JP7166321B2 - ガスセンサ - Google Patents
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Description
センサ素子と、前記センサ素子が内部を軸方向に貫通する貫通孔を有する金属製の筒状体と、前記貫通孔内に配置され該貫通孔の内周面と前記センサ素子との間に充填された1以上の圧粉体と、気孔率が10%未満であり前記貫通孔内に配置されると共に内部を前記センサ素子が貫通し前記圧粉体を前記軸方向に押圧する中空柱状の1以上の緻密体と、
を備えたガスセンサであって、
前記センサ素子は、
長手方向に沿った両端である前端及び後端と、該長手方向に沿った表面である1以上の側面と、を有する長尺な素子本体と、
前記素子本体の前記前端側に配設された複数の電極を有し、前記被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するための検出部と、
前記1以上の側面のいずれかの前記後端側に1以上配設され、外部と電気的に導通するためのコネクタ電極と、
前記コネクタ電極が配設された前記側面のうち少なくとも前記前端側を被覆し且つ気孔率が10%以上の多孔質層と、
前記多孔質層を前記長手方向に沿って分割するか又は前記多孔質層よりも前記後端側に位置するように前記側面に配設され、前記コネクタ電極よりも前記前端側に位置し、前記長手方向の存在範囲と前記1以上の緻密体の内周面の前記長手方向の存在範囲との連続した重複部分の長さである重複距離Wが0.5mm以上であり、前記側面を被覆し且つ気孔率が10%未満の緻密層と該緻密層に隣接し且つ前記多孔質層が存在しない隙間領域とのうち少なくとも前記緻密層を有し、前記長手方向に沿った水の毛細管現象を抑制する水侵入抑制部と、
を備えている、
ものである。
第1水侵入抑制部91,第2水侵入抑制部94及び外側多孔質層85を備えない点以外は図2~5に示したセンサ素子20と同様のセンサ素子を作製して、実験例1とした。すなわち、実験例1では、第1,第2内側多孔質層83,84が、上側,下側コネクタ電極71,72が配設された領域を除いて、第1,第2面60a,60bを全て被覆するようにした。実験例1のセンサ素子20は以下のように作製した。まず、安定化剤のイットリアを4mol%添加したジルコニア粒子と有機バインダーと有機溶剤とを混合してテープ成形により成形したセラミックスグリーンシートを6枚用意した。各々のグリーンシートには各電極等のパターンを印刷した。また、焼成後に第1内側多孔質層83及び第2内側多孔質層84となる未焼成多孔質層を、スクリーン印刷により形成した。未焼成多孔質層は、原料粉末(アルミナ粉末),バインダー溶液(ポリビニルアセタールとブチルカルビトール),溶媒(アセトン),及び造孔材を混合して調合したスラリーとした。その後、6枚のグリーンシートを積層及び焼成した。これにより、第1,第2内側多孔質層83,84を備えた素子本体60を作製して、実験例1のセンサ素子20とした。素子本体60の寸法は、長さが67.5mm、幅が4.25mm、厚さが1.45mmとした。第1,第2内側多孔質層83,84は、厚さが20μm、気孔率が30%とした。
第1,第2水侵入抑制部91,94を備える点以外は、実験例1と同様のセンサ素子を種々作製して、実験例2~31とした。実験例2~31では、第1,第2緻密層92,95の長さLe及び気孔率、第1,第2隙間領域93,96の長さLg、第1,第2水侵入抑制部91,94の長さLを表1に示すように種々変更した。なお、焼成後に第1,第2緻密層92,95となる未焼成緻密層は、造孔材の添加量を少なくした点以外は、実験例1の未焼成多孔質層と同じスラリーを用いた。また、実験例2~31では、造孔材の添加量を調整することで、第1,第2緻密層92,95の気孔率を調整した。実験例2~31のうち実験例5以外は、第1水侵入抑制部91が第1隙間領域93を備えず、第2水侵入抑制部94も第2隙間領域96を備えない態様とした。実験例2~31のいずれにおいても、第1,第2緻密層92,95の厚さは20μmであった。実験例2~31のいずれにおいても、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端が、素子本体60の前端から26mmの距離に位置するようにした。
実験例1~31のセンサ素子20について、素子本体60の前端側を液体に浸した場合に毛細管現象によって素子本体60の後端側にどの程度液体が浸入するかを試験した。まず、センサ素子20の長手方向が鉛直方向に沿うようにした状態で、センサ素子20の素子本体60の前端(第5面60e)から後端側に向かって20mmの位置(以下、浸漬位置)までの部分を、レッドチェック液に浸した。その状態で20時間放置し、レッドチェック液が浸漬位置よりも後端側にどの程度浸入したかを目視にて測定し、侵入距離とした。この侵入距離は、第1,第2内側多孔質層83,84内を毛細管現象によってレッドチェック液が浸漬位置から素子本体60の後端側にどの程度移動したかを表す値である。20時間経過後の侵入距離が10mm未満であった場合に非常に良好(A)と判定し、10mm以上20mm未満であった場合に良好(B)と判定し、20mm以上であった場合に不良(F)と判定した。レッドチェック液は、栄進化学製のR-3B(NT)プラスを用いた。レッドチェック液は、炭化水素油を40~60wt%,可塑性溶剤を10~20wt%,グリコールエーテルを1~20wt%,非イオン界面活性剤を12~50wt%,アゾ系油溶性赤色染料を1~5wt%含む。レッドチェック液は、20℃での密度が0.86g/cm3であり、水よりも密度が小さい。
実験例1~31のセンサ素子20について、レーザー変位計(キーエンス製,LK-010)を用いてセンサ素子20の厚さ方向(上下方向)の反り量を測定した。実験例1について100本のセンサ素子20を作製して反り量を測定し、反り量が200μm以上であった場合に反りが発生したとみなして、100本のうち反りが発生した本数を数えて反り発生確率を算出した。実験例2~31についても同様に、反り発生確率を算出した。反り発生確率が1%未満(1本も反りが発生しなかった)の場合に非常に良好(A)と判定し、1%以上20%未満の場合に良好(B)と判定し、20%以上の場合に不良(F)と判定した。
図8に示す位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例1Aとした。実験例1Aのガスセンサ10は、第1,第2水侵入抑制部91,94の前後方向の位置を変更した点以外は実験例27と同じセンサ素子20を組み込んで作製した。実験例1Aのガスセンサ10において、碍子44a~44cはいずれもアルミナからなるセラミックスの焼結体とし、碍子44aの軸方向長さを8mm、碍子44bの軸方向長さを10mm、碍子44cの軸方向長さを4.5mmとした。碍子44a~44cの気孔率をSEM画像を用いて導出したところ、1%未満であった。圧粉体45a,45bはタルク粉末を成形したものとした。また、筒状体41内で圧粉体45a,45bに前後から加わる封止荷重が適切となるように、タルク粉末の量を調整した。封止後の圧粉体45aの軸方向長さは6mm、圧粉体45bの軸方向長さは7mmであった。碍子44a~44cと多孔質層80及び水侵入抑制部90との上下方向の離間距離はいずれも100μmであった。図8に示すように、実験例1Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端の位置が、碍子44bの内周面44b1,44b2の前端の位置と同じになっている。第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から29mmの距離に位置している。第1緻密層92及び第2緻密層95は碍子44b,44cと重複しており、連続した重複部分の長さである重複距離Wは、より長い距離に亘って重複している碍子44bとの位置関係に基づいて、10mmとなった。
図9に示す位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例2Aとした。実験例2Aは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前後方向の位置を変更した点以外は実験例17と同じセンサ素子20を組み込んで作製し、それ以外の点は実験例1Aと同様に作製した。実験例2Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から31mmの距離に位置している。図9に示すように、前後方向で第1緻密層92及び第2緻密層95は碍子44bに含まれており重複距離W=5mm(=L=Le)となった。
図10に示す位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例3Aとした。実験例3Aは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前後方向の位置を変更した点以外は実験例17と同じセンサ素子20を組み込んで作製し、それ以外の点は実験例1Aと同様に作製した。実験例3Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から27mmの距離に位置している。図10に示すように、前後方向で第1緻密層92及び第2緻密層95は後端側の一部が碍子44bと重複しており、重複距離W=3mmとなった。
図11に示す位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例4Aとした。実験例4Aは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前後方向の位置を変更した点以外は実験例17と同じセンサ素子20を組み込んで作製し、それ以外の点は実験例1Aと同様に作製した。実験例4Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から24.5mmの距離に位置している。図11に示すように、前後方向で第1緻密層92及び第2緻密層95は後端側の一部が碍子44bと重複しており、重複距離W=0.5mmとなった。
図12に示す位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例5Aとした。実験例5Aは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前後方向の位置を変更し、第1緻密層92及び第2緻密層95の後端側に長さLg=0.2mmの第1隙間領域93及び第2隙間領域96を備える点以外は実験例17のセンサ素子20と同じセンサ素子20を組み込んで作製した。実験例5Aは、それ以外の点は実験例1Aと同様に作製した。実験例5Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から24.5mmの距離に位置している。図12に示すように、前後方向で第1,第2緻密層92,95の一部(長さ0.3mm)と第1,第2隙間領域93,96(長さ0.2mm)とが碍子44bと重複しており、重複距離W=0.5mmとなった。
図11と同様の位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例6Aとした。実験例6Aは、重複距離W=0.3mmとなるように第1緻密層92及び第2緻密層95の位置を0.2mm前方の位置に変更した点以外は実験例4Aと同様に作製した。すなわち、実験例6Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から24.3mmの距離に位置している。
図7に示す位置関係を有するガスセンサ10を上述した製造方法により作製して、実験例7Aとした。実験例7Aは、重複距離W=0mmとなるように第1緻密層92及び第2緻密層95の位置を前方の位置に変更した点以外は実験例4Aと同様に作製した。実験例7Aでは、第1,第2水侵入抑制部91,94の前端は、素子本体60の前端から23.5mmの距離に位置している。
第1水侵入抑制部91及び第2水侵入抑制部94を備えない点以外は実験例1Aと同様にガスセンサ10を作製して、実験例8Aとした。実験例8Aは、実験例1のセンサ素子を組み込んで作製した。重複距離Wは0mmとなった。
実験例1A~8Aのガスセンサ10について、実験例1~31と同様に液体侵入試験を行った。レッドチェック液に浸す際には、ガスセンサ10の長手方向が鉛直方向に沿うようにした状態で、ガスセンサ10について、ガスセンサ10の前端からセンサ素子20の実験例1~31の浸漬位置と同じ位置(素子本体60の前端から20mmの位置)までの部分を、レッドチェック液に浸した。また、レッドチェック液に浸して放置する時間は150時間とし、150時間経過後の侵入距離が15mm未満であった場合に非常に良好(A)と判定し、15mm以上であった場合に不良(F)と判定した。
Claims (10)
- センサ素子と、前記センサ素子が内部を軸方向に貫通する貫通孔を有する金属製の筒状体と、前記貫通孔内に配置され該貫通孔の内周面と前記センサ素子との間に充填された1以上の圧粉体と、気孔率が10%未満であり前記貫通孔内に配置されると共に内部を前記センサ素子が貫通し前記圧粉体を前記軸方向に押圧する中空柱状の1以上の緻密体と、
を備えたガスセンサであって、
前記センサ素子は、
長手方向に沿った両端である前端及び後端と、該長手方向に沿った表面である1以上の側面と、を有する長尺な素子本体と、
前記素子本体の前記前端側に配設された複数の電極を有し、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するための検出部と、
前記1以上の側面のいずれかの前記後端側に1以上配設され、外部と電気的に導通するためのコネクタ電極と、
前記コネクタ電極が配設された前記側面のうち少なくとも前記前端側を被覆し且つ気孔率が10%以上の多孔質層と、
前記多孔質層を前記長手方向に沿って分割するか又は前記多孔質層よりも前記後端側に位置するように前記側面に配設され、前記コネクタ電極よりも前記前端側に位置し、前記長手方向の存在範囲と前記1以上の緻密体の内周面の前記長手方向の存在範囲との連続した重複部分の長さである重複距離Wが0.5mm以上であり、前記側面を被覆し且つ気孔率が10%未満の緻密層と該緻密層に隣接し且つ前記多孔質層が存在しない隙間領域とのうち少なくとも前記緻密層を有し、前記長手方向に沿った水の毛細管現象を抑制する水侵入抑制部と、
前記複数の電極の1つであり前記緻密層が配設された前記側面に配設された外側電極と、
を備え、
前記緻密層は、前記外側電極が配設された側面において、前記外側電極よりも前記後端側に配設され且つ前記外側電極の後端部よりも前記前端側には配設されていない、
ガスセンサ。 - センサ素子と、前記センサ素子が内部を軸方向に貫通する貫通孔を有する金属製の筒状体と、前記貫通孔内に配置され該貫通孔の内周面と前記センサ素子との間に充填された1以上の圧粉体と、気孔率が10%未満であり前記貫通孔内に配置されると共に内部を前記センサ素子が貫通し前記圧粉体を前記軸方向に押圧する中空柱状の1以上の緻密体と、
を備えたガスセンサであって、
前記センサ素子は、
長手方向に沿った両端である前端及び後端と、該長手方向に沿った表面である1以上の側面と、を有する長尺な素子本体と、
前記素子本体の前記前端側に配設された複数の電極を有し、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するための検出部と、
前記1以上の側面のいずれかの前記後端側に1以上配設され、外部と電気的に導通するためのコネクタ電極と、
前記コネクタ電極が配設された前記側面のうち少なくとも前記前端側を被覆し且つ気孔率が10%以上の多孔質層と、
前記多孔質層を前記長手方向に沿って分割するか又は前記多孔質層よりも前記後端側に位置するように前記側面に配設され、前記コネクタ電極よりも前記前端側に位置し、前記長手方向の存在範囲と前記1以上の緻密体の内周面の前記長手方向の存在範囲との連続した重複部分の長さである重複距離Wが0.5mm以上であり、前記側面を被覆し且つ気孔率が10%未満の緻密層と該緻密層に隣接し且つ前記多孔質層が存在しない隙間領域とのうち少なくとも前記緻密層を有し、前記長手方向に沿った水の毛細管現象を抑制する水侵入抑制部と、
前記コネクタ電極が配設された前記側面に配設され、前記複数の電極のいずれかと前記コネクタ電極とを導通する外側リード部と、
を備え、
前記多孔質層は前記外側リード部のうち前記緻密層に被覆されていない部分の少なくとも一部を被覆している、
ガスセンサ。 - センサ素子と、前記センサ素子が内部を軸方向に貫通する貫通孔を有する金属製の筒状体と、前記貫通孔内に配置され該貫通孔の内周面と前記センサ素子との間に充填された1以上の圧粉体と、気孔率が10%未満であり前記貫通孔内に配置されると共に内部を前記センサ素子が貫通し前記圧粉体を前記軸方向に押圧する中空柱状の1以上の緻密体と、
を備えたガスセンサであって、
前記センサ素子は、
長手方向に沿った両端である前端及び後端と、該長手方向に沿った表面である1以上の側面と、を有する長尺な素子本体と、
前記素子本体の前記前端側に配設された複数の電極を有し、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するための検出部と、
前記1以上の側面のいずれかの前記後端側に1以上配設され、外部と電気的に導通するためのコネクタ電極と、
前記コネクタ電極が配設された前記側面のうち少なくとも前記前端側を被覆し且つ気孔率が10%以上の多孔質層と、
前記多孔質層を前記長手方向に沿って分割するか又は前記多孔質層よりも前記後端側に位置するように前記側面に配設され、前記コネクタ電極よりも前記前端側に位置し、前記長手方向の存在範囲と前記1以上の緻密体の内周面の前記長手方向の存在範囲との連続した重複部分の長さである重複距離Wが0.5mm以上であり、前記側面を被覆し且つ気孔率が10%未満の緻密層と該緻密層に隣接し且つ前記多孔質層が存在しない隙間領域とのうち少なくとも前記緻密層を有し、前記長手方向に沿った水の毛細管現象を抑制する水侵入抑制部と、
を備え、
前記緻密層と、前記多孔質層のうち前記緻密層の前記前端側に位置する部分とは、互いに隣接しているか、又は両者の間が離間しており両者の間に前記隙間領域が存在する、
ガスセンサ。 - 前記センサ素子は、前記コネクタ電極が配設された前記側面に配設され前記複数の電極のいずれかと前記コネクタ電極とを導通する外側リード部を備えており、
前記多孔質層は、前記外側リード部の少なくとも一部を被覆している、
請求項1又は3に記載のガスセンサ。 - 前記緻密層は、前記長手方向の長さLeが0.5mm以上である、
請求項1~4のいずれか1項に記載のガスセンサ。 - 前記緻密層は、前記長手方向の長さLeが20mm以下である、
請求項1~5のいずれか1項に記載のガスセンサ。 - 前記隙間領域は、前記長手方向の長さLgが1mm以下である、
請求項1~6のいずれか1項に記載のガスセンサ。 - 前記水侵入抑制部は、前記隙間領域を備えない、
請求項7に記載のガスセンサ。 - 前記水侵入抑制部は、前記多孔質層を前記長手方向に沿って分割するように前記側面に配設されている、
請求項1~8のいずれか1項に記載のガスセンサ。 - 前記素子本体は、直方体形状をしており、前記長手方向に沿った表面である4つの前記側面を有しており、
前記コネクタ電極は、前記4つの側面のうち互いに対向する第1側面及び第2側面にそれぞれ1以上配設されており、
前記多孔質層は、前記第1側面及び前記第2側面をそれぞれ被覆しており、
前記水侵入抑制部は、前記第1側面及び前記第2側面にそれぞれ配設されている、
請求項1~9のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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