JP7169912B2 - 光ファイバの製造方法および光ファイバの製造装置 - Google Patents

光ファイバの製造方法および光ファイバの製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバの製造方法および光ファイバの製造装置に関する。
特許文献1には、コーティング装置によって光ファイバ裸線の外周に樹脂を被覆する工程と、被覆硬化装置によって前記樹脂を硬化させて光ファイバを得る工程と、を有する光ファイバの製造方法が開示されている。また、特許文献1には、被覆層の偏心量を小さくするために、コーティング装置の位置や傾きを調整することが開示されている。
特開2018-58725号公報
コーティング装置の位置や傾きを調整する場合、製造装置の構成が複雑となる。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、よりシンプルな構成で被覆層の偏心量を小さくすることができる光ファイバの製造方法または光ファイバの製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光ファイバの製造方法は、コーティング装置によって硬化前の樹脂を光ファイバ裸線の外周に被覆する工程と、被覆硬化装置によって前記樹脂を硬化させて光ファイバを得る工程と、を有し、前記コーティング装置よりも上流における前記光ファイバ裸線にかかる張力をT1(N)とし、前記コーティング装置内の前記樹脂が前記光ファイバ裸線に与えるせん断力をt(N)とし、前記コーティング装置のダイス孔の中心軸線に対する、前記コーティング装置内の前記樹脂への前記光ファイバ裸線の進入位置のずれ量の設計上の最大値をd(mm)とし、前記コーティング装置内における前記樹脂と前記光ファイバ裸線との上下方向における接触長をL(mm)とし、θ=tan-1(d/L)とするとき、t×sinθ>T1×tanθを満足する。
また、本発明の第2の態様に係る光ファイバの製造装置は、硬化前の樹脂を光ファイバ裸線の外周に被覆するコーティング装置と、前記樹脂を硬化させて光ファイバを得る被覆硬化装置と、前記コーティング装置よりも上流における前記光ファイバ裸線にかかる張力T1を測定する第1張力測定部と、前記コーティング装置内の前記樹脂が前記光ファイバ裸線に与えるせん断力t(N)を測定するせん断力測定部と、を備え、前記コーティング装置のダイス孔の中心軸線に対する、前記コーティング装置内の前記樹脂への前記光ファイバ裸線の進入位置のずれ量の設計上の最大値をd(mm)とし、前記コーティング装置内における前記樹脂と前記光ファイバ裸線との上下方向における接触長をL(mm)とし、θ=tan-1(d/L)とするとき、t×sinθ>T1×tanθを満足する。
本発明の上記態様によれば、シンプルな構成で被覆層の偏心量を小さくすることができる光ファイバの製造方法または光ファイバの製造装置を提供することができる。
本実施形態に係る光ファイバの製造装置の概略図である。 図1のコーティング装置の一例を示す模式図である。 図2のコーティング装置において、光ファイバ裸線の樹脂への進入位置がダイス孔の中心軸線からずれた状態を示す模式図である。
以下、本実施形態の光ファイバの製造方法および光ファイバの製造装置について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、光ファイバの製造装置(以下、製造装置10という)は、加熱ヒータ1と、冷却装置2と、第1張力測定部3と、コーティング装置20と、被覆硬化装置4と、第2張力測定部5と、引取部6と、ダンサー部7と、最終プーリ8と、巻き取り装置9と、を備えている。光ファイバは、製造装置10によって光ファイバ母材Mから線引きすることで製造される。
加熱ヒータ1は、加熱炉内に挿入された光ファイバ母材Mを約2000℃以上に加熱して溶融させる。冷却装置2は、光ファイバ母材Mから引き出された光ファイバ裸線Bを冷却する。なお、冷却装置2を用いず、自然冷却によって光ファイバ裸線Bを冷却してもよい。第1張力測定部3は、コーティング装置20よりも上流側に設けられている。第1張力測定部3は、コーティング装置20よりも上流側における光ファイバ裸線Bの張力T1を測定する。第1張力測定部3としては、例えば非接触型張力計を用いることができる。
コーティング装置20は、光ファイバ裸線Bの外周に、UV硬化型樹脂などの被覆層をコーティングする。図2に示すように、コーティング装置20は、ダイス21および樹脂溜め22を有している。ダイス21には、ダイス孔21aが形成されている。樹脂溜め22の内側には硬化前の流動性を有する樹脂Rが溜められている。樹脂溜め22には、上方に向けて開口する開口部22aと、下方に向けて開口する流出口22bと、が形成されている。流出口22bは、ダイス孔21aに連通している。また、樹脂溜め22には不図示の樹脂供給管が接続されており、樹脂供給管を通じて、液体の樹脂Rが樹脂溜め22に適宜供給される。
なお、コーティング装置20の構成は適宜変更可能である。例えばコーティング装置20は、樹脂溜め22の開口部22aを閉塞するニップルを有していてもよい。ニップルの中央部には、通常、光ファイバ裸線Bをコーティング装置20内に導入するための上下方向の貫通孔が設けられる。このようなニップルを備える場合、樹脂Rがニップルとダイス21との間で加圧されるため、加圧式のコーティング装置となる。
光ファイバ裸線Bは、樹脂溜め22の開口部22aを通じてコーティング装置20内に進入し、樹脂Rに接触する。光ファイバ裸線Bの表面では、樹脂Rが光ファイバ裸線Bとともに、ダイス孔21aに向けて下向きに流動する。この流れにより、樹脂溜め22内で樹脂Rの対流が生じる。なお、樹脂供給管から樹脂溜め22内に流入する樹脂Rによって、樹脂溜め22内に対流を生じさせてもよい。樹脂Rと接触した光ファイバ裸線Bは、樹脂溜め22の流出口22bおよびダイス21のダイス孔21aを通じて、コーティング装置20から下方に出る。このとき、ダイス孔21aの大きさに応じた樹脂Rの被覆層が、光ファイバ裸線Bの外周に設けられる。
なお、図2では1種類の樹脂Rを光ファイバ裸線Bの外周に設けているが、2種類以上の樹脂(プライマリ層およびセカンダリ層)を一括して光ファイバ裸線Bの外周に設けるコーティング装置20を採用してもよい。あるいは、第1のコーティング装置20でプライマリ層を形成し、これを第1の被覆硬化装置4で硬化させた後、第2のコーティング装置でセカンダリ層を形成し、これを第2の被覆硬化装置で硬化させてもよい。すなわち、製造装置10は複数のコーティング装置および複数の被覆硬化装置を備えていてもよい。
図2に示すように、コーティング装置20の下部にはせん断力測定部30が設けられている。せん断力測定部30は、ダイスホルダ31と、圧力センサ32と、を有している。ダイスホルダ31は、製造装置10に固定されている。ダイスホルダ31には、位置決め孔31aが形成されている。位置決め孔31aには、ダイス21から下方に突出する位置決めピン21bが挿入されている。位置決めピン21bは、位置決め孔31aに対して上下方向に摺動可能となっている。圧力センサ32は、ダイスホルダ31とダイス21との間に配置されている。
光ファイバ裸線Bがコーティング装置20内の樹脂Rを通過する際、樹脂の粘性により、樹脂中にせん断力tが生じる。このせん断力tは、光ファイバ裸線Bがコーティング装置20を下方に通過する際の抵抗力として作用する。光ファイバ裸線Bは下方に向けて強制的に走行させられているため、上記抵抗力は、圧力センサ32によって検出される。圧力センサ32によって検出された抵抗力から、せん断力tを算出することができる。
図1に示すように、コーティング装置20によってコーティングされた樹脂は、被覆硬化装置4によって硬化される。樹脂RがUV硬化型樹脂である場合、被覆硬化装置4はUV照射器などである。本明細書では、光ファイバ裸線Bの外周に、硬化された樹脂Rが設けられた状態を光ファイバという。
第2張力測定部5は、コーティング装置20および被覆硬化装置4よりも下流側に設けられている。第2張力測定部5は、被覆硬化装置4よりも下流における光ファイバの張力T2を測定する。第2張力測定部5は、接触式張力計であってもよいし、非接触式張力計であってもよい。第2張力測定部5の下流側には、方向変換器11が設けられている。なお第2張力測定部5は、方向変換器11と引取部6との間に設けられていてもよい。
引取部6は、例えば引き取りキャプスタンであり、引取部6によって線引き速度が決定される。線引き速度は例えば2000m/min以上である。
ダンサー部7は、引取部6と最終プーリ8との間に位置している。ダンサー部7は、位置が固定された固定プーリ7bと、固定プーリ7bに対して変位するダンサープーリ7aとを備える。ダンサー部7では、光ファイバは固定プーリ7bおよびダンサープーリ7aに掛けまわされている。ダンサー部7は、線引き線速を決定する引取部6の引取速度と、ボビン9aの巻取速度との差を補正する。
光ファイバは、最終プーリ8によって巻き取り装置9に導入され、ボビン9aに巻き取られる。これにより、光ファイバの製造が完了する。
ところで、図2はコーティング装置20への光ファイバ裸線Bの進入位置が理想的な状態を示している。すなわち、ダイス孔21aの中心軸線上に光ファイバ裸線Bのパスラインが位置している。しかしながら、実際は図3に示すように、光ファイバ裸線Bの樹脂Rへの進入位置と、ダイス孔21aの中心軸線と、の間にはずれが生じる。本明細書では、当該ずれの設計上の最大値を、最大ずれ量dと表す。
最大ずれ量dは、以下のずれ要因の積算により求められる。すなわち、ダイス21またはダイス孔21aの機械加工誤差、ダイス21のコーティング装置20への組付け誤差、コーティング装置20の製造装置10への組付け誤差、光ファイバ母材Mのセット位置ずれ、などである。最大ずれ量dの値は、0よりも大きい値となる。すなわち、d>0である。
ここで、図3のように光ファイバ裸線Bの進入位置がずれたとしても、コーティング装置20の出口において光ファイバ裸線Bの位置がダイス孔21aの中心に位置していれば、光ファイバの被覆層の偏心が抑えられる。
本願発明者らが鋭意検討した結果、光ファイバの製造条件が所定の関係式を満たすことで、光ファイバの被覆層の偏心を抑えられることが判った。以下、より詳しく説明する。
まず、樹脂溜め22内で、光ファイバ裸線Bが樹脂Rから受けるセンタリングフォースについて説明する。光ファイバ裸線Bの線速や樹脂Rの粘度が大きくなると、樹脂Rによって光ファイバ裸線Bに作用する抵抗力は大きくなる。一方、線速が大きくなると、ダイス孔21aから出ていく樹脂Rの量も多くなるので、コーティング装置20内の樹脂Rの流速も増加する。流速の増加量は、光ファイバ裸線Bに近いほど大きくなり、光ファイバ裸線Bから遠ざかるほど小さくなる。つまり、ダイス21の径方向(平面視で、ダイス孔21aに交差する方向。以下、ダイス径方向という)における樹脂Rの流速差が大きくなる。このように、ダイス径方向における流速差が大きくなると、樹脂Rの応力のうちダイス径方向の内側に向かうベクトル成分が大きくなる。また、樹脂Rの粘度が大きくなった場合も、樹脂Rの応力のうちダイス径方向の内側に向かうベクトル成分が大きくなる。
上記のようにして生じる、樹脂Rの応力のうちダイス径方向の内側に向かうベクトル成分が、光ファイバ裸線Bの位置をダイス孔21aの中心に移動させるセンタリングフォースとして作用する。本願発明者らは、当該センタリングフォースと、樹脂Rと光ファイバ裸線Bとの間に作用するせん断力tの水平方向成分との間に関連性があることを実験的に見出した。
一方、光ファイバ裸線Bには、図3に示すような張力T1が作用している。張力T1が大きいほど、光ファイバ裸線Bはセンタリングフォースに抗って、その場にとどまろうとする。したがって、図3のように光ファイバ裸線Bの樹脂Rへの進入位置がずれたときに、コーティング装置20の出口において光ファイバ裸線Bをダイス孔21aの中心に移動させるためには、樹脂Rによるセンタリングフォースが張力T1による水平方向成分よりも大きいことが条件となる。
上記条件を求めるため、図3に示すように、製造装置10における各パラメータを、以下のように設定する。
d(mm):先述の最大ずれ量
T1(N):コーティング装置20よりも上流における光ファイバ裸線Bにかかる張力
θ(rad):ダイス孔21aの中心軸線と光ファイバ裸線Bとがなす最大角度
L(mm):コーティング装置20内における光ファイバ裸線Bと樹脂Rとの上下方向における設計上の接触長
t(N):樹脂Rが光ファイバ裸線Bに与えるせん断力
F(N):張力T1によって光ファイバ裸線Bがその場にとどまろうとする力
なお、コーティング装置20内における樹脂Rへの光ファイバ裸線Bへの進入位置では、メニスカス(樹脂Rと空気との界面に生じる、樹脂Rの屈曲面)が生じるが、メニスカスの大きさは上記定義の接触長Lに対して充分小さいため無視できる。
図3から明らかなように、θ=tan-1(d/L)の関係が成り立つ。
力Fの大きさは、張力T1、最大角度θを用いて、下記数式(2)により表すことができる。
F=T1×tanθ …(2)
本願発明者らが検討したところ、せん断力tの水平方向成分であるt×sinθが、先述のセンタリングフォースの大きさに近似することが判った。
すなわち、光ファイバの被覆層の偏心を抑えるための条件は、以下の数式(3)を満たすことである。
t×sinθ>F …(3)
数式(3)は、樹脂Rによるセンタリングフォースが、張力T1によって光ファイバ裸線Bがその場に留まろうとする力よりも大きいことを意味している。
数式(3)に、数式(1)および(2)を代入すると、下記の数式(4)が得られる。
t×sinθ>T1×tanθ …(4)
以上より、上記数式(4)を満たすように、張力T1、せん断力t、及び最大角度θの大きさを設定することで、光ファイバの被覆層の偏心を抑制することができる。
張力T1の大きさを調整する方法としては、例えば加熱ヒータ1に加える電流を調整する方法が挙げられる。加熱ヒータ1に加える電流を増減させると、光ファイバ母材Mから引き出される光ファイバ裸線Bの粘度が増減するため、張力T1を変化させることができる。より具体的には、加熱ヒータ1に加える電流を増やすと、光ファイバ母材Mから引き出される光ファイバ裸線Bの粘度が低下し、張力T1が減少する。逆に、加熱ヒータ1に加える電流を減らすと、張力T1が増加する。
せん断力tの大きさを調整する方法としては、コーティング装置20内における樹脂Rの粘度を調整する方法が挙げられる。例えば、樹脂Rの温度を増減させると、樹脂Rの粘度が増減する。このため、樹脂Rが光ファイバ裸線Bに与えるせん断力tも変化する。
また、例えば接触長Lを大きくすると、樹脂Rと光ファイバ裸線Bとの接触面積が大きくなるため、樹脂Rによるせん断力tも大きくなる。また、θ=tan-1(d/L)であるから、接触長Lを変化させることで最大角度θを調整することも可能である。接触長Lを変化させる方法としては、コーティング装置20内における樹脂Rの量を増減させ、樹脂Rの液面の高さを調整する方法が挙げられる。あるいは、コーティング装置20のダイス21または樹脂溜め22の形状を変更することで、接触長Lを変化させることもできる。
張力T1、せん断力t、および最大角度θの調整は、光ファイバの製品製造を開始する前に、あらかじめ実験で条件出しを行い、その結果を製品製造の条件設定に反映させることで行ってもよい。この場合、張力T1、せん断力t、および最大角度θの値は、光ファイバを実際に製造している際には固定されていてもよい。
あるいは、光ファイバの製造時に、張力T1およびせん断力tをリアルタイムで測定し、数式(4)を満たすように、張力T1、せん断力t、および最大角度θの値を経時的に変化させてもよい。この場合、製造装置10は、数式(4)を満たすように張力T1、せん断力t、および最大角度θの少なくとも1つを調整する制御部を備えていてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る光ファイバの製造方法は、コーティング装置20によって硬化前の樹脂Rを光ファイバ裸線Bの外周に被覆する工程と、被覆硬化装置4によって樹脂Rを硬化させて光ファイバを得る工程と、を有する。そして、コーティング装置20よりも上流における光ファイバ裸線Bにかかる張力をT1(N)とし、コーティング装置内における樹脂Rが光ファイバ裸線Bに与えるせん断力をt(N)とし、コーティング装置20のダイス孔21aの中心軸線に対する、樹脂Rへの光ファイバ裸線Bの進入位置のずれ量の設計上の最大値をd(mm)とし、コーティング装置20内における樹脂Rと光ファイバ裸線Bとの上下方向における接触長をL(mm)とし、θ=tan-1(d/L)とする。
このとき、t×sinθ>T1×tanθを満足するように各パラメータを設定することで、コーティング装置20内の液体の樹脂Rが生じさせるセンタリングフォースを、光ファイバ裸線Bのパスラインの補正に用いることができる。このため、各種の誤差によりパスラインが理想的な位置からずれた場合でも、コーティング装置20の出口における光ファイバ裸線Bの位置を、ダイス孔21aの中心に向けて移動させて、被覆層の偏心を抑制することが可能となる。そしてこの製造方法によれば、例えばコーティング装置20の位置や傾きを補正する場合と比較して、製造装置10の構造をシンプルにすることができる。
また、上記製造方法において、t×sinθ>T1×tanθを満足するように、張力T1またはせん断力tの大きさを調整してもよい。
また、上記製造方法において、t×sinθ>T1×tanθを満足するように、コーティング装置20内における樹脂Rの粘度を調整してもよい。
また、上記製造方法において、t×sinθ>T1×tanθを満足するように、接触長Lの大きさを調整してもよい。
以下、具体的な実施例を用いて、上記実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
図1に示す製造装置10を用いて、表1に示すように、実施例1~5および比較例1~3の異なる製造条件で光ファイバを作成した。コーティング装置20としては、プライマリ層およびセカンダリ層を一括被覆する一括被覆型を採用した。
Figure 0007169912000001
表1には示していないが、実施例1~5、および比較例1~3の製造条件は、以下の点で共通している。
線速:2500(m/min)
光ファイバ裸線Bの外径:0.125mm
プライマリ層の外径:0.2mm
セカンダリ層の外径:0.25mm
光ファイバ裸線Bのヤング率:71GPa
表1に示す「樹脂温度(℃)」の欄は、コーティング装置20内における樹脂Rの温度を示している。「樹脂粘度(Pa・s)」の欄は、コーティング装置20内における樹脂Rの粘度を示している。
表1に示す「判定式(5)の値」の欄は、数式(4)を変形することで得られる下記の数式(5)の左辺の値を指している。
t×sinθ-T1×tanθ>0 …(5)
すなわち、判定式(5)の値が正であれば数式(4)を満足することを意味し、負であれば満足しないことを意味する。
表1に示す「光ファイバ裸線の伸び(%)」の欄は、張力T1およびせん断力tによって光ファイバ裸線に生じる長手方向の伸び率を示している。当該伸び率は、光ファイバ裸線Bのヤング率、外径、張力T1、およびせん断力tによって算出される。
表1に示す「偏心量(μm)」の欄は、各条件で10本の光ファイバ母材から光ファイバを製造し、被覆層の偏心量の平均値を測定した結果を示している。「偏心量判定」の欄は、上記偏心量が12.5μmより小さい場合をOKとし、12.5μm以上である場合をNGとしている。なお、この判定基準は、通信用のシングルモード光ファイバの特性としてITU-T勧告G652Aが定める規格に準拠している。
表1に示す「断線頻度」の欄は、各条件で10本の光ファイバ母材から光ファイバを製造したときに、製造効率が低下するような断線が生じたか否かを示している。断線頻度が「OK」の場合には断線が生じなかったか、製造効率に影響を与えない断線のみ(例えば線引き開始直後における定常状態となる前の断線)が生じた場合を示している。「NG」の場合は、製造効率に影響を与える断線が生じた場合を示している。
表1に示すように、実施例1では、樹脂温度を40℃、樹脂粘度を1.5Pa・s、最大角度θを0.06rad、張力T1を0.98N、せん断力tを1.47Nとした。このとき、判定式(5)の値は0.03、すなわち正の値となった。偏心量は3μmでありOKと判定された。光ファイバ裸線の伸びは0.28%となり断線頻度はOKであった。
比較例1では、張力T1の値を実施例1よりも大きくした。この結果、判定式(5)の値は-0.03、すなわち負の値となった。偏心量は15μmでありNGと判定された。
実施例1と比較例1との対比から、判定式(5)の値を正とすること、すなわち数式(4)を満たすように各条件を設定することで、被覆層の偏心を抑制できることが確認された。
実施例2では、樹脂温度を30℃、樹脂粘度を2.5Pa・s、最大角度θを0.06rad、張力T1を1.96N、せん断力tを2.35Nとした。このとき、判定式(5)の値は0.02となり、偏心量は5μmでありOKと判定された。光ファイバ裸線の伸びは0.49%となり断線頻度はOKだった。
実施例2は、比較例1に対して、樹脂温度を下げて樹脂粘度を増大させたことで、せん断力tが大きくなり、判定式(5)の値が正の値となった。このように、樹脂粘度を調整することで、偏心量を抑制できることが確認された。
実施例3は、実施例1に対して、接触長Lを大きくしている。これにより、θの値が小さくなっている。この場合も、判定式(5)の値が正の値となり、実施例1と同様に、偏心量を抑制することができた。
比較例2では、実施例3に対して、接触長Lを小さくしている。これにより、θの値が大きくなっている。この場合は、判定式(5)の値が負の値となった。その結果、偏心量が大きくなりNGと判定された。
比較例2は張力T1が0.98Nであったが、実施例4は張力T1を0.49Nとした。このように、張力T1を小さくすることで、判定式(5)の値が正の値となり、実施例1と同様に、偏心量を抑制することができた。
比較例3では、断線頻度がNGと判定された。これは、比較例3は張力T1およびせん断力tに起因する光ファイバ裸線Bの伸び率が他の条件と比較して大きいためであると考えられる。光ファイバ裸線Bの伸び率がそれぞれ0.49%、0.50%である実施例2、3については断線頻度がOKであり、伸び率が0.56%である比較例3については断線頻度がNGであることから、伸び率は0.50%以下とするのが好ましいことが判る。
なお、樹脂Rによるせん断力tを大きくするほど、数式(4)の左辺の値が大きくなり、数式(4)の条件を満たして被覆層の偏心量を抑制しやすくなる。一方、せん断力tを大きくすると断線が生じやすくなる。したがって、張力T1およびせん断力tに起因する光ファイバ裸線Bの伸び率が0.50%以下となる範囲内で、数式(4)を満足するように各パラメータを設定することで、断線の発生および被覆層の偏心の両者を抑制することが可能となる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図1の製造装置10は1つのコーティング装置20および1つの被覆硬化装置4を備えていたが、コーティング装置20、被覆硬化装置4の数は複数であってもよい。すなわち、製造装置10は、図1に示す第1のコーティング装置20および第1の被覆硬化装置4の下流に、第2のコーティング装置および第2の被覆硬化装置を備えていても良い。この場合、第2のコーティング装置より上流の張力をT1、第2のコーティング装置内で樹脂のせん断力をt、第2のコーティング装置における最大角度をθとして、数式(4)を満足するように各パラメータを設定することで、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、コーティング装置20内でのせん断力tを、コーティング装置20の下部に設けられたせん断力測定部30で測定する代わりに、第2張力測定部5で測定された張力T2と、第1張力測定部3で測定された張力T1との関係から、せん断力tを算出してもよい。この場合、製造装置10は、図2に示すようなせん断力測定部30に代えて、張力T1と張力T2との関係からせん断力tを測定するせん断力測定部を備えていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
3…第1張力測定部 4…被覆硬化装置 10…製造装置 20…コーティング装置 30…せん断力測定部 21a…ダイス孔 B…光ファイバ裸線

Claims (6)

  1. コーティング装置によって硬化前の樹脂を光ファイバ裸線の外周に被覆する工程と、
    被覆硬化装置によって前記樹脂を硬化させて光ファイバを得る工程と、を有し、
    前記コーティング装置よりも上流における前記光ファイバ裸線にかかる張力をT1(N)とし、
    前記コーティング装置内の前記樹脂が前記光ファイバ裸線に与えるせん断力をt(N)とし、
    前記コーティング装置のダイス孔の中心軸線に対する、前記コーティング装置内の前記樹脂への前記光ファイバ裸線の進入位置のずれ量の設計上の最大値をd(mm)とし、
    前記コーティング装置内における前記樹脂と前記光ファイバ裸線との上下方向における接触長をL(mm)とし、
    θ=tan-1(d/L)とするとき、
    t×sinθ>T1×tanθを満足する、光ファイバの製造方法。
  2. t×sinθ>T1×tanθを満足するように、前記張力T1または前記せん断力tの大きさを調整する、請求項1に記載の光ファイバの製造方法。
  3. t×sinθ>T1×tanθを満足するように、前記コーティング装置内における前記樹脂の粘度を調整する、請求項1または2に記載の光ファイバの製造方法。
  4. t×sinθ>T1×tanθを満足するように、前記接触長Lの大きさを調整する、請求項1から3のいずれか1項に記載の光ファイバの製造方法。
  5. 前記張力T1および前記せん断力tによる前記光ファイバ裸線の伸び率を0.50%以下とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の光ファイバの製造方法。
  6. d>0である、請求項1から5のいずれか1項に記載の光ファイバの製造方法。
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