JP6786995B2 - 光ファイバの製造方法および製造装置 - Google Patents

光ファイバの製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6786995B2
JP6786995B2 JP2016185636A JP2016185636A JP6786995B2 JP 6786995 B2 JP6786995 B2 JP 6786995B2 JP 2016185636 A JP2016185636 A JP 2016185636A JP 2016185636 A JP2016185636 A JP 2016185636A JP 6786995 B2 JP6786995 B2 JP 6786995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
temperature
pipe
optical fiber
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016185636A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018048050A (ja
Inventor
吉田 直
直 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2016185636A priority Critical patent/JP6786995B2/ja
Publication of JP2018048050A publication Critical patent/JP2018048050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6786995B2 publication Critical patent/JP6786995B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、光ファイバの製造方法および製造装置に関する。
光ファイバの製造において、ダイスに配管を介して樹脂を供給し、ガラスファイバをこのダイスに通すことにより、ガラスファイバの外周に樹脂を塗布し、この樹脂を硬化させて被覆とした光ファイバを製造する方法およびその製造装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。
実開平4−21527号公報 特開昭61−14155号公報
ガラスファイバに塗布される樹脂は、その温度により粘度が変わる。そして、粘度が変わると塗布条件が変化し光ファイバの被覆形成に影響を与えてしまう。例えば、樹脂温度が高くなると粘度が下がって、光ファイバの被覆径が細くなるなど、被覆径が変動してしまう。また、樹脂温度の変動によって被覆に偏肉が生じる場合もある。このため、光ファイバの製造中に、樹脂温度が変動すると被覆径が規格の範囲から外れてしまうおそれがある。
光ファイバの被覆径の変動や偏肉を抑制するために、ダイス(樹脂塗布部)内の樹脂温度を被覆径が規格の範囲内となる一定の目標温度にする必要がある。
そのため、樹脂温度を一定にする従来の方法として、例えば特許文献1に記載された、ダイスに樹脂を供給する配管の外側に温水を流して配管の温度を一定に保つ方法、特許文献2に記載された、ダイスホルダに樹脂を供給する配管の外側に温水を流して配管の温度を一定に保つ方法などがある。
しかしながら、上記のような従来の方法は、配管やダイスホルダの温度を一定に保つ方法であり、光ファイバ製造時に配管を流れて来る樹脂の温度変動を抑制することはできず、光ファイバの被覆径の変動や偏肉が発生する場合があった。
そこで、本発明の目的は、ガラスファイバまたは被覆ファイバに樹脂を塗布する際に、光ファイバ製造時に塗布される樹脂の温度変動を抑制できる光ファイバの製造方法および製造装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る光ファイバの製造方法は、樹脂塗布部に配管を介して樹脂を供給し、ガラスファイバまたは被覆ファイバを前記樹脂塗布部に通して前記ガラスファイバまたは前記被覆ファイバの外周に前記樹脂を塗布する樹脂塗布工程を含む光ファイバの製造方法であって、
前記樹脂塗布工程において、
前記樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して前記樹脂塗布部の温度を一定にしておき、
前記配管内の樹脂温度が目標温度になるように、前記配管の少なくとも一部の外周に設けられた加熱部を制御する。
本発明によれば、ガラスファイバまたは被覆ファイバに樹脂を塗布する際に、光ファイバ製造時に塗布される樹脂の温度変動を抑制できる。
光ファイバの製造装置の一例として線引きされたガラスファイバに被覆を形成する装置の概略構成図である。 樹脂温度と樹脂粘度の関係を示すグラフである。 樹脂温度と被覆径の関係を示すグラフである。 実施形態に係る光ファイバの製造装置における樹脂供給部を示す図である。 樹脂タンクの構成図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。
本発明の実施形態に係る光ファイバの製造方法は、
(1) 樹脂塗布部に配管を介して樹脂を供給し、ガラスファイバまたは被覆ファイバを前記樹脂塗布部に通して前記ガラスファイバまたは前記被覆ファイバの外周に前記樹脂を塗布する樹脂塗布工程を含む光ファイバの製造方法であって、
前記樹脂塗布工程において、
前記樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して前記樹脂塗布部の温度を一定にしておき、
前記配管内の樹脂温度が目標温度になるように、前記配管の少なくとも一部の外周に設けられた加熱部を制御する。
上記光ファイバの製造方法によれば、樹脂温度が目標温度になるように、配管の少なくとも一部の外周に設けられた加熱部を制御する。これにより、光ファイバ製造時に配管を流れて来る樹脂に温度変動が生じても、樹脂塗布部へ流れる樹脂温度の変動を抑制して一定の樹脂温度に保つことができる。そして、樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して樹脂塗布部の温度を一定にしているので、温度が一定に保たれた樹脂をガラスファイバまたは被覆ファイバに塗布することができる。したがって、製造される光ファイバの被覆径の変動や偏肉の発生を抑制できる。
(2) 前記配管内で前記樹脂温度を測定し、測定された温度が前記目標温度となるように前記加熱部を制御する。
配管内で樹脂温度を測定するので、より正確に配管内の樹脂温度が把握できる。
(3) 前記加熱部が設けられた部分の配管と前記樹脂塗布部との間の前記配管内で、前記樹脂温度を測定する。
配管内に供給されてくる樹脂温度と加熱部が設けられた部分の配管温度とに差がある場合は、樹脂が移動する間に徐々に、加熱部により加熱された配管温度と樹脂温度とが近づいてくる。このため、加熱部が設けられた部分の配管と樹脂塗布部との間の配管内(例えば、配管の継手の部分など)で樹脂温度を測定することにより、樹脂塗布部により近い部分の樹脂温度を目標温度に制御することができる。
(4) 前記配管に供給する前記樹脂を収容する樹脂タンクの温度が一定になるように前記樹脂タンクを加熱する。
樹脂タンクの温度が一定になるように樹脂タンクを加熱するので、配管内に供給される樹脂温度が安定するため、樹脂温度の変動の抑制がより確実にできる。
(5) 前記加熱部の温度設定値を前記樹脂塗布部の温度よりも高く設定する。
加熱部の温度設定値を樹脂塗布部の温度よりも高く設定するので、加熱部が設けられた部分を通過した後に樹脂温度が低下しても、樹脂塗布部の温度に近い温度に保つことができる。
(6) 前記加熱部が設けられた部分の配管内の樹脂が前記樹脂塗布部内に供給されるまでの樹脂温度の低下分を考慮して前記加熱部を制御する。
加熱部が設けられた部分の配管内の樹脂が樹脂塗布部内に供給されるまでの樹脂温度の低下分を考慮して加熱部を制御するので、樹脂塗布部に入る樹脂温度を目標温度にすることができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバの製造装置は、
(7) 配管を介して樹脂が供給され、ガラスファイバまたは被覆ファイバが通されることにより前記ガラスファイバまたは前記被覆ファイバの外周に前記樹脂を塗布する樹脂塗布部と、
前記樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して前記樹脂塗布部の温度を一定に保つ温調部と、
前記配管の少なくとも一部の外周を加熱する加熱部と、
前記配管内の樹脂温度を測定する温度測定部と、
前記配管内の樹脂温度が目標温度になるように前記加熱部を制御する制御部と、
を有する。
配管の少なくとも一部の外周を加熱する加熱部と、配管内の樹脂温度を測定する温度測定部と、配管内の樹脂温度が目標温度になるように加熱部を制御する制御部と、を有することにより、樹脂塗布部へ流れる樹脂温度の変動を抑制して一定の樹脂温度に保つことができる。そして、樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して樹脂塗布部の温度を一定に保つ温調部を有するので、温度が一定に保たれた樹脂をガラスファイバまたは被覆ファイバに塗布することができる。したがって、製造される光ファイバの被覆径の変動や偏肉の発生を抑制できる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光ファイバの製造方法および製造装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、光ファイバの製造装置の一例である線引き装置の概略構成図である。
図1に示す光ファイバの製造装置1では、光ファイバ母材2の下端部が、線引炉3で加熱・溶融され、光ファイバ母材2は線引きされる。光ファイバ母材2が線引きされて形成されたガラスファイバG1は、ガラスファイバG1の走行方向(図1中の矢印Aの方向)において線引炉3の下流に設けられた冷却装置4を通過する。冷却されたガラスファイバG1は、冷却装置4の下流に設けられたダイス(樹脂塗布部)5を通過する。ダイス5には、樹脂供給部10から供給された液状の樹脂6が溜められている。そのため、ガラスファイバG1がダイス5を通過することにより、ガラスファイバG1の外周に樹脂が塗布される。なお、製造される光ファイバの被覆層は二層以上であってもよい。例えば被覆層が二層の場合、プライマリー樹脂、セカンダリー樹脂の両方、或いはプライマリー樹脂が塗布されるものでもよい。
次に、樹脂が塗布されたガラスファイバG1は、ダイス5の下流に設けられている樹脂硬化装置7を通過する。ガラスファイバG1の表面に塗布された樹脂を硬化させ、光ファイバG2を形成する(例えば、樹脂が紫外線硬化樹脂であれば、樹脂硬化装置として紫外線照射装置等を使用する)。樹脂硬化装置7を通過することによって形成された光ファイバG2は、ガイドローラ8aおよび引取り部8bを経て巻取りドラム8cに巻き取られる。
光ファイバG2に塗布される樹脂6は、例えば図2のグラフで示されるように、樹脂温度が高くなるとその粘度が下がる。このように、樹脂温度が高くなると粘度が下がるため、例えば図3のグラフで示されるように、樹脂温度が高くなるほど、光ファイバの被覆径が細くなる。なお、樹脂温度の変動によって被覆に偏肉が生じる場合もある。このため、ダイス5の中の樹脂6の温度は、被覆径が規格の範囲内となるような一定の目標温度に保つ必要がある。
上記のように、ダイス5の中の樹脂6の温度を一定の目標温度に保つためには、樹脂供給部10からダイス5に供給される樹脂の温度変動を抑制する必要がある。そこで、本実施形態に係る光ファイバの製造装置は、光ファイバ製造時に配管12を流れて来る樹脂の温度変動を抑制できるものとしている。図4は、樹脂の温度変動を抑制するための樹脂供給部10を示す図である。
図4に示す樹脂供給部10は、樹脂タンク11から配管12を介してダイス5へ樹脂6を供給する。樹脂供給部10は、配管12における少なくともその一部の外周にヒータ(加熱部)13が設けられている。また、樹脂供給部10は、配管12内の樹脂温度を測定する温度測定部(例えば、熱電対など)14を備えている。そして、樹脂供給部10は、配管12内の樹脂温度が目標温度になるようにヒータ13を制御する制御部15を備えている。また、ダイス5の周囲には、一定温度の流体5bを流してダイス5の温度を一定に保つ温調部5aが設けられている。
ところで、ダイス5内の樹脂温度とダイス5内に入る樹脂6の温度とを、同一になるように制御するには、ダイス5内の樹脂温度を直接測定して、測定結果に基づいて制御部15がヒータ13を制御することが理想的であると考えられる。ところが、ダイス5内に熱電対等の温度測定装置を入れると、ダイス5内の樹脂の流れが乱れて、ガラスファイバG1への樹脂6の塗布状態に影響を与え、製造される光ファイバG2の品質を損なうおそれがある。このため、ダイス5内で樹脂温度の測定を行うことは困難である。
以上のことから、樹脂供給部10は、ダイス5内に入る樹脂6の温度を測定し、配管12内の樹脂温度が目標温度になるように制御部15がヒータ13を制御している。また、ダイス5の周囲に温調部5aを設けてダイス5に貯められた樹脂6の温度が変化しないようにしている。そして、樹脂供給部10において、ヒータ13が設けられた部分の配管12とダイス5との間の配管12内で、樹脂温度を測定することが好ましく、特にダイス5により近い箇所で測定できるとよい。ダイス5に接続する管部12aには、例えばダイス5の交換時に配管12から取り外しが可能なように継手16が設けられており、この継手16の内部に温度測定部14を設けて樹脂温度を測定するとよい。なお、配管12は、例えば金属や樹脂によって形成されており、好ましくは断熱性がよい材料で形成されているとよい。
また、樹脂供給部10は、配管12に供給する樹脂6を収容する樹脂タンク11を備えている。図5は、樹脂タンク11の構成図である。
図5に示すように、樹脂タンク11は、例えばメインタンク11aとサブタンク11bを備えており、メインタンク11a内の樹脂6が少なくなるとサブタンク11bから管路11cを介して樹脂6が供給される。サブタンク11bの樹脂6が少なくなった場合は、矢印Bに示すようにサブタンク11bへ樹脂6を投入すればよい。そして、例えば樹脂タンク11(メインタンク11aとサブタンク11b)の外周部に、流体加熱部11dによって加熱された一定温度の水などの流体11eを流して、温度が一定になるように加熱してもよい。
次に、本実施形態における光ファイバの製造方法について説明する。
本実施形態に係る光ファイバの製造方法は、ダイス(樹脂塗布部)5に配管12を介して樹脂を供給し、ガラスファイバG1をダイス5に通してガラスファイバG1の外周に樹脂6を塗布する樹脂塗布工程を有する。この樹脂塗布工程について以下詳細に説明する。
(樹脂塗布工程)
先ず、ダイス(樹脂塗布部)5の周囲に一定温度の流体5bを流して、ダイス5の温度を一定にしておく。一方、制御部15は、配管12内の樹脂温度が目標温度になるように、配管12の少なくとも一部の外周に設けられたヒータ(加熱部)13を制御する。そして、ダイス5に配管12を介して樹脂6を供給し、ガラスファイバG1をダイス5に通してガラスファイバG1の外周に樹脂6を塗布する。
樹脂温度の測定は、配管12内で温度測定部14により測定し、測定された温度が目標温度となるようにヒータ13を制御することが好ましい。配管12内で樹脂温度を測定するので、より正確に配管12内の樹脂温度が把握できる。
例えば、ヒータ13が設けられた部分の配管12とダイス5との間の配管12内で、樹脂温度を測定するとよい。配管12内に供給されてくる樹脂温度とヒータ13が設けられた部分の配管温度とに差がある場合は、樹脂6が移動する間に徐々に、ヒータ13により加熱された配管温度と樹脂温度とが近づいてくる。このため、ヒータ13が設けられた部分の配管12とダイス5との間の例えば配管12の継手16内で樹脂温度を測定することにより、ダイス5により近い部分の樹脂温度を目標温度に制御することができる。
また、配管12に供給する樹脂6を収容する樹脂タンク11の温度が一定になるように樹脂タンク11を加熱するとよい。樹脂タンク11の温度が一定になるように樹脂タンク11を加熱するので、配管12内に供給される樹脂温度が安定するため、ダイス5に供給される樹脂6の温度変動の抑制がより確実にできる。
また、ヒータ13の温度設定値をダイス5の温度よりも高く設定するとよい。ヒータ13の温度設定値をダイス5の温度よりも高く設定するので、ヒータ13が設けられた部分を通過した後に樹脂温度が低下しても、ダイス5の温度に近い温度に保つことができる。
また、ヒータ13が設けられた部分の配管12内の樹脂6がダイス5内に供給されるまでの樹脂温度の低下分を考慮してヒータ13を制御するとよい。ヒータ13が設けられた部分の配管12内の樹脂6がダイス5内に供給されるまでの樹脂温度の低下分を考慮してヒータ13を制御するので、ダイス5に入る樹脂温度を目標温度にすることができる。
以上、詳述したように、本実施形態に係る光ファイバG2の製造方法および製造装置1によれば、樹脂温度が目標温度になるように配管12の少なくとも一部の外周に設けられたヒータ13を制御する。これにより、光ファイバG2の製造時に配管12を流れて来る樹脂6に温度変動が生じても、ダイス5へ流れる樹脂6の温度の変動を抑制して一定の樹脂温度に保つことができる。そして、ダイス5の周囲に一定温度の流体5bを流してダイス5の温度を一定にしているので、温度が一定に保たれた樹脂6をガラスファイバG1に塗布することができる。したがって、製造される光ファイバG1の被覆径の変動や偏肉の発生を抑制できる。
なお、上記実施形態において、製造する光ファイバG1の被覆層が二層以上であってもよい。例えば被覆層がプライマリー層およびセカンダリー層の二層構造で、光ファイバ製造装置がダイス5を2つ備えている場合は、それぞれのダイス5或いはいずれか一方のダイス5に、図4で示した樹脂供給部10を備えていてもよい。
また、本発明の光ファイバの製造装置は、上記実施形態のように、線引きされたガラスファイバG1に被覆を形成する装置に限定するものではなく、被覆層が既に形成された被覆ファイバに着色用の樹脂を塗布する、着色工程の場合にも適用することができる。
1 光ファイバの製造装置
2 光ファイバ母材
3 線引炉
4 冷却装置
5 ダイス(樹脂塗布部)
5a 温調部
6 樹脂
7 樹脂硬化装置
8a ガイドローラ
8b 引取り部
8c 巻取りドラム
10 樹脂供給部
11 樹脂タンク
11a メインタンク
11b サブタンク
11c 管路
11d 流体加熱部
11e 流体
12 配管
13 ヒータ(加熱部)
14 温度測定部
15 制御部
16 継手
G1 ガラスファイバ
G2 光ファイバ

Claims (5)

  1. 樹脂塗布部に配管を介して樹脂を供給し、ガラスファイバまたは被覆ファイバを前記樹脂塗布部に通して前記ガラスファイバまたは前記被覆ファイバの外周に前記樹脂を塗布する樹脂塗布工程を含む光ファイバの製造方法であって、
    前記樹脂塗布工程において、
    前記樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して前記樹脂塗布部の温度を一定にしておき、
    前記配管の少なくとも一部の外周に加熱部が設けられた部分の前記配管と前記樹脂塗布部との間の前記配管内で樹脂温度を測定し、
    測定された前記樹脂温度が目標温度となるように、前記加熱部を制御する、
    光ファイバの製造方法。
  2. 前記配管に供給する前記樹脂を収容する樹脂タンクの温度が一定になるように前記樹脂タンクを加熱する、請求項1に記載の光ファイバの製造方法。
  3. 前記加熱部の温度設定値を前記樹脂塗布部の温度よりも高く設定する、請求項1または請求項2に記載の光ファイバの製造方法。
  4. 前記加熱部が設けられた部分の配管内の樹脂が前記樹脂塗布部内に供給されるまでの樹脂温度の低下分を考慮して前記加熱部を制御する、請求項3に記載の光ファイバの製造方法。
  5. 配管を介して樹脂が供給され、ガラスファイバまたは被覆ファイバが通されることにより前記ガラスファイバまたは前記被覆ファイバの外周に前記樹脂を塗布する樹脂塗布部と、
    前記樹脂塗布部の周囲に一定温度の流体を流して前記樹脂塗布部の温度を一定に保つ温調部と、
    前記配管の少なくとも一部の外周を加熱する加熱部と、
    前記配管内の樹脂温度を測定する温度測定部と、
    前記配管内の樹脂温度が目標温度になるように前記加熱部を制御する制御部と、を有し、
    前記温度測定部は、前記加熱部と前記樹脂塗布部との間の前記配管内に設けられている、
    光ファイバの製造装置。
JP2016185636A 2016-09-23 2016-09-23 光ファイバの製造方法および製造装置 Active JP6786995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016185636A JP6786995B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 光ファイバの製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016185636A JP6786995B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 光ファイバの製造方法および製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018048050A JP2018048050A (ja) 2018-03-29
JP6786995B2 true JP6786995B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=61767220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016185636A Active JP6786995B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 光ファイバの製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6786995B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019182060A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 住友電気工業株式会社 光ファイバの製造方法および製造装置
JPWO2023022171A1 (ja) * 2021-08-20 2023-02-23
CN114326859B (zh) * 2021-12-29 2023-03-31 江苏南方光纤科技有限公司 光纤预制棒升速模座温度控制方法、计算机介质及计算机

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2160448B (en) * 1984-06-21 1988-04-07 Stc Plc Coating optical fibres
JPS6241038U (ja) * 1985-08-29 1987-03-11
JP2516490Y2 (ja) * 1990-06-15 1996-11-06 住友電気工業株式会社 光ファイバの被覆装置
JPH08119681A (ja) * 1994-10-27 1996-05-14 Fujikura Ltd 光ファイバの製造方法
JP5242209B2 (ja) * 2008-03-24 2013-07-24 古河電気工業株式会社 光ファイバの製造方法
CN106458736B (zh) * 2014-06-27 2022-01-11 古河电气工业株式会社 光纤的制造方法和光纤的制造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018048050A (ja) 2018-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6786995B2 (ja) 光ファイバの製造方法および製造装置
JP3068402B2 (ja) 光導波路ファイバを被覆する方法および装置
JP5544354B2 (ja) 光ファイバ素線の製造方法
CN109362229B (zh) 光纤素线的制造方法
CN106186661B (zh) 光纤线材的制造方法、控制装置以及制造装置
JP2016147773A (ja) 光ファイバ素線の製造方法、制御装置および製造装置
JP5251306B2 (ja) 光ファイバの製造方法及び製造装置
WO2019182060A1 (ja) 光ファイバの製造方法および製造装置
CN110431117B (zh) 光纤的制造方法
JP6790694B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JPH08119681A (ja) 光ファイバの製造方法
CN106573404A (zh) 钢丝的橡胶包覆装置
JP2010269971A (ja) 光ファイバの製造方法
JP5712848B2 (ja) 光ファイバの製造方法
JP2021095297A (ja) 光ファイバの製造方法
WO2023022171A1 (ja) 光ファイバの製造方法
JP2013220972A (ja) 光ファイバの製造方法
CN111689697B (zh) 光纤的制造方法以及光纤的制造装置
JP7013819B2 (ja) 光ファイバ用樹脂塗布装置および光ファイバの製造方法
JP2005314118A (ja) 線引方法及び線引装置
JP5972083B2 (ja) チューブ被覆体の製造方法
KR100318928B1 (ko) 광섬유 코팅 장치
JP2023083734A (ja) 光ファイバの製造方法
KR20050053437A (ko) 광섬유 인출 장치 및 방법
US10359564B2 (en) Method of manufacturing multi-mode optical fiber

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6786995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250