JP7193434B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、車体に荷台を備えている作業車に関する。
上記構成の作業車として特許文献1には、荷台の後端に開閉自在に後部ゲートを備え、この後部ゲートを閉鎖位置に保持するロック機構を備え、ハンドルの操作によりロック機構のロックを解除するロック解除手段を備えた構成が記載されている。
特開2013-43527号公報
特許文献1は、荷台の左右のサイドパネルの後端部に係合部が形成され、これらの係合部に係合可能なロッドを、後部ゲートに対し横向き姿勢で備え、この左右のロッドを引き操作することによりロックを解除するロック解除ハンドルを後部ゲートの中央に備えている。
後部ゲートに備えられるロック機構を考えると、特許文献1にも記載されるように後部ゲートの左右方向での中央に配置したハンドルの操作により、左右のロック機構を解除できることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に記載されるロック機構は、左右のロッドの外端部分を係合部に係合させるものであり、左右のロッドの内端部分がハンドルと連係するため、ロッドの長さ(全長)に高い寸法精度が求められ、加工に時間を要し、組み立てにも手間が掛かるものであった。
このような理由から、後部ゲートのロック機構を、手間を掛けずに組み立てることが可能な作業車が求められる。
本発明に係る作業車の特徴構成は、荷台が、フロアパネルと、左右一対のサイドパネルと、開閉自在に支持された後部ゲートと、前記後部ゲートを閉じ姿勢に維持するロック機構とを備えており、前記ロック機構が、左右の前記サイドパネルに形成されたロック係合部に係合することで前記後部ゲートを閉じ姿勢に維持する左右のロック部材と、前記後部ゲートの左右方向での中間位置に配置され横向き姿勢の操作軸芯を中心に揺動自在に支持された単一のハンドルと、前記操作軸芯を中心にした前記ハンドルの操作により左右の前記ロック部材を前記ロック係合部から引き出す方向に作動させる左右の操作ワイヤとを備えている点にある。
この特徴構成によると、ロック機構は、左右のロック部材が、対応する左右のロック係合部に係合することにより後部ゲートを閉じ姿勢に維持する。また、ロック機構は、ハンドルを操作した場合に左右の操作ワイヤがロック部材をロック係合部から引き出す方向に作動させ、ロック状態の解除を実現する。特に、このロック機構では、ロック部材とハンドルとを操作ワイヤで連係するため、ロック部材を後部ゲートに支持する位置精度は必要とされるものの、操作ワイヤの長さと、ハンドルの位置とに高い精度は求められない。
従って、後部ゲートのロック機構を、手間を掛けずに組み立てることが可能な作業車が構成された。
上記構成に加えた構成として、前記ロック機構は、前記ロック部材を、軸部材を中心に揺動自在に支持する構成を備えると共に、付勢力により前記後部ゲートの左右方向の端部から外方に突出させる付勢部材を備えている点にある。
これによると、ロック部材が揺動自在に支持され、付勢部材の付勢力によって外方に突出するため、例えば、スライド移動する構成と比較して作動が円滑で、ロック係合部との係脱も確実に行える。
上記構成に加えた構成として、前記ハンドルが、人為操作されるハンドル本体部と、前記ハンドル本体部の両端に連なる位置に対し前記操作軸芯と同軸芯で形成される左右一対の支持部と、一対の前記支持部に連なる位置に形成される左右一対の作動部とを有し、左側の前記ロック部材と前記ハンドルの左側の前記作動部とを左側の前記操作ワイヤのインナワイヤで連係し、右側の前記ロック部材と前記ハンドルの右側の前記作動部とを右側の前記操作ワイヤのインナワイヤで連係しても良い。
これによると、ハンドル本体を左右の支持部で支持した状態で、ハンドル本体部を操作することにより、操作軸芯を中心にしてハンドル本体と左右の作動部とが一体的に揺動する。このようにハンドル本体が操作された場合には、左右の作動部の変位に伴う力を、対応する左右の操作ワイヤのインナワイヤに作用させ、インナワイヤの張力によってロック部材をロック解除方向に作動させることが可能となる。
上記構成に加えた構成として、前記ハンドルが、単一の丸棒材を屈曲成形することにより前記ハンドル本体部と、一対の前記支持部と、一対の前記作動部とを一体形成しても良い。
これによると、丸棒材を屈曲成形することでハンドル本体部と、一対の支持部と、一対の作動部とを作り出してハンドルが得られる。つまり、この構成では、樹脂を型で成形することや、金属板のプレス加工等によってハンドルを製造しなくて済み、製造が容易で、コスト低下も実現する。
上記構成に加えた構成として、左右の前記インナワイヤの内端に内端リングを連結し、外端に外端リングを連結すると共に、前記内端リングに対し前記ハンドルの左右の前記作動部のうち対応するものを挿入し、前記外端リングに対し左右の前記ロック部材のうち対応するものを挿入することで前記ハンドルと左右の前記ロック部材とを連係しても良い。
これによると、左右の操作ワイヤのインナワイヤの内端に内端リングを連結し、外端に外端リングを予め連結しておき、組み立て時には、内端リングにハンドルの作動部を挿入し、外端リングにロック部材を挿入することで済み、組み立てを容易に行える。また、この構成では、メンテナンスも容易となる。
作業車の側面図である。 作業車の平面図である。 後部ゲートの後面図である。 後部ゲートの開閉構造を示す側面図である。 後部ゲートの開閉構造の分解斜視図である。 ロック機構の構成を示す斜視図である。 ロック状態が解除された後部ゲートの後面図である。 ロック姿勢にあるロック部材を示す断面図である。 解除姿勢に操作されたロック部材を示す断面図である。 別実施形態(a)の荷台の側面図である。 別実施形態(a)の荷台の平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1、図2に示すように、車体1の前部に左右一対の前車輪2を備え、車体1の後部に左右一対の後車輪3を備え、車体1の中央部に運転部Aを備え、車体1の後部に荷台10を備え、この荷台10の下側に原動部Bを備えて作業車が構成されている。
この作業車は、原動部Bからの駆動力を前車輪2と後車輪3とに伝える4輪駆動型であり、農作業や運搬作業等の多目的の作業に使用されるユーティリティビークルとして構成されている。荷台10は、ダンプシリンダ(図示せず)の作動により前上がりの斜め姿勢に切り換えることで積載物の自重による後方への排出を可能にしている。
運転部Aは、運転者が着座する運転座席5を備えると共に、この運転座席5の前側に前車輪2を操向操作するステアリングホイール6を備え、下部にフロアー7を備えている。運転部Aは、車体1が転倒した場合に運転者や乗員を保護するため、運転部Aの左右位置にロプスフレーム8を備えている。
〔荷台〕
図1~図3に示すように、荷台10は底壁となるフロアパネル11と、左右一対のサイドパネル12と、前部に配置された前部パネル13と、後端において横向き姿勢の開閉支軸16を中心に開閉自在に支持された後部ゲート14とを備えている。後部ゲート14は図1に実線で示す閉じ姿勢に維持するロック機構Lを備えており、ロック機構Lのロック状態を解除することにより図1に二点鎖線で示す開放姿勢に切換可能となる。
図3~図5に示すように、開閉支軸16は、後部ゲート14の下端で、左右方向の端部から外方に向けて突設されている。左右のサイドパネル12の下端の後端部には、後方に突出する支持ブラケット17が固設され、この支持ブラケット17の後端において左右方向に貫通する支持孔17aに対して開閉支軸16が挿通する。これによりサイドパネル12に対して開閉支軸16を中心に後部ゲート14が開閉自在に支持される。
特に、後部ゲート14が開放姿勢に切り換えられた際に、後部ゲート14が図1に二点鎖線で示すように、水平姿勢で後方に突出する姿勢を維持するための規制部材(図示せず)を備えている。
図5に示すように、左右のサイドパネル12の後端に縦向き姿勢で角パイプで成るエンドフレーム18が固設され、このエンドフレーム18の上端部から後方に向けて係合プレート19が突設されている。この係合プレート19は、縦向き姿勢の板材で成り下端縁にガイド部19aと、このガイド部19aから上方に窪む凹状のロック係合部19bとが形成されている。
図3~図5に示すように、後部ゲート14の左右方向の両端部には、断面形状がコ字状となる端部フレーム20が縦向き姿勢で固設されている。この端部フレーム20は、平面視で左右の側壁と、後部の後壁とを有し、左右の内側の側壁に開口を形成し、この開口にロック作動部23のロッド状のロック部材23bの先端部分を露出させる。
〔ロック機構〕
図3、図6に示すように、ロック機構Lは、単一のハンドル22と、左右のロック作動部23と、左右のロックスプリング24(付勢部材の一例)と、左右の操作ワイヤ25とを備えている。特に、このロック機構Lでは、単一のハンドル22を操作により左右のロック作動部23のロック解除を同時に行うものである。
ハンドル22は後部ゲート14の左右方向での中央で後方に露出する位置に備えられている。左右のロック作動部23は、後部ゲート14の左右各々の端部位置で、ロック部材23bが後部ゲート14の端部フレーム20の開口から露出する位置に備えられている。ロックスプリング24は、左右のロック部材23bを個別に突出作動させるための付勢力を作用させる。操作ワイヤ25は、ハンドル22が操作された場合に、ハンドル22の作動に伴う力を左右のロック部材23bに伝えるように、ハンドル22の左右の各々の位置から左右のロック作動部23に亘る領域に配置されている。
図6に示すように、ハンドル22は、鉄綱材やステンレス材等の単一の丸棒材を屈曲成形することによりハンドル本体部22aと、一対のアーム部22bと、一対の支持部22cと、左右の作動部22dと、抜止部22eとが一体形成されている。
このハンドル22では、ハンドル本体部22aが後部ゲート14の左右方向に沿う姿勢で配置される。アーム部22bがハンドル本体部22aの両端に直交する方向に折り曲がる形態で連なり、左右のアーム部22bの外端部から更に折り曲がる形態で支持部22cが形成されている。この一対の支持部22cとハンドル本体部22aとは互いに平行姿勢で形成されている。
また、左右の支持部22cの外端位置に、各々の支持部22cに対して屈曲する姿勢で作動部22dが形成され、左右の作動部22dの外端位置を更に屈曲させる形状で抜止部22eが形成されている。この抜止部22eは、後述する内端リング26aの抜止のために機能する。
一対の支持部22cが、後部ゲート14に対し支持プレート27によって回転自在に支持されている。このように支持プレート27によって回動自在に支持される支持部22cの中心が操作軸芯Xとなる。図6に示すように支持プレート27は、2枚の板材を重ね合わせた構造を有し、支持部22cを回動自在に抱き込むため、板材の各々には半円の凹状となる軸受部27aが形成され、両端部に固定ビス(図示せず)が挿通するビス孔27bが形成されている。尚、2枚の板材に形成される軸受部27aは、板材の重ね合わせにより、断面形状が円形となり、この軸受部27aで支持部22cを抱き込むことで支持部22cを回転自在に支持する。
ロック作動部23は、円筒形の筒状部23aと、この筒状部23aの側面から外方に突出したロック部材23bとで構成されている。筒状部23aは、後部ゲート14に固定された軸部材28に回転自在に支持されている。これにより、ロック部材23bは、筒状部23aと一体回動することにより図3、図8に示すように突出端が左右方向の外方に突出するロック姿勢と、図7、図9に示すように突出端が内方に退入する解除姿勢とに切換自在となる。
図3、図6、図8、図9に示すように、ロックスプリング24は、巻線部を筒状部23aに外嵌し、一方のアーム部をロック部材23bに係合させ、他方のアーム部を後部ゲート14に係合させたトーションスプリングとして構成されている。
図6に示すように、一対の操作ワイヤ25は、金属製のケーブルで成るインナワイヤ25aと、このインナワイヤ25aを摺動自在に収容するチューブ状のアウターワイヤ25bとで構成されている。この操作ワイヤ25は、インナワイヤ25aの内端側に内端リング26aが連結し、インナワイヤ25aの外端側に外端リング26bが連結している。内端リング26aと外端リング26bとは、鋼材や剛性の高い樹脂をリング状に成形したものである。
また、後部ゲート14に支持したハンドル22の一対の作動部22dに対し、対応する操作ワイヤ25の内端リング26aを外嵌し、後部ゲート14の左右に支持されたロック作動部23のロック部材23bに対応する操作ワイヤ25の外端リング26bを外嵌することでハンドル22と左右のロック作動部23とが連係されている。図3、図7に示すように、操作ワイヤ25は、後部ゲート14の上端近くにおいて左右方向に延びる姿勢で配置されている。
〔ロック機構の作動形態〕
ロック機構Lは、図3、図8に示すように、ハンドル22が操作されない状態において、ハンドル本体部22aが支持部22c(操作軸芯X)より下側に配置され、作動部22dが車体前方に向かう水平姿勢に維持される。
また、ロック機構Lは、ハンドル22が操作されない状態において、ロック部材23bの外端部が図8に示すように、後部ゲート14の左右の外端から外方に突出することにより係合プレート19のロック係合部19bに係合可能な状態に維持される。
これにより、ハンドル22を操作しない状態において、後部ゲート14を、図1に二点鎖線で示す開放姿勢から、同図において実線で示す閉じ姿勢に人為操作した場合には、ロック部材23bが、係合プレート19のガイド部19a(図5を参照)に接触する状態で移動する。この移動によりロック部材23bがロック係合部19bの位置に達した場合に、ロックスプリング24の付勢力によりロック係合部19bに係合してロック状態に移行し、後部ゲート14が閉じ姿勢に保持される。
また、ロック機構Lによって後部ゲート14が図1に実線で示す閉じ姿勢に維持されている状態で、ハンドル22を人為的に後方に引き操作した場合には、図7、図9に示すように、ハンドル本体部22aが操作軸芯Xを中心に揺動した後方へ移動し、この移動に連動して作動部22dが下方に変位する。この変位によって操作ワイヤ25のインナワイヤ25aが引き操作され、この引き操作力でロック部材23bが図9に示す解除姿勢に操作される。
このようにロック部材23bが解除姿勢に操作されることにより、ロック部材23bが係合プレート19のロック係合部19bから離脱し、後部ゲート14を、開閉支軸16を中心に揺動させ図1に二点鎖線で示す開放姿勢に操作することが可能となる。尚、この開放姿勢は前述した規制部材によって維持される。
〔実施形態の作用効果〕
このようにロック機構Lは、ハンドル22が丸棒材を屈曲成形することで製造できるため、例えば、樹脂材を型で成形するものや、金属板をプレス加工して製造するものと比較して材料のコストと、製造コストとの低減を可能にする。
また、ロック機構Lは、ロック作動部23を後部ゲート14に対して所定の精度で取り付ける作業は必要とするものの、ハンドル22を支持する位置や、操作ワイヤ25の寸法に高い精度は求められないため、ロック機構Lの組み立てに手間が掛からず、製造も容易となる。
更に、ロック機構Lを組み立てる際には、内端リング26aにハンドル22の作動部22dを挿入し、外端リング26bにロック部材23bを挿入することで済み、組み立てを容易に行える。また、この構成では、ロック機構Lのメンテナンスも容易となる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)図10、図11に示すように、実施形態と同様に荷台10が、底壁となるフロアパネル11と、左右一対のサイドパネル12と、前部に配置された前部パネル13とを備えて構成されている。この構成に加え、別実施形態(a)では、左右のサイドパネル12の内側(荷台10の中央側)にサイドスライド体32を備え、フロアパネル11に重なる位置にスライドフロア31を備え、更に、サイドスライド体32およびスライドフロア31の後端部位に開閉自在に後部ゲート14を備えている。
この別実施形態(a)では、左右のサイドスライド体32が、サイドパネル12の内側に固設したガイド部材33に対し前後方向にスライド移動自在に支持される棒状の複数のサイドロッド32aと、サイドパネル12の下部に対し前後方向にスライド移動自在に支持したサイドフレーム32bとを備えている。
スライドフロア31は、フロアパネル11に一部が重なる状態で前後方向にスライド移動自在に支持され、このスライドフロア31の左右の端部がエンドフレーム18に連結している。
複数のサイドロッド32aの後端と、サイドフレーム32bの後端とがエンドフレーム18に連結し、このエンドフレーム18に備えた支持ブラケット17に対し開閉支軸16を中心に揺動自在に後部ゲート14が支持されている。特に、後部ゲート14には実施形態に示した構成のロック機構Lを備えており、後部ゲート14の左右方向の中央位置にハンドル22を備えている。
別実施形態(a)では、後部ゲート14を人為的に後方に引き出すことにより、左右のサイドスライド体32と、スライドフロア31とが後方に伸長するように変位し、荷台10の積載可能な面積の拡大を実現する。特に、この構成では、後部ゲート14が板状の部材で構成されるため、例えば、複数のサイドロッド32aのように間隙を有するものと比較して、間隙から後方に積載物が突出することや、漏れ落ちる不都合を解消できる。
また、別実施形態(a)では、実施形態と同様に、後部ゲート14が図10に実線で示す閉じ姿勢と、同図に二点鎖線で示す開放姿勢に切り換え自在であり、後部ゲート14が開放姿勢に設定された際に水平姿勢で後方に突出する姿勢を維持するための規制部材(図示せず)を備えている。従って、ロック機構Lのロック状態を解除することで、後部ゲート14を後方に突出する姿勢となる開放姿勢に設定することも可能となり、荷台10の積載可能な面積の拡大を容易に拡大できる。
この別実施形態(a)の変形例として、図面には示していないが、サイドパネル12の後端にエンドフレーム18を固定し、サイドスライド体32と、スライドフロア31と共に引き出される部材の端部フレーム20を備えても良い。この変形例では、ハンドル22の操作でロック機構Lのロック状態を解除することによりサイドスライド体32と、スライドフロア31とを引き出しを可能にすると共に、後部ゲート14の後方への揺動(開放姿勢への切り換え)を可能にする。
更に、この変形例では、サイドスライド体32と、スライドフロア31とを引き出した状態で後部ゲート14を閉じ姿勢に保持することが不能になるものの、簡単な操作で荷台10の積載可能な面積の拡大が可能となる。
(b)左右のロック作動部23が、左右方向にスライド作動するロック部材(実施形態のロック部材23bに相当)と、このロック部材と突出方向に作動させる付勢部材を備える。この構成でも後部ゲート14を閉じ姿勢に維持することが可能となる。
(c)左右のロック作動部23のロック部材23bが係合するロック係合部19bに代えて、例えば、エンドフレーム18の内面側(荷台10の中央に向かう側)に孔部を形成し、この孔部にロック部材23bが係合するようにロック機構Lを構成する。
(d)後部ゲート14が開放姿勢に切り換えられた際に、後部ゲート14が水平姿勢で後方に突出する姿勢を維持するための規制部材として、単純なストッパーを用いることや、後部ゲート14の開放限界を決めるワイヤや紐状部材を用いることが考えられる。
本発明は、車体に荷台を備えている作業車に利用できる。
10 荷台
11 フロアパネル
12 サイドパネル
14 後部ゲート
19b ロック係合部
22 ハンドル
22a ハンドル本体部
22c 支持部
22d 作動部
23b ロック部材
24 ロックスプリング(付勢部材)
25 操作ワイヤ
25a インナワイヤ
26a 内端リング
26b 外端リング
28 軸部材
L ロック機構
X 操作軸芯

Claims (5)

  1. 荷台が、フロアパネルと、左右一対のサイドパネルと、開閉自在に支持された後部ゲートと、前記後部ゲートを閉じ姿勢に維持するロック機構とを備えており、
    前記ロック機構が、
    左右の前記サイドパネルに形成されたロック係合部に係合することで前記後部ゲートを閉じ姿勢に維持する左右のロック部材と、
    前記後部ゲートの左右方向での中間位置に配置され横向き姿勢の操作軸芯を中心に揺動自在に支持された単一のハンドルと、
    前記操作軸芯を中心にした前記ハンドルの操作により左右の前記ロック部材を前記ロック係合部から引き出す方向に作動させる左右の操作ワイヤとを備えている作業車。
  2. 前記ロック機構は、前記ロック部材を、軸部材を中心に揺動自在に支持する構成を備えると共に、付勢力により前記後部ゲートの左右方向の端部から外方に突出させる付勢部材を備えている請求項1に記載の作業車。
  3. 前記ハンドルが、人為操作されるハンドル本体部と、前記ハンドル本体部の両端に連なる位置に対し前記操作軸芯と同軸芯で形成される左右一対の支持部と、一対の前記支持部に連なる位置に形成される左右一対の作動部とを有し、
    左側の前記ロック部材と前記ハンドルの左側の前記作動部とを左側の前記操作ワイヤのインナワイヤで連係し、右側の前記ロック部材と前記ハンドルの右側の前記作動部とを右側の前記操作ワイヤのインナワイヤで連係している請求項1又は2に記載の作業車。
  4. 前記ハンドルが、単一の丸棒材を屈曲成形することにより前記ハンドル本体部と、一対の前記支持部と、一対の前記作動部とを一体形成している請求項3に記載の作業車。
  5. 左右の前記インナワイヤの内端に内端リングを連結し、外端に外端リングを連結すると共に、
    前記内端リングに対し前記ハンドルの左右の前記作動部のうち対応するものを挿入し、前記外端リングに対し左右の前記ロック部材のうち対応するものを挿入することで前記ハンドルと左右の前記ロック部材とを連係している請求項3又は4に記載の作業車。
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