JP7199374B2 - 位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、位置決め装置、たとえば座標測定機(CMM)などの座標位置決め機に関する。
位置決め装置は、工具および/または対象物を互いに対して位置決めするための1つまたは複数の移動可能な部材を備えることができる。たとえば、CMMは、従来、複数の移動可能な部材、たとえば直列に配置された線形に移動可能な部材を備える。一般に、位置決め装置は、工具および/または対象物の少なくとも2つまたは3つの相互に直交する次元、たとえばX、YおよびZの相対動作を容易にするように構成される。そのような位置決め装置は、一般に、「デカルト」位置決め装置(またはデカルトCMM)として知られている。典型的なデカルト座標位置決め装置は、ブリッジ(Bridge)、ポータル(Portal)、カンチレバー(Cantilever)、水平アーム(Horizontal Arm)およびガントリ(Gantry)のタイプの機械を含む。
位置決め装置は、1つまたは複数のエネルギー導管(またはこれらがCMMの分野で呼ばれることがあるエネルギー「チェーン」)を有することができ、これら導管は、電力を供給し、信号および/または流体を装置のさまざまな部分に、およびさまざまな部分から運ぶための1つまたは複数のワイヤおよび/または流体ライン(たとえば空気管)を備える。これらのエネルギー導管は、エネルギー導管の少なくとも一部が移動可能な部材と共に移動するように相対的に移動可能な部材の1つまたは複数に締め付けられ得る。
Brown&Sharpeによって販売されているValidator Chameleonと呼ばれる、知られているCMM上では、水平に移動可能な部材間のエネルギー導管は2つに分割され、それによって電気ワイヤはエネルギーチェーンの一方上で担持され、空気圧用の管は他方上で担持される。ワイヤおよび空気圧エネルギーチェーンは、これらが反対方向に延びるように移動可能な部材に連結され、それにより、移動可能な部材の位置の変化によって移動可能な部材にこれらが及ぼす負荷のあらゆる変動は、互いに反対に変動する。この機械では、水平に移動可能な部材間の相対運動をもたらすための駆動機構は、ベルトを駆動するための回転式DCモータを備えるベルト駆動式機構を備える。
国際公開第2007/093789号パンフレット
本発明は、改良された位置決め(たとえば測定)装置、たとえば座標測定機(CMM)などの改良された座標位置決め装置に関する。
特に、本発明の1つの態様は、位置決め装置の移動可能な部材間のエネルギー導管の改良された構成に関する。特定の例では、本発明は、少なくとも2つの相対的に移動可能な部材間に、平衡化されたエネルギー導管を有する位置決め装置に関する。
本発明の第1の態様によれば、位置決め装置であって、実質的に垂直な自由度で相対的に移動可能な(たとえば、前記垂直な自由度で検査デバイスおよび工作物の相対運動をもたらすための)第1の部材および第2の部材を備える、位置決め装置が提供される。(第1の)エネルギー導管は、第1の部材および第2の部材の少なくとも一方に連結/装着される。(第1の)エネルギー導管によって、これが連結/装着された部材の少なくとも一方に付与された(第1の部材および第2の部材の自由度における)負荷/力は、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動し得る。また、補償部材であって、(第1の)エネルギー導管によってかけられた負荷に反比例して、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する(第1の部材および第2の部材の自由度における)負荷/力をかけるように構成され、それによって部材の前記少なくとも一方に(第1の)エネルギー導管によってかけられた負荷の変化を少なくとも部分的に打ち消す、補償部材が提供され得る。
本発明者は、(第1の)エネルギー導管によって、これが締め付けられた部材に付与された(第1の部材および第2の部材の自由度における)負荷が、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動し得ることを見出した。これは、たとえば、(第1の)エネルギーチェーンの、これが締め付けられた部材によって担持される質量/重量の割合が、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動するためであり得る。負荷の変動は、位置決め装置の構造内にひずみの変動を作りだす可能性があり、これによって位置決め装置の計測に悪影響を及ぼす恐れがある。追加的/代替的に、負荷の変動は、モータから必要とされる電力が異なる位置において異なり得ることを意味し得る。この結果、モータは、異なる位置に対して異なる量の熱を生み出す可能性があり、これは、さらに、位置決め装置の計測に悪影響を及ぼす恐れがある。これは、線形モータが使用される実施形態に特にあてはまることが見出されている。
第1および第2の相対的に移動可能な部材は、第1の線形自由度で互いに対して移動可能であり得る。たとえば、これらは、実質的に垂直な自由度でしか互いに対して移動できないように拘束され得る。
任意選択により、第1の部材は、垂直な自由度で移動可能である。第1の部材は、アーチファクトと相互作用するための工具、たとえばアーチファクトを検査するための検査デバイスを担持するように構成され得る。工具は、測定デバイス、たとえば測定プローブを備えることができる。検査デバイスは、接触または非接触の検査デバイスを備えることができる。たとえば、検査デバイスは、(アナログプローブとしても知られている)走査プローブを備えることができる。連接式ヘッドが、前記部材と工具との間に提供され得る。連接式ヘッドは、その上に装着された工具の、少なくとも1つの軸を中心とした、たとえば少なくとも2つの軸(たとえば、少なくとも2つの直交軸)を中心とした回転を提供するように構成され得る。連接式ヘッドは、(割り付けヘッドとは対照的に)(連続的な)走査ヘッドであり得る。
補償部材は、これが(第1の部材および第2の部材の自由度で)かける負荷が、(第1の)エネルギー導管によってかけられた負荷の変動と実質的に等しく、反対方向に変動するように構成され得る。したがって、補償部材は、(第1の)エネルギー導管および補償部材によって(第1の部材および第2の部材の自由度で)かけられる正味負荷が、相対位置の範囲に対して実質的に一定であり、たとえば、第1の部材および第2の部材の動作の範囲の少なくとも75%にわたって、任意選択により、第1の部材および第2の部材の動作の範囲の少なくとも90%にわたって実質的に一定であるように構成され得る。
第1および第2の相対的に移動可能な部材は、互いに対して支承することができる。換言すれば、第1および第2の相対的に移動可能な部材は、これらの間の相対運動を容易にするように共働する支承配置のそれぞれの部分を備えることができる。支承配置は、たとえば、空気支承配置および/または機械的支承配置を備えることができる。たとえば、第1および第2の相対的に移動可能な部材の一方は、少なくとも1つの空気支承パッドを備えることができ、他方は、空気支承表面を備える。
任意選択により、第1の部材は、実質的に垂直な自由度で移動可能である。任意選択により、第2の部材は、(たとえば装置の残りの部分に対して)垂直な自由度で固定される/動かないようにされる。
(第1の)エネルギー導管は、第1の部材および第2の部材に、たとえば第1の端部において/向かって第1の部材に、および第2の端部において/向かって第2の部材に連結/装着され得る。
補償部材は、能動システムを備えることができる。たとえば、補償部材は、少なくとも1つの(たとえばシステム)の入力/変数(たとえば、第1の部材および/または第2の部材にかけられた負荷、ならびに/または第1の部材および/または第2の部材の位置)を監視し、補償部材がかける負荷を、エネルギー導管によってかけられた負荷のあらゆる変化を少なくとも部分的に打ち消すように適応させる/変更するシステムの一部であり得る。したがって、補償部材は、入力に応答して補償部材を制御するサーボシステムの一部であり得る。たとえば、補償部材は、エネルギー導管が連結/装着された部材(たとえばクイル)のための釣合い機構、たとえば空気圧式釣合い錘を備えることができる。装置は、少なくとも1つの入力/変数(たとえば、第1の部材および/または第2の部材にかけられた負荷、ならびに/または第1の部材および/または第2の部材の位置)に応答して、釣合い錘によって提供された釣合い力を(たとえば動的に)変動させるように構成され得る。たとえば、装置は、少なくとも1つの入力/変数(たとえば、第1の部材および/または第2の部材にかけられた負荷、ならびに/または第1の部材および/または第2の部材の位置)に応答して、空気圧式釣合い錘の空気圧力を(たとえば動的に)変動させるように構成され得る。
補償部材は、受動型(換言すれば、能動的でない/サーボ型でない)補償部材であり得る。換言すれば、補償部材は、部材の前記少なくとも一方にエネルギー導管によってかけられた負荷の変化を少なくとも部分的に打ち消すように元来構成された、すなわち、監視/サーボ/モータシステムまたは外部電力源/供給装置を必要としない、1つまたは複数の構成要素を備えることができる。
補償部材は、第1の部材および/または第2の部材(たとえば、(第1の)エネルギー導管が装着されたのと同じ部材)に連結/装着された部材を備えることができる。たとえば、補償部材は、機械的補償部材を備えることができる。
補償部材は、(第1の)エネルギー導管が連結/装着された部材によって担持される補償部材の質量/重量の割合が、第1の部材および第2の部材の相対運動と共に変動するように構成され得る。補償部材は、(第1の)エネルギー導管が連結/装着された部材によって担持される補償部材の質量/重量の割合が、(第1の)エネルギー導管が連結/装着された部材によって担持される、(第1の部材および第2の部材の相対運動と共に/第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する)(第1の)エネルギー導管の質量/重量の割合に反比例して、(第1の部材および第2の部材の相対運動と共に/第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて)変動するように構成され得る。補償部材は、(第1の)エネルギー導管が連結/装着された部材によって担持される補償部材の質量/重量の割合が、(第1の)エネルギー導管が連結/装着された部材によって担持される、(第1の部材および第2の部材の相対運動と共に/第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する)(第1の)エネルギー導管の質量/重量の割合と実質的に等しく、反対方向に(第1の部材および第2の部材の相対運動と共に/第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて)変動するように構成され得る。
補償部材は、第1の部材および第2の部材の相対運動と共に形状を変更するように構成され得る。補償部材は、たとえば、第1の部材および第2の部材の相対運動と共に巻き上がるおよび/または巻き出す(またはカールする/真っ直ぐになる、または曲がる/伸ばす)ように構成され得る。補償部材は、1つまたは複数のばね部材、および/または(たとえば第1の本体および第2の本体の相対運動と共に変形する/曲がる/撓む)1つまたは複数の可撓性部材を備えることができる。たとえば、補償部材は、材料の連続的なリボン様バンドを備えることができる。補償部材は、少なくとも(第1の)エネルギー導管が連結/装着された部材に、これが変形する/曲がる/撓むときに変動する(たとえばその曲がり/撓み点に応じて変動する)負荷/力を提供するように構成され得る。補償部材は、第1の部材と第2の部材との間を蛇行するように構成され得る。
補償部材は、第2のエネルギー導管を備えることができる。第2のエネルギー導管は、第1のエネルギー導管が装着されるのと同じ部材に装着され得る。第2のエネルギー導管は、第1の部材および/または第2の部材に連結/装着することができ、それにより、これが(第1の部材および第2の部材の自由度で)第1の部材および/または第2の部材にかける負荷/力は、第1の部材および第2の部材の相対運動と共に/第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて第1のエネルギー導管によってかけられたものに対して反対方向に変動する。換言すれば、第2のエネルギーチェーンは、第1の部材および/または第2の部材に連結/装着させることができ、それにより、これが(第1の部材および第2の部材の自由度で)第1の部材および/または第2の部材にかける負荷/力は、(第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する)、(第1の部材および第2の部材の自由度で)第1の部材および/または第2の部材にエネルギー導管によってかけられた負荷の変動に反比例して、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する。第2のエネルギー導管は、これが(第1の部材および第2の部材の自由度で)第1の部材および/または第2の部材にかける負荷が、第1の部材および第2の部材の相対運動と共に/第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて、第1のエネルギー導管によってかけられたものに実質的に等しく、反対方向に変動するように構成され得る。換言すれば、第2のエネルギーチェーンは、第1の部材および/または第2の部材に連結/装着させることができ、それにより、これが第1の部材および/または第2の部材に(第1の部材および第2の部材の自由度で)かける負荷/力は、(第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する)、(第1の部材および第2の部材の自由度で)第1の部材および/または第2の部材にエネルギー導管によってかけられた負荷の変動に対して等しく、反対方向に、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する。したがって、第1のエネルギー導管および第2のエネルギー導管は、「平衡化」され得る。換言すれば、第1のエネルギー導管および第2のエネルギー導管によってかけられた負荷は、「平衡化」され得る。理解されるように、第1のエネルギー導管および第2のエネルギー導管は、実質的に反対方向に延びることができる。
理解されるように、より多くの/さらなるエネルギー導管が存在し得る。たとえば、2つまたはそれ以上の別個のエネルギー導管(たとえば各々がそれ自体の支持トラックを備えた)が存在することができ、その各々は、部材の少なくとも一方に、同じ方向に(第1の部材および第2の部材の自由度で)負荷を付与し、その各々は、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する。したがって、補償部材は、これらの負荷の両方を補償するように構成され得る。追加的に/代替的に、補償部材は、それ自体、2つまたはそれ以上の別個のエネルギー導管(たとえば各々がそれ自体の支持トラックを備えた)を備えることができる。
エネルギー導管は、少なくとも1つのワイヤおよび/または少なくとも1つの管を備えることができる。エネルギー導管は、ワイヤおよび/または管の少なくとも1つのグループ/束を備えることができる。エネルギー導管は、ワイヤおよび管の混合体を備えることができる。ワイヤおよび/または管は、たとえばケーブルタイを使用して一緒に結び付けることができる。
エネルギー導管は、たとえば、少なくとも1つのケーブルおよび/または少なくとも1つの管を支持するための支持トラックを備えることができる。支持トラックは、連接式支持トラックを備えることができる。たとえば、連接式支持トラックは、枢動的に連結されたリンクの繋がれた配置を備えることができる。任意選択により、支持トラックは、相対運動と共に曲がる材料のバンドを備える(たとえば、材料の連続的なリボン様バンドを備える)ことができる。
第2のエネルギー導管は、第1のエネルギー導管のものに類似する/これと同じ支持トラックを備えることができるが、ワイヤおよび/または管を有さない。したがって、補償部材/第2の「エネルギー導管」は、「ダミー」のエネルギー導管であり得る。
位置決め装置は、(第1の部材および第2の部材の自由度における)第1の部材および第2の部材の相対運動をもたらす(たとえば相対位置を制御する)ように構成された少なくとも1つのモータを備えることができる。モータは、線形モータを含むことができる。したがって、(たとえば磁石の線形配列を備える)線形ステータを(たとえば第1の部材および第2の部材の一方上、たとえば第2の部材上に)提供することができ、電機子(たとえばコイルの線形配列を備える、線形電機子)を(たとえば他方の部材上、たとえば第1の部材上に)提供することができる。電機子のコイルは、非重複式であり得る。たとえば、線形ステータは、細長い線形ステータを備えることができる。たとえば、電機子は、細長い線形電機子を備えることができる。任意選択により、線形モータは真っ直ぐである。したがって、ステータも真っ直ぐであり得る。
位置決め装置は、座標位置決め装置、たとえば座標測定機(CMM)、たとえばデカルトCMMを備えることができる。
第1の部材は、CMMの分野では一般的に「クイル」と称されるものであり得る。第2の部材は、CMMの分野では一般的に「キャリッジ」と称されるものであり得る。
位置決め装置は、第1の部材および第2の部材の少なくとも一方に対して(たとえば線形自由度で)移動可能であるさらなる部材を備えることができる。第2の部材(たとえば「キャリッジ」)は、第3の部材に対して、たとえば第1の水平自由度で、例として、(たとえば第1の線形自由度に直交する)第2の線形自由度で移動可能であり得る。第3の部材は、ビームまたはクロス部材を備えることができ、これに沿ってキャリッジが進行することができる。第3の部材は、第4の部材に対して、(たとえば第1の水平自由度に直交する)第2の水平自由度で、例として、(たとえば第1の線形自由度および第2の線形自由度に直交する)第2の線形自由度で移動可能であり得る。第4の部材は、たとえば工作物ベッドを含むことができるCMMのベースを備えることができ、および/またはこれに対して固定され得る。第4の部材は、第3の部材が支持される1つまたは複数の隆起した支持体を備えることができる。
理解されるように、本発明の第1の態様に関連して上記で説明した特徴は、以下で説明する後続の態様にも同様にあてはめることができ、またその逆も同様である。
本発明の別の態様によれば、位置決め装置であって、線形自由度で互いに対して移動可能な第1の部材および第2の部材を備える、位置決め装置が提供される。位置決め装置は、(たとえば実質的に水平自由度または実質的に垂直な自由度における)第1の部材および第2の部材の相対運動をもたらすように構成された線形モータを備えることができる。位置決め装置は、第1の部材および第2の部材の少なくとも一方に装着された(第1の)エネルギー導管を備えることができる。(第1の)エネルギー導管によって、これが装着された部材の少なくとも1つに(第1の部材および第2の部材の自由度で)付与された負荷/力は、第1の部材および第2の部材の相対位置の位置に応じて変動し得る。位置決め装置は、補償部材であって、エネルギー導管によってかけられた負荷に反比例して、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する(第1の部材および第2の部材の自由度における)負荷/力をかけるように構成され、それによって(第1の)エネルギー導管によってかけられた負荷の変化を少なくとも部分的に打ち消す、補償部材を備えることができる。
したがって、本出願はまた、位置決め装置であって、線形自由度で互いに対して移動可能な第1の部材および第2の部材と、第1の部材および第2の部材の相対運動をもたらすように構成された線形モータと、第1の部材および第2の部材の少なくとも一方に装着された少なくとも1つのエネルギー導管であって、これが装着された部材の少なくとも1つに、第1の部材および第2の部材の相対位置の位置に応じて変動する負荷を付与する、少なくとも1つのエネルギー導管と、補償部材であって、少なくとも1つのエネルギー導管によってかけられた負荷に反比例して、第1の部材および第2の部材の相対位置に応じて変動する負荷をかけるように構成され、それによって少なくとも1つのエネルギー導管によってかけられた負荷の変化を少なくとも部分的に打ち消す、補償部材とを備える、位置決め装置を説明する。
本出願はまた、位置決め装置であって、線形自由度で(たとえば実質的に水平自由度または実質的に垂直な自由度で)互いに対して移動可能な第1の部材および第2の部材と、第1の部材および第2の部材の相対運動をもたらすように構成された線形モータと、第1の部材および第2の部材の少なくとも一方に装着された少なくとも1つのエネルギー導管であって、これが装着された部材の少なくとも一方に負荷を付与する、少なくとも1つのエネルギー導管とを備える、位置決め装置を説明する。装置はまた、補償部材であって、たとえば、少なくとも1つのエネルギー導管によってかけられた負荷に対して反比例する負荷をかけるように構成されて、少なくとも1つのエネルギーによってかけられた負荷を実質的に平衡化する、補償部材を備えることもできる。
位置決め装置は、(第1の)エネルギーチェーンおよび補償部材によって引き起こされる、(第1)のエネルギー導管が連結/装着された第1の部材および/または第2の部材への(第1の部材および第2の部材の自由度における)正味負荷が、第1の部材および第2の部材の動作の範囲の少なくとも75%にわたって、たとえば少なくとも90%にわたって5ニュートン(N)未満である(任意選択により、3N未満、たとえば2N未満、例として1N未満である)ように構成され得る。
次に、本発明の実施形態は、以下の図を参照して、例としてのみ説明される。
本発明によるガントリタイプのCMMの正面の概略等角図である。 図1のCMMの後部の概略等角図である。 図1のCMMのクロスビームの概略等角図である。 図3のクロスビームの断面図である。 図4で特定した領域Aの詳細図である。 図4で特定した領域Aの別の詳細図である。 図6で特定した領域A’の詳細図である。 図6で特定した領域A’の別の詳細図である。 図3のクロスビームを製造する例示的な方法を示す流れ図である。 分離したバルクヘッドを示す図である。 図3のクロスビームの箱構造の負荷支承面がどのようにバルクヘッドにリベット留めされるかを示す断面図である。 CMMのy軸に対する線形モータ配置を示す図である。 図11a内で特定した領域A”の詳細図である。 分離した図11の線形モータのステータ組立体を示す図である。 分離した図12aのステータ組立体のモジュールを示す図である。 図12のステータ組立体の柔軟な装着組立体を示す平面図である。 図12のステータ組立体の柔軟な装着組立体を示す断面図である。 図12のステータ組立体の固定された装着組立体の断面図である。 図3の線形モータの電機子組立体の等角図である。 保護ハウジングがy軸の隆起したレールの1つの上方に位置する、図1のガントリCMMの概略等角図である。 分離した図17の保護ハウジングを示す図である。 図17および図18のカバーの保護ハウジングの切断図である。 図17~19の保護ハウジングの部分断面図である。 図1のCMMのz軸のエネルギーチェーン配置を示す図である。 クイルが降下位置にある、図21のエネルギーチェーン配置の側面図である。 クイルが隆起位置にある、図21のエネルギーチェーン配置の側面図である。 図1のCMMの後部の概略等角図である。
本発明をどのように実施できるかの実施形態の概要が、以下において説明される。この場合、本発明は、CMM100の一部として実施される。図1は、CMM100を示し、この保護ハウジング/カバー(たとえば「主」カバー/「硬質」カバー)は除去されており、それによってCMM100の関連する構成要素を見ることができる。
図示するように、工具、たとえば、工作物を検査するためのプローブ102などの検査デバイスが、CMM100上に装着され得る。図示する実施形態では、プローブ102は、プローブのスタイラスを工作物に接触させることによって工作物を測定するための、接触プローブ、特に接触アナログ走査プローブである。しかし、理解されるように、CMM100は、タッチトリガプローブ、非接触(たとえば光学)プローブ、または所望の場合別のタイプの器具を含む任意の種類の検査デバイスを担持することができる。
図示する実施形態では、CMM100は、ガントリスタイルのデカルトCMMであり、検査されるアーチファクトを上に置くことができるプラットフォーム105と、3つの直交する自由度X、Y、およびZにおけるプラットフォーム105に対するプローブ102の位置の反復可能で正確な制御を提供する移動システムとを備える。
特に、移動システムは、クロスビーム106と、キャリッジ108と、クイル110とを備える。クロスビーム106は、第1の隆起したレール部材112と第2の隆起したレール部材114との間を延び、支承配置(この実施形態では空気支承配置)を介してY軸に沿ってレールに沿って移動するように構成される。キャリッジ108は、クロスビーム106上に着座し、これによって担持され、支承配置(この実施形態では、以下でより詳細に説明する空気支承配置)を介してX軸に沿ってクロスビームに沿って移動可能である。クイル110は、キャリッジ108によって保持され、支承配置を介して(ここでもこの実施形態では、空気支承配置を介して)z軸に沿ってキャリッジ108に対して移動可能である。クイル用の空気圧式釣合い機構が、クイルのモータの必要とされる作用を低減するようにクイル110の重量の釣合いをとるために提供される。特に、空気圧式釣合い錘は、クイル110(および連接式ヘッド116およびプローブ102)の重量に実質的に等しい対抗力を提供するように構成され、それにより、クイルのモータによって必要とされる、これを固定位置に保つための力は、実質的にゼロとなる。空気圧式釣合い錘は、クイル110内にピストン(図示せず)を備える。ピストンは、ケーブル196を介してタワー194(この場合はカーボンファイバチューブ)にアンカー固定される。タワー194は、キャリッジ108に装着されてこれと一緒に移動する。
理解されるように、モータ、たとえば線形モータなどの直接駆動モータが、さまざまな部材のこれらの軸に沿った相対運動をもたらすために提供され得る。また、位置エンコーダ(図示せず)もまた、クロスビーム106、キャリッジ108および/またはクイル110の位置を報告するために提供され得る。
図示する特定の例では、連接式ヘッド116が、プローブ102を担持するためにクイル110の下側自由端部上に提供される。この場合、連接式ヘッド116は、2つの直交する回転軸を備える。したがって、3つの直交する線形自由度X、Y、およびZに加えて、プローブ102は、2つの回転軸(たとえばA軸およびB軸)を中心として移動され得る。そのような連接式ヘッドを備えて構成された機械は、一般に、5軸機械として知られている。
工具および検査デバイス用の連接式ヘッドがよく知られており、たとえば、特許文献1に説明されている。理解されるように、連接式ヘッドは必ずしも提供される必要はなく、たとえばプローブ102は、いかなる回転自由度も提供しない固定されたヘッドを介してクイル組立体110に装着され得る。任意選択により、プローブそれ自体が、少なくとも1つの軸を中心とした回転を容易にするための連接式部材を備えることができる。
測定装置で標準であるように、制御装置118を提供することができ、この制御装置は、CMMのモータおよび位置エンコーダ(図示せず)、連接式ヘッド116(存在する場合)、ならびにプローブ102と通信して、信号をこれらにおよび/またはこれらから送受信して、相対的に移動可能な部材の動作を制御すると共にフィードバックおよび測定データを受信する。制御装置118と通信する、コンピュータ127、たとえば(制御装置118と別個であるか、または一体的であることができる)パーソナルコンピュータが、提供され得る。コンピュータ127は、ユーザに優しいインターフェースを提供して、オペレータが、たとえば測定ルーティンをプログラムし、開始できるようにする。適切なコンピュータおよび関連する制御/プログラミングソフトウェアは、広く入手可能であり、よく知られている。さらに、オペレータがプローブ102の動作を手動で制御することができるジョイスティック125または他の適切な入力デバイスが提供され得る。ここでもそのようなジョイスティックは、よく知られており、広く入手可能である。
クロスビーム106の構造が、図3~10を参照してより詳細に説明される。図示するように、この実施形態では、クロスビーム106は、箱型ビームを備える。箱型ビーム106は、モジュール構造を有し、特に、この実施形態では、3つの細長いコーナ部材120、122、124と、シート材料の3つの部片126、128、130とを備え、シート材料の各々は、箱型ビームの負荷支承面を形成し(換言すれば、各々は、平面状の負荷支承部材を形成し)、各々は、3つの細長いコーナ部材の対間に延びる。説明する実施形態では、細長いコーナ部材120、122、124は、押し出し成形され、すなわち押し出しによって形成される。説明する実施形態では、シート材料の3つの部片126、128、130の厚さは、大きくても3mmである。これらは、金属材料、特にこの実施形態では、アルミニウムから作製されるが、理解されるように、ステンレス鋼などの他の金属材料を使用することができ、またはカーボンファイバまたはセラミックなどの非金属材料を使用することができる。かさおよび重量を低減するために、箱型ビームの負荷支承面(すなわち平面状の負荷支承部材)は、5mm(これ以上は、これらは「シート」ではなく「プレート」であると通常説明される)を超えない厚さのシート材料から形成されることが好ましくなり得る。
所望の場合、3つの細長いコーナ部材120、122、124は、実質的に同一であるように作製され得る。これは、3つの細長いコーナ部材が、これらが共通の方法で温度変化に応答するように、実質的に同じ熱慣性(たとえば同じ熱応答特性)を有することを確実にするのを助けることができる。これは、箱型ビーム106の変形(たとえばねじれまたは曲がり)を回避するのを助けることができる。同じ理由のために、シート材料の3つの部片126、128、130もまた実質的に同一であるように作製され得る。しかし、理解されるように、コーナ部材(および/またはシート材料の部片)は、これらが実質的に同一でない場合でも、たとえばこれらが同じ形状または断面形態を有さない場合でも、同じ熱慣性を有して同じ効果を達成するように設計され得る。
説明する実施形態では、3つの細長いコーナ部材120、122、124およびシート材料の3つの部片126、128、130は、同じ材料タイプ(たとえばアルミニウム)から形成される。
説明する実施形態では、第1の細長いコーナ部材120は、空気支承部がそれに対して支承することができる第1の支承表面132および第2の支承表面134を提供する。説明する実施形態では、キャリッジ108は、第1の空気支承組立体と、第2の空気支承組立体とを備え、これらの各々は、互いにおよび装着ブラケット139(図4から図6では省略されている)を介してキャリッジ108の主要本体109に連結された第1の空気支承パッド140および第2の空気支承パッド142を備える。第1の空気支承組立体および第2の空気支承組立体は、第1の細長いコーナ部材120をまたぎ、それにより、第1の空気支承パッド140は、第1の支承表面132に対して支承し、第2の空気支承パッド142は、第2の支承表面134に対して支承する。
その組み立てられた状態で、箱型ビーム106およびキャリッジ108は、互いに対して予負荷がかけられる。そのような予負荷は、重力によっておよび/またはばね負荷によって提供され得る。たとえば、空気支承パッド140、142、143(図4を参照)は、キャリッジ108(図4では図示せず)に剛性に装着することができ、空気支承パッド145は、キャリッジ108にばね装着されて予負荷を提供することができる。
図5に概略的に示すように、予負荷により、第1の支承パッド140および第2の支承パッド142は、箱型ビーム106に対して、第1のベクトルF1および第2のベクトルF2によってそれぞれ示す力を及ぼすようになる。図示するように、装置は、力F1およびF2が同じ点において交差するように構成され、この点において、シート材料の第1の部片126および第2の部片128の平面が交差する。これは、第1の細長いコーナ部材120に伝達される力をシート材料の第1の部片126および第2の部片128の(たとえばせん断)平面内に/沿って直接分解できること(したがって力を伝達できること)を確実にする。したがって、予負荷力は、シート材料の平面に沿って直接担持される。これは、シート材料の屈曲を回避するのを助け、予負荷力をシート材料の平面に沿って直接担持することができない構成と比べて、より薄い(したがってより軽い)シートを使用して所与の予負荷を支持できることを意味することができる。
図示する実施形態では、第1の支承パッド140および第2の支承パッド142は、第1の細長いコーナ部材120をまたぐように配置される。力F1、F2は、第1の細長いコーナ部材120の第1の支承表面132および第2の支承表面134内に垂直に伝達されることが知られている。したがって、第1の支承パッド140および第2の支承パッド142からの力F1、F2は、予測可能な点(図6および図7に示す点150)において交差することになる。この点は、第1の細長いコーナ部材120の長さに沿って予想可能であり、そのために予測可能な交差線として説明することができる。換言すれば、この実施形態では、この2つの間の共働点の各々において第1の空気支承組立体136によって第1の細長いコーナ部材120内に付与される力は、第1の細長いコーナ部材120に対して平行に延びる所定の細長い目標線と交差するように向けられる。交差点150(したがって細長い目標線)が知られており、予測可能であるため、シート材料の第1の部片126および第2の部片の平面152、154も、実質的に同じ点において(同じ線に沿って)交差するように箱型ビーム106を構成することが可能である。
さらに、図6および7に示すように、予負荷力がシート材料の第1の部片126および第2の部片128の(たとえばせん断)平面内で/平面に沿って主に担持されることを確実にするために、交差点150(すなわち細長い目標線)が概念上の細長い容積部(図7aおよび図7bに示すダイアモンド形状170によって強調された断面)の近傍内に入るように箱型ビーム106を形成することが可能であり、この概念上の細長い容積部は、(第1の負荷支承面/平面状の負荷支承部材を画定する)シート材料の第1の部片126の材料の前部表面および後方表面を含む平面の第1の対160と、(第2の負荷支承面/平面状の負荷支承部材を画定する)シート材料の第2の部片128の材料の前部表面および後方表面を含む平面の第2の対162との交差部によって画定される。この実施形態では、これは、細長い支承トラック(たとえば120)の支承表面(たとえば132、134)を、シート材料の隣接する部片(たとえば126、128)に対して実質的に突き出て着座させることによって容易にされる。この場合、シート材料の隣接する部片の表面と支承表面との間の段Sは、約18mmである。また、図5に示すように、押し出し成形された支承トラック120は実質的に中空であるが、複数の補強ウエブ121、123を備える。図示するように、コーナの各側に1つのウエブが存在し、このウエブ(すなわちウエブ123)は、支承表面132、134に対して垂直に延び、予負荷がこれを直接通して担持されるように支承パッド140、142に対して中央に位置する。
交差点150が概念上の細長い容積部の内側170に入ることが好ましくなり得るが、交差点150は、概念上の細長い容積部170の近傍に入るだけで十分になり得る。たとえば、図7bに示すように、交差点がより大きい概念上の容積部172内にあるだけで十分になり得、この容積部は、シート材料の第1の部片126の材料の前部表面および後方表面を含む平面の第1の対160と、シート材料の第2の部片128の材料の前部表面および後方表面を含む平面の第2の対162との交差部によって画定された概念上の細長い容積部上で中心揃えされるが、これより最大100%、たとえば(図示するように)最大400%、またはそれ以上(たとえば最大900%)大きい断面積を有する。比例的に測定されるのではなく、より大きい概念上の容積部172を、たとえば図7bに示すように絶対的に決定することができ、概念上の細長い容積部上に中心揃えされた、より大きい概念上の容積部は、すべての側面上に概念上の細長い容積部のものより大きくても5mm大きい断面範囲を有することができる。そのような構成は、予負荷力が、シート材料の第1の部片126および第2の部片128の(たとえばせん断)平面内で/平面に沿って主に担持されることを確実にするのを助けることができる。
同じ支承配置は、キャリッジ108上の支承組立体と、図4に概略的に示すような第2の細長いコーナ部材122との間に提供され、それにより、第2の細長いコーナ部材122に付与された予負荷力は、シート材料の第2の部片128および第3の部片130の(たとえばせん断)平面内に/平面に沿って主に担持される。
予負荷は、箱型ビーム106のシート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130の(たとえばせん断)平面内で/平面に沿って主に担持されるため、本発明者は、バルクヘッドのような他の支持構造は、予負荷力を支持するために必要でないことを見出した。しかし、図3に示すように、本発明の箱型ビーム106は、(分離して図9に示す)複数のバルクヘッド180を有する。バルクヘッドを提供することで、ビームの製造を助けることができる。バルクヘッドはまた、箱型ビームの異なる部片を、組み立て中にこれらを所定の場所に保持することによって組み立てることを支援することもできる。また、細長いコーナ部材が、その支承表面を改良するように機械加工される必要がある場合、そしてこの機械加工が、箱型ビーム106の組み立て後に行われる場合、バルクヘッドは、そのような機械加工中に支持を提供するのを助けることができる。図8は、箱型ビーム106を製造するための例示的なプロセス10を示す。図示するように、箱型ビーム106のさまざまな部分の製造後、(たとえばステップ12において第1から第3の細長いコーナ部材を押し出し成形し、ステップ14においてシート材料の第1から第3の部片およびバルクヘッドを切断した後)、これらは、ステップ16において箱型ビームに組み立てられる。(理解されるように、製造ステップ12および14は、組み立てステップ16までの異なる段階において異なる第3者によって実行されてよい。)説明する実施形態では、組み立てステップ16は、シート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130をバルクヘッド180に接合し、第1の細長いコーナ部材120、第2の細長いコーナ部材122、および第3の細長いコーナ部材124をシート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130に取り付けることを伴う。
図示するように、バルクヘッド180は、説明する実施形態では、(たとえばバルクヘッド上の折り畳まれたフラップに対向する)シート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130に、「端と端を合わせて」ポップ/ブラインドリベットで留められる。これは、シート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130内に直交するように向けられた負荷が、バルクヘッド180の(たとえばせん断)平面内で/平面に沿って主に担持されて、これらを、材料のより薄いシートから作製することを可能にする(それによって重量を削減する)ことを確実にする。そのような配置は、狭くされた/制限されたネック184を有するバルクヘッドの縁内に凹部182(図9を参照)を提供することによって可能であり、この凹部を通して、ポップ/ブラインドリベット188が受け入れられ得る。リベットが膨張されたとき、これは、凹部182の側面を押しつけて(たとえばネック184の端部における内側棚186を押しつけて)把持して、それによってバルクヘッドを、箱型ビーム106の負荷支承面/平面状の負荷支承部材を提供する材料のシート(たとえば図10に示すようにシート材料の第1の部片126)に締め付けることができる。
説明する実施形態では、ビーム106のさまざまな部片が、次いで、接着剤を使用して一緒に接着される。たとえば、第1の細長いコーナ部材120、第2の細長いコーナ部材122、および第3の細長い部材124は、シート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130に、(たとえば適切な接着剤である、一液型、熱硬化型、エポキシ樹脂、たとえばPermabond Engineering Adhesives Limitedから入手可能なPERMABOND(登録商標)ES569を介して)接着される。また、バルクヘッド180は、シート材料の第1の部片126、第2の部片128、および第3の部片130にも(たとえば同じ接着剤を使用して)接着され得る。
組み立てられた後、箱型ビーム106は、次いで、ステップ18において工作機械(図示せず)に装填される(図8を参照)。説明する実施形態では、これは、工作機械上の対応する対合部材が係合できる穴190の形態の装着特徴を有する端部バルクヘッド180を介して行われる。この観点から、端部バルクヘッドは、装着力に耐えるために、内側バルクヘッドより厚くなり得る。たとえば、端部バルクヘッドは、6mmの厚さであることができ、一方で内側バルクヘッドは、内側のバルクヘッドであることから3mmの厚さであることができる。
工作機械に装填された後、第1の細長いコーナ部材122および第2の細長いコーナ部材122は、ステップ20において機械加工されて、空気支承表面(たとえば132、134)の仕上げを、たとえばこれらをより平たく/より平滑になるように、任意選択により、これらの互いに対する平行性を改良するように改良する。
説明する実施形態では、直接駆動モータ200、特に線形モータ200が使用されてクロスビーム106をy軸に沿って駆動する。線形モータは、これが高いサーボ剛性を有するサーボシステムを容易にするのを助けることができるという点で有利になり得る。CMM100上の線形モータ200の配置は、図11aおよび図11bに示され、図1から16に関連してより詳細に説明される。図示するように、線形モータ200は、ステータ202と、電機子204とを備える。電機子204は、(この実施形態ではアルミニウムから形成された)クロスビーム106に装着され、ステータ202は、(これもまたアルミニウムから形成された)第2の隆起したレール部材114に装着される。理解されるように、電機子204は、(たとえば図16に示すように)本体205に装着された複数のコイル206を備え、ステータ202は、(たとえば図12から14に示すように)U字形本体207の対向する内側側面上にその長さに沿って装着された複数の磁石208を備え、それによって電機子を内部に受け取ることができるチャネル209を画定する。説明する実施形態では、U字形本体207は、鋼材料を含み、鋼材料は、(ステータの磁石208の磁場を含み、磁束密度を改良するために)線形モータステータ本体に特に適切になる。また説明する実施形態では、電機子の本体205は、アルミニウムなどの非鉄製材料から作製される。線形モータをよく知る人によって理解されるように、電流は制御されながら電機子のコイル206を通過でき、電機子204(したがってこれが固定されるクロスビーム106)をステータ202に沿って(したがって第1の隆起したレール部材112および第2の隆起したレール部材114に沿って)押す。説明する実施形態では、線形モータは、鉄無しコア線形モータである。これは、電機子とステータとの間の、動作方向以外の方向の力を低減し、それによってそのそれぞれの装着体の剛性要求を低減し、また、それによって(電機子およびステータが完全に位置合わせされない場合に軸に沿って変動し得る)計測ループ上の力を低減する。図示するように、電機子のコイルは、重複していない。
この実施形態では、空気支承部は、クロスビーム106と、第1の隆起したレール部材112および第2の隆起したレール部材114との間の低摩擦動作を容易にする。特に、クロスビーム106の第1の端部には、第1の隆起したレール部材112に対して支承する空気支承パッド250を備える第1の空気支承配置が提供される。クロスビーム106の対向する第2の端部には、第2の隆起したレール部材114に対して支承する複数の空気支承パッド252を備える第2の空気支承配置が、提供される。理解されるように、図示するものに追加する空気支承パッドを提供することもでき、たとえば、それによってビーム106と、第1の隆起したレール部材112および第2の隆起したレール部材114との間に予負荷を提供する。理解されるように、機械的支承部などの他のタイプの支承を空気支承部と共に、またはその代わりに使用することができる。
説明する実施形態では、ステータ202は、(この実施形態では同一であるが、これは場合によって必ずしも必要ではない)複数のステータモジュール220を備え、これらのステータモジュールは、コネクタ部材222(この例では隣接するステータモジュールに結合されたプレート222)を介して互いに連結され、それによって2つのステータ組立体を提供する。特に、第1のステータ組立体は、プレート222を介して直列に連結された第1のステータモジュール220a、第2のステータモジュール220b、および第3のステータモジュール220cを備え、第2のステータ組立体は、プレートを介して直列に連結された第4のステータモジュール220d、第5のステータモジュール220e、および第6のステータモジュール220fを備える。図12aは、プレート222を介して連結された複数のステータモジュール(たとえば220a、220b、220c)を備える、分離したステータ組立体を示す。理解されるように、ステータ組立体は、本質的には、1つのステータモジュールと等価である考えることができるため、ステータ組立体に関する以下の説明は、(図12bに分離して示す)単一のステータモジュールを備えるステータ組立体にも同様に適用可能であり、またその逆も同様である。換言すれば、ステータ組立体は、(たとえば、プレート222によって一緒に接合された別個の本体ではなく、単一の一体型のU字形本体のみを有する)単一のステータモジュールだけを備えることができる。
説明する実施形態では、電機子204もまた、ブラケット300にそれぞれ連結された(この実施形態では同一であるが、これを必ずしもあてはめる必要はない)複数の電機子組立体224を備える。簡単にするために、図16は、1つのみの電機子組立体224を示す。理解されるように、説明する実施形態では、複数の電機子組立体224を備える電機子204が提供されるが、これを必ずしもあてはめる必要はなく、電機子は、1つだけの電機子組立体を備えることができる。(また、説明する実施形態では、各電機子組立体224は単一の電機子モジュールだけを備えるが、説明する実施形態のステータ組立体に関して、電機子組立体224は、一緒に、たとえばプレートを介して連結された複数の電機子モジュールを備えることができる。1つの複合ステータ組立体ごとに、そのような複合電機子組立体を、電機子モジュールの1つの剛性装着によって第1の端部に向かってブラケットに固定することができ、他の電機モジュールの1つの可撓性の装着によって第2の端部に向かってブラケットに固定することができる。)
ステータおよび/または電機子のそのようなモジュール配置は、CMM100の製造を支援することができる。
以下でより詳細に説明するように、各ステータ組立体および各電機子組立体は、そのそれぞれの部材に対して長手方向の膨張および/または収縮を可能にする方法で、そのそれぞれの部材に装着される。ステータ組立体(たとえば、第1のステータモジュール220a、第2のステータモジュール220b、および第3のステータモジュール220cを備える第1のステータ組立体)に関して、これは、ステータ組立体に、固定された装着組立体260を一方の端部に、および柔軟な装着組立体270をその他方の端部に提供することによって説明した特定の実施形態において達成される。図15を参照すれば、固定された装着組立体260が、示される。図示するように、固定された装着組立体260は、第2の隆起したレール部材114に(たとえば結合および/またはねじ留めによって)剛性に締め付けられたスペーサ部材262と、ステータ202/ステータモジュール220(たとえば図12を参照)の第1の端部に提供された穴/スロット266を通って延びるねじ264とを備える。ねじ264は、スペーサ部材262内のねじ山付き孔内に受け入れられ、ねじ264のヘッドがステータ202/ステータモジュール220の本体207と係合するように締められ、それによってステータ202/ステータモジュール220をスペーサ部材262に、したがって第2の隆起したレール部材114にクランプする。
図13および14を参照すると、柔軟な装着組立体270は、ステータ202/ステータモジュール220の第1の端部(穴/スロット266の反対側の端部)において本体207内に形成された細長いスロット268(図12も参照)と、摺動装着体とを備える。摺動装着体は、スペーサ部材276と、(ステータ組立体/ステータモジュール220の横断方向場所を制御するためにスロット内に延びる)ポスト部材272と、ステータ組立体/ステータモジュール220の鋼本体207をスペーサ部材276(したがって第2の隆起したレール部材114)に引き付け、これに対して保持するように構成された磁石274とを備える。説明する実施形態では、磁石274は、リング形状にされ、ポスト部材272の周りを延びる。細長いスロット268およびポスト部材272は、ステータ202/ステータモジュール220およびポスト部材272が、細長いステータ組立体/ステータモジュール220の長さに沿って(すなわち図13の矢印Aの方向に)互いに対して自由に摺動するように構成される。そのような相対摺動により、ステータ組立体/ステータモジュール220およびこれが装着された部材(この場合第2の隆起したレール部材114)の相対膨張および/または収縮が、容易にされる。理解されるように、そのような相対膨張および/または収縮は、モータからの熱の結果、および/またはその部分の熱膨張係数の相違、すなわちこれらが周囲温度の変化と共に異なる速度で膨張/収縮することを意味する相違によるものになり得る。
これもまた図14に示すように、ねじ278が、ポスト272内のねじ山付き孔にねじ込まれ得る。しかし、固定された装着組立体260のねじ264とは異なり、柔軟な装着組立体270のねじ278のヘッドは、ステータ202/ステータモジュール220の本体207と係合しないため、ステータ202/ステータモジュール220をスペーサ部材276、したがって第2の隆起したレール部材114にクランプするように作用しない。そうではなく、ねじ272のヘッドと本体207との間には小さい空隙が存在する。したがって、ねじ272は、ステータ202/ステータモジュール220が第2の隆起したレール部材114から引き出されることを防止するように安全機構としてのみ作用する。
第1のステータ組立体および第2のステータ組立体の各々は、これらの間に空隙を有してこれらの膨張を容易にして、このように装着することができる。また、理解されるように、ステータ組立体になるようにステータモジュールを連結するのではなく、各ステータモジュールは、個々に、たとえば上記で説明した方法で、これらの各々の間に空隙を有してこれらの膨張を容易にして、連結され得る。代替的には、(ここでも、固定された装着組立体および柔軟な装着組立体によって上記で説明した形で装着された)1つだけの単体のステータモジュールを提供することもできる。これはまた、以下でより詳細に説明するように、電機子の場合にもあてはまる。
理解されるように、そのような膨張/収縮は、他の方法で容易にされ得る。たとえば、特に図16を参照すれば、電機子204の電機子組立体224は、一方の端部に固定された装着組立体290と、別の端部に柔軟な装着組立体292とを備える。固定された装着組立体290は、ねじ291を備え、このねじは、電機子モジュール224の本体205内の穴を通って延び、(クロスビーム106に剛性にさらに装着された)ブラケット300のねじ山付き孔と係合し、それによって電機子組立体224の本体205をブラケット300に剛性にクランプする。他方の端部では、柔軟な装着組立体292は、撓みアーム294を備える。撓みアームの第1の端部は、(この場合)2つのねじ293を介してブラケット300に剛性にねじ留めされ、第2の端部では、電機子モジュール224の本体205に取り付けられる。撓みアーム294は、電機子モジュール224の長手方向(すなわち矢印Bの方向)に撓むように構成され、それによってブラケット300および電機子モジュール224の相対膨張および/または相対収縮を容易にするが、これに垂直な方向(すなわち矢印Bに対して垂直な方向)では相対的に剛性である。
そのような配置は、ステータモジュール220/ステータ202の摺動装着の代わりに使用することができ、またその逆も同様である。
説明する配置は、装置のサーボ剛性を維持しながら、電機子組立体および/またはステータ組立体のそのそれぞれの部材に対する長手方向の膨張および/または収縮に対応するのを助ける。説明する実施形態では、ステータ組立体および電機子組立体の両方は、そのそれぞれの部材に、そのそれぞれの部材に対して長手方向の拡張および/または収縮を可能にする方法で装着される。しかし、理解されるように、ステータ組立体のみ、または電機子組立体のみを、そのそれぞれの部材に対して長手方向の拡張および/または収縮を可能にするように装着することも可能である。
線形モータ配置が、CMMのy軸に関連して上記で説明されている。理解されるように、同じまたは類似の配置が、x軸および/またはz軸の動作をもたらすために使用され得る。同様に、類似の支承配置(たとえば空気支承部)が、x軸および/またはz軸に対して使用され得る。
理解されるように、CMMに1つまたは複数の保護ハウジング(カバー)を提供してCMMのさまざまな部分を外部汚染および物体から保護することが一般的である。次に図17および18に移れば、CMMのy軸の線形モータ200、および(空気支承パッド252と、第2の隆起したレール114上のそれぞれの支承表面とを備える)上記で述べた第2の空気支承配置も保護するように構成されたそのようなタイプの保護ハウジング(カバー)400の例が示される。この保護ハウジング(カバー)400は、図17から20に関連してより詳細に説明される。
保護ハウジング400は、CMM100の構造と一緒になって、特に第2の隆起したレール114の構造と一緒になって、内部容積部402を画定し、その内部では、第2の空気支承配置の線形モータ200および空気支承パッド252(およびそのそれぞれの支承表面)が、位置し、汚染および外部の作業環境404内に位置する物体から保護される。
保護ハウジング400は、第1の端部プレート410および第2の端部プレート412と、(この場合図19に示すように複数の面を提供するように折り畳まれた)前部プレート414および後方プレート416とを備え、第2の隆起したレール114の上方に受け入れられ、これを捕捉するように構成される。第1の端部プレート410および第2の端部プレート412は、第2の隆起したレール114に、締結具(たとえばねじなどの機械的締結具)によって締め付けられてこれを所定場所に保持する。保護ハウジング400内の細長い開口部401が提供され、それによってクロスビーム106は保護ハウジング内に延びることができ、また、その支承パッドは、第2の隆起したレール114と共働して第2の隆起したレールとの案内された相対動作を容易にすることができる。保護ハウジング400は、さらに、第1のベローズ420および第2のベローズ422の形態の後退可能なダストカバーをさらに備える。ベローズフレーム424が、ベローズをクロスビーム106に取り付けるために提供され、それによってこれらは、ビーム106の運動と共に膨張し、収縮する。(チャネルの形態の)上側ベローズトラック430および下側ベローズトラック432が提供され、この内部にベローズ420、422の上側側面および下側側面が受け入れられ、それにより、これらは、ビーム106の運動と共に膨張および収縮しながら案内される。
第1のベローズ420および第2のベローズ422は、y軸に沿ったクロスビーム106の運動と共に膨張し、崩壊し/折り畳まれる。特に、クロスビーム106は、フレーム424に連結され、このフレームは、クロスビーム106と共に摺動して、クロスビーム106がy軸に沿って前後して動くときに、第1のベローズ420および第2のベローズ422を押し引きする。図19および20により詳細に示すように、第1のベローズ420および第2のベローズ422は、第1のベローズトラック430および第2のベローズトラック432内に着座し、これらによって案内される。特に、上側ベローズトラック430および下側ベローズトラック432の各々は、チャネル434を備え、その内部に、第1のベローズ430および第2のベローズ432の上側および下側の側面/縁部が着座し、摺動することができる。
図19および図20に示すように、各チャネル434は、汚染トラップ436を備える。図20に最も明確に示すように、汚染トラップ436は、チャネル434の長さに沿って通る溝438を備え、この溝内で、ベローズ422から離れた汚れを収集することができる。また、細長い磁気ストリップ440が溝438内に位置することができ、これは、保護ハウジング400によって画定された内部容積部402に入ろうとする強磁性の汚染/汚れを引き付けて保持する。
理解されるように、保護ハウジング400は、保護ハウジング400によって画定された内部容積部402とCMMの外部作動環境404との間に気密シールを提供しない。したがって、内部容積部402とCMMの外部作動環境404との間にいくらかの空気の流れが存在することになる。特に、第1のベローズ420および第2のベローズ422のチャネル434に沿った移動により、内部容積部402とCMMの外部作動環境404との間、例としてベローズ420、422の側面周りに、図20に点線の矢印404によって示す「漏出」が存在し得る。汚れおよび汚染は、そのような空気の流れに同伴し得る。本発明者は、溝438などのトラップを提供することで、内部容積部402に入るそのような同伴する汚れおよび汚染の量を低減するのを助けることができることを見出した。これは、内部容積部402内に位置する空気支承部およびモータなどの、CMM100の性能、信頼性および/または寿命を維持するのに有益になり得る。特に、溝内に磁石440を提供することで、空気の流れA内に存在する強磁性の汚染または汚れを引き付け、除去し、保持するのを助けることができる。これは、モータが(通常は複数の強い露出した磁石を備える)線形モータ200を備える実施形態において特に有用であることが見出された。そのような強磁性トラップ436は、モータ線形200に到達する、線形モータ200の性能および寿命に影響を与える強磁性汚染の量を低減するのを助ける。
理解されるように、他の実施形態では、1つの細長いスリップではなく、複数の(たとえば細長くない)磁石を溝438内に置くことができる。さらに、磁石は、溝内に位置する必要はない。たとえば、1つまたは複数の磁石は、チャネル434に隣接して(たとえば参照記号439によって特定される表面のいずれかに)位置することができ、Aに沿った空気の流れ内に同伴する強磁性材料の少なくともいくらかを引き付け、保持する。しかし、溝の対策により、あらゆる汚染および汚れを閉じ込めるのを助けることができ、さらに、(そうでなければその摺動がチャネル434内の汚染および汚れの収集によって影響される)第1のベローズ420および第2のベローズ422を含む、CMMの他の部分からそのような汚染および汚れを離して保つのを助けることもできる。
細長い磁気ストリップ440は、取り外し可能になり得る。たとえば、これは、溝438内に載置するだけでよく、および/または解放可能な(たとえば機械的)締結具などの解放可能な手段によって保持することができ、端部プレート410上に提供された端部キャップ442を介して取り外しのためにアクセス可能になり得る。開かれた/取り外されたとき、そのような端部キャップ424は、細長い磁気ストリップ440の洗浄および/または交換を(これらが摺動して溝から出ることを可能にすることによって)容易にし、および/または溝438の洗浄を容易にするのを助けることができる。
汚染トラップを提供するこの概念は、CMMのy軸に関連して上記で説明されている。理解されるように、同じまたは類似の配置は、x軸および/またはz軸にも使用され得る。
CMM100などの位置決め装置において通常であるように、エネルギー導管(または「エネルギーチェーン」)は、装置の移動可能な部材間に存在し、電力、信号および/または(空気支承部用の空気などの)流体を、移動可能な部材(および/または連接式プローブヘッドおよびプローブなどの下流側の部材、器具など)に送出し、および/またはこれらから送出することができるように必要なワイヤおよび管を備える。
図21から23を特に参照すれば、本発明の実施形態では、2つのエネルギー導管(第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504)が、クイル110とキャリッジ108との間に提供され、その各々は、クイル110、連接式プローブヘッド116、およびプローブ102との電力および通信のやりとりを提供するための1つまたは複数の電気ワイヤを備える。第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504はまた、空気をクイルの空気支承部(図示せず)に供給するための1つまたは複数の管を備えることもできる。説明する実施形態では、第1のエネルギーチェーン502および第2のエネルギーチェーン504の各々は、クイル110およびキャリッジ108の相対運動と共に撓む支持トラックを備える。支持トラックは、これに関連するワイヤおよび管を整頓して保ち、クイル110およびキャリッジ108の相対運動と共にこれらが撓む様子を制御するように構成される。第1のエネルギーチェーン502および第2のエネルギーチェーン504の各支持トラックの第1の端部は、キャリッジ108に(この場合は、ブラケット195によってキャリッジの釣合いタワー194に)連結され、第1のエネルギーチェーン502および第2のエネルギーチェーン504の各支持トラックの第2の端部は、クイル110に(この場合はブラケット198を介して)連結される。
相対的に移動可能な部材間(たとえば、クイル110とキャリッジ108との間)に2つのエネルギーチェーンを提供することは、相対的に移動可能な部材にこれら各々が付与する負荷が、互いに反比例して変動するようにこれらが構成され得ることを意味する。たとえば、本発明者は、単一のエネルギーチェーン(たとえば第1のエネルギーチェーン502)だけを提供することは、クイル110に付与された負荷が、キャリッジ108に対するクイル110の位置に応じて変動することを意味することを見出した。これは、エネルギーチェーン自体が、クイル110およびキャリッジ108に負荷を付与するためである。たとえば、説明する実施形態では、第1のエネルギーチェーン502の重量によって引き起こされた負荷は、クイル110が垂直に低い位置(図21および図22を参照)にあるときにキャリッジ108によって主に担持されていることから、クイル110が垂直に高い位置(図23を参照)にあるときにクイル110によって主に担持されていることにシフトする。そのように変動する負荷は、CMM100の計測に悪影響を与え得る。特に、本発明者は、クイルのモータがクイル110の高さが増大するにつれてより激しく作用しなければならないことを見出した。特に、この実施形態のモータは直接駆動モータ(特に線形モータ)であるため、大きく変動する熱量が、クイル110の位置に応じてモータによって生み出されたことを見出した。理解されるように、装置の構造は、その温度に応じて変化する可能性があり、したがって、モータなどの熱源の変動は、所望の計測性能より劣る結果となり得る。
本発明者は、補償部材であって、クイル110およびキャリッジ108の相対位置に応じて変動する負荷をかけるように構成され、それによって(クイル110およびキャリッジ108の相対位置に応じて)第1のエネルギー導管502によってかけられた負荷の変化を少なくとも部分的に打ち消す、補償部材を提供することによって、この影響を低減し、さらに回避できることを見出した。説明する実施形態では、補償部材は、第2のエネルギー導管504を備え、このエネルギー導管は、これらがクイル110およびキャリッジ108に付与する負荷が、実質的に等しく、反対方向に変動する形でクイル110およびキャリッジ108に連結される。したがって、第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504は、「平衡化される」として説明することができる。説明する実施形態では、これは、第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504が、少なくともこれらが連結された部材間で実質的に同一であることを確実にすることによって達成される。たとえば、第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504の連接式支持トラックは、構成上実質的に同一であり、ワイヤおよび/または導管の質量は、第1のエネルギー導管502と第2のエネルギー導管504との間で等しく分割される。理解されるように、補償部材によって付与された負荷が実質的に等しく、反対方向に変動しない場合であっても有益性を得ることができるが、これが付与する負荷が実質的に等しく反対方向に変動することの方が好ましくなり得る。
理解されるように、他の配置が可能である。たとえば、第1のエネルギー導管502と第2のエネルギー導管504との間でワイヤおよび管を実質的に等しく共有するのではなく、これらを実質的に等しくないように共有することもできる。さらに、第2のエネルギー導管が、これがいかなるワイヤまたは管も担持/案内しないという点で、「ダミー」エネルギー導管である場合もある。したがって、ダミーの第2のエネルギー導管の支持トラックは、補償部材としてのみ提供され得る。この場合、ダミーの第2のエネルギー導管の支持トラックは、ダミーの第2のエネルギー導管の支持トラックが部材に付与する負荷が、(トラックおよびワイヤならびに管を備える)第1のエネルギー導管のものに実質的に等しく、反対であるように、第1のエネルギー導管の支持トラックとは異なるように構成され得る。たとえば、ダミーの第2のエネルギー導管504の支持トラックの質量を、第1のエネルギー導管502の支持トラックのものより大きくして、第1のエネルギーチェーン502のワイヤおよび管の質量(そしてこれらによって提供される抵抗)を補償することができる。
説明する実施形態では、第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504の各々の支持トラックは、枢動的に連結されたリンクのチェーン様配置を備えるが、これを、必ずしもあてはめる必要はない。たとえば、第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504の支持トラックは、クイル110およびキャリッジ108の相対運動と共に曲がる材料の連続的なリボン様バンドを備えることができる。任意選択により、支持トラックは提供されず、ワイヤおよび管は、たとえば、一緒に結び付けられてこれらを整頓して保つことができる。この場合、本発明のこの実施形態により、ワイヤおよび管を第1の束および第2の束に分割し、一緒に結び付けて第1のエネルギーチェーン502および第2のエネルギーチェーン504を提供することができる。したがって、この場合、第2の束は、たとえば、補償部材であると考えることができる。
CMMの移動可能な部材の相対位置に応じて変動する負荷をかけるように構成された補償部材を有し、それによってエネルギー導管によってかけられた負荷の変化を少なくとも部分的に打ち消す概念が、クイル110およびキャリッジ108に関連して上記で説明されてきた。これは、変動する負荷の影響が、相対的な垂直動作によるクイル110とキャリッジ108との間に担持される重量のシフトによって、最も顕著になるためである。しかし、エネルギー導管によって相対的に移動可能な部材にかけられる後方駆動力は、軸に沿った移動可能な部材の位置に応じて変動し得るため、そのような補償部材を有する概念は、水平の相対動作を提供する(そしてこの動作の方向の重量負荷の変動を受けない)CMMの他の軸にも有益であることも見出されている。たとえば、水平に移動可能な部材間の2つの実質的に平衡化されたエネルギー導管のそのような配置は、図24に見ることができ、ここでは第1のエネルギー導管602および第2のエネルギー導管604は、ビーム106とキャリッジ108との間に提供される。キャリッジ108とクイル110との間の第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504と同様に、ビーム106とキャリッジ108との間の第1のエネルギー導管602および第2のエネルギー導管604は、1つまたは複数の電気ワイヤと、1つまたは複数の管とを備える。また、キャリッジ108とクイル110との間の第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504と同様に、ビーム106とキャリッジ108との間の第1のエネルギー導管602および第2のエネルギー導管604は、これらがその部材(たとえばキャリッジ108)に付与する負荷が、ビーム106に沿ったキャリッジ108の相対運動と共に実質的に等しく、反対方向に変動するように構成される。しかし、キャリッジ108とクイル110との間の第1のエネルギー導管502および第2のエネルギー導管504とは異なり、第1のエネルギー導管602および第2のエネルギー導管604は、キャリッジ108およびビーム106の相対運動と共に曲がる材料の連続的なリボン様バンドを(枢動的に連結されたリンクのチェーン様配置を備えるのではなく)備えて、ワイヤおよび管を案内する。
補償部材を提供することで、後方駆動力によって引き起こされる、結果として生じる負荷におけるあらゆる変化を低減する、または回避するのも助けることができる。これは、直接駆動モータ(線形モータなど)を使用して、直接駆動モータ(たとえば線形モータ)が特に敏感となる、上記で説明した熱消散問題による相対運動をもたらす場合に特に有利である。特に、補償部材が、第1のエネルギーチェーンによってかけられた力を(たとえば、エネルギーチェーンおよび補償部材によって移動可能な部材にかけられた、結果として生じる負荷が、軸に沿ったその移動可能な範囲の少なくとも75%に沿って、任意選択により少なくとも90%に沿って、大きくても5ニュートン(N)であり、任意選択により大きくても4Nであり、たとえば大きくても3Nであり、例として大きくても2Nであり、さらには大きくても1Nであるように)実質的に平衡化することを確実にすることで、モータによって消散される熱が過剰にならないことを確実にすることができる。さらに、エネルギーチェーンおよび補償部材によって移動可能な部材にかけられた、結果として生じる負荷の変化が、その移動可能な範囲の少なくとも75%に沿って、任意選択により少なくとも90%に沿って、大きくても3ニュートン(N)であり、任意選択により大きくても2Nであり、たとえば大きくても1Nであるように、第1のエネルギーチェーンによってかけられたものに反比例して変動する力を移動可能な部材に提供する補償部材を提供することで、軸に沿ってモータによって消散される熱の変動が適当なレベル内に保たれることを確実にすることができる。
説明する実施形態では、支承組立体は、空気支承を備える。しかし、理解されるように、本発明は、非空気支承組立体にも適用可能である。たとえば、レース支承などの機械的支承を使用することができる。
理解されるように、本発明およびその設計原理は、CMM100の他の部分(たとえばクイル110)およびブリッジ、コラム、水平アーム、およびカンチレバー型のCMMを(非制限的リストとして)含む他のタイプのCMMにも適用可能である。本発明はまた、CMMに限定されず、工作機械を含む他の位置決め装置にも適用可能である。

Claims (10)

  1. 位置決め装置であって、
    実質的に垂直な自由度で相対的に移動可能な第1の部材および第2の部材と、
    垂直方向の自由度で前記第1および第2の部材の相対運動をもたらすように構成された少なくとも1つのモータと、
    前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方に装着された少なくとも1つのエネルギー導管であって、これが装着された前記部材の少なくとも1つに、前記第1の部材および前記第2の部材の相対位置に応じて変動する負荷を、前記第1および第2の部材の垂直方向の自由度で付与する、少なくとも1つのエネルギー導管と、
    補償部材であって、前記少なくとも1つのエネルギー導管によってかけられた負荷の変動に逆に比例して、前記第1の部材および前記第2の部材の相対位置に応じて変動する負荷を、前記第1および第2の部材の垂直方向の自由度でかけるように構成され、それによって前記部材の前記少なくとも1つに前記少なくとも1つのエネルギー導管によってかけられた負荷の変動を少なくとも部分的に打ち消す、補償部材と
    を備える位置決め装置。
  2. 前記補償部材は、これがかける負荷が、前記少なくとも1つのエネルギー導管によってかけられた負荷の変動と実質的に等しく、かつ反対方向に、変動するように構成され、それにより、前記エネルギー導管および補償部材によってかけられる正味負荷は、相対位置の範囲にわたって実質的に一定である請求項1に記載の位置決め装置。
  3. 前記補償部材は、受動的補償部材を備える請求項1または2に記載の位置決め装置。
  4. 前記少なくとも1つのエネルギー導管が装着された前記部材によって担持される、前記補償部材の質量の割合が、前記少なくとも1つのエネルギー導管が装着された前記部材によって担持される、前記少なくとも1つのエネルギー導管の質量の割合に逆に比例して変動するように構成される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  5. 前記少なくとも1つのエネルギー導管が装着された前記部材によって担持される、前記補償部材の質量の割合が、前記少なくとも1つのエネルギー導管が装着された前記部材によって担持される、前記少なくとも1つのエネルギー導管の質量の割合と実質的に等しく、かつ反対方向に、変動するように構成される請求項4に記載の位置決め装置。
  6. 前記補償部材は、少なくとも第2のエネルギー導管を備える請求項1乃至5のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  7. エネルギー導管は、少なくとも1つのワイヤおよび/または少なくとも1つの管を備える請求項1乃至6のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  8. エネルギー導管は、少なくとも1つのケーブルおよび/または少なくとも1つの管のための連接式支持トラックを備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  9. 前記第1の部材および前記第2の部材の相対動作をもたらすように構成された少なくとも1つの線形モータを備える請求項1乃至8のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  10. 前記位置決め装置は、座標測定機である請求項1乃至9のいずれか一項に記載の位置決め装置。
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