JP2018040131A - 車両通行阻止手段を備えた駐車設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 待機状態においては車両や人の通行に影響なく、出入口扉の閉め忘れを適切に防止できる車両通行阻止手段を備えた駐車設備を提供すること。【解決手段】 少なくとも利用者による入出庫操作が可能とされた駐車設備であって、駐車装置の出入口扉の前方における少なくとも入庫可能な車両の全長以上の距離で離間した位置に、可動式の車両通行阻止手段を備え、制御装置は、待機状態の時は車両通行阻止手段を開状態とし、利用者の呼び操作に応じて車両通行阻止手段を閉状態とし、呼び操作で呼び出された搬送手段が入出庫部に到着後に開いた出入口扉が扉閉操作で閉動作され、出入口扉が閉じた場合に、車両通行阻止手段を開状態にすることを許可するように構成されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、駐車装置の出入口扉の前方に車両通行阻止手段が備えられた駐車設備に関する。
従来、駐車設備には、駐車装置に車両を入出庫させる出入口扉の前方と歩道や車道との間に車両通行阻止手段が設置される場合がある。車両通行阻止手段としては、チェーンゲート、ポールゲート、フラップ、柵、扉など、車両の通行を阻止するものが用いられる。
この種の先行技術として、例えば、駐車装置の前方に車両停止エリアと、この車両停止エリアからの車両の退場を阻止する退場規制手段とを備えさせ、夜間などの管理人の不在時には、退場規制手段によって車両停止エリアからの車両の退場を阻止し、出入口扉が開かれたのち扉閉ボタンが押されたら退場規制手段による退場規制を解除するものがある(例えば、特許文献1参照)。この駐車装置は、扉閉ボタンが押されることで退場規制を解除し、利用者による出入口扉の閉め忘れを防いでいる。
特開2011−38321号公報
しかし、上記特許文献1では、管理人の不在時には、退場規制手段によって常時車両の通行が阻止されている。そのため、夜間などでも、退場規制手段が見えるように常時点灯の照明などを設置する必要があり、多くの費用を要する。
また、夜間などに退場規制手段が車両の通行部分を常時阻止しているため、退場規制手段にフラップなどが採用されている場合には、利用者がつまずかない対策も必要となる。
さらに、扉閉ボタンが押されることで退場規制手段が開放されるため、扉閉ボタンが押された後、扉閉完了までの間に入出庫部へ人などが入った場合の対策も必要となる。
そこで、本発明は、待機状態においては車両や人の通行に影響なく、出入口扉の閉め忘れを適切に防止できる車両通行阻止手段を備えた駐車設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも利用者による入出庫操作が可能とされた駐車設備であって、駐車装置の出入口扉の前方における少なくとも入庫可能な車両の全長以上の距離で離間した位置に、可動式の車両通行阻止手段を備え、制御装置は、待機状態の時は前記車両通行阻止手段を開状態とし、前記利用者の呼び操作に応じて前記車両通行阻止手段を閉状態とし、前記呼び操作で呼び出された搬送手段が入出庫部に到着後に開いた前記出入口扉が扉閉操作で閉動作され、前記出入口扉が閉じた場合に、前記車両通行阻止手段を開状態にすることを許可するように構成されている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「待機状態」は、呼び操作から入出庫完了までの間以外の状態をいう。また、「車両通行阻止手段を開状態」は、車両の通行を許可する状態であり、「車両通行阻止手段を閉状態」は、車両の通行を阻止する状態をいう。さらに、「許可」は、車両通行阻止手段を自動で開状態にすること、手動で開状態にすること、を可能にすることをいう。
この構成により、出入口扉の前方に備えられた車両通行阻止手段は、入出庫が行われていない待機状態のときは開状態となり、人の通行などを妨げることはない。そして、利用者の呼び操作に応じて、車両通行阻止手段は閉状態となり、出入口扉を開放して車両を出入口扉の前方に出庫させ、出入口扉を閉鎖することで車両通行阻止手段を開状態にすることができる。これにより、利用者による出入口扉の閉め忘れを防止することができる。
また、少なくとも利用者による入出庫操作が可能とされた駐車設備であって、駐車装置の出入口扉の前方における少なくとも入庫可能な車両の全長以上の距離で離間した位置に、可動式の車両通行阻止手段を備え、制御装置は、待機状態の時は前記車両通行阻止手段を開状態とし、前記利用者の呼び操作に応じて前記車両通行阻止手段を閉状態とし、前記呼び操作で呼び出された搬送手段が入出庫部に到着後に開いた前記出入口扉が扉閉操作で閉動作され、前記出入口扉が閉開始または閉動作中に、前記車両通行阻止手段を開状態にすることを許可するとともに前記出入口扉が閉動作の継続または閉完了できない状態となった時は、前記車両通行阻止手段は開動作を中止して再度閉動作を行うように構成されていてもよい。出入口扉が閉動作の継続または閉完了できない状態としては、例えば、入出庫部内の人検知センサによる検知などであり、このような場合には、車両通行阻止手段による車両の通行を阻止する状態を継続する。
この構成により、出入口扉の前方に備えられた車両通行阻止手段は、入出庫が行われていない待機状態のときは開状態となり、人の通行などを妨げることはない。そして、利用者の呼び操作に応じて、車両通行阻止手段は閉状態となり、出入口扉を開放して車両を出入口扉の前方に出庫させ、出入口扉の閉開始または閉動作中に車両通行阻止手段を開状態にすることができる。その後、出入口扉が閉動作の継続または閉完了できない状態となった時は、車両通行阻止手段は開動作を中止して再度閉動作を行うようにできる。これにより、出入口扉の閉鎖が完了しない状態となった場合には車両通行阻止手段を再び閉状態にして、利用者による出入口扉の閉め忘れを防止するようにできる。
また、前記車両通行阻止手段の閉状態を知らせる報知手段をさらに有していてもよい。報知手段としては、車両通行阻止手段が閉状態であることを周囲に知らせるものであればよく、車両通行阻止手段を明るく照らすライト、ブザー鳴動、車両通行阻止手段への再帰反射材の塗布または取付け、回転灯点灯などを用いることができる。
このように構成すれば、車両通行阻止手段が閉動作中または閉状態で入出庫を行っていることを周囲の人に知らせることができる。
また、前記出入口扉と前記車両通行阻止手段との間に車両検出手段をさらに備え、前記車両検出手段によって前記車両を検出しない状態で、前記利用者の前記呼び操作に応じて前記車両通行阻止手段を閉状態とするように構成されていてもよい。車両検知手段としては、ループコイル、赤外線センサなどの各種センサを利用できる。
このように構成すれば、呼び操作を行うと、出入口扉と車両通行阻止手段との間に他の車両が存在しないことを条件に車両通行阻止手段を閉状態として他の車両の進入を防ぐことができる。
また、前記車両通行阻止手段の閉動作開始は、前記車両検出手段による前記車両の検出がないことと、前記搬送手段が入出庫部に到着したこと、で開始されるように構成されていてもよい。
このように構成すれば、出入口扉と車両通行阻止手段との間に車両が存在せず、出庫操作によって搬送手段が入出庫部に到着したことで自動的に車両通行阻止手段を閉動作させることができる。
また、前記出入口扉の前方から入庫利用者が去る及び出庫利用者が来るための通路に、人の通行を阻止する第2阻止手段をさらに備え、前記制御装置は、前記利用者の入庫操作に応じて前記第2阻止手段を閉状態とし、前記車両の入庫が完了して扉閉動作が完了したことで、前記第2阻止手段を開状態にすることを許可するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、利用者の通路に備えさせた第2阻止手段により、利用者の入出庫操作が開始すると第2阻止手段を閉状態として他の人の通行を制限し、入出庫が完了して出入口扉を閉動作させることで第2阻止手段を開状態にすることができる。これによっても、車両を入出庫させる利用者による出入口扉の閉め忘れを防止することができる。
また、前記車両通行阻止手段は、閉動作時に障害物を検知する検知手段を備え、前記検知手段は、前記車両通行阻止手段の閉動作に際し障害物を検出したときは前記車両通行阻止手段の閉動作を中止するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、車両通行阻止手段の閉動作時に人や物などの障害物を検知すると閉動作を中止して、車両通行阻止手段が人や物に当接することを防ぐことができる。
本発明によれば、駐車設備が待機状態の時には車両通行阻止手段が開状態であるため、車両や利用者などの通行には障害物となるものが存在しないようにできる。そして、車両の入出庫時は、駐車装置の出入口扉が開放している時には車両通行阻止手段が閉鎖されて車両の通行を阻止し、出入口扉を閉めることで車両通行阻止手段が開放されるので、出入口扉の閉め忘れを防止することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車設備を示す平面図である。 図2は、図1の駐車装置における入出庫の判断を示すフローチャートである。 図3(A)〜(E)は、図2に示すフローチャートで出庫と判断された場合の出入口扉と車両通行阻止手段の動作を順に示す側面図である。 図4は、図3に示す出庫動作の詳細を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、駐車設備1の駐車装置として、搬送手段たるパレット(図示略)を有する機械式駐車装置10を例に説明する。搬送手段は、パレット、搬器等を含む。また、可動式の車両通行阻止手段として、チェーンゲート20を例に説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における前方、後方の概念は、図1に示す出入口扉11に対してチェーンゲート(車両通行阻止手段)20の方向を前方とした概念と一致するものとする。
(駐車設備の構成)
図1は、一実施形態に係る駐車設備1を示す平面図である。この実施形態の駐車設備1は、機械式駐車装置10の出入口扉11から前方に所定距離で離間した位置に車両通行阻止手段たるチェーンゲート20が備えられている。この例では、出入口扉11とチェーンゲート20との間に車両停止エリア15が形成されている。チェーンゲート20は、出入口扉11から入庫可能な車両Vの全長以上の距離で離間して備えられている。
チェーンゲート20は、管理人の有無にかかわらず待機状態では常に開状態(チェーン下降状態)である。このため、機械式駐車装置10の前の車両停止エリア15を入出庫する車両Vだけが利用するのではなく、機械式駐車装置10に関係ない人や車両Vが通行する場合でも、その人や車両Vの通行を妨げない。チェーンゲート20には、障害物の検知手段として光電スイッチ23が備えられており、動作開始時及び動作中におけるチェーンゲート20付近の障害物を検知することができる。障害物の検知手段としては、光電スイッチ23と同様に非接触で物体を検知できるものであればよい。
上記出入口扉11とチェーンゲート20との間の車両停止エリア15には、車両Vの検出手段たるループコイル16が備えられている。車両検出手段としては、ループコイル16の他、赤外線センサなどの各種センサを利用できる。
機械式駐車装置10には、出入口扉11の側方に運転盤12が備えられている。利用者は、この運転盤12を自身が操作して入出庫操作を行うことができる。駐車設備1の制御装置13には、機械式駐車装置10の運転盤12、チェーンゲート20、ループコイル16が電気的に接続されている(図示略)。
また、この実施形態では、出庫後の出入口扉11の閉め忘れ防止を図っているが、車両停止エリア15の周囲を複数台のチェーンゲート20等で囲うレイアウトとすることで、入庫後の閉め忘れも防止することができる。
例えば、図1に二点鎖線で示すように、出入口扉11の側方などに備えられた入庫利用者や出庫利用者が通るための通路30に、人の通行を阻止する第2阻止手段31(例えば、チェーンゲート、扉など)をさらに備えさせてもよい。この場合、駐車設備1の制御装置13は、利用者の入庫操作に応じて第2阻止手段31を閉状態とし、車両Vの入庫が完了して出入口扉11の扉閉動作が完了したことで、第2阻止手段31を開状態にすることを許可するようにすればよい。
このようにすれば、利用者の通路30に備えさせた第2阻止手段31を、利用者の入庫操作に応じて閉状態として利用者や他の人の通行を阻止し、入出庫が完了して出入口扉を閉動作させることで第2阻止手段31を開状態にするようにできる。これにより、車両Vを入庫させる利用者による出入口扉11の閉め忘れを防止することができる。
この場合、第2阻止手段31の閉動作時に障害物を検知する検知手段32(例えば、光電スイッチ)を備えさせてもよい。検知手段32は、第2阻止手段31の閉動作に際し障害物を検出したときは第2阻止手段31の閉動作を中止するようにできる。これにより、第2阻止手段31の閉動作時に人や物などの障害物を検知すると閉動作を中止して、第2阻止手段31が人や物に当接することを防止できる。
なお、第2阻止手段31としては、チェーンゲート、扉などの他、出入口扉11を閉めてから退去するよう促すメッセージ(出入口扉11の閉め忘れ防止)を表示する手段とすることもできる。メッセージを表示する手段でも、チェーンゲートなどと同等の出入口扉11の閉め忘れを防止できる効果が得られるものであればよい。
なお、以下の説明では、車両検出手段たるチェーンゲート20のみが備えられた駐車設備1について説明する。
(駐車装置の入出庫制御)
図2は、上記機械式駐車装置10における入出庫の判断を示すフローチャートである。この実施形態の機械式駐車装置10は、利用者が運転盤12において認証操作をすると(S1)、その利用者の車両Vが入庫済か否かが判断される(S2)。入庫していない場合、入庫処理と判断される(S3)。入庫済の場合、出庫処理と判断されて、利用者の車両Vが格納されている出庫パレットの呼び動作が行われる(S4)。図示する一点鎖線の部分が、入庫か出庫かを判断する部分である。
なお、認証操作(S1)は、運転盤12の直接操作に限らず、リモコン操作、生体認証操作など、機械式駐車装置10における公知の各種手段が使用できる。
(出庫操作の流れ)
図3(A)〜(E)は、図2に示すフローチャートで出庫と判断された場合の出入口扉11と車両通行阻止手段の動作を順に示す側面図である。
図3(A)に示すように、この例では、利用者Mによる機械式駐車装置10の運転盤12における認証操作に応じて、上記図2に示すフローチャートで出庫処理と判断され、出庫パレットの呼び動作が行われる。この実施形態では、この呼び動作と同時にチェーンゲート20の閉動作が開始される。チェーンゲート20の閉動作開始は、上記ループコイル16による車両Vの検出がないことと、パレット(図示略)が入出庫部14に到着したことで、自動的に開始されるようにしてもよい。このように、チェーンゲート20が閉動作を開始するタイミングは、呼び動作開始から出入口扉11の開動作開始までの間であることが好ましい。なお、後述する図4のように、チェーンゲート20の閉動作が行われている時に警報を発して周囲に知らせるようにしてもよい。チェーンゲート20の閉動作を知らせる報知手段としては、チェーンゲート20の両側部に設けられた柱22からチェーン21を明るく照らすライト、ブザー鳴動、チェーン21への再帰反射材の塗布または取付け、回転灯点灯などを用いることができる。このような報知手段により、チェーンゲート20が閉動作していることを利用者Mや周囲の人に知らせることができる。この実施形態では、後述する図4で説明する、青信号灯、赤警報灯が、チェーンゲート20の柱22の上部に設けられている(図示略)。
また、チェーンゲート20には、光電スイッチ23(図1)が設けられているため、閉動作に際し障害物を検知したときはチェーンゲート20の閉動作を中止するようになっている。チェーンゲート20は、動作開始時及び動作中に光電スイッチ23が付近の障害物を検知することで停止するようになっている。チェーンゲート20の閉動作は、障害物を検知しなくなることで繰り返し行われる。
図3(B)に示すように、出庫パレットが入出庫部14に到着すると、出入口扉11が開放される。この時には、チェーンゲート20が上昇して閉じられた状態となっている。なお、出入口扉11の開動作については、パレットが入出庫部14に到着したことで自動的に開放されても、利用者Mによる扉開操作を行うことで開放されてもよい。
その後、図3(C)に示すように、利用者Mは入出庫部14に入り、車両Vに乗り込んで出入口扉11とチェーンゲート20との間の車両停止エリア15まで車両Vを出庫させる。この時には、チェーンゲート20は閉じられた状態である。
そして、図3(D)に示すように、この実施形態では、利用者Mがリモコンによって扉閉操作を行って出入口扉11を閉鎖する。出入口扉11を閉鎖する認証操作(扉閉操作)は、リモコンに限られない。出入口扉11の閉鎖を運転盤12の操作で行うなど、機械式駐車装置10における公知の各種手段が使用できる。その後、出入口扉11の閉完了により、チェーンゲート20が自動的に開放されるようになっている。なお、出入口扉11が完全に閉じた場合に、チェーンゲート20を開状態にすることを許可するようにしてもよい。すなわち、チェーンゲート20の開動作は、この実施形態のように出入口扉11の扉閉完了によって自動的に開放されても、チェーンゲート20を開放するための操作を利用者が手動で行うことで開放されるようにしてもよい。これにより、車両停止エリア15から車両Vの退場規制が解除される。
なお、出入口扉11の閉動作開始後、チェーンゲート20が開動作を開始または開動作が許可された後、出入口扉11が閉動作の継続または閉完了できない状態となった時は、チェーンゲート20は開動作を中止して再度閉動作を行うようにしてもよい。このようにすれば、出入口扉11の閉鎖が完了しない状態となった場合にはチェーンゲート20を再び閉めて、車両Vを出庫する利用者Mによる出入口扉11の閉め忘れを防止するようにできる。
その後、図3(E)に示すように、利用者Mが車両Vを運転して開放されたチェーンゲート20を通って出庫することで完了する。出庫完了後の待機状態(入庫も出庫もないとき)では、チェーンゲート20が開放された状態であるため、人や一般車が通行・往来を妨げることはない。これにより、通行人がチェーンゲート20に気づかずに転倒したり、体の不自由な人の通行などを妨げることはない。
(出庫の詳細を示すフローチャート)
図4は、図3に示す出庫動作の詳細を示すフローチャートである。図示する利用者Mによる「駐車装置の車両出庫操作(S1)」が上記図2における「認証操作(S1)」であり、機械式駐車装置10による「出庫パレット呼び動作(S4)」が図2の「出庫パレット呼び動作(S4)」と同一である。図2に示す一点鎖線の部分の詳細は省略している。以下、この出庫パレット呼び動作(S4)から説明する。
出庫パレット呼び動作(S4)により、自動的に出庫パレットが呼び出され、出庫パレットが入出庫部14に到着する(S5)。このときのチェーンゲート20は、チェーン21が下位置で待機しているため、青信号灯が点灯した状態となっている(S6)。
また、この実施形態では、出入口扉11とチェーンゲート20との間の車両停止エリア15に車両検出手段たるループコイル16が設けられているため、出庫パレットが入出庫部14に到着すると(S5)、ループコイル16によって機械式駐車装置10の前に車両Vがあるか否かが検出される(S7)。
車両Vが検出された場合、その車両Vが先の利用者の出庫車の場合は、車両停止エリア15からの退場が完了するまで待つ。その車両Vが入庫車の場合、入庫車を後退させて出庫を先に行うか、または出庫を中止して入庫を先に行うか、のいずれかが行われる。この間、チェーンゲート20のチェーン21は下位置で待機した状態を保っている(S8)。
機械式駐車装置10の前に車両Vが検出されない場合(S7)、チェーンゲート20に閉動作の起動信号が送られる(S9)。チェーンゲート20では、光電スイッチ23が遮光されるか否かが検知され(S10)、遮光される場合は遮光されない状態になるまでチェーン21の閉動作は待たれる。光電スイッチ23が遮光されない状態になると、この実施形態では、赤警報灯が点滅して注意を喚起し、数秒後にチェーン21の上昇が開始される(S11)。チェーン21の上昇が完了すると、チェーン21は上位置で停止して警報灯が消灯する(S12)。警報灯の消灯後、チェーンゲート20の閉状態を知らせるために、チェーンゲート20を明るく照らすライトや、ブザー鳴動、回転灯点灯などの報知手段を作動させてもよい。これにより、チェーンゲート20が閉動作中で入出庫を行っていることを周囲の人に知らせることができる。
その後、機械式駐車装置10は、出入口扉11の開動作が開始されて(S13)、出入口扉11が開放される。この実施形態では、チェーンゲート20の閉鎖が完了して退場規制を行った後に出入口扉11を開放するようにしているが、チェーンゲート20の閉鎖が開始されると出入口扉11の開放を開始したり、出入口扉11の開放が開始されるとチェーンゲート20の閉鎖を開始するようにしてもよい。
利用者は、出入口扉11が開放されると入出庫部14内に入る(S14)。そして、出庫する車両Vに乗り込んで機械式駐車装置10から出庫させる(S15)。出庫させる車両Vは、チェーンゲート20の手前の車両停止エリア15で停止させる(S16)。そして、この例ではリモコンによって機械式駐車装置10の出入口扉11を閉鎖する(S17)。利用者による出入口扉11の閉開始の操作により、機械式駐車装置10では出入口扉11の閉動作が開始されて(S18)、出入口扉11の閉鎖が完了する(S19)。
そして、出入口扉11の閉鎖が完了すると、チェーンゲート20では、光電スイッチ23が遮光されるか否かが検知され(S20)、遮光される場合は遮光されない状態になるまで待たれる。光電スイッチ23が遮光されない状態になると、赤警報灯が点滅して注意を喚起し、数秒後にチェーン21の下降が開始される(S21)。チェーン21の下降が完了すると、チェーン21は下位置で停止して警報灯が消灯する(S22)。その後、青信号灯の点灯になる(S23)。
すなわち、出入口扉11の閉鎖を開始したとしても、出入口扉11の閉鎖が完了しなければチェーンゲート20が開放されない。つまり、出入口扉11の閉鎖が開始後に中断(例えば、出入口扉11の閉動作中に入出庫部14内で安全センサ作動により扉閉完了とならない場合や、閉動作中に第三者(子供など)が入出庫部14内に進入しようとする場合等)した場合には、チェーンゲート20による車両Vの退場規制は継続した状態を保つことになる。そのため、出入口扉11の扉閉開始後、扉閉完了までの間も、利用者による適切な安全確認と、出入口扉11の閉鎖確認ができる。
その後、出入口扉11の閉鎖が完了し、チェーンゲート20が解放されると、利用者は車両Vを運転して開放されたチェーンゲート20を通過して出庫が完了する(S24)。車両Vの出庫後も、チェーンゲート20のチェーン21は開放された状態の下で待機した状態が保たれる(S25)。
なお、上記実施形態では、出入口扉11とチェーンゲート20との間の車両停止エリア15に車両Vの検出手段たるループコイル16が備えられた例を説明したが、車両Vの検出手段を備えない場合には、出庫パレットが入出庫部14に到着後(S5)、チェーンゲート20に閉動作の起動信号が送られる(S9)ようにしてもよい。
このように、利用者自身が操作する駐車設備1において、出入口扉11の前方に所定の空間を空けてチェーンゲート20等の車両通行阻止手段を設け、入出庫を行わない待機状態ではチェーンゲート20を開放した状態で待機し、出入口扉11が開放しているときはチェーンゲート20が閉鎖されて車両Vの退場を規制する。そして、入出庫完了後に出入口扉11の閉鎖が完了すると、チェーンゲート20が開放されて車両Vの通過か可能な状態とすることで、出入口扉11の閉め忘れを確実に防止することができる。
(総括)
以上のように、上記駐車設備1によれば、利用者自身が機械式駐車装置10を操作して入出庫する時に、出入口扉11を開放した後、出入口扉11の閉鎖が完了しなければチェーンゲート(車両通行阻止手段)20によって車両Vの通行が阻止されるため、利用者による出入口扉11の閉め忘れを適切に防止することが可能となる。
また、機械式駐車装置10において入出庫を行わない時には、チェーンゲート(車両通行阻止手段)20が開放した状態であるため、人や車両の通行などを妨げることがなく、安定した通行・往来が可能となる。
なお、上記した実施形態では、パレット(図示略)を備えた機械式駐車装置10を例に説明したが、車両Vを搬送手段で入出庫部14に搬送する駐車装置であれば地下式、パズル式などでも同様に構成することができ、駐車装置は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記した車両通行阻止手段の動作は、機械式駐車装置10以外に、カーリフト、荷物搬送用リフトなどにおいても、閉め忘れを防止したい扉すべてに応用できる。
さらに、上記した実施形態では、利用者自らが呼び操作を行う例を説明したが、管理人が操作する「管理人操作方式」にモード切替可能としてもよい。
また、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 駐車設備
10 機械式駐車装置
11 出入口扉
12 運転盤
13 制御装置
14 入出庫部
15 車両停止エリア
16 ループコイル
20 チェーンゲート(車両通行阻止手段)
21 チェーン
22 柱
23 光電スイッチ(検知手段)
30 通路
31 第2阻止手段
32 検知手段
V 車両

Claims (7)

  1. 少なくとも利用者による入出庫操作が可能とされた駐車設備であって、
    駐車装置の出入口扉の前方における少なくとも入庫可能な車両の全長以上の距離で離間した位置に、可動式の車両通行阻止手段を備え、
    制御装置は、
    待機状態の時は前記車両通行阻止手段を開状態とし、
    前記利用者の呼び操作に応じて前記車両通行阻止手段を閉状態とし、
    前記呼び操作で呼び出された搬送手段が入出庫部に到着後に開いた前記出入口扉が扉閉操作で閉動作され、
    前記出入口扉が閉じた場合に、前記車両通行阻止手段を開状態にすることを許可するように構成されている、
    ことを特徴とする車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
  2. 少なくとも利用者による入出庫操作が可能とされた駐車設備であって、
    駐車装置の出入口扉の前方における少なくとも入庫可能な車両の全長以上の距離で離間した位置に、可動式の車両通行阻止手段を備え、
    制御装置は、
    待機状態の時は前記車両通行阻止手段を開状態とし、
    前記利用者の呼び操作に応じて前記車両通行阻止手段を閉状態とし、
    前記呼び操作で呼び出された搬送手段が入出庫部に到着後に開いた前記出入口扉が扉閉操作で閉動作され、
    前記出入口扉が閉開始または閉動作中に、前記車両通行阻止手段を開状態にすることを許可するとともに、
    前記出入口扉が閉動作の継続または閉完了できない状態となった時は、前記車両通行阻止手段は開動作を中止して再度閉動作を行うように構成されている、
    ことを特徴とする車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
  3. 前記車両通行阻止手段の閉状態を知らせる報知手段をさらに有している、
    請求項1または2に記載の車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
  4. 前記出入口扉と前記車両通行阻止手段との間に車両検出手段をさらに備え、
    前記車両検出手段によって前記車両を検出しない状態で、前記利用者の前記呼び操作に応じて前記車両通行阻止手段を閉状態とするように構成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
  5. 前記車両通行阻止手段の閉動作開始は、前記車両検出手段による前記車両の検出がないことと、前記搬送手段が入出庫部に到着したこと、で開始されるように構成されている、
    請求項4に記載の車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
  6. 前記出入口扉の前方から入庫利用者が去る及び出庫利用者が来るための通路に、人の通行を阻止する第2阻止手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記利用者の入庫操作に応じて前記第2阻止手段を閉状態とし、前記車両の入庫が完了して扉閉動作が完了したことで、前記第2阻止手段を開状態にすることを許可するように構成されている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
  7. 前記車両通行阻止手段は、閉動作時に障害物を検知する検知手段を備え、
    前記検知手段は、前記車両通行阻止手段の閉動作に際し障害物を検出したときは前記車両通行阻止手段の閉動作を中止するように構成されている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両通行阻止手段を備えた駐車設備。
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