JP7187222B2 - 機械式駐車装置及びその制御装置、制御方法、制御プログラム - Google Patents
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Description
特許文献1には、前側駐車装置と奥側駐車装置との間に、仕切りのための可動式案内装置を設けた縦列式駐車装置が開示されている。特許文献1には、この可動式案内装置が閉じた状態において、その下方に空隙を設けることとし、管理人がこの空隙を通じて奥側駐車装置に人がいるか否かを視認により確認することが記載されている。
本発明の参考例としての他の態様は、複数の乗降室が一列に配置され、最前列の前記乗降室に設けられた出入口扉を通じて各前記乗降室への車両の乗入れが可能とされるとともに、隣接する前記乗降室の間に開閉可能に設けられた区画扉を有する機械式駐車装置の制御装置であって、前記出入口扉及び少なくとも一つの前記区画扉が開いている状態において、前記出入口扉の閉扉指示が入力された場合に、前記区画扉の閉扉完了タイミングが前記出入口扉の閉扉完了タイミングと同時または前記出入口扉の閉扉完了タイミングよりも遅くなるように前記区画扉の閉扉を制御する扉制御部を備える機械式駐車装置の制御装置である。
本発明の参考例としての他の態様は、複数の乗降室が一列に配置され、最前列の前記乗降室に設けられた出入口扉を通じて各前記乗降室への車両の乗入れが可能とされるとともに、隣接する前記乗降室の間に開閉可能に設けられた区画扉を有する機械式駐車装置の制御方法であって、前記出入口扉及び少なくとも一つの前記区画扉が開いている状態において、前記出入口扉の閉扉指示が入力された場合に、前記区画扉の閉扉完了タイミングが前記出入口扉の閉扉完了タイミングと同時または前記出入口扉の閉扉完了タイミングよりも遅くなるように前記区画扉の閉扉を制御する機械式駐車装置の制御方法である。
本発明の参考例としての他の態様は、複数の乗降室が一列に配置され、最前列の前記乗降室に設けられた出入口扉を通じて各前記乗降室への車両の乗入れが可能とされるとともに、隣接する前記乗降室の間に開閉可能に設けられた区画扉を有する機械式駐車装置に適用される制御プログラムであって、前記出入口扉及び少なくとも一つの前記区画扉が開いている状態において、前記出入口扉の閉扉指示が入力された場合に、前記区画扉の閉扉完了タイミングが前記出入口扉の閉扉完了タイミングと同時または前記出入口扉の閉扉完了タイミングよりも遅くなるように前記区画扉の閉扉を制御する処理をコンピュータに実行させるための制御プログラムである。
また、前側乗降室20aには、人が移動するための通路扉28が設けられている。
また、各乗降室20内には、異常発生時に人により操作される非常停止ボタン24が設けられている。非常停止ボタン24が操作された場合には、非常停止信号が制御装置40に出力される。
なお、図2に示すセンサ26や非常停止ボタン24の数や配置位置等は一例であり、適宜変更可能である。
また、乗降室20内には照明(図示略)及びスピーカ(図示略)が設けられている。
照明制御部43は、乗降室20内に設けられた照明の点灯及び消灯を制御する。
誘導制御部44は、人感センサによって人等が検知された場合や非常停止ボタン24が操作された場合に、スピーカから誘導情報を報知することにより、乗降室20内にいる人を場外へ誘導する。
まず、操作盤22が利用者(運転手)によって操作され、入庫指示が入力されると(SA1)、搬送機制御部41は搬送機を制御することにより、空きパレット16を奥側乗降室20bに搬送する(SA2)。空きパレット16の搬送が完了すると(SA3)、扉制御部42は、出入口扉21及び区画扉30の開扉制御を行う(SA4)。
利用者は開状態とされた出入口扉21から前側乗降室20a内に車両を進入させ、更に、区画扉30を通じて奥側乗降室20b内に進入させ、空きパレット16の上で停止させる。
場外へ退出した利用者は、操作盤22から無人確認や安全確認等の所定の入力操作を行った後、閉扉指示を入力する(SA7)。
扉制御部42は、例えば、出入口扉21の閉扉制御開始から所定期間経過後に区画扉30の閉扉制御を開始してもよい。また、出入口扉21と区画扉30との閉扉開始タイミングを同時とした場合には、区画扉30の閉まる速度を出入口扉21の閉まる速度よりも遅く制御することで、区画扉30の閉扉完了タイミングが出入口扉21の閉扉完了タイミングよりも遅くなるようにしてもよい。
そして、出入口扉21及び区画扉30が完全に閉まると(SA9)、搬送機制御部41は、搬送機を制御することにより、車両が載置されたパレット16を所定の格納庫18に格納させ(SA10)、照明制御部43は照明を消灯する(SA11)。
まず、操作盤22が利用者(運転手)によって操作され、出庫指示が入力されると(SB1)、搬送機制御部41は搬送機を制御することにより、利用者の車両が載置されたパレット16を奥側乗降室20bに搬送する(SB2)。パレット16の搬送が完了すると(SB3)、扉制御部42は、出入口扉21及び区画扉30の開扉制御を行う(SB4)。
乗車した運転手は、開状態とされている区画扉30を通じて奥側乗降室20bから前側乗降室20aに車両を移動させ、更に、前側乗降室20aに設けられた出入口扉21から車両を場外へ退出させる。
場外へ車両を退出させた利用者は、操作盤22から無人確認や安全確認等の所定の入力操作を行った後、閉扉指示を入力する(SB7)。
そして、出入口扉21及び区画扉30が完全に閉まると(SB9)、搬送機制御部41は、搬送機を制御することにより、空きパレット16を所定の格納庫に格納させ(SB10)、照明制御部43は、照明を消灯する(SB11)。
具体的には、非常停止ボタン24が操作された場合や、センサによって人が検知された場合には、非常停止信号(非常停止に関する情報)が制御装置40に送信される。制御装置40は、非常停止信号を受信すると、以下の非常停止処理を実行する。
続いて、扉制御部42は区画扉30の開扉制御を行う(SC2)。これにより、例えば、区画扉30が完全に閉められていた場合には区画扉30が開けられ、閉扉制御の途中であった場合には、閉扉制御から開扉制御に切り替えられ、区画扉30が途中から開く方向に移動する。なお、異常停止処理における開扉の移動速度は、正常運転時における開扉の移動速度や閉扉の移動速度よりも早くしてもよい。これにより、より迅速に区画扉30を開けることができ、奥側乗降室20b内に取り残されている利用者をより早く退避させることが可能となる。
また、誘導制御部44は、場内のスピーカから乗降室20内に取り残された人を場外へ退避させるための誘導案内を行う(SC4)。これにより、例えば、奥側乗降室20b内に取り残された人は、誘導案内に従って開状態とされた区画扉30から前側乗降室20aに安全に移動でき、前側乗降室20aに設けられた通路扉28から場外に退避することができる。
これにより、奥側乗降室20bにいる人を開状態とされた区画扉30を通じて前側乗降室20aに安全に移動させることが可能となる。
また、上記実施形態では、人を場外へ導くための誘導手段としてスピーカを例示して説明したが、例えば、スピーカなどのように聴覚的に人を誘導する構成に代えて、誘導ライトなどのように視覚的に人を誘導する構成を採用してもよい。また、乗降室内に設けられるこれらの機器の他、予め登録されているユーザの携帯端末のアドレスに対して誘導情報を送信するような手段を採用してもよく、また、誘導手段はこれらの組み合わせであってもよい。
例えば、図9に示した非常停止処理における各ステップは各制御部が同時に平行して実行することとしてもよい。
20 :乗降室
20a :前側乗降室
20b :奥側乗降室
21 :出入口扉
22 :操作盤
24 :非常停止ボタン
26 :センサ
28 :通路扉
30 :区画扉
40 :制御装置
41 :搬送機制御部
42 :扉制御部
43 :照明制御部
44 :誘導制御部
Claims (7)
- 複数の乗降室が一列に配置され、最前列の前記乗降室に設けられた出入口扉を通じて各前記乗降室への車両の乗り入れが可能とされるとともに、隣接する前記乗降室の間に開閉可能に設けられた区画扉を有する機械式駐車装置の制御装置であって、
前記出入口扉及び少なくとも一つの前記区画扉が開いている状態、かつ、入庫時においては入庫車両がいずれかの前記乗降室内に停車された状態、出庫時においては出庫車両がいずれの前記乗降室にも停車されていない状態で、前記出入口扉を閉める場合に、前記区画扉の閉扉完了タイミングが前記出入口扉の閉扉完了タイミングと同時または前記出入口扉の閉扉完了タイミングよりも遅くなるように前記区画扉の閉扉を制御する扉制御部を備える機械式駐車装置の制御装置。 - 非常停止に関する情報が入力された場合に、前記扉制御部は、前記区画扉の開扉制御を行う請求項1に記載の機械式駐車装置の制御装置。
- 前記非常停止に関する情報が入力された場合に、前記乗降室内の照明を点灯させる照明制御部を備える請求項2に記載の機械式駐車装置の制御装置。
- 前記非常停止に関する情報が入力された場合に、場外への退避を誘導する誘導制御部を備える請求項2または3に記載の機械式駐車装置の制御装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の機械式駐車装置の制御装置を備える機械式駐車装置。
- 複数の乗降室が一列に配置され、最前列の前記乗降室に設けられた出入口扉を通じて各前記乗降室への車両の乗入れが可能とされるとともに、隣接する前記乗降室の間に開閉可能に設けられた区画扉を有する機械式駐車装置の制御方法であって、
前記出入口扉及び少なくとも一つの前記区画扉が開いている状態、かつ、入庫時においては入庫車両がいずれかの前記乗降室内に停車された状態、出庫時においては出庫車両がいずれの前記乗降室にも停車されていない状態で、前記出入口扉を閉める場合に、前記区画扉の閉扉完了タイミングが前記出入口扉の閉扉完了タイミングと同時または前記出入口扉の閉扉完了タイミングよりも遅くなるように前記区画扉の閉扉を制御する機械式駐車装置の制御方法。 - 複数の乗降室が一列に配置され、最前列の前記乗降室に設けられた出入口扉を通じて各前記乗降室への車両の乗入れが可能とされるとともに、隣接する前記乗降室の間に開閉可能に設けられた区画扉を有する機械式駐車装置に適用される制御プログラムであって、
前記出入口扉及び少なくとも一つの前記区画扉が開いている状態、かつ、入庫時においては入庫車両がいずれかの前記乗降室内に停車された状態、出庫時においては出庫車両がいずれの前記乗降室にも停車されていない状態で、前記出入口扉を閉める場合に、前記区画扉の閉扉完了タイミングが前記出入口扉の閉扉完了タイミングと同時または前記出入口扉の閉扉完了タイミングよりも遅くなるように前記区画扉の閉扉を制御する処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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