JP5457539B1 - 縦列式駐車装置の制御装置、縦列式駐車装置、縦列式駐車装置の制御プログラム、及び縦列式駐車装置の制御方法 - Google Patents

縦列式駐車装置の制御装置、縦列式駐車装置、縦列式駐車装置の制御プログラム、及び縦列式駐車装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の出庫の待ち時間を短縮できる立体駐車装置の制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置32は、複数の立体駐車装置12A、12Bが前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置10を制御し、制御装置32は、予約を示す予約情報を記憶する予約テーブル46と、同一の立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の立体駐車装置12A、12Bが交互に出庫を行うように、予約情報により示される予約の順番を入れ替える入替部48と、交互に出庫を行う立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる実行部44とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、縦列式駐車装置の制御装置、縦列式駐車装置、縦列式駐車装置の制御プログラム、及び縦列式駐車装置の制御方法に関するものである。
機械式駐車装置の制御方法として、複数件数の予約を受け付け、利用者の車両の入出庫にかかる待ち時間の短縮を図る入出庫の制御方法が検討されている。
下記特許文献1では、車両の入庫口と出庫口とを別々に設け、入庫予約データと出庫予約データとをそれぞれ別のデータエリアに格納しておき、出庫処理と入庫処理を交互に処理させて入出庫させる機械式駐車装置の入出庫方法が開示されている。
特開2011−38284号公報
ここで、複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有される縦列式駐車装置がある。このような縦列式駐車装置は、入出庫軌道を予約順番に応じて行い、前側や後側の立体駐車装置での運転が連続すると、稼働率の低下や無駄な動作の発生が生じ、利用者の待ち時間が長くなり、エネルギー効率が低下する場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、利用者の出庫の待ち時間を短縮することができる、縦列式駐車装置の制御装置、縦列式駐車装置、縦列式駐車装置の制御プログラム、及び縦列式駐車装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の縦列式駐車装置の制御装置、縦列式駐車装置、縦列式駐車装置の制御プログラム、及び縦列式駐車装置の制御方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る縦列式駐車装置の制御装置は、複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置の制御装置であって、前記予約を示す予約情報を記憶する記憶手段と、同一の前記立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の前記立体駐車装置が交互に出庫を行うように、前記予約情報により示される予約の順番を入れ替える入替手段と、交互に出庫を行う前記立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる実行手段と、を備える。
本構成に係る制御装置は、複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置を制御する。
縦列式駐車装置は、同一の立体駐車装置において出庫の予約が連続すると、出庫に要する時間が全体として長くなる。
そこで、本構成は、同一の立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の立体駐車装置が交互に出庫を行うように、予約情報により示される予約の順番を入替手段によって入れ替える。そして、実行手段によって、出庫呼出モードと出庫格納モードとが、交互に出庫を行う立体駐車装置同士で重複して行われる。出庫呼出モードは、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる処理であり、出庫格納モードは、乗入階から空パレットを格納する処理である。
縦列式駐車装置は、複数の立体駐車装置の入出庫口が共有のため、ある立体駐車装置が車両の出庫を行っている場合、他の立体駐車装置は車両の出庫を行えない。しかし、出庫呼出モードと出庫格納モードは、各立体駐車装置同士で重複して行える。すなわち、ある立体駐車装置が車両を出庫させた後に出庫格納モードを行う時間帯で、他の立体駐車装置は車両を出庫させるための出庫呼出モードを行える。
このように、本構成は、複数の立体駐車装置が交互に出庫を行うように予約の順番を入れ替え、出庫呼出モードと出庫格納モードとを重複して行うので、利用者の出庫の待ち時間を短縮することができる。
上記第一態様では、前記入替手段が、2つ目以降の予約に基づいて予約の順番を入れ替えることが好ましい。
本構成によれば、利用者の出庫の待ち時間の短縮をより確実に行うことができる。
上記第一態様では、前記立体駐車装置が出庫を行った後で、かつ前記記憶手段に前記2つ目の予約が記憶されていない場合、前記2つ目の予約を受け付けるため所定時間待つことが好ましい。
本構成によれば、利用者の出庫の待ち時間の短縮をより確実に行うことができる。
上記第一態様では、前記入替手段が、予約の順番を入れ替えない通常運転モード、又は予約の順番を入れ替える予約入替運転モードに切り替え可能とされることが好ましい。
本構成によれば、車両の入庫や出庫に応じて、より適した縦列式駐車装置の運転が可能となる。
上記第一態様では、前記実行手段が、出庫の後に入庫が予約される場合、出庫を行った前記立体駐車装置に前記出庫格納モードを行わせることなく入庫を行わせることが好ましい。
出庫格納モードは、乗入階から空パレットを格納する処理である。一方、入庫を行う場合は、格納された空パレットを乗入階へ搬送する入庫呼出モードを行う必要がある。すなわち、出庫格納モードと入庫呼出モードは、相反する処理である。このため、出庫の後に入庫が予約される場合、出庫を行った立体駐車装置に出庫格納モードを行わせることなくそのまま入庫を行わせることで、出庫格納モード及び入庫呼出モードを不要とする。なお、本構成では、出庫とは確定した出庫のことである。
従って、本構成は、利用者の入庫の待ち時間を短縮することができる。また、本構成は、空パレットの搬送が行われないため、電力使用量を低減できる。
上記第一態様では、前記実行手段が、前側の前記立体駐車装置が前記出庫呼出モード又は車両を出庫させる出庫モードであると共に、新たな車両を入庫可能である場合に、後側の前記立体駐車装置に車両を入庫させないことが好ましい。
本構成は、後側の立体駐車装置を運転する場合に、前側の立体駐車装置が出庫呼出モード又は出庫モードであると共に、新たな車両を入庫可能か否かの判定処理を加えるという簡易な処理で、出庫と入庫を連続して前側の立体駐車装置に行わせることができる。
本発明の第二態様に係る縦列式駐車装置は、複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置であって、上記記載の制御装置を備える。
本発明の第三態様に係る縦列式駐車装置の制御プログラムは、複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置の制御プログラムであって、コンピュータを、同一の前記立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の前記立体駐車装置が交互に出庫を行うように、記憶手段に記憶されている前記予約情報により示される予約の順番を入れ替える入替手段と、交互に出庫を行う前記立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる実行手段と、して機能させる。
本発明の第四態様に係る縦列式駐車装置の制御方法は、複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置の制御方法であって、同一の前記立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の前記立体駐車装置が交互に出庫を行うように、記憶手段に記憶されている前記予約情報により示される予約の順番を入れ替える第1工程と、交互に出庫を行う前記立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる第2工程と、を含む。
本発明によれば、利用者の出庫の待ち時間を短縮することができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の電気的構成を示した機能ブロック図である。 入庫処理の処理モードと、各処理モードにおける消費電力との関係の一例を示した図である。 出庫処理の処理モードと、各処理モードにおける消費電力との関係の一例を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る予約情報の流れを説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る未稼働時の前側機における通常運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る未稼働時の後側機における通常運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る出庫モード完了時の前側機における通常運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る出庫モード完了時の後側機における通常運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 同一の立体駐車装置に出庫が連続した場合の待ち時間を示す模式図である。 前側機及び後側機が交互に2件の出庫を連続して行う場合の待ち時間を示す模式図である。 後側機に出庫が2件連続し、その後に前側機に出庫が2件連続した場合の待ち時間を示す模式図である。 前側機及び後側機が交互に4件の出庫を連続して行う場合の待ち時間を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る未稼働時の前側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る未稼働時の前側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る未稼働時の後側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る未稼働時の後側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る出庫モード完了時の前側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る出庫モード完了時の前側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る出庫モード完了時の後側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る出庫モード完了時の後側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る区分スケジュールのレポートの一例を示した図である。 連続した出庫と入庫を異なる立体駐車装置が行う場合の一例である。 連続した出庫と入庫を同一の立体駐車装置が行う場合の一例である。 本発明の第2実施形態に係る未稼働時の後側機における入出庫連続運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る未稼働時の後側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る未稼働時の後側機における予約入替運転モードの処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る縦列式駐車装置の制御装置、縦列式駐車装置、縦列式駐車装置の制御プログラム、及び縦列式駐車装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本第1実施形態に係る機械式駐車装置である縦列式駐車装置10の構成図である。
図1に示されるように、縦列式駐車装置10は、乗入階の上階に格納階が設けられている複数の立体駐車装置12が前後に並び、車両14の入出庫口16を共有している。すなわち、縦列式駐車装置10は、入出庫口16を有する前側の立体駐車装置(以下、「前側機12A」という。)及び後側の立体駐車装置(以下、「後側機12B」という。)で構成される。本第1実施形態に係る縦列式駐車装置10は、一例として、2つの立体駐車装置12が前後に並んでいる。以下の説明において、入出庫口16を有する階を乗入階と称呼する。
前側機12A及び後側機12Bには、リフトが昇降する昇降路18に沿って複数の階に配設された格納棚20、及びリフトにより把持され、入出庫させる車両14を載置するパレット22が備えられる。
これにより、入出庫口16から縦列式駐車装置10へ入庫した車両14は、前側機12A又は後側機12Bの何れかに格納される。
また、本第1実施形態に係る縦列式駐車装置10は、車両14の種類に応じたパレット22が備えられている。車両14の種類とは、例えば普通車、ミッドルーフ車、ハイルーフ車等の車高の相違による種類や、普通車、電気自動車、低床車両、バリアフリー車等の車両の特徴の相違や、充電必要性の有無による相違による種類のことである。
図2は、縦列式駐車装置10の電気的構成を示した機能ブロック図である。
縦列式駐車装置10は、前側機12A及び後側機12Bに対して共通の操作盤30を備える。そして、縦列式駐車装置10は、車両14を入庫する操作及び出庫する操作を受け付ける操作盤30に対する利用者による操作内容に基づいて、縦列式駐車装置10を制御する制御装置32を備えている。
制御装置32は、動力を供給する動力ユニット34を介して、パレット22を昇降させ、入出庫口16と格納棚20との間でパレット22を搬送するリフト搬送機36、パレット22を横送させる横送装置38、パレット22を旋回させる旋回装置40等を制御し、パレットを入出庫口16と格納棚20との間において移動させる。
また、制御装置32は、予約盤42を備えている。
予約盤42は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等から構成されている。後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
具体的には、予約盤42は、実行部44、予約テーブル46、及び入替部48を備えている。
実行部44は、入出庫口16がある入出庫口16において車両14をパレット22に入車させ、車両14が載置された実パレットを格納棚20に格納させる入庫処理、及び実パレットを格納棚20から取り出し、入出庫口16においてパレット22から車両14を出車させる出庫処理を含む運転処理を実行する。
ここで、入庫処理及び出庫処理について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、入庫処理の処理モードと、各処理モードにおける消費電力との関係を示している。
車両14を入庫させる入庫処理は、操作盤30を介して入庫指示が入力されると、入庫呼出モードを開始する。入庫呼出モードは、入出庫口16にリフト搬送機36がある場合にリフト搬送機36を上昇させて車両14が載置されていなパレット22である空パレットを取り出し、取り出した空パレットを下降させる。そして、入庫呼出モードは、入出庫口16で空パレットを旋回させ、車両14を入庫できる位置に空パレットを配置する。なお、図3において“P”はパレット22を示し、“空P”は空パレットを示し、“実P”は車両14が載置されたパレット22である実パレットを示す。
入庫呼出モードが完了すると、処理が入庫モードとなり、入出庫口16の扉が開き、車両14は空パレットに入車され、車両14の入車後に入出庫口16の扉が閉じ、入庫モードが完了する。
入庫モードが完了すると、入庫格納モードが開始される。入庫格納モードは、実パレットを旋回させた後に実パレットを上昇させ、実パレットを格納棚20に格納する。このように、入庫処理では、入庫呼出モード、入庫モード、及び入庫格納モードが一連の処理とし、入庫格納モードが完了した時点で、入庫処理の完了となる。
また、図3の消費電力の状態変化に示されるように、入庫呼出モードは、空パレットを昇降させている処理であり、空パレットの移動は無駄な仕事となる。
図4には、出庫処理の処理モードと、各処理モードにおける消費電力との関係が示されている。
車両14を出庫させる出庫処理は、操作盤30を介して出庫指示が入力されると、出庫呼出モードを開始する。出庫呼出モードは、入出庫口16にリフト搬送機36がある場合には、リフト搬送機36を上昇させ、出庫指示のあった車両14が載置される実パレットを取り出し、実パレットを下降させる。そして、出庫呼出モードは、入出庫口16でパレット22が旋回させ、車両14を出庫できる位置に実パレットを配置する。
出庫呼出モードが完了すると、出庫モードとなり、入出庫口16の扉が開き、車両14が出庫され、入出庫口16の扉が閉じ、出庫モードが完了する。
出庫モードが完了すると、出庫格納モードが開始される。出庫格納モードは、車両14空パレットを旋回させた後に空パレットを上昇され、空パレットを格納棚20に格納する。このように、出庫処理では、出庫呼出モード、出庫モード、及び出庫格納モードを一連の処理とし、出庫格納モードが完了した時点で、出庫処理の完了となる。
また、図4の消費電力の状態変化に示されるように、出庫格納モードは、空パレットを昇降させている処理であり、空パレットの移動は無駄な仕事となる。
予約テーブル46は、操作盤30を介して入力された順番で入庫及び出庫の予約を予約情報として記憶する。なお、本第1実施形態に係る縦列式駐車装置10は、複数の予約が可能とされている。
図5は、本第1実施形態に係る予約情報の流れを示した模式図である。
予約テーブル46は、入庫予約及び出庫予約を示す予約情報を最大2つ記憶できる。そして、予約を前側機12Aで実行させる場合に予約情報を予約テーブル46から実行テーブル50Aに移動させる。また、予約を後側機12Bで実行させる場合に予約情報を予約テーブル46から実行テーブル50Bに移動させる。このように、本第1実施形態では、予約情報を計4つ記憶可能とされている。
予約テーブル46に記憶されている予約情報は、入力された順番に1つ目の予約を第1予約とし、2つ目の予約を第2予約とする。
そして、後述する予約の順番の入れ替えを行わない通常運転モードでは、入力された順番に予約が実行される。第1予約が実行されると、第2予約が第1予約に繰り上げられ、次に入力された予約が第2予約とされる。
入替部48は、予約テーブル46に記憶されている予約情報により示される予約の順番を入れ替える。
ここで、通常運転モードにおける縦列式駐車装置10の処理の流れを説明する。
図6は、未稼働時の前側機12Aにおける通常運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、未稼働時の前側機12Aで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。
まず、ステップ100では、後側機12Bの状態を確認する。後側機12Bの状態が未稼働、入庫格納モード、又は出庫格納モードであるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ102へ移行する。一方、否定判定の場合は、後側機12Bが車両14を入庫又は出庫する場合であり、前側機12Aを運転して車両14の入庫又は出庫させることができないので、前側機12Aを運転することなく通常運転モードの処理を終了する。
ステップ102では、予約テーブル46に第1予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ104へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aを運転することなく通常運転モードの処理を終了する。
ステップ104では、予約テーブル46から第1予約を読み出す。
次のステップ106では、第1予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ108へ移行し、否定判定の場合はステップ112へ移行する。
ステップ108では、前側機12Aに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ110へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aを運転することなく通常運転モードの処理を終了する。
ステップ110では、第1予約の入庫呼出モードを前側機12Aで実行し、通常運転モードの処理を終了する。
ステップ112では、第1予約が前側機12Aの出庫であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ114へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aを運転することなく通常運転モードの処理を終了する。
ステップ114では、第1予約の出庫呼出モードを前側機12Aで実行し、通常運転モードの処理を終了する。
図7は、未稼働時の後側機12Bにおける通常運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、未稼働時の後側機12Bで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。
まず、ステップ200では、予約テーブル46に第1予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ202へ移行し、否定判定の場合は後側機12Bを運転することなく通常運転モードの処理を終了する。
ステップ202では、予約テーブル46から第1予約を読み出す。
次のステップ204では、第1予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ206へ移行し、否定判定の場合はステップ210へ移行する。
ステップ206では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ208へ移行し、否定判定の場合は後側機12Bを運転することなく本処理を終了する。
ステップ208では、第1予約の入庫呼出モードを後側機12Bで実行し、通常運転モードの処理を終了する。
一方、ステップ210では、第1予約が前側機12Aの出庫であるか否かを判定し、肯定判定の場合は後側機12Bを運転することなく本処理を終了し、否定判定の場合はステップ212へ移行する。
ステップ212では、第1予約の出庫呼出モードを後側機12Bで実行し、通常運転モードの処理を終了する。
図8は、前側機12Aにおける通常運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、出庫モードの完了時において前側機12Aで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。なお、出庫モードの完了時には、前側機12Aの乗入階に空パレットが位置している。
まず、ステップ300では、予約テーブル46に第1予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ302へ移行し、否定判定の場合はステップ310へ移行する。
ステップ302では、予約テーブル46から第1予約を読み出す。
次のステップ304では、第1予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ306へ移行し、否定判定の場合はステップ316へ移行する。
ステップ306では、前側機12Aに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ308へ移行し、否定判定の場合はステップ316へ移行する。
ステップ308では、空パレットが乗入階に位置しているため入庫呼出モードを実行することなく、第1予約の入庫モードを前側機12Aで実行し、通常運転モードの処理を終了する。
ステップ310では、後側機12Bの状態を確認する。後側機12Bの状態が入庫呼出モード又は出庫呼出モードであるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ316へ移行する。後側機12Bが車両14を入庫又は出庫するためである。一方、否定判定の場合は、ステップ312へ移行する。
ステップ312では、前側機12Aで出庫が行われ、扉が開となっているために新たな予約に応じた処理ができないので、扉が閉となってから所定時間待ち状態となる。この待ち状態の間に、操作盤30を介して利用者の第1予約を受け付けることが可能とされる。
次のステップ314では、予約テーブル46に第1予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ302へ移行し、否定判定の場合はステップ316へ移行する。
ステップ316では、乗入階に位置している空パレットを格納するために出庫格納モードを継続して実行し、通常運転モードの処理を終了する。
図9は、後側機12Bにおける通常運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、出庫モードの完了時において後側機12Bで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。なお、出庫モードの完了時には、後側機12Bの乗入階に空パレットが位置している。
まず、ステップ400では、予約テーブル46に第1予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ402へ移行し、否定判定の場合はステップ410へ移行する。
ステップ402では、予約テーブル46から第1予約を読み出す。
次のステップ404では、第1予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ406へ移行し、否定判定の場合はステップ414へ移行する。
ステップ406では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ408へ移行し、否定判定の場合はステップ414へ移行する。
ステップ408では、空パレットが乗入階に位置しているため入庫呼出モードを実行することなく、第1予約の入庫モードを後側機12Bで実行し、通常運転モードの処理を終了する。
ステップ410では、後側機12Bで出庫が行われ、扉が開となっているために新たな予約に応じた処理ができないので、扉が閉となってから所定時間待ち状態となる。この待ち状態の間に、操作盤30を介して利用者の第1予約を受け付けることが可能とされる。
次のステップ412では、予約テーブル46に第1予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ402へ移行し、否定判定の場合はステップ414へ移行する。
ステップ414では、乗入階に位置している空パレットを格納するために出庫格納モードを継続して実行し、通常運転モードの処理を終了する。
以上説明したように、通常運転モードは、第1予約のみを参照して、前側機12A及び後側機12Bの動作を決定している。
図10は、同一の立体駐車装置12(前側機12A又は後側機12B)に出庫が連続した場合の待ち時間を示す模式図である。なお、図10におけるtscは出庫呼出モードの所要時間、tsoは出庫モードの所要時間、tsrは出庫格納モードの所要時間である。また、wt1は1件目の出庫予約に対する利用者の待ち時間であり、wt2は2件目の出庫予約に対する利用者の待ち時間である。
待ち時間wt1,wt2は、以下の式から求められる。
wt1=tsc
wt2=tsc×2+tso+tsr
例えば、所要時間tscが60秒、所要時間tsoが20秒、所要時間tsrが40秒の場合、待ち時間wt1は60秒、待ち時間wt2は180秒となり、待ち時間wt1,wt2の平均は120秒となる。
一方、図11は、前側機12A及び後側機12Bが交互に2件の出庫を連続して行う場合の待ち時間を示す模式図である。
縦列式駐車装置10は、前側機12A及び後側機12Bの入出庫口16が共有のため、ある立体駐車装置12が車両14の出庫を行っている場合、他の立体駐車装置12は車両14の出庫を行えない。しかし、出庫呼出モードと出庫格納モードは、各立体駐車装置12同士で重複して行える。このため、図11の例に示されるように前側機12Aが車両14を出庫させた後に出庫格納モードを行う時間帯で、後側機12Bは車両14を出庫させるための出庫呼出モードを行える。
そして、例えば、所要時間tscが60秒、所要時間tsoが20秒、所要時間tsrが40秒の場合、待ち時間wt1は60秒、待ち時間wt2は140秒となり、待ち時間wt1,wt2の平均は100秒となる。このように、複数の立体駐車装置12が交互に出庫を行うことで、待ち時間wt2は40秒(約22%)短くなり、待ち時間wt1,wt2の平均が20秒(約16%)短くなる。
図12は、後側機12Bに出庫が2件連続し、その後に前側機12Aに出庫が2件連続した場合の待ち時間を示す模式図である。前側機12Aは、後側機12Bの出庫が終わるまで動作することはできない。このことは、前側機12Aが入庫する場合でも同様である。なお、図12におけるwt3は3件目の出庫予約に対する利用者の待ち時間であり、wt4は4件目の出庫予約に対する利用者の待ち時間である。
そして、所要時間tscが60秒、所要時間tsoが20秒、所要時間tsrが40秒の場合、待ち時間wt1は60秒、待ち時間wt2は180秒、待ち時間wt3が260秒、待ち時間wt4が380秒となり、待ち時間wt1〜wt4の平均は220秒となる。
一方、図13は、前側機12A及び後側機12Bが交互に4件の出庫を連続して行う場合の待ち時間を示す模式図である。
所要時間tscが60秒、所要時間tsoが20秒、所要時間tsrが40秒の場合、待ち時間wt1は60秒、待ち時間wt2は220秒、待ち時間wt3は140秒、待ち時間wt4が300秒となり、待ち時間wt1〜wt4の平均は180秒となる。このように、複数の立体駐車装置12が交互に出庫を行うことで、待ち時間wt1〜wt4の平均が40秒(16%)短くなる。
図10から図13を用いて説明したように、複数の立体駐車装置12に交互に出庫を行わせることで、利用者の出庫の待ち時間を短縮することができる。
このため、入替部48は、同一の立体駐車装置12に出庫が連続せず、複数の立体駐車装置12が交互に出庫を行うように、予約情報により示される予約の順番を入れ替える。そして、実行部44は、交互に出庫を行う立体駐車装置12同士で、出庫呼出モードと出庫格納モードとを重複して行わせる。
なお、以下の説明において、予約の順番を入れ替える運転モードを予約入替運転モードという。
図14,15は、前側機12Aにおける予約入替運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、未稼働時の前側機12Aで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。なお、図14における図6と同一のステップについては図6と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
図14に示されるステップ108及びステップ112で否定判定となった場合は、図15に示されるステップ500へ移行する。
ステップ500では、予約テーブル46に第2予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ502へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ502では、予約テーブル46から第2予約を読み出す。
次のステップ504では、第2予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ506へ移行し、否定判定の場合はステップ510へ移行する。
ステップ506では、前側機12Aに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ508へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ508では、第2予約の入庫呼出モードを前側機12Aで実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ510では、第2予約が前側機12Aの出庫であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ512へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ512では、第2予約の出庫呼出モードを前側機12Aで実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
このように、図14,15に示される予約入替運転モードは、後側機12Bが入庫格納モード又は出庫格納モードの場合に、第1予約が前側機12Aの出庫でなくても第2予約まで参照する。そして予約入替モードは、第2予約が前側機12Aの出庫である場合、前側機12Aに出庫呼出モードを実行させる。このため、図13に示されるように後側機12Bと前側機12Aとの出庫が交互に行われ、かつ後側機12Bの出庫格納モードと前側機12Aの出庫呼出モードが重複して行われる。
図16,17は、後側機12Bにおける予約入替運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、未稼働時の後側機12Bで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。なお、図16における図7と同一のステップについては図7と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
図16に示されるステップ206で否定判定となった場合及びステップ210で肯定判定となった場合は、図17に示されるステップ600へ移行する。
ステップ600では、予約テーブル46に第2予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ602へ移行し、否定判定の場合は後側機12Bを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ602では、予約テーブル46から第2予約を読み出す。
次のステップ604では、第2予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ606へ移行し、否定判定の場合はステップ610へ移行する。
ステップ606では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ608へ移行し、否定判定の場合は後側機12Bを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ608では、第2予約の入庫呼出モードを後側機12Bで実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ610では、第2予約が前側機12Aの出庫であるか否かを判定し、肯定判定の場合は後側機12Bを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了し、否定判定の場合はステップ612へ移行する。
ステップ612では、第2予約の出庫呼出モードを後側機12Bで実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
図18,19は、前側機12Aにおける予約入替運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、出庫モードの完了時において前側機12Aで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。出庫モードの完了時には、前側機12Aの乗入階に空パレットが位置している。なお、図18における図8と同一のステップについては図8と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
図18に示されるステップ304及びステップ306で否定判定となった場合は、図19に示されるステップ700へ移行する。
ステップ700では、予約テーブル46に第2予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ702へ移行し、否定判定の場合はステップ710へ移行する。
ステップ702では、予約テーブル46から第2予約を読み出す。
次のステップ704では、第2予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ706へ移行し、否定判定の場合はステップ716へ移行する。
ステップ706では、前側機12Aに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ708へ移行し、否定判定の場合はステップ716へ移行する。
ステップ708では、空パレットが乗入階に位置しているため入庫呼出モードを実行することなく、第2予約の入庫モードを前側機12Aで実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
一方、ステップ700で否定判定となった場合に移行するステップ710では、後側機12Bの状態を確認する。後側機12Bの状態が入庫呼出モード又は出庫呼出モードであるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ716へ移行する。後側機12Bが車両14を入庫又は出庫するためである。一方、否定判定の場合は、ステップ712へ移行する。
ステップ712では、前側機12Aで出庫が行われ、扉が開となっているために新たな予約に応じた処理ができないので、扉が閉となってから所定時間待ち状態となる。
この待ち状態の間に、操作盤30を介して利用者の第2予約を受け付けることが可能とされる。
このように、立体駐車装置12が出庫を行った後で、かつ予約テーブル46に第2予約が記憶されていない場合、第2予約を受け付けるため所定時間待つことによって、利用者の出庫の待ち時間の短縮をより確実に行うことができる。
次のステップ714では、予約テーブル46に第2予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ702へ移行し、否定判定の場合はステップ716へ移行する。
ステップ716では、乗入階に位置している空パレットを格納するために出庫格納モードを継続して実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
図20,21は、後側機12Bにおける予約入替運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、出庫モードの完了時において後側機12Bで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。出庫モードの完了時には、後側機12BAの乗入階に空パレットが位置している。なお、図20における図9と同一のステップについては図9と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
図20に示されるステップ404及びステップ406で否定判定となった場合は、図21に示されるステップ800へ移行する。
ステップ800では、予約テーブル46に第2予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ802へ移行し、否定判定の場合はステップ810へ移行する。
ステップ802では、予約テーブル46から第2予約を読み出す。
次のステップ804では、第2予約が入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ806へ移行し、否定判定の場合はステップ814へ移行する。
ステップ806では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ808へ移行し、否定判定の場合はステップ814へ移行する。
ステップ808では、空パレットが乗入階に位置しているため入庫呼出モードを実行することなく、第2予約の入庫モードを後側機12Bで実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ810では、後側機12Bで出庫が行われ、扉が開となっているために新たな予約に応じた処理ができないので、扉が閉となってから所定時間待ち状態となる。
この待ち状態の間に、操作盤30を介して利用者の第2予約を受け付けることが可能とされる。
次のステップ812では、予約テーブル46に第2予約が記憶されているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ802へ移行し、否定判定の場合はステップ814へ移行する。
ステップ814では、乗入階に位置している空パレットを格納するために出庫格納モードを継続して実行し、予約入替運転モードの処理を終了する。
次に、通常運転モードと予約入替運転モードとの切り替えについて説明する。
図22に示されるように、稼働実績情報の単位時間(例えば、1時間、30分、15分等、特に限定されない。)当たりの入出庫件数(=入庫件数+出庫件数)と、入出庫件数に対して設定される規定値A及び規定値B(ここで、規定値A>規定値Bとする)とを比較する。入出庫件数≧規定値Aの場合、入出庫件数≧規定値Bの場合、入出庫件数<規定値Bの場合のそれぞれを順に、混雑度合いを示す混雑区分「繁忙期」「通常期」「閑散期」とし、時間帯毎に混雑区分を割り当て、区分スケジュールとする。
ここで、予約入替運転モードが行われ順番が後となるように入れ替えられた予約(図13の2件目の予約)は、図12に示される通常運転モードに比べて待ち時間が長くなっている。このため、繁忙期に予約入替運転モードが行われると待ち時間がより長くなる予約が発生する可能性がある。そこで、本第1実施形態では、規定値Aを閾値として通常運転モードと予約入替運転モードが切り替え可能とされている。例えば、繁忙期は通常運転モードとされ、通常期及び閑散期は予約入替運転モードとされる。なお、切り替えは、縦列式駐車装置10の運転員によって操作盤30を介して手動で行われてもよいし、制御装置32が時間帯又は入出庫件数等に基づいて自動で行われてもよい。
以上説明したように、本第1実施形態に係る制御装置32は、複数の立体駐車装置12が前後に並び車両14の入出庫口16が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置10を制御する。
そして、制御装置32は、予約を示す予約情報を記憶する予約テーブル46と、同一の立体駐車装置12に出庫が連続せず、複数の立体駐車装置12が交互に出庫を行うように、予約情報により示される予約の順番を入れ替える入替部48と、交互に出庫を行う立体駐車装置12同士で、車両14が載置されたパレット22を乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる実行部44と、を備える。
このように、本第1実施形態に係る制御装置32は、複数の立体駐車装置12が交互に出庫を行うように予約の順番を入れ替え、出庫呼出モードと出庫格納モードとを重複して行うので、利用者の出庫の待ち時間を短縮することができる。
また、第1実施形態では、予約テーブル46に予約情報を2件記憶する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、予約テーブル46に記憶される予約情報を3件以上とする形態としてもよい。
なお、記憶される予約情報が3件以上の場合、待ち時間が増加する予約がさらに増える可能性がある。このため、予約情報が3件以上であっても、予約入替運転モードで参照する予約情報を2件以下としてもよい。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、本第2実施形態に係る縦列式駐車装置10の構成は、図1,2に示す第1実施形態に係る縦列式駐車装置10の構成と同様であるので説明を省略する。なお、本第2実施形態に係る予約テーブル46は、予約情報を一つだけ記憶する形態としてもよい。
本第2実施形態に係る縦列式駐車装置10は、出庫の後に入庫が予約される場合、出庫を行った立体駐車装置12に出庫格納モードを行わせることなく入庫を行わせる。
図23は、連続した出庫と入庫を異なる立体駐車装置12が行う場合の一例である。
出庫格納モードは、乗入階から空パレットを格納する処理である。一方、入庫を行う場合は、格納された空パレットを乗入階へ搬送する入庫呼出モードを行う必要がある。すなわち、出庫格納モードと入庫呼出モードは、相反する処理である。このため、図23に示されるような場合、出庫格納モードと入庫呼出モードを重複して行ったとしても、出庫格納モードと入庫呼出モードは、空パレットの無駄な搬送が行われ、無駄な仕事となる。
なお、図23におけるtncは入庫呼出モードの所要時間、tnoは入庫モードの所要時間、tnrは入庫格納モードの所要時間である。
wt2’は2件目の入庫予約に対する利用者の待ち時間である。
待ち時間wt2’は、以下の式から求められる。
wt2’=tsc+tso+tnc
そして、例えば、所要時間tscが60秒、所要時間tsoが20秒、所要時間tsrが40秒、所要時間tncが40秒、所要時間tnoが20秒、所要時間tnrが60秒の場合、待ち時間wt1は60秒となり、待ち時間wt2’は120秒となり、待ち時間wt1,wt2’の平均は90秒となる。
一方、図24は、連続した出庫と入庫を同一の立体駐車装置12が行う場合の一例である。図24は、出庫の後に入庫が予約される場合、出庫を行った立体駐車装置12(図24の例では前側機12A)に出庫格納モードを行わせることなく入庫を行わせることで、出庫格納モード及び入庫呼出モードを不要とした例である。
図24において例えば、所要時間tscが60秒、所要時間tsoが20秒、所要時間tsrが40秒、所要時間tncが40秒、所要時間tnoが20秒、所要時間tnrが60秒の場合、待ち時間wt1は60秒となり、待ち時間wt2’は80秒となり、待ち時間wt1,wt2’の平均は70秒となる。このように図24の例は、図23の例に比べて、待ち時間wt2’が40秒(約25%)短くなり、待ち時間wt1,wt2’の平均が20秒(約20%)短くなる。
図25は、後側機12Bにおける本第2実施形態に係る運転モード(入出庫連続運転モード)の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図25に示される処理は、未稼働時の後側機12Bで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。なお、図25における図6と同一のステップについては図6と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
ステップ206では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ900へ移行し、否定判定の場合は前側機12Aで入庫を行うので後側機12Bを運転することなく入出庫連続運転モードの処理を終了する。
ステップ900では、前側機12Aの状態を確認する。
前側機12Aの状態が、出庫呼出モード又は出庫モードであると共に、新たな車両14を入庫可能である場合であり肯定判定の場合は、後側機12Bで入庫可能であっても後側機12Bを運転することなく入出庫連続運転モードの処理を終了する。一方、否定判定の場合はステップ208へ移行する。
ここで、前側機12Aが出庫呼出モード又は出庫モードである場合とは、出庫が確定した場合である。
例えば、前側機12Aに対して出庫予約のみされた場合に、後述するように前側機12Aに入庫を行わせると判定すると、その出庫予約がキャンセルされた場合に、前側機12Aに入庫させることによる効果が生じない可能性がある。このため、本第2実施形態では、ステップ900において、前側機12Aで確実に出庫が確定したか否かを判定し、リアルタイムで入庫の割り込みを行う。
また、入庫可能か否かの判定は、同一のパレット22で連続した出庫及び入庫が可能か否かを判定することである。このため、連続した出庫及び入庫は、必ずしも同一の種類の車両14である必要はない。
ステップ900で肯定判定となる場合は、前側機12Aで車両14の入庫を行わせ、後側機12Bでは入庫を行わせない。
これにより、出庫を行った前側機12Aに出庫格納モードを行わせることなくそのまま入庫を行わせることとなるので、出庫格納モード及び入庫呼出モードを不要とできる。従って、本第2実施形態に係る縦列式駐車装置10は、利用者の入庫の待ち時間を短縮することができる。また、本第2実施形態に係る制御装置32は、空パレットの搬送が行われないため、電力使用量を低減できる。
また、後側機12Bを運転する場合に、前側機12Aが出庫呼出モード又は出庫モードであると共に、新たな車両14を入庫可能か否かの判定処理を加えるという簡易な処理で、出庫と入庫を連続して前側機12Aに行わせることができる。
以上説明したように、本第2実施形態に係る制御装置32は、複数の立体駐車装置12が前後に並び車両14の入出庫口16が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置10を制御する。そして、制御装置32は、予約を示す予約情報を記憶する予約テーブル46と、出庫の後に入庫が予約される場合、出庫を行った立体駐車装置12に乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードを行わせることなく入庫を行わせる実行部44と、を備える。
従って、本第2実施形態に係る制御装置32は、利用者の入庫の待ち時間を短縮することができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
なお、本第3実施形態に係る縦列式駐車装置10の構成は、図1,2に示す第1実施形態に係る縦列式駐車装置10の構成と同様であるので説明を省略する。
本第3実施形態では、予約入替運転モード(第1実施形態)に入出庫連続運転モード(第2実施形態)を組み合わせた運転モードについて説明する。
図26,27は、本第3実施形態に係る後側機12Bにおける予約入替運転モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。本処理は、未稼働時の後側機12Bで次の実行を決定する場合に、制御装置32の実行部44により行われる。なお、図26における図16と同一のステップについては図16と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。また、図27における図17と同一のステップについては図17と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
図26のステップ206では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ900へ移行し、否定判定の場合は図27のステップ600へ移行する。
ステップ900では、前側機12Aの状態を確認する。
前側機12Aの状態が、出庫呼出モード又は出庫モードであると共に第1予約の車両14が入庫可能である場合であり肯定判定の場合は、後側機12Bで入庫可能であっても後側機12Bを運転することなくステップ600へ移行する。一方、否定判定の場合はステップ208へ移行する。ステップ900で肯定判定となる場合は、前側機12Aで車両14の入庫を行わせる。
図27のステップ606では、後側機12Bに入庫可能か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ902へ移行し、否定判定の場合は後側機12Bを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。
ステップ902では、前側機12Aの状態を確認する。
前側機12Aの状態が、出庫呼出モード又は出庫モードであると共に第2予約の車両14が入庫可能である場合であり肯定判定の場合は、後側機12Bで入庫可能であっても後側機12Bを運転することなく予約入替運転モードの処理を終了する。一方、否定判定の場合はステップ608へ移行する。ステップ902で肯定判定となる場合は、前側機12Aで車両14の入庫を行わせる。
本第3実施形態に係る縦列式駐車装置10は、入口と出口とを兼用する入出庫口16を有しているため、入出庫連続運転モードにおいて、予約が入庫予約又は出庫予約であろうとかかわりなく、予約の順番の入替(割り込み)が行われる。従って、本第2実施形態に係る縦列式駐車装置10は、入口と出口が異なり、入庫予約又は出庫予約で順番の入れ替えを行わない立体駐車装置に比べ、より効率的である。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記各実施形態で説明した予約入替運転モードや入出庫連続運転モードの処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
10 縦列式駐車装置
12 立体駐車装置
14 車両
32 制御装置
44 実行部
46 予約テーブル
48 入替部

Claims (8)

  1. 複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置の制御装置であって、
    前記予約を示す予約情報を記憶する記憶手段と、
    同一の前記立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の前記立体駐車装置が交互に出庫を行うように、前記予約情報により示される予約の順番を入れ替える入替手段と、
    交互に出庫を行う前記立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる実行手段と、
    を備える縦列式駐車装置の制御装置。
  2. 前記入替手段は、2つ目以降の予約に基づいて予約の順番を入れ替える請求項1記載の縦列式駐車装置の制御装置。
  3. 前記立体駐車装置が出庫を行った後で、かつ前記記憶手段に前記2つ目の予約が記憶されていない場合、前記2つ目の予約を受け付けるため所定時間待つ請求項1又は請求項2記載の縦列式駐車装置の制御装置。
  4. 前記入替手段は、予約の順番を入れ替えない通常運転モード、又は予約の順番を入れ替える予約入替運転モードに切り替え可能とされる請求項1から請求項3の何れか1項記載の縦列式駐車装置の制御装置。
  5. 前記実行手段は、出庫の後に入庫が予約される場合、出庫を行った前記立体駐車装置に前記出庫格納モードを行わせることなく入庫を行わせる請求項1から請求項4の何れか1項記載の縦列式駐車装置の制御装置。
  6. 複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置であって、
    請求項1から請求項の何れか1項記載の制御装置を備える縦列式駐車装置。
  7. 複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置の制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    同一の前記立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の前記立体駐車装置が交互に出庫を行うように、記憶手段に記憶されている前記予約情報により示される予約の順番を入れ替える入替手段と、
    交互に出庫を行う前記立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる実行手段と、
    して機能させるための縦列式駐車装置の制御プログラム。
  8. 複数の立体駐車装置が前後に並び車両の入出庫口が共有され、かつ入庫及び出庫の予約が複数可能な縦列式駐車装置の制御方法であって、
    同一の前記立体駐車装置に出庫が連続せず、複数の前記立体駐車装置が交互に出庫を行うように、記憶手段に記憶されている前記予約情報により示される予約の順番を入れ替える第1工程と、
    交互に出庫を行う前記立体駐車装置同士で、車両が載置されたパレットを乗入階に移動させる出庫呼出モードと乗入階から空パレットを格納する出庫格納モードとを重複して行わせる第2工程と、
    を含む縦列式駐車装置の制御方法。
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