JP7153202B2 - 分岐ワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents
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Description
本明細書によって開示される技術は、分岐ワイヤーハーネスの製造方法に関する。
複数の電線の芯線が束ねられて電気的に接続されている分岐ワイヤーハーネスが知られている。この種の分岐ワイヤーハーネスでは、電線の絶縁被覆から芯線が露出している範囲を熱収縮チューブなどの止水被覆で覆うことにより、露出範囲の被水を防いでいる。しかし、電線の本数が多数となった場合や、互いに外径が異なる電線が接続されている場合などにおいては、電線間の隙間や電線と止水被覆との隙間から水が浸入してしまうことが懸念される。この問題を解決するために、隣り合う電線間に止水ブロックを挟む方法(特許文献1参照)、複数の電線のそれぞれに対応する挿通孔を有する防水スペーサを装着する方法(特許文献2参照)、複数の電線のそれぞれに対応する枝筒部を備える止水被覆を使用する方法(特許文献3参照)などが考案されている。
隣り合う電線間に止水ブロックを挟む方法では、接続される電線の本数が多くなった場合に、隣り合う電線間に1つ1つ止水ブロックを挟む作業に手間がかかり、製造工程が煩雑化する。また、部品点数が多くなり、製造コストが増大する。また、挿通孔を有する防水スペーサを装着する方法、枝筒部を備える止水被覆を使用する方法では、接続される電線の本数やサイズが変更された場合に、新たに部材を作成する必要があり、製造工程が煩雑化する。
本明細書によって開示される分岐ワイヤーハーネスの製造方法は、芯線を備える複数の電線の前記芯線を束ねて接続する接続工程と、前記複数の電線に、加熱により軟化または溶融する材料により構成された線材がらせん状に巻かれたばね状止水材を、隣り合う前記電線間に前記線材が入り込むように取り付ける止水材取付工程と、前記ばね状止水材が取り付けられた前記複数の電線を止水被覆で被覆する被覆工程と、加熱により前記ばね状止水材を軟化または溶融させて、前記止水被覆と前記電線との隙間、または隣り合う前記電線同士の隙間を埋める加熱工程と、を含む。
本明細書によって開示される分岐ワイヤーハーネスの製造方法によれば、製造工程の簡素化、および部品点数の削減を図ることができる。
[実施形態の概要]
本明細書によって開示される分岐ワイヤーハーネスの製造方法は、芯線を備える複数の電線の前記芯線を束ねて接続する接続工程と、前記複数の電線に、加熱により軟化または溶融する材料により構成された線材がらせん状に巻かれたばね状止水材を、隣り合う前記電線間に前記線材が入り込むように取り付ける止水材取付工程と、前記ばね状止水材が取り付けられた前記複数の電線を止水被覆で被覆する被覆工程と、加熱により前記ばね状止水材を軟化または溶融させて、前記止水被覆と前記電線との隙間、または隣り合う前記電線同士の隙間を埋める加熱工程と、を含む。
本明細書によって開示される分岐ワイヤーハーネスの製造方法は、芯線を備える複数の電線の前記芯線を束ねて接続する接続工程と、前記複数の電線に、加熱により軟化または溶融する材料により構成された線材がらせん状に巻かれたばね状止水材を、隣り合う前記電線間に前記線材が入り込むように取り付ける止水材取付工程と、前記ばね状止水材が取り付けられた前記複数の電線を止水被覆で被覆する被覆工程と、加熱により前記ばね状止水材を軟化または溶融させて、前記止水被覆と前記電線との隙間、または隣り合う前記電線同士の隙間を埋める加熱工程と、を含む。
上記の構成によれば、電線に取り付けられたばね状止水材が、加熱により軟化または溶融されて流動し、止水被覆と電線との隙間、または隣り合う電線同士の隙間を埋める。これにより、止水被覆と電線との隙間、および隣り合う電線同士の隙間から水が浸入してしまうことが回避される。ここで、ばね状止水材を電線に取り付ける作業は、従来のように、隣り合う電線間に止水ブロックを挟む方法と比較して手間がかからない。また、分岐ワイヤーハーネスに備えられる電線の本数や外径などに合わせて、ばね状止水材を必要な長さだけカットしたり、電線のサイズに合わせて伸縮させたりして取り付けたりすることができる。このため、分岐ワイヤーハーネスに備えられる電線の本数やサイズが変更された場合にも、新たに部材を作成する必要がない。このように、上記の製造方法によれば、製造工程の簡素化、および部品点数の削減を図ることができる。
上記の構成において、前記止水被覆の内周面に接着層が配されており、前記接着層が前記ばね状止水材と同種の材料により構成されていても構わない。
このような構成によれば、加熱により、接着層とばね状止水材とが軟化または溶融されて流動し、一体化して、止水被覆と電線との隙間、または隣り合う電線同士の隙間を埋める。これにより、止水被覆と電線との隙間、および隣り合う電線同士の隙間から水が浸入してしまうことが、確実に回避される。
上記の構成において、前記止水被覆が加熱により収縮する材料により構成されていても構わない。
このような構成によれば、止水被覆の内径を、被覆工程において複数の電線を内部に挿通する作業を容易に行える程度に大きくしておくことができる。そして、加熱工程においては止水被覆が収縮されることにより、止水被覆と電線との隙間、すなわち、ばね状止水材によって埋められるべき空間を小さくすることができる。これにより、電線と止水被覆との隙間から水が浸入してしまうことが、確実に回避される。
[実施形態の詳細]
本明細書によって開示される技術の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本明細書によって開示される技術の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態>
実施形態を、図1から図8を参照しつつ説明する。本実施形態の分岐ワイヤーハーネス1は、図1に示すように、互いに接続された複数の電線10と、止水被覆14と、止水材15とを備えている。
実施形態を、図1から図8を参照しつつ説明する。本実施形態の分岐ワイヤーハーネス1は、図1に示すように、互いに接続された複数の電線10と、止水被覆14と、止水材15とを備えている。
複数の電線10のそれぞれは、図2に示すように、金属素線の複数本を撚り合わせた撚り線によって構成された芯線11と、この芯線11を被覆する合成樹脂製の絶縁被覆12とを備えている。各電線10は、図3に示すように、芯線11が絶縁被覆12によって覆われている被覆部分10Cと、絶縁被覆12が剥き取られて芯線11が露出された露出部分10Eとを有している。露出部分10Eは、電線10の両端間の中間部分に配置されている。
複数の電線10は、図3に示すように、露出部分10Eにおいて露出されている芯線11が束ねられて、この束ねられた部分に圧着端子13が圧着されることによって、電気的に接続されている。圧着端子13は、金属製であって、束ねられた芯線11に巻き付けられるように圧着されている。
止水被覆14は、図1および図2に示すように、筒状であって、防水性を有し、加熱により収縮する材料により構成されている。本実施形態では、止水被覆14は、複数の電線10において、圧着端子13により圧着されている露出部分10Eと、この露出部分10Eに隣接する被覆部分10Cとを、一括して覆っている。止水被覆14の一端部は、露出部分10Eの一端に隣接する被覆部分10Cを覆っており、止水被覆14の他端部は、露出部分10Eの他端に隣接する被覆部分10Cを覆っている。止水被覆14を構成する材料としては、例えば、架橋されたポリオレフィン樹脂などの合成樹脂材料が挙げられる。
止水材15は、図2に示すように、止水被覆14の内側に、止水被覆14と電線10との隙間、および電線10同士の隙間を埋めるように配置されている。この止水材15は、常温では流動性を有さないが、加熱により軟化又は溶融して流動する材料により構成されている。止水材15を構成する材料としては、例えばホットメルト接着剤が挙げられる。
次に、上記のように構成された分岐ワイヤーハーネス1を製造する方法の一例について説明する。
まず、複数の電線10の露出部分10Eにおいて露出されている芯線11が束ねられて、この束ねられた部分が圧着端子13により圧着される(接続工程;図3参照)。これにより、複数の電線10が互いに接続された電線束10Bが得られる。
次に、電線束10Bに、ばね状止水材20が取り付けられる(止水材取付工程;図4参照)。ばね状止水材20は、図4および図5に示すように、線材21がらせん状に巻回されたコイルばね状の部材である。線材21は、常温では流動性を有さないが、加熱により軟化又は溶融して流動する材料により構成されている。本実施形態では、線材21は、ホットメルト接着剤により構成されている。図4に示すように、露出部分10Eの一端(図4の左下端)に隣接する複数の電線10の被覆部分10Cが一列に並んでおり、この部分に、1つのばね状止水材20が取り付けられる。ばね状止水材20は、図5に示すように、隣り合う電線10同士の隙間に線材21が入り込むように取り付けられる。また、露出部分10Eの他端(図4の右上端)に隣接する複数の電線10の被覆部分10Cも、同様に一列に並んでおり、この部分に、他の1つのばね状止水材20が取り付けられる。
このようにばね状止水材20を電線10に取り付ける作業は、従来のように、隣り合う電線間に止水ブロックを挟む方法と比較して手間がかからない。また、電線10の本数や外径などに合わせて、ばね状止水材20を必要な長さだけカットしたり、伸縮させたりして取り付けたりすることができる。このため、分岐ワイヤーハーネス1に備えられる電線10の本数やサイズが変更された場合に、新たに部材を作成する必要がない。さらに、外径の異なる複数の電線10が組み合わせられている場合であっても、各々の電線10の外径に合わせてばね状止水材20を部分的に伸縮させて取り付けることができる。
次に、ばね状止水材20が取り付けられた電線束10Bが、熱収縮チューブ30の内部に挿通される(被覆工程:図6参照)。複数の電線10において、圧着端子13により圧着された露出部分10Eと、この露出部分10Eの一端および他端に隣接し、ばね状止水材20が取り付けられた被覆部分10Cとが、熱収縮チューブ30によって被覆される。熱収縮チューブ30は、図6に示すように、筒状の止水被覆14と、この止水被覆14の内周面に全面にわたって配された接着層31とを備える。止水被覆14は、防水性を有し、加熱により収縮する合成樹脂材料により構成されている。接着層31は、常温では流動性を有さないが、加熱により軟化又は溶融して流動する材料により構成されている。本実施形態では、接着層31は、ばね状止水材20を構成する材料と同種のホットメルト接着剤により構成されている。熱収縮チューブ30は、止水被覆14が加熱収縮される前の状態では、内部に挿通される電線束10Bよりも一回り大きな内径を有しているから、電線束10Bが熱収縮チューブ30の内部に容易に挿通される。
次に、電線束10Bが内部に挿通された状態で、熱収縮チューブ30に加熱処理が施される(加熱工程)。加熱温度は、止水被覆14が収縮し、かつ、接着層31とばね状止水材20とが軟化または溶融する温度である。加熱により、止水被覆14が収縮する(図1参照)。また、接着層31とばね状止水材20とが軟化溶融して流動し、一体化されて止水材15となり、止水被覆14と電線10との隙間、および隣り合う電線10同士の隙間を埋める(図2参照)。これにより、止水被覆14と電線10との隙間、および隣り合う電線10同士の隙間から水が浸入してしまうことが回避される。以上のようにして分岐ワイヤーハーネス1が完成する。
以下には、上記のようなばね状止水材20を製造する方法の一例について説明する。ばね状止水材20の材料は、図7に示すように、ホットメルト接着剤により構成されたチューブ状の基筒40である。まず、この基筒40に対して、互いに平行な2本のらせん状の切れ目41A、41Bが入れられる。次に、図8に示すように、2本の切れ目41A、41Bの間に線状に形成されたらせん部分42が残され、残りの不要部分43が取り外される。残ったらせん部分42が、らせん状止水材15となる。基筒40の内径や外径、2本の切れ目41A、41Bの間隔などは、得ようとするばね状止水材20の内径、外径、線径、ピッチなどに応じて任意に設定できる。
以上のように本実施形態によれば、分岐ワイヤーハーネス1の製造方法は、芯線11を備える複数の電線10の芯線11を束ねて接続する接続工程と、複数の電線10に、加熱により軟化または溶融する材料により構成された線材21がらせん状に巻かれたばね状止水材20を、隣り合う電線10間に線材21が入り込むように取り付ける止水材取付工程と、ばね状止水材20が取り付けられた複数の電線10を止水被覆14で被覆する被覆工程と、加熱によりばね状止水材20を軟化または溶融させて、止水被覆14と電線10との隙間、または隣り合う電線10同士の隙間を埋める加熱工程と、を含む。
上記の構成によれば、電線10に取り付けられたばね状止水材20が、加熱により軟化または溶融されて流動し、止水被覆14と電線10との隙間、または隣り合う電線10同士の隙間を埋める。これにより、止水被覆14と電線10との隙間、および隣り合う電線10同士の隙間から水が浸入してしまうことが回避される。ここで、ばね状止水材20を電線10に取り付ける作業は、従来のように、止水ブロックを用いる方法と比較して手間がかからない。また、分岐ワイヤーハーネス1に備えられる電線10の本数や外径などに合わせて、ばね状止水材20を必要な長さだけカットしたり、伸縮させたりして取り付けることができる。このため、分岐ワイヤーハーネス1に備えられる電線10の本数やサイズが変更された場合にも、新たに部材を作成する必要がない。このように、上記の製造方法によれば、製造工程の簡素化、および部品点数の削減を図ることができる。
また、止水被覆14の内周面に接着層31が配されており、接着層31がばね状止水材20と同種の材料により構成されている。このような構成によれば、加熱により、接着層31とばね状止水材20とが軟化または溶融されて流動し、一体化して、止水被覆14と電線10との隙間、または隣り合う電線10同士の隙間を埋める。これにより、止水被覆14と電線10との隙間、および隣り合う電線10同士の隙間から水が浸入してしまうことが、確実に回避される。
また、止水被覆14が、加熱により収縮する材料により構成されている。このような構成によれば、加熱工程において、止水被覆14が収縮されることにより、止水被覆14と電線10との隙間、すなわち、ばね状止水材20によって埋められるべき空間を小さくすることができる。これにより、電線10と止水被覆14との隙間から水が浸入してしまうことが、確実に回避される。
<変形例1>
止水材取付工程において、図9に示すように、露出部分10Eの一端(図9の左下端)に隣接する複数の電線10の被覆部分10Cに、2つまたはそれ以上のばね状止水材20が取り付けられても構わない。同様に、露出部分10Eの他端(図9の右上端)に隣接する複数の電線10の被覆部分10Cに、2つまたはそれ以上のばね状止水材20が取り付けられても構わない。
止水材取付工程において、図9に示すように、露出部分10Eの一端(図9の左下端)に隣接する複数の電線10の被覆部分10Cに、2つまたはそれ以上のばね状止水材20が取り付けられても構わない。同様に、露出部分10Eの他端(図9の右上端)に隣接する複数の電線10の被覆部分10Cに、2つまたはそれ以上のばね状止水材20が取り付けられても構わない。
<変形例2>
以下には、ばね状止水材20を製造する方法の他の例について説明する。まず、図10に示すように、加熱により軟化する材料により構成された線状の止水素線50が、丸棒状の鉄芯51にらせん状に巻き付けられる。次に、鉄芯51に巻き付けられた状態の止水素線50が加熱される。次いで、加熱後の止水素線50が急冷されることにより、止水素線50の形状がらせん状に固定される。冷却後、鉄芯51が抜き取られることにより、ばね状止水材20が得られる。止水素線50の外径や巻き付けピッチ、鉄芯51の外径等は、得ようとするばね状止水材20の内径、外径、線径、ピッチなどに応じて任意に設定できる。
以下には、ばね状止水材20を製造する方法の他の例について説明する。まず、図10に示すように、加熱により軟化する材料により構成された線状の止水素線50が、丸棒状の鉄芯51にらせん状に巻き付けられる。次に、鉄芯51に巻き付けられた状態の止水素線50が加熱される。次いで、加熱後の止水素線50が急冷されることにより、止水素線50の形状がらせん状に固定される。冷却後、鉄芯51が抜き取られることにより、ばね状止水材20が得られる。止水素線50の外径や巻き付けピッチ、鉄芯51の外径等は、得ようとするばね状止水材20の内径、外径、線径、ピッチなどに応じて任意に設定できる。
<他の実施形態>
(1)上記実施形態では、複数の電線10において、芯線11が絶縁被覆から露出された露出部分10Eが、両端間の中間部分に位置していたが、露出部分が電線の端末に位置していても構わない。また、露出部分10Eが中間部分に位置する電線と、露出部分10Eが端末に位置する電線とが混在していても構わない。
(2)上記実施形態では、熱収縮チューブ30の接着層31が、ばね状止水材20を構成する材料と同種の材料により構成されていたが、接着層が、ばね状止水材とは異なる材料によって構成されていても構わない。
(3)上記実施形態では、熱収縮チューブ30が接着層31を備えていたが、熱収縮チューブが接着層を備えていなくても構わない。
(4)上記実施形態では、露出部分10Eに隣接する複数の電線10の被覆部分10Cが、一列に並んでいたが、被覆部分が2列または3列以上に並んでいても構わない。
(5)上記実施形態では、止水被覆14が加熱により収縮する材料により構成されていたが、止水被覆が加熱により収縮しない材料により構成されていても構わない。
(6)上記実施形態では、熱収縮チューブ30が筒状であったが、被覆工程における電線の被覆方法は上記実施形態の限りではなく、例えば、テープ状の止水被覆が電線に巻き付けられていても構わない。
(7)上記実施形態では、圧着端子13により複数の芯線11が接続されていたが、芯線の接続方法は上記実施形態の限りではなく、例えば、複数の芯線11が超音波溶接や抵抗溶接によって接続されていても構わない。
(1)上記実施形態では、複数の電線10において、芯線11が絶縁被覆から露出された露出部分10Eが、両端間の中間部分に位置していたが、露出部分が電線の端末に位置していても構わない。また、露出部分10Eが中間部分に位置する電線と、露出部分10Eが端末に位置する電線とが混在していても構わない。
(2)上記実施形態では、熱収縮チューブ30の接着層31が、ばね状止水材20を構成する材料と同種の材料により構成されていたが、接着層が、ばね状止水材とは異なる材料によって構成されていても構わない。
(3)上記実施形態では、熱収縮チューブ30が接着層31を備えていたが、熱収縮チューブが接着層を備えていなくても構わない。
(4)上記実施形態では、露出部分10Eに隣接する複数の電線10の被覆部分10Cが、一列に並んでいたが、被覆部分が2列または3列以上に並んでいても構わない。
(5)上記実施形態では、止水被覆14が加熱により収縮する材料により構成されていたが、止水被覆が加熱により収縮しない材料により構成されていても構わない。
(6)上記実施形態では、熱収縮チューブ30が筒状であったが、被覆工程における電線の被覆方法は上記実施形態の限りではなく、例えば、テープ状の止水被覆が電線に巻き付けられていても構わない。
(7)上記実施形態では、圧着端子13により複数の芯線11が接続されていたが、芯線の接続方法は上記実施形態の限りではなく、例えば、複数の芯線11が超音波溶接や抵抗溶接によって接続されていても構わない。
10…電線
10B…電線束
10C…被覆部分
10E…露出部分
11…芯線
12…絶縁被覆
13…圧着端子
14…止水被覆
15…止水材
20…ばね状止水材
21…線材
30…熱収縮チューブ
31…接着層
40…基筒
41A、41B…切れ目
42…らせん部分
43…残りの不要部分
50…止水素線
51…鉄芯
10B…電線束
10C…被覆部分
10E…露出部分
11…芯線
12…絶縁被覆
13…圧着端子
14…止水被覆
15…止水材
20…ばね状止水材
21…線材
30…熱収縮チューブ
31…接着層
40…基筒
41A、41B…切れ目
42…らせん部分
43…残りの不要部分
50…止水素線
51…鉄芯
Claims (3)
- 芯線を備える複数の電線の前記芯線を束ねて接続する接続工程と、
前記複数の電線に、加熱により軟化または溶融する材料により構成された線材がらせん状に巻かれたばね状止水材を、隣り合う前記電線間に前記線材が入り込むように取り付ける止水材取付工程と、
前記ばね状止水材が取り付けられた前記複数の電線を止水被覆で被覆する被覆工程と、
加熱により前記ばね状止水材を軟化または溶融させて、前記止水被覆と前記電線との隙間、または隣り合う前記電線同士の隙間を埋める加熱工程と、を含む、分岐ワイヤーハーネスの製造方法。 - 前記止水被覆の内周面に接着層が配されており、
前記接着層が前記ばね状止水材と同種の材料により構成されている、請求項1に記載の分岐ワイヤーハーネスの製造方法。 - 前記止水被覆が加熱により収縮する材料により構成されている、請求項1または請求項2に記載の分岐ワイヤーハーネスの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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