易に行うことができると共に、広範囲のスプレーパターンによる内容液の吐出と範囲の狭いスプレーパターンによる内容液の吐出を、同じ操作でスムーズに行うことができる。すなわち、本実施形態によれば、吐出筒20は、同心状に配置された内部材21と外筒部22とからなり、内側ノズル部23に対して外側ノズル部24を回転させることにより外筒部22を内部材21の外周面に沿ってスライド回転させて、吐出筒20による吐出開孔25,26の長軸方向の長さLを変更することができるようになっているので、例えば外側ノズル部24の回転スカート部34を指で把持して回転させるだけの簡単な操作によって、ノズルカバー等の開閉蓋を開閉する操作を要することなく、容易にスプレーパターンを切り換えることが可能になる。またノズルカバー等の開閉蓋を使用しないので、これらに内容液が付着したり、切り換え操作時に手や指に内容液が付着するのを効果的に回避することが可能になる。さらに、スプレーパターンの切り換えが、内側ノズル部23に対する外側ノズル部24の回転のみによって行われるので、幅の広いスプレーパターンによる内容液の吐出と幅の狭いスプレーパターンによる内容液の吐出の操作自体を何等変更することなく、かつ開閉蓋が邪魔になって煩わしさ感じることなく、スムーズに吐出操作を行うことが可能になる。
さらにまた、本実施形態によれば、外側ノズル部24の回転操作によって、内容液の吐出を「止め」の状態に容易に切り換えることも可能になり、また例えば外側ノズル部24の適宜の位置に、「広」、「狭」、「止」等の表示を設けて、これらの表示を目印に合わるように外側ノズル部24を回転させてスプレーパターンの切り換えを行うようにしておくことにより、ノズル部14の形状等を覗き見ることなく、容易にスプレーパターンを切り換えたり、識別したりすることが可能になる。
図4(a),(b)は、本発明の第2実施形態に係るトリガースプレイヤーに取り付けられる吐出ノズル50を示すものである。本第2実施形態では、吐出ノズル50は、上記第1実施形態における吐出ノズル14と略同様の構成を備える他、吐出筒51の外筒部52を備える外側ノズル部53は、液体噴出筒54の外周部分に配置されることなく、内部材55を備える内側ノズル部56の前端部に配置されて、内側ノズル部56に対して周方向にスライド回転可能に取り付けられている。本第2実施形態によっても、上記第1実施形態のトリガースプレイヤー10と略同様の作用効果が奏される。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、第1吐出開孔や第2吐出開孔は、略長円形状のものである必要は必ずしもなく、楕円形状や、カプセル形状、矩形形状等の、長軸を備えるその他の開口形状であっても良い。また、内部材の径方向に対向する壁部としての一対の弓形部分は、その内側面が平坦な面でなくても良く、内側又は外側に凹状又は凸状に湾曲する湾曲面等であても良い。さらに、吐出ノズルは、内容液を泡状にして吐出させる発泡ノズルである必要は必ずしもなく、内容液を単に霧状に吐出させるもの等であっても良い。さらにまた、液体吐出器は、トリガースプレイヤー以外の、吐出ノズルから液体を吐出するその他の液体吐出器であっても良い。
本発明の好ましい第1実施形態に係る液体吐出器を取り付けた液体吐出容器の要部側面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る液体吐出器の先端に装着された吐出ノズルの、(a)は正面図、(b)は(a)のA−Aに沿った断面図である。 (a)〜(c)は、内側ノズル部に対して外側ノズル部を回転させることにより、吐出ノズルによるスプレーパターンの切り換えを行う状況を説明する、吐出ノズルの略示正面図である。 本発明の好ましい第2実施形態に係る液体吐出器の先端に装着された吐出ノズルの、(a)は正面図、(b)は(a)のB−Bに沿った断面図である。
符号の説明
10 トリガースプレイヤー(液体吐出器)
11 トリガー式スプレイヤー容器(液体吐出容器)
14,50 吐出ノズル
15 スプレイヤー本体(吐出器本体)
15a スプレイヤー本体の液流路
15b トリガー
16,54 液体噴出筒
16a 液体噴出筒の芯部
16b 液体噴出筒の装着筒部
17a 芯部の外周面に設けられた外周溝
17b 外側ノズル部の内側ノズル部との密着内側面に設けられた内周溝
18 旋回流路
19 噴出孔
20,51 吐出筒
21,55 内部材
21a 内部材の内壁
21b 内部材の弓形部分(壁部)
21c 内部材の間欠部
22,52 外筒部
22a 外筒部の内壁
23,56 内側ノズル部
24,53 外側ノズル部
25 第1吐出開孔
26 第2吐出開孔
27 密着円筒部
29 円筒状嵌着部
29a 円筒状嵌着部の基端部分
30 回転装着部
31 装着穴
32 U字状切欠き部(外筒部の内周面に形成された溝部)
33 陥没凹部
34 回転スカート部
39 液室
40 環状壁
X 噴出方向
L 吐出開口の長軸方向の長さ

Claims (3)

  1. 吐出器本体から圧送された液体を噴出する噴出孔と、該噴出孔の噴出方向前方に配置される吐出筒とを備える液体吐出器であって、
    前記吐出筒の吐出開孔は、外筒部の内壁と外筒部の内側に配置された内部材の内壁とによって形成され、
    内部材に対して外筒部を回転させることにより吐出開孔の断面積が異なる第1吐出開孔と第2吐出開孔とに切り換え可能となっており、
    前記内部材は吐出開孔を構成する壁部と前記外筒部に連続する間欠部を備え、該間欠部が前記外筒部の内周面に形成された溝部と重なったときに第1吐出開孔を形成し、
    前記内部材に形成された間欠部を前記外筒部の溝部が形成されていない内周面で閉塞したときに第2吐出開孔を形成する液体吐出器。
  2. 前記内部材に対して所定角度で外筒部を回転することによって、前記吐出器本体から前記噴出孔に向かう流路を閉塞する請求項1記載の液体吐出器。
  3. 請求項1又は2に記載の液体吐出器を、容器本体の口首部に装着してなる液体吐出容器。
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