JP2017159839A - 車体後部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体後部構造10は、車体11の後開口部13を開閉する後部ドア15を備える。後部ドア15は、後開口部13の上部13aに回動自在に支持される上側ドア16と、後開口部13の下部13bに回動自在に支持される下側ドア17とを備える。下側ドア17の内部28にスロープ32が格納される。また、上側ドア16と下側ドア17とを連結可能とする。上側ドア16および下側ドア17が連結された状態において、後部ドア15が上側ドア16の上端部16aを支点にして上方に開放される。
【選択図】図2
Description
この状態において、下側ドアから補助板が引き出されることにより、下側ドアおよび補助板でスロープが形成される。スロープを利用して車椅子などを車両の後開口部から乗降させる(例えば、特許文献1参照。)。
また、下側ドアを下方に開放した場合、下側ドアが後開口部から車体後方へ展開される。よって、後開口部から車体後方に離れた位置から荷物を積載する必要がある。
このため、荷物の積載に手間がかかり、使い勝手の観点から改良の余地が残されている。
よって、車両の後開口部から一般の荷物を積載する場合には、上側ドアと下側ドアとを連結して後部ドアを上方に開放できる。これにより、後開口部からの荷物の積み下ろしを下側ドアで妨げることがなく荷物の積み下ろしが楽になり、利便性を確保できる。
図1、図2に示すように、車体後部構造10は、車体11の後部12に形成される後開口部13と、後開口部13を開閉する後部ドア(すなわち、テールゲート)15と備える。
後部ドア15は、後開口部13の上部13aに上端部16aが回動自在に支持される上側ドア16と、後開口部13の下部13bに下端部17aが回動自在に支持される下側ドア17とを備える。
枠体25は、後開口部13の周縁部13cに着脱自在に取り付けられる。また、枠体25に上側ドア16が着脱自在に取り付けられる。さらに、枠体25に下側ドア17が着脱自在に取り付けられる。
さらに、上側ドア16、下側ドア17の両ドア16,17が開放される際に、枠体25が後開口部13の周縁部13cに取り付けられる。
これにより、使用者が後開口部13から一般の荷物の積み下ろしをおこなう際に、下側ドア17で荷物の積み下ろしを妨げる虞がない。したがって、荷物の積み下ろしが楽になり、車両の利便性が確保される。
下側ドア17の上端部17bに取出口34が形成される。よって、取出口34がスロープ32の上方に配置される。
これにより、後部ドア15が上方に開放される際に、下側ドア17のスロープ32が自重で下方へ傾くことを規制手段41で抑制される。
すなわち、一般の車体の後部ドアを、実施例の後部ドア15に交換することにより、一般の車両にスロープ32を備えることができる。これにより、後部ドア15を汎用性の高い、後付けの車載用スロープとして商品展開することが可能となる。
これにより、後開口部13から一般の荷物の積み下ろしをおこなう際に、荷物の積み下ろしが下側ドア17で妨げられることがなく、使い勝手の向上が図れる。
この状態において、上側ドア16を先に閉じ、上側ドア16を閉じた後に下側ドア17を閉じることが予想される。この場合、下側ドア17から突出したスロープ32が上側ドア16の意匠面(外面)16bに当たって、意匠面16bに傷をつける可能性がある。
これにより、上側ドア16の意匠面16bにスロープ32で傷をつけることを防止できる。
図8(a)に示すように、下側ドア17を下端部17a(すなわち、下ヒンジ手段)を支点にして上方へ向けて矢印Hの如く閉じる。
ここで、スロープ32が規制手段41のばね部材43で付勢されている。よって、下側ドア17を閉じる際に、スロープ32の「がたつき」が抑えられる。
ここで、例えば、上側ドア16を閉じる際に、下側ドア17からスロープ32が突出していることが考えられる。この場合でも、下側ドア17を閉じた後に上側ドア16を閉じることにより、下側ドア17から突出したスロープ32に、上側ドア16の意匠面(外面)16bが当たって意匠面16bに傷をつけることを防止できる。
例えば、前記実施例では、上側ドア16と下側ドア17とが枠体25で後部ドア15を一体的に連結した例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、上側ドア16と下側ドア17とを連結ピンなどの他の手段で後部ドア15を一体的に連結することも可能である。
11 車体
13 後開口部
13a 後開口部の上部
13b 後開口部の下部
15 後部ドア
16 上側ドア
16a 上側ドアの上端部
17 下側ドア
17a 下側ドアの下端部
28 後部ドアの内部
32 スロープ
41 規制手段
Claims (3)
- 車体の後開口部を開閉する後部ドアを備える車体後部構造において、
前記後部ドアは、
前記後開口部の上部に回動自在に支持される上側ドアと、
前記後開口部の下部に回動自在に支持され、スロープが内部に格納される下側ドアと、を備え、
前記上側ドアと前記下側ドアとを連結可能とし、各ドアが連結された状態において、前記後部ドアが上方に開放可能に構成されることを特徴とする車体後部構造。 - 前記下側ドアの内部に設けられる規制手段を備え、
該規制手段は、
前記上側ドアと前記下側ドアとが連結された状態で前記後部ドアが上方に開放される際に、前記スロープの下方向への移動を規制する、請求項1記載の車体後部構造。 - 前記下側ドアが閉じられた状態において、前記上側ドアが閉じられることにより前記後部ドアが閉じられる、請求項1または請求項2記載の車体後部構造。
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- 2016-03-10 JP JP2016047582A patent/JP6348527B2/ja not_active Expired - Fee Related
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