JP7199375B2 - ベアリング構成部 - Google Patents

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Description

本発明はベアリング構成部に関し、特に座標測定機(CMM)などの位置決め装置向けのベアリング構成部に関する。
CMMなどの位置決め装置は、検査デバイスなどのツールを、ワークピース/加工品に対して位置決めするために互いに移動可能な1つまたは複数の部材を備えることができる。たとえば、CMMは従来、複数の移動可能部材、たとえば一列に配置された線形に移動可能な部材を備える。一般的に位置決め装置は、少なくとも2つまたは3つの相互に直交する次元、たとえばX、Y、およびZにおける、ツールおよび/または物体の相対運動を容易にするように構成される。こうした位置決め装置は、一般的に「デカルト」位置決め装置(またはデカルトCMM)として知られている。典型的なデカルト座標位置決め装置は、ブリッジ、ポータル、片持ち梁、水平アーム、およびガントリ型機械を含む。
CMMの移動可能部材同士間の相対運動は、ベアリング構成部、たとえばエアベアリングおよび/または機械ベアリングによって容易になる。通常、ベアリングはトラックまたは案内路を備え、それに沿って、たとえばエアベアリングパッドまたはボールベアリングアセンブリなどのベアリング部材が移動できる。特許文献1に、CMM用の例示的なエアベアリング構成部が記載されている。
米国特許第5388342号明細書 国際公開第2007/093789号パンフレット
本出願は、位置決め装置向けの、特に座標測定機(CMM)などの座標位置決め装置向けの改善されたベアリング構成に関する。
本明細書では、第1の自由度における(たとえば第1の)ベアリング案内路に沿って移動可能な移動可能部材を備える位置決め装置について説明する。移動可能部材は、ベアリング案内路(たとえば、ベアリング案内路の対応する第1のベアリング表面および第2のベアリング表面)に対して予圧された(言い換えれば、付勢された)少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材を備える。装置は、予圧に対する第1のベアリング部材と第2のベアリング部材の合成反力(たとえばその方向)が収束するように構成される。言い換えれば、装置は、第1の次元に垂直な(概念上の)2次元座標系において(言い換えれば、第1の次元に垂直な2次元座標系に投影されたときに)、第1のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力と、第2のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力とが交差するように構成される。たとえば、装置は、第1のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力と、第2のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力とが、互いに実質的に交差する、または第1の自由度に平行に延在する共通線(「第1のベアリングアセンブリの共通線」または「第1の共通線」と呼ぶことができる)に交差するように構成される。以下でより詳細に説明するように、第1のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力と、第2のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力とは、実質的に3次元座標系において交差してもよい。前述したことのいずれかは、たとえば、ベアリング案内路の内側の(言い換えれば「凹んだ」)角特徴部を形成する実質的に平坦なベアリング表面に当接する第1のエアベアリング部材および第2のエアベアリング部材を提供することによって、達成されてもよい。
本発明の第1の態様によれば、第1の次元の(たとえば第1の)ベアリング案内路に沿って移動可能な移動可能部材を備え、この移動可能部材が、その第1の端部に、ベアリング案内路(たとえば、ベアリング案内路の対応する第1のベアリング表面および第2のベアリング表面)に対して予圧(付勢)された少なくとも第1の(たとえばデータム)ベアリング部材および第2の(たとえばデータム)ベアリング部材を備える、位置決め装置であって、第1の次元に垂直な(概念上の)2次元座標系、たとえば2次元デカルト座標系において(言い換えれば「第1の次元に垂直な第2の次元および第3の次元において」または「第1の次元に垂直な2次元座標系に投影されたときに」)、第1のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力と、第2のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力とが交差するように構成された位置決め装置が提供される。言い換えれば、装置は、第1の次元に垂直な2次元座標系において、第1のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力の線と、第2のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力の線とが交差するように構成される。
ベアリングをこのように構成することにより、位置決め装置の様々な改善を容易にすることができ、たとえば、移動可能部材の耐荷重効率を改善しやすくすることができる。たとえば、以下でより詳細に説明するように、そうした構成により、移動可能部材および/またはベアリングアセンブリの剛性対質量/重量の比の改善を容易にすることができる。また、移動可能部材の計測ループ/構造に、モーメントが付与されるのを回避しやすくすることができる。
理解されるように、第1のベアリング部材/第2のベアリング部材の合成反力(たとえば、その線)は、移動可能部材に付与される第1のベアリング部材/第2のベアリング部材の合成反力(の線)とすることができる。理解されるように、合成反力(の線)は、(対応するベアリング部材が当接している表面から離れる方を指す)方向を有する。したがって、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力の方向は、(たとえば、実質的に互いに、または前記共通線に)収束/交差すると言うことができる。したがって理解されるように、前記2次元座標系において合成反力が交差する(または言い換えれば、実質的に互いに、または前記共通線に交差する)点は、ベアリング案内路の第1のベアリング部材および第2のベアリング部材と同じ側に位置する。
理解されるように、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、ベアリングアセンブリの一部分、たとえばデータムベアリングアセンブリの一部分とすることができる。移動可能部材は、移動可能部材の第1の端部に位置付けられた複数の(たとえば、少なくとも第1および第2の)ベアリングアセンブリを備えてもよい。したがって、少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、第1の(たとえばデータム)ベアリングアセンブリの一部分であってもよい。第1のベアリングアセンブリおよび第2のベアリングアセンブリは、第1の次元に沿って空間的に分離したロケーションに位置付けられてもよい。たとえば、第1のベアリングアセンブリは、移動可能部材の第1の側(たとえば前方側)の方に位置付けられてもよく、第2のベアリングアセンブリは、移動可能部材の第2の側(たとえば、後方側)の方に位置付けられてもよい。
第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、たとえば第1の次元に垂直な軸の周り、および/または第1の次元に平行な軸の周りで、実質的な曲げモーメントを移動可能部材に付与しないように、移動可能部材に取り付けられてもよい。たとえば、それらは、移動可能部材に実質的な曲げモーメントを付与しないように、第1の次元に沿って実質的に同じ場所に位置付けられてもよい。たとえば、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、少なくともそれら両方の一部分/それらすべてが、第1の次元に対して垂直に延在する平面内に含まれるように、第1の次元に沿って位置付けられてもよい。任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、それぞれ個々のベアリング部材(たとえば、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材)の合成反力(の線)が、実質的に第1の次元に沿って同じ場所に位置付けられるように、たとえばベアリング部材の前記合成反力(の線)が、第1の次元に沿って測定した互いの離間が50mm以下で、たとえば25mm以下で、たとえば10mm以下で、任意選択で5mm以下で、任意選択で2mm以下で、前記共通線に交差するように、第1の次元に沿って位置付けられてもよい。
ベアリング部材は、エアベアリングを備えてもよい。この場合、ベアリング部材は、ベアリング案内路のベアリング表面に係合する少なくとも1つのエアベアリングパッドを備えてもよい。任意選択で、エアベアリングパッドは、実質的に平坦なベアリング表面を備える。任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材はそれぞれ、少なくとも1つのエアベアリングパッドを備える。任意選択で、第1のベアリング部材および/または第2のベアリング部材の少なくとも1つのエアベアリングパッドは、ベアリング案内路上の対応する第1のエアベアリング表面および/または第2のエアベアリング表面(たとえば、平坦なエアベアリング表面)に対して予圧される。理解されるように、ベアリング部材は、共通の取付け部を介して移動可能部材に取り付けられる複数のベアリング要素(たとえば、複数のエアベアリングパッド)を備えてもよい。
理解されるように、エアベアリングに加えて/その代わりに、他のタイプのベアリング部材が使用されてもよい。機械的ベアリング、たとえば、ローラベアリング、滑りベアリング/ジャーナルベアリング、および/またはボールレースベアリングが使用されてもよい。
理解されるように、第1の次元は線形次元とすることができる。
理解されるように、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、ベアリング案内路のうちの異なるベアリング表面(たとえば、第1のベアリング表面および第2のベアリング表面)に合わさる/当接することができる。
任意選択で、装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が、(少なくとも2次元座標系において)実質的に互いに直交して延在するように構成される。言い換えれば、ベアリング部材の合成反力の線(たとえば方向/ベクトル)(たとえば、第1のベアリング部材の合成反力の線、および第2のベアリング部材の合成反力の線)は、(少なくとも2次元座標系において)実質的に互いに直交して延在することができる。
任意選択で、装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が、実質的に第1の次元に垂直に(たとえば、共通線に垂直に)延在するように構成される。ベアリング部材の合成反力の線(たとえば方向/ベクトル)(たとえば、第1のベアリング部材の合成反力の線、および第2のベアリング部材の合成反力の線)は、実質的に第1の次元に垂直に(たとえば共通線に垂直に)延在することができる。
任意選択で、装置は、予圧(たとえば、予圧を与える予圧力)が、移動可能部材の第1の端部に位置付けられたベアリングアセンブリ(たとえば、第1のベアリングアセンブリおよび/または第2のベアリングアセンブリ)の少なくとも第1のベアリング部材および/または第2のベアリング部材による反作用を主に(および、任意選択で実質的に)受けるように構成される。
理解されるように、装置は、合成予圧力を提供する少なくとも1つの予圧実行部材を備えることができる。予圧実行部材は、ベアリング部材を備えてもよい(言い換えれば、予圧実行部材は「予圧ベアリング部材」であってもよい)。たとえば、予圧実行部材は、エアベアリング部材を備えてもよく、そのエアベアリング部材は少なくとも1つのエアベアリングパッドを備えてもよい。予圧実行部材は、移動可能部材に取り付けられてもよい。予圧実行部材は、位置決め装置の一部分、たとえば(第1の)ベアリング案内路に合わさっても、かつ/または付勢されてもよい。たとえば任意選択で、予圧実行部材は、(第1の)ベアリング案内路の第3の表面に対して付勢されたベアリング部材を備える。
前記ベアリングアセンブリのそれぞれに、少なくとも1つの予圧実行部材が提供されてもよい。たとえば、第1のベアリングアセンブリは、少なくとも1つの予圧実行部材を備えてもよく、第2のベアリングアセンブリは、少なくとも1つの予圧実行部材を備えてもよい。言い換えれば、装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材(言い換えれば、第1のベアリングアセンブリの第1のベアリング部材および第2のベアリング部材)を予圧するための合成予圧力を提供する少なくとも1つの第1の予圧実行部材と、第3のベアリング部材および第4のベアリング部材(言い換えれば、第2のベアリングアセンブリの第1のベアリング部材および第2のベアリング部材)を予圧するための合成予圧力を提供する少なくとも1つの第2の予圧実行部材とを備えてもよい。任意選択で、複数のベアリングアセンブリ間で共有される少なくとも1つの予圧実行部材が提供されてもよい。たとえば、少なくとも1つの予圧実行部材は、第1のベアリングアセンブリと第2のベアリングアセンブリの途中に位置付けられてもよい。第1の次元に沿った予圧実行部材のロケーションに関わらず、実質的に第1のベアリング部材および/または第2のベアリング部材が第1の次元に沿って位置付けられる点において、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材に予圧力が加えられ、たとえば、第1の次元に沿って測定した第1のベアリング部材および/または第2のベアリング部材の合成反力のロケーションからの離間が10mm以下の点、任意選択で5mm以下の点、任意選択で2mm以下の点に加えられることが好ましい場合がある。
任意選択で、合成予圧力は、移動可能部材および/またはベアリング部材にいかなる実質的な曲げモーメントを付与しないように加えられる。
任意選択で、少なくとも前記2次元座標系において、合成予圧力の線は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力に非平行に延在する。言い換えれば、合成予圧力の線は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力に交差することができる。
任意選択で、少なくとも前記2次元座標系において、たとえば、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力の線の中に、かつそれに沿って予圧力が主に直接分解されるように、合成予圧力の線は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が交差する点を実質的に通って延在することができる。これは、予圧力が、移動可能部材および/またはベアリング部材にいかなる実質的な曲げモーメントも付与しないようにということであり得る。言い換えれば、移動可能部材の第1の端部に位置付けられた(第1のベアリングアセンブリの)(少なくとも第1および第2の)ベアリング部材による反作用を、予圧が主に(および、任意選択で実質的に)受けるように、予圧を(移動可能部材に)加えることができる。
任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材にかかる予圧力を与える合成予圧力の線は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が交差する点の近くを、もしくはそれを通って延在することができ、かつ/または前記共通線の近くを、もしくはそれを通って延在することができる。第1のベアリング部材および第2のベアリング部材にかかる予圧力を与える合成予圧力の線は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力の線に非平行に延在することができる。合成予圧力の線は、共通線の近くを、またはそれを通って、たとえば、共通線に実質的に垂直に横切ってもよい。任意選択で、第1のベアリング部材と第2のベアリング部材の合成反力が交差する点を中心とする領域であって、前記点と、前記第1のベアリング部材および前記第2のベアリング部材のうちの最も遠いベアリング表面上の最も近い点との間の距離に等しい半径を有する領域を、合成予圧力の線が通って延在する。
第1のベアリング表面、第2のベアリング表面、および/または第3のベアリング表面は、実質的に平坦な表面であってもよい。第1のベアリング表面、第2のベアリング表面、および/または第3のベアリング表面は、実質的に平坦なエアベアリング表面であってもよい。第1のベアリング表面、第2のベアリング表面、および/または第3のベアリング表面は、非平行であってもよい。任意選択で、第1のベアリング表面および第2のベアリング表面は、実質的に互いに垂直に延在する。たとえば、第1のベアリング表面の平面は、実質的に水平に延在することができ、第2のベアリング表面の平面は実質的に垂直に延在することができる。任意選択で、第3のベアリング表面の平面は、第1の表面および第2の表面に対して傾斜して延在する。任意選択で、第3のベアリング表面の平面の傾斜角度は、水平面に対して25°~85°、たとえば水平面に対して35°~65°である。たとえば任意選択で、第3のベアリング表面の平面の傾斜角度は、水平面に対して少なくとも45°である。
任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の前記合成反力が(たとえば前記2次元座標系において)交差する点は、たとえばその合成反力が移動可能部材の側面内に分解されることが可能になるように、移動可能部材の構造の角特徴部と実質的に一致してもよい。言い換えれば、前記共通線は、たとえばその合成反力が移動可能部材の側面内に分解されることが可能になるように、移動可能部材の構造の角と実質的に一致してもよい。任意選択で、合成予圧力は、前記角に向けて方向付けられるように構成されてもよい。合成予圧力の線は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力に、実質的に前記角において交差するように構成されてもよい。予圧実行部材は、角特徴部の両側に取り付けられるように構成されてもよい。角は、(隣接する)平坦な耐荷重部材によって、たとえばそれらの接合部/交差部において画成されてもよい。
装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力、ならびに合成予圧力の線が、共通の領域または点に向かって収束するように、たとえば、実質的に同じ点において互いに交差するように、方向付けられるように構成され得る。任意選択で装置は、3次元において(たとえば(概念上)3次元座標系において)、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力、ならびに合成予圧力の線が、共通の領域または点に向かって収束するように、たとえば、実質的に同じ点において互いに交差するように、方向付けられるように構成され得る。
移動可能部材は、移動可能部材の耐荷重構造部(たとえばシート/プレート材料の耐荷重構造部)を提供するように構成された材料の1つまたは複数のシートもしくはプレートを備えることができる。したがって、耐荷重構造部は、少なくとも第1および第2の(隣接する)平坦な耐荷重部材/面を備えることができる。少なくとも第1の平坦な耐荷重部材/面および第2の平坦な耐荷重部材/面は、非平行、たとえば実質的に直交であってもよい。装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の(予圧力に対する)前記合成反力が、(たとえば、それぞれ前記第1および第2の隣接する平坦な耐荷重部材の)材料のシートまたはプレートの(たとえば、せん断)平面に沿って、主に担持されるように構成されることが可能である。第1のベアリング部材および第2のベアリング部材は、前記平坦な耐荷重部材に真横から取り付けることができる。任意選択で、(たとえば第1のベアリング部材および/または第2のベアリング部材のうちの)ベアリング部材の合成反力(のたとえば線)は、(それが取り付けられる)その対応する平坦な耐荷重部材の平面に実質的に平行である。任意選択で、(たとえば第1のベアリング部材および/または第2のベアリング部材のうちの)ベアリング部材の合成反力(のたとえば線)は、それが取り付けられるシート/プレートの平面に実質的に平行である(たとえば、その対応する平坦な耐荷重部材の平面に実質的に平行である)。任意選択で、ベアリング部材の合成反力の線は、(それが取り付けられる)その対応する平坦な耐荷重部材の主平面によって画成される体積内に実質的に含まれる。任意選択で、ベアリング部材の合成反力の線は、それが取り付けられる材料のシートまたはプレートの(たとえば前記平坦な耐荷重部材を画成する)主平面によって画成される体積内に実質的に含まれる。
材料の少なくとも1つのシートまたはプレートは、箱形の耐荷重構造部、たとえば実質的に閉じた箱形の耐荷重構造部を形成するように配置することができる。理解されるように、閉じた箱形の耐荷重構造部の平坦な耐荷重部材は、必ずしも中実のシート/プレートである必要はない。たとえば、それらは開口部/穴を中に含むことができる。たとえば、閉じた箱の側面は、平坦な耐荷重構成を提供するように配置された平坦な格子構造部、および/または材料のシートもしくはプレートの複数のストリップを備えてもよい。したがって、閉じた箱形の耐荷重構造部は、耐荷重構造部の各側面に少なくとも1つの平坦な耐荷重部材が存在するように配置された複数の平坦な耐荷重部材を備える耐荷重構造部を備えることができる。
任意選択で、少なくとも第1の平坦な耐荷重部材および第2の平坦な耐荷重部材は、主に(任意選択で実質的に)中実のシート/プレート材料を備える。任意選択で、閉じた箱形の耐荷重構造部のすべての側面が、主に(任意選択で実質的に)中実のシート/プレート材料を備える。
装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が(たとえば前記2次元座標系において)交差する点が、移動可能部材の角、たとえば材料の1つまたは複数のシートもしくはプレートによって画成される角にまたはその中に実質的に位置付けられるように、構成されることが可能である。たとえば、装置は、移動可能部材の角、たとえば材料の1つまたは複数のシートもしくはプレートによって画成される角にまたはその中に、共通線が実質的に位置付けられ得るように、構成されることが可能である。
言い換えれば、装置は、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が、たとえば前記2次元座標系において交差する点(または共通線)が、前記第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材の交差部/接合部に、またはその中に(たとえば、前記第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材の交差部/接合部を中心として半径50mm以内、任意選択で半径25mm以内、たとえば半径10mm以内、たとえば半径5mm以内、半径2mm以内などに)実質的に位置付けられるように、構成されることが可能である。たとえば任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が、たとえば前記2次元座標系において交差する点(または共通線)は、第1の平坦な耐荷重部材の前面および背面を含む第1の対の平面と、第2の平坦な耐荷重部材の前面および背面を含む第2の対の平面との交差部によって画成される概念上の区域/細長い体積の実質的に中に実質的に位置付けられる。任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が、たとえば前記2次元座標系において交差する点(または共通線)は、前記概念上の区域/細長い体積を中心とした、その高さおよび幅が概念上の区域/細長い体積の最大5倍(好ましくは最大3倍)である(2次元座標系/第1の次元に垂直な第2の次元および第3の次元に取り込まれた)より大きい概念上の区域/細長い体積内に位置付けられる。任意選択で、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力が、たとえば前記2次元座標系において交差する点(または共通線)は、概念上の区域/細長い体積を中心とした、その面積が概念上の区域/細長い体積の面積の最大2500%(好ましくは最大900%)であるより大きい概念上の区域/細長い体積内に位置付けられる。
同様に、装置は、合成予圧力の線が、前記第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材の交差部/接合部(たとえば、前記第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材の交差部/接合部を中心とする、半径50mm以内、たとえば25mm以内、任意選択で10mm以内、たとえば5mm以内、2mm以内などの領域内)を実質的に貫通するように、構成されることが可能である。たとえば任意選択で、合成予圧力の線は、概念上の区域/細長い体積を貫通する。任意選択で、合成予圧力の線は、より大きい概念上の区域/細長い体積を貫通する。
予圧実行部材は、(たとえば、アーム/ブラケットなどの取付け部材を介して)第1の平坦な耐荷重部材および/または第2の平坦な耐荷重部材に取り付けることができる。予圧実行部材は、第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材の角/交差部/接合部/境界面に近接して、または実質的にそこに取り付けることができる。言い換えれば、予圧ベアリング部材は、第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材の両方に固定された荷重スプレッダ部材を介して取り付けることができる。荷重スプレッダ部材は、第1の平坦な耐荷重部材および第2の平坦な耐荷重部材の面(たとえば内側面)に、(たとえば、第1の平坦な耐荷重部材および第2の平坦な耐荷重部材の表面の広がりにわたって、たとえば第1の平坦な耐荷重部材および第2の平坦な耐荷重部材のそれぞれの少なくとも1cm2にわたって、たとえば少なくとも5cm2にわたって、少なくとも10cm2にわたってなど、任意選択で少なくとも25cm2にわたって)固定することができる。
位置決め装置は、予圧力が移動可能部材およびベアリング部材に実質的に曲げモーメントを付与しないように構成されることが可能である。言い換えれば、位置決め装置は、予圧力により移動可能部材およびベアリング部材に付与される主な力が圧縮力であるように構成されることが可能である。
移動可能部材は、梁、たとえば実質的に水平方向に延在する梁を備えることができる。
任意選択で、移動可能部材(たとえば梁)は、(たとえば第1の次元に垂直な)第2の次元に梁に沿って移動可能なキャリッジを担持する。任意選択で、キャリッジは、(たとえば第1の次元および第2の次元に垂直な)第3の次元にキャリッジに対して移動可能なクイル(または柱)を担持する。
位置決め装置は、座標位置決め装置、たとえば座標測定機(CMM)を備えことができる。
理解されるように、ベアリング部材は、(たとえば、レール、トラック、案内路の)対応するベアリング表面に合わさるベアリング部分(たとえば、エアベアリングパッド)と、そのベアリング部分を移動可能部材に取り付ける取付け部分とを備えることができる。取付け部分は、ベアリング部分と、それが移動可能部材に取り付けられる点との間の反力の線に沿って(かつそれを中心として)延在する実質的にまっすぐな部材を備えてもよい。
理解されるように、前記少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材を備える第1の(たとえばデータム)ベアリングアセンブリに対して第1の次元に沿って軸方向に変位する少なくとも第2の(たとえばデータム)ベアリングアセンブリが、移動可能部材の第1の端部に提供されてもよい。第2の(たとえばデータム)ベアリングアセンブリは、上述した第1のベアリングアセンブリと実質的に同じであっても、または同様であってもよい。第2の(たとえばデータム)ベアリングアセンブリは、ベアリング案内路に対して(たとえば、第1のベアリングアセンブリの第1のベアリング部材および第2のベアリング部材が合わさるのと同じベアリング表面に対して、たとえば、ベアリング案内路の対応する第1のベアリング表面および第2のベアリング表面に対して)予圧された(「第3のベアリング部材および第4のベアリング部材」と呼ばれてもよい)少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材を備えてもよい。第1の次元に垂直な2次元座標系において、(第2のベアリングアセンブリの)第1のベアリング部材の合成反力と、(第2のベアリングアセンブリの)第2のベアリング部材の合成反力とが交差するように、第2のベアリングアセンブリの少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材はベアリング案内路に対して予圧されてもよい。言い換えれば、装置は、(第2のベアリングアセンブリの)第1のベアリング部材の合成反力と、(第2のベアリングアセンブリの)第2のベアリング部材の合成反力とが収束する、かつ/または実質的に互いに交差する、かつ/またはベアリング案内路の外側で第1の次元に平行に延在する(「第2のベアリングアセンブリの共通線」または「第2の共通線」と呼ばれてもよい)共通線に交差するように構成されることが可能である。理解されるように、2次元座標系において、第1のベアリングアセンブリのベアリング部材の合成反力が交差する点と、2次元座標系において、第2のベアリングアセンブリのベアリング部材の合成反力が交差する点は、同じである必要はないが、いくつかの状況では、(たとえば、第2のベアリングアセンブリのベアリング部材の交差する点が、第1のベアリングアセンブリのベアリング部材の交差する点を中心とする半径50mm、たとえば25mm、たとえば10mm、任意選択で5mm、2mmなどの概念上の領域内にあるように)それらが実質的に同じであれば好ましい場合がある。したがって、理解されるように、第1の共通線と第2の共通線(すなわち、第1のベアリングアセンブリの共通線と第2のベアリングアセンブリの共通線)は、必ずしも同じ線である必要はなく、たとえばそれらは必ずしも一致する/同軸である必要はない。任意選択で、第1の共通線と第2の共通線は実質的に同じであり、たとえば任意選択で、それらは実質的に一致する/同軸である。
理解されるように移動可能部材は、第1の端部の遠位にある第2の端部に、少なくとも1つのさらなるベアリング部材を備えてもよい。少なくとも1つのさらなるベアリング部材は、さらなる/第2の案内路のベアリング表面に当接するように構成されてもよい。移動可能部材の第2の端部の少なくとも1つのさらなるベアリング部材は、たとえばエアベアリングおよび/または機械的ベアリングを備えてもよい。
第1のベアリングアセンブリの(たとえば第1および第2の)ベアリング部材と、ベアリング案内路とが合わさることによって、第1の次元に垂直な次元における移動可能部材の横方向位置を制限することができる。第2のベアリングアセンブリの(たとえば第1および第2の)ベアリング部材と、ベアリング案内路とが合わさることによって、(たとえば第1の次元に垂直な)少なくとも2つの軸の周りで移動可能部材の回転位置を制限することができる。移動可能部材の第2の端部における少なくとも1つのさらなるベアリング部材と、第2の案内路とが合わさることによって、(たとえば第1の次元に平行な、たとえば共通線周りの)少なくとも1つの軸の周りで移動可能部材の回転位置を制限することができる。
本発明の第2の態様によれば、第1の次元の(たとえば第1の)ベアリング案内路に沿って移動可能な移動可能部材を備える位置決め装置であって、移動可能部材が、その第1の端部に、ベアリング案内路の凹んだ角の対応する第1の側および第2の側に対して予圧された少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材を備える少なくとも第1のベアリングアセンブリを備える、位置決め装置が提供される。
本発明の第3の態様によれば、第1の次元のベアリング案内路に沿って移動可能な移動可能部材を備え、移動可能部材が、その第1の端部に、ベアリング案内路の対応する第1のベアリング表面および第2のベアリング表面に対して予圧された少なくとも第1のベアリング部材および第2のベアリング部材を備える、位置決め装置であって、第1のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力と、第2のベアリング部材にかかる予圧に対する合成反力とが収束するように構成された位置決め装置が提供される。
位置決め装置は、座標位置決め装置、たとえば座標測定機(CMM)、たとえばデカルトCMMとすることができる。
ここで本発明の実施形態を、単なる例として、以下の添付図面を参照しながら説明する。
本発明による、ガントリ型CMMの正面の概略等角図である。 図1のCMMの背面の概略等角図である。 図1のCMMの横梁の概略等角図である。 図1のCMMのブリッジのベアリングアセンブリの概略等角図である。 図1のCMMの端部の概略立面図である。 図5において特定された領域Aの細部断面図である。 ベアリングにより生じる合成反力と予圧力との相互作用を示す、図6の概略図である。 本発明の代替的な実施形態による、ベアリング構成部の概略図である。 本発明の別の代替的な実施形態による、ベアリング構成部の概略図である。
本発明をどのように実施できるかを示す例示である実施形態の概要を、以下に説明する。この例では、本発明はCMM100の一部として実施される。図1は、CMM100の関連構成要素が見えるように、その保護ハウジング/カバー(たとえば、「メイン」カバー/「ハード」カバー)が取り外されたCMM100を示す。
図示してあるように、ツール、たとえば、ワークピースを検査するためのプローブ102などの検査装置を、CMM100に取り付けることができる。図示してある実施形態では、プローブ102は、プローブのスタイラスがワークピースに接触することによってワークピースを測定するための接触プローブ、特に、接触アナログ走査プローブである。しかし理解されるように、CMM100は、タッチトリガ式プローブ、非接触(たとえば光学)プローブ、または別のタイプの機器を含む任意の種類の検査デバイスを、必要に応じて担持することができる。
図示してある実施形態では、CMM100はガントリ型デカルトCMMであり、検査する加工品を載せることができるプラットフォーム101と、プラットフォーム101に対するプローブ102の位置を、3つの直交する次元X、Y、およびZにおいて繰り返し正確に制御することを実現する移動システムとを備える。
特に、移動システムは、横梁106と、キャリッジ108と、クイル110とを備える。横梁106は、第1の隆起案内路/レール部材112と第2の隆起案内路/レール部材114の間に延在し、以下でより詳細に説明するベアリング構成部(この実施形態ではエアベアリング構成部)を介して、案内路/レールに沿って第1の次元に(この場合はY軸に沿って)移動するように構成される。キャリッジ108は横梁106にあり、横梁106によって担持され、ベアリング構成部(この実施形態ではエアベアリング構成部)を介して、横梁に沿って第2の次元に(この場合はX軸に沿って)移動可能である。クイル110は、キャリッジ108によって保持され、ベアリング構成部を介して(やはりこの実施形態でもエアベアリング構成部を介して)、キャリッジ108に対して第3の次元に(この場合はZ軸に沿って)移動可能である。
理解されるように、モータ(図示せず)、たとえばリニアモータなどの直接駆動モータを設けて、様々な部材のそれらの軸に沿った相対運動を実行することができる。また、位置エンコーダ(図示せず)を設けて、横梁106、キャリッジ108、および/またはクイル110の位置を報告することができる。
図示してある特定の例では、クイル110の下側自由端部に、プローブ102を担持するための関節ヘッド116が設けられる。この場合、関節ヘッド116は2つの直交する回転軸を備える。したがって、3つの直交する線形次元X、Y、およびZに加えて、プローブ102は、2つの直交する回転軸(たとえばA軸およびB軸)の周りに動くことができる。こうした関節ヘッドを伴って構成された機械は、一般的に5軸機械として知られている。
ツールおよび検査デバイスの関節ヘッドはよく知られており、たとえば特許文献2に記載されている。理解されるように、関節ヘッドは必ずしも設ける必要はなく、たとえば、いかなる回転自由度も提供しない固定ヘッドを介して、プローブ102がクイルアセンブリ110に取り付けられてもよい。任意選択で、少なくとも1つの軸周りで回転を容易にするように、プローブ自体が関節部材を備えることができる。
測定装置では標準的なように、コントローラ118を設けることができ、このコントローラが、CMMのモータおよび位置エンコーダ(図示せず)、(存在する場合には)関節ヘッド116、ならびにプローブ102と通信して、それらにかつ/またはそれらから信号を送信および/または受信して、相対的に移動可能部材の動きを制御するとともに、フィードバックおよび測定データを受信する。コントローラ118と通信するコンピュータ120、たとえば(コントローラ118とは別個の、またはそれと一体の)パーソナルコンピュータを設けることができる。コンピュータ120は、たとえば測定ルーチンをプログラムし開始するための、オペレータにとって使いやすいインターフェースを提供することができる。好適なコンピュータ、および関連する制御/プログラミングソフトウェアは、様々な場所で入手可能であり、よく知られている。さらに、プローブ102の動きをオペレータが手動で制御できるようにするジョイスティック121または他の好適な入力デバイスを設けることができる。この場合も、こうしたジョイスティックはよく知られており、様々な場所で入手可能である。
横梁106の構造を、図3を参照しながらより詳細に説明する。図示してあるように、この実施形態では横梁106は箱形梁を備える。箱形梁106は、モジュール構造を有し、この実施形態では、3つの細長い角部材120、122、124と、それぞれが箱形梁の平坦な耐荷重部材を形成し、3つの細長い角部材の対の間にそれぞれが延在している3片のシート材料126、128、130とを備える。説明する実施形態では、3つの細長い角部材120、122、124は、押出成形される。説明する実施形態では、3片のシート材料126、128、130の厚さは、3mm以下である。これらは金属材料、この実施形態ではアルミニウムから作られるが、理解されるように、ステンレス鋼などの他の金属材料が使用されてもよく、または炭素繊維もしくはセラミックなどの非金属材料が使用されてもよい。かさおよび重量を低減するために、箱形梁の平坦な耐荷重部材は、5mm以下の厚さのシート材料から形成されることが好ましい場合がある(それより分厚くなると、通常、かついずれにしてもこの文書の目的のために、それらは「シート」ではなく「プレート」と記載される。)説明する実施形態では、3つの細長い角部材120、122、124、および3片のシート材料126、128、130は、同じタイプの材料(たとえばアルミニウム)から形成される。
説明する実施形態では、第1の細長い角部材120および第2の細長い角部材122はベアリング表面を提供し、その表面にキャリッジのエアベアリング(たとえば、図1および図2に示してある140、142)が当接することができる。図示してあるように、説明する実施形態では、横梁106の角部材120、122、124と、シート材料片126、128、130との組立てを補助するために、隔壁180が提供される。また隔壁80は、横梁106にいくらかの付加的な強度ももたらすことができる。説明する実施形態では、隔壁は、(たとえば隔壁上に折り曲げられたフラップではなく)第1のシート材料片126、第2のシート材料片128、および第3のシート材料片130に「真横から」ポップリベット/ブラインドリベットで留められる。これにより、第1のシート材料片126、第2のシート材料片128、および第3のシート材料片130に直交するように方向付けられた荷重が、主に隔壁180のせん断面に沿って確実に担持されて、それらをより薄いシート材料から作ることが可能になる(したがって重量が軽減される)。
(図3にはないが)図1および図2に示してあるように、横梁106はまた、第1の端部プレート103および第2の端部プレート105と、下部プレート107とを備え、それぞれが平坦な耐荷重部材を提供する。第1の端部プレート103および第2の端部プレート105、ならびに下部プレート107は、15mmの厚さを有し、したがって、第1のシート材料片126、第2のシート材料片128、および第3のシート材料片130よりも実質的に分厚い。以下でより詳細に説明するように、本実施形態では、横梁のエアベアリングは、これらのプレート/平坦な耐荷重部材103、105、107に取り付けられる。
説明する実施形態では、梁106の様々な片は、接着剤を使用して互いに接着される。たとえば、第1の細長い角部材120、第2の細長い角部材122、および第3の細長い角部材124は、第1のシート材料片126、第2のシート材料片128、および第3のシート材料片130に、(たとえば、一液型の熱硬化性のエポキシ、たとえばPermabond Engineering Adhesives Limitedから入手可能なPERMABOD(登録商標)ES569などの適切な接着剤によって)接着される。また、隔壁180は、(たとえば同じ接着剤を使用して)第1のシート材料片126、第2のシート材料片128、および第3のシート材料片130に接着することができる。さらに、第1の端部プレート103および第2の端部プレート105は、第1のシート材料片126、第2のシート材料片128、および第3のシート材料片130、ならびに第1の細長い角部材120、第2の細長い角部材122、および第3の角部材124に(たとえば同じ接着剤を使用して)接着することができる。同様に、下部プレート107は、(たとえば同じ接着剤を使用して)第3のシート材料片130に接着することができる。理解されるように、接着に加えてまたはその代わりに、たとえば溶接および/または機械的固定具を使用するなど、他の技法を使用して横梁の部品を互いに固定することができる。
横梁106のベアリング構成部を、ここでより詳細に説明する。第1の次元(Y)に垂直な2つの次元(X、Z)で装置の端部および断面図を示す図5から図9を特に参照する。言い換えれば、図5から図9は、第1の次元に垂直な(概念上の)2次元座標系から見た/それに投影されたものとして、装置、およびY軸のベアリング構成部の関連する力を表す。
図示してあるように、図1、図2、および図4から図7では、横梁106は、横梁106の第1の端部に第1のデータムベアリングアセンブリ210および第2のデータムベアリングアセンブリ220を備える。第1のベアリングアセンブリ210および第2のベアリングアセンブリ220は、第1の次元に沿って分離したロケーションに位置決めされる。たとえば、第1のベアリングアセンブリ210は、横梁106の第1の側(たとえば前方側)の方に位置付けられ、第2のベアリングアセンブリ220は、横梁の第2の側(たとえば、後方側)の方に位置付けられる。
各データムベアリングアセンブリ210、220は、第1の案内路/レール112に当接している複数のベアリング部材を備える。説明する実施形態では、各ベアリングアセンブリ210、220は、1対のデータムベアリング部材を備え、それぞれのデータムベアリング部材が、エアベアリングパッドと、横梁106にエアベアリングパッドを取り付けるための取付け部とを備える。さらにこの実施形態では、以下でより詳細に説明するように、第1の隆起案内路/レール112に対してデータムベアリング部材を予圧する(言い換えれば「付勢する」)ために、少なくとも1つの予圧(付勢)ベアリング部材が提供される。理解されるように、こうした予圧/付勢は、重力への依存および/もしくは磁力を含む付加的な、または他の手段によって提供されてもよい。
図1、図5、および図6を参照すると、第1のベアリングアセンブリ210は、第1のデータムエアベアリングパッド212、第2のデータムエアベアリングパッド214を備える。図6および図7に示してあるように、第1のデータムエアベアリングパッド212および第2のデータムエアベアリングパッド214は、第1の案内路/レール112に設けられた凹んだ角特徴部の、対応する第1の平坦なエアベアリング表面232および第2の平坦なエアベアリング表面234に当接している。また、図6および図7に示してあるように、第1のベアリングアセンブリ210は、それぞれ第1のデータムエアベアリングパッド212および第2のデータムエアベアリングパッド214のための第1の取付け部材213および第2の取付け部材215を備える。この実施形態では、各データムベアリングアセンブリ210、220は、対応する予圧ベアリング部材を備える。したがって図示してあるように、第1のベアリングアセンブリ210について、第1の案内路/レール112に設けられた第3の平坦なエアベアリング表面236に当接する第3のエアベアリングパッド216と、対応する第3の取付け部材217とが提供される。
本実施形態では、第1の取付け部材213、第2の取付け部材215、および第3の取付け部材217のそれぞれは、それらの対応するエアベアリングパッドとのそれらの境界面に玉継ぎ手を備え、それによりエアベアリングパッドは、取付け部に対して(たとえば、エアベアリング表面のあらゆるずれに対応するように)自由に回転する。
第1のエアベアリングパッド212は、その取付け部材213を介して、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材103に取り付けられ、それにより、それは、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材103に対して(すなわち、X、Y、およびZ次元において)線形に固定される。第2のエアベアリングパッド214は、その取付け部材215を介して、底部プレート/平坦な耐荷重部材107に取り付けられ、それにより、それは、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材107に対して(すなわち、X、Y、およびZ次元において)線形に固定される。
第3のエアベアリングパッド216は、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材103、および下部プレート/平坦な耐荷重部材107に、それらの境界面において、アーム/ブラケット230を介して取り付けられる。アーム/ブラケット230の第1の端部231は、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材103と、下部プレート/平坦な耐荷重部材107との境界面において、横梁106に取り付けられ、第2の端部233において、第3の取付け部材217に取り付けられる。特に、第3のエアベアリングパッド216は、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材103と下部プレート/平坦な耐荷重部材107の両方の内側表面に連結された荷重スプレッダ229を介して、横梁106に取り付けられる。さらに、第3の取付け部材217は、第3のエアベアリングパッド216を第3のベアリング表面236に押し当てて、第1のデータムエアベアリング212および第2のデータムエアベアリング214を、それらの対応する第1のエアベアリング表面232および第2のエアベアリング表面234に、(第1のデータムエアベアリングと第2のデータムエアベアリングとで分配される)おおよそ500Nの力で予圧するように構成されたばね240を備える。したがって、第3のエアベアリングパッド216は、「予圧」エアベアリングパッドと呼ぶことができる。
(特に図7に)図示してあるように、ベアリング構成部、たとえば第1の表面232および第2の表面234、ならびに第1のエアベアリング212および第2のエアベアリング214は、図5から図9に表すように第1の次元に垂直な概念上の2次元座標系において、第1のベアリング部材212の合成反力の線R1と、第2のベアリング部材214の合成反力の線R2とが、第1の案内路/レール112の外側(案内路112の、第1のエアベアリング212および第2のエアベアリング214と同じ側)の点250に収束し、特にその点250で互いに交差するように、構成される。理解されるように、第1のエアベアリング212および第2のエアベアリング214が、第1の次元に沿ってオフセットした場合、第1のベアリング部材212の合成反力の線R1と、第2のベアリング部材214の合成反力の線R2は、共通線250’に交差し、この共通線250’は、案内路/レール112の外側(案内路112の、第1のエアベアリング212および第2のエアベアリング214と同じ側)に位置し、横梁106がそれに沿って移動する方向に平行に(すなわち、Y軸に平行に)延在する。さらに、この実施形態では、第3の表面236および第3のエアベアリングパッド216は、上記概念上の2次元座標系において、第1のベアリング部材212の合成反力の線R1と、第2のベアリング部材214の合成反力の線R2と、合成反力Pの線とが、共通点250で収束し、交差するように構成される(この場合、この共通点250は、第1の端部プレート/平坦な耐荷重部材103と、下部プレート/平坦な耐荷重部材107との接合部内にある)。予圧力がY軸に沿ってオフセットした場合には、合成予圧力Pの線は共通線250’に交差する。さらに、アーム230は、予圧力の線P上にある点において横梁106に連結される。図示してある構成では、予圧力は、横梁106または第1のベアリングアセンブリ210のいかなる部分にも、曲げモーメントまたは回転モーメントの力を実質的に付与しない。特に、予圧力Pは、合成反力R1、R2の線に沿って直接分解されることが可能であり、予圧の結果、圧縮力のみが、第1の端部プレート103、下部プレート107、ならびに第1の取付け部材213および第2の取付け部材215に付与される。
上述したように、合成予圧力Pは、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材の合成反力R1、R2に、共通点250で交差する。しかし理解されるように、これは必ずしもこの限りである必要はなく、それらすべてが同じ点で互いに交差しなくても、共通点に向かって収束してもよい。実際、点線P’によって図7に示してあるように、合成予圧力P’は、第1のベアリング部材と第2のベアリング部材の合成反力R1、R2の両方に非平行に傾斜していてもよい。この場合、第1のベアリング部材と第2のベアリング部材の合成反力R1、R2が交差する点250を中心とする領域であって、この点250と、第1のベアリング部材および第2のベアリング部材のうちの最も遠いベアリング表面上(この場合は、第1のベアリング部材212の第1のベアリング表面232上)の最も近い点との間の距離に等しい半径を有する領域を、合成予圧力P’が通って延在すれば十分であるように、このシステムは構成される。こうした領域は、図7の破線の円「B」によって概略的に特定される。
第2のベアリングアセンブリ220は、第1のベアリングアセンブリ210と同一であり、たとえば図1、図2、および図4に示してあるように、横梁106に取り付けられた第1のエアベアリングパッド222、第2のエアベアリングパッド224、および第3のエアベアリングパッド226を備える。
図2および図5に示してあるように、横梁106の他方の端部に、第2の端部プレート105に取り付けられた単一のエアベアリングパッド260が設けられ、第2の隆起案内路/レール114上に設けられた平坦なエアベアリング表面に当接している。
第1のベアリングアセンブリ210および第2のベアリングアセンブリ220の第1のエアベアリング212、222および第2のエアベアリング214、222は、本明細書において概念上「データム」エアベアリングと呼ばれるが、これは、これらのエアベアリングと、第1の案内路とが合わさることによって、横梁106の横方向位置が制御されるからである。対照的に、第2の隆起レール114に当接しているエアベアリング260は、第1の隆起レール112の周りの横梁106の回転位置を制御/抑制するだけである。したがって、第2の隆起レール114に当接しているエアベアリング260は、概念上「アウトリガー」ベアリング部材と呼ばれてもよい。
上述した実施形態では、第1のデータムエアベアリングアセンブリ210および第2のデータムエアベアリングアセンブリ220のそれぞれは、その対応する第1のデータムエアベアリングパッド(212、222)および第2のデータムエアベアリングパッド(214、224)に対して、Y軸に沿って同じ場所に位置付けられた対応する単一の予圧ベアリングパッド(216、226)を備える。しかし理解されるように、これは必ずしもこの限りである必要はない。たとえば、2つ以上の(たとえば、Y軸に沿って離間した)予圧エアベアリングパッドが、アーム/ブラケット230に取り付けられてもよい。
任意選択で、第1のデータムエアベアリングアセンブリ210と第2のデータムベアリングアセンブリ220に共通の(たとえば単一の)予圧エアベアリングパッドだけが提供されてもよい。たとえば、第1のデータムエアベアリングアセンブリ210と第2のデータムベアリングアセンブリ220との間の、Y軸に沿った点において第3の平坦なエアベアリング表面236に当接している単一の予圧エアベアリングパッドが提供されてもよい。横梁106に導入される曲げモーメントが最小になる/導入されなくなる場合には、第1のデータムベアリングアセンブリ210および第2のデータムベアリングアセンブリ220が取り付けられるY軸に沿った点において、第1の端部プレート103と下部プレート107の境界面に、共通の/単一の予圧エアベアリングパッドが取り付けられてもよい。たとえば、図5および図6に示してあるものなどの単一のアーム/ブラケット230が提供されてもよく、バーがY軸に沿って延在し、第1の端部プレート103と下部プレート107にそれらの境界面においてY軸に沿った点で固定され、それらの点に第1のデータムベアリングアセンブリ210および第2のデータムベアリングアセンブリ220が取り付けられてもよい。
上記の実施形態では、各データムベアリングアセンブリは、第1の平坦なエアベアリング表面232と合わさるエアベアリングパッドを1つだけ備え、第2の平坦なエアベアリング表面234と合わさるエアベアリングパッドを1つだけ備える。しかし理解されるように、これは必ずしもこの限りである必要はなく、たとえばデータムベアリングアセンブリは、第1の平坦なエアベアリング表面212に係合する2つ以上のエアベアリングパッドを備えてもよく、かつ/または第2の平坦なエアベアリング表面234に係合する2つ以上のエアベアリングパッドを備えてもよい。この場合、2つ以上のエアベアリングパッドは、共通の取付け部材を共有して、横梁106に取り付けられてもよい。
図8は、ベアリングアセンブリの代替的な実施形態を示し、この実施形態は、図7に関連して上述した実施形態に類似しており、同様のパーツには同様の参照符号が使用される。しかし、この実施形態では、上述した第1のエアベアリングパッド212、第2のエアベアリングパッド214、第3のエアベアリングパッド216に加えて、第4のエアベアリングパッド216’が提供される。第3のエアベアリングパッド216と第4のエアベアリングパッド216’は、アーム230を介して第1の端部プレート103と下部プレート107にそれらの境界面において取り付けられ、アーム230は、第1の端部231において、横梁106に第1の端部プレート103の境界面で取り付けられる。図7の実施形態と同様に、第3のエアベアリングパッド216は、ばね240を備える第3の取付け部材217を介してアームに取り付けられる。この実施形態では、第4のエアベアリングパッド216’は、同じくばね240’を備える第4の取付け部材217’を介してアームに取り付けられる。第3の取付け部材217および第4の取付け部材217’のばね240、240’は、第3のエアベアリングパッド216および第4のエアベアリングパッド216’を、第3のベアリング表面236および第4のベアリング表面236’に押し付けて、第1のエアベアリング212および第2のエアベアリング214を、案内路112の凹んだ角特徴部を形成する、それらの対応する第1のエアベアリング表面232および第2のエアベアリング表面234に向けて予圧するように構成される。
また図8は、案内路112の凹んだ角特徴部を形成する表面232、234が、合流する必要のないことを示しており、図示してあるように、ステップ233などの中間の特徴部が、それらの間に位置付けられてもよい。これは、説明した他の実施形態にも当てはまり、図8の実施形態だけに関することではない。
図8の実施形態では、第3のエアベアリングパッド216および第4のエアベアリングパッド216’は、共通のアーム/ブラケット230を介して横梁106に連結される。しかし理解されるように、これは必ずしもこの限りである必要はなく、たとえば、それらは共通のアーム/ブラケット230を介して、別々のアームを介して横梁106に連結されてもよい。さらに、第1のエアベアリング212および第2のエアベアリング214は、Y軸に沿って実質的に同じ場所に位置付けられなくてもよい。しかしこの場合、移動可能部材に導入される曲げモーメントを最小限に抑えるために、第1のエアベアリング212とその対応する予圧ベアリング(すなわち第4のエアベアリング216’)をY軸に沿って実質的に同じ場所に位置付け、また第2のエアベアリング214とその対応する予圧ベアリング(すなわち第3のエアベアリング216)を、Y軸に沿って同じ場所に位置付けることが好ましい場合がある。
説明する実施形態では、ベアリングアセンブリはエアベアリングを備える。しかし理解されるように、本発明は、エアベアリングではないアセンブリにも適用可能である。たとえば、ホイールベアリング、またはボールレースベアリングなどの機械的ベアリングが使用されてもよい。図9は、図1から図8に関連して上述した実施形態と実質的に同じであるが、第1のエアベアリングパッド212および第2のエアベアリングパッド214が、それぞれホイール203、205を備える第1のホイールベアリング212’および第2のホイールベアリング214’に入れ替わっている実施形態を概略的に示す。さらに、第1の円筒形ベアリングロッド232’および第2の円筒形ベアリングロッド234’が、第1の案内路112に取り付けられ、その案内路に対して、第1のホイールベアリング212’および第2のホイールベアリング214’が予圧力Pによって予圧されている(これは、図1から図8に関連して上に開示したのと同じやり方で与えられてもよい)。図示してあるように、各ホイールへの予圧に対する2つの直接的な反力F1およびF2が存在する。しかし図示してあるように、これらの直接的な反力は結果的に、図1から図8の実施形態のものと同じ合成反力R1およびR2になる。
また図9は、第1の平坦な耐荷重部材103を画成する材料のプレートの前面および背面を含む第1の対の平面と、第2の平坦な耐荷重部材107を画成する材料のシートまたはプレートの前面および背面を含む第2の対の平面との交差部によって画成される概念上の区域/細長い体積300を、合成反力R1、R2、および予圧力Pがすべて通過することが好ましい場合がある一方で、第1の平坦な耐荷重部材103と第2の平坦な耐荷重部材107との交差部/接合部、たとえば概念上の区域/細長い体積300を中心とした、高さおよび幅が、概念上の区域/細長い体積300の最大5倍である概念上のより大きい区域/細長い体積302を、合成反力R1、R2、および予圧力Pがすべて実質的に通過すれば十分であり得る様子を示す。図8にも示してあるように、合成反力R1、R2、および合成予圧力Pは、すべてが共通点で合流または互いに交差するわけではないが、これらはすべてが共通の点/領域、たとえば第1の平坦な耐荷重部材103と第2の平坦な耐荷重部材107の接合部に向かって、実質的に収束している。これは、説明した他の実施形態にも当てはまり、図9の実施形態だけに関することではない。
理解されるように、本発明およびその設計原理は、CMMの他のパーツ(たとえばクイル110)にも適用可能であり、(非網羅的なリストとして)ブリッジ、カラム、水平アーム、および片持ち梁付きCMMを含む他のタイプのCMMにも適用可能である。また本発明は、CMMに限定されず、機械ツールを含む他の位置決め装置にも適用可能である。

Claims (15)

  1. 第1の次元のベアリング案内路(112)に沿って移動可能な移動可能部材(106)を備え、前記移動可能部材は、水平方向に延在する梁を備え、前記梁は、第2の次元に前記梁に沿って移動可能なキャリッジ(108)を担持し、前記キャリッジは、第3の次元に前記キャリッジに対して移動可能なクイル(110)を担持し、
    前記移動可能部材が、その第1の端部に、前記ベアリング案内路の対応する第1のベアリング表面(232)および第2のベアリング表面(234)に対して予圧された少なくとも第1のベアリング部材(212)および第2のベアリング部材(214)を備える、位置決め装置であって、前記第1の次元に垂直な2次元座標系において、前記第1のベアリング部材にかかる前記予圧に対する合成反力と、前記第2のベアリング部材にかかる前記予圧に対する合成反力とが交差するように構成された座標位置決め装置(100)
  2. 前記2次元座標系において、前記第1のベアリング部材の前記合成反力に非平行で、前記第2のベアリング部材の前記合成反力に非平行に延在する合成予圧力を与える少なくとも1つの予圧実行部材を備える請求項1に記載の座標位置決め装置。
  3. 前記予圧実行部材は、前記ベアリング案内路の第3の表面に対して付勢されたベアリング部材を備える請求項2に記載の座標位置決め装置。
  4. 前記第1のベアリング部材および前記第2のベアリング部材の前記合成反力、ならびに前記合成予圧力の線は、共通点に向かって実質的に収束するように方向付けられるように構成された請求項2または3に記載の座標位置決め装置。
  5. 前記第1のベアリング部材および前記第2のベアリング部材の合力反力が交差する点は、実質的に前記移動可能部材の構造の角特徴部に、または角特徴部の中に実質的に位置づけられ、前記角特徴部は、隣接する平坦な耐荷重部材によって画定され、前記予圧実行部材は、実質的に前記角特徴部において、第1の平坦な耐荷重部材(103)および/または第2の平坦な耐荷重部材(107)に取り付けられる請求項2乃至4のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  6. 前記移動可能部材は、第1の平坦な耐荷重部材と第2の平坦な耐荷重部材を備える耐荷重構造を提供するように構成された材料の1つまたは複数のシートもしくはプレートを備える請求項1乃至のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  7. 前記第1のベアリング部材の前記合成反力、および前記第2のベアリング部材の前記合成反力は、前記第1の平坦な耐荷重部材の平面、および前記第2の平坦な耐荷重部材の平面に、それぞれ実質的に整合しており、主にそれらに沿って担持されるように構成された請求項に記載の座標位置決め装置。
  8. 前記第1の平坦な耐荷重部材と前記第2の平坦な耐荷重部材は隣接しており、前記装置は、前記2次元座標系において、前記合成反力の線が、第1の平坦な耐荷重部材と、第2の平坦な耐荷重部材とのに向かって実質的に収束するように方向付けられるように構成された請求項またはに記載の座標位置決め装置。
  9. 前記合成反力の前記線、および前記合成予圧力の前記線は、前記第1の平坦な耐荷重部材と前記第2の平坦な耐荷重部材との前記接合部に向かって実質的に収束するように方向付けられるように構成された請求項2またはに記載の座標位置決め装置。
  10. 前記予圧実行部材は、前記第1の平坦な耐荷重部材と前記第2の平坦な耐荷重部材の両方に取り付けられる請求項2乃至のいずれか一項、または請求項乃至のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  11. 前記第1のベアリング部材および/または前記第2のベアリング部材について、その合成反力は、その対応する平坦な耐荷重部材の前記平面に実質的に平行であり、任意選択で、前記平坦な耐荷重部材を画成する材料の前記シートまたはプレートの平坦な主表面によって画成される体積内に含まれる請求項乃至10のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  12. 少なくとも前記2次元座標系において、前記合成反力が交差する点は、実質的に前記移動可能部材の角特徴部に、またはその中に位置付けられる請求項1乃至11のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  13. 前記位置決め装置は、座標測定機を備える請求項1乃至12のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  14. 前記ベアリング案内路のそれぞれ前記第1のベアリング表面および前記第2のベアリング表面に対して予圧された少なくとも第3のベアリング部材および第4のベアリング部材を備える少なくとも第2のベアリングアセンブリを備える、位置決め装置であって、前記第3のベアリング部材にかかる前記予圧に対する合成反力と、前記第4のベアリング部材にかかる前記予圧に対する合成反力が、少なくとも前記2次元座標系において交差するように構成された請求項1乃至13のいずれか一項に記載の座標位置決め装置。
  15. 前記2次元座標系において、前記第1のベアリング部材と前記第2のベアリング部材の前記合成反力が交差する点と、前記第3のベアリング部材と前記第4のベアリング部材の前記合成反力が交差する点とが、実質的に一致する請求項14に記載の位置決め装置。
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