JP6381278B2 - 駐車出入口装置 - Google Patents

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本発明は、出入口に方向変更用のターンテーブルを有した駐車出入口装置に関する。
従来の駐車装置として、駐車建屋の出入口近傍に構成した方向変更用のターンテーブルと、運転手が駐車車両から乗りたり降り込んだりする乗降室と、これらの間に開閉可能に設けたオートドアとを備えた駐車出入口装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)
実開平5−61362号公報
しかしながら、従来の駐車出入口装置では、運転手や係員によってターンテーブル、オートドアを個々に操作しなければならないだけでなく、ターンテーブルの旋回に先立って、駐車車両をターンテーブル上の適切な位置に停止されているかの確認を行うと共に、旋回範囲の安全に対しても配慮しなければならない。このため、例えば、運転手が駐車車両から降りて操作盤が設置されている位置まで移動し、これらの操作と作業を行おうとすると、大きな労力が強いられることになってしまう。
そこで本発明の目的は、ターンテーブルおよびオートドアなどのための操作を簡単に行うことができるようにした駐車出入口装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、その上面に駐車車両を停止させた状態で旋回駆動されるターンテーブルと、前記駐車車両を格納する格納室と、前記ターンテーブルを配置した床側と前記格納室との間に設けたオートドアとを備えた駐車出入口装置において、前記ターンテーブル上に搭載した駐車車両の旋回領域に障害が存在するかどうかを検出する旋回障害検知センサと、前記旋回障害検知センサの検出信号を取り込んで障害が存在しないことを判定する障害判定部とを設け、前記障害判定部により障害が存在しないことを判定したとき前記ターンテーブルを旋回するターンテーブル旋回駆動部とを設け、かつ、入庫時のターンテーブル旋回駆動部によるターンテーブルの旋回後に、オートドアを自動で開くオートドア開閉駆動部を設け、更に、出庫時の前記オートドア開閉駆動部は、出庫操作から所定時間後に前記オートドアを閉じ、出庫時の前記ターンテーブル旋回駆動部は、前記オートドアの閉動作後に前記ターンテーブルを旋回することを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両の運転手は入庫時にオートドアの開閉操作やターンテーブルの旋回操作のために従来のように駐車車両から降りて操作盤を操作する必要がなくなり、短時間で、かつ簡単に入庫時と出庫時の主な操作を自動で行うことができるようになる。しかも、障害判定部による安全確認も行うので、ターンテーブルの旋回時における事故発生を防止することができる。また、入庫時の信号、例えば、ターンテーブル旋回駆動部によるターンテーブルの旋回開始信号、またはターンテーブルの旋回開始信号からタイマによる所定時間経過後、あるいはターンテーブルの旋回完了信号等により、オートドア開閉駆動部を作動させてオートドアを自動で開くことができる。更に、出庫操作から所定時間後、例えば、出庫時の要求信号を与える出庫操作ボタンの操作からタイマによって定めた時間経過後に、オートドア開閉駆動部を作動させてオートドアを閉じることができ、またターンテーブル旋回駆動部はオートドアの閉動作後、例えば、閉開始信号以降に行われるので、その時間差を利用して判定する障害判定部による判定を行うことができる。こうして、出庫操作ボタンの操作からターンテーブルの旋回による方向変更までを安全のうちに自動で行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記ターンテーブルの上面に乗り込んだ前記駐車車両の停止位置を検出する停止位置検出センサと、前記停止位置検出センサの検出信号に基づいて停止位置が適切な位置かどうかを検出する停止位置適正判定部とを設け、前記停止位置適正判定部による適切な位置の検出があったとき前記旋回障害検知センサによる検出を開始させることを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両がターンテーブルの上の適切な位置に確実に停車させることができ、また停止位置適正判定部の判定結果を用いて旋回障害検知センサを作動させることも可能となり、ターンテーブル上への駐車車両の乗り込みからオートドアの開操作までを自動で行うことができるようになる。
本発明による駐車出入口装置によれば、駐車車両の運転手は入庫時にオートドアの開閉操作やターンテーブルの旋回操作のために従来のように駐車車両から降りて操作盤を操作する必要がなくなり、短時間で、かつ簡単に出庫操作を自動で行うことができるようになる。しかも、障害判定部による安全確認も行うので、ターンテーブルの旋回時における事故発生を防止することができる。
本発明の一実施の形態による駐車出入口装置の平面図である。 図1に示した駐車出入口装置における操作盤の機能を示すブロック構成図である。 図2で実線で示した信号に基づいて入庫処理を行うときの駐車出入口装置の処理動作を示すフローチャートである。 図2で点線で示した信号に基づいて出庫処理を行うときの駐車出入口装置の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による駐車出入口装置の平面図である。
出入口を有する床面に旋回可能に設置されたターンテーブル1の上面には、このターンテーブル1の上に乗り込んできた駐車車両が適切な位置に停車したことを検出する停止位置検出センサ2A〜2Dが設けられている。これらの停止位置検出センサ2A〜2Dは、ターンテーブル1と同心円状に分散して配置され、駐車車両における前後のタイヤが通過したことを検出し、詳細を後述するようにして駐車車両の進入方向と各停止位置検出センサ2A〜2Dの検出状況からターンテーブル1の上に乗り込んできた駐車車両が適切な位置に停車したことを検出するようにしている。
ターンテーブル1を配置した床面には、ターンテーブル1の上に駐車車両が適正に停止された状態で旋回させたとき、駐車車両の旋回のために使用することになる領域3A,3Bが想定され、この領域3A,3B内に人や物などの障害物が存在しないことを検出する旋回障害検知センサ4A,4Bが同じ床面に配置されている。この旋回障害検知センサ4A,4Bの数や設置位置は、図示のものに限定されず種々の構成を採用することができる。
またターンテーブル1の近傍には、駐車車両の運転手が乗降すると共に駐車車両を格納する格納室5が形成されており、この格納室5とターンテーブル1を配置した床側との間にはオートドア6が設置されている。格納室5の中には、駐車車両が進入して乗り込むことになるトレー7と、このトレー7の上に駐車車両を乗り進めるときにその位置関係を確認するために使用する鏡8とが配置されている。トレー7に搭載した状態の駐車車両を格納する格納室5の具体的な構成については、種々考えられるが、ここでは観覧車型に循環して格納するものとして説明する。
オートドア6の近傍における壁面には、操作盤9が配置されている。この操作盤9は種々の構成のものを採用することができるが、ここでは、出庫時に自分の駐車車両を呼び出す際に操作する出庫操作ボタンが少なくとも備えられたものとして説明する。
このような駐車出入口装置は、駐車装置の構成や周囲の道路状件などによって種々の使用形態があるが、ここではターンテーブル1の右方が駐車車両の進入口であり、ターンテーブル1の左方が出口としている。従って、入庫の場合、駐車車両は右方の進入口から進入した後、ターンテーブル1上で停止させた状態でターンテーブル1を旋回して方向変更し、その後、駐車車両を格納室5に乗り込み、運転手は格納室5で駐車車両から降りることになる。一方、出庫の場合は、格納室5内で駐車車両に運転手が乗り込み、駐車車両をターンテーブル1上に移動させて停止させた状態でターンテーブル1を旋回して方向変更し、その後、駐車車両を左方の出口から出すことになる。
このような使用形態に合わせて、上述した停止位置検出センサ2A〜2Dは、円周方向に四分割されており、入庫時は、ターンテーブル1が図示の状態だと仮定すると停止位置検出センサ2A上を駐車車両の前輪と後輪が通過したことを検出し、その他の停止位置検出センサ2B〜2Dが未検出の時に駐車車両が適切な位置に停車したと判定することができる。一方、出庫時は、ターンテーブル1が図示の状態だと仮定すると停止位置検出センサ2D上を駐車車両の後輪と前輪が通過したことを検出し、その他の停止位置検出センサ2A,2C,2Dが未検出の時に駐車車両が適切な位置に停車したと判定することができる。しかし、停止位置検出センサ2A〜2Dの分割数や配置形状についてはこれに限定するものではない。
この駐車出入口装置の基本的な動作は、次の通りである。
入庫車両がターンテーブル1上の適正な位置に停止されたことを停止位置検出センサ2A〜2Dによって検出されると、旋回障害検知センサ4A,4Bによる安全確認を行った後、ターンテーブル1が旋回されて駐車車両のフロント側が格納室5側に向けられる。次いで、オートドア6が開操作されたとき、運転手は駐車車両を格納室5内のトレー7上に乗り込ませた後、駐車車両を降りて格納室5から出る。その後、オートドア6を再び閉状態とされる。
一方、操作盤9の出庫操作ボタンが操作された場合、先ず駐車車両を搭載したトレー7が格納室5に準備され、オートドア6が開操作される。その後、運転者は格納室5に入り駐車車両に乗り込んで、駐車車両をターンテーブル1の上に移動させてから停止させると、各停止位置検出センサ2A〜2Dからの信号を取り込んで停止位置が適正かどうかの判定が行われる。オートドア6が開操作されてから所定時間を経過すると、または、各停止位置検出センサ2A〜2Dからの適正位置検出信号を受けると、オートドア6が閉操作される。一方、ターンテーブル1は、旋回障害検知センサ4A,4Bによる安全確認を行った後、旋回駆動され、駐車車両のフロント側が出口に向けられる。
図2は、上述した駐車出入口装置の動作を行わせる操作盤9の機能を示すブロック構成図である。
各停止位置検出センサ2A〜2Dからの信号を取り込んで停止位置が適正かどうかを判定する停止位置適正判定部10と、旋回障害検知センサ4A,4Bからの信号を取り込んで領域3A,3B内に人や物などの障害が存在しないことを判定する障害判定部11と、停止位置適正判定部10により適正位置信号を受けた後に障害判定部11からの正常信号を受けたときターンテーブル1の旋回駆動を行うターンテーブル旋回駆動部12と、ターンテーブル旋回駆動部12からの旋回完了信号を受けた後にオートドア6を開駆動するオートドア開閉駆動部13と、その他の通常構成部14と、図1に示した操作盤9に設けられた出庫操作ボタン15や停止位置検出センサ2A〜2Dやその他の信号を取り込んで入庫か出庫かを判定する入出庫判定部16と、詳細を後述する入出庫プログラムを格納した記憶部17と、入出庫プログラムに従って上述の各部を制御する制御部18などを有している。
図2において、各部間でやり取りされる信号は、入庫時の主なものを実線の矢印で示し、出庫時の主なものを点線の矢印で示している。出庫のために出庫操作ボタン15が操作されると、その操作信号が入出庫判定部16に取り込まれて判定され、出庫に対応する入出庫プログラムが作動する。これに対して入庫の信号、例えばターンテーブル1上に乗り込んだ駐車車両によって停止位置検出センサ2A〜2Dの検出があったとき、または進入口に設けた図示しないセンサなどによって駐車車両の進入を検出したとき、その検出信号が入出庫判定部16に取り込まれて判定され、入庫に対応する入出庫プログラムが作動する。
図3は、図2で実線で示した各部間の信号に基づいて入庫処理を行うときの駐車出入口装置の処理動作を示すフローチャートである。
先ず、入出庫判定部16は、ステップS1で駐車車両の入庫か出庫かを判定する。この判定は、例えばターンテーブル1側への進入部である入口に設けたセンサによって入庫車両を検出したとき、またはターンテーブル1上に乗り込んだ駐車車両によって停止位置検出センサ2A〜2Dのいずれかが検出したとき、駐車車両の入庫と判定する。
次いで、停止位置適正判定部10は、ステップS2で各停止位置検出センサ2A〜2Dからの信号を取り込んでターンテーブル1上の適正な位置に駐車車両が停止したかどうかを判定する。図1における右方側に存在する入口から駐車車両が進入してターンテーブル1の上に停止したとき、停止位置検出センサ2A上を駐車車両の前輪と後輪が通過したことを検出し、かつ、その他の停止位置検出センサ2B〜2Dが未検出のときに、停止位置適正判定部10は駐車車両が適切な位置に停車したと判定する。
しかし、適正な位置に駐車車両が停止されていないと判定された場合は、ステップS3で音声などによってどのように位置変更すればよいかを駐車車両の運転手に通知する。これを聞いた運転手は、その指示に従って駐車車両の停止位置の調整を行う。
適正な位置に駐車車両が停止されていた場合、障害判定部11は、ステップS4で旋回障害検知センサ4A,4Bからの信号を取り込んで領域3A,3B内に人や物などの障害が存在しないことを判定して安全確認を行う。通常の場合、領域3A,3B内に障害が存在しないため、ターンテーブル旋回駆動部12は、停止位置適正判定部10および障害判定部11による条件を満たすため、ステップS6でターンテーブル1の旋回駆動を行う。続いて、オートドア開閉駆動部13は、ステップS7でターンテーブル旋回駆動部12からの旋回完了信号を受けてオートドア6を開駆動する。
このとき、オートドア開閉駆動部13は、入庫時のターンテーブル旋回駆動部12によるターンテーブル1の旋回後に、オートドア6を自動で開くように構成している。入庫時のオートドア開閉駆動部13への動作信号は、例えば、ターンテーブル旋回駆動部12によるターンテーブル1の旋回開始信号、またはターンテーブル1の旋回開始信号からタイマによる所定時間経過後、あるいはターンテーブル1の旋回完了信号等を用いることにより、オートドア6を自動で開くことができる。
駐車車両の運転手は、ステップS8で駐車車両を格納室5内に乗り入れてトレー7上に停止させ、駐車車両を降りて格納室5の通過口からターンテーブル1側へ出る。オートドア開閉駆動部13は、ステップS9で所定時間を経過したときオートドア6を閉駆動する。
障害判定部11によるステップS4での判定で、障害が存在しているとされた場合、ステップS5で音声によって運転手に通知し、障害を取り除いてもらう。通常、障害が存在する場合、駐車車両の同乗者が乗り降りしている場合が想定されるので、音声などによって移動を促すように通知すると、これを聞いた同乗者は、指示に従って領域3A,3Bから離れるため、その後の再検出によって障害物が存在しないことが判定される。このような検出を想定して、所定の時間を定め、ステップS4で旋回障害検知センサ4A,4Bからの信号を取り込んで領域3A,3B内に人や物などの障害が存在しないことを判定するのが望ましい。
この入庫時の説明から分かるように、駐車車両の運転手はオートドア6が開閉操作やターンテーブル1の旋回操作のために従来のように駐車車両から降りて操作盤9で操作を行う必要がなくなり、短時間で、かつ簡単に入庫操作を自動で行うことができるようになる。しかも、停止位置適正判定部10によって駐車車両がターンテーブル1の上の適切な位置に確実に停車させることができ、障害判定部11による安全確認も行うので、ターンテーブル1の旋回時における事故発生を防止することができる。
図4は、図2で点線で示した各部間の信号に基づいて出庫処理を行うときの駐車出入口装置の処理動作を示すフローチャートである。
図2に示した出庫操作ボタン15からの信号を取り込んだ入出庫判定部16は、ステップS10で出庫操作であることを判定する。すると、その他の通常構成部14は、ステップS11で通常の場合と同様に対応する駐車車両を搭載したトレー7を格納室5に準備する。この準備が完了した時点で準備完了信号がオートドア開閉駆動部13へ与えられ、オートドア開閉駆動部13は、ステップS12でオートドア6を開操作する。
そこで、駐車車両の運転手は、ステップS13で格納室5の通過口から格納室5内に入り、駐車車両に乗り込み、駐車車両をターンテーブル1側へと移動させターンテーブル1の上に停止させる。
次いで、停止位置適正判定部10は、ステップS14で各停止位置検出センサ2A〜2Dからの信号を取り込んで停止位置が適正かどうかを判定する。この判定によって停止位置が適正でないと判定された場合、ステップS15で位置調整を行うように駐車車両の運転手に音声などによって調整を促す。
こうして停止位置が適正に調整されると、障害判定部11は、ステップS16で旋回障害検知センサ4A,4Bからの信号を取り込んで旋回領域3A,3B内に障害が存在するかどうか判定する。この場合も駐車車両の同乗者が乗り降りしている場合が想定されるので、ステップS17で音声などによって移動を促すように通知する。これを聞いた同乗者は、指示に従って領域3A,3Bから離れるため、その後の再検出によって障害が存在しないことが判定される。
オートドア6が開操作されてから所定時間を経過すると、または、各停止位置検出センサ2A〜2Dからの検出信号を受けると、オートドア開閉駆動部13は、ステップS18でオートドア6を閉操作する。こうして、出庫時のオートドア開閉駆動部13は、出庫操作から所定時間後にオートドア6を閉じ、出庫時のターンテーブル旋回駆動部12は、オートドア6の閉動作後にターンテーブル1を旋回するようにしている。
このようなタイミングは、出庫操作から所定時間後、例えば、出庫時の要求信号を与える出庫操作ボタンの操作からタイマによって定めた時間経過後に、オートドア開閉駆動部13を作動させてオートドア6を閉じることができ、またターンテーブル旋回駆動部12はオートドア6の閉動作後、例えば、閉開始信号以降に行われるので、その時間差を利用して判定する障害判定部11による判定を行うことができる。
その後、停止位置適正判定部10からの適正位置信号と、障害判定部11からの正常信号がターンテーブル旋回駆動部12に与えられると、ターンテーブル旋回駆動部12は、ステップS19でターンテーブル1の旋回駆動を行い、駐車車両のフロント側が出口側に向くようにする。
この出庫時の説明から分かるように、駐車車両の運転手はオートドア6が開閉操作やターンテーブル1の旋回操作のために従来のように駐車車両から降りて操作盤9で操作を行う必要がなくなり、短時間で、かつ簡単に出庫操作を自動で行うことができるようになる。しかも、停止位置適正判定部10によって駐車車両がターンテーブル1の上の適切な位置に確実に停車させることができ、障害判定部11による安全確認も行うので、ターンテーブル1の旋回時における事故発生を防止することができる。
上述した実施の形態では、オートドア6の開閉操作やターンテーブル1の旋回操作を操作盤9からの個々の操作を行うことなく実施できるようにしたが、操作盤9に自動と手動を切り替える切り替えスイッチを設け、自動に切り替えたときだけオートドア6の開閉操作やターンテーブル1の旋回操作を自動で行うようにすることもできる。また、駐車車両の出入口の方向や、ターンテーブル1の旋回角度なども駐車装置の建屋構造に合わせることができる。さらに、停止位置検出センサ2A〜2Dと停止位置適正判定部10とによって駐車車両がターンテーブル1の上の適切な位置に停止されたかどうかを判定するようにしたが、駐車車両の四輪を搭載させるために十分な大きさのターンテーブル1を使用する場合、停止位置検出センサ2A〜2Dと停止位置適正判定部10を省略してもほぼ同様の効果を得ることができる。
上述の実施の形態では、ターンテーブル1によって駐車車両の方向を変換した後、運転手は乗降室となる格納室5に配置されているトレー上7に駐車車両を乗り込ませ、そこで駐車車両から降りるようにした観覧車型の駐車装置について説明した。しかし、このような駐車装置に限らず、他の構成の駐車装置にも本発明を適用することができる。
例えば、予めトレーを搭載した方向変更用のターンテーブル1と、複数階にわたって形成した格納室5に構成したリフト装置と、このリフト装置の昇降台に駐車車両を搭載した状態のトレーを移動させて載せる駆動装置と、ターンテーブルを設けた床側から格納室5に至る間に配置したオートドア6とを備えて構成した駐車装置にも適用することができる。この駐車装置では、ターンテーブル1上のトレーの上に駐車車両を乗り進ませて停止させた後、運転者はその場で駐車車両から降り、その後、オートドア6を開いて駆動装置によってトレーをリフト装置へと移動させるが、ターンテーブル1の旋回とオートドア6の開閉の関係に本発明を適用することができる。
以上説明したように本発明は、その上面に駐車車両を停止させた状態で旋回駆動されるターンテーブル1と、駐車車両を格納する格納室5と、ターンテーブル1を配置した床側と格納室との間に設けたオートドア6とを備えた駐車出入口装置において、ターンテーブル1上に搭載した駐車車両の旋回領域に障害が存在するかどうかを検出する旋回障害検知センサ4A,4Bと、旋回障害検知センサ4A,4Bの検出信号を取り込んで障害が存在しないことを判定する障害判定部11と、障害判定部11により障害が存在しないことを判定したときターンテーブル1を旋回するターンテーブル旋回駆動部12とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両の運転手は入庫時にオートドア6の開閉操作やターンテーブル1の旋回操作のために従来のように駐車車両から降りて操作盤9を操作する必要がなくなり、短時間で、かつ簡単に入庫時と出庫時の主な操作を自動で行うことができるようになる。しかも、障害判定部11による安全確認も行うので、ターンテーブル1の旋回時における事故発生を防止することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、オートドア開閉駆動部13は、入庫時のターンテーブル旋回駆動部12によるターンテーブル1の旋回後に、オートドア6を自動で開くように構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、入庫時の信号、例えば、ターンテーブル旋回駆動部12によるターンテーブル1の旋回開始信号、またはターンテーブル1の旋回開始信号からタイマによる所定時間経過後、あるいはターンテーブル1の旋回完了信号等により、オートドア開閉駆動部13を作動させてオートドア6を自動で開くことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、出庫時のオートドア開閉駆動部13は、出庫操作から所定時間後にオートドア6を閉じ、出庫時のターンテーブル旋回駆動部12は、オートドア6の閉動作後にターンテーブル1を旋回することを特徴とする。
このような構成によれば、出庫操作から所定時間後、例えば、出庫時の要求信号を与える出庫操作ボタンの操作からタイマによって定めた時間経過後に、オートドア開閉駆動部13を作動させてオートドア6を閉じることができ、またターンテーブル旋回駆動部12はオートドア6の閉動作後、例えば、閉開始信号以降に行われるので、その時間差を利用して判定する障害判定部11による判定を行うことができる。こうして、出庫操作ボタンの操作からターンテーブル1の旋回による方向変更までを安全のうちに自動で行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、ターンテーブル1の上面に乗り込んだ駐車車両の停止位置を検出する停止位置検出センサ2A〜2Dと、停止位置検出センサ2A〜2Dの検出信号に基づいて停止位置が適切な位置かどうかを検出する停止位置適正判定部10とを設け、前記停止位置適正判定部10による適切な位置の検出があったとき旋回障害検知センサ4A,4Bによる検出を開始させることを特徴とする。
このような構成によれば、駐車車両がターンテーブル1の上の適切な位置に確実に停車させることができ、また停止位置適正判定部10の判定結果を用いて旋回障害検知センサ4A,4Bを作動させることも可能となり、ターンテーブル上への駐車車両の乗り込みからオートドアの開操作までを自動で行うことができるようになる。
1 ターンテーブル
2A〜2D 停止位置検出センサ
3A,3B 旋回領域
4A,4B 旋回障害検知センサ
5 乗降室
6 オートドア
7 トレー
10 停止位置適正判定部
11 障害判定部
12 ターンテーブル旋回駆動部
13 オートドア開閉駆動部

Claims (2)

  1. その上面に駐車車両を停止させた状態で旋回駆動されるターンテーブルと、前記駐車車両を格納する格納室と、前記ターンテーブルを配置した床側と前記格納室との間に設けたオートドアとを備えた駐車出入口装置において、
    前記ターンテーブル上に搭載した駐車車両の旋回領域に障害が存在するかどうかを検出する旋回障害検知センサと、前記旋回障害検知センサの検出信号を取り込んで障害が存在しないことを判定する障害判定部とを設け、前記障害判定部により障害が存在しないことを判定したとき前記ターンテーブルを旋回するターンテーブル旋回駆動部とを設け、かつ、入庫時のターンテーブル旋回駆動部によるターンテーブルの旋回後に、オートドアを自動で開くオートドア開閉駆動部を設け、更に、出庫時の前記オートドア開閉駆動部は、出庫操作から所定時間後に前記オートドアを閉じ、出庫時の前記ターンテーブル旋回駆動部は、前記オートドアの閉動作後に前記ターンテーブルを旋回することを特徴とする駐車出入口装置。
  2. 前記ターンテーブルの上面に乗り込んだ前記駐車車両の停止位置を検出する停止位置検出センサと、前記停止位置検出センサの検出信号に基づいて停止位置が適切な位置かどうかを検出する停止位置適正判定部とを設け、前記停止位置適正判定部による適切な位置の検出があったとき前記旋回障害検知センサによる検出を開始させることを特徴とする請求項1に記載の駐車出入口装置。
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